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Morris.の日記です。読書控え、宴会、散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。 一揆加勢 |
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2013/05/31(金)●ひさびさしごと● |
6時起床。
今朝の血圧は
ほぼ一ヶ月ぶりの仕事。
矢谷くんら6人で、芦屋のジャカルタ人宅のピックアップ現場二日め。
台所からダイニング、リビングの割れ物梱包。作業自体は問題ないが、名前の綴りを間違ったり(長くて複雑で覚えにくい(>_<))する。倉庫に戻ってからのコンテナ積み込み作業で、しっかりバテてしまった(>_<)
帰りはふらふらになりながら、大安亭まで回って、キムチとアイスクリームとところてん買って6時半帰宅。
ところてんとアイスクリーム食べて、阪神-オリックス戦見ながら、韓国日記の本文を打つ。24日分だけ打っておしまい。まだ5日分残ってる。
阪神はMorris.帰国してから今日で3連敗(>_<)
明日、明後日は仕事無しで(^_^)月曜は4時起き名古屋行き。
今日の歩数は8211歩。
今朝の六甲山上空 |
倉庫前の黒 |
面白いダイニング |
2013/05/30(木)●いちおう休養日● |
8時起床。
今朝の血圧は188/100/91。
午前中だらだらと、留守録してた韓国ドラマ「不屈の嫁」見ながら、韓国旅行の猫写真を中心にプリント注文する画像を選ぶ。20日間で、Morris.日乘にアップした画像はざっと1500(^_^;) 多分4000回くらいシャッター押したことになると思う。そりゃあデジカメも消耗するわね。
結局80枚ほど選んで、ネットで六甲アートに注文。
しかしなぜか14日のあのノクチョンの画像ファイルが行方不明である。あの日はデジカメピーンチ(>_<)で、かなりごたごたしてて、おまけにノクチョンの画像がかなり多くて、ミニノートのHD残量が不足し始めたので、USBメモリに保存したはずなのに、何かの拍子にこのフォルダを削除してしまったらしい(>_<) まあ日記にはかなりの画像アップしたから、見ることはできるが、プリントとなるとちょっと厳しいものがある。
というわけであの屋根の上のかわいい猫はプリント諦めた。
昼過ぎに、一階の古本屋に寄って、自転車で六甲道に出るつもりだったが、ちょっと雨模様になったので、傘さして歩くことにした。灘図書館、銀行に寄って、六甲アートでプリントを受け取り、電話したら社長部屋にいたので、ビールなど買って、久しぶりに会いに行く。3月にひろこと一緒に行ったタイで買った黒いシャツ着て自慢してたが、先週高知から戻ってちょっと体調悪かったみたいだ。
アスパラスパゲッチなど頂いて、ビールで乾杯。プリントしたばかりの韓国写真を見せびらかして、社長のマーチン借りてイミジャの「椿娘」歌う。比較的小型のギターだけど、ずっとミニギターの大きさ(小ささか(^_^;))が身に染み込んでるので、かなり弾きにくかった。まあ、余興である。
帰りは電車で帰るつもりだったが、雨も止んだし、ぷらぷらと歩いて、水道筋のマルハチで買い物して6時半帰宅。
名古屋の朴燦鎬さんからメールで、なんじゃもんじゃの木のことを教えてもらう。
いま娘が”なんじゃもんじゃの木”を調べましたので---。
それによると、中国、台湾、タイ、朝鮮半島、対馬、岐阜県東濃地方木曽川周辺、愛知県などに分布するとか。
で、韓国では「이팝나무」というんだそうです。
「イパムナム」というのか。岐阜、愛知県に分布ということだから、Morris.が名古屋で見たというのと符合するわけだ。小学館の「朝鮮語辞典」には載ってなかった。民衆書林の「韓日辞典」には
이팝나무i-pab-na-mu名詞 植物 ひとつばたご。
という、あまりにそっけない記述があった。でも、あの花のことだというのははっきりした。せっかくだからネットの韓国語大辞典で調べてみる。以下の記述があった。Morris.の訳も付けておく。
이팝나무
「명사」『식물』
물푸레나뭇과의 낙엽 활엽 교목. 높이가 20미터에 달하며, 잎은 마주나고 타원형이다. 4월에 흰 꽃이 취산(聚繖) 화서로 피고 열매는 핵과(核果)로 가을에 까맣게 익으며 정원수나 풍치목으로 재배한다. 민속적으로 보면 나무의 꽃 피는 모습으로 그 해 벼농사의 풍흉을 알 수 있다고 하여 치성을 들이는 신목으로 받들어지기도 하였다. 한국의 중부 이남, 일본, 대만, 중국 등지에 분포한다. (Chionanthus retusus)
イーパムナム
「名詞」『植物』トネリコ科(モクセイ科?)の落葉広葉喬木. 高さが20メートルに達して、葉は対生で楕円形。 4月に集散花序の白い花を開き、実は核果で秋に黒く熟して木や街路樹として栽培する。 民俗的にはこの木の花が咲く姿でその年の稲作の豊作凶作を占うとして、真心を籠める神木として敬われたりもした。 韓国の中部以南、日本、台湾、中国などの地に分布する。 (Chionanthus retusus)
しかしこの記述からすると随分前から親しまれていた花木だったらしい。Morris.が今回えらく珍しがったのは、5月に韓国に行く機会をほとんど持たなかったからだろう。しかし、これで引っかかっていた韓国名がはっきりしたのは嬉しい。朴燦鎬さん、ますみちゃん、ありがとう。
今日は歩きながら、矢鱈花の撮影ばかりしてた。facebookのムックさんの写真に刺激されたのかもしれない。
明日はほぼ一ヶ月ぶりの仕事ぢゃ(^_^;) 今日は休養日のはずなのに、結構歩いてしまった。大丈夫だろうか。
今日の歩数は13986歩。
ひさしぶり、ぶんちゃん |
紫陽花の仲間かな |
砂場猫 |
柊の見 |
アマリリスかな |
花水木系 |
立葵 |
躑躅 |
露草系 |
地蔵衆 |
歩道トンネル |
朝顔系 |
天道虫 |
一重薔薇 |
カーネーション |
十薬(どくだみ) |
独特の黄色である |
合歓木系 |
下野(しもつけ) |
園芸種菫 |
ひさびさ社長 |
鉄線 |
薊(あざみ) |
蛍袋 |
白蛍袋 |
白立葵 |
銭葵 |
2013/05/29(水)●ただいまあ● |
8時起床。
今朝の血圧は188/90/78。
せめて朝の海の景色を楽しみたいと思ったのだが、まだ雨模様。
あきらめて、自販機の缶ビール買って、またロビーでミニギター。昨夜一緒に歌った子らが挨拶してくれる。
途中雨がやんだのでデッキに出たら、山と海の間に雲の帯ができて、その水平線上を船が往来するところが何となく夢幻的だったのでしばらくデジカメ撮影。
11時大阪港到着。地下鉄で梅田まで出てJRに乗り換え。1時前に部屋に戻った。
昨日までのデジカメ画像だけアップ。
やっぱりかなり疲れているようだ。
モラン市場で買ってきたチャンユンジョンのデビュー10周年記念ビデオを見る。20曲が収められている。ヒット曲は総て網羅されている。もしかしたらヒット曲はプロモーションビデオの寄せ集めかと思ったのだが、そうではなくて、すべてステージや歌謡番組出演時のものである。これは嬉しかった。10年間それぞれの時期のステージが集められ、すべて歌詞のテロップ付きである。オートリプレイになってるので、つけっぱなしで、そのままずっと聴いてた。
今日の歩数は3004歩。
雨ぢゃ(>_<) |
ちょっと残念 |
ロビーでビール&ギター |
昨夜の子らと |
雨上がったので甲板に |
淡路島 |
水脈 |
なかなか美しい |
タイタニックごっこ(^_^;) |
3ショット |
同じく |
こちらの雲も |
大阪港 |
関西は昨日梅雨入り |
早速ユンジョンDVD |
2013/05/28(火)●いよいよ帰国● |
7時半起床。
今朝の血圧は212/98/79。
i-netにユンジョンちゃんが出ている。これも見納めだろう。
外は霧雨が降ってる感じ。傘さしてチャガルチ詣で。漁船団や白トラ猫に別れを告げて、釜山最後の食事は参鶏湯(^_^)
釜山で美味しいのは「南浦参鶏湯」と「ソウル参鶏湯」の2軒が有名らしいが、Morris.はソウル参鶏湯の方が好きだ。今日も当然ソウル参鶏湯(15000w)。まだ早いので、Morris.が最初の客のようだ。
参鶏湯は問題なく美味しく、徳利にたっぷり入った人参酒でいい気分になった。店のアジュマに映画「ノレチャラン」の中でハラボジと孫娘が歌った歌のタイトルを尋ねる。メロディは知ってるみたいで、何人かのアジュマがああだこうだと言いながら、「ウス」というタイトルだと教えてくれた。後からチェックしてみよう。
食べ終わったのが10時半。フェリーターミナルには1時半までに到着すれば良い。雨だからタクシー使うなら1時前に出れば間に合う。
結局何となく、龍頭山公園に上る。李舜臣銅像の後ろの釜山タワーが消えている(@_@) もちろん霧雨がフィルターになってるのだが、せっかくだから色々撮影。そのままヘリムジャンに戻ったのが11時半。
部屋でぼーっとするのもつまらない。雨も今は止んでるから、ターミナルまで歩いていくことにした。別にタクシー代ケチったわけでなく(それもあるか(^_^;))ゆっくりチャガルチに別れを告げたかったのだ。
12時前にアジュマに挨拶して、宿を後にする。やっぱり歩いてよかった。
でも、ターミナルが見え始めた頃から、雨が降り出して、辿り着いたら結構濡れてしまった。
一年オープンのチケット買う。去年は円高で2万円ちょっとだったが、今回は円安と、ガソリン補助などの値上がりで2万5千円超えてしまった。短期の格安航空券ならもっと安いのがあるくらいだが、Morris.の場合はフェリーの方が楽しいし、一年オープンというのが必須だから、これでかまわない。食事は不要ということにしたのだが、何故か今日は、ターミナル3Fのレストランで8000wの食事券がサービスについてきた。参鶏湯でそれほどお腹へってないけど、せっかくだから食べておくことにした。プルコギ丼。何とか食べ終える(^_^;)
平日だからガラガラだろうと思っていたのだが、結構混み合っている。特に若者がえらく多い。釜山や蔚山の大学・高校の修学旅行が数組が乗り込んでているらしい。
雨は振り続けてるのでデッキには出られない。風もあって、波も荒く結構揺れる。Morris.は船酔いはあまりしないほうだが、ちょっとだけ気分悪くなりそうになった。揺れてる船でパソコン作業はあまりよろしくないようだ(^_^;)
夕食用にキムパ買ってたし、マッコリ大瓶(1.2リットル)と眞露一本も持参である。
7時前から大きなテーブルでマッコリとミニギター。若者が集まって、一緒に歌おうというと、たいてい、チャンユンジョンナンバーである。多い時には10人くらいが手拍子しながら「オモナ」や「チャンチャラ」歌ってくれる。「無条件」も4回は歌ったな。9時過ぎに電話が通じる様になったので、サランバン会場にいる歌麿会長に電話。通じるには通じたもののカラオケの音で通話は殆どできなかった。
11時くらいまで飲んで歌ってたような、気がする。
今日の歩数は9558歩。
今朝もチャンユンジョン(^_^) |
何回撮ったかな |
さよならチャガルチ猫 |
そこまで寄らなくても(^_^;) |
最後の食事はソウル参鶏湯 |
やっぱり美味しい |
お約束のWish-bone |
面白い照明だ |
釜山タワーが消えた?(@_@) |
なんとなく面白い |
窓磨き |
河豚屋の看板 |
いいムードである |
安寧!!アジュマ |
安寧!!チャガルチ |
安寧!! |
乾物市場の日本家屋 |
花札みたいだ |
ターミナルまですぐのところで雨が(>_<) |
3Fレストランの食事券サービス |
プルコギ丼 |
ターミナルの屋根 |
かなり波が荒い |
今日は若者が多い |
なかなか上手い |
Morris.もポンチャックで対抗 |
半分は高校生 |
煙突 |
ちょっと酔ってるかも(^_^;) |
最後のキムパとマッコリ |
2013/05/27(月)●雨のカムチョン(甘川)● |
7時起床。
今朝の血圧は177/89/88。
朝のチャガルチ詣で。
みかん箱の白トラはまだ寝ている。
明日の船で釜山を後にするから今日は最後の日ということになる。去年雨でちょっと残念な思いをした巨済島に行こうかと考えていたのだが、今日も朝からどんより曇ってて、午後は雨になりそうな気配なので断念して、ちょっと近場の住宅密集マウルカムチョン(甘川)に出かけることにしよう。
その前にせっかく魚市場のメッカに来ながら刺身ひとつ食べてないことに思い当たり、一番好きな烏賊の刺身を食べることにした。ただ、この時期は、烏賊はちょっと端境期らしく、水槽でもあまり姿見かけない。いつもはポピュラーなスルメイカを食べるのだが、今日はちょっとごつい紋甲イカが目についたので値段聞いたら一杯1万5千ウォンとのこと。スルメイカならその半額くらいで買えるのだが、今日は奮発してこいつにしよう。店で食べると、酒が高くつくし(三千ウォンだけど(^_^;))、あまり遊べないので、お持ち帰りにしてもらい、チャガルチ広場で一人宴会(飲んで歌って)するこにした。
あっという間にさばいてくれて、ビニール袋に二種類のコチュジャン、わさび、割り箸と一緒に入れてくれた。昨日農協で買っておいたマッコリ持ってチャガルチ広場へ。
さすがに新鮮な刺身は美味しい前に美しい(^_^) 今日は曇ってる割に見通しが良くて松島の住宅密集地もよく見える。空の雲は面白いけどちょっと異様な雰囲気である。スルメイカと紋甲イカの味の違いはわからなかったが、とにかく文句なしに美味しかった\(^o^)/
飲んで歌ってると小柄なハルモニがえらく喜んでくれたので、ポンチャックメドレーサービス。ほとんど陶酔状態だった。
アジョシ、アジュモニ、アガシらも寄ってきて、宴会は盛り上がる(^_^;) 二人のアガシが楽譜を見ながら散々迷ってイソニの「ナハンサンクデルル」リクエスト。めったに演らない曲だけど、とても上手に歌ってくれて嬉しかった。
昼時になって、ポツポツと雨がふりだした。一旦宿に傘取りに戻り、8番マウルバスでカムチョンに。
ここは去年始めて訪れて、すっごく気に入り、もう一回行ったほどだ。山の中腹に住宅が段々畑風にぎっしり密集している。元々釜山の住宅はこういった感じが普通だったのが、都市開発でどんどん高層住宅が建ち、民家も何となく西洋風になって、これだけの地域が以前の状態を保ってるのは珍しい。釜山市も美観地区というか、一定の制限を設けて保存政策をとっているようだ。
マウルの脇の高台にある小学校からマウルに降りていく。
雨は止みそうにない(>_<)けど、ずんずん上がって行ったら、裏山に迷い込んでしまったようだ(>_<)
しかし、この町並みは何故か懐かしさと愛おしさを感じさせる。
マウルに降りて、ちょっと小洒落た休憩所で雨宿りを兼ねて一休み。持参してた瓶ビール「Cass」飲みながら、ひとしきりミニギター。いちおうここは観光地ということで、平日なのに、ちょこちょこと観光客が雨宿りに立ち寄る。中には香港からの観光客や、10人以上の団体もいた。けっこうミニギター好評で、一緒に歌ったりもした。町並みを見下ろしながら飲むビールはまた格別だった。
結局ここに1時間以上いたことになる。ビールも無くなったので、しばらくマウル徘徊。雨の中一匹だけ茶色の猫を発見。
マウルの外れの高台の道路を歩いていて、蔦に覆われた住宅にちょっと怪しいハラボジを見かけたので、声をかける。
雨宿りを兼ねてちょっと休ませてもらうことにした。部屋の中は、レコードや本やら、古いギターやらガラクタが雑多に散らばっている。どうやら、一人暮らしのハラボジらしい。
Morris.が日本人だとわかると、奥からLPアルバムを一枚自慢げに持ってきた。おお「いしだあゆみ」ではないか(@_@)
30年くらい前、韓国人が好きな日本歌謡といえば、いしだあゆみの「ブルーナイト横浜」、近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」、五輪真弓の「恋人よ」、ニック・ニューサの「サチコ」。これが四強、というか、これくらいしか知らなかったのだろうと思う。
早速、ミニギター引っ張りだして「ブルーナイト横浜」歌ったらちょっとびっくりしてた。ハラボジと言ったが、Morris.より三つ歳下だった(^_^;)
5時過ぎたのでそろそろ戻ることにする。途中クモンカゲみたいな店でアジョシアジュマ数人が飲んでくつろいでたので混ぜてもらう。マッコリ買うと言うと、わしらのを飲めとソジュを注いでくれた。当然ここでも、トロット大会。セルフタイマーで記念写真も撮ったが、ちょっと酔も回ってたらしく、豆袋ここに置き忘れてしまったようだ(>_<) まあ、また作ればいいし、旅の終わりだからよしとしよう。
名残は付きないが、7時前同じバスでチャガルチに戻る。雨のチャガルチ散策して、適当な店でカルビタン(6000w)頼んだら、これが骨付きの肉がいっぱい入って、なかなかに美味しくて、有終の美を飾ってくれた(^_^;)
今日の歩数は11298歩。
また寝てる |
この紋甲イカを |
調理してもらい |
ここで食べる |
今日は見晴らしがきく |
ちょっと不思議な雲 |
しつこく漁船団を |
韓の国のアリス4 |
めちゃ喜んでくれたハルモニ |
トイレの鏡 |
やっぱり面白い雲だ |
選曲中 |
イソニを歌ってくれた |
空ばかり撮ってる |
釜山アジョシ |
漁船団と密集住宅 |
天井のある市場 |
まだ寝足りない |
ミスチャガルチ? |
カムチョン小学校 |
カムチョン探訪 |
#01 |
#02 |
03 |
これもお馴染み |
当然坂だらけ |
これは日本では見たことがない? |
裏山に入り込んでしまった |
ここで雨宿り |
ソウルアガシ |
ここでの麦酒は格別 |
香港から来た夫婦 |
団体客も |
今日唯一のカムチョン猫 |
ちょっと怪しいハラボジ |
レコードやら写真やら雑多に |
おお、懐かしい(@_@) |
記念撮影 |
これは廃屋のようだ |
これは単なる壁 |
良い感じの石段 |
飲み会に混ぜてもらう |
コルモッキル |
同じく |
小学校に上がる坂 |
雨に煙る山 |
さよならカムチョン |
雨のチャガルチ |
夜のチャガルチ猫 |
夜のセリ市 |
美味しかったカルビタン |
2013/05/26(日)●釜山の一番長い日● |
6時起床。
今朝の血圧は230/112/67。
今日は8時10分からSBS「挑戦千曲」見るため8時前にiPhoneの目覚ましかけておいたけど必要なかった。
朝風呂つかって、i-netつけたらキムヘヨンが出ていた(^_^) 本当は今回2回もノレチャラン録画見に行ったので、運が良ければ、チャンユンジョンやキムヘヨンが出るかもしれないと、期待してたのだが、どちらも出演せず、顔なじみの作曲家パクヒョンジンさんも審査員としては来なかった。ちょっと残念。
でも、キムヘヨンはあいかわらず、元気に明るい笑顔で人気を維持してるようで一安心。
「挑戦千曲」を部屋のテレビ、有線のSBS何たらというチャンネルで待ってたのに始まらない(>_<) おかしいなとHPミニノートのライブ立ち上げたら、やってるぞ(@_@) おいおい韓国まで来てミニノート画面でこの番組見るはめになるのかい(>_<) と思ったが、部屋のTVをいじってたら有線放送と一般放送を切り替えることでSBS視聴に成功。ちょっとばたばたしたけど、大きな綺麗な画面で楽しむことが出来た。
今日のユンジョンちゃんは黒いノースリーブのパンツスーツで、いつものポニーテールでなく両側に垂らしてた。どっちにしろキュートである(^_^;) 今日も知ってるゲストは出場しなかったけど大丈夫。
9時半に部屋を出てチャガルチ巡り。昨日買って飲まずに冷蔵庫に入れておいた瓶ビール「Cass」も持参(^_^;) たまには良いよね。
チャガルチ広場前はカクソリ公演舞台の準備でゴタゴタしていたので、西側の漁船の停泊場方面に。
漁船の脇で、朝からマッコリ飲んでる4人のアジョシ。どうやら広場から追われたペクス(白手-無職の徒)のようだ。見覚えある顔はなかったが、白髪髭もじゃの恰幅のいいアジョシがリーダー格らしい。
ベルトコンベアの枠に腰掛けて、ビール飲みながらミニギター。ちょっと胡散臭そうに見てたが、すぐ、打ち解ける(^_^)
リクエストにも応じて、ビールが無くなるまで歌う。セルフタイマーで記念写真も。
以前チャガルチ広場の屋根付き休憩所で、夜毎一緒に宴会してた(^_^;)気のいいペクスたちのことを思い出した。
昼食は近所の店でテジクッパ(6000w)。昨日ソミョンのテジクッパ街で食べるつもりだったが、結局行きそびれたので、ここで食べることにしたのだ。結構美味しかった。
12時に一旦部屋に戻って休憩。というか、部屋で「全国ノレチャラン」見ることにしたのさ(^_^;) ひょっとすると先日録画見た回の放映があるかもしれないと思ったのだけど、今日は別の日アンサン(安山)編だった。お手伝いアジュマが西瓜を持ってきてくれた。旅館アジュマのはからいだろう。今日はトリのゲストにチュヒョンミが出ていた。歌謡舞台なら2回に1回くらいの頻度で出演してるのだが、この番組への出演は本当に久しぶりである。ああ、この回に見に行きたかったなあ。ソンヘさんが新曲と紹介してたけど、歌ったのは四日市の日本公演の時手に入れたアルバムの最初の曲「明日行くことにしちゃ駄目?」だった。たしかにこれは良い曲だから、しばらくこの曲を前面にプッシュするのかもしれない。
2時前に部屋を出て、どこに行こうかと迷ったが、4時半には会場に行かねばならないから遠出はできない。
結局、何となく龍頭山公園に上り、たまには釜山タワーに上ることにした。
料金はタワーだけなら4000w、隣の世界楽器博物館とコミだと5000wである。当然兼用チケット買う。
ソウルでもそうだったが、都会は空気が濁ってて見通しがきかない。靄なのか、黄砂などの影響もあるのか、スモッグなのか、よくわからないが、多分複合汚染(^_^;)なのだろう。
だから、展望台からの眺望もいまいちだったが、とりあえず北側から時計回りに8枚ほど撮影。国際ターミナル横にパンスタフェリードリーム号も見えた。明後日28日この船で帰国予定である。
本当は28日の夜、大阪では臨時サランバン会が開かれることになってて、久しぶりに山下校長先生を迎えての催しがあることをネットで知ったのだが、ちょうどその日に乗船という事になってしまった。以前ならパンスタフェリーは2台あって、毎日運行してたから、明日の便があれば間に合うのだが、今は週三回の往復運行で、釜山からは火・木・日曜日の出航で、明日の便は無い。今日の便はチャガルチノレチャランがあるため無理だったのだ。
楽器博物館はたぶん個人(館長)のコレクションを中心に展示してるのだと思うが、一階は主に弦楽器、二階は打楽器展示で、驚いたのは二階で、家族連れの客が自由に打楽器を叩いていたことである。以前は触われなかったのだが、方針を変えたようだ。もちろん貴重な楽器は隔離されているが、チャンゴ、ケンガリなどの朝鮮系のものの他、世界各国の打楽器の音を自分で鳴らせるというのは嬉しい。大型ジュンベも6台くらい並べてあった。Morris.は中型のジュンベの一つが気に入ってしばらく叩かせてもらった。気持ちいい。
前にも書いたが、釜山タワーに上る客のうち、この楽器博物館を訪れる人は1%に満たないと思うのだが、たった1000wの追加でこれだけ楽しめるのだから、これから、釜山タワーに上る方はぜひこちらも覗いておくように。
タワー前の広場には舞台が設えてあり、民俗舞踊や合奏などやってたが、適当に切り上げて、国際市場に回り、健康器具店で韓国製の万歩計(1万ウォン)買う。
4時半にチャガルチの会場に行ったら、歌謡ショーやってて、椅子席は満席、通行できないくらいの人出で盛り上がっていた。
舞台裏でスタッフに訊いたらMorris.の出番は15人中8番目とのこと。登録済まして、後ろで見物してたら見覚えある顔が(@_@) スーツにソフト帽のいつも全国ノレチャランの舞台前で踊ってる二人のアジョシの片割れではないか。前から気になってて、録画の時に挨拶しなくてはと思ってたのに、今回に限って二回とも姿が見えなかったので、残念に思ってたところに、まさかの遭遇。大喜びで挨拶。名刺ももらう。本業は歌手のコギルサンさんで、ノレチャラン専属の踊り手、愛称は「釜山カルメギ」らしいから、釜山との縁が深いのだろう。こんな出会いがあるというのも驚きだったが、そうこうしてる間にノレチャラン開始時刻になった。
このお祭りは正式には「우뚝 서니 페스티벌 ウットゥッソニ ペスティボー(フェスティバル)」、ノレチャランも「우뚝 서니 가요제 ウットゥッソニ カヨチェ(歌謡祭)」というもので今年で4回めらしい。
「ウットゥッソニ」というのが意味がわからなかったが、後で調べたら、「우뚝」は「にょっきり、ひときわ高くそびえる」、「서니」は「立つ」の名詞形。「にょっきりそびえ立つもの」ということになる。うまい訳が思いつかないが、とにかく景気の良い呼称なのだろう。
テントの中で今日歌う「身土不二」の楽譜見ながら歌詞をおさらいしてたら、司会者が入ってきて、ミニギターケースを見て「楽器か?」というので、出して、ちょこっとさわりだけ弾いて見せたら、舞台で弾いたらどうだという。一瞬どうしようか迷ったが、やっぱりカラオケの迫力にはかなわないし、一緒に弾くとしても、カラオケのキーが判らない。これはやめておいたほうが無難だろう。司会者に「身土不二」カラオケで歌う前に、ワンコーラスだけミニギター弾き語りしても良いかと行ったらOKが出た。全く予想してなかったので、あわててテントの中でチューニング。突然で何を歌うかも決めてない。この前ギャラリーで歌った「ソヤンガンチョニョ」とか「チャンチャラ」でよかろうということにする。
4番目には例の焼き栗アジュマがイミジャの「ウロラヨルプンア」歌った。ちょっと上がってるようだったが、結構盛り上げていた。
そしてMorris.の出番。ミニギターと楽譜台もって舞台に。マイクスタンドにマイク二本セッティングしてくれてた。司会が「この人は日本人なのに特別出演して、ギターで弾き語りまでするそうです」などと説明してる間に、マイクチェックしたら思ったよりギターの音拾ってくれるので広げていた「ソヤンガンチョニョ」の隣ページのイミジャの「トンベクアガシ 椿娘」に曲目変更。椅子なしで立ったままストラップも無しなのでちょっと手元狂ったりもしたが、まずまずの演奏だった(^_^;)と思う。客の反応も上々というより大受けで、手拍子あり、一緒に歌う人もありで、前から二列目にはヘリムジャンアジュマとお手伝いアジュマたちも勢揃いしていた(@_@) きっと早いうちに席取りしてたのだろう。カラオケ「身土不二」はまあ、慣れたものだから、特に問題なく歌い終えた。これも結構受けしてた。と、思う。
結局Morris.は入賞逃したけど、舞台で二曲も、それも弾き語りまでできたことに満足すべきだろう。ヘリムジャンアジュマは、「どんなに悪くても人気賞くらいやらないと」と、本気で怒ってた(^_^;) それだけでもう十分である。参加賞?で箱入りのいりこももらったし(^_^)/
ゲスト女性歌手がこの前チャンユンジョンが歌ってた「ワックナワッソ」を歌う。これはユンジョン新曲では無かったのかも。
焼き栗アジュマは人気賞受賞で、お祝いを言ったら、前のコンビニでなんでも好きなものおごるというので、アイスクリーム買ってもらう。
一旦部屋に戻る。KBSつけたら、「開かれた音楽会」にミネギョンが出演して「ポゴシプンオルグル」歌ってた。懐かしい。アジュマが部屋に来て、今夜遅くに一階の受付部屋で、ミニギター演奏してくれとのこと。お安いご用である。
一休みしてから、飽きもせずチャガルチに。
例のチャガルチ白トラはあいかわらず眠たそうにしていた。チャガルチビル窓の横にもう一匹上品そうな白三毛発見。これまたなかなか良い猫である。しっかりMorris.@Catographerモード。
その後。広場街灯下の定位置でしばらくミニギター。ノレチャラン見た人も結構いたようで、数人から声をかけられた。アガシ二人も一緒に歌ってくれた。
結局歌ったり、海見たりしてるうちに10時になったので、コンビニでマッコリ2本買って、ヘリムジャン受付のアジュマ部屋で、マッコリ飲みながら弾き語りワンマンショー(^_^) アジュマのリクエストで10曲くらい歌い、マッコリ1本でお開きにして、部屋に戻り、またマッコリ飲みながらi-net見てるうちに眠り込んだらしい。
今日の歩数は一万歩くらい。
i-netにキムヘヨンが |
SBS「挑戦千曲」 |
果物屋の白雉 |
ちょっと引込み思案 |
朝から麦酒 |
小型漁船 |
浮浪者アジョシらと |
何度見ても飽きない |
笑顔でお別れ |
船の隙間から船を |
テジクッパ(6000w) |
これがうまい |
コルモッキル |
同じく |
アジュマから西瓜の差し入れ |
ノレチャfランアンサン編 |
トリはチュヒョンミ |
行列のできるホトク屋 |
茅葉でキリギリスを(@_@) |
釜山タワー |
飾ってあった写真 |
同じく |
タワー展望台北から時計回りに #01 |
#02 |
#03 |
#04 |
#05 |
#06 |
#07 |
真下を |
遠くは霞んでいる |
お寺には提灯が |
海の暴走族? |
明後日これで帰国ぢゃ |
世界楽器博物館 |
弦楽器 |
弦楽器2 |
打楽器 |
右のジュンベ欲しかった |
これはアフリカ系だろう |
これは中国 |
これも |
舞台では見族舞踊が |
同じく |
法務士の金春根さん |
ここで万歩計買う |
韓国産の万歩計(10000w) |
のど自慢会場 |
のど自慢の釜山カルメギ |
コギルサンさんだった |
ダンサーズ |
焼き栗アジュマ |
旅館アジュマも2列目で応援 |
参加賞はいりこ(^_^;) |
ワックナワッソを歌う歌手 |
「開かれた音楽会」にミネギョンが |
美味しそう |
でも、Morris.はミルミョン(3500w) |
やっぱりこの色の街灯が好き |
夜のチャガルチ |
同じく |
眠たがってるチャガルチ猫 |
チャガルチ猫その2 |
同じく |
同じく |
一緒に歌ってくれた |
夜の松島 |
この湯気が良い |
旅館アジュマ部屋でワンマンショー |
2013/05/25(土)●釜田市場周遊● |
7時起床。
今朝の血圧は200/101/88。
今日も朝からi-netでチャンユンジョンが出演してる。「ワックナワッソ」というノリの良い曲を歌ってる。もしかして新曲だろうか?
