ここは、Morris.の日記です。読書記録(★=20点、☆=5点、これはあくまでMorris.の独断、気紛れ、いい加減です)、オフ宴会の報告、友人知人の動向など、気まぐれに書き付けるつもりです。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
1999/10/30(土)●ドラマー島田和夫の部屋作り●
朝、9時、社長の車に便乗して奈良の鳥見小学校へ。第二阪奈通ったので1時間も早く到着。演奏は午後1時半から、体育館で約300人の小学生と父兄が熱心に見てくれた。この模様は
バンド日誌
にアップ。
ドラムの島田さんからスケジュールや写真などが郵送(速達ね(^。^))されてきたので、しこしこと打ち直したり、スキャンしたりして、とりあえず、
ダミーの島田和夫部屋
作ってみた。メモリの関係で、本家(orcalandサイト)のみに出す予定。公式アップは数日後になると思う。手抜きで、楽屋のスケジュール(手書き)、ポスターなど、スキャンしてそのまま使ってるので、結構重い(^_^;)
【日韓唱歌の源流】安田寛 ★★★★ 韓国の唱歌や軍歌に日本の曲と同じメロディがあると言うことは知っていた。「学徒歌」が日本の鉄道唱歌だったり、日本の軍歌「敵は幾万」が「決死戦歌」という名で韓国の軍歌になっているなどは割と有名だし、この本もそれらを紹介したものと思っていたら、それ以外に、そもそも日本の唱歌のルーツが讃美歌にあることを史料を介して、実証したり、日本に無かった、三拍子が、いかに導入されていったかを、事細かに検証していくなど、興味深いエピソードが満載されていた。中でも面白かったのが、讃美歌が、実は嵌め替え可能な替え歌集の構造を持っていて、メーター(韻律)、コモンメーター(共通詩型)をキーに、チューンネームでグループ化し、組み合わせ自在な形式になってること自体が初耳で、面白かった。明治21年発行の「新撰讃美歌」34番「われらの父なるまことの神は」はNettletonというチューンネームに属し、このリズム形が、日本の唱歌の心の母になったとというくだりは、傾聴にあたいする。さらにこれが、軍歌として日本人に3拍子を根付かせ、ひいては古賀正男の「影をしたいて」「酒は涙がため息か」さらに、「星影のワルツ」などの、演歌に直接繋がると言う指摘は、当然韓国の、トロット歌謡にも直結するだけに、ポンチャッキーなMorris.にとっては、実に有意義な本だった。しかし、ソンデグヮンの大ヒット「ネパクチャ−四拍子」との関連が、今後の課題として浮かび上がってきたことも事実である(^○^)
韓国の唱歌が日帝支配下に、ほぼ完全に日本の影響下におかれたと言うことを証明した上で、1914年中国吉林省で発行された「最新唱歌集附楽典」に、朝鮮独自の唱歌が残されていることを発見し、そこから、日本人の「港」型、韓国人の「美しき天然」型嗜好傾向を明らかにしたり、と、とにかく、啓発されるところが多かった。
本書の瑕瑾をあげつらうとすれば、これだけ興味深い素材と新事実を盛り込んでる割に、構成がやや甘く、面白味を削ぐ部分があることと、人物呼称が揺れて、特定しにくいこと、余計な類型的形容が目につくことくらいか。意地悪なものいいでなく、久しぶりに好奇心を満足させる本だっただけに、次作以降を期待して、苦言を呈したのだ。
1999/10/29(金)●「クッキ」は韓国版「おしん」か?●
やっとえらい現場の最終日。心身ともに疲れ果てた(;_;)
岸和田の加納から絵葉書。
10時に社長来てテープなど持って帰る。風邪で体調悪いとのこと。
このところはまってる韓国テレビドラマ「クッキ−−菊姫」。韓国版「おしん」みたいなやつと思うのだけど(実はMorris.は「おしん」見てない(^_^;))現在6回目までしか見てないので、先のことはわからないが、1940年代を舞台に祖国独立活動家の父と生き別れになった娘が、苦労を重ねて韓国最初の女性実業家になると言うストーリーらしい。とにかく、このクッキの少女時代を演じる子役の子が、個性的で可愛い。Morris.はすっかり気に入ってしまったが、ドラマの宿命として子役はまもなくひっこんでしまう。それがちょうどこの6回目で、パン屋で仕事するクッキが自転車で配達に行くシーンにかぶさって、すっかり成長したクッキ(キムヘス)に、切り替わったときには、ほとんど、泣きそうになったよ。別にキムヘスがきらいなわけじゃないんだけどね。写真はクッキが10数年ぶりに、父と再会できると聞いて驚くシーンだが、なかなかいい表情でしょ。眉間のしわのあたり(^。^)
松尾のとこの美穂ちゃんにちょっと似てるかな。ドラマとしては波瀾万丈で、逆御都合主義(絵に描いたようなすれ違いの続出)かつ図式的だが、かえってそれが新鮮に見えたりもする。
しっかし、ほんとにしんどいな。今夜は久しぶりに日記の更新もせず寝ることにする。
1999/10/28(木)●串カツ「通」は、いまいち●
昨日と同じ現場。ヘルプに脇本さん+1が来てくれたので助かったが、それでも、やっぱり横持ち長くて、結構疲れた。
地下鉄で中央図書館に寄り、バスで帰宅。
9時過ぎに、奈緒ちゃんから電話でC&Pの練習後の打ち上げで近くの「通」という串カツ屋に来ているというので出て行く。モリス亭から徒歩2分!!(現在最もより店)値段も味もまあまあだが、Morris.好みのミノが、まずかったので印象は良くない。
伊藤、満園といっしょに11時半まで飲む。
結局日本シリーズは、今日もダイエーが勝ち、優勝を決めたとのこと。どっちが勝ってもかまわないが、なんかあまりにもあっけないというか、面白味のないシリーズだった。
1999/10/27(水)●TajMahl「おでん屋」にリニューアル●
久しぶりの仕事と言うのに朝から雨だぜ(>_<) 矢谷、西根と3人で吹田の韓国人宅のピックアップ。3日がかりの現場で斜面に建った入り組んだマンションのため、明日からてこずりそうだ。
三宮図書館経由で阪神で帰る。TajMhalの前通ったら、何と軒下にでっかい赤提灯が。それに「おでん、鍋物、鉄板焼」の文字が(@_@) 店のインテリアやディスプレイは前のままで、カウンターには日本酒の一升瓶が林立してるのが大きな違い。表のメニュー表によると、カレーも継続してやってはいるようだが、「おでん鍋」「鉄板焼きセット」「ハラミ丼」「カルビ丼」などがあり、件の「炊いた肉丼」は消滅していた(^_^;)
リニューアルってこういうことだったのか。「カレー」なる転身というべきか、それとも(^_^;) 姉ちゃんたちがそのままやってるのだとしたら、いずれ一度は行って見なくては。
1999/10/26(火)●ひさびさセンターに●
午前中、部屋でごろごろして、午後灘図書館経由で、センターに寄り、久しぶりに稲田さんと会う。センターの事務室で鹿嶋さんらとお茶会みたいになり、ちびくろ自慢やその他、四方山話に花を咲かせるうちに4時過ぎてしまい、大阪に行くのやめて、5時帰宅。夜はぼーっと、野球など見て飲んでた。
【昭和生活なつかし図鑑】太陽編集部編 ★★★ 題名見たら内容もすべて分かる、お手軽な寄せ集め編集物だが、こちとら、懐かしい写真さえ見れば満足するのだから仕方が無い。本書に関しては、とにかくペコちゃんの懐かしい円形屋外広告板の写真を取り込みたいがだけのために借りてきたのだ。これは前にも別の雑誌で見たことがある、同じ看板なのだが、何度見ても懐かしい。って。とにかくも1000点以上の写真が掲載されてあるし、そのうちのいくらかは、ああ、昭和、というか、郷愁を呼び起こすもので、それでも、Morris.はペコちゃんのオリジン(なのか、稚拙なだけなのか?)にだけ、大きく心の針を振幅させるのだった。(ナンダコリャ(^_^;))
【ポーランドゆき 番外編おなか ほっぺ おしり)】伊藤比呂美+西成彦 ★★★ 詩人伊藤とその旦那(ポーランド研究家?)との、ポーランドでの育児日記である。たぶん伊藤自身が書いていると思う、子供のイラストが、変に可愛くて(けっこう不細工で下手なのに、妙にリアルで、やっぱり可愛い??)借りてきたのだが、ポーランドと言うスラブ系の国で、異端者としての暮らし中で、たくましく、元気に、のんきに、時に怒ったりしながらの日常が生き生き描写されていて面白かった。言葉との関わりで、子供たちがポーランド語をいやいやながらも身に付けていき、日本に帰って、「ポーランド語きらい」という場面も納得できた。ポーランド語で「うんこ」のことを「クッパ」っていうんだぞ(^_^;)
【奥の細道】赤瀬川原平 ★★★ 「老人力」の「ライカ同盟」の「トマソン」の「贋千円札」の「路上観察学会」の「芥川賞」の著者(ずっと、のりのりだね(^。^))が、日経に連載してた写真コラムをまとめたもの。ほとんどライカで写したとおぼしい、モノクロ写真が、やっぱりいい味出してる。もう素人の域は越えてるけど、決して写真家ではない彼の写真は、対象を見つける目が六部、あとは運かな??カメラとは縁遠くなった(TIARAを壊したのが痛い(>_<))Morris.だが、一度はちゃんとしたカメラでこんなかっちりした白黒写真を撮ってみたい。
