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Morris.の日記です。読書記録、宴会散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
Morris. personal calender |
【2007年】 5月 4月 3月 2月 1月
【2006年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
2007/06/30(土)●2007年も上半期終了● |
昨日の現場の続き。今日は城陽市の実家へのローカル作業。
亀岡から城陽は結構距離があって1時間以上かかった。
昼食は京都十条油小路の「味王」でラーメン&餃子。ここのは醤油ラーメンで麺も細くはないのだが、それなりにしっかりした味で奥井さん矢谷君の一押しの店である。一時に較べるとラーメンブームも落ち着いたようだが、こういったまともラーメン作る店は味を落とさず続けて行ってほしいものである。
城陽の現場では、家具の吊りおろし吊り上げなどあったが3時半に作業終了。ひさしぶりのかつぎで汗だくになってしまった。
今日で6月が終る。2007年もちょうど半分終ってしまったことになる。体感時間は加速度がつく一方である。
島田和夫部屋スケジュールと参加アルバム更新。
おっ、イケてる新顔(^o^) |
実は隣りにもう一匹いた |
こいつはほんとに目立たない |
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と、言ってるうちにまた一匹 |
京都十条油小路の「味王」 |
しっかりした醤油ラーメン |
2007/06/29(金)●大本教植物園● |
矢谷君、高平さんとちょっと早出して亀岡の二日取り現場の初日。
亀岡はあまり知らないが、現場は亀山城址の近くで濠の一部は蓮池になっていて夏になれば見事だろう。なぜ亀岡なのに亀山城というのかわからないが、元は明智光秀の城だったらしい。今は城跡といえるのは石垣の一部だけで敷地は大本教の本部になってるようだ。
昼休みに見物。本殿では信者数名が謡のような不思議な節回しの祝詞?あげていた。
本殿の裏庭は植物園になっていて、時間が無かったので大急ぎで見て廻ったがこれがなかなかの充実振り。ちょっと今は端境期で花は少なかったが、かなり広くて種類も多く、とても30分くらいでは間に合わなかった。擬宝珠や河骨、山虎の尾などが美しかったし、羽黒蜻蛉も多かった。何か機会があれば3時間くらいかけて散策したい。
3時半に作業終えて戻る途中、箕面付近でとんでもない集中豪雨。
神戸の倉庫に着いたのが4時過ぎで、他のメンバーは作業終えて、徒競争なんかやってた(^^;)
6時帰宅。「明朗少女成功記」9話見る。チャンナラはとうとうギテに愛の告白、それもギテがナイフで裏切った男の首を掻っ切ろうかという場面で(^^;)やっぱり韓国ドラマってドラマチック。9時から鉄人マーケットのウタカイ。今日は雨模様だから参加者少ないかと思ったのに何と12人も歌うことに。Morris.は矢谷君に続いて3番目、最近十八番の「ファンジャルウィハヨ」と「ハンオベニョン」歌ったけど、かなりとちってしまった(>_<) あがることはないんだけどとちる。はっきり言って未熟である。今日はうはら祭りにも参加したノガミ君も来て2曲歌った。オリジナルのロックで、なかなか好感である。ほおぼおさんのとき矢谷君がバックに入った。
11時くらいまで残った4人くらいで飲みながらだべる。
ひさびさのふさふさ猫」 |
でもちょっと面変わりしてないかい? |
亀山城跡前の鯱鉾 |
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蓮池 |
大本教本殿 |
植物園入口のきささげ |
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羽黒蜻蛉 |
落椿 |
河骨 |
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こんなさりげなさが好き |
今日の一押し山虎の尾 |
ほおぼおさんと矢谷君 |
2007/06/28(木)●二人宴会● |
7時起床。朝から掃除洗濯風呂済ます(^^;)
9時過ぎに王子動物園へ。まぬうは相変わらず岩の上で動かない(^^;) 変わりに?雪豹の横顔アップして帰宅。
昼過ぎにムックさん来る。Morris.亭に人が来るのは本当に久し振りである。
韓国最新トロットCD聴いて、ムックさんのソウルのデジカメ画像スライドショーで見て、チャンユンジョンコンサートのビデオ見て、後は歌って踊って(^o^)の狂宴。酒もビールにワインに焼酎とあるもの何でも飲み尽くす。あてはガイヤーン、餃子、焼きソバ、乾きもの、練りものといいかげん。でもこの二人で夜8時までの長丁場の割りには、潰れることもなく、終ったのは立派なもんである(^o^)
ムックさん、本当に楽しかったです。こんどはジャンカラかサランバン行きましょね(^o^)
今日のまぬう |
雪豹アーップ! |
ミニギターとムックさん |
2007/06/27(水)●自転車崩壊(^^;)● |
昨夜はちょっと夜更かしして飲みすぎたため、一日半酔い状態だった(^^;)
明日はひさしぶりにムックさんがやってくるので、自転車でマルハチまで買い物に。ところが途中で突然ペダルが空回り?!後を振り返ったら道にチェーンが落ちてた(@
@) このママチャリは新在家にいた頃近所のコーナン(今は無い)で買ったものだから、10年くらいになる。もともと安物の上、青空駐輪で手入れも何もやってなかったから、良くここまで持ったというべきだろう。せっかくだからこれを機会に飛田さんを見習って、ちょっとはましな自転車を買おうかとも思うのだが、まずは予算のことがあるからなあ(^^;)
道の脇に黒い蛾がとまってるのを見つけたのでデジカメで接写して、帰ってからネット検索で調べたのだが、羽を閉じたままだと柄がわからない。それでなくても蛾は種類が多いし、似てるのが多いということもあって、なかなか特定が難しい。世の中には虫の好かない、いや虫が嫌いな人が結構多いらしく、それでもまだ蝶や蜻蛉なら好きな人も少なく無さそうだが、この蛾を好きな人となると極端に少ないようだ。何度も書くが蝶と蛾は種としてほとんど差異が無いし、良く見れば実に味わい深い存在である。昨日読んだ「薔薇の木に−−」の早記ちゃんが、オオミズアオを見つけて講釈かます場面があった。
「それ、オオミズアオよ!(たぶん亜種だと思うけど)」
「え… 蛾でゴンスよ」
鱗翅類ヤママユガ科の大型の蛾でね 美しいので有名なのよ」
「早記ちゃん くわしいでゴンスな−−」
「ちょっとね (インセクタリウムとってるもん)」
オモナ!!やっぱり早記ちゃん、只者ぢゃなかったのね(^^;) 「インセクタリウム」は多摩動物公園昆虫愛好会の月刊機関誌で、その筋では知られた雑誌だった。さっき調べたら、2000年12月号(通巻443号)をもって終刊になったらしい。「薔薇の木に−−」の連載が90〜95年だからまだこの雑誌は現役だったわけで、相撲ギャグ漫画にちらっとこういうものを出すあたりがいかにもいしかわじゅんらしい。
ところで、今日Morris.が撮影した蛾だが、昆虫エクスプローラで調べた結果、いちおう「サザナミスズメ」ではなかろうかと思うのだが確信はない(^^;)。
【湖中の女】レイモンド・チャンドラー 清水俊二訳 ★★★☆ チャンドラー長編の第4作で1943年、第二次世界大戦の決着が付く前に出されたものである。行方不明になった化粧品会社社長の妻を追うマーロウは別荘で女性の水死体の発見に立会い、愛人を殺害したと思われる社長の妻を追い詰めるものの彼女もまた殺害される。例に寄って、ストーリーやトリックを解くより、マーロウの一人称での語りと、やりとりを楽しむ作品だろう。
Morris.はこれまで読んだ長編5冊の中では本作が一番読みやすかった。チャンドラーの、というより、訳者清水の文体に馴れてきたこともあるのだろう。本作に限ってハヤカワボケットミステリ版は田中小実昌が先に邦訳していて、清水は後で無理を言って文庫版の訳をものしたらしい。
殺害された女たらしの男の住まいの家主であるフォールブルック夫人という脇役?とマーロウのやりとりが非常に興味深かった。
部屋の奥から階段が降りていて、手袋をはめた手が白く塗られた金属の手すりに現れた。手は現れて、停まった。
手袋の手が動いて、女の帽子が見え、次に頭が見えた。その女は静かに階段を昇ってきた。階段を昇りきっても、私に気がつかないようだった。年齢(とし)の見当のつかぬやせ型の女で、みだれた栗色の髪、どぎつい真紅の口紅、頬に濃いルージュ、目にくまがかかっていた。青いツイードのスーツをだらしなく着て、紫色の帽子が頭の横っちょでいまにも落ちそうになっていた。
その女は私を見つけても立ち止まらず、表情もまったく変えなかった。右手をからだから離して、ゆっくり部屋へ入ってきた。左手は私が手すりで見た茶色の手袋をはめていた。右手の同じ色の手袋が小型の自動拳銃を握っていた。
彼女は足を止めて、からだをうしろにそらせ、何やら金切り声で叫んだ。それから、とってつけたように神経質に笑った。拳銃を私に向けて、ゆっくり近づいてきた。
私は拳銃から目を離さず、声を立てなかった。
女は私のすぐそばまで来た。充分近づいたことを確かめて、拳銃を私の腹につきつけて、いった。
「私は家賃を払ってもらいさえすればいいのよ。家はどこも傷んでないわ。壊れたところもないわ。あの人はいつもきちんとしていて、ありがたい借家人だったわ。家賃をあんまり溜めてもらいたくないだけよ」
緊張が抜けきらぬ男の声がていねいな口調でいった。「どのくらい溜まってるんですか」
「三ヶ月よ」と、彼女がいった。
このやりとりのどこが興味深かったかという説明は省略しよう(^^;) 後は自分で読んで貰うしかない。
これで、Morris.が読んでないチャンドラーの長編は「大いなる眠り」と「長いお別れ」の2作を残すのみとなった。美味しいものを後にまわすという趣味はないのだが、結果的に世評の高い2作が残ったことになる。楽しみである。
2007/06/26(火)●日進だった(^^;)● |
4時起床。溝渕、浅海君、小川さんと4人で現場へ。昨日の事務所の電話では矢谷君と一緒に名古屋、とのことだったが(^^;) まあ日進市はほとんど名古屋といってもかまうまい。朝、一宮のSAできしめん食べる。名神高速のSAの中ではこの一宮上りのSAが一番美味しいと思う。「麺丼亭」という屋号までつけてるし、麺類は全て生麺である。特にここのきしめんは幅広で名古屋のきしめん専門店に負けないと思う。
実は昨日の夜というか今日の午前1時からAM神戸(Morris.はラジオ関西というほうがわかりやすい)の「親父バンド万歳」とかいう30分番組に矢谷君と神田君のデュオ「風来」が出演するというので、ついつい夜更かしして聴いてしまったので、めちゃ眠い。
番組の方はこれまで何度か聴いたこともあるが、例によって自主制作CDの音源とスタジオ演奏半々くらいであとは女性DJの仕切りでそれらしくまとめられていた。神田君の1910年製、矢谷君の1948年製ギターの自慢話が一番目立ったという感じかな。
現場は某ライオンズマンションの5Fで思ったよりは荷物少なくて午後2時に作業終了。昨日古本市場で買った「薔薇の木に薔薇の花咲く」をちょうど往復で読み終えたので、道中退屈することなかった(^o^)
午後5時に倉庫到着。明日コンテナが来るというので、荷物降ろさないで済んだし、何か楽な一日だった。
マルイチで買い物して6時帰宅。
途中のんきにたたずんでた白猫発見。でも、すぐ車の下に潜りこむ。Morris.はしっかり地面にうずくまって超低空撮影(^^;)こういうとき例のビーンズバッグが凄く役に立つ。白猫というのはのっぺりになりがちで、撮影むずかしいのだけど、これだけ暗いと逆に助かる。猫といえば、海子さんがぐいぐい酒場に昨日の「アメリカンショートカット」みたいな柄ワル猫は実は本物のアメショー(^^;)かもしれないとの書き込み(^^;) 海子さん紹介の猫品種ページでアメショー(^^;)の画像見たら、たしかに昨日の猫と柄はある意味そっくりなんだけど、あの下品さはなあ(>_<)
名神一宮SA「麺丼亭」 |
幅広のきしめん |
アドマイヤの一杯挽き珈琲自販機 |
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車の下に潜り込んだ白猫 |
この歩道トンネルは好き |
バッタのこども |
【薔薇の木に薔薇の花咲く】いしかわじゅん ★★★★ ウルトラB級漫画家いしかわじゅんの傑作「相撲ギャグ漫画」である。
1990年から95年にかけて「週刊宝石」に連載されたらしい。Morris.はこのての週刊誌はほとんど読まないこともあってタイトルしか知らなかった。諸般の事情により単行本1冊出たまま長らく幻の作品となっていた(裏表紙の惹句)ものを、2000年4月に扶桑社から文庫化(全巻)されたらしい。これを先日桜口の古本市場で掘り出した。タイトル作と「こけし岳でゴンス」を合わせて144話もあるが1話3頁だからトータル500頁くらいである。たかだか3頁なのにえらく濃い作品が多く、複数話混載、4コマ漫画、シリーズもの、自作パロディの無限連続と手を変え品を変え作者が遊びながら読者を楽しませてくれる。見事な手際である。夢枕獏が文庫版1巻の解説でこう書いている。
