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Morris.日乘2014年1月 


Morris.の日記です。読書控え、宴会、散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。


 

今月の標語

内緒では触れない


【2013年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月  2月 1月

2014/01/31(金)●旧正月うどん●

5時半起床。
今朝の血圧は175/77/67。
浅海くん、奥井さんと3人で、高松市の香港向け船便ピックアップ現場。
今日は旧暦1月1日、旧正月である。明石大橋から水平線の上に昇る朝日が見えたが、これは初日の出と言えなくもないだろう。
作業は12時半終了。
昼食jは、今日の目的である(^_^;)さぬきうどん。うどん屋はやまほどあるのだが、トラック停車できる店となるとなかなか無くて、電柱の看板たよりにとどりついた「中西うどん」。セルフの店としては結構大きく、タレントや有名人の色紙も数多く貼られていたが、どうも、Morris.のイメージする「さぬきうどん」の店ちょっと違う。冷たいかけうどん二玉とげそ天で440円。麺は何とかぎりぎり合格といったところか。物足りないと思っていたら、帰りの津田松原SAに、セルフのうどん屋があったので、ここで釜揚げうどん(350円)追加。うーーん、さっきの中西うどんよりはましだったが、やっぱり大満足とまでは行かなかった。
最近は丸亀製麺チェーンが、関西にも増加したので、それなりのうどんがいつでも食べられるようになってるから、せっかく本場まで来たからには、もうちょっと納得のうどんにありつきたかったなあ。
4時半倉庫着。荷降ろしして、帰りは水道筋マルハチで買い物して5時半帰宅。
韓国TVで旧正特集の面白い番組でもやってないかとチェックしたが、大して面白そうなものもない。ただ、今日の朝SBSで「挑戦千曲旧正特集」をやってたらしい。明後日日曜日の番組表見たらその時間はサッカー中継になってる(>_<)
今日の歩数は2048歩。


明石大橋 

旧正初日の出? 

大鳴門橋 

突出山 

中西うどん 

60点 

小豆島 

70点(^_^;) 

ちょっと心残り 
2014/01/30(木)●雨籠り●

8時半起床。
今朝の血圧は186/98/81。
昨夜の深酒(帰宅してからしっかり飲んでしまった)のせいで、ちょっぴり宿酔。朝から雨降ってるので、今日は門外不出。
午前中はベッドで読書。
11時に起きだして「オジャリョンが行く」17話見てから、昨日の日記編集。やたらデジカメ画像が多くてアップしたら3時過ぎ。
BGM代わりにTVの国会中継流してたのがいけなかったのかもしれない。安部総理はほとんど原稿棒読み、質問者もそれを見越してか、通り一遍な質問に終始してるようだった。
夕方まで、韓国語おさらいとミニギター。
昨日のニュースで料理研究家小林カツ代の訃報が伝えられた。2005年にクモ膜下出血で寝たきりだったらしい。亡くなったのは23日、享年七十六。ネットで確認したら、息子のケンタロウが2012年末にバイク事故で意識不明の重体になり、最近リハビリに努めていたが、母のカツ代には知らせてなかったとか。そういえば、このところケンタロウもテレビで見ないと思ってた。
小林カツ代といえば「自給自足」という料理本のことを思い出す。自サイト検索したら、2000年に読んでた。自己流というか家庭料理に徹したその姿勢と、大阪のおばちゃん的なストレートな物言いも好きだったなあ。合掌
明日は高松の現場らしい。本場のさぬきうどん食べられるかな。
今日の歩数は0歩。

【我、拗ね者として生涯を閉ず】本田靖春 ★★★ 2005/02/21 講談社。
本田は1933(昭和8)朝鮮・京城生れ、早大新聞学科卒業後読売新聞入社、「黄色い血追放キャンペーン。71年退社後フリーとして活躍。本書は2000年4月から『現代』に連載されたもので、途中何度も中断しながら2005年12月死亡のため未完となり、遺作となった。

・世にグルメと称する人は、少なからずいる。食は文化なり、というのは、いちおう心得ているつもりだが、食べ物について喋々する人を、私は好きになれない。
自分が体験したセックスについて、微に入り細をうがって語る男が昔はいた。セックスは秘めやかにするものであって、事後に明けっぴろげに語るものではない。食もそういうものではないか、というのが私の考えである。隠れて食え、とはいわないが、あまり語らないでほしい。


永六輔が、これに似たようなことを書いていたな。Morris.は結構食べ物のことを書くことが多かったりするのだが、最近はちょっと減ってきてるような気もする。これは緊縮財政のせいでもあるのだけど(^_^;) 文章練習のためには食い物の話題は結構役に立つと思う。

・「豊かさ」が諸悪の根源、といったのではあまりにも言葉が過ぎるが、「豊かさ」を追い求めるあまり日本人は欲呆けしてしまった、とはいえるであろう。そして、暖衣飽食は社会の精神性を失わせていったのである。
保守化、そのあとを受けた政治的無関心は、この国の将来を危うくしている。
共産党を除く政党の「オール保守化」の産物である自・自・公連立政権の下で、憲法改正を視野に入れた憲法調査会が両院に発足したというのに、愚民たちはまったくの無反応である。いってみても詮方ないとは思うが、しかし、いわざるを得ない。お仲間たちよ、日本国憲法の」前文をしっかり読んでみなさい、と。


一般民衆を「愚民たち」と呼ぶあたり、本田なりの「エリート意識」の表れでもある。今の政局を見たら、苦言が、この倍くらい出てくるだろうなあ。

・いまの日本人は貧乏を忘れている。だから、私以上に貧乏がわからない。そんなことで地球に満ち溢れている弱者の立場がわかるはずがない。
ということは、平和とか環境とかいった人類の大きな課題に無関心でいる、ということである。
景気回復のために、消費拡大が叫ばれている。経済学的にはそうなのであろうが、人間にはモノより大切なものがありはしないか。もうモノは卒業しなければならない。でないと、自分たちはそれと気づかないまま、日本人の傲慢が世界を押し渡るであろう。


本田は身体の病気以外に前妻の理不尽な借金にも相当悩まされたとのこと。
貧乏がわからないかと問われれば、ちょっと困ってしまう。過去にもかなり貧しい時代があったような気がするし、現状もある意味貧しさの中にいるのだろうが、独り身の場合、貧しくあっても「貧困」ではないのだろう。以前読んだ本にあった、「絶対的貧困」と「相対的貧困」の差みたいなものか。

・光陰矢のごとし、というが、若い日はなかなか過ぎてくれない。ある人のいわく、一年が経つスピードは、年齢分の一なのだそうである。
「本田さん、人間にとっての歳月は、年齢分の一になるんだそうですね。一歳のときを一にすると、五十歳では五十分の一といったように」(文藝春秋社の田中健五が)
その話を聞かされて以降、私は何度このことばを思い返したか知れない。そして、いま、七十分の一になった一年を、定義通り懸命に生きている。


これはMorris.の持論(と思い込んでいた)と、ほとんど瓜二つの考え方である。ということは、あれはMorris.の自前ではなく、とっくに他の人が思ってたことだったらしい。

・歌舞伎町の名のおこりは、地元に戦前から住む人が、復興のため客足を呼び寄せる目玉として、歌舞伎のコヤを建てることを思いついたところにある。それをアピールするために、町名を歌舞伎町と改めたが、紆余曲折があって新しい歌舞伎座は実現せず、代わりにコマ劇場ができたという。

これは単なる小ネタ。

・脱工業化社会にあっては、物が大量につくられるようになるから、国民がみな勤勉に働くと、洪水のように物が溢れ出す。それでは困るので、少数が働き、大多数は放水路を流れる水のように、漫然と日を送っていれば済む。正確ではないかも知れないが、大要、右のような説であった。なるほど、学者さんはうまいことをおっしゃるものだなあ、と感心したのを憶えている。
脱工業化社会は、すなわち消費社会である。たしかに、学校を出たにもかかわらず、定職にはつかないで、勝手気ままにぶらぶらしている若者たちが、年々増えている。
そんなんでよくメシが食えるな、と思うのだが、世界有数の消費社会が築き上げられているわが国では、汗を流さなくても、そのおこぼれで充分に生きていけるのである。「朝は朝星、夜は夜星」と、寝る時間を削って日本人が働いたのは、それこそ昔話である。勤勉性は日本人の美質と称えられたりしたが、そうしないと食べていけないから否も応もなくそうしただけであって、楽して食べられれば、だれだって汗はかきたくないのである。
勤勉さと裏表の、いわゆる生真面目さも、かなりの程度、怪しくなってきている。貧苦の体験がないので、他人に対する思い遣りを持ち合わせていない。

これはMorris.には兎の逆立ち的言辞だった。(耳が痛い)

・だいぶ以前に糸井重里氏は「おいしい生活」というコピーを書いて、大評判をとった。
私などの世代では、「おいしい仕事」とか「おいしい役目」とかいった場合に使われる「おいしい」は、ちょっと物欲しげで卑しい語感がするが、いまはそうでもないらしい。さすが糸井氏だけあって、世の中の流れを的確に捉えている、と感服させられたのが「おいしい生活」であった。
ああ、そうなんだ。いまの人たちが目指しているのはこれなんだ――と独りでうなずいたものである。
全共闘世代にも頑張っている人はいる。真っ先に挙げられるのが、『噂の真相』の岡留安則氏である。身辺に迫る危険は多々あったであろうに、この雑誌の刊行を続けてきた氏の信念と勇気には、頭が下がる。この場を借りて、心からの敬意を表しておきたい。
『噂の真相』は予定通り、あと四号で休刊するらしいが、この雑誌が消えたあとの寂寥感を思うとき、再考をぜひお願いしたい。あなたの雑誌こそ、なくてはならない存在なのである。いよいよ、世の中の景色がわるくなったいま、刊行の継続をしていただけないであろうか(2004年4月号をもって『噂の真相』は休刊)。


糸井重里一世一代の名コピーも本田に言わせると、いいとこ取りの功利的欲望の体現ということになる。確かにその通りだと思ってしまった。子供の頃に読んだ「二十一の気球」(1947ウィリアム・ベン・デュボア)に出てくる「うまいもの政府」というのが、その原型だったのかもしれない。
「噂の真相」の休刊に病床から愛惜の情を述べるくだりは、胸が詰まる思いがした。

・2001年夏、糖尿病がもたらす手足の壊疽は、前年12月の右足切断からわずか半年で左足をも襲った。
右足切断、大腸ガンの他にも肝ガン、右眼失明、更に心筋梗塞、脳梗塞の発作は数知れず……
「私は肺ガンを抱えている。これは取材で何回も血を売りに行ったのが原因であろう」
本田さんが肺ガンを病んだのはまさに「労災」である。
2004年の春頃から、体調はさらに悪化、大腸ガンの再発とおぼしき兆候もあらわれた。10月には右手指4本を壊疽が襲い、モルヒネを大量投与して激痛に耐える日々が続いた。そして、12月2日夕方、容態が急変する。
夫人の決断から約22時間後の12月4日午後2時49分自発呼吸が止まり心停止。苦しむことなく本田さんは逝った。死に顔には笑みが浮かんでいた。(編集補記 渡瀬昌彦)


「拗ね者」あるいはひねくれ者として、生きるのは、心身ともにかなりしんどいものであることは間違いないだろう。満身創痍になりながらも、これを貫き、遺作のタイトルに刻み込んだというだけでも、なかなかに凄いジャーナリストだったと思える。

2014/01/29(水)●熊内から布引あたり●

7時起床。
今朝の血圧は177/93/67。
11時過ぎ部屋を出て、一階の古本屋の看板猫ぶんちゃんに挨拶してから大日商店街-宮本八幡神社でMorris.@Catographerモード。
旧南蛮美術館の前を通ったので、久しぶりにひやかしてみる。収蔵物は全て元町の博物館に移されているが、現在は「神戸市文書館」という名で、一階の閲覧室は公開されている。地震前に発刊された「神戸の100年」写真集を閲覧。1938(昭和115年)の大水害、45年の神戸空襲の二つが大きくとりあげられているが、発刊数年後の神戸地震を思い起こした。
また、ここには、神戸で発行された英文紙や日本の新聞のコピーが公開されている。特に「神戸又新日報」という日刊紙は、明治14年から昭和14年まで発行された神戸有数の新聞だったらしい。これはなかなか興味深かった。
そのあと無作為に坂道登って行ったら、布引中学校、そして以前紅葉が綺麗だった雷声寺に出た。この寺の裏の急勾配をよじ登って行ったら、旧摩耶道に出た。そのまま登っていくことも考えたが、今日は、布引の滝から新神戸駅に降りて行くことにした。
神戸第一高校の側から滝方面にむかうことにしたが、途中に「徳光院」という大きな禅寺があったので、覗いてみる。
道を隔てた墓所には、立派な十三塔や、院主の墓などがあり、石門や灯籠には、ちょっと珍しい蝶と桐を組み合わせた家紋(寺紋?)が浮き彫りされていた。
境内にある多宝塔は、重要文化財指定されているらしい。立て札によると、室町時代創建で、もともと垂水区名谷の寺にあったものを、明治時代に川崎邸(現新神戸駅)に移し、昭和13年に菩提寺であるこの寺に移されたものとか。境内の青銅観音像戒壇の両脇に朝鮮石人像があったのにはちょっと驚いた。これも川崎邸にあったものだろう。
山門付近は猫密度が高く、またまたMorris.@Catographerーモード(^_^;)
途中大きな猫が、と思ったら、猪の母子だった(@_@)
また隣は金網で囲われていて、以前は大邸宅だったようだ。大きな石の台や、ギリシャ石柱デザインの遺構が伺えた。
布引の滝に来るのは15年ぶりくらいだろうか。前に来た時はほとんど水が無くて、期待はずれだったが、今日は勢い良く水が落ちている。時間を決めて布引ダムから放流しているらしい。滝壺前では、日本人と欧米人の二人が三脚立てて撮影してた。
そのまま川に沿って途中雌滝と取水堰堤、砂子橋など見ながら、新神戸駅へ。
ちょっと疲れたので三宮図書館で一休み。
夜は久しぶりにメトロ神戸にある大谷夫妻の「昭和や」に立ち寄る。えらく混み合っている。何とかカウンターに座って、日本酒、お好み焼き、焼鳥などいただく。前に寄った時はガラガラだったので、大丈夫かいな、と思ってたのだが、これなら大丈夫だろう。9時前に店を出て、9時半帰宅。
今日の歩数は11603歩。



今日のぶんちゃん 

宮本通八幡神社の白雉 

別の白雉 

浮彫地蔵尊 

道祖神 

早咲梅 

大日商店街の「割塚温泉 

しばらく休業 

こちらは閉院 

雛菊 

旧南蛮美術館 

帆船窓飾 

海神のモザイク 

布引中学校 

権現堂の白黒 

雷声寺からの展望 

雷声寺 

不動明王 

坂道のトラ 

徳光院墓所 

十三塔 

重文多宝塔 

観音像の両脇に朝鮮石像 

文官である 

羅漢さんもあちこちに 

陶器製?観音像 

白雉 

猪ぢゃーっ

山門の雉 

別の雉 

白雉 

山門をバックに 

邸宅の跡らしい 

同じく 

布引の滝(雄滝) 

