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Morris.日乘2005年4月 
ここは、Morris.の日記です。読書記録、夢のメモ、宴会の報告、友人知人の動向など、気まぐれに書き付けるつもりです。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。  
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白きくらげ 黒きくらげ

Morris. personal calender
10年目の罹災日記

【2005年】 3月 2月 1月
【2004年】 
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2005/04/30(土)●消えたMorris.のGW!?●

うぷーっ!!またまた宿酔である(>_<) それでも早出して、奥井さんら5人で名古屋市昭和区南山の韓国人宅、トラック2台分の配達。同じ日にエアコン取り付け作業が入ってたため、作業が一向に進まない、おまけに家具の配置などがほとんど決まってなくて、組み立て、移動などでえらく時間を食ってしまった。
このあたりは住宅街で、食堂もコンビニも見当たらない。ずいぶん歩いてやっと見つけたのが「Canny Row」とかいう、イタリアレストラン(^^;) 超高級料理店というわけでもないが、やはり作業服姿のわしらは場違いだった。ランチタイムで、サラダ、飲み物などバイキングスタイルで思ったより低価格(とは言ってもいつもの昼食の倍くらいは必要)だった。ベーコンと茄子のスパゲッティはなかなか美味しかった。これで宿酔でなければ言う事なかったんだけどね(^^;)
倉庫にもどったのが7時半。事務所の作業予定表見たら、いつの間にか、5月はじめの連休すべてに仕事が入ってる(>_<) 連休中に例のハングル&ポンチャック講義の準備をするつもりだったのが、これではちょっと無理である。何とか一日だけでも外してもらわなくては。世間では大型連休で、10日くらい連休の人も多いとか言ってるようだが、Morris.はGWどころではなくなったようだ。まあ、ふだん平日に連休たっぷり取ってるから、これはこれでバランス取れてるんだろうけどね。
今夜も阪神はずるずるとヤクルトに負けて、これで3連敗(>_<)
島田和夫部屋スケジュール更新。

【おかしな男 渥美清】小林信彦 ★★★☆ 96年8月68歳で亡くなった渥美清だが、本書は97年から99年に「波」の連載を大幅に加筆訂正したものである。評伝というより、渥美清と個人的親交の深かった著者のメモアールという色が濃い。

彼は複雑な人物で、さまざまな矛盾を抱え込んでいた。無邪気さと計算高さ。強烈な上昇志向と自信。人間に対して幻想を持たない諦めと、にもかかわらず、人生にある種の夢を持つこと。肉体への暗い不安と猜疑心。非情なまでの現実主義。極端な秘密主義と、誰かに本音を熱く語りたい気持。ストイシズム、独特の繊細さ、神経質さをも含めて、この本の中には、ぼくが記憶する彼のほぼすべてを書いたつもりだ。
しつこく繰りかえすようだが、これは彼についてのぼくの記憶の集大成であり、ポルトレエ(肖像、風貌描写、性格描写)とでも称すべきものである。日本語でいえば、[風貌姿勢]であろうか。時が長きにわたるので、伝記のように見えるかも知れないが、それは結果に過ぎない。(あとがきより)

小林信彦は、Morris.にとっては「ヒッチコックマガジン」の名編集者、「日本の喜劇人」「笑う男」などの日本の喜劇役者論で素晴らしい仕事をした中原弓彦名義での印象が強い。というか、はっきり言えば、小林信彦より中原弓彦が絶対に好きなのだった。本書は名義こそ小林だが、内容的には中原の系譜に位置するもので、彼の喜劇への理解の深さ、愛情、憧憬、分析、批判、事情通ぶりが存分に披露されている。
怪物的超ロングセラーシリーズ「男はつらいよ」の「寅さん」のイメージが巨大すぎて、渥美清=寅さんというのが、世間一般の常識みたいなものだが、それとは別次元での、渥美清論(+日本喜劇界論)という意味で、注目すべき労作であることは間違いないのだが、渥美清にも日本喜劇にもそれほどの思い入れのないMorris.には、若き日の中原弓彦名義の喜劇評論の残滓でしかないような印象が拭えなかった。
寅さんが、虚像だとしても、それでいいのでないかい、という気持もある。「寅は死んで名を残した」わけだ。

2005/04/29(金)●1979年●

昨日の日記に阪神楽勝で、首位奪回なんてことを書いてたが、実は、あの後、とんでもない試合展開になって、阪神は8-9の大逆転負けを喫してしまったあ(>_<)6時半起床。今日は休みなのだが、つい仕事あるときと同じ時間に起きてしまった(^^;)。
洗濯しながら、昨夜10chで録画しておいた韓国映画「リメンバー・ミー--原題 トンガム(同感)」見る。本来なら10ch木曜日の深夜は「愛の群像」があるはずなのに、GWに合わせて韓流映画特集をするらしく、今週と来週はお休みということらしい。443さんがぐいぐい酒場に書き込みしてくれたので分かった。もしこの書き込み無ければ、時間帯がずれてしまってたはずだ。443さん、ありがとうm(__)m
この映画は2000年の作品で、2000年と1979年に住む二人が不思議な通信機でメッセージをやりとりするという話で、ちょっと前に見た「イルマーレ」に似ていると思った。この作品は日本でもすぐリメイクされたとのことだった。そのときのタイトルが「リメンバー・ミー」だったらしいが、本作の場合も韓国語のタイトルそのまま「同感」にしておいてほしかった。何度も書いてることだが、なんで韓国映画を日本で上映するときに、意味も無く改変するのかわからない。それも変てこな英名だったり、全く違う邦名だったりするのは、はっきり言って不快だし迷惑でもある。
この作品は、それなりに面白かった。Morris.はヒロインのキムハヌルを巻田さんが持っていたグラフ誌でみて、すごく気に入ったので、期待してみたのだが、本作品の彼女は、まあ平凡な韓国美人だった.
本作品での眼目は、制作された2000年とヒロインが生きている1979年の二つの世界の対照的描写だろう。特にMorris.のまだ知らなかった79年当時の韓国の姿をうかがうことができる、というだけでもある種の興味を覚えた。
1979年10月26日には朴正熙大統領が射殺され、12月12日には金斗煥がクーデターで、実験を掌握した年である。
2000年と1979年の時間差でやり取りする二人の会話、そして二人それぞれの恋愛を、うまく交錯したストーリー展開は、流石、と思ってしまった。1979年といえば、Morris.が神戸に住みはじめたばかりの頃で、日本では第二次オイルショックで大騒ぎしていた頃である。山口百恵ブームもこの頃だったらしい。ヒロインのキムハヌルは、何かの雑誌でえらく綺麗だったが、この映画見る限りではあまりインパクトはなかった。
夜は矢谷君宅で、宮崎地鶏大会。T&TのCD完成の慰労会みたいなもので、竹田君、伊藤一家の総勢6人というこじんまりした集まりだった。勇造さん肝入りの鶏は流石に美味かった。
阪神はヤクルトに一点差の惜敗。