ある時、いしかわじゅんは言った。
「こんど始める連載なんだけどさ、おれ、わりと自信あるんだよ」
絶対におもしろくなるぞといういのである。
その連載が『週刊宝石』で始まった。
そして、ある時、いしかわじゅんは言った。
「あの連載なんだけどさ、評論家からも、関係者からもあんまり反応がないんだよな」
これが本書『薔薇の木に薔薇の花咲く』なのである。
世間はとりあえず、置いておく。
ぼく自身は、連載時から、ずっとこのマンガを読んできた。
おもしろくて、短いことが実にほどが良くて、好きなマンガであった。
すぐにうんこに行きたくなってしまうこけし岳はお気に入りのキャラクターであり、酒のようにプリンを飲む鯖の富士の渋いキャラもいい味を出している。タニマチの老婦人からもらうベルトやマスクのサイズが(あまりに太っているため)合わずに、自分が馬鹿にされているのかと思い込んでいる肉の峰。
いずれも、楽しみにこの連載を読んできたのである。
今回、読み返してみておどろいたのは、おもしろさのトーンダウンがなかったことである。今、読んでもおもしろいのだ。おもしろさが、古くなっていないのである。後になって読み返すと、おもしろさがトーンダウンしているギャグマンガは少なくない。それは、ギャグマンガの多くが、その時代その時代の背景を抜きにしては語れないものであるからである。
この作品は時代の波にさらわれなかったのである。
はっきり言って、これは「ヨイショ」である。今読むとかなり古くさいネタやギャグも目白押しであるし、1/3くらいは初めから駄作に近い。すべってるネタも多いし、手抜きも目立つ。でも、それらを含めていしかわじゅんならではのテイスト満載の本作は、彼の最大傑作かもしれない。2巻目解説の中野貴雄も書いてたが、ねこじるに通じるこけし岳のあの目はたまらない。かなりグロ、かなりSMなネタが多いのにいやらしさを感じさせないのは、他のいしかわ作品にも共通するところだが、何といっても本作の一番キャラこけし岳を巡るスカトロ趣味がいい味(^o^)出してる。
そしていしかわ作品に登場する女性って、何であんなに手抜きなのに、何であんなに可愛いんだろ。結局Morris.はいしかわじゅんの描く女の子キャラが好き、ということに尽きるのかもしれない。中でもこけし岳を苛めまくる女学生早記ちゃんなんか、最高!!彼女にならMorris.も苛められてみたい(きゃっ(^^;))
と、いうわけで!?、これも先日のちゃんどらと同じく、後日稲田さんに謹呈しよう。稲田さんお楽しみにっ(^o^)
2007/06/25(月)●柄が悪いにも程がある(@ @)● |
8時半起床。曇り空である。
午前中は画像の整理などして、昼から自転車で六甲道のアートロッコーにデジカメプリント取りに行く。向いの古本市場でいしかわじゅんの「薔薇の木に薔薇の花咲く」文庫本2冊見つけてつい買ってしまった。ほんとは、別の文庫さがしてたんだけどね。
コーナンでちょこちょこ買い物して帰る途中、高橋北市営住宅の近くで一見アメリカンショートヘア「みたいな」猫が通り過ぎたので自転車止めて追いかける。デジカメかまえたところで別の家の庭に逃亡したのだが、デジカメに残ったこの猫の柄がすごかった。Morris.がこれまで見た中でも最高(最低)ランクの柄の悪さである。顔つきも画像拡大で確認したらなかなかなものである。先日の名古屋太閤公園の天使みたいな仔猫と較べると、まさにビューティ&ビーストだね。でも、Morris.はこういうのも面白いと思うので、いつかばしっと撮影しよう。
3時過ぎに部屋に戻り、洗濯、雑用すまして、6時に自転車で千疋屋へ。今日の定食は卵スープと鶏唐揚げ。大将の中学生の孫娘(たぶん)がこちらに来ていて、今週から期末試験だとかいってた。大将が「いっつも寄り道してたらいかんぞ。ぶらぶら、ぶらぶらしよってから」と叱ると、娘は「ぶらぶらなんかしてないよ、NO ぶらぶらよ」と反論、一瞬Morris.はうろたえたさ(>_<)
帰りにマルイで缶ビールなど買って帰宅。事務所から電話で何と明日も名古屋だと。でも、明日は日帰りだからしんどいだけか。
それはそうと、先日の二泊三日の名古屋の日記と、「名古屋slideshow」はかなりリキ入ってたし、デジカメ画像の出来もなかなかなかなかのものじゃないかとMorris.は自負してたんだけど、メールでも、ぐいぐい酒場でも、全く何ひとつ反応も無し(>_<) Morris.の一人相撲だったのかあ(>_<) こういうのって結構めげるよな。Morris.は褒められて伸びる質(^^;)なので、少しでも見どころがあったら最大限に褒め倒して欲しい。
名古屋猫たちもかなりいけてると自分では思ってたのにい(;_;) 今年になってから特にこのMorris.日乘はデジカメ画像急増で、ほとんど「絵日記」化していて、この路線はそれなりに結構楽しいのではないかと思ってもいたのだが、再考を要するかも。
近所のコンビニ横の学習塾入口に今年も燕が巣を作り、雛たちがエサを求めて大騒ぎしている。たしか去年もここの燕の巣の模様をデジカメで撮った記憶があるよなと、Morris.部屋トップページの自サイト検索窓でチェックしたら何と、去年の5月24日である。一ヶ月も今年は遅いことになる。燕の巣造りと巣立ちは年によってこんなに差があるものだろうか。それはともかくとして、当時のデジカメは光学3倍望遠だったのが、現在使用してるのは光学6倍望遠で、この差は大きいということが良く分かる。こういうときは、動物園でも時々見かけるバズーカ砲みたいな超望遠レンズ持ってる人たちの気持ちが少しだけ理解できるような気がする。
Ga0の「明朗少女成功記」第8話。破産したギテの落ちぶれぶりがいかにも韓国ドラマの定石で極端なこと。チャンナラは相変わらずマイペースだが彼女の両親の図々しさにはMorris.はちょっと辛抱たまらん状態である。全16話だからちょうどこれで前半終了。後は一気呵成に成功物語にもっていってもらいたい。
何という柄悪 |
顔全体を口にしてエサを待つヒナ |
栄冠(エサ)は誰の口に? |
2007/06/24(日)●名古屋slideshow● |
7時半起床。朝から雨模様である。
3日間の名古屋日記打ち始めるも、画像の整理などに時間取られ、結局アップし終わったら午後1時過ぎていた。その間DVDで「リンダリンダリンダ」「威風堂々な彼女」などをBGMならぬBGVにする。ペドゥナの出るいい場面になると画面に向かうということで、このため必要以上に時間かかったのだろう。馬鹿馬鹿しいがMorris.にとっては新鮮な経験だった。やっぱり「リンダリンダ」の講堂でのペドゥナの韓国語でのメンバー紹介ごっこに尽きるね(^^;)
ところで先日の夜しつこく「妖しい店」と紹介した「ロジウラのマタハリ」だが、気になってネット検索かけたら、ちゃんとお店のホームページがあって、色んなことが分かった。Morris.の誤解も多かったようで、決して妖しい店ではなく店の名前の香港映画のタイトルの漢字まで間違えて紹介していた。正しくは「春光乍洩」だったし、アルコールも置いてあるようだし、シェフとママは夫婦で、「マタハリ」はインドネシア語で「太陽」のこと、つまりは「下町の太陽」に通じるネーミングだったらしい。Morris.はマタハリというと条件反射的に、映画にもでてくる女スパイのことと短絡して、つい「妖しい」と感じたらしい。一昨日の日記では色々事実誤認の記事を書いてしまったが、この場を借りて訂正とお詫びしておきたい。
午後はラジオとTVで阪神−日ハム戦、はっきり言って実力差で阪神連敗。来週からのセリーグ公式戦、3位を狙って(^^;)がんばろう。
名古屋のデジカメ画像は150点近くあって、昨日までの日記で40点近く紹介したが、新たに取捨選択して64点をflickerサイトで「名古屋slideshow」としてアップした。例によって期間限定である。今月末くらいに全て削除するつもり。その間、猫スライドショーとまぬうスライドショーの画像が減るので、しばらくご辛抱をm(__)m
【かわいい女】レイモンド・チャンドラー 清水俊二訳 ★★★ チャンドラーの長編第4作である。これで彼の長編余すところ3篇となった。失踪した兄を捜して欲しいと田舎から出て来たかわいい娘の依頼を20ドルで調査をはじめたマーロウがハリウッド女優のスキャンダルと関わり、おしまいは意外な(当たり前だが)結末を迎える。ほんの数日前に読み終えたばかりなのに、Morris.はもうこの物語のストーリーはうろ覚えである。でも、それなりに楽しめたのは間違いないのだから、それでよしとしよう。
芝居は終った。私は空になった劇場にすわっていた。幕が降ろされ、その上に場面がおぼろげに映っていた。しかし、俳優のある者はすでになくなっていた。第一、小さなねえちゃんがそうだ。二日もたてば、私は彼女がどんなようすをしていたかを忘れるであろう。なぜなら、彼女はあまりに現実と離れすぎていたからだ。私は彼女がハンドバッグに新しい紙幣を千ドル入れて、カンサス州マンハッタンの母親のところへ戻って行く姿を思いうかべた。その千ドルのために何人かの人間が殺されたが、彼女はそんなことをいつまでも気にしてはいまい。
ラスト付近の一節だが相変わらずの文体(もちろん翻訳者のせいもあるが)ノスタル爺さんチックである。ちなみに本書の原作が発表されたのが1949年、Morris.の生まれた年である(^^;)
2007/06/23(土)●完全燃焼(^^;)● |
7時起床。とんでもないピーカンの快晴である。
現場最終日、今日は神戸から高平さんと前田君がやってきた。昼飯抜きでぶっ飛ばして、何とか午後1時に作業終了。
帰りの養老SAできしめん&うな丼のセット。これは外れ(>_<)
2時からはトラックの中で阪神−日ハム戦聞きながら神戸に向かう。実は昨日奈緒ちゃんからメールで今日の甲子園のチケットがあるから行かないかという誘いがあったのだった。残念。試合は突然先発福原の危険球退場もあって、2点取られた直後金本3ランで逆転と面白い展開になった。しかし結果的には延長11回4-6で阪神は借敗し、日ハムは交流戦優勝を決めたらしい。
4時半過ぎに倉庫に戻り40フィートコンテナにローディングして、もうへとへと。今回は、昼間の仕事+朝晩の徘徊で完全燃焼したみたいだ(^^;)
6時過ぎに帰宅して風呂に入り、そのままベッドへ。しかし、今回の名古屋現場は、楽しくて充実した旅?だった。デジカメ画像もかなりの数があるので、またまた期間限定でスライドショー公開も考えている。乞ご期待。
なかなか良かったホテルパレス |
朝の梔子蕾 |
トラックからの空 |
養老SAの空1. |
養老SAの空2. |
いまいちだったきしめん |
2007/06/22(金)●早朝市場と名古屋タワー● |
4時起床(^^;) 曇り空だが何とか朝のうちは持ちそうだ。軽くシャワー浴びて、フロントに鍵を預けて駅裏方面へ向かう。
昔風の商店街を上がって西側の路地方面を下る。途中数回猫を発見するも、さすが名古屋の猫だけあって?すぐ車の下に逃げ込んでしまう。ちょっとがっかりしてたところ、古い民家の板門の下の破れめから顔を覗かせてる猫発見。ほとんど道路に腹ばいになって撮影。なんと別の破れめからもう一匹も顔を出した。得がたいシャッターチャンスだったが、曇っててちょと暗かったのが残念。
椿町の市場は青果市場中心で、いかにも小規模の市場で、昭和の市場の雰囲気が残っている。なかなかいい感じである。また市場裏の路地に、ちょっと妖しげな看板の店も発見。今夜行くことに決定(^^;)
その後太閤付近を散策。このあたりは木賃宿が多い。もっとも名前は「サラリーマンホテル」となってる。1泊\1,500〜\2,000で「下宿可」なんて書いてある。西成あたりの労働者ホテルみたいなものだろう。ここらあたり一帯も昭和の風景を色濃く残してる。名古屋泊りがけで遊びに来るときには一度ここらを利用してみたい。この夏の「青春十八切符」が狙い目かな。
7時前にホテルに戻り、もう一度シャワー浴びて、現場二日目。奥井さんと前田君も神戸から来ていた。予想通り昼前から雨は本降りになった。
昼は昨日と同じ「珍味」で、台湾豚骨ラーメンと肉丼。ラーメンは美味しかったが肉丼はちょっと失敗だった。
ホテルに戻ったころにはかなり雨も小ぶりになってた。風呂使って、フロントでビニール傘借りて外出。今日はまず栄方面まで歩くことにした。名古屋駅から地下鉄で3駅だが駅間が短いので大したことは無い。途中堀川にかかる納屋橋の東岸にこじんまりとした瀟洒なビルを発見。小雨の中、このビルだけは異常な磁力を発散してる感じだ。入口の石門上部には[加藤商会」と書いてあるが、1階は「サイアムガーデン」というタイ料理店、河畔に面した地階は堀川ギャラリーになっている。近くの案内板によると、昭和6年竣工のビルで、後タイの領事館になったりいろいろあって、つい最近修復改修工事を終えて、有形文化財に指定されてるらしい。建物上部はレンガ風のタイル張り、下部は石造風で直線的なアールデコっぽい実にステキなデザインである。ギャラリーだけでも覗いて見たかったがすでにcloseだった。高級タイ料理店「サイアムガーデン」のHPにこのビルの紹介がある。