歌碑ば多い 

撮影者も多そう 

上から見下ろす 

ちょっと恐い 

夕陽に染まる高層ビル 

布引の滝(雌滝)と取水堰堤 

いさご橋 

三宮の路中アート 

メトロ神戸「昭和や」大谷店長 

貞子店主 
2014/01/28(火)●長田の夜の猫●

8時起床。
今朝の血圧は168/74/81。
午前中は韓国ドラマ「オジャリョンが行く」の録画を流しながら、見覚えある部分は流し見して、何とか昨日の回までたどり着いた。で、11時からの15話である。ATグループという食品財閥の二人娘(オヨンソは妹ナコンジュ役)の結婚を中心にした物語で、全64話だからまだ1/4だが、すでに2つ前の回で父は交通事故死、姉の婚約者はアメリカで別の韓国女性を身ごもらせてたりする。昨日の回では結婚式、当日に件の女性は出産、どうなることやらであるが、まあ考えない方がことにしよう。
午後はミニギターでリハビリ(^_^;)して3時に部屋を出てJRで新長田。図書館に寄ってから、高取山にでも登ろうかと思ってたのだが、図書館で、映画「空気人形」の原作漫画(業田良家)などがあって、これを読んだり、韓国書籍冷やかしてたりしてたら6時過ぎてしまった(>_<)ので、諦めて、鉄人広場に回る。広場の南側に数匹の猫が出入りしてたので、時ならぬMorris.@Catographerモード。かなり暗いので、杭の上に豆袋置いてデジカメ固定して撮影するも、スローシャッターのため、被写体ブレでなかなかうまく撮れない。それでも何枚か写して切り上げ。
アスタ地下のスーパー「ブケット」でインスタント珈琲や鯖など買って7時半帰宅。
今日の歩数は1852歩。


長田シューズプラザ 

新長田高架下 

鉄人広場 

鉄人街頭 

長田夜猫 #1 

#2 

#3 

#4 

長田地アイドル? 
2014/01/27(月)●攻撃的平和主義●

8時起床。
今朝の血圧は196/94/66。
午前中はサンテレビの韓国ドラマ「オジャリョンが行く」を1話から見直す。もともとシャドウィングのために見ようとして、ずっと録画はしていたが、最初のストーリー展開があんまりだったので見たり見なかったりだったのだ。最初はいまいちと思ってたヒロインコンジュを演じるオヨンソにだんだん情が移って(^_^;) しまったようだ。
午後は2時間ほどミニギター。左手は完治してないのだけど、ギター弾いても大丈夫というか、リハビリになってる、ということにしておこう。
3時過ぎに部屋出て、王子動物園。図書室で山と渓谷社の「魚の日本史」「鳥の日本史」などのヴィジュアルムック拾い読み。写真絵葉書3枚だけ書く。
そのまま水道筋に回り市場の魚屋で海鼠、シシャモなど買って5時半帰宅。
安部総理はインドの軍事パレードに主賓として出席(>_<) 「積極的平和主義」をしきりに強調するが、Morris.には「攻撃的平和主義」と聞こえてしまう。
KBS歌謡舞台1358回の今日は1月のリクエスト特集。
1) 내 나이가 어때서年がどうだと/오승근オスングン
2) 찔레꽃野茨/최진희チェジニ
3) 기적 소리만汽笛の音だけが/김상배キムサンベ
4) 삼천포 아가씨三千浦娘/윤수현ユンスヒョン
5) 유리벽 사랑硝子壁の愛/박진도パクチンド
6) 바다가 육지라면海が陸地なら+백세 시대百世時代/이자연イジャヨン
7) 강촌에 살고 싶네江村で暮したい+너무 예뻐すごく可愛い/박상철パクサンチョル
8) 여자의 일생女の一生+반달 손톱晦日月/문희옥ムンヒオク
9) 향기 품은 군사 우편香り立つ軍事郵便+청춘아青春よ/현숙ヒョンスク
10) 비 내리는 호남선雨降る湖南線+천년화千年花/최석준チェソクチュン
11) 노란 셔츠의 사나이黄色いシャツの男/우연이ウヨニ
12) 정 하나 준 것이一つ情けを/현당ヒョンダン
13) 그 겨울의 찻집冬の茶店/왕소연ワンソヨン
14) 애수哀愁/진시몬チンシモン
15) 고향무정故郷無情/이우서イウソ
16) 비 내리는 고모령雨降る顧母嶺+터미널ターミナル/윤수일ユンスイル

好きな歌や歌手が少なくて、ちょっと平凡なラインナップ。出演者の内6人が二曲ずつメドレーで歌うというのがちょっと新機軸。今年は1月31日が旧暦の正月だけど、来週の歌謡舞台は特集やらないのかな。
今日の歩数は2061歩。


今日のTwin煙突 

今日のまぬう 雌 

今日のまぬう 雄 

今日のヴィジュアル読書 

新橋鯖稲荷の絵馬 可愛い(^_^) 

今日の肴は海鼠 
2014/01/26(日)●金の繭●

7時起床。
今朝の血圧は189/75/81。
SBSの「挑戦千曲」、先週の続きで、当然チャンユンジョンの司会もそのまま。ただ、衣装替えしてて、パンツの上に白いワンピースだったが、いかにもマタニティ風で、心なしかお腹も膨らんでる気がした。これまでになかった「チャン・ユンジャンを負かそう」というコーナーがあって、彼女がいろいろな歌を出場者と交互に歌っていくゲームだがこれは結構楽しめた。今年から出演しないと思ってたチャンユンジョンが、録画とはいいながら、1月いっぱい司会を続けてくれたことに感謝したい。
そのあと韓国MBCTVで、韓国-コスタリカのサッカー中継やってたのでついついこれも見てしまった。アメリカのでのゲームらしいが、前半に先制ゴールした韓国が1-0で勝利。サッカーなら言葉わからなくても大丈夫だが、解説者が、しきりに「パスミス」を指摘するのが印象的だった。日本での中継では、あまり露骨にミスの指摘はしないものね。後半コスタリカのプレイが粗くなってレッドカード2枚出てしまった。
KBS「全国ノレチャラン」は忠清北道永同郡篇。ワインを研究している女子大生が「パミミョンパムマダ夜は夜毎に」歌って優勝。
先日届いたに広島のふくはらさんからの手紙に、金色の繭が同封されていた。友だちからもらったとのことだが、文面に「アジア産のものらしいんですが、元々こんな色だとしたらすごいけど……」と書いてあったので、加工品かと思ってたのだが、今日ネットで調べたら、インドネシア産で、本当に金色の繭を作る蛾がいることがわかった。ヤママユガ科のクリキュラ(現地名ドンドン)という蛾らしい。動物や植物で金色というと、金魚や錦鯉の一種、孔雀の羽の一部、黄金虫、葉虫、サボテンの一種などが思い浮かぶが、「繭」となると、即「金の糸」が取れて、これで金の布が出来上がるのではないかと思う。実際にインドネシアの王室御用達として使われてもいたらしいが、量産は難しいようだ。
3時過ぎに部屋を出て、JR灘駅南の旧貨物線跡の散歩道通って三宮図書館へ。雨上がりで気温が下がり、風も強くてちょっと寒かったが、明日はさらに冷え込むらしい。
ダイエーで安い缶チューハイかって、大安亭に寄って6時帰宅。相撲の千秋楽をiPhoneラジオで聴きながら帰ってきたのだが、一敗の鶴龍が白鵬を破り、決定戦。結局白鵬が勝って、28回目の優勝。
今日の歩数は4860歩。


今朝のチャンユンジョン 

衣装がマタニティっぽい 

金の繭 
2014/01/25(土)●知立あたり●

4時半起床。
今朝の血圧は180/82/77。
摩耶総倉庫5時半出発、矢谷くん、奥井さんと知立市のアメリカ向け船便ピックアップ。名古屋から二人来て、計5人がかりで午後3時作業終了。
現場付近は本当に何も無いところだったので、昼は名古屋のハイエースで「真味」という台湾食堂で、ラーメン+天津飯セット(700円)。値段の割に量は多かったが味はいまいちだった。
左手の調子が、気がかりだったが、特に問題はないようだ。中指後ろに反らすとちょっと痛いが、握りこぶしで力入れても大丈夫になった。
5時半倉庫着。荷降ろし、バン詰めして、7時帰宅。
民放BSジャパンで寅さんシリーズの15作目「寅次郎 相合傘」(75年9やってたので、見る。これはリリー(浅丘ルリ子)2回めの登場作で、シリーズ中一、ニを争う人気作品らしい。これはMorris.も前に見たような気がしてたのだが、初見だった。いやあ、これは素晴らしかった。BSジャパンでは「土曜は寅さん」とと銘打って、全48作を順次放映しているらしい。再来週の17作「寅次郎 夕焼け小焼け」(太地喜和子出演)は見逃せない。
今日の歩数は2055歩。


知立市新林町茶野 

夜のコンテナ船 

同じく 
2014/01/24(金)●懐古アルバム鑑賞●

8時起床。
今朝の血圧は165/72/89。
朝の3点セット。
今日は良い天気で、春のような暖かさ(と、天気予報が言ってた)。昼前に部屋を出て、動物園は素通りして六甲山方面に坂を上がっていった。確かに暖かい。軽く山歩きで学校林道というコースに入ったのだが、30分も行かないところでギブアップ(>_<) このところちょっとぐうたらしてたので息が上がったのと、飲料水持って来なかったのが敗因かも、あっさり引き返して2時帰宅。
一昨日イジュノさんからプレゼントされた、韓国懐メロ作家3人の選集アルバムを聴きながら、ジャケット見開きのCD紹介文を和訳してみた。この頃は横着して、ネット上のハングル文はコピペして、フリーの翻訳ソフトで、ほぼ大意をつかむ事が多かったのだが、こちらは印刷物なので、辞書引きながら訳出した。まあハングルタイプして、翻訳ソフトにかけるという手もあるのだろうが、それでは時間かかりすぎそうなのでパス。途中意訳したところもあるが、おおまかなところはわかるだろう。

生誕100周年記念韓国歌謡の先覚者三人選集刊行に際して
懐かしの歌謡愛好団体「有情千里」会長 イドンスン

韓国懐メロ復刻アルバム歌謡はその国の大衆が咲かせる文化の花だ。歌謡を見ればその国の大衆の状態や健康度を十分にうかがうことができる。20世紀初頭に始まる我が民族の歌謡が、よしんば日本帝国主義資本によって導入されたレコード文化だったにしろ、それを介して、民謡、俗謡などの伝統的民族音楽の流れを受け継いだ民族特有の大衆歌謡を形成してきた。日帝の悪業的同化政策のためかなり組織的に圧力をかけられたりもしたが、当時の大衆歌謡製作者は、これに屈服することなく、民族の長所、民族的感受性、民族的生きかたの原理を汲み取る主体的活動に深い関心を持ち努力して、相応の成果をあげた。
多くの大衆文化人たちがこれに参与した。チョミョンアム、ソンモギン、パクシチュンはその代表的な先覚者たちである。
チョミョンアム(趙鳴岩、本名 チョヨンチュル、別名 キムダイン(オーケーレコード、K.B.C.レコードのキムダイン名義のみ該当)・ナムリョソン・ハムキョンジン、1913-1993)は韓国近代大衆音楽史において最も積極的活動を繰り広げた専門家だった。詩作品、戯曲作品の創作活動と同時に歌謡作詞家としての活動も兼ねる忙しい生涯だった。朝鮮歌謡草創期のかなりのヒット曲はほぼチョミョンアム作品である。
ソンモギン(孫牧人、本名 ソンドクリョン、別名 ヤンサンポ、1913-1999)は「他郷暮らし」「木浦の涙」など、民族の心に永遠に刻み込まれる贈り物を残してくれた輝かしい作曲家である。
パクシチュン(朴是春、本名 パクスンドン、別名 カンナムミン 1913-1996)は「哀愁の小夜曲」「泣いて別れた釜山港」等、傷を受けた民衆の心に温かい慰めを与えた最高の作曲家である。
創立以降、イエリス、ナムインス、イブプン等、様々の大衆音楽人の代表作品を全集や選集として刊行してきた懐かしの歌謡愛好団体「有情千里」では、今年誕生100周年を迎える上記三名の作品を厳選して、2枚のCDとして刊行し、みなさまにお届けすることとなった。懐かしの歌謡原曲の原音をそのまま聴くことが難しい時代にあって、このCDで当時の雰囲気のままに鑑賞しながら、「有情千里」の尊い活動意義を正しく理解いただき、激励と声援を賜らんことを切に望みたい。 2013年12月。


この「有情千里」という愛好団体は会員(百数十名)の会費で、こういった復刻CDを精力的に制作してるとのこと。今回の来日で、名古屋の朴燦鎬さん所蔵のSPレコードのかなりの枚数を韓国に持ち帰るとのことだったので、また、それを利用した復刻アルバムが制作されるのではないかと思う。
この2枚組アルバム上記にある通り、作詞家チョミンアムと、作曲家パクシチュン、ソンモギンの作品を集めている。CD1はパクシチュン、CD2.はソンモギン作品と分けられていて、両方に収録されてる大半がチョミンアム作詞である。Morris.は韓国の作曲家の中でパクシチュンが一番好きである。そのくせ20曲の内知ってる曲はおしまいの「コヒャンチョ 故郷草」だけだった(>_<)いや一曲だけ英語歌詞の曲「East of Make Believe」は聞き覚えのあるメロディだった。おお、これはヒョンインの「コヒャンマルリ 故郷万里」ではないか。
ソンモギン曲の中では「百万ウォンもらったら」というコミックソングが日本の「もしも月給があがったら」とよく似ている。これはたしか以前日韓歌謡架橋で話題になった記憶があったので、確かめに行ったのだが見当たらなかった。また「ピョンバンヤゴク 辺境夜曲」という曲では日本語の台詞が入っていた。これもたしか朴燦鎬さんのところで聴かせてもらったような気がする。クレジットに台詞は三浦光子と書いてある。ネットで調べたら同時代の女優のようだ。それやこれや、いろいろ興味の尽きないアルバムである。もう少し楽しませてもらおう。
夜は観月ありさドラマ「夜の先生」見る。
明日は久しぶりの仕事(4時半起き(>_<))なので早めに寝なくては。
今日の歩数は2856歩。

【父-その死】幸田文 ★★★☆ 2004/08/25 新潮社。
「父-その死」(1949/12中央公論)、「こんなこと」(1950/08 創元社)を合わせて一冊にしたもの。
父、幸田露伴は1947年7月に八十歳で亡くなっている。
「こんなこと」の冒頭に置かれている「あとみよそわか」を読み返したくなったのだ。
文が露伴に掃除の稽古を受けたのは女学校一年の夏休み(文十四歳)から十八歳くらいまでらしい。その徹底した指導ぶりには、言葉を無くす。はたきのかけかた一つでも以下のとおり。

