ここは、Morris.の日記です。読書記録(★=20点、☆=5点、これはあくまでMorris.の独断、気紛れ、いい加減です)、オフ宴会の報告、友人知人の動向など、気まぐれに書き付けるつもりです。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
2000/03/31(金)●閑古鳥ライブ(;_;)●
武下、西根君と伊丹の現場にデリバリ。開梱に手間取り、2軒目のプレパックの現場に着いたのが4時過ぎ、超特急で割れ物6箱パックして、阪急で夙川に出て、イエローリボンの春待ちファミリーBANDライブに。8時開始のはずが、一向に客がこない、8時半になってやっと10人ほど来て、最終的には21人。うーーん、今日が年度末で、月末の金曜日で、天候いまいちで、寒くて、場所がわかりにくい−−−いやいや、やはり、情宣不足だろう。このところ、営業やイベント中心で、ライブハウスでやる時は、客を呼ばねば、ということを、すっかり忘れていたのが、敗因?だろう。それでも演奏は、普段やってない、ジャズの曲など中心に、久しぶりに聞くナンバーも多く、Morris.としては楽しめた。この店常連の、カントリーダンサー(熟年女性3名)が、ずっと、演奏に合わせて踊りまくっていたのが、場を盛り上げてくれた。しかし、あのパワーは(^_^;)
社長の車で帰宅したのがちょうど午前零時(^_^;)
明日は桜宮で、さんちゃん部屋の花見大会だが、はたして花はさいてるのか?
まあ天気は良さそうだから、大丈夫だろう。(花より団子より酒(^○^))
2000/03/30(木)●イウッサーチョン●
午前中清水君と堺のピックアップ、午後摂津のインドネシア留学生の現場、これでいいかげん疲れたのに、倉庫に戻ってから積み込み積み下ろしの繰り返しで、もうへとへと。帰宅したら9時過ぎだった。右足の捻挫は小康状態はいうものの、回復してるわけではないし、特に物を持って階段降りるのは負担かかり過ぎ。仕事ピークの時期で、完全休養と言うわけにはいかないし(>_<)
昨日のキーマカレー、矢谷に教えてもらった通り、ケチャップを入れたら、ずんと美味くなった。
モリス亭の隣り部屋はずっと空いていたのだが、どうやら家族が引っ越してきたらしい。夜に母親と4歳くらいの娘が挨拶に来た。その時の手土産が粉石鹸とちり紙(ティッシュ)。一瞬Morris.は韓国人ではないかと思ってしまった。韓国では新居に遊びに行く時は、何故か洗剤持って行くことになってるのだ。韓国語で隣人を「イウッサーチョン(近いいとこ)」と呼ぶ。「遠い親戚より近くの他人」にニュアンス近いのかもしれない。騒がしい事の多いモリス亭だけに、いい関係を作っておきたい。
2000/03/29(水)●自家流キーマカレー●
市川、武下君らと久しぶりの通関。仕事に好き嫌いを言ってはいけないのだが、Morris.は昔から、この通関は苦手である。おまけに、今日は天候も荒れ模様、雨が降ったり止んだりで、強風は吹きまくる、午後の荷物は全検(X線検査)だし、Morris.はトラックの荷台にロープかけるとき、足を踏み外して、例の捻挫の個所をまた傷めてしまったよ(>_<)
それにしても、ここんとこずっと寒いなあ。桜も咲いてないのに花冷えみたいだ。今週は447chでディースカウ、ムーアの「冬の旅」やってて、CD持ってるのについつい聞いている。季節外れのはずが、えらくマッチしてるのがおかしい。
パニエで買い物して6時半帰宅。大西ユカリちゃんから、写真と原稿届いてた(^。^)。すぐに更新しようと思ったが、色々注文が難しくて、もう少し時間かかりそう。今週中に必ずはアップするから、ファンは乞期待。
この前、ヒアカムでちょっとだけ貰った矢谷のキーマカレーが美味しかったので、今夜はこれに挑戦。といっても、キーマは挽肉の事だとしか教えてもらえなかったので、すべて自己流。しかも、先日の65円ポークソテー作った時のソースを「展開」(使いまわしのことね)して作ってみた。ソースをお湯で延ばして、焦がさないように湯煎しておき、ミンチに、カレー粉、ガラムマサラまぶして中火で炒めて、ソースに加えしばらく加熱する。ソースは結構濃厚だし、小麦粉も入ってるので、ルー無しでいけるかと思ったが、やっぱり二かけほどルーも加えた。おお、なかなか美味いぞ、コクにかんしては矢谷に引けを取らないと思うのだけど、ソースからの「展開」だけに、カレー本来の辛みが物足りないのだった。しかし、30分くらいで出来たわりには、立派なもんだと自画自賛。写真も写したが、これは、りが悪いのでパス。ぐいぐい酒場に昨夜の電話の件に関してみっちゃんからコメントが付いてた。すべては酔っ払ったMorris.のせいだということにしておく。
【評伝 活字とエリック・ギル】河野三男訳、著
★★★☆☆ エリック・ギルという名前さえ知らなかった。20世紀前半の石彫家、タイポグラファーだ。ギル自身の著作「AN
ESSAY ON TYPGRAPHY(1931)」の全訳と解説。そしてギルが残した3種類のフォント(パペチュア、ギル・サン、ジョアンナ)製作の成立過程とその見本刷りという構成になっていて、普通の意味の評伝とはかなり形態を異にしている。
それはさておき、このギルと言う人も、かなりにエキセントリックな性格の持ち主らしく、常人にはついていけない部分も多く(近親相姦など)、一筋縄ではいかない人物のようだが、確かに彼の作り上げたフォントは素晴らしい。それよりもMorris.は西洋アルファベットの、完成度の高さと、究極といえる美しさに、ため息つきっぱなしだった。
ギルはウィリアム・モリスとは、ほとんど対極に位置するタイポグラファーのようだ。
ギルならびに、河野の言説にMorris.は大いに共感したり、反撥したり、総体として非常に刺激を受けた。
たとえばフランクリンの有名な格言「時は金なり」を言挙げして、ギルは
さらにわたしにとっては「時は金なり」という格言はなんとも理解に苦しむものである。機械の改良によって失業した何百万という同胞にとっては、時間は余りすぎるほどあるが、一文無しであり、この格言がまったく理屈にあわないのがわかる。
と、やや感情的に反論しているが、河野はこれを敷衍して次のようにまとめる。
産業主義推進のアジテーターだったフランクリンにたいして、ギルはここでも本気だったと考えられなくもありません。/ちなみにフランクリンは(中略)功利的な知恵を働かせ、勤勉に働くことを盛んに奨励した、今日でいうコピーライターのような存在でした。
「勤勉であることは善である」と、空気や重力のように感じている現代の無自覚な傾向は、「時は金なり」というコピーと結託して、産業社会下の教育制度をおおっていたと思います。現代人のストレスの源は、この「イデオロギー」の呪縛にあるのかもしれません。
組織への貢献とか、社会への奉仕という、他者からの承認願望だけに労働の満足をえようとする瞬間から、効率や機能先労働環境に押し込まれます。その行動は貢献度という、換算自由な数に置換され、評価処置がくだされる契機をまねいています。その評価は一見妥当性があるようでいて、じつは基準の曖昧な、主観性のきわめてつよい恣意的なものであり、人間を画一的な側面からしか眺めない、数値管理への道を許すものです。
この河野の指摘には、長い事漠然と感じていたMorris.の疑義(「時は金」という格言はうさん臭い)に明解な解答を与えてくれたような気がした。時は金でなく、時は時であって、だからこそ意義があるんじゃないかと思っていたが、はっきり「時は金」という格言は間違っていると、確信できた。
ギルの本が出た時代はイギリスで産業革命が達成されて、職人が機械による大量生産システムによって、淘汰されつつあった時期で、ギルはそういう時代にあっても彫刻家、タイポグラファーの職人魂を持ち続けた。ウィリアム・モリスがそうであったように、ギルも独自のユートピアを夢見ていたふしがある。
ギルのフォントはどれも完成度が高く、素晴らしいが、手作りのテイストを感じさせるジョアンナ書体が気に入ってる。前に買ったCDROMのファント集で、これに似たものを探したが、当然ながら微妙にちがってるのね。この微妙な差異が、全体の雰囲気を変えてしまう。「神は細部に宿り給う」という言葉こそ、フォントの格言(^_^;)であると思う。
2000/03/28(火)●春の嵐●
3人で昨日と同じ現場。午前中実家に箪笥など運んだが、狭くて玄関から入らず、吊り上げしなくてはならなかったり、子供自転車の鍵が無くて、ペンチで鍵を捻じりきったりと、色々あったが、4時前に現場を出る事が出来た。7時頃、雷鳴と共に激しい風雨。春の嵐なのだろうか。その中を運転してうさこちゃん、先日買ったばかりのNECのノートPC持って遊びに来る。3時間ほどチューンアップした後、近くの串カツ「通」でおごってもらった(^_^;)
2000/03/27(月)●65円のポークソテー●
昨夜は「くれなゐ」を読んで、結局2時まで起きてた。
今日は武下、古田(^_^;)さんと3人で奈良に配達した後、柏原市のピックアップのヘルプ。やっぱりダブルヘッダはきつい(^_^;)事務所に戻ったのが7時過ぎ、J-Mallで買い物したら閉店間際で、お買い得商品があって、豚のソテー用肉がタイムサービスで半額のシール貼ってある。えっ??もともとがグラム98円という超廉価なのにこれが65円になるの、って言うので思わず買ってしまった。どう見てもちゃんとした肉だし、玉葱と人参擂り下ろしてマギーブイヨンと小麦粉炒めて即席のソース作って、ポークソテー。これも半額の鶏胸肉の皮利用して作った鶏皮の湯引きも成功(^。^)したし、えらく安上がりの夕食兼酒の肴だった。
11時過ぎに未知の女性からの電話、みっちゃんからの紹介で、インターネット関連の話でお会いしたいとか、話が見えないので、とりあえずMorris.部屋をどう思うのかと聞いたら、見た事ないしアドレスも知らないと言う。だいたい夜11時に知らない相手に電話するのも非常識だし、態度は慇懃無礼だし、Morris.はかなり酔ってたしで、だんだん腹が立ってきた。つい、エチケットをわきまえろと、言ったら、向こうが腹を立てて電話は切れた。感じ悪いし、後味も悪い。(後になってみっちゃんのメールを読んだところ、社長が声かけて、話してるうちにバナー広告の話になってMorris.を紹介したと言う事らしい。可愛い子だということだったが、後の祭り(^_^;))
【味覚日乘】辰巳芳子 ★★★☆ 日本家庭料理研究家中、辰巳浜子、芳子は、最強の母娘コンビだろう。Morris.は母辰巳浜子の「料理歳時記」は料理エッセイのバイブルとさえ評価してるのだが、本書は娘芳子版「料理歳時記」と言える。こちらはなんと言っても、写真がため息出るくらい奇麗だ。内容も、血は争えないと言えるが、やっぱり母の二番煎じに見えてしまうところは、ちょっとかわいそうでもある。でもなかなか文章は上手い。材料や料理の使いまわしを「展開」というのは、ちょっと閉口するけどね。おじや作る時、ご飯を塩水で洗ってから汁に入れるとか、里芋の皮の剥きかたとか、コツやヒントも多くあって、有用かつ読んで楽しい料理本と言う水準は軽くクリアしてる。おしまいの坊さんとの対談は、ない方が良かった。
2000/03/26(日)●ノレチャランに日本人が●
やっぱり今朝は宿酔だった。11時ごろ起きて、適当にチャンネル回したら高校野球やってる。今日始まったのかな。北海道と奈良の対戦で、奈良は初出場の橿原高校、これひょっとして、奈緒ちゃんの母校じゃないかと思い、とりあえず応援しながら見てた。4対4で延長までもつれこんだが、11回に4点も取られて負けてしまった。残念。
午後1時からは、韓国のど自慢を録画しながら(^_^;)見てたんだけど、何とシモクボと言う日本人が出場して「ネパクチャ」歌った。4年ほどソウルに住んでるらしい。年もMorris.と同じだ。何だか先を越されたみたいで残念。でも、これまで見た中で外国人が出たのははじめてだ。特例なんだろうか?