宮崎の地鶏

恒例の記念写真 拡大画像

竹田、矢谷のブルースセッション
2005/04/28(木)●ノレバン98号ピンチ(>_<)●

昨日、一昨日と同じ現場。今日が最終日だった。今日も、昼食はほか弁持って保倉神社まで登る。
作業は2時過ぎに終了。倉庫でヴァン詰めやトラック積み込みやって、5時半に帰宅、明日から図書館も休みが多くなるのに、急いで灘図書館に駆け込む。
明日からGWなので、久しぶりに家庭内ノレバンでも楽しもうか、と、ノレバン98号を作動させたが、CDROMを認識しない(>_<) ちょっと前からどうもCDROMドライブの調子がおかしいときがあったのだが、今回は、全くディスクが回転してないようだ。ドライブのプロパティ見ると、アクセスできない由のメッセージが出る。電源は通じてるみたいだから、ドライブのモーターがいかれてしまった可能性が高い。筐体のカバー外してみたが、ノレバン98号はコンパクトなタイプで、取り外すのがMorris.にはむずかしそうだ。名前の通りこのマシンはOSにWin98が入っていて、韓国歌謡カラオケCDROMは、Win2000では試用できないから、豆ノートのちびくろはWin95で、以前巻田さんに頼んで、ウリチプノレバンというソフトだけは内臓HDDに移植してもらってるので、Morris.亭ノレバンが皆無になるわけではないが、ちびくろの画面ときたら、とんでもなく小さいし、音も貧弱に過ぎる(>_<)
今夜の阪神は井川先発だが、打線が好調で、5回で7-1だから、今日で中日と首位に並ぶということになりそうだ(^o^)

【探偵伯爵と僕】森博嗣 ★★☆☆ あまりこの著者の作には食指を動かされないのだが、本書の造本に惹かれて手にとってしまった。ちょっと小ぶりのハードカバーで、大きめの活字、2色刷りの挿絵、Morris.が小学生時代に愛読した少年少女向け娯楽小説本を髣髴させる装釘である。
講談社の「ミステリーランド」というシリーズで、惹句が「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」である(^o^) Morris.の世代(いやな言葉だが団塊の世代)と、その子供たちをたーげっとにした、あざといシリーズといえるかもしれない。しかし、Morris.としてみれば面白ければそれでよいわけで、先にいえば、本書はそれほど面白くも無かったが、30人近くも挙げられているこのシリーズの執筆陣を見渡すと、必ずや何作かは、面白い作にめぐり合えそうな期待を持ってしまった。
本書は小学生の「僕」が中年男性探偵「伯爵」と知合い、誘拐された友だちを追って、自分も狙われてしまうが、伯爵と、警察の連携で事なきを得た事件を「僕」の日記としてまとめたという、ストーリーとしてはたわいの無いものである。作者の眼目は、それより、「僕」と伯爵の会話のなかの哲学的クイズめいたやりとりや、犯罪者(と犯罪そのもの)へのうがった見方にあるのだろうし、事件自体でなく、「僕」の意識的粉飾のどんでん返しにあったのだろう。このあたりちょっとわかり難いが、いちおうミステリーを冠した作品だけにネタバレを避けてるのだ。
たしかに、この仕掛けで、ストーリーの読み直しが可能になる(強要される)のは、新しい試みでもあるのだが、Morris.は、あまり感心しなかった。
こういう類の作品では不可欠と思う、主要登場人物の魅力が、あまり感じられないのが致命的だと思う。

2005/04/27(水)●また疲労が(^^;)●

昨日と同じ現場。今日は昼食はほか弁持って、保倉神社まで歩き、のんびり食事できた。
しかし4月も終わろうとしているのに、仕事がけっこう詰まってて、それも担ぎも多い現場のためか、何かしっかり身体全体が疲れてしまってるようだ。まもなくGWに入るので、この際休養に努めることにしよう(^^;) 
今夜は阪神、苦手の中日を6-3で降して久々の勝利。

22005/04/26(火)●救出進まず●

溝渕、小川さんらと本山北の保倉山中にあるマンションのドイツ人、上海行きの現場。斜面に建っているので、エレベータは乗り換えということだったから、これはややこしい現場かと思ったが、裏口からエレベータ使わずに出入りできることがわかってほっとした。
尼崎のJR脱線事故は救出作業が進まず、死者は65名を超えたらしい。JR側は置石の可能性などと言ってるが、運転士のスピード出しすぎと急ブレーキが原因らしく思える。
甲子園の阪神-中日戦は、福原-山本昌の投げあいで6回までは0-0の息詰まる接戦だったが、福原7回で崩れ後は自滅で1-6の敗戦。

2005/04/25(月)●三日酔い(>_<)●

うっぷーっ、宿酔である(>_<) 電話で起こされる。浅海君からで、今日仕事来ないのか?とのこと。今日は休みだ、と返事してまた寝る。やっと12時ごろ起き出して、金曜日に事務所から届いた携帯メールをチェック。あぢゃぢゃ、今日も仕事入ってたらしい(>_<)。このところ仕事の連絡ミスが続いてたのだが、今回はMorris.の勘違いだったようだ。メールには「火曜日までの予定ということで、土曜ナシ、日曜ナシと続けて書いてあったので、てっきり火曜日まで仕事なしと思い込んでいたのだった。スクロールして最後まで読めば、たしかに月曜、火曜のスケジュールが連記してあったのだが、メール見たときは、一挙に一番下までスクロールして火曜日の予定だけしか見なかったにちがいない。どっちにしろ、Morris.の粗忽さが原因だが、こういった連絡メールではなるぺく簡潔かつ誤読を招かない文面にすべきだと思う。結果的には久しぶりのおさぼり君(>_<)になってしまった。
一日パジャマで部屋でごろごろしてたが、夕方にTVつけたら、今朝尼崎付近でJRの列車脱線事故のニュースやってた。50人以上が死亡したらしい。カーブで脱線し脇のマンション1Fの駐車場に突っ込んだらしい。ちょっと信じられない事故である。まだ1両目には多くの人が閉じ込められたままで、被害の広がりが最小限に留まることを祈りたい。

