ここは、Morris.の日記です。読書記録(★=20点、☆=5点、これはあくまでMorris.の独断、気紛れ、いい加減です)、オフ宴会の報告、友人知人の動向など、気まぐれに書き付けるつもりです。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
2000/01/31(月)●STAR PLUS/アジアTV3月で打切(>_<)●
ヤクルトの訪問販売に起こされたのが11時。よく寝た(^_^;)
昨夜は12時前に帰宅したのだけど、昼間録画してた韓国のどじまん見たら、なんと司会のソンヘさんが、出場者が持参したトランペットを吹いてる。「セレソ・ローサ」だ。おお、なかなかうまいぞ。先週は自分でまるまるワンコーラス歌ってたし、芸風が変わったのだろうか?
その後もぐずぐずと他のビデオ見たり、本読んだりして夜更かししてしまった。
今日起きてからの最初の作業は、イリコが切れてたので、新しいのを袋から出して、頭とワタ取ってガラス瓶に入れる。味噌汁は絶対ジャコダシに限る(^。^)。
武雄の熊さんと、小倉の福田に珍しく手紙出す。といっても、日記や読書控えを校正用にプリントアウトしたものの使いまわし。リサイクルともいう(^_^;)
午後買い出しに出たら、梅津(矢谷嫁)に本当に久しぶりに出会う。1週間ほど前から優香(娘)ちゃんが風邪で寝込んでるとのこと。
夕方から2時間ほどかけて料理。今日は誰も呼んでないし、別にご馳走作るわけじゃない。モリス亭秘伝の(^。^)肉団子作り。これは香辛料や韮、葱などたっぷり入れて、冷凍しておいて後、色々活用しまくることになっている。60個ほどできた。いくらか残して後で肉団子入り中華風スープにする。その他蒸し鳥や、きんぴら牛蒡など日持ちする惣菜や、冷凍用の下拵えしたりして、最近凝ってる鶏皮の湯引きも。これがなかなかコンスタントにうまく行かない。今日もいまいちだった。食えないほどじゃないけどね。
パーフェクTVから封書が来て、STAR PLUS/アジアTVが3月一杯で打ち切りになるとの知らせ。ちょっとがっかりだあ。中国POPSのビデオクリップはそれなりに楽しみにしてたし、韓国ドラマや、コレアンペスト20なんかもやってたのに。数ヶ月前からちょっと番組編成で、おかしいなと思ってたけど、無くなるとなると淋しいぞ。代わりに1ch追加しなくては、余り魅力的な番組はない。2月4,5,6日の3日間パックchノースクランブルになるそうなので、その間に決めるとしよう。
2000/01/30(日)●遊び過ぎでふらふら(^_^;)●
ぐいぐい酒場に奈緒ちゃんの書き込みがあった。ノートPC買ったらしい(^○^)だんだん回りがネット環境化していくのは喜ばしい。次は、堀さん、うさこちゃん、佐藤あたりに、PC導入してもらいたいものだ。
午後は、元町でリピート山中のライブ。その後、こうべまいまいさんと食事して、夜はヒアカムでフクイーズのライブの予定。ふーっ、それにしてもこの10日ほどよく遊んでるなあ。いいかげんふらふらぢゃあ(^_^;)
小雨の中元町まで出て、迷いながら2時にロッコーマンホールに到着。おもったより立派な建物だった。観客は50人くらい。こうべまいまいさん夫婦が来てるのは分ってたけど、うさこちゃんが友達(力本)連れで来ていたのは意外だった。力本さんは、今日iMac買ったそうだ。最新モデルで、11万円台だと(@_@)
安くなったなあ。
リピート山中は雀三郎とまんぷくブラザーズのリーダーとして一部では有名だけど前に六甲ハイボールで春待ちファミリーBANDと共演して以来、親しみを覚えていた。PAなしでギター一本の弾き語りだが、やっぱり「ヨーデル行進曲」系統のコミックソングが楽しい。でもコンピュータ関連や、環境問題、医療関係ネタをテーマにした、シビアな曲もそれなりに聞かせてくれる。今年から毎日放送で、時事ネタの歌を自作自演しているそうだ。一度聴いてみたい。(毎日放送、毎週土曜午後7時半頃)しかし、約時間一人で中休みも無く歌い続けるのは凄い。でもMorris.は、もうちょっと短い方がいいかな(^_^;)
ライブの後、まいまい夫妻とその知り合い、沖さん、寺本さんと5人で、東亜食堂で食事。みんな健啖家で、やたら食うわ、飲むわ(これはMorris.(^_^;))2時間あまり楽しい時を過ごした。
丸善、駸々堂など冷やかして8時にヒアカムで、フクイーズの定期ライブ。大坂の松田美穂さんとのジョイント。昨夜神田の誕生ライブがあったためか、客は少なかった。
【小公子】バーネット、千葉省三訳 ★★★★ 懐かしさに曳かれて買った本だけど、読み出したら、たちまち引き込まれて、最後まで、一気に読撃ンハしてしまった。イントロから山場と思わせる展開、これでもか、というくらい畳み込む、セドリックの美質(容姿、性格、態度、慈愛、可愛らしさなど)への賞賛、脇役連の芸達者(^_^;)、伯爵の劇的感情の変化、ストーリーの隅々まで覚えてるのに、なんでこんなに没入してしまうんだろう? Morris.はこの本を子どものころ、何度読み返したかわからないし、後になって明治時代の若松賤子の名訳でも、英語でも読んだくらいのものだが、それぞれに物語を読む楽しみを堪能させてくれた。今の時代から見て、その御都合主義や、プロットの単純さ、性格のあまりの画一的な部分など、弱点はいくらでも指摘できるのに、この面白さは、逆に現代小説が失ったなにものかを際立たせてくれる。本書の千葉省三訳も子ども向きながら、決して文章をおろそかにせず、なかなかの名訳だと思う。漢字制限が強制された時代のためか、ひらがなが多すぎるのがややわずらわしいが、手抜きなく、形容にも気を使い、原作の持つ時代雰囲気まで写し得ているのは素晴らしい。ひさびさに、読書の楽しみを満喫させてもらった気がする。感謝!!
and so,this is little Lord Fontleroy.
「左樣ならこれがフォントルロイ殿で御座るか」「然り」貴種流離譚廃ることなし
(「偏奏曲」1987)
2000/01/29(土)●今夜は鶴橋●
昨夜ちょうど午前零時に帰宅。録画してた「歌謡舞台」見る。例の特集「歌謡百年史」。先週が70年代だったから、今週は80年代、そして来週は90年代と思っていたら、なんと、今日が最終回で「80〜90年代」と一まとめ。さすが歌謡舞台で、トロット一本槍(^_^;)チェジニ、ヒョンスク、チュヒョンミ、ソルンド、テジナ、ヒョンチョル、ソンデグヮンという、常連さんいらっしゃーーい(^。^)のパターンだった。それはそれで悪くは無いけどさ。番組中で司会者が、キムスヒにもここで歌って欲しかったけど、交通事故で出れないとか言ってた。えーっ、初耳だぞ。ちょっと心配だ。
今夜は鶴橋で、ひらちゃん、歓送オフがある。巻田さんらは別口で、ありらんでオフすると言ってた。意外と二次会のカラオケ「ユウ」あたりで合流したりするかもね。
7時に鶴橋に集まって、福ちゃん(前のウリ食堂)で、あんちゃん、ひらちゃん、芭雨ちゃん、で、思ったよりこじんまりした宴会。ひらちゃんはギリギリ・グループというベンチャー企業を東京で友人と始めることになったとのこと。遅れて山田さん、川崎さん、百済大王、が来る。9時から「ユウ」でカラオケ。ファピョンさんが先に来ていて、案の定、巻田さんぶんたさんも合流。あんちゃんは安定期に入ったのをいいことに歌う歌う。主賓のひらちゃんは2曲しか歌わなかった。ファピョンさんの新レパートリー攻め、百済大王・芭雨ちゃん夫妻のデュエット連発、Morris.の乱舞、終了間際に司さん乱入?して、ちょうど始まった「ダムダディ」歌い逃げ??する荒技もあってひさしぶりに盛り上がった(^_^;)
午前零時半帰宅。ゆかりちゃんからファックスでスケジュール追加あったので、「大西ユカリの新世界」更新。そろそろちゃんと公開すべきかなあ。2/26の朝日新聞に写真入でインタビュー記事も載るらしい。
昨日行った韓国ロックカフェ「BAR TEQUILA'S」の女主人(会ってないけど)は、あんちゃんの日本語学校の後輩だと言うことが、後で分かった。この世界はほんとうに狭い。
2000/01/28(金)●心斎橋の韓国ロックカフェ●
深夜2時か3時頃、地震で目を覚まし、そのまま寝付かれなかった。5年前の地震とは比較することすら馬鹿馬鹿しい微震で、別に恐怖感を覚えたわけではない。ベッドで横になったまま、音楽聞いて本読んでたら朝になったというところ。久しぶりにクラシック(室内楽449ch)など聴いている。
朝風呂をつかって、さすがに朝酒はやめて、部屋の片付け。午後から中央図書館、三宮図書館回り、夜は巻田さん、ぶんたさんらと誘い合わせて心斎橋の「韓国バー」に行く予定だが、なんか、ぼられそうで恐い。明晩はひらちゃん歓送オフだし。
Morris.個人宛て年賀状ギャラリーは1月末で閉鎖します。まだご覧になってない方はお急ぎください。
午後6時に心斎橋に着き、中尾書店冷やかして京都書院の文庫の残り「駄菓子屋のおもちゃ」購入。6時半、心斎橋OPA8階のHMVで待ち合わせ、巻田さん、ぶんたさん、yoshimiさんと4人で「BAR
TEQUILA'S」と言う韓国ロックカフェ??へ。ぶんたさん持参のピンクルのビデオ大音響でかけるものだから、話はほとんどできない(>_<)
巻田さんは自慢のレッツノートで、さっそくS.E.SのミニVCDの実演始めるし、Morris.は、もちろんこうやって日記打ってるし、ほとんどオタクにしか見えないだろうな。心配してた値段もビールグラス1杯600円くらいだから、めちゃくちゃ高いわけではなかった(一安心)。ここのバーでは毎週火曜日午後7時から1時間「韓国語会話教室」も開いているらしい。授業料1,000円(チャージ?)で、若者が使っている流行語、俗語、歌、映画などを素材に楽しい会話の練習をしてくれるらしい。遊び半分で学べるというのが面白い。Morris.も1度行ってみようかな?