これから中央図書館に行き、センター経由して、夜はヒアカムでフクイーズのライブ見る予定。
バスで中央図書館に着いたのが5時半、日曜日は6時閉館と言うのを忘れてた(7時と勘違いしてた)ので、あわてて本を借りて、久しぶりに大倉山のもっこすでラーメン食べる。「昔は美味かったのに」という店の筆頭に挙げたい店の一つで、それでも夢よもう一度で、ひょっとして以前の味に戻ってるのかと甘い期待を抱き、たまに入ってみるのだが、やっぱり駄目(>_<)しかも、今日は3月中は半額と言うのにつられて餃子を頼んだのだが、これまた、とんでもない代物で、今さらながらMorris.の貧乏性を悔やんでも後の祭り。死んだ子の年を数えるみたいなもんだが、三ノ宮センター街地下の「三馬力」が消えてしまったことは、惜しみて余りあるなあ。
元町の高架下を冷やかしながら、阪急三宮まで歩いたのだが、だいぶん高架下の雰囲気が変わってきている。やたら小物、アクセサリー関係の店が増えている。アンチックのおもちゃとか、奇妙な飾り物とか。Morris.としては目の保養になってなかなかいい傾向のように思える。
7時過ぎにセンターに立ち寄り、古本市を漁る。料理関係の文庫など、數冊ピックアップしたが、何ととんでもない掘り出し物が(@_@)
昭和14年(1939)発行の前川佐美雄の歌集「くれなゐ」が、私家版の歌集の箱に紛れ込んでるではないか。単独歌集ではなく、「植物祭」「白鳳」「大和」三歌集からの自選歌集なのだが、それにしてもこれが300円とは破格に違いない。センターの古本市は、単行本は300円、文庫、漫画、絵本、児童書は100円均一になってるので、結構こんな掘り出し物が見つかる。しかし嬉しいなあ。前川佐美雄は、歌を忘れた歌人(^_^;)Morris.にとって最愛の歌人の一人で、特に処女歌集「植物祭」は何度読み返したか知れない。この原本はもちろん、全集でもなかなか読めないので、Morris.は中央図書館の現代短歌全集からその部分だけを複写して小冊子に仕立ててる。他にも文庫や、戦後に編まれた数人の歌人と併載されたものは持ってるが、とにもかくにも佐美雄の初版歌集なんて持つことはあるまいとさえ思ってただけに喜びも一入だった。
・何を見ても何を聞いても我はもうながいこと生きて来たやうに思ふ
・薔薇の花をテエブルの上に活けておき三日ばかりを留守にするつもり
・この壁をトレドの緋いろで塗りつぶす考へだけは昨日にかはらぬ(植物祭)
ヒアカムのフクイーズライブ、対バンはYOKOバンド、以前矢谷と一緒にやってた岡田君が参加していてちょっとびっくりした。フクイーズは一曲目ヒアカムのテーマがボロボロだったので、おいおいだいじょうぶか??と思ったがそれ以後は、これまでにないくらい上出来だった。親指ピアノなど小物使ったり、ストレートなロックあり、ツインギターのバトルあり、で、これまでどちらかと言えば、矢谷のギターを聴きに行ってた感が強いMorris.だったが、福井君の進境に、改めて感心した。ライブ後矢谷が作ったキーマカレーのサービスもあり、これもすごく美味しかった。今度作り方を教えてもらおう。途中から来た社長の車に便乗して帰宅。貴闘力が13勝2敗で、幕尻優勝を飾ったとのこと。
2000/03/25(土)●ヒアカム5周年●
8時半起床。掃除洗濯済まして、伊藤君の運転するみっちゃんの車で、松尾、秋本拾って、貝塚山手公民館での春待ちファミリーBANDコンサート。車内ではずっと、例のビートガールスのテープ掛けっぱなし。みんなの反応は???だったが、9曲目「あなたに負けたの」(小山ルミ)が名曲ということになった。はつみかんなは、朱里エイコではないかとmyzkさんから書き込みがあったが、声からすると違うのではないかというのがみんなの意見。ちょっと遅れて尾西、小谷君到着。社長、いやま、みっちゃんは午前中三田で別の仕事あったので遅駆け、とは言っても湾岸線の威力で1時前に到着。会場は公民館とは思えないほど立派で、門前の立て看(木製)が目に付いた、しかもバンドの手描きイラストがなんとも秀逸だった。ホールも立派で。春休みに入ったばかりの子供たちが大勢集まり、終始観客参加型の1時間のステージだった。帰りは社長の車に便乗する。ここでもしつこくビートガールズをBGMに(^。^)
帰りに社長宅に寄り、明石の唄「ほれほれ」」のCDとチラシ貰って来たので、春待ち部屋に貼り付けておいた。CDジャケットの中にMorris.の似顔絵も入ってるので、拡大して紹介しておこう。
モリス亭に伊藤君呼んで、前日のフォークジャンボリーや今日の貝塚ののテープ見る。悦ちゃんも後から来る。
今夜はヒアカム5周年パーティに行く予定。
せっかくだからと、海鼠やらキムチなど出して、この前の豚肉キャベツ四川風に再挑戦したら、今度はなかなかうまくいった。(^o^)
結局ヒアカムに到着したのは10時過ぎ、矢谷やいやまはすでに来ていた。Morris.はカウンターでビール飲んでるうち、いやまらのライブを子守唄にはやばやと寝入ってしまったらしい(^_^;)回りのざわざわに目を覚まして、ふらふらしながら部屋にたどり着いたら、何と午前5時だった(>_<)
2000/03/24(金)●働いて飲むだけの一日(^_^;)●
矢谷、小林、武下君と、門真のピックアップとローカル配達の現場。結構ごちゃごちゃして、終わったのが6時過ぎ、買い物などして帰ったら8時半だった。一風呂浴びて、残ってたウメ鯖と、ひさしぶりのミノの湯引きあてに飲みだし、結局そのままずるずる飲み続けて寝てしまった(^_^;)
2000/03/23(木)●60sビートガールズpart2●
御影の現場3日目。ほとんど台所で割れ物パックしてた。仕事しながら庭を見ると、雀が群れている。夫婦ともかなりの鳥好きらしく、野鳥の細密画や、木彫りも数多くあったが、実際に餌付けもやってるらしい。ミカンやパンのかけらを突つき合うさまは、なかなか可愛い。時々ひよどりが侵入して、大き目のパンを横取りしていったりする。日本の雀ほど人見知りする雀はいないということだが、鳥も人を見るものらしい。今日も5時に直帰。
このところ忙しさ(と、酒)にかまけて、テレビもぼーっと流しっぱなしにしてたのだが、久しぶりに番組表を見たら433chで「60sビートガールズpart2」なんてのをやってる。面白そうだとch合わしてみたら、なんともはや、すごい、すごい。いやあまるでそのまま「大西ユカリの新世界」にワープしたみたいな感じになってしまった。Morris.、笑い続けである(^○^)このchは1時間毎に番組切り代わるので2回目にはしっかりエアチェックしながら、タイトルも書き写した。ええい、ついでだから全曲紹介してしまおう。
1.さすらいのギター(小山ルミ)2.夕焼けのあいつ(泉アキ)3.愛はひとりぼっち(木の実ナナ)4.乙女の祈り(黛ジュン)5.あなたが大好き(小畑ミキ)6.太陽の誘惑(林マキ)7.サイケな街(万里れい子)8.ブラック・ルーム(黛ジュン)9.あなたに負けたの(小山ルミ)10.恋と海と太陽と(はつみかんな)11.涙は春に(鍵山珠理)12.星空のかなたに(奈美悦子)13.うわさの二人(中尾ミエ)14.そんな夢(麻里圭子)15.サマー・ノクターン(木下節子)16.ふたりの季節(ジュディ・オング)17.恋は宝(木の実ナナ)18.云えなかったの(奥村チヨ)19.燃える年頃(泉アキ/ザ・レインジャーズ)20.涙のゴーゴー(エミー・ジャクソン)
という全20曲。懐かしいと言うか、ぶっ飛んでると言うか、チープと言おうか、これはもう別世界だ。当時のビートガールはカタカナ名前が好きだったみたいだな。ジュディ・オングとエミー・ジャクソン(だ、誰だ(@_@))は別としてもルミ、アキ、ナナ、ジュン、ミキ、マキ、ミエ、チヨと、きたもんだ。それにしても、はつみかんなんて初耳だぞ。これ、Part2ってことは、確実にPart1もあるはずだ、チェックしとかねば。
今夜は豚肉とキャベツの四川風を作ってみた。先日南京町で買った豆鼓を使ってみたかったのだ。同じ鍋で、キャベツ、豚肉の順で茹でて、キャベツを敷いた皿の上から、たれ(豆板醤、豆鼓、ニンニク、葱の線切り、醤油、酒)に絡めた豚肉をかけるだけという簡単料理。豆鼓の味より葱の辛みが勝ってしまったようだ。次回からは、葱は控えめにしよう。まあまあの味だった。
2000/03/22(水)●「時代」は巡る●
昨夜の里芋の煮っころがしは、失敗だった(>_<)。何がいけなかったのだろう?