チャガルチ詣で。市場の白トラはみかん箱の中で寝てた。
ビル前の焼き栗アジュマから声をかけられる。昨日予選で歌ったMorris.の歌を聴いてたらしい。
広場で軽くミニギターレッスン。昼から酒は無しね。数人のアジュマと歌ってたらさっきの焼き栗アジュマがやってきて、リクエストする。なかなか上手い。アジュマも明日のノレチャラン出場してイミジャの歌をうたうとのこと。あいにくその歌の楽譜はなかったけど、明日がまた楽しみである。
太陽に暈がかかってる。天気は下り坂のようだ。何とか明日いっぱいはもって貰いたいものである。何しろ、道を舞台にしてるから、雨だと演る方も、見る方もたいへんだ。
今日はこれからソミョン(西面)に出ようかと思ったが、その前に久しぶりに本屋をのぞくことに。今回はソウルに2週間いながら、一度も本屋に寄らなかった。以前は、2日に一度は、本屋か古本屋に寄ってたのに、えらい違いだ。韓国語の勉強も兼ねて、韓国料理本、美術関係、図鑑など探すのがたのしみだったのに。その後は韓国歌謡の楽譜探すのが楽しみだった。15年前くらいまでは、毎月新譜の本が、それも数種類発行されてたから、最新曲の楽譜も簡単に手に入ってた。それがいつの間にか無くなって、それでも暫くは新曲追加の歌本が変えたのだが、今や、なかなか新曲の入ってる本はほとんど無くなってしまった。
それはともかく、釜山の本屋といえば、南浦文庫である。最近は釜山にもは教保文庫あるし、他に大型書店もあるらしいが、Morris.はこの店がお気に入りだった。なんと言っても黒光りしている木の階段が実に味わい深い。行くたびにデジカメ撮影を試みるが、満足行くショットは撮れたことがない。今回のショットも60点あるかないかだろう(^_^;) 隠し撮りというほどではなくても、やはり店内撮影というのはあまりおおっぴらにはできないものね。
1時間くらい本屋冷やかし、南浦洞の屋台でピビン唐麺(2000w)食べる。これはいまいちだったかな。
地下鉄でソミョン方面に向かう。サミックのギター弦を買っておこうと思い、おなじみのソミョンの次の釜山駅まで出て、4番出口上がったすぐ前にあるサムグヮン楽器店に行き、4セット(20000w)買う。ふと思いついて、ミニギターの入るケースがあるか尋ねる。これまで使ってきたのはミニギターのおまけについてたもので、ケースというよりほとんど布袋みたいなやつで、もう三つがボロボロに成って現在の4枚めも、底がやぶれかけ、ファスナーも壊れかけてる。神戸にはもう一枚だけ残っているから、帰国まで持たせることは不可能ではないけど、この際、少しはましなケースがあればと思ったのだ。店内にはなくて、アジュマが地下の倉庫まで探しに行き2種類を持って上がってきた。一つは小さ過ぎて使えなかったが、もう一つの青い奴は誂えたようにぴったりだった。価格は25000wというので「少しまけてよ」といったら22000wにしてくれた。前の奴は処分してもらうことにして、さっそくこちらに入れ替えて釜田市場方面へ。
ここの市場はメインはアーケード街なのだが、縦横に、天幕市場やテント市場もあり、何となく風情がある。特に野菜市場は田舎の市場の味わいを感じさせる。市場をちょっと外れた街角に中古ミシン専門店があり、古いミシンが並んでいた。ミシンには目のないMorris.だけに大喜び、主人に断ってから撮影する。ジューキ、ブラザーなど日本製が多かったので韓国産のものは? と訊くと、ブラザー製品を指差すので、これは日本製ではと言ったら、メーカーは日本でも作ってるの韓国工場とのこと。
その後市場を外れて公園路という住宅の町並みに迷い込む。再開発地域もあるらしく。大部分が廃屋になってる区画もあった。ここでハルモニに話しかけられたので、しばらく話す。自分は金沢市フジカケチョウ16番地でうまれた。と日本語でいい、君が代も覚えていると一部だけ歌ってくれた。戦争が終わったときは6歳だったというからちょうどMorris.より10歳年上ということになる。ちょっと痴呆症があるらしく、繰り返し繰り返し、何處から来たのか、何しているか?を連発してた。一緒に写真をと言ったら断られた。
嬉しかったのは結構猫密度が高いこと(^_^) それも三毛密度が高い。8匹くらい見かけたけど、これはというのは撮れなかった。
ちょっと疲れたので、休憩を兼ねてバスに乗ることにした。高台の中央公園行きのバスがきたのでこれに乗り、中央公園へ。ここのベンチで暫くミニギター。青い服の4歳くらいの女の子が可愛かったので撮影を試みたが、これもなかなかうまく行かなかった。
帰りは歩いて、遙かの密集住宅を見ながらバス道をあるくことにしたのだが、道沿いに高層住宅は立ち並び、見通しが悪くなってる上に、防音と、プライバシー保護のためか塀が連なってる場所も多く、これでは、歩く楽しみもほとんど無くなってしまってる。途中で階段降りて四十階段あたりに向かって歩く。
一昨年はよく通ってたウェルビンミルミョンを食べようと思ったのだ。しかし、この店も看板だけを残して廃業していた(>_<) 前の八百屋のアジュマに訊いたら、去年店を畳んだとのこと。
お約束の四十階段のアコーディオン奏者銅像横で「がんばれクムスナ」など歌う。
白山記念館から釜山ホテル(真っ黄色に塗り直されてた)から南浦洞へ。
道端でハラボジ二人がトロット曲の流しをやってた。一人はギター、もう一人はインカム二つで歌を担当。小さなアンプで、結構音割れしながら大きな音で演奏。知らない曲が多かったが、大半がMorris.の得意なキー(Dm、Am、Em、C、Gあたり)だったので、ミニギターで合奏(ったって、ほとんどきこえないだろうけどね)
今夜は元山冷麺でも行こうと思ったのだが、近くの街角で黒猫発見。これがまた、Morris.好みのブサカワ猫で、さっそくMorris.@Catographerモード。フェクッス(刺身麺)屋の猫とのこと。そう言えば、ここは以前やはり黒猫がいて、その後猫はいなくなったけど、壁に大きな黒猫のイラストが描かれていた店である。ここは代々黒猫を飼ってるのかもしれない。名前はカムシク。この名前も以前いた猫と同じような気がする。
猫取らせてもらったお礼に、今夜はこの店でフェピビンパ(6000w)食べる。不味くは無かったけど、韓国の刺身は骨が残ってたりして食べにくい。
今夜はチャガルチ広場はお休みとする。
今日の歩数は1万5千歩くらい。
i-netにチャンユンジョン |
魚市場猫はお寝み |
焼き栗アジュマ |
今朝のチャガルチ |
アジュマ歌いに来る |
ちょっと天気下り坂かな |
南浦文庫 |
この階段が好き |
屋台でピビンタンミョン |
日本ではこの店名は無いだろう |
サムグヮン楽器店 |
ミニギターケース購入(上) |
プジョン駅横の面白い警察署 |
プジョン市場 #01 |
#02 |
#03 |
韓国のアリス2 |
これも良い感じ |
コルモッキル |
中古ミシン屋 #01 |
#02 |
#04 |
#05 |
#06 |
#07 |
一休み(^_^) |
裏通りの三毛 |
同じく |
廃屋らしい |
このハルモニとしばらく話した |
コルモッキル #01 |
#02 |
#03 |
結構猫場である |
3匹いたが |
こいつは仲間はずれっぽい |
#04 |
#05 |
#06 |
横文字の看板が多い |
また三毛 |
定番赤い薔薇 |
またまた三毛 |
西面電子楽器市場 |
スジョンガの無料振舞 |
豚足 |
こちらは鶏の脚 |
これは鱈の頭かな |
43番バス窓から |
韓の国のアリス3 |
中央公園で |
西側風景 |
忠魂塔 |
ブナかな? |
釜山港方面 |
長い階段 |
これでは何も見えない |
中央路の白雉 |
この店も昨年廃業したとのこと(>_<) |
お約束四十階段 |
突き当りはゲストハウスだった |
良い感じの飲み屋 |
白山記念館隣のビル |
懐かしの釜山ホテル前 |
路上流しのアジョシ |
フェクッス屋の黒猫 |
カムシクというらしい |
実に魅力的 |
えらくお腹が大きい |
フェクッス屋ハルメチプ |
おまけ |
もう一つおまけ |
2013/05/24(金)●釜山、ただいま~っ(^_^)● |
7時起床。
今朝の血圧は188/100/76。
荷物整理して9時前に「ともだち」と別れを告げ(管理人不在のため挨拶もなし(^_^;))地下鉄4号線、9号線乗り継いで高速ターミナルへ。10時45分発の高速バスでソウルに向かう。このバスは「高等バス」で34200wする。10日に乗ったバスより1万ウォン以上高いのだが、次の安い方のバスは11時半発だし、たまには広い座席でゆったり摺るのも良かろうと、ちょっと奮発。隣は空席だったので、たしかに楽だった(^_^) HPミニノートで、昨日のデジカメ画像のキャプションに1時間半くらいかかった(^_^;) やっぱりバスの座席での編集作業は疲れる。 「ホームドクター」という無料内誌が置いてあったので、ぱらぱらと見る。いやあこの雑誌もカラー写真の綺麗なこと。ウリ銀行のプライベート誌にも驚かされたが、こちらは画質は落ちる(用紙が違う)ものの、センスやレイアウトの良さに感心した。韓国の写真、編集、印刷の水準が大幅に向上したということだろう。中に「健康の敵、ナトリウム」という6pの記事があった。高血圧のMorris.にも無縁ではないと、読んでみる。韓国人の塩分摂取量は、欧米人の2倍、30代、40代に限って言えば3倍から4倍ということから説き始めて、韓国料理の特性、それに対応するための方法などが、わかりやすく書かれていた。空は曇天で、いまいちだが、雨は降らなかった。
3時前釜山ノポドンのバスターミナル到着。ここまで4時間ちょっとかかったことになるが、ここからチャガルチまで結構遠いので、ヘリムジャンにとうちゃくしたら4時前だった。今日だけ一階の部屋、明日からは二階の部屋に移って欲しいと言われる。ちょっと面倒だとは思ったが、同じ建物内だからよしとしよう。
部屋で一服しようと思ったのだが、近所で何か賑やか音響が響いてくる。あわてて外に出たら、すぐ近くの南北の道路、以前黒猫カムサンのいたホルモン焼き店まえあたりに舞台が設えてあり、ロック系のバンド演奏やってた。スタッフの女性に尋ねてみたら、今日金曜日から日曜日までの三日間チャガルチ祝祭があって、日曜日にはノレチャラン大会があって、今日6時から予選とのこと。Morris.も出場できるかと訊いたら、参加資格は「釜山市民に限る」ので無理かもしれないが、上の人に聞いてみるから、6時前に来るようにとのこと。
それまで、チャガルチ巡り。例のキョンブク刺身屋のアジョシに呼びかけられたのでここで夕食。今日は焼き鯖定食(7000w)。
会場にもどったら、とりあえず、応募者に混じって歌ってみるようにとのことで、「身土不二」歌ったら、結構おもしろがられたらしく、特別参加ということで、本大会に出場出来ることになった。日曜日の午後5時スタートだから4時半に集合。
一旦宿に戻り、8時からまたチャガルチ詣で。ヨンド(影島)の上に、満月に近い月が上っていた。マッコリ買って、ミニギター。数人が寄ってきたあと、大邱から釜山に働きに来ている、ヨンシク、ミギョンという若い夫婦と仲良くなり、女子サッカーの澤穂希似(^_^;)のミギョンが、チャンユンジョンファンということで、大いに盛り上がった。あさってのノレチャランも応援に来ると言ってくれた。
やっぱり釜山は、Morris.のフランチャイズのようだ。
二人が帰ってから、夜のチャガルチ称揚。午前0時ゴロ帰宿。
今日の歩数は一万歩くらい。
引越し |
ちょっと奮発(^_^;) |
バスの中で日記編集 |
「健康の敵ナトリウム」 |
なんじゃもんじゃの木だらけ |
サンソン休憩所 |
洛東江 |
今日の宿 |
釜山は35.4度(@_@) |
魚市場猫(^_^) |
お馴染みの店で夕食 |
これを食べたわけではない(^_^;) |
魚市場ビル |
広場では女カクソリ公演 |
釜山カルメギ(鴎) |
のど自慢舞台から撮影(^_^;) |
ああ楽しいねえ |
農協スーパー |
ヨンドの上に月が |
鱶か鮫か |
すっかり宴会モード |
夜のセリ市 |
同じく |
鯖はコドゥンイ |
月下の漁船団 |
くつろぎ |
夜の市場 #01 |
#02 |
#03 |
#04 |
#05 |
猫密度も高そう |
今日のラストショット |
2013/05/23(木)●北村巡回悲喜交交(^_^;)● |
8時半起床。
今朝の血圧は178/94/81。
実は昨日小腹が空いて、キムパ買って帰ったのにさすがに、酔いもあって、食べずに寝てしまった。冷蔵庫にいれてたキムパを朝飯にする。
9時半に部屋を出る。今日は実質的にソウル最後の日なので、ミニギターの弦や眼鏡や万歩計など買っておこう。
今日の予定は昼間北村を回り、遅めの昼食はMorris.が偏愛している仁寺洞の「風流茶廊」でコディクッ(小さな貝(オルゲンイ)のスープ)食べて、楽園楽器市場でミニギターの弦買って、歩いて新しいソウル市庁冷やかして、南大門市場のおなじみの「南門眼鏡」で眼鏡誂えて。新世界デパート地下の骨董店や古いレコードショップなど回って、夜はちょっと豪勢な食事でもすることにしよう。なかなか完璧な予定である。
北村は李朝の官僚などが住んでた地域で、現在でも立派な韓国式家屋が多く残っている。15年くらい前まではあまり目立たない地域だったのだが、ソウル市がこの地域を「韓屋マウル」として、補助金出して古い韓屋を修復、再建させたので、今や観光地として定着、休みの日なんかとんでもない数の観光客で溢れかえっている。
韓屋を改造した小洒落たカフェや小物アクセサリー店も急増している。
懐古趣味のあるMorris.からするとあまりうれしい傾向ではないが、こういった動きは止められない。
北村文化センターでガイドマップもらう。このマップは実によくできている。韓国語、英語、中国語、日本語版の4種類が揃ってて全体地図はもちろん、見どころをゾーン別に分けて、それぞれの特徴やポイントを明示、モデルコースまで丁寧に何通りか紹介している。
まあ、Morris.は行き当たりばったりで足の向くまま気の向くまま歩くことになるのだが、いちおうの参考になる。
しかし、2年前と比べても、かなり変わってる。Morris.の好きだった建物が無くなったり、全く別の家になってたり、工事中だったりしてる(>_<)
それでも2時間くらい歩気回った(^_^;)
北村の出口付近に大きな横断幕のポスターがあって、見覚えのある顔が(?_?) 「ファゲチャント」などで有名な歌手チョヨンナムではないか(@_@)。「COCACOLA FRIENDS チョヨンナム作家40年記念展」と書いてある。え、彼は画家でもあったのかと驚きながら、ポスターの矢印にしたがって、展示会場「NaMu ギャラリー」に入る。地下三階吹き抜け大型画廊で、何故かかなりの数の女子高生が来場していた。チョヨンナムの作品は、コカコーラの瓶を彩色して並べたり、や缶を切り抜いて貼り付けたり、古めかしい面子(パッチン)をコラージュしたり、花札絵を並べたりと、遊び心のある実験的作品が多かった。著名人の作品ということを別にしてもそれなりに楽しめる作品だった。
その後、前から気になってた白い巨きな建物を覗いてみる。「憲法裁判所」と書いてある。ここの中庭に巨大な白松があった。天然記念物第8号らしい。根本のちょっと上から2つにわかれていて、樹齢600年、高さ14mと書いてある。白松は先般昌慶宮でも見かけたが、これは桁違いに見事である。中庭にはベンチもあったのでしばらく休憩してこの白松を鑑賞。
そろそろお腹も空いたので風流茶廊に向かう。去年は飴売りのフンヨンと一緒に行って、後からかなり酔っ払ったキム君が来て、失礼なことをしてしまったのでその時のお詫びも言わねばね。
路地を入って右折して風流茶楼の看板が見えたが、どうも様子がおかしい。道路にゴミが積み上げてある。入り口から中を覗いたら、工事中だった(@_@) 改装中なのだろうか? 現場監督らしい人に尋ねたら、風流茶廊は4月に閉店してここは6月から全く別の店になるとのこと(>_<) がぁーーーん(>_<)(;;)(>_<)である。Morris.はこの店と、コディクッと、そして何と言っても女主人が大好きだったのだ。ソウルでの楽しみの何分の一かはこの店にあったといっても言い過ぎではない、女主人と、書家で詩人の旦那は商売替えしたらしいが、連絡先は知らないとのこと。ちょっとショックが大きすぎて、しばらく脱力状態。断って工事中の内部を撮影させてもらい、しばらく店の前でぐじぐじしてたが、こうなっては仕方がない。
仁寺洞を下り、今回は行かずじまいになった民俗酒場「東村」の前に「韓国筆博物館」という看板があったので入ってみる。10坪ほどの室内いっぱいに、筆、硯、墨などがぎっしり並べられていた。館長の金鎮泰さんは40年間筆職人として精進、雑誌にも紹介されたなかなかの著名人らしい。親切に色々説明してくれた。写真も自由に撮らせてもらえた。Morris.は蝉の形をした陶製の硯が気になった。これは百万ウォンとのこと。
仁寺洞広場でムーダン公演みたいなものやってたのでしばらく見物。幟には「抗日独立軍」と書いてある(^_^;)
公演は終わりがけですぐ終わってしまった。立ち去ろうとしたら、一番後ろに派手なポロシャツ、サングラスでマウンテンバイクのアジョシがいたので、写真撮らせてもらう。自分はキムヨンジンというミュージシャンで、以前3年ほどシンジュンヒョンのバンドでベース弾いてたという。シンジュンヒョンと言えば、韓国ロックの一番の大御所である。冗談だろうと思ったのだが、どうやら本当らしい(@_@) Hachiさんとも知合いで一緒に演奏も演ってるらしい。Morris.がHachiさんの友達で、昨日も会ったばかりだというと、あちらもびっくりしていた(^_^;)
せっかくだから軽く一杯と、楽園楽器市場下の野外テーブル席でビールで乾杯。Hachiさんにも電話して、Morris.と会ってることを報告。Hachiさんもやっぱりびっくりしてたみたいだ。
Morris.のミニギターを面白がって、シンジュンヒョンの名曲「アルムダウンカンサン」や自作を弾き語りしてくれた。ミニギターでハイポジションの速弾きは難しそうだったが、流石に達者である。こうなるとMorris.もポンチャックで対抗(^_^;) ”酒は程々にツアー”だからして、そろそろ切り上げようと言ったが、もう一本、もう一本と二人で6本ほど空けたころ、店の人がいい加減に次の客と交代してくれと追い出されてしまった(^_^;) 結局2時間近くいた事になる。でも、他の客も結構喜んでたようだ。
もう6時近いぞ(>_<) 別れを告げようとしたのだが、もう一杯だけと言って、仁寺洞の北側出口付近の地下に連れて行かれる。「ギャラリー・ピカソ」という画廊で、何かのパーティみたいなのをやってた。小さな舞台も設えてあり、ピアノ演奏もあってる。ヨンジンの知合いらしい画廊の美人女主人に紹介されて、フリーのワインをいただく。女主人がミニギターみて、Morris.にも一曲演るようにという。こうなったら勢いで、なんでもやるさ。ということで「ソヤンガンチョニョ」歌ったら大受けで、アンコールに「チャンチャラ」歌う。
すでに8時前ぢゃ(>_<) これでは買い物は無理だな。
画廊を出て、こんどこそ本当にさようなら、と言ったのだけど、北村でテグムやってる知合いのピザ屋に行こうという。こうなったら仕方ないね。ピザ屋に行って、主人夫婦と挨拶、記念写真も撮ったところでヨンジンに電話。家からで、あまりに帰りが遅いので奥さんが怒って電話してきたらしい(^_^;) ヨンジンは渋々帰る事になったので、ピザはパスして、Morris.は夜の北村を散策することにした。夜景はそれなりに綺麗だったが、以前のオレンジ系の街灯がほとんど白色灯になってて、ちょっと物足りなかった。
10時頃の272番バスで恵化に戻り、この前行ったハルモニの店「サンノモ」に行こうとしたが、今日は学生団体の貸切でパス。数日前行った粉食屋で水餃子とキムパ(5500w)という、ソウル最後の食事としてはえらくつましいものになった。
12時前寄宿。明日の用意もせず1時半就寝。
今日の歩数は1万5千歩くらい。
スーパーのチラシ |
北村 |
朝鮮風オルゴール |
いかにもの食堂 |
韓屋マウル#01 |
#02 |
#0#0 |
#04 |
#0 |
本物の猫に会えないので」(^_^;)」 |
かなりの年代物 |
凝りすぎのドア |
屋根を見下ろす |
#06 |
#07 |
#08 |
#09 |
#10 |
瓦運び |
なかなかの豪邸 |
向かいの家も |
写真撮り合う女学生 |
#11 |
#12 |
面白いアイディア |
チョヨンナム展(@_@) |
Coca-cola Friends |
女子高生ばかりぢゃ |
コーラ缶利用作品 |
兵馬俑? |
ちゃんと自画像も |
女子高生に撮ってもらった |
ギャラリー自体がgood ddesign |