大阪市中央区心斎橋2-8-3ラフィヌ心斎橋ビル3F「BAR TEQUILA'S」Tel.06-6213-8684
その後、カラオケBIG-ECHOに行ったが、yoshimiさんは電車の時間が迫ってるというので、何も歌わず帰る(>_<)
残された男3人は1時間ほど軽く歌ってお開き。2月6日に韓国KBSTVで放映されるのどじまん番組だが、ぶんたさんはムグンファ(韓国衛星放送)を受信できるので、当日録画して、そのままうちまでテープを持ってきてもらい、それを肴にモリス亭でミニオフしようと言う話がまとまりかけている。これはぜひ実現させたい。
ぐいぐい酒場に名古屋の寺村君の書き込みがあった。ふくはらさんの「てくてく新聞」の有力メンバーだ。てくてくのお茶会も長いこと行ってないなあ。
【自給自足】小林カツ代 ★★★★
今や家庭料理書の世界では第一人者と言える小林カツ代の本は、Morris.もこれまで何冊か目を通したことがある。平凡だけどそれなりに、ツボを押さえたレシピ、基本は外さずに手間を省く姿勢、料理の常識にとらわれず自説を主張するところは、なかなかのものと評価はして来たものの、いまいち好きになれなかったのに、本書を読んで、完全にファンになってしまった。発行所が日本経済新聞社だから、多分同社の新聞か雑誌に連載したものだと思う。Morris.にターゲットを合わせたかのような男性向け料理の入門書で、何と言っても装丁が良い。写真は一切使わず、池田葉子のイラストのみ。このイラストがまた大雑把なくせに、ユーモアがあって実にいい。さらにはレイアウトも見やすく、読みやすい。そして、肝腎の本文がまた、これまでの小林カツ代の文章より10倍くらいよく見えるのはどうしてだろう。19章に分たれている章のタイトルだけ見ても、単純にして必要充分、これなら今すぐに料理始められるって感じだ。
・まずは、おいしいご飯を炊こう! ・豚肉の生姜焼きをやってみる
・鶏を焼くのもなかなかいい ・たまには、魚も焼いてみよう ・うまい味噌汁は、だしから始める
・とにかく、せっせと野菜を食べよう ・ぶち込めばポトフ・豚汁 ・旬を食べる
・味付けよければ、すべてよし ・揚げ物は簡単だ ・ハンバーグはドイツ式が速い
・ラーメン、スパゲッティ、牛丼、鰻丼 ・なんといっても卵は役に立つ ・唐突ながら、具合が悪い時はどうするか
・あると安心、常備しておきたいもの ・真打ち登場、ビーフステーキ! ・調味料はこれだけあればできてしまう
・野菜の切り方いろいろ ・これだけはいる道具一覧
文体見本を兼ねて、「ニンニク・唐がらしスパゲティ」の部分を
「怒りんぼスパゲティ」とも言いますな。ニンニクはスライス。唐がらしは、辛いのが好きなら種ごと、あまり辛くても---という人は種をとって、一つ二つ、ポンと折る。
中華鍋なりフライパンに塩を加えたオリーブ油を大さじ2杯ぐらい入れて、火を点けます。油がまだぬるいうちに、つまり油を入れたらすぐニンニクと唐がらしを入れる。これ重要。油がアツアツになってからだと、ニンニクも唐がらしもたちどころに焦げてしまいますから。そうなると台無しなんです。なにがなんでもぬるいうち。
こんなぬるくて大丈夫なのかなあ---と思ってるうちに、ジュワジュワと匂いが立ってきます。ニンニクも唐がらしも少し色がついてきます。これでよし。ここに茹でたスパゲティをドバッと入れて、バッと炒めてもいいし、ジュワジュワで火を止めて、茹でたスパゲティにかけ、バーッと混ぜてしまってもいいです。塩も適当にパッパッパッとふってください。
どっちにしてもチーズをかけて、間髪を入れずに、食べること!
よくスパゲティのお供としてサラダ、なんて言いますが、アツアツのスパゲティを食べている時、サラダなんて食べたいですか?
私はやだな。集中したい、スパゲティに!
スパゲティは前菜として生まれたものだから、栄養なんぞをかんがえるのは邪道であります。野菜が---と心配なら、後なり先なり、トマトジュースや野菜ジュースをのめばいいですよ。
2000/01/27(木)●隠居な一日●
ひねもす、部屋から出ること無く一日を終えた。隠居だねまるで。
昼は青紫蘇スパゲッティ、夜はじゃがいものお焼き(カムジャチヂム)。
【おらが春】小林一茶 ★★★ 前につの笛百円均一で手に入れた文庫本。たかだか80ページ足らずだったので、音読してみた(^_^;) 近世の俳文くらいならそれほど難しい言葉も無いので、ゆっくり読んでいけば、たいがいわかるし、調子も理解しやすい。芭蕉、蕪村、一茶と三福対で括られることが多いが、蕪村好みのMorris.はそのことに大いに不満がある。俳聖芭蕉はともかくとして、一茶なんて格落ちだと思っていたからだ。高名な「おらが春」だって、これまで読まずに済ましてきた。初めて読み終わった現時点でもその思いは変わらない。「おらが春」は一茶57歳(文政2年=1819)の一年間の俳句日記みたいなものだ。当時としては老境だろうが、老いてますます盛んと言おうかその5年前に初めて妻帯し四男一女を儲けたがすべて夭折。本書執筆の年にも娘さとを喪い、その哀悼句が集中で重きを帯びるのだが、それにしても、やや作為を感じてしまうのはMorris.の意地悪さなのだろうか? 巻頭句が
・目出度さもちう位也おらが春
で、おしまいの句が
・ともかくもあなた任せの年のくれ
という、いかにも平仄を合わせたところや、6歳のときに作ったとされる自作
・我と來て遊べや親のない雀 六才彌弥太郎
を、さりげなく挟み込むなど、けれんがありすぎるんじゃないかなあ。
娘の死に臨む、迫真の部分など
終に六月二十一日の蕣の花と共に、此世をしぼみぬ。母は死顔にすがりてよゝと泣もむべなるかな。この期に及んでは、行く水のふたゝび歸らず。散る花の梢にもどらぬくひ事などと、あきらめ顔しても、思ひ切りがたきは恩愛のきつななりけり
・露の世はつゆの世ながらさりながら
と、見事なくらい、整っているし、句もでき過ぎなところが、Morris.には解せないのだ。悲しみのさ中にあったら、言葉を無くすのが普通ではないだろうか。実際にその時点でこれだけの句文を草したのだとしたら、一茶は人間ばなれしてるし、後日の回想だとしても、飾りが過ぎる。それにしても、どうして、Morris.はこんなに、一茶を疑うのだろう? その方が疑問かもしれない。俳句には門外漢だが、好きな俳人は多い。その中で一茶一人は、何故か理解の外にある。
2000/01/26(水)●最近料理が楽しい●
昨夜から昼までかかって「東京セブンローズ」読み終える。午後、風呂浴びてから、買い出しに出て、夜の料理の下ごしらえ。4時半頃伊藤時治、えっちゃん、その後香介、さりーちゃん、社長と、今夜はこじんまりとした宴会。モリス亭としては、一番手ごろな客数かも。例の秘密テープ鑑賞しながら、飲んでだべって賑やかなときを過ごした。社長夫妻は9時過ぎに帰り、入れ替わりにみっちゃんが来た。しばらく、426chの岡林信康特集など聞いて昔話。先に伊藤、えっちゃんが帰り、香介とみっちゃんが11時過ぎに帰っていった。今夜は平日と言うこともあって、酔いつぶれるものもなく、今夜のあては、吉美ちゃんから貰ったハム、まいまいさんが残していったチーズ、伊藤時治の持ってきた、籠入り豆腐、竹輪などで、モリス亭のメニューとしては、鶏胸肉の大葉巻、手羽中の塩焼き、豆腐とタラコのチゲ、豚の生姜焼き、ピビンパといったところ。このところ、暇なこともあって、料理のレパートリーが増えること(^。^)
料理は前から嫌いじゃなかったけど、このところますます面白くなってきた。
先般、四国の佐藤から送られて来たミカンジュースは、箱ごと社長宅に謹呈した。
島田さんからスケジュールなど送られてきたので、島田和夫部屋と楽屋のスケジュール更新。みっちゃん部屋も更新。(みっちゃんの部屋のアドレス変えたのでブックマーク登録してる人は変更しておいてください。)
【東京セブンローズ】井上ひさし ★★★ 初期の短編集から、長編「吉里吉里人」「四千万歩の男」まで、井上ひさしにはずいぶんこれまで楽しませてもらったものだ。彼の久々の長編が昨年春出たことは知っていたのに、図書館で見あたらず、としろうが買ったのを知ったので、催促して、やっと昨年末に借りて、年末年始のあわただしさにかまけて、ついつい後回しにして(図書館と違ってきっちりした返却日が無いこともあって)やっと読み終えた。770ページを超える長編。長いのはいいのよ。Morris.は長編大好きだし。面白ければ長いほどいいもんね。しかも腰巻きには「執筆じつに十七年。その歳月と情熱のすべてをかたむけた井上文学の最高傑作ついに成る!」とか「国家、市民、そして国語とは何なのか? 待つこと久し、笑いと勇気、奇想と真率。記念碑的名著ついに完成!」なんて言葉が踊ってるんだから、期待するなと言うのが無理な話で、Morris.も期待に胸ふくらませて読み始めたんだが、どうも最初からかったるい。平凡な市民の日記と言う形式でストーリーは進行するのだが、記録魔的主人公の日記というアイディア?で、当時の史料を生のまま羅列するのと、さらには、主人公が警視庁関連のガリ版切りの仕事に付き、ここでもまた、史料の貼り付け。これが、いいかげん、うんざりさせられた理由の一つ。確かに歴史小説の中で、作者がいたずらに、史料に手を加えるより、現物を読者に示す方が効果的(あるいは無難??)な場合もあるだろう。しかしそれも程度問題で、物語の流れを妨げるものであってはなるまい。本書では、Morris.はしばしば、史料(記事や広報、ラジオ番組等々)の多さに辟易してしまった。もちろん、腐っても(^_^;)井上ひさしだから、随所に面白そうなところはあるんだけど、それが、先の史料とストーリーのもたつきで、物語の中に没入できない。さらには、山場となるべき国語ローマ字化問題場面のやりとりも、これまで作者がさまざまな著者や対談などで展開してきた持論の手際悪い切り貼りでしかないし、それ以上にこの小説全体が、一貫した流れを欠いている。稀代のストーリーテーラーとしての手腕が一向に発揮されてない。どうしたんだあ、井上ひさし??−−−と、悪口ばかり書いてしまったが、Morris.は冒頭で述べた通り、井上ひさしの長年のファンで、彼の才能を恃むがゆえに、敢えて叱咤激励しているつもりなのだ。次作に期待したい。
2000/01/25(火)●今月の標語●
今日は仕事のはずだったのに、急にoffになったので午前中はごろごろしてた。
数日前送られてきた蜂蜜は、やっぱり大晦日のど自慢の賞品だったらしい。それにしてもKBSも、せめて一筆入れるなりしておいて欲しいよな。
ところで、上にある「今月の標語」は、毎月Morris.が、語呂合わせやら、洒落やら、パロディなど、適当にでっち上げているのだが、特に今月の標語は、訳が分からないと言う声があった。なに、中学1年生レベルの英文和訳です。「おどろおどろしい」(^○^)
このところ日記が一日遅れになってた。それほど忙しいのかと言うと、結局飲むのに忙しいので(^_^;)、こんなんでいいんだろうかと言う反省もなく、お気楽な毎日ではあるな。ひさしぶりにぐいぐい酒場にぴえるさんの書き込みがあった。イスラエル関係の仕事で徹夜続きとか。ミレニアムの次はユダヤ経関係とは(^_^;)大変だなあ。
2000/01/24(月)●今里の故郷(コヒャン)●
11時起床。さすがに宿酔じゃ。としろうから借りている「東京セブンローズ」読み始めたのだが、今ひとつのりが悪い。
夕方ファピョンさんから電話もらって、6時に鶴橋へ。中華料理屋で腹拵えして、今里の「コヒャン=故郷」と言う店へ。ここはカラオケラウンジみたいなとこで、Morris.にはちょっと敷居が高いのだけど、入場料はファピョンさんのおごりで、後は歌い放題。しかも月曜日で客はいない。ほとんどカラオケボックス状態で、歌い踊りまくる(^_^;)大晦日以来、なんかぶっちぎれたみたいだ(>_<)ソンデグヮンの「ネパクチャ」が入ってるのが嬉しかった。ビールの追加が1本千円と言うのがちと高いが、先に飲んでから行けばいいか。この店は深夜12時からディスコに変身して、韓国人留学生とかニューカマーの溜まり場となってるらしい。これもぜひ一度探訪したい。
【キムチの味】ジョン・キョンファ ★★★☆☆
6年前に読んだはずだが、つい、借りてきた。このところ料理づいてるので、実用書として借りたのだが、しっかり内容に引き込まれてしまった。書き出しからして力強い。
「にんにく、トウガラシ、ねぎ、ごま、そしてごま油。生まれたときから、体にいいものばかりを毎日たっぷり食べ続けているのが朝鮮人です。」
決して本格的朝鮮料理の本ではなく、四季おりおりの在日朝鮮人の生活に密着した家族の食卓を、魅力たっぷりに語りおろした文体が、傍観者であるはずのMorris.にまでも、じんわりと染み込んでくるような気がする。押し付けがましくなく、民族の誇りを感じさせることも本書の長所だろう。レシピも数多くはないが、一つ一つが、食べることと作ることへの喜びがほとばしりでていて、読むだけで、食べたような気になってしまった。一つ引用するのに、迷ってしまうけど、冬の部の、辛くないチゲを。
・豆腐とたらこのチゲ(トゥブミョンランチゲ)---[材料]たらこ(2腹)豆腐(2丁)しめじ(1パック)長ねぎ(1/2束)根三つ葉(1/2束)煮干し(50g)水(5カップ)アミの塩辛(30g)
晩ご飯に後一品欲しいな、というとき、簡単にできて、とても重宝しているチゲです。辛くないので、小さな子どもにもぴったりのおかず。あっさりしていますが、たらこがとてもいい味を出してくれます。
1.たらこはぶつ切り、豆腐は角切りにする。
2.しめじは小房にわけ、長ねぎはななめ切りにする。根三つ葉は3〜4cm長さに切る。
3.煮干しは頭と腹わたを取り除き、分量の水を入れて、だしをとる。
4.鍋にたらこ、豆腐、長ねぎをならべ、3.のだしを注いで火にかける。
5.沸騰してきたら、あくを取り除き、あみの塩辛で味をととのえる。
6.しめじ、根三つ葉を加え、ひと煮立ちさせる。
2000/01/23(日)●またまた、Morris.に奥さんが(?_?)●
ヒョンミさんの掲示板で、不思議な書込みを見つけた。ジフさんという方が
>morrisさんの奥さんの知り合いという女性と、最近チャットで会いました。
という発言???!!!