2005/04/24(日)●久々の連チャン●

8時起床。うっぷーっ、宿酔である(>_<) 朝風呂使い、ちょっとましになった。左足の中指がえらく痛い。昨夜酔って何かしたんだろう(^^;)
昨日録画しておいた「オールイン」第2話を見る。今回もまだ少年時代が続いてて、放火殺人で刑務所に7年入った主人公が出所するところでやっとイビョンホンになった(^^;) お目当てのパクソルミは配役のところでちらっと垣間見るのみ。したがって感想も特になし。
お昼に高山夫妻と藍ちゃんがやってくる。5月の高校特別非常勤講師(^o^)の提出書類持参である。履歴書なんか久しぶりに書いたぞ。
しばらくKBSアーカイブの「歌謡舞台」など見て和む。今週は女性歌手特集で、キムスヒ、ハチュナ、チュヒョンミ、チェジニなどが勢ぞろいだった。藍ちゃんはちょっと人見知りするようになってたが、例の花開く中国茶を出したら面白がってたようだ。
阪神は今日もデイゲーム。新人能見が好投して8-3で快勝。能美プロ初勝利である。
夕方メリケンパークの海洋博物館へ。震災10年を記念して、リニューアルしたメリケンパークと博物館の催しで、春待ちファミリーBANDは博物館内の特設ステージの「トワイライトカフェコンサート」に出演である。
以前は博物館は有料だったが、今は無料開放になり、小奇麗な店や展示があり、公園もライトアップされ、フィリーマーケットなど屋台も出てにぎわっていた。
今日はメンバー8人勢ぞろいで、演奏は6時、7時の2回、久しぶりにゆっくり春待ちファミリーBAND演奏を楽しめたような気がする。来月以降も数回(5/22(日)、6/26(日)、8/28(日))あるので、是非見に来て欲しい。
ひさしぶりの打上げで、社長、秋本、井山、伊藤、みっちゃん、谷尻さんの7人で元町「万」へ。最近のMorris.には珍しく連チャン飲み会となった。明日も仕事休みだからと、さらに三宮高架下の屋台みたいな店にはしごして、けっこうぐでんぐでんになって帰った模様(^^;)


Morris.亭でくつろぐ高山家族。とても21世紀とは思えない(^^;)

博物館内の特設ステージはこんな感じである

まさに絵葉書風スナップ。ポートタワー(左)と海洋博物館

打ち上げは「万」で

ホタルイカは美味しかった

両手に団子?

【あの人この人 昭和人物誌】戸板康二 ★★★☆☆ 1993年1月に88歳で亡くなった著者が、90年から93年5月まで「オール読物」に連載したものだから、文字通りの遺作ということになるだろう。「ちょっといい話」につながる交遊録みたいなもので、以下の34人の挿話が収められている。

江戸川乱歩、徳川夢声、有吉佐和子、菊田一男、芥川比呂志、小泉喜美子、三島由紀夫、川口松太郎、岩田豊雄、古川緑波、伊馬春部、奥野信太郎、田辺茂一、藤本真澄、三宅周太郎、十返肇、小宮豊隆、花森安治、寺山修司、大谷竹次郎、田村秋子、川尻清潭、円地文子、渋沢秀雄、宇野信夫、玉川一郎、辰野隆、武智鐡二、土岐善麿、安藤鶴夫、小泉信三、久保栄、東山千栄子、渥美清太郎

中には未知の人物も含まれるが、ともかくもこれだけの著名人と親しく付き合ったというだけでもなかなかのものである上に、生来の人好きと、観察眼の鋭さがあいまって、読み応えのある回顧録(物故者中心)となっている。
それぞれにちょっといい話が含まれていて、引用するときりが無くなりそうだが、フランス文学者辰野隆(たつのゆたかと読むことも初めて知った)の項に出てきた、ルナールのアフォリズムだけを引いておく。

・微笑は渋面の始りだ
・彼のために拍手をしなければならない時の手の優柔不断
・燕---風の一番気に入りの玩具


最後の燕の句なんか最上の詩だね。
遺作ということで、あとがきを妻の戸板当世子が書いているが、これが、また実にすばらしい弔辞になっている。

戸板は人間が好きで、こういう人物に関することを書くのが、大好きでした。この仕事も、毎回、とても楽しんで書いて居りました。いつもの、食堂のテープルで書いていた姿が、思い出されます。

私は戸板の書くものは、随筆にしろ、小説にしろ、こういう「人物誌」「ちょっといい話」など、大好きでした。一番のファンだったかも知れません。五十二年も一緒に暮らし、戦争を除いては、楽しい、幸せな日々でした。殊にお互いに年をとってからは、いたわり合って、一日一日を大切に暮して参りました。本当に心のあたたかい、やさしい人でした。
すーっと消える様に、突然亡くなってしまい、納骨も終えたというのに、私はまだ信じられない様な気持で、とまどっています。
いかに大切な人を亡くしたのかと、胸が痛みます。我が家の門のそばの、白木蓮の花も散り、桜がほころびかけております。いつも二人で楽しんでみていたのが今年は一人です。一緒に見ていたテレビも一人です。何もかも、ひとり、ひとり、という感じです。
二人共旅行が好きで、パリ、中国、京都など、随分方々へ旅をしました。銀婚式には一ヶ月、ヨーロッパをまわり、楽しい思い出が一杯です。大切に胸に秘めて、心新たに、暮らして行こうと思っております。こうして書いているそばで、「お茶にしようか」という声がきこえて来ます。