ギャラリー前の杉の木 |
お約束 の構図 |
憲法裁判所 |
天然記念物の白松 |
カッチの巣も3つほど |
木肌アップ |
これは凄い |
お楽しみに取っておいた風流茶廊へ |
何ぢゃこれは(>_<) |
改装ではなく別の店になるとか(;;) |
台所 |
筆博物館 |
製作中の筆 |
48年この道一筋の主人 |
蝉型硯 |
こちらは鳩型 |
Morris.には縁がないけど(^_^;) |
路地からソウルタワービルを望む |
広場では」ムーダン? |
抗日独立軍と書いてある |
派手な自転車アジョシ |
すっかり意気投合 |
ミュージシャンでHachiさんの友達(@_@) |
Morris.はポンチャックで対抗 |
仁寺洞の古い時計屋 |
地階にある「ピカソ画廊」 |
画廊の女主人 |
オープンパーティらしい |
Morris.も一曲やることに |
大丈夫かい?とヨンジョンさん |
アンコールもらう(^_^) |
北むらのピザ屋で |
北村夜景"01 |
#02 |
#03 |
#04 |
#05 |
#06 |
とりあえず猫(^_^;) |
#07 |
#08 |
#09 |
#10 |
この窓枠はポジャギっぽい |
バスから昌徳宮を |
2013/05/22(水)●博物館4時間劇場3時間● |
7時半起床。
今朝の血圧は203/100/88。
ジーンズとシャツの洗濯、ここは洗濯機一台しかないので、順番待ちすることが多い。下着などは毎日シャワーの時に洗ってるのだが、さすがにジーンズは洗濯機でないと辛いものがある。
10時半に部屋を出て地下鉄4号線二村駅へ。
今夜は明洞でHachiさんが音楽監督やってる演劇を見に行く事になってる。それまで、昼間は二村の国立中央博物館を覗いて、近くの漢江沿いの公園に行くつもり。
Morris.はもともと博物館好きだから、韓国に来るとたいてい足を運ぶ。光化門の後ろに鎮座していた旧朝鮮総督府の建物、そして取り壊しのために一時的に仮住まいとなった景福宮横の建物。そして数年前にオープンした二村の現在の建物と三館ともにそれぞれに思い入れがある。
二村に移ってしばらくしてから、フラッシュ、三脚使わなければ写真撮影がOKになって、大喜びで撮りまくったものである。
流石にもうめぼしいものは撮り尽くした(^_^;)から、今日はさらっと流して、昼飯食って午後は漢江でゆっくりのんびりしようと思ったのだが、いざ入ってみると、ついついデジカメ撮らずにはいられなくなってしまう。これもMorris.の貧乏性のなせる業なのだろう。
一階フロアーの一番奥に屹立している石塔は、この博物館のシンボルみたいなもので、鐘路パゴダ公園(今はタプコル公園)の見事な石塔の次に好きな石塔である。パゴダ公園の石塔が不細工パッチワークのガラスの檻に閉じ込められて以来、今やこの博物館の石塔が、パゴダ公園の石塔の代わりみたいになっている。いや、こちらの石塔自体もすごく素晴らしいのだけどね(^_^;) いつの日にかパゴダ公園の石塔が「開放」されることを切に望む。
一階の古代史から李朝までの展示観るだけで一時間以上かかってしまった(^_^;)。
昼食は館内の食堂で海鮮スンドゥブ(7000w)。海老やらムール貝やら烏賊やら入ってて結構美味しかった。
二階の寄贈品室は、適当に切り上げる。
三階の仏像と陶磁器。特に粉青沙器はいくら見ても見飽きない。前からMorris.はどうしても青磁の良さがわからない。白磁は好きだけど撮影は難しすぎるので、結局Morris.はプンチョンサギだらけになってしまう。
仏像も素晴らしいものが揃っている。しかもこれまでは、これだけは写真撮影禁止だった弥勒菩薩半跏思惟像も撮影OKになっていた(@_@) 何かもうぼーっとなって撮りまくった。かなり暗い照明だし、これというショットがなかなか撮れなくて、何度も撮り直してるうちに電池がなくなってしまた(^_^;) 予備の電池はあるのだけfど、この調子だとそちらも無くなりそうだったので程々にする。
そうこうしてるうちに、時間はどんどん経ってしまい、気がついたら5時前である(>_<)。芝居は7時半開演だから、7時には入館したいし、腹ごしらえもしておきたいから6時前に明洞に行かねばと思ってたのだ。博物館前の石造物なども見ておきたかったし、今日は漢江はパスすることにした。
せっかくだから博物館前でミニギターをちょこっと演っとこうと思ったのだが、警備員が来て制止されてしまった(>_<)
それを潮に地下鉄で明洞へ。明洞とはほとんど縁のないMorris.であるが、若者と観光客には圧倒的人気を誇っている。
ここで観光案内アガシがいたので、まるこめさんの好きなCM女王スジのポスターある店を教えてもらう。芸術劇場すぐ近くの化粧品店だった。「スジの初恋リプスティック」とか書いてあるポスターがあったので撮影してると店員が不審がるので理由を説明したら、スジの写真が表紙のパンフレットをくれた(^_^;)
芸術劇場前の広場でちょこっとミニギター演ったけど今ひとつ受けない。前にいたのが中国人の団体だったというのも敗因のひとつだろうけど。
場末の中国料理やでチャジャンミョン(400w)で腹ごしらえ。
7時に芸術劇場へ。ここは2009年に建てられた新しい劇場で、名前の通り芸術的作品を中心に上演するハコらしい。
料金も2万ウォンから5万ウォンと、Morris.にとってはちょっと厳しい価格設定で、一番安い席で見ようと思っていたのだが、Hachiさんが厚意で、一階の前から9列目という良い席を用意してくれたのだった。
残念なことに写真撮影は一切禁止ということで、まあ、自分でチケット買って入るのだったらこっそり撮影するMorris.なのだが、招待席で変なことはできないと、今回は断念した。
今回の劇は「その男ゾルバ」を韓国風に翻案したものらしい。舞台を30年代のロシアウラジオストックに設定して、そこに住む朝鮮族たちのドラマである。いちおうネットで予習はしてたものの、ほとんどセリフは聞き取れなかったが、場面場面のスキットの独立性が高く、楽しめたし、何と言っても音楽劇と言っていいくらい、様々な歌や音楽が効果的に使われていて、それだけで十二分に楽しむことできた。Hachiさんも楽士のひとりとして、舞台下手にずっと座って、ウクレレ、ギターの演奏を披露してくれた。
主人公「チェマキシム」という自由人を演じた役者はミュージカル俳優らしいが、その他の出演者もしっかり聴かせてくれた。、
そして、Hachiさんが数年前にプロデュースした「プンガクジェンイウンジン」のアルバムから3曲が使われていたのは嬉しい驚きだった。そもそもこの芝居の音楽監督がHachiさんに決まったのは、演出家がこのアルバムを気に入ったことがきかけだったらしい。Morris.はこのアルバムはめちゃくちゃ気に入って聴き倒してたから余計に嬉しかった。もっと正当な評価受けるべきアルバムだと思うぞ。この公演がそのきっかけに、なればいいと思う。
3時間という上演時間中、内容はよくわからないながら、少しも退屈するどころか、興奮、昂揚しっぱなしだった。出演者が粒ぞろいで、
いやあ、良いものを見せてもらった。 Hachiさん、ありがとうm(__)m
10時半終演後、Hachiさん、日本から見に来たK子さん(奥さん)と3人で打ち上げに出る。最初入った店は観光客目当ての店のようだったので、パスしてカムジャタンの店へ。パジョン、ネンミョン頼んで、マッコリで乾杯。今日の芝居の話を中心に四方山話で盛り上がる、K子さんとは初めてだったが、沖縄出身で理知的な女性だった。最近フィルムの一眼レフを購入したというのには驚かされた。
Morris.はマッコリ、Hachiさんはソジュで、そこそこ呑む(^_^;) たまにはいいだろう。
*後日Hachiさんのブログ「i'm a Seoul Man」に最終公演後舞台で撮影した楽隊の記念写真がアップしてあったので、許可を得て、右に貼り付けておく。もちろん真ん中のウクレレがHachiさん。
下のHachiさん舞台挨拶の写真があまりにもひどすぎたので、何とかしたいと思ってたので、ありがたかった。
ドラマの時代設定が1940年代なので、それらしくレトロ風加工を試みた。右の画像をクリックすると見られる。でも、加工に関してはHachiさんの承諾無しである。事後承諾ということでよろしく(^_^;)
1時前に別れを告げ、Hachiさんらがタクシーで帰った後、近くの公演でミニギター(^_^;) たむろしてたアジョシ数人が集まってしばらくポンチャックモード。浮浪者風のアジョシがチップに千ウォンくれた(^_^;) 途中マレーシアやらフィリピンやらの若者が来て面白がって撮影したりするので一緒に記念撮影したり。もちろんマッコリ差し入れもあって、今日はちょっと「酒は程々にツアー」から逸脱したかもしれない。でも、たまにはいいよね(^_^;)
2時半にお開き。ほろ酔い?でいい気持ちになって、ぷらぷらと歩いて帰ることに。地下鉄だと東大門回りになるので、結構距離があるのだが、宗廟の東側の道路(昌慶宮路)を上がっていけば結構近い。3時半寄宿。
今日の歩数は1万2千歩くらい。
このクラッカーがお気に入り |
地下鉄駅のデジタル地図 |
博物館まで動く歩道が |
韓国国立中央博物館 |
睡蓮 |
階段の壁画?がなくなってる(>_<) |
小学生の団体 |
天井ドーム |
亀に乗った石碑 |
何と言ってもこの石塔 |
同じく |
瓦 |
文字が掘られた土師器 |
馬に乗る人 |
香炉かな |
骨壷 |
水差し |
柄杓 |
ガラス器 |
同じく |
角盃 |
百済香炉 |
埋葬された遺体 |
小学生 |
抽斗開けたらビデオが |
銃後少年漂流記 |
景福宮玉座模型 |
銀器 |
仏さま |
仏さま |
石棺 |
十二神将(申) |
同じく(卯) |
蛇の夫婦 |
餓鬼 |
昼は海鮮スンドゥブ |
天井ドーム2 |
天人 |
鬼瓦 |
タイの仏さま |
カンボジアの」仏さま |
インドの鬼神 |
民画風絵皿 |
花と蝶 |
青花白磁 |
白磁の撮影は難しい |
チャムウェ(真桑瓜)に似てる |
粉青沙器(プンチョンサギ) |
李朝の小木製人形 |
同じく |
同じく |
これは等身大 |
最高!!! |
鬼かな |
守護神 |
仏画 |
民画(文房具) |
同じく |
同じく |
同じく |
民画(文字絵) |
のどかな親子牛図 |
インドの仏さま |
同じく |
同じく |
同じく |
中国の馬に乗る女性 |
武人 |
水差し |
仏さま |
仏さま |
蟷螂くわえた猫 |
蛸唐草 |
富本憲吉作の白磁(@_@) |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
仏さま |
青磁の良さがわからない(^_^;) |
粉青沙器 |
粉青沙器 |
粉青沙器 |
粉青沙器 |
粉青沙器 |
粉青沙器のかけら |
粉青沙器 |
紅茶カップに欲しい |
青花白磁 |
弥勒菩薩 |
同じく |
以前にもこの構図で撮った(^_^;) |
博物館前の石塔 |
同じく |
カッチ |
カッチの森 |
羊石像 |
挑戦石人像 |
同じく |
八重石塔 |
石塔てっぺんのカッチ |
石塔たち |
ハルミコッ(翁草)の綿毛 |
一輪だけ遅れ咲き |
ここでの演奏は止められた(^_^;) |
明洞 |
CM女王スジ |
パンフレットもらった |
明洞芸術劇場 |
Hachiさんとばったり会う |
まん中が今日観る作品 |
チャジャンミョンで腹ごしらえ |
Hachiさんからの招待券9列18番 |
できて4年目 |
挨拶のHachiさん撮ろうとしたのだけど(>_<) |
カムジャタン屋で打ち上げ |
浮浪者から千ウォンチップ(>_<) |
マレーシア人やらフィリピン人やら |
戦い済んで…… |
2時半過ぎに歩いて戻る |
午前3時の弘化門 |
パンフレットのHachiさん紹介 |
2013/05/21(火)●北大門(粛靖門)リベンジ● |
7時半起床。
今朝の血圧は175/98/95。
先日出かけた北岳山城郭のパンフレットの地図見なおしてたら、パスポート不携帯で入れなかった軍事立入禁止区域のマルバウィという逆の出発点まで、成均館大学から直接上って行けることを発見(^_^;)した。よし、今日はパスポート持参でリベンジすることにしよう。
11時前に部屋を出る。忘憂里墓地に出かけるときバスを教えてもらった粉食屋「ハムケラミョン」でまた冷麺頼んで、マルバウィまでの行き方を教えてもらう。とりあえず成均館大学を正門からどんどん上っていけば大丈夫らしい。アジュマがミニギターに関心示したので早速お披露目。えらく喜んで、もっと弾くようにという。出入りの麺業者アジョシとお手伝いのアガシも加わってしばしポンチャック大会(^_^;)になった。冷麺の他にミニキムパやチャムウェ(真桑瓜)のサービスもあって、結局1時間近く店にいたことになるのかな(^_^;) しかも、Morris.は冷麺のお金払うのを忘れて店を出てしまった。しばらくして気がついてあわてて引き返す。アジュマはギターのお礼に無料にすると言ったけどここはきちんと払っておくことにした。
そんなこんなでマルバウィに到着したら1時前になってた。ここまで上るのも結構たいへんだった。
ここで、申込書に記入して首からかける許可証をもらう。ここから北大門(粛靖門 スクチョンムン)まで1kmくらい、チョンウィ門までは5,6kmくらいらしい。
チョンウィ門からプアムドン(付岩洞)に回って、これも前回見損なった古い理髪店や喫茶店を見てからバスで鐘路方面に戻り、夕方国立博物館に寄って、夜は二村の漢江岸の公園でのんびりするという、なかなかナイスなコース設定である。
北大門は、南大門、東大門に比べるとちっぽけなものだった。
城郭自体は水原などで何度か歩いてるし、ほとんどが復元で特に面白みはないのだが、ここは結構古くから残っている石材も多くそれなりに楽しめた。景色も良くてなかなか楽しめる。ただ、かなりのアップダウンがあるし、ここかしこに警備の軍人が立っていて、写真撮影も制限が厳しい。
ここでも褄黄蝶見かけたし、黒揚羽や、タイマイなども飛んでたが撮影はできなかった。
北大門からちょっと西のチョッテバゥイ(燭台岩)は、日本植民地時代に風水的観点からここに金属杭が打たれた場所であるらしい(現在は取り除かれている)。
青雲台からは眼下に景福宮、光化門、世宗路が一直線に並び、絶好のシャッターチャンスと思ったのだが、ここも撮影禁止だった(>_<)
この区間で一番高い白岳(海抜342m)まで上る。ここからチョンゥイ門までは2kmないと思う。
しかしここで、方向音痴のMorris.は本領発揮(^_^;)してしまったらしい。何も考えずにどんどん歩いて行って気がついたらチョッテバゥイだった(>_<) 白岳からしっかり逆戻りしてしまったらしい。うーーん、これからまたあのアップダウンを引き返すのは御免被りたい。と、いうことで結局そのまま来たコースを戻ることにした。情けない。
マルバウィを出てから近くの公園で一休み。ミニギター弾いてたら数人が喜んでくれたようだ。
いったん部屋に戻る。もう4時前だ。博物館は5時までだから今日はパス。
5時前に部屋を出て151バスでソウル駅に出る。
駅前の巨大なスクリーンにKTXのCMが流れてキャラクタアガシが、マルコメさんおすすめのスジのようだと思ってデジカメ撮影して、学生に問い合わせたらこれはシンボラとかいう別のモデルでスジではなかった(>_<)
駅前は相変わらず浮浪者が多い。Morris.の目的は旧ソウル駅舎である。Morris.は何故かこの駅舎が好きで好きで、ソウルに来るたびに訪れる。今回だってすでに3回くらい前を通ったり撮影したりしてるのだが、やっぱり中にも入ってみたい。ここは展示会開場として利用されて、開催期間に限って入場できる。今は26日まで「DREAM SOCIETY」展というのをやってる。たいていここの展示会は無料なのだが、これは有料、それも5000wと、Morris.にとってはかなり高額料金である(>_<) ちょっと迷ったけど入場する。映像や照明を使った実験的作品展らしかったが、面白くもなんともない。まあ、Morris.の目的は建物にしかないのだからどうでも良いのだけど、この展示のおかげで、建物の一部が見えなくなったりして邪魔である。
そして、何と二階では別の展示会(レゴ使った玩具展)やってて、こちらは無料だった(@_@) あぢゃぢゃ。これならあの入場料は何だったのだ、ということになる。悔しかったけどいまさらしょうがない。二階もしっかり見て6時過ぎに出て、駅前でセルフタイマーで記念撮影。せっかくだからミニギターもってポースしてたら、後ろに座ってた浮浪者の一人がギター弾けというので、結局浮浪者席(^_^;)に座り込んで演奏(^_^;) 酔っ払ったアジョシが踊ったり、他のアジョシが一緒に歌ったりもしてくれた。でも何となくノリが悪い。ずっと前の釜山チャガルチ広場でのペクス(白手 無職)連中は、どこか陽気なところがあったのに、ソウルの浮浪者は全体に陰気である。
気がついたら7時過ぎてたので、お開きにする。
駅向かいのどでかい「SEOUL SQUARE」ビル前に自転車を主題にしたポップなオブジェがあった。韓国での自転車の普及は目を瞠るものがある。
4号線で恵化に戻り、カルビピビンパ(6000w)食べて9時過ぎ寄宿。デジカメ画像だけ編集してアップ。零時半就寝。
今日の歩数はざっと1万五千歩くらいだろう。歩数以上に疲れてしまった。
「ハムケラーメン」 |
お店でミニギター |
選曲するアジュマ |
菫 |
北岳山城郭 |
この花も多かった。 |
三清閣 |
アップダウン多し(>_<) |
立入り許可証 |
銃眼から |
どでかい紅葉羽種 |
この部分は古そう |
北大門(粛靖門) |
表から |
裏から |
屋根のディテール |
チョッテバウィ(燭台岩) |
ドットが可愛い |
松風 |
兵隊のは足が速い |
18世紀の石の積み方 |
どこまで続く(^_^;) |
北朝鮮軍の銃痕 |
まだまだ(^_^;) |
今回の最高到達地点 |
海抜342m |
ホランナビ(揚羽蝶) |
わざとらしい(^_^;) |
蜆蝶 |
カッチ |
え?またチョッテバウィ??!!(>_<) |
つい撮ってしまう |
しつこく旧ソウル駅舎 |
前と違った感じ |
おしゃれなデザイン |
レゴで作ったソウル駅 |
展示物が邪魔(^_^;) |
マントルピース |
駅舎drザインのキモ |
何度見ても飽きない |
窓からのぞき上げる |
レトロな照明 |
ちょっと異様 |
同じく |
ドームが基調 |
石柱のディテール |
SEOUL SQUARE |
新ソウル駅から |
正面 |
駅前ミニギター |
ビルの上の月 |
自転車のオブジェ |
ライトアップ旧ソウル駅舎 |
夕食はピビンパ |
2013/05/20(月 )●延大キャンパス周遊● |
10時起床。
今朝の血圧は208106/79。
昨日の写真のキャプションつけて、グズグズしてたら12時軽く回ってしまった。
成均館大学の一部みたいな道路に面した儒林会館にあるウリ銀行で両替。レートは10.68。相変わらず円安傾向だが10倍を切らなければ大丈夫だろう。
両替の順番待ちの時間つぶしに、ラックにおいてあった「TWO CHAIRS」という雑誌を手にとって、写真の綺麗さに驚かされた、バックナンバーも数冊並んでいて、実はこれはウリ銀行のプライベートマガジンらしい(@_@) 持ち帰っても良いような感じだったが、荷物になるので諦める。
学生食堂で昼食。今日は3500wのカツレツにしたがこれはいまいちだった。まあ粉食屋の5千wトンカツといい勝負だからお得といえばお得だろうけど、やっぱりここは「六百年の味」のマンドックッが一番だろう。
この建物(六百周年記念会館)一階の廊下の銀杏双樹の大きなカラーパネルを、もういちどじっくり観察したら、何とこれは写真ではなく、レゴだった(@_@) まあ、コンピュータ使って制作したのだろうけど、ここまで出来るとは驚きである。
先日のエレベーター前のベンチでちょこっとミニギター弾いてたら、離れたベンチに数人の学生が座って雑談始めた。若者受けしそうな曲を選んで歌う。「チャギヤ」「チャンユンジョンツイスト」などやると、足でリズムとったり、こっそり手拍子したりするのだが、それでも顔はしらんふりしている。こうなったらこっちも意地で(^_^;)ついつい続けて、彼らが席を立つまでやってたら1時間くらい経ってた(^_^;)
エレベータ降りて8番のマウルバスに乗る。これだと、裏の高台の住宅密集地を回るのだろうと思ったのだが、如何せん4つ先くらいで終点で折り返しになった。路線図見たら、仁寺洞から鐘路5街までの往復だった。そのまま鐘路5街まで出る。宗廟覗いたが平日でハラボジの数も少なかったので、バスでシンチョン(新村)に出る。
このところご無沙汰してた延世大学に行くことにしたのだ。ここの建物は慶煕大とはちがって、しっかりしたものが多い。