kusiiさんがそれに
>morrisさんって、独身ではなかったですか?
とレスつけてた。うーーーん、これは??
とりあえず、ノーチョンガクであることを書き込んでおいたけど、morrisというハンドルの別人がいるのかもしれない。
朝から雨だったけど、10時に六甲道の勤労市民センターで「イラン料理講習会」に参加。ぐいぐい酒場(Morris.の掲示板)で知り合ったこうべまいまいさんに紹介されたもので、うさこちゃんと誘い合わせて出かけた。脇薗裕子さんも偶然参加してたので、びっくり。今日の講師は若いイラン人男性、ハメド・トルシャユさんで、神大の留学生。メニューは「ターチン(こげ)・ポロ(ごはん)」という、玉子、ヨーグルトなど混ぜたご飯の中に清浄鶏肉を埋め込んでフライパンで蒸し焼きにするものと、「モルグ・スープ」。Morris.らは、こうべまいまいさん夫婦とその知り合いとで5人一組で班を作る。グループが5つできたから参加者は25名くらいだろう。イスラム料理だけに豚はタブーだろうし、酒も×のはずなのに、Morris.はカバンにこっそりジャックダニエル持参で、冷蔵庫の氷もらって、ちゃっかりと調理中から水割りちびちび飲ってた。「しらふで料理なんか出来るかい」というのが、その言い訳。えっと、料理の方なんだけど、わしらの班は、下ごしらえなんか一番早く済んだし、鶏肉も完璧に捌いて、絶好調だったのに、おしまいにフライパンから皿に移すときへばりついて大成功とはいかなかった(>_<)
それに味もMorris.にはいまいち(ヨーグルトあまり好きじゃない)だった。食材の調達で、本当は骨無しの鶏使うところを骨付き持ってきたり(これは却って良かったかも)、米も本当は長細いインディカ種を使うべきを日本米で代用したのが根本的に間違ってたんだと思う。スープは美味しかったけどとりたてて変わった味じゃないし。こんなことならご飯に入れる前の鶏をそのまま食った方が10倍は美味かったろうし、いい酒のあてになったのになあ。イラン語(ペルシャ語)ではいただきますを「ベス・メラ」ということを覚えたのが成果といえるかな。
それでも料理の講習会なんて始めてだったし、今後おいしそうな国(タイとかベトナムとか中国、韓国など)の催しがあったら参加してもいいなあ。会のあと、うさこちゃんとまいまいさん夫婦引き連れてモリス亭に帰宅。それから今日放送の韓国のどじまんのビデオや、秘密テープ見たり、ワインとMorris.ブレンド飲む、飲む、途中偶然にCDROケース見つかって快哉をあげたり、大いに盛り上がった。料理は昼間に食った(食わされた)ターチン・ポロで満腹だったので、始めは肴の軽いものばかり、まいまいさん差入れのチーズ、フランスパン、それにタラコや海鼠、そして前に吉美ちゃんが作って冷凍してたチャプチェなど。結局うさこちゃんと奥さんは夜遅く??帰って行ったけど、Morris.とまいまいさんは飲みつぶれてそのままホットカーペットで爆睡状態だったようだ。明け方まいまいさんは帰っていった。ようだ(^_^;)
2000/01/22(土)●韓国から謎の蜂蜜が●
10時起床。休みが続くとだんだん起きるのが遅くなる。午前中はずっと、昨日鹿嶋さんからもらった秘密テープを見る。
珍しくモリス亭に二日続けての宅急便。ひょっとすると、昨日のオレンジジュースは、手違いで、今度こそうどんを送ってきたのか?と思ったが、今度は送り先名がハングルだ(@_@)ソウル東大門区チェギ洞まではわかるのだが、発送人が不明「プヨンヨンノンチョファン?」と書いてあるのだが、意味がわからん。大晦日ののど自慢の賞品かとも思ったが、どうもそうではなさそうだ
黒い木箱のなかに青磁の壷に入った、高価そうなもので、嬉しいには嬉しいものの、誰からだろう??
昨日稻田さんからメールで、面白そうな話題二つ届いた。一つは、アップルのスティーブ・ジョブスが巨額のボーナス(飛行機+ウン千万ドル?)貰ったが、彼の年俸はたった1ドル、という、アメリカらしい話題。もう一つが、ノートパソコン等の電池に、全く新しい方式が開発中との話題。それは、アルコール電池で、寿命が従来のものより長持ちする上、切れかけたらアルコールを追加すればいいという画期的製品らしい。これは一刻も早く製品化して欲しいものだ。ついでに、そのアルコールが、美味しければもっといいんだけどね(^○^)(やっぱりそっち方面に持って行ったかと、予想していた方。あなたは、Morris.の良き理解者です)
ところで、まだCDROMは見つからない(;_;)
佐藤から、年賀状!!と去年10月のジャズストリートの写真同封の手紙が着く。昨日のオレンジジュースは、両親の実家が愛媛県で、それで特産品を送ったとのこと。先にこの手紙見てれば、昨日はあんなには怒らなかっただろうが、怒ったことはいまさら取り消せない。間が悪いというしかないが、悪意がないことだけは分かった。
夜は元町MOON LITEで、システムプランの馬場さんと会う。20年以上前に春待ちファミリーBANDと付合いがあったとのこと。おたがい、何となく顔を見たことがあるような、といった間柄だ。個人でネットワーク構築や、インターネット関係の仕事やってる現役だけに、Morris.の無知が際立ったが、近いうちに春待ちファミリーBANDのサイトを彼のところに引っ越しさせることにした。これだと、バンド部屋のドメインが簡単になり、おまけにトップにharumachiで始めることができるので、検索もされやすくなる。その話とは別に飲んでおしゃべりして楽しかった。
MOON LITEに寄る前に元町駅から餃子の赤萬のある小路を下がる途中に「古書」の看板見付けたので思わず入ってしまった、2階にある「ちんき堂」というその店は、狭いながらも、マニアックなものが集められて面白かった。けっこうえぐいものから、レア物、レトロ、おたく系満載だ。去年の5月にオープンしたそうで、これまで気付かなかったのは何故なんだろう。四国香川県でしか買えない?幻の名著「恐るべしさぬきうどん」1卷から4卷までが揃っていたり(しかも1冊350円の格安で)、わけのわからんアングラ劇団のポスターやらごったに置いてあって、時々覗かなくてはという気になった。初回のおあいそに、「少年」64年4月号の別冊附録「鉄腕アトム」を買う。Morris.はリアルタイムで「少年」愛読者だったから、懐かしさも一入だ。
2000/01/21(金)●CDROM一挙紛失か??(>_<)●
8時起床。掃除洗濯済まして、軽くハングンノレ(韓国歌謡)でも歌おうと、カラオケCDROMをセットしようとしたが、CDROM専用のケースが見当たらない。例によってのうっかり、置き場所忘れくらいに思って、探し始めたが、見つからない。だんだん、本気で探し回ったが、やっぱり見つからない(;_;)あれには、他のソフトも色々取り混ぜて20枚以上はいってるのに。探し回ること1時間。結局出てこない。探すのをやめたとたんに見つかることもよくある話らしいので、とりあえず放棄しているのだが、ほんとに無くなったとしたらえらいことだ(>_<)そんなに小さな物ではない(CD大、厚さ5cm以上)から、そうそうゴミといっしょに捨てるなんてことはないと思うのだが、Morris.は酔ってると、何するかわからないからなあ、と、午前中ずっとこのために何も出来なかった。
夕方モリス亭に珍しく宅急便届く。発送先見たら、四国の佐藤からだ。「あっ、うどんだぁーっ!!」Morris.は心の中で万歳を叫んだ。急に寒くなってきたし、うどんすきもいいな、例によっての、おろしか、やまかけも美味しいよなあ。佐藤、ありがとおぉーーっ!!うい奴ぢゃ!!
と、大喜びしたのに、これが見事なぬか喜び。なんと、中に入ってたのは、オレンジジュースの詰め合わせだった(>_<)
な、何なんだ、これは(-_-メ) 喜びが大きかっただけに、落胆も(;_;) Morris.が酒と午後の紅茶しか飲まないことは、承知のはずなのに。けっ!!
喧嘩売ってるのか?? 物をもらって怒るなんて、いい大人なら絶対しないだろうし、それなりに、おあいそ言うもんなんだろうけど、Morris.は大人じゃないから、はっきり言うぞ。佐藤の馬鹿たれ!!