1999/10/25(月)●今週は413chで決まり(^。^)●
月曜になるとSTARdigioのプログラムが変わるので結構楽しみだ。STARdigio専用の番組表は有料なので取ってないから、大まかなところしかわからないが、それだけにわくわくする部分もある。今月は460chがStones一色だったが今週でおしまいになる。割と最近のものでCDも持ってるのが半分あるから、それほど燃え上がらない。このところ、みっちゃんの影響で良く聞いてるFolkの426chは石川セリ、下田逸郎という渋目の取り合わせと、「別れ」をテーマにした特集。ジャズの方はあまり好きな(というか、知ってる)プレイヤーいないし、ワールドミュージックもまったく知らない名前ばかり、とちょっとがっくり来たところで、普通聞かないJ-POP-COMPILATION
413chに、大瀧詠一と山下達郎の名前が。これは面白そうだと聴いてみたら、予想以上にナイスな選曲。とにかく心地よい2時間のBGMとして最高。今週はこのチャンネルに合わせることが多くなりそうだ。407chでは2時間ぶっ通しで達郎特集だし、今週はそのせんをねらってるみたいだなあ。
午後ハーバーランドに出、ソフマップ冷やかして、日韓電子辞書用の電池買い、高架下通って元町まで歩く。途中オバタで安売りのウエストバッグ見付けて、あまりの安さに、4ついっぺんに買ってしまったよ(^○^)何と4つで1,120円。仕事柄ウエストバッグは消耗品なので、いくらあっても助かる。
夜、7時過ぎにみっちゃん来て、Folky-Night部屋更新、9時ごろには社長も来てしばらくだべり、二人は10時ごろ帰っていった。
1999/10/24(日)●TajMhal理由ある??休業●
気持ちのいい秋晴れの日曜日。一年中で一番気持ちのいい日曜日。なのに、Morris.はまたまた喉自慢連続で見て、もう2時過ぎだ。録画して後でゆっくり見ることにして山でも町でも出かけりゃいいのに、と思いつつ、ついつい見てしまうのも、悲しい男の佐賀県出身(^。^)
ところで、例のTajMhalリニューアル休業の件だが、あれは「理由ある休業」なのではないかという疑念が湧いてきた。つい先日の新メニューのうちMorris.が食べた「ハラミ丼」じゃなくて、もう一つの思わせぶりなメニュー「炊いた肉丼」には店からのメッセージが隠されていたのではないだろうか?「炊いた肉丼」「たいたにくどんぶり」「タイタニックドンブリ」ほらね、あの豪華客船タイタニック号がドンブリと沈没していくと言うイメージ。きっと店側は、新メニューにかこつけて、経営が苦しくて沈没しそうだと、客に訴えてたのだろう。そんなことなら、是が非でも件の「タイタニック丼」を食っておくんだった。タイタニックだけに「航海先に立たず(^。^)」ぢゃ。などと、駄洒落言ってるけど、本当は看板に偽りなく、リニューアルでもなんでもいいから再開して欲しいと言うのが本心だよ(^_^;)
結局2時半に部屋出て、三宮に行こうと思ったのだが、その前にちょっと灘図書館冷やかしたら、ちょっと面白そうな本があったのでそのまま読んでしまい、気が付いたら5時だったので、そのまま食料買って帰ってきた。このところJ-MALL地下の生活便利館(生鮮館がこう改名してる)で、例のひらめちゃんを見かけない。やめちゃったのかな(;_;)
昨日の試合に味をしめて今夜もダイエー−中日の日本シリーズ見たけど、中日のワンサイドで、面白くないったらありゃしない。時間の無駄だったなとスタープラスアジアにチャンネル替えたらあの「かき氷行進曲」のアヤの新曲「壁花小姐」というのがかかった。それなりに面白いけどかき氷ほどのインパクトはない。
【古本めぐりはやめられない】岡崎武志 ★★★ もとよりMorris.も古本大好きで、古本屋に行くのはもちろん、古本に関する本、古書店主の本、古本マニアの本も結構良く読んでいるのだが、本書は均一台を中心に、雑本、文庫本などから、少々汚くても自分の興味にあった本を買いあさるという、実にMorris.と良く似た志向のものだったので、大いに共感を覚えて読んでしまった。というのも、これは三宮に出るつもりで六甲道駅まで来て、ちょっと立ち寄った灘図書館の書架で目に付いたので、そのままソファで、読み終えて、そのソファでこの一文を打っているという次第(^_^;)
子供時代は大坂で、千林の5軒の古本屋を回り出したのがきっかけとのこと、千林ならMorris.も20年以上前近くに住んでたことがあって、たしかに安い古本屋がそろっていたなと懐かしくもなった。現在筆者は東京でフリーの神保町ライター、編集者やってるので、いきおい東京の古本屋中心だが、均一台の中から掘り起こした本の紹介なんか、Morris.のサンボ通信時代の「
余が愛蔵本
」と通じるものがある。初版本や限定本、美本、稀覯本などとは無縁でも、均一台でしか見つからない本と言うものもあるんだし、結構今までに掘り出し物もあったし、均一台漁り止められない。Morris.の常連均一台と言えば、宇仁菅(六甲)、勉強堂(春日野道)、天地(上六)、サンパル(三宮)、そして、何と言ってもつの笛(元町)だね。
「均一道心得四ケ条」というのがあったので写しておく。
第一条 事前に小銭を用意せよ
第二条 ゆめゆめ包んでもらおうなどと思うなかれ
第三条 探求手帳を必携すべし
第四条 迷った時を勝機とせよ
1999/10/23(土)●ベテラン工藤の力投に脱帽●
朝、昨夜録画しておいた「歌謡舞台」見たら、久しぶりにイウナ(李銀河)が出演して大好きな「アジクトクデヌンネサラン−−今でもあなたは私の愛」を歌った。ホスキボイスにはめっぽう弱いMorris.だから、ハスキーでさえあれば、中村あゆみでも、桂銀淑でも、森進一でも、その声だけで好きになってしまうきらいがあるが、中でもこのイウナにはしびれてた時期がある。CDは2枚しか持ってないが、今でもよく聞いている。Morris.は彼女の全盛期は知らない。70年代から80年代前半に活
躍した歌手なのでMorris.が韓国歌謡に目覚めた89年には、すでに過去の歌手だった。当時はイジヨン、キムワンソン。ヤンスギョンなどの現役アイドルに夢中で、新曲にばかり目が行ってたから仕方ない。4,5年前ビデオで彼女の「トリキジマ−−振り向くな」という曲を聞いてたちまち虜になり、さっそくベスト版CDを買ったらどれもこれもMorris.好みのラインアップて、はまり込んでしまった。一年後にもう一枚のCD買ってこれまた名曲ぞろい。韓国に行くたび、他のCD買おうと探すのだが、ほとんどこの2枚しかおいてないし、たまにあっても、だいたいダブった曲が多い。で、今日歌った「アジクト---」は、彼女の代表曲と言いきってしまっていいだろう、Morris.の2枚のCD両方におさめられていて、おまけにアレンジがまったく違う。今日見た歌謡舞台では、オーソドックスなアレンジで、やっぱりハスキーボイスで歌のうまさもあいかわらずだったが、ちょっと老けたみたいだなあ。40越えたところだと思うけどいっしょに出てたヒョンスクなんか、年は同じくらいなのにずっと若々しいもんなあ。やっぱり現役で活躍してると年取らないのかもしれない。
夜はあまり期待もせずに日本シリーズ第一戦を見たのだが、ダイエー工藤のピッチングがものすごく良かった。完封の上13奪三振(シリーズ新記録)だもんね。秋山の先制ホームランといい、今日のダイエーは元西武勢いのベテランが持ち味を発揮して戦前の予想を裏切ってくれた。どっちが勝とうと関係ないMorris.だが、なんとなくダイエーの応援したくなってきたぞ。
四国レオマの佐藤からファックスで手紙が届いた。このところデジタル人間になってるので、アナログの手紙もらうと、嬉しい。
1999/10/22(金)●どうした?? TajMahr●
久しぶりの仕事、6人で大坂のサンルーフ製造会社の事務所の移転の現場。配達先に向かう途中柴島(くにじま)の水道記念館の桜が咲いてるのを見かけた。昼食は茨木の「一作」のというラーメン屋。天一と同じこってりラーメンだったが、できるまで15分近く待たされてしまった。これはいかん。帰り道、名神尼崎付近で西根が運転中2トンヴァントラックに異常を感じて、スピードゆるめた途端に、ガタガタとノッキングはじまり、横の車にぶつかりそうになりながら辛うじて避けることができた。隣りでうたた寝してたMorris.もびっくりして飛び起きたよ。何とか尼崎出口までたどり着いて、修理会社を呼んで、結局スペアタイアで帰ることができることになった。Morris.は応援に来てもらった東神戸の10トン車で深江から阪神で帰宅。TajMahlでカレー食べて帰ろうと思ったのにシャッター閉まってて貼り紙に「リニューアルのためしばらくお休みします」とあった。がぁぁぁぁぁん!!