創立者のアンダーウッドを記念したホールや、本館は西欧式庭園が見事に設えてある。
そのまま左手に上がると山路になっていたのでずんずん登って行ったら、片隅に変なものが落ちている。鍵盤があるのでオルガンかと思ったらピアノだった。落ち葉が積み重なって、かなり時間が経過してるようだ。YUNG CHANG AKKIと書いてあるから韓国製なのだろう。いちおう大学の敷地内だから、普通なら即撤去しそうなものなのにほったらかしているのは意味があるのかもしれない。(Morris.みたいな物好きが見たらぜったい写真撮りまくるもんな(^_^;))
そのまま上がっていくと小高い丘の頂上にたどり着いた小さな広場みたいになっている。ここで、またまたミニギター。ここでは、あまり人前では弾かない地味めな曲ばかり選んで歌う。ほとんどチャギトチ(自己陶酔)である。何だかすっきりした。
そのまま前方の下り坂を降りて行ったら校舎の裏の斜面にびっくりするくらい大きな桐の樹があって、花盛りだった。すっかり魅せられて何枚も何枚も撮る。学生らは誰も見向きもしないようだが、こんな見事な桐はなかなか無いと思うぞ。
後ろ髪ひかれながら、校舎群の方に向かう。レトロな法学部研究室があって、ここの2階に尹東柱記念室があった。見学できるか訊いたら、時間過ぎてるのに、親切にドアを開けて見せてもらえた(^_^) こじんまりした記念室で、学生時代の机の上の再現や、発表誌などのほか、生家の瓦なんてのがあって笑ってしまった。
その後、神学館のステンドグラスを撮影。
郊外に出てチャンチョン教会の夜景も撮って、212バスで恵化に戻る。
「元祖 サンノモ」という店にコプチャンという文字を見つけたので、入ることにした。"酒は程々にツアー"ということで、今回はほとんど店で飲んでなかった。ここではコプチャンチョンゴル(7000w)とソジュ(3000w)を頼む。客は他には一組だけだった。
途中店のハルモニが話しかけてきた。Morris.より一回り上で、戦争終わった時に6歳だったそうだ。全羅道の田舎にいたが、今でも君が代は覚えてると笑った。ソウルでこの店を開いて40年になるという。洪ママと年格好も小柄なところも似ている。すごく元気で夜は一人で切り盛りしているらしい。ちょっといい気持ちになって、こっそりミニギター、歌なしで数曲弾いてお開きに。
10時半帰宅。冷蔵庫のビール飲みながら日記編集するも、途中でダウンしたようだ。何故かインターネット繋がらなくなって、やっさもっさやってたが、途中でつながるようになった。
デジカメは今日は比較的順調に作動してくれた。
万歩計どこかで落としたみたいで(>_<)歩数は省略。まあ一万歩は歩いただろう。
総合ビル内のウリ銀行 |
写真が綺麗なウリ銀行の雑誌 |
どこでも絵になる建物が |
同じく |
記念撮影も |
今日はトンカツ |
写真パネルと思ったのに(@_@) |
ここでミニギター |
意識的に無視する学生たち(^_^;) |
8番マウルバス |
トッポッキ万歳\(^o^)/ |
新村ブティックのディスプレイ |
延世大学のシンボルはトクソリ(犬鷲) |
ヘテかなヘチかな |
アンダーウッド記念ホール |
額縁構図 |
一階ホール |
シャンデリア |
創立は1885年 |
本館? |
西欧式庭園 |
創立者のアンダーウッド氏 |
韓国人は白い花の木が好き |
どっしり煙突 |
緑の館(^_^;) |
チルレッコ(野茨) |
蕾 |
え、あれは?! |
ピアノだった(@_@) |
カッチ(鵲) |
楽しい裏山歩き |
てっぺんでチャギトチ(自己陶酔)(^_^;) |
韓国にはアカシア(針槐)も多い |
見事な桐の樹 |
花盛り |
真下から |
幹肌も味わい深い |
夕空 |
二階に尹東柱記念室が |
記念室内部 |
愛読書や自筆原稿(もちろん複製) |
作品掲載雑誌 |
学生帽 |
生家の瓦(^_^;) |
緑の多いキャンパス |
神学部のステンドグラス |
ちょっと変わった煙突 |
夕暮れの落ち着いたたたずまい |
チャンチョン教会 |
今夜はこの店で |
一人コプチャンチョンゴル |
2013/05/19(日 )●モラン&カラク市場そして漢江● |
7時半起床。
今朝の血圧は208/112/77。
SBS「挑戦千曲」今日のユンジョンちゃんはダンガリーシャツを前結びして白い重ねのミニスカート、ポニーテイルに赤いリボンというテーンエイジャースタイル。でもこれが全く違和感ないところが素晴らしいと思う(^_^;)。今日のゲストはほとんど知らなかったけど全然問題なし。
10時に部屋を出てモラン(牡丹)市場へ。ここは犬肉市場として有名だが、4と9のつく日には広場に大きな市が立つ。いわゆる五日市である。朝は小雨が降ってたが市場に着いた頃には止んでた。
犬肉市場で、飼い主が選んだ犬をロープで捕えて、店の奥まで連れていき、電気棒みたいなものを首に当てて屠殺する場面を目撃。何となくこれでめげてしまった(^_^;)
Morris.h犬肉を食べることには全く問題なしという立場であるが、こうやって目の前で屠殺を見ると食べるのにはちょっと逡巡せざるを得ない。ただし、巷間でよく言われる、犬を屠殺するときにはわざと苦しむようにいたぶりながら殺すというのは、今日の現場では全くあたらないと思う。
とりあえず市場を一回り。トロットCD屋台にチャンユンジョン10周年記念のDVDあったのでついつい買ってしまう(^_^;) カクソリ公演もやってたがいまいちだったので、適当に切り上げて昼食は市場の外の食堂でテンジャンチゲ(4000w)。
地下鉄でカラクトン(可樂洞)市場へ。ここはソウルの中央市場で、醍醐味を味わいたければ早朝に行くべきだろうが、今日は表敬訪問(^_^;) この時間は一番ヒマな時間だし、日曜日でr食肉市場は休みだった。ソレよりも何よりも、この市場も、例のHi!Seoul運動の一環として、大規模なリニューアルが始まってるようだ。現時点でも市場の半分くらいが、工事中である。完成予想図見たら、まるで面白みのない市場になってた(>_<)
3号線で高速ターミナルに出て漢江まで歩く。
盤浦大橋の南岸が公園になっていた。ここで連凧あげていて、すでにかなりの長さになっていた。にわかMorris.@TAKOgrapherモードになってみたが、これを撮るのは結構難しい。上げてる人に訊いたら今で80枚めくらいとのことだった。
小さなソレ島というのがあって、ここは一面の菜の花畑になっている。なかなか良い感じである。ここのベンチでミニギター。今日はちゃんとコンビニで買った長寿も用意してある(^_^;)
家族連れで散策してた黒い服8歳の女の子がえらく気に入ったらしく、チャンチャラなど一緒に歌ってくれた。本格的な一眼レフ望遠カメラもった男性二人が、Morris.を撮影して話しかけてきたのでセルフタイマーで記念写真も。結局ここで時間半くらい歌ってたようだ。暗くなって楽譜が見えなくなったのでおしまいにする。
盤浦大橋は二段になっていて、下は自転車と歩行者の専用道路になっている。まあ、Morris.的にはこれは歩いてわたるしかない(^_^;)
この橋は、夜に全体からレインボー噴水が吹き出すのが名物になってるらしい。岸川には多くのカメラマンがベストショットを狙っていた。
橋の向こう側は殺伐としていて、だいぶ歩いてやっとソウル駅行きのバスに乗ることができた。
11時寄宿。とりあえずデジカメ画像編集だけして、キャプションもなしでそのままアップ。
1時半頃就寝
SBS「挑戦千曲」 |
大学路のリヤカー |
モラン市場 |
ひよこ一匹千ウォン |
トロットCD屋台 |
つい手が出てしまう |
廃屋のマドから |
キムヘヨンが(^_^) |
犬肉屋台 |
なんでもありの屋台 |
カクソリ公演 |
犬肉屋の愛玩犬 |
雨も上がって |
クッパ屋台 |
ここはソンナム(城南)市 |
昼食はテンジャンチゲ |
ソウル中央市場カラクシジャン |
この時間は閑散としてる |
西瓜はスバク |
満載のトラック |
玉葱はヤンパ |
白菜はペチュ |
水産市場 |
同じく |
市場の白黒斑猫 |
なかなか撮らせてくれない |
リヤカーも減ってしまった |
大規模リニューアル |
半分が工事中(>_<) |
漢江盤浦大橋の南岸 |
おお、連凧ぢゃ(@_@) |
すごく長い |
現在80枚め |
儲けものだった |
銅雀大橋を望む |
同じく |
ソレ島辺の連絡橋 |
記念写真の定番地らしい |
同じく |
たまにはいいよね(^_^;) |
この女の子が一番熱心な聴衆 |
銅雀大橋に乗った太陽 |
カメラマン二人と |
ネオン船 |
今宵の月 |
盤浦大橋夜景 |
橋の下は自転車歩行者道路 |
名物のレインボー噴水 |
向こう岸のクモンカゲ |
味わいのある民家 |
夜の旧ソウル駅舎 |
2013/05/18(土 )●休養の一日● |
8時起床。
今朝の血圧は208/102/77。
今日は休養日にすることにしたので、わざとゆっくり日記編集したり、洗濯したり、部屋の整理したり、ネット巡回したりして、1時過ぎまで部屋にいた。
テレビでは5・18民主化記念の日の式典を中継している。5・18というのは、1980年5月18日の、いわゆる「光州事件」の起きた日である。79年朴正熙暗殺の後、「ソウルの春」と呼ばれる束の間の民主化実現ムードの中、粛清クーデターで実権を握った全斗煥が、1980年5月18日戒厳令を拡大して民主化勢力の政治家(金大中、金泳三、金鍾泌)逮捕軟禁したことから、光州で学生と市民が蜂起、これを鎮圧するための戒厳軍と衝突が起こり、多くの犠牲者を出した。この事件はマスコミが軍に統制されていたため、国民には事実が知らされず、金大中が扇動したとか、北朝鮮の工作によるものという軍部の発表しか流されていた。盧泰愚政権時代にようやく事件の一部が明らかになり、この事件の経緯などが徐々に表沙汰になった。
1996年にはこの事件を題材にした映画「コンニプ 花びら」が公開された。Morris.は封切直後に鐘路の団成社で見たのだが、ほとんど韓国語が理解できず、主演のまだ少女の面影の残るイジョンヒョンの体当たり演技に、これは「少女ポルノではないか?」と思った記憶しかないのが情けないところである。彼女は後に「ワ!」などのテクノポップで一世を風靡した。
外はどんよりとした曇り空である。とにかく、今日は楽をしようということで、目の前の成均館大学へ。例の巨大銀杏双樹の下では今日も伝統結婚式がとり行われていた。楽士も、サムルノリもこの前とはメンバーが違っていて、サムルノリはこの前の超絶技巧に比べると平凡に思えた。
今日も学生食堂で昼食にしようと思ったのだが閉まっていた。今日もトマト持参してるから、しばらくそれでお腹をごまかすことにしよう(^_^;)
韓国の大学は敷地がやたら広くて、ここかしこに休憩場所があって、出入りもオープンなので、老若男女一般市民がほとんど公園みたいに利用していて、それに誰も文句も言わないのは、羨ましいことである。
この前サッカーやってた近くの斜面にあるベンチでミニギター。ここには小さいながら味わい深い八角形の四重の石塔がある。
横の階段道を通り過ぎる学生たちの大部分には無視されたが、時々面白がって写真とったり、拍手してくれたりする。若いカップルのイトングッという名の男性が話しかけてきたので、ここの学生かと尋ねたら違うとのこと。ここはデートコースとしても利用されてるらしい。手持ちのお菓子(ロッテのペペロ)を差し入れてくれた(^_^;)
その後、庭園管理のアジュマらが草むしりなど仕事しながら聴いてるのに気づいたので、懐メロトロット路線で攻めてみる。トロットというよりはポンチャックである(^_^)。今日は、韓国に来て初めて2CAPOで演ってみる。Morris.のレパートリーは女性歌手の曲が多く、これは原曲キーだと低すぎるので、Morris.は一音か二音上げた方が歌いやすい。でも女性の伴奏するときには、CAPOしてると高くなってしまうので、これまではずっとCAPOなしでやってたのだ。久しぶりに2CAPOでやると、何となくテンションも上がる気がする。ここで1時間以上演ってた。ミニギターしまいかけたら、「もうやめるのかあ」とアジュマらからブーイング(^_^;) サービスに2曲ほどやって、トイレに行ってから別のベンチで葉書など書いて、また別の場所でミニギター弾き始めたら雨が降りだしたので中止。もう6時過ぎてる(^_^;)
一旦部屋に戻り、しばらく休憩してから、荷物なしで傘さして近所の散策。
適当にコルモッキル通って、昌慶宮の方に出る。そのまま別の道で大学路に戻ってたら途中に「大韓病院本館」という煉瓦作りの本格的レトロビルがあった。案内板によると、1908年大韓帝国末期の建物とのこと。雨降ってるしもう暗くなりかけてるので鮮明な写真は撮れなかったが、ソウルにはまだまだいくらでもこういったレトロビルが残っているんだろうな。
大学路に戻り、「マンナプンシク」という良い感じの粉食店があったので、ここでキムパとトッポッキ(5000w)。
その後マートで、酒と肴買う。生鮮コーナーにタニシに似た巻貝の剥き身(2000w)があったので、思わず買ってしまった。
Morris.にはタニシに関して深い思い入れがある。
●吾が採りて母が料りし田螺煮に生姜の香り立つが悲しき
田螺は、買うものではなかった。近所の堤に行けば子供でも簡単に取ることが出来た。貝の中では今も田螺が一番好きなのだがなかなか食べる機会に恵まれない。歌集『嗜好朔語』
今、日本でも田螺おいてる店はあまりない。久しぶりにあれを肴に一杯呑りたいと思ったのだ。台所にはIHのコンロがあるからなんとかなるだろう。
で、裏道を通って9時半寄宿。
デジカメの状態は悪化の一途をたどっているようで(>_<)、今や電源入れたりシャッター押したりしたあと30%以上の確率でブラックアウト症状が出る。叩かずに、本体をちょっとねじり気味に力入れる、という裏技を見つけたのでこれで何とかごまかしている。帰国したら即新機購入だな。
台所で田螺?の料理、浅蜊の酒蒸し風にやることにする。日本酒がないので焼酎で代用。これが敗因だったのかな(^_^;)。できたものの味は田螺とはまるで別物(>_<) いくつか無理して食べてみたけど、結局大部分は処分ということになってしまった(>_<)
零時就寝。
今日の歩数は6512歩。
病みつきになってるコーヒースティック |
Morris.の部屋220号室 |
廊下 |
台所 |
ご飯は自由に |
時々スープも |
キムチも自由に |
出入口と靴箱 |
成均館大学 |
今日も伝統結婚式が |
サムルノリ |
瓦と黄色い花はよく似合う |
韓の国のアリス |
塾生の勉強部屋 |
小さな門 |
漫画チックな亀 |
大学裏方面 |
カッチの巣 |
裏側にはエレベーターが |
風変わりな八角四重の塔 |
ここでミニギター |
イドンクッくんと |
差し入れ |
雨の弘化門 |
大韓病院本館 |
同じく |
同じく |
同じく |
同じく |
病院教会 |
ソウル大学医学部 |
大学路コルモッキル |
マンナ粉食 |
内部 |
雨宿りのトラ |
大学路コルモッキル |
恵化洞の韓屋 |
恵化通り |
田螺(タニシ)か? |
2013/05/17(金)●どっぷりノレチャラン● |
8時起床。
今朝の血圧は203/102/85。
日記更新したりシャワー浴びたりして10時に部屋を出る。
地下鉄シンドリム(新道林)で乗り換えてドリムチョン駅下車。今日はここのヘマルサッカー場でノレチャランの録画があるということだった(^_^;) でもネットで検索してもそんなサッカー場は出てこない(観光公社で調べてもらった)し、今日は金曜日だし、本当にあるのかどうかちょっと不安だった。駅を降りても自動車道路が走ってるだけで何もない。とにかく川に向かって歩く。
シンジョンギョという橋に出たが、渡る道がない(>_<)何とか橋にたどり着いて中ほどまで歩いたら、橋の向こうにノレチャランの風船が見えたのでホッとした。
サッカー場と言うより、河川敷の運動場といった感じの広場だった。着いたのが11時過ぎで、すでに前の方の席は大半が埋まって(カバンなどで席取りされて)た。何とか上手の端っこの方の前から三列めの椅子を確保。例によってミニギターで席取りして、何か軽く食べようと思ったのだが、付近には何もない。屋台すら出ていない。トマト持ってきたのでそれでお腹をごまかすことにしよう。広場の隅に自由閲覧本棚があったので、少女漫画を一冊拝借。開場までこれで時間つぶしすることにしたのだ。l「猟奇的少女スナコ」と書いてある。これは日本の漫画の韓国語版らしかった。あとでネットで調べたら、はやかわともこ「ヤマトナデシコ七変化」という作品だった。小中学生向きらしいが、結構面白そうだ。
途中アジュマがキムパを売りに来たので一つ(3000w)買う。これで腹ごしらえも充分である。観客が手にしている風船に歌手の名前が書いてある。Morris.お目当ての歌手の出演は無さそうだ。ちょっと残念。
良く晴れてるが、太陽に大きな暈がかかっている。天気下り坂の知らせかもしれない。
ちょうど1時にノレチャランスタート。ソンヘさんはラフなスタイルである。
最初のゲストはパク・サンチョル。でも登場した途端一番前で応援団が立ち上がって踊りだすし、客も棒状の風船(拍手用)を振り回すしで、ほとんど舞台が見えない。これは三列目というのが失敗だったかもしれない。
前に出て一緒に踊りながら撮影すればいいようなものだが、ちょっと疲れてるし、特別お目当ての歌手でもないから、雰囲気を楽しむだけでよしとしよう。
このヤンチョング(陽川区)での録画は8年ぶりとのこと。だいたいソウル市内での録画はあまり豪華ゲストは出ないようだ。
ソンヘさんが「ノレチャランの映画は見たかい?」と観客に問いかけると多くが反応していた。このノレチャランをタイトルにした映画がちょうど公開されているらしい。これは見たいぞ。
今日は例のミニカウィ(鋏)も持参して拍手の代わりにリズムを刻む。これは回りの観客にえらく受けてた。
ただ司会のソンヘさん、この前と違ってかなりお疲れ気味という感じがした。バンド前の立ち位置で、メガネ取ってしばらく目をつぶったり、後ろ向きになって、汗を拭いたりしてる。
今日のゲスト「チャプチマ」のムンヨンジュ、「1234」のパクユンギョンなどは、Morris.が見に来るたびに出てくる歌手である。出場者も臨月の女性や、フィリピン妻、ギャグ芸人風などバラエティ豊かではあるものの地方公演での土地の名産紹介とか、伝統民謡などもなくて、ちょっと低調だったかもしれない。若い男性がチャンユンジョンの「エガタ」を歌ったのにはちょっと驚いた。下手ではないけどそれほど上手くもないという、ちょっと辛いところだった。
最後のゲストにペイロが出てきたときは、Morris.も鋏を持って前に出て踊った。この部分はテレビ映るかもしれない。ソンヘさんもMorris.に気付いて手を振ってくれた。
ペイロが歌い終わってアンコールの前に、ソンヘさんが舞台からMorris.を指さして「この、髪をくくったアジョシは、日本人なのにしょっちゅうノレチャランを見に来る人です。ドウシテクルンデスカ?(ここは日本語)」というので、「最高の司会者ソンヘさんに会いに来るんですよ。いつまでもお元気で僕たちを楽しませてください(いちおう韓国語)」と答えたら、観客からも大きな拍手が来た。ちょっといい気分である(^_^;)
アンコール曲はもちろん「シントブリ(身土不二)」\(^o^)/ Morris.もしっかり鋏鳴らしながら踊りながら大声で唱和(^_^;) いっしょに踊ってたアジュマたちも大喜びしてた。
今日の優勝(最優秀賞)はMorris.も好きな「スリラン」歌ったチマチョゴリアガシで、これも一緒に歌いながら踊る。やっぱりノレチャランはチェゴ(最高)である。
ソンヘさんの体調があまり良くなさそうだし、先日会って、2ショットも撮らせてもらったので、今日は遠くから挨拶だけして失礼することにした。
さっきの漫画を返してから、北方向に歩く。川岸は公園になってる。ここの四阿で休憩兼ねてミニギター。それほど受けなかったのだけど、一人のアジョシだけが熱心に聴いてくれて、席を立つとき、こっそり5000w札を楽譜の下に滑り込ませてくれた(^_^;)
3時半過ぎである。地図見たら5号線オモッキョ(吾木橋)駅が近い。この駅の次は木洞である。「やすらぎ」に寄ってみようかとも思ったが、ノレチャランの映画見に行くことにする。5号線で鐘路三街に出て、ピカデリー劇場へ。ここならたいていの映画は演ってると思ったのだ。目的の「ノレチャラン」も掛けられていたのだが、今日は10時からと、午後3時からの2回だけだった。でも、チラシを手に入れる事ができた。
1980年11月9日初放送、33年の歴史、1650回を超え、観覧客一千万名、応募者百万人、出演者3万人の大韓民国バラエティの元祖が、スクリーンに登場!