もうお前とは縁切りぢゃあ(そうとう怒ってる)。けったくそ悪いから送り返そうかとも思ったが、送料もったいないので、社長宅にでもたらいまわししよう。
センターの鹿嶋さんから極秘テープ入手したとの電話があったので、さっそく取りに行く。そのまま阪急で三宮に出る。7時半からゆかりちゃんのライブがあるのだ。ところが、「よろず屋宗兵衛」と言う店が見つからず、電話も通じず、西元町まで行って引き返したら何とほとんど、大丸寄り出口付近にあった。もう8時過ぎで、入ったら最後の曲(;_;)
でも2ndステージもあるときいて一安心。これまで、Boogie Woogie Piano Night☆GOLD☆のステージしか知らなかったが、本格的ソウルナンバーもかっこ良かった。でもちゃんとおしゃべりも交えて、存分に楽しめた。ライブの後でHPの件ちょこちょこと打ち合わせして、10時過ぎに陶人へ。堀姉妹と、久しぶりに八島がいた。昌美と八島の付き合いも長いよなあ、でも八島とはあまり話したことが無くて、ちゃんと話したのはほとんど初めてだ。ちょっと変な奴だけどいい奴だ。11時に3人は帰って行った。一昨日堀さんから電話で、陶人で会おうと約束したので、ゆかりちゃんとの話も切り上げて陶人に行ったというのに、それはないよな(>_<)
仕方なく一人で12時まで飲んでた。隠しメニューのけんちん汁が美味しかったので、まあいいか。何か今日は悲喜交々と言うか、吉凶綯い交ぜというか、波瀾万丈の(^_^;)一日だった。最終で帰宅し、秘密テープ見ようとしたが、酔ってたのでそのまま寝てしまう。
【昭和 僕の芸能私史】永六輔 ★★★★ すごい、すごいとは思っていたが、彼の個人史でもある、本書を読んで改めて感心した。とにかく若い時から第一線でトップを走り、多方面に才能を発揮、いつも覚めた目でいながら、熱い心で行動に移す。昭和8年の生まれと言うから、Morris.より16年先に生まれたことになる。その時代を見通す眼力は凄いものがあり、芸能史としても、彼ならこその裏話、逸話もたっぷり盛り込まれている。過去を語りながら現代を照射する批評精神にも富んでいる。しゃべりのプロでもあるから、コラムめいた本書でも随所に、印象深い台詞が散見する。さすがは「無名人語録」の著者。本書から「六輔名語録」をチョイスしてみよう。
・ゲッペルスが強調していることに、大衆は宣伝で動かし、そして知識階級には暴力で命令するというのがある。/こうした考え方でナチスは破滅に向かってゆくのだが、この考え方の「暴力」を「大金」に置き換えると、広告代理店の論理にそのまま通用してしまうのである。
・やくざの世界では、「喧嘩」とか「抗争」という言葉を使わないで、「出入り」という。/そのちょっとした出入りのごたごたを手打ち方式でまとめ、抗争ではなかったという形をとる。/かつての日本陸軍も「戦争」と言わないで「事変」。/自衛隊も、この事件に関しては「有事」という言い方をする。
・町内の頭もそうだった。/褒めるときは、できるだけ人の多いところで、しかる時は誰もいないところでという気を使っていた。
・僕は収入が増えたにもかかわらず、映画、寄席、コンサート、歌舞伎。そして世界チャンピオンになった白井義男のボクシングまで、「秀れたものはなんでも全部見なさい。それがあなたの財産になるから」という淀川長治語録を守って、文芸部から前借りをしては出かけていた。]/そして本当に財産になった。
・長女の誕生。/僕は父親になった。/そう思っていたら、父が「父親になったんじゃない、父親にさせてもらったんだ。私も君に父親にさせてもらったんだからね」と言った。/だから子供に感謝しろと...。
・カメラの前では絶対に食べないと言う主義が旅番組を不自由にした。(今でも、カメラの前で食ってうまいわけがないと思っているしカメラの前で食っている出演者がいると目をそむける)
・浅草の駄菓子やのおかみさんが言った言葉は忘れられない。「ちゃんとしたお寺さんのお坊ちゃんなのに、テレビなんかに出るようになっちゃって、お気の毒にねェ」
・マスコミの世界から足を洗わないのだったら....。/「限りなく無名に近い有名人」/そうなることをまじめに考えた。/芸能界と距離を置くこと。テレビはレギュラーの番組を持たないこと。/読書と旅を最優先すること。/そしてラジオに徹していくこと。/これを自分に言い聞かせた。
・(ここだけの話としてサッカーに一言。日本が勝てないのは頭の差だそうです。/スピード、体力、技術の差ではなくて、サポーターも含め、頭がいいか悪いかという点で勝負あった、なのだそうです。/誰も言えないし書けないので、ご内聞に。)
・売名行為と言われようが、自分が救われることが大切なのだ。/他人がなんと言おうと、できるボランティアは素直にやることにした。/老職人に曲尺を取りもどすのも、若い芸人、無名の芸人を育てることもボランティアである。
・あのとき、ヘッドホンをつけて外界を謝絶した若者がぞろぞろ歩いている姿の異様さはそのまま、二十年後、四千万台を数える携帯電話の現状につながってきている。/日本人3人に一台、四千億円の電話料を払いながら話す必要のないことを話している。
・ (無名人語録のことで)三木のり平さんに「言葉泥棒」と言われてドキンとしたが、盗品をそのまま並べてあるわけではない。/素材を加工し、面白く仕上げる工夫はしてあるのだ。
・「風俗」という言葉そのものには猥雑さがないのに、フーゾクというと途端に淫靡なものになるのは困ったことである。/「アダルト」もおなじことで、「成人」の意味とは違って使われるようになる。「芸能」という世界は、能・狂言から、ストリップ、さらに、同じ能でも「官能」の世界まで幅が広い。
・昭和六十四年一月七日昭和が終わり、平成とその名を変えた。/昭和元年が六日間しかなかったようにその最後の年は七日間だった。
おしまいの引用は、特に語録と言うのでなく、「昭和は何年?」というクイズを作るのにいいネタになると思ったことによる。一般に解答は「64年」だろうが、厳密に言うと「62年と13日」が正解になる。しかし、それだって、うんざりするくらい長かったよなあ。
2000/01/20(木)●この冬初めてこごえた●
西根と天王寺への配達と、深江の保管荷物を引き取ってJR5tコンテナに詰め、帰って倉庫作業。久しぶりに寒い一日。特に夕方トラックの上で風に吹かれたMorris.はほんとに。凍えてしまったよ。
帰りに矢谷と、兵庫駅で途中下車して、例のキムチ屋「韓菜 Kan Sai」に立ち寄り、ナムル、チャンジャ、キムチなど買う。店主はMorris.のこと覚えていてくれた。「今日は醉ってないんですね」と言われてしまったよ。
帰って、この前のピビンパの再現を試みたが、うーーん、不味くは無いけどイマイチだなあ。ちょっと欲張り過ぎて量が多すぎたのが敗因かもしれない。しかし酒のあてとして、買ってきたキムチ類はほとんど一人で片づけてしまった。
2000/01/19(水)●今日はお部屋の整理整頓日●
9時半起床。週末からほったらかしにしていた部屋の掃除と洗濯。流しの後片付け。やっと部屋が片付いて気持ちがいい。
ところで、昨夜ファピョンさんから、KBSの本田さんが大晦日、Morris.がABCホールのロッカーの鍵を持ち返ったまま返却しないことで怒ってるとの電話が入る。10日以上前に返送したので、すっかり安心してたのにどういう事なんだろうと、夜遅くに本田さん宅に電話。どうも連絡ミスがあったらしい。うっかり鍵を持ちかえったMorris.のミスがそもそもの原因だけど、無意味なトラブルになったみたいでちょっと困惑。
システムプランの馬場さん(以前から春待ちファミリーBANDのファンらしい)からメールで、春待ちファミリーBANDのサイトスペースを提供してもいいとのこと。ここだと、アカウントがシンプルに出来るし、いろいろサービスも受けられそうで食指が動く。MOOON-LITEのてっちゃんの部屋もここで作ったと言う。さっそく覗いてみたが、さすがにお洒落。ただMorris.のPC環境ではちとつらいところもある。一度ゆっくり相談してみたい。
昨年のMorrisの日記の読書控えだけをピックアップして、「Morris.の読書控え'99」ページ作り、サンボの部屋にアップした。サンボ部屋、ひさびさの更新(^。^)。カットアンドペースとするだけで1時間以上かかってしまった。1年間で約170冊。校正用にプリントアウトしたら35ページになってしまった(^_^;)
加筆も訂正もしてないので、この日記の読者は見る必要ないかもね。
午後は、ゆかりちゃんの部屋作り。先のシステムプランにスペースお願いしようかとも考えたのだけど、とりあえず、Morris.部屋に入れておこう。タイトルは「大西ユカリの新世界」。バンド紹介等は来週まわしで、とりあえず試験的に立ち上げることにする。
今日は本当に実存モリス亭と、Morris.部屋(インターネットのMorris.サイト)の掃除や、整理、追加に一日を費やしたことになる。われながら、よくがんばった。今夜は再びスンドゥブチゲに挑戦。
2000/01/18(火)●森田童子+ティンパンアレイ●
流石に昨夜はあまり飲まなかったので、快調、快調。昨日と同じ現場だったけど、比較的呑気に作業に専念。としろう、市川の二人が休んだので、チーフになった矢谷は大変だったみたいだ。
日曜に神戸HATの出店でキムチ買った「韓菜」のチラシにURLアドレスがあったので、覗いて地図など取り込んでメール送っといたら早速返事が来ていた。何でもほとんど個人でやっているらしい。近くの人は、一度買いに行くように。通信販売もやってるそうだ。
その、神戸HATでの春待ちファミリーBAND演奏。バンド日記に更新。でも撮影中に飲んだくれるようじゃ、Morris.もカメラマン失格だね(^_^;)
ついでに、当日、見物に来てた、斉藤一家の写真を能斗也部屋に貼り付けておく。(たった2枚だけど)
ゆかりちゃんから、速達で大判封筒が届いてた。チラシやら写真やらスケジュールやらプロフィールやら盛りだくさん。これで、懸案の「大西ゆかり部屋」を作ることが出来る。2,3日中には、立ち上げるつもりだから、乞御期待。
昨日から曲目変更のStar-Digio、426chは、1時間たっぷり森田童子だもんね(^_^;)それと交代で、ティンパンアレイとその周辺。すごい取り合わせだけど、今週はずっと、このチャンネルばかり聞いてしまいそうだ。
2000/01/17(月)●震災記念日は一日死んでた●
と、いうわけで、ほとんど二日間飲み続けたMorris.は、当然の報いで、強烈な宿酔。今日の現場は、引っ越し屋にはおっそろしく悪評高い、某安藤忠雄設計の、某六甲パラマウント。それでも今日は台所梱包に専念したから良かったけど、搬出だったら、のびてたなあ。トイレに何度駆け込んだことか(^_^;)昼飯も、無理して食ったけど、1時間後にはすべてもどしてた(>_<)