そのまま桜通りに上がり名古屋タワー方面へ。ライトアップされた名古屋タワーが、以前のやややぼったいイメージを払拭するくらい美しく見えた。ライトアップされてるせいかとも思ったが、やっぱり以前と違ってるぞ。後で聞いたら去年6月にリニューアルしたらしい。やっぱり名古屋の好景気の波及だろうな。雨上がりに金色のライトアップで、Morris.は三脚使ってデジカメ撮りまくった。Morris.には珍しく縦構図でも撮影してみた→。
タワーの西側に「新風舎」というバラエティショップみたいな本屋があったので冷かす。自費出版中心の出版社のショールームみたいな感じで、内部も本屋というよりプレイルームのようだった。でも並んでる本はいかにも自費出版という感じで、コーナーまでもうけられてた猫の写真集も、Morris.の猫写真より落ちるんじゃないかというものが多かった。カウンタのお姉さんから声をかけられて、猫の写真の話して、Morris.のデジカメ画像見せびらかしていたら、客のお姉さんからも見せて欲しいとのリクエストがあった。ついでにMorris.部屋の宣伝もしておく。しかし、後で知ったことだが、この出版社は色々問題を起こしてるらしい(^^;)
そろそろ腹も減ったので、地下鉄で名古屋駅に戻り、今朝目星をつけておいた椿町の妖しい店「ロジウラのマタハリ」(^o^)へ、ものすごいネーミングである。「春光作戦」とかいう中国映画のタイトルも看板に併記してあったから、こちらが本名なのかもしれない。カウンタとテーブル二つ三つのこじんまりした店で、ひとクセもふたクセもみクセもありそうなママと、シェフ二人でやってるらしい。壁には色紙が並べてあり、浪速の座在日歌手趙博や楳図かずおの名前もあった。メニューはエスニックで、週変わりりのタイカレーが売り物らしく今週のタイカレー(イエロー)を注文。Morris.はこのところ自製のグリーンカレー専門だが、久し振りのイエローカレー、まろやかでも味はしっかりしててパクチーも混ぜこんであり、ココナツミルクの香りも立ってて、なかなか美味だった。
「ロジウラのマタハリ」のすぐ隣りの立ち飲み屋「角打」に入る。3m四方くらいのこれまた小さな店でまだ若い大将の話によると開店してまだひと月とのこと。日本酒、ビール、焼酎と何でもありで、Morris.は黒霧の水割りにしておく。1本\100の串カツが値段の割りに美味しい。カウンタ隣りのお姉さん二人と色々話してまたまたデジカメ猫画像で盛り上がる。
11時過ぎホテルに戻る。なかなか楽しかったなあ。
金時湯の煙突と物干台 |
おっ!門の破れ目から覗く猫 |
こちらにもまた一匹 |
椿町市場の朝 |
椿町の青果問屋 |
路地裏の妖しい看板 |
開かずのドア? |
骨董的風呂釜 |
工事の残欠かと思ったが作品だった |
納屋橋河畔の瀟洒なビル |
一階は高級タイ料理店 |
魚眼な名古屋タワー |
妖しい書店というかショールーム |
名古屋駅には警官が多い |
朝見つけた妖しい店に突入 |
趙博や楳図の色紙が |
大満足のイエローカレー |
立ち呑み「角打」 |
2007/06/21(木)●大名古屋ビルヂングと海老カツ丼● |
4時起床(>_<) 西根君と名古屋名東区のアメリカ人ピックアップ現場、二泊三日である。名古屋からはとしろうが3日間入るし、明日は神戸から奥井さん、前田君、明後日は高平さん、前田君が入るとのこと。
Morris.は午前中台所に入り、明日は雨らしいということで、午後は屋外の梱包。これが大きな陶器の鉢が8個もあってかなり時間を食ってしまった。
昼食は近くの「珍味」という台湾料理屋で、豚骨ラーメンと中華丼のセット。ラーメンは麺がチリチリというのが嫌だったがスープは合格、中華丼はめちゃ美味だった。
最近名古屋での泊まりはたいてい、金山駅近くのホテルを使ってるのだが、今回は名古屋駅南西の「パレス名古屋」というホテルだった。名古屋駅まで500mくらいだから近いとはいえないがまずまずの立地である。
さっさとシャワーすまして、とりあえず、駅方面に向かう。途中駐車場で猫発見(^o^) 車の下に潜ったところを三脚で撮影。ちょっと暗いめだけど、その分眼がまん丸になって可愛く撮れた(^^;) さらにその近くの公園に数匹の仔猫が遊びまわってるのを見つけた。この公園は隣接してるビルの所有地らしく中に入ることはできなかったが、金網越しに撮りまくり。中でも胸の白い雉猫の可愛さはまさにフォトジェニックというしかなかった。
駅の表玄関ともいうべき東側は、50階前後の3タワーに象徴される名古屋の好景気を誇示するスクエアになってるし、工事中の螺旋形のモード学園ビルもなかなかカッコ良かった。でも、Morris.はやっぱり名古屋の象徴といえばあの「大名古屋ビルヂング」しか目に入らない。初めて地下からこのビルヂングに入る。地下は食堂街、1階は銀行や専門店、低層楷は医院やカルチャー施設。上はオフィス、屋上はビヤガーデン(いいかげんだけど)みたいな感じ。通路やエレベーターも回りの最新ビルと較べると如何にもレトロである。
夕食は駅前(東口)より駅裏にしよう。竹橋町笈瀬通り交差点の角に「みのや」という、うどん、そば、丼ものの店があり「海老カツ丼 \700」というメニューに惹かれて入る。名古屋といえば「海老フリャー」が有名だが、海老カツというのはこれまで食べたことが無い。出てきたのは小ぶりの海老7匹並べてカツにした豪華版でぷりっとした歯ごたえと海老独特の食感がたまらない。味つけも上々で、これなら大盛り(\850)頼むんだった、と後悔したくらい。店員の対応もいいし、壁に貼ってあった雑誌の紹介によると、ここのカレーうどんが大好評らしい。ともかく大満足で店を出て、コンビニで缶ビール買って飲みながら夜の下町徘徊。椿町あたりは台湾料理や焼肉屋も多いので在日外国人が多いようだ。閉店しかけたキムチ店のおっちゃんに付近に韓国カラオケの店なんてないか聞いたが知らないとのこと。でも、このあたりは小さな市場で、早朝4時ごろから店開けてると聞いたので、今夜は早めに切り上げて明日早起きして朝の散歩を楽しむことにする。
9時過ぎにホテルに戻り、ロビーのPCでメールや掲示板のチェック。これからは、各室にインターネット備えてるホテルが増えると思う。
現場隣りの兄妹 |
現場庭の脚長蜂 |
太閤駐車場のトラ猫 |
囲われた公園でkids発見 |
仔猫のウィンク |
フォトジェニック!! |
未来を見つめる? |
建築中のモード学園ビル |
大名古屋ビルヂング |
ビルヂング一階の威風堂々 |
うどん みのや本店 |
海老カツ丼 |
2007/06/20(水)●234567● |
西根、溝渕君と西宮東鳴尾のアメリカ行き荷物ピックアップ現場。某製紙会社の社宅で、Morris.はずっと2階で梱包。昼飯抜きで1時前に作業終了。昼休みは青木の浜辺のサンシャインワーフで一服。電機屋や服屋やファミリーレストランなどのあるシーサイドショッピングセンターだがMorris.とは無縁である。しかし目の前の東神戸港と東神戸大橋を望むランドスケープは悪くは無かった。
久し振りに千疋屋へ。今日の定食は鯵の唐揚げ餡かけとジャガイモの味噌汁。ごろごろと大ぶりのジャガイモの味噌汁は美味しかった。
帰宅してMorris.部屋見たらカウンタが234577だった。ゾロ目や連番好きのMorris.は数日前から234567の連番を狙っていたのだが、すでに連番の10個あとの234577だった。残念(^^;)
交流戦、甲子園の阪神-楽天。ルーキー上園が大好投で6回1安打無失点、大事を取って7回ウィリアムス、8回久保田と続けたのだが久保田が二死満塁のピンチを招き、藤川が何とか押さえ、そのまま9回も押さえて、結果的には昨日に続く完封リレーで5-0の快勝。Morris.としてはせっかくだから上園に行けるとこまで投げさせたい気もしたが、明日明後日連休だし、リリーフ三枚看板の阪神の威力を見せつけるという意味では悪くは無いだろう。
明日から3日間名古屋での仕事。しばらくMorris.部屋も更新できないので、よろしく。
青木サンシャインワーフ点景 |
エノコロ草と雉子猫 |
アイリスの蕾 |
2007/06/19(火)●「東学農民革命100年」7月発行● |
7時起床。久し振りに部屋の掃除と洗濯と朝風呂。
韓国歌謡の6枚組とか10枚組のCDをmp3でCDROMに焼き込む。こうやってどんどんmp3−CDROMが増えそうだ。さすがにDVD-Rに焼くのはもう少し様子を見ておこう。
昼過ぎ自転車で六甲道に出て、銀行により灘図書館へ。TOHOで食糧勝手5時半帰宅。イルボンさんは昨日帰国、ムックさんは明日帰国の予定らしい。昨今のウォン高は韓国旅行者の懐を直撃しているようだ。
信長正義さんから封書で数年来の翻訳書「東学農民革命100年−革命の野火、その黄土の道の歴史を尋ねて」(金恩正、文Q敏、金元容著、信長正義・訳、朴孟洙・監修)が7月に発行されるとのお知らせ。「甲午農民戦争」の別名でも知られている1894年の農民蜂起から100年目の1995年に韓国で刊行されたもの。この蜂起を押さえるため朝鮮朝廷が清に援兵をたのんだのをきっかけに日清戦争が始まり、日本は戦時中朝鮮に内政干渉して親日政権を作った。農民軍は同じ年に抗日闘争を目的に第二次蜂起をするが、日本軍は徹底的にこれを潰してしまった。つまりこれが日本における半島支配の始まりとなるわけで、朝鮮近代史に大きな意味を持つ事件だったことは言うまでも無い。本書は3人の研究者と「全北日報」記者3名が2年間のセミナーと現地調査をもとに連載した新聞記事を単行本化したものでその年の「韓国記者賞」を受賞した。翻訳書も600pの大作で価格も\5,040と安くはないが、予約だと\4,380(送料込み)で受付中とのこと。関心ある方ははつぶて書房まで連絡よろしく。
つぶて書房 〒652-0804 神戸市兵庫区塚本通5-5-23-2B TEL.FAX. 078-578-1486
http://www.mmjp.or.jp/tsubute
tsubute@as.email.ne.jp
今夜の阪神−楽天は、下柳、久保田、ウィリアムズ、藤川の完封リレーで、1-0の最小得点で逃げ切り。ほっ(^^;)
島田和夫部屋スケジュール更新。
なかなか好きな柄である |
アゴが外れそう(^^;) |
これはセスジスズメ |
2007/06/18(月)●威風堂々な彼女● |
何と昼前にDVDプレイヤ到着。早速接続する。やたら裏側の端子が多くてちょっと手間取ったが何とかなる。昨日見損ねた「威風堂々な彼女」を見始める。昨日今日で全20話見終えた(^^;) 一頃の冬のソナタブームにはまったおば様モードだね。いやあ、このドラマはペドゥナらしさが横溢してて良かった。韓国ドラマの主原料である、双子の取り替え、火事、入院、姉妹の恋のさやあて、初恋の人との再会、とネタは充分揃ってるし、何といってもペドゥナが突然未婚の母として再登場する場面なんか衝撃的だった。かなりお下劣な場面も多いのだが、そこはペドゥナの存在感で押し切り、ペドゥナに思いを寄せる破産寸前の食品会社社長が赤ちゃんのウンチだらけのオムツ替えるシーンなんかあまりにリアルで、日本だと絶対クレームだろうな。
ペドゥナが実のハラボジ(祖父)と知らずに、賭けをやったりサウナに行ったり、映画に行ったりして交情を深める場面もなかなかよく出来てた。姉は途中で自分が実の娘でないことを知りながら、ペドゥナに隠しつづけ、果ては肝臓癌の実の母親に「このままだまって死んでくれ」なんていうし、ペドゥナの食品会社に罠を仕掛けるわ、社長を誘惑しようとするなど、顔に似合わずエグい行動の連続。子供時代から優しさを強調しながらの豹変振りは、韓国ドラマの中でもちょっと異常といえるかもしれない。Morris.は社長より、初恋の相手で医者である男の方が好きだったけど、あまりに「いい人」は韓国ドラマでは損な役回りをすることになってるらしい。
これで、Morris.もペドゥナの作品を結構数多く見たことになるぞ。ほとんど巻田さんのおかげである。現時点でのMorris.の好きな作品の順位は
1.リンダリンダリンダ
2.威風堂々な彼女
.3.ローズマリー
4.仔猫をお願い
5.春の日の熊は好きですか
6.吠える犬は噛まない
7.漢江の怪物
8.青春
ということになる。
ところで、このDVDプレイヤーはmp3プレイヤーとしても使えると書いてある。ずいぶん以前、今は無きソウル黄鶴洞の泥棒市場の屋台で買ったまま、ほったらかしてたCDROM3枚の韓国歌謡mp3データを突っ込んだら、ちゃんとプレイできてる。すごいぞ。一枚に160曲くらい入ってるから、ほとんど8時間くらい連続で演奏できることになる。おまけにこのCDROMには、前から気になってたかなりヤバい系のフォーク歌手ハンデスのアルバム2枚分(24曲)が収録されてたのだった。イルボンさん提供の10枚組CD「韓国歌謡博物館」の中に入ってたハンデスの「コムシン ゴム靴」という1曲にしびれてたのだが、このCDROMにも同じ曲が違うバージョンで入ってた。どっちもすばらしい。他にも実に良さげな曲満載である。
そのままずっとこのアルバム流しっぱなしである。他にもトゥルグックヮ、キムクヮンソク、サンウルリム、ポムヨルムカウルキョウル、イジョンソン、ユンジョンシン、チャウリム、イスンファン、S.E.S、GOD、チョソンモ、COOLといった、懐かしのロック、フォークからK-POPのはしりあたりが勢ぞろいである。Morris.の守備範囲であるトロットはないが、聴くだけならこちら方面も悪くはないと思う。3枚のうち1枚は日本曲で、こちらはaiko、安室奈美恵、X-JAPAN、Zard、Wands、大黒摩季、trf、とaiko以外はほとんど興味無しである。