今は里芋の旬ではなくて材料自体がいまいちだった。ちょっと大ぶりだった。出汁を取る時、昆布を煮過ぎた。煮る時間が足りなかった。冷まして味を染ませる時間が足りなかった。落とし蓋ないので、アルミ箔で代用した。砂糖の代りにさとうきび一番糖使った。蒟蒻を一緒に煮た。うーーん、よくわからない。
昨日と同じ現場。今日はとしろうと二人だけ。やっぱり直帰したので5時帰宅。
myzkさんが、新しく「時代」と言うコーナーを作られたそうなので覗きに行く。自分の生年(昭和28年)以降の各年毎に、出来事年譜を作るというもので、自分の生活回りを中心にまとめるとのこと。とりあえず2年分だけアップしてあり、昭和47年(1972年)のページをダウンして閲覧してみた。myzkさんはMorris.より4歳年下だ。この年、myzkさん19歳、Morris.23歳と言う事になる。この年齢差を感じることができるかどうか。myzkさんの挙げている中からMorris.の印象に強く残ってる事項だけを、引くと、
■横井庄一、グアム島で発見される(1/24)■連合赤軍、浅間山荘篭城事件(2/19)■沖縄返還、沖縄県発足(5/15)■日本赤軍、テレアビブ空港テロ(5/30)■ミュンヘン・オリンピック開幕(8/26)■日中国交回復(9/29)■漫画「同棲時代」
あたりかな。その他、ベストセラー、来日アーチスト、死亡人名などもあり、myzkさんらしく競馬重賞レースの優勝馬一覧などもあって、なるほど、その年がどんな年だったかを彷彿とさせてくれる。しかし、それだけなら、各種年表を見れば済む。項目を増やして行けば行くほどに、焦点はぼやけるし、総合年表に似通って行く。ここは、各年にいかにmyzk色を付けていくかと言うことに注目したい。前にスピッツの音楽に関して「捨てる」技術の重要さを説いてられたが、無数の事件、情報のうちから何を取り何を捨てるかの「取捨選択」の技術がこの企画の成否を左右するだろう。Morris.には到底出来そうにない企画だ(^_^;)
ついでにこの年のmyzkさんのページに無くて、Morris.なら、入れるはずの事項は
・田中角栄首相に・パクチョンヒ大統領戒厳令(韓)・パイオニア10号・石牟礼道子「苦界浄土」・高松塚古墳・石岡瑛子×山口はるみ・笠井叡「天使論」・辻邦生「背教者ユリアヌス」・金芝河逮捕(韓)・コッポラ「ゴッドファーザー」・萩尾望都「ポーの一族」・「ロッキングオン」創刊・ちあきなおみ「喝采」
等々で、もちろん、これらはすべて、Morris.の持ってる年表から、ピックアップしたもので、そらでこの年に何があったか?と聞かれたらおそらく、一つも(^_^;)出てこないだろう。
昨日の仇討ちではないが、今夜は、ずぇーーったい失敗しない、定番中の定番、キムチポックムパプ(キムチ焼き飯)にした。当然、無茶うま(^○^)
昨日の残りの里芋も、生姜加えて一日置いてたら、少しは味が染みて増しになってた。ついでに、鯖水煮の缶詰と梅干しで、久しぶりに「ウメ鯖」も作ってみた。これは、ずっと以前津村喬の「一人暮らし料理の技術」で覚えたやつで、鯖のウメ味のそぼろだが、熱いご飯に混ぜてもよし、酒の肴にもなる。
2000/03/21(火)●バイリンガル〜マルチリンガル●
今日から御影のドイツ人宅の現場が始まる。旦那は生っ粋のドイツ人だが、奥さんはイタリアとオーストリアの混血で、生まれたのはブラジルだとか、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語はペラペラみたいで、結構日本語も上手だし、英語はできるだろうし、と少なくとも5カ国語が出来るんだと、感心してしまった。しかし、Morris.の周辺(インターネット回りだけど)、Ken
Mizunoさんは日、英、韓のトライリンガルで、奥さんが香港人?だから当然中国語も出来るんだろなあ、ヒョンミさんも日韓英はもちろん、大学ではフランス語専攻だったそうだし、インドネシア語の部屋も作ってるということは、やっぱり5カ国語は出来るんだろうし、ぴえるさんもスペイン語、ポルトガル語やってて、英語はもちろん、韓国語もまた開始したと言ってた。結構みんな、いろんな言葉勉強してるみたいだ。Morris.は10年ほど韓国語勉強したのに、結局中途半端で、センターの講座もやめてしまった(>_<)
外国語といえば、日本じゃとりあえず英語、というのが当たり前になってるけど、これは絶対間違ってると思うなあ。ヨーローッパなんかだと、まずは、隣りの国の言葉から始めるケースが多いんじゃないかな。昔は日本でも、とりあえず中国語が第一外国語だったはずだしね。やっぱりMorris.が今一番覚えたい外国語は、中国語なんだけど、難しいなあ。
今日は仕事終わって、途中で家の近くで降ろしてもらったので、パニエで買い物して、5時過ぎに帰宅できた。今夜は定番の金平牛蒡と、こちらは初めての里芋の煮っ転がしに挑戦してみた。Morris.は芋と言えばジャガイモと、山芋くらいしか使って無かったけど、芋の種類って結構多い。薩摩芋は焼き芋でおなじみだし、薩摩汁にも欠かせないが、Morris.は甘いもの苦手なだけに縁遠くなってしまってた。
2000/03/20(月)●春分のFull Moon-lite●
昨日の秋本たかし宅宴会は、3時集合のはずが、時間通り行ったのはMorris.一人、30分ほど遅れて堀さん、あと、五月雨式に社長、みっちゃん、伊藤、えっちゃん、谷口、飯島ちゃん
えっと、これでMorris.入れて8人か、3時からどんどん飲んでたもんで、6時ごろにはたいがい出来上がってたし、ちびくろ持参で、自慢たらたら、おかるのデモやるわ、勝手にインターネット繋ぎまくるわで、はしゃぎ過ぎ(>_<)
11時半くらいにみっちゃんらと一緒に帰ったみたいなのだが、例によって詳細は記憶にない。依ちゃん、手作りの料理も前半は覚えている(海老天、筑前煮、塩タン)が、その後出たに違いないパスタ系は、記憶にない(>_<)
秋本宅は引っ越して半年になるそうで、結構住みやすいとのこと。まずはめでたし。
今日は春分の日というのに、休日返上(って、それを補ってあまるくらい、普通の日に休んでたけど(^_^;))で、西根君と北区の英国人宅のピックアップ。思ったより荷物多く、トータル100個超えてしまい、トラックに積み終えたのが6時前。がぁーーん、今夜は6時からシーガルホールで、懐かしのフォークコンサートなのに(>_<)
新長田で降ろしてもらい、会場に附いたのが6時半過ぎ。幸い、ビデオ撮影するバンドはまだだった。元町のMOON-LITEのてっちゃんの主催で、ほぼ20年前のフォークバンド8グループほどが、久しぶりに復活して当時の唄を歌うという主旨で、元祖春待ちファミリーBAND、下町のミュージシャン、光玄(もっちゃん)など、Morris.の旧い知り合いが出るというので、これは、ビデオに撮っとかなくては、と張り切ったわけ。
でも、光玄はダブルブッキングで、欠席、下町のミュージシャンは、リーダーの千秋は出ない(PA担当してた(>_<))で、ちょっと肩透かし食ってしまった。それでも元祖春待ちでは、本当に久々に田辺君の演奏を見たし、アマリリスという、てっちゃんと関くんのアリスのコピーバンドを初めて見たし、おしまいには全員で、千秋がリードして、懐かしの「この町の歌」の大合唱でフィナーレという、なかな見応えのあるライブだった。
それにしても今夜、春分の月は、てっちゃんの店の名前に合わせたかのようにおそろしいほど冴えわたって、美しかった。帰ってからベランダに三脚立てて、ビデオで撮影し、例によってこれをテレビ画面に出して、それをデジカメで取り込み、さらに色補正したのが右の写真である(^○^)
2000/03/19(日)●やったね11111(^。^)●
何か今朝は早起きしてしまった。昨日モリス亭AVルーム(和室の事ね」)のスピーカーの配置を変えてみたら、心なしか音の分離ときれが良くなったような気がする。で、久しぶりに懐かしのCD引っ張り出して聴いてみた。イジヨン、イウナ、イジャンヒ、パンミ、キムスヒ、芳恵、キムワンソン、テレサテン−−といい気持ちで、ノレバン一号でMorris.部屋にアクセスしたらカウンタが00011108を示している。ゾロ目好きのMorris.なので、密かに11111を狙っていたのだ(^_^;)
でも、カラ押ししてまでこれを踏むつもりはなくて、ぐいぐい酒場のレスつけてから15分くらいにアクセスしたら、00011109と、全然増えてない。うーん困ったな、そうだ、この前から、汽車ぽっぽの擬態語を韓国語でなんと言うのか度忘れしてたから、Ken
Mizunoさんにメールで教えてもらおうと、メール打って送信したら見事11111獲得した。って、でも、これって、ちょっとアンフェアな気もするなあ。別に賞品出したくないとかじゃなくて、単に幼稚なんだろ(^_^;)ごめんちゃいm(__)m
今日は午後3時から秋本宅の宴会に呼ばれてるから、のどじまんダブルヘッダーで見てから出かけるとちょうどいい(^○^)昼前から雨になったのが、ちょっと残念だけど。そう言えば昨夜、おぼろ月に大きな傘がかかっていた。
2000/03/18(土)●ゆっかっりっちゃぁ〜〜ん!!●
爽やかに広がる青空。掃除、洗濯済まして、珈琲(昔の珈琲テケンダマ(^。^)−−苦いのは確かだが、コクは??)飲んで、なんかゆったりと部屋でごろごろ。麻婆豆腐作った翌日は残りで麻婆丼(これがまた美味い)と決まってるのに、例の失敗が祟って、いまいち(^_^;)
午後、さりーちゃんから今夜宴会しようとの電話入るも、夜は楽屋に行くため涙を飲んで断る。そう、今夜は北野「T2楽屋」で、Duckie's
& 大西ユカリちゃんのライブだった。ビデオカメラ持っていこうとも思ったのだが、やっぱりライブを目一杯楽しむことを優先して、パス。その代わり一番前かぶりつきで、観戦(>_<)ぢゃなかった、観賞する。
始めはDuckie'sのみの演奏。このバンド見るのは2回目だけど、前はまだ結成したばかりで、統一取れてなかったが、今回はなかなか見ごたえあった。なんせ、実力者揃いだもんなあ。光森英毅pf.
