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Morris.日乘2009年2月 
秋本君からもらったペコちゃんソーサー Morris.の日記です。読書記録、宴会散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。  
今月の標語
Life is Flash-Memory

【2009年】 1月
【2008年】 
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2009/02/28(土)●Twin煙突の雄姿●

6時起床。ベランダから南東を望むと、神鋼のTwin煙突から見事な煙が立ち昇っていて、明け方の東雲色とマッチしていた。高橋からの眺めも格好好かった良かった(^_^)
西根君ら4人で尼崎のアメリカ向け荷物ピックアップ現場。昼はコンビニ弁当(>_<)
4時過ぎまでかかって作業終了。倉庫にもどってバン詰め作業などして、帰りナフコに寄って帰宅したら7時半過ぎてた。


ベランダから

高橋から

倉庫から

【特急こだま東海道線を走る】姫野カオルコ ★★☆☆ 8冊目はまたも短編集だった。5篇が収められている。総じて過去の回想めいた話で、ちょっと重苦しくて面白くなかった(^_^;)
一番ましだったのは、巻頭の「夏休み 九月になれば」で、幼い頃の家族旅行の話で「崖が落ちてくる」という景色の鮮明さだけが記憶に残る作品だった。
その家族旅行の地名が思い出せないでいたときに、そこ(越前の厨)を特定してくれた腹違いの兄の言葉。

「年齢(とし)とるとええことも、なかなかぎょうさんあるで」

という台詞は、方言とあいまってなかなか沁みるものがあった。
ヒロインの大学時代の回想。

先輩の劇団はだいたい深刻なムードの観念的な芝居をしたから、そういう芝居のためのポスター絵や美術は、素人目を簡単に「うまい」とごまかせるのだ。笑わせるより泣かせるほうが高級だという判定は、演劇にかぎらず映画、小説、絵画、音楽等々すべてのジャンルにわたる共通のまやかしだった。常人とは抜きんでた発送の構図や色づかい、その裏にある堅固なデッサン力、そんなものがなくても、悲しい顔と悲しい色を使えば、うまいなあ、哲ちゃん、と劇団員は褒め、このポスター、切ないかんじがして鋤でス、とアンケートに観客は書いてくれた。そのうちに、劇団がらみとはべつに小さな広告の仕事も入るようになり、貧しいながら自分ひとりくらいなら暮らしてゆけた。

このての言説は他の作品にも頻出するが、分りやすいけど、図式的だ。
10冊目までの星取り表はこれで4勝3敗1分けということになる(短編集「よるねこ」というのを読んでて途中で放り出した(^_^;)のでこれは当然●)が、前回のエッセイは無かったことにして(^_^;)4勝2敗1分けということにしておく。
あとがきにこの作品執筆時期に顔面神経麻痺になってたことが書かれていた。本書の暗さや憂鬱っぽさはそれに拠るのかもしれないが、読者はそこらへんは忖度できないもんね(^_^;)

2009/02/27(金)●春雨●

8時起床。今日も朝から雨模様である。
「春雨 ポムビ」といえば、女性歌手イウンハ(李銀河)が歌ったキムヒガプの曲と、ポルシスターズ、キムチュジャなどの歌ったシンジュンヒョンの曲の2曲がある。どちらも名曲である。
斉藤さんの紙芝居ビデオをDEL坊に取り込んでDVDに焼く。ざっと25分くらいである。
昼から三宮に出て、三宮図書館、銀行、星電社など回り4時帰宅。
自転車で水道筋に行き、docomoセンターで迷惑メール対策のためURL付のメールをシャットアウトする設定してもらう。マニュアル見てやろうとしてどうしても上手く行かなかったのだが、これはマニュアルと本体の機能が違っていたためと分った。とりあえずこれで、迷惑メールは減ること間違いなしである。
そのあとマルハチで買物しようとしたら珍しく休みだった。棚卸だったらしい。
youtubeに斉藤さんの紙芝居「かにとり」を試しに投稿してみる。6分くらいの映像だが、アップするのに30分以上かかった。とりあえず見ることはできるが、紙芝居が小さくて絵が見づらい。これはやはり撮りなおすべきかもしれない。
「ノレ番8090」に韓国歌謡ランキング1992年を更新。例の韓国サイト閉鎖で、ランキングはこれでストップ(>_<)である。

【恋愛できない植物群】姫野カオルコ ★★ 初めてのエッセイ集。ところが、これが、ほとんどどうしようもない一冊だった(>_<) 雑誌などに掲載したコラムを、あいうえお順のタイトルをつけて並べたものだが、まとまりがないのはともかく、どれもこれも出来損ないの寄せ集めである。姫野に突然はまったMorris.がこれだけ否定的な書き方をするのは、当然可愛さあまって憎さ百倍の伝で、普通に読めばそれほど目くじらたてるほどのものでもないのだが、彼女への思い入れが強すぎたために、安っぽい笑いを狙った媚びた気取ったナマな青臭い文章に冷や水を浴びせられたような思いをしたのだろう。
これまで読んだ作品の元ネタや、嗜好、性癖、家庭環境、職歴などが披瀝されてるから、それだけでも愛読者なら関心を持って嬉しがりそうなものなのに、同じ事柄を書いても、作品ではあれほど魅力的なのに、このださいエッセイだと、まるでつまらなく見える。彼女は作家に徹底してもらいたい。
ともかく、彼女のエッセイは封印ということにしておく。
おまけにところどころのカットがこれまた素人以下で、最初これは姫野自身が描いたのかと思ったが裏付をみたら違うらしい。
当然星取表は黒星追加で、現在5勝2敗1分けということになる。
つまらなさを紹介するための引用というのも情けないものがあるが、とりあえず、適当に開いたページから。

かつてのりたまをかけるのが好きだった私だが、現在はごはんそのものがおいしいことを望む。そのためにお米をといでから一時間ザルで水切りしておくとか水加減をよく見るとか工夫したい。ただ米屋に行くと「あなたに米は売りたくありません」と言われるのが辛いところであるが。
不倫に「悩む」人というのは自分がごはんにノリタマをかけていることに気づかないでいられる人なんだと思う。
今日ものりたまかと寂しがりながらも、実は♪あったかーいごーはんにかけたノリタマ♪ が好きなのだ。なぜなら往年のCMソングそのままに、♪こーんなうまいもん、ちょっとないよ♪ なんだから。


何で米屋から嫌がられるのかわからないし、のりたまのCMの引用のしかたもはしたないと思ってしまった(^_^;)

2009/02/26(木)●200MP3サイト消失(>_<)(@_@)●

9時起床。昨夜はしっかり飲んでしまったが、全く酔いは残っていない。
ちょっとサボってる「ノレ番Morris.」のネタ探しをしようと、韓国歌謡サイト2000MP3を開こうとするも、開けない?? 何度やっても駄目である。もしかしてサイトを閉鎖したのだろうか。えらいこっちゃーっ!!!!!!、である。Morris.はこのサイトにどれだけ依存してきたか知れない。
韓国歌謡のデータベースとして、またアルバムのジャケット画像、歌詞の引用、そして、88年度から転載してきた韓国歌謡年度別ランキングも、すべてこのサイトに頼り切っていた企画である。ああ、こんなことなら、とりあえず、ランキングだけでもすべてコピーしとくんだった、と後悔しても後の祭りである。著作権にはルーズな韓国でもこのところだんだん締め付けが厳しくなってたから、こんな事態も考えられないわけではなかった。でも、問題が発生するまでは目をつぶってたわけだ。これが一時的なアクセス不能であることを祈りたい。けど、やっぱり閉鎖の確率がかなり高いだろうな。ちょっとショックである。
昼からミニギターでなく、一番重いYAMAHAを引っ張り出して弾いてみた。飛田さんとの老人ホーム出張演奏の練習である。さすがに重いし、指にもかなり力がかかる。たしかに低音はまるで違う。Morris.はとんでもなく軽い(重量も音的にも)ミニギターが好みだけど、ヴォリュームのことを考えると普通のギターを使うべきだろう。ムックさんみたいにミニギターにマイク仕込んでアンプにつなぐというのも面白そうだが、ともかく、PAはなしということで対処しよう。
夕方自転車で、ナフコとヤマダ電機に行き、DEL坊用のクリップライトを物色したのだが適当なものは見つからなかった。どこかで見つけたら購入することにしよう。
ダイエーで玉子と里芋買って帰宅。
GyaOで「ラストダンスは私と」の19話を見る、たぶん次が最終回だと思うが、この期に及んでストーリーが急転回である。面白くなってきたが、Morris.は最初から最後までヒロイン(ユジン)が好きになれなかった。元S.E.Sのメンバーで、巻田さんやぶんたさんには叱られそうだが、仕方がない。彼女の出演した「めっちゃ大好き」は1話限定しか見てないが、こちらはすごく魅力的に見えたのだが。

2009/02/25(水)●紙芝居撮影●

昨日と同じ現場三日目。今日も昼食はよりあい向洋。これなら間違いないという、鶏の唐揚頼んだのだが(>_<) 出てきたのは色からしていつものと違って、くすんだ黄土色。何となくグズグズした衣で中の鶏も生っぽい、おいおい、これはないだろう、とおばちゃんに言ったら、一旦調理場に持って行き、しばらく経ってから「包丁入れて中見たけどちゃんと火は通ってます」とのこと。なんか釈然としない。勘定するときも何となくよそよそしかった。この店は10年くらい前からMorris.のご贔屓で、有機野菜を扱うグループのメンバーの手作り料理食堂で、味付けもメニューもちょっとご馳走の家庭料理といった感じがすごく気に入ってたのだ。ところが今回の3日現場で連続通って、3日ともいまいち、いや、今日ははっきり言ってがっかり、である。そりゃあ料理も、出来不出来があるのは仕方ないとしても、今日の唐揚と、その後の対応はあんまりだな。食堂で客が料理に文句をつける、というのは、それなりに勇気がいる行為なのだ。不味ければ、知らんふりして、もう来ないというのが普通の対応である。その店が好きだからこそ、文句をつけるわけで、その結果、嫌味な客だと思われるのでは割が合わない。
作業は3時過ぎに終了。きょうはこれであがって良いと言われた。ラッキー(^_^)である。
アシナガさんから「アホウドリの朝鮮料理入門」という文庫本と、中日新聞の「ネコの遺伝学」という特集記事が送られてきた。これも例のカラオケCDのお礼らしい。どこまでも美味しいMorris.である(^_^;) アシナガさんありがとうm(__)m
風呂に入って、7時に齊藤さん宅へ。頼まれてた紙芝居撮影。齊藤さん独特の語り口と、稚拙ながら不思議な味わいのある絵の世界は、なかなか面白かった。
帰り道、飛田さんと遭遇。何か飲み会が流れて、手持ち無沙汰だったらしい。今日は給料日だからおごってやると言われて、ほいほい着いていく。「ミンミン」で餃子や八宝菜アテにビールと紹興酒で四方山話の花を咲かせる。飛田さんお得意のオカリナで、兵庫の老人ホームで慰問演奏してるということを知り、Morris.も伴奏で参加させてもらうことになった(^_^;) 
11時帰宅。明日は明日は仕事ないので、カティサーク飲みながらヘッドフォンでノレバン98号で遊ぶ。


ネコの遺伝学

齊藤さん事務所

巨大な苺(^_^;)
2009/02/24(火)●舌禍(^_^;)●

昨日と同じ現場、今日も雨模様。昼もよりあい向洋で、さわら焼き定食頼んだが、これもまた外れ。というか、不味くはないのだけどMorris.には物足りない。食後生協でパン買ってしまった(^_^;)
6時帰宅。GyaOの「ありがとうございます」最終回見る。韓国ドラマには珍しいタイプの作品だったが、子役の演技力のことばかり書いてきたが、ヒロイン(コンヒョンジン)、ヒーロー(チャンヒョク)もどちらもいい感じだった。16話で毎週2話ずつ更新ということになると2ヶ月で見終えてしまうことになる。先週から「不良カップル」が始まってるが流石にもう今日は見る気にはならない。
島田和夫部屋スケジュール更新。
3日ほど前から舌の右側の一部が痛い。たぶん誤って歯で噛んだのではないかと思うが、ちょっと長引き過ぎではなかろうか。そのくせ辛いものどんどん食べてるから、いわゆる不摂生だろうが、口の中の傷はものを食べるのにも、喋るのにも、歌うのにも不自由する。