リニューアルって?? あのままで充分好きな店だったのになあ(;_;) このまま消えてしまいそうな予感がする。
夜はヒアカムでHERE COME六甲UNITのライブ。伊藤はどんどんうまくなってるし、今回は矢谷の歌が多くてMorris.は大満足。正式に島田さんのページをMorris.の部屋の中に作ることになり、その打ち合わせ。またヒアカムでは「動物占い」(ビッグコミックスピリッツ編)という本を誰かが持ってきて、これでみんながえらく盛り上がってた。島田、神田が子鹿、伊藤が猿、矢谷がコアラ。ライブの後にMorris.のをみてもらったら、なんとMorris.は、狼だと!
狼=変わり者。個性豊かな発想家。マイペースでもしきりはうまい。
1999/10/21(木)●年末は四国で年越しうどんか??●
NHK教育で4回放映された、社長出演の「いってみようやってみよう」も今日で終った。で、テレビの画面をデジカメで撮影した、ハイテクなのかローテクなのかよくわからない写真を
社長の部屋
に貼り付けておく。昨日井山あきのりから聞いたのだが、今年の大晦日は、やはり春待ちユニットでカウントダウンに出演することが本決まりになった模様だ。と、言うことは20年近く続けてきた六甲八幡神社初詣ライブが無くなることになるんだなあ。それは少し残念だ。ユニットは年末年始1週間レオマ出演するとのことで、今回はMorris.も泊りがけで遊びに行こうと思う。
昨日入れたスケジューラーは、結構タコだ。デザイン、機能ともに二流以下だね。それでも、Morris.の場合スケジュール自体が少ないから別に言いといえばいいんだけど。ノレバン1号買ってすぐに削除したのがよく分かる。
コーナンで三島の土鍋9号が安く出ていたので買ってきた。この冬はモリス亭で鍋が楽しめそう。
夕方、空を見上げたら、月がおっそろしく美しいな、と思ったら、今日は十三夜、後の月だった。うーーむ、やっぱり日本人の季節への規定の確かさは、認めざるを得ない。
●月と月緑の星の継子とて他日は知らず秋二日のみ(歌集 「秋曲」 1996)
【パソコンを鍛える】岩谷宏 ★★★☆☆ ロックマガジンの頃から岩谷の文章は良く読んでたけど、このところじゃすっかり進歩的パソコン評論家になってしまった。彼の過激なパソコン入門、ウインドウズ、マック批判も、正論で納得できるんだが、Morris.にはまっすぐ、彼の指示に従うわけには行かない。本書はOSそのものへの入門書としてはすごく分かりやすく、いくらかパソコンへの見方を変えてもくれた、いい本だと思う。結論としてはUNIX、それの実用キットであるLINUXへの勧誘の書で、このところたしかにパソコン関係書籍コーナーではこの文字が溢れてるし、たしかに魅力はあるんだけどな(^_^;)
MS批判は、みんなもっと、どんどん、やるべしだ。
「(汎用機の)不安定性は、各ユーザーの自由な、自分のニーズにぴったり合ったコンピュータ利用ができるための基盤だ。人生においても、自由の代償は不安定性だ。自由には、どんな自由にも不安定性が裏地のように伴う。」いやあ、いまだに岩谷は、青く若いぞ。あいかわらず青い、Morris.からもエールを送りたい。
1999/10/20(水)●危うし、ちびくろ、ノレバン二号に??●
今日も今日とて、ちびくろと戯れてた。今日は二つの画期的な??ことをやったぞ。
その1.
ノレバン(韓国カラオケ)CDROMは、すでに使えてたのだが、何しろちびくろのスピーカーはちゃちいの一言だったので、昨日も日本橋でパソコン用のアンプ付きスピーカー買おうかとすら思ったのだが、とにかく余ってるラジカセ利用できないか、と押し入れから引っ張り出してついでに接続ケーブルも何とか見つけ出してつないでみた。おお、ちゃんと鳴るではないか(あたり前か(^。^))これなら充分家庭内ノレバンできるくらいのボリュームになるぞ、でも、音質はいまいちだけどなあとそれでも結構、のって、2枚目のCDROMもセッティングして遊んでたのだが、目の前のビデオの端子に繋いでみることにした。いちおうモリス亭は和室をAVルーム(自称)と位置づけてるので、テレビもビデオもマイクロコンポに接続して、天井にはONKYOのミニスピーカー取り付けてある。で、これに繋いだら、さっきとは格段にいい音になった。ちびくろのサウンドカードが何なのかわからないが、ノレバン一号で使ってる、ミュージ君のMIDI音源「Sound
Canvus SC55K」より、ひょっとしたら、いいんじゃないかと思ってしまった(~_~;)とにかくこれでモリス亭は、各部屋にカラオケ機が揃ったことになる(^○^)
その2.
ちびくろはノートPCだからスケジューラが欲しくなった。で、フリーソフトで手軽な奴がないだろうかと、雑誌の付録のCDROMなど探し回ったけど、どうもいいのが見つからない。MSDOS時代にフリーソフトで「おかる」というのを愛用してた。これが本当に使いやすく、配色のセンスも良かったので、あんなの欲しいなと思ったわけ。無い物はしょうがないと、あきらめてたとき、最初ノレバン一号買ったとき付録に手帳ソフト付いてて、HDのメモリ不足で消してしまったことを思い出した。デスクトップで手帳ソフトはいらないもんね。あわててアプリケーションCDROM探し出して、まずノレバン一号にインストールして試してみた。うん、使えないことも無さそうだなと、ちびくろにもインストールしようとしたら、なんと、すでにちびくろにはこれは入ってた(^○^)
考えてみれば、どちらも同じ会社の製品だし、確かめれば良かった。でも、フォルダ名が「Pegasus」で、手帳ソフトのファイル名が「Winpim」なんて書いてあるんで、気づかなかったのだ。と、いうわけで、無駄な時間はかかったけど、ともかくもこれでシステム手帳の負担がかなり減りそうだ(と、いいけどね(^_^;))
今日はけんちゃんの新しい店「陶人」の開店日だ、9時ごろいって見よう。
というわけで、9時ごろ行ったら秋本、井山、堀さんがいてた。陶人は12坪くらいでL字型のカウンターと二人がけのテーブルで、13人定員という割とゆったりの造り、メニューは、数種類のコースと酒でやっぱりけんちゃんらしく、器と素材にこだわったいいメニュー。のれんに「自分流」と書いてあるとおり、和洋中、ジャンルにとらわれず、けんちゃん、オリジナルのおいしいものを出してくれるらしい。今日は初日でいまいち落ち着けなかったが、またここが、仲間内の溜まり場になればいいなあ。10時半頃井山、堀さんと近くの「アビョーン」へ。ここは絵描きのふーちゃんの店で、前、元町にあったとき一度行ったことがあるが、こちらは初めて。秋月と原がいた。ここでしばらくビール飲み。自家製のカルパッチョとピクルスご馳走になる。堀さんは先に帰り、井山、原とJR最終電車で六甲道に戻り、さらにヒアカムに(^_^;)1時というのに、ほぼ満員状態。さすがに3人ともへべれけ状態。どうやって帰ったかよくおぼえてない。
1999/10/19(火)●ちびくろでインターネット●
今朝も愚図愚図ベッドにいて、10時ごろやっと起き出して、ちびくろでダイヤル設定やって、とうとう、インターネット接続できるようになった。デフォルトのインターネット接続キットが、MSIEを使うように指定してあり、Morris.愛用のネスケだと、非常にやりにくくなってたみたいだ。本当のところはMorris.の知識不足にあったことはいいうまでもないけどね(^。^)
午後から日本橋に出て、ちびくろ用のケース探す。最初にジャストサイズと思って買ったのが、実はもうちょっとのところで入らなくて、もう一つ買うというドジもあったが、安い袋状のものだし、前のはCDROMドライブ用に使えばいい。難波の古本屋で、京都書院アーツコレクション文庫2冊と、「Not