チャービーチェンb. 島田和夫dr.秋本節cr.に、舶来酒場Duckieのマスター鴨川稔明vo.g.bjo.という超豪華メンバー。鴨川さんのとつとつとしたMCと一生懸命な唄とギターも好感度大。途中秋本のボーカルで「ルート66」などのサービスもあって、休憩の後、第二部、いよいよユカリちゃん登場、じゃあーん、あのポスターの衣装だ。真っ赤なミニのワンピースで、中心に十字架模様があって、その部分は透明ビニール(@_@)
かぶりつきのMorris.は、初めてユカリちゃんの臍と御対面してしまった。髪はブロンド、白の底上げブーツ、でっかいイヤリング、まつげビシバシ、おまけにシャネルズ風のダンサー3人も引き連れて、のド派手さで、初めから最高潮、得意のしゃべくりをまじえて約30分、Morris.はずっと笑い転げていた。
おしまいには、ユカリちゃんから「ほんまにおっさん、よう笑うなあ、ここは笑うとこちゃうで、決めのところや」と叱られてしまった。わぁーい、ユカリちゃんから、突っ込みいれられたぞ(^○^)、って、喜んでたMorris.だった(^_^;)ツイスト、ゴーカート、和田アキ子、それに鴨川さんとデュエットの愛の奇跡など50年60年代テイスト溢れるステージだったが、圧巻は青山ミチのミッチー音頭。バックの合いの手も入り、Morris.はもう失禁寸前の大喜び、いやあ、楽しかったなあ、ぜひ、今度は大坂帝国ホテル地下のパタパタで毎週木曜の夜やってる歌謡ナイトにも行きたい。4月6日(木)が誕生祝ライブらしいので、一応その日に仮予定を入れておいた。ユカリちゃんトレードマーク
THE HUSTLE!のトレーナーまで買って(買わされて)しまったよ。今日は客の入りも良く、盛り上がって良かった。奈緒ちゃんも見に来てたが、彼女は前の(日)(月)におばあちゃん連れて九州旅行したとかで、何と泊りは武雄温泉(Morris.の生誕地)だったそうだ(@_@)
へーーっと思った。宿泊した中桝と言う旅館も良く知ってるぞ。
11時帰宅。小腹が減ったので、ケンミンビーフン作る。考えてみるとビーフンなんか、10年以上作った事が無いぞ。袋の裏に書いてある通りやったら、うん、これは、結構いけるなあ。これから夜食とか、急ぎの時のお助けメニューになりそうだ。
2000/03/17(金)●優香ちゃん4歳の誕生日おめでとう(^o^)●
久々の現場。西根君と二人で、高槻の社宅3階からの引き取り、昼食は「紅鶴」で学生セット(^o^)を注文、まずまずの味だと思ったが西根君は不味そうに食べてた。ほぼ定時に終り。
今日は矢谷んとこの裕香ちゃん4歳の誕生日とのこと。おめでとう(^○^)
夜は秘伝の肉団子作り。これやる日は、ついでに麻婆豆腐と言うのが、モリス亭のお約束なのだが、今日はつい張り切り過ぎて挽き肉全部、調味料入れて捏ね捏ねの団子用にしてしまった。面倒くさいので、そのまま作ることにする。
いやあ、やっぱり、麻婆豆腐は失敗だった(>_<)団子用に捏ねた奴は繋ぎに卵も入ってるんで、挽き肉とは別物になってる上に、生姜や五味香の香料がかなりきつくて、これはもう麻婆豆腐とは言えない、辛味ニラ豆腐+香味肉団子だ。これまで麻婆豆腐で失敗したこと無かったのに。でも、それなりに美味しかった。とはいうものの、情けない。
【耳部長】ナンシー関 ★★★ ナンシーお得意のTVタレント辛口コラムで、消しゴム版画似顔絵も相変わらず達者だが、彼女の作としては、やや中身が淡白だ。週刊朝日に連載したと言うのが、ネックだな、きっと。この媒体の読者をいわゆるおじさん族と見て(大きく間違ってはいないんだけど)、それに合わせて書こうとしたことで、舌鋒が鈍ったり、やや舌足らずになったきらいがある。明確に馬鹿を馬鹿呼ばわりしたり、伊代・ヒロミ夫婦を、21世紀のきんきん・ケロンパと喝破するあたり、面白い部分も多いんだけど、ナンシー関の力量はこんなもんじゃないはずだ。しかし、問題は、登場人物の半分が馴染みでなく、3分の1くらいは名前すら知らないと言う、Morris.の方にあるのかもしれない。
2000/03/16(木)●おかる三昧●
昨日とうってかわって朝から雨。昼前にメールでおかるユーザー登録終了。これで正真正銘おかるはMorris.のものになった(^_^;)わけで、昼から、ずっとヘルプ読んで、打ち込んでた。練習として図書館から借りて来た花こよみで、毎日の花を記入。メモ欄に解説も付けると充実したものになりそうだが、とりあえず今日は花の名前と花言葉だけを打ってみた。366件の入力完了。ちなみに今日3月16日の花はMorris.の好きな薄荷で、花言葉は「美徳、貞淑」だと。打ち終わってから気付いたのだが、毎年同じ日に表示されるように「記念日」というデータパターンで入力したのだが、来年になると、「薄荷
美徳、貞淑1周年」と表示されてしまった(^_^;)別にかまわないが、まだまだ使いこなすまでにはもうしばらく掛かりそうだ。
夕方コーナンによって、安い鉄製のフライパン買う。引っ越し祝いの時、奈緒ちゃんからテフロンのプライパン貰って、これはこれで使いやすいんだけど、料理によっては鉄のが必要みたいだし、何てったって安い(24cmで880円)ので、思わず買った。ついでにブリコにも行ったんだけど、「12月にて閉店」の掲示が(@_@)
前からあまり流行ってなかったのに、加えて、コーナン開店が、打撃だったに違いない。モリス亭に移る前のワンルームにいたときはちょこちょこ利用していたので、ちょっと残念な気もする。今夜は、あっさり目の豚の生姜焼き。
2000/03/15(水)●ひろははなかんざし●
爽やかな天気だ。天気図を見ると見事に日本列島が高気圧におおわれている。でも今夜から崩れるとか。
先月のノレチャランビデオ鑑賞大会の時に花瓶に入れておいたローダンセが、葉は枯れても、花はそのままドライフラワーになって、あまりに美しいのでそのままにしておいた。これを凧糸で括って天井から吊ってみた。なかなか奇麗だ。しばらくこのままにして措こう。ずいぶん以前にこの花をネタに詩を書いた事があるのを思い出して、缶の中から引っ張り出してきた。サンボ通信で連載してたBotanical
Essayの原型と言えるもので、「四重草−くわるてつと」とタイトルつけて豆本に仕立ててたのだ。Morris.の詩なんて、珍しくも懐かしい。しかし、青いな(^_^;)
ロヲダンセ
人生はJig Saw Puzzle.
胸の隙間にぴつたり合ふ缺片を見つけなくては
だが決して完成を急ぐことなかれ
就中デリケイトな状況に於てをや
「世界は美しい
陽は今中天に坐し
空は切り取られた繪葉書のやう
根付いてゐる時からの乾燥屍花ロヲダンセ
永遠の命なんて言葉の自家中毒だ
廣葉花簪と言ふ和名はなほのことあはれを誘ふ
原産地オセアニアから北上して地球を四分の一周
浮れ女の髪飾りにうつてつけの軽み
乾いた美 それとも美の渇き?
老醜と無縁なことは幸せか
美しく老いていくなど夢の夢
心の襞まで湿す霧のやうな思ひ
・老犬は斷食すべし世紀末 1986/06/10 Morris.
2000/03/14(火)●オカルトな?スケジューラー●
ドメスティックな日々が続いている。昼食は手抜き気味の、トマトスープスパゲッティ。これは、先日今津の蝸牛で手に入れた「101の幸福なレシピ」(山本麗子)の中に、超簡単レシピとして挙げられてたもので、ちょうど手元に材料が揃ってたので作ることにした。スープ用の3分でゆで上がるパミセリを使う。中華鍋で、ニンニクと唐辛子をオリーブ油(Morris.はサラダ油)でゆっくり炒め、そこに缶詰のホールトマト丸ごと加えて、塩して、適当な水とシェリーかワイン(Morris.は日本酒)と固形スープの素1かけら入れて煮る。塩を入れてゆでたパミセリを器に入れて、鍋のスープを注ぎ、おろしたパルメザンチーズ(Morris.はパセリ)をふる。たったこれだけの、確かに簡単だし、見栄えもまあまあ、だったんだけど、麗子さんが言うほどうまくは無かったなあ。Morris.版は、かなり代用品でごまかしてるし、一人分に缶詰1個は多すぎたわけだが、何よりもこのスープ用のスパゲッティという代物がいまいち頼りない。そうめんを洋風スープで和えたみたいな感じだ。前にも書いたけど、麺好きの割に、このパスタ系には食指が動かないほうで、それでもしっかりしたパスタならそれなりにいけると思うのに、この細麺は情けない。でも唐辛子減らして、辛みを押えたら、子供ら来たときに便利なメニューかもしれないな。
午後灘図書館に行き、本屋で日経ネットプレーンという雑誌買ってきた。附録のCDROMに入ってるソフトが目的。以前Morris.がまだ、MS-DOSマシンで、しこしこサンボ通信など作ってたころ、おかるという名のスケジューラーを愛用してた。センターの稻田さんからもらったに違いない。たぶんその頃は無料のフリーソフトだったと思う。これが、使い勝手がよくて、配色、デザインのセンスもよくて、重宝していた。ところが、時代の波に流されて、Morris.もDOS/V機ノレバン1号購入してからは、しばらくはスケジューラー無しの生活に切り替えてた。デスクトップだったしね。昨年中古ノートの、ちびくろ買ったので、スケジューラーも使いたくなって、ノートに入ってたペガサスとかいうのを使い出した。Windowsだから、MS-DOSに比べりゃグラフィカルではあるのだが、どうも使いにくい。3ヶ月くらい使ったが、年度替わりを機会に手帳に戻してしまった。ところが、昨日この雑誌を見つけて、なんとWin用の、おかるが出ていることを知ったのだ。昨夜、ネットからダウンロードしようとしたのだが、なぜかうまく行かない。えーい、面倒だということで、雑誌の附録からインストールしたわけだ。いやあーーー、これは、ひさびさに感動してしまった。作者のオヌマさん、素晴らしすぎるよ(^○^)午後はすっかりこれにはまってしまった。入力が簡単で、画面の配色のセンスの良さは、MS-DOS版を踏襲してる上に、Win版は、一日分の画面から、数日、週間、月間、年間の画面まで、スムーズに拡大縮小できるのだ。当人もこれにはかなり自信持ってるみたいだ。おまけに名前の通り、サイズが小さく動作も軽快。まだまだ細かい設定までは把握してないが、すでにして、Morris.は、以前のスケジューラーを削除することを決定した。Win版は、シェアウェアだが、料金はたったの1,000円。これも、ネットで決済というのを、初めてトライしたが、うまくいかず、近所の郵便局から、振替えで送金したから、数日中にはMorris.はおかるの正式ユーザーになれるはずだ。