2009/02/23(月)●ノレバン98号帰還(^_^)●

今日から3日間は、六甲アイランドの直行直帰現場。これだと朝8時過ぎに部屋を出ても早いくらいなのですごく楽である。
小雨降ってたが傘は要らない程度。現場マンションの壁沿いに黒猫が雨宿りしていた。
アメリカ向けの荷物だが、よく片付いてて、Morris.はベッドルーム一日がかり。
昼はよりあい向洋で、鶏のケチャップ煮定食。決して不味くないんだけど、Morris.はどうもこのケチャップ煮というのは合わないみたいだな(^_^;)
休憩時間に現場のベランダから西方を眺める。曇ってる日もそれなりに面白いものである。
昨日higashiさんからメールで、ノレバン98号、CDROMドライブ交換して発送したとのこと。今夜8時から9時に到着らしいので、今からそわそわ(^_^)である。
下の読書感想文打ってる途中に配達が来た。10日ほどで帰ってきたことになる。higashiさんにはお世話かけっぱなしである。早速接続してノレバンCDROMのテスト。とりあえずちゃんと起動することを確認して一安心。さらっと10曲歌ってみる。今のところ飛んだり、引っかかったりはしないようだが、もうしばらく時間をおかないと何とも言えないだろう。その後はBGM代わりに流しながら、DEL坊で作業してる。
一曲だけ、途中でフリーズして、あぢゃぢゃー、と思ったが、スキップしたらすぐ次の曲になったし、これは、ずっと以前にも、何度かあったし、今回の症状とは別の原因だと思う。CDROM自体がバックアップコピーだしね(^_^;)
ひとまず、ノレバン98号が帰って来たことだけで嬉しい\(^o^)/
higasiさんありがとうm(__)m。お手数かけました。


黒猫発見

なかなかの貫禄

今日の昼食

19F現場から南西方面

同じく西方面

帰ってきたノレバン98号(^_^)

【サイケ】姫野カオルコ ★★★ 6冊目にして初めての短編集である。Morris.はどちらかというと短編は苦手である。長編ならどれだけ長くても良い(面白ければ)。
そして姫野短編は、それなりに面白いものもあったのだが、6篇のうち、最初の「イキドマリ」と最後の「少年ジャンプがぼくをだめにした」の2篇だけで良かったかもしれない。これまでに読んだ作品のオリジンみたいなのがあったり、細部がシンクロしてるものもあったりで、そっちの意味では興味をひくところもあったのだけど、全体としては満足度が低い。星取表は白黒なしで、4勝1敗1分けということにしておこう。

「イキドマリ」のデブでチビの主人公が、その外見だけで会社で「優」をもらえない理由としての強弁。

数学の「集合」に照らし合わせてみればよい。
小学校、中学校、高校、大学は「学府」という集合ですね。この集合をとりかこむ塀は、「勉強」ですね。ならば、この集合では「勉強」の条件を満たせばそれで補集合には属さない。しかし、会社は「学府」という集合ではありません。この集合をとりかこむ塀は「情緒」ですね。ならば、この集合では「勉強」の「条件」を満たしていることよりも「情緒」の「条件」を満たさなくてはなりません。「情緒」というのはなにか? それは人間の感情であるわけですが、人間の感情がなにに起因して湧くかというと、ただひとつのことによって湧きます。
バカは……、バカという言い方が人をむっとさせるならば言い換えしましょう。なにごとにおいえても偽善で生きている人間と言うのは、
「人の感情はその人の数だけあるから正解はない。ひとそれぞれの価値観がある」
などと「己の偽善がまかりとおるいいわけ」をしますが、情緒の起因なんかただひとつなんです。それはなにか?
「好きかきらいか」
でしかありません。
ある人を、あるいはある物体を、物品を、ものごとを、できごとを、好きだと思うかきらいだと思うか。それだけのこと。その感情で構成された雛形が会社であり、こうした集合に属している以上、人から好かれなくてはならない。
では、人はどのような人を好くかというと「印象のよい人」を好くだけのこおとで、それだけのことで、よって太っていて背の低い男は、会社という集合では脱落する条件に満たされる。満たされるけれども、
「明るい」
という条件を持っていれば、脱落はしない。では、なにをもって「明るい」といいうか? そんなのは簡単です。
よく笑う。
声が大きい。
これだけで「明るい」の条件は満たされます。内容なんか無関係だ。内容なんか人は見ない。内容なんか見ていたら自分自身が脱落する。自分自身が脱落すること、これすなわち、暗いことだから、暗いことはこの社会に属そうとすれば反社会的なこととなり、人はおのずと、内容を見ないようにすることで保身を図る。


ぎゃはははっ(^_^)(^_^)(^_^)(=^・^=) 「好き嫌い至上主義」はMorris.の拠ってきたるところではないか。ともかくも姫野カオルコ「好きっ!!」である。「明るい」は「あ、軽い」し、内容なんか無いよう(^_^;)なんて、書いてないギャグを思いついてまた笑ってしまった。この作品の中に「妄目的」という言葉が出てきたが、「盲目的」の誤植なのか、ギャグなのか迷うところである。ギャグなんだろうな(^_^;)
実はMorris.は算数、数学のたぐいは全て×なのだが、何故かこの集合だけは好きで、高校のとき98点を取ったことを覚えている。いまもって「集合」は数学ぢゃないのぢゃないかという疑いを捨てきれずにいるのだが、ともかくも、何でも分析するときにはついついこの集合の考え方を知らず知らずに流用しているようでもある。

おしまいの「少年ジャンプがぼくをだめにした」は、ハレンチ学園、とラクエルウエルチに発情する女子小学生と、全共闘シンパで漫画好きの大学生の物語だが、雑誌名や映画俳優名などの固有名詞の連発が懐かしかった。
本書の作品はおおむね1970年前後(大阪万博)が舞台で、「サイケ」というタイトルもそれに由来するのだろうが、当時、Morris.は二十歳前後、姫野は11歳くらいだから、ちょうどこの作品の大学生とヒロインの年齢関係に当てはまる。小倉の競馬場をキャンパス代りにしてた某大学に入学して、下宿の小学生の女の子に漫画の本を見せてた記憶もあるので、ますますこの作品にはデジャブみたいなものを感じたのかもしれない。

2009/02/22(日)●コンサート7080●

7時半起床。
朝風呂つかい、KBS「コンサート7080」見る。先週土曜日放映のものだが、今回はカンスジ、キムサンヒ、イエリン、シンヒョボムという女性歌手の揃い踏み。90年代初頭カンスジは可愛い子ちゃん歌手だったが15年過ぎても、相変わらずの可愛さ路線である。すごいといえばすごいが、歌の方もあの頃とほとんど変わらない(つまり全然上手くない)。アグネスチャンを連想してしまった。
キムサンヒはすっかり貫禄のステージ。「コスモス咲く道」を余裕たっぷりで歌いあげた。「韓国のナナムスクリ」と紹介されてたのがおかしかった。2曲目は「Fly me to the Moon」。何故かこの歌は韓国人やたら好きみたいだな。今年になってから韓国人歌手が歌うのを見るのは4回目である。
イエリンは名前くらいしか知らなかったが、2曲目に歌った曲がえらく良かったし、聴き覚えがあったのでバックしてタイトル確認したら「別れの終わりはいつなのだろう」というヤンスギョンの持ち歌だった。しかしこの歌の良さを再確認させてくれた。
実力派シンヒョボムは、もちろん「オンジェナクジャリエ いつもあの場所で」で登場。彼女はあの頃から上手かったけど、一段と上手くなってる。
そして男性陣は、イクヮンジョ、イジョンソン、オミノの3人のジョイント。これは「新村ブルース」の再現ではないか(@_@) Morris.は韓国のグループでは新村ブルースが一番好きだったのに、タイミングが悪くて一度も生演奏見ることができなかった。もともとはっきり決まったメンバーが固定してなくて、ユニットに近かったが、そのうちにキムヒョンシクが死んだ後は、残ったミュージシャンはバンドとしての活動よりソロやバックミュージシャンとしての活動が主流になった。途中司会のペチョルスが「3人では格好がつかない、ボクも混ざろう何たって今は「F4」が話題の中心だ」とKBSドラマ「花より男子」のイケ面4人組をネタにしたギャグで笑いを取ってた。ペチョルスはもともと航空大学のロックパンド「ハルチュロ 滑走路」のドラマー兼リードボーカルだから、そこがギャグとしての重みもあったわけだ。
「オヌルガトゥンパム」「若い恋人たち」そしてMorris.も大好きな「コルモッキル」には感動した。おしまいにシンヒョボムをフィーチャーして「ウリネインセン 我らが人生」、これは知らない曲だったが、とにかくかっこいい。
この番組は懐かしいミュージシャンが多く登場してオリジナルナンバーを熱唱すると言う意味で貴重だが、割と当り外れがある。でも、今回は文句なしに見所満載で、Morris.も公開録画見ておきたかった。
午後、久しぶりに斉藤さんの仕事帰りの軽トラに乗って、最近センター近くに借りた事務所へ。
自作の紙芝居をビデオに撮ってDVDにして残しておきたいとのことだった。ずっと以前に1作だけ見せてもらったことがあるが、今は4作に増えてるらしい。
今日は打ち合わせで、後は四方山話と、youtubeのお気に入り映像など見ながら一杯やる。それは良かったのだが、Morris.部屋が何故か繋がらない。ここのPCは仕事用のため、かなりファイアウォールなどがきつくて、Morris.部屋のサーバーが個人の運営なのが引っかかるのかもしれない。しかし、これは非常にストレスを感じる。
夕方には雨も本降りになった。傘借りて、阪急で帰宅。
GyaOの「マイガール」7話見る。このドラマは一向にストーリーが進展しない同じところをぐるぐる回ってるように思える。


カンスジ

シンヒョボム

イジョンソン&イクヮンジョ

往年の「F4」?

水仙

紙芝居練習の斉藤さん
2009/02/21(土)●2月の桜●

久しぶりに事務所に向かう途中、摩耶埠頭手前の公園の桜が三分咲きくらいになってるのに気づきデジカメ撮影。この桜は毎年、とんでもなく早い時期に花を開く。そして開花期も長い。去年は2月23日に写真掲載してた。
清水浅海君と3人で、大阪城東区諏訪のオランダ行き荷物ピックアップ現場。大して荷物無くて昼過ぎには作業終了。3時に倉庫に戻りバン詰め作業など済まして、ちょっと早めに帰る事が出来た。
以前現場の処分で出たラジカセがあったのを思い出し、貰って帰ることにする。CDはちゃんと動くらしいし、テープデッキはダブルである。今さらテープにダビングすることは無いが、Morris.は例の「デジ造」作業やってるが、古いマイクロコンポのテープデッキはかなりへたってるようなので、これも心強い。これでMDがあったら言う事なしだが、贅沢は言うまい(^_^;)
夜、安城のアシナガさんから蒲郡みかんが届く(^_^) 韓国カラオケCDをさし上げたお礼らしいが、あのCDももともと処分品である。ほとんどMorris.丸儲けである(^_^;) 蜜柑はいくらあっても困らないので嬉しい。
アシナガさん、ありがとうm(__)m
今夜は六甲「ごパン」のライブサンド。めずらしく香介が来ていた。今日は松尾君がソロで数曲歌うということで電話で呼んだらしい。
竹田君のソロの後、詩の朗読?があって、次が松尾君。今朝のNHKFM「世界の快適音楽セレクション」という番組で春待ちファミリーBANDの「メランコリーベイビー」が流れたとのこと。今日はテーマが「春を待つ音楽」だったからバンド名でチョイスされたらしい。それも春待ちのオリジナルCDでなく「MR. JUG BAND MAN」という2枚組のオムニバスアルバムからだったようだ。何はともあれ、春待ちサウンドが全国に流れるのは久しぶりかもしれない。何か良いことのおきる魁と思いたい。松尾君は友人の曲やビートルズナンバーを弾き語り、愛娘美穂ちゃんが4月に結婚するとのことで、すでにして「花嫁の父」状態だった。
今日の矢谷君は、ギターは当然竹田君、わざわざ豊岡からryuちゃんが段ボールドラムで参加。靴の空き箱にブラッシュで、音色といい、音量といいぴったりの感じだった。「ひだまり」「誕生日の歌」「ビスケット」「グッパイ&グンナイ」などを演奏。こっそり松尾君がバイオリンで参加、今日の編成はアコースティックとしてはとても良かったと思う。今日はMorris.はデジカメ前の機種持参だった。「ワンポイントカラー」機能を試してみたかったのだ。Morris.が8年くらいCANONのPowerShotシリーズを使い続けてることは、何度も書いてるが、その間この「ワンポイントカラー」という機能はほとんど使ったことが無かった。ところが安孫子さんの部屋でこれを使った作品を見て、おお、これは面白いぜひMorris.も挑戦しようと思ったのだが、何と、この機能は、Morris.の現在使ってる機種からは消滅してしまってた(>_<) なんてこったい、である。で、とりあえず一つ前の機種は使えるからこれで遊ぶことにしたのだった。
最初は竹田君のギターの腹板の黄土色を指定。それ以外はモノクロになる。これはこれで面白かったが、ちょっとインパクトに欠ける。ryuちゃんが胸にワンポイントのSTONESのベロマーク付いたトレーナー着てたのでこの赤を指定。ちょうど矢谷君のシャツも赤だったから、これでいろいろ試してみた。やっぱり面白い。魚眼でのショットもいつもより幻想感が高まるし、Toy Cameraのテイストも倍加して、しばらくこれは続けてみたくなった。
と、なると、しばらくはコンパクトデジカメ2台携行ということになるのかな。馬鹿馬鹿しいが、こういうのは結構好きだから、飽きるまでやってみよう(^_^;)
Morris.はアンコールしたのだけど、この後矢谷宅で宴会やるらしくて、あっさり終了。Morris.はこのところ手元不如意を理由にパス。
帰り道マルハチで半額処分のマグロなど買って、日記打ちながら飲み食い。BGMは今日の戦利品CDラジカセで古いテープをどんどん流す。音質は良いわけは無いのだけど、このアナログ音というのは、何か心和むものがあるような気がする。酔ってきたせいか?