14日以来、日記もサボってて、今日3日ぶん一挙掲載。高秀賢先生から、文字化けのメールが届いてた。ハングルとは思うのだが、とても触る気にはならない。今夜は飲むまい。と、言いながら、そろそろ、回復してきたみたいだし、一杯くらいならいいか(^_^;)
今夜は新開地でKobe Heart コンサートがあったんだけど、残念ながらパス。
2000/01/16(日)●幻のピビンパ●
9時半にみっちゃんが迎えに来てくれて、神戸HAT「いのちの祭」春待ちファミリーBAND撮影。フリーマーケットで、食べ物の屋台もたくさん出てた。前夜(今朝?)の酒が残っていて、半分酩酊状態。それなのに、白鶴樽酒の鏡開きなど、目の前でやってくれるもんだから、Morris.は一杯、また一杯。とうとう掟破りの、撮影しながら飲酒。しかもアングル変えようとしては、コップけとばしてこぼす。後ろの客を映そうとしてはこぼす。またもらいに行くの、くり返しで、ステージ上の秋本から「飲みすぎや」の声がかかったほど(>_<)
斉藤一家も見物に来ていたし、なんか知らない女の人に住所きいたりしてたようだが、この辺から記憶はあまり定かではない。屋台に「韓菜−Kan
Sai」という韓国惣菜が出店してて、美味しそうだったので、チャンジャ、カワハギキムチ、イカフェ、焼肉のタレ、三色ナムルなど買い込み、伊藤誘って、部屋で、今日の韓国のどじまんのビデオなど見ながら、またも飲む。それにしてもこのキムチなどの美味しいこと。兵庫駅の南らしいので一度冷やかしに行こう。そして、このナムルと、ダイエーのキムチ、卵黄などで、ピビンパを作ったのだが、いや、これはもう、今まで食べたどんなピビンパより(ソウルや、全州の専門店で食べたの含めて)ずーーーーーっと、美味かった。伊藤も大絶賛。あの味をいつも再現できれば、モリス亭はピビンパ専門店としてやっていけるね、絶対。
途中斉藤さんもやってきてまた飲む(ちょっと情けない)で、6時ごろうたた寝していたらしいのだが、7時過ぎに四国の佐藤から電話あったのだが、時計を見たMorris.は、朝だと思って、すわ、仕事に出かけなくてはと、すごい勢いで飛び出しそうになった(^_^;)伊藤が居なければ、とりあえず駅までは行ったろうなあ。
で、まだ夜はこれから、という事が分かり、ほっとして、また飲み始めたのね(^_^;)斉藤さんと伊藤が帰っていったのはうろ覚えだが、いつ寝たかは不明。
2000/01/15(土)●やっぱ、つの笛はすごい!!●
結局昨日6時ごろ事務所にみかちゃん寄ったらしいが、Morris.には連絡無し(と、思う。ひょっとして、電話もらってもMorris.が酔っ払ってて覚えてない可能性もあるけどね(^_^;))
奥井さんと、尼崎、明石2件の配達。3時過ぎに終ったので、元町の阪神理容でカットして、それでも時間余ったので、つの笛に寄ったら、これが、とんでもない大当たりの日で、久々にMorris.大爆発で一挙6冊も買ってしまった。そのどれもが、1冊だけで充分大ネタになりそうな逸品(Morris.にとって)揃いで、ほんと、気が遠くなりそうだった。しかも、6冊全部でたったの1,700円(@_@)。す・ご・す・ぎ・る(^○^)
・「月下の一群」堀口大学訳。第一書房。昭和3年の新篇だけど、それでも天金、総革装の初版で、千円というのは(@_@)
・「ジョゼフ・フーシェ」ツヴァイク全集11巻。みすず書房、1976年。このところ、複数の本の中で紹介されてて、読みたいと思ってた矢先だったし、300円ならば超お買い得。
・「おらが春」一茶文庫第2集 春陽堂 大正14年。文庫でもハードカバーですごく感じのいい装丁。一茶自筆の絵も付されている。この本から以下は、すべて百円均一(^_^;)
・「庖丁文化論」江原恵 エナジー叢書 1974年。これは高田宏の名編集で、エッソが出していた非売品だが、余りの質の高さに、その多くが後に単行本化されている。その中でもMorris.はこれに入れ込んでた。まさか均一棚で再会できるとは
・「小公子」バーネット原作、千葉省三訳 講談社世界名作全集。昭和26年。これは、ただただ懐かしさで手に取った。Morris.の読書人生はこのシリーズと、これに続く少年少女世界文学全集に負うところ大きいものね。絵装箱入りで本を取り出すとハードカバーにイギリスの紋章をあしらったデザインが、それだけで懐かしさがほとばしるなあ。
・日本現代詩大系第一巻」河出書房 昭和26年。今回実用価値ではこれが一番かもしれない。このシリーズはMorris.が愛蔵している創元社の「現代日本詩人全集」には、遠く及ばないのだが、この第一巻だけは、明治の讃美歌や唱歌、それに宮崎湖處子、山田美妙など、現在なかなか見ることが難しくなってるものが抄録されているのだ。
と、まあ、思わぬ大漁にすっかりご機嫌になって、6時にTaoで、枇杷木さんの結婚祝パーティに出席。彼女は3月12日ソウルのホテルリッツカールトンで挙式予定とのこと。よかったら出席するように言われたけど、その時期はちょっと忙しいかもしれない。身近では初めての、ネット恋愛→結婚というのも話題になった。昨年センターの朝鮮語講座辞めてしまったので、久しく会ってない顔に再会できて、まるで同窓会みたいだった。あまり飲めないメンバーが多かったので2次会はドトールコーヒーで1時間くらい粘る。
実は今夜は予定が3つも重なってしまった。枇杷木さんのと、鶴橋でのオフ、そしてヒアカムでの春野由利ライブ。六甲に戻ったのが10時前で、とりあえずヒアカム覗いたら、ちょうどラストの曲で、アンコール合わせて3曲だけ聞くことが出来た。それにゆかりちゃんがダッキーズとの打ち合わせに来ていたので、HPの件でちょこっと話が出来た。
ライブの客の大部分がミュージシャンで、井山、秋本も来ていたし、打ち上げが盛り上がって、Morris.もついつい調子に乗って飲みまくり、矢谷に送られるようにして部屋に着いたら午前4時過ぎだった。おまけに、つの笛で買った本忘れてる(>_<)
これはすぐ電話していやま(6時までいたらしい)に頼んで持ち帰って貰った。
2000/01/15(土)●みかちゃんがつかまらない(;_;)●
10時起床。晴れてたので、とりあえず洗濯して、住所録の整理やりながら、みかちゃんの実家に電話したが、昨日と同じく留守電だった。事務所の韓さんに電話したが、やっぱり連絡取れないとのこと。
午後からバスで中央図書館、地下鉄経由で三宮図書館回って、5時半帰宅。事務所にも連絡無かったみたいだし、明日はマレーシアに飛ぶ予定だから、このままだと、また飲み会しないままになってしまう(>_<)
で、また実家に電話したけど、すでに家を出てそのまま明日空港に向かうという。とりあえず、電話待ちか。
【狐の読書快然】狐 ★★★☆☆ 狐の書評を読むのはこれで三冊目である。ジャンルの広さ、非権威主義、引用の的確さ、惹句の秀逸、そして何よりも凝りに凝ったスタイル。きっと彼はスタイリスト(文体上の)なんだろうな。本書は1ページ1冊の書評約150点に、書き下ろしエッセイ4編を配したもので、相変わらず、切れ味の良い紹介と、選択の目配りの良さで、あれもこれも読みたい気にさせられてしまう。先の「アリス・B・クラトスの料理読本」も本書の紹介が頭の隅に残っていたから図書館で手が伸びたのに違いない。
読了後、これから読みたいものをチェックしようとすると、意外にそれほどの点数が残らない。あくまで彼の書評こそが「読む」べきもので、いまさら該当書を探るにはあたらない、そんな気になってしまう。何だか化かされたような感じだが、それこそ、狐の狐たる所以だろう。
そこを押して、要チェックの書名をメモ代わりに写しておく。(既涜のものはもちろん省略)
・武部利男編訳「白楽天詩集」(平凡社ライブラリー)・岡田玲子画/夢枕獏原作「陰陽師」(スコラ)・藤原敏史訳「バスターキートン自伝」(筑摩書房)・河合隼雄「こころの処方箋」(新潮文庫)・高橋徹「古本屋
月の輪書林」(晶文社)・宮崎市定/礪波護編「東西交渉史論」(中公文庫)
【手帳でできる知的仕事術】長井和久 ★★★ 「知的」という肩書きを付けた本は読むまいとおもっていたのだが、これは、Morris.が手帳の整理を思い立っていた時に目に付いて、役に立ちそうな予感がしたので、借りて来た。手帳の記入に関しては、特に独創的なところはなかったのだが、途中「ジョハリの窓」という聞き覚えの無い概念で、自分の長所を伸ばしていこうという部分を読んでいて、いたく感得するところがあった。
「長所を伸ばしてこそ、人は成長する。長所を伸ばすことが、短所をカバーするのである(短所は直さなければならないが、時間がかかる)。自分の長所を知ることによって、自己正当防衛的になる傾向を防ぎ、成長を目指す行動をとるようになる。他人からの批判や助言などに対して、謙虚になれる条件整備ともなる。」
この部分を、Morris.は自分の都合の良いように解釈して、すごく気楽になってしまった。やりたくないこと、苦手なことをいやいやするより、得意なこと、好きなこと、やりたいことをどんどんやる方がいい。嫌いな人間とも協調しようと無理するより、好きな相手との付き合いをますます強めればいい。好きなこと、したいことだけをやればいいんだ、という具合にである(^○^) なんだ、今までのMorris.のやり方と同じじゃないか、といわれればそうだし、著者の思惑とはずいぶんちがうだろうが、Morris.は、このことを再確認出来ただけで、本書を読んで良かったと思う。評点は大部分それに対する感謝の★である。
2000/01/14(金)●386世代って??●
今日は朝から雨が降り続いている。
流石に昨日の疲れで全身がたがた。それでも8時に目覚まし合わせて9時から先の「キムヘス+You」再放送を録画しながら、またまた最後まで見てしまった。ほんとにこれは愛蔵版ぢゃ。で、見直して気付いたんだけど、キムワンソンに踊りながらキスした不届き者はソバンチャでなく、若いDJ(ダンサー?)だった。どっちにしても許せん(-_-;)それとサブタイトルに「386の同窓会」とあって、出演者の口からも「ぼくら386世代−−」という発言があったが、これが良く分からない。KOREA
MLで尋ねてみることにしよう。
稲田さんの後記によると、とうとう稻田さんもノートPC買ったらしい。SONYのVAIOシリーズ。重さ1.2kgでCDROM外付けとのこと。いまどきのものだけに、スペックをちびくろと比較するのは、悲しくなるので止めておく。
8日の新年会のとき斉藤さんから能斗也の写真大量に預かったので、ひとまず12月と正月の分を能斗也の部屋に更新しておく。
K-MLに主催者のきょん☆あさんから、速攻で386世代への回答が寄せられていた。(それも台湾から(^○^))
嬉しかったので、引用しておく。
きょん☆あ@台湾です。
「30代、80番台の学番(大学の入学年)、60年代生まれ」だったか。
つまり、ぼくと同世代がズバリ該当します。