CDROMでこれだけの曲が入るということは、DVD-Rなら千曲近く収録可能らしい。こうなると50時間以上連続演奏可能か。何か恐ろしい世界である。
社長よりギターに夢中 |
ペドゥナはカメラ上手いらしい |
この表情には降参するしかない |
【葉桜の季節に君を思うということ】歌野晶午 ★★☆ 前に2冊読んで、あまり気に入らないながら、何となく気になってた作家で、世評の高いというこの作品を稲田さんに貸してもらって、読了。もうこの作家のものは読まないことにしよう(^^;)
若いころ探偵事務所に勤め、暴力団に内偵者として送られ、現在は何でも屋みたいなことをやってる主人公が、駅のフォームで投身自殺を図った女性を助け、そこから悪徳セールス会社の保険金殺人事件に巻き込まれる。過去と現在の入れ替わりが激しい展開もMorris.の好みではないが、読者への登場人物の年齢詐称というかあざとい手口で作品を一くくりにするやり方は、嫌いである。日本の本格推理を自称する作家が時々やる手で、実は男と思われた主要人物が女だったり、子供だったり、探偵だったりで、それを故意に分からないように記述していく、こういうのは姑息としか思えない。悪徳グループのやり方や、トリックなどはそれなりに調べたり考えたりしてるのだろうが、Morris.には合わないということだろう。
「年寄りは社会のお荷物なんだよ。最近の年寄りは長生きしすぎ。八十、九十まで生きやがる。社会の役に立つのなら、ヨーダのように九百年生きてもかまわないが、ほとんどのジジババはただの穀潰しだ。国家の財政は逼迫しているというのに、三千万人ものジジババが、お国から年金という名の小遣を頂戴している。三千万!? おいおい、全人口の四分の一がただメシ食ってんのかよ。すごい国だな。ここは。迷惑なのは若い衆だ。国の金庫がピンチだからといって保険料を引き上げられる。そのくせ将来自分が受け取れる保証もない。だから滞納するやつが増え、ますます保険料が上がる。その一方で、医学は発達し、食生活が向上するものだから、年寄りはますます長生きしやがる。年金受給者が膨れあがり、保険料の引き上げにつながる。ふざけんなってーの。年金だけじゃないぞ。医療費は優遇されている、公共交通機関も無料だったり大幅な割引きがあったりだ。そうやって何くれとなく補助してやり、それが結果的にこの国を食い潰すんだよ。ジジババの意識にも問題がある。優遇されて当然と思ってやがるからな。シルバーシートの真ん中にふんぞり返り、両脇に荷物を置いてるバカもいる。まさに老害だな。与えられるだけ与えられておいて感謝の気持ちを表わさない人間はクソだ。少しは社会貢献を考えろよ。じゃあ年寄りにとっての社会貢献というのは何かというとそりゃ、とっととあの世に行くことさ。だいたい『余生』なんていうが、余りというからにはなくてもいいものなんだよ。だったら潔く捨てちまえ。だろ?」
悪徳グループ社長の台詞で、主人公はもちろんこれに反発するのだが、こういう台詞を自分の作品に書けるというだけで、げんなりさせられる。
タイトルとテーマともなった「葉桜の頃」云々で、桜の花の後への世間の無視を、老人の姿に投影してるつもりらしいが、葉桜や桜紅葉を愛する人がいないとでも思ってるのだろうか。
與謝野晶子の絶唱とも言える「晩秋」を引いておく。
晩秋 與謝野晶子
路は一すぢ、並木路
赤い入日が斜に射し、
點、點、點、點、朱の斑
櫻のもみぢ、柿もみぢ、
點描派(ポアンチユリスト)の絵が燃える。
路は一すぢ、さんらんと
彩色硝子に照された
廊を踏むよな酔ごこち、
そして心からしみじみと
(;_;)ぐましい気にもなる。
路は一すぢ、ひとり行く
わたしのためにあの空も
心中立てに毒を飲み、
臨終(いまは)のきはにさし伸べる
赤い入日の唇か。
路は一すぢ、この先に
サツフオオの住む家があろ。
其処には雪が降つて居よ。
出て行ことして今一度
泣くサツフオオが目に見える。
路は一すぢ、秋の路、
物の盛りの尽きる路、
おお美くしや、急ぐまい、
點、點、點、點、しばらくは
わたしの髪も朱の斑……
2007/06/17(日)●処分品には訳がある(^^;)● |
うっぷ(>_<) すごい宿酔である。
GAOでチャンナラ「明朗少女成功記」見てから、先日引越現場で手に入れたDVDプレイヤーで巻田さん提供のペドゥナのドラマ「威風堂々な彼女」(全20話)を見始める。子役で始まったのでしばらくペドゥナは出てこないかと思ったら、すぐペドゥナ登場。しかも、あっというまに初恋、別れ、父の焼死、双子として育てられた姉はソウルの財閥宅に引き取られる。その後再登場のペドゥナは何と未婚の母(@
@) こんな展開の早いドラマも珍しい。今日は一日このドラマに漬かることにしたのだが、何と途中で映像がモザイクだらけになってしまった(@
@) やっぱり処分品には理由があったわけだ(>_<) 続きはPCで見ようかとも思ったが、一度専用機使うと、PCで見るのが面倒になる。ヤフーオークションで安いDVDプレイヤーを物色。残り1時間で現在\4,000というのが見つかった。「J-dedi DVD−983×1」という聞いたことの無いメーカー製品だが、リージョンフリーというのが気に入った。とりあえず\4,100で入札しようとしたら同額入札が先にあったとのことで\4,200で再入札。結局この金額で落札。ただし、消費税、宅配料金、代引手数料で、合計\5,900になるらしい。製品料金の半額近くが別途にかかるとしてもこれは安い方だと思う。安かろう悪かろうということもあるが、いちおう新品だから動かないということは無いだろう。ともかく明日には配達される。速いな。
鹿嶋さんからメールで、曜日の「曜」の造り(右側部分)が最近はカタカナの「ヨヨ」という形になっていて、ここを「羽」と書いたら友人が小学生の通信教育で間違いだと指摘されたとのこと。
もともとこの造りの部分は音読みで「テキ」、鳥の羽ととり(ふるとり)の合成で、美しい羽の鳥で雉子のことをさすらしい。もともと羽であったことは間違いないだろう。PC上で現在Morris.が使ってるMicrsoft IME 2000では、「羽」と「秩vの両方があるし、「曜」「耀」は「ヨヨ」、「櫂」「翅」は「秩v、「習」は「羽」になっている。かなりいい加減である。これはJIS漢字を決めるとき第一水準漢字に限って簡略化したためではないかと思われる。ともかくも、小学生が「曜」の造りの上部分を「羽」と書いたら間違いと言うのは間違っている(^^;)と思うぞ。
2007/06/16(土)●9回に9点(^o^)● |
たまには吉美ちゃんと昼食でも一緒して、長いこと借りっ放しののだめも返そうと思って連絡入れたけど、別用があるとのこと。
昼からラジオとTVで阪神-ロッテ戦。8回終って2-7の劣勢。あ〜あまた負けかよー(>_<)って思ってたら、何と9回阪神打者14人の猛攻で、11-7と大逆転、その裏は藤川がぴしゃりと抑えて試合終了。たまにはこんなこともあるのね\(^o^)/
嬉しくなって、酒屋で缶ビールとスーパーニッカ買う。これで今夜は沈没必至である(^^;)
【狼女 Um lobisomem】大沢在昌 ★★★☆ 「新宿鮫」シリーズの第9作である。大沢といえば新宿鮫と太鼓判を捺すMorris.だし、待ってました!!って感じで読み始めたのだが、何となくすんなり読めない。盗品市場を仕切る元公安の間野、中国人女性明蘭、関西の広域暴力団員毛利の三角関係と、鮫島同期の香田の外国人犯罪者を暴力団によって駆除しようとする裏取引がからんでそれなりによく出来たストーリーだったのだが、いつもの薀蓄癖(^^;)が、今回は「都市論」で、「世界都市」の概念とそそうなりかけている東京で、移民労働者のための独自の流通機構を作り上げようという間野と鮫島の会話部分は興味深かった。。
「君は勉強のできた人間だ。だからこそ、キャリアになった。まあ、学校での勉強が、ということだろうが。世界都市という概念を知っているかね」
「資本主義のある到達点のようなものだろう。企業の国際化、情報や会計などの一極集中によって、都市は富裕層と低賃金労働者層に二極分化する。先進国製造業者は第三世界に移動し、その結果、移民労働者の大量流入を招きインフォーマルエコノミーが成立する」
鮫島はうろ覚えの知識で答えた。
「到達点ではないが、資本主義経済が今や世界システムといえる以上、避けては通れない都市のあらわれかただ。ここで重要なのは、第三世界と世界都市のあいだには、イデオロギーとは無関係なある種のつながり、ヘソの尾のようなものが生まれる、ということだ。多国籍企業の第三世界への進出は、その世界の住民に、多国籍企業が本拠地をおく先進国の情報をもたらす。早い話、トヨトの原義工場で働く、第三隻の住民は、トヨタを送り出した日本という国の情報を必然的に得る。その彼らが、移民労働者として、海外に向かおうとするなら、情報を前もって得ている、日本という国をその対象に選ぶのは、当然のことだ。突然、何ら情報もない他の先進国を移民先に選ぶことはありえない」
「だからあんたは外国人の見方をするというのか」:
「ことはそれほど単純ではない。インフォーマルエコノミーの概念を−−」
「『そこにはいない人間』による労働市場の構成だ。国家は決して認めることはないが、当事者間には存在し、通用する権利と義務でつながった社会関係を生み出す」
「まさに君たちが直面している問題だ」
「犯罪は労働じゃない」
「労働だ。対価を生まない作業に従事する者はいない。もしそれを労働と認めないのなら、犯罪者はすべてボランティアということになる」
鮫島は首をふった。
「犯罪が労働だと認めたとしても、正当化はされない」
「第三世界の話に戻ろう。移民労働者はその国の経済に支配されるが、出稼ぎの外国人労働者が先進国で得た収入を本国に還元しようとするとき、最も効率のよい分配方法は何だと思う」
「わからんね」
「彼らは、本国での人件費との差益を地域に還元させるシステムをもたない。だが犯罪組織がそこに介入すると、ある種理想的な地域還元システムが生まれる。南米の麻薬カルテルは、地域のための病院や学校、保育施設などを作り、コカインで得た収益を還元していた。犯罪組織の上納金制度はいかなる国んも存在し、有無をいわさず、税金以上に逃れることを許さない。そうしたシステムをもつ組織は、先進国、第三世界を問わず、世界都市へと向かう資本主義経済の流れにあって、最も強固な地盤の上にのっている、そうは思わないかね」
「稜知会のことをいっているのか」
「私の野望は、彼らに拮抗しうるシステムを作りあげることだった。できれば出稼ぎ労働者ではなく、移民労働者として受け入れられたメンバーによってね」
後記にも紹介されてる、都市学関連書からの受け売りかもしれないが、それなりにうーんと、うならせる仕上がりである。こういったうがちは大沢作品の香辛料みたいなもので、ファンにとってはそこがまたたまらないのかもしれないが、ストーリーをぎくしゃくさせることにもなりやすい。
また本作の唯一のヒロインといっていい、中国女性の自立心と異国での成功への努力などが大きなテーマになっていて、タイトルがそれを示してもいるのだろうが、「狼男 lobisomem」に女性冠詞「Um」をつけて「狼女」というのはあんまりではなかろうか。
巻末に新宿鮫シリーズの一覧があったので写しておく。
1.新宿鮫 孤高の刑事・鮫島鮮烈に登場、衝撃の第一作。日本推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞受賞作。
2.毒猿 「職業凶手」毒猿に新宿が戦慄する。哀しみに溢れる歌舞伎町の女・奈美の愛の行方は−−感動と興奮の第二作。
3.屍蘭 売春婦に絡んだ殺人事件を追う鮫島に突然、汚職と殺人の容疑が! さらに襲う執拗な罠。孤立無援の戦いを描く第三作。
4.無間人形 新宿に現れた新型覚せい剤を追い、賢明に密売ルートを探る鮫島。しかし密造犯の手に恋人・晶が!? 直木賞受賞の第四作。
5.炎蛹 "恐怖の害虫"の蛹の行方は? さらに放火、連続殺人−−錯綜する犯罪と凶悪事件が冬の終わりの新宿に凝縮する第五作。
6.氷舞 元CIA殺人を探る鮫島を絶体絶命の危機が待つ。公安の奥深くに隠された秘密とは? ラストに絶望と至福が待ち受ける第六作。
7.灰夜 初めて訪れた街で謎の敵に拉致監禁された鮫島。最悪の状況下、鮫島の熱い怒りが弾ける。男の誇りと友情を濃密に鮮烈に描く第七作。
8.風化水脈 元ヤクザ、薄幸の女、謎の影を持つ元警察官−−過去kに縛られた男女の様々な思いが、街=新宿を流れる時の中で交錯する。
心打つ第八作。
9.狼花 シリーズのターニングポイントとなる第九作。本作。
Morris.はこのシリーズ大部分、いやたぶん全て読んだはずであるが、こうしてタイトル並べられて内容を思い出せるのは2,3作しかない。Morris.の記憶力の問題なのかもしれないが、それほど印象に残るストーリーが少ないのではなかろうか。エンターテインメントはそれが良いのかもsれない。しかしこの第九作は「シリーズのターニングポイント」になるのかあ? ということはあと8作くらいは書かれるということかなあ。期待しておこう。