と書いてある。簡単なストーリーや出演者紹介もあるので、これなら字幕なしでも大丈夫だろう。どこか夕方か夜に上映する映画館あればいいのだけど。観光公社まで行こうかとも思ったが、それもたいそうだし、明日にしてもいいか。ということで、仁寺洞の「風流茶廊」でコディクッ(小さな巻貝のスープ)を食べに行くことにした。
ところが仁寺洞は先日の日曜日以上の人混みである(>_<) そうか、今日は旧暦4月8日花祭りで、韓国では公休日だったのだ。ノレチャラン録画もそういうことだったのか、と遅まきながら納得。
この人混みでは仁寺洞は今日はやめてどこかに移動しようと思ったところに、赤い服の通訳観光案内ボランティアの若者が目についたので「ノレチャラン」をこれから上映する劇場を調べてもらうことにした。大学路付近でこの映画の上映館は無く、永登浦のロッテシネマで夜9時20分開演とのこと。うーーん、ちょっと遅い時間だな。迷ったが、これはもう今日見るべきだと決心。
永登浦駅に着いたのがちょうど7時。ロッテシネマ7Fでチケット購入(9000w)。時間があるので、永登浦市場まで歩きちょこっとだけ見物して裂きイカ5000w分買う。「羅州コムタン」という店のコムタン(7000w)で夕食。コムタンも美味しかったが、壺に入って取り放題の白菜キムチとカクトゥギが、豪快ですごく美味しかった。この店は24時間営業で、昼間はとンドン酒セルフサービスと書いてある。ここは贔屓にしよう。
ちょっと早めにロッテシネマ待合室に行き、チラシで予習(^_^;)
9時10分に5番館入場。しばらく予告編とCMが流れ、9時半過ぎにやっと「ノレチャラン」スタート、キメシ(金海市)で開催されるノレチャランに出場する数組(歌手志望の美容院髪結い亭主、母と離れハラボジと暮らす小学生の女の子、精力ドリンク会社の男女社員、音痴だけど出場したい女性市長……の人生模様をコメディタッチで描いた作品で、映画作品の質からいえば、決して高水準とはいえないのだろうが、Morris.は100%満足した\(^o^)/ 特別出演のソンヘさん(と言ってもいつもの司会だけど)は圧倒的な存在感を示していたし、子役の女の子の芸達者なことにも驚かされた。ともかく見てよかった。
終わったのが11時10分で、1号線ソウル駅で4号線に乗り換えだが、11時45分が最終列車で、それも漢城大前(恵化の次の駅)行きだった。滑り込みセーフ(^_^)だったわけだ。
零時20分寄宿。
8日に出港してから今日で10日目。"酒は程々にツアー"が予想以上に徹底してて、宿酔による休養日がなく(^_^;) さすがにちょっと疲労が蓄積してるようだ。
明日は休養日にしよう。2時までかけてデジカメ画像だけ編集してそのままとりあえずアップ。
デジカメ、今日は結構ブラックアウト症候群が頻発。何とかこのたびの終わりまでもってくれることを祈りながら、優しく叩いて(^_^;)使い続けている。
2時過ぎ就寝。
今日の歩数は17162歩。
橋の向こうに風船が(^_^) |
すでに前の席は詰まってる |
見事な太陽の暈 |
「猟奇的少女スナコ」 |
ノレチャランスタート!! |
風船と紋白蝶カップル |
最初のゲストはパク・サンチョル |
応援団で見えにくい |
ムンヨンジュ |
臨月アジュマも |
チョスング |
ソンヘさんお疲れ気味 |
「オモナ」歌ったフィリピン人 |
パクユンギョン |
これが大活躍 |
素敵なハラボジ |
メイクアップしてるペイロ |
ソンヘさん指さしてMorris.を紹介 |
優勝は「スリラン」歌った女性 |
四阿でチップが(^_^;) |
今日の空 |
ノレチャランが映画に(@_@) |
仁寺洞のコルモッキル |
民芸品製作仕事場 |
この前より凄い人混み |
人気のジバンイポン(杖菓子?) |
こんな感じ |
餅搗き |
パゴダ公園は6時で閉まることに |
映画「ノレチャラン」チケット 9000w |
この窓から撮ると昔の新聞写真風に |
永登浦の夕空 |
至る所になんじゃもんじゃの木 |
永登浦夕空 |
永登浦市場入口 |
そそられる階段 |
永登浦コルモッキル |
夕食はここでコムタン |
ネオン街 |
果物市場 |
永登浦コルモッキル |
「えっちや」何だかなあ(>_<) |
めちゃシンプルなタイトル字幕 |
特別出演ソンヘさん |
エンディングのタイトルバック |
2013/05/16(木)●墓と蝶● |
7時起床。
今朝の血圧は185/97/81。
日記更新に手間取って、11時前に部屋を出る。
宿のまん前にある粉食屋で、冷麺+ミニキムパ(6000w)頼み、店のアジュマに浅川巧の墓のある「マンウリ(忘憂里)共同墓地」への行き方を教えてもらう。清涼里からマンウ方面のバスがいくらでも出てるとのこと。では地下鉄で清涼里に出ればいいと思ったのだが、アジュモニが地下鉄より272バスのほうが便利だと教えてくれた。早速このバスに乗り込む。最近は幹線主要バスの車内路線図は従来の停留所名を羅列したものの他に地図の上に路線を重ねたスタイルのものと両方を掲示してある。方向感覚に不自由なところのあるMorris.にはこちらの方が視覚的にわかりやすい。
それはともかくこの272バスは成均館大学入り口のバス停から東西に長く伸びていて、東なら清涼里、西なら新村に出るのに便利である。地下鉄は乗り換え、えらく長距離だったりするし、第一地下鉄は景色が見えないので面白みに欠ける。これからこのバス大いに利用しよう。
清涼里で65番バスに乗り換えマンウ峠下車。バスの運転手が親切で、墓地方面をずっと指さしながら走っていった。
幹線道路(忘憂路)を右に折れてしばらく歩くと墓地の入り口、というかここからアチャサンという山全体が市民の散歩公園になってるようだ。15分ほど段々道を上る。このあたりにも、あちこちに墳墓が見られる。
登りついたらちょっとした広場で駐車場になっている。ここまでは車で来られるようだ。
事務所があったので浅川巧の墓の場所を尋ねる。2,3キロ先にヤクスト(薬水処)があって、その手前の道を右に上るようにとのこと。
ところが、ヤクストというのが結構いっぱいあって、Morris.は何度か別の道に迷い込んでは引き返した。でも別にかまわない(^_^;) 五月若葉青葉の季節らしく新緑が美しい。まさに万緑という感じである。
紋白蝶が飛んでると、思ったら、あ、あれは褄黄蝶ではないか(@_@) 「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」とも呼ばれるこの蝶はそれほど希少種というわけでもないが、浅葱斑と同様に、Morris.にはあこがれの蝶である。日本では3月終わりから4月初めのほんの短い期間にしか見られないのだが、韓国ではこの時期にも見られるようだ。もちろんデジカメ撮影を試みたが、なかなか止まってくれないし、飛んでいるのを移したら被写体ブレである(>_<) ほとんど諦めかけてたのだが、ほんの一瞬止まりかけたところを何とか撮影に成功\(^o^)/ この間は浅川巧の墓のことは、すっかり忘れてたな(^_^;)
気を取り直して歩き始める。すれ違う韓国人に浅川巧の墓のことを訊いても誰も知らないようだ。しばらくして向こうからやってきた3人組のハラボジに墓のことを聞いたら、もう少し先のヤクストの手前にあるとのこと(^_^)
ヤクスト手前に石垣が数段連なっている場所で、その石垣の二段目に浅川巧の墓があった。後ろには躑躅の花が咲いて、墳墓の前には石碑、右側には兄浅川伯教が白磁の壺をイメージしてデザインた石壺がある。先般浅川巧の生涯を映画化した作品が公開された(Morris.は未見)がそのタイトルが「白磁の人」である。日本植民地時代に林業試験場で朝鮮の林業発展のために努力しながら、それまで見過ごされていた朝鮮の民芸の素晴らしさ、特に陶磁器の価値を「発見(紹介)」したことはすごいことだと思う。
いちおう墓参を済ませ、近くの休憩所のベンチでミニギター。結構散策客が入れ替わり立ち代り休憩しながら聴いてくれた。ジュースや林檎の差し入れも(^_^) 気がついたらもう5時近い。
そろそろ引き返すことにして、来た道を戻り、バス停2つ分くらい歩いたが、それほど見るものもないので、65番バスで清涼里に戻り、清涼里伝統市場からキョンドンシジャン(京東市場)方面をふらつく。途中野菜市場で白雉のとんでもなく可愛い子猫に出会う。店の主人に断ってしっかりMorris.@Catographerモード。でもちょこまかと動きまわってなかなか撮影できない。いやあ、それにしてもこの可愛さは、Morris.亭のアパート一階の古本屋「ワールドエンズガーデン」の看板猫ぶんちゃんの幼い頃といい勝負である。主人は子猫を「ナビや」と呼んでた。ナビは韓国語で蝶ちょのことで、一般的に子猫はナビと呼ばれる。今日は褄黄蝶といい、ナビの日かもしれない(^_^)。
しばらく市場を流して、何故かトマト買って、272バスで成均館大学入り口に戻り、7時半寄宿。デジカメ画像編集だけ済まして、9時過ぎ荷物なしで近所の散策。ビールなど買って10時半帰宅。ビール飲みながら、日記書くも途中でパス。そのまま日記更新。零時就寝。
今日の歩数は11853歩。
この店でバス教えてもらった |
地図式路線図 |
従来の路線図 |
ガガンボ |
共同墓地入り口 |
白い花の木 |
墳墓に菫群ら咲 |
山河の前に高層マンションが |
散策路 |
髪切虫 |
やっと撮れた褄黄蝶 |
同じく |
真昼の月 |
著名人の墓らしい |
薬水汲み場 |
浅川巧の墓 |
同じく |
差し入れの林檎 |
後ろ向きだった(>_<) |
山一帯墓だらけ |
ハンター邸のと」デザイン似てる |
今回これをよく食べてる(4~800w) |
"カンナムスタイル"サイのCM |
忘憂路の三毛 |
清涼里伝統市場 |
コルモッキル #01 |
#02 |
#03 |
市場の外れ |
面白い建物 |
野菜市場の白雉子猫 |
超可愛い |
じっとしてない |
こちらは黒白 |
オ・ト・ナである |
市場風景 |
2013/05/15(水)●大学と記念館と● |
7時起床。
今朝の血圧は186/87/74。
日記作業すまして、11時に部屋を出る。天気予報では雨だったのに、結構良い天気である。
成均館大学、今日はちょっと奥の方まで上がってみる。「六百周年記念館」に入ってみる一階に受付があり郵便局もある。例の大銀杏双樹の写真パネルに見とれてしまった。
この銀杏は1989年11月、Morris.2度めの韓国の旅で初めて出会いすっかり魅せられた。また2007年11月13日にもたぶんいち年で一番きれいな時期に訪れて樹下でお茶を振舞われたりして至福の時間を過ごしたことを思い出したのだ。
受付で地下に博物館があると教えてもらい見学。当然儒教、儒学関連の展示中心で入り口には孔子の像が立っていた。規模は大きくないが、儒学書物の版木、古楽器、書廊の復元など、それなりに楽しめた。
博物館を出たら向かいに学生食堂があったので、昼食はここでいただくことに。メニューは、スパゲッティ(3500w)、カツレツ(3500w)、マンドウクッ(3000w)、ピビンパ(2500w)の4種類で、「六百年の味」と書かれたマンドゥクッにする。食堂は広くて綺麗で、Morris.が入ったときはがらがらだったが、12時過ぎたら一斉に学生で埋まってしまった。マンドゥクッ味も量も充分以上だった(^_^)
しばらく校内を登っていく。すぐ横の山には山城の城壁が連なっていた。
掲示板に「校内サッカー大会」の組合せ図が貼ってあった。何と32チームもある。ちょうど試合が始まるところだったのでちょこっとだけ覗く。実力は高校のサッカー部並だが、これ以外に正式のサッカー部もあるのだろう。韓国のサッカー熱は底辺にまで染み込んでいるようだ。
地下鉄で清涼里に出る。駅の壁の大きなポスターに目を惹かれた。デザインがMorris.好みだったのだ「2013年清渓川文化館特別展 チョンニャンリ」と書いてあり、そばに18pの小冊子パンフレットも置いてあって、これまた図版満載でデザイン秀逸。これは見に行かなくてはと決めた。
清涼里に来たのは、洪陵の脇にある「世宗大王記念館」に行くためだった。今日は世宗大王の誕生日というのを昨日知ったのだ。世宗路広場では朝から晩まで記念行事が催されるらしいが、Morris.は地味めに攻める(^_^;)ことにしたのさ。記念館はほとんど人がいなくて、展示物もおざなりだったが、一部屋全部がタイプライターの展示室というのに夢中になった。一時期タイプライターマニア?だったことがあって、部屋に4台の手動タイプライター置いてたこともある。ハングルタイプライターも買おうと思ったこともあるが結局買わずじまいだったが、今や完全にPCによって死滅したようだ。面白かったのは初期に開発されたハングルに特化したキーボードで、親指シフトに似たものや、まさに「親指ピアノ」みたいな、可愛い機種があって、興味深かった。米国製のレトロな機種も展示してあって、これまた楽しめた。
今日のもう一つの目的地慶煕大学方面に向かう。
途中、中央に池を配した円形公園があった。科学研究院の付属施設らしいが守衛のアジョシに頼んでしばらくここで休憩兼ねてミニギター。守衛アジョシと、掃除のアジュマが喜んでくれた。
慶熙大学も「ソウルの穴場100」に載ってた。校内に入ったらえらく賑やかで文化祭やってるようだった。
そして、この大学の建物と来たら(@_@) 豪華絢爛、旁若無人、天下無双、単に大規模というだけでは済まない、何か説明に窮するところがある。とりあえず下の写真をみて想像して貰いたい。レトロ建築好きのMorris.だし、こういった擬古建築だってきらいじゃないはずなのに、どうもここの建物には違和感を覚えた。成金趣味の匂いがするぞ。
適当に切り上げて地下鉄ヘギ(回基)駅から一号線でチェギドン(祭基洞)まで戻る。清渓川文化館にはここからマウルバスに乗るとかいてあったからだ。でも、地図見たら2kmくらいなので歩いて行くことにする。ここの京東市場にも結構足繁く通ってた頃があったな。ここらの屋台で買った「延辺朝鮮族風女性歌手の歌うポルカ」のカセットテープのことを思い出しながら歩いていたら、屋台の大型テレビでチャンユンジョンのビデオが流れてたのでつい足を止めて見入ってしまった(^_^;)
文化館は清渓川左岸(南側)にあった。結構大きな建物である。一階の「チョンニャンリ展」はそれほどではなかった。ポスターとパンフレットで過剰に期待してしまったようだ。でも、常設展、清渓川今昔の写真とビデオ映像、追体験施設などで、けっこう楽しめた。もともとMorris.は清渓川開発の初期から関心があったのだ。
文化館向かいの川岸には木造の古い模擬店が4軒ほど並んでいて、Morris.の懐古趣味をくすぐる。小学校教室、漫画室、駄菓子屋、勉強部屋などで、中に入って当時の雰囲気に浸ることができるようになっている。これは楽しい。
そのあと清渓川遊歩道を西に歩く。途中噴水前のベンチでミニギター演るも、いまいちノリが悪かった(>_<)ので
早々に切り上げる。
シンソルドン駅方面に上がっていく途中「70余年の伝統ソルロンタン」という看板に釣られて夕食はソルロンタン(7000w)にしたのだが、ここはいまいちだった(>_<)
9時過ぎに恵化到着、Home Plusというマートでコーヒースティック、クラッカー、ビールなど買って9時半寄宿。
ぐいぐい酒場にますみちゃんの書き込み。前から気になってたあの白い花の木は「ヒトツバタゴ」別名「なんじゃもんじゃの木」というらしい(^_^;) いくらなんでもその名前は無かろうと思ったのだが、とりあえず名前がわかって嬉しかった。
今日もデジカメは無事に使えた(一回だけ黒くなったけど、叩いて回復)。
デジカメ画像の整理。零時前に日記の画像だけ編集してアップししたのだが、更新速度が異常に遅く、途中何度も中断して、全部更新し終えたら1時半になってた。
今日の歩数は13816歩。
成均館大学記念館 |
何たって六百周年(^_^;) |
一階にTwin銀杏のパネルが |
記念切手も銀杏意匠 |
B1F博物館 古い打楽器 |
虎 |
銅鐸? |
粉青沙器 |
白磁撮影は難しい(>_<) |
版木 |
儒学といえば孔子だけど |
日朝には朱子の影響が強い |
学生食堂のメニュー |
ちょっと手古摺った自動発券機 |
六百年の味(3000w) |
高級感あるテーブル |
12時過ぎるとどっと学生が |
校内サッカー大会(32チーム(@_@)) |
カッチ(鵲)とその巣 |
サッカー得点場面 |
額縁構図 |
同じく |
清涼里駅のポスター |
このカタログはス・テ・キ!! |
世宗大王記念館 |
かなりでかい石人像 |
世宗大王像 |
展示館内部 |
特化したハングルタイプライター |
同じく |
米国製のタイプライター #01 |
#02 |
#03 |
#04 |
#05 |
ずらりと並ぶハングルタイプライター |
洪陵 |
科学研究所の公園 |
水かけゲーム? |
混ぜてもらう |
慶熙大学本館 |
その裏手にはノートルダム寺院(@_@)?? |
何というか |
かなり望遠で撮影 |
玄関 |
これは妖艶過ぎないか |
廊下 |
工事してた屋上 |
別の廊下 |
中から入り口を |
解説無し |
聖堂下の消火栓。 |
本館裏の巨大煙突? |
これは図書館 |
同じく |
京東市場の屋台でユンジョン映像が |
清渓川 |
韓国赤十字 |
清渓川文化館 |
「清涼里展」 |
清涼里ーチェジョン |
京城大学生の帽子 |
高架時代の暗渠復元 |
昔懐かし模擬店 |
ここで一曲(^_^;) |
懐かしいっ |
鉛筆削り器 |
ビールにメッコール |
ゲーム玩具 |
小学校 |
だるまストーブ |
連単のブリキ板看板 |
清渓川 |
ハート噴水 |
高架時代の橋脚 |
70年の伝統を誇るという店で |
ソルロンタン(7000w)いまいち(>_<) |
シンソルドン(新設洞)の煉瓦路地夜景 |
2013/05/14(火)●北岳山から漢江まで● |
7時起床。
今朝の血圧は184/95/83。
9時前に部屋を出て、とりあえず近場の散策。恵化洞は結構高級住宅地らしく、豪邸とまではいかないが、そこそこ立派な住宅が多い。韓屋も目に付くが、煉瓦塀の建物が多いようだ。
恵化ロータリーから通信大学裏手に回り「ソッテ博物館」に立ち寄る。韓国の古い鍵の博物館で、ここで買ったミニカウィを再び購入。これは榎本さんへのおみやげ用。そういえば、今日は5月のサランバン会の日だ。久しぶりの欠席ということになるが、こればかりはしかたがない。
バスで景福宮に出て、光化門から以前の大元旅館の跡地(まだ工事中)近くの半地下の店でテジクッパ(7000w)の昼食。これは予想外に美味しかった。
1020バスでプアムドン(付岩洞)住民センターで下車。これは前回も役に立った「ソウルの穴場100」に載ってたところだ。本は厚すぎてとても持ってこれないが、一枚ものの簡略地図は持参してる。
で、お目当ての喫茶店や床屋はみつからず、うろうろしてたら、案内板があって、北岳山城がすぐ近くにあるということでそちらに回る。ソウルの北大門にあたる「粛靖門」があるらしい。南大門、東大門は見てきたし、西大門自体はないが、これは独立門で我慢するとして、この北大門を見みたらソウルの四大門制覇(^_^;)ということになる。まずは出発点の付属小門である彰義門まで行き、そこの案内所でパンフレットもらって北大門に向かおうとしたら、制止された。この一帯は軍事禁止区域になっていて、入るには申請書を提出しなくてはならないらしい。提出にはパスポートが必要で、Morris.は無くすといやなので、普段は写真コピー携帯してるのだが、これでは駄目とのこと(>_<) まあ仕方ない。案内所のアガシがミニギターのケース見て「ウクレレか?」と訊くので、「チャンチャラ」弾いたらえらく喜んで、リクエストで「新沙洞の人」「」「クテクサラム」も弾いた。
その後、適当に歩きまわり、ペクサシル(白沙室)渓谷という表示があったのでそちらに向かう。いかにも軽登山用のコースで、岩の間を川が流れてる感じ。広場のベンチで休憩を兼ねてミニギター。韓国人は登山が好きで、平日なのに老若男女が次々に通り過ぎていく。ここに一時間ほどいて引き返し、プアムドンの散策続けるつもりが、道を間違ったのか急な坂を降りて行ったら大きな車道に出てしまった。下車したバス停の2つ手前くらいである。今更引き返すのも面倒なので、適当にやってきたバスに乗り、南営で下車。国鉄に乗り換えてヨンサン(龍山)に出る。以前は電子辞書やら、韓国カラオケCDやらPC付属品などかうために結構足繁く通ってたのだが、最近は縁遠くなってしまっている。結構楽しかった国鉄の操車場も更地になってしまってるしね。
去年6月15日に初めて訪れたキリシタン大名の城みたいな「セナムト記念聖堂」付近のたたずまいが気に入ったので再訪することにしたのだ。
国鉄支線が二本交わる辺りのマウルがとても良かった。住居表示は「イチョンノ(二村路)」となっている。最近韓国は大掛かりな住所変更を行なって、基本的には大きな道路の名前を頭につけるようになったらしい。
このマウルの共同マダンみたいなところでしばらくミニギター。
またふふらと歩いてたら漢江に出た。向かいは汝矣島の東端である。川岸はサイクリングロードと遊歩道が整備されているので漢江の夕景(曇ってるからそれほど綺麗ではない)など撮影しながら元暁大橋まで歩く。また、川岸のベンチでミニギター。いやあ、ここならいくら大声出しても大丈夫だし、実に気持ちよかった。自転車やジョギングで通り過ぎる人々も瞬間的に聴いて走り去っていく。漢江にはちょくちょく来よう。
すっかりいい気分になって気がついたら7時半過ぎてた。
北上してバスを待つがなかなか来ない。やっと北505バスで明洞のへヒョンに出て4号線で恵化に着いたら9時近かった。
キムパチョングッでスンドゥブ(4000w)食べて10時前寄宿。
今日はデジカメ予備も持参して、ひやひやしながら撮影したが、なんとか無事に使えた。一、二度画面が黒くなったけど、軽く叩いて(^_^;)解決。結果往来主義のMorris.である(^_^;)
写真の整理だけして零時就寝。
今日の歩数は20325歩。
ソウル上水道蓋 |
現代詩博物館 |
恵化地区は煉瓦造りの韓屋多し |
このシンプルさが良い |
リキの入ったたこ焼き屋 |
この薬局でこの目薬を |
鍵博物館 |
ミニサイズのカウィ(鋏) |
鍵 |
昔ながらの文具店 |
光化門 |
同じく |
大元旅館旧跡 |
テジクッパ |
プアムドン地図 |
チョンウィ門 |
鶴かな |
屋根の守護動物 |
門からの景色 |
門の内部 |
このポジションは失敗だった(>_<) |
ポーズ |
軍事禁止区域だった |
白い韓屋 |
別荘地? |
北岳山城 |
今日の空 |
喫茶店 |
造り物みたいな蘭 |
ペクサシル渓谷 |
ソッテ |
菫 |
南営駅近くの高層ビル工事 |
イチョンノコルモッキル |
踏切 |
イチョンノのトラ |
同じく |
線路沿いのマウル#01 |
#02 |
#03 |
#04 |
ここでもミニギター |
桐の花 |
#05 |
お城みたいな聖堂 |
聖堂付近のコルモッキル#01 |
#02 |
#03 |
#04 |
#05 |
つい撮ってしまう(^_^;) |
漢江鉄橋付近 |
63ビル |
鉄橋 |
川辺遊歩道 |
漢江の夕暮れ#01 |
#02 |
#03 |
#04 |
#05 |
2013/05/13(月)●カメラ ピーンチ(>_<)● |
10時前起床。
今朝の血圧は211/111/85。
昨日の日記作業。11時にアップできた。
11時半に部屋を出る。とりあえず大学路散策。恵化駅のマロニエ公園が工事中だった。特になんという事も
ない公園だが、ここでミニギター弾くつもりだったのでちょっと拍子抜け。
公園脇の美術展ビルは入れるようだが、今日は月曜で休館。美術館横にタイルレンガ造りのレトロビルがあったので覗いてみる。「芸術家の家」(^_^;)で、1930年の建物らしい。中にも入れた。インテリアはまっさらになってた。これも神戸のKIITOみたいなやりかたでリニューアルされているらしい。
南隣は通信大学で公園みたいなキャンパスには学生以外の人々がくつろいでいた。このキャンパスの片隅に白い木造のレトロビルがあった。これは日帝支配以前の1909年に建てられた工業伝習所本館だったらしい。なかなか凝った外装だが、ここも内部は事務所や郵便局として利用されている。
郵便局で韓国の普通葉書を買ってみた。これまで記念切手はちょくちょく買ったが、葉書は初めてである。1枚240w。これで海外に出すなら130wプラス、つまり葉書のエアメールは370wということになる。日本だと70円だから半額くらいである。日本でも葉書エアメールの料金はえらく安いと思ってたが、韓国からだと30円ちょとで全世界に(北朝鮮はダメだろうけど(^_^;))はがきが届くというのは素晴らしい。せっかくだから切手130w分もくれと言ったら50w切手2枚+30w切手1枚をくれた。
キャンパス内の藤棚の下のベンチでミニギター。アジョシ、アジュマ連中が多く結構聴いてくれてるようだ。途中ハルモニが来てイミジャのリクエストもあったりして、結局1時間くらい演ってたことになる。
その後大学路を南に下って鐘路5街まで歩く。突き当りがカンジャンシジャン(廣蔵市場)。ここの屋台で昼食にしようかと思ったが屋台のメニューは酒の肴みたいな感じである。「酒は程々にツアー」だからして昼間からの飲酒はできるだけ避けたい、ということで、迷いながらも、表通りの食堂で「カルチムチム(太刀魚煮物)7000w」頼む。カセットコンロで熱々をいただくのだが、太刀魚というのは結構骨が多くて食べにくい。一旦小皿に移して骨を取って鍋に戻し、キムチ、カクトゥギ、ナムルまで鍋に入れてかるちくっぱみたいにして食べる。
鐘路3街まで歩いて宗廟の前庭でミニギター。ここも随分以前から工事中で、まだ公園の半分以上が入れない。それでもここは「老人天国」というかハラボジ広場で、ほとんど全域に座り込んでいる90%以上は爺さんである。Morris.もその一人だな(^_^;)
ベンチ前では地面で韓国将棋やってるので,ちょっと迷惑かなとも思ったが、お咎めもなく演奏できた。結構関心も集めて、歌に合わせて踊ったり、日本の演歌のイントロを弾いてくれるハラボジがいたりしたが、すごく盛り上がるということもなく、程々のノリで、まあこれも良い感じだった。
気がついたら5時近くになったので、地下鉄でノクチョン(鹿川)に向かう。ソッケ(石渓)、ウォルゲ(月渓)過ぎて列車の窓から懐かしいノクチョンマウルの姿が見えたときは嬉しかった。
村の様子はそれほど変化が無さそうだが、仔細に見ると空き家がかなり増えている。町名表示板からノクチョンの文字が消えて「マドゥルロ」という新しい地名になってる。
馴染みの雑貨屋でアイスキャンデー買って尋ねてみたら、いつマウルが無くなるのかはわからないとのこと。立ち退き保証金などで、いろいろ軋轢や問題があるようだ。