この呼び方が生まれたのは、昨年の夏ぐらいでしたかね。
パソコンの80386CPU(80年代末から90年代はじめにかけて主力)にひっかけて、現
在流行を引っ張っている世代(いまは「N世代」ですかね)よりもちょっと前の世
代、ということで命名されたようです。
割と新しい言葉だったのか。これもしばらくすると「死語」になるのだろうか?myzkさんの掲示板で「死語の世界」という発言があって、それに関して、暇を持て余したMorris.が、長文の書込みしたもんで、あわてて、myzkさんがなだめに(^_^;)モリス亭まで来られる始末。そのへんのことはぐいぐい酒場を見るように。
【アリス・B・トクラスの料理読本】高橋雄一郎・金関いな訳
★★★☆☆☆ 2000年が始まって2週間近く立つのに、一度も読書録を書いてない。大晦日から新年会で、読書どころではなかったというのも事実だが、せっかく2000年最初の読書記録なのだからそれに相応しい本を、などと要らぬことを考えて、数冊並行して読み進めてどれも最後まで読み終えることが出来ずにいたのだ(^_^;)
でも、本書は本年度TOPを飾るに相応しい、お洒落で紹介し甲斐のある本だ。副題に「ガートルード・スタインのパリの食卓」とある。ガートルード。スタインを知らない人には説明しても無駄だろうが、アリス・B・トクラスは彼女の秘書兼、親友兼、執事兼、菜園監督者、そして何よりも二人は恋人同士だった。「アリス・B・クラトスの自伝」(1933)という本があるが、これはガートルードが書いたもので、当時ガートルードの周辺に集まった芸術家たちとの交友を描いたものだ。今日紹介する料理読本は正真正銘アリスの書いた処女作で、タイトル通りcook
bookなのだが、やはりガートルードを衷心とする、交友や生活、回想などを綴ったエッセイの中で、それぞれに応じたメニューのレシピが挟み込まれていて、その両方が絶品なのだ(らしい)。ガートルードもアリスもアメリカ人だが、人生の後半大部分をフランスで暮らしたから、出てくる料理は、ほとんどがフランス本格料理、もともとフランス料理とは無縁のMorris.には、想像もつかないし、パター、クリーム、大量の肉塊、ハーブ、香辛料、複雑極まりない調理手順など、異次元の料理にしか思えない。つまりMorris.は架空のレシピとして本書を楽しんだのだ。ここで描かれるガートルードのエキセントリックなことにもびっくりさせられる。それもアリスがガートルードを衷心から愛し、彼女の死後も、心は一つだったことを、いやでも分からせる文章で、この稀代のお神酒徳利の記念碑になりえている。
いけない、正月明けのせいか、久しくサボっていたためか、何ともみっともなくわかりづらい紹介文になってしまった。以前作者の名を背表紙に認めたとき「アリストクラトス」とよんでしまい、ギリシャの哲学者めいてるな、と思った後遺症が残っていたのかもしれない(^_^;)。
2000/01/12(水)●福田も元気にやってる、らしい●
今日は3人で住吉のピックアップ。のはずだったのが、昨日積み残しが出たというので、朝のうち清水君とふたり例の西宮のマットレス貰った現場に回され、結局トラック3分の2くらいの荷物とゴミ積んで、Morris.が住吉の現場に着いたのが11時。さらに、清水くんはトラックの荷物降ろすため倉庫に戻ったのでなかなか作業ははかどらず、現場を出たのが7時。倉庫で荷降ろし、宵積みなどして事務所出たら8時半回ってた。こんなに仕事をしてはいけない(^_^;)
昼休みあした葉で昼食(かきあげ定食\730)のあと、SEER冷やかしたら、4階で台所用品のバーゲンやってて、400円均一で、フライパンやら、鍋やら、結構使えそうな物が多く並んでいたので、ついついMorris.もまわりのおばちゃんと一緒になって、漁りまわった。結果、買ったのは卵焼き器ひとつ。Morris.が現在持ってるのは、弁当用のミニサイズで、何かと不便だったから。でも、今日はロッカーに忘れてきた(;_;)
帰ると、ヤントーロップのサラダオイルのポスターの絵葉書が来ていた。Morris.は昔々アールヌーヴォー好きだったので、このポスターは懐かしい。誰からだろうと思ったら、小倉の福田からだった。これは珍しい。彼が横浜に住んでた頃、紙メディアの「サンボ通信」に「機嫌堂歌児誉美」というタイトルで、コラムを連載してもらってた。30回目の97年4月号で突然、連載打ち切りを宣言され、それ以後、音信不通になった。これはかなりの衝撃だった。それから3号目で、サンボ通信が休刊になった原因のひとつは、福田のこの断筆宣言に依る、と、責任転嫁するMorris.(^_^;)
一度だけ、郷里小倉に戻り、目の手術をしたこと、父が亡くなったことなど走り書きの手紙もらったが、またそれから連絡が途切れていた。。今回の葉書は賀状の返事だろうが、それにしても嬉しく懐かしい。
Morris.の年頭句
・去年(こぞ)今年(ことし)時の流れに澪標(みをつくし) [Morris.]
への挨拶で、次のように付け句してあった。
・棒のごときが勝手にしやがる [機嫌堂]
Morris.がテレサテンの歌を盗ったので、沢田研二の歌(大元はゴダールか)で切り返し、水脈之杭を棒のようなと白ばっくれるところも、福田らしい。これにどんどん、付けて行きたい気もするが、ここはその場ではないよなあ。ともかくもこんな風に遊べる相手が、現在まわりにいないだけに、旧交を温めたいと思うのだが、そうは問屋がおろし大根(^_^;)
もう一句附してあった。
・ふるさとは已(すで)に我無く初鴉 [機嫌堂]
昨日予告した通り、Morris.サイト中のみっちゃんの部屋「みっちゃんの第二調理室」として本日新装開店です。
2000/01/11(火)●キムワンソン唇を奪わる●
いやあ、昨夜の「キムヘス+You」にはしびれてしまったよ。Morris.が韓国歌謡にはまったその時のTOP歌手7組9人が揃って登場、特に大好きなキムワンソンは別格扱いで、ダンスも数回披露するわ、あいかわらずの色っぽさで、もうMorris.は、嬉しくて飲む、飲む(酔っ払いはどんな理由を付けてでものむんだけどね)。これは、ぜひ名古屋のわだのりさんのために、13日の再放送を標準録画しておかなくては。ただ一つ心残りは、イジヨンが出てなかったこと。まあイジヨンはほとんど現役引退状態だから仕方ないかも。でも何故かイジヨンの大ヒット「パラマモムチュオダオ」の出だしをイソニが口ずさみ、ピョンジンソプが引き継ぐと言う、涙ちょちょぎれシーンもあったり、「チョルムメヘンジン−若者の行進」の話題やら、いやもう、なつかしかったあ(^。^)
しかし、ダンスのおしまいにソバンチャのメンバーがキムワンソンとペアでセクシーなダンスした後、勢いに乗じてワンソンにキスしたのは(@_@)ゆ、許せない(-_-メ)
今日は、矢谷、西根と3人で三田の現場のピックアップだったが、矢谷が昨夜、ヒアカムママ宅の宴会で飲み過ぎたらしくヘロヘロ、ほとんどMorris.状態(^_^;)だった。作業自体は順調に終わり、倉庫で作業して7時に帰宅。
夜はみっちゃんが来て、本当に久しぶりの、「みっちゃんの第二理科室」大改変。みっちゃんは年末に自分のHP開設して。そこでFolky-Night情報を流し始めたので、春待ちファミリーBAND部屋の方は、ほったらかしになっていたのだ(^_^;)
今日で松の内も明けるので、明日から生まれ変わるみつお部屋タイトルも「みっちゃんの第二調理室」を楽しんでください。
2000/01/10(月)●ホームシアターの日●
10時起床。休みが続くとやっぱりだんだん起きるのが遅くなる。
昨夜は帰ってからまた飲んで、そのまま寝てしまい、有ろう事か眼鏡を踏み潰してしまってた(>_<)
スペアはあるけど、これは眼鏡作るためにも韓国行きを早めねば。
朝食みたいな昼ご飯(味噌汁、海苔、シャケ、玉子)食べて、午後はどこか出かけようかと思ってたのに、某チャンネルで「第三の男」が始まり、以前に何度も見てるのに、ついつい引き込まれてしまい。カーテン閉めて照明落し、Morris.には珍しくウイスキーちびちび舐めながらおしまいで見てしまったよ。この映画Morris.の生まれた年の作品だ。オーソン・ウエルズ演じるハリーライムの圧倒的存在感、光と影、特に影を効果的に使った作品の極北にいちするだろう。って、これだけの作品になると門外漢のMorris.が口を挟む余地はないだろう。親友だが敵役になる、ジェームズ・コットンが可哀相になるくらい二人の力量の差を見ると、映画って恐いとおもってしまう。これが終わったのが3時半で、今更出かけるのも中途半端だから、先日巻田さんから借りて見ずにいた、韓国映画「コンニプ−花びら」見る。これは数年前ソウルで封切られた時鍾路の団成社で見た。話題になってたし、ポスターの群衆の中の女の子に惹かれたからだが、その主役の痩せっぽちの女の子イジョンヒョンが、歌手になって昨年大ブレイクしたので、もう一度見直したくなったのだ。それまで公開が許されなかった80年5月の光州事件の記録映像を挿入したり、そもそも主人公の女の子が狂った原因が、無理に母親に付いて行った光州の街で、デモと鎮圧隊の衝突に巻き込まれ、母は死に、自分も意識不明で死体の群れの中に放置されたりしたためだったりするのだが、映画自体はけっこう猟奇的と言うか、えぐいものだった。最初見た時「あざとい」と言う言葉が頭に浮かんだのだが、今回見直して、後味のいいものではなかった。ただ、端々で印象的なシーンもある。少女と一種の同棲をしている、男が突然、彼女を風呂に入れ、新しい服を着せて食事するシーン(この後すぐ彼女は食べたものを吐き出す)などは、ほとんどすべて細部まで覚えていた。SEXシーンも何度もあり、(子供だからゆるされたのか?)全裸で走りまわる場面もあって、歌手として成功した彼女としては余り話題にして欲しくない作品かもしれない。白目をむいたり、囈語をつぶやきながら歩き回る狂気の迫真の演技にも目を見張るものがあるが、Morris.は事件前に兄弟と野原で遊び、無邪気にテーマソングを振り付けつきで歌うシーンが一番印象的で、救いでもあった。
福井君から写真が郵送されてきたので、フクイーズ部屋を一部更新。
11時からKNTVの「キムヘス+You」が特集番組でめちゃくちゃゲストいっぱい呼んで、にぎやかにやってる。いま、80年代人気歌手と言うので、イソニや、チョンスラ、チョガプキョン、キムヘリム、ソバンチャなどが出てて、みんな懐かしいが、なんとキムワンソンも出てるじゃないか。焦って録画スイッチ入れたところ。うん、キムワンソンが抜群にカッコイイ(^○^)何せ、199年のMorris.の10大ニュースの一つが「キムワンソンに会った」だもんね(^。^)
2000/01/09(日)●今年のおみくじは十三番末吉●
8時半起床。流石に昨日の宴会疲れで、ぼーっと字幕の無い韓国ドラマ見てた。あ、そうだ今日は日曜日だから午後1時からのノレチャランの予約しとかなくちゃ、と、リモコンで番組表チェックしたら、な、無い(>_<)