ばたばたとはじめると、待ったとやられた。「はたきの房を短くしたのは何の為だ、軽いのは何の為だ。第一おまえの目はどこを見ている。埃はどこにある、はたきのどこが障子のどこへあたるのだ。それにあの音は何だ。学校には音楽の時間があるだろう、いい声で唄うばかりが能じゃない、いやな音を無くすことも大事なのだ。あんなにばたばたやって見ろ、意地の悪い姑さんなら敵討がはじまったよって駆け出すかも知れない。はたきをかけるのに広告はいらない。物事は何でもいつの間にこのしごとができたかというように際立たないのがいい。」ことばは機嫌をとるような優しさと、毬のような痛さをまぜて、父の口を飛び出してくる。

こんな父がいたら、たまらんなあ、しかし、これにめげない娘も娘である。さらに障子の張替えともなると、道具だけで目が回る(@_@)

経師は座敷仕事で袴を穿いてやれるしごとだから、障子紙を剥がすのに湯殿へ持ち込んだり井戸端へ持って行くなどはけしからん不行儀千万だ、まして雨だたきにあわせる、池へぶち込むなどは以っての外、言語道断というわけである。「袴を穿いてるくらいだから足袋もよごすことは無い、襷も十文字に取るほどのことはいらない、手拭取って片襷で十分だ」と云う。例の通り先ず第一に道具を調べる。裁物板(たちものいた)、裁物包丁、小刀、砥石、定規、生麩、糊箱、糊刷毛、たたき刷毛、箆、障子紙、屑籠、布巾、が張るためにいる品である。紙を剥がすためには蓙(ござ)一枚、小桶に水、水刷毛、灰汁、藁、木槌、新しい雑巾二枚、ゆがみの無い四尺程の竹一本がいる。このほかに、障子のゆがみを直して立てつけをぴたりと合わせるために、竹の桟をいくつも用意しなくてはならない。子供たちはこれだけでもうがっかりしたいのであるが、そうできないようになっている。こういうときには父はすてきに威勢がよくて、ぐんぐん押して来るからで、何かぶつくさ云うひまは無いのである。

しかし、40年も前のことを思い出しながらこれだけ書けるというのも、尋常ではない。「父の死」での露伴の病床の姿の描写なども、恐ろしさを感じさせるものがある。

2014/01/23(木)●水道筋猫s●

8時起床。
今朝の血圧は179/77/69。
二日酔いではないのだが、午前中はベッドで昨日貰った韓国SP音盤復刻CDアルバムの一枚目(全てパクシチュン作曲)を繰り返し聴きながら読書。知ってる曲は2曲くらいしかなかった。いろいろ興味ふかい歌もある。
年末に内装工事してた三階の事務所。看板もかかってないので、何をやってるのかわからないが、エアコン故障で、天井裏の工事するのでしばらく騒音を我慢してもらいたいとのこと。
午後は郵便局で唯一当たったお年玉切手シートもらい、水道筋へ。裏道を歩いたらいつもより猫密度が高かったのでついついMorris.@Catographerモード。初めて見る首輪したアメリカンショートヘアは、さすがに飼猫らしく人懐こくて可愛かった。今日は8匹の猫に出会った。
4時半帰宅。
ニュースでは田中将大のヤンキーズ入りでもちきり。7年契約百六十億円だと(@_@) 
左手は今日もそれほど痛まない。ミニギター半月我慢したのが良かったのかもしれない。
今日の歩数は1827歩。


切手シート 

百合の木? 

水道筋雉 

同じく 

ふさ雉 

尻尾だけ雉 

米屋の二匹 

左耳が傷んでる 

飼猫アメショー 

同じく 

照光寺黒 

クリスマスローズ 

2014/01/22(水)●韓国歌謡の夜●

8時起床。
今朝の血圧は183/77/85。
今夜は気鋭の韓国歌謡研究者イジュニさんと会うことになっているので、朝、予習として、ネットで彼を検索したら、去年8月神戸の日本人から貴重なSPを入手した際のテレビインタビューの映像が見つかった。この時の話は朴燦鎬さんから聞いてたが、この映像サイトには20分間のインタビューの全部がハングルで併載してあったので、プリントアウトして一旦これを読んでから映像見たのでほぼ理解できた。もともとイジュニさんが朴燦鎬さんの「韓国歌謡史」の韓国語版発行に編集者として協力したことから、親交が深まり、いろいろ噂を聞いてたので、Morris.も一度会ってみたいと思ってたのだ。
今回、朴燦鎬さん所蔵のSP音盤の引取のために、来日するついでに、これまた韓国歌謡研究書執筆中の山根さんと大阪で会おうということになり、朴燦鎬さんがMorris.も一緒に会えるように口添えしてくれたのだ。
6時半に鶴橋駅待ち合わせなので、早めに大阪に出て、西長堀の大阪中央図書館に寄ることにした。
例によって、写真集漁り。かなりいろいろ見たが、青森の夭折写真家「小島一郎写真集成」、廃墟写真家小林伸一郎の「廃墟遊戯」、アメリカのBill Coleman「THE GIFT TO BE SIMPLE」に心打たれた。おしまいの写真集は、アメリカ北東部に20万人くらいが住んでいるAmish(アーミッシュ)の生活をかなりの距離をおきながら20年近くの歳月をかけて撮りためたもので、不思議な世界を垣間見ることができた。
ちょっと疲れたので、漫画コーナーひやかして、みなもと太郎の「風雲児たち幕末篇」、吉田秋生の「夢見る頃を過ぎても」の2冊を読む。前者は坂本龍馬が江戸入りする頃の一巻だけしか見当たらなかったが、これはいつかまとめて読みたい。「夢見る頃を」は70年代後半、「カリフォルニア物語」の合間に描かれたもので、当時少女漫画ファン現役だったMorris.は当然読んだのだが、改めて読んでも、古臭く感じられなかった。
5時半過ぎに図書館を出て、地下鉄で鶴橋へ。山根さんが一人待っていた。イジュニさんは韓国歌謡の愛好団体「ウジョンチョルリ 有情千里」で活動しているキムクァンウさんと同行らしいが、電車の手違いがあったのか、二人とは7時過ぎに合流。
鶴橋在住で神戸長田の病院事務長してるソンクンチョル(宋君哲)さんの車に便乗して、ソンさんの親戚のお好み焼き屋へ。今日は定休日なのを、、貸し切りにしてもらい、ここにソンさんの姉さんと、友だちアジョシ(チャンさん?)もいて、7人での親睦会。刺し身に天ぷらにおでんに本業の焼きソバ、お好み焼き、締めの粕汁まですっかりごちそうになった。イジュニさんらからは、昨年末に作成した、作曲家パクシチュン、ソンモギン、作詞家チョミョンアムの貴重な音源40曲を復刻した2枚組CDアルバムをプレゼントされた(@_@) これは本当に貴重なものだ。さらに懐メロ歌手のカレンダー、韓国海苔まで頂いてしまった。
こうなったら、せめてもミニギターでお礼の気持を表さねばと、久しぶりに張り切ったさ(^_^;) 一昨日解禁したばかりで左手の調子が心配だったが、幸いほとんど支障はなかった。手造りの楽譜集を伴奏用と歌用に2冊ずつ持っていったのが正解で、とんでもなく盛り上がった。途中で友だちアジョシが、自宅までアコーディオン取りに帰り、さらに賑やかさを増した。Morris.としても久しぶりに思い切り弾いて歌えて気持ちよかった。
9時半にタクシーで中川のカラオケスナック「メロディ」に行き2次会。ここも、他の客はいなくて貸切状態。11時過ぎまで和気藹々の楽しい時間を過ごさせてもらった。結局今日の会は、すべてソンさんに面倒みてもらったことになる(>_<) 感謝m(__)m
鶴橋までタクシーで送ってもらい、山根さんと一緒にJRで、1時前帰宅。
何とも幸せな一夜だった。こんな機会を提供してくれた朴燦鎬さん、山根さんにもありがとうm(__)m、である。
今日の歩数は2851歩。


小島一郎と小林伸一郎写真集 

Bill Coleman写真集 

キムクァンウさんとイジュニさん  

どれも美味しかった(^_^) 

思いがけぬプレゼント 

アコーディオンも参入 

締めの粕汁 

記念写真 

二次会「メロディ」で乾杯 

山根さん熱唱 

キムクァンウさん「雨降るコモリョン」 

全て仕切ってくれたソンクンチョルさん 

2014/01/21(火)●寒中短髪(^_^;)●

7時半起床。
今朝の血圧は165/82/69。
朝の2点セット(洗濯な抜き)。
初頭10時半に部屋出て、歩いて三宮方面へ。
大安亭の猫好き八百屋でしばらくMorris.@Catographerモード。
三宮図書館に寄り、そのまま元町まで歩いて阪神理容で散髪。ちょっと短めにと言ったのだが、終わったらえらく短いぞ(@_@) これからいよいよ寒くなるというのにー(>_<)
後ろから見たらほとんど坊主である→
帰りも歩くつもりだったが、小雨が降ってきたので、ダイエーで買い物して、JRで4時帰宅。
小田嶋隆の「ピースオブ警句」の今週の記事「友だちが減っていくのが、大人の証です」にちょっと引っかかった。成人の日の参加者が増加しているという前振りから、最近の若者(30代より下)は、仲間、友達関係を非常に大切にする。として、その理由を

・少年ジャンプ(←掲載作品のテーマに「友情」「努力」「勝利」という3つのキーワードにつながる要素を最低1つ入れることを編集方針としているらしい)が流布した物語が、どれもこれも「友情の不滅」を主題とした作品(ワンピースとか)だったから。
・進学や卒業といった人生の節目ごとに交流するメンバーの名簿を一新してきたプレ携帯電話世代と違って、メモリーされた電話帳とともに育ってきた平成の若者は、節目ごとに友だちの数を上積みしてきた人々であるから。
・少子化傾向の中で、人間関係の大切さを叩きこまれてきたから。

などとして、そのデメリットを心配している。
Morris.が引っかかったのは記事のタイトルそのもので、本当にこのところ、友だち関係が薄くなったと実感してたからだ。
今日の歩数は3069歩。


大安亭八百屋猫 

白雉と白黒 

これが飼猫チャロ 

ふさ雉 

白雉 

隣の駐車場で 

旭通の二匹 

鰐 

薔薇 
2014/01/20(月)●ミニギター解禁(ちょっと強引(^_^;)●

7時半起床。
今朝の血圧は212/95/60。
昨日の沖縄名護市長選挙。辺野古基地反対の現職の稲嶺現市長が4千票差で当選。政府は選挙の結果に拘わらず辺野古推進方針を繰り返しているが、とりあえず暴走には歯止めがかかったと思う。ひとまず良かった。
自転車で金沢病院に行き、降圧剤出してもらう。そのまま灘区役所に回って11時帰宅。
左手の調子がいまいちなのだが、思い切って半月禁止してたミニギター弾いてみる。いちおう「リハビリ」という名目で(^_^;) ややこしいコードやバレーは極力避けて、1時間ほど弾いたが、特に痛みがひどくなるということはない。今日はこのくらいにして様子をみるとしよう。
2時半に部屋を出て、連日の王子動物園。昨日図書室で見つけた田淵行男の生態写真集「アシナガバチ」の続きを見たかったのと、もう一冊「ギフチョウ・ヒメギフチョウ」もあった。昨日見た「アシナガバチ」は、衝撃的だった。そして「ギフチョウ」も。Morris.がしらなかっただけで、彼は、山岳写真家としても超有名な人だったらしい。蝶の細密画でも一家をなしていたようだし、NHKドラマの主人公としてとりあげられたことがあるとか。写真もすごいが、その姿勢というか、徹底ぶりが徹底している(^_^;) うーーん、世間にはすごい人がいたんだな。
4時帰宅。韓国語のおさらい。例の「基本文型100中級編」も何とか半分超えた。iPhoneアプリの辞書の聴き取り機能での正解率は50%には程遠いが、あまり気にしないことにしている。
韓国のカード会社(複数)経由で個人情報が一億人分以上流出したとのニュース。韓国の人口って5千万くらいだから、総人口の倍の個人情報(^_^;) ダブってるのだろうけど、ほぼ全員の情報が流失したということになる。
今夜のKBS歌謡舞台1357回は"2014 남자 이야기 2014年男の話"特集。よく解らないが、とりあえず男をテーマにした歌ということだろうな。
1) 미스터 곰ミスター熊/박일준パクイルチュン
2) 갈대의 순정葦の純情/박일남パクイルナム
3) 사나이라면男なら/김용임キムヨンイム
4) 안동역에서安東ブルース/진성チンソン
5) 사나이 블루스男ブルース/ 누가 울어誰が泣く/ 바보 같은 사나이馬鹿みたいな男/ 남성 넘버원男性No.1/배금성ペグムソン 류기진リュギジン 김성태キムサンテ
6) 비 내리는 영동교雨降る永東橋/주현미チュヒョンミ
7) 남자는 배 여자는 항구男は船女は港/강민주キムミンジュ
8) 목석같은 사나이木石のような男/윙크ウィンク
9) 아내의 노래妻の歌/금방울 자매金鈴姉妹
10) 월급봉투月給袋/ 엄처시하嬶天下/수탉 같은 사나이雄鶏のような男/ 회전의자回転椅子/홍원빈ホンウォンビン 손빈ソンビン 김성민キムソンミン
11) 부모父母/임수정イムスジョン
12) 맨발로 뛰어라裸足で走れ/남일해ナムイルヘ
13) 아빠의 청춘パパの青春/김국환キムクックヮン

たしかに「男」のついてる題名の曲が多いけど、「雨降る永東橋」なんか、特に男の歌とは思えない。「妻の歌」「嬶天下」はどちらかというと女性がメイン、「父母」だって男女いっしょだし……まああまり深く考える必要もないか。それにしても、最近「父母」がよく歌われている。やっぱり映画「全国ノレチャラン」がきっかけなんだろうな。プログラムには無いが、9.と10.の間にチュヒョンミが「ニミラプルルカ 何と呼ぼうか」を歌った。イミジャの曲らしい。
今日の歩数は2103歩。


バイク野良ショー 

今日のまぬう 

枯木も美しい 

大山猫 

今日のヴィジュアル読書 

雀 

【言葉の常備薬】呉智英 ★★☆☆2004/10/30 双葉社。2000年から2001年ににかけて「ナンクロプレゼント」「漢字クロス」「小説推理」に連載したコラムの寄せ集め。ちょっとおかしい日本語にいちゃもんつける、といったよくあるたぐいの本で、掲載誌に合わせてなのか、かったるいものが多かった。それでも、こういった本をついつい読んでしまうのは、いくつかでも誤解してたことや、知らなかったことを教えられるからである。