「もって冥すべし」である。

2005/04/23(土)●真実に騙されてた(^^;)●

7時起床。昼から「真実」の最終回見る。今日は2話一挙放送だった。リュシオンはお決まりの記憶喪失(それも最近4年分だけ(^^;))、チェジウはあっという間に回復、シニの父はせっかくソウル市長に当選したのに、娘の不祥事などで監獄入り。チェジウはしつこくインターネットで暴露記事掲載、さらにスンジェの撮ったビデオを手に入れたチェジウはこれもネットで公開。こうなってはもうどうしようもない。そして最終話のクライマックスは、シニとスンジェの愛の告白、そして道行き(自動車で入水心中)、このドラマの真実(主人公はチェジウとリュシオンでなくこちらの二人だった)が明らかになった(^^;) チェジウらは、二人を自殺に追い込んだことなんか毛ほども気にすることなく、留学先に向かう飛行機の中でいちゃつく場面でthe END。Morris.は、すっかりシニに同情してしまったよ(^^;)
今日の阪神は午後1時半からのデイゲームだったが、4chで録画放送があったので、そのまま見る。3-0でリードした9回裏久保田が2本ホームラン打たれて危ないところだったが、何とか逃げ切り勝ちの杉山初勝利。録画だけにちょうど1時間半に編集されてた。
今夜は、7時から三宮「牛角」で会社の焼肉宴会である(^o^) この店は東京資本のチェーン店らしいが、店員の言葉遣いが変に丁寧で気持悪かった。肉やタレの味は悪くないのだが、コースの肉が最初やたら速攻で出てくるし、飲み放題のビールはなかなか出てこないので、秋本君はかなり怒っていた。何かメニューも上品というか、ホルモン系は少なく、何といってもMorris.最愛のミノが無いのは致命的だった。参加者は16人でけっこう盛況、若手は肉を食いまくり、大騒ぎで盛り上がった。Morris.は始めはビールも押さえ気味で肉に専念してたが最終的にはビールのメートルもあがって、すっかりいい気持になってた。浅海君と二次会行こうとしたが、かなり酔ってたので、山笠でラーメン食ってお開きにする。


元町道路に花びらの絵文字
もういいかげん出来上がってる
恒例記念写真 拡大画像

【文学から見る「満州」】川村湊 ★★☆☆ 「「五族協和」の夢と現実」と副題にある。満州への思い入れが特に強いわけではない。ただ「虹色のトロツキー」を読んでから、ついつい覗いてみるようになった。川村の仮想旅行記「満州鉄道まぼろし旅行」はけっこう楽しめたのだが、本書は満州文学という、初めから不毛な分野を主題にしているだけに、期待もしてなかったし、予想通り面白くも何とも無かった。
満州国の理念「五属協和」は、日本人、満州人(漢人、中国人)、蒙古人、ロシア人、朝鮮人の5つの民族の大同団結を意味するのだが、これはお題目に過ぎず、日本の属国であることは誰の目にも明らかだったし、その中での文学運動は体制に迎合するものが優遇され、反対するものは出版不可能ということも言うまでもない。
戦争が本格化するにつれて、日本国内でも文学どころではなくなった時期に、満州でまともな文学運動が起こるはずもなかった。結局川村の結論も、満州の文学には見るべきものはあまりなく、満州の作家のレベルも、二流以下ということになる。それより、当時満州で少年時代を送り、敗戦、満州崩壊を体験した日本人小説家の戦後の作品に注目している。三木卓の「ほろびた国の旅」、赤木由子の「柳のわたとぶ国」などは、Morris.も読んだ覚えがある。
日本人以外の各民族の作家の作品については、ほとんど関心を持てないというか、著者自身も当時の翻訳(あるいは日本語で書かれたもの)でしか読めないだけに、一種の資料としての価値しか認められない。

「満州」や「満州国」に関する歴史学的、政治学的、経済学的、社会学的研究は近年とみに発展している。だが、文化研究、文学研究についてはは、いくらかの基本的資料の復刻が目立つ程度ではかばかしく進展しているとはいえない。そうした研究の手薄さを少しでも補い、しかも文芸批評としても成立するような本を目指したが、その成否は読者の皆様の判断に委ねたい。


とあとがきにあるが、残念ながら、あまり高い評価ができかねるようだ。そして、その原因は著者の側ばかりにあるわけでも内容で、そのまずしさこそが、満州という国の空ろさを表わしているといえるのかもしれない。

2005/04/22(金)●三隣亡?!●

定時に事務所に行ったら、今日同じ現場のとしろうはすでに出発した後だった?!?! 日程表を見るとMorris.の名前は消えている。昨日は確かに名前入ってたのにい(>_<) 先日のこともあるので、むかっ腹立てて、帰ることにする。何だかなあ、である。
バスで三宮東公園前下車。まだ朝早いので、図書館も開いてないからしばらく公園で時間つぶし、片隅に透明な記念碑があり、中で炎が燃えつづけている。「阪神大震災の記念碑」らしい。
ふと思いついて、すぐ隣の神戸市役所24Fの展望ロビーに上がってみる。初めてだったが、いまどき24階くらいでは高層とも言えない。景色もいまいちである。この市役所に限らず、展望台のガラスはかなり汚れたままになってることが多い。六甲アイランドの30数階の高層マンションの現場の方がはるかに景色が良い。第一あちらはベランダからだと、素通しだし、海が近い。
9時過ぎに三宮図書館に行ったが、図書館は10時開館だった。そのまま歩いて中央図書館に行くことにする。桜の見頃は終わったとは言え、世の中まさに花盛りである。天気もいいので、家庭の庭先園芸植物などもデジカメに収める。道路沿いの花壇にネモフィラが植えてあり、おなじみの空色のものの他に白と青の斑模様や、白地に斑点の入ったものなどがあった。斑入りは実に可憐で、何となく昨日守口で見た褄黄蝶を連想した。
大倉山東の川沿いには八重桜の並木があり満開だった。その下にでっぷり肥ったトラ猫がいて、これもデジカメに収める。
で、中央図書館にたどり着いたら閉まってる(>_<) 春の蔵書点検期間中、それも今日まで閉館ということだった。うーーん、ついてないぞ。今日は三隣亡か(^^;)
仕方ないので体育館西の四つ角の「山神山人」に行く、ここは大谷君が店長をやってると言うので一度行っとかなくてはと思ってたのだ。11時開店と言うので店の前の椅子で10分ほど待つ。大谷君と会うのも久しぶりだ。普通のラーメン頼んだら煮玉子をサービスに入れてくれた、ラッキー(^o^)
時々行く新在家の「山神山人」と同じチェーン店だから良く似ているが、贔屓目なのか、こちらの方がちょっと美味しいような気がした。
ハーバーランドまで歩いて、安売りの「サンキューマート」を冷かしたが、今日は何も買うものはなかった。Sofmapも覗いてみたが、今のところ特に食指を動かすようなものはない。
3時前に帰宅。一昨日の深夜録画しておいた「愛の群像」見る。今回はキムヨンエの出番が多かったが、借金に追われてるためか、ちょっとお疲れ気味で顔色も冴えなかった。見終わったら10chで「ホテリア」の再放送やってて、同じペヨンジュンが出てるので変な気分がしたが、こちらのホテルの女社長と無くなった旦那の写真を見て、「愛の群像」のキムヘスの両親と全く同じキャストだと言うことに気がついた。
今夜の阪神は、横浜に初回一点先取しながら、隅1のまま、あっさり逆転され、1-3で負けてしまった。やっぱり今日は三隣亡だったらしい。