ともかくふらふらと歩きまわる。以前にいやというほど撮影してるのに、写さずに入られない。ただ同じ場所でも何となくさびれているというか、荒れてるというか、生活の匂いが薄れてきてるような気がした。
お寺の裏手に回ったら猫たちがいた\(^o^)/ ソウルに来てから全然猫には出会えず欲求不満だっただけに、しっかりMorris.@Catographerモード全開。結構良いショットが撮れたと思う。ところが、好事魔多し、とでもいうのだろうか、突然デジカメの画面が真っ黒になった。いや、よくみるとかすかに画像がみえなくもない。電源切って入れなおしたら、復元したのだが、撮り続けてたら、また同じ症状が(>_<) 今度は電源入れなおしても復元せず。思い切ってデジカメ叩いたら復元した(^_^;) しかし、これは末期症状かもしれない。
韓国旅行中のカメラトラブルにはは、何度か見舞われてるから、、今回は予備に、仕事のとき使ってる予備機を持参してるけど、あちらはあちらで、問題がある。
なんとか旅の終わりまで持ってくれることを祈りたい。
ノクチョン薬水の汲み場前のベンチでミニギター弾いいたり(蚊が多かった(>_<))またうろついたりして街灯が灯るまで粘る。
結局8時過ぎ頃デジカメの電池が切れた(予備を部屋に置き忘れてた)のを潮に引き上げることにした。次回また訪れるときまでこのマウルが残っていますように
恵化の粉食屋でトンカス(5000w)食べて9時半過ぎ寄宿。
10時から「歌謡舞台」見ながら日記作業。ノクチョンの画像が多すぎて、なかなかはかどらず、1時過ぎたので中断して就寝。
今日の歩数は11824歩。
なかなかお洒落なビル |
演劇関係のビルらしい |
猫がいないので(^_^;) |
大学路の巨大街路樹 |
真下から |
マロニエ公園工事中 |
これは鈴懸 |
「芸術家の家」 |
内部 |
ベランダからマロニエ公園 |
アーチ窓に映る太極旗 |
1030年代の建物らしい |
シャンデリア |
階段 |
カフェになってる |
その裏の面白いビル |
建築都市研究院 |
モダンな石人像 |
通信大学キャンパス内にある |
旧工業伝習所本館 |
廊下 |
階段 |
二階 |
一階には郵便局が入っている |
日本とそっくり |
韓国の通常はがき240w |
キャンパスの藤棚 |
道の向かい側から |
ちょっと釜山っぽい町並み |
廣蔵市場 |
この橋の両岸に白い花木が |
やっぱり例の花だ |
昼食はカルチ(太刀魚)鍋 |
ハラボジ天国宗廟でミニギター |
可も無し不可もなしか(^_^;) |
セウンサンガ前の麦畑 |
ノクチョンは生き延びてた#01 |
#02 |
#03 |
#04 |
#05ノクチョンが消えてる(@_@) |
#06 |
#07 お寺の猫達 |
#08 |
#09 |
#10 |
#11 |
#12 |
#13 |
#14 |
#15 |
#16 |
#17 |
#18 |
#19 ノクチョンの子どもたち |
#20 薬水 |
#21 いつもの場所で |
#22 こんな小橋に名前が |
#23 |
#24 |
#25 |
#26 |
#27 |
#28 |
#29 |
#30 |
#31 |
#32 |
#33 |
#34 ついつい撮ってしまう |
#35 |
#36 |
#37 街頭の形も変わってる |
#38 |
#39 |
#40 |
#41 |
#42 |
#43 |
#44 |
#45 |
#46 |
#47 |
#48 今宵の月 |
#49 高台から |
#50 |
#51 |
#52 |
#53 |
#54 |
#55 |
#56 |
#57 また会えるかな? |
2013/05/12(日)●結婚式やら王宮やらお寺やら● |
8時起床。
今朝の血圧は174/91/108。
昨日はかなり飲んだのにきっちりSBS「挑戦千曲」の始まる時間に目が覚めたというのは、偉い?と思う。今日の出演者は「チャギヤ」のパクチュヒくらいしか知らなかった。これを見ながら昨日の日記編集。
10時半過ぎに宿を出て、成均館大学覗いたら11時半から例の銀杏の樹の下で伝統結婚式が行われるとの事だったので、見ることにした。ここでは大学の卒業生が頻繁に式を挙げるらしく、今日も二組以上が予定されているようだった。韓国は結婚式は割とオープンで、Morris.もこれまでに何度か覗いたことがある。韓式の伝統婚も初めてではないが、この伝統ある儒学の殿堂での式というのは特別のものなのだろう。
式は1時間足らずで済んだが、祝のサムルノリ演舞がとんでもなく素晴らしかった。
その後地下鉄駅と反対に歩いて昌慶宮へ。ここは一時期廃宮となり、動物園になってた(^_^;)らしいのだが、近年完全復興を
遂げた。Morris.は数年前に訪れた時西洋風の大温室にいたく感銘を受け記憶があるので、ほとんどそれを見に行ったという感じである。前回は一部修復工事中だったが今回はばっちりだった。ただ入り口前に大きな松が2本植えられていて、これのせいでフルショットが撮りにくい。
池の端のベンチでミニギターおさらい。でも30分くらいしたら、警備員が来て止めるように言われてしまった(>_<) 「王宮」でトロットはもってのほからしい(^_^;)
272バスでアングッに出て、北村の韓屋地域を回ろうと思ったが、北村はまた別の日にゆっくり訪れることにして、仁寺洞に行ったのだが、えらい人だかりだった。
適当にやり過ごして、曹渓寺に向かう。今年の花祭りは5月17日(旧暦4月8日)なのだが、今日がメインのお祭りということになるらしい。曹渓寺への大通りではずらりとテントが並び、様々なイベントが行われているようだった。
曹渓寺は噂の通り、おびただしい提灯で埋められていた。本殿前でバンドが待機して盛大にトロットを演奏していた。
本殿の中にも入ることができた。ここも天井は提灯で覆われている。
世宗路から清渓川に出て、観光公社で、情報収集。乙支路入り口から地下鉄で東大門歴史公園に出る。
公園はまだ一部工事中だったが、コンクリートだらけで、Morris.の好みではない。歴史博物館、運動場記念博物館などもあったが、建物だけは立派だが中身は貧弱。
ちょっと疲れたので地下鉄で恵化に戻り、夕食はユッケジャン(5000w)食べて、長寿(1000w)買って、9時半寄宿。マッコリ飲みながら写真と日記の整理。結局途中でやめて1時過ぎ就寝。
今日の歩数は16684歩。
SBS「挑戦千曲」 |
カッチ(鵲) |
桜?(@_@) |
伝統結婚式の準備 |
正装した女の子 |
伝統楽器演奏 |
新婦 |
新郎新婦 |
このサムルノリは凄かった |
この場所でこそだね |
成均館大学は1398年創立(^_^;) |
昌慶宮の弘化門 |
明政殿 |
内部 |
天井 |
七重石塔 |
とにかく広い |
この花が多かった |
春塘池 |
八角七重石塔 |
ちょっと変わった水辺の花 |
大温室 |
内部 |
水盤 |
都忘れ? |
桜がシンボルなのかな? |
おまけ |
三色躑躅 |
ペクソン(白松) |
絶好の散歩コース |
プクチョン(北村)入り口付近 |
またの日にしよう |
仁寺洞はラッシュ状態 |
東山旅館近くの懐かしのコルモッキル |
同じく |
逆方向から |
大通りでは仏教音楽 |
曹渓寺は提灯ラッシュ |
大雄殿前ではトロット演奏 |
ここでも例の音楽ソフトが |
大雄殿内部 |
ここにも提灯が |
ハルモニたちの宝塚(^_^;) |
絵も文字も刺繍 |
これも細かい細工 |
獅子かな? |
花壇には苧環が多い |
世宗文化会館前のステージ |
旧東亜日報本社ビル |
いかにものデザイン |
これは社章かな |
清渓川橋の下 |
清渓川から夕日を |
やっぱり好きなウリ銀行 |
色んな様式の混合 |
まだ工事中の東大門運動場跡 |
コンクリートだらけの歴史公園(>_<) |
歴史博物館 |
運動場博物館のサイレン |
東大門東のコルモッキル |
#02 |
#03 |
ソウルで初めての猫だったのに |
逃げられた(>_<) |
#04 |
夕暮れの東大門 |
正しくはフンインジムン「興仁之門」 |
地下鉄駅にあったパネル・ポスター |
夕食はユッケジャン |
2013/05/11(土)●ソレポク(蘇来浦口)ノレチャラン● |
6地起床。
今朝の血圧は190/102/78。
シャワー浴びて8地前に宿を出る。
成均館大学ちょっと冷やかしてから恵化駅から地下鉄で南の終点オイド駅へ。ここからあたらしいスイン線でソレポクへ。
今日はここでKBS全国ノレチャランの録画があるのだった。Morris.が焦って釜山を発ってソウルに来たのはこれのためである(^_^;)
ソレポは河口から少し遡った小さな漁港でほとんど潟で中央の細い流れを漁船が往来していた。
魚市場は結構大規模で、黄海らしく、甲殻類や貝類が主役のようだ。
こじんまりした「ソレ歴史館」覗いてから、ノレチャランの席取りに。二列目の椅子が空いてたので、とりあえずミニギター置いて、市場でティギム(揚げ物)買って戻ったら、この席は団体で席取りしてると言われた(>_<) ちょっとすったもんだがあったけど、こんなところで言い争っても仕方ないので一番前の列の脇に座り込む。、結果的に舞台下手からゆったり見ることができた。
ヒョンチョル、ヒョンスク、ウィンクなどがゲストで、3時前に録画終了。ディレクターがMorris.を見つけて、バスの中で休んでいるソンヘさんのところに連れて行ってくれた。本当にノレチャランの司会は重労働で、今日は特に自分でもかなり歌いまくったりして、お疲れ気味だったが、愛想よく迎えてくれた。挨拶してディレクターに頼んで2ショットも撮ってもらう(^_^)
その後はしばらく市場散策。ノレチャラン帰りの客もいたのだろが、すごい人混みである。ここは昼間ひっきりなしに漁船が戻ってきてとれとれの魚介類を小売するので、新鮮なのは当然で人気があるらしい。釜山のチャガルチとは全く違う雰囲気である。しかも全般的にすごく安い。
吊り橋風の歩道橋で両岸行き来できる。この橋への通り道の屋台で、マッコリ一杯と焼いた蝦蛄をいただく(6000ウォン)。
いやあこの市場は楽しくて見甲斐がある。
駅近くの広場でミニギター。飲み屋が並んでいて、店の前のテーブルの客から声がかかり、リクエストもらって伴奏もする。
なかなか盛り上がって、酒やや肴の差し入れも(^_^) ある夫婦はすっかりいい気分になってチップと言って3万ウォンもくれた(@_@)
「酒は程々にツアー」だけど、たまには良いよね。かなり歌いまくり飲みまくったような気がする。気がついたら暗くなってたので、お開きにする。オイドで4号線に乗り換えて宿に戻ったら10時半過ぎてた。
今日の歩数は7004歩。
大丈夫か?(>_<) |
8時に出発 |
わかりやすい |
大学とは思えない |
ソクチョンの準備 |
同じく |
大銀杏 |
儒学の香りが |
オイド駅 |
真新しいスイン線列車 |
この川を渡ればソレクポ |
ソレクポ駅 |
えらい都会ぢゃ(@_@) |
ポンテギも豪快に売ってある |
市場コルモッキル#01 |
#02 |
ムール貝 |
#03 |
#04 |
#05 |
魚市場 |
泥の河 |
同じく |
市場 |
鰈、?平目? |
ノレチャランの風船が(^_^) |
ソレポク歴史館 |
古いソレ駅 |
待合室 |
日帝による強制労働(^_^;) |
客車内部 |
小ぶりのSL |
お尻のポッケにPuccaが(^_^) |
ノレチャラン開始 |
ヒョンチョル |
小6のアコーディオン |
観客ぎっしり |
ウィンク |
警備の警察官と |
ホドリとホスニ |
ヒョンスク |
名前忘れた(>_<) |
脱北女性 |
イスジン |
出場者のピカイチ |
終了後ソンヘさんと |
市場は大賑わい |
干潮で水が増えてる |
すごい活気 |
続々と漁船が |
網を引き上げる |
とれとれの蟹蟹や海老 |
蝦蛄 |
蟹1kg500円(@_@) |
歩道橋 |
向こうが黄海 |
実に良いところだ |
ここで蝦蛄を食べた |
飲み屋前でみんなとポンチャック |
3万ウォンチップくれた夫婦 |
差し入れも続々 |
こんな感じ |
歌のうまいアジョシと |
2013/05/10(金)●釜山発ソウル着● |
7時起床。
今朝の血圧は203/108/73。
割と本降りである。
傘さしてチャガルチに行ったが、いまいちぱっとしない。
西区庁の食堂で朝食もあると書いてあったので行ってみたが、朝はバイキングではなく、ご飯の味噌汁かけみたいな奴にキムチだけという、まるで囚人食のようなメニュー。まあ2000ウォンだもんね(^_^;)
釜山に着いたばかりなのに今日ソウルに向かうことにした。ほとんど釜山スルー状態だが、理由はおいおいわかるだろう。
ソウルには夜着けばよいから半日釜山を回ろうと思ってたのだが、雨に負けて、早めに出発することにした。
9時過ぎにヘリムジャンを出て、地下鉄ノポドンから10時発の高速バス(安い方、23000ウォン)に間に合った。
雨の中なので景色も見えないし、座席でHPノート広げて昨日の日記編集。さすがにこれは厳しかったがなんとか完成。しかし、このHPノートは予想よりも電池が長持ちする。2時間近く画像触ったりしながらの作業でへこたれなかった。2時間以上持つということか。ちびくろ2号は30分くらいでアウトになる。
雨は途中で止んでくれた。高速道路沿いの斜面には藤が植えられているようで、ちょうど花盛りだった。また、釜山のロッテデパート前で見た白い花の木に似た並木がいたるところで見られた。尋常な数ではない。大流行でもしてるのだろうか。
2時半にカンナムバスターミナル到着。正味4時間半である。
地下鉄3号線、4号線乗り継いで恵化で下車。今回のソウルでの滞在は大学路成均館大学前の「ともだち」というゲストハウスにした。木洞の「やすらぎ」の姉妹店(本当に妹らしい)で、去年、大学路と新沙の2箇所にオープンしたらしい。
木洞でも良かったのだが、恵化のほうがソウル中心部に近いし、大学街というのも魅力的だった。窓付きの部屋を予約してたのだが、ふさがってたのか、窓付きではない、代わりにシャワー付きの部屋を使わせてもらうことになった。
システムは「やすらぎ」とほぼ同じである。
ただ、この建物には屋上がない(>_<) 木洞の「やすらぎ」の魅力の何分の一かはあの開放的な屋上にあったのに。
それと、こちらでは携帯電話のレンタルもない。これは不便といえば不便だけど、Morris.の場合かえって気楽かもしれない。
4時半に宿を出て、4号線、1号線で鍾閣下車。韓国観光公社に。ソウルの地図が欲しかったのと、いくつか情報を仕入れたかったのだ。
観光公社で昌徳宮で開かれる風流音楽会のパンフレットが置いてあったが、その表紙デザインが素敵だった。渋い緑の地にカヤグムと小鳥をあしらったデザインで、実に良い感じである。裏表紙には4つの図柄が並べてあり、昌徳宮の他に、景福宮(白地に長鼓)、徳寿宮(黄色地にヘグム)、宗廟(赤地に古来の打楽器)があるらしい。このシリーズは4つ揃えたい。
観光公社から南に下ったらどでかくて不細工な新市庁舎が完成していた。旧市庁舎は前の位置にそのままだが、後ろにあんな建物ができては雰囲気を壊すこと半端ではない。
ただ、旧市庁舎の門が開いて人が出入りしている。もちろんMorris.も入ってみたさ。なんと図書館になってた(@_@)
歴史的な建物を保存するとき、何らかの文化活動の拠点とするというのは、日本でもよく見られる(神戸のKIITOなど)が、まさかあの建物が図書館というのは意表を突かれた。入り口や階段、インテリアなどは前のイメージを損なわないように復元されてる、こういうやりかたは、評価できると思う。
月曜休館で夜8時までやってるみたいだから、また覗いてみよ。
市庁前広場から南を望むと、再建なったばかりの南大門が見えたので、これも見ておくことにした。ずいぶん長いことかけて、かなりリキの入った再建だったようだが、以前と大して変わらない。この場合はそれで大成功である。
夜はライトアップされるが入場はできないようだ。
南大門市場で、食事と両替することにした。南大門では行きつけのカルグッス横丁の一番手前の店に入る。カルグッスとサービスのピビンパで5000ウォン。スイトンみたいな舌触りの麺は懐かしさを覚える。
あまり人出も多くなく、換金アジュマの姿が見当たらない。表通りで屋台の両替屋が見つかった。レートは100円=1085ウォン。
ソウル駅まで歩いて、地下鉄で戻ることにする。ソウル駅は4号線と1号線があって、恵化まで乗り換えなしで行けるからだ。
でも、やっぱりここまで来たら旧ソウル駅舎も拝んでおかなくては。ちょうど黄昏時でライトアップと自然の光が微妙なコントラストを醸し出していた。
そして地下鉄で寄宿。なぜかしっかり1号線に乗ってしまい、東大門で乗り換える羽目になった(>_<)
ダイソーでコーヒースティック(20本3000w)とシェービングフォーム(5000w)買って9時半帰宿。
しっかり、今日の日記の編集。
今日の歩数は11460歩。
i-netにキムヤンが |
雨のチャガルチ |
同じく |
同じく |
同じく |
監獄の食事みたい(^_^;) |
ほとんど味噌汁ぶっかけご飯 |
これでソウルへ |
車窓から |
車窓から2 |
ソサン休憩所のトロットコーナー |
車窓から3 |
今回の居留地はここの二階 |
清渓川も提灯だらけ |
30年代ロシア絵本を彷彿させる |
徳寿宮の上を雁が |
新旧市庁舎 |
旧市庁舎は図書館に(@_@) |
ここらは当時のまま |
図書室はこんな感じ |
新市庁舎への連絡通路 |
階段見上げる |
階段横から |
階段見下ろす |
この窓が良い |
建築当時の素材 |
ソウル市長執務室 |
再建なった南大門 |
ディテール |
下から見上げる |
門から覗く |
石垣のポツポツは朝鮮戦争の弾痕 |
こっちにも雁が |
南大門市場 |
行きつけのカルグッス屋 |
カルグッスとおまけのピビンパ |
トイレの飾りに時々素敵な作品が |
黄昏ソウル駅舎 |
同じく |
2013/05/09(木)●釜山着● |
5時半起床。というか、トイレ行きたくなって目がさめたのだ。
結構酔いが残っている(^_^;) やっぱりあれからだいぶ飲んだようだ。
酔い覚ましを兼ねてお風呂に。誰もいなくていい気分。
部屋に戻って寝直す。
9時起床(>_<)
デッキに上がったがまだ水平線しか見えない。
到着は11時すぎるとの事だったので、船内のコンビニでカップ麺のユッケジャン(850ウォン)買って朝食。
昨日のデジカメ画像の整理をHPノートで始めたのだが、どうも、操作がうまくいかない。ファイル名一括変換がうまく反映されないのだ。ああだこうだとやってるうちに11時近くになってしまった。釜山港入港の場面を見損なった。プサンタワーは昨年の不細工な姿から元に戻り、塗りかえた分綺麗になっている。11時半到着。客が少ないので通関もあっという間に済んだ。ウォンの手持ちがいくらかあるので、あせって両替しなくてもいいのだが、ターミナルの銀行のレート見たら100円=1050ウォンだった。円安で100円1100円台と思ってたが、それ以上に厳しい。これで10倍を割ったら、ちょっと旅程にも影響が出そうである。何しろカードなんか持ってないMorris.なので手元の現金がなくなればそれまでだもんね。
ぷらぷらと歩いてチャガルチに向かう。
新しくてどでかいロッテデパートの向かいに古色蒼然の雑居ビルがあって、その対照が面白かった。
白い小さな花がいっぱいに咲いてる樹木があり、その美しさに心打たれる。ずっと以前名古屋で見かけたような気がする。万作の花に似た細くねじれた花弁が絡まっている。
12時半ヘリムジャン到着。二階の部屋にチェックインして一休み。
1時半に部屋を出る。何はなくともチャガルチ巡回。
その後はバスでふらふら回ろうかとも思ったが、いつ雨が降りだしてもおかしくない空模様だったので、近場をうろつくことに。忠武路方面の裏町をうろうろしてたらいつの間にかまた中央魚市場方面に出たので、そのまま下がっていく。
白い灯台付近で猫探ししたが、見つからない。諦めてたら別の場所で数匹出会えた。
海岸沿いに自転車兼用の遊歩道ができていて、ベンチも置いてあったので、ここでしばらくミニギター。
数人が関心持ってくれたが、一緒に歌う者はいない。釣りに来てた家族の5歳の男の子がえらくミニギターを気に入り、触りまくる。はじめは遊ばせてたが、チューナー落としたり、弦を緩めたりでちょっと閉口してたら、見かねたオンマが保護してくれた。
3時半頃、バス道に戻る途中、海沿いの刺身屋の階段に、モロMorris.好みの竈猫がいた。これは、とMorris.@Catographerモードに入ったのだが、店の前のテーブルで飲んでた3人のアジョシから声をかけられる。もう少し猫に構いたかったのだが、それはそれで、今日船で日本から来たというと、えらく喜んでくれた。3人のうち二人がMorris.と同い年ということがわかって、意気投合。リーダー格のイヘチョルさんは、アスファルト関連会社を経営しているらしい。
鯛の刺身にソジュを少しだけごちそうになり、お礼に何か伴奏しようと言ったら、イミジャのリクエストが有ったので「黄昏のブルース」を伴奏。はじめはアイフォンのリズムアプリ使ったのだが、曲の途中でこれは無しでやることに決定(^_^;) そのあと「十九の純情」「椿娘」など歌い、場所柄「釜山港へ帰れ」を全員で合唱。また釜山に戻ってきたら連絡をと名刺をもらう。
すっかりいい気分になって、店のアジュマに頼んで記念撮影も。
その後ソンドの高台住宅密集地を散策。できれば、バスで高台まで登って、見物しながら歩いて降りたかったのだが、バスの乗り場がわからなくて、ともかく坂道登っていった。途中大法寺というのがあって、ここの水盤の蓮の花の蕾が開きかけていた。蓮というのはなんとなく神秘性があるな。
坂道と石段を登って、かなりの高みに達した。ここにもお寺があって、屋上が15m四方くらいの見晴らし台になっている。ここから住宅密集地を一望できて、なかなか楽しかった。
5時半過ぎたので、バスで戻ろうかとも思ったが、下り道だし、ということでまた坂道と石段降りて忠武路から南浦洞へ戻り、ご贔屓のドルゴレでスンドゥブ白飯(4000w)。やっぱりここの白菜キムチは美味しい。スンドゥブもそこそこ美味しいけどね。
なんとなくそのまま龍頭山公園へ。途中坂道には数多くの提灯が灯されていた。「花祭り」のためかとも思ったが、これは釜山連灯祭りという催しの一環だったらしい。ったって、結局は仏教f団体が主催だけどね。
公園には人物、動物、花などをかたどった巨大な提灯が並んでいた。
祭りのイベントでカヤグム(伽耶琴)の演奏があるというので、これも見ることにする。琴6人、長鼓1人という編成で、珍島アリランなど二曲を演奏。一人だけ特別若い少女がいて、これは可愛かった。
その後、ギター弾き語りで女性が登場したが、例のミュージック万能ソフトを使って、の演奏で、ギターなくても歌える感じだった。いやあ、Morris.もあのソフトというかマシンは欲しいぞ。途中でパスしてふらふらと戻り、チャガルチ広場の街燈下の指定席でミニギター。市場の警備アジョシがえらく気に入ってずっと聴いてくれてた。
それにしてもチャガルチ広場のペクス(白手=浮浪者)連中がいなくなったのは淋しい。取り締まりがあったのだと思う。
10時前雨が降りだしたので宿に戻る。
昨日の日記と、今日のデジカメ画像の編集。昨日の日記はアップできたが、画像の編集は、例のファイル名一括変換がどうもうまくいかないので途中で断念。
午前1時頃就寝。
今日の歩数は10387歩。
水平線 |
朝食 |
レート100円=1050ウォン(>_<) |
韓国の薔薇の定番 |
白い美麗な樹の花 |
花のアップ |
ロッテ前の異屋 |
逆から見たら割りと普通 |
漁具屋の白トラ |
同じく |
乾物市場の日式建物 |
コルモッキル |
とりあえずチャガルチ |
鴎撮り |
同じく |
漁船団 |
トロ箱 |
昼間でもこんなに明るい |
ソンドの密集住宅 |
猫場白黒2匹 |
白黒とほぼ黒 |
月の輪猫 |
倉庫 |
この建物も好き |
ソンド遊歩道 |
海辺でミニギター |
同じく |
5歳の悪ガキ |
海星 |
モロMorris.好み |
猫がきっかけで |
記念写真 |
別のトラ |
ソンドの坂道 |
田舎のコルモッキル |
大法寺本殿 |
蓮の蕾 |
悲殿院 |
石段コルモッキル |
密集住宅ランドスケープ |
ちょっと角度を変えて |
別方向 |
結構大きな石仏 |
元タルトンネ |
同じく |
南浦洞工事現場 |
ドルゴレのスンドゥブチゲ |
龍頭山公園」連灯 |
人型の大きな提灯 |
釜山タワー |
カヤグム演奏 |
ほとんどカラオケ状態 |
おみやげ提灯 |
夜の漁船団 |
2013/05/08(水)●だらだら出航(^_^;)● |
6時起床。
今朝の血圧は204/104/78。
朝風呂つかって、韓国ドラマ見て、冷蔵庫に残ってた卵とサラミで目玉焼き作る。
10時過ぎにパンスタフェリーから電話。今日の便到着が遅れたので出航も遅れ、本来なら2時のところ、3時までにターミナルに来れば良いとのこと。
チェックリストで荷物チェックして、掲示板書き込みなどして、1時に部屋を出る。
一階のワールズ・エンド・ガーデンに寄ってぶんちゃんと小澤さんに挨拶。
JR、地下鉄中央線乗り継いで、2時前コスモスクエア駅到着。
セブンイレブンで、サンドイッチと弁当買って、歩いてターミナルへ。結局出航は4時半だった。
それにしても今日は乗客少ない。定員は600人くらいらしいが、今日は200人いないようだ。Morris.の4人ベッド部屋もMorris.独り占め状態。これは嬉しいが、なんとなく淋しい気もする。
船内でWi-Fi使えるかどうか試してみる。「o_lobyネットワークに接続中です、という表示が出て、上手くいくかと思ったのだが、結局ダメだった(>_<)
乗客少ないので恒例のノレチャランも無し。例によってデッキでぼーっと海と船を見る。出発が遅かったから、明石大橋過ぎたらもうサンセット時刻だった。
今回は「酒は程々にツアー(^_^;)」なので、チャミスルのポケット瓶(200cc)にカティサーク入れて持ってきてた。つましい努力である。船内Bデッキのテーブルでミニギター弾いて飲んでたら、あっという間になくなってしまった。
日本に4年間留学して日本語ペラペラの24歳の李くん、チャン・サイクが好きだという川北さんなどと話したり歌ったりしてて、ついつい自販機のビールに手を出して、かなり飲んだ模様(^_^;) つまり記憶が飛んでるというわけだ。
今日の歩数は3002歩。
ぶんちゃんともしばらくあえない |
この窓は船みたい |
ちょっと遅れたパンスタフェリー |
wi-fi繋がらず(>_<)
|
道具置き場 |
煙突好き(^_^;) |
出航準備 |
同じく |
光る海 |
コンテナ船 |
クレーン |
四連煙突 |
光る海シリーズ |
同じく |
洒落た配色 |
明石大橋 |
サンセット |
操舵室 |
グラデーション |
日本語ペラペラの李くん |
チャン・サイクファンの川北さん |
2013/05/07(火)●準備もせずにだらだら(^_^;)● |