2月の桜

CDラジカセ

蒲郡みかん

竹田君

松尾君弾き語り

竹田&矢谷

矢谷&Ryu

Ryuちゃん

松尾君バイオリン

久々に香介も

魚眼なら4人入る(^_^;)

魚眼ワンポイントカラー

【受難】姫野カオルコ ★★★☆ 5冊目である。股間に古賀さんという人面瘡の出来た女性フランチェス子の2人?を主人公とする、超絶お笑い作であった。いや、これは文句なしに面白かった。
ヒロインのフランチェス子は、彼女が孤児として幼少から育てられた戒律厳しい修道院の薫陶を受けて聖フランチェスコのように生きることからのニックネームらしいが、人面瘡の場合は、

なんで古賀さんになったかというと、件の恐怖漫画『のろいの顔がチチチとまた呼ぶ』の作者が古賀新一という人だったので、なんとなくいつのまにか古賀さんになってしまったのだ。
住んでいるところが住んでいるところなので、はじめのころは、おしkっこをするときや生理のとき、古賀さんに迷惑がかかるのではないかと気をつかったものだが、おしっこに関しては問題は無かった。尿道の下に位置して古賀さんは住んでいた。そこでおもに気づかいは生理時であったが、もともとフランチェス子はおまんこを自由自在に動かすことができる特技・技能を持っていたため、血液が古賀さんの目から外部にでるように膣を蠕動させて、結局、日常生活にはなんらの支障はなかった。


電子レンジの前でフランチェス子はパンティをおろし、古賀さんに乱暴に食べさせた。
「愛情が無い。もっと繊細にかつ濃密に挿入できんのか」
「愛なんてそんなものがこの世にあるかい、と言ったのは古賀さんでしょう」
「ふん、そういうことだけは悟りが早くて、だからおまえはダメなんだよ。おんなが本来的に持っているようなたおやかさややさしさというものがない」
「はん。だから私に住んでるくせに。あなた、ほんとにかわいいやさしい女の人とは住めやしないんでしょう。そういう女の人はあなたのことをひたすらおぞましがるからね。言っとくけど、私だからやっていけるのよ」
「なんだと、ああだ」
「なによ、こうだ」
「いい気になるなよ、こうだ」
「何すんのよ、ああだ」
フランチェス子はおまんこを縦横自由に動かして締め上げて古賀さんとなぐりあいの喧嘩をした。
喧嘩は疲れる。あまりに疲れると、怒りよりもかなしさの方が大きくなる。


面白すぎて、やがて悲しきオチにもっていくあたり、Morris.が姫野にはまる由縁である。
これまでにも身体の一部がペニスになったり、多重人格や、奇生物テーマの作品はそこそこ読んだが、本作ほどフィジカル&スラップスティック&おちゃらけは初めてである。

女として無価値。それはどういうことか。たとえば、ある男とある女が会ったとする。たとえば、だれかからの紹介で仕事の関係で、花屋の角でぶつかって、出張に行く電車のなかで隣の席同士になって、ある男はある女と会う。会ったときに「あ、ヤリたい」と男が思う女が女として価値があるということである。男がそう欲望すること、それが女として価値があるということである。男がそう欲望すること、それが女として価値があるということである。これ以上、的確にして真実なる説明はない。「あ、ヤリたい」と思うこと。これは、ヤレるように算段することではない。ヤッている空想をしてふむふむとすることでもなく、ヤラんとして花束を贈ることではない。実際にヤルかどうか以前に在って、しかし、「あ、ヤリたい」おもうベクトルの超微小な発起点のことである。偽善に満ちた表現に直すと「あ、かんじのいい人だな」である。
異論を唱える人がいたら、その人は真実を直視することを避けている(=偽善者)か、もしくは、直視する能力がないのである。


「恋人ができる男というのは会話がないんだ。恋人ができる女というのも会話がないんだ。会話なんかできたら”つきあう”対象として見てはもらえない。パーソナリティを持ったら女はダメ女になる。男もおんなじさ、パーソナリティなんかあるやつは、いい人だね、だ」
”つきあう”というのは、すべての会話を、「あ、なんかちょっといいみたい」「なんかすごくきらいみたいな」「なんだかよくないっていうか」」うーん、わかんないけどわかるような気がする」「くらいですませることである。相手の人格の深い部分にまで入り込もうとしないこと、入り込まれるほどの人格を所有しないこと、これが「つきあう」だと、古賀さんは眠そうに諭した。歴代の寄生媒体にくりかえし諭したらしく。
「セックスだけが目的と言うほどのドライに腹くくる、度量もなければ、エロスの本質を追及しようという覇気もない。まことプラスチックな貞節を守って、カノジョとカレは満足する」


ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」を時々聴いてるMorris.であるが、なるほど、なるほど、パーソナリティも、こういう観点から論じる(切り捨てる?)やりかたもあるのか、と、笑ってしまった。
とにかく、本作は及第作である。これでMorris.の中での姫野作品の星取り表は5勝1敗である。
これまで6冊読んだところでは姫野の代名詞みたいに書かれてる「作品ごとに文体を変え、新たなジャンルに挑戦」というのは、Morris.にはピンと来ない。このくらいの文体の変化なら他の作家(たとえば、奥泉光←最近どうしてるんぢゃ(^_^;))でもたくさんいると思うし、ジャンルやテーマも、とりたてて変化をつけてるとも思えない。バラエティに富んでるとすら言えなくて、一つのことをとことん変奏していく作家のように思える。だが、そういうことはどうでもよく、Morris.にとって面白ければそれでいいわけで、その意味で久しぶりの「ビンゴォーッ!!」である(^_^)

2009/02/20(金)●パクサの新アルバム●

7時起床。まだ雨模様である。
パクサのニューアルバム「ヤーヤーヤー」午前中、韓国音楽サイトをネットサーフィン(^_^;)してたら、パクサが2月始めに新しいCDをリリースしたというニュースがあった。2枚組アルバムで、1枚目はオリジナル新曲、2枚目はお得意のヒット曲ポンチャックディスコメドレーのようだ。嬉しくてパクサ部屋に新アルバム紹介ページ作ってアップ。
メドレーには、先日ブログで取り上げた「セサンウンヨジギョン」や、我らがキムヘヨン嬢の記念碑的名曲「ソウル、テジョン、テグ、プサン」や、ノレバン定番のキムスヒ「ナメンヨルチャ 南行列車」など、これまでパクサが歌ってなかったナンバーが多く含まれている。これはぜひ聴いてみたくなった。
昼はGyaOで今日から新しく始まる「魔女ユヒ」というのを見る。

“魔女”と呼ばれる傲慢なヒロイン・ユヒと魅力的な男性3人が繰り広げるラブコメディ。仕事は完璧だが恋愛は大の苦手というユヒが一流シェフを目指す家政夫ムリョンの恋愛レッスンを受け、ルックスだけでなく心までも成熟させていく過程を描く。ユヒ役にハン・ガイン、ムリョン役にジェヒ、そして性格もイケメン度も抜群のユヒの恋人候補に「宮〜Love in Palace〜」でブレイクしたジョンフンと人気急上昇中のデニス・オが扮する。果たしてユヒは最高のパートナーに出会えるのか!? (GyaOの紹介文、そのまま引用(^_^;))

この紹介みただけでどの程度のドラマか見当がつくだろう。シェフ絡みで厨房シーンが多そうなところが期待できるかも。これも2話ずつアップなので2ヶ月で全編見終えることが出切るようだ。
昼はゲソ入り野菜炒め。もやし入れすぎて変に水っぽくなった。
雨もあがったので、ちょっと遅がけで王子動物園へ。まぬうは岩の上に坐ってほとんど動かない。顔を見ることができるだけでも満足すべきなんだろうけど、やはりいまいち元気なさそうに見えて気がかりである。
SLの食堂車で、久しぶりに写真絵葉書を書く。
冬期4時半の閉園時間まで粘って帰宅、「魔女ユヒ」の2話を見る。ヒロインはあまり好みではないが、シェフ志望のムリョンはなかなか良いキャラである。


今日の昼ご飯

今日のまぬう

今日の写真絵葉書

【空に住む飛行機】姫野カオルコ ★★☆☆ 4冊目である。娘一人の三人家族の中で、ほとんど牢獄に近い家庭生活を送る娘の解放物語なのだが、解放にいたるまでの辛酸、桎梏、罪悪感、両親それぞれの確信的横暴、理不尽等などがあまりに強烈で、Morris.はちょっと辛い気分にさせられた。姫野作品の中ではこれまで読んだ中では苦手の部類に入ると思う。
9章に分かたれて、それぞれのタイトルを繋げると一篇の詩のようなものになるのだが、この詩?と作品の中身との乖離が、ちょっと心地悪く感じられたのかもしれない。

休日、それは空からおりてくる飛行機
その翼の影の下を町が通り過ぎる
なんと地上は低いのだろう
きみはわからない、きみの年齢では
空に住む−−
あれほどの空、あれほどの雲
飛行機の影が海をとらえる
何と海は……
忘れないで美しいきみ


ヒロインの娘が30の誕生日が締め切りのシナリオに応募するため創作にはげみ、そのシナリオが家庭からの解放の大きな意味を持つのだが、これがメルヒェンと歴史説話のねじれたストーリーでMorris.にはよく理解できなかった。これが本作へのMorris.の評価の低さとなってるわけで、Morris.の毒か威力、ぢゃなくて読解力の不足なのかも知れない。
先に引用した章のタイトルはミシェル・ポルナレフの「愛の休日」に拠るものだと、おしまいに注記してあって、これもMorris.は、一杯食わされたような気分を味あわされてしまった。よって現在のところ姫野作品はMorris.の勝手な星取表では現在4勝1敗という状況にある(^_^;)

2009/02/19(木)●手作り味噌●

7時起床。
紅茶を飲みながらDEL坊で作業してたら、ベランダの方で音がする様子をうかがったら、作業服姿の男が不審な動きしてた。詰問したら、2Fの事業所の工事で足場を作る作業中とのこと。ここ数日の騒音はこれのせいだったらしいが、2Fの工事で4Fのベランダまで上ってくる必要があるのか。それは別にしても、ことわりもなくよそのベランダに上りこむというのは家宅侵入に準ずるのではないか。ビルの所有者には届けてるとのことだが、住人には連絡無しというのは納得できない。警察に電話されてもしかたないところだと思う。その後挨拶なり連絡などあるかと思ったが、全く知らんふりである。
ブログ「ノレ番Morris.8090」に1991年韓国歌謡ランキングを更新。でもこの年の曲で歌える曲は10曲もなかった。ちょっと気勢を殺がれる。90年代はしばらくパスして80年代のランキングから攻めてみようかと思う。
KBS「歌謡舞台」今週は「学生時代」特集でユンジョンちゃんが高校制服姿で登場。彼女は今年30歳のはずだが、そのまま高校生でとおる、と、思うのはファンの贔屓目だろうか(^_^;)
今日は稲田さんと昼食一緒しようと、自転車でセンターへ。台所の隣の部屋から懐かしい匂いがするので覗いたら、飛田さんの奥さんら求める会(食品公害を追放し安全な食べ物を求める会)の4人で味噌作りの作業中だった。断ってデジカメ撮影。有機栽培の大豆を茹で、ミンサーでつぶし、これを米麹と塩をよく混ぜ合わせ、陶器の甕に空気が入らないようにすきまなく詰め込む。表面に酒粕を敷き詰め、消毒を兼ねて麦焼酎をかける。蓋をして保存。と、思ったよりは単純な作業である。鹿嶋さんが、ここの味噌はとても美味しいと言ってた。このところ味噌汁にはまってるMorris.だけに、ぜひ出来上がった味噌を味見させてもらいたいものである。
昼食は「鴛鴦飯店」とかいう飲茶風の店に行くつもりだったが、満員で、また生協前の喫茶店のランチ。Morris.は「ハンバーグカレー煮込み」を頼む。ハンバーグカレーのセパレートみたいな奴だったが不味くは無かった。
食後センターに戻り、稲田さん、鹿嶋さん、都築さんとお茶会。遅れて今日は休みの飛田さんもやってくる。excite翻訳サイトで自分のホームページトを韓国語にするやりかたを飛田さんに教えて、ブログに該当リンクはりつけようとしたがうまくいかない(>_<) カラオケの話、猫の話、テープのデジタル保存話などで盛り上がる。
稲田さんから不知火(デコポン)など柑橘類3個お土産に貰い、気になってた漫画「ちひろ」二冊貸してもらい、3時過ぎにセンターを辞去、マルハチと八百屋で買物して4時半帰宅。夜には雨になった。
夕食の後いただき物の不知火食べる。大きくてジューシーで甘みもあり香りが高く、贅沢なデザートになった(^_^)


詰問されて逃げ出す作業員

2階の工事

高校制服のユンジョンちゃん(^_^;)

風流な枝垂れ紅梅

味噌作り風景

茹で豆(有機栽培)

