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ここは、Morris.の日記です。読書記録、夢のメモ、宴会の報告、友人知人の動向など、気まぐれに書き付けるつもりです。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
止しな、仕事 Morris. personal calender 10年目の罹災日記 |
【2004年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
2005/01/31(月)●ドットコム特演● |
10時起床。今日もそれほど寒くはなさそうだ。
今夜は宮崎から勇造さんがやって来て、ひさびさに矢谷ドットコムのライブがあるので、楽しみにしてた。ゆうぞうさんは国家試験のために神戸に来て明日宮崎に帰るのだが、せっかくだから、ライブと宴会一挙にやってしまおうということになったらしい。
7時半に音屋に行ったらちょうどリハが終わったところだった。客は当然身内ばかりだが、ヒアカムのママや常連も来て同窓会みたいなムードもあった。堀姉妹、飯島ちゃん、松尾君、豊岡からりゅうちゃんも来てざっと14,5人くらいの入り、突然決まりで平日の夜ということを考慮すればこれくらい入れば上出来だろう。
この音屋は、以前行った頃は音がひどいわ、舞台がぼこぼこで本当に聴きづらかったが、今回はそれとは比較にならないくらいいい音だった。
矢谷君の弾き語り数曲の後、ギターの武田君、ベースの山口さん、そしてドラムの勇造さん。曲順は例のCDそのまま(^^;)というわかりやすいプログラム。やっぱりMorris.は矢谷君のユニットの中ではこのドットコムがいちばん好きだということを再確認した。ゆうぞうさんも久しぶりで大ハッスル。ソロのときには足がつりそうになったらしいが、「元気があってよろしい」スタイル健在だった。松尾君がバイオリンで1曲ゲストに入り、アンコール含めて1時間ちょっとの熱演だった。Morris.は、一脚と魚眼レンズ持参で、しっかりデジカメ撮影もしたのだが、やはり望遠3倍ではドラムの勇造さんのアップは無理だった。魚眼で派手にあおりをつけた画像がなかなか面白かった。
二次会は13人で「酔虎伝」へ。春待ちで福山に行ってた井山君も途中から参加。明日仕事のある者が多かったので12時20分くらいに解散、終電で帰宅したが、勇造さんらは朝まで飲む気のようだった。
ライブ前、おいおいビールじゃないのかい? |
矢谷君のソロ、これは笑顔がいいと思う。 |
ドラムの勇造さん。望遠3倍ではこれが精一杯か。 |
魚眼レンズの醍醐味じゃあっ(^^;) |
打上げ「酔虎伝」の13人 |
2005/01/30(日)●女子マラソンも人材不足?● |
9時半起床。朝風呂。今日から寒くなるはずだったがそれほどでもないようだ、と言っても、ほとんど今日は部屋にこもりっぱなしで、夕方にちょっと買い物に出たくらいだから、本当のところはよくわからない。
昨日のサッカーは、4-0で日本の快勝といっていい試合だった。GK川口もミスなしで零封したので一安心。はっきりいって前半3点取られた相手側はもうほとんど意欲を無くした感じもあったので、これで日本チームが好調とは言い切れない。2月9日の北朝鮮戦はいろんな意味で見逃せないものがある。
「美しき日々」は、イビョンホンが妹と家を出ることで珍しく自己主張したが、チェジウへのプロポーズ?のシーンは、いくら韓国ドラマでも、と思うくらいにくさかった。「真実」は先週の予告編以上の中身がなかった(^^;)
今日は古い韓国歌謡のテープを引っ張り出してちょこちょこ聞いてみたが、Morris.の持ってるテープの大半が屋台の海賊版やヒット歌謡の寄せ集めのもので、中には買ったときからすでにテープが伸びたりしてるものもあるし、CD、MDに馴れた身には、テープの曲出しのとろさは結構めんどくさい。
それでもやっぱり懐かしいものが多い。キムワンソンの4集はジャケットの写真も曲もすばらしい。イジヨンの4集は、アメリカから帰国してのカムバックアルバムで、Morris.は初めから期待してなかったし、韓国での評判もまったく×だったので、ほとんど聴かずにいたのだが、10年ぶりくらいに聞いたら、それはそれで懐かしさがこみ上げてきた。
昼間大阪女子マラソンを見るともなく見ていたが、どうも魅力あるランナーが見当たらない。
【けさの鳥】山岸哲・文 田中光常、久保敬親、金子進、吉野俊幸・写真 ★★★☆ 朝日新聞に2003年5月から一年間連載された写真コラムの集成である。大岡信の「折々の歌」の鳥版みたいなものである。ともかくも300種以上の鳥を集めて130字という制限で特徴やエピソードを取り上げて、読者になるほどと思わせる手際というか、手管はなかなかのものである。Morris.は特に愛鳥家というわけでもないが、それなりに鳥は嫌いでないし、特にその名前と姿の美しさには惹かれるものがあるから、こういった手軽な企画というのはありがたい。写真も4人の写真家がこれぞというショットを提供しているだけに見甲斐がある。ほとんどの鳥名に漢字名が付記されているのが嬉しかった。
以前に「雑季鳥」という歌集を作ったこともあるが、もともと近視で、かなり前から老眼も重なって実際の鳥の姿を詳しく観察することは難しい。望遠レンズを使っての撮影などは考えたくもないので、結局はこういった写真集を楽しんでお茶を濁すことになる。本書の中の一葉の写真を撮影するためだけにもどれだけの時間と忍耐力と撮影技術が必要だったかは、想像に余りあるが、まあ、こんな写真が撮れたら苦労も報われるだろうなと思うようなものも数点あった。
主に見られる場所で4つくらいに分けてあるが、おしまいに索引と、分類表からたどり着けるような配慮がしてあり、煩雑さをいとわなければ、図鑑としても利用できそうだが、おおまかにMorris.の好きなタイプの鳥は、いかにも「小鳥」っぽいスズメ目、とりわけツグミ科に多く属することがわかった。本書に取り上げられてるツグミ科の鳥は
コマドリ/駒鳥、アカヒゲ/赤鬚、ノゴマ野駒、コルリ小瑠璃、ルリビタキ/瑠璃鶲、ジョウビタキ/尉鶲、ノビタキ/野鶲、イソヒヨドリ/磯鵯、トラツグミ/虎鶫、マミジロ/眉白、クロツグミ/黒鶫、クロウタドリ/黒歌鳥、アカハラ/赤腹、アカコッコ/赤鶫、シロハラ/白腹、マミチャジナイ/眉茶[耶+鳥]、ツグミ鶫
の17種である。もちろん、個別に好きな鳥は他のいろんな科にわたっているにはいるのだが、やっぱり猛禽より小鳥が好きなんだろう。
コラムの文も中にはくすりとさせられるものや、目からうろこの新知識も含まれていた。いくつか引いておく。
ヤブサメ 籔雨 漢字で「籔雨」と書くが、この名は「シシシシシシシ……」という虫のようなさえずりが、籔に降る雨音のように聞こえたからか。雄は他の巣へ子育てを手伝いに行くこともあり、それをヘルパーというが、そこの雌と駆け落ちをし、繁殖に入ることがあるというからとんでもないヘルパーである。ウグイスの仲間で、全長11cmほど。
カワウ川鵜 30年ほど前には数が減り、国が保護を図ったが、その後各地で増え、今では漁業被害と糞害などで嫌われ者になったのは皮肉だ。ときに雄同士のつがいが見られる。巣つくりは主に雄がするので普通より立派な巣ができるが、もちろん子どもはできない。なぜこんな無駄なことをするのかは不明だ。全長81cm。
カワセミ 翡翠 美しさから「飛ぶ宝石」の異名をもつ。緑色なので宝石の「翡翠」を漢字にあてたと思われがちだが、実は逆で、先に鳥の名があり、それが宝石に転用されたという。平地から低山までの湖沼や川などに生息し、水辺に張り出した横枝、杭、岩石などにとまり、獲物の魚を狙う。全長17cmほど。
ゴイサギ 五位鷺 後頭部に2本ある冠羽が特徴。「クワッ」と鳴くので「夜ガラス」の別名も。平安時代、帝の命で六位の家来がこの鷺を捕らえに行き、「官旨である」というと鷺はおとなしく捕まった。それを聞いた帝は「神妙である」と、家来より高い位を与え「五位鷺」になったと『平家物語』にある。全長57cmほど。
【身近な野鳥ウォッチング】高城芳治 写真/文 ★★☆☆ 「六高山と神戸・播磨で出会える110種」と副題にある。著者は神戸在住の野鳥風景写真家で、鳥を風景の中において作品化してるらしい。神戸新聞出版センターが出してるもので、まあ地元の鳥の本ということで借りてきた。
だいたい1ページ1種で3点ずつくらいの写真が掲載されていて、先に読んだ「けさの鳥」の一鳥一点写真より多様な姿が見られるのだが、その写真の出来に関しては、かなり落ちるという感じを受けてしまった。そこそこいい写真もあるのだが、比較するとシャープさが違うし、「風景」のなかというのを意識するあまり、肝腎の鳥の印象が薄くなったりしてるのだ。
Morris.としては、前の本でも触れたが、実物の鳥にはなかなか親しく近寄れないし、観察するのも難しいからこういった本を眺めることで満足せざるを得ないのだが、そうなればなったで、少しでも鮮明な、感動的写真を見たくなるのが人情というものだろう。
いちいち自分の写真の解説みたいな文章を読まされて、ちょっと鼻白む思いもした。
MEMOとある、説明文は「けさの鳥」と同じくらいの分量だが、こちらは、図鑑からの受け売りみたいなあじもそっけもないものであるが、これはこれで役にたつのだろう。ただムクドリの項で説明には「ねぐらでは何万羽という大群になることもある」と書きながら、写真には「数十羽の大群が」とあったのには、笑ってしまった(^^;)
鳥の写真に関して、やたら「フォトジェニック」なんて言葉を多用するのも何だかなあ、と思ったが、それ以上に鳥の写真家や鳥好きの人のことを「バーダー」と呼ぶのは気色が悪かった。英語でBirderなんてことばがあるのかどうか知らないが、愛鳥家でいいんじゃないかい?