東公園の震災記念灯?

斑入りのネモフィラ

終いの八重桜

大倉山の野良トラ猫

体育館西の「山神山人」

ユニフォーム姿の大谷店長


【北朝鮮「楽園」の残骸】マイク・ブラツケ 川口マーン恵美訳 ★★★
 「ある東独青年が見た真実」という副題がある。1973年東独生れの著者が、99年から2003年にかけてNGO援助活動で北朝鮮に入り、その時撮影した写真と、回想を綴ったものである。
16歳で東西の壁の崩壊を体験した著者だけに、共産圏社会を追体験して懐かしさを感じたりもしているが、おおむね、北朝鮮の特異的独裁体制と貧しい庶民の暮しへの批判的態度が伺われる。
しかし、Morris.は、文章より写真(それもほんの一部)にのみ関心を覚えた。これらの写真も、すんなり持ち出せたわけではなかったらしく、生の北朝鮮を写したものとして貴重なものである。
枚数を稼いでいる、国威誇示のためのマスゲーム風景や、金父子の銅像、ポスターなどは、良く見かけるものなので、珍しくも無かったが、地方の病院や農作業、工事現場の写真には目を引かれたし、なんといっても、子供たちの姿には心をうたれてしまった。
Morris.が生きてる間に、彼の地へ赴くことはできるのだろうか?もちろん、今でも金を出せばおし着せのパック旅行はあるのだが、ああいう旅行はしたくもない。

【社会派くんがゆく! 激動編】唐沢俊一×村崎百郎 ★★★ 唐沢は周知だが、村崎という人は初めて知った。紹介によると「鬼畜ライター」で、根本敬と「電波系」を共著したとある。ちょっとアブナい系であるらしい。
本書はWebマガジンで連載されている「社会派くんがゆく!リターンズ」の2002年分をまとめたものらしい。
鈴木宗男、ワールドカップ、タマちゃん、米のイラク攻撃準備、北朝鮮拉致被害者などがメインニュースである。
この手の作物は、鮮度が第一なので、こうやって2、3年あとくらいに読むといちばんタイミング外れになりがちなのだが、この二人の過激なやりとりは、それなりにMorris.には刺激的だった。
初っ端から、雪印食品牛肉偽造事件に関連して

村崎 オレ、うれしくてたまんないのがさ、また兵庫県でしょ? 去年の明石の将棋倒しや大阪の手錠女子中学生事件の時にさんざん言ってた「関西でヘンな事件が多発するのは、阪神大震災の時の貰い癖で住民の根性が腐ったから」って持論がまた的中しちゃった(笑)

という、神戸在住のMorris.に喧嘩売ってるのか、と思わせる発言である。そりゃないぞ、と反撥しながらも、心のどこかをチクリと刺されたような気分にもさせられてしまった(^^;)
どっちかと言うと、唐沢(ボケ)と村崎(ツッコミ)パターンで、唐沢の発言にはニヤリとさせられたりする部分が多いのだが、「鬼畜」を自認する村崎の発言はかなりヤバい。

われわれは社会時評をやってるフリをしながら、実は各種事件の被害者、加害者、遺族、警察、マスコミ報道関係者に一切の配慮&哀悼の意を表することなく、規制の倫理&道徳&社会常識&ヒューマニズムを完全に無視して、善悪の悲願を超えたはるか彼方の暗黒領域から、真にふざけきった現実的無立場で、論理もクソもない手前勝手な意見やたわごとを好き放題に語り合っているだけである

という村崎のあとがきのとおりである。
ネットで展開されるということで、2ちゃんねる掲示板ののりに似たものがあるし、本文中でも2ちゃんねるを意識してるが、こういったやりとりはROMに徹するに限る(^^;)

2005/04/21(木)●スプリング・エフェメラル●

昨日と同じ現場。昨日大部分片づけておいたので、昼過ぎには作業終了。昼食も昨日と同じうどん屋で、かやくご飯と冷たいぶっかけうどん,頼む。これもなかなか美味しかった。昼休みに付近を散策。守口駅北側のあたりは、今でも昔風の文化住宅やアパートが多く残っている。中にはもろ、映画や漫画に出てきそうな、素敵な(^^;)たたずまいの建物もあった。デジカメ持っていかなかったのが悔やまれる。その後、小さな公園の金網付近で、ちいさな白い蝶が飛んでて、紋白蝶かとおもったが、これが久しぶりにお目にかかる褄黄蝶だった。なかなか金網を通り抜け切れずに手前をふらふらしてたが、疲れたのか、ノゲシの花に止まって一休みして蜜を吸い始めた。こっそり近寄っても逃げない。本当に目の前4,5cmからじっくり観察することができた。かなり鱗粉が取れて一部透き通ってたが、それでも生きてる褄黄蝶をこんな間近で見たことはない。羽の表は、雄は名前のとおり羽の先に黄色のポイントがあるのだが、今日観察できたのは雌だったので、紋白蝶とあまり変わらない。注目すべきは羽の裏側で、地味なようでいて、良く見ると複雑な網目模様、そこに微妙な黄色が渋く配置されている。そして羽が平面でなく、なんともいえない優雅なカーブを描いている。この蝶はけっこうファンが多く、そのエレガントな姿と、出現時期が限られていることもあって「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」と呼ばれたりもする。うーーん、本当にデジカメ持参してなかったのが悔やまれる(^^;) それでも10分近く親しく鑑賞できたのだからよしとしよう。
今日は阪神、井川だったので心配したが、結果は11-2で楽勝だった。今年の阪神は強いときと弱いときの落差が大きすぎる。