Fade Away」というRolling Stonesのグラフ本買う。これは93年に出たもののデッドストックらしく、新品そのまま、実はBeatlesのやつもあったけど、こちらはパス(^。^)何しろB4版ハードカバーで、めちゃ重。夕方から雨になったので、適当に切り上げて帰る。
ポストにみっちゃんの部屋
更新用のフロッピー入ってたのでさっそく更新。
【カネに死ぬな掟に生きろ】宮崎学 ★★☆☆ 「突破者」になりたい若者のためのアジテーション文集みたいなもので、宮崎の本の中では今までで一番面白くなかった。まあ、これまで読んだ分と、内容の重複が多いので、初めてこれを読んだらも少し評点は上がってるはずと思うけどね。警察、政治、小市民への批判は相変わらず過激だが、ことマスコミに関しては、隔靴掻痒な気分が行間から匂ってくるようで、この本自体がマスコミの制限にあることに、いらだってるのがよく分かる。ということになると、現時点では、彼のホームページが、一番手っ取り早く彼の本音を聞ける場所ってことになるな。
【バンコクのホント】下川裕二編 ★★★★ ああ、これ読んでまたまたバンコクに行きたくなったよ。 バンコク通の3人が、個人旅行者のためのノウハウと穴場リアルタイムの役立ち情報満載の上、タイへの愛情あふれた姿勢がすばらしい。最近よく見るタウン探検型ガイドブックに多い、おたくの自慢話っぽさも少なく、ツボを押さえた編集は、下川の力が大きいと思う。巻末のカオサン通りの安宿情報は、そのままMorris.の次の旅に実践したいものだ。特に韓国人経営の「出会いの広場」(安宿兼情報交換の場)や、日本語メールが送れるインターネットカフェなどは、ぜひ利用したい。
1999/10/18(月)●小人閑居して冷や汗をかく●
昨日のワインとビールのせいでちょっと二日酔い気味。今日は完全休養日とする(^_^;)
午前中はベッドから下りず、ずっと漫画読んでた。午後は本すら読まないで、TV見たり、Star-Digio聞いたり、一言で言えば無為の一日であった。で、終われば良かったんだけど、ちょっと退屈して、ちびくろで米国製動物図鑑ののCDROMを見ようと思い、起動させたら、作動用のファイルをインストールする指示が出て、その後ヴィデオビューワーのインストールもあって一抹の不安がよぎったが、なにしろ英語読むのがめんどうだったこともあって、イエスマンになってしまった。ところが、再起動したらあじゃじゃ、ウィンドウズがたちあがらない(>_<)(;_;)(>_<)
これは焦ったね。韓国版ノレバンCDROMはちゃんとインストールできたので、油断しすぎたようだ。別にちびくろで動物の声聞いてもしかたないのになあ、と、「いらんことしい」の自分を呪った、呪った。とにかくにも、SAFE
MODEでたちあげて、ごみ箱のファイル元に戻したり、デフラグかけたり、よくわからないまま、いろいろやり、リセットやら、強制終了、はては、電源落としたりして、半ばあきらめかけてた頃に、なぜか奇跡のごとく(オーバーちゃ(^_^;))復旧した。いまだに、何がどうなったのかわからない(ヨクアルコトダケドネ(^_^;)
ああ、退屈は吹っ飛んだけど、ちびくろもなかなかやってくれるもんだ。で、結局問題のアニマルXCDROMは、ちゃんと使えてる、けどあまり面白くはないぞ(^_^;)
【恨ミシュラン2】西原理恵子 神足裕二 ★★★☆☆ 今日の午前中はずっとベッドで、これを読んでた。うかつにも、Morris.は以前にこの2巻は読んだつもりでいたのに、そうでなかったことに図書館で気づきあわてて借りてきたのだった。なんたってこの巻には、青木光恵との濃い交流が披露されてるのだ。神足のコラム文も下手ではないが、やはり西原の漫画だけで充分だね。この単行本は小型なので絵が小さくなりすぎてるきらいがある。しかし、たしかこれは文庫化されてたから、それにくらべるとまだましか。トップ記事に飛田の「百番・鯛よし」が取り上げられて、しかも絶賛されてたのが嬉しかった。ここはMorris.とイパクサの出会いの場といってもいいくらいだから思い入れも一入。恨ミシュランにしては、おおむね大阪編は好意的なのも、西原が四国出身ということもあるのかもしれない。5年前の発行で、結構時事ネタっぽい性格の本だから、ちょっと鮮度が落ちてるきらいもあるが、サイバラの魅力は輝きを失っていない。
1999/10/17(日)●ベッドでパソコンPILLOW TOP?●
なぜかえらく早起きしてしまった。まだ7時前だ。ちびくろをベッドに持ち込んでこれを打っている。デスクトップならぬ枕トップ?だ。癖になりそうだが、身体にはよくなさそう。
さすがに今朝なんか窓を開けると冷風が吹き込んできた。やっと秋本番か。あまりに遅いぞ。
昼過ぎにみほちゃんと、井山来る。井山はMorgan's Barのホームページに書き込みしたりしてた。みほちゃんは先日誕生日だったから、そのお祝いと、ビデオ鑑賞が目的、ワインあけて、夜までいろんなビデオ見散らかして、いっしょにヒアカムでMorgan's
Barのライブ。新曲や懐かしい曲もいっぱい演奏してくれたし、アンコールはMorris.のリクエストでMidnight Ladyで締めてくれて大満足。このところベース、パーカッション入れた4人編成でやることが多いMorgan's
Barだが、もともとのデュオの方が好きだな、やっぱり。4人での演奏にはそれなりのメリットがあるのも事実だけどね。演奏終わってからも、結構ぐだぐだと飲みつづける。島田さんから、Boogie
Woogie Piano Nightのスケジュールを井山部屋
に掲載するように頼まれたので、さっそく掲載しておく。
1999/10/16(土)●よっしっえっちゃぁ〜〜ん!!!!ひさびさ●
昨夜11時からのKNTV映画劇場は「死の讃美」だった。これはMorris.が韓国映画でダントツに好きな映画で、どのくらい好きかというと、ソウルの劇場で見て、その時のポスターをずっと部屋に貼ってるし、2本組みのテープも持ってて、20回は見てるし、シナリオまで読んだくらいなのだ。それで、昨日は字幕付きか、と期待したのだが、残念ながらビデオそのまま流したようだった。それでもついつい最後まで見てしまったよ。東京芸大に留学した韓国人歌姫ユンシンドクの愛と波乱の人生をドラマチックに描いた90年作品で、当時の韓国映画にしては毛色が違っててそこに惹かれた気がする。タイトル通り、最後は彼女が、妻子ある詩人と玄界灘に身を投げるデッドエンドなのだが、とにかく、悲しくも美しい映画だった。
今日は9時ころ矢谷がトラックで迎えにやってきて、秋本の引越し。はじめ福井君が手伝うことになっていたが、駄目になり、急遽助っ人に頼んだのが井山だもんな。だいじょうぶか?と思ったが、相変わらずのおちゃらけで、なんか非常に明るい引越しとなった。1トン半トラックで軽く三往復、2時半頃終了。秋本の新宅は前のとこから歩いて5分くらいのかなり古目(モリス亭といい勝負か??)のマンションの2階。2DKだけど前よりはうんと広いし、大き目の倉庫がついてるので、なかなか暮らしやすそうだ。
ちびくろで通信しようとインターネットの設定しようとしたが、予想通りうまくいかない。でも、ニフマネで、ニフティにはつながったので、いちおうモデムは正常に作動してるようだ。
午後7時からはテレビの前に座り込んで8ch「サタスマ」見る。お目当ては、いわずと知れた「芳恵のアイドル復活コンサート」というコーナーなのに7時15分くらいに臨時ニュースのテロップ、ロスでマグニチュード7の地震が!!