2005/01/29(土)●金魚のフン● |
としろうら4人で六甲アイランドの韓国人のピックアップ。連日韓国人というのも珍しいが、今日の客は日本に来て一年足らずで韓国に戻るのであまり日本語ができない、ということで、Morris.の拙い韓国語が結構役立った。近くに電化製品の配達などもあったが、早めに作業終了。3時前に倉庫を出ることが出来た。
たまにはぷらぷらと歩いて帰ることにした。西求女塚公園や舟寺八幡宮など冷やかして4時帰宅。443さんからの情報で留守録してた「韓国食べまくり」番組やってたので、そのまま見る。内容はとりたてて目新しいものはないが、釜山のチャガルチや、辛ラーメン工場などの絵が出たのが興味深かった。出演はオセロの中島知子と、中村玉緒一家。毎年恒例みたいにやってる番組らしいが、Morris.は中村玉緒は別に嫌いではないが、娘と息子は、いらんぞ。芸も魅力も何もない二人が、玉緒にくっついて、こういった番組に出る気がしれないが、出すほうも出すほうである。Morris.は中島のファンなのでつい見ることにしたのだが、彼女も結構この金魚のフンにはきつく当たってたので、ちょっと溜飲を下げることが出来た。
今夜は日本-カザフタンのサッカーがあるし、昼間に録画しておいた「真実」、深夜の「美しき日々」と、またまたTV漬けになりそうな気配だ。
2005/01/28(金)●昼休みに観音詣● |
矢谷君ら4人で大阪我孫子の、韓国人のピックアップ。何か見積もりより荷物がかなり多いみたいだ。
昼休みは食事の後すぐ近くの、あびこ観音を訪ねる。名前ばかり聞いてたが、訪ねるのは初めて。正式な名前は「吾彦山大聖観音寺」というらしい。毎年節分には、護摩堂で供養が開かれてすごい人出になるらしい。今はちょうどその準備で何となく忙しそうだった。
お参りしてから、靴を脱いで本殿の中に入ってびっくりした。中は豪華な須弥壇で、十数体の仏像が整然と並んでいた。本尊の聖観音像は小ぶりで、あまり良く見えなかったが、馬頭観音、多聞天、大黒天像などがずらりと並んだ姿が圧倒的だった。中でも上手に坐す愛染明王はすごい迫力だった。
このあたりは門前町で昔からの店も多い。我孫子町民会館の建物なんか明治、大正期の木造洋館風ですっかり気に入ってしまった。しもた屋風のコロッケ揚げてるおばあちゃんは、もう50年以上もやってるといってた。一個50円のこのコロッケは昔懐かしい味がした。矢谷君はよもぎ餅まで買って二つぺろりと平らげていた。
荷物増えすぎて、トラックに乗らないので、他の業者を呼んで溢れた荷物を積んで貰い、6時までかかって作業終了。倉庫には7時に着いたが、数人が残ってくれて、コンテナ詰やってくれたので助かった。
2005/01/27(木)●昼からノレバン● |
8時起床。朝風呂使い、漫画など読んでたら、仕事中の矢谷君から電話、午後から大阪の現場に出られないかとのことだったが、仕事道具などは事務所に置きっぱなしだし、今夜はセンターの講座もあるので、勘弁してもらう。
午後から、六甲道駅高架下の「からおけ広場」というのをはじめて冷やかしてみる。昼間は30分\140でフリードリンクというので、1時間だけ調査してみることにしたのだった(^^;) 結局2時間いたけど、これで¥560なら安い。ただここはDAMでも韓国曲はそれほど充実してなかった。
夜はセンターへ。稲田さんから林檎もらう。
授業はあいかわらず、ニュースのシャドウイングで、Morris.はMDウォークマンのエンドレスで歩きながらずっと聞いてたので軽く100回以上は聞いてるはずだが、いかんせん、歩きながら大声出すのはむりなので、ぼそぼそとついてしゃべる癖がついて、いまいち聞き取りにくいしゃべり方になってるらしい。
センターに行く前に阪急六甲駅前の大衆食堂(というより学生食堂)「よし田」で、チキンカツカレー定食。ここは学生向けだけにボリュームがある。その代わり店内何となく脂ぎってるので、お洒落な服装の人にはあまり勧められない。
【冗談 新撰組】 みなもと太郎★★★★ 「風雲児たち」ですっかりお気に入りになったみなもと作品である。タイトルの「新撰組」と、論文形式牽強付会漫画「仁義なき忠臣蔵」の2編が納められている。前者が72年、後者が99年に雑誌発表とあるから四半世紀以上の時間的隔たりがあるが、絵柄はそれほど違わないのは、著者の力量なのか、後から描き換えたのか不明。Morris.は圧倒的に後者のほうを興味深く読んだが、本書が昨年のNHK大河ドラマを当てこんで出されたためにタイトルがこうなったのだと思われる。
「風雲児たち」がもともとは幕末の模様を描く作品だったのだから、新撰組は当然あちらでも取り上げられてるはずだが、Morris.は、まだ30巻中17巻目で止ってるので、そちらのほうは未見である。しかしさすがに新撰組を描いてもひと味ちがうみなもと史学?に染めあげられてて、随所に高級ギャグがちりばめられていて面白かった。
しかし、忠臣蔵は、これはもう、星のかずほどある忠臣蔵作品の中でも異色かつ特異な(おんなじか(^^;))快作/怪作だった。赤穂藩だけがなぜああいった行動をとったかの原因を、播州弁にあるとして、いわゆるヤクザ映画の言葉がまさにこの播州弁であることから、忠臣蔵こそヤクザ映画の濫觴であると決め付ける(牽強付会)ところが、妙に納得させられるだけに、おかしい。当然、浅野内匠頭も、大石内蔵助も、他の赤穂浪士もみんな東映のヤクザ映画の台詞と同じ口調である。
そういった外面の面白さ以上に、実に冷めた目で史実を解析してるところに感心させられた。随所に見所があるのだが、おしまいにおかれた「テロ論」ともいうべき見事な論調の部分を引用しておく。
「忠臣蔵」ともてはやされている元禄赤穂事件も、一皮むけばヤクザ世界の論理、テロリストの論理にすぎないのではないか? というのが、僕の一貫した主張でありました。
しかし、ヤクザ=テロリストではありませんし、テロ行為がヤクザの専売というわけでもありません。これは本来切りはなして考えるべき別の問題であります。
古今東西、テロリストは無数に出現しております。彼らの心に去来するものはいったい何だったのでありましょうか?
他人(ひと)の意思を代行して行うような、半ば職業的暗殺者(テロリスト)は除外いたします。
ヤクザの鉄砲玉、幕末の暗殺者、ゲリラ兵といった人たちは---ごくわずかな例外を除き、ほとんどがテロリストの範疇から外れてしまいます。
テロリストは孤独でなければならず、何の見返りも求めてはならず、かつ公共の利益と正義を貫くものでなければならない……というのが、僕の考えるテロリストの条件ですから。
男を上げる、家名を上げる、みんなを見返す、などという動機はすべて不純であり、テロリズムに反します。
そうやって見ていくと---結局、純粋なテロリストなんて居やしないのです。
当然だと思います。テロリズムは、本来矛盾した思想なのです。
これだけでも、明確に自論を展開していて、立派なものですが、さらに続けて具体的な例を挙げて、自説を補完しています。そこで取り上げられているのがほかならぬ安重根(アンジュングン)ですから注目せざるを得ません。
テロリストでありながら、英雄として祀られ、一国国民が崇めている人物というのは、世界広しといえど、僕は一人しか知りません。
1909年、ハルピン駅で伊藤博文を暗殺した安重根がそうです。
犯行までの彼の経歴、犯行後処刑されるまでの言動、どれをとっても、彼は一級の人格者でありました。
安重根の輝かしい生涯に、たった一つ汚点があるとすれが---熟考した末に、僕はこう言わざるを得ません、「それはテロを実行してしまったことだ」と。
これは非常に矛盾した考えです。論理が破綻しております。しかし何百遍考えぬいても、僕にはこの結論しか出てこないのです。「それはお前が間違っとる」と言われれば、僕は沈黙するしかありませんが。
真面目な、正義感のある人間であれば、テロは必ず一度はたどり着く思想であると思います。人間のみが持つことのできる純粋さではないかとさえ考えます。
しかし、それを実行に移したとたん、人間は何かを踏み越えてしまうと思うのです。人間たることを否定する何かを。
うーーーむ、これはなかなかに穿った意見であることよ。と、Morris.はまたも感嘆の溜息をついたのだが、
理性を失った情熱家は、テロリズムにはしる他ありません。
逆に情熱を捨てた理性家は皮相的な世捨て人になってしまうでしょう。
理性と情熱をあわせ持ってこそ、はじめて人間なのではないでしょうか。
大情熱を実現させるためには大理性が必要であり、大理性をつきうごかしていく原動力になるのが大情熱だと思います。
正義の怒りをテロに向けず、人間を生かす方向に梶をとっていく---そんな強い意志を持ちたいと願う、今日この頃です。
と、いう結論になると、やはり実効性のない、理想論に見えてしまうのは、まあ、仕方ないことかもしれない。
しかし、歴史を学ぶことが、未来を学ぶことにつながるのだとすれば、みなもとの「歴史とは決して『有名な事件』だけで成り立っているのではない」という歴史全般への対処方は、これまでの凡百の歴史学者のやり方よりよほど説得力を感じさせることも事実である。
忠臣蔵に関する本もいくらか読んでいるが、本作品は、丸谷才一の「忠臣蔵とは何か」に匹敵するユニークさと面白さを持ったものだった。
2005/01/26(水)●パッチギ● |
7時起床。朝風呂使い、JRで神戸に出て、一部で熱い話題になってる井筒和幸監督の「パッチギ」を見にハーバーランドの「シネカノン神戸」へ。一昨日ネットで検索したら、なんとここは毎週水曜日は「水割(すいわり)」で、一律\1,000で入場できるとあったので、今日にしたのだった。11時開演で、客の入りはそれほど良くない。平日の昼間ということもあるのだろうが、ちょっと淋しかった。見る側からすればぎゅうぎゅう詰めより見やすいには違いなく、やや前方の真ん中といういい席でゆっくり見ることができた。ただ失敗だったのは昨年来の咳のことを、うっかり失念してたことだ。のど飴なめながら何とかごまかすつもりだったが、途中2度ほど咳き込んでしまった(>_<)劇場はそれなりに気を使うなあ。
ストーリーその他は「パッチギ」公式サイトを見てもらうとして、舞台となってるのが1968年の京都。主人公は日本人高校と朝鮮高校の生徒。Morris.はちょうど高校卒業して北九州小倉で一人暮らし始めたころだから、この映画はほとんどMorris.と同時代の青春ドラマということになる。それだけに、あの時代のgoodsが出てくるだけで胸キュン(^^;)になってしまった。平凡パンチやら、てなもんや三度傘、グループサウンズ、ヒッピーファッション、革マル、黒い扇風機、あの頃のギャグにいたるまで、結構きめ細かく小ネタ満載の映画だった。
そして全編を通して流れるフォークルサウンド、就中「イムジン河」は作品の核になってるだけに、何度も出てくる。そもそも本作品はイムジン河の日本語詞の作者松山猛の自伝的作品「少年Mのイムジン河」を下敷きにしたものらしい。主人公の名前が松山というのもそれに由来するのだろう。
朝高番長リアンソンの妹リキョンジャに一目惚れした主人公がフォークギターで「イムジン河」を練習して、彼女のフルートと共演したり、ラジオの勝ち抜きフォークコンテストでこれを歌うなど、いかにもあの当時らしいシチュエーションが多用されてる。
在日朝鮮学生と日本人学生の対立のなかで、朝鮮学生の一人が死んでしまい、その葬式で朝鮮人の怨み節をもろ浴びた主人公が、やけっぱちでギターを川に投げ捨て、それでもラジオ局で放送禁止の指定を受けた「イムジン河」を日本語と韓国語で歌う場面が圧巻だった。
そして祖国へ戻るつもりだったリアンソンの子を身ごもった日本人女性の出産をもって、ドラマはそれなりのハッピーエンドになるのだが、Morris.は二組の恋人の描き方が不徹底だったように思った。
タイトルがパッチギ(頭突き)だけに、喧嘩のシーンはやたら多いわりに、恋愛の場面が少な過ぎる(^^;) キョンジャ役の沢尻エリカは日本人なんだろうけど実に在日少女の雰囲気を醸し出してたし、それなりに好演してたと思うが、Morris.は女番長で、家庭の事情で高校中退して看護婦になり、アンソンに惚れながらけなげに生きてる、チョンガンジャ役の真木よう子が一番好きだった。
ともかく、見て損の無い映画だと思う。Morris.はデジカメで数枚画面を写したが、これは違反なんだろうか?中国では映画館でこっそり映画をビデオカメラで撮影して、それをダビングして海賊版として売り出すという手口が流行ってたようだが、それとは全く次元が違うよな。
この「シネカノン神戸」はプロメナ神戸というビルの9Fにあるのだが、このビルの7F,8Fにはダイソーが入ってて、ここでラーメン鉢買うことができた。その下の階には、古着や低額のファッションショップや、390円均一の衣装雑貨屋(Thank-you-mart(^o^))などもあって、結構楽しめそうだ。