12時から2時までは「MBCスペシャル」としか書かれていない。ひょっとしたら大晦日の「MBC歌謡大賞」かもしれない、それなら、ぜひ見なくては、と期待してたのに、始まったのは「ピョンヤンでの7日間」というドキュメンタリー番組。韓国の歌手がピョンヤンに行き、北朝鮮の歌手や音楽家と競演/共演?してコンサートを開いたということらしい。韓国側からは、テジナ、ペティキム、チェジニ、ピンクルなどで、それはそれで意義のある番組かも知れないが、そのために、のどじまんを切るというのは許せない(>_<)
午後社長からファックスで、春待ちファミリーBANDのスケジュールが届いたので、久しぶりにバンド部屋更新。
お風呂浴びて、5時過ぎに阪神で西宮戎神社宵えびすに初詣。Morris.は毎年十日戎に初詣に決めて、今宮、西宮、柳原を適当に参ってるのだが、今年は9日にMORGAN'S
BARのライブが芦屋であるので、二つをセットにしたのだ。西宮は思ったほど混んでなかった。恆例のおみくじは「十三番末吉」で、御歌は
みがかずて身に光なしとおもふかなつくらば石も玉となる世に
いちおう歌人である(^。^)Morris.として言わせてもらうなら、かなりひどい出来だね、これは(>_<)。でも細目は
○喜び いでくるべし○商人 賣いそぐべからす○待ち人 おそくとも来るべし○うせ物 久しく出でず○病人 長引くとも全快すべし醫者をえらぶべし○方角 西北の方よし−−このみくじあたる人は日頃の望かなふべし行末大いによし
と、末吉にしては結構いいんではないかい?大晦日以来の馬鹿付きで、調子に乗ってるのにここで大吉なんか引くと、本気で舞い上がってしまうことうけあいだから、これはなかなかいい卦と思う。
芦屋に着いた頃から雨が降り出した。早目に参拝しておいて良かった。芦屋のSPACE
Rは2回目だが、3階のギャラリーRではアビョーンのふうちゃんの個展が開かれていて、Morris.は「海の太陽」という作品が気に入ってしまった。
地下のギャラリーRでのMORGAN'S BARライブ、今日は秋本たかし、いやまあきのりのデュオ。客は30人くらいとほぼ満席状態。秋本は年末年始四国レオマでの疲れが残っているのか、ちょっと声が枯れてたが、新曲や、サッチモの「ワンダフルワールド」など、初めて聴く曲も交えて、実力をみせつけてくれた。秋には2ndCD出す予定もあるらしい。売れて欲しい。元ギャルソンヌの立原、沢田にちびくろで日記やのどじまんの自慢したりした。彼女らは大晦日レオマに行ってカウントダウンに参加したらしい。当日の写真2枚もらい、後でバンド日記に使うことにする。奈緒ちゃんも見に来ていたので、終ってから誘ったら、にべも無く断られた。今年になってから奈緒ちゃんはMorris.に冷たすぎるぞ。それなりの理由はあるんだろうけどね(>_<)
10時半帰宅、芦屋の実家に帰ってるあしやんから留守電が入ってた。折り返し電話したら、あんちゃんが韓国に帰ってて、おたがい淋しいらしい。来週にでも戻ってくるらしいので、またモリス亭で家庭内ノレバンやる約束する。
今夜は何故かスターディジオ449チャンネルで、モーツアルトの室内楽ばかりずーっと聴いている。
2000/01/08(土)●突然の休日、でも充実(^。^)●
いやあ、想像以上にちゃんとしたマットレスで寝ると気持ちいいです。昨夜はかなり飲んでつぶれて寝たのに、気持ちのいい目覚め。しかも、いつもより30分早く起きた。このところ続けてみてた夢もみなかったのも、熟睡した証拠?
で、出勤前に何通かメール打つ余裕もあって、8時前に事務所に着いたらまだ、誰も来ていない。しばらくするうちに常見、清水、高平さんと到着するも、誰も鍵持ってない(^_^;)
藤川くんから電話で出遅れたので急いで来ますとのこと。仕方ないなと待ってるうちに、今日の現場の割り振りの話してたが、おかしい、Morris.が行くはずの現場はその時いた3人で全員という。としろうの携帯に連絡してもらったら、すでに出発して現場付近まで来ているという(@_@)
鍵を持ってる藤川くんが、到着したので事務所に入り、スケジュール表見ると、昨日書いてあったMorris.の名前が消えている(?_?)
午後か夕方に消したんだろうが、当人に連絡無しってのは(>_<) あんまりだが、まあ、突然3連休になってしまったという訳だ。六甲道まで戻り、六甲学生青年センターに年始挨拶に行く。稲田さんはいなくてちょっとガッカリしたが、鹿嶋さん、飛田さん、中野さんと、お茶を飲みながら雑談。もちろんちびくろ持参で、例ののど自慢の自慢話。30分ほどしゃべりまくって、帰ろうとしたらちょうど稲田さんが出勤して来たのでしばらく立ち話。
ところで以前書き忘れたが、大晦日の模様を高仁鳳さんがデジタルビデオから編集して画像を貼り付けてくれてるページがある。ここではMorris.の勇姿もちょこっと見える。
部屋に戻ったのが11時過ぎ。風呂沸かして、洗濯して、掃除して、なんかすっきりした。
午後、灘図書館、酒屋、生協回って戻る。
以前韓国語習ってた、高秀賢先生から電話。大晦日には、ずっとテレビ見てたのにMorris.は映らなかったと叱られてしまった(^_^;)きっと他にも大晦日に迷惑かけてるにちがいない。重ねてごめんくださいm(__)m
今夜は斉藤一家が來る予定。社長一家にも声掛けたが、さなえちゃんと夕食会だとか。
7時にいやまが来て、斉藤一家が到着したのが8時前。能斗也は風邪薬による蕁麻疹で大変だったらしい。まだ多少発疹があるものの、ほとんど回復している。9時過ぎにはさりーちゃんが、娘二人とさなえちゃん連れてやって来たし、社長も遅れて参加したので、結局またまた新年会モードに入ってしまった。いやまは得意の手品で能斗也のご機嫌とろうとするが、来月1歳になる能斗也にはまだ通じず、さりーちゃんがすっかりお客さんになって、人気を一人占めしていた。今日は特に料理らしいものはなかったが、この前大失敗した鶏皮の湯引きがうまく行って、満足。さなえちゃんがいるので、ノレバン1号で韓国カラオケで「イビョル−離別」など歌ってもらったりして、大賑わい。11時半にお開きとなった。うーーん、いい正月ぢゃ(^○^)
2000/01/07(金)●年賀状ギャラリー開設●
としろうと二人で西宮の米人宅のプレパックの現場。非常によく片付いていて仕事がはかどる。シングルベッドが処分品だと言うので、帰りにマットレスだけモリス亭に降ろす。以前アメ領のマットレス使ってて、寝心地が良かったのだが地震で無くして以来で、嬉しい。でも、Morris.のハイベッドはちょっと狭い目なのでセットするのが大変だった。
事務所に戻ったらマレーシアのみかちゃんが来てた。すっかりキャリアウーマン風になってて、向こうでばりばり仕事してるみたいだ。15日までこちらにいるとのことだから、必ず一度飲まねば。
今年Morris.がもらった年賀状の中から、印象に残ったものを選び、期間限定(1月末まで)年賀状ギャラリーで公開します。常連有り、CGあり、子供ありです。結構水準高いと思います。ぜひ一度見てください。
昨日買ったテスター、電池チェックばかりじゃ、面白くないんで、コンセント突っ込んだとたん、動かなくなってしまいました(;_;)
交流電圧はかるのに、チャンネルが正反対の抵抗側になっていたらしい。裏側のネジはずして、附録に付いてた予備のヒューズと取り替えたら、とりあえず、動くようになりました。そうか、抵抗側に電流流すといけないのか、と、一つ利口になったMorris.です(^_^;)
2000/01/06(木)●テスターを買ったよ●
本当は今日から仕事のはずが、昨夜古田さんから電話で、今日まで休めるとの連絡入ったので、夜中にゴミ出して、今朝もゆっくり朝寝を楽しむ(^。^)
休養と休肝の日にしよう。午後からは日本橋電気街への初詣。インクやPD買って、デジカメ物色。Fujiの1200というのに、ちょっとそそられたが、それでもメモリ増やしたりしたら4万円超えるもんなあ。今日は諦めることにして、計器屋で、今時アナログの安いテスター買った。以前Ken
Mizunoさんの日記読んで、テスター欲しくなってたのだ。何に使うのかと言われると返事に困るが、導通検査や、電池のチェックくらいしか考えてない。でもいいじゃないか、Morris.は生まれて初めてテスターの所有者になったんだから。
この年末年始は、やたら忙しかったけど、とても楽しかった。梅田地下の「セイロン」でカレー食って帰る。ここのセイロンカレーは、食うたびにうまいとは思わないのに、時々ついたべてしまう。
年賀状も出した分の8割くらいしか貰えなかったけど、出さないのに来たのが10通以上有り、プリンタのカラーインク切れでまだ出してなかったので、今夜印刷して投函しておこう。今回はカートリッジでなく、詰め換えインク買ったのだけど、Morris.のは6色もあるので、結構面倒な上に気づかずにいっぱい受け皿にこぼしてしまったよ(^_^;)これじゃちっとも節約にならない。
000/01/05(水)●正月休みも今日まで●
昨夜のモリス亭の主役は、高山家のかなちゃん、あいちゃんだった。二人とも可愛いし、いやまに社長と言う、とびきりのエンターテイナーが、秘術をつくして相手をするものだから、喜ぶこと、喜ぶこと。いやあ、実に正月らしい宴会だった。
今朝は9時過ぎに起きてさっそくビール飲む香介に付合って、Morris.もちょこっと飲んで、朝風呂使って、高田渡のスタジオライブのビデオ見たりして、ナツメロモード。でも明日から仕事だ。本当は今日から出るように言われたのだが、さすがに今日は無理だと断ったのだ。
午後は、高校ラグビー、高校サッカーを見る。サッカーでは今年は前橋育英がえらく強いようだ。5時過ぎに伊藤と四国の佐藤がやってくる、ちょっと飲んで6時に、香介も一緒に近くの串カツ「通」へ。ここで7時過ぎまで飲んで食ってタクシーでヒアカムのいやまあきのり誕生記念Boogie
Woogie Piano Nightライブに。何とMorris.が楽しみにしてたゆかりちゃんは今日は来ないと言う(;_;)
がっかり。それでもライブはいやまのがんばり(龍の着ぐるみ、かぶりもの付き)もあって、盛り上がった。社長夫婦、秋本も来てた。終わってから3人で三宮に出て今日から開店の「陶人」へ。12時まで飲んでだべって出る。伊藤は佐藤を税関まで送っていった。佐藤はフェリーを使うつもりだったのが、船が欠航7のため往復とも代替バスになったらしい。
2000/01/04(火)●モリス亭新年会(@_@)●