2005/04/20(水)●福原連敗●

西根君ら5人で守口市の中国人宅の香港向け荷物のピックアップ。バイトが二人来たが、50前くらいのバイトは、レインジャーやトライアスロンなどやってた、肉体派で、北海道でサバイバル訓練中に空腹に耐え切れず、飼い犬(>_<)を絞めて生肉を食ったなどという体験話は面白かった。
昼食は「やしま」というチェーン店っぽいうどん屋で唐揚げ定食。ここのうどんが意外に美味しかった。
今夜の阪神は巨人キラーの福原と上原の緊迫した投手戦、になるはずだったのに、初回から清原のホームランなどで3点取られ、そのままずるずると零敗(>_<) そんなに上原の調子が良かったわけでもなく、チャンスはあったのにここというときにヒットが出ない。

【アリスの日】三上洸 ★★☆☆ 少女娼婦?アリスと、借金から組織の下働きになった男の逃避行といった趣のストーリーである。ヒロインの描写はいかにもロリータ心をくすぐるようにしつこく、それ風に書かれているが、主人公の男性は、自閉症気味で精神安定剤中毒で、投げやりで、体力も知力もそれほどないくせに、アリスへの「純愛」ぶりは異常で、体力も知力もあまりなさそうなくせに、身体的打撃にはおそろしくタフだし、相手のことを思いやって、別れたはずの元恋人宅にアリスといっしょに転がりこみ、結局は彼女を犠牲にしてしまう。散々追いかけられ、捕まり、痛めつけられながら、彼とアリスは生き残るというあんまりなご都合主義だった。

2005/04/19(火)●楽勝のはずが●

奥井さんと芦屋の中国広州行き荷物のピックアップ。中国行きの荷物は、内容を細かく記載する必要があるので、荷物量の割りに時間がかかった。
近所のチューリップ昼食は「赤ちゃん」でチキン定食。この店は神戸に3軒ほどある、庶民的洋食屋で、たまに入りたくなる店である。今日は12時過ぎだったので満員御礼状態でたっぷり20分くらい待たされてしまった。
今日から阪神は東京ドームの巨人戦。前半は下柳、高橋の投手戦。7回に金本2塁打、矢野3ランなどで一挙7点とって8-0になり楽勝と思ったら、8回裏リリーフ陣の乱調で3点差、二死満塁まで迫られたがどうにか逃げ切った。GW明けから交流戦が始まるが、その前に巨人を叩いておきたい。

2005/04/18(月)●七福神社●

西根君ら4人で奈良学園前の韓国向けピックアップ現場。
昼食は近くの「邂逅」という中国飲茶店。上海から来た女性が一人で切り盛りしてる。ランチは高菜ラーメンと、水晶餃子、中国ちまきのセット。それなりに美味しかったがいかんせん、Morris.にはあまりに少なすぎた(>_<)
帰り道「七福神社」という、小さな祠があった。覗いて見ると1.5m×1mくらいの花崗岩にぼんやりと浮き彫りされた七福神らしき石板が祀られていた。脇の看板には、大安寺の敷地から昭和30年ごろに掘り出されたもので、室町時代のものではないか、と書いてあったが、7体とも弁別できる保存状態からして、何となく胡散臭い気もする(^^;)
今日も、倉庫に戻ったら7時前で、コンテナ詰めなど済まして倉庫を出るのは8時前だった。
昨日の「開かれた音楽会」をKBSアーカイブで見る。本当に久しぶりにカンスジが出演してウォンミヨンと一緒に「オヌルカトゥンパム--今日のような夜」、それから自分のヒット曲「シガンソゲヒャンギ「時の中の香気」を歌った。日本でも一時はよくTVに出てたが、あの頃から10年近く経つのに、顔はまったくそのままだった。ちょっとびっくり。
そして「オモナ」で人気爆発のチャンユンジョンが黒いワンピースというちょっとシックなスタイルで登場。もちろん「オモナ」を歌ったのだが、流石に前よりは歌いなれてるようだった。続けてキムスヒの「ナメンヨルチャ」とヒョンスクの「ヨジュムヨジャヨジュムナムジャ」、ソジュギョンの「タンドルハンヨジャ」の3曲をメドレーで歌ったが、これはかなり下手っぴーだった(^^;)特に最後の「タンドルハンヨジャ」なんか、音程は外すし、テンポもヨロヨロだった。それでもあの笑顔でみんな(Morris.も)だまされるんだろうな(^o^)


奈良学園前「邂逅」の水晶餃子

七福神浮き彫りの石版

ほんとにおひさのカンスジ
2005/04/17(日)●愛の群盲●

8時起床。いい天気である。大阪造幣局通り抜けに行こうかとも思ったが、人ごみのことを思って断念する。
木曜の夜に録画してた「愛の群像」見る。キムヘスは何だかんだいいながら、ペヨンジュンと相思相愛になってしまう。ワリを喰うのはユンソナとキルジン先輩である。「冬のソナタ」「美しき日々」のチェジウもそうだったが、韓国ドラマのヒロインもヒーローもいざ恋愛となると周りのことは目に入らなくなるようだ。「恋は盲目」とはいうものの目に余るぞ。
続けて昨夜録画した「オールイン」の第一話を見る。よくあるパターン、第一話では主人公の子供時代ということで、主演のイビョンホンもMorris.お目当てのパクソルミもほとんど出番がなかった。来週からに期待しよう。
午後灘図書館に行き、何となく時間を過ごして夕方帰宅。今日は阪神、1点のリードを守りきれず1-2で逆転負け。新人能見が3回まで零封してたのに謎の降板というのが気にかかる。
10chで久米宏のTV復活番組「A」を見る。久々にお目見えの久米はえらく老け顔になってた。司会の相方が松浦亜弥で、コメンテータ(というか賑やかし)に夏木マリやオセロが出演。内容はアジア各国の情報をインターネット画面で同時中継するという、今風な割にチャチっぽい造りの番組だが、とりあえず来週も見ることにしよう。higashi4号でTV見られるようにしたので、最近やたらTVづいてる。