その後中央図書館に行き、元町高架下を冷やかしながら歩いてたら、古道具屋で、かなり古そうながら結構しっかりしてる三脚を見つけた。値札は\3,000となってる。これは安いと触ってみる。結構重いし、4段引き伸ばした全長が130cmくらいだからちょっと低いかな、などと迷ってたら、店のおっちゃんが、値段で迷ってると勘違いしたのか「買うんなら、二千円にしとくよ」と言うので、つい、買ってしまった(^^;) VelvonのSG-4という製品だが、帰ってからネットで検索したら「四半世紀以上これを使ってる」という人がいたりした。やっぱりかなり古いものだった。重さは2.2kgくらい。雲台が割と大きくてしっかりしてるので、一眼レフカメラの三脚として充分使用に耐えそうだ。Morris.はそんなの持ってないから、結局はビデオカメラ用になるのだろう。デジカメはコンパクトタイプだから、例の赤い三脚で充分だ。
三宮図書館に寄り、6時過ぎに帰宅。さわさんに送った年賀状が返送されて来ていた。「この郵便物は一旦配達済みのものですが、長期間未受領のまま配達場所に放置されており居住の有無が確認できませんので、一応お返しいたします」という神戸山田郵便局の付箋が付いていた。さわさんのことだから、またどこか、知らない土地をさすらってるのだろう。
「パッチギ」京都円山公園でイムジン河共演シーン |
Morris.お気に入りの真木よう子 映画のラストテロップ |
元町高架下で\2,000で手に入れた時代物の三脚 Velbon SG-4 |
2005/01/25(火)●たまにはブラジル音楽● |
9時半起床。
昨年末からの咳が本当に止まらない。熱や鼻水、寒気や頭痛、腹痛などの風邪の症状はないのだが、時々咳き込んでしまう。咳専門の薬買うか、いっそ医者に行ったほうがいいのだろうか。
KBSアーカイブの「歌謡舞台」今回は「アルムダウンカンサン--美しい山河」というタイトルで韓国各地のご当地ソング特集をという、安易な企画だったのだが、最初が済州島でヘウニの「カムスガン」を我らがキムヘヨンが歌ってくれた。やっぱり彼女は歌上手いし、天性の明るさがある。
昼前に灘図書館に行き、先日割ってしまったラーメン鉢を買おうとコーナンまで歩いたのだが、気に入るものはなかった。
帰ってから久しぶりにSTARdigioをチェック。本当に今年になってから聴きたいチャンネルが少なくなってしまったなあ。唯一期待した495ch韓国演歌歌謡曲chも、なかなか曲のチェンジがないし、取り上げられる歌手が偏りすぎてる。日本のフォークソングも、ジャズヴォーカルも、アーチスト特集が消えてほとんどBGMchと化してるし、3時間サイクルが2時間に減ったものが多く、これははっきり手抜きだと思う。
474chのブラジル(サンバ、ボサノバ)も、以前は3時間で、それぞれアーチストや企画の特集組んでたのに、今は2時間サイクルで1時間は寄せ集めのBGMになってる。今週はアドリアーナ・カルカニョットという女性歌手の特集でネットで曲目見たら「カエターノを食べよう」なんてのがあったので、MDに落としながら聴いてみた。なかなか前衛的でおもしろかった。ただやはりポルトガル語というのが障碍になる。響きは美しいのだが、まるでわからない。Morris.が韓国歌謡にはまってるのも、半分はやはり韓国語に関心があるからなのだろう。
【近代名建築浪花写真館】 福島明博 ★★★ 「明治・大正・昭和を生きる建築ロマン109選」と副題にあるとおり、大阪の古い建物を写真で紹介するもので、ちょっとだけレトロ建築に関心を持つようになったから、借りてきた。もともと古いモダン建築は好きだったけどね。
大阪も空襲でかなりの範囲が焼野原になったから、戦前の建物が残ってる地域は限られている。
まずは何をおいても中之島で、これを中心にした一帯だけで本書に取り上げられた建物50軒近くが集中している。天気のいい日にこの本ガイドに散策したら楽しそうだ。
始めに失われた建物と題して5件の建物を紹介しているが、本書が出てから10年経つので、さらに失われた建物も少なくないだろう。
旧大阪市役所なんか、写真で見ても、取り壊すべきではなかったろうに、と、今更ながら口惜しくなってしまう。
旧飛田新地の「鯛よし百番」が載っていたのは何か嬉しかった。96年にアメリカ村タワーレコードでイパクサのキャンペーンライブがあり、初めて会ったMorris.とうり丸さん、あしやんの3人は、この鯛よしで催された打上げに参加した。あれが無ければパクサとの親交も無かったかもしれない。そんな意味でも思いで深い建物である。
浪速区市下寺2-8にある「大阪市営下寺第一住宅」は、著者が特別の愛着を持っているらしいが、恵比寿町から歩いて行けそうだから、今度日本橋に行くときついでに見物しよう。
付録に香港、ソウル、台北の日帝総督府の建物が載ってたが、ソウルの総督府(国立博物館)は、とっくに無くなってしまったなあ。
こういった古い建物の写真集はやっぱり白黒写真のほうが絶対良いと再認識させられた。
2005/01/24(月)●TV漬● |
9時半起床。
洗濯しながら朝風呂使い、朝から土曜日に録画しておいた韓国ドラマ「真実」見る。初回だから2時間一挙放映だった。これは事前にチェックしておいたのできっちり録画できていた。
しかし、このストーリーもたいがいにしてくれといった感じだなあ。アナクロ少女漫画的設定、金持ちの娘(パクソニョン)と、そこに間借りする自家用運転手の娘(チェジウ)の軋轢。金持ちのバカ娘と貧乏な賢い娘のとんでもないやり取り。カンニングから替え玉受験までエスカレートするし、パクソニョンが惚れてる財閥の御曹司(リュシオン)はチェジウに一目惚れ。チェジウが惹かれた親切なガードマンは金持ちの娘と誤解して付き合ってたり、近い将来は、ソニョンの酔っ払い運転で事故った車に同乗してたチェジウは巻き添え食って植物人間になった上、酔っ払い運転してたことにされるみたいだし、その先はまたまた韓国ドラマお得意の記憶喪失にでもなるんだろう。といった具合で、ぐちゃぐちゃな上にチェジウの家族がそれぞれに情けない人格だ。問題ばかり起こす兄、うだつの上がらない父、そして何よりも卑しさを体中で表現する母親。こんな家族の中に、眉目秀麗、成績優秀な娘ができるということ自体信じられない。それでもこのドラマは二ヶ国語放送でもあるし、なんだかんだいいながら、結局見つづけるにちがいない。
その後、KBSアーカイブの「開かれた音楽会」見る。あいかわらず、かったるい構成だが、唯一見るべきは久しぶりのキムヘリムの登場だった。男性二人組みのユリサンジャと一緒に「イビョルヨヘン」歌った後、2曲歌った。おしまいの「イジェントナンボルカ」は先日名古屋のカラオケで歌ったばかり、ということもあって嬉しかった。キムヘリムは「DDD」「ナンイジェアラ」などのダンス音楽風のヒット曲でポストキムワンソンみたいな位置だったのが、それほどブレイクしなかったものの、バラード曲に路線変更してずっとアルバム発表続けていた。でも、Morris.はやっぱりデビュー当時のダンサブルなナンバーを歌ってた彼女が好きだった。あのころから15年くらい経ったことになるが、彼女は相変わらず可愛い表情で良かった。
続いて恒例の「チョングッノレチャラン」を見る。今日の会場は全羅南道の麗水(ヨス)からの中継だった。おっ、ひょっとしたら、以前そらさんが見に行ったときの番組かもしれない、と思ってたら、最初のゲスト歌手パンシリが歌いだす前にきっちりそらさんらしい顔が画面に映った。のどじまんは収録してから放映されるまでこんなに期間が開くこともあるんだな。この回では、三歳の女の子が、例の「オモナ」を見事に歌いこなしたのがちょっとした見ものだった。そのくらい歌いやすい歌という証拠でもあるけどね。
その後は、やっぱり土曜日に録画しておいた「美しき日々」14回目を見る。先週からやっとドラマらしい展開になってきた感じだが、今日先に見た「真実」と同じ配役なのでちょっと違和感をおぼえてしまった。今回はセナ(イジョンヒョン)の歌手デビューへの特訓が中心で、それなりに興味深かった。彼女のデビュー曲になる「Heaven」も割といい曲だったし、イジョンヒョン自身も最初の頃に比べると嫌味が減じた感じもする。チェジウはあいも変わらず煮え切らないくせによけいなおせっかいばかりやってる。Morris.はミューズの女社長ヤンミミがどんどん好きになりそうだ。なかなか色っぽく、特にあの流し目とコケティッシュな肢体に参ってしまってる(^^;) 肝腎の?イビョンホンはなかなか真価を発揮してくれないでいる。
さらに続けて、「チング」を韓国語で見直す。これで、今日は7時間、TVばかり見続けてることになる。ちょっと異常かもしれない。
2005/01/23(日)●情けないコンビニ昼食● |
8時起床。昨日と同じ現場。すでに神戸から溝渕、井上君、名古屋から木下君が来ていた。
昼食は、何とローソンで弁当(>_<) そんな田舎でもないのだから、探せば適当な食堂やラーメン屋くらいありそうなものなのに。おまけにこのクソ寒い日にトラックの後で食べるなんて、馬鹿げてると思う。
午後3時に作業終了。神戸の倉庫に6時到着、7時半には帰宅できた。
土曜日の韓国ドラマ2本は録画できているようだ。
永尾敏君から久しぶりに手紙が来る。Bird Carving に精を出してるようだが、去年のコンクールでは作品のサイズが大きいという理由で落選したらしい。彼の作品の質の高さ見事さは、前作で良くわかってるだけに、どうもコンクール主催者の態度には疑問が湧く。たしかにあのての世界は、まだまだ社会的に認知されてないし、閉じられた世界なのかもしれない。永尾君には、これで腐ることなく独自の世界を構築していってもらいたいものである。彼のことだから、言うまでもないことか。
今夜は9時から6chで韓国映画「チング」を見る。これは釜山を舞台にした4人の幼馴染を主人公にしたもので、2年ほど前にトビタシネマで見たのだが、やっぱりいい映画だと思った。チャンドンゴンが出てるというので、いまどきTV放映になったのだろうが、Morris.はヤクザの息子役のユオソンの渋い顔に惹かれてしまう。
2005/01/22(土)●タイ料理からノレバン● |
7時起床。名古屋の事務所まで行き、名古屋の丸山君の車に乗り換えて、東郷町インドネシア向け荷物ピックアップ現場。ここは3日取りだが、Morris.らは明日まで作業。
今日は他にバイト二人来て5人で、片っ端からパックする。東南アジアに何度も行ったり来たりしてる人らしく、向こうの民芸などが多かった。
昼食は近くの漫画喫茶で、ここは漫画読み放題はあたりまえだが、数台のパソコンもあってインターネットも無料だったので、ちょこちょことぐいぐい酒場にも書き込みする。
夜はまたわだのりさん呼び出して、韓国料理でも食べようと思ったのだが、わだのりさんお勧めのタイ料理の店「サワデー住吉」で食事することになった。いちおう本格的なタイ料理店だった。とりあえずシンハビールで乾杯、グリーンカレー、春雨サラダ、焼きソバ、角煮などを立て続けに注文する。久しぶりにパクチーの味と香りを堪能する。デザートのアイスクリームまでいただきながら、Morris.の心はすでにノレバンに向かっていた(^^;)
シナックスとかいう巨大カラオケチェーン店で、2時間予約。イジヨン、キムヘリムなど往年の韓国アイドル歌手ナンバーから始めたが、最近この手の歌は歌ってなかったので、いまいち調子に乗れない。わだのりさんは、キムワンソン、ミンヘギョンナンバー連続で調子に乗ってる上に本田美奈子ナンバーまでとりそろえて好調。やっと後半Morris.もキムヘヨンやキムスヒで盛り返した。10時半まで歌いまくり、お別れ。しかし、名古屋の地下鉄は0時台まで動いてるのに、地下街への入口は11時になると、ほとんど閉まっている。おかげで地下鉄を利用する客は、開いている地下入口を探すのに右往左往している。これは何かまちがってると思う。せっかく、このところ名古屋贔屓になりかけているMorris.だけに、是正してほしいと思った。
「サワデー住吉」グリーンカレー |
ヤムウンセン(春雨サラダ) |
焼きそば |
豚の角煮 |
タイ式アイスクリーム? |
カラオケの二人 |
2005/01/213(金)●名古屋コーチン● |
早出して、西根君と四日市に配達、名阪の亀山あたりでは吹雪になり、SAでは一面の銀世界だったのでちょっとびびる。でも街中は雪は消えていた。その後名古屋2件の配達。品物の量はたかが知れてるのだが、おしまいの配達が5時半時間指定だったので7時に金屋ホテルに到着。