まさか特番になるんじゃないだろうなと、ひやひやしたが、結局ちゃんと芳恵の出番があったので一安心。当時の親衛隊などを集めてのやらせの催しなんだけど、芳恵フリークのMorris.は、現場にいたかったよ(;_;)今でも充分きれいだけど、「春なのに」を歌う場面でかぶさるセーラー服スタイルの初々しい姿はたまらんね(^_^;)
1999/10/15(金)●ノートの愛称は「ちびくろ」よろしくね(^o^)●
7時半起床。朝からPD設定に挑戦(ってそんなたいそうな)。 パナソニックのサイトで製品情報やら接続検証やらプリントアウトしてチェックするも、一向にうまくいかない。で、もう一度ドライバインストール用フロッピーのreadme.txtをプリントして、アンインストールをやりなして(これが手作業で面倒(>_<))改めてインストールしたら何とかCDROM(Eドライブ)とPD(Dドライブ)を認識してくれた、ほっ(~_~;)でもPDのアイコンが変(ほんとはリムーバブルディスクドライブになるはず)で、それでも強引にPDディスク突っ込んで起動させたら使えたので、とりあえずノレバン一号からデータやブラウザなどコピー。これでページの編集も「ちびくろ」(はい、Morris.のビブロはこんな名前になりました(^○^))でたいてい可能になった。いちおう今日はこれで満足と言うことにしておこう。次はちびくろでインターネットだな。いちおうモデム内蔵だから、すぐにでもできそうなんだけど、楽しみは後に取っておかねば(本当は、ダイヤルネットワークの設定などがちょっと面倒くさそう)
12時から「ミスターQ」の最終回と「ヒーローズレジェンド」連続して見る。
名古屋のぴえるさんがぐいぐい酒場の書き込みの中で、明日フジTV系の「サスマタ」とかいう番組で柏原芳恵の特集やる、って書いてあったので、あわててYAHOOで調べたら、明日午後7時に「サタスマ(サタデイ・スマップ?)」というのがあるから、これのことだろう。明日はこの番組だけは絶対チェーーーック!!
午後灘図書館に寄り食料、テープなど買って帰り、先日のジャズストリートのビデオをダビング。1回目と二回目のステージの空き時間に四国から来た佐藤らと北野異人館巡りしたときのビデオ撮影があったのだが、途中スイッチ切り忘れて10分ほどおっそろしい映像が映っていたのには参った(>_<)
1999/10/14(木)●西根号もインターネットデビュー?●
5人で貝塚のピックアップ。午後は西根と小口の配達。西根は一週間ほど前に新婚旅行から帰り、例の西根号と悪戦苦闘してる模様で、インターネットとつながらないとか、DVDが滑らかに動かないとか、頻繁にフリーズするだの、文句たらたらで(~_~;)それでも昼休みに自宅に電話したら嫁さんの妹が来てインターネット接続に成功したとのこと。はあ、良かったね。
Morris.のノートは相変わらずPDどころかCDROMも認識しないので今のところ移動ワープロマシーンでしかないが、それでも結構嬉しがってる。一昨日「B5ノート」と書いたけど、改めてみるとこれはB5よりはうんと小さい。紙メディアのサンボ通信(あれがA5)の一回り大きいくらいで、いわゆるミニノートにPD、CDROMが認識できないのはどうやら、ドライバがWin98用になってるせいのようだ(本当はよくわからない)。
1999/10/13(水)●女房にオッパと呼ばれたい●
ひさびさの仕事。5人で西神の若い韓国人夫婦のピックアップ。2年前に来日のときもMorris.らが搬入したので顔を覚えられていた。奥さんが臨月で、それで帰国が早まったらしい。奥さんがだんなを「オッパ(おにいさん)」と呼ぶのが微笑ましかった。そのくせだんなは奥さんに「ヨボー」と言うのがおかしい。やや時間オーバーして5時に積み終わり、事務所を出たのが6時過ぎでちょっと遅駆けで中央図書館に行き、バスで帰宅。疲れた。
1999/10/12(火)●Morris.のノートはビブロのB5●
9時におきて、韓国ドラマ「ミスターQ」見て10時15分からNHK教育の「いってみよう、やってみよう」を見る。社長が出演しているというので、録画までしたのだが、社長が画面に映った時間は5秒くらいだった(>_<)
まあ、NHKだし、音楽指導さわむらしげはるのテロップは流れたから、無駄とは思わないが、ちょっと期待外れ。
昼から日本橋に出て、こりもせず中古パソコンショップ巡り。やっぱり使えそうなのは10万するなあ(;_;) 結局、大回りして神戸ハーバーサーカスのソフマップでこの前心惹かれた富士通のB5ノートFMV-BIBLONCL13という奴。フロッピーもCDROMも外付けで、CDROMドライバは別途に買う必要がある。スペックはCPU133Mhz、メモリ32MB、HD1.6ギガ、8.7インチTFT液晶ディスプレイ、モデム2.8?重さ約1.4kg(うろ覚えなので違ってたらごめん)win95は入ってる。そんなところ。問題はCDROMドライブで、安いのは中古で1万以下であったんだけど、ふと目に付いたのが、パナソニックのPDドライブ。ノレバン一号にもこの絶滅寸前ともいわれてるPDドライブ付けて、これが結構使いやすいのだ。で、ノートにもPD使えば、ノレバン一号との大量ファイルのやりとりはもちろん、ZIPとかMOなしでバックアップも可能なわけで、ちょっと高かったけど思い切って、買ってしまった。トータルで10万円は切ったから、Morris.の当初の予算内に収まったのだからよしとしよう。でも、なぜか、ノートがPDを(CDも(;_;))認識してくれない(>_<)
夜8時ごろみっちゃんがフロッピーもってFolky-Night部屋の更新にやってきた。訂正はうまくいったのにいざ送信しようとするとできない(;_;)こんな事は始めてで、困ってしまってワンワンワン(>_<)ひょっとして、ノレバン一号新人ノートに嫉妬してるのかも(^○^)
結局、みっちゃん帰った後一から設定やり直してどうにか送信成功、疲れた(~_~;)
【豪雨の前兆】関川夏央 ★★★☆☆☆ Morris.のなかではいまだに「ソウルの練習問題」の作者としての印象が強い関川の最近出たエッセイ集で22編が6つのテーマ別に収められている。鉄道と時間、「漱石の時代」のエピソード、周辺作家、海外の知人、パクチョンヒと大久保利通、食い物にまつわるもろもろ。やはりMorris.には韓国関係の3編、なかでも「朝鮮のエトス」が興味深かった。司馬遼太郎の韓国行き、70年代前半に司馬の「坂の上の雲」を愛国の書として愛読した韓国人の話、パクチョンヒが血縁、地縁に縛られる韓国国民を「愛国」に目覚めさせるために「反日」を掲げ、その体制を明治維新に倣ったという矛盾とも思われる当時の状況、田中明の当時としては例外的な韓国を見る目の確かさにも感心した。日韓関係は、時々立場をひっくり返してみる必要がありそうだ。
韓国関係以外でも、漱石のヒロイズム論、西原の「恨ミシュラン」の過激にして愛敬ある日本語の高みを評価してる部分もMorris.は大いに評価する。
1999/10/11(月)●自作カレー3杯目にはそっと食べ●
夜中の2時頃、青年と松尾帰り、伊藤とえっちゃんも3時過ぎに帰り、佐藤一人泊まる。朝8時半起床、しつこく春待ちファミリーBAND昔のビデオ見て、朝飯食べて、10時半社長の車に便乗して、西神住宅展示場へ。今日の春待ちファミリーBAND出演はモロ営業だったので、Morris.は休むつもりだったが、佐藤が行くというので、お付き合いで、全くの客としていった。ビデオカメラも持たず、やっぱり二日酔い気味で結構しんどかった。
2回の演奏は、思ったより家族連れの客が多く盛況だった。今日の分と、ジャズストリートの記事
バンド日記部屋
にアップしておく。
しかし連夜の飲み会でふらふらだ。そのくせ夕方帰ってから、久しぶりにカレーを作った。大切りのジャガイモ、ニンジン満載のホームカレー風。なかなか美味い。小盛で3杯お代わりしてしまったよ(^○^)
1999/10/10(日)●ジャズストリートも賑やかに終ってしまった●
ジャズストリート2日目。昨日と同じメニューだったが、四国レオマから女の子3人が来てくれてて、1回目(12:00)と2回目(16:00)の間が空いてたので、井山、秋本、松尾、伊藤らといっしょに、北野異人館巡りなんかしてしまった。味加味二回目のステージには、バンジョーのチャーリー田川さんが飛び入りしてくれて、名曲「世界は朝日を待っている」は、ものすごくすごい?演奏になった。5時半からのOPAでの演奏も、昨日より多いお客さんが入った。打ち上げはOPA3階の朝日ビアガーデン。Morris.は昨日のバド・ガールに悩殺されてただけに、ちょっと、がっかり、だったが、ここのウエイトレスの竹内さんとよしえちゃん(Morris.はこの名前だけでももう、もう、(^_^;))が愛想良くて、よしえちゃんなんか、両親が春待ちのファンだとか、ということで、すっかりご機嫌になってしまった。Morris.のカバン、バス停に置き忘れ事件などあったりして二次会は「万坊」。12時過ぎて、モリス亭に松尾、伊藤、えっちゃん、青年、佐藤(四国、レオマ)が来て、今日のビデオ見てくつろぐ。