島田さんから手紙でスケジュールの追加があったので、島田部屋更新。Shuz(シューズ)のポスターも同封してあったので、イラスト部屋に貼りつけておいた。
2000/03/13(月)●一人愉しくキムチ鍋●
今日も午前中はベッドで読書三昧。久しぶりに韓国語の勉強を兼ねて、雑誌の短い記事読んで見たが、予想以上に単語忘れてしまってる(>_<)去年の9月でセンターの講座やめてから、6ヶ月ちょいか。うーーん、覚えるのは時間かかったのに、忘れるのは恐ろしいほど速い。忘れると言えば、「忘」と言う漢字は「心を亡くす」だが、もう一つ忙しいの「忙」と言う漢字も全く同じ構成要素からなってる事に気づいた。忙しいから忘れるのか、忘れるほど忙しいのか、もともと二つは同じルーツではないか、と、Morris.の素人考えだったが、白川静の字統によると、「忘」は記憶に存しないことをいい、「忙」は茫然の「茫」で、もともと「間のぬけたさまをいう」とのこと。わっはっは(^_^;)忙しいやつは、間がぬけてるんだぜい(^○^)と、思ったのだが、いわゆる多忙の意味になったのは唐宋以降の事らしい。荘子が「忘」を好み、忘言、忘我、忘形、忘年などは皆、荘子の中の語らしい。
さらに荘子は孔子の門弟中で顔回を好み、顔回が坐忘の境地を説いて孔夫子を驚嘆させた話を載せている。坐忘とはあらゆる思惟の営みを拒否する、純粋経験的な世界である。らしい。顔回と言えば、Morris.の贔屓にしてる酒見賢一の「陋巷に在り」の主人公でもあるな、いやあ、とにかく、この「字統」は面白い。Morris.の文字通りの枕頭の書(ベッドで枕の横に置いてある)だもんね。漢字にいくらかでも、関心興味のある方は、ぜひこれ買ってください。普及版なら定価6,600円、古本屋で見つければ4,000円前後で手に入るはず。谷沢永一がどこかで書いてたけど、「一家に一冊『字統』を!!」と、叫びたい。
今夜は、昨日の残りのきんぴらと、ニラ玉、そして、一人楽しく(^_^;)キムチ鍋だぜい(^○^)Morris.にはタシダという、力強い味方があるから、絶対失敗しないだろう。
【夢幻の宴】倉橋由美子 ★★★☆☆ 三宮図書館では何故か小説の棚に置いてあった。最後に2篇だけ、クロッキーのような短編があるとはいえ、これはエッセー集ということになるのだろう。Morris.は、倉橋由美子には入れ込んでた時期がある。学生時代、ゼミの教授に、日本の近代文学で一番重要と思われる作家は?という質問を受けて、躊躇無く彼女の名を出して、鼻白まれたことも、今となっては懐かしい思い出の一齣なのだが、そのくらい、当時に於てMorris.を蠱惑した作家は他にいなかったのでは無いだろうか。
その彼女も、Morris.と同じように年をとり、最近は体調も悪いらしくて、もともと寡作なのに、いよいよ書く事が面倒になり半ば「冥界に転居している」らしい彼女が、、それでも義理や、しがらみやその他の理由で書かされた短文をはき集めた一冊と言う事になるだろう。愛読者としては、傷ましくもあるが、とりあえず彼女の「声」が聞けると言うだけでも感無量ではある。
そんな事情もあってか、内容は読むに辛いものが多かった。しかしながら、腐っても鯛である。Morris.に真の「教養」の何たるかを教えてくれた由美子節は、あちこちに見ることができたし、貴族趣味とも言える文学全般に対する、明らかな差別主義もMorris.には心地良かった。
それにしても、彼女の紀行文のひどさは、どうした事かと思ったら、後書きにちゃんとことわりがきがあった。書評に関するコラムが面白かったので引いておく。タイトルは「案外役に立つもの」だ。
世の中で役に立たないようで案外役に立つもの、その一つが書評です。(中略)
ところで書評にもいろいろなタイプのものがあって、楽しめる程度も効用も違います。
一はガイダンス的書評。ごく短いものが多く、人で言えば名刺を眺める位の効用はあります。二は旨いもの談義的書評。評者が「本当に旨かった」と感じ入って美味礼賛の文章を書いたもので、その文章次第では、こちらも食欲をそそられることもあります。三は評論的書評。例えば文芸評論家が「大作」、「問題作」などを取り上げて長々と論じたもの。正直なところ、一番退屈する書評です。書評と言うより評者の演説か自己宣伝になっていることが多いからです。四は鑑定書的批評、または商品テスト報告的書評。その結果はミシュラン風に星がいくつかついたりつかなかったり、あるいはこの本はお買い得、いや「お読み得」、読まなければ損、つまり必読、買って読んだらお金と時間の損、といったことを「権威をもって」知らせてくれたりする書評です。残念ながらこんな役にたつ書評は今のところ存在しません。しかし五に、欠陥商品指摘型書評と言うのがあります。本物や一級品の鑑定はむずかしくても、欠陥の指摘は易しいもので、ある種の消費者の正義感を満足させてくれます。また本を書く人間にとっては、同業者の欠陥商品がこきおろされているのを見ることは無上の快感かもしれません。変わり種としてテロ的ゲリラ的匿名書評というのもありますが、書く方も読む方もいささか品性下劣に陥る恐れがあります。お義理書評も同様。
普通、書評は以上のような成分を適当に調合した「ブレンド書評」です。調合の妙と評者の趣味、力量が物を言います。それぞれに楽しめるものです。しかし何といっても最高級の楽しみは「架空の本」の書評を書いて自ら楽しむことでしょう。S・レムの『完全な真空』を読むと、これを早くやればよかったのにと残念に思います。
おしまいにレムが出てきて、にやりとさせられるが、Morris.がときどきこの日乘に書いてる読書控え(この文章がまさにそれ(^_^;))は、由美子さんが「こんな役に立つ書評はいまのところ存在しません」と言う4番目に、形だけは似てるんだけど、「権威」のかけらもないし、星印もあくまで、Morris.の偏見でしかないもんな。でも、それでいいんだ。
2000/03/12(日)●枇杷木さん結婚おめでとう(^○^)●
このところ毎日が日曜日状態なのだが、それでも今日は午前中ベッドから出ず、昼からのどじまんダブルヘッダを楽しむ(^。^)今日もゲストにキムヘヨンが出て、新曲「ユイルハンサラム−唯一の人」歌った。先月電話で教えてもらったタイトルの曲で、これは初めて聞く。振り付けもなかなかいけてるし、曲も「アボジ」をやや軽快にした感じで、この前聞いた新曲?より、うんといい。でも、ヒットするかどうかと言うと疑問だなあ。もちろんヒットして欲しいけどね。
午後、20册ほどセレクトして、センターまで持っていく。即売れるのは難しいかもしれないが、期間中には半分くらいは売れるだろうと思うが、どうだろうか。センターに泊まってる韓国人女性が時間つぶすところを探しているらしいので、神戸案内でもしようかと言ったが、別のおばさんが、強引に銭湯に連れて行くことになった。おばさまいわく「こんな時にでもなきゃ、日本の温泉に行く機会ないのよ。サウナもあるし」って、韓国の銭湯と大して違わないのに(^_^;)
名刺届けて、本屋冷やかし、5時ごろ帰宅。ファピョンさんから、4月8日(土)大阪城で花見宴会だから空けておくようにとの、留守電。
Jmallに、生きのい鰯の安売りしてたので、今夜はつみれ汁に挑戦。大き目の鰯8尾を手開きして、腸と頭、背鰭、骨などを除き、細切りにしてから庖丁の背でたたき、おろし生姜と、酒、塩を少量加えて、後は擂り鉢でひたすら擂るだけ。ところが、これが結構大変だった。モリス亭の擂り鉢も擂り粉木もミニサイズで力が入らないし、器に比して材料が多くて、閉口した。力も要るし、30分くらい頑張って、多少粒が粗いが、これでいいことにした。後は熱湯に入れて浮かんでくればとりあえず、つみれは出来上がり、3分の2は、冷凍することにして、一番出しに、つみれ、椎茸、牛蒡など入れて、貝割れ散らして完成。苦労の割りに出来上がってみると拍子抜けするくらい地味だったが、一口食べて「まさに鰯そのものの味がする」という、あたりまえのことに感動してしまった。今夜はキンピラも作り、鶏も、2種類下拵えして、懸案の鶏皮の湯引きもばっちぐー(^。^)だった。
あ、今日はソウルのリッツホテルで、枇杷木さんの結婚式だった。鹿嶋さんは旅行を兼ねて出席してるはずだ。声は届かないだろうけれど、きもちだけでも、祝賀ハプシダ(^○^)
【オール歌謡曲・LP歌のカーニバル】平凡附録
★★★☆☆ このまえアリラン食堂での、さんちゃんオフにも出席してた、Aiちゃんにレス発言したとき、Morris.がつい、「Aiちゃんはどうせ太郎の嫁になるんだぜい」なんて、オヤジギャグを放って、若い連中が多いので、まるで、理解の外で、物議をかもし、あまつさえ「太郎さんて方と結婚されるんですか。淋しいなあ」などという、本気か冗談かわからない発言まで飛び出したので、ちゃんと説明しようと元歌のデータを探していたら、押入れから、昭和31年と34年の「平凡」の歌本附録2册が出てきて、両方に件の歌「愛ちゃんはお嫁に」(原俊雄作詞、村沢良介作曲、鈴木三重子唄)の歌詞が掲載されていたので、やっと、ちゃんと釈明のレス付けることができた。ついでに、この2册をぱらぱら見てるうちに、すっかり夢中になって、全部読み通してしまったよ(^_^;)
40年以上前の日本の歌謡ミュージックシーンが、一目瞭然だもんね。34年の方には「レコード界はLPブーム」というコラムがある。「レコードのヒット曲はLPから、という時代が、もうすぐそこまできているようです。」というのが、結びのせりふだ。当時のLP1枚の価格は1,000円となっているから、物価の比較で言うと、レコード,CDの値段はかなり割安になってると言えるのだろう。
しかし、Morris.が大喜びして読んだのは、当時の歌詞の世界のぶっ飛び加減だった。先の愛ちゃんの歌詞だって「出しゃばりお米に手を引かれ/愛ちゃんは太郎の嫁になる」という結構なインパクトぶりだが、この2册の小さな歌本の中には、抱腹絶倒、驚天動地な歌詞が、いやと言うほど詰め込まれていた。日本民謡や小唄風の笑わせることを目的とした歌詞でなく、作った方はそれなりに本気で作り、歌っただろうと想像される歌詞の中にこそ、逸品(^_^;)が多い。サワリだけ挙げてみると「今日も雨か