電話でまだ仕事中のわだのりさんを呼び出す。ホテルから栄町まで歩いて10分くらいだから便利である。
わだのりさんとは光化荘以来の韓国アイドル仲間で、前は年に数回は必ず会ってたのに、最近はとんとご無沙汰状態だった。仕事(コンピュータ関係)がめちゃくちゃ忙しい上に一昨年あたりから、何と究極の長距離恋愛中で、昨年はブラジルの彼女に会いに3回も出かけたらしい。これではなかなか会う機会もなくてあたりまえだ。
今回の仕事は名古屋に2泊ということになったので、これはチャンスだと思ったのだった。とりあえず、何か食べよう、名古屋といえば名古屋コーチン、とうことで、「鳥栄」という店にいく。店名はあまりといえばあんまりな、だが、そこそこ有名な店らしい。今日はとんでもなく寒いからこういう日は鍋に限る、と水炊きたのむ。うーーーん、なかなか本格的な感じで、鶏肉も腿、胸、肝、心臓まで入ってるし、つくねもほろほろととろける美味しさ。
ただここは9時半が閉店と早く、席に着いて鍋が沸騰する前に「ラストオーダーです」なんて言われてしまった。結局追加で注文したご飯を、鍋の残りに入れて勝手におじやにしてしまう。これはすごく美味しかったのだが、店のおばちゃんは厭そうな顔していた。フン、どうせ俺は韓国人だから日本の習慣なんかわかんないんだよ、というふりをしてすます(^^;)
わだのりさんから、古い芳恵のポスター(昭和57年平凡付録)やEP(「渚のシンデレラ」「悪戯NIGHT DOLL」)、チョコレート(ブラジル土産)などもらい、あちらの写真も見せて貰う。ブラジルなんて行ったことないし、一生行けない可能性のほうが高いが、明るく楽しそうなところではあるな。わだのりさんは、これからまた会社(日進市)までもどらねばならないとのことで、10時前にはお別れとなった。
亀岡サービスエリアの銀世界 |
噴水バックのTV塔、さ、寒いっ(>_<) |
「鳥栄」の水炊き名古屋コーチン |
2005/01/20(木)●ヘヨン、ワンソン、シムスボン● |
9時起床。今日は仕事のつもりだったのが、昨夜の電話で急に無くなったので、部屋のそうじでもしてのんびりする。今日はパーフェクTVのチャンネル開放日だったので、適当にチャンネルまわしてたら、303chで、高校ラグビー、朝高-正智の録画をやってた。35-17で朝高が負けたという結果はわかってたにしても、とりあえず、見ておくことにした。いやあ、結構惜しい、というか、試合の流れとしては朝高勝てる展開だったんだなあ。クリスチャンとかいうでっかい外人選手一人に振り回された感じだし、後半ノックオンでプレイストップしたという思い込みが敗因だった。来年、というか、今年こそもっと上を狙って貰いたいものである。
KBSのアーカイブで、ノレチャラン見る。今回もソウル市篇(ソンパ区)で、とっぱなから、ゲストにインスニが出てきたのでちょっとびっくりした。Morris.は結構この番組見てるが、インスニ見たのは初めてだ。それよりノレチャランゲストに演歌歌手以外が出るということ自体が珍しい。おまけに今日は出演者がえらく、ポップやロックなどのジャンル歌う感じがする。最優秀獲得者なんかアンチファンの「人は花より美しい」だもんなあ。そしてそして、ゲストにトロットの女王チュヒョンミまで出てきたが、とどめは、われらがキムヘヨン嬢が何とトリにゲスト出演して「ガラスの靴」を歌った。ノレチャランのトリといえば、たいていヒョンチョルか、ソンデグヮン、テジナ、ソルンドあたりと決まってたのに、今回、ヘヨン嬢が女性歌手として、先輩のチュヒョンミを差し置いてトリをとったというのは、驚きだった。
その後続けてみた開かれた音楽会は、いきなりキムドクスのサムルノリに始まったものの、あとは尻すぼみで、やっぱりつまらんなあ、と思ってたら、途中、ひさびさのキムワンソン登場。曲は「ナマネゴッ-私だけのもの」と「ピエロ」と古いナンバーだったが、彼女の歌と踊りを見るのは本当に久しぶりで嬉しかった。
さらにおしまいにはシムスボンが登場して彼女の歌う姿も本当に長いこと見てなかった。しかし、彼女はどう見ても普通のおばさんである。歌声はとんでもなく色っぽいのにね。
夜は、センターの朝鮮語講座。今日の教材は「冬のソナタ」のチェジウがらみの内容で、「韓流」も出てきたが、アナウンサはあたり前に「hal-lyu」と発音してたし、先生も同じだった。質問したら、やっぱり日本人が「ハルリュ」と発音すると違和感があるとのことだった。
明日から仕事で名古屋に二泊するので、しばらく更新はお休みですm(__)m
2005/01/19(水)●籤運はペケポン● |
10時半起床。結局昨夜は飲んで、酔ってそのまま寝入ってしまったらしい。背中の髪の毛そのままぢゃ(>_<) それ以上に頭には切られた髪の毛の破片?がこびりついてたろうから、枕や布団にくっついてしまってるにちがいない。先に風呂にはいっとくんだった。と思っても後の祭りである。
部屋の掃除して、年賀状をしまう前にお年玉抽選の結果をインターネットで見る。どっちにしろ、下二桁の「切手セット」しか当たるあてはないのだが、今年の成果はアタリは2枚だった。確率から言うと、100枚のうち3枚という計算になる。まあ2枚なら平均よりちょっと下回るということになるが、過去数年の結果を見ると、多くて2枚、少ない時は1枚という傾向にある。たまには3枚か4枚くらい当たってもいいと思うのだが、どうも籤運は良くないようだ。
年末のお年玉ジャンボ宝くじ買い損ねたので、新春初夢宝くじというのを買ってたのを思いだして、これもネットでチェックしたが、かすりもしてない。
島田和夫部屋のスケジュール更新。
【普通植物図解】 小笠原利孝著 三橋國豊画 ★★★★ 去年(2004)の12月始め、今津の古本屋「蝸牛」で\500で手に入れた。ポケット判の植物辞典である。初版は明治42年(1909)だがMorris.が買ったのは大正10年(1921)の7版である。著者の小笠原氏は、大阪市立茨木中学校教諭である。今で言えば高校の生物の教師といったところだろう。
もともとMorris.は古い植物図鑑は好きで、牧野富太郎のものを始め数冊を持ってるが、本書は大部分が1ページに1品種掲載なので、ポケット判にしては、図が大きく、説明の文章も短い。何よりも植物の図自体が丁寧で美しい。ただ印刷インクが切れかけていたのか、ページによってはインクがかすれて、ほとんど消えかけてるところさえある。
しかしMorris.がこれを買ったのは、巻頭に数ページあるカラー版の図、就中折込になってる花鳥図に見とれてしまったためである。折込といってももともとの判型が小さいから、15cm四方くらいの大きさである。しかしこの狭い空間に描かれている花と鳥の図は、植物図鑑の一挿絵とは思えない、とんでもなく素晴らしい一幅の芸術作品のように思えた。なるべく本は買わずにすまそうとしているMorris.でも、これが\500では、買わないわけにはいかない。
そして、その本を買った足で、西宮の大森宅を初めて訪問してご馳走になったのだが、意地汚く酔いしれたMorris.は、あろうことかこの本を忘れて帰宅してしまった。当座は、途中酔って、鞄を取り落としたことだけ覚えてたので、そのときに紛失したに違いないと泣き暮らしたのだが、後日メールで大森宅に置き忘れたことが判明。月末の忘年会のときに返して貰うことになって一安心。
そいで、忘年会で久しぶりに再会し大喜びしたものの、またもや酩酊したMorris.はきっちり、またまた本書を忘れて帰宅、翌日の大晦日に電話して取りに行く始末だった。
そんなこんなで?この本はMorris.にとってなかなかに印象深い愛蔵本になりそうだ。
大きく草本、木本に分かたれて、約600種が紹介されているが、「付録」として、菌類、藻類、有用植物、有害植物、地理書などに現はるる植物、主要なる科の特徴、類似植物の差異、教科書記載植物の参考事項、救荒植物、学校園の植物、植物分類表、植物科名表が掲載されている。実に力の入った、好著である。と思う。
興味深かったのは31種が挙げられている「救荒植物」で、大半が、若葉、若苗を茹でて水にさらして食べることになっている。
イヌガラシ、ハコベ、ハハコグサ、ギシギシ、オオバコ、クコ、タンポポ、スミレ、フジ、アカザ、ハハキギ、イタドリ、ヤハズソウ、ウコギ、ヒルガオ、エノキ、ユキノシタ、ミヅタガラシ、スズメノヒエ、ミノゴメ、ヘチマ、オミナエシ、カラスウリ、ハマエンドウ、カタバミ、ドクダミ、アオギリ、アキノノゲシ、ジュズダマ、ヒガンバナ、ハギ
以上のうち、ミノゴメ、カラスウリ、ハマエンドウ、アオギリなどは種や果実を、オオバコ、ヒルガオ、ドクダミは根を食べる。ヒガンバナは鱗茎からでんぷんを取るなどと、簡単に説明してあるが結構危ない気もするぞ。
また、有害植物のトップに「タバコ(煙草)」が挙げられているのも面白かった。
ところで、上に引用したカタカナの植物名表記に疑問を感じないだろうか?時代色を感じさせないというか、まるで新仮名遣いみたいな表記であることに驚かれるかもしれない。これは著者が索引に不便なことから「簡易なる一定の標準に依りたる表音的仮名遣法を用ふ」と、述べている。実に合理的精神の持ち主だったことが、これだけでも知られる。
序文は著者が教鞭を取った同校の加藤逢吉校長によるが、これがまた、なかなかに味わい深いものである。
前半で、昨今の教育関係出版の隆盛と、それを金儲けに利用する風潮への慨嘆などを述べた後、著者の紹介に移る。
僚友小笠原君、近著普通植物図解ヲ携ヘ来リテ序ヲ余ニ嘱ス。余素ト斯学ノ知識ニ乏シク、本書ノ内容ニツイテ、其ノ価値ヲ批判スル能ハズト雖モ、著者ノ人格ヨリ推シテ、彼ノ疎漏杜撰誤ヲ伝ヘ人ノ子ヲ賊フモノト、夐ニ其ノ撰ヲ異ニスルヲ断言セントス。君ハ温厚篤実ノ君子人ニシテ、夙ニ斯学ヲ専攻シテ造詣甚深ク、此ヲ以テ中等教育ニ従事スルコト殆ド三十年、孜々学ンデ厭ハズ、諄々教ヘテ倦マズ、特ニ実地ノ研究ヲ重ンジ、暇日ヲ得レバ採集ニ奔走シ、関東ノ原九州ノ野、北越ノ山南紀ノ浜、殆ド跋渉セザルトコロナク、其ノ熱心実ニ驚クベキモノアリ。今此人ニシテ此ノ種ノ書ヲ著ス。余ハ其ノ精確懇到ニシテ、後学ニ嘉恵スルコトノ大ナルヲ信ジテ疑ハズ。乃拙文ヲ顧ミズ、此ノ意ヲ巻端ニ書シテ序ト為ス。
いかにも古き良き時代の、校長と教師の親愛の情溢れる文章だなあ。
2005/01/18(火)●チクチク● |
今日は一日としろうと倉庫作業だった。あまり寒くなかったし、検査も少なかったし、なんか楽だった(^^;)
帰りは元町まで出て阪神理容で散髪。顔見知りのおっちゃんだったが、終わってから背中がえらいチクチクする(>_<) 髪の毛がシャツの中に入ったのに違いない。あそこは「安い、早い」は魅力だが、親切丁寧さには欠けるもんなあ(^^;)
元町の四興楼の豚饅二つ買って、食べながら三宮方面に歩く。
途中、2Fに新しい洋書店を発見。冷やかしてみたがあまり欲しいものは無い。ついでに、三宮のジュンク堂をじっくり冷やかす。建築関係やら、料理関係の棚で結構時間を費やした。うーーん、本当に出版界に危機が迫ってるのかな、と疑いを持つくらい、色んな本が出ている。この分野はヴィジュアルなものが多く、見た目が華やかだから特にそう思うのかもしれないが、Morris.は活字中毒者の一人だと自負していたが、最近とみに読書意欲が減退してるような気がする。
夜、社長が北海道の酒「北の勝」四合瓶や焼き豚など持って来る。先日のはらっぱのテープを取りに来たらしいが、せっかくだからさっそく酒を飲みながら、先日の罹災日記などを見て、昔話に花を咲かせる。井山君の結婚式の映像など見たりして、あっという間に酒は空いてしまった。
2005/01/17(月)●10周年● |
9時半、矢谷君からの電話で起こされる。特に急ぎの用でもなかったようだ。
あの神戸地震からちょうど10年目を迎えた今日。昨日仕上げそこなった「Morris.の罹災日記」を仕上げる。
10年というのが長いのか短いのか、いろんな捉え方があるだろうが、日記の中にある、中古で購入した98ノートのスペックと価格を見るだけで、PC世界の10年がいかに劇的に変化したかがわかる。
TVでは震災記念行事や関連番組を流しているようだが、見る気がしない。
午後にまたプリンタで試し刷りしたが、全体に黒い筋が出る。クリーニング繰り返すと、インクが減っていくばかりで、一向に改善されない。もともとインクジェットプリンタのインクは、異常に高すぎると思うぞ。ずっと以前にワープロのインクリボンというのがあって、これがまたとんでもなくランニングコストが高くつくしろものだった。カラーリボンなんか使ったら、これまた割高だったりするし、Morris.はそれなのにすごくこれが面白くて使いまくってたからえらい出費だった。