7時起床。
今朝の血圧は195/101/80。
昨夜はそれほどたくさん飲んだわけでもなさそうなのに、やっぱり何となくだるいというか、やる気なし。
明日からの旅の準備もしないで、テレビ見たり、ミニギター弾いたり、ネッ見たりとだらだら一日。
夕方からやっとこ、衣類や、HPノートの設定やったりするも、どうもちゃかちゃかとできない。
まあ、準備といっても、毎年のように行ってるから、過去に作ったチェックリストに合わせて用意すればいいのだから、明日の朝やってもかまわないみたいなものではある。
今回の旅は半月から20日間の予定で、遅くとも月内には帰国するつもりである。円安状況というのが、Morris.にとってはちょっと厳しい面がある。去年は100円が1300ウォン以上だったが、今回は1100ウォンを切りそうな気配である。まあ10倍までなら、何とかなるだろう。
今日のニュースでも日本の株価上昇が大きく報じられ、財界や証券会社の役員たちは口をそろえて、好感を表していた。しかしこれらのニュースには、安倍政権支持のバイアスがかかっているようでもある。
阪神巨人戦。阪神は3本のホームラン、スタンリッジ完封で、5-0で快勝。
今日の歩数は0歩。
【桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活1.2.】奥泉光 ★★☆☆ このシリーズは、前に三宮図書館で2巻目を見つけて、当然奥泉作品なら無条件で借りようとしたのだが、ぱらぱらと数ページを読んだ所で借りるのをやめた。何ヂャこれは?? だったのである。へたれなダメ准教授のクワコウが、文芸部に研究室を侵食され、低次元の事件に巻き込まれ、それを文芸部員の「ホームレス女子大生」ジンジンの推理で解決するというシリーズらしいが、登場人物たちの台詞のあまりのハチャメチャさに加えて文章のあちこちに太文字が使用されていて、何となく安物っぽさを強調していた。
しかし、何かの拍子にこのシリーズが、過去の作品「モーダルな事象」の続編だと知って、読んでみようと思い直した。
あの作品も、最初は奥泉らしくない変てこな作品だと思いながらも、最終的にはそれなりに評価してたみたい(よく覚えてなかった(^_^;)ので読書控え参照)だし、結局中央図書館で2冊一緒に借りてきた。
結局読後感は上の評価星の数の通りで、いまいちだったわけだが、Morris.が奥泉の「モーダル」な手法が理解できなかったということも考えられる。モード・ジャズ(モーダル・ジャズとは、Wikipedia見たら
コード進行よりもモード (旋法)を用いて演奏されるジャズ。モダン・ジャズのサブ・ジャンルのひとつ。
1950年代後半に試され始め、1958年リリースの、マイルス・デイヴィスのアルバム「カインド・オブ・ブルー」で完成された。
欠点は、コード進行によるバッキングやメロディーによる劇的な進行がない事である。
やっぱり、Morris.には理解不能だった(>_<) おしまいの「劇的な進行がない」というのが、いまいちの理由だったのかもしれない。
桑幸がレータン(敷島学園麗華女子短期大学)から、たらちね国際大学に赴任しての手取り給与が\110350しかなかったことから、極端な節約生活を余儀なくされた時の描写。
ある月曜日の桑幸の食生活を紹介すれば、朝の八時に起きた桑幸は、前日の夕食の残りの大根雑炊で朝飯にした。それから自転車で学校へ行き、昼食は、賞味期限ぎりぎりセールで買った一個十円のメロンパンとデニッシュパンを、学校の非常勤講師控え室に置いてあるティーバッグでいれた紅茶を飲みつつ食べ、家に戻っての夕食は、一瓶五円の賞味期限切れの海苔の佃煮と、一袋一〇円の賞味期限切れの小女子(こうなご)に、実家から持ってきた梅干しをたたいて和えた一品を肴に、一リットル六八〇円の焼酎「芋兵衛」をお湯割りで飲み、続いてその日のメインディッシュ、五本八九円の魚肉ソーセージ二本を、一袋一七円のもやしと一緒に油で炒めたうえに、一パック一〇個九〇円の溶き卵をかけまわした一皿をおかずに、送料無料の通販で買った、一〇kgニ六八〇円の不揃米を炊いて食べたのだった。
あるとき桑幸は(コイン野菜ボックスの横に捨ててあった)大量の人参を持ち帰り、みるとたしかにスが入ったり、割れたり、腐っていたりしたが、駄目な部分を削れば十分食べられ、拾った瓶で酢漬け人参を作ったり、油で甘辛く炒めたり、油揚げとヒジキと一緒に炊き込みごはんを作ったりした。また別の日には、近所の小学校のイベントに参加してタケノコを掘り、河原の土手から大量の野蒜を取ってきてインスタントラーメンに入れた。
節約生活をはじめてからの方が桑幸は活き活きして、生活に張りが出た感があるのは、天性の素質というか、もともと貧乏と相性がいいのだろう。
好天の日曜日、前日にスーパー夕焼け恒例「旬もの出血絶命セール」で買った、一さく九八円の鰹の切り身を薄く切り、微塵にしたニンニクを散らした皿に並べて、塩こしょうしたうえにサラダ油と胡麻をかけ、さらに米酢を垂らし、最後に田圃の畦から摘んできたハコベを散らした、和風カルパッチョを桑幸は作った。これこそ週に一度の贅沢、夢の大ごちそうである。
焼酎「芋兵衛」をロックにして、テレビで「笑点」を鑑賞しつつ鰹を口へ運べば、これが実に美味い! 桂歌丸から西窓へ眼を移せば、ブロッコリー畑の向こうの林陰には夕陽が沈みかけて、五月の清涼な風の吹き渡る空が茜色に染まっているのが美しい。
ああ、これが幸せというものなのかもしれないな、などと心で呟いた桑幸は、すっかり「低い」ところで安定しているのだった。
この部分だけは、Morris.の低空生活に抵触してるし、低所得なりの自炊を楽しむという点でもMorris.好みだった。引用文中の「太文字」もいちおう原文のままなのだが、主に安い食品の定価を太文字にしながら、「一袋一七円のもやし」は太文字になってないなど、あまり精密な強調ではなさそうだ。
ふと思えば、そもそも自分は何のために生まれてきたのだろうかと、いつものように哲学ふうな問いが浮かんできたが、思索をめぐらすまでもなく答えははじめから出ていた。自分は死ぬまで生き延びるために生まれてきたのである。それだけだ。それ以上でも以下でもない。
これまた、Morris.の生き方そのままではなかろうか(^_^;)
実をいうと桑幸も『ジョジョの奇妙な冒険』は昔から愛読している。一家言もある。
文芸部員が愛読している漫画のタイトルだが、文芸ジャンキー・パラダイスの主催者がえらく入れ込んで入魂の特集ページ
まで作っているし、中川翔子も大ファンらしいということは知ったが、Morris.は読んだことがないし、読む気もない。
2013/05/06(月)●歓送会?● |
7時半起床。
今朝の血圧は178/99/76。
昼前自転車で六甲道に出て灘図書館に本の返却、ヤマヤで酒、マルハチで食料買い出しして昼過ぎ帰宅。
3時過ぎにムックさんがワイン持ってやってきた。明後日出発するMorris.の歓送会ということにしよう。
実はMorris.は先に飲んでて、すでに半分出来上がっていた。久しぶりのハートランドで乾杯して記念写真撮影したのだが下のありさま(>_<)
後はいつもの様に、韓国歌謡ビデオ見て、twinミニギターで大騒ぎしたようだが、Morris.は早々と潰れてしまったらしい。目が覚めたら、ムックさんは帰っていて、ワインも空けないまま(>_<) 何かムックさんに悪いことをしたようでもある。 冗談抜きで、最近酒に弱くなった。今回の韓国でも、本当に酒はほどほどにしておかねば、と思う。
阪神巨人戦は5-2で快勝したらしい。
今日の歩数は968歩。
「トリキジマ 振り向くな」歌うイウナ |
菖蒲の蕾はかっこいい |
ムックさんすまん(^_^;)m(__)m |
【音楽を迎えにゆく】湯浅学 ★★★☆ 先日読んだばかりの「音楽が降りてくる」の姉妹編である。やはりライナーノーツ、レビューなど短い記事が多い。音楽そのものへの見識の高さはもちろんだが、Morris.は、雑学的な部分や、哲学的?な考察が面白かった。
初めて出会ったのに心地よく少し感傷的で回顧的な気分にさせられる音がある。スティール・ドラムの音、響きはまさにそういうものだった。キラめきとまろやかさが混在し軽やかなのに心の中の残響がとても長かった。(「空と海の溶ける音」1998)
トリニダード・トバゴのスティール・ドラムはそもそも皮や木でできた打楽器の演奏を為政者(奴隷主たち)から禁じられた奴隷たちが落ちている石油のドラム缶を叩いて"発明"したものだ。西インド諸島のイギリスの支配は、ほかのヨーロッパ諸国の統治方針より厳しいもので、仕事の余暇にアフリカ伝来の踊りや演奏、アフリカ神への礼拝も禁止していた。19世紀の中ごろに太鼓類が禁止され、その対抗手段として黒人たちは長さを変えた数種の竹を地面に並べて立てそれをスティックで叩くバンブー・タンブーを考案、しばらくそれを楽しんでいたところ、1920年代にそれも禁じられてしまう。その対抗案がスティールドラムだった。ちなみに缶の上蓋にノミで刻みをつけハンマーで叩いて角度をつけ音程を変えていく方法を開発したのはウィンストン・"スプリー"・シモンという人である。(「抵抗の音楽史」2011)
二つの記事でスティール・ドラムのことが書かれていた。Morris.は20年ほど前にテレビでこの楽器見たときには度肝を抜かれたが、実物を見たのはそれから10年後くらいだったかな。アフリカの楽器と思い込んでいたくらい何も知らなかったが、西インド諸島のトリニダード・トバゴ産だったのか。落ちてたドラム缶を流用するあたり、ジャグバンドに通じるものがあるな。世界的にはスティールパンと呼ばれているらしい。
慈善事業、チャリティの文字が添付されていれば対外的には良心的なイメージを得やすい。しかし参加するミュジシャン個々によって、参加のためにかかる"経費"は異なる。大幅に違う、ともいえる。チャリティ・コンサート自体は善行であっても、そこに参加することが個人的税金対策であることはめずらしいことではないだろう。大掛かりなイヴェントならば、なおさらその看板を単に利用する輩が跋扈する機会は増す。参加者のイメージ・アップだけを考えてプロモートする者も確実に存在する。だからこそ慎重を期するために寄付を秘密裏に行なう者も少なくないわけだ。
単なる呼びかけにホイホイ応じるほど人々はヒマではないし気前がいいわけでもない。ロックという音楽はロックという意志を意味する、という認識は幻想まじりであるにせよ、実際にロックが社会的行動に作用し、それまでにない多大な経済効果をもたらすことを、バングラデシュ・コンサートはすんなりと証明してしまった。問題と疑義はつきまとい消えることはない。だがあえてロックで慈善の扉を大っぴらに開いたジョージを思うとき、まず自分の胸に手を当てずにはいられないのだ。(「ロック・チャリティの光と影」2002)
慈善ということばにはどうも馴染めないものがある。「偽善」という言葉に似ているからかもしれない(^_^;) 東日本大震災でも多くのチャリティ・コンサートなどが繰り広げられているが、これを利用する輩がいることも間違いないだろう。岩手県山田町のNPO法人の使途不明金問題なども、同様な「災いを利用して富を得る」輩のしわざだろう。
しかし、Morris.のように震災復興のために、何もせずてをこまぬいている輩は「まず自分の胸に手を当て」るべきだろう。
JBやオーティスの激唱に通じる部分はイギリスのハード・ロックでは少々洗練されて取り込まれている感は強い。アメリカン・ハード・ロックのヴォーカリストは高声を伸びやかに歌い上げるようなタイプではなく、蛮声を叩きつけ無理矢理シャウトする者が多い。(「感度の強化と豪快な娯楽性の探求」2006)
高音を伸びやかに出すことも出来ないMorris.は、アメリカン・ハード・ロックを目指すべきなのだろうか(^_^;) 日本でも韓国でも、ボーカルで、高音が出せることが評価の基準になることが多い。PAが普及する前なら、歌手の第一条件は「声量」だったりもしたものだ。高音が好まれることの一端には、初期の蓄音機やラジオが高音中心だったこともあげられる。日本でもトランジスタラジオの音といえばほとんどベースカットだったな、と、懐かしく思い出してしまった。って、今でもMorris.亭の音響装置はほぼあの頃の水準に近い(^_^;)
英語教育の強化なんかは各自勝手にやればいいわけで、曲のタイトルぐらい日本語にしたほうが親しみも湧くというものだ。
原題のイメージを拡大解釈する。曲のイメージに沿って翻案する。時事ネタをいじってウケを狙う。歌手の特性をねじ込む。
大別するとこの四つになる。いつの世にもチョイ不良はいる。それでも「I Can't Get Started/言い出しかねて」などという極上邦題もあるところがさすがわかってらっしゃる。ムードあるやも、クールは保持。
存在自体の衝撃が邦題に表われているエルヴィス・プレスリーはすごい。「Don't」が「ドントまずいぜ」になるのもエルヴィスなればこそ。「A Big Hunk O'Love」を「恋の大穴」とした人は偉大。"大穴"って何? そうかと思えば「Stuck On You/本命はおまえだ」とくるわけで。「Such A Night」が「キッスにしびれた」、「Let Yourself Go」は「その気でいこう」、「I Feels So Right」が「いかすぜ、この恋」、「Shoppin' Around」で「いかす買物」だ。「Dorty,Dirty Feeling/すさんだ気持」、「Wooden Heart/さらばふるさと」、「Return To Sender/心のとどかぬラヴ。レター」と勉強になる題多数。「It Ain't No Thing」を「つのる恋の傷手」としたのも見事だが、「Doncha'Think It's Time」で「チャンス到来」といくのもさすが、ちなみに「冷たい女」は"Cold Hearted Woman"かと思ったら「Hard Headed Woman」でした。石頭って冷たいのね。(「邦題という闘いの伝統美」2006)
カバーポップスに限らず、楽曲や映画タイトルの邦訳は面白い。最近は原題そのままというのが多いが、やっぱり「上手いっ!!」と思わせる邦題を期待したい。でももう手遅れなのかもしれない。「やりたい放題」の黄金時代は50年から70年代までだったんだろうな。ストーンズの「一人ぼっちの世界」「夜をぶっとばせ」を思い出した。
悲しみは全人類に平等に沸き起こるわけではない。喜びもまた不平等なものである。そもそも悲しみや喜びに平等感を持ち出すこと自体が間違っている。
本当の自分を探そうとかいつまでもおともだちとか空々しいことで励まし合うのが常識になってしまったJのつく大衆音楽界では、小じゃれたおフランスだのおブラジルだのおジャズだのをおやりになるお菓子に洋酒かけて食うことを歌にしているような人たちもふくめて、皆日常のささいなことをないがしろにしがちである。せせこましいことをあえて歌にしなければ気がすまないのは日常生活に関して愛情があふれているからである。そういうことを歌にしないやつできないやつらは自分の身のまわりを見る目が弱っているか、目をつぶっているかで、カッコだけつけたってそういうやつらにイイ歌は作れない。逆に日常的不満から即座に政治批判へ至るような人たちは末端ヒダイの大義馬鹿の社会正義中毒であることが多く、こういう人は人と人とのアツレキを笑いに転換する力が弱いので疲れる。(「ままならぬうき世をいじる無限大」 吾妻光良とスウィギン・バッパーズ 2006)
幸福があるから不幸というものが存在してしまうのか。不幸があるから幸福があるのか。それはどちらでもない。幸福に成りたいと願うと同時に不幸という定めが発生してしまうだけのことである。性でも法則でもない。単に因果の素がそうなっているにすぎない。善と悪も、不幸に似ている。善を定めようとすればアクは発生せずにはいられないのだ。善があるところに悪はあり悪のとぐろ巻くところにぜんは笑っていたりする。善もなく悪もなく、幸も不幸もない。そういう彼岸があるとするならば、それが勝新太郎の念の中なのである。(生欲、あるいは善悪の彼岸」1966)
悲しみ&喜び、幸&不幸、善&悪を因果と捉えるあたり、それらの彼岸が勝新太郎の念の中にあるといった物言いが、湯浅イズムなのだろう。Jポップへの嫌悪感の正直な発露も、Morris.には親しい思いを抱かせる。
つまらないことならやらないほうがいい。と思いながら、仕方ない、と思ってやるようになったのは、何歳ぐらいのときだったか。清志郎の歌を聴くとそんなことをぼんやりかんがえたりすることがよくある。
文庫本の字が見えにくくなるとか、思いのほかすぐに酔いがまわってしまったとか、階段で息切れがするとか、そういう肉体のサインで気づく老いは虚しさよりも危機感とか苦しさとか不安のほうをもたらしがちである。それよりももっとはるか彼方と身近な現実感との差について、突然考えさせられる言葉や音、色や臭い、感触といったものに接したときのことを清志郎は何度も繰り返し重ね重ね音楽で伝えてきた。意識的なこともあるにはあるが、それは無意識の作用である。考え考え、調査研究、落としどころを吟味して周囲の意見もあれこれ耳を傾けつつ、試作を繰り返して、結果ここまで来ました、というような作品はない。そんなことをすればするほどイモなものしかできない。そんなことは若いころにそれこそ繰り返し身に染みて知らされたことだからな。リサーチ&デストロイなんてうまくいって虚しいもんだ。
世間知らずとか青いとか、でたらめとか、そういうことがロックの素だ。(「清志郎のあおさは聴き手の青さを裏切らない」2006)
清志郎のロック魂はMorris.も認めるところである。
上の引用中「思いのほかすぐに酔いがまわってしま」うとうところが、このところのMorris.に顕著な兆候なので、つい気になってしまった。
2013/05/05(h日)●河畔でBIGOOD!● |
7時起床。
今朝の血圧は193/106/73。
日曜恒例の「SBS挑戦千曲」。今日は韓国も「オリニナル 子供の日」なので、例の芸達者の子供たちが出ないかと期待したのだが、その予想は外れ。でも、そのかわり? 80年代の女性ポップ歌手で一番気にかかる存在パンミ(芳美)が本当に久しぶりにゲスト出演したので、嬉し驚き\(^o^)/ この番組は「やらせ」で、ルーレットで選ばれる曲もすべて筋書き通りだと思うのだが、パンミ最初の曲がキムヒョンシクの「コルモッキル」というのには思わず笑ってしまった。何故かというとこの曲はキムヒョンシクというよりシンチョンブルースの曲なんだけど、実は古いパンミのアルバムにも収録されていたのだった(^_^;) おしまいあたりには、イウナ(李銀河)の「微笑みながら私を捨てたあなたみたいに」という曲で、これはしっかり準備したメインの曲らしく、上着脱いでステージ衣装になって熱唱したのだけど、途中でちょっとおかしくなってしまった。いろいろ言い訳してたけど、このところすっかりステージ立ってないのかもしれない。この曲は、夭折の女性シンガーソングライターチャンドク(張徳)の作曲で彼女の曲はかなり半音使いが多くて、特にこの曲は難曲だと思う。パンミ、イウナ、チャンドクの3人とも890年台女性ポップ歌手の三羽烏と言えるかもしれない。
風呂浴びて、昼前に部屋を出る。日曜ならたいていKBSの全国ノレチャラン見てから出かけるのだが、今日は桜ノ宮のOAPで「大阪BIG RIVER JAZZ FESTIVAL」に、The BIGOOD!」が出演することを、つい昨日HPで知ったので、久しぶりに見に行くことにしたのだった。
でも、出番は2時15分からたったの15分間。その前に1時からジャズボート出発前のお迎え演奏というのがあるらしいが、こちらも15分である。
昨日玉造の病院に洪ママの見舞いに行くことにしてたのだが、ビグッドと抱合せ(^_^;)で済ますことにしたのだ。
会場についたのが12時前。フェスティバルは11時からで、演奏やってたが、ちょこっと冷やかして、すぐ近くにある、泉布観をもう一度チェック。先月の花見を兼ねての見物の時は内部公開ということもあり、花見客が殺到して建物の撮影も思うように出来なかったが、今日はほとんど人影もなく、想いのままに撮影できた。と、いっても、泉布観自体がほとんどプラモデルみたいな感じで、やっぱりMorris.は、その隣の旧公会堂(その大元は旧造幣局本館の正門)の方が、絶対に好きである。
12時半過ぎに会場に戻ったら、ビグッドは早めにお迎え演奏開始してた。この前はっしーがやめたので、むーちゃん、いくちゃんの二人でやるのかと思ってたが、今日は東京から来ているウォッシュボードのちくわさんと、のっぽのJJさんのウォッシュタブベースがゲストで4人組だった。
お迎え演奏はPA無しなのでインストのみ。
2時15分からのステージではたった3曲(ペーパームーン、スイートスー、サニーサイド)しか演ら無かったが2番めの「スイート・スー」だけ、デジカメの動画機能でビデオ撮影したので、You Tubeにアップしておく。効果を出そうとモノクロで撮影したのだが、これはちょっと失敗だったかもしれない。ほんとうははもう一曲はふつうにカラーで撮影したつもりが、うまく出来てなかった(>_<)のだ。
演奏の後、二人に挨拶して、最近自主制作したばかりの6曲入りCD「#MOON」を買う。すべてタイトルに月の付いたナンバーばかり(ペーパームーン/月光価千金/お願いお月様/ブルームーン/月影で逢いましょう/ハウハイザムーン)である。次は「#LOVE」のタイトルで、ラブソングのCD作るらしい(^_^;)
3時半に会場離れて、玉造の中井病院へ。最近のサランバン会でのデジカメプリント数枚をお土産代わりに持参したのだが、洪ママは思った以上に喜んでくれた。今日もしばらく肩脚などを揉ませてもらう。Morris.自身は、人から揉まれたり、マッサージされたりという経験がないので、どうもコツが飲み込めずいるようだ。
見舞いは、先月もそうしたように、サランバン会のある日に行くつもりでいたのだが、もうすぐ大阪港からフェリーで釜山に出発することにしたので、早めに済ますことにしたのだった。実をいうと五月中頃までまったくしごとの予定なかったので、五月始めに出発したかったのだが、連休で予約が出来なかったため、8日出発となったのだ。五月半ばの仕事はキャンセル。いちおう半月から20日くらいの予定である。今回は円安ということもあって、予算的にちょっと厳しい気もするが、どうにかなるだろう。
4時過ぎに病院出て、鶴橋回って帰ろうかと思ったが、逆に森ノ宮まで戻り、コンビニで缶ビール買って、大阪城公園の御堀端のベンチで見にギター練習。
4歳の女の子二人が、関心をもって家族のところとMorris.のベンチとを行ったり来たりしてた。他は宴会やってる外人が写真撮ったり挨拶したり。割りと若い女性が一人、話しかけて来たが、これは日蓮正宗の宗教関係だった(^_^;)
8時半帰宅。
阪神ーヤクルトのデイゲーム。藤浪が投げるのも見たかったので録画しておいたので、それを見る。4回まで好投の藤浪だったが5回に3点失う。その裏新井兄の3ランで同点。更にチャンスで藤浪に代打で降板。結局追加点無しで、藤浪は勝ち負けなし。8回リリーフ福原で、マートンのエラーもあって2点リードされる。8回裏新井弟の2ランで同点。9回抑えの福原が2点取られて、これでおしまい。巨人は今日も勝ってしまったうようだ(>_<)
ムックさんは今夜王子公園駅近くの店でライブだったのだが、Morris.は大阪でのジャズフェスと病院があったので、そちらを優先して(旅行前で節約ということもあって)こちらはパスさせてもらった。明日はムックさん早番早番なので、午後に遊びに来るらしい。
今日の歩数は6044歩。
今週の「挑戦千曲」 |
久しぶりパンミ!! |
ユンジョンセクシーポーズ? |
青条揚羽 |
亜墨利加花水木 |
これは新しい煉瓦 |
こちらはかなり古い |
良い感じ |
泉布観 |
泉布観煙突 |
旧造幣局正門 |
この石柱が値打モノ |
Big River Jazz 2013Stage風景 |
BIGOOD お迎え演奏 |
同じく |
本番演奏 |
現行メンバーはこの二人だけ |
6曲入りCD「#MOON」 |
外輪船風JAZZ BOAT |
川の上の空 |
玉造の白トラ |
2013/05/04(土)●南大門\(^o^)/● |
7時起床。
今朝の血圧は174/97/79。
ピーター・バラカンの「ウィークエンド・サンシャインは先週の続きで「超有名アーチストの超有名アルバムの隠れた名曲」で、先週はトラックの助手席でちゃんと聴けなかったので今日は期待して聴いたのだが、やや期待はずれだった。と、いうか、世間的あるいはバラカンの「超有名」とMorris.の知ってる音楽との落差が大きいのだと思う。まあアーチスト名くらいはたいてい知ってるが、アルバム名となると殆ど知らない。それ以上にそのアーチストの代表作すら知らなかったりする。
01. 「 Save The Children 」( Marvin Gaye ) Album:What's Going On
02. 「 God Is Love 」( Marvin Gaye ) Album:What's Going On
03. 「 Ngiculela - Es Una Historia - I Am Singing 」( Stevie Wonder ) Album:Songs In The Key Of Life
04. 「 Jungleland 」( Bruce Springsteen ) Album:Born To Run
05. 「 Vienna 」( Billy Joel ) Album:The Stranger
06. 「 Here Today 」( Beach Boys ) Album:Pet Sounds
07. 「 Sleep's Dark And Silent Gate 」( Jackson Browne ) Album:The Pretender
08. 「 Words (Between The Lines Of Age) 」( Neil Young ) Album:Harvest
09. 「 The Only Living Boy In New York 」( Simon & Garfunkel ) Album:Bridge Over Troubled Water
10. 「 Why Does Love Got To Be So Sad 」( Derek & The Dominos ) Album:Layla & Other Assorted Love Songs
11. 「 Fool Yourself 」( Little Feat ) Album:Dixie Chicken
12. 「 Lonesome Suzie 」( The Band ) Album:Music From Big Pink
13. 「 Brand New Day 」( Van Morrison ) Album:Moondance
14. 「 Running To Stand Still 」( U2 ) Album:The Joshua Tree