チェッ いやな雨だよ いっそ朝まで寝ちゃおかな--」(「いやな雨だよ」白根一男)、「あの娘と俺を引き離す
薄情者でかたまった こんな地球はぶっこわせ」(「俺に逆らうな」小林旭)、「別れたっていいじゃないか
泣くこたあないじゃないか あいつだって真剣に 愛してくれたんだ ああ花もしぼむさ
小鳥も死ぬのさ」(「別れたっていいじゃないか」神戸一郎)、「俺の仇名をしってるかい
おとぼけさんというんだよ(「おとぼけさん」春日八郎)、「命あずけた肩掛けバンド
締めりゃ火を吹く排気孔 空のスリルとスピードだけに いどむ男のこころの中は
なんであの娘もしるものか」(「高度一万米」フランク永井)---等など、いくらでも出てくるが、Morris.の選んだMVP、これだけは全部引用しておこう。
・駐車禁止 井田誠一作詞 大野正雄作曲 雪村いずみ唄
1.ほろよい機嫌でクラクション 恋のアクセル無暗に踏めば
ヘーイ! 衝突 追突 地獄の門だよ 信号確認
赤 青 きいろ
フフン NO! PARKING
2.あたしのハートはパーキングメーター とてもぜいたくデラックス
ヘーイ! あなたの真心情熱の 夢のルビーをちりばめて
ぽんと入れなきゃ動かない フン デラックス
お金じゃとまれぬ駐車場
フフン NO! PARKING
(1.繰り返し)
フフン NO!PARKING NO NO NO! 駄目 止まらない
NO NO NO! PARKING NO! PARKING
残念なことに歌詞だけで楽譜は載って無いが、ぜひ大西ゆかりちゃんに歌って欲しいぞ(^○^)
2000/03/11(土)●センターに古本を●
何か今日は一日寒かったし、午後から雨で、とうとう一歩も外出せず部屋でごろごろしてた。名刺100枚もやっと仕上げて、一安心。午後は古いCD聴きながら、図書館から借りた料理本のレシピを、ちびくろに打ち込んだり、ノレバン1号のハードディスクの掃除。画像や使わないフォルダをPDに落として、80MBほど削除して、ごみ箱も空っぽにしたが、それでも、Cドライブなんか残り100MB切ってるし、Dドライブもなんかごちゃごちゃしたままだ。
神戸学生青年センターの飛田さんからメールで、センター古本市の古本の集まりが悪いので、よろしくとのこと。Morris.もこれを機に不要本を整理して持っていこう。
これを読んでる方で、協力してやろうと言う奇特な方あれば、是非、センターまで不要な本(とりあえず、売れそうなものをお願いね)を、持ち込むなり、送付するなりしてください。
飛田さんのメールを貼り付けておこう。
3月になって少しは春らしくなってきたでしょうか。ここ六甲はまだ、ときおり「六
甲おろし」がふいています。
再度の古本市のお願いです。
恒例の六甲奨学基金・古本市が、3月15日から始まります。(〜5月15日)
第1回(98年)が、140万円、第2回(99年)が192万円の売り上げでした
。今年は、4人分の奨学金240万円(年間60万/1人)をめざしています。
ところが今年は、本棚を購入して収容能力が増したのに、古本の集まりがいまいちな
のです。
3月1日〜31日の間に集めます。古本を送ってください。よろしくお願いします。
詳しくは、
http://www.hyogo-iic.ne.jp/~rokko/kikin/9903hon.htm
ごらんください。
センターの古本市は15日からとなっているが、すでに到着分は開陳されて、買うのも自由なので、ぜひ一度足を運んで見てください。単行本は300円均一。文庫、漫画、児童書は100円均一なので、意外な掘り出し物が見つかる可能性があります。
2000/03/10(金)●昔の珈琲?テケンダマ●
一昨日、食事中に前歯の詰め物が取れたので、朝、小滝歯科に行く。相変わらず親切な先生は、先週やったところだからと、無料で治療して下さった。陽気もいいので珈琲香房まで歩く事にした。甲子園から今津まで、普通に歩けば30分くらいのところを、ミドリ電化冷やかしたり、小路通って迷ったり、結構楽しみながら、阪神国道駅方面に出てしまい、それから南下して、またまた蝸牛で料理本2冊も買って、珈琲香房にたどり着くまで2時間くらい掛かってしまった。三浦さんのPCがまた調子悪くて、再インストールとか言ってたので、そろそろ10万円デスクトップ買うようにけしかける。
myzkさんのfiji旅行記やアルバムレビューをちびくろに入れてたので、それを読む。旅行記はMorris.の旅のスタイルとはえらい格差のある、ホテルリゾートツアーで、ただ、ほーっと、旅行ツアー会社のCM誌の記事みたいな感じで読んだ。小さいながら奇麗な写真も満載。日本人以外は最低でも2週間というのにはびっくり。アルバムレビューは、スピッツ、Wishbone
Ash、オムジョンファと、和、韓、洋とヴァラエティに富んでるし、ツボを押さえた批評ぶりには、感心した。myzkさん、やはりただ者じゃない。
珈琲香房販売部でテケンダマと言う、初めて聞く名前の豆買う。昔風の苦みとコクがあると書いてあったのでついこれにしてしまった。
阪急で戻り、Jmallで買い物して5時帰宅。名刺の手直しして最終チェック。
6時半頃、みっちゃん自宅で作ったいかなごの釘煮お土産に持って来る。久しぶりに中川うどん部屋更新。藤麺のさぬきうどん食べてもらう。
今夜は久しぶりに陶人に行く予定。
9時過ぎに陶人に行ったら満員御礼(^_^;) 帰ろうとしたら補助椅子を出してくれた。今夜は某ワールドの団体が来ているので大盛況だと言うことだった。堀さん、昌美、日比さんと一緒に飲む。昌美は先週石屋川に引越してきたらしい。とりあえず、歩いて行ける距離だ。11時前に団体の半分が帰り、若い男女6人だけ残る。全員酒が回ってるので、冗談の応酬。結局零時過ぎまで粘ってJR最終で帰宅。
2000/03/09(木)●袖の膨らんだシャツ●
昨夜は、4chの番組見ながら寝てしまったらしい(^_^;)3時ごろ目を覚ましてベッドに移動したけど、やっぱり床暖房(って、ホットカーペット)は、眠りを誘う。今日はこれから、名刺の見本を届けて、神戸駅に出て大谷に携帯届けてハーバーランドと、高架下でも冷やかすつもり。
結局鶴田さんと名刺の見本を持ってセンターに行き、稲田、飛田、鹿嶋、中野さんらとお茶のみながらしばし歓談。間もなく始まるセンターのホールを会場にした古本市の物色。変な「詩歌歳時記」と言う分厚いのと、英国版のCaldecottの豆絵本3册を買った。後者は、件の京都書院文庫「コールデコット絵本名作集」で、その素晴らしさを知った絵本作家で、大半はこの文庫にも入ってるが、やっぱり独立した絵本になってると愛着が湧く。JRで神戸に出、北海ラーメンに寄って大谷に携帯を届け、お礼にチャーハンご馳走になる(~_~;)
不二家のポスターによると、ペコポコSilver Spoon プレゼントなんてのが始まるらしい。500縁語毎のポイント集めて10ポイントでワンセット進呈と言う、Morris.には一番苦手の奴だ(>_<)知らなかったことにしよう。
高架下商店街冷やかして、香港製の黒い綿のシャツ買う。細かい蔓草模様で、Morris.の趣味からするとやや地味目だが、袖が太目で動きやすそうなところが気に入った。
ナガサワで、用紙買い、引き返して南京町の恵記商行で、中華材料や香辛料買い、阪神で新在家に戻り、「山神山人」のラーメン食べる。パイタンに極細麺と言う噂通りで、スープは濃厚ながらしつこくなく、なかなかうまい。もともと細麺好きのMorris.だが、やや力強さに欠けるかな。ここも、芦屋のひのまるも、先日の紅鶴にしろ、最近、新規に出店するラーメン屋は、何となく小奇麗で、あっさり味の傾向があるようだ。ターゲットを女性、家族連れに絞っているのかもしれない。なお、この店はTajMahrとは、全く無関係らしい。
2000/03/08(水)●TajMahr turns to 山神山人(^_^;)●
今日は何となく肌寒い。三寒四温というのかな、と思って、辞書見たら、それは冬の季語だから、3月には使わない事が分かった。
昼前から、三宮図書館に行き、ナガサワで名刺用の紙数種類買い、久しぶりにジュンク堂に寄ったらまたまた大改造と言うか、売り場を地下から2,3階に移し、さらに地階、4階も近日開店つまり、あのビルの5階を使う大規模書店に生まれ変わるらしい。先日の駸々堂倒産の後だけに、ジュンクだけは、順調に続けていってもらいたいものだ。
JMALLで買い物して6時帰宅。最近ノレバン一号のマウスの動きがおかしく、ボールが汚れてるのかと何度か洗ったりしても改善できないので、新しいの買わねばと思ってた。どうせなら壊れて元々と、ネジ回しで分解してみた。結構単純な構造なんだな。プラスチックの歯車とシャフトが縦横に組み合わさっててこれがボールの動きにつれて歯車を回しこれをポイントに伝えてる仕組みらしい。で、このシャフトの軸受け部分に綿埃がからまりまくり。原因はこいつだ、と、ピンセットで取り除き、ブローワーで吹き飛ばし、ついでに、綿棒とクリーナーで汚れを取って、組み立てたら、見事マウスは買った時と同じに使えるようになった。Morris.が分解なんかすると、たいてい壊してしまうので、たまにうまく行くとすっごく嬉しい。
名刺の試し刷りしてたら、社長が大谷連れてやってきた。例のTajMahrの変身ラーメン屋(「山神山人」というらしい)が、実は大谷の北海ラーメンの後輩が独立して作った店で、その視察に来たらしい。不思議な因縁だ。久しぶりなので、Morris.ブレンド作り、例の大阪ノレチャラン、や、本物の韓国ノレチャランのビデオなど見せて、飲んでるうちに、さりーちゃんも来て、しばらくわいわいやって、10時に帰っていった。大谷は携帯電話忘れてる(^_^;)
10時から4chでたけしの「ここが変?」という番組見る。今日は日韓の討論があると、うり丸さんからメールが来たので、見る事にしたのだが、テレビには珍しく、お互い本音を言い合ってるので、これは面白そうだと期待して見始めたら、双方の出演者が、今いち、レベル低いと言うか、はっきり言って馬鹿揃いで、全然討論にならず、お粗末だった。myzkさんも、掲示板で書いておられたが、明らかにTV側の人選ミスだな。それでも、こうやってテレビが、なんでも言いたい事を言える場を提供してくれることは、いい傾向だと思う。どんどんやって欲しい。