【ジャミパン】江國香織:文 宇野亜喜良:画 ★★★ やたら彼女の絵本が書店で目立つような気がする。一種のブームなんだろう。Morris.は立ち読みしたこともあるのだが、いまいち食指が動かずにいた。本書は宇野亜喜良のイラストに惹かれて借りてきたのだが、やっぱりそれだけのものだった。
父不在の母娘と母と弟の近親相姦を匂わせる淡く淫靡な雰囲気のストーリーで、女の子が物語るスタイルである。どうしてこういうのが受けるのかがおぼろげにわかるような気もするが、しかしやっぱりMorris.の好みではない。
宇野亜喜良の絵はそういったエロティックさを物語以上に巧みに表現している。彼の少女のイラストは昔からMorris.を蠱惑し続けている。絵本でいうなら今江祥智の「あのこ」が最高峰ではないかと思う。ポスターや挿絵など、膨大な作品を残してるが、Morris.個人的には、集英社の安っぽい造本のボードレール詩集のイラストに固執している。ロットリングみたいな細い線だけのイラスト30点ほどで、そのうちのいくつかはいインクの沁み(心理テストに使われるデカルコマニ-みたいなもの)を効果的にバックに使ってあり、じつに魅力的だった。
母は美人というわけでもないのによくもてた。そして、これは私が母から学んだことの一つなのだが、もし男の人の興味をひきたいのなら、結局のところ、問題なのは美人かどうかということではなく、美人らしくふるまうかどうかなのだった。
母はそうふるまった。
こういったところが、女性読者を惹きつけるのかもしれないな。少女漫画に通じるものがある。
2005/01/16(日)●またまたノレバン● |
8時起床。サンボ通信29号(1995/04/01発行)を引っ張り出して、掲載されてる自分の「罹災日記」を打ち直す。
明日が神戸地震10年目の記念日なので、それにあわせてこの「罹災日記」をMorris.部屋にアップすることにしたのだ。日記のデータがあれば、それを流用すればいいのだが、当時の98ノートのフロッピーなどは整理がなってなくて、探す気力も失せたので、結局打ち直すことにしたのだ。
地震の前日から3月末までだからざっと2ヶ月半、このMorris.日乘ほど一日分が長くないが、それでもトータルで原稿用紙50枚は超えるから結構疲れる。
何しろ当時はまだ目が良かった(近眼だけど)ので、小さな字も読めたらしくサンボ通信の文字はすごく小さくて詰め打ちしてある。A5という小さな判型なのに、罹災日記は6pに収まってる。ということは、1pに原稿用紙10枚分くらい詰まってるという計算になる。10年が過ぎて、この文字がえらく見づらくなってしまったということこそ、時の流れを実感させてくれる。
ともかく、これを打ちながら、当時のことをいろいろ思い出していた。
やっと打ち終えたのが午後4時過ぎ。
今夜もファピョンさんと、今里のノレバンの約束があるので、先に風呂に入ってるところにファピョンさんから電話で、6時に鶴橋の福ちゃんで待合せることにした。当然、お目当てはコムタンである。
ところが、ところが、今日も福ちゃんはコムタン品切れだという(>_<) 何てこったい。代わりに頼んだクッパもサンギョプサルも美味しかったんだけど、Morris.はあのコムタン食べたいぞおーーっ。
気を取り直して、今里の「カラオケステーション恵子」へ。先客は3人だけで、Morris.は今日はキムスヒを集中的に歌うことにした。もうひとつ、このところすっかりはまってた「ヒマンガ--希望歌」も歌わなくてはと思ってた。
結局キムスヒは7曲くらい歌ったところでネタ切れ。ヒマンガはあるにはあったけどアレンジがいまいちだった。
8時ごろ三人組の女性客が来る。若い二人は韓国ノレとは無縁らしい。でも、アニメソングや古めのリズム歌謡中心でノリがよく前で踊ったりしてくれたのでOK(^o^)
恵子ママはMorris.が強引に歌わせたキムスヒの「ソウルヨジャ」以外に、ユンボキの難曲「ヨロブン」を完璧に歌ってくれた。上手い、上手すぎる。さらにイミジャの「黄昏のブルース」、アンルイスの「噫無情」なんてのまで見事に歌いこなし芸の広さを見せ付けてくれた。うー--む、やっぱり奥が深いな。
後半はほとんどMorris.はステージで踊りまくってたなあ。ファピョンさんもこっそりレパートリー増やしてるみたいだし、Morris.もぼやぼやしてられない(何がぢゃ?)。
大阪零時2分発の快速で六甲道に戻り、昨日入り損ねたレーヴへ。島田さんがいたので、しばらく話す。1月2日の社長宅新年会の記念写真が、ママと島田さんにえらく受けた。
結局、帰宅は3時前(>_<) 本当は罹災日記仕上げるつもりだったが、流石に酔ってて、そのまま寝てしまった。
【デジタルカメラを楽しむマクロ撮影の世界】布川秀男 ★★☆☆ 海野さんのジュニア新書といっしょに、デジカメ撮影マニュアル本のつもりで借りたのだが、これはどちらかとういと写真集みたいなものだった。おまけにその写真があまりMorris.好みではなかった。
著者は結構古ての新聞社所属カメラマンだったらしいが、あまり文章もうまくないし、特に本書はリコーのデジカメの宣伝みたいなところもあって、なんだかな、であった。
たしかにリコーのデジカメはコンパクトな機種でも2cmの接写が出きたりしてその点は羨ましかったりするのだが(Morris.のCanonは5cmまで)、やはり一般的な撮影のヒントなどが欲しいものである。
ただ、逆光をうまく使うとMorris.好みのハイキーで、夢幻的写真が撮れることがわかった。わかったからすぐ撮れるってわけじゃないんだけどね(^^;)
恵子ママとMorris. |
恒例の記念写真(^^;) |
2005/01/15(金)●はらっぱ保育所● |
8時半起床。昼前に西宮のはらっぱ保育所へ。ここは地震の翌年から毎年1月15日に餅つきと雑煮の炊き出しをやってて、春待ちファミリーBANDも子供たちを励ますために演奏をしてきた。
今日はあいにくの空模様だったし、バンドメンバーも社長、小谷君、みっちゃん、青年の4人だけと、ちょっと淋しかったが、子供たち(スタッフも)は例年以上にのりのりで盛り上がった。ビデオもいい出来だとおもったのだが、後で見たら雨よけのブルーシートのおかげで、みんなの顔が全体に青く染まって映っていた(>_<)
つきたての餅や林檎、ソバなどお土産にもらって2時過ぎに帰宅。
8chの韓国ドラマ「天国の階段」2回目を見る。先週はうっかりして見逃したのだ。今日は録画予約しておいたのだが、そのまま見る。またもや古い少女漫画も裸足で逃げ出しそうな、継子いじめ、それも後添いの義母(「美しき日々」のヤンミミ役と同じ(^^;))とその娘が加害者である。いじめられる娘には留学している彼がいるのだが、義理の兄が思慕を寄せるわ、そっちの親父はうらぶれてるわで、あまり見る気がしないものの、先に日本語で見て、後で韓国語聞いたらだいたいわかるから韓国語の勉強にはなるから、と、巻き戻して、韓国語で聞こうとしたが聞けない。これは2ヶ国語放送ではなく、もろ日本語吹き替え版だった(>_<)もう見んぞ。
夜は阪急六甲すぐ北側にあるメイデンヴォエッジで矢谷君のライブを見に行く。伊藤君のタブベースにデュデュリデューのえりちゃんとの3人セットだった。今日のライブは4組が出るというので、あらかじめ矢谷君から2番目という出番情報を聞いて時間を合わせて入場、3番目のバンドをちょこっとだけ聞いて出てきた。対バンの多いライブは、無目的の観客ならバラエティがあって良さそうだが、Morris.としてはちょっと辛い面もある。とりあえず時間が長い、それなのに、お目当てバンドの演奏時間は短くて物足りない。演奏終わってからの交歓が出来ない。ここはライブ専用の店だけに音は悪くないし、ヒアカム無き今、六甲でのライブスペースは貴重な存在だとは思うが、常に複数でのライブなら、Morris.はもう行かないかもしれない。今日の矢谷君の歌は、最近聞いた中ではかなり良い出来だったので、月末のドットコムin音屋に期待したい。今日はMorris.はステージ前に座り込んで、簡易三脚でのデジカメ撮影を試みたのだが、やはりあのくらいの照明では手ぶれはなくても、動きでぶれてしまう。シャッタースピード優先で、かなり暗めの画像を撮ってみたが、結果はいまいちかな。それでも何とか見られそうなものも無きにしもあらずだ。
ライブからの帰りに、珍しくレーヴに行ったのだが、土曜の夜というのでえらくたてこんでいたので、入らずに帰宅。
「美しき日々」は、ようやくストーリー展開らしくなってきたようだ。イビョンホンも前よりは良くなってる。少なくとも昼間見た「天国の階段」よりは数倍ましに思えてきた(^^;)
子供相手なら社長におまかせ |
これは矢谷君のMCショット |
結構いいハコなんだけどね(^^;) |
2005/01/14(金)●トンチャン● |
矢谷君と二人で北区に小口配達。昼食は「日の出屋食堂」で、一押しのまぐろのすきみいただく。これはやっぱり美味いっ!!そして、今日は噂ばかり聞いてた「トンチャン」を食べることにした。豚の皮の煮込みで、まあ、皮の土手焼きみたいなものだ。なぜ今まで注文しなかったかというと、奥井さんが、あれは酒のあてだぜ、といつも言うからだった。とりあえず味見しておくことにしたのだ。小ぶりのご飯茶碗いっぱいのトンチャンは、やわらかいのに歯ごたえがあって??じっくり煮込んでとろとろに味が染んでる、いわゆるコラーゲンのかたまりみたいなメニューでたしかに、これだと一杯やりたくなる。量的にも一人では食べきれないので、矢谷君に手伝って貰ったが、それでも多すぎるくらいだった。とにかくこの店は神戸の大衆居酒屋兼食堂の中では特筆すべき店の一つであるな。
午後は倉庫作業。今日は寒さはだいぶゆるんだようだ。でも、Morris.は、年末からずっと、風邪ではないのだが、時々咳き込んでしまう。熱はないし、他の風邪の症状はないのだが、これもやはり一種の風邪なんだろうか。
2005/01/13(木)●桑名で食いそこなった● |
矢谷君と二人で早出して桑名の現場にむかう。途中御在所のSAで朝食。とんこつラーメン頼んだらあっさり目ながら、なかなか美味しいラーメンだった。最近の高速道路のSAの食事は昔に比べると格段に良くなってる。昔は高い不味いサービス悪いと3拍子そろってたもんなあ。
現場はタイ行き荷物と、トランクルーム保管荷物がごたまぜになってたが、量的にはそれほどでもなく作業は順調に進んだ。名古屋から応援にきた中川君と3人で昼食は「流鏑馬」という古めかしく立派なうどん屋に入ったらメニューに「はまぐりミソ煮込みうどん定食」というのがあった。桑名といえばはまぐりだよな、ということで、3人とも迷わずこれを注文したのだが、おっちゃんはあっさり「はまぐりは品切れです」という。あーあ、ぬか喜びだった(^^;) カツ丼セットのうどんも美味しかっただけに、やっぱりハマグリ味噌煮込み食いたかった。3時過ぎに現場を出る。帰り道夕焼けが綺麗だった.湾岸線の中島PAでデジカメ撮影。
ぐいぐい酒場に「プロジェクト×(エックスではなくバツである(^^;))」への非難めいたことを書いたので、ちょっと客が引いてる感がある。なるべく社会的、政治的なことは書かないようにしているのだが、だんだん腹が立ってきたのだから、しょうがない。
【夢の泪】井上ひさし ★★★ 昭和21年東京を舞台に、弁護士夫婦と娘、在日朝鮮人やくざの息子、進駐軍相手の女性歌手二人、日系アメリカ軍大尉などが登場する戯曲で、東京裁判への批判が大きなテーマになっている。先般の「東京セブンローズ」につながるテーマの作品なので、あまり期待しないで読んだが、思ったよりは楽しめた。
やや挿入歌の部分が多すぎて、目で読むと空疎に感じられるということもあるだろうが、井上ひさしのあぶらののった時期の面白さを知ってるものには、ここ数年の作品はものたりないことこのうえない。
日本の平和憲法と民主主義への愛情、擁護の気持ちはわからぬでもないが、そういったドグマにとらわれてしまうと、意地悪な読者からすると読む前から先が見えてしまうので、読書意欲を殺ぐ結果になってしまうようだ。
本書では、日系アメリカ人の太平洋戦争中の強制集要所送り、日系志願兵、日本の中の朝鮮人などの問題をうまく取り入れてた分だけ、物語にふくらみが出ている。ただし、肝腎の東京裁判の虚偽性、作為性、日米両国政府の国家的エゴなどが、暗示的に示されるだけで、本当の意味でのドラマにならないまま終わってるのには肩透かしを食わされた気がしてしまった。
秋子 こんどの裁判はこれからの国際法をつくるはずなのよ。市ヶ谷の法廷に提出される証拠は、この国の指導者たちが、わたしたちが、どこでどうまちがえたかを教えてくれるはず。この裁判のために集められた証拠はそっくりそのまま貴重な歴史資料になるはず----。それなのに、一方は証拠を焼き捨て、一方は証拠を操作する。ちっとも大丈夫じゃない。
永子 (強く)母さん----!