・塩原経央は、「捨象」が「抽象」と同じabstructの翻訳語だということを知らない。concreatが「具象」とも「具体」とも訳されるように、abstructは「捨象」とも「抽象」とも訳されるのである。

「捨象」という言葉は自分で使うことはなかったが、時々見かける。「抽象」と同じと走らなかった。

・連濁というのは、二語がくっついて一語になる時、後の語の語頭が濁音化することだ。……下の語の中に初めから濁音が含まれている場合は連濁は起きない、従って「舌鼓」は「したづづみ」にはならず「したつづみ」。しかし、往々にして「したづつみ」ともなる。これは連濁そのものではないのだが、連濁近縁の特殊な現象と考えたほうが自然なように思える。

Morris.もしばしば「したづつみ」か「したつづみ」かで迷うことが多かった。で、「舌鼓」と漢字で記してた(^_^;)

・「悟性」は一見東洋的、宗教的な言葉に見えながら、西洋語の翻訳語、ドイツ語ならverstand、英語ならunderstandingを日本語に訳したものだ。

「悟」という漢字に「さとり」という訓みがあるからややこしくなるんだろうな。こういう訳語は使わないほうが良さそうだ。

・「零戦」は「れいせん」と読むのが正しい。しかし、敵である米軍は「ゼロ・ファイターZero Fighter」と呼ぶので「ゼロ戦」が定着した。「零」というのは、当時使われていた皇紀(神武紀元)で2600年(西暦1940年=昭和15年)に採用されたことに因む。

これはまあ、どっちでもいいや。

・後期印象派に属するのは、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなどだが、「これらの画家たちは印象派とは違う別の世界を目指し」「自己の内面世界を表出しようと努めた」。そのため、「印象派の後」という意味でpost-impressionismと名付けられたが、これが「後期印象派」と誤訳されてしまった。(高階秀爾は、ざっとこんなことを述べている)

「ポスト」といえば「郵便ポスト」しか知らなかったMorris.は、「ポストモダン」というのも、はっきりわからなかったけど、「印象主義後期」と「印象主義の後」では、根本的に違ってる。

・プラスチック火薬にタイマーや導火線を付けたものがプラスチック爆弾である。プラスチック火薬は、一見したところ粘土状の火薬である。粘土のように可塑的plasticである。漆喰や軟膏をplasterと言うが、その性質が可塑的(プラスチック)なのだ。日本語では「プラスチック」といえば合成樹脂製品のことを思い浮かべてしまうのだ。この火薬は「可塑性火薬」と訳した方がわかりやすかったのである。

このことは、前に知ってちょっとびっくりしたことを思い出した。プラスチックは確かに日本ではあのプラスチックのイメージが強すぎる。

・現在「斜に構える」は意味がずれ、まともに相手にせず、はぐらかすことの意味にも使われるが、本来はそうではない。刀を正眼に構え、相手に十分な警戒、威嚇の姿勢をとること、すなわち「身構える」ことである。

そうだったのか。これは、もう、手遅れというか、元の意味で使っても、誤解されるるしかないんだろうな。
「手をこまねく」表現へのMorris.の条件反射的反発は、まだ有効性を持っている(手遅れではない)と思いたい。手をこまぬいてはいられない。

2014/01/19(日)●のど自慢の日●

7時半起床。
今朝の血圧は164/73/81。
朝の3点セット。
SBSの「挑戦千曲」、今日も司会はチャンユンジョン(^_^) 今回はこれまでの優勝チーム集めた8強戦で、来週後半放映とのことなので、今年1月一杯はチャンユンジョン司会は確実となった。録画にしろ何にしろ嬉しい。
10時半に王子動物園に。まぬうはこれまで通り、岩の上の雌、地面の雄という構図だったが、一瞬だけ雌が地面に降りたが、雄は動く気配なし。
今日は珍しく猿舎を巡回。手長猿の子供がいた。親は黒いのに子供は茶色というのが面白かった。
12時帰宅。久しぶりにKBS「全国ノレチャラン」見る。KBSableの画像は全画面表示にしたらほとんどモザイク状態である。済州島西帰浦篇で、本物の海女さんが歌う「ペンノレ 舟唄」が良かった。当然これが最優秀賞。司会のソンヘさんはジージャンスタイルでまずまず元気そう。トリのゲスト歌手オスングンのステージで、ソンヘさん2番をフルコーラス歌ってしまった(@_@) 出場者と一緒に歌ったり、アコーディオンバックで歌ったりと、最近よく歌う姿を見るのだが(歌謡舞台にも結構出演多し)プロ歌手が歌ってるのに参戦というのは初めて見たぞ。そういえば、今日は「のど自慢の日」だそうな。昭和21年にNHKのどじまんが始まった日ということらしい。韓国の「全国ノレチャラン」は1980年に始まり、ソンヘさんは84年からずっと司会を務めている。と、いうことは、今年で司会30周年ということになる。これはお祝い企画がありそうだ。
3時に部屋を出て水道筋方面回って買い物して5時半帰宅。
今日はお年玉お年玉年賀はがきの抽選日。下二桁の切手シート当選番号は72と74。Morris.亭への当選葉書はは一枚きりだった。
今日の歩数は2054歩。


「挑戦千曲」 

野良ショー 

原田の森ギャラリー前のオブジェ 

今日のまぬう 雌 

今日のまぬう 雄 

悩み多き? アビシニアコロブス 

オランウータン 

手長猿家族 

スローロリス 

鰐 

亀 

錦蛇 

イグアナ 

ナマケモノ 

キングペンギン 

今日のビジュアル読書 

全国ノレチャラン 

今日のTwin煙突 

水道筋白灰雉 

蝋梅 

照光寺の黒 

2014/01/18(土)●左手の憂鬱●

6時半起床。
今朝の血圧は198/91/66。
「夜の先生」矢谷くんらと昨日と同じ現場。Morris.はゲストルームの小物と家具の梱包。
4時半過ぎ作業終了。
やっぱり左手の調子が思わしくない(>_<) 何度も書くことだが、指を動かすこと自体は左右ほぼ同様にできるのだが、何となく鈍痛があり、中指の付け根付近を押さえると結構痛む。うーーん、半月前に金沢病院の形成外科のレントゲンでで骨の異常はないとのことだったが、もらった軟膏もほとんど効果が無い。やはり、整骨の病院に行くべきなのだろうか、それとも鍼灸? 半月もミニギター触ってないので、ちょっと欲求不満がつのってるようだ。
昨日から始まったTBSの金曜ドラマ「夜の先生」、録画してたのを見る。久しぶりの観月ありさドラマだもんね。10年スナックのママやってから定時制高校教師になったという設定。生徒は老若男女色とりどりで、週替りで生徒の巻き起こす問題を観月先生(夜野桜)が、大活躍(トンチンカンなやりかたで)して解決するというパターンだろうな。とりあえず、Morris.は彼女の顔が好きなので、これからも録画予約して見ることにする。笹野高史がいい味を出しているようだ。
今日の歩数は4002歩。

2014/01/17(金)●春待ちチャダタイライブ●

6時半起床。
今朝の血圧は171/80/66。
昨日発表された直木賞。姫野カオルコが見事受賞\(^o^)/ 「昭和の犬」という新作が受賞作だが、これまでの全作品が対象と思いたい。
今日は1995年1月17日の神戸震災から19年目の記念日である。あれから19年も経ったのか、という感慨しきり、というか、それしかない、という感じである。
矢谷くん、奥井さんと3人で六甲アイランド高層ビル25階の現場。
午後から浅海くんらヘルプに入って、結構はかどる。5時前倉庫着、荷降ろしして6時帰宅。急いで風呂浴びて、三宮へ。
タイ料理レストラン「チャダタイ」で、春待ちファミリーBANDライブ。この店は社長の次女ひろこが店長やってる。そのひろこも今年結婚、店は2月で閉店になるということで、それを惜しむという意味もあってのライブらしい。
チャージは無しで、タイ料理食べながら春待ちの音楽を楽しむという企画。思ったより多くの客が詰めかけていた。
淡路島のファンの一団が一番賑やかだったかな。その代表格の治井くんが飛び入りで「この町の歌」を歌う。
井山くん以外は全員参加、バンジョーは勝木さんが復活という形である。
秋本くんがクラリネット、アコーディオン、ギター、ヴォーカルと大活躍。小谷くんの「歯が痛い」。懐かしいナンバー「親馬鹿時代ドリル篇」「おそうじママのホーキダンス」などもあり、最後は「フィッシングブルース」で全員総立ちで賑やかに終了。中江くんも顔を出してた。
Morris.はパッタイとビール。昨年末の春待ちパニックにつづいて、懐かしさあふれるひと時だった。
10時半帰宅。
今日の歩数は4810歩。


春待ちチャダタイライブ 

同じく 

雨雨降るな 

ハロー通り 

パッタイ 

歯が痛い 

治井くん「この町の歌」 

まもなく結婚するひろこ店長 

フィッシングブルース全員総立ち 

同じく 

小谷&勝木 

ひろこと弦 

2014/01/16(木)●ランチ・ピザ●

6時半起床。
今朝の血圧は164/84/69。
自転車で麻耶倉庫へ。摩耶埠頭に船影が見えたので、寄ってみる。赤いバラ積み船と青いコンテナ船、その東に黒いコンテナ船と3隻が並んでいた。
浅海くん、奥井さんと3人で、三宮高層ビル31階現場最終日。
昼にはお客さんが宅配ピザLサイズ3種ををご馳走してくれた。Morris.はめったにピザは食べない。一年ぶりくらいかと思う。ピザハットの生地は分厚くてパンみたいである。
Morris.は朝から台所で割れ物梱包。えらくびっしり詰まってて、手間取る。4時前に何とか梱包終えて、5時前倉庫着、荷降ろし、明日の材料積んで5時半に倉庫出て、6時帰宅。
今日の歩数は3285歩。


青いコンテナ船 8万七千トン 

赤いバラ積み船 3万トン

朝の摩耶埠頭 

現場バルコニーからポートアイランド 

ランチはピザ 

夜の砂場猫 
2014/01/15(水)●キムチポックンオムライス●

7時半起床。
今朝の血圧は202/96/77。
多少二日酔い(^_^;)
午前中はベッドで読書。
2時頃部屋を出て、青谷方面に散歩。
海星女学院から、馬頭観音の妙光院まで歩く。今年は午歳だから、お詣り客も多かっただろう。
境内に猫が二匹いた。寺の上の方に、西国三十三観音を擬した石の堂が40ほど並んでいた。
ここから青谷道で摩耶山までの登山道である。またいつか登ってみよう。
5時帰宅。
今夜は山田商店のキムチ使って、キムチポックムパプ(キムチ焼き飯)つくり、これをオムライスにしてみた。不味くはなかったけど、やっぱりオムライスはチキンライスの方が似合ってると思う。
今日の歩数は7035歩。


今日の野良ショー 

海星女学院チャペル 

トーテムポール 

馬頭観音妙光院 

馬頭観音 

妙光院の白トラ 

妙光院のとび三毛 

畑に宝珠 

線彫り観音像 

神戸市街が見晴らせる 

瓦と野菊 

西国三十三箇所観音 

慈母観音 

何かのリサイクル? 

夢殿観音写し 

歓喜天堂の鳳凰 

浮き彫り不動明王 

坂道の白雉 

同じく 

屋上に人が 

キムチポックンオムライス 

【昭和三十年代 演習】関川夏央 ★★★☆☆ 2013/05/28 岩波書店。

昭和三十年代とは、どのような時代だったのだろう。明るく輝き、誰もが希望に胸をふくらませていた時代だったのだろうか。貧乏くさくて、可憐で、恨みがましい――そんな複雑でおもしろい当時の実相を、回顧とは異なる、具体的な作品と事象の読み解きを通して浮き彫りにする。歴史はどのようにつくられ、伝えられてゆくのか。歴史的誤解と時代の誤読を批判的に検討する。(袖書き)

1.昭和三十年代的「物語」と「歴史」--『ALWAYS三丁目の夕日』など
2.「謀略」の時代--松本清張的世界観
3.理解されなかった「社会派」--三島由紀夫のこころみ
4.「バカンス・アンニュイ・小麦色」--ヨーロッパの影
5.日本はほんとうに「アジア」か--昭和三十年代的アジア観
6.「世界復帰」への願い--昭和三十九年、東京五輪


関川とMorris.は同い歳である。だから「昭和三十年代」も同年齢で過ごしてきたわけで、本書に取り上げられた事件や、小説などには共通した体験感覚を覚えたし、その事実関係と誤解には驚かされる処多かった。

松本清張作品の特徴は、現代小説にしろ時代小説にしろ、「他責的」であることだと思います。

松本清張作品は結構読んだ気がするのだが、記憶にあるのは小説よりもノンフィクション的な「日本の黒い霧」だった。

昭和33年、私は新潟の小学校3年生でしたが、ひとクラスの人数は55人……いわゆる団塊の世代ですね。日本の人口増加ぶりは、それほど顕著でした。
しかし映画(『ALWAYS三丁目の夕日』)では、どこの横町でも見られた、その子どもの群れが見えません。そして、当時の街にただよっていたにおいが、当然のこととはいえ、マンガでも映画でも感じられません。……(汲み取り便所の匂いなど)をも含め回想して、はじめてひとつの時代は具体的に造形され得るのですが、体験者自身が拒絶する以上、無理なことなのでしょう。


Morris.の小学校時代8クラスで学級人数は54人だった。当然それが当たり前で、そういうものだと思ってた。家庭も学校も汲み取り便所で、たしかに臭いはきつかった。忘れたわけではないが、それを今更言い立てる気にもなれない。

体験者は誰でも、戦前という時代の明るさとモダニズムを懐かしがります。はっきりと暗い印象に変わったのは昭和15年に戦時社会主義体制に入ってからだといいます。しかし戦後の時代的空気は、戦前の明るさを口にすること自体を許さなかった。現在の私たちが昭和三十年代に対するときとは、ちょうど逆のことが起こっていたのです。

問題は、その時代を知らぬ若い観客です。感涙にむせびながら『ALWAYS三丁目の夕日』を見ていた彼らは画面上にあるのが昭和三十年代のリアルな像だとしんじるでしょうね。……歴史の間違いが「好意」によって許され、それが「善意」の人びとに真実と認識されて継承されることへの複雑な感慨です。


映画『ALWAYS三丁目の夕日』は見てないし、原作マンガは読んだことはあるが、あまり熱心な読者ではなかった。

「帰国運動」は、民族主義の一時的な狂熱がもたらした悲劇でした。それを好意的に眺めたり、ときに支援した日本人は、やや酷ないいかたをすると「人を死に至らしめる善意」を発揮したことになります。
帰国船が中断していた昭和43年に『パッチギ』の青年は、北へ帰ろうかどうしようか悩むわけです。帰りたいコリアンがきわめてまれな時期に、北の経済が破綻して政治がカルト化しつつあった時期に家族会議で深刻に相談したりするわけです。そういうウソを年配の観客は許し、若い観客はやはり泣きながら、歴史として学ぶのだとしたらどうでしょう。


パッチギは観たが、この矛盾には気づかずにいた。

私は、この歌(「イムジン河」)は帰国運動で不運にも帰国してしまった在日コリアンの青年が、昭和36,7年頃につくったのではないかと思っています。水鳥が「自由に越える」のは臨津江ではないでしょう。日本海でしょう。つくり手は、故郷の日本や大阪への思いを託したのですが、そうあからさまにいってしまえば命はありませんから、誰もが反対しにくい軍事分界線付近の小川を舞台に、南北統一を願う歌とした。そういう事情を知っていたからこそ、朝鮮総連の抗議は執拗で、レコードの発売中止に追い込むのが目的だったのでしょう。(1.)