ミンサーで潰す

米麹と最進の塩

混合

甕の底から詰め込んでいく

酒粕で覆って麦焼酎で殺菌

蓋をして保存

吉野葛の干菓子

水道筋北駐車場の白雉

デザートの不知火

【整形美女】姫野カオルコ ★★★☆☆ 3冊目である。田舎の2人の対照的な少女が、対照的な整形手術で、対照的に人生を変えていくという、かなりけれんみのある風刺小説だが、やっぱり面白かった。「美醜」とはなにかという根本に触れた言及もあるが、Morris.はほとんどコメディとして読んだ。ここかしこにビビっとくるところがある。

「でもね、奥様の心根のよさに気づかれたのは、まずは奥様の外見に気づかれたのちだと、私は思います。ヒトはいちいち他人の内面なんか見ないわ。他人の内面なんかいちいち丁寧に見てたら神経がいくつあってもたりないではありませんんか。レントゲンじゃあるまいし。ピエール・キュリーだっていっとうはじめはマリーの外見にひかれたと思うわ。外見にひかれてから、ともに「ラジウムおたく」だったから気が合って勉強してノーベル賞がとれたのよ。めでたしめでたしでよかったわね。」


上の台詞なんか、つい川原泉を連想してしまったさ(^_^;)

「ズリ……だなんて……下品なものいいはやめてください」
「下品? ズリネタのこと? なぜそこの一語だけを注視したの? そのほうが下品だわ。美しいってどういうことかを最も短距離で説明しようとして私がもってきただけのことばを、そこだけ注視するなんてへんよ。ズリセン、ズリネタが下品だっていうのなら、セックスしたことを、関係をもった、というのはもっと下品よ。セックスしたと言わずエッチしたと言ったり、ズリセンをひとりエッチと言うにいたってはヘドが出るほど卑しい、下下下下品じゃない」
誰もが脱糞する。誰もが放屁する。だからといって、レストランのテーブル席で人が食事しているさなかに脱糞してみせるとか、放屁してみせるとかするならばそれは下品である。誰もがすることだからといってもするべき場所というのが、いにしえより設けられている。脱糞や放屁をすることを他人に感じさせないことが上品である。しかし、脱糞など放屁などしていないと嘘をつくことは厭味であり、さらに脱糞したり放屁したりする自分を自分で見ないことはレストランのテーブル席で脱糞してみせるよりも下品なうえに卑しい。そして下品なうえに卑しい者は必ずこの例え話について言う。なんのことだからわからないわ。なんのことだかわからんね。下卑たうえに鈍感な者の多さと生命力といったらセイタカアワダチソウと同じである。

とくにコスモス。鎌で叩こうが、鋤で殴ろうが、この花は他の草や野菜を圧し、群生面積を広めて生えてくるのである。その花はいかにもはかなげであるのに、それはもうしぶとい生命力を持っている。そのくせ、摘んで花瓶に生ければ、たちまちのうちにしおれてしまう。それを見れば、コスモスのしぶとさを知らぬ者は定めし、可憐だと騙されるであろうと思い、甲斐子はコスモスを忌み嫌った。


セイタカアワダチソウとコスモスの対照的な花への嫌悪感を並べてみたが、二人のヒロインの象徴であるとともにこの植物そのものへの憎悪が吐露されている。コスモスに関してはMorris.にもいくつかのアンビバレンスがあるのだが、ここまで明確には言えなかった。
前半部分の人間の生理現象への言及は姫野の得意分野かもしれないが、ここにも偽悪趣味が見え隠れしているようだ。

流行の先端をいく服イコール嫌いな服。嫌い、という語をフジヤマ薬品は婉曲に言っているのだ。1/7と3/4を足すとき、分母は28にそろえなくてはならない。社会とはそういう場所だ。もしその場所を「男社会」と怒りの感情をもって呼ぶ者がいるならば、その者たちは車に乗らぬがよい。空気調節装置を使わぬがよい。湯を流しながらの洗髪をするな。二枚暈ねで次々と箱から飛びだすちり紙を使うな。食物を残し捨てるな。それらはみな国家経済によってできることだからである。それらの贅沢は近代の男社会がもたらしたのである。陰で支えたのは女などとは決して言うな。言えばさらに支えねばならなくなる。言わず、利用するがよい。7と4の、9と6の、2と21の最小公倍数の仮面をそのつどかぶり、媚びよ、しなだれよ、彼らをひきつけることだけを考えて女を売り物にせよ。仮面はいつしかとれなくなる。永遠にとれぬなら、もはやそれはその者と「自然体」である。最小公倍数の研究を重ねて「計画」した甲斐子の顔面と肉体である。

この部分は、ヒロイン甲斐子の後の行動原理の先取りであるが、いささか図式的でもあるね。

「セントラル美容整形の高澤先生って、あんなのほんとに詐欺だわ。手術前は、なんできれいになるのをためらうの、とか、あなたの素材を生かしてほんのちょっと整えるだけのことだから心配しないで、とか言いながら、手術したとたん、セーターを脱いだりするときはじゅうぶんn注意してね、なんといっても、あなたの鼻の中にはシリコンがはいってるんだから、あなたの顎はドリルで削ってあるんだから、なんてもうとりかえしがつかないときになって、手術前の注意をするなんて、ほんとに詐欺。再手術せざるをえないような仕組みもみごとにつくって蟻地獄式に金を巻き上げて、その金で広告代理店も牛耳ってるのよ。知ってる? マスコミが美容整形業界の阿漕な部分を暴露しにくいのは、それをすると美容整形の広告以外のほかの広告もストップさせるように広告代理店に働きかけるからなのよ。だって広告代理店の経営を美容外科医院がしてるんだもの。」

ごもっともの卓見だが、これは巻末参考文献に挙げられている本からの流用だろうね。
ともかく、本書も1時間50分で一気に読み終えてしまった。充分楽しませてもらった。面白いぞ姫野カオルコ。

2009/02/18(水)●クラッカー競べ(^_^;)●

6時起床。7時前にけっこう強い地震(体感で震度3?)があったのですぐTVつけたら6:46a.m.に北陸でじしんがあったとのテロップ。このときは震度は出なかったので、ちょっと心配した。神戸で震度3なら北陸だと震度5とか6とかの大きな地震では、と思ったのだ。すぐあとにまた速報で、北陸・東海中心の地震で、最大震度も4くらいだったので、一安心した。
神戸震災以来、地震を感じるとすぐTVつけるのと震源地がどこかをチェックする癖がついている。
昼までかかって姫野カオルコ「ハルカ・エイティ」一気に読み終える。いやあ素晴らしい(^_^) 感想は下に。
昼からKBS「花より男子」14話見る。これは昨夜放映されたものだから、韓国人とほとんど同様にリアルタイムで人気ドラマを見ている、というそのことだけで何か嬉しいものがある。内容的にはいまだ半分もわかっちゃいないとしてもね(^_^;)
ここ数日、昼間に何か下の階で工事や大工仕事してるような騒音がする。例の3階か、前から空室の2階に入居があるのかもしれない。
4時前に自転車で六甲道に出て銀行、灘図書館回る。図書館では姫野カオルコあるだけ(^_^;)借りてきた。
夜、お得意のペペロンチーノ作ったのだが、いつもと違っていまいちだった。茹でる時に南米の岩塩使ったのが敗因かもしれない。
ナフナファンクラブのおおきにさんからメールで、先日Morris.が疑問に思った、シムスボンの「ヨジャイニカ」の作詞作曲の件、崔洪基というのはナフナの本名と言う情報が寄せられた。それなら納得がいく。しかも正しくは「崔弘基」らしい。Morris.は2冊組の歌詞本「韓国の心」に掲載されてた漢字を書いてたのだが、普通はハングル表記のみなので、漢字を特定するのはなかなか難しいところがある。
左ナビスコ、右ダイエー一時の日本茶熱はちょっと治まった感じで、やっぱり本来の紅茶生活に戻った感がある。それも最近は一番安い日東のtea-bag中心である。これでもポットにtea-bag2個使えば普通に飲むには差し支えない。お茶受けはなくてもかまわないが、クラッカーがあると嬉しい。もともと甘いもの苦手のMorris.でもクラッカーは前から好きだ。チーズクラッカーも悪くは無いが、やはり紅茶にはプレーンクラッカーに限るね。リッツクラッカーなんてのはMorris.はクラッカーとは認めない。でもこのごろはクラッカー市場はすっかり低迷してるようで、普通のスーパーではナビスコのプレミアムだけしかおいてないことが多い。でも一箱\300近くでちと高い、もう少し安くて美味しいのないかと思いときどき見かけたら買うのだが、生協ブランドはまるで駄目だった。去年、HITEのダイエーでオリジナルブランドTOPVALUのプレーンクラッカーがあったので試しに買ってみたら思ったよりましだった。価格も\220とかなりやすい。しばらくこれを中心にしてたのだが、このまえナビスコの安売り(\235)してたので買って来たので、食べ比べしてみることにした。どちらも6枚×9袋だが、ナビスコは一袋18.9g、ダイエーは一袋19.4gと安い方がちょっとだけ重い(^_^;)
見た目はナビスコのほうが焼きムラなくふくらんでいて美味しそうだ。実際ナビスコの方が軟らかい感じがする。ダイエーはちょっとぺったんこ気味でサクサク感がある。塩気もダイエーが強い。大差はないものの、Morris.はダイエーの方が好きなようだ。これからしばらく紅茶受けはダイエーTOPVALUEプレーンクラッカーをMorris.亭御用達ということにしよう。
しかし以前はクラッカーの代名詞?だった「当たり前だ(前田)のクラッカー」はめったに見かけなくなったなあ。

【ハルカ・エイティ】姫野カオルコ ★★★★☆ 彼女の本、2冊目にして、Morris.は彼女の愛読者であることを宣言したい(^_^;)
本作は実際の著者の伯母をモデルにした一代記である。大正9年生まれとなってるから、Morris.の父と同世代ということになる。
滋賀県の田舎で教師の家の長女として生まれたヒロインハルカが心を許す学友と出会い、それぞれの道を歩み、戦中戦後の困難な時代をやりくりし、現代までそれなりの充実した人生を送ったさまを、不思議なタッチでほのぼのと描き出している。ほのぼのとは言いながら、内実はかなり厳しい事件もあるのだが、そこをヒロインの楽天主義と性格のよさで嫌味なく収拾させている。
著者は次女の娘、つまり姪だが、次女が晩婚だったため孫くらい年の離れた関係らしい。

(ぜんぶ、うちの身の丈に合うた流れと言うもんやないやろか……)
すとんと、すわりのよいような感触がしてハルカの口角があがった。うーんうーんと数学の問題を前にしてうたっていたのが、妙なところから数式が解けたような心地。
(適材適所というもんや……)

解雇取り消しの口添えを要請される日向子のような家柄も、守ってやらねばならぬと異性の心をかきたてるちづるのような風情も、博士の血を受け継ぐ由里子のような利発さも、自分が持ち合わせなかったものだけれども、他人が生まれついて持ち合わせたものを羨めばそれが手に入るものでもあるまい。
五円しかお金がなかったら、十円の鯛は買えないと嘆くより、五円でおいしい夕飯をつくるにはどうしたらええやろと工夫するほうが、
(そや、そのほうが、たのしい)
ハルカはひらめいた。たのしいことがいちばんだと。


これだけでヒロインの性格の良さは見て取れるだろう。今のMorris.にもジャストフィットする(^_^;)思考法である。
引用部分に出てくる3人の女ともだちがそれぞれにまた際立った個性の持ち主で、一人は早世するが、後の2人とはのちのちまでも付き合いがあり、本書はいまどき珍しい女性の友情物語でもある。

YWCA会館の建物はウィリアム・ヴォーリズの設計によるのだそうだ。滋賀に住んでいるヴォーリズならハルカもよく知っている。
「メンソレを売ってはる外人さんやろ。あの人建物も作らはるの?」
「作らはるくらいかいな」
もともと本業はそっちであるという。YWCAロビーの、重厚な天井をハルカは見上げる。
「外から見ると窓の切り方もすてきなんやで。ちょっと外に出て見る?」


ヴォーリズ好きなMorris.なのでつい嬉しくなってしまう。もともと本業はそっちではなかったようでもあるが、そこのところは今はおいておこう。

軍人だった亭主大介との夫婦関係もなかなか面白いのだが、大介は結構な浮気性である。

愛妻家でなければ浮気できない。愛妻家でなければ浮気する資格はない。
男の足場がぐらついていれば、浮気相手の女も、自分の足場がぐらつき、女は泣く。怒る。ストーキングする。もめる。妻も泣く、怒る、恨みの針をねちねちとばす。
カチューシャもチエミもそのほかの女とも、大介はもめなかった。この家に怒鳴り込んできたベレー女でさえ、一度会えば、それで済んだ。怒鳴り込んだのは、ベレー女の若さゆえだろう。
すべてがきれいにかたづくものではなく、とりあえずとりあえずで複合的に進んでいくものなのだということを、ベレー女のような若さをもう失ったハルカは、時間の中で知っていた。

ハルカ自身も浮気しなかったのではないが、そのやりかた対処法は、大介より遥かに男らしい(^_^;)