秋子 (ハッとなって)-----あ、おかえり。
永子 ただいま。それでね、母さん、この二日間k健ちゃんの顔を見ながら考えたことがあるの。云ってもいい?
秋子 -----?
永子 連合国に----というか、ひとさまに裁いてもらっても仕方がないんじゃないかしら。ひとさまに裁いてもらうと、あとであれはまちがった裁判だった、いや、正しい裁判だった----そういって争うことになるでしょう。
秋子 じゃあ、だれが、だれを裁くの?
永子 (考え考えしながら)----わたしたちが、わたしたちを-----。
秋子 (ショックを受けながら)-----わたしたちが、わたしたちを---?
永子 (さらにゆっくりと)日本人のことは、日本人が考えて、始末をつける。----捨てられたはずのわたしたちが、わたしたちを捨てた偉い人たちと、いま、いっしょになって逃げているような気がするの。東京裁判の被告席に坐る人たちに、なにもかも負いかぶせてね。----上手に云えないけど、そんな気がして----健ちゃんはもう大丈夫よ。
この舞台設定から60年が過ぎた昨今、NHKの戦争責任論に関する番組の中での日本人によるあの戦争に対する擬似裁判のシーンが、自民党政治家の圧力で事実上放送禁止になったことが話題になってる。そういう意味では、なかなかタイムリーな読書だったような気がしている。
2005/01/12(水)●豚と野沢菜焼き飯● |
矢谷君ら4人で、苦楽園フィリピン人現場の最終日。さすがに4日目ともなるとちょっと飽きてくる(^^;)
でも、お昼ご飯は喫茶店に行くことができた(^o^)今日のサービスランチはやきそばだったので、Morris.は「豚と野沢菜焼き飯」の大盛りたのむ。この前西根君が超大盛り食べてた奴だ。これがまた美味いっ(^o^)野沢菜は漬物として食べるのがほとんどだが炒めても独自の美味さがあるし、豚肉が味付けといい噛み応えといいこれ以上ないくらいの出来あがり。大盛りだとMorris.のいつもの食事量をはるかに超えてるが難なく平らげることが出来た。他の3人はランチを頼んだが、どうもここの焼きそばは甘すぎて不味いとのことだった。Morris.はこの店ではまだ外れたことがないのになあ。
昨日のプロジェクトXに関してソウルの杉山さんから「あのプロジェクトXという番組はあざとさや様式美を楽しむものだと思います。どのエピソードでも話の流れが大体同じで、パロディが作りやすいのが特徴です。」との書き込みがあった。なんとなくそういう番組らしいということはMorris.も前から想像はついてて、だからこそ一回も見たことなかったのだが、ついつい地元の六甲道駅、それも地震絡みということで、ちょっと過度の期待と関心をもって見たMorris.がバカだった、というべきなんだろう。
【デジカメ 自然観察のすすめ】海野和男 ★★★☆☆ このところMorris.に受けの悪い岩波だが、この岩波ジュニア新書はそれなりに好感を持っている。小中学生向けの新書だが、それなりにちゃんとした著者がちゃんとした内容で、しかもわかりやすく書かれているから、Morris.みたいなタイプにはぴったりなのかもしれない。本書もその1冊で、昆虫写真の専門家でもある海野さんの近著である、といっても2004年6月発行だから、Morris.は半年以上待たされたことになる。
最近の新書でときどきあるカラー版というのがまず嬉しい。なんたってデジカメの本だから画像見本が白黒では興味半減だもんね。
そして、前から知ってはいるのだが、その写真がすべて素晴らしい。芸術的にとかでなく、虫好きでなくては撮れない写真ばかりだからだ。ここで画像をスキャンして紹介しても意味がない。興味ある方は海野さんのホームページを見てもらいたい。毎日更新の小諸日記が一押しである。
海野さんが初めてデジカメ使ったのが98年11月と書いてあるから、デジカメに関してだけならMorris.の方が早かったくらいだが、その後の差は歴然というか、天と地ほどの違いがある、というより、そもそも姿勢も機材も次元も別ものである。
しかし、本書のあちこちに、Morris.にも役にたつ情報やヒント満載である。
・デジカメの場合はCCDが小さいので、35ミリフイルムカメラと同じ画角で撮影しようとすると、ずっと短い距離の焦点距離のレンズが必要となります。たとえば2/3インチCCDを使った比較的大型のデジカメでは12ミリレンズが、34ミリフイルムの50ミリレンズに相当します。1/3インチCCDを使った小型のデジカメでは同様に、6ミリレンズが、35ミリフイルムカメラの50ミリレンズに相当します。
・花の写真でよく起こす失敗は、たいてい離れすぎていて小さくしか写っていない場合と、そのカメラの限界以上に近づきすぎてしまってのピンぼけです。
・手ぶれを防ぐには、速いシャッタースピードで写真を撮るのが一番です。だいたい、花にとまっているチョウなどあまり動かないものでも、ぼくは1/125以上の速いシャッター速度を使います。できればどんな場合でも1/250以上は切りたいところです。飛んでいるチョウは最低、1/500以上は切りたいところです。完全にとめるためには1/800以上が望ましい。----慣れない人は。最初はシャッター優先モードで1/250に固定して撮影した方が失敗が少ないのではないかと思います。
・夕方の明かりを夕方らしく撮るには、色味を調整するホワイトバランスは「オート」より「デーライト」に固定した方がよいでしょう。全体に赤っぽくなりますが、その方が夕方の雰囲気が出るのでぼくは好きです。
・被写界震度浅いマクロ撮影で、マニュアルフォーカスでのピント合わせの極意を一つお教えしましょう。まずピントを合わせたい場所を2ヶ所選びます。そこにピントが合ったら、もう一ヶ所ピントを合わせたい場所を選ぶのです。その三点にピントが合うカメラアングルを探します。そうすると任意の3点で平面ができます。平面ならかならずピントが合いますから、絞りを開放で撮っても、ピントを合わせたい場所にはちゃんとピントが合うのです。
他にもいろいろあるのだが、結局こういうことは自分でデジカメ写さないかぎりわからないし、デジカメの世界は分進秒歩の進みぶりだから、Morris.の場合は、二百万画素の愛機を自分なりに使いこなすほかはない。
【アール・デコ】ベヴィス・ヒリアー 西澤信彌訳 ★★★ 原書の初版が1968年、日本語版が1977年、本書はその新版で86年にPARCO出版から出されている。まあアール・ヌーヴォーに関する本は結構数多く出ていてMorris.もいくらか読み漁ったこともあるが、アール・デコというのは、直線的でキッチュなイメージくらいであまり明確な定義もわからずにいた。本書の表紙のカッサンドラのポスターに惹かれて借りたようなものである。
どうやら初版の白黒画像に、パルコの「アールデコ展」からのカラー画像多数を加えての焼き直しで、ちょっと宣伝臭さも感じられるが、アールデコという存在自体がそういった胡散臭さをたぶんに含んでいるようで、そういう意味ではなかなか本質をついた一冊といえるかもしれない。
アール・デコは基本的に1920年から1930年前後、つまりは第一第二の両大戦の狭間の時期の芸術運動を一括して総称するネーミングのようで、色んな流派を強引にひとまとめにしたという感が強い。玉石混交というより、多数のゴミの中にいくつかのきらめきを認めることができるというべきかもしれない。だいたいが、カッサンドラがアールデコといわれると、えっ??と思ってしまうMorris.だったくらいだもの。本書に掲載されてる作家の中で、比較的まともそうなのは、ファッションイラストのエルテ、ガラス工芸のラリック、出来スタイルデザインのオッペ、いくつかの本の装釘くらいである。
それより、イントロに出てくる、アールヌーヴォーとアールデコの異称、別称の多様さが面白かった。
[アール・ヌーヴォー]ヨット様式/1900年様式/グラスゴー様式/うどん様式/世紀末(ファン・ド・シエークル)/リバティ様式/近代性(モデルニスタ)/植物様式(スティル・フロレアーレ)/青春様式(ユーゲントシュティル)/モリス様式/百合様式/地下鉄様式/波様式/鞭の一振り様式/ベルギー様式/マクシム様式/ヴェルド様式/ウナギ様式(スティル・アンギーユ)/ステューディオ様式/二十人展様式/サナダ虫様式/ガウディ様式/ウナギ様式(パーリング・スティール)/ギマール様式/分離派様式
[アール・デコ]ジャズ・モダーン/アステカ風通風孔/ポアレ様式/シャネル様式/バウハウス様式/新精神(エスプリ・ヌーヴォー)/デ・スティル/フォルカ様式/パリ25年様式/1925年様式/1925年型
そして著者のアールデコの一応の定義は以下のとおりである。
すなわち、1920年代に発展し、30年にピークに達した断定的な現代様式。アール・ヌーヴォーの最も簡素な側面、またキュビスム、ロシア・バレー、アメリカ・インディアン美術、バウハウスなど、さまざまな源泉から着想を得た。ロココあるいはアール・ヌーヴォーとは異なって、新古典主義のように、左右非相称(アンシンメトリイ)よりも左右相称(シンメトリイ)、曲線よりも直線にむかう傾向のあった古典主義的な様式。機械の要求に、またプラスチック、鉄筋コンクリート、強化ガラスといった新素材の要求に対応。そしてその究極目標は、ある程度まで芸術家たちを手工業に精通させることによって、だがそれ以上にデザインを大量生産の必要条件に適合させることによって、芸術と産業の間に昔からあった争い、芸術家と職人の間に残っていた貴族趣味的な差別を終結させること。
主旨はわからんでもないが、何ともひどい文章ではあるなあ(^^;) この部分に限らず訳者の日本語はかなり変である。
本文の途中に適当に挟み込まれた図版ページは本文と対応させるのがむずかしいし、ページの下部にある程度の余白を持ちながら、注釈は昔風に末尾に掲載するなど、レイアウトの杜撰さも読みにくさの一因である。くりかえしになるが、そういったどこかいいかげんなところがアールデコの本らしいと思うしかないようだ。
2005/01/11(火)●期待はずれだったプロジェクトX● |
矢谷君ら4人で昨日一昨日と同じ現場。昼食は当然あの喫茶店に行くつもりだったのに、昨日注文してから持ってくるまでが遅すぎるというブーイングが西根君から出て、結局苦楽園駅前の「大正庵」でかやくそば定食、まあ美味しかったし、営業で来ていた常見君がおごってくれたから良かったけど、最終日の明日は、絶対あの喫茶店でランチ食べたいぞ。
夜は今年最初の歯医者。左上の奥歯のかぶせで、噛み合わせがなかなかうまく行かず、かなり時間かかってしまったが、これでひとまず上の歯の治療はおしまい。次は右下の奥歯だが、これはちょっと面倒そうなので、もうちょっと様子を見ることにする。なおせる時になおしてしまうべきなんだろうが、すでに韓国旅行分の治療費がかかってるし、かなりしんどいところでもある。前向きに検討するということにしておいた(^^;)
今日は9時過ぎからNHKの人気番組(らしいが、Morris.は見たことがない)「プロジェクトX」でJR六甲道駅の地震の被害と復旧の記録ドキュメントが放映されるらしい。このまえ中央図書館に行くとき神戸駅に貼ってあったポスターで知ったのだが、そのご知人からメールで紹介されたりして、ついついこれは絶対見なくてはという気になり、掲示板などで推薦しまくってしまった。
で、そのプロジェクトXを見終わったところである。突然「鳥由」のおっちゃんが出てきたのには驚いた。地震の前には何度か行った店で、いやま君なんか、店で騒ぎ過ぎておっちゃんから怒鳴られて出入禁止食らったことがあるはずだ。それはともかく、この番組の作り方の姿勢そのものがMorris.は生理的に駄目だった。六甲道や付近の当時の状況や、工事の生の映像にはじーーんとなってしまうのだが、その再構成というか、再現ビデオの見せ場のつくりものてきあざとさ、効果音やら効果音楽のクサさには、げんなりしてしまった。工事関係者や支援者そのものには何の恨みもないが、こんな番組なら見るんじゃなかった。新潟地震の復旧はどうなるのだろう。いずれまたこんな感じで、復興をネタにドキュメント作ったりされるのだろうか。神戸が大都市で、関西と九州を繋ぐ交通の要所だから、日本の経済効果のために、こんなとんでもない突貫工事を決行したというわかりきった部分にはまるで触れもせずであったし、ゲストとして当人を使って学芸会みたいな絵を撮るというところも感じが悪かった。えらく宣伝しておいて、悪口ばかり書いてしまったが、うそを書いてもしかたがないだろう。
ケッ!!である。
2005/01/10(月)●十日戎with希望歌● |
矢谷君ら5人で昨日と同じ現場。昼は例の喫茶店「みんなのお店」が開いてたのでラッキー。Morris.はおめあてのかりかりじゃこ丼大盛り頼む。今回は揚げ茄子のトッピング。矢谷君はポテトフライの同じメニュー。西根君はジャコ焼き飯の「超特大」というのを頼んだ.これは普通の焼き飯の2倍以上もあった。じゃこ丼はやっぱり抜群に美味しくてMorris.は大満足だったが、秋本君の頼んだ豚肉の鍬焼き丼というのが出てくるまでに30分以上かかったうえに、無茶不味かったらしく、激怒していた。あの店にかぎって不味いものを出すとは考えにくいのだが、とりあえず30分以上かかるというのもまともではない。何か事情があったのだろうか?