この仮説は初めてだが、なかなかに穿った説である。たしかに説得力があるな。

朝鮮戦争が起こったのは昭和25年6月25日でした。北朝鮮が大挙して休戦ラインを越境、進撃してきました。金日成に韓国への侵略を決意させたのは、アメリカ政府高官の、極東米軍の安全保障線に韓国は含まれないという、いわゆる「アチソン・ライン」発言でした。

朝鮮戦争もしなかりせば、言っても甲斐の無い仮定だが、それでも朝鮮半島住民の多くが、それを夢想したのではないだろうか。先に仕掛けたのが北朝鮮側というのは間違いのないところだろうが、結局は東西大国の代理戦争だったということも確実だろうし、日本の植民地政策(併合という名の)にその遠因があったことも言うを俟たない。

よく知らない外国を、非実証的に高評化することで日本政府に対する不満を表明するという転倒は、昭和三十年代の特徴でした。誰も知らない北朝鮮への不当な高評価などがそれにあたります。中国人民への根拠なき「連帯感」などもおなじでしょう。
「どこかに悪い奴がいるはずだ」という松本清張の信念、または「謀略史観」も、いかにも昭和三十年代的ですが、どちらの傾向も昭和末年までつづきます。その形成に松本清張の『日本の黒い霧』は大いに加担したといえます。しかし、今読み返すとかなりヘンな感じがします。


この二つの特徴はMorris.にもよくわかる。確かに今振り返ると「ヘン」なのだが、当時はそういう空気があったことも、はっきり思い出せる。

紛糾したのは昭和38年7月17日の第三回目の会合(中央公論社「日本の文学」編集会議)です。この日、三島由紀夫は「日本の文学」に松本清張作品を入れるなら自分は編集委員を降りる、「日本の文学」に自作を収録することも固辞する、とまでいいつのったのでした。(2.)

「社会小説」のジャンルを開拓したと自負する三島由紀夫には、高級官僚の堕落と保身を指摘するだけで「社会派」と呼ばれる松本清張の作品は笑止と映ったはずです。
そして『日本の黒い霧』の「陰謀史観」に、「左翼」的心情と民族主義の奇妙な同調を見て、不快を感じたのだと思います。その結果の強硬な反対だったと思われます。


松本清張の作風を嫌悪する(唾棄する)三島の気持ちは何となくわかる(^_^;)

このように一流の日本人作家三人(芥川龍之介「舞踏会」、三島由紀夫「鹿鳴館」、山田風太郎「エドの舞踏会」)が本歌取りしてすぐれた作品を発表したのですから、東洋趣味だけが売物であった二流のフランス人作家(ピエル・ロチ「お菊さん」)も、もって瞑すべしでしょう。

日本の三作のうち三島のものだけ読んでなかったので、三宮図書館で立ち読みした(^_^;) Morris.は戯曲は苦手である。それを別にしてもやっぱり三島には着いていけないものを感じた。山田風太郎の開化シリーズは読みなおしてみたい。

「宗谷」が南極に接岸していたとき、よくアデリーペンギンの群が「見物」にきました。彼らはどこからともなく現われてはしばらく船と人を眺め、いつともなく姿を消すのです。
隊員のひとりが遊び心で、氷上に「見学者御席」と書いた札を立てますと、ペンギンは札のそばに集って「見学」しました。そのときの写真をもとにデザインしたのが、昭和32年発行の「国際地球観測年」記念切手で、これが空前にして絶後の切手収集ブームを呼び込みます。


南極ブームというのもあったなあ。そして切手ブーム(^_^;) この切手はよく覚えてないが、Morris.もストックブック買った覚えがある。

(「恋のバカンス」昭和38、ザ・ピーナッツ)岩谷時子の歌詞も宮川泰の曲も新鮮で、彼らが日本の流行歌シーンを一変させたといってよいでしょう。こちらの方が、実は『挽歌』(原田康子昭和31)より大きな衝撃でした。その意味で、「フランス」の輸入でもっとも大きかったのは岩谷時子の口語日本語歌詞で、彼女こそ昭和戦後の堀口大學だったといえましょう。

岩谷時子=堀口大學説。笑ってしまった(^_^;) 一種のギャグ(おフランス)なんだろうけどねl

(堀江謙一は)昭和37年5月12日に西宮を出港、94日後の8月12日にサンフランシスコに到着します。この冒険を報じた日本の新聞の第一報は、非難の調子でした。「法令違反」「無謀な冒険」「アメリカに迷惑」といった言葉を並べ、とくに朝日新聞が冷淡でした。
ところが、アメリカはまったく逆の反応をしめしました。堀江青年の密入国を全然気にするそぶりがなかったばかりか、小型ヨットでの単独太平洋横断に大いに驚き、むしろ称揚しました。そういう文化だったということもありましょうが、その前日にソ連の人工衛星の打ち上げが成功、アメリカが宇宙技術でソ連に再び遅れをとったことがはっきりしたニュースを大きくは扱いたくなくて、西海岸各紙は堀江青年の冒険をトップ記事にしたのでもありました。(4.)


「太平洋ひとりぼっち」ね。偶然到着時にシアトルにいた江藤淳が朝日新聞の依頼でサンフランシスコまで行き、堀江謙一にインタビューして、お互いに不信感を持ったというエピソードも面白かった。

金日成は、国境を接した中国の文化大革命が自国に波及するのを怖れ、昭和42年には新興宗教国家の体制を整えます。その根幹は金日成を「父親」として絶対の存在となすという「主体思想」で武装した一宗族国家でした。頭脳は金日成、指令を伝える神経は党、筋肉は軍、民衆は細胞としたのは、戦時下日本の国家有機体論を真似たもので、カルトの教義のようです。
カルトは外部と接触すると壊れますから、意図して孤立の道をとります。このとき経済再建の道は断たれました。そういう国を昭和三十年代日本では、一部とはいえ「地上の楽園」と賞賛していたのですから、いまさらながら暗澹たる気分に襲われます。


「退屈な迷宮」という、究極の北朝鮮本を書いた関川の意見と思えば、重い。

(中国の)「大躍進」の農業思想は、稲を密植・深耕すれば、増産に次ぐ増産、食糧問題は一挙に解決するというものでした。これはソ連の空想的農業経営法の教条的実践です。数メートルも深く耕し、子どもが上に乗っても支えられるほどの密度で稲を育てるわけです。……担当の党員が自分の成績を上げるために収穫量の水増しを繰り返した結果、日本の一反当りで最高46トンものコメが収穫された(日本では400kg程度)という報告にまで肥大しました。……この時期の北朝鮮もおなじで、ソ連式または中国式の、誤った農業経営を行いました。

空想的社会主義も、こうなると荒唐無稽的である。政治、権力機構の中では空想は罪なのかも。

(60年安保)注目すべきは、反対派は誰も改定新安保の」条文を読んでいなかったという事実です。読んでみれば、旧条約が片務的であったのに対し新条約は双務的で、より対等性を増したものだとわかったはずです。しかしそう気づいた反対派はいませんでした。ただ「アメリカの戦争に巻き込まれるのはご免だ」の一点張りでした。……安保反対運動とは、戦後日本が禁じられ、また強く自主規制してきた「民族主義」の集団的開放衝動だったと考えた方が筋が通ります。

60年安保はMorris.にはほとんど無縁のものだった。小学生だったということもあるし、九州の片田舎では世間的にも、縁遠いこととしか思えずにいた。70年、そして学生運動にも、Morris.はノンポリで済ましてしまった。

文化大革命十年の混乱を経て、1980年代初頭から中国は鄧小平の指導のもとに新路線に転換します。鄧小平の言葉「先富起来」とは、豊かになれるものから豊かになればよい、そうすれば貧しいものがいずれつづくだろうという意味です。当時の日本人は気づきませんでしたけれど、このとき中国は社会主義を捨てて「国家資本主義」に大転換したのでした。(5.)

すでに中国は30年以上前から「国家資本主義」国家(^_^;)だったのか(@_@) Morris.はいまだに中国の体制を理解できずにいる。

『太陽の季節』はひとことでいって、乱暴な筆致で書かれた純情小説です。映画の方は、折からの湘南・太陽族ブームにあやかろうとしただけの作品で、石原裕次郎の「発見」に寄与したこと以外、とくに見るべきところはありません。(6.)

石原慎太郎が長いこと芥川賞の選考委員やってたことはおかしいとMorris.も何となく思ってたが、デビュー作をこのくらいばっさり斬るとは、小気味良い。

昭和三十年代をかえりみて、現代の私たちが忘れがちなのは、当時の日本人が抱いた人口爆発への恐怖感だと思います。このまま人口が増え続ければ、やがて人が横になる余地がなくなり、立って寝ることになるのではないか、あるいは、人間の重みで国土が沈みかねないといった、滑稽な恐怖が迫真性をもって語られ、その気分は昭和四十年代後半に絶頂に達したと思います。プレート・テクトニクスの作用で日本が沈没してしまうというベストセラー小説(小松左京『日本沈没』)の発想のかげには、昭和三十年代以来の人口爆発への恐怖と、日本人がなぜか根強く持つ自罰衝動があったと思います。(あとがき)

「少子化時代」というのも、この恐怖感の反動だったのかもしれない。
「自罰衝動」というのがよくわからない。ネットで調べたら、フロイトいうところの「死の本能」のことのようだが、原語ドイツ語の「Todestrieb (トーデストリープ)」の誤訳だったらしい。それで「死への欲動、自罰衝動」という訳語が使われる傾向にあるとか。難しいが、戦時中の「玉砕」とか、戦艦大和の沖縄向けの出撃などがそうなのだろうか。
本書はMorris.にとって、懐かしさと、目からうろこと、とりかえしのつかない後悔を味あわせてくれた。
関川はMorris.にとっては、最初「10日間のハングル」「海峡を越えたホームラン」の韓国情報の提供者という存在だったのだが、その後漫画「漱石の時代」の原作者として、また同世代の代弁者として、共感を覚える文芸評論家として、だんだんその存在感が大きくなってきている。
鉄道おたくっぽい方面の作品は、ちょっと引いてしまうけどね(^_^;) 

2014/01/14(火)●仕事後のサランバン会●

6時半起床。
今朝の血圧は191/98/61。
自転車で麻耶倉庫へ。
午前中は矢谷くんと大阪梅田の高層ビル28階の中国向け荷物ピックアップ。これは10箱くらいだったので、11時前に作業終了。
西宮の紙箱やで、特殊大型箱類引取後、東市場のオリーブキッチンでサービスランチ(豚カツ定食)食べて、午後は三宮の高層ビル31階の現場のヘルプ。
大きなソファ梱包したのだが、梱包した後で、エレベータに乗るかどうかではらはら、何とかぎりぎりで乗ったのでほっとした。
倉庫で荷降ろしやって、5時過ぎに倉庫出て、急いで帰宅。着替えて、JRで鶴橋へ。今年最初のサランバン会。
先に来てたのは7人くらい、結局今回は出席者10人以下だった。榎本さんからは例によってビール攻撃、高森さん持参の、高級人参酒も飲ませてもらう。ミニギター禁止の影響というわけでもないのだろうが、Morris.はいまいち乗りきれず、会以外の客が多くて、歌う順番がなかなか回ってこないということもあって、やや不完全燃焼。榎本さんのほうが、レパートリー増えて上手になってせ、ちょっと焦り気味(^_^;)
会員五月雨式に帰っていき、10時半に、榎本さんと一緒に店を出る。環状線に乗った時はしっかりしてた、つもりだが、気がついたら、天王寺。でもまだ11時半位だったので、大阪から下り電車で無事帰宅することが出来た。
今日の歩数は3814歩。


元気なTwin煙突 

午前の現場から 

サランバン会風景 #1 

#2 

#3 歌麿会長

#4 丸本夫婦 
2014/01/13(月)●高校サッカー●

7時半起床。
今朝の血圧は191/98/61。
昨日のYou Tubeの影響で、朝からキムヘヨンのアルバムを連続で聴きながらベッドで読書。
やっぱり94年の「ソウルテジョンテグ釜山」のアルバムが最高峰。これをアップテンポで合いの手入れた「アッサ超特急」2枚は、別の意味でイチオシアルバムということになる。
午後は2時から高校サッカー優勝戦観戦。石川星稜と富山だから、どちらが勝っても初の北陸の日本一、どちらが勝とうがかまわないが、全国から優秀選手集めた星稜よりは、地元選手中心の富山を応援することにした。
前半星稜がPKで先制、後半に追加点で2-0とリード広げたので勝負あった、かと思ったのだが、富山も後半42分に何とか1点返し、後半48分(アディショナルタイム)にPKで同点にして延長戦に持ち込んだ(@_@) 延長もずっと無得点でこのままPK戦になりそうだったが、後半9分に富山がミドルシュートで3-2と逆転優勝。いやあ、なんか見てる方までリキが入ってしまった。応援してた富山が勝ったのも嬉しかったが、PK戦でなく、得点で勝利が決まったのが良かった。終わったら4時過ぎてた。
散歩かねて灘図書館まで行き、6時半帰宅。
明日の夜は今年初めてのサランバン会、こんな日に限って、久しぶりの仕事である。
10時から1356回KBS歌謡舞台"엄동설한(嚴冬雪寒)"
1) 동동구루무トンドンクルム/현철ヒョンチョル
2) 카츄샤의 노래カチューシャの歌/김연자キムヨンジャ
3) 눈이 내리는데雪が降る/조항조チョハンジョ
4) 임 그리워君恋し/나진기ナジンギ
5) 동백 아가씨椿娘/문희옥ムンヒオク
6) 겨울 장미冬の薔薇/유해모ユヘモ
7) 내 마음 별과 같이我が心は星/현철ヒョンチョル
8) 그러긴가요そうなのか/정정아チョンジョンア
9) 모정의 세월慕情の年月/최영철チェヨンチョル
10) 고향설故郷の雪/염수연ヨムスヨン
11) 꿈속의 사랑夢の人/강진カンジン
12) 꿈꾸는 백마강夢見る白馬江/문희옥ムンヒオク
13) 물레야糸車よ/정수빈チョンスビン
14) 굳세어라 금순아頑張れクムスナ/전 출연자総出演者
15) 서울야곡ソウル夜曲/김혜연キムヘヨン
16) 하룻밤 풋사랑一夜まかせの恋/문연주ムンヨンジュ
17) 꿈에 본 내 고향夢見る故郷/송란ソンラン
18) 대전 블루스大田ブルース/유지나ユジナ
19) 수은등水銀灯/김연자キムヨンジャ