【酒肴三昧】森枝卓士 ★★★ 雄鶏社の「日曜日の遊び方」シリーズは、いくらか借りて読んだが、当たり外れの多いシリーズだ。本書はどちらかと言うと役に立つ方と思う。東南アジア料理から、料理に目覚めたと言うだけあって、お手軽にタイ風味を再現する方法などは今度実践してみたいし、Morris.の大好きな「檀流クッキング」の影響受けてるらしく、細かい事にこだわらず割と大雑把に作ってるところも、気に入った。ところどころにあるコラムでの蘊蓄も、嫌みになるちょっと手前で止まってるのであまり鼻につかない。ただし、フランス料理まがいの部分は×だな。もともとMorris.と仏料理は相性悪いし。とりあえず、モリス亭の酒の肴がこれで一つか二つは増えそうだ。
タイのチャプチェとも言うべき「春雨のヤム」のレシピを。
1.中華鍋で豚挽き肉を炒め、ナンプラを加える。
2.これに剥きエビを加える。
3.火を止めてからお湯で戻しておいた春雨と、キクラゲを混ぜ合わせる。
4.少々冷えて来たところで、スライスした玉葱、唐辛子、レモン汁を混ぜて、更にナンプラで味を調える。
5.皿にレタスを敷いた上に盛り付け、パクチーを添える。
ところで著者は同シリーズで「カレー三昧」「ラーメン三昧」なんてのも出してる。幾つくらいの人なんだろうと、巻末の著者紹介を見たら「1655年4月4日熊本生れ」と書いてある。17世紀の御仁だったのか(@_@)お見それしました(^○^)
2000/03/07(火)●人騒がせなMBC TV●
いやあ、昨日の東坡肉は、我ながら美味かった(^○^) おかげで調子に乗ったMorris.は、山芋の短冊やら、すでにモリス亭の定番となったおろしさぬきうどんまで出して、しつこく韓国のどじまんや、キムヘヨンの出てる主婦スター誕生のビデオかけてどんどん飲んで、お約束通り潰れてしまった。
流石に今朝は宿酔で、ごろごろしてた。
昼に職安通いの伊藤君がリクルート姿で、休憩に来る。紅茶出そうとしている時に、ソウルのイパクサ宅から電話。ちょうど今MBC
TV局が取材に来ているとのこと。何でもパクサのドキュメンタリー番組作るらしくて、日本での取材もあるという。ついては、是非Morris.とその仲間達がカラオケでポンチャクやってる場面もカメラに収めたいので、取材協力を頼まれてしまったよ。ほかならぬパクサのためなら、喜んで一肌脱ぐことにした。スタッフ4名が今度の日曜関空に到着するらしいので、Morris.が関空まで出迎えに行き(目印はパクサの大ポスター(^○^))彼らを引き連れて、鶴橋の歌の穴「ユウ」で、仲間と合流することにしようと、シナリオはできてるのだが、肝心のファンクラブが集るかどうかが問題だ。数人にはメールしたし、ぐいぐい酒場にも告知はしたけど、あまり少ないと面目が立たない。とりあえず、にわかファンでもいいから、暇な方は参加して欲しい。いざとなれば伊藤君、いやまなどを引っ張り出そう(^。^)
と、以上まで書いたところで、またまたパクサから電話で、昼間のMBC取材の件は、突然中止になったらしい。おーーーい、どうなってるんだあ(>_<)
メールもかなり出したし、ぐいぐい酒場にも書き込んでしまったし。面目まるつぶれじゃ。
これから、キャンセルの手当てをしなくてはならない。しかし、これもあちらのお国振ぶりなのかなあ。パクサも間に入って困ってるのだろう。それとも「ケンチャナヨ!!」と笑ってるかも(^_^;)
福井君から写真など送って来たので、フクイーズ日記部屋に先月のライブ日記を更新。
名古屋のぴえるさんから、ビデオテープが届く。何と全部キムワンソンの秘蔵テープだった(^○^)
初期のものはかなり画像が荒れてるが、それだけに貴重だし、同じ曲でも、衣装やフリが違ったりするし。とにかく彼女は色っぽい。またまた惚れ直してしまったよ。ぴえるさん、ありがとう(^○^)
先日頼まれた名刺、お留守になってたので、インプレスのクリップアーツコレクションCDROMから、カット5種類選んで、貼り付け、見本をファックスで送る。電話とファックスで2,3度やり取りして、結局カエデの平凡な奴に落ち着く。個人の趣味とは言うものの、Morris.が気に入ったレイアウトやカットが、カットされる(>_<)ことが重なって、プロのデザイナーの悲哀をヴァーチャル体験したような気がする。いい勉強になるなあ。早いこと用紙を買って仕上げてしまわねば。
【夏草ヶ原】梓澤要 ★★★ 図書館に行くたびに、著者名「あ」の棚を覗き込むのが習慣となっている。彼女の本が無いか無いかと、期待しながら、いつもガッカリして帰って来てた。久しぶりに本書と出会い、狂喜して借りて来た。4編が収められて中篇集だが、歴史物で、それぞれ時代が違う。「夏草ヶ原」(江戸)「伊吹」(安土桃山)「斎王の耳飾り」(平安?)「聖武帝の秘事」(奈良)と時代の新しい順に並んでいる。Morris.としては「百枚の定家」みたいな長編が読みたいのだが、贅沢は言ってられない。99年7月刊で、個々の作品は「季刊歴史ピープル」に掲載されたものとある。後書きによると本書所収以外の作品もあるみたいだから、今度図書館でチェックしよう。で、もって本書の4作なんだけど、はっきり言ってちょっと期待外れだった。期待し過ぎてたのかも知れないけどね。見所はあるんだけど、どれもラストが、尻切れトンボなのだ。中でも「伊吹」は鷹の名で、これを織田信長と森蘭丸に絡めて信長の複雑な性格を描写しようという意欲は認めるのだが、お約束のようにラストは本能寺というのではあまりに芸が無い。梓澤には、他の作家にはない、心地よい歴史に対する距離感と、物語りを紡ぎ出す技術があるのに、どうも本書では男女の機微とか、老人の気遣いとか、心理描写に入れ込んだ(しかもあまり得手ではない(^_^;))ために、肝心の物語が立ち上がって来ない憾みがある。彼女の実力は、こんなもんじゃないはずだ。次作を期待して、また「あ」の棚ウォッチャーを続けるつもりだ。
2000/03/06(月)●東坡肉の一日●
朝、インターネット接続したが、兵庫ネットではつながらない。電話で問い合わせたら、やはり、向こうのトラブルらしい。「回復次第メールでお知らせします」という回答に、「そのメールが届かない状態だからこまってるんじゃないか」と、突っ込み入れてしまった(^_^;)
捻挫から一ヶ月!! いまだに完治にいたらず、右足甲が瘤みたいに膨らんでるので、西病院へ。医者は「何しに来たの?」と言う顔。これこれしかじかと言っても患部をさわろうともせず、ほっとけばそのうち治るだろうと言う。湿布とか包帯でサポーターとかした方がいいのかどうかと聞くと、どっちでもいいと、ほとんど、とりつくしまもない。医者ってのは患者の話を聞いて相談に乗るのも仕事のひとつじゃないのかい。「最初は1週間くらい、次には3週間ほどでよくなると言ったじゃないか」というと今度は「数ヶ月かかることもあるしねえ」だと。もう、絶対にこの病院には行くまいと思う。J-MALLで買い物して昼前帰宅。やっと、メール受信できるようになってた。
昼から、「東坡肉−トンボーロ」の仕込みに入る。檀流クッキングに載ってて、前から一度作ろうと思ってたのだ。昨日の銀匙のスユクに刺激されて、思い立った。取りたてて難しい料理ではないが、時間が掛かる。まず豚バラ肉塊を蒸して、それをひたひたの水と酒に、葱とニンニクを丸ごと入れて2時間ほどことこと煮る。現在ここまで進んでる。Morris.はこれにゆで卵を2個入れてる。すでにすごく食欲をそそるいい匂いしてるぞ。これを冷ましてから、醤油と生姜、ニンニクの漬け汁に浸して冷蔵庫で冷まし。ラードで焦げ目をつけて大き目の角切りにし、先の醤油漬け汁に砂糖を加え、最初の煮汁も少々加えて上に葱を置き、丁寧に蒸し上げると出来上がり。今夜のアテに間に合うだろう(^。^)
夕方になって、こんな美味そうなもの一人で食うのはもったいないと思って、香介誘ったが明日仕事でパス。伊藤君といやまを呼ぶ。思った以上に上出来だった。Morris.の十八番になる可能性大。何しろ、う、うまい(^○^)
真木ちゃんからメールでヒアカムの予定来ていたので、ヒアカムのページにスケジュール更新。
昨日の西宮のはらっぱカーニバルのレポートをバンド日誌に更新。
2000/03/05(日)●銀匙の惣菜は美味い●
昨日の雨は嘘のように晴れ上がった。今日は正午からKNTVで大坂ノレチャラン放映の日だが、番組ガイドチェックしら結局1時50分までで、韓国での放送と全く同じみたいだ。いちおう録画はするけどね。
兵庫ネットの調子がおかしい。接続はできるけど、読み込みが出来ない。ニフティで巡回はできたのだが、兵庫ネットが動かないのでメールが読めない(>_<)
午後、社長の車に便乗して西宮フレンテホール、はらっぱ保育園20周年カーニバルにゲスト出演の春待ちファミリーBAND撮影。300人近い盛況。社長は、司会も勤めて大活躍。春待ちファミリーBAND掲示板でも書き込みしている、関東のマッシーさん、いぬたぶさん、中川さんが遠路はるばる見に来てくれた。しかも2部の立食パーティで春待ちファミリーBANDと共演することに話が決まった(^○^)
しかもこの立食パーティのメニューは夙川の「銀匙」さんがつくったもので、どれもこれもうまい。このところ、料理に燃えてるMorris.は勉強を兼ねて(^_^;)食った、食った。スユク(茹で豚)、鰯のマリネ、春雨炒め、ライスコロッケ、鶏から揚げ、高野豆腐の挿み煮等など、すべて美味い。勉強になるなあ。
演奏も3曲にアンコール入れて無事終了。
絵巻紙芝居の東野さんと一緒にJRで帰宅。まだ兵庫ネットで巡回できず、メールが読めない
2000/03/04(土)●今夜は久々に焼肉や●
雨の音で目を覚ます。これまでの冷たい雨と違って、あったかい雨だ。
朝食は味噌汁と、ほうれん草と鶏の中華風炒め。今回はオイスターソース控えめに使ったので大成功。昨日の鶴田さんの名刺の下書き作り、傘さして学生センターへ。中野さんから資料借りるのが目的。偶然松下さんが来ていた。稲田さん誘って、六甲苑で昼食。実際に会うのは久しぶりだが、メールや各自のページ見てるので、距離感はない。これもインタネットの功徳の一つかもしれない。楽しみにしていた、バイオは自宅に置いてるとの事でお目見えできなかったのが、残念.