2005/04/16(土)●連敗脱出●

土曜と言うのに、西根君と朝から5軒もの現場を回って、6時過ぎに倉庫へ戻り、荷降ろしヴァン詰め、月曜日の配達荷物積み込みなどやって、倉庫を出たのは8時前だった。今日はソウルでは在日アジュマさんたちのグループが、ソウルに留学始めたばかりのひろちゃんとソウルオフやってて、Morris.も行きたいと思ってたが結局諦めることになった。しかし最近の竹島/独島問題で、反日感情が高まってるのが心配である。
今日は阪神,デイゲームで、中日に延長の末2-1で辛勝した。これで4連敗(名古屋ドームでの13連敗)を免れることができた。
やっと「美しき日々」最終回を見ることができた。チェジウはセナから骨髄移植ができるかもと聞かされて舞い上がり、駄目だとわかって落ち込み、他の移植で奇跡の回復、セナはカムバックして10週連続1位、という安易なハッピーエンドだったが、何だかなあ、であった。それにセナのステージでの付けまつげは、あんまりだった。

2005/04/15(金)●うーーん、残念●

奥井さんと一日倉庫作業。通関、ヴァン詰め、時間が余って天気も良かったので、クロスマットを金網に干す、ついでに埃をはたいておこうと、ダンボールを丸めて叩いたがいまいち力が入らない。長い目の金サシを芯にしてみたら、適当にしなって実に効果的だし、あまり力もいらない。これはなかなかグッドアイデアだと自画自賛。
今日から阪神は中日戦だが、名古屋ドームでは去年の4月からの11連敗中である。エース川上登録抹消というので、天の助けかと思ったものの、新人の中田に手もなく抑えられ、あわや完封負けというところで、9回に金本、矢野の本塁打で迫ったものの一歩及ばず5-6で、今シーズン初の3連敗、名古屋ドームで12連敗ぢゃ。明日は3時からのデイゲームだが、ちょっと深刻である。

【魔法探偵】南條竹則 ★★★☆☆ サントリーファンタジー受賞のデビュー作「酒仙」がすごく良くて、彼の作品を読みつづけてきた。しかしリラダンの新解釈といった風情の「虚空の花」以外は、どれもいまいち物足りなかった。
本書はひさしぶりにデビュー作に通じる雰囲気で、一気に読まされてしまった。作者の分身ともいえる、詩人で迷い猫探し探偵が、幽界の友人?の助けも借りて、不思議な探し物をする13話の連作短編である。主人公の秘書役になる骨から甦った美少女と、脱サラ離婚して居候になる友人とのデコボコトリオの掛け合いもそれなりに楽しませてくれるが、作者自身のディレッタンティズムが本書の眼目と言うことができるだろう。
英文学者で、漢詩にも造詣が深いだけに、ここ彼処に詩や文学の薀蓄が披露されるし、それ以外にもストーリーとは無関係の著者の随想めいたおしゃべりも多く、これは夏目漱石の「我輩は猫である」に通じるものがある。いやはじめから、
そういえば、先日名古屋に行ったとき食堂で「中日新聞」を見たら、漱石の「猫」が連載されていた。はじめは漱石に関するコラムみたいなものかと思ったのだが、読んでみると漱石の原文そのもので、末尾に現代人にはわかり難い単語の解説が付してある。たしかにすでに明治文学は注釈なしでは読めない世代が多くなっている。だからこういった試みは意味のないことではないと思う。

A little while and night shall come,
A little while, then, let us dream.

しばしのち 夜は来らむ
しばしの間 されば夢見む

我輩は近頃、よくこんなふうに些細なきっかけから、記憶の函がポッカリと開くことがある。これは老化現象だろうか? 心の病だろうか? 思い出が次から次と脳裏をめぐり、この天地に身の置きどころもなくなる苦しさ。"現在"をおしのける、かえらぬ日々--懺悔の情!
ああ、人はどうして思い出すのであろう! それは天地が思い出すからか? しかし、天に情があるなら、天もまた老い、鬢に霜をおいてもよさそうなものを、蒼天は何故にいつまでも青いか!

記憶とは、一つの謎だ。なぜなら、それは"我々"自身だからだ。
我々の魂は記憶である。記憶がないところに反省作用はなく、自我もない。
されば、記憶こそ宇宙の本体。そして記憶だけが、我々が墓まで持って行かれるものだ。我々は老いて肉体の健康も、覇気も、情熱も失う。友は死に絶える。古い思い出の場所は消えてゆく。過去は幻よりもはかない。どこにもない。記憶の中以外には--
"過去"は、"現在"の未来の姿だ。してみると、"現在"だって、とどのつまり幻ということになる。記憶だけが実在する。そして、それは我々の脳の一器官に宿っている。その器官には大権を揮う役人がいて、現在と過去の間に越えられぬ関をつくり、我々を現在に閉じ込める。しかし、彼の機能も絶対ではない。眠ればその力は弱まり、壁は崩れる。人生の終わりに脳が衰えてくれば、壁はやはり崩れるだろう。その時、過去と現在のけじめはない。かくして過去が最終的に現在に還るとすれば、それは今も--いつでも現在なのだ。なつかしい、死せる人が目の前にあらわれて、昔と同じ笑顔で笑うのを、我々は現実と認めたってかまわないのだ。
だがそれなら、生者の巷に齷齪している我々は一体、何だ?


哲学的考察というより、観念遊戯に近い。そしてこれはやはり漱石の「猫」に酷似している。本書は、ストーリーは二の次で寄り道を楽しんでいるようで、それはそれでMorris.を楽しませてくれたのだが、主人公と霊界の少女との物語の続編も読みたいと思う。
最終話が70年の大阪万博の再現で、時間に間に合わないと現在に戻れないと言う設定だったから、Morris.はきっと二人が遅れてしまい、少年少女の二人が、70年からまた新たな人生をやり直すことになるのではないかと予想してたが、作者の方が一枚上手で、うまくかわされてしまった。
いまどきめったにいない、良質のファンタジー作家だから、これからもこのての作を連作して、Morris.を楽しませてもらいたい。