コタツトップのHPノートでKBSableの映像、今日は比較的綺麗に見えてる。時々止まるけど(^_^;) テーマは寒い冬の歌といったくらいの意味だろう。
一曲目のタイトルの意味がわからない(>_<)。キムヨンジャ、ムンヒオク、ユジナ、それに昨日から聴きまくっているキムヘヨンが出演と言うのは嬉しかった。歌ったのはヒョンインの名曲である。3.はアダモの曲でなく、韓国曲。6.はイウナの名曲なのに今日の歌手はいまいちだった。キムヨンジャ、ムンヒオクはさすがに安定している。
今日の歩数は6570歩。

【闘】幸田文 ★★★☆☆ 1973年6月 新潮社刊(1965「婦人之友」連載)
「結核文学」という言葉を思い出すほどに、日本文学の中で「結核(古くは労咳とも)」は病の代表のように頻出する。1950年頃までは特効薬が無く、「死病」とされていた。
結核で夭折した文学者も樋口一葉、石川啄木、正岡子規、長塚節、宮澤賢治、梶井基次郎、堀辰雄など多数である。
本作が書かれたのは「死病」ではなくなったものの、まだその名残が根強く残っている時期である。
10年以上入院している患者を核として、様々な患者の巻き起こす小事件を月替りのテーマのように、描いていくが、病院と患者のリアルさと、作者の情緒的分析の対照が絶妙のバランスを見せている。
病院近くの花火大会の日に起きた患者同士の擬似心中事件を取り上げた回の、花火への文章。

なんとなく花火のことを思った。虚空に炸裂し、瞬間を巨大な花と咲き、繚乱と乱れ、いさぎよく消える。あつ子は母親に支えられ、恋人に庇われ、その両親にまみえて、どんな気持ちでその夜の火の花をみたことか。鉄の粉と火薬でできているなどとは思うまい、おそらく一生目の底に残る、夢幻、華麗なものではなかろうか

花火とは花のように美しく開く火ということだろうか。きっと競技会の会場では尺玉二尺玉、もしかすればもっと大きいのが打揚げられて、それこそほんとうに空いっぱいに、きらきらぴかぴか、ぐうんと大きな大きな花に咲きひろがっていることだろう。いまここで、二本の指先につまんでともす、紙縒でこしらえた細長い線香花火は、同じく花火と名はつきながら、打揚げとはまるで一つの話にはならない子供のおもちゃだが、それにはまたそれなりの、目にしみる小さく可憐な美しさがあった。紙縒の先の火薬が燃え沸ると、ぱっとほとばしらせるのは、放射状の針の束のような火である。これを乱菊の花とみる人も、松の葉の群立ちという人もある。繊細な火の線がそう見えるのだが、やがてそれがだんだん出尽して小さくなると、おしまいには五ミリか三ミリか、ただかぼそくはかない一筋の火の線になる。これを柳とよぶ。柳のひと葉ひと葉に見立てて惜しむのだが、ついにそれも尽きてぽとりと、火薬はひと雫に落ちて消える。空いっぱいの闇に大きく咲く花も、手先の暗さに柳の葉のほそく散る火も、花火は目にしみ残る残像こそ、なごり深く思われるものだった。


もちろん花火に人の生と死を反映させた上での感想ではあるのだが、やはり手練れを感じさせる。
Morris.も花火は打ち揚花火と線香花火の二つに尽きると思うのだが、とてもこのような描写は出来ない。
しかし、幸田文の文章は、癖になるなあ。

2014/01/12(日)●ヘヨン熱再燃?●

7時起床。
今朝の血圧は178/74/68。
SBS「挑戦千曲」たぶん今回から司会交代だろうなと思ってたのに、チャンユンジョンはまだ出演してる(@_@) 昨年の録画だろうけど、とにかく、儲けものという気がして、しっかり見てしまった。
昼から、王子動物園。その前に原田の森ギャラリー冷やかす。東館で明石高校美術部展というのやってた。これがなかなかに水準が高かった。それも、油絵、デザイン、日本画、立体と幅広いジャンルにわたってそうなのだ。学校ぐるみで美術教育に力をいれているのだろう。
まぬうは雌は岩の上、雄は地面の隅っこでほとんど動かず。
図書室で荒俣宏編集の魚図鑑また見直す。
動物園前のおなじみの野良アメショー、今年はじめてのお目見え。
水道筋回って野菜など買って3時半帰宅。
韓国語おさらい。You Tubeで90年代半ばくらいの韓国トロット曲集があって、これがまた楽しめた。中で、キムヘヨンが「ソウルテジョンテグ釜山」歌ってるのだが、長髪で黄色のパンツスーツ姿。これこそMorris.やうりまるさんが夢中になった時のスタイルである。つい、何回も見なおしてしまった。
今日の歩数は5282歩。


「挑戦千曲」 

まだチャンユンジョン出演(^_^) 

明石高校美術部展 

なかなかの力作ぢゃ 

今日のまぬう 雌 

今日のまぬう 雄 

輪尾狐猿 

エリザベスというらしい(古田情報) 

ハンター邸 

蔦の実 

上からカリフォルニアアシカ 

動物園前の野良アメショー 

【廃墟建築士】三崎亜記 ★★★ 2009/0/30 集英社
「七階闘争」「廃墟建築士」「図書館」「蔵守」の4篇が収められている。

廃墟とは、人の不完全さを許容し、欠落を充たしてくれる。精神的な面で都市機能を補完する建築物です。都市の成熟とともに、人の心が無意識かつ必然的に求めることになった、『魂の安らぎ』の空間なのです。(「廃墟建築士」)

うーーん、いまいちぴんと来ないのだけど、もう少し読んでみよう。

2014/01/11(土)●バラードは不可(>_<)●

7時起床。
今朝の血圧は175/88/73。
NHKFMピターバラカン「ウイークエンドサンシャイン」聴こうとかまえてたら、ゴンチチの特集番組(>_<) もう正月枠ではなかろうと思いながら、枕元のMDケースから適当にかけたらキャロル・キングだった。こんなの聴くのは久しぶりである。しかし、このMDというメディアはほとんど滅亡状態だろうな。ベッドの枕元に置いてるラジカセ(CD、MD、カセットテープ、ラジオ)がお釈迦になったら、もうMDとカセットテープは聴くことができなくなりそうだ。どちらも200ずつくらいあるのだが、これも死蔵するか、処分するかだな。
CDはPCでも聴けるし、これからは、ほとんどmp3などの音源ファイルが中心ということになるのだろう。
結局午前中はキャロル・キングの流れで洋楽聞きながらベッドで読書。
昼からどこか出ようと思ったが、寒そうなのと、高校サッカー準決勝始まったので、ついついこれ見てるうちに出そびれてしまった(>_<)。 明後日の決勝は富山と石川星陵の、北陸同士ということになった。どちらが勝っても、北陸の優勝は初めてらしい。
韓国語おさらいしてから、ノレバン98号で遊ぶ。今日はバラード&フォークアルバム99曲のうち知ってる曲だけ(22曲)連続。いやあ、Morris.はやっぱりこの手は向いてない(>_<)おまけに一曲一曲が長い。この前はトロット80曲近くで3時間だったが、今日は22曲で1時間50分かかった。
夜は民放BSで寅さんシリーズやってたので、見る。1974年の13作「寅次郎恋やつれ」で、マドンナは吉永小百合。2年おいての2度めの出演。吉永小百合と寅さんは相性悪そうだ。
今日の歩数は0歩。

【となり町戦争】三崎亜記 ★★★☆☆ 2005/01/10 集英社。
Morris.は初めて読む作家だが、この作品は、2007年に漫画化(倉持知子)、映画化されているそうだ。
広報でとなり町との戦争が始まったことを知らされ、町役場から偵察業務に挑発され、役場の女性職員と偽装結婚してとなり町に住むことになった青年。冗談なのかと思ったが、現実に戦死者が出ているし、青年も逃走を余儀なくされる。
「戦争」が一種の公共事業として行われる世界を戯画的に描いた作品。

「戦争というものを、あなたの持つイメージだけで限定してしまうのは非常に危険なことです。戦争というものは、様々な形で私たちの生活の中に入り込んできます。あなたは確実に今、戦争に手を貸し、戦争に参加しているのです。どうぞその自覚をなくされないようにお願いいたします」
「戦争で死ぬといっても、その状況は様々です。自らのぞんで死んでいった者、決死の覚悟を持って死んでいった者、巻き込まれて死んでいった者……。ただ私の方の資料にあがってくるのは、統計数字としての戦死者数と、それに応じた補償金の金額だけなのです」


これは女性職員のことばだが、著者もこの作品執筆時は久留米の市役所に勤務していたらしい。著者は男性である。

僕たちの世代というのは、戦争というものの実体験もないまま、自己の中に戦争に対する明確な主義主張を確立する必然性もないまま、教わるままに戦争=絶対悪として、思考停止に陥りがちだ。戦争というコトバを聞くだけで、僕たちの頭の中に、普遍化されたモノクロの映像が浮かんでくる。行軍する兵士、黒鉛をあげて落ちる戦闘機、忌まわしのキノコ雲、そして親を失い道端に座り込んだ、やせ細った子ども。それらの映像は、僕たちに思考する間も与えず、戦争を否定させる力を持っている。
その反面、いわゆる《世間》では、「正義のために、愛する人のために」という大義名分をうけて戦うことを正当化する、という図式がまかりとおっている。子ども向けのヒーロー番組しかり、勧善懲悪型の時代劇しかり。
僕たちは「ソレトコレトハ、スベテガオナジデハナイケレド、カサナリアウモノナンダ」とわかってはいても、その違いと同質性について、深く考えなければならないほどの選択を迫られることはない。だから日常の中でそれらは融合することなく、別物として並び置かれている。そして、時折それぞれの側面が鈍く光るのだ。
今僕が出遭っている戦いは、そのどちらにもカテゴライズされない。予測もしなかった形で僕を巻き込んでいる。この複雑化した社会の中で、戦争は、絶対悪としてでもなく、美化された形でもない、まったく違う形を持ち出したのではないか実際の戦争は、予想しえないさまざまな形で僕たちを巻き込み、取り込んでいくのではないか。その時僕たちは、はたして戦争にNOと言えるであろうか。自信がない。僕には自信がない。
もちろん僕たちは戦争を「否定」することができるし、否定しなければならないものだと感じている。ただしその「否定」は「あってはならないもの」「ありえないもの」としての消極的な否定であり、「してはならないもの」としての積極性を伴った否定にはつながりえないようだ。では、「現にここにある戦争」を、僕たちは否定することができるのであろうか?


穴を掘りながら思う。この日々、この半年の日々を。僕は戦争に加わった。戦争の影を決して見ることはなかったが、僕はなんらかの見えない刃を持たされていたのだろうか。その刃で、幾人かの敵を、知らぬうちに切り捨てていたのであろうか。
確かに僕は、誰かを意志を持って殺しはしなかった。しかし僕を助けるために、確実にこの戦争で、佐々木さんという一つの命がなくなっている。僕はもしかしたら、そのことを一生しらないままに、無自覚に、イノセンスに、生涯を終えたかもしれないのだ。
考えてみれば、日常というものはそんなものではなかろうか。ぼくたちは、自覚のないままに、まわりまわって誰かの血の上に安住し、誰かの死の上に地歩を築いているのだ。
ただそれを、自覚しているのかどうか、それが自分の眼の前で起こっているかどうか。それだけの違いなのではなかろうかl僕はもう、自分が関わったことが戦争であろうが、なかろうが、そんなことはもうどうでもよくなった。
たとえどんなに眼を見開いても、見えないもの。それは「なかったこと」なのだ。それは現実逃避とも、責任転嫁とも違う。僕を中心とした僕の世界の中においては、戦争は始まってもいなければ、終わってもいないのだ。


何か不思議な世界観を持った作家のようだ。もう一冊くらい読んでみるか。

2014/01/10(金)●韓国語とか●

7時半起床。
今朝の血圧は189/91/72
朝の3点セット。
今日はかなり寒そうだったが、昨日メールで、予約本が三宮図書館に届いたとのことだったので、昼前部屋を出て、歩いて三宮へ。確かに気温は低そうだが風がないので思ったほどではない。
大安亭の元空き地(今は住宅の基礎だけができてる)に黒猫発見、さらに、白黒、雉など出てきたのでしばらくMorris.@Catographerモード。
その後もちょこちょこと猫撮りながら三宮図書館で予約の「浅川巧全集」(一冊本)受け取り、銀行ATMで新通帳作り、また歩いて、大安亭で買い物して3時半帰宅。
一日数回軟膏塗って、ミニギターも完全に禁止してるのに、左手の調子は相変わらずである(>_<) 確かに骨自体には異常は見られないのだが、長引きすぎぢゃ。うーむ。
韓国語シャドウイング練習のために見ることにした「オ・ジャリンが行く」3話まで見たのだが、あまりの登場人物の行動に、ちょっと見続けるのをめげそうになっている(^_^;) 「文系100」の方は40まで進んでるけど、学習効果のほどはほとんど無さそう(>_<) しかし今回のMorris.の韓国語学習熱?はミニギターの代用品(^_^;)みたいな感じでもあるし、学習目的が曖昧過ぎる。もともとMorris.が韓国語始めたのは、韓国旅行のためだった。88年の初めての韓国旅行の時は、全く韓国語出来なかったのに、なぜかえらくはまってしまい、帰国してから韓国語学習始めたわけだが、さすがに3年もやったら、とりあえず旅行にはそれほど不自由しなくなった。それから後はほとんどそのままのレベル、いやある意味、単語数なんか減少してるかもしれない。
風の音さんみたいに、3年で韓検準二級合格、さらに上級の二級に挑戦(その後は一級)というような熱意と目標持った学習とは根本的に違っている。(^_^;) まあ、最低水準の維持のための意地、ということにしておこう。 韓国語読解力学習のためには、大好きな韓国歌謡の情報収集を兼ねて、ネットでのハングルサイトを積極的に活用していきたい。こちらのお手本はホンジニョン応援ブログである。
今日の歩数は5513歩。


Twin煙突見るのにも邪魔な高橋マンション 

三宮クリーニング猫 

大安亭の黒 

同じく 

大安亭の黒白 

黒白と黒 

大安亭の雉 

さっきの黒 

身づくろいする白雉 

身づくろい済んだ白雉 

旭通の白黒、白茶 

ペコちゃん線香(@_@)?? 