1999/10/09(土)●バド・ガールに悩殺された夜●
ジャズストリート初日。午後1時と4時に味加味で演奏。ステージ後ろを開放したので前回に比べるとゆったりした感じで出来た。ゲストトロンボーンの大林さんも好調。お客さんも2回とも満員盛況、ただ2回目のPAがちょっといじりすぎて聞きづらかった。午後5時半からはOPAステージでの演奏。毎年三宮駅前広場で勝手に演奏してたのだが、今年は野外ステージを提供してもらい、PA付のストリートライブ??という豪勢なことになった。恆例のストリートと勝手が違うので、ちょっと心配してたが結果オーライで、メンバーも客もノリノリ、ラストのフィッシングでは10人くらいの客と社長がラインダンス??を繰り広げた。小谷君の帽子にもチップのお金がたくさん入った。その金で??打ち上げは2階のバドワイザーパブ。ここにはほんもののバド・ガールがいた!!!!(^○^)うーーん、いいな、いいな、Morris.をはじめメンバーはすべてオジン状態になっておった。10人ほどいたパド・ガールの中で、ナンバー1は「ゆきえちゃん」に決定した(^○^)
バスで六甲道に戻り、二次会は「わらじ」。ここでも飲んで飲んで、ふらふらになって帰宅。明日もあるんだ(^○^)
1999/10/08(金)●韓国TVドラマにはまりかけ●
朝は雨だったが、朝雨女のなんとやらで、昼には上がってしまった。外出しようと思いながらついつい、KNTVとスタープラスアジアの、連続ドラマを見ているうちにどんどん時間が過ぎていき、結局出るタイミングを逸してしまった。従来Morris.はTVドラマくらい詰まらんものはなく、あんなもの見るのは時間の無駄の最たるものと思ってきた。(今でもいくらかそう思っている)ところが先月くらいから、ぼーっとしてるとき、何気なく字幕付の韓国の若者向きのドラマに引き込まれてしまっていることがしばしばあり、休みの日など、一日に3本も見てしまうことすら珍しく無くなってしまった。最初は「ヒーローズレジェンド」だったかな、その前からコメディ連作の「男女6人物語」は時々見てたけど。そして「ドクターズ」「ゴースト」「ミスターQ」とどんどん、レパートリー?がふえていく。ちょっと毛色はちがうが、昨日終った「金家の最終戦争」も、見れないときはわざわざビデオまでとってたもんなあ。いったいどうなったのだろう。それでなくとも、このところ、テレビに取られる時間が増えてると言うのに。
Morris.の掲示板
ぐいぐい酒場
で、りーちさんが、三好達治の詩に付いてコメントくれて、おかげで、このところ気にかかっていた詩の問題が解決して、すっきりした。あの掲示板は、やっぱり実用的にも使えるんだな。今後、探してる本とか、いろいろ公開していこう(^_^;)
最近気に入ってる中華アイドル系の歌手は梁詠h(何て読むのかわからない)の「Rainy Day」だ。この子はもう、ぶりぶりに可愛いぞ(^○^)それがキンチョールの山瀬まみみたいなピンクの河童の水掻きの衣装着たりしてるんだから、たまらん(^_^;)
明日明後日は神戸ジャズストリート、春待ちファミリーBANDは、加納町交差点北側の味加味で2回ずつやるんだけど、春待ちファンの方は、午後5時半から新神戸OPA広場(新オリエンタルホテルの前の広場)での、野外演奏が無料なので、こちらがお薦め。
【うまひゃひゃさぬきうどん】さとなお ★★★☆☆ 以前稻田さんに紹介してもらったグルメのさとなおさんのホームページで、大好評連載のさぬきうどんのコーナーが本になったもので、いやあ、ほんとにこれは面白くて、ためになるいい本です。Morris.もうどん好きで、仕事で香川県に行ったら、とりあえず、小さなうどん屋でしょうゆうどん食べるのが、最大の楽しみだったんだけど、このところ、あまり香川に行く機会が無くて残念。この夏、春待ちファミリーBANDの一部がレオマワールドで長丁場の演奏やって、有名どころのうどん屋に通ったことをきいて、またぞろなつかしくなったところで、あらためてこの本を読んだので、すっかりうどん食べたいモードになってしまった。Morris.個人的には善通寺、尽誠学園の横の路地にある店(名前失念)が気にいってる。
本書推薦の名店ベスト15は「山越」「谷川米穀店」「松家」「鶴丸」「ジャンボ」「宮川」「おか泉」「山田家」「中村」「山内」「田村」「あたりや」「さか枝」「彦江」ああ、この中の一つでも行ってみたいよ。巻末には車での周遊コース案内まで付いてるので、実用的価値も高い。
さとなおさんは神戸近辺在住で、フランス料理などにもくわしく、市井の料理評論家らしいので、食い物に興味ある方は一度彼のホームページを覗いてみてください
http://www.ckp.or.jp/satonao/
本書の文章もしろうとばなれしてて、笑わせるツボも押えてあるし、おやじギャグすれすれのベタベタな駄洒落やひとり突っ込みも、Morris.は大笑いさせてもらった。ただ、やはり、ネット文体なので、こうやって活字になると、つい浮いてしまう所があるのはやむをえないところかな。
【俳諧辻詩集】辻征夫 ★★☆☆ 仲間の詩人らと句会を開き、その中での自作句を核として詩に仕立てたもの。こういう方法は過去にも無いわけではないが、Morris.はひとえにタイトルに惹かれて手に取った。「辻」というダブルミーニングが利いてる、というか、それがすべてかもね。自分の苗字を思い切り効果的に使用したもんだ。Morris.は「森崎」という苗字は割と気に入ってるんだけど(平凡そうであまり多くはない)、やっぱり「辻」というのはかっこいい苗字だよなあ。辻潤、辻邦生、辻調理師学園(^_^;)。学生時代に辻治來という友人がいてやっぱりなんとなくいいなと思ってた。さかのぼれば小学のときに辻麗子という同級生がいたな。彼女のこともなんとなく忘れ難い。と、思いっきり横道に逸れてるのも、計画的で、内容はいまいちだった(^_^;)
わび、さびよりは諧謔、軽みを前面に出そうとした意図は感じられるものの、単なる自作解説になったり、人事詩にとどまってたり---そもそも核になるはずの自作句に魅力の無いものが多かった。それでもいくらか見所のある句をいくつか引いておく。
・<<蝶来タレリ!>>韃靼ノ兵ドヨメキヌ
・頭から齧らるる鮎夏は来ぬ
・断崖やもう秋風のたちつてと
・明け方の夢でもの食う寒さかな
【1億人の漫画連鎖コミックリンク】ダ・ヴィンチ編集部編 ★★★☆☆ 書評誌??(良く知らない)が特集した漫画関係記事と、アンケートと、自社の資料をまとめて、ホームページ風に1册に仕立てあげました、って感じの本。一昔前ならMorris.ももっと興奮したかもしれないが、やっぱり、漫画読みとしては隠居状態のMorris.なので、6分の懐かしさと4分の興味本位で眺めてみた。ランキング、テーマ、漫画家インタビュー、キーとなる作家からのリンクに分かれてて、ランキングは「いまどきの読者」の嗜好名のでよくわからず、インタビューされてる漫画家もぴんと来る作家はいなくて、結局おしまいのキイ作家の一部だけを熟読して終った。その作家も、Morris.の趣味から容易に想像される通り過去の少女漫画家にかぎられていて、岡崎京子、河原泉、萩尾望都、岩館真理子、一条ゆかり、そして本命の大島弓子ね(^○^)とりあえず、トータルで1,000册は取り上げられているらしいから、それなりに楽しめる本ではある。ただ今の時代、これはやはりインターネット上で構築するか(ひょっとして近いものはあるのかも)CDROMで出して欲しいものだ。
【月刊広告批評99年6,7月号】★★★☆☆☆ 数年前広告が面白くてたまらない時期がありそのころはこの雑誌もよく三宮図書館で借りて読んでたものだが、いつのまにか読まなくなった。本号の「特集 広告の20世紀2」につられて久々に借りて来たのだが、これは、すごい!!とりあえず40頁にわたる総カラーの20世紀の広告の小さな写真群。これもはじめの30頁までがめちゃめちゃ楽しい。その後(70年代以降)はがたんと魅力なくなり、その落差の大きさも見るべきである(^_^;)。この部分だけでも、資料として持っておきたくなる1册だ。加藤秀俊、荒俣宏のエッセイもまあ、よく出来てるし。今なら、まだバックナンバー手に入るかもしれないな。2回目の特集とあるからには、1回目もあったわけで、これも見たくなった。雑誌の世界も油断は出来ないもんだ。