いずれにしても、言語、習慣、文化の異なる外国人を対象にした捜査は難しい。対応をあやまれば"国際問題"に発展する可能性もあるので、現場警察官は及び腰になりがちだ。
スリや窃盗、違法薬物の密売など、現行犯逮捕できる特殊な状況を除けば、情報収集や行動確認はほぼ不可能とあきらめることが多い。
だがそれは日本一国の問題ではない。国外からの多くの流入者を抱える先進国は等しく同じである。
その問題への対策はひとつしかない。日本への帰化外国人を警察官として採用することだ。今から数十年後、日本での二世、三世に日本国籍が与えられるようになれば、可能になるかもしれないと、鮫島は思っていた。
外国人犯罪の取り締まりのために、日本の警察の限界を嘆きながら、鮫島の思いついた解決策というのががこれだが、ちとおそまつだと思った(^^;) 日本における帰化政策の現状をまるでわかってないようだな。
2007/06/15(金)●芸術的● |
今日は倉庫と事務所で一日フォトグラファー(^^;) 梱包作業の詳細とHP等に使用する全社員のポートレート撮影。証明写真なら別に問題ないが、笑顔をというリクエストだったので、結構苦労した(^^;) ついでにMorris.もセルフタイマーで撮影したが一人で笑うというのもおかしなものである。昼食は初めて行く港湾食堂で、A定食\500でカツ丼&うどんというのは安いが、味の方は破滅的(>_<)だった。最近割りとよくラジオ韓国日本語放送を聞いている。日本のマスコミではあまり報道されない韓国ニュース(10万ウォン札の発行とか)を聞くことができるし、一口韓国語会話も日本の講座では出てこないフレーズがある。昨日の放送では「上手い」というのを「エスリダ-芸術だ」というのが紹介されてた。日本だと「プロ並みだ!!」といったニュアンスだろう。相手が手際良く何かをやったら「エスリダ!!」というわけ。これはけっこう使えそう。今日のフレーズは「ター-全て」という意味の単語の日本とはちょっと違った使い方で、で「ターワッタ−全て来た」が「もうすぐ到着する。「ターヘッタ−全てやった」がほとんど終わり、」「ターモゴッタ−全部食べた」がもうすぐ食べ終わるというように、まだ未完の状態でもこの「ター」を使うということだ。ここらあたりに日韓両国民の性格の違いを見ることができるかもしれない。
でもこの「ター」を使うということだ。ここらあたりに日韓両国民の性格の違いを見ることができるかもしれない。
これは何の花だろう? |
こんなときも身土不二のMorris..(>_<) |
ランタナと揚羽蝶 |
2007/06/14(木)●雨の動物園● |
朝から雨。どうやら神戸もいよいよ梅雨に入った模様。でも、今日は休みだから平気である。と、いいながら昼から飽きもせず動物園に(^^;)
雨の動物園というとMorris.は韓国全州の動物園を思い出す。89年冬の2回目の韓国旅行の時、全州に着いたら雨だったが、宿の近くに動物園があるというので行った。看板には「麒麟苑」と書いてあり、園内はほとんど客はいなかったが、孔雀が多数いて雨の中豪華な羽根を広げてくれた。
●雨の「麒麟苑」孔雀等吾を憐れみて翡翠鱗粉の綺羅撒き散らす 歌集『冬の旅』より
今日の王子動物園もやはり雨のため客は少なかった。今日のまぬうはオスで、あまり活発ではないものの何度か地面に降りてくれた。もちろんデジカメ撮りまくったがこれというショットは無かった(^^;)。でも雨の日はいつもと動物の雰囲気が違うし、客がいないためか何となくリラックスしてる動物が多かった。
ヤマアラシも珍しく棘を逆立てて走り回ってたし、カワウソも嬉しそうだった。ちょうどカワウソの昼食時間に当ったらしく、職員がバケツに入れた泥鰌を池に投げ入れると、カワウソは水中で見事に泥鰌を補食する。泥鰌が可哀そうでもあるが、ついついその見事な動きに見惚れてしまった。先日見た韓国映画「怪物」の動きにちょっと似てる感じがした(^^;)
栗鼠と小鳥の森はまだ工事中だったが、切り株の上で餌を食べてる栗鼠も観察できた。紫陽花も見頃である。
後は専用読書室で葉書書いたり本読んだりする。雨のため誰も来ないのでゆっくりくつろぐことが出来た。
4時帰宅。飛田さんのブログで花壇の花の名前の質問があったのでそれに関連してネット検索してて、すごく素敵なHPを見つけた。岡山理科大学植物生態研究室のHPで、植物の種名、科名の五十音順の一覧が充実しているし、雑学事典というコーナーにある雑木林の植物出現頻度ベスト50種と、水田雑草一覧などは見るだけですごく勉強になった(^^;) これで先日「一重の梔子」と書いたのが実は「テイカカズラ」だということも分かったし、これまでずっと「山ツツジ」と思ってたのが「コバノミツバツツジ」だということもわかった。水田雑草も名前と実物の齟齬が多数出てきたし、実に役に立つページである。もちろんリンクに追加。
阪神、2点リードされてたが8回に何とか同点に持ち込むも、あっさりその裏に1点取られ、9回も林、金本と連続三振でゲームセット(>_<)。
今日のまぬう(オス) |
青木の葉陰から |
見返りまぬう |
雨の日の熊は好きですか? |
紫陽花と猿の檻 |
河馬は雨も平気 |
コモンマーモセット |
カワウソの水中補食 |
栗鼠の食事 |
ガブガブ!? |
ヤマアラシ |
ビントロング |
2007/06/13(水)●DVDplayer● |
今日は第二水曜日で缶瓶の回収日である。Morris.はこのところ部屋で缶ビール(発泡酒が多いけど(^^;))飲むことが多いので結構缶が貯まるのだが、ついつい出し忘れてて3ヶ月分大きなゴミ袋満杯になってた。集積所には数名が回収作業していた。毎日自販機を廻ったり拾ったりして回収してる人は少なくないが、この回収日はキャパシティを超える量が出されるだろう。いちおう神戸市が専用車で回収するわけだが、個人で回収する人たちはできればすべて自分らで回収したいと思ってるのだろうか?
住吉山手の現場最終日。4日取りの予定が作業が進んだので3日で終了ということになった。現場のガレージに処分品が積み上げてあり、中にまだ新しそうなDVDplayerがあったのでもらうことにした。SEGという聞いたことのない製品で、コンセントプラグは日本の||型でなく : 型だったから海外製品なのだろうが、裏を見たら100v〜240vまで使えると書いてあったので、日本の電源でも大丈夫だろう。
帰って韓国旅行に持って行く接続プラグ使ってテストしようとしたら、Morris.の持ってるのは : 型→||型でなく||型→ : 型だった(>_<)考えて見れば当たり前である。近所の電機屋にプラグ買いに行ったが扱ってないとのこと。結局ペンチで切って、日本のコンセント仕様に改造(というほどのことではないが)。
とりあえずこれでDVDテレビで見られるようになった。これまでずっとDVDはPCで見ていたのだが、最近のhigashi4号の調子を考えるとDVD見つづけるのは心配だったし、何となく落ち着かない。本当はそろそろDVDrecorderの購入も考えてはいたのだが、まずはPCを何とかせねば、ということで優先順位はかなり後回しになりそうだった。
さっそく巻田さん提供のペドゥナ「春の日の熊は好きですか」を見る。ともかく最後まで見ることができたぞ(^o^) 映画は三流小説家の娘でスーパーマーケットの売り子やってるペドゥナが、父に頼まれて図書館から借りる画集にメッセージが書かれていて、これがペドゥナへの恋文と思い込んで色んな男が登場するがおしまいはちょっとしたどんでん返し。いちおう恋愛映画と言えなくも無いが、どうもMorris.にはぴんと来なかった。もっとストレートなストーリーの方が良い。途中に挟み込まれる寸劇も、あまりにわざとらしくてストーリーの邪魔になってると思う。ペドゥナが時々黒縁のダサい眼鏡をかけるのも気に入らなかった。
阪神は10連敗中の西武戦。なのに岸に0-7の完封負け(>_<) 打線も不甲斐ないが、先発中村の四球パレードが一番の敗因だと思う。もう、駄目かなあ(>_<)
泰山木の花 |
日新倉庫解体工事 |
DVDplayer(一番下) |
2007/06/12(火)●朝鮮石像● |
昨日と同じ現場、二日目。昨日に続いて夏のような青空の下、Morris.は午後は裏庭で植木蜂やガーデンテーブルセットの梱包。今年もMorris.の暑さへの抵抗力は維持されているようだ(^^;)
コンビニ弁当の昼食の後は白鶴美術館付近の散策。美術館隣りに忠魂碑がありそれを守るように朝鮮の石像が立っていた。忠魂碑といえばたぶん太平洋戦争の戦死者を祀ったものだろうし、そこに朝鮮の石像というのは何だかな、と思ったが、もともと嫌いでないのでつい、見入ってしまった。
現場近くにある素敵な洋館の下のマンション前にもまたまた朝鮮石像発見。どうなってるのだろう。御影、住吉あたりは戦前から富豪の邸宅が多かったから、そういった富豪が金に任せて蒐集したもののなれの果てかもしれない。
5時過ぎに倉庫到着コンテナ詰めなどやって、7時過ぎ帰宅。
おはよう!!立葵 |
おはよう!!コガネムシ |
忠魂碑前の朝鮮石像 |
こちらはマンション前の朝鮮石像 |
素敵な洋館側面 |
洋館庭の泰山木 |
2007/06/11(月)●入梅(暦の上では)● |
朝からえらく良い天気である。雲ひとつない青空、暦の上では今日は入梅というのが皮肉である。
溝渕君ら5人で住吉山手のアイスランド人宅の4日取り現場の初日。近所に食堂ないので、コンビニ弁当(>_<)
Morris.は朝から一日台所梱包。昼は近所の散策。天神川沿で「龍王山大瀧」という大きな石の鳥居があったので上って行ったらいちおう修行場みたいな形になってる滝壷があったがどんなに贔屓目に見ても「大瀧」とはほど遠い小さな滝をそれでも水垢離できるように金属製の樋を使って空間に水を落下させている如何にも作為的な空間である。滝の後の岩には水垢離している修行僧の浮彫や左壁には不動明王の石仏もあったが何となく中途半端である。滝の手前の祠には「妙見大菩薩」が祀られていて、これは金属製の刀を振りかざしてるなかなか物騒な石仏だった。妙見菩薩は中国では北極星の守護神らしく、日蓮宗では星祭の本尊として信仰を集めているらしい。そういえば滝壷の前には「日音寺」という日蓮宗のお寺らしきものもあった。大滝入口手前に石段道があったので上ってみる。えらく長かったがたどり着いたらそこは住吉中学校だった(^^;) つまりは通学路だったわけだ。帰り道大まかに数えたら330段くらいあった。
5時半帰宅(。現場でもらったSANYOのCDラジカセで野球を聞く。下柳6回を零点に押さえたのに、阪神も音無しで7回から久保田に交代。結局終ってみれば0-1の借敗(>_<)
例の猫 |
ヤマモモ |
枇杷 |
龍王大瀧? |
妙見大菩薩 |
テイカカズラ |
住吉中前からの展望 |
素敵な洋館 |
ビヨウヤナギ |
2007/06/10(日)●朝帰り● |
朝6時にジャンカラ出て、前で記念撮影。JR天王寺まで戻り、朝早くから開いてる大衆食堂で朝食。カウンタだけの素朴な店だったが、Morris.の頼んだ豚汁は最低だった(^^;)。
イルボンさんは昼の便で釜山に向かうので、天王寺からJRで関空へ出ることに。残りの3人は環状線で大阪にもどり、MAQさんは新大阪で新幹線乗り換え。
Morris.とムックさんは快速で神戸に戻る。
ムックさんは格安航空券をゲットして来週からソウルに行くとのこと。裏山モードである。
8時帰宅。何はともあれこの日記だけ更新して寝る事にする(^^;)。
の、つもりだったのだが、巻田さん提供の韓国映画「漢江の怪物」DVDを見てしまい、何だか目が冴えてしまった。2時半からは阪神-ソフトバンクの試合が始まってこれを見たりしてそのまま起きてた(>_<)
野球は5回の裏で突然の集中豪雨で中断。1時間後に再開。0-1で9回藤川を投入して9階裏犠牲フライで同点。10回裏林の2ラン逆転サヨナラホームランで劇的勝利(^^;)
映画「怪物」はペドゥナが出演してるというだけで見たいと思ったのだが、ペドゥナの役がいまいちだったし、もともとMorris.は怪物ものは苦手の上、本作の怪物の出自も行動も変てこりんだし、ちょっとがっかりだった。
【乱世を生きる】橋本治 ★★★ 「市場原理は嘘かもしれない」という副題の集英社新書である。この新書で橋本は「『わからない』という方法」「上司は思いつきでものを言う」2冊を出してて、「上司は…」は確かベストセラーになったのではないかと思う。基本的にベストセラーは読まないことにしてるもりすなので、こちらは読んでないのだが、本書はいちおう3部作の完結篇に当るらしい。それが分かってたらこれも読まなかったかもしれないが、ついタイトルに釣られて手にとったのだからしょうがない(^^;)
これまたMorris.の嫌いな言葉「勝ち組・負け組」について書いてあるというのも手にとった理由の一つで、橋本がこの言葉についてどう考えてるかを知りたかったのだった。さすが橋本だけあってなかなかうがったことやひねりのある考察を開陳しているのだがどうも、Morris.にはぴんと来なかった。
おしまいあたりの「我慢」の論にだけ、共感見たいなものを覚えた。
「いるのかいらないのか分からないが、自分はそれを"欲しい"と思う」というのは、「欲望」なんかではなくて、実は「誘惑に弱い」ということです。「我慢]というのは、この「誘惑に弱い」に対する、最大の特効薬なのです。dから、「なぜ我慢はこの世から消えて、SMプレイの場にしかなくなってしまったのか?」と考えるのは重要なことなのです。