15. 「 I Got The News 」( Steely Dan ) Album:Aja
16. 「 Walk Between Raindrops 」( Donald Fagen ) Album:The Nightfly
17. 「 Freddie Freeloader 」( Miles Davis ) Album:Kind Of Blue
昼から王子動物園に行ったら、連休ということで、子供連れですごい混雑だった。まぬうのガラスの前も人だかりができてた。
資料館の図書室で読書+写真絵葉書。動物園関連書籍が十冊ほど並べられていたので、ざっと目を通す。旭山動物園の本はたくさん出ているが、天王寺動物園の本もあって、こちらは行ったことがあるので興味深く読んだ。
小学生が母親と一緒に写生大会の相談?に来ていて、動物園の職員がノートパソコンで、アーカイブの動物写真の中から適当なものを選ばせて、モノクロ印刷サービスしてた。大きな口を開けたカバの写真などなかなかナイスショットがあったが、これはビデオからの画像とのこと。たしかにカバの口開けなどの決定的瞬間も、ビデオなら割と簡単に撮れそうだもんね。
しばらく原田の森ギャラリー前庭で見にギター練習して、4時過ぎに帰宅。阪神-ヤクルトは7回で7-2。楽勝だね、と思ったら、何故かリリーフに安藤が出てきて、しかも連打で2点取られ二死一、二塁で前の打席でホームラン打ったバレンティンというピンチ。ここは何とか踏ん張ったが、9回には久保が代打に2ランホームラン打たれて、何とか7-6で連勝。
ニュースでソウルの南大門が修復を終えて今日オープニングセレモニーが行われたとのことだった。久しぶりに韓国国宝第一号の前で記念写真が撮れそうだ。2008年の放火から復元に5年もかかったことになる。
ずっと以前はロータリーの中央にあって立入禁止だったのが、2005年に開放されて自由に立ち入る事ができるようになった。その解放記念式典(2005/05/27)も見物に行ったことが思い出される。
今日の歩数は2982歩。
蒲公英の綿毛 |
鴛鴦 |
冠鶴 |
まぬうの前に人だかり |
今日のまぬう牝 |
今日のまぬう牡 |
動物園関連書物 |
動物園アーカイブの河馬写真 |
くまもんシルエット |
今日の空 |
毛虫の空中ブランコ |
今日の空2 |
フラミンゴ |
シモツケ? |
鈴蘭? |
【ラジオのこちら側で】ピーター・バラカン ★★★☆ 土曜日朝の「ウィークエンド・サンシャイン」は、仕事ない日はよく聴いている。ロックやブラックミュージックへの造詣の深さはもちろん、最近はワールドミュージック関連情報はほとんどこの番組で教えられている。ピーター・バラカンは少なくともMorris.よりきちんとした日本語を話すイギリス人である。
1951年ロンドン生まれ、1974年に来日してシンコーミュージックに入り、YMOの事務所で英語関係の仕事したりしながら、DJや司会の仕事を中心に、現在はブロードキャスターを名乗っている。
岩波新書で彼の自伝みたいなものが出てることを、沼部信一さんのブログの中の「音楽を紹介する司書が必要だ」という記事で教えられた。それを灘図書館で見つけて早速借りて、一気に読み終えた。
Morris.のへたれな感想より、沼部さんの紹介を見てもらったほうが手っ取り早いと思う(^_^;)
やはりぼくはディスコが好きになれないようです。ソウル・ミュージックのファンキーな「黒いノリ」が大好きな人間ですから、一定の機械的なリズムがひたすら続くノリが苦手なのでしょう。
ワールドミュージックと言いながら、ほとんど韓国音楽を紹介は無かったような気がする。上記の引用からすると、少なくともMorris.の一番好きなポンチャックディスコメドレーとは、とことん相性悪そうだな(>_<)
【音楽が降りてくる】湯浅学 ★★★☆☆ 幻の名盤解放同盟、ディープコリアなどでお馴染み、とはいうものの、彼の単独著作を読むのは初めてかもしれない。本書は、近年のライナーノーツや、コラムなどを集めたもので、表紙の古い三味線を持った日本女性の写真に惹かれて手に取った。
全体を「福は内(邦楽編)」「鬼は外(洋楽編)」で二分しているのも洒落ているし、なかなか鋭い指摘が多く、面白かった。文章にもリズムがあり、様々な文体を使い分けるあたり、かなりの達人だと思う。
ラテンがいくつもの複合リズムで、新しいビートを伝えていた。美空ひばりはそれに丁寧にひとつひとつ対応していた。ここまで多彩に消化している人はかつても今も、他にはいない。このコンピレーションを聴けば、作曲者編曲者の意図以上のものに仕上がったのではないか、と思えるものばかりだ。美空ひばりは、自分流に誠実に対応していただけだったというのかもしれないが。作曲者が繰り出してくる各種リズムを、ひとつも苦にしていない。驚くべきことだ。自分のスタイルに強引に引きずり込んだような解釈がひとつもないのだ。武術でいえば自分の間合いを変えて、相手の間合いで闘っているようなものでも、ひとつもゴマかすことなく、新しい日本の歌の実験が繰り広げられている。
リズムにのる、ということはビートをつかまえる、ということである。リズムを取り入れる、ということはビートを解読する、ということである。
リズムとビートがわかっているからといって、のりがいいとは限らない。のりの良し悪しは身体反応が決定するからだ。
リズムにのって歌う、ということをスポーツにたとえるなら、小唄、長唄、追分節から馬子唄、ラテンを総なめし、カントリー、ジャズ、ロックを完璧にこなし、もちろんバラードならあらゆる叙情と一体化できる美空ひばりという人は、史上稀なるマルチ・アスリートである。
かつて、70年代初頭に、"日本語はロックにのるかのらないか"といった論争のようなものがあったが、こうして50~60年代の美空ひばりのリズム歌謡を聴くと、重要なのはのるかのらぬかを吟味することではない、とわかる。美空ひばりは、日本語をリズムにのせているのではない。リズムを日本語にのせているのだ。自分自身のビート感で様々なリズムを"日本語化"してしまうのだ。日本語として不自然な発語がひとつもないのは、そういう高い、ほとんど名人芸といえる音楽的解読力による。種々のアイデアを活用した当時の名コンポーザーたちの技の数々もあらためてけんきゅうされねばなるまい。
おそるべき音楽人、美空ひばり。その凄さはまだまだ真に解明されてはいない。(2006「剣術とロックンロール」美空ひばり「ミソラヒバリ リズム歌謡を歌う」 1949-1967)
ああ、美空ひばり。同時代に生きていたのに、どうして一度も生のステージを見なかったのか。悔やんでも悔やみきれない。
ひばりの洋楽といえば「上海」(1953 ドリスデイのカバー)を思い出すのだが、「ロカビリー剣法」(1958)なんてのは、ハチャメチャながら、一部の隙もないって感じだものなあ。作詞作曲が米山正夫というのを知って、驚いた。
日本語とロック、あるいはラップとの相性云々の談義は、Morris.の周辺でも聞いた覚えがある。談義より実践であるにちがいない。ラップに関しては、日本語はかなり不利な気がする。韓国語とラップはすごく相性がよさそうだ。
情を交わすということのヴァリエーションが、男女のデュオ歌謡によって探求されてきたのだと思う。ひたすらな悦楽の追求、いちゃつく喜びのあからさまな提示、お互いの傷をなめ合う悲壮な確認作業、浮いた恋情の戯れの記録、いずれ越えるべき一線を死守せんと無理に無理を重ねている擬似清純派のあがきなど、明朗なものから悲哀ベタベタなもの、単なる遊びと、様々な男女デュオが有名無名、数多く世に送り出されてきた。"「あなぁた」「なーんだい」あとはいえない二人は若い"という若夫婦のベタな営みをほのぼの暗示したディック・ミネと星玲子の「二人は若い」は昭和10年(1935年)の作品だ。男女がデュエットする作品はそれ以前からポツポツあったが、この曲ほど"二人の姿が見える"、つまり情交の様子を勝手に想像できるヒットはなかった。
二人の立ち位置や下心のありようの差によって各曲の様相に違いは生じるものの、歌謡曲としての構造が大きく変わっているものはそう多くない。橋幸夫と吉永小百合の「いつでも夢を」(62年)が日の当たる場所での淡い交情の代表的ヒットだとすれば、さくらと一郎の「昭和枯れすゝき」(74年)は日陰の大代表である。夜の世界のさばけた(酔いのまわった)交情ならば石原裕次郎と牧村旬子の「銀座の恋の物語」(61年)にとどめを刺すだろう。ヒロシ&キーボーの「三年目の浮気」(82年)は夜の世界で遊んだ結果のドメスティックな諍いをポップに処理したヒット作だった。無数に生み出された演歌系男女デュオ作のほとんどが、これらの作品のヴァリエーションでしかなかった。カラオケが一般化してからはさらに、実のない、男女の軽いじゃれ合いの道具としての使い道のみが考慮されたものが氾濫した。(2003年 男女交わって歌は不滅なり)
デュエット曲というのは、気恥ずかしくてMorris.のレパートリーにはほとんどないのだが、チャンユンジョンとナムジンの「タンシニチョア あなたが好き」だけは、機会があれば歌ってみたい一曲である。
それにしてもディック・ミネという歌手は、色んな意味で日本人離れした歌手のようだ。朴燦鎬さんの「韓国歌謡史」によると、朝鮮のオーケーレコードから、朝鮮語の歌を数曲発売してるとのこと(@_@) これは機会があれば聴いてみたいものである。
俺はこんな商売をしていながら。名付けられない、それまでの多くの分類のどれかにすんなり収められないものを求めてばかりいるからなのだ。そうした感覚/希求を俺は、多くの人にロックと呼ばれている音楽によって教示された、としか思えない。見せかけの教条主義に反抗あるいはそれを否定するためのエネルギーの塊。それが仮に"ロック"と呼ばれるもの(音楽であり志向)だと、二十数年前、当時のお兄さんやお姉さん、粗先輩方に教えていただいた。だからロックだろうとジャズだろうと、ひとつの大きな様式としてそこに優劣を決する価値体系を築くようになったら、それをまたロック(と呼んでもさしつかえないようなエネルギー)によってぶちこわさねばならないのだ、と。だからこそロックは、かりそめで抽象的ではあるがかつて"自由の象徴"などと呼ばれたりしたのだ。(1998 新たなる"衝突と即興"を求めて)
Morris.はきっと「ロックを理解できない」人間なのだと思う。ソウルのHachiさんなどは「ロケンローラ」だから、この反抗を確信犯的に実践してるのではなかろうか。
2013/05/03(金)●三日酔?(^_^;)● |
7時起床。
今朝の血圧は188/97/80。
機能は昼間ほとんど寝てたので、夜はなかなか寝付かれず、中途半端である。何となくぼんやりしている。まだ一昨日の酔がのこってるのだろうか(@_@)
やっと昼過ぎに、5月の日記更新(^_^;)
新曲「ブギメン」発表で、勢いづいているホン・ジニョン応援ブログだが、GW特別企画として「ブギメン」「愛のバッテリー」と一緒に聞きたい韓国演歌と題して数本のYou Tube動画を紹介している。選曲といいコメントと言い、実にナイス(^_^)である。本当にこの人は韓国演歌に限らず、音楽、ファッション、大衆文化に造詣が深く、センスが良い。只者ではないよな。
昨日紹介されてた曲は以下の9曲。
★장윤정 - 사랑아(チャン・ユンジョン - 愛よ)
★박현빈 - 빠라빠빠(パク・ヒョンビン - パラパパ)
★박상철 - 무조건 (パク・サンチョル - 無条件)
★강진 - 땡벌(カン・ジン - テンボル)
★박주희 - 자기야(パク・ジュヒ - チャギヤ)
★우연이 - 우연히(ウ・ヨニ - 偶然に)
★태진아 - 동반자(テ・ジナ - 同伴者)
★송대관&신지 - 분위기좋고(ソン・テグァン&シンジ - 雰囲気が良くて)
★주현미&서현 - 짜라자짜(チュ・ヒョンミ&ソヒョン - チャラジャチャ)
チャンユンジョンで「サランア」を選ぶというのが深い。この曲はノレチャランでもよく歌われてるが、Morris.も楽譜を手に入れて、何とかレパートリーになっている。「数あるチャン・ユンジョンの曲の中でも特にアップテンポかつパワフルで、歌うと最高に気持ちのいい一曲です。」というコメントだから、ジニョンファンのブロガーさんもこの歌きっちりマスターしてるんだろうな。
おしまいにチュヒョンミと少女時代のソヒョンのデュエット持ってくるあたりもさすがである。
午後は久しぶりにHPノートPCのチェック。今度の韓国旅行にはこれを携行するつもりなので、Morris.部屋の更新出来る環境を整えるのと、必要なファイルをインストール。ただし、このノートはHDD容量が少なく、空きが残り4GBくらいしかないので、デジカメ画像だけで、満杯になりそうだ。毎日不要画像は削除していくことにしよう。
阪神-ヤクルト戦はデイゲームで、14-3と阪神馬鹿勝ち。今シーズンの阪神はこんな大量得点の試合と無得点の試合を交互にやってる感じ。とりあえず今のところで貯金があるというのは上出来な方だろう。
夕方、自転車でマルハチに食料買い出し。
今日の歩数は2194歩。
小さな葉虫 |
やっぱり接写は難しい |
屋上夕空 |
【アラビアの夜の種族】古川日出男 ★★★★ 古川の出世作で、読まねば、とおもいながら、なかなか読むに至らず、やっと数日前に読み終えた。これまで読んだ古川作品の中でも最高の作品だと思う。なかなかすんなり読み進めることができず、夜と朝ベッドで読むことにしたのだが、ほぼ1ヶ月近くかかってしまった(^_^;) 中断期間もないのにこんなに長引くのは、数頁読んで寝てしまったり、ということもあったからだろうが、めったにないことである。
舞台はナポレオンが侵略する前後のエジプト。エジプトの貴族の一人がその奴隷アイユーブを通じて、「災厄の書」の語り部を呼び寄せ、毎夜の物語を書記に口述筆記させ、その物語と日々の現状を交互に織り交ぜて不可思議な幻想世界を繰り広げる。つまりは「アラビアンナイト」の新しいバージョンとも言えるのかもしれないが、古川の力量を存分に味わうことができた。
蛇族の魔女に支配された地下都での3人の勇者(魔術師)の千年以上にわたる争いの部分は、何となく、電子ゲームの世界を連想させるのだが、精緻な細部の描写、とんでもないスケールの大きさ、奇想天外な舞台設定と物語展開に、すっかり魅了されてしまった。
設定では古川がサウジアラビアにでかけて偶然手に入れた英語版の本書の邦訳ということになっているのだが、、ルビを多用した贅沢豪勢な語彙にあふれた文章も瞠目すべきだろう。
そもそも本書のテーマの一つが書物(小説)の力への信仰めいた価値の称揚だと思う。
その夜は短かっただろうか? その夜は長かっただろうか? いや、どちらかを択びとることはできない。どちらでもあったのだ。物語の記憶が--唯一の語り部を名告るズームルッドから--聴衆のそれぞれにむけて播種(はしゅ)されるとき--時間はゆがんでいた。終夜(よもすがら)、その美しい女の口からアーダムという、もっとも醜い男の物語(おはなし)は譚られて、現在と千歳の往古はとり換えられたのだった。千歳がひと晩に圧縮され、ひと晩は百年の十倍にもひき延ばされた。物語は一瞬のうちに無限を孕み、永遠をも予示する。
夜一夜(よつぴて)の無限。
女性語り部の最初の一日が終わったところだが、「千歳がひと晩に」とか、「ひと晩は百年の十倍にも」というのは、作者からの「千一夜物語」への挨拶なのだろう。このての数字表現は全編を通じて現れる。
このように、緒戦に参与せずに袖手傍観し、後方にて(気配を忍ばせて)待機するように指図したのはファラーそのひと、作戦上の肝要事でございました。ですから、サフィアーンは傍観者の立場をつらぬいて、なかば呆然と眼前におこなわれる秘術と奇蹟の数々を刮目していたのでございます。
もとは一頭の牡獅子だった魔蠍と犲(やまいぬ)の血戦は、瞬き十四回ほどの須臾にして拮抗やぶれ、アーダムが傀儡としている側がいよいよ優位に立ちました。ですが、とどめを刺される瞬間、犲はぱっと身を離して俊足の鬣狗(ハイエナ)に変じます! すると毒蠍と獅子のいやらしい雑種である妖獣はジャッカルに化けて、これを追います。足の捷(はしか)さよりも体躯の巨きさが要るようになった鬣狗は野牛となり、他方、ジャッカルは巨象になり、この闘いも互角と見るや、ふたたび俊敏さの勝負にであ柳生は黒貂に、しかれども地上での生物のままでは雌雄を決するのは至難の業と判断した巨象は、いきなりポゥッと湧いた火焔と化して黒貂をつつみ、と、焼かれる黒貂をあやつっていたファラーは、石室の虚空に墨つぼと一枚の紙片を幻出させて、なにごとかここにしたためて、すると今際の絶叫をあげていた焼死なかばの黒貂の頭上に、たちまち豪雨が! 消される魔焔は、しかし一転、水を浴びてこそ意味をなす水車(サキア)に変じて、さらに魔的な活力を蓄えます。! まことにはや、妖術の神秘を知らぬ者には想像を絶する一騎打ちです。水車を破壊するために顕れたのは黄金の鬼斧、この純金の斧の刃を溶かして殺すのは溶鉱炉、水車は一基の--鍛冶屋のしつらえている--炉に変化して、ですが純金製の斧は滅びると見せかけて鎔解されながらも上記にその身をやつして炉外に逃げおおせ、得意の生物の姿にふたたび遷って家鼠となって石甃(いしだたみ)と事象「勇者」たちの骸骨のあいだを走り、ならばとばかりに炉は猫に、それから両者が変じるのは瘤の三つあるワクワク諸島に産する駱駝、蹄鉄をうちつけられた海の牝馬、絶叫する魚、千に一つ足りない数の卵から生まれた妖鳥の群れ、おびただしい数でそれに勝る毛髪をなびかせた拳大の蝗。
物語の主人公三人の闘いの描写見本として引用したのだが、実はこの後に「はたで手をこまねいているサフィアーンにも看取できて、坐視を強いられている立場だからこそ危ぶんではらはらのしどおしですが……」という文が出てくる。Morris.が目のかたきにしている「こまねいて」の登場である。本書の評価がこれで☆一つ減じただろうと思われる(^_^;) 引用の中に「袖手傍観」という「拱手傍観」の類語が出てくるし、こまねいての後には「坐視」というほぼ同じ意味の語彙が出てくるだけに、目障りに思えた。
一瞬(ひとまたたき)、それが千の場面。人間のわたしが海についてなにを語れましょう? しかし、語りましょう。貝類の憎悪、群棲する小魚たちの集団幻想、鰓の論理。鹹水に生息するあらゆるものたちが、大海をかたち作っています。海底(わたのそこ)には海藻と海草が、根づいて、ただよって、潮になぶられて陽光を夢幻のなかに透視します。烏賊の性欲と食欲があり、あざやかに色彩を演じながらの変身が夢見られます。海獣、大亀、巨魚、大蛸、八本の脚と十本の脚が幻視されて、吸盤はそれぞれの独立闘争をくり広げます。深海の怪物が水母に変じる夢想におぼれて、稚魚の大群が鮫に怯えている夢に怯えています。いかにも、魚群は千の集団で夢路をたどりながら、千尾がただの一尾として--巨大な、あらゆる水妖を撃退できるほどに巨きな--単一の夢を構成します。
これも「千一」の繰り返しだが、海の世界を夢幻的な描写で捉えているところが印象深かった。烏賊と蛸と水母……Morris.好みの海の生物登場だが、こうなると是非海鼠の怪物も登場させてもらいたかった。
すべての書物の表面に光沢がある。扉には嵌入された宝玉があり、金箔が、象牙細工があり、洗練をきわめている。芸術の範疇において美しい。では、なかみは? 内部には--たとえば--智慧がある。豊かな詩情があり、あふれんばかりの物語がある。宇宙誌学がある。いってみれば封じこめられた世界(このよ)がある。
アイユーブが仕える貴族イスマーイール・ベイの図書館。これはボルヘスの図書館からヒントを得たのかもしれない。世界を封じ込めたとしての図書館というイメージは、bookishな人間にはたまらん魅力がある。
群棲する巨樹の奥津城、そそりたった棘(おどろ)の敵愾心、あるいは自惚れ、唯我独尊の態度。なびいている蝶(かわひらこ)どもの、蛾(ひるこ)どもの鱗粉が、砂塵となって夢の空間のこの世の涯てにふり、目と鼻の先に剽軽な地虫の笑いが浮かんでいます。
蝶や蛾の古語のルビがMorris.を喜ばせてくれた。ルビについては後述する。
書物とはふしぎです。一冊の書物はいずこより来るのか? その書物を紐解いている、読者の眼前にです。読者は一人であり、書物は一冊。なぜその一冊を選んでいるのでしょう。ある種の経過(なりゆき)で? ある種の運命で? なぜ、その一冊と--同じ時間を共有して--読むのでしょう? 読まれている瞬間、おなじ時間を生きているのは、その一冊と、そのひとりだけなのです。
一冊の書物にとって、読者とはつねに唯一の人間を指すのです。
だから、どのような経緯で?
強制?
偶然?
だから、運命?
わたしは惟うのですが、書物はそれと出遇うべき人物のところに顕われるのではないでしょうか。
書物じしんの意思で。
愕然として、アーダムである魔王サーフィンは咒(かしり)を発するための行為を停め、呪文を停め、あらゆる動作を停止させて、下顎をガクッと落とします。
茫然自失として、みずからの著書であるファラーを見て、つぶやきます。
「もうページはない。おれは終わった」
それが敗北の宣言でした。
その一瞬、ファラーは生きている一冊として、書物がついに作者の手を離れたことを識りました。
どのようにでも攻撃可能な高みに、ファラーはいました。
優位に立っているのは、書いた人間(もの)ではない、書かれた人間(もの)だったのです。
古川の自作解説とも思われる部分であるし、三人の勇者の争いの結末というネタバレ引用だが、本書の複雑な構造に鑑みて、大して問題ないと思う。
暴夜(アラビア)とルビをふるとき、すこし昂揚する。日本語がなんだかバイオレントな跳躍をはじめるような、攻撃的な印象をおぼえてしまう。暴れ馬のような、そして薄い青い月光にさらされているような。もちろん、砂漠だって見えてくる。はるばると駱駝に乗って、ゆられてゆられて進んでいきたい砂漠だ、僕だけだろうか? 個人的な感覚なんだろうか?
でも、そんなふうに、ルビをふってみたいと思った。
これは「あとがき」の冒頭である。本書の文体の特徴の一つにルビの多さがある。「暴夜(アラビア)」は掛詞めいたちょっと特異な例であるが、一部を抜き出してみた。
・密計(たばかり)・油断(すき)・秋(とき)・術計(はかりごと)・術策(わな)・徒歩(かち)・転(くる)めく・擒(とりこ)・仮構(つくりごと)・契約(ちぎり)・風聞(うわさ)・運命(めぐりあわせ)・拠点(あしば)・剣戟(けんげき)・赫(かがや)かす・鏖殺(おうさつ)・実(げ)に・挽輸(ばんゆ)・出自(みもと)・処理(こな)す・目標(あて)・鞏固(きょうこ)・凝乳(ヨーグルト)・喘鳴(ぜんめい)・憶測(うわさ)・活躍(はたらき)・現象(じたい)・処理(こな)す・話術(かたり)・仆(たお)れる・瞬間(たちどころ)・無愧(むぎ)・都邑(まち)・余類(いきのこり)・平素(いつも)・殉(したが)う・遇(あしら)う・自尊心(うぬぼれ)・歴然(ありあり)・一族(はらから)・号(さけ)ぶ・背後(しりえ)・拠点(あしば)・陣営(あしば)・中断(とぎ)れる・食蛇獣(マングース)・拿捕(とら)える・苔砌(たいせい)・殃咎(わざわい)・最後尾(しんがり)・片鱗(きれっぱし)・侏儒(ひきうど)・露見(ばれ)る・疱瘡(いもがさ)・細工(しかけ)・手中(たなうち)・鳩(あつ)まる・最後(いやはて)・緑野(オアシス)・虚偽(ガセ)・夢寐(むび)・瞋恚(しんに)・破摧(はさい)・房戻(ぼうれい)・示唆(たすけぶね)・氷面(ひも)
圧倒的に漢語を和語に置き換えた物が多い。それも、かなりに捻ったものが目立つ。まさに「訓(よ)み仮名」とでもいうべきなのだろう。ある意味、本書が「翻訳」されたものという体裁を整えるための技とも言える。この他、漢字語にカタカナでアラビア語のルビというのもかなり多用されているが、これは省略しておく。
本書を読み進めながらいつも頭の隅に、Morris.愛蔵本の一冊「アラビアンナイト物語 井上勤訳」があった。
Morris.にとってアラビアンナイトといえば、バートン版でも、少年少女世界文学全集本でもなく、漢文読み下し調のこの一冊だった。大正時代の本(正本は明治だろう)だから、総ルビだが、今回改めて見なおしたら、古川作品の文体に通じるものがあると思った。
パソコン上でのルビ表記は面倒臭いものの一つで、Morris.は( )で代用してるが、さすがに総ルビというのは負担がかかりすぎるので、ルビなしでも読めるものは省略して、一部引用しておく。
シェラザードが、王のもとに罷り出て、話を引き伸ばす算段を妹に指示する場面である。
偖(さて)王の臥戸に入りて暁近くなりし時、おん身妾(わらは)を揺り動かし、喃(なう)姉君よ目醒したまへ、最早(もはや)東白(あく)るに間もなきに、お顔を拝むは今霎時(しばし)、只纔(せめ)て現世(このよ)のお名残に今迄多く読みたまひし書籍(ほん)の中なる話説(はなし)を語り聞(きか)したまへと、最(いと)悲惨(かな)し気(げ)に云ひたまへ、妾は其の時おん身に向ひて最(いと)おもしろき物譚(ものがたり)を口に任して語るべし、左(さ)すれば、頓(やが)て夜の明て話説(はなし)は途中に跡継(とぎ)れなん。
人の情(じやう)とて聞かけたる話説の終結(をはり)を聞かざれば、物足(ものたら)はぬ心地すなるに王は必らず物語の終結(をはり)を聞んと思ひたまひて其の日は妾を殺したまはず、次の宵まで置きたまはん、此の手段(てだて)にて次第々々荒(すさ)ふる王の御心(おこゝろ)を和(なだ)め柔らげ府中の人の悲嘆(なげき)を済(すく)ふ妾が心底、嗟(あな)賢人(かしひと)にな語りたまひぞと、云へば妹は打点頭(うちうなづ)き仰せ畏(かしこ)み候ひぬ、よく為(な)したまへと回答(いら)ふるにぞ、姉は喜こび暫(しば)らくして妹に別れの言葉を述べ、乳に従がひ健々(いそいそ)と王宮指して赴(おもむ)きぬ。
ああ、こちらも、再読したくなりそう(^_^;)。
2013/05/02(木)●熟酔(>_<)● |
午後4時起床(>_<)
完全に宿酔ぢゃあ(>_<)
そのままベッドで死んでた(^_^;)
今日の歩数は0歩。
2013/05/01(水)●ひさびさ暴飲(^_^;)● |
8時起床。
今朝の血圧は198/100/78。
朝の3点セット。
昼前自転車で、コーナン、六甲アート(デジカメプリント)、やまや(カティ・サーク)、灘図書館、マルハチと回って4時帰宅。
今夜の阪神-広島戦はサンTVとABCのリレー中継で、解説に金本、矢野、下柳というかつてのアラサー揃い踏み。
金平牛蒡作って、カティ・サーク飲みながら野球中継を楽しむ楽しむはずだったのが、3回に4点取られ、打線は前健から1点も奪えず、結果0-5のシャットアウト敗け(>_<)
気がついたらカティ・サーク半分以上空いてる。後はおぼろ昆布である。
今日の歩数は2004歩。
六甲道の空 |
照光寺のクロ |
水道筋の三毛 |
今日のぶんちゃん |
金平牛蒡 |
豪華解説陣 |
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