1999/10/07(木)●マンガ15册も一挙購入●
昼からハーバーランドのソフマップに性懲りもなく出物のノート見に行く。おお、日本橋より安いのがそろってるぞ。富士通ビブロB5ノートの古いので7万くらいのがあった。これに外付けのCDROMドライブ買って8万ちょいか、一瞬買いかけたが、思いとどまる。
いったん帰宅して、夜は自転車で住吉の東灘区民センター9Fの音楽室で春待ちファミリーBANDの練習。明後日からのジャズストリートに備えての練習だが、フルメンバー(井山あきのりも参加)さらに、ゲストトロンボーンの大林さんも加わって、ひさびさに春待ちファミリーBANDのジャズナンバーってのを聴かせてもらったよ。
帰り道CDコミックの中古屋に寄ったら、ずっと探してた西原理恵子の「まあじゃん放浪記」第3巻を見つけたのでラッキーと買うことにして、別の棚見たら、今度は畑中純「まんだら屋の良太」のバックナンバーが20册近くある。持ってない奴を選んで結局合計14册も買ってしまった。ということで、これからそれらを読むので、日記も以下省略(^_^;)
1999/10/06(水)●
脇浜のビリケンさまは健在だった●
9時起床。いいなあ、好きな時間まで寝てられるって(^o^) そのまま韓国のドラマ見て、「つる姫じゃーっ!」の単行本の表紙を素材にTシャツ作り(これは有田のつる姫へのプレゼント用)。昼から自転車で遠乗り、ったって、春日野道商店街の勉強堂までだから、たかが知れてる。帰り道、脇浜のガード下にある子安地蔵の祠前を通りかかったので、つい寄ってみた。地震ですっかり樣がわりしてるので、例の「あれ」がまだ残ってるかたしかめたかったのだ。そう、ここの祠には小ぶりの御影石でつくられてたビリケンさんがあって、Morris.は何故か、昔からこれが面白くて時々挨拶に?寄ってたんだけど、地震の後は初めてのお目見えで、それでも、ちゃんと、坐って笑ってるのか怒ってるのかわからん表情でMorris.を睨み付けてた。ビリケンと言うのは、アメリカ産の福の神で、特徴はとんがり頭で、昭和初期に日本でもちょっと流行したみたいだけど、戦争中は敵性ものとして、排除されたのかもしれない。そのくせ、東条英機のあだ名がビリケンだったと言うのも、おかしい。
そのあと、大石のコーナンに寄って、体脂肪率計を試してみた。両手で握り締めるタイプの奴。結果は16.5%。これはまあ平均的なんだろうと思う。
きょん☆あさんのMLでタニシが話題になり、これまたタニシ好きのMorris.がついついレスして、その中でMorris.の田螺の歌
●吾が採りて母が料りし田螺煮に生姜の馨りたつが悲しも (歌集「嗜好錯誤」1997)
を引用したら、韓国在住の三宅ウミウシさんから、温かいレスもらったもんで、嬉しさのあまり、つい、即興でこれを韓国語に訳してしまった。それもちゃんと5・7・5・7・7の31音節に割り振って、我ながらうまく出来てしまった(^o^)もんで、これまたMLにアップしてしまったよ。これまでにもサンボ通信持って韓国行ったりした時、自分の歌を韓国語で説明したことはあるけど、こうやって、音節合わせて訳したのは始めてで、これを韓国人から見て、どう感じるかちょっと興味がある。ほとんど辞書も引かずに作ったので文法的な間違いがありそうだどね(^_^;)
●ネガチャプコ オンマチョリハン ウロンイエ センガンヒャンギ ナミョンスルプナ
1999/10/05(火)●TajMahlに新メニュー登場●
KNTV朝の「主婦スター誕生」(再放送)にパンミギョンがゲスト出演してて、「執着」を唄った(^o^)。この番組ものどじまんの一種なんだけど、厳選された6名の主婦がじっくり聴かせてくれるし、みんな玄人はだしで、韓国人の歌のうまさが良く分かる。いちおう勝ち抜き戦で、今週のトップ(賞品はチェジュ島旅行券)と前の週からの勝ち残りと対決して、3週連続勝ち抜くとチャンピオンになるんじゃなかったかな?。それなりに好きな番組だが、やっぱり日曜日のノレチャランの方が楽しい。
昼前に部屋を出て、TajMahlでカレーとビールの昼食とり、阪神-地下鉄経由で、久しぶりに日本橋へ。みかちゃんの買ったようなノートの出物でもあればと、ソフマップ、バスアンドタグ、ザウルス、PCネットなど主立った中古屋回ったが、やっぱりそうそう出物はないっす(;_;)結局撮影用のテープや、アイロンプリント用の用紙買ったくらい。PCネットで、またまた百舌鳥さんと偶然会う。狭いとは言えない日本橋で、それも数週間ぶり、平日に、よくもまあ2度も偶然が続くとは、ひょっとしてMorris.と百舌鳥さんは、赤い糸で結ばれているのではと、恐ろしい思いが頭をよぎる。いやいや、単に百舌鳥さんがまめにこの辺を徘徊してるのかもしれないし。というわけで喫茶店でちょっと話して別れる。
帰りも阪神を利用して、TajMahlを通り過ぎようとしたら前に立て看があり「新メニュー はらみ丼(\700)、炊いた肉丼(\600)」と書いてある。流石に昼に寄ったばかりなんで、また今度食べようと思ったのだが、さらに「新メニュー記念ビール100円」と追記があったので、ついふらふらと(^_^;)入ってしまったよ。照れくさかったけど、はらみ丼はなかなか美味でごじゃいました。ひょっとすると、三ノ宮駅の十番よりうまいかも。このビール100円サービスはいつまで続くかはっきりしない(姉ちゃんがそう言った)ものの、数日はやってると思うので、行くなら早い方がお得です(ってわしはTajMahlのメッセンジャーボーイか(^_^;))。
夜、堀さんから電話。結構会社が忙しいらしいのと、それに伴う人間関係のごたごたとか、まあ、相変わらずと言えなくも無いが、久しぶりなのでついつい長電話してしまった。9時ごろ、みっちゃんが、
Folky-Night部屋
のフロッピー持ってくる。しばらく飲みながら先日の春待ちファミリーBANDビデオ見て11時前に帰宅。何でも、みっちゃんは今日釣りに行って40cmくらいの雷魚を釣ったらしい(^o^)
これが、「台湾ドジョウ」なのか「カムルチー」だったのか、疑問の残る所。せっかくだから写真でもとっときゃ良かったのにねえ。
秋本たかしからファックスでMORGAN'S BARの99'秋のツアースケジュール送ってきたので
秋本部屋
に更新しておく。
【博士と狂人−世界最高の辞書OEDの誕生秘話】サイモン・ウィンチェスター 鈴木主税訳 ★★★ OEDの編纂主任ジェームズ・マレーと、謎の協力者W・C・マイナーの物語だ。マイナーはアメリカの退役軍人で、精神異常で殺人を犯し、ロンドン郊外の精神病院に隔離されていた人物だった、という、やや異常な出会いを中心に据えて取材構成されたもので、辞書好きのMorris.なら読まずにいられない惹句に煽られて迷わず借りて来た。南北戦争で精神的障害を受けたアメリカ人と、さして高い学歴を有しないまま最高水準の辞書の責任者になった男のドラマは、淡々と綴られても、興味を惹くのだが、アメリカの記者あがりの著者によるセンセーショナルなとりあげ方で、ちょっと違った方向にバイアスがかかった感もある。でも、OEDの製作過程のおおざっぱな状況を知ることが出来て、それだけで、読んだ甲斐はあるというもの。しかし非常に不満がある。訳文に関してだ。訳者の鈴木主税は巻末の紹介によると、多くのベストセラーズを訳しているし「私の翻訳談義」なんて本を出してるみたいだから結構老舗の翻訳家なんだろう。それにしては本書の文章は「日本語になっていない」。後書きにはアシスタントに下訳させて、鈴木がチェックしたとあるが、かなり杜撰な訳のように思える。辞書=言語を扱う書物としてはあまりにも注釈がおざなりで、問題になってる言葉のオリジン(英語)が省略されてたり、当核人物の呼称が入り乱れたり、脈絡が通じない所も多い。原作者の視点からしてすでに、売らんかな精神が垣間見えるが、まあ、それはそれ面白ければOKなのだが、テーマの興味深さを、訳者が削いでるとみた。もったいないぞ。
1999/10/04(月)●460chはStonesチャンネル●
市川さんと枚方のピックアップ現場。半日で終り、午後は倉庫作業。これからしばらく暇になりそうな気配(^_^;)