【童謡噺】立川談志 ★★★ 2000/08/22 くもん出版。
だいぶ前に「談志絶唱 昭和の歌謡曲」というのを読んで、その記憶力と熱の入れ方に感心した覚えがある。松岡正剛の千夜千冊にこの「童謡噺」がとりあげてあったので、こちらも読みたいと思ってた。東灘図書館で見つけたので借りてきた。
童謡、唱歌の差異とか、作詞家、作曲家の薀蓄、はっきりした好き嫌いなどの「童謡噺」はもちろん、放っとくといくらでも横道にそれまくる、その噺がこれまたなかなかに面白かった。

童謡の世界には、その頃の日本の風土があり、四季があり、自然がある。住むところや時代に多少の違いはあっても、やはり童謡の中には、自分たちが過ごした自然がある。

「童謡は、子供時代を経た大人の胸の中にある」、といい切ってもよいのかもしれない。

この童謡に、果して未来はあるのか。
かつてあった自然という景色が、少なくなったら、自然を歌う童謡はなくなってしまうのでしょうか。
「郷愁の童謡」というのができるのではないか。


無くしたものを懐かしむ。童謡も郷愁になりはててしまったのだろうか。
Morris.の手元に昭和47年(1972)発行の光文社カッパ・ブックス「日本童謡集」がある。編んだのは寺山修司。いわゆる童謡、唱歌だけでなく、歌謡曲、軍歌、ドラマ主題歌ごたまぜで250曲以上が収められている。簡単なコードも付いてるので、Morris.が「歌本」として酷使、濫用したため、かなりボロボロになっている。Morris.にとっての童謡はほとんどこの中に網羅されていると思う。

2014/01/09(木)●初仕事 初詣 初見舞●

7時半起床(電話で起こされる)。
今朝の血圧は152/64/62。
秋本くんからの電話で、飛び込みの仕事だった。9時にJR灘まで迎えに来てもらい、須磨区に。10時からスイス向けに畳やコタツなどを送るという老夫婦の現場。どうやら、ここに下宿していたスイス人が日本の畳とコタツが気に入ったらしくそれを送ることにしたということらしい。Morris.はほとんど畳の梱包だけで12時前に作業終了(^_^;) 荷降ろしも無しということで、1時前に帰宅\(^o^)/
テレビ付けたら、一昨日川崎の取り調べ室から逃げ出した男が横浜市泉区の雑木林で逮捕されたという緊急ニュース。1時からNHKで、ヘリコプターからの映像がリアルタイムで流されていた。民放チャンネルを回してみたが、どの局も通常番組を続けていた。現実にNHKが報道しているのだから、知らないわけはないだろうから、民放の意思によるものと思う。
風呂に入ってからJRで大阪に出る。今日は十日戎の宵宮、Morris.は十年以上ずっと、初詣は十日戎ということにしている。たいていは西宮戎に詣るのだが、今年は大阪の今宮戎に詣り、そのあと洪ママの見舞いに行くことにした。14日のサランバン会の日は仕事入りそうなので、新年挨拶も兼ねて早めに行っておくことにしたのだった。
平日の午後で、昨日の雨でぬかるんでることもあって、神社の人混みは大したことはなかった。おみくじは

四十番 吉
あれまさる 小田のかりほのかぜあれし ひかぬ鳴子に 鳥や立つらむ
運勢 後の事を考えず現在の事に努力すれば自然とよい事がやって来る。
・願望 かなう。
・縁談 末よし。
・待人 末よし。
・待人 来る。
・出産 軽い。
・病気 医者とよく相談する事。
・住居 変る事悪い。
・商い 落付いて考えなさい。
・試験 自信は報いられる。

限りなく大吉に近い吉。のような気がする(^_^) 神社前の屋台で買った一番小さな福笊にこのおみくじ副えて、洪ママに進呈。
洪ママは、年末にメバチコが出来て、治りきってないし、風邪気味ということで、いまいち冴えない感じだったが、リハビリの方は順調とか。是非車椅子で、サランバン会に出席してもらいたい。
介護の女性が来たので5時半頃辞去して、コリアタウン山田商店で白菜キムチ買って、環状線で大阪に戻り、ちょこっと大阪駅構内を見物して、8時帰宅。
冷蔵庫に何も無かったので、買ってきたキムチと海苔とご飯と味噌汁の夕食。キムチのおまけに山菜ナムルが入れてあって、これがまた美味しかった(^_^)
今日の歩数は8979歩。


今年の初詣は今宮戎神社 

今年の福娘 

今年のおみくじ 

福笊 

遥かにハルカス 

洪ママの夕食 

御幸神社の戎さん 

JR大阪駅のイルミネーション 

大阪駅北のMorris.とは無縁そうなゾーン

昨日が上弦だった 

資生堂の卒業袴貸衣装 

かえってキムチ分包 

【流れる】幸田文 ★★★☆☆☆ 1956 新潮社。
言わずと知れた幸田露伴の娘である。いや、露伴より文の方が知名度は高いのかも。この「流れる」は翌年に映画化されて、女優陣がものすごかった(^_^;) 高峰秀子、岡田茉莉子田中絹代、栗島すみ子、山田五十鈴(@_@)
2014年最初の読書控えにふさわしいのかどうか、ちょっと疑問でもあるが、この文体だけで、読んで良かったという気持ちになった。

なんにしてもみごとと云いたい狭さだ。狭いということは乏しさを指すことがしばしばだが、こう利口につかった狭さにははみ出す一歩手前の、極限まで詰った豊富さがある。戦後急激におちぶれて、とうとう畳一枚も持てなくなった現在までに、梨花はそれ相応のいろいろに貧しい狭さを経験しているが、やっとこのごろは狭さというものをはっきり知った。狭いということは結局、物なり人間なりがあるということなのだと。何かがあるから狭さもあるので、人も物もないとき狭いという限界はない。

文章見本という意味もあるが、狭さでは人後に落ちないMorris.亭も、こう言われてしまえば、その通りということになる。

ふかしごはんの残ったびしょびしょへ水をぶちこんでひとふきさせれば、こういうまずさになるものを梨花は知っている。はっきり実際で承知しているのだ。米粒の荒れがそれを明らかにしている。生ぬるくうすら冷たく性(しょう)のぬけた粥を、出す人は羞しげもなく、出された粥のほうが病人に恐縮しているのである。
文句を云う気はない、ただそういうことだと思うだけだ。この味は誰の味だ。こしらえたのは従姉だから従姉の味だとも云える、感じる舌はこっちの舌だから自分の味でもあるのだ。つめたいような温かさ、温かいような薄つめたさ、それが作る人の味、たべるひとの味だ。たべるひとの身分や思わくを考えに入れての作るひとの味、つくるひとの身分や思わくを計算に入れてのたべるひとの味でもある。どっちもどっち、それでいい、つまらないことだ。ただこのへんで何かがはっきりと打切りになるような気がする。そんな味というだけのことだ。あちらの世界にも、この粥と同じあたじけない味はたくさんありそうだとわかっている。こちらの世界のこれは、四十年馴れてきて確実に知っている味だが、あちらの世界のは「だろう」という確実には知らない味だ。所詮は自分がどこで生きていくかで、いずれはどっちか好きなところにおちつくにきまっている。あっちのいい人はこっちを出て行くのだ。同じ水でもあっちの水へ、いまは梨花の気が向いている。山ふところの動かない空気のなかより、峠の一本松にとまった鳥は清々しかろうと思うのだ。


タイトルのよって来たるところだろうが、この、くどいようで、たんたんとした文章は、まさに流れのままに流れてゆく。

2014/01/08(水)●雨の日の韓国語●

9時起床。
今朝の血圧は202/92/74。
朝から雨である。ということは、今日も1日部屋でごろごろになりそうぢゃ(^_^;)
それにしても、7草粥が過ぎてまだ、今年は仕事一度も出てない(>_<)。明後日入るはずだった現場もキャンセルになってしまった。今年の初仕事はサランバン会のある14日ということになりそうだ。
こういう時はとりあえずミニギターで遊ぶはずなのだが、例の左中指付近の療養中でミニギターは禁止(>_<) 韓国語の勉強でもすることにしよう。「重要文型100中級」はほぼ順調に36まで進んだ。これはほとんど読み上げ用の教材にしかなってない。それでもiPhoneのNAVER辞書の音声認識機能での聴き取り結果は、少しずつ向上が見られる。以前は正答率1/5くらいだったのが、1/3くらいになってる。長い文を一度にやろうとすると無理があるようで、文節ごとで切っていけばよいようだ。これでとりあえず正答率1/2を目指すことにしよう。
昨日まで見るともなく見ていたサンテレビ11時からの韓国ドラマ「烏鵲橋の兄弟」が昨日で終了。今日から新しく「オ・ジャリヨンが行く!」という、MBC2012年の恋愛ドラマが始まるらしい。これをシャドウイング(台詞に合わせて発音する)用の教材として使うことにする。日本語字幕があるので少しは楽だと思う。本当はホームドラマが望ましいのだが、時代物よりはましだ。それと、年末高山くんが来た時、吉美ちゃんに貸してた(ことも忘れてたが)「動物のお医者さん」4冊が帰ってきたので、これを読み直すことにした。佐々木倫子のこの漫画ももう四半世紀前の作品である。当時は主人公?チョビ人気沸騰で、日本には絶対向かないシベリアンハスキーが矢鱈飼われてた。ブームはあっという間に収まったけど、あれは一種の公害みたいなものだったのではなかろうか?
NHKの昼番組で、Morris.の生誕地武雄温泉が紹介されてた。あちらも生憎の雨だったらしい。
午後からはノレバン98号で韓国カラオケ練習。今日は学習の一環として、歌詞の発音を意識して歌うことにする。内臓のトロットアルバム99曲を順番に、知らない曲は飛ばして、延々と最後まで完唱(^_^;) ざっと3時間ぢゃ。
夜は残り物野菜ソーセージなどで焼き飯つくり、オムライス風。
小倉の福田博くんから恒例年賀状代わりの昨年の読書履歴が送られてきた。彼は未だにワープロ忌避で、全て手書きである。2013年の読書は115冊。久しぶりにMorris.が多かった。
相変わらず、ジャンルや傾向はMorris.とはまるで違ってるが、佐野眞一、関川夏央、塚本邦雄、久生十蘭、森達也あたりはちょっと株てた。久生十蘭をまとめて読み返してたようだ。あの文章は癖になるもんな。それと塚本邦雄の短歌も。
Morris.も読んでみようかと思ったものをいくらかメモしておく。

・ノンフィクションの巨人 佐野眞一が殺したジャーナリズム 宝島社
・蕪村へのタイムトンネル/司修
・最後の色街飛田/井上理津子


末尾に戯れ歌とも信条歌とも取れるニ首が記されていた。

売国行進曲
・嗚呼あの人もこの人も国を売る奴ばかり浅ましき世となりに蹴鴨
アメリカは、もう有(も)たない
・虚飾のかぎり尽くして滅ぶ亜墨利加に殺されし億万の鉄(かな)くさき風


福田くんは、どんどん憂国の士になっていってる気配だ。
今日の歩数は0歩。


この韓国ドラマでシャドウイング学習 

懐かしの「動物のお医者さん」韓国語版

武雄温泉
2014/01/07(火)●猫曜日●

8時起床。
今朝の血圧は163/80/74。
朝の3点セット。
昼から歩いて六甲道に。今日は何となく暖かいせいか、猫の姿を多く見かけた。
銀行で家賃振り込んで、灘図書館でヴィジュアル雑誌など閲覧。5時帰宅。
一階の古本屋「ワールドエンズガーデン」久しぶりに覗く。年末に大幅に入れ替えたとのことで、書棚の中身が変身してる。かなりの充実ぶりだ。看板猫のぶんちゃんは相変わらず可愛いが、窓際のコーナーに額縁入りの油絵が飾られていた。だいぶ小さい頃のぶんちゃんがそっくりそのままに描かれている。小澤さんに訊いたら、元町栄町の雑貨と古書の店「ポレポレ書舗」の主人の作とのこと。上手いもんである。店のホームページにこの絵も紹介してあった「午後の陽ざし」というタイトルらしい。
今日の歩数は5916歩。


神の木通のキジトラ 

葉っぱ 

神の木通の白雉 

JR六甲道駅東空 

八幡神社の白雉 

八幡神社の茶トラ 

篠原南の茶トラ 

やっぱ可愛いぶんちゃん 

リアリズム(@_@) 
2014/01/06(月)●こたつ虫●

8時起床。
今朝の血圧は174/63/77。
ハイボールだって量を飲めば酔っ払うもんだね。ちょびっと宿酔。
NHKの朝ドラはほとんど見ることないのだが、流れてた場面に「大阪ラジオ局」のレトロな建物が出てきた。瞬間的にこれはどこかで見たことがあるぞ、と思った。しばらく考えて、そうだ御影の公会堂だということに気がついた。大阪が舞台なのでちょっと意表をつかれたということだ。ネットで確認したら、やっぱり御影公会堂でロケやったらしい。まあ、外観だけを利用したのだろうと思うが、やっぱりあの建物は見どころがある。
朝風呂浴びて、昨日やり残した読書控えの校正。50pちょっとあったのを、何とか午前中に終える。まあ、校正半分、読み返し半分だもんね。元日に紹介した他にもイチオシに挙げておきたくなったものを追加しておく。

【騙し絵日本国憲法】清水義範
【「東京電力」研究 排除の系譜】斎藤貴男
【外務省が消した日本人】若槻泰雄
【音楽を迎えにゆく】湯浅学
【東京スタンピード】森達也
【詩歌と戦争 白秋と民衆、総力戦への「道」】中野敏男

しかし、一年以内に読んだ本、しかも印象に残ってメモしたはずの内容すらろくに覚えてない(>_<) この控えが無ければ何を読んだのかも大半は忘れてしまってるんだろうな。それはそれでいいのかもしれないけどね(^_^;)
午後は校正すました分を2013年読書控えページに反映。今年は割りと誤字脱字少いと思ったのだが、全体量が多いので、結局100箇所以上あった。でもこれくらいの訂正ならチョチョイのチョイさと思ったのだが、ホームページソフトが、これだけの大きなページに根を上げてるらしく、一箇所訂正するのにえらく時間がかかる。たとえば一文字削除するだけで、それが反映されるまでにうんざりするくらい時間がかかるのだ。iPhoneをストップウォッチにして計ったら16秒から18秒である。16秒というと大したことないように思われるかもしれないが、削除やコピー&ペイスト一回ごとにこれだけかかるとなると、かなりのストレスだ。仮に一つの文章を打つのに10回くらいは漢字変換したり、デリートやバックスペースキーで削除したりで、15回位の確定操作するとして、一つの文章に4分もかかるとしたら、誰もワープロなんか使わないだろうと思う。
結局作業終わったら5時近かった。本当は文章の途中に無用の半角スペースが相当数あったのだが、これはもうご勘弁願おうm(__)m
その後、しばらく例の「文型100」のおさらい。このテキストは読み上げ(&iPhoneのNAVER辞書聴き取り機能でのお笑い)のためのテキストになってしまったようだ(^_^;)前にも書いた風の音さんのブログに刺激されて今年は、韓国語のブラッシュアップの年にしようと決心した。って、もともとが初級卒業危ういレベルだったから、再スタートみたいなものかな。彼のブログの中に韓国語学習のページがたくさんあるので、それを少しずつ読んでいくことにする。
10時からは1355回歌謡舞台、お題目が"희망 꿈 행복 希望 夢 幸福というのは、いちおうお正月特集ということなんだろうな。タイトル通り明るい曲が多かった。