では、なぜ我慢というものは、この世から消えてしまったのか?我田引水を承知で言えば、「我慢とは、現状に対抗する力である」という考え方が、我慢が当たり前に存在していた時代には、存在しなかったからです。
「我慢とは、貧しさから出ているものである」と考えてしまえば、「我慢が不必要になるのが、豊かないい時代である」ということにもなりましょう。そして、誘惑に弱い、「いるのかいらないのか分からないが、自分はそれを"ほしい"と思う」を公然とする愚か者を野放しにする、アボらしい未来を作ってしまうのです。だから、「我慢」とは、現状に抗する力である」という考え方が必要で、このことを明確にさせなかったから、「我慢を当たり前にする昭和30年代」は、消え去ってしかるべき「負け組」になってしまったのです。
「我慢とは、現状に抗する力である」の主体は、「我慢をする我」であり「我々」です。「我々」が主体であって「現状」が主体ではありません。「現状が攻めてきても、われわれは主体的にこれに抗することができる」という考え方が、「"我慢"という現状に抗する力」という表現にはあるのです。これがとっても新しい考え方だというのは、多くの人が「我慢」というものをパッシブなものだと考えているからです。つまり、主体は「現状」の方で、「我々」はそれに圧されて我慢を強いられているです。そりゃそうかもしれないが、そんな考え方だけしていたら、「我々」はいつでも「現状に追随する者」になってしまう−−その結果が、現在の「なんかへんだな」なのです。
やっぱり良く分からないのだけどそれでも、何となく気にかかる文言である。本書全体がそういった感じを身にまとっているようだし、著者自身がそういった書き方もしている。
「著者」という存在は、うっかりすると、読者をぶら下がらせてしまうような存在です。そのあり方は「独裁者」かもしれないし、「読者という負け組」に対する「勝ち組」かもしれません。でも、そういうあり方は、もう古いのです−−私はそう思うので、「『乱世を生きる』がいいや」と思ったのです。
著者が読者にとって「勝ち組」になることはたしかにありえそうだ。そして著者がそれを否定するところが本書の値打ちなのかもしれない。しかし橋本ファンのMorris.にも、何となく釈然としない一冊だった。
【LAST ラスト】石田衣良 ★★☆☆ タイトルに「LAST」を冠した7篇を収めた短編集である。いわゆる「後がない」立場に置かれた主人公達の、あがきや、逃げや、諦めなどが描かれている。著者特有の小洒落た台詞や心理描写などが本書では空回りしているようだし、後味の悪い作品が多いのがMorris.の好みから外れてしまったのだろう。
たとえば、幼時性愛嗜好の医師に雇われてベトナムでその撮影を請け負ったビデオカメラマンを主人公とする「ラストシュート」では、医師のもってまわった言い訳などは呼んでて反吐を吐きそうになった。
「欲望というのはシールのように、対象にべたりと貼られてしまうものだ。その対象は自分では選べない。そして、最悪なことに、こいつの接着剤は強力で一度貼ると二度とはがれない。自分がほんとうに好きなものを愛し、欲望を抱くだけで、世界中から犯罪者として扱われるのがどんな気もちか、きみには想像もできないだろう。同性愛のほうがいくらましかわからない。すくあんくとも現代では職をなくすことも、刑務所にいれられることもないからな。わたしは決して愛してはいけないものを、一生愛し続けるしかないんだ」
声の調子がおかしかった。和利はそっと奈良原を盗み見た。通りの明かりが反射して、外科医の頬が濡れているのがわかった。自分の望むすべてを手に入れたが、幼い小児しか愛せない男。この世界には不幸の形が無限にある。
こういった調子である(>_<)
2007/06/9(土)●サランバン〜朝までカラオケ● |
昨日野球の後、またビール飲んで、潰れてたようだ(>_<) 11時起床。今日は東京から来阪のイルボンさんを迎えてのオフで、2時半にJ桃谷駅で待ち合わせる予定。何度かイルボンさんの携帯に電話したが通じない。何とか起きだして桃谷に到着。イリボンさんとおおきにさんが、かなり早くから桃谷に来て、あちこち見物も済ませてたらしい。ともかく猪飼野橋の石碑見て、御幸通り商店街流して、山田商店(隣りの新しい店舗に移転してた)で、イカフェとわけぎキムチ買い、ふらふらと鶴橋市場まで歩き、イルボンさんがケジャンなど買って、4時半にサランバンに挨拶と買ってきたアテを冷蔵庫に保管してもらう。
イルボンさんは天王寺の知人宅に預けておいたリュックを取りに行き、おおきにさんは知り合いのパン屋さんに差し入れのキムチサンド受け取りに。
5時半に鶴橋駅でイルボンさん、巻田さんと待ち合わせ寿司など買ってサランバンへ。おおきにさんがキムチサンド山ほど差し入れで持ってきてくれてた。感謝。おおきにさんはオフはパスで帰宅。ちょっと遅れてムックさん、その後ファピョンさん、さらに遅れてイルボンさんのお友達よしみさん合流。途中そらさんがちょこっとだけ顔を出したりもした。
8時前まで他の客はいなくて貸切状態。当然韓国歌謡歌いまくり。Morris.は前回の「朝までカラオケ」でノドをつぶした失敗を繰り返さないため今日はレーザーディスク交換係の責務を全うする(^^;) 結構歌ったけどね(^^;)
途中校長先生と女友達、サランバンファンクラブ会長歌麿さんもやってきて、きっちり11時まで歌いまくり踊りまくり。
その後Morris.、イルボンさん、ムックさんの3人はJR天王寺まで出て。予約しておいたジャンカラあべの店へ。三河からMAQさんが先に来て待ってた(^o^)
4人で朝6時までフリータイム。はじめ5人で予約してたためか、ソファでなく、板の間の部屋でこれもラッキー(^^;)である。
それから朝の6時まで休みなしに韓国歌謡歌いまくり。途中ムックさんはダウンして3時間ほど寝てしまったが、のこり3人は元気、元気、特にMorris.は去年の失態を取り返そうとはりきったなあ。とにかく全力投球+αくらいのがんばりようだった。朝6時ぎりぎりまで歌いつづけたことになる。
カラオケは3,4人が最適員数というのも証明されたような気もする。
猪飼野橋石碑前で |
おおきにさん差し入れのキムチサンド |
アチミスル合唱 |
歌って踊って |
サランバン記念撮影 |
ジャンカラ記念撮影 |
2007/06/18(金)●社長の血圧計● |
朝、社長からメールで、昨日持っていったうはら祭りの2枚のDVDの片方が、社長宅のDVDプレイヤーで再生できないとのこと。作り直して昼前に持って行くことにした。
スーパーで缶ビールと縮緬ジャコ買って持って行く。社長は明日から四国ツアーらしい。今日持っていったDVDも結局見られなかった。口惜しい。
長崎五島列島産の細うどんごちそうになる。その後、社長の血圧計でMorris.の血圧測ってみる。最高値180ちょっとだから、前よりは低いが、やっぱり高いことは間違いない。
しばらく飲んで、だべって、社長の黒い小型のマーチンギター触らせてもらう。Morris.のミニギターとは比較にならないくらい音がしっかりしている。それでもMorris.はミニギターの方が弾きやすい。3時半帰宅。阪神-楽天戦。1点差で負けてた阪神だが、9回裏、満塁から四球、死球で逆転勝ち。ラッキー(^o^)
五島列島産細うどん |
血圧測定中の社長 |
社長伴奏でアリラン |
2007/06/07(木)●ガス工事で水道までSTOP(^^;)● |
6時起床。NHKニュースで、ドイツのローカル新聞三紙がサミット会議に出席の安倍総理と間違えて新しい農水相の写真を掲載したと言ってた。
今日は午前9時から夕方まで前の道のガス工事でガスが停止するという通達が来ていたので、朝のうちに風呂熱めに沸かしておく。
時間どおりに工事が始まり、予想以上の騒音である。それは良かったのだが、10時前に作業員が上がってきて、水道は出るか?と訊く・ え?と思って蛇口をひねったが、水は出ない。「実は間違えて水道管に穴開けてしまったみたいなんですよ。しばらく我慢してください」だと。デジカメもって下に降りたら、確かに水道管から水がドボドボ流れている。作業員大慌てで修理しようとしていたが、やはり管轄がちがうと勝手もちがうようだ。とりあえずデジカメに収めておく。
ガスだけなら、まあ我慢できるが、水道が出ないとなると何かと不便である。水道局呼んだらしく、11時前には出るようになった(^^;)
風呂に入ってからセンターに行こうと、熱いお湯を水でうめようとしてたら、何と蛇口から泥水がぁ〜っ!!えらいこっちゃである。まるで有馬の黄金泉である(^^;) 結局風呂はつかえず。
自転車で阪急線路沿いに阪急六甲まで行く。ちょっと暑いがこのコースならそれほど高低差がなく、15分くらいで六甲到着。銀行に寄ってから稲田さんと「びーあん」で昼食。今日はポークソテーランチ。お茶も飲もうかと思ったが、団体おばさまが来たので、センターに戻り、事務所で鹿嶋さん飛田さんの奥さんらとコーヒータイム。朝のニュースの安倍総理写真間違い事件は誰も知らなかった。ニュースでもその後取り上げてないみたいだし、もしかしたら隠蔽工作やってるのかもしれない。まさかMorris.の空耳ではないよな(^^;)
その後、灘図書館に行き、館内で漫画「神聖喜劇」第6巻読み終える。いやあなかなかの力作だった。
帰りに社長のところにうはら祭りのDVDと写真持って行く。不在だったのでポストに投函。業務スーパーで冷凍食品などの買出し。店頭にえらくでかい「加賀太胡瓜」というのがあり、ほとんどズッキーニみたいだったので、これで大好きなホバクジョン作ることにした。4時半帰宅。ちょうどガス工事終るところだった。
つかきちゃんから新曲「元町マリィー」のシングルCDが届いてた。以前テスト盤はもらったのだが今回は正式盤。ジャケット写真はMorris.撮影のものである。ちゃんとクレジットも入ってて何か嬉しい。この曲はメンバーのサックスマーシー作詞作曲で、Morris.は最初聴いたときからお気に入りである。昭和歌謡ロックの香りとつかきちゃんのパンチの効いた歌がマッチしてる。普通シングルCDというとカップリングの曲やカラオケがついてるものだが、これは1トラックのみというのも潔いというか気合が入ってる。TSUKAKI & NEW CASTLEのHPでmp3のデモ演奏聴く事ができる。
「加賀太胡瓜」のホバクジョンもどきは、はっきり言って失敗だった。あれは単に大きな胡瓜だった。残り半分はサラダに使おう。
Morris.のブログ?「ノレ番Morris.8090」に最近はまってる曲「皇帝のために」をアップ。
ガス工事開始 |
誤って水道管を切断したらしい(^^;) |
真っ茶色の水が(>_<) |
「びーあん」のポークソテー |
加賀太胡瓜 |
「元町マリィー」TSUKAKI & NEW CASTLE |
【プレイバック】 レイモンド・チャンドラー 清水俊二訳 ★★★ 言うまでも無く原ォの作品読み終えたので、途方にくれたMorris.の当然の道筋として、彼の小説の指針ともいうべきチャンドラーの作品を読むことにしたのだった(^^;) しかしこの師匠も寡作家である。前に「可愛い女」を読んだのだが、本書はチャンドラーの最後の作品、つまり遺作ということになる。正確には未完の長編があって、これは89年にロバート・B・パーカーが書き足して完成させているらしいが、これを入れても長編8作である。残り6作ということになる。
ワシントンの弁護士から特急列車で移動する美人の尾行を頼まれた市立探偵フィリップ・マーロウが、ほとんど趣味的行動に終始する不思議な作品だった。
原作は1958年、清水俊二の邦訳は翌年に出てるから結構早い。Morris.が今回読んだのは77年初版の文庫版だが、59年初版時の訳者のあとがきもそのまま掲載されていて、本作がチャンドラの作品としては異色作、はっきり言ってあまりにもチャンドラーらしくない作品だということが強調してあった。
それはおくとして、マーロウの特異な行動&思考様式は際立っている。いしかわじゅんが「ちゃんどら」でパロったのもよくわかる(^^;)
本書には後にCMで流用されて異常に有名になったあのフレーズがある。清水訳はそれとはちょっと雰囲気が違うが。
「ホテルへつれてってくださる? クラークに話があるのよ」
「彼を愛してるのかい」
「あなたを愛してるんだと思ってたわ」
「あれは夜だけのことさ」と、私はいった。「それ以上のことを考えるのはよそう。台所にまだコーヒーがある」
「もういらないわ。朝のお食事のときまで飲まないわ。あなた、恋をしたことないの? 毎日、毎月、毎年、一人の女といっしょにいたいと思ったことないの?」
「出かけよう」
「あなたのようにしっかりした男がどうしてそんなにやさしくなれるの?」と、彼女は信じられないように訊ねた。
「しっかりしていなかったら、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない」
確かになかなかかっこいい、決めの台詞である。横着してネットで調べたら原文は
If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I
wouldn't deserve to be alive.