ふーーっ、やっとモリス亭の新年会も終りました。今日は宿酔の頭を抱えて昼前に生協に買い出しに行き、とりあえず、おでんの仕込み。去年作った時の出汁を冷凍していたので、それを活用してみたのだけど、やっぱり、一日では味が染むまでに至らなかった。4時半頃香介、続いて青年、満園が来て、いやま、続いて高山一家、堀さん、奈緒ちゃん、伊藤、最後に社長が来たから、Morris.を入れてのべ12人。青年は早目に帰ったし、いやまと社長は入れ替わりだったりで、とりあえず、モリス亭の定員ぎりぎりくらいの人数だった。今日のメニューは、豆腐チゲ鍋。さりーちゃんから、キムチもらったので、これを流用。今日の新年会は、高山家の娘二人のおかげで、またまた家族亭状態になり、カルタやトランプ、いやまの手品、社長のおちゃらけと、非常にアットホームな雰囲気だった。12時半に社長、伊藤、満園が帰り、香介だけ泊まり。新年会3連チャンはきつかったけど、楽しかった。
四国レオマの佐藤からファックスで、明日神戸に来るとのこと。ヒアカムでのいやま誕生日ライブを見るのが目的らしいが、楽しみ楽しみ。
2000/01/03(月)●さなえちゃん宅新年会(^○^)●
昼過ぎにさりーちゃんと阪神、新在家駅で待ちあわせて、西宮のさなえちゃん、さぶちゃん宅に。仕事仲間の小平さんが来ていて、5人で、蟹鍋。Morris.はちびくろ+CDROMドライバー持参で、韓国カラオケの出前状態。しっかり、歌ってしまったよ(^_^;)
帰りに、めちゃくちゃ不味いお好み焼き「筵」に寄り、ふらふらになって帰宅。
さぶちゃんが仕事で、今年から1年か2年くらい、隠岐の島にいることになるというので、ぜひ遊びに行くと、勝手に約束してしまった。後鳥羽上皇が流罪になったこの島は、前から一度行ってみたいと思っていた。何か、ラッキー(^。^)
2000/01/02(日)●さりーちゃん宅新年会(^。^)●
昼過ぎにさりーちゃん宅に行ったら、さりーちゃんとひろこしかいなかった。やっちゃんはポーアイのクローネの工場でcoイトしてるとのこと。堀さんが来て2時間くらいで実家に帰ってしまった。あと、香介、奈緒ちゃん、えっちゃん、とで、割とこじんまりとした新年会。2次会はモリス亭で、香介、奈緒ちゃん呼んで翌朝早くまで飲む(^。^)。
1999/12/31(金)〜2000/01/01(土)●こいつは春から縁起がヂョアヂョア!!●
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(31日の日記の続き)いったん三宮に出る。TIARA買おうと思っていったのだが、品切れ(>_<)
そごうの地下で、ソンヘ(ノレチャランの司会者)さんへのお土産に、高砂のきんつばを買う。部屋に戻るとサリーちゃんから留守電。今夜おせち持ってきてくれるとのこと。毎年のことで、本当にありがたい。風呂に入って、掃除する間もなく2時半過ぎたので、JRで福島、ABCホールへ。ファンソヨンさん、パクヨンテさん、本多さんがいた。また出場者にこの前の予選で見覚えのある顔が結構いた。以前センターで一緒だった本領さん、前の席ですごく緊張してた石田君、可愛い二人組の少女、踊りの面白い3人組グループ「ケンチャナ」などなど。モンニジョのママもいた(^_^;)
ステージはかなり広く取ってあり、出場者は下手の階段席に出演順に並ばされる。おもむろに近寄ってきたのは、ソ、ソンヘさんではないか。おお、テレビと同じ顔だ(当たり前だが)。うーーん、嬉しい。1番目が突然ケンチャナだ。予選では二人だったのに今回は3人で、パワーアップしてるし、リハから大型クラッカーで盛り上げてくれる。Morris.は15番目、なかなか出番が回ってこないぞ。すぐ終わる出場者もいれば、しつこくやり直しさせられる者まで色々だ。どうやら今回のバンドメンバーはすべて日本人らしい。でもあのかっこいいバンマスのキムインヒョプさんは来ているから、まあいいか(^_^;)
で、まあMorris.のリハは「ファゲチャント」は1回のやりなおしで済んだが、2曲目の「ソウルテジョンテグプサン」の楽譜が、無い(>_<)(;_;)
なんてこったい。これが韓国の楽団なら、目をつぶっても伴奏できるのに(^_^;)
仕方ないからバンマスが後でパート書いて渡すことになった。リハも疲れる。リハの途中にヘウニが、出場者席に「珍島物語」の日本語歌詞をハングルで書いて欲しいと頼みに来たので、挨拶して握手してサインまでもらってしまった。
食事の時バンマスがさらさらとパート符を書いてるのを発見。かっこいいなあ。書き損じの楽譜(名前入りKBS専用楽譜)一枚記念にもらいサインももらう。それと今日の招待歌手のひとりペイルホがMorris.の十八番「シントブリ」の歌手だと言うことが分ったので、嬉しさのあまりMorris.が一節を歌ったら向うも大喜びして、結局楽屋で二人でワンコーラス歌ってしまったよ(^○^)。あまり喜び過ぎて、Morris.に「ステージでもこの歌を歌え」と言う。Morris.が2曲歌うからそれ以上は無理だと言うと「ソウルテジョン」をやめて、自分の歌にしろというのだが、今日に限ってそれは出来ない相談だもんね(^_^;)
楽屋にパフォーマンスチームNANTAのメンバー4人が来たので、中川さん宛てにサインをもらう。
8時半になって一般客も入場してきた。ファンソヨンさんは8時でもいいと言ったのに、結局8時半まで閉門していたと言う(>_<)
ファピョンさん、うり丸、百済大王、芭雨ちゃん、巻田さん、ぶんたさん、中川さん、山崎さん、辛さん夫婦は、舞台上手にある階段席に坐ることになった(^○^)これはすごいぞ。大王のお母さんと中川さんの友人3人は下手の一番前列に坐る。
といってるうちに本番がはじまってしまった。最初は先のペイルホの「ニガオレネガカルカ」からメドレーそして出場者トップのケンチャナ。ボーカルは森の石松、二人のダンサーはかぶりもので動物の格好。クラッカーもばっちり決まった。これは人気賞の強敵だぞ。
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以上、破線と破線の間は、ABCホールの出場者席でリハと本番の間に打ったものだ。Morris.の席が端っこだったので、朝日放送のスタッフに頼んで延長コードで電源確保して心置きなく(電池切れ気にすること無く)ちびくろ使えるようにしてもらったたのだった(^。^)。初めは完全実況中継しようと意気込んでいたものの、やっぱり本番になると、それどころではなくなって以上までで中止した。しかし、韓国ノレチャランでノートPCをこれだけでも使った出場者はMorris.が初めてだろう(^_^;)
今回の催しは基本的にはKBSの「全国ノレチャラン」の特別版大阪篇の、公開録画だったのだが、それを強引に、KBSの大晦日番組「KBSミレニアム国民祝祭」の中に途中3回の衛星生中継を組み込むことにしたもので、これが録画の混乱を招いたようだ。日韓のスタッフの大部分が、言葉の障壁で、打ち合わせが思い通り行かなかったり、不手際や間違いが続出して、どんどん進行が遅れる上に、生中継の時間前はそれ用の、ステージを用意せねばならないし、1回目の生中継ははっきり言って大失敗(^_^;)だったし、双方のスタッフがかなりギスギスしていた。そのとばっちりが、そのままのどじまんの録画に響いてきて、ゲスト歌手の歌がばしばしカットされるわ、あの温厚なソンヘさんがスタッフにきつい言葉で注意したり、さらには、韓国語わからない日本人楽団と、バンマスがほとんど喧嘩腰になるなど、裏方では結構大変な様子だった。特にバンマスと、楽団との通訳が、全然なってなくて、あれならMorris.が中に入った方が、うんとスムーズに行ったにちがいない。
そんな事とは、別に、出場者の間では、連帯感が生まれて、なかなか楽しかった。小学生から70歳まで、各世代の出場者がいて、あまり座り心地のよくない階段席での長丁場に、根を上げてる者が多かったし、石田君のように緊張しまくりの人もいたが、Morris.は何故か、リラックスを通り越して、ほとんどずっと、叫ぶか、拍手するか、踊るか、歌うか(^○^)してた。Morris.の出番は11時40分頃だったかな。衣装は、この前春待ちのステージでも着た、米軍のレインコートに、イカリヤで買ったリュック背負って、長い毛糸のマフラーにデザートブーツ。「ファゲチャント」は、自分ではまあ70点くらいの出来かな。ソンヘさんが近づいて来てインタビュー、とりあえず抱き着いて親愛の情を示し、待ちきれずに舞台に降りてきた、応援団の紹介、百済大王はいつもの王様衣装、芭雨ちゃんは、ヤッタネの芭雨犬ぬいぐるみ(^○^)、うり丸さん、ファピョンさんも韓服で、これだけでもう舞台効果満点、巻田さん、中川さん、山崎夫婦も出てきて、歌うのはもちろん「ソウルテジョンテグプサンチッコー!!」ところが、突然ソンヘさんが「ソウルテジョンテグプサン大阪チッコーでやってください」と言うものだから、ちょっと混乱してしまった。でもまあ、何とか歌い終わって、ソンヘさんも喜んでくれたんで、結果OK。
途中、中休みで、勝手に全員でカウントダウンやってから、のどじまんの録画続ける。しかし時間が巻いてるためか、プログラム消化するためか、はたまたスタッフがやる気なくしたためか、後の方はなんかおざなりな進行で、出場順のおしまい辺の出場者には同情を禁じ得なかった。Morris.の前に坐ってた三田もとこさん(7番目にインスニの「ト」を熱唱)と、意気投合してずっと無駄話したり、進行の不手際の悪口言い合って憂さ晴らししてた。彼女は実家が札幌で、今日のために帰省先から大阪に来て、1日にまた札幌に戻ると言ってた。後でホームページを見たいとか言ってたのに、終了後のごたごたで、名詞を渡しそこなったのが残念。とかくしかくしたあと、1時半頃フィナーレ、ナムジンの歌で出場者全員がステージで踊りまくり(いや踊りまくってたのは、Morris.とモンニジョママくらいか(^_^;))授賞式。人気賞(2人)奨励賞、優秀賞、最優秀賞の5組で、Morris.は、まんまと人気賞に輝いた\(^○^)/
ほとんど応援団のおかげとはいうものの、作戦通りだね。最後に全員でアリラン歌って、お疲れさん!!
出場者全員とステージに上がった応援団には、記念にKBS全国ノレチャランロゴ入りの腕時計が配布された。
終わってから、ファピョンさん、うり丸さん、山崎夫婦で難波の金龍(辰年にあやかったのか?)でラーメン食べて、解散。鶴橋から徹夜運行のJR乗り継いで部屋にもどったのが午前4時半。さりーちゃんのおせちが到着していた(^○^)。掲示板だけ覗いて、すぐ寝る。
10時起床。やっぱり全身疲れてる。まあ、あれだけ楽しんだんだから、いいだろう。
お節料理は夜の酒のあてにするとして、残り物で焼きソバ作り食う。折角だから雑煮もどきも作る。
昼から、天皇杯サッカー見て、後は部屋(ホームページ)の整理。年賀状は余り多く来てない。毎年減って行く傾向にある。これはやはりインターネットの普及に伴い、賀状も電子メールで済ませる相手が増えてるためだろう。
今年初めてのHP作業で、Morris.の年賀状ページ作ったので、Morris.からの年賀状届いて無い方はこちらを見ておいてください。