自分が手をつけた男は、さいごまでちゃんとめんどう見てやる。
明確にそう思ったわけではなかったが、そんなふうな心意気がハルカという女にはある。とくに、きれいにつきあった男に対しては。
きれいなつきあい。それを、恵なら、時子なら、セックスをしていないつきあい、と分類するだろう。きれいな別れかた。それを氷室なら、自然消滅だとしたがるだろう。
しかし、相手の身に指一本ふれなくてすむような感情は恋だろうか。ふれたいと心中で願ったならば、それはふれたのと同じではないか。かりに、ふれぬまま、相手の乙女の乳房しぼみ、相手の青年の歯抜け、ともに腹出で、肌に皺寄れば、それはきれいなつきあいというより、あわれでかなしいつきあいではないかとハルカは思うのだ。
きれいなつきあいとは、きれいな別れかたができるつきあいのことである。男と女のあいだに自然消滅などというものはありえない。どちらかが一方的に逃げ、逃げたほうが自然消滅と己の軟弱な逃亡をいいつくろっているだけである。
きれいな別れとは、女が泣かないことではない。男が(心中で)泣かないことではない。ほほえみながらの別れもあろう。涙の別れもあろう。ふられる側も辛い。が、ふる側も苦しいのである。いずれにせよ、会っていたあいだの共有時間について、互いに感謝の意をのべあえる礼節を知るということである。礼節の時間の有無が、その別れの美醜を決定する。
むろん、礼節の美しさより、礼節のやっかいさを疎む人間の数は世の中にとても多い。ナイトの羽根飾りなど、レディの手袋など不要とする者に、礼節の美を強要することは不可能である。きれいな別れをのぞむなら、ナイトを選べ、レディを選べとしかいいようがない。


ハルカの姑である大介の母を始め魅力的かつ注目すべき登場人物も多いが、紹介は本文に委ねよう。
本策は久生十蘭の快作「キャラコさん」の姫野カオルコバージョンだと言えるだろう。
Morris.も「キャラコさん」には強い愛着がある。姫野は作品ごとに文体やジャンルを変えるという評判があるが、本作の亜流みたいな作品をまだまだ読みたいと思うぞ。
まあ、それらのことも、他の作品を読みながら反芻していきたい。
物語の出発時点が、ちょうど昨日読んだ船戸の「満州国演義」と重なるのだが、展開の速さがまるでちがう。どちらも手元の年表を参照しながら読んだのだが、そのスピード感の対照に唖然とした。

2009/02/17(火)●偏頭痛(三日酔)●

6時起床するも、まだ頭の一部が痛むのでそのまま寝る。8時半過ぎ起床。食欲はないが、食べないと治らないと、ラーメン食べる。不味い(>_<)
午後からGyaOで「宮S」の最終回。済州島のロケ部分でホテル場面があり、Morris.が2003年の美味しい済州島旅行で1泊したソキボのパラダイスホテルか、と思ったのだが、どうも違ったようだ。残念。ラストは、例によってしばらくの空白期間をおいてからのハッピーエンドだったけど、やはり前の「宮」の方がまだ面白かったような気がする。
今週から「不良カップル」というのが始まった。結婚はしたくないが子どもは欲しい女(シンウギョン)と植物学者(リュスヨン)のエロコミっぽいものらしい。どちらかというとMorris.向きではなさそう。リュスヨンは「18・29」「ラストダンスは私に」でおなじみだし、嫌いは男優ではないのだが、女優の方がまるで魅力が無い。でも、見てしまうんだろうな。
「花より男子」昨日の13話では、肩を壊したチャンディとチフがピアノ連弾する場面があった。演奏曲は何とシムスボンの「サランバッケナンモルラ 愛しか知らない」でこれがなかなか良かった(^_^)
午後になってやっと頭痛は治まる。
ブログ「ノレ番Morris.8090」にチャンドクの「エジョンデンシガヌルウィヘ」を更新。

2009/02/16(月)●はらほろへろ(>_<)●

目が覚めたのは夜明け前で、Morris.は店の床に寝てた(^_^;)。たぶんママが毛布をかけてくれたらしい。しばらくしたらママがやってきて、もうそろそろ電車も動いてるから帰るようにとのこと。ふらふらになって駅に向かい、なんとか7時過ぎには帰宅したもようだが、そのままベッドに。
昼過ぎに目は覚めたが完全に宿酔(>_<)
GyaOの「ありがとうございます」見るも、途中でパス(^_^;)。
やっと夜になって、ごはん食べる。やっぱりソジュは合わないな。

【炎の回廊 満州国演義4】船戸与一 ★★★ このシリーズ4冊目で各巻が500p近いから既に2,000pにもなるのに、やっと二二六事件である。敷島家の四兄弟がそれぞれの役割を演じながら交錯していくのだが、やっぱり煩雑な場面転換は読みにくい。
書き下ろしというのが逆に足を引っ張っているのかもしれない。
「手を拱(こまね)いてるときじゃない」283p、「手をこまねいていたら」359pと、Morris.の唾棄する表現が2回出てくる。
先日もNHKのアナウンサーがニュースで「こまねいて」と読んでた。
二二六事件に至るまでの軍部内の対立と牽制などの説明もかなり資料を読み込んでるようだが、これもあまり多用されると小説を読んでるのか資料を読まされてるのか分らなくなってしまう。
外交官の太郎との会話のなかで、東洋拓殖の的場雄介が甘粕正彦を「虚無的な現実主義者」と規定したのが目を引いた。

「きみの弟さんはいま新京なんだってな」
「知ってるのかね、三郎を?」
「張学良の易幟後しばらく経って逢った、堂本君の紹介でね。於雪という小料理屋で一緒に飲んだ。あとのときはまだ独立守備隊歩兵少尉だった」
「いまは憲兵大尉になった」
「それも聞いている。いまや関東憲兵隊の花形だということも。あの凛々しかった歩兵少尉に憲兵隊みたいなある意味じゃ穢れた任務をこなせるのかと疑問に思ったが、人間は変われるものだしね。そう言えば、甘粕も昔は憲兵大尉だった」
太郎はこの言葉に銜え煙草のまま雄介の眼を見据えた。沈黙の重さに話題を変えたのだとおもったが、そうじゃなかったのだ。雄介の本意は最後の一言を皮肉としてぶっつけたかったらしい。脳裏がぷすぷすと泡立って来る。腹が立って来た。太郎は煙草を唇から引き抜き、声を荒らげて言った。
「そうだ、人間は変わる。純朴だった歩兵将校はいまや民間人には任務内容もわからない憲兵大尉だ。末弟はむかし無政府主義に傾倒してた。それが国策の走狗となって満州武装移民とともに北満で行動し、これを阻もうとする満人の群れに銃弾で左脚を射たれた。このわたしはどうだ?張作霖爆殺や柳条溝事件のときはあれほど関東軍の傲慢さに憤りを感じたくせに、いざ満州国が建国されるとなると狂おしいほどの男の浪漫を感じ、それに協力することに何とも言えない悦びを覚えた。いまも満州国が整備されるたびに充足感に浸される。おかしいかね? おかしきゃ笑えよ!」
「何をそんなに興奮するんだね?」
「きみはじぶんの言葉に矛盾を感じないのか? 殷汝耕の冀higashi防共自治政府の背後にある日本のやりかたを批難したその舌の根も乾かないうちにスペインの人民戦線をヨーロッパの危機を増幅させるだけだと切って捨てた。そのふたつの言辞にどうやって折り合いをつける?」
「わたしはただ現実を」
太郎はその眼を見据え続けた。胸が息苦しくなって来ている。後悔の念が脳裏を侵しはじめた。膝もとに置いていた猪口を持ちあげて傍らに向けた。桂子がそこに酒を注いだ。飲んだ。燗はもう冷えている。太郎は低い声で言った。
「もうやめよう」
「え?」
「いまはだれもが歴史の激動期に生きている。その荒波のなかで漂ってる。価値観に整合性を持たせようとしても何の意味もない。時代はあらかじめそんなことを拒否しているんだ。歴史の荒波を自力で泳ぎ抜こうとすれば、価値観の溺死が待っている。今夜は久しぶりに一緒に飲みたいと思ってきみを招んだだけだ。変質を余儀なくされて来た価値観をたがいに観察そしあうのはやめよう。それに絡んで皮肉をぶっつけあうのをやめよう。そんなことをすれば、精神はますます歪つになって来るだけだ、あまりにも空し過ぎる」

2009/02/15(土)●新サランバン新年会●

7時半起床。
10時にマルハチにキムパの材料買物に出て帰ってからキムパ作り。例によって普通のキムパとキムチ入りと半分ずつ。今日は結構綺麗に出来たような気がする。
昼風呂つかって、2時からサントリー−早稲田のラグビー見たが、前半で勝負ありということで途中で大阪に出る。
今夜は5時から元サランバンで新年会(^_^;)である。ママが引退して、以前の常連だった金子さんが「新茶廊房」と名前を変えて営業始めたらしいが、今のところは毎週火曜日だけの営業らしい。
5時に行ったらすでに10人以上が来て盛り上がっていた。一人にビールとソジュが一本ずつついて\2,500というサービス料金である。Morris.はビールだけにしておこうと思ったが結局ビールはあっという間に無くなって、ソジュに切り替え。これが結果的には沈没の原因となった(^_^;)
ママは前より元気なくらいで、歌麿会長、山下先生、ポストマンの御三家も従来通りの落ち着きぶり。Morris.は高森さんと若木夫妻の席に陣取り、選曲予約係り。さすがに通信カラオケDAMで、例の液晶リモコンがあるから、楽なものである。
「オモナ」「春の日は過ぎ行く」「別れの釜山停車場」などを歌ったようだが、ほとんど記憶が途切れている。
10時前に一応散会になったらしいが、Morris.は完全に酔いつぶれてしまったらしい(>_<)


今日のキムパ

鶴橋の民家

鶴橋の塀の落書き

山下先生開会の挨拶

チャンゴ叩くママ

歌麿会長と沖さん

まだ大丈夫な頃のMorris.(by歌麿)

踊ってるMorris.(by歌麿)

宴会全景
2009/02/14(土)●ノレバン98号入院(^_^;)●

6時半起床。
以前からノレバン98号の調子がおかしい。使えないことはないのだが、テンポが狂ったり、動作が不安定になったりする。CDROMドライブの異常かと思うのでドライブ交換したいのだがMorris.の手に余るので、困ったときのお助けマン、長野のhigasiさんにメールで相談したら、チェック、交換やってみるから送るようにとの連絡貰ったので、速攻で発送することにした。自転車で、マルハチに行って空き箱貰おうとしたのだが開店前(^_^;) 向かいの八百屋で空箱もらい、ついでに牛蒡や里芋買ってたら、千疋屋のおっちゃんに声かけられた(>_<) 以前は頻繁に通ってたのが、さっぱり行かなくなり、たまに行こうと思っても、ついつい気まずくてそのまま1年以上になる。Morris.部屋内検索かけたら、最新が2007年9月だった。1年4ヶ月のご無沙汰である。こういうのを「鼬の道」というんだろうな。でも、おっちゃんは愛想よく挨拶してくれた。たまには顔を出さねば(^_^;)
ともかく、野菜の空き箱を変形してノレバン98号を納めて、近所のコンビニから発送。前回ノレバン98号が不在になったときは、精神的にかなりのショックだったが、最近はミニギターがあるから大丈夫(^_^)である。
買ってきた牛蒡で、金平作る(^_^;) ちょっと今日は出し汁を入れすぎたきらいがある(>_<) 人蔘なんかほとんど煮崩れてしまった。不味くはないけどね。
FC2カウンタは、今朝見たら昨日が「54」、今日は何と「0」である。ともかくMorris.が訪問してるのは間違いないから、やはり異常なのは間違いない。トータルカウンタは動いているようでもあるが、一日「54」というのはいくらなんでも少なすぎるなあ。
これを打ってるときに覗いたら「66」になってる。もうしばらく様子を見ておこう。
今日もテープからの録音。チョーヨンピルの13集「クム 夢」。これは全曲チョヨンピルの作曲で、バックは全て外国人ミュージシャン。1991年発売だからもう18年前ということになる。いちおうアルバム全体を録音して後で曲ごとに手動分割でえらく時間かかったわりに、充実感はまるでなし(>_<) 
ずっと以前、ぐいぐい酒場で【韓国ことわざシリーズ】を連載?してて、それをまとめたページも作ったのだが、連載は自然消滅して、ページもいつの間にかほったらかしになってた。
最近、これの復活を望む書き込みがあったのにはげまされて、再開したので韓国部屋内の「Morris.の韓国ことわざシリーズ」ページも更新。前の更新日が奇しくも2007年2月15日だった(@_@)。まるまる2年ぶりの更新である。