で、この台詞を元に生まれたのが、角川映画『野性の証明』のキャッチコピーだったらしい。
男はタフでなければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格がない。
「タフ」というのは故意の誤訳だね。まああの時日本の男性の大部分がころっと騙されたんだから、見事な誤訳というしかない。
また、訳者があとがきで特に奇異に感じたという、ある老人のストーリーとは何の関係もない、神の存在や死後の生活についての長い台詞は、確かに不思議ではあるが、Morris.にはそれなりに興味深かった。
「私ほどの歳になると、楽しみはほんのわずかしかない。はちどりとか、ストレリチアの花のふしきな開きかたといったようなものだけだ。なぜ一定の時間になると、つぼみが直角に向きを変えるのだろう。なぜつぼみが徐々に裂けて、花がいつも一定の順序で開き、まだ開いていないつぼみのとがったかたちが小鳥のくちばしのように見え、ブルーとオレンジの花弁が極楽鳥のように見えるのだろう。神さまはどんなにかんたんにもつくれたはずなのに、なぜこんなに複雑につくったのだろう。神は万能なのだろうか。万能といえるだろうか。世の中には苦しみが多く、しかも、多くの場合、なにも罪のないものが苦しんでいる。母うさぎがいたちに追いつめられると、子うさぎを背中にかくして、みずからのどを咬みきられるのはなぜだろう。二週間もたてば、母うさぎは子うさぎを見わけることもできなくなるのだ。君は神を信じているかね」
ながい廻り道だが、どうしてもこの道を通らなければならないようだった。「神は全知全能で、何ごとも神の意志のままになっているというような意味なら、ぼくは信じません」
「だが、信じるべきだよ、マーロウ君。心が安らかになる。人間は死ねば終りかもしれない。そうではないかもしれない。死後のことにはむずかしい問題がある。」
老人の台詞はまだ延々と続くのだが、このへんでやめておこう。とっぱなの老人の疑問はMorris.の年来の疑問と重なる部分がある。
2007/06/06(水)●ダビングの日(^^;)● |
7時半起床。このところ何となく夢見が良い(^^;)
昨日引越しの処分品のFM簡易アンテナを取り付ける。Morris.のラジオ(マイクロコンポ)はベッドの枕もとにおいてるのだが、これまでは適当なフィーダ線をアンテナ代りに壁に這わせていたのだが、結構雑音が多かった。取り替えたらかなり音が良くなったが、765MHzのFM−cocoloだけ雑音がひどい。放送局の方向が関連するのかとちょっと角度を変えたらまずまず聞こえるようになった。嬉しかったのはこのアンテナに変えたらAM放送まで雑音が無くなったことだった。AMアンテナといえば附録の黒いチャチなループアンテナ使っても雑音多かった。これとFMアンテナとの関連は良く解らないが結果OKである(^^;) ついでにこれまでMorris.は1179KHzの毎日放送をずっと1197KHzで聴いていたことにも気づいた。Morris.はたいてい野球はABCで聴くので気にならなかったのだが、今回他の放送局の受信状態をチェックしたときに気づいたのだった。
昼前から、先日の職場発表会ビデオをDVDに落とす。何とか3枚作り、とりあえずPCでは見ることができるようだが、民生DVDプレイヤーで再生できるかどうかは不明。
午後は、大森夫妻のジャズ教室発表会ビデオDVDのダビング(^^;) 何かこのところ、こういったダビング作業ばかりやってるような気がする。ほとんど瀕死状態のhigashi4号(Morris.のデスクトップ)での作業だけに、ちょっとスリリングでもある(^^;)
昨日は辛勝した阪神だが、今日は楽天のまあくん(^^;)にあっさりひねられてる(>_<)
【朝日vs.産経 ソウル発】 黒田勝弘 市川速水 ★★★ 「どうするどうなる朝鮮半島」の副題が付いてる朝日新書である。産経ソウル支局長の黒田と朝日ソウル支局長市川の対談である。もちろんテーマは韓国、北朝鮮と日本である。Morris.は結構黒田の本は読んでるが、市川という人は名前すら知らなかった。60年生れだから黒田より20歳ほど若い。Morris.は二人のほぼ中間の年齢ということになる。
年齢差だけでなく「大人と子供の対話」にしか見えなかった。
黒田 前にも言ったように、80年代前半までは、産経新聞が韓国にとって良心的メディアだった。それが80年代後半から朝日新聞が取って代わった。なぜそうなったかというと、産経と朝日の論調が変わったわけではない。彼らが、つまり韓国社会が右から左に変わったからですよ。
市川 ええ。そういう面もあるかもしれません。
黒田 だから、"良心的"の基準は、自分たちの立場に同調してくれるかどうかということですね。彼らにとっては自分たちはいつも正義であるわけで、その正義に組する勢力は良心的となる。これがコリア的世界観です。
市川 ただ、不思議なことに、同じ日本の植民地だった台湾だと産経新聞がいまだに良心的メディアで、でも朝日もよく読まれているんですよね。わりと許容範囲が広い。
黒田 コリア的世界観はね、一種の小華思想ですよ。自分たちが中心にあるわけで、そこそ基準に良心、非良心、道徳、非道徳を考える。韓国的儒教意識というか。
市川 儒教って、そうかなあ。
黒田発言の「小華思想」というのは「中華思想」の間違い、いやわざわざこんな言葉使うのだから「"小"中華思想」(中国の「中華思想」に対してその傍系といった感じの)とではないかと思うが、朝日と産経の韓国での評価の逆転が韓国社会の変化によるというのは納得しやすい。
黒田 僕も長く北のウォッチャーをやってきたからわかるんですが、北に対する誤解,理解不足があると思う。われわれの常識、希望的観測で相手を考えるのは間違いで、北朝鮮というのはきわめて特異な権力構造だし、特異な国家形態、国家運営ですよ。そこがある程度変わらない限り、日本との関係は築けないのが本質であって、朝日も対北朝鮮に変化はみられるけれどまだやっぱり甘いところがありますね。北の政権への見方が純情です。
市川 その論理で言えば、特異な国家形態なら、いくら圧迫しても物事が解決しないってことではないですか。
黒田 いや、それは圧迫の仕方を変えなければいけない。僕に言わせると、中国や韓国などは圧迫せずに裏で助けてるんだからね。日本にだって圧力に消極的な部分がありましたからね。圧迫しても真剣に孤立していないから、彼らは対日外交含めて路線を変えない、変わらないんだと思う。たとえば小泉との首脳会議がシンボリックだけど、あそこでなぜ正日が拉致問題についてすみません、と言ったかというと、あれは彼なりの危機感のあらわれですよ。危機感がおそらくあって、日本を取り込むというか日本をひきつけて対米関係を遊離に展開するとか、あるいは経済的に切迫した事情を背景に日本との国交正常化でカネを引き出そうと思ったんですよ。切羽詰れば、ああして小泉にだって頭下げるんです。悪いことしてすみません、ってね。金正日が頭を下げて日本にすり寄ってきた当時の背景は、今後の対北政策のためによく分析しておく必要がありますよ。
市川 だけど拉致は、金正日が自分で指揮していたのは確実なのに、部下のせいにしましたよね。切羽詰まって頭を下げたわけではないと思います。
上発言を見る限りでは、市川という人は、政治のいろはもわかっていないのか?それともわざと無知を装っているのか?疑問だらけである。
市川 ただ、そのときに、人道援助はどう考えますか?
黒田 人道援助もしてはだめです。ああいう体制の国に、人道援助というものはありえないですよ。
市川 でもね、WFP(世界食糧計画)などが地方に言って、直接食糧支援するのは、これは必要不可欠じゃないですか?