稲田さんと話してるうちに、図書館のコンピュータ関係図書の棚は余りにひどいと言う事に意見g一致した。そうだよなあ。どこの図書館でもコンピュータの本棚は、ゴミ以下の書籍で埋められてるもんな。今ごろMSDOSのマニュアル並べてどうしようと言うのか。変にマイナーなソフトのマニュアルが複数入ったりしてるし、あまりにレベルの低い入門書ばかりが首をそろえている。Morris.はあそこ通る度、大半をごみ箱に投げ込みたくなるぞ。
星電でテープ買って帰宅。271chでエルビスの古いライブなどの番組やってるので、録画しながら見る。エルビスと川柳は古いほどいい。
4時過ぎに、ハーバーランドに出て、ソフマップ冷やかしてから、歩いて中央図書館へ。高架下ぷらぷらと三宮まで戻り、偶然いっしょになったマキちゃんと王子公園えきでなおちゃんと、待ち合わせ、3人で焼肉「末野屋」へ。何かよくわからん顔ぶれだが、もともと、ヒアカムで酔っ払っていた時にばたばたと決まった話だった。福井君も来る予定だったが、仕事でパス。家庭的な店で、おっちゃんがやたら親切。生中頼むと、見事に泡無しのジョッキがやって来る。肉もホルモンもリーズナブルな価格で、久しぶりにいやと言うほど焼肉食った。近所の常連が溜まり場にしてる店らしく、もともとマキちゃんが中学生くらいまでここに住んでいて地元感覚で誘ったとのこと。おしまいにサービスで出た沢庵の古漬けと、奈良漬風の二品は絶品だった。灘駅からJRで帰る。
2000/03/03(金)●キムスヒ無事復帰(^。^)●
8時起床。点けっぱなしのStardigio443ch(Jazz Vocal)から、アカベラの「Strange
Fruits」流れ出す。えらく、好みの声だなあとチェックしたらなんとダイアナ・ロスだった。Supremes時代から彼女の声にはしびれっぱなしだったけど、こんな曲まで歌うようになったのか。これはライブらしいが、実にいい。
昼前に甲子園の小滝歯科で、いちおう治療は今日で終了。今津で途中下車して、先に蝸牛に寄り、またまた料理本1冊買う(^_^;)その後、珈琲香房で、三浦さんにMorris.部屋のファイルコピーしたCD-R渡す。
阪急で六甲にもどり、センター近くの「ラムール」という店で鶴田さんと言う未知の人と待ち合わせ。鹿嶋さんの友達で、稲田さんを通じてMorris.に名刺を作って欲しいと言う依頼。日本語の丸文字っぽいフォント希望されて困惑する。Morris.は英文字とハングルフォントはそこそこ持ってるが、日本語は(サイズの関係で)明朝とゴシックしか持っていない。さらに両面印刷希望で、これもどちらかと言うとMorris.の苦手に属する。安請け合いしなきゃ良かったかな(;_;)でも、引き受けたからにはともかくも仕上げなければ(^_^;)
帰宅して、昨日の鍋の残りでおじや作る。う、うまい(^○^)
夜はMorris.には珍しくスパゲティ。昨日パニエで大葉安売り(100枚300円)してたのでつい買ってしまったので、青紫蘇スパゲティを作る事にしたわけ。スパゲティは秋本たかしが、凝ってると言う話だが、麺食いのMorris.にしては比較的苦手な部類に属する。−−うーーーん、やっぱりいまいちだった。イタリア人て、こんなのを前菜に食べるというのが理解できん。それにスパゲティなんて、アンダンテかアルデンテだか知らないけど、麺自体の味とかより、上に掛けたりからめたりしてバラエティ出すみたいで、どうも、性に合わん。麺はさぬきうどんと博多ラーメンがMorris.にとっての両横綱である。口直しにさぬきうどん食っちゃろ(^○^)−−おおおおおっ!!!全然ちゃうね。こののどごし、つるつる、もちもちがたまりません、って、今日の日記は食い物の事ばっかり、しかも結構Morris.の大食いがばればれだ。そりゃ、世の中にはMorris.の知らない山海の珍味がどがじゃがあるんだろうし、さぬきうどんだって、中村だ山縣屋だと名店目白押しらしいが、Morris.は自分で作ってモリス亭で食べるので充分満足してる。でも明日は春日野道で焼肉だぞ(^。^)
お、歌謡舞台にキムスヒが出てる。先月か先々月に交通事故起こしたと聞いたので心配してたが、まあ無事ステージ終えたから大丈夫なんだろう。良かった、良かった。ちょっといつもより声量が無かったのが気がかりと言えば気がかり。
KNTVでは明後日放送の大阪ノレチャランのスポットCMが、1時間に数回の割で流れている。残念ながら(^_^;)Morris.の場面はないが、Morris.応援団はおしまいへんにちらっと映ってる。ソンヘさんの「チョングッノレチャラーーン!!」と言う声が聞こえると条件反射で画面に集中してしまう。明後日は正午から2時までとなってるので、ひょっとすると、韓国より長いバージョンかもしれない。当日は西宮で春待ちファミリーBAND撮影あるからこれも、留守録して後で見よう。年末から散々、話の種と宴会の元として吹きまくったノレチャランパラム(のどじまん旋風)もいよいよこれで締めくくりだ、ほんとに長いことこの話題一つで楽しませてもらったもんだ。
2000/03/02(木)●世界お祭り博物館●
8時起床。歯医者行くつもりだったが、明日に延ばして、昨夜途中で止まったままの、ページ更新済ませる(^_^;)
薬味に漬けておいたイカと大根の葉、キムチなどと一緒に炒めて、よく分からない煮物作る。先日鶴橋で買ったセコギタシダ使う。効果抜群というか、これを使うとどんな料理でも韓国の食堂みたいな味になる。かなり味が強いので控えめに使う必要がありそうだ。
昼過ぎ生協に買い物行くついでに、うどん代金を郵便局で振り込む。用紙見たら「送金は30日以内にお願いします」と書いてあった。金無くなっても、とりあえずこのうどん注文すれば1ヶ月は支払いを待って貰えるわけだ(^○^)
近所の六甲文庫に国立民族博物館の展示案内カタログが500円で出ていたのでつい、買ってしまった。200ページ近い立派なカタログで半分はカラー印刷。15年ほど前の発行だが、Morris.その5年ほど前初めてここを訪れた時の衝撃は忘れられない。収蔵品の豊富さと、展示のオープンなところ(写真撮影はもちろん、たいていのものは触ってもかまわない)にいたく感激して、年に1度くらいの割で行ってたが、最近はとんと御無沙汰だなあ。ざっと目を通すだけで、世界中のお祭り見物したような気になった。是非近いうちに訪ねてみたい。
夜社長から電話でスタジオで録音中の写真が欲しいと言う。アルバムひっくり返したけど、なかなかいいのが見つからない。それでもどうにか2,3枚見繕って、社長に取りに来てもらう。一杯やろうと思って呼んだのだが、最近忙しくて疲れていると言うのですぐ帰る。あしやんに電話して、近いうち会おうと誘うが、むこうも色々忙しいらしくて、時間が合わない。夜は昨日から味付けしておいた鶏腿肉でタッカルビしようと思ったが、明日歯医者に行くことを考えて、あっさり味の鶏鍋に変更。
【星と東西民族】野尻抱影 ★★★☆☆
これもちょっと前につの笛で入手した。抱影随筆全集Tで、表紙裏に松原市立布忍中学校図書館の印が捺してあるから、学校図書館からの流出品か処分品らしい。野尻抱影と言えば、日本人で星のことを語らせたら、左に出る者はいないくらいの第一人者だ。大仏次郎の実兄でもある。文章も星への愛着に支えられて、読者を引きずり込む魅力に満ちている。Morris.は以前、彼の翻訳、初山滋挿絵の西遊記絵本を愛蔵していた。絵と文が切磋琢磨しながら見事に調和をした、いい本だった。
閑話休題、本書は随筆全集だから当然、星にまつわるエッセイが収められているのだが、目次に「朝鮮の星」とあったのに惹かれて買ったのだ。しかし、その部分はたかだか7,8ページに過ぎなかったし、それほど目を引く記事ではなかった。東西、つまり世界中からランダムに星に関する話を網羅した軽い読み物らしいから、専門書より読みやすいのは確かだ。星の中でも人気スターである(^。^)北極星、犬狼星(シリウス)、織姫、彦星、すばる、オリオンの三星などは、繰り返し主役として登場する。世界中の民族が(といっても、北半球のね)注目しているので、これらに対する命名や、伝説などの共通点や相違点を、見るだけでも、比較民族学のテーマになりそうなことが目白押しだ。特に蠍の心臓赤いアンタレスに関する話は興味津々(Morris.は蠍座の男)で、とりわけバビロニアの「蠍人」というのは、初耳で面白かった。蠍人は実は「射手座」なのだそうだ。射手座は、現在の星座図では、セントウルス(半人半馬)が蠍に向かって弓を射ようとしてる図で表されてるのだが、なんと英国博物館所蔵のネブカドネザル時代の石標に刻まれているものは半人半蠍の姿をしている。これが蠍人で、これより前の時代には、頭だけ人間で身体はすべて蠍だったらしい。さらにバビロニアの大叙事詩「ギルガメッシュ」の中にこの蠍人が登場すると言うから話しがどんどん面白くなって来る。
現世と黄泉の国の境に聳えるマシュ山で、ギルガメシュはその門を護る、蠍人夫婦に出会う。
その山の背は天の堰にひろがり、
その胸は下界アルラに届く。
蠍人の夫妻その門を護る。
怖しき相好は見るからに魂も消ぬべく、
また厳かに照り輝きて、山々を打ち砕く。
日出と日没に彼等は太陽を守護する。
一説によるとこのマシュ山はアラビア砂漠で、ここに棲息する大蠍から、この蠍人は想像されたのではないかと言う。蠍人は、この叙事詩ではさしたる役割は果たさないのだが、石に彫られた像は、何かユーモラスでもあり、神話時代の象徴として蠍が出て来るというだけで、Morris.は嬉しかった。もちろん本書には、他にも多数、興味深い話が満載されていて「星のおじいさま、抱影」の面目躍如である。
【ロゴスの名はロゴス】呉智英 ★★☆☆
「言葉(ロゴス)」は「論理(ロゴス)」と言うのがタイトルの謂れで、言葉に関する雑感を就職ジャーナルに連載したコラムで、一般社会や文筆者の日本語の乱れを憂うという名目のもとに、いわば、揚げ足取りや、警告、罵倒など、重箱の隅をほじくるの筆法で、書き散らしている。Morris.はこういうの嫌いでないので、時々借りて読むのだが、本書も取りたてて裨益するところ多からずといえども、いくらかは、役に立つこと、先の「当て字うんちく辞典」と同等だ。著者は中国文学を少しかじっているようで、漢文がらみの、誤用、誤解には威勢が良いのだが、あまり知らないと言いながら、朝鮮語に事寄せての非難の部分には、非難されるべき個所が相当数見受けられた。たとえば「ハングル語」という荒唐無稽な言葉に対して嘲笑するのはかまわないが、ある盲人の「ラジオのハングル講座に夢中になった」と言う発言に対して「ラジオでハングルが流れるというのもよくわからないし、盲人がハングルを憶えるというのもよくわからない。不可解な話である」などと噛付いている。要は、ハングルは文字(表音文字)であって、言語そのものではない、ということをいいたいのだろうが、現実にNKKの通信講座のタイトルがどうなってるのか、さらに、この名に落ち着くまでにどれだけの、争論、ごたごた、焦燥、困難等々があったか、を少しでも知っていれば、先のような発言は出来るわけもないだろうに。その他、本書の重箱の隅をほじくろうとすれば、いくらでもあらは見つかるだろうが、無駄なのでやめておく。それより、本書のおかげで、新しく知った単語と、言葉遊び歌を引いておこう。
・百姓読み 漢字を偏や旁の音に引かれるなどして誤って我流に読むこと。「洗滌(せんでき)」を「せんじょう」、「装幀(そうとう)」を「そうてい」と読む類。(大辞林)
・世の中は澄むと濁るで大ちがい 福に徳あり河豚に毒あり(禿げと刷毛のやつは、よく聞くがこちらも面白い。でも、前に聞いて、忘れてたような気もする)
2000/03/01(水)●今日はサミルナル●
としろう、清水君と3人で高槻の某保険会社の社宅の現場。今日もMorris.は梱包だけに専念した。昼飯に行った紅鶴ラーメンは、割と美味しかった。麺は細いし、スープもまずまず。これでモヤシを抜けばもっといいかな。別メニューに豚骨ラーメンがあることに、後で気付いた。今日の店は京口町171号店で、本店ともう1軒は高槻城北町にあるらしい。
荷物詰んで、初めて摩耶の事務所に戻る。摩耶税関のちょっと南で、回りはまだ新地が多い。とりあえず、遥かに海が見えるのが嬉しい。29番のバスで三ノ宮まで20分くらいかかる。これから通勤に1時間弱かかることになるなあ。
帰りに三宮図書館に寄り、サンパルで、リニューアルした富士商会を冷やかす。ここは前からご贔屓の文具店で、ほとんどの商品が2割引き(しかも消費税無し!!)、店舗を移動して前より倍以上広く明るくなった。さらにMorris.はここの小柄なおかみさんの、威勢の良さと、愛想の良さも大好きだ。
J-MALLに、スルメイカ2杯で300円があったので、半分刺身に、残りは漬け込んで明日使うことにする。また鶏腿肉も下拵えするとき、良質の皮が2枚取れたので、1枚は愛妻(電子レンジね(^_^;))で、パリパリ皮煎餅に、もう一枚で湯引きに挑戦。大成功(^○^)
やっぱり、これは素材に尽きるらしい。
島田さんからファックスが来たので、島田和夫部屋と楽屋のスケジュールを更新。
ゆかりちゃんの部屋も、本日、正式に「大西ユカリの新世界」として、公開する。先週朝日新聞夕刊に掲載された記事もそのまま貼り付けているので、ゆかりちゃんファンは、是非見るように。
今日は韓国では三一節(サミルナル)である。日帝時代に、独立宣言を発表した記念の日だ。
●ああ3・1あつけらかんの青空をパゴダ刃物の如く斬り刻め 歌集「冬の旅」