今日は十日戎だが、一段と冷え込みが激しくて、いったん帰宅してしまうと、外に出るのがいやになった。でも明日は歯医者だし、Morris.はずっと初詣は十日戎と決めてるから、やっぱり西宮神社に出かけることにした。
本宮の7時前だから一番混んでる時間帯かと思ったがそれほどではなかった。成人の日で昨日今日連休だから、参拝客が分散したのかもしれない。
寒いので何か身体をあっためるものをと、酒屋に入ったら「真露」の二合瓶があったのでこれを買う。ぐいっとあおったらいっぺんに暖かくなった(^o^) 今日のウォークマンのBGMはキムスヒ。それも「ヒマンガ--希望歌」のエンドレス演奏(^^;) これが実に初詣にぴったりの歌だった。スローなテンポの唱歌みたいな曲で、実はこの歌韓国曲ではない。「間白き富士の峰緑の江ノ島」で始まる歌(タイトル失念(^^;))と同じメロディの曲で、これは朝鮮では戦前から作詞者不詳の歌詞がつけられて親しまれている。
ともかくもこの歌のリズムに合わせて境内をふらふらと人並みに流されて、参拝をすまし、おめあてのみくじを引いたら「十五番大吉」であった\(^o^)/ヒマンガの効能かもしれない。ますます気分良くなり、真露を傾ける。しかし、このおみくじの歌は何となく記憶にあるぞ、日記を調べたら、2001年の十日戎でのみくじがこれと全く同じだった(^^;)
帰り道古本屋で「俳風末摘花注解」なんか買って、新在家の山神山人でラーメン食って帰宅。ここのラーメンも前より上手くなってるような気がしたが、酔いのせいかもしれない(^^;)すっかり酔ってたらしくそのまま寝入ってしまった。
かりかりじゃこ丼茄子トッピング |
こちらはポテトトッピング |
西宮戎神社本殿前 |
2005/01/09(日)●「南行列車」部屋● |
矢谷君ら3人で、西宮のフィリピン人宅4日取り現場の初日。高台にあって、展望がすばらしい。
世間は連休中だが、Morris.は明日も仕事である。まあ昨日まで3連休したから文句はいうまい。と思ったら、井山君から電話で明日の昼間に自宅で鍋宴会するから来るようにとのお誘い。あぢゃぢゃぢゃあ〜っである(>_<)
お昼ご飯は例の苦楽園の喫茶店に行けると楽しみにしてたのに、日曜で休み。代わりに入ったうどん屋でじゃこ丼+うどん食べる。不味くはなかったが、あの喫茶店のじゃこ丼と比べると月とすっぽんである。おまけに結構高い。明日も休日だから喫茶店休みの可能性高いなあ。どっと疲れる(^^;)
最近ぐいぐい酒場によく書き込みしてくれてるキムスヒ命のフミさんから、キムスヒのヒット曲「南行列車」の普及を旨としたHP「南行列車(ナメンヨルチャ)で行こう」を紹介して貰った.。
Morris.もこの歌は、韓国にはまる前から知ってるし、韓国成人の99%は歌えるだろうというくらい有名な曲である。ノレバンではもちろん定番中の定番、Morris.も十八番の一つである。最近では「冬のソナタ」でチェジウが、スキー場の作業員たちとの酒の席で歌ったといえば、思い当たる人もいるかもしれない。
悲恋の歌だがノリノリで景気がいい。これを日本でも普及しようという目的のみで?ホームページを立ちあげると言うのは、なかなかユニークで面白い。歌の背景や紹介、歌詞を見ながら歌を聴けるし、アンケート、bbs、データベース(映画やドラマで登場した場面、カラオケ各社の該当番号)などがあって、デザインもとても垢抜けている。Morris.は一気に全ページ目を通さずにいられなかった。ところが最近使ってるブラウザMozilla Firefoxだと、ページスクロールができないページがある。IEだったら問題ないのだが、そのことをbbsに書き込みしたら、管理人のねこまんまさんからぐいぐい酒場に返事をいただいた。以前李博士ページは見たことがあるとのことだった。
それにしても、HP入門書にかならず書いてある「テーマを絞り込め」という提言をそのまま体現したようなHPである。Morris.部屋とは完全に対極にあるなあ、と感心してしまった。
2005/01/08(土)●読売TVに抗議● |
昨日の中央図書館中庭での黒猫撮影のせいで、ちょっと寒気がして、風邪のぶり返しが心配だったので、今日も一日部屋で静養状態だった。
昼過ぎから10chで高校サッカーの準決勝2試合を見る。第一試合は、優勝候補の国見を,鹿児島実業が2-0で破り、決勝へ進んだ。第二試合は実に劇的な接戦になった。試合直後に星陵がゴールし、試合巧者の市立船橋が同点ゴール、さらに後半30分に逆転して、後半40分を終え、ロスタイム3分で時計が43分を過ぎて、試合が終わったと思ったそのとき、星陵がコーナーキックを得てラストプレーで、見事同点ゴールを決めて引き分けてしまった。続くPKも、規定の5人が終え、おたがい一人ずつの失敗でイーブン、いよいよ6人目というところで、なんと放送終了(>_<) そんなバカな!!である。時計を見たらちょうど4時だったが、これまで4時間近く放送を見つづけてきた視聴者をバカにするとしかいいようがない。長くても数分の延長ではないか。そのくらい、現場が強行すればできたはずである。CMだって、画面半分か1/4で中継放送流し、下にテロップで「スポンサーのご好意により中継をお送りします」とでもしたら、そのスポンサーへのPR効果は多大なものがあったはずだ。Morris.はスポンサーだけでなく、つぎの番組の司会として出てきた桂ぶんちん、西川きよしまで憎たらしく見えてしまった(^^;)
サッカーに限らず、TVのスポーツ中継の途中中断は、基本的に間違ってると思うぞ。特に今日の試合なんか、高校サッカー史に残るくらいの接戦だっただけにリアルタイムで見落としたということで、なおさら口惜しい。結果は船橋が、勝ったらしいが、何とも後味の悪い放送局のやり方だった。
2005/01/07(金)●図書館初詣● |
昨夜はコーヒーのみ過ぎたせいか、何となく寝つきが悪く、8時前に起きたというか、ほとんど寝てない感じだった。
アーカイブで「開音」見る。やはり正月特集だったが、まるで面白くない。最初のチョンスラと最後のインスニは悪くないが、もう何度も見てるので新鮮味に欠けるし、途中はクラシックやら,子供の歌やら、民謡やらでいいかげん飛ばしてしまった。
午後から灘図書館、中央図書館、三宮図書館と今年最初の図書館回り。中央図書館の中庭に黒猫がいて、籔にはいったままこちらを伺ってるので、ジャズの絵本を見ながら三脚にデジカメ据えつけてしばらくシャッターチャンスを待つ。ベストとはいえないがまあまあのショットを撮ることができた。
元町の高架下で年末になくした民芸風マフラーがあったので買おうかどうか迷ったが結局買わずにしまった。これは買うべきだったかも。
明日から寒くなりそうだ。
さすがに眠くなってきた。今夜は早めに寝ることにする。
中央図書館中庭の黒猫 |
黒猫ア〜ップ |
中庭で読んだ絵本 |
【絵本 ジャズ・ストーリー】笹尾俊一 ★★★☆☆ 中央図書館で見つけて借りようと思ったが、中庭で黒猫を見張りながら読んでしまった(^o^)
副題に「ルイとビリーとレスターと」とあり、ルイ・アームストロング、ビリー・ホリデイ、レスター・ヤングの3人を取り上げているのだが、レスター・ヤングはビリーの添え物扱いだから、つまりは、じゃず草創期の二人の巨人、サッチモとビリーの二人の絵本ということになる。
最初にはアフリカから奴隷としてアメリカ大陸に拉致されてきた黒人とニューオーリンズのクリオールのことなども取り上げてあるし、おおまかなジャズ発生の説明もあるのだが、絵本ということもあって、いかにも絵に描いたような要約に留まってる。本編の二人の音楽活動も、愛情を持って描いてるのだが、それだけに、ちょっといいとこ取りというか、オブラートがかかってるような感じがした。しかし、絵も文もてきとーに下手でそれでいてほんわかと暖かい雰囲気を醸し出していて、それなりに素敵な絵本だと思う。
サッチモの後半を全く評価してないのも、ビリーの悩みや苦しみを見て見ぬふりをしてるのも、それはそれで筆者の見識なのだろうが、二人には特別の思い入れのアルMorris.からすると、やっぱり物足りなくもあった。
2005/01/06(木)●正月休み● |
10時半起床。今日は本当の意味の正月休養日である(^^;)
忘年会と新年会で、急に飲みすぎて、心身ともにばててたので、今日は何もせずに部屋でごろごろすることに決めた。
昼前から雨も降り出した。今日も結構寒そうだ。
小倉の福田君から封書が届く。恒例の年賀状への答礼、というか、彼の昨年の読書目録である。去年の読書冊数は128冊。とうとう抜かれてしまった(>_<) まあ、読書は冊数ではない、といいながらも、何となく情けない。Morris.が読んだ本とのだぶりは10冊前後である。あいかわらず、地名や歴史に関する本をよく読んでいるようだ。朝鮮/韓国関連も目に付くが、川村湊が多いのがちょっと気になる。
井山くんがホームページを立ち上げたそうだ。と、いっても、たぶんこれはさいちゃんが作ったのに違いない。ともかくも、掲示板やらエッセイページやら一通りそろってるので、これからが見ものであるな(^^;)
http://homepage2.nifty.com/iyama/
秋本の息子から3日の記念写真が送られてきたので当日のところに貼り付けておく。2点もらったのだが、1点のみ使用。
夜は、今年最初の「韓国ノレチャラン」見る。正月だからか、ソウル市東大門区編で、これはむちゃくちゃ見甲斐があった。釜山編もそれなりに充実しているが、やっぱり都、それも一番ディープなエリア東大門だけあって、出場者の意気込みと入れ込みが違う。ずっと笑い転げていた。今年もMorris.は、ノレチャランのファンである。次回の韓国旅行の第一目的はノレチャラン観戦(^o^)である。
島田和夫部屋更新。
2005/01/05(水)●歌会始● |
昨日と同じ茨木の現場。現場近くに、不思議な古い工場があって昨日から気になってたので、今日はデジカメ持参で休憩時間に探索に赴く。近づいてみると中は普通の木工場みたいだったが、四角形の煙突やサイロみたいな筒状のタワー、そして全体の古めかしい雰囲気はなかなかのものだと思った。また近くの道端には古びた六地蔵の石仏があったり、剪定された立ち木の上部が人間みたいに見えたりと、デジカメ被写体が多かったので、しっかり撮影してしまった.