2009/02/13(金)●カウンタ・ダウン?!(^_^;)●

6時半起床。
朝からカセットテープの詰まってるプラスチックケース引っ張り出して、昨日買った「デジ造」でテープをmp3に変換してDEL坊に保存する作業、要するにライン録音にいそしむ(^_^;)
昨日は録音できただけで舞い上ってたが、本格的にやり始めると、付録のソフトはかなり非力、というか機能制限がきつすぎるようで、マニュアルはおざなり、ネットのヘルプも使用不能(>_<)である。
カセットテープの片面を一つのファイルに落として、これを曲ごとに分割するのも駄目なようで、該当曲以外を全て消去して、新たに1曲分のファイルとして新規保存する必要がある。これはえらい手間である。やっぱりケチらずに、無音部分で自動分割できる方を買うべきだったかなあ(^_^;) でも、今さら買いかえるわけにも行かず、これを何とか使わねばならない。
昨日途中まで録音したヒョンインテープは、全て聴きたい曲と言うわけでもないので数曲だけのセレクトにした。次に取り上げたのは、「延辺アガシ」テープで、実はこれは前にどうしてもMP3プレイヤーで聴きたくて、プレイヤー内臓マイクで録音したものをよく聴いていたのだが、さすがに音質はひどかったし、内臓マイクはモノラルで物足りなかった。このテープは切れ目なしのメドレーなので、分割は始めからパスである。とりあえずA面「polka1」B面「polka2」として録音。さっそく携帯MP3プレイヤーに転送して、視聴する。まあ、元のテープの音質がかなりのものだけに(^_^;) 素晴らしい音質とはいいがたいが、これまでのものと比べると遥かに聴きやすい(^_^)
その後、イジヨン3集、88ワンソン、キムワンソン5集、韓国ロック特選などを次々に録音。さすがに懐かしい。これは癖になりそうである。しかしMorris.の携帯mp3プレイヤーは内臓メモリ512MBと非力なので、すでに一杯である。しばらくは、韓国語電子辞書のmp3機能を活用することにしよう。こちらはソウルで2GBのSDカード買ったからまだまだ余裕があるし、いざとなればカードを買い足せばよい。
録音してる間はせっせと、いりこの頭と腸を取り除く作業である(^_^) これだと時間の無駄にならない(^_^;)
昼マルハチに買物に出る。ちょうど帰る頃から雨が降り出した。
東京のふくはらさんから手紙が来る。彼女は自由旅行家で、「てくてく通信」という旅行ミニコミ発行していたことから知り合いになり、Morris.のミニコミ「サンボ通信」に「ぷらぷら日記」というのを連載してもらってた。
彼女とはもう15年近く会ってないのに、交信が途絶えないのは、旅行や猫が好きだったり、性格的にもうまが合うのと、Morris.が彼女の手書き文字とイラストが大好きで、彼女からのお便り貰いたいがために、できるだけこちらからも挨拶や通信を欠かさない努力のたまものであろう(^_^;)
最近は葉書のやりとり中心だったが、今日は珍しく封書で、相変わらずすごく魅力的な文字の手紙だったし、便箋も土星や星空などの宇宙的なデザインで、彼女はレターセットのコレクターでセンスも良い。近所の公園に落ちていた鴨の綿毛も入れてあり、今年の皆既日食を見に屋久島に行きたいなどと書いてあった。
今や、手紙のやりとりはe-mailに完全に主導権を奪われてしまったが、郵便局経由の紙メディアの便り(ワープロにしろ)には、電子メールとは一味違った、独特の味わいがある。
Morris.のばやいは、自分でも恐ろしくなる(>_<)くらいの悪筆で、手書きの長い手紙なんか貰った方は、えらい迷惑&解読不能ということになりかねなかったから、いっそワープロで、誰もが解読できる文書を作成できることになったことは、何よりありがたかった。
それでも最近すっかり習慣のようになった写真絵葉書では、通信文のスペース極小ということもあって、手書きしてるが、メインはあくまで写真なわけだから、読めなくたってかまうまい(^_^)/。
昔からMorris.は結構手紙好きだった。歌集『消息』なんてのをものしたことがあったのを思い出した。

ふくはらさんの手紙の便箋の裏に英文の詩のようなものが印刷されていた。

The stars twinkle, 
The moon also shines. 
The color of nature in a faint ray of light shows the beauty of the seasons. 
Have you noticed that landscapes we see everyday are really beautiful?
we feel relaxed when we are surrounded by nature.

星煌き
月亦輝く
薄明裡 自然彩色 季節美の顕現
君知るや、日常景観の真美
囲繞せる自然に 赦されし至福


まあデザインとしての詩だろうから、毒にも薬にもならないライトヴァースが似つかわしいということか。それにしてはMorris.の訳は硬すぎるな(^_^;) わざとだけど(^_^)

ところで、このMorris.日乘の左上にあるFC2のカウンタがちょっとおかしい。今日の昼前から今日の訪問者数(マウスを持っていくと自動的に表示される)が11のまま動かない。全体のカウントは加算されているよう?だが、よくわからない。このカウンタは無料サービスだから、とりたてて文句つけることもできないが、このまま動かないようなら、また別のカウンタに乗り換えるべきかもしれない。まもなくカウント30万になりそうだったが、特に累計カウントにこだわってるわけでなく、日々の訪問者の多寡と変化を、Morris.部屋作りの参考にしておきたいくらいの気持である。それだけに、今日のカウント数が見えないのは、ちと困る。


恒例のいりこの下準備作業

テープたち(^_^)

ふくはらさんからの便り
2009/02/12(木)●「デジ造」でテープMD整理?●

8時起床。
昼からJRで大阪に出る。駅前第2、第3ビル地下を冷かす。ここらは格安チケット販売店が軒を連ねているし、数件のちょっとディープ名古本屋が並んでる一帯もあり、なんとなく面白くて比較的安い。「モッキリ屋」では、昭和30年代の平凡付録の歌本が500円前後で出ていた。
その後ヨドバシカメラで、またまたマイクロコンポを冷かしたが、やっぱり多機能コンポは4万円前後である。ふと思いついて、PC売り場でアナログ音源をmp3に落とすオーディオキャプチャーを捜したら「デジ造」というコンパクトな奴が見つかった。オーディオ変換ソフトも付いて3千円というお手頃価格なのでつい買ってしまった。しかも支払い時にカード出したら、ポイントで買えた。Morris.はめったにこの店利用しないのに、どうしてポイントがあるのか、と思ったら、デジカメ衝動買いしたことを思い出した。
その後久しぶりに紀伊国屋書店冷かして6時前に帰宅。
さっそくソフトインストールして、とりあえず去年プサンで買ったヒョンインのテープを録音してみることにした。テープの場合もちろんデジタル情報なんて含まれてないから、手動でon、offして1曲ごとにmp3ファイルと保存する必要がある。実は同じシリーズで、曲間の空白を感知して自動的にファイルを分割できるタイプもあったのだが、こちらだと2千円ほど高かったので止めにしたのだ。プラスチック衣装箱一杯入ってるテープを全てmp3に落とすなんてことは考えていないが、それでも、セレクトして録音して整理するとなると、相当の時間がかかるのは間違いない。MDも200枚くらいあるが、こちらは後回しにしよう。
付録の変換ソフトは高機能を省略した版らしいが、思ったより使いやすそうで、このソフトだけでも役に立ちそうだ。
今年になって、携帯電話の迷惑メール(エロ系)が急に増えて、とくに今月に入ってからは矢鱈頻繁に送られてくる。またアドレス変更するべきだろうか? 本当に「迷惑」であるヽ(`Д´)ノ
「ノレ番Morris.8090」に1990年の韓国歌謡ランキングを更新。


駅前第3ビル地下の古本屋街

これが「デジ造」

ヒョンインテープを録音中
2009/02/11(水)●久々ジャンカラ●

8時起床。
KBSアーカイブで「花より男子」11話を見る。新しいイケ面男が登場。ヒロインチャンディは相変わらず男たちに振り回されっぱなしであるが、おぼこい彼女の顔も見慣れるとだんだん可愛く見えてくる(^_^;)
Morris.亭のマイクロコンポのCDプレイヤー、前から時々調子悪かったけど、とうとう完全にお陀仏になったようだ(>_<) 挿入したCD動かないし、取り出しも出来ない(>_<) まあDVDプレイヤーを繋いでるからそちらでCDも聴くことはできるが、買い替えるべきだろうな。
昼風呂に入り、自転車でYAMADA電器に冷かしに行く。安いものなら1万円台からあるのだが、やはり今から買うのならUSB接続でCD、MD、テープをmp3に変換できる機種が欲しくなる。しかしそれだと4万円近くするから、ちょっと逡巡する。ネットや日本橋で物色してみることにしよう。
そのまま春日野道から大日商店街通って、ちょこっとMorris.@Catographerモードになって4時帰宅。今夜は久しぶりにムックさんとジャンカラ行く予定だが、日本ーオーストラリアのサッカーもあるので9時過ぎ三宮待ち合わせということにした。
サッカーは、日本終始攻勢なのに結局得点できず0-0の引き分け。何とも面白くない結果になった。
9時半に三宮に出てムックさん呼び出したが、どこか立ち飲みですっかり出来上がっているようで、やっと落ち合ってその立ち飲みにちょっと寄って10時過ぎにジャンカラへ。
今日はUGAにして「チャンユンジョンツイスト」初めて歌ったがまだまだである(^_^;) そのほかUGAに入ってるユンジョンナンバー一通り歌った後、Morris.はポルカ、ポンチャック中心、ムックさんは得意のソルンド集中攻撃だったが、すっかり酔ってるためのりはいまいちだった。Morris.は2人で2時間というのは、ほとんどウォーミングアップ(^_^;)だったし、マイクの調子も悪くえらくハウったりもして、ちょっと欲求不満。
0時35分の最終で帰宅し、ひとしきり飲んで3時ごろ寝る。


大日商店街の黒

大日商店街の黒白

久々ジャンカラ
2009/02/10(火)●ブログ手直し●

昨日は昼過ぎに起きただけに夜はなかなか寝付かれず、またまたYouTubeで遊んでたが、久しぶりに再開したブログの整理と、記事にとりあげた該当曲のYouTube映像をリンクしたりする作業を始めた。
「ノレ番Morris.」なのに、最初の頃は韓国歌謡とは無縁の記事もいくつかあって、この際、そういうのは全て削除することにした。ただ、Morris.は更新するごとに何日目というヘッドにしていたのでちょっと不細工なことになってしまった。最新更新記事のトップが「91日目」になってるが10日分を削除したので、実際には「81日目」と言うことになる。カテゴリーも「女性歌手」「男性歌手」「TV」「テープ」「本」「作曲家」「ランキング」などに大まかにジャンル分けして、従来の「韓歌」は、歌詞と訳詞を掲載した回のみのカテゴリーにした。
20回分くらいはYouTubeやその他のサイトで、映像や音源に繋がるようになっている。
とりあえずシンシネの「セサンウンヨジギョン 世間覗き眼鏡」をアップしたのだが、歌詞の1行がまるで意味がわからない。そのことを明記してアップしたら、速攻で意味不明だった単語が、ドラマに出てくる老夫婦の旦那の愛称?らしいとのコメントが付いていた。この対応の速さはブログならではなんだろうな。
結局4時前に就寝して、今朝は7時起床。
午前中もブログ作業。
昼に風呂に入り、午後はDEL坊でMBCのFMとAMラジオ放送を交代にBGMとして流しながら読書。
今日は旧暦1月15日。満月で韓国ではタルマジ(月見)である。山で月見をして火を焚いて、これが強風にあおられて山火事になって大騒ぎになってるようだ。

【ツ、イ、ラ、ク】姫野カオルコ ★★★☆☆ 斎藤美奈子さんが書評でかなり好意的に取り上げていた作家だったので、初めて読むことにした。いやあやっぱり美奈子さんが褒めるだけのことはある。
彼女の作品としては珍しい「恋愛小説」らしいが、地方の子どもたちの小学校時代から20年ほどのスパンでの人間関係をオムニバス風に配置して、不思議な色模様を絵巻物のように描き出している。
彼女は一作ごとに文体を変えるらしい、ということは、相当に筆力があることを喧伝してるみたいなものだが、とにかく初めて読むMorris.には、面白い文体だと思った。
比喩や形容が特異で新鮮で刺激的ある。

転校生は、りぼんのかかったプレゼントの箱のようなものだ。転校生。この存在はものがたりを人に喚起する。

人は敏感である。人は鈍感である。敏感であり、鈍感であるのである。鈍感であり、敏感であるのである。

中学生がスパイスがわりの浮気などいかがなものかと顰蹙するのは死を控えた動物だけで、十代とは四六時中性欲があふれているホモサピエンスなのである。性欲という言い方におためごかしな花柄カバーをつけてほしいなら、「恋に恋する」とでもしておく。


女性美の象徴のように描かれている美術の小山内先生の「色香」について。

内面の美という呪文を、心ある人間ならば嫌悪すべきだ。こんあ呪文は広告代理店が女性消費者に向けたおためごかしだ。小山内先生は閉経が近いだろうし、染めているが髪の八割は白髪だろうし、乳房はあきらかに京美より小さく、たるんでいる。彼女には商品価値はもうない。洗い髪を梳く小山内先生に、色香がたちのぼるのは、彼女がそのことを熟知しているからである。牡にとって自分は”おばあちゃん”
であることを熟知して、かつ牝であることを放棄していないからである。だから浅ましさも焦りもない。色気ではなく色香は、年齢には関係がない。


主要登場人物だけでも十指に余るが、ヒロイン隼子中学時代の若い教師との情交の凄まじさに、まず圧倒されてしまった。ポルノも含めてMorris.がこれまで読んだセックス描写の中でもトップクラスの激しさだが、決してエロいというわけではない。思わず吹き出してしまうような、大胆かつぶっ飛んだユーモアが仕掛けられている。たとえばこんな調子。