黒田 人道援助が成立するのは解放社会であることが前提ですよ。アフリカなどでやってるように。しかし北朝鮮のような体制上の閉鎖社会で人道支援っていうのは、場合によっては非人道幇助の犯罪になりかねない。
市川 でもその論理を貫けば、レジームチェンジがあるまで封鎖しまくって、何百万人餓死しようと兵糧攻めをして、それで、肉を切らせて骨を断つ式の、極限のところで体制の崩壊を待つみたいな話ですよね。およそ前近代的じゃないですか。
黒田 心を鬼にして、そうすることが北の悲惨さを相対的に短い期間で終らせることになるということです。
市川 そこで、忘れてはいけないと思うのが韓国の存在です。分断国家であるということですよ。もともと一つだった国が二つに分かれてて、いずれ一つにならなきゃならないという使命感を持っている人たちがいる国が、だまってたら餓死してしまう同胞を無視はできないでしょう。政治体制が違うといっても、それが永遠のものでもあるわけでもない。いまや軍事境界線が確定してから半世紀以上、分断なのか別々の国なのか、分からなくなってしまいましたけど、でも、日本のメディアや日本人に欠けていると思うのは、韓国人が別に好きで交流しようとか援助しようとしているのではなくて、分断国家をどうやって元に戻すのか、戻すことがいいのか悪いのか、共倒れになるずにすむか、韓国は深刻に考えていると思うんですよ。
黒田 どうも最近の韓国人たちは深刻に考えているようには見えませんね。
市川の超甘ちゃん発言に対する黒田のカウンターには思わず笑ってしまったね(^^;) Morris.が韓国に行き始めた頃からの20年足らずでも、確かに統一への韓国人の意識は確実に変わったと思うからだ。黒田はこの後に「彼らは卑怯だと思いますよ」という、辛辣な発言までしてしまってる。
黒田(承前) …急激な変化でもなんでもいいから、今の抑圧体制を一刻も早く終らせる、それに伴う困難、自己犠牲は引き受けるという覚悟と宣言を韓国はしないとだめですよ。今の韓国の太陽政策は、卑怯な現状維持です。嫌なこと、しんどいことを考えたくないってことですね。今のままで、自分たちの幸せな環境を維持しながら、ね。ただ統一に関心を持っているんだということで、人道支援だとか金剛山観光とか、支援交流だとかいって、それを言い訳にしてるんですよ。自己満足もいいとこですね。」
ここまで言って良いのか(@ @)と思うと共に、Morris.もどうもこの「太陽政策」にはどこか胡散臭いものを感じてたことは事実である。
黒田 戦後日本のジャーナリズムは戦後的価値観に影響され、北に対する評価を間違いました。戦後半世紀たってようやくそれがわかった。たとえばなぜもっと早く拉致問題がわからなかったのか。産経がいち早く報道し、朝日はなぜ決定的に後れをとったのか。朝日にとってはつらい問題ですが、責任は重大です。北を甘やかしてきたのは朝日ですからね。僕が前にいた共同通信もそう。なぜ甘やかしたのか。戦後の日本のジャーナリズムの北朝鮮観のポイントは、一つはソ連、中国を含めた社会主義幻想があった。思想的トレンドとして社会主義にシンパシーを抱いていた時代でしたからね。もう一つは過去の歴史に対する贖罪意識です。この二つが北朝鮮問題に凝縮されたと思っています。そこから北朝鮮は批判の対象でなく、理想であり評価すべき対象であり、温かく見守ってあげるべき国となった。それが50年間続いた。そrを主導したのが朝日ですよ。社会主義幻想と贖罪意識の二つは朝日の"理念として続いてきた"その結果、北朝鮮が甘やかされ、拉致事件にまでつながった。市川さんはどう思いますか。
市川 それは、全くその通りだと思う。
黒田 やけにあっさり認めるんですね(笑)
おいおい、馴れ合いかよ、と思ってしまうぞ。市川はこの後「目が曇ったんだと思います」という、言い訳にもならない弁明をしている。
例の「帰国事業」推進についても「加担して、自己批判もした」ですましてるもんね。黒田も70年からの帰国事業再開時に「人道の船、北へ」という見出しの記事を書いたことを告白しているが、当時は右も左も日本中すべてがこの帰国事業を歓迎していたと収めるあたりは、老獪といえるだろう。
しかし、黒田発言のとおり、70年、80年代の日本のマスコミの雰囲気は「サヨク」的気分に染まってたような気がするな。Morris.も最初の韓国旅行時は結構「贖罪意識」持ってたみたいだし。こういった気分的洗脳というのは、マスコミの一番怖いところかもしれない。
Morris.は黒田の愛読者?ということもあって、ついつい、お馴染みの黒田節(@
@)に肩入れしがちになった。そういった贔屓を別にしても市川の甘ちゃんぶりと、こういう人材がソウル支局長というのでは、朝日新聞の朝鮮半島記事は期待できないと思ってしまった。黒田がいるから産経の記事が優れているというわけでは決してないのだけどね(@
@)
2007/06/05(火)●BOAT-DOGS● |
奥井さんと京都西京区2軒現場回る。どちらも予想より軽い仕事だった(^^;) 昼食はくら寿司。Morris.は寿司は回転寿司でもめったに行かないのだが、この店は一皿百円均一とは思えないくらい美味しい。特にシャコは絶品だった。ただ、Morris.らの座った席が回転台の一番端で狙い目のものは先に取られるし注文品が回ってくるまでかなり時間がかかるのには閉口した。
3時に倉庫に戻りヴァン詰め作業など済まして帰りナフコで生ディスクなど買って帰宅。帰り道摩耶埠頭の小船に2頭の犬が乗って通行人を威嚇してたのでデジカメ撮影。Morris.@Catographerを標榜してるからということもあって、Morris.はネコ専の傾向が強いが別に犬が嫌いなわけではない。ただ、日本の特に都市部では犬は基本的にすべて飼い犬で、繋がれてることが多く、どうも絵になりにくいということがある。こうやって船の上とはいえ自然のなかにおかれているとそれなりに絵になると思う。
今夜はキリンカップサッカー日本-コロンビア戦で中村俊介や稲垣など前回出場しなかった海外組も参加で、ちょっと気を入れて観戦したのだが、どちらも期待はずれ。高原は一人気を吐いていたが、相手のマークが異常に厳しかった。前半は中澤の護りが目立った。後半日本もかなり攻めたが攻めきれず引き分け。得失点差で日本優勝。強豪相手だけに良くやったというべきだろう。
阪神は楽天相手にシーソーゲーム。1点リードの9回裏まさかの藤川が同点にされ(^^;)延長の末、金本、藤本の長打で10-5の大差での勝利となった。ふーーっ(^^;)
島田和夫部屋スケジュール更新
今朝のオブジェ |
複雑ポーズの黒猫 |
サボテンの花 |
B0AT-DOGS1 |
BOAT-DOGS2 |
BOAT-DOGS3 |
猫屋敷隣の公園で |
大笑い?! |
高橋から北の空を望む |
2007/06/04(月)●増えるフラミンゴ(^^;)● |
8時半起床。
昨日のデジカメ画像の整理とビデオカメラからPCに落とし込む。どうもアナログ−デジカメ変換ソフトが上手く機能しないようだ。いろいろやって何とか落とし込んだが、えらく時間食ってしまった。ソフトより、PC本体の問題かもしれない(^^;)
3時過ぎに王子動物園へ。今日はまぬう(メス)岩場の上で寝てた(^^;)
専用読書室で最近ちょっとおさぼりしてた写真絵葉書数枚を書く。今日はお手製のミルクティ持参。冷えててなかなか美味しい。途中4歳くらいのガキが土足で布張りの丸椅子に上がって騒いでたのがちょっと癪にさわった。親の顔が見たいものだ、と振り返ったら、ごっついご面相のお父様がいたので、知らんふりする(^^;)
結局閉園のアナウンスまで読書室でくつろぐ、帰る前にまぬう見に行ったがもう裏の檻に戻ってた。先日見たフラミンゴの卵今日もチェックしたが、見当たらない。そのかわり?池の中に数羽の小さな灰色の塊が。お、あれは雛鳥ではないか。さすがフラミンゴ繁殖率日本一の王子公園である。どんどん雛が孵っているらしい。
今日のチャチャ |
今日のまぬう(メス) |
少し色付いた紫陽花 |
Morris.読書席 |
アザラシ池の青鷺 |
フラミンゴのヒナ鳥 |
2007/06/03(日)●職場経営計画発表会● |
8時起床。朝風呂使ってJRで神戸駅へ。神戸市産業振興センターで職場の経営計画発表会があって、Morris.はこれのビデオ&デジカメ撮影要員として召集されたのだった。
11時に集合、昼食は同ビル最上階のレストランのランチバイキング。
発表会は1時から始まり、発表者の大分部がPCのパワーポイント画面をプロジェクタで前のスクリーンに投影するため会場の前半分の照明を切ったため、えらく撮影しづらかった。Morris.はビデオとデジカメの両方頼まれたので一番前に三脚に設置したデジカメと一番後ろのビデオカメラを行ったり来たりである。
5時に終了し二次会パーティ会場のクラ蔵には5時半到着。これまでの職場パーティに較べるとゲームあったり、ちょうど今日が誕生日の社長令嬢(^^;)の誕生祝いあり、朝海君の独唱?あったりでなかなか楽しかった。ここでもMorris.はカメラ係。2時間程飲み食いして8時半帰宅。
阪神-日ハム今日はデイゲームでまたも阪神負けてた(>_<)
父娘2ショット |
ワンマンショー(^^;) |
お約束の記念撮影 |
2007/06/02(土)●Morris.はDAM派● |
7時起床。ちょっと宿酔気味。昨夜ビール飲みすぎ。
ぐいぐい酒場にかせたにさんから「すべからく」の誤用が多いという発言。Morris.の反・「手をこまねいて」キャンペーンに関連しての書込みだったが、日本語の乱れというよりも、明らかな誤用はすべからく糾弾すべきだと思う。
11時に部屋を出て三宮へ。ムックさんと待ち合わせて駅東高架下の「十番」で昼食。この店は以前もっと西にあったのだがJRの工事のため移転してたらしい。大衆カルビ焼肉の店だが、Morris.はここの\50のスープが気に入ってた。もちろん今日もたのんださ。ムックさんはカルビ丼、Morris.はホルモン丼大盛り。やっぱり大盛りはMorris.には多すぎた。久し振りのスープはそれなりに美味しかったけど、前の方がもっと美味しかったような気がする。まあ\50でこれなら文句はないか。
そのあと、もちろんジャンカラ駅前店。ムックさんは今夜ロボさんのライブ見に滋賀県の堅田まで行くので、昼カラは2時間だけ。初っ端の「木浦の涙」は大失敗だったが徐々にペース上げる。今日はいつものDAMでなく、UGAの部屋に入ったのだが、どうもMorris.はこのUGAと相性が良くない。歌うつもりだった「追憶のバラード」も、チュヒョンミの「ラブレター」も入ってなかった。もっとも、DAMに無くてUGAにある曲もあるのだからそれはおくとして、UGAは前奏や間奏がやたら長いのだ。カラオケボックスには歌いに行くので、間奏聴きに行くわけではない、とMorris.は思うのだ。30秒近い間奏なんてざらだし、前奏も結構長い。Morris.としては大人数のカラオケなら3番まである曲は2番までで次の曲にチェンジした方が良いと思うタイプだし、ポンチャックならテンポ2メモリくらいアップにするのが好みだから、ちょっと普通のカラオケファンとは違うのかもしれないが、UGAは好きになれない。などと文句言いながら二人ですべて韓国歌謡歌いまくった。ムックさんのこの一年間の韓国歌謡の上達ぶりはめざましいものがある。レパートリーだって軽く40曲は超えているし、シンガーだから歌はうまい。来週土曜日の東京から来阪するイルボンさんを迎えての朝までカラオケオフが楽しみである。
2時半にムックさんと別れて、星電社でビデオカメラ用のテープや電池など買い、元町の阪神理容で散髪。このところ良く当るこの店では若手の兄ちゃんと四方山話してるうちに、彼がaikoのファンで、大阪のライブは必ず見に行くという話になった。ファンクラブにも入ってるらしい。
つの笛を冷やかし、百円均一棚で古い新書買い、海文堂で今月号の「L−マガジン」立ち読み。関西の動物園特集が載ってるという稲田さん情報があったのだ。王子動物園のところを特にしっかり見たのだが、小さい写真ながらまぬうもちゃんと取り上げられていた。
南京町でシャンタンなど買い、またぷらぷらと三宮までもどり、三宮図書館で本借りて5時半帰宅。
阪神は今日は北海道で日ハム戦だが、現在6回1-7で配色濃厚(@ @)
十番のホルモン丼 |
でもこちらの\50スープがお値打ち |
パボヒョンジェ(AHO-Brothers) |
禁煙キャンペーンガール |
今日の三宮 |
ホンモノ?のペコちゃん |
2007/06/01(金)●フラミンゴの卵● |
7時起床。でも10時まではベッドで読書(^^;)
昨日PCに落としたうはら祭りのビデオを春待ち関連とそれ以外に分けてDVD2枚に焼き込む。やっぱりメインステージの音がかぶって聞きづらい部分も多いが、それなりに楽しい画面も多く、思い出の記録としては意味があるだろう。
昼からGyaOで「明朗少女成功記」5話。デザインコンテストで優勝したヤンスン(チャンナラ)が郷里の実家に帰ったら両親が家を売っぱらってたのは可哀想だった。ギテとナヒの約婚式が開かれることになったのに、主役の二人ともばっくれ。韓国ドラマにはやたらこの約婚式というのが出て来て、それをすっぽかすというのが多すぎる。Morris.はこれを見るたび腹が立つ。他にも絵に描いたようなすれ違い、記憶喪失、癌、失明、交通事故、ヒロインをいじめる金持の娘、財閥のジュニア空港での別れ−−−−その他数え切れないステレオタイプのパターン、とんでもないご都合主義、目を覆いたくなるようなわざとらしさと矛盾、ある意味、こういったはちゃめちゃなところが韓国ドラマの魅力かもしれない。「明朗少女」にも以上の半分以上が含まれているが、ついつい見てしまってるもんなあ(^^;)
3時にMorris.亭庭園(王子動物園)に。途中仏壇屋のおばちゃんが「今夜TV大阪の番組にうちのチャチャが出るのよ」と嬉しそうに話しかけてきた。これは見とかなくては。
今日のまぬうはオスで、結構地面をうろうろしてた。でもやっぱり動き回ると撮影し難い。かなりISO上げてシャッター早くしても目の前を通り過ぎるとぶれてしまう。なかなかじっとしてくれない。今日は地面に背中こすりつけるでんぐり返りも見せてくれたんだけどこれだって同様。でも何とかまぬうの「肉球」を撮影できたのが収穫かも(^o^)
その後はMorris.御用達読書室(SLの客車)でしばらくくつろぎ、今日はストイックにこれだけで帰ろうとしたが、出入り口前のフラミンゴの池の中央の岩場に大きな卵を発見。王子公園は日本の動物園の中でフラミンゴ繁殖率最高とは聞いてはいたものの、こんなに無造作に岩場に卵が転がってていいものだろうか!?
自転車で水道筋まで買い物に行き、7時からTV大阪の「ペット大集合ぽちたま」という番組見る。チャチャは番組始まってすぐに登場。マグロの刺身食べるとき人間の言葉「マグロウマイウマイ」としゃべるらしいというのが売りだった。ほんとかなあ?出演時間は1分ほどだった。
その後サッカー、日本−モンテネグロ戦見る。前半にMorris.の好きな中澤がヘディングゴールしたのは嬉しかった。さらに高原のヘディングゴールで2-0にした日本がそのまま粘り勝ち。結果はOKだが、試合としてはあまり見るところなかったような気がする。
ムックさんからメールで明日昼カラのお誘い。もちろんOKである(^o^)
昼飯キムチ焼ソバ |
仏壇屋看板猫チャチャ |
今日のまぬう |
ごろごろまぬう |
まぬうの「肉球」 |
隣りの大山猫とはいがみあってる |
フラミンゴ |
無造作に置かれた卵!! |
フライパンでお好み焼き |
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