今日からSTARdigioも10月プログラム開始、番組表見たら、なんとROCK/POPS ALBUM 460chは、今月はRolling Stones
Specialだぜい!! Morris.は年期の入ったストーンズフリーク(Satisfactionをリアルタイムで聴いてる!!)の割りに手持ちのアルバムは少ない。アナログ版は、すべて地震を機に処分したし、CDも最近のを数枚持ってるくらい、テープはあるけどかなり音が劣化してる。それでフリークって言えるのかい、と突っ込まれそうだが、本人がそう思ってりゃそうなのさ、という意味でのフリークなのだ。だから、トラックでラジオからストーンズの曲が流れれば、途端に気分良くなる程度。とりあえず、今週はデビュー当時から数年のアルバム中心なので、しばらく流し続けるだろうな。あ、ちょうどSatisfactionかかったよ(^o^)
【スイングジャーナル青春録[大阪編]】中山康樹 ★★★☆☆ スイングジャーナルの編集長だった作者の、青春記であるが、本書はイントロにすぎないのかもしれない。何しろ、関西に生まれ育ち、高校卒業後プー太郎の4年間までこちら(Morris.が神戸在住なもんで(^_^;))にいて、いよいよ上京してスイングジャーナル社に入社というところで[大阪編]は終っているのだから。スイングジャーナルといえば、もちろんジャズの専門誌で、本書もジャズ漬けの内容と思ったら、予想に反して、前半はロック、特にビートルズとビーチボーイズが関心の中心となっていて嬉しい誤算のような気がした。特にビートルズはシングルが出るたびの興奮が事細かに綴られていてつい、読みながら頷いてしまったよ。それと、ビーチボーイズの「ペットサウンズ」への、思い入れの深さ。Morris.はビーチボーイズは、サーフィンサウンドのバンドと、軽く考えていたけど、これは一度聴き直さねばと思う程の入れ込みようだった。その作者がジャズへの転進??いや、ジャズもロックも並行して聴き続けては行くのだけど、ジャズとの出会いが、いわゆる名盤ではなく、雑誌スイングジャーナルから、というのがタイトルにも繋がるのだろうが、その後のジャズとはイコール、マイルス・デイビスだもんな。あと評価されるのはウエザーリポートくらい。とにかく、ジャズというより、マイルスに取り付かれた青年が、同好の友人と、同人誌を作ったり、友人の経営するジャズ喫茶に入り浸ってジャズへの理解を深め、東京のスイングジャーナルに引っ張られるくらいになるまでの過程を、主観的なわりにはクールに描いてる。友人関係を大きなファクターと、捉えながら、それでもはっきり自分の気持を書き留めてる所が作者の性格なんだろうな。昨日日曜日の午後からこれを読み出したMorris.は、心斎橋のジャズ喫茶「ファイブイブスポット」の描写あたりで、つい、STARdigioのジャズチャンネルを流して、モリス亭を即席ジャズ喫茶に見立ててしまったくらいだ。[東京編]はもう出てるのだろうか?早く読みたいものだ。
1999/10/03(日)●けんちゃんの新しい店は「陶人」●
やっと、今朝から兵庫ネット通常接続再開。
昨日は、10月と言うのにうだるような暑さ。ところが今日は、窓開けたら、さ、寒い(>_<)何と言う気候ぢゃ。93年2月にソウルからバンコクに飛んだときのことを思い出した(温度差約30℃(^_^;))
Largoのけんちゃんが、10月20日に新しく店開きするらしい。どんな店なのか詳らかにはしないが、店名は「陶人」(下山手通り2-10-4シンニチビル6F南)
東急ハンズあたりかな。Largoより駅に近いので行きやすくなると思う。楽しみ、楽しみ。
今日のノレチャランは野外なのに雨模様だったこともあってか、なんとなく盛り上がりに欠けた。ただトリのゲストに久しぶりにチョンスラが出演したのが懐かしかった。ミネギョンばりの、ラテン系のちょっとチープな曲だったが、彼女の若いことにびっくり。もうすぐ40になるはずなのに、20代にしか見えない。
【何が何だか】ナンシー関 ★★★☆☆ 「平成の棟方志功の異名をとる消しゴム版画家」(^○^)(Morris.が言うんじゃなくて別の本の惹句ね)ナンシー関はその似顔版画と同じくらいにエッセー(コラム)も好きで、結構読んでる方だと思うけど、本書はその中でも突出してるな。「噂の真相」「オズマガジン」「広告批評」「ハイファッション」などに連載したものの集成だが、前二つの雑誌の連載が圧倒的に面白い。辛辣、熾烈、トリビアル、ユーモア、ひねりのきいた彼女の視点って(^○^)
イラストライターともいうべき人種(南伸坊とか和田誠とか安野光雅)はやっぱり目がいいんだろうね。一般人とは見え方が違うんだと思う。それとはちょっと外れるが、ミーハーに関する一文が、Morris.に刺激的だったので一部引用しておく。
「私は、ミーハーというのは無節操であることだと思う。−−略−−たとえばこんな節操である。いくらおでんの中で玉子が好きで、どのネタも70円均一であっても、セブン・イレブンで玉子ばかり7個も8個も買うと言うのは節操がない。自分のカネで勝手だろうが、という根性が無節操なのだ。私も玉子は好きだ。でもおでん一皿に玉子は1個。何に気兼ねしているということではない。外してはいけない心のタガ、それが節操。/心のタガを外して欲望のままに何かを求める心こそ、「ミーハー」と呼ぶにふさわしい。」
Morris.が、以上の文中の「玉子」を「コンニャク」と入れ替えて読んだことは言うまでもない(^○^)
1999/10/02(土)●みかちゃんのお買い得ノート●
昼から社長の車で西宮商店街へ。えびすフェスタのゲスト出演。4時からは近くの松原神社バザーでの演奏。今日の模様と先月の南光町とことんライブの記録を
バンド日誌
に更新。みっちゃんの部屋
も更新した。
夜、みかちゃんが、中古で買ったノートパソコン(IBM Think Pad535)持って遊びに来る。本当は矢谷らも呼んで宴会するつもりだったが、矢谷が別件で来れなくなった。結果的にノートのチューンアップで11時過ぎまでかかりっきりになった(^_^;)
Morris.はWinノート触るのははじめてだし、マニュアルもないので、ほとんど手探り、試行錯誤の連続だったが、ともかくもひととおり動くようになったので一安心(Win95は入ってたので)。2ギガのHDをなぜかDドライブに15MBほどパーテーション切ってあったりして(これはモデム関係だったようだ)一時は混乱してしまった。それにしても、これが6万円ちょっとだったら、お買い得だなあ。いっそMorris.もこのあたりで手を打とうかと、一瞬思ってしまった。みかちゃんは明日マレーシアに戻る。次回の帰国時にはちゃんと(^o^)宴会したいもんだ。
1999/10/01(金)●メール復旧した模様●
6人で須磨の中国人宅のピックアップ。約20tを3時までに終らせてしまった。高平さんの一人担ぎ下ろしが功を奏したようだ。ところで、巻尺で計ったら、高平さんのウエストは100cmだった!!
帰りに三宮図書館に寄り、サンパルのジュンク冷やかし「十番」でカルビ丼食べる。やっぱりここの店はスープ(50円)に尽きるよな。
帰って接続したら、メールは繋がってるようだ。一安心。
【グランドミステリー】奥泉光 ★★★★☆ 久々に奥泉の近作(といっても97年)を読めて、Morris.は、すっかり満足ぢゃ。真珠湾攻撃からソロモン、硫黄島にいたる、太平洋戦争の時期を舞台に、写実的な戦闘描写、聖戦の内幕、潜水艦部隊の独得な連帯感、海軍の気風と言った、奥泉らしからぬストーリーが始まり、あれっと思ったら、いつのまにかパレレルワールドに誘い込まれ、飛行大尉の謎の自殺、ウランを積んだ船の沈没、暗躍する武器商人、予知能力を持つ複数の男女と、そのうちの一人の妹であるヒロインの愛なき婚約。自殺した大尉の未亡人で影のヒロインの不気味な行動、等など、読めば読むほどこんがらがってくる仕組みになっていて、それでいて、飽きさせない奥泉の手管には、いつものことながら舌を巻くしかない。二つの世界を繋ぐイタリアの地下道(カタコムベ?)や、夜の桜の場面、影のヒロインの象徴とされるアングルの「グランドオダリスク」などのひとつ、ひとつがリアルに迫るのも、奥泉の「文章の力」であることはたしかで、Morris.はほとんど彼の文章に惚れ込んでるなあ。本作品では更に、パラレルワールドの微妙なズレを、巧みに利用して、物語の紡ぎ出す技法を示唆しながら、作者自身もそれを楽しんでる風でもあって、いやあ、もう、これは、酒見賢一の「語り手の事情」と並ぶ、作家の手の内公開小説としても見逃せない。特にエピローグの牧歌的愛の告白場面で終える辺りはうますぎる(^_^;)