エロスという坂本龍馬により、隼子と河村はこの日をひぎりに連日のように会いつづけた。すぐに夏休みに入ったふたりはほとんど話さなかった。話すのももどかしく、彼らはヤった。服を脱ぐのさえもどかしく、彼らは犯った。ヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯って彼らはヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯って、生理中でさえコンドームを必要としない機会とみなしてヤって犯った。ヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯って、ブレーキは完全にいかれていた。ヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤって犯っている自覚さえなかった。十九世紀の八月に四カ国連合艦隊が、長州下関を砲撃したよりも激しいくらいヤッて犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤッて犯ってヤッて犯ってヤって犯ってヤッて犯ってヤッて犯ってヤッて犯りまくった。河村4kg、隼子3kg、体重減。

すでに山村暮鳥の「いちめんのなのはな」(「風景」)の世界であるな(^_^;) 上の引用はかなり大雑把であると思う。校正はしてない。

求めよ、されば与えられたであろうものを求めない者は戦を放棄する。戦を放棄した女たちは性欲をどのように処理するか。答え。同性愛という名の異性愛の覗き魔になるのである。少年と少年、青年と青年、少年と青年が愛し合う物語に耽溺する。そこには、裸体がある、肉欲がある、嫉妬がある、羞恥がある。そこには閨房がありながら、自分は閨房に入れない性別にあることで、自分が閨房を獲得するレースの、不戦敗者であることを「見ずにすむ」。

正直さは、あるときには狡猾である。愛されたいという願望、もしくは、愛されている心地よさへの願望が、無頓着なほど希薄な存在の倦怠は、その存在にひかれる者を巧妙に焦らす結果となるのだから、本人の思惑から離れて本人は狡猾になる。

ヒロインらが愛好するクラシックピアノ上がりのロックスターの歌詞もいくつか引用しておく。これだけでも著者の詩心は明らかである。

健全なるひとびとは
他人の不幸に涙し
涙をふりそそいでおのれの幸せを花開かせる
健全なる人びとは
おのれのわずかな不幸に酔え
他人のワインを樽ごと横取りして泥酔する
すごいよ、健全
強いよ、健全
きみも健全になりたまえ

いや、これに意味はない
いや、これは愛ではない
荷物になるじゃないか
きみはぼくの知り合い
ぼくはきみの知り合い
いや、ともだちではない
ともだちとして果たせる数には限度がある
ともだちは少ないほうがいいよ
なんでそんなにいちいち電話しなけりゃならない?
ゆっくり話せない電話なら、しなくていいじゃん?
早いのはイヤじゃなかったのか
それくらいのことはわかってる
きみはぼくの知り合い
ぼくはきみの知り合い
舐めてあげるのに6ペンス
舐めていただくのに6ペンス
ワリカンにしとこう
荷物が多いのはごめんです


しばらく彼女の作品を攻めてみることにする。
ところで、後で、ネット検索してたら、本書出版時(2003年11月3日)に「ツ、イ、ラ、ク専門掲示板」が企画され、読者だけでなく著者のコメントも多数含まれているそのログを読むことができた。読者の熱い思い入れがわかって面白かった。
あ、このログはネタばれだらけなので、本書を未読の人は読まないように、読むなら(本書を)読んでからね。Morris.は読んだあとだから大丈夫(^_^;)

2009/02/09(月)●revenge トッポッキ●

これで正解トッポッキ午後2時起床(>_<) 宿酔ではないが、昨夜は異常なくらいにきこしめしたらしい(^_^;) 蛸が美味しかったのが敗因らしい。
実は8時ごろ目を冷ましたのだが、トイレに行ってまたそのまま寝てしまった。
GyaOの「ありがとう」11話、12話を続けてみる。これは全16話らしいから再来週には終わってしまう。何度見ても子役のポムの演技には舌を巻く。
あまり食欲もないので、先日力入れすぎてしっぱいしたトッポッキに再挑戦。今日はキャベツ、玉葱、野菜天麩羅くらいのシンプルな奴にした。う、うまいっ(^_^) やっぱりトッポッキはこのくらいが良い。かなり辛いけど、以前東大門運動場近くのトッポッキ横丁で食べたのもこのくらい辛かったと思う。
その後、最近すっかり悪癖になってしまったYouTubeでの韓国歌謡ビデオ巡り。これをやると本当に時間がいくらあっても足りなくなる。

2009/02/08(日)●飛田界隈●

西根君と大阪阿倍野区旭町の韓国人宅のピックアップ現場。今日は韓国専門引越しセンターのヘルプで、元請けの作業員2人も韓国人だった。某銀行の次長で、奥さんと子ども2人だけが先に韓国に戻り、旦那はあと半年ほどこちらで単身赴任状態になるらしい。これを聞いて「キロギアッパですね」、と言ったらえらくびっくりしてた。
昼は近くの新開商店街に行ったのだが、ここがほとんどゴオスト状態店の8割がシャッター降ろしてた。そのまま上っていったら山王商店街、おお、なつかしの「百番」があって、その裏は飛田の色町ではないか(^_^;)
山ちゃんラーメンというしょぼい中華屋で昼食。Morris.は期待もせずに中華定食頼んだが、いかんせん、これがなかなか美味しかった。八宝菜、鶏唐揚、焼豚、玉子焼に味噌汁(^_^;)だったが、これがなかなか美味しかった。昼休みはしばらく付近を散策、火事の残骸や「乳地蔵尊」とか「百番」前のほとんど崩壊寸前の文具店などなど、すべてMorris.の好みにぴったりフィット(^_^;)である。
やっぱり大阪ならこのあたりは見逃せないな。
思ったより荷物もあって作業が終わったのが5時半過ぎ。
倉庫に6時半に戻り、明日の準備して、帰りにHATのダイエーで買物して帰宅したら8時前だった。
ダイエーで蛸の安売りしてたので、これをあてに一献。Morris.は蛸とか烏賊とか海鼠とかミノとか蒟蒻とかが異常に好きで、寿司屋に行っても、蛸と烏賊さえあれば満足という比較的安上がりの人間である。今日の蛸も、お・い・し・いーーっ!!!!


山チャンラーメン

ほとんど瀕死の新開筋商店街

大人のおもちゃマルヒロ

火事の跡

「百番」向かいの文具店

蛸、オ・イ・シ・イ(^_^)
2009/02/07(土)●武庫川散策●

6時半起床。
午前中いっぱいかけて「ノレ番Morris.8090」に1989TOP100をアップ。このシリーズは不定期的に継続するつもりなので、せっかくだから各年のエピソードなども併記しようと思い、ネットで検索したらWikipediaにかなり多方面にわたって詳細な各年度のページがあり、この年は平成元年で、世界的に冷戦の終わりとベルリンの壁の劇的消滅で、「現代」の始まりと規定されてるらしいということがわかった。
今日は大阪に出ようと思ってた。昼得切符の期限が今月13日までになってたので使っておきたかったのだった。15日には鶴橋でサランバン会の集まりがあるのだが、これには間に合わない。
で、ひさしぶりにファピョンさん誘ってカラオケでも行こうかと連絡したのだが、今日は都合が悪いとのことでパス。
さてどうしたものかと思案して、今日はまずJR立花まで出て、武庫川まで歩き、いつもトラックから見下ろして楽しそうに思ってた武庫川の河川敷を散歩して、帰りは甲子園口方面に戻るという計画にした。
立花駅から川までが思ったより遠かったけど大したことはない。ただ、武庫川は現在川底を平らにする工事中で、水が少なく川の中をブルドーザが作業してた(^_^;)、それでも河川敷を歩くのは楽しい。結局JR陸橋から東岸を北にふらふらと上り、新幹線の手前の甲武橋を渡り、西岸沿いにJRまで下ることになった。
甲武橋下に河川敷定住者のテント小屋がありそこに数匹の猫がいたので断って撮影する。他に小さな犬も飼っていてこいつが吠え続けてうるさかった。白黒2匹、虎白、黒の4匹が確認できた。
今日は立花駅から川まで猫でもいないか気をつけて歩いたのに1匹も見かけなかったし、河川敷にもいそうにないと思ってただけに嬉しかった。
東岸が少年野球スペースなどが多いのに対して、西岸は大きな松や楠があったり、菜の花の花壇があったり、公園ぽかった。
JR陸橋付近のゴミ集積所で、また黒白と虎の猫2匹を発見。これもあまり人見知りしないで、特に黒白はどんどんすり寄ってくるのでかえって撮りにくかった(^_^;)
甲子園口商店街をさっと流して、ライフで鯖や牛乳など買って6時過ぎ帰宅。
夜はKBSアーカイブで「コッポダナムジャ 花より男子」9話と10話見る。始めの頃みたいなわくわく感は無くなった(^_^;)


尼崎水堂町の雑駁な墓地

武庫川

工事中だった(^_^;)

甲武橋下の白黒

同じく白虎

白黒2

橋の上から見下ろす

菜の花花壇

ゴミ集積所前の2匹

目付き悪い白黒

立派な楠

JR陸橋の下
2009/02/06(金)●家族連れ動物園(^_^)●

8時起床。あわててゴミ出し。
朝風呂と洗濯同時に済まそうとしてたら、浅海号(洗濯機)の後ろから鳩が飛び立った。ちょっと厭な予感がして台に乗って裏側覗き込んだら(@_@) 何と小枝を集めて鳩の巣が出来ていて、さらに、さらに、何と卵が一つ鎮座してた(^_^;)
去年6月大阪のフィリピン人宅の現場で、やはりベランダに鳩が巣作りして、あまつさえ3羽の雛がかなり大きくなってた「事件」に遭遇して、その時の糞害でえらい目にあったことを思い出した。まだ卵のうちで良かったということにして、即座に巣は撤収、卵は没収、である(^_^;) 
土鳩はうるさいほど都会には蔓延しているが、卵を見るのは初めてである。長い方で45mm、重さは15gほど。とりあえず机の上に置いてる。
昼前に浅海君から電話で、今日は家族で王子動物園に行くので、良かったら一緒に行こうとのこと。ちょうどMorris.も出かけようと思ってたので、お昼前に動物園前で合流。奥さんの和子さんとは二人の結婚前に会ったことがあるが、子どもたちは初お目見え。愛ちゃんとのぞみちゃんの二人姉妹で、のぞみちゃんはまだカートに乗って動けないので、今日のMorris.はいたずらざかりの愛ちゃんの専属写真師モード(^_^)
とりあえず、お昼ごはん、ということで休憩所で会食。何と、Morris.の分まで弁当買ってきてもらってた(^_^;) おご馳走様m(__)m
1時半くらいから、動物園巡り。子ども広場から栗鼠の森、コアラ、象、虎、ライオン、カバ、カンガルー、白熊、アシカ、キリン、ゴリラ、チンパンジー、ペンギン、カバ、サイ、熊、狼……と、Morris.も久しぶりに動物園総ざらいさせてもらった。
愛ちゃんはとにかく良く動き回る。階段でこけても泣かないし、Morris.にもすぐなついてくれた。小さな子どもの写真撮るなんてのもすっかり忘れてたことである。特にデジカメとインターネットの普及以来、他人の子どもを撮ること=犯罪行為みたいになってしまってる。
「撮りたいものは撮る」主義だったMorris.も、さすがにこの風潮には勝てず、巷で知らない子どもを撮ることはまず無くなってしまった。
Morris.@Catographerになったのも、これが遠因のひとつかもしれない。
まぬうは今日も会うことが出来たが、やっぱりすぐ引っ込んでしまった。
それはともかく、愛ちゃんはちゃかちゃかと動き回り、ほとんど静止しなのでなかなか良いショットはものにできない。50ショット以上撮ったのに見られるのは数点だった。
結局3時過ぎまで歩き回ってちょっと寒くなって来たので、今日の動物園巡回は終了。Morris.が王子動物園に家族連れで行ったのは初めてということになる(^_^;) 
帰りに仏壇屋に寄って、看板猫チャチャともんちゃんを愛ちゃんに見せようと思ったが、生憎外出中だった。JR王子駅で家族を見送り、いったん帰宅して自転車でナフコまで行き、ちょっと買物。


洗濯機の裏側(^_^;)

雑な巣である

押収した卵

今日のモデル嬢(^_^)

子ども広場


パンダぬいぐるみ

ハンター邸前で記念撮影

月の輪熊の親子

キリン

今日のまぬう

ニアミス?!