今日は奥井さんとオーガスタも一緒だったので、作業もはかどり2時には作業終了して倉庫に戻り、早めに帰宅することができた。
明日は仕事休みなので、ファピョンさんに電話したら、いっそ今夜、ノレバンで新年会やろうという話になったので、即JRで鶴橋に向かう。
ファピョンさんも仕事なので、夕食はそれぞれ勝手にとろうと言うので,Morris.は久しぶりに「福ちゃん」のコムタンでも食べようと行ったのだが、材料の関係で今日はコムタンできないとのこと。しかたないのでユッケジャン頼む。これはこれで、熱々でボリュームいっぱいの満足メニューだったが、やっぱりMorris.はあのコムタンをまた食べたいぞ。近いうちにまた行くことにしよう。隣の席では韓国アジュマ5人組が鍋を囲んで賑やかに食事中で、かなり酒が回ってるらしく、早口で興奮気味の韓国語が飛び交っていた。韓国の店で食事してるようですっかりいい気分になった。
ノレバンはこの前の今里「カラオケステーション恵子」、鶴橋から歩いても20分くらいだ。7時過ぎに到着したら、まだ客は誰もいなかった。とりあえず、口ならしに数曲歌う。ママと「チャグンヨインドゥル--小さな恋人たち」をデュエットしたりしてたら、やっとファピョンさん到着。なんと若い女の子同伴である(^^;)
彼女は芳紀27歳、仕事関係の別会社の社員で、韓国とはあまり縁のない日本人ということだった。韓国カラオケに韓国知らずの女性でだいじょうぶかいな、とちょっと心配になったMorris.だが、ものおじしない明るい性格のいい子で最後までちゃんと相手してくれたので良かった。でも、桂銀淑の韓国時代の歌を歌ってそのことを話すと「桂銀淑って誰ですか?」といわれたのはショックだった。20代の若者には桂銀淑はすでに過去の歌手になってるのか(>_<)
今日は新春モードもおわり、平常営業で、他の客もあまり来なかったので、ほとんどMorris.とファピョンさんが交代で歌うノレバトル状態。Morris.は前回歌ってない曲ばかりを選んで歌いつづけた。歌はあまり上手くならないが、レパートリーだけは結構多いのが自慢である(^^;)
嬉しかったのは、ソンデグヮンの「ユヘンガ--流行歌」をはじめて歌うことが出来たのと、裏ソフト?で、韓国の新しい曲を歌えることがわかったことだ。ハングルのみでカタカナのふりがながないので、普段は使用してないらしいが、Morris.は逆にふりがな無いほうが歌いやすいくらいなので、喜ぶまいことか。キムゴンモの「チェビ--燕」、MAYAの「チンダルレッコッ--山つつじ」を歌わせてもらったが、まだまだ練習不足ぢゃ(>_<)。次回からは、他の客が来るまえの早い時間に電話して行って練習することも可能らしい。うーーむ、これはなかなか画期的だぞ。こうなると新曲にも挑戦してみたくなる。「B型の男」があるかどうか確かめなかったが、あの歌はマスターしたいよな。などと、ついつい一人の世界に入り込んでしまうMorris.だった(^^;)
11時前にMorris.もいっしょにファピョンさんに鶴橋まで送って貰い、今日のうちに帰宅できてしまった。今里までは遠いが、JRなら終電が遅いので後1時間くらいは粘れそうだ。でも、やっぱり、ほどほどにしておくべきだろうなあ(^^;)
帰ってから、KBSアーカイブで先日の「歌謡舞台」を見る。今年最初の回で江原道大白市からの中継だったが,ひさしぶりにキムスヒがゲスト出演。相変わらずの美貌と,美声でMorris.を楽しませてくれた。しかし彼女はいつまでたっても年をとらない。不思議である。
南茨木の謎の木工場 |
同じく道端の六地蔵 |
同じく人間型の樹木 |
鶴橋「福ちゃん」のユッケジャン |
恒例の記念写真 |
「歌謡舞台」ゲストのキムスヒ |
2005/01/04(火)●地獄の仕事始め(>_<)● |
しっかり酔いつぶれて、どうやって帰宅したのかわからないが、目がさめたらベッドの中だった。頭がんがんする。
何と今日から仕事になってたのだった。目覚ましもかけてなかったので、これは完全に初出から、無断欠勤だあ、と思ったのだが時計を見たら6時である。どうしてこんなにきちんと起きたのだろう?しかしこうなったら、出なくてはならないよなあ。
としろう、小川さんと3人で、茨木のアメリカ向け荷物の現場。船便航空便だけでなく、トランクルームやローカル2箇所の荷物などがあるし、生まれて半年くらいの赤ちゃんもいたので、なかなかはかどらない。それ以前にMorris.は半分死にかけている状態で、本当に地獄みたいだった。
午後になってちょっとは持ち直したが、やっぱり4日に初出は早すぎるぞ。
帰りは小川さんの車で送って貰えたので早めに帰宅することができた。風呂に入って、2日の深夜にタイマー録画しておいた、イビョンホンの「遠い路」を見る。正月に彼氏を連れて帰省するはずの女性(パクチニ)が彼にふられ、見ず知らずのイビョンホンに彼氏の代役を頼み、待ち焦がれていた父のもとにもどる、という、ほとんどストーリーは見え見えのドラマだったが、イビョンホンはすごくかっこよくて、改めて彼のファンになった。アル中の父親役のナムイルの笑顔も良かったし、パクチニはときどき堀姉にそっくりに見えた。ともかくも久しぶりに韓国ドラマに熱中することが出来て良かった。
2005/01/02(月)●秋本家新年会● |
10時頃起床。例によって中江君は朝からビール、である。
今日は2時から秋本家の新年会がある。Morris.が愚図愚図してるうちに、中江君は先に出て行った。
結局Morris.が秋本家に到着したのは4時前くらい。堀姉妹、井山夫妻、中江君、さりーちゃん、半分以上は昨日と同じメンバー。もちろん秋本一家4人も勢ぞろいである。途中豊岡に帰省して神戸にもどったばかりの福井君を呼び出す。秋本家はイタリア風メニューが多くて、ちょっとMorris.向きではないのだがこちらにも海鼠があって、Morris.は満足。しかし、連続の新年会で、最近あまり飲んでなかったせいなのか、どんどん酔いが回る。とうとう完全記憶喪失状態になってしまった。おまけに、部屋にデジカメ忘れてきたので、証拠写真も手許に無い。秋本君の長男森太郎のデジカメで集合写真撮ったので、これを添付ファイルで送って貰うように約束したのだが、まだ届いてないので、画像無しである。
早く送るように>>森太郎
と、いうわけで、数日後に添付ファイルで送られてきたのが右の画像である。
こちらは普通のポーズで、おちゃらけポーズのほうはよりこさんが目をつぶってたので割愛する(^^;)
2005/01/02(日)●社長家新年会● |
結局昨日もNHKの日韓交流歌謡番組など見たりして夜遅くまでひとりでぐだぐだして、やっとベッドに潜り込んだのは零時超えてたのだが、寝たと思ったら突然胸の上に何か重いものが乗っかってる感じがした。さらに腕や足を噛みつかれたみたいに痛みが走るし、天井には色とりどりの物体が何個も浮んでいる。金縛りではないのだが、身体の自由がきかない。これは悪夢であると意識ははっきりしてるのだが、どうしようもない。やっとのことで起き出して、水飲んで寝直したが、またまた別の物体が次々に現れる。恐怖感は無かったが、これはかなわんなあと思い何度か、寝たり起きたりして、やっと寝入ってしまった。
9時起床。全く酔いは残っていない。朝風呂つかい、見るとも無く箱根駅伝見ながら、八幡神社のビデオをVHSにダビング。ほとんど真っ暗であるが、音は綺麗に録れてる。
やっとのことで、2004年読書録ページを仕上げた。まあ正月にこれをじっくり読もうなんてひまな人はいないかもしれないが、最近コンテンツの更新がほとんどないMorris.部屋で、いちおう読むにたるのは、このページくらいだろう(^^;) 興味のあるタイトルだけでもチェックしていただけると嬉しいです。
昼からは大学ラグビー見て、それから社長宅新年会に行くことにしよう。
ラグビーはあまり面白くなかった。同志社vs.早稲田は、同志社のミスばかりが目立ち、前半で勝負ありって感じだった。
4時前頃社長宅へ。堀姉妹、伊藤一家、井山夫妻、中江君、島田さん、由利ちゃん、文ちゃん、ちょっと遅れて飯島ちゃん、レーヴのママもちょっとだけ顔を見せた。もちろん澤村一家も勢ぞろいである。新巻シャケの半身を豪快に鉄板で焼いたメニューを始め、鯛めし、海鼠、堀姉手作りの鶏ハム、井山夫妻の北海道土産の毛蟹(^o^)まで出てきて豪華な新年会だった。
Morris.はやっぱり途中でつぶれて寝てたみたいだが、それでも、二次会の「笑笑」、三次会の「レーヴ」までしっかり顔出し、午前零時過ぎに中江君と一緒に帰宅。どうやって寝たかは覚えていない。
社長はもっぱら料理番 |
シャケの姿焼き? |
笑う門には福来る |
毛蟹の提供夫婦 |
毛蟹クローズア〜ップ!! |
手ぶれじゃないよ |
Morris.沈没(>_<) |
集合写真 拡大画像 |
戦い済んで日が暮れて |
2005/01/01(日)●寝正月● |
昨夜は恒例の六甲八幡神社、春待ちファミリーBAND初詣ライブ。今年は、伊藤、尾西、秋本君欠席でちょっとメンバーが少なかった。社長が小さなプラスチックのたらい持参で、即席タブベースをお客さんにやって貰う。例によって境内滑り台横の広場で勝手に演奏開始。Morris.のビデオライトだけでは暗いので、電池のライトを滑り台上にいた子供に持ってもらうことにした。ぞうさん、ぶらんこ、ピクニックと観客参加ナンバーを連発。社長は初めから声枯れてたがいつもに増しておどりまくり、最後のフィッシングでは周りのみんなが二重の円を作って延々と輪踊りを続けた。若者たちのアンコールにこたえてマイブルーヘブンを歌って解散。しっかり1時間近く演奏したことになる。
井山夫妻、谷尻さん、田辺君らとおみくじ大会。運勢の悪い方から二人が、屋台をおごることになる。Morris.はぎりぎりでクリア。これまで新年の夜はモリス亭で数人が集まって夜を明かすことが恒例だったのだが、昨年は井山、伊藤君があいついで結婚したこともあって、ひさびさの一人で新春を迎えることになった。
しかし、今年は、忘年会と風邪と仕事ラッシュのために、Morris.部屋の整理がまるでできてない(>_<)電子年賀状と2004年の読書控えだけでも何とかしなくてはと思いつつも、ついつい足は「レーヴ」に向かってしまう(^^;) こんな時間に開店してる店ってのもすごいが、客は男女一人ずつだけだった。しかし女性と思ったあっちゃんはどうやらニューハーフらしい。しっかり酔ってて賑やかなこと。ママはあいかわらず陽気だし、もう一人の男性客は知らない顔だったが、ともかくしっかり和んで、ぐずぐずと飲みつづけ、気が付いたら5時過ぎてた(^o^)
朝5時半帰宅。この時間なら初日の出拝むのも可能なんだろうが、面倒くさいのでそのまま仮眠することにした。でも、何故かすぐ目がさめてしまう。録画しておいた紅白歌合戦を見ながら、さりーちゃんのおせちをあてに、飲み始める。以前熊さんからもらったお洒落な高杯に冷酒を注ぐ。これは意匠に飛んでる小鳥を配してあるので、今年の干支の酉年にぴったりである。ことしはさりーちゃんのお節はMorris.の占有物である(^^;) たぶん20年くらい続けていただいてるが、本当にありがたい。さりーちゃんに、感謝感謝である。
紅白はほとんど惰性で見つづけているのだが、往年の輝きはのぞむべくもないなあ。韓国勢では、BoAはもうすっかりJ-POPだ。問題はイジョンヒョンである。そしてやっぱりがっかりさせてくれた。出始めはドラマでも歌うスローナンバーで、それなりにいいんじゃないかと思ったのだが上衣脱いで、扇を出して「ワ!!」を日本語で歌いだした途端にMorris.はめちゃくちゃ恥ずかしくなってしまった。この曲は90年末に一世を風靡したテクノ曲で、それなりに見どころあるのだが、いかんせんこれを日本語でそれもいまいちできの悪い歌詞で、あまりうまくないイジョンヒョンの日本語でやられた日には(>_<)である。続いてのRYUはちゃんと韓国語で歌っただけによけいに際立って見えてしまった。
そのあと、イビョンホンが登場したのだが、いや、彼はかっこよかったぞ。日韓友好のメッセンジャーということで、きっちり韓国語で堂々と話してくれた。キラースマイルもほどほどに披露してくれたし、あらためて彼のファンで良かったと思った。ただ、彼を紹介したNHKのアナウンサーが「ドラマ素晴らしき日々に出演の」なんて言ってたぞ。「美しき日々」じゃないか、あろうことか自局のドラマのタイトルを間違えるなんて最低である。それ以外にも、アナウンサーのとちりがやたら目に付いた。
そうして懸案の読書控えに手をつけ始めたのだが、これが結構大変である。昨年は120冊くらいと史上最低の読書量だったが、それでも年賀状に書いてたタイトルのうち4冊は日記にも読書控え掲載できずにいた。これを追加するのと、トップの一覧表から該当書の欄にページ内リンク張る作業は時間がかかる。
結局今日中には完成しなかった(^^;)。
ネットで高校ラグビーページを覗いたら、朝高は今日、3回戦で正智に負けてしまってた。うーーん、残念である。まあ、緒戦薄氷を踏む思いの勝利試合を観戦しに行ったから、よしとしよう。
朝からずっと今日はいちにちパジャマで過ごしてしまった。一昨年の風邪で寝込んのは別として、パジャマで正月過ごすというのも変なものであるが、たまにはこういうのも、いいねっ(^^;)
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