1) 럭키 모닝 ラッキーモーニング/주현미 チュヒョンミ
2) 청춘의 꿈 青春の夢/김성환 キムソンファン
3) 다함께 차차차 皆でチャチャチャ/설운도 ソルンド
4) 내 인생에 박수 我が人生に拍手/현숙 ヒョンスク
5) 감격시대 感激時代/송해 ソンヘ
6) 내 고향으로 마차는 간다 故郷へ馬車が/박일준 パクイルチュン
7) 서울의 모정 ソウル慕情/권성희 クォンソンヒ
8) 사랑이 메아리칠 때 愛の谺が響く時/안다성 アンダソン
9) 행복이란 幸福rokuniとは/조경수 チョギョンス
10) 하늘의 황금마차 空の黄金馬車/안다미 アンダミ
11) 휘파람 불며 口笛吹いて/배일호 ペイロ
12) 물새 우는 강 언덕 水鳥無く川の丘/장은숙 チャンウンスク
13) 꿈이여 다시 한 번 夢よもう一度/고영준 コヨンジュン
14) 꿈 찾아 가리 夢を探しに/버들피리 ポドゥルピリ 
15) 무궁화 無窮花/한수영 ハンスヨン
16) 축배의 노래 祝杯の唄/남일해 ナムイルヘ


コタツトップで、ものすごい画質だったけど、途切れずに受信できたし、何はともあれ、今年最初のチュヒョンミというのは嬉しかった。ソンヘさんもお元気そうで安心。12,のチャン・ウンスクはかなりベテランらしいが、それほど上手い歌手ではないようだが究極のハスキーボイスである。こんな感じ。もともとMorris.はハスキーボイスに弱い。Come Back桂銀淑!!
今日の歩数は0歩。

2014/01/05(日)●図書館初め●

7時半起床。
今朝の血圧は197/92/67。
SBS「挑戦千曲」。おお、チャンユンジョン司会で出てる(^_^) もちろん昨年の録画だろうけど、とりあえず、今年も元気な顔見ることが出来て満足ぢゃ。お腹の子供の話題も出て、いよいよ出演も終わりみたいな話も出てた。
午後から歩いて三宮へ。旭通りの金網で囲まれた空き地(猫場)が、コイン駐車場になってた(>_<) 駐車場裏の一部はまだ空き地になって黒白が一匹いたし、その北側のマンションあたりには空間があるので、猫自体は何とか生き延びるとは思うのだが、やはりちょっと残念。
ハイボール三宮図書館で「芸術新潮」つげ義春特集を読む。Morris.はそれほどつげフリークではないのだが、「紅い花」は好きだった。その「紅い花」の原画で全編収録してあった。漫画は印刷された雑誌こそが完成型だと思うのだが、大きなサイズでネーム写植貼りこみされた姿を見るのも、ひと味ちがう。つげ作品はなんと言っても「ガロ」時代に限るのだろうし、最後の作品発表からでも、もう20年以上漫画は描いていないらしいが、現時点でのロングインタビューがあったのにはちょっと驚かされた。そのインタビューのはじめに「前に会ったのは畑中純の葬儀」とあったのにはさらに驚かされた。ネットで調べたら2012/06/13逝去とのこと。一年半も知らずにいた事になる(>_<)
受付で中央図書館の書庫にある「浅川巧全集」の予約を入れる。市立図書館内でならネットでも予約できたらしい。
帰りも歩いて大安亭で、例の八百屋で猫たち撮影、お愛想にキャベツでも買おうかと思ったが、何と一玉四百円(@_@)だったので、断念。正月明けの野菜の高騰なのだろうか。
業務スーパーで辛ラーメン、ビーフン、干椎茸、大日の中華のえびせんなど買って5時半帰宅。
夜は、何とか今日中に読書控えの校正終わらせようと思ったのだが、カティサークのハイボール飲みながら、途中で寝入ってしまったらしい(^_^;)
今日の歩数は5404歩。


「挑戦千曲」チャンユンジョン 

いよいよ見納めかも 

旭通の猫場が(>_<)   

ここなら安心? 
 

「芸術新潮」つげ義春特集 

大安亭八百屋猫 

野良チビ 

野良雉 

飼猫チャロ 
2014/01/04(土)●フェルメール賀状●

8時起床。
今朝の血圧は184/78/62。
朝の3点セット。
金沢病院今日からやってるとの事だったので、自転車で行く。
レントゲン2枚撮って、診断受ける。骨には全く異常なしで、なるべく負担をかけないようにとのこと。無理してミニギターを弾いてたのが、快復遅らせの元凶だったようだ。しばらくはミニギター禁止である(>_<) とりあえず炎症を押さえる塗り薬(バンテリンみたいなやつ)を出してもらう。薬局でもらった説明書には詳しいことはウエブサイトを見るようにと書いてある(@_@)
1時帰宅。
今日来た年賀状の中に、東京のぶんちゃんからのものがあった。彼の賀状は毎年家族4人が様々な扮装で登場する企画で、毎年趣向を凝らしたシリーズで、楽しみにしてるのだが、今年の賀状はこれまでの中でも最高傑作かもしれない。見ればわかると思うが、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の仮装である。アイディアといい、ライティングといい、並び方といい文句のつけようがないし、よくみると「耳飾り」はそれぞれ縁起物だし、衣装も自前、頭のターバン上のショールも各人格様と、凝りまくり。とりわけ奥さんの完成度は高すぎる。すごいぞ、ぶんちゃん。一人で見るのはもったいないので、こっそり拡大画像も貼り付けておく。
読書控えの校正はまだ半分である。
去年買った「韓国語文型100」。毎日1つずつの予定で、現在30だから、まずまず順調に進んでる方だろう。まあ、声に出して例文読んで、4回ごとの練習問題こなしてるだけ。いちおうiPhoneのNAVER辞書の音声認識機能で、どのくらい聴きとってもらえるかチェックしてるのだが、相変わらずとんでもない日本語の連発である。ただ、日韓辞典として使ってもなかなか正しく聴きとってもらえない。つまりMorris.の日本語の発音にもかなり問題があるのだろう。ふと思いついて、過去の参考書「至福の韓国語」付録CDの会話の一部を聴き取らせてみたのだが、これがまた、とんでも翻訳の連発ぢゃ(>_<) ということは、このアプリの聴き取り能力の側に問題があるのかもしれない。ちょっとホッとした。とりあえず面白いから(5回に1回くらい正答もある)使い続けることにする。
今日の歩数は1685歩。


Morris.の左手 

ポルタレンゲル軟膏

これは秀逸\(^o^)/ 
2014/01/03(土)●動物園初詣●

8時起床。
今朝の血圧は183/76/90。
午前中は部屋でゴロゴロ。昨日と同じく箱根駅伝の音声バックに読書控えの校正。これがなかなか進まない。
駅伝、東海大学優勝を見てから、王子動物園に初詣(^_^;) 何はともあれまぬうに年始のご挨拶。
珍しく雌が岩場の中間部まで降りてきてた。雄は地面でラブコール? でも二匹の距離はそれ以上縮まらない。
資料館ホールでは恒例の年賀状コンテストの展示があった。ほとんどが馬の版画で、馬というのは難しいのか、特にこれといった作品は見当たらなかった。特選や特別賞作品も、面白みがない。唯一銀賞受賞の6歳の女の子の作品には魅了された。シャガールみたいだ(^_^;)
その後図書室でグラフィック本流し読み。こちらも午歳にちなんで馬をテーマにした本が並べてあった。岩波写真文庫の復刻版「馬」というのが、なかなか見応えがあった。東山魁夷の作品を絵本に仕立てた「白い馬」にも感心した。
4時帰宅。高校サッカー予選大阪-青森戦。1-1でPK戦。5人目で大阪が失敗、青森の勝ちかと思ったら青森も失敗で、結局6人めで大阪が準々決勝進出を決めた。
夜はまたYou Tube検索で「1965紅白歌合戦」を見つけて楽しむ。東京オリンピックの翌年、Morris.は16歳。映像は白黒である。東京オリンピックはカラー放送で見た覚えがあるから、その後の紅白は当然カラー放送だったはずなのに、と思って、Wikipedia見たら、カラー映像の完全版はNHKにも残っていなくて、白黒完全版をBSで放映した事があるらしい。この動画はその時録画したものだろう。白黒の方がかえって趣があってよろしい。三人娘(ひばり・チエミ・いずみ)勢揃いというのがやっぱり圧巻だった。
今日の歩数は1168歩。


初まぬう 雌 

初まぬう 雄 

ちゃぐちゃぐ馬っこ 

年賀状コンテスト 

Morris.のイチオシ 

今日のヴィジュアル本 

意外と渋いことに気付いた猿舎 

今日の空 

石蕗の綿帽子 
2014/01/02(木)●新開地新年会●

8時半起床。
今朝の血圧は205/104/87。
箱根駅伝の音声だけ聞きながら、ベッドで読書控えの校正。去年に比べると誤字脱字は少い気がする。
工作舎の田辺さんから、年賀状と一緒にHORIBAの小型カレンダーが送られてきた。一昨年もらった花の特集と同じシリーズで、今年は魚である。全て江戸時代の図録から採ったもので、小さくて精巧で美しい。これは嬉しかった。
今夜は新開地ミナエンタウンB1Fの「Sun」でムックさん主催の新年会。6時過ぎに到着したら、ムックさんと京都からやってきた元ビートリクスの二人がビートルズナンバーを演っていた。この店は、去年から元スタオバのベースだったAkiちゃんが主人を務めている。
Morris.はひたすらビール(350円)を飲む。ミニボンゴがあったので、これを叩きまくるも、やはり左手は本気で叩くと痛みが走る(>_<) これは今度金沢病院に行って、診てもらうべきだろう。
ミナエンタウン2階に「アリス」という店が出来て、こちらもちょこっとだけ覗く。やはり元スタオバのうなぎさんが来ていた。
またSunに戻り、ムックさんと一緒に韓国歌謡2曲だけ歌う。福永&藤原というアジョシからビール二杯おごってもらった(^_^;)
11時に店を出て12時前に帰宅。なかなか楽しかった。ムックさんありがとう。
今日の歩数は4989歩。


魚カレンダー 

Sunで新年会 

ムックさんライブ 

2階のこの店にも 

うなぎさんがいた 

AkiちゃんはSunの主人 

ミニボンゴ 

記念写真 

湊川伝導館 
2014/01/01(水)●あけましてm(__)m●

9時起床。
今朝の血圧は157/62/87。
曇ってるけど明るさもあるので、初日の出見られたかもしれないけど、この時間に起きたのではどうしようもない。
昨日の日記編集して、雑煮作って、金平牛蒡以外にはおせちは無しだし、あとはおでんのみ(^_^;) Morris.の菎蒻好きは知る人ぞ知るで、特におでんの菎蒻には目がない。
Morris.の好みの食品をテーマにした歌集『嗜好朔語』の冒頭の歌がこれ↓だったもんね(^_^;)。

可愛さの余りてなどか蒟蒻は我が終生の伴侶となるかも

というわけで、ネリモノよりも何よりも菎蒻だけは大量に買い込んでおいた。大晦日前に4枚入れたのにもう残り少なくなってたので大判2枚湯通しして追加投入。結構大きい鍋なのに、ほとんど蒟蒻畑である(^_^;)
午後は駅伝やサッカー見ながら2013読書控えの編集。さすがに今回は手間取ってしまった。去年の倍くらいの冊数があるし、引用癖が昂じてやたら長文になってしまったので、編集ソフトの動きがのろいというか、ほとんど動かない状態になってしまった。とにもかくにも何とか読書控えアップ。アップしたあと、これを、校正ならびに、読み返しのためにプリントしてるのだが、今回はなんと173p(去年は80Pくらい)にもなってしまった。いちおう冊子状に綴じるため両面印刷しなくてはならないのだが、Morris.のプリンタは両面印刷苦手なので、一枚ごとに手差しでひっくり返す必要がある。これを173回もやるとなると並大抵ではない。
87枚分だからかなりの厚みである。Morris.の大型ホッチキス3cm針でも、ギリギリというところ。計ったら400g近かった(^_^;)
駅伝はコニカミノルタが優勝。Morris.のプリンタがこのメーカーのものというのが、ちょっと嬉しかった。サッカーは横浜マリノスが優勝。
2013年の読書は近年稀に見る充実ぶり、というか、読んだ冊数は一昨年の倍以上だった。垣根涼介の「ワイルド・ソウル」をきっかけにブラジル移民関連書籍を10冊ほど読んだ。その垣根涼介を始め、原宏一、鳥飼否宇、堂場瞬一などの作品をかなり続けて読んだ。一番のめっけ物(^_^;)は中島京子だった。一番好きだった小説は姫野カオルコ「リアル・シンデレラ」。小説以外の分野ではブラジル移民関係と、ベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」に振り回されて(^_^;)しまった傾向にある。
昨年読んだ中のイチオシ本を小説、非小説別に7冊ずつ挙げておくので、読書の参考にしていただきたい。一冊でも読んでいただけると嬉しい。

【リアル・シンデレラ】姫野カオルコ
【小さいおうち】中島京子 
【エ/ン/ジ/ン】中島京子
【ワイルド・ソウル】垣根涼介
【アラビアの夜の種族】古川日出男
【ボディ・アンド・ソウル BODY AND SOUL】古川日出男 

【輝ける碧き空の下で】北杜夫

【反原発の思想史】すが(糸圭)秀実
【複製技術時代の芸術作品】ヴァルター・ベンヤミン
【ニッポン・スウィングタイム】毛利眞人 
【J-POP進化論】佐藤良明 
【レコードの美学】細川周平
【写真論】スーザン・ソンタグ  
【ホルモン奉行】角岡伸彦

寝正月宣言(^_^;)してたから、このまま部屋で飲んでぐだぐだしとこうかと思ったが、窒息しないように、外の空気を吸いに出る。JR灘駅越えて、兵庫県立美術館から海岸通り散策して6時半帰宅。
夜は録画しておいた昨日の紅白、裏音声で見る。これはこれでなかなかにバカバカしく面白かった。

今日の歩数は2604歩。


雑煮 

異常な密度の菎蒻 

読書控え173p(@_@) 

JR灘駅南口 

海岸通から 

MBC歌謡大祝祭 


 

 

 


【2014年】                         
【2013年】   12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
【2012年】  12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
【2011年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
【2010年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
【2009年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
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【2001年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
【2000年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
【1999年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

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