アシカ水槽

閉じ込められた(@_@)

とりはのぞみちゃん
2009/02/05(木)●広島焼 ふみちゃん●

4時起床。
西根君と二人、広島の米国人、中国からの荷物の配達。10時開始だったので割とゆっくり行くことが出来たし、大した量ではなかったので、楽ちんでちょうどお昼に作業終了。
西根君推奨の東雲本町の広島お好み焼き屋「三八」に行こうと、パチンコ屋に車停めて店に向かったが見つからない(>_<) 西根君が電話したら、現在道路拡張中で来月まで休業中との事。
がっくりした西根君だったが(Morris.は2回ほど行ったことあるが、それほど広島焼きはお好みぢゃ無かった(^_^;))、しばらく散策して、2号線沿いの「ふみちゃん」という店に入る。
ここはお好み焼きだけでなく鉄板焼きや、ラーメンなどもやってる店だったが、Morris.が頼んだ「激辛広島焼き うどん入り」は、めちゃくちゃ美味しかった。焼いてるおばちゃんが親切で辛さの段階を途中チェックさせてくれた。Morris.はどろたれ3杯でOKしたが、常連の中には10杯入れる客もいるらしい。Morris.も5杯くらいは入れても食べられると思ったが3杯でも顔中汗まみれになる辛さだった。広島焼きでもこれならMorris.お好みである(^_^;) どちらかと言うと激辛焼きうどん、もんじゃ焼き風といった感じ。
西根君は普通の広島焼き大盛りソバ入りにしたが、これはこれで美味しいようだった。ともかくこの店は要チェックだね。
「お好み焼き ふみちゃん」広島市南区東雲3-5-19 tel.082-282-7637 営業時間 昼12:00〜14:00 夜18:00〜3:00(ラストオーダー2:30)
である。
6時前に倉庫着。
帰りナフコに寄って、ゴミ袋など買って、冷かしてたらミルクピッチャー見つけたので買う。Morris.は紅茶飲むとき結構牛乳をたくさん入れるので、喫茶店で出てくるサイズでは全く間に合わない。今日見つけたのは130ccくらい入りそうで、これなら大丈夫である(^_^)


広島お好み焼ふみちゃん

激辛肉玉子うどん入り

東雲町の三毛
2009/02/04(水)●立春のトッポッキ●

8時起床。
今日は立春である。昼はトッポッキに挑戦。韓国屋台では定番だが、作ったことはなかった。最近はスーパーでも普通に韓国餅(トック)も、薄切りと棒状の奴を売っている。トッポッキに使う棒状のものを買ってたので、今日作ることにしたのだった。
ネットでレシピページ色々見て、とにかく手元の野菜や玉子や天麩羅など総動員することにしたのだが、これが結果的に裏目に出たようだ(^_^;)
・とりあえず棒状のトックをしばらく水に浸しておく。
・大蒜と生姜すりおろし、コチュジャン、砂糖、コチュカル、胡麻、醤油、スープ(タシダを使う)。
・ゆで卵作っておく。
・キャベツ、長ネギ、ニンジン、牛蒡、野菜天麩羅
・プラいパンに胡麻油ひいて熱して、トック以外すべてをぶちこみ、なじんだところにトックをいれて汁気が無くなりかけたところで火をとめて皿に盛る。

かなり大量にコチュカル入れたので屋台のものよりずいぶん辛いトッポッキになったが、Morris.はこれくらいでちょうど良い。それなりに美味しかったのだが、やっぱりトッポッキなんて、もっとお手軽にシンプルに作るべきだと思った。トック半分残ってるから今週中にリベンジしよう。
午後風呂を使ってから、自転車で六甲道に出て、銀行、六甲アートセンターでデジカメプリント受け取り、社長宅にはらっぱのDVD届けに行く。社長は在宅してたが、ちょっと取り込んでたようなので上らず帰る。コーナンで料理鋏(紛失してしまったので)買って6時前帰宅。
明日は4時起きで、広島行きだ。
夜はサッカー、日本-フィンランド戦。来週のオーストラリア戦を控えての調整試合だが、前半3-0で折り返したから大丈夫だろう。後半一点返されてすぐ中澤が取り返し結局5-1で日本快勝だが、これでオーストラリア戦油断したら何もならない。
島田和夫部屋スケジュール更新。


トックは水に漬けておく

脇役多すぎ(^_^;)

料理以前である

岸地通の日向ぼっこ猫

同じく

大あくび

大内通の竈猫

鉢植の梅はもう満開

不思議な虹彩雲
2009/02/03(火)●ユンジョンちゃんSpecial●

8時起床。
昨日ぐいぐい酒場に小倉のshunshunさんの書き込みで、MBCウルサン局作成の「チャンユンジョンスペシアルライブ」のサイトを教えてもらい、そのまま3回も見てしまった(^_^;)。
それだけでは物足りずに、Morris.のブログ「ノレ番Morris.8090」にこの番組と大好きな曲「チョッサラン」の記事をアップしたのでくわしくはそちらを見るように(^_^)
久しぶりに大阪にでも出ようかと思ってたのだが、今日も昼から雨になったので中止。
GyaOで「ありがとうございます」と「宮S」を2話ずつ見る。一度に2話更新というのは、結構こたえる。それにしても「ありがとうございます」の子役の上手さには見るたびに参ってしまう。
結局今日は一日DEL坊で遊んでたことになる。
Excite翻訳ページをこれまでもよく利用してた。でもたいてい韓国語の単語や文章を日本語に翻訳する利用が主だったが、日本語を韓国語に翻訳する機能ももちろんあるわけで、しかもwebページをそのまま韓国語に変換する機能を使うと、簡単に韓国語版のサイトを作ることができることが分った。もちろんかなりの変てこ訳も多いし、Morris.みたいにちょっと独特な文体だと翻訳の精度はどんどん低くなるだろうが、とりあえず韓国人が見ても大まかなところは分かるのではなかろうか。
たとえばこのMorris.日乘で試してみるとこんな風になる。リンクも効くので、そのままMorris.部屋のどのページでも韓国語で読むことができそうだ。testとしてMorris.部屋のTOPに「韓国語版」に貼りつけておく。もちろん本来は、おかしい部分を訂正してアップすべきなのだろうが、そこまでは手が回らない。これもギャグとして面白がっているわけだ(^_^;)
今日は節分、ということで夕食は鰯を5匹も一人で食べる。小ぶりな奴なので大したことはなかった。


「オモナ」歌うユンジョンちゃん

ユンジョン魅力アンケート

鰯クインテット
2009/02/02(月)●ぶらんこ猫(=^・^=)●

8時起床。
昨夜録画しておいたETV辺見庸「しのび寄る破局の中で」を見る。かなり前のエッセイ「もの食う人々」が良かったので何冊か読んだものの、2003年に「永遠の不服従について」を読んでそれっきりになっていた。芥川賞をとって重点を創作の分野に移してからはほとんど無縁の存在になったのだが、5年前に脳出血で倒れ、後遺症を引きずりながら、執筆や講演に励んでいるとのこと。今回の特集では現代社会が重層的な原因により破局に近づいてるという危惧からの提言らしかったが、いまひとつ説得力に欠けるように思えた。
午前中は先月のはらっぱ広場のビデオをDEL坊に取り込んでDVD作製。ほとんど社長のワンマンショーだが、それなりに面白かった。
面白いといえば、春待ちファミリーBANDファンの徳島のkeikoさんちの猫ぴぃちゃんが、ぶらんこの歌に合わせてアクションする動画ファイルを送ってもらってたのを、昨日に続いてYouTubeで公開してみた。タイトルは「ぶらんこ猫」である。これあ笑えると思う。実はこのファイル、去年の3月に受け取ったのだが、Morris.の不精でついついほったらかしになっていたものである。
午後は久しぶりに写真絵葉書数通を書き、郵便局に投函して今年の年賀葉書当選の切手シート2枚もらう。下二桁で2組だから順当なところだろう。
今夜は茄子の味噌汁と鰯の一夜干し。
作詞作曲ナフナになってるKBSアーカイブで「開かれた音楽会」旧正月特集番組を見る。1月25日に放映されたものでタイトルが「コッポダヨジャ 花より女子」という、自曲の連続ドラマのパロディになってるのが面白かった。この番組は半分ほど生で見てたのだが、その時すごく印象深かったシムスボンの「ヨジャイニカ」をヤンヒウンと一緒に歌ったバージョンでタイトル紹介のところに作詞作曲ナフナとあったのでちょっとびっくりしてしまった。→
確かにこの曲ナフナも歌ってはいるけど、作詞作曲はチェホンギ(崔洪基)と思い込んでたからだ。色々歌本などチェックしたがやっぱり全てチェホンギとなってる。しかしKBSがこんな間違いをするかなあ。ひょっとしてチェホンギがナフナのペンネームだったりするのだろうか。しかしナフナの曲で自作のものはちゃんとナフナ名義になってるしなあ。
今度ひまわりさんに質問してみよう。

2009/02/01(日)●動くまぬう(=^・^=)●

8時半起床。昼前からしばらくミニギター特訓。と、いってもレパートリーをだらだらと弾きまくるだけ。
昼はインスタントラーメン「うまかっちゃん」。Morris.亭の定番は「辛ラーメン」だけど、ときどきこの「うまかっちゃん」を食べたくなる。麺はともかくスープの味がどことなく懐かしの博多ラーメンを思い出させるのだ。
昼から、久しぶりに王子動物園に。何と3ヶ月ぶりくらいになるのではなかろうか。実は年間パスポートの期限が切れてそのままになっていたのだった。ほんとはそのまま延長するつもりだったのに、あちらの手違いで更新の報せが1ヶ月早めに来たので、その用紙を持っていったら来月でないと更新できないといわれ、なんだかなあ、といった感じでそのままになってた。
今日新しくパスポート取得したのにはわけがあって、このパスポートは、申し込んだ一年後のその月一杯が期限となる。つまり今日2月1日に申し込めば来年の2月28日まで有効なわけで、もしも昨日1月31日に申し込んでたら来年の1月31日まで有効、つまり一日違いでほぼ一月の差が出るわけだ。せこいと言われようとこれを貧乏性のMorris.が見逃す手はないよな(^_^;)
何よりも気にかかってたまぬうだが、幸いとりあえず例の岩の上に鎮座しているのをを見ることができた。久々の再会はやっぱり嬉しい。今日はデジカメで動画撮影することにした。ぐいぐい酒場での稲田さんの書き込みをヒントに、これをYouTubeにアップしてみようとかんがえたわけだ。しばらく待ったがずっと岩の上から動かないので、そのまま撮影。微妙に顔の動きだけでもうかがうことが出来るだろう。これからはまた別のポーズや歩き回る姿を撮影してみよう。
他の動物たちもちょこちょこと見て回る。
驚いたのはワニが全ていなくなって、代わりに亀の水槽になってたことだ。これはちょっと淋しくもあるが、亀の泳ぐ姿というのはこれまであまり見たことが無かった。池で泥亀が泳ぐのは良く見かけるけど、たいてい池の水は濁ってるし上から見ると何の変哲もないけれど、ガラス越しに見る亀の泳ぐ姿はとてもチャーミングだった。
その他カバが池に沈んで目と鼻だけ出してる部分のアップも撮影した。女子高生が蛇腹式のえらくクラシックなカメラで撮影してたので、頼んでカメラを撮らせてもらった。「ZEISS IKON」とあったから結構お値打ち品かもしれない。いやあ、こんなカメラなら使ってみたくなる。
雪豹や鳥舎など冷かして、例の指定席、SL食堂車で写真葉書でも書こうとしたのだが、手持ちのボールペン2本ともインクが出ない(>_<) しかたなく葉書は部屋で書くことにする。
帰り道、チャチャのいる仏壇屋覗いたら、白黒ぶちの新顔猫がいた。名前はもっちゃんというらしい。これまたなかなかに愛嬌のある素敵な猫である。これでまた動物園通いのお楽しみ倍増だね。
5時前に帰って、YouTubeの登録やって初めての動画アップロード。30秒くらいの動画なのにアップロードするのにえらく時間がかかってしまった。デジカメ撮影のファイルそのまま(aviファイル?)でアップロードしたのがまずかったのかな。ともかく、こちらで、初の動くまぬう公開である。先に書いたとおり、ほとんどまぬうは動かなくて、手ブレの方の動きが大きいかもという、ビデオカメラマンとしてはお恥ずかしい映像ではあるが、楽しんでもらいたい。 


うまかっちゃん

今日のまぬう

隣の大山猫

その隣のボブキャット

カバ

女子高生のカメラ(@_@)

ハンター邸

亀の泳ぎ

こちらは錦曲首亀

イグアナ


カンムリヅル

五位鷺

川鵜

雪豹

仏壇屋の看板猫チャチャ

新顔のもんちゃん

一目ぼれ(=^・^=)

【僕が愛したゴオスト】内海文三 ★★☆☆ 小学生の男の子がホームで遭遇した人身事故をきっかけにパラレルワールドに移動してしまう。家族も他の人々も全て異臭がして、心が無く、尻尾が生えている。唯一尻尾のないのがホームで事故を目撃した売れない男優で、二人はもとの世界への出口を探して逃げ回るが自衛隊に捕らえられ、研究観察対象として隔離生活を余儀なくされる。男優は自殺して一人残された少年は女性自衛隊員と何故か二人で逃走、日本を転々としながら恋人同士のような暮らしを送り、そして、ついにその生活も終わりを告げる日がやってくる。という、あらすじにもなってないが、SFの一種と思われるかもしれないが、そこは打海のことだから一ひねりも二ひねりも入れてるし、無気力少年の意外なたくましさや鋭敏さに驚かされるし、少年の家族、男優の恋人、自衛隊の医師、別の女性隊員など登場人物の個性的描写はさすがのものである。
だがしかし、Morris.はこれまで読んだ彼の作品のなかでは一番面白さを感じなかった。最後の一種のどんでん返しも好みではなかったし、魅力的女性登場人物の不在が大きかったのだろう。


 
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