2005/04/14(木)●桜の番犬●

7時起床。昨日の現場へ。仕事は昼までに終わったが、学用品などを最終荷物にするため、子供が2時に帰ってくるまで待つことになる。食事の後しばらく時間があるので、近所を散策.「ジンジャー」というアンチック玩具店があり、ショーウィンドウにかなり古いペコちゃんとそれよりさらに大きなアトム人形があった。
龍淵寺というお寺の駐車場では桜が満開で、ふらっと立ち寄ったら、木の下に犬小屋があり、雑種っぽい日本犬がのんびりと桜の番?をしていた。しばらくここでくつろぐ。
帰りに、キリスト教会の庭に不細工な猫がいたのでこれもデジカメに収める。
2時半にやっと現場を出発。帰り道もあちこちで桜が咲き誇っていた。ざっと三千本くらいは見ただろう。
今夜の阪神-巨人戦は福原、上原の投げあいで前半は投手戦だったが、後半巨人が連続得点で1-8という初戦の裏返しのスコアで負け越してしまった(>_<)
高山君から電話で、彼の勤務する高校で、韓国語と韓国サブカルチャーに関する講義?を依頼される。Morris.が講師なんて、できるのか?と思ったが、これも日記のネタ(^o^)になるので、引き受ける。いちおう5月6日と13日の2回ということになっている。どうなることやら、ちょっと不安もあるが楽しみでもある。
矢谷君の部屋SINGIN'ARROWに久しぶりにスケジュールと新曲の歌詞をアップ。


桜守の番犬。魚眼で撮ると日本昔話風な感じ、「花咲爺」?

古玩具店「ジンジャー」のでかいアトムと古いペコちゃん

教会の中庭にいたなんか不細工な猫。けっこう好き(^^;)
2005/04/13(火)●欲求不満な夜●

4時半起床。西根君と名古屋へ。天白区のアメリカ向け荷物や保管、実家向け荷物のピックアップ。荷物量が多いので二日取り、今夜は小林君宅泊ということになっている。名古屋から3人ヘルプに来る。仕事の後、5時半に名古屋事務所へ。西根君、高山さんと木村さんと4人で夕食でもと言うことになる。今夜は11ch(メーテレ(^^;))で7時から阪神-巨人戦の中継あるからそれを楽しみにしていたが1時間くらいならいいかと一緒に「八戒」という中華へ。普通の食事頼んで、食べ終わってからも、ぐだくだとらちもない話が続く。飲み会ならともかく、追加注文もたのまずの長っ尻というのも居心地悪いが、それ以上にMorris.は野球のことが気にかかる。西根君はそのこと知ってるくせになかなか話をやめようとしない。8時前に、帰ろうと言ったが、わざとのように話を続けようとするので、とうとう怒鳴ってしまった。結局小林君宅に到着したのが8時半。野球は6回で、井山、工藤の投げあいだったらしいがすでにどちらも交代してた。2-3で阪神が負けてる8回の裏2死満塁で赤星というところでTV中継終了(>_<) その後のニュース番組で適時試合の模様は流されたが、結局またも、井川が投げて阪神は負けてしまった。何か面白くない一夜だった。

2005/04/12(火)●雨ニモ敗ケズ(^^;)●

9時起床。朝から雨模様である。朝からKBSアーカイブ漬けである。「歌謡舞台」ではすっかりハルモニになったウンバンウル姉妹と若い双子のトゥッティがいっしょに「オモナ」歌ってた。「開かれた音楽会」はピョンジンソプが懐かしい「鳥のように」「ローラ」と新曲を披露したが歌よりバックのソロダンサーの方が目立っていた(^^;)。「チョングンノレチャラン」は釜山のカンアルリ海岸からの中継でえらく色っぽい女の子がソンヘさんを悩殺して最優秀賞を獲得。としっかり3時間韓国歌謡の世界にはまってた。夕方灘図書館に行き、帰ってもまだ雨だったので今日の阪神-巨人戦は中止だと思い込んでたのに、しっかり開催されてた。のりにのってる阪神と不調を絵に描いたような巨人では勝負にならない。阿部の再三のエラーもあって8-1で楽勝\(^o^)/。
島田和夫部屋スケジュール更新。

【女たちの海峡】笹倉明 ★★★☆ 30年前に生まれたばかりで別れた父が韓国に生きていると知らされて、当地に赴く未婚の母子と恋人。不案内な異国で父の前妻、義理の兄との巡り会い、父の悲惨な過去と複雑な事情が少しずつ明らかになり、主人公の意識も旅の前後では大きく変化する。ストーリーとしてはあまり山のないものだが、90年発表作品で旅の時期が86年の韓国ということで、Morris.にとっては未知の韓国を追体験しているようで興味深かった。
88年から韓国にはまったMorris.だが、この作品も作者も全く視野に入っていなかった。この時期にこれだけしっかりした韓国事情を小説に描いたものは珍しいと言えるかもしれない。当然著者は韓国の取材というか、旅行はしっかりすましているはずだ。たとえば「恨(ハン)」に付いて主人公の彼が述べる説明も堂に入ってる。

それはこの国の民衆史を語るとき、見逃すことのできない重要な情緒もしくは情念のことだという。いわば、耐え忍ぶという精神の状態をいい、たとえば農民は地主からの重税と搾取に、女性は地位の低さに耐えながら、いつかそこから解き放たれる日を願った。恨(ハン)を晴らすことはしかし、大変むずかしいことで、歴史的事件としては、李朝末期に起こった[東学党の乱]という農民の反乱など、ごく少数であるといわれている。
つまり、この国の民衆は、国家的な抑圧と日本の侵略にいかに苦しんできたか、その悲哀に満ちた歴史を表わしているというのだった。
「一方、女性に関する恨というのは、儒教精神に基づいた封建的な因習に耐え続ける心の状態をいうんだ」
彼は、ゆっくりと酒を口に運びながら続けた。「たとえば、こんな話がある。女は、親の決めた年下の男と結婚させられるのがふつうで、十二、三歳のころに七つ八つ年下の、それこそ子守りをして育てなきゃならないようなのと一緒にさせられることは、ざらにあったそうだ。自分が年頃になっても、相手はまだ子供だ。他にいい男がいても、こころを移すわけにはいかない。我慢する。やっと相手の男が二十歳くらいになると、自分はもう年増になっている。男が浮気をして、よそに女を作っても、耐え忍ばないといけない。嫁にいくと、台所でメシが食えない。竈のそばで、残り物をこっそりと食べる。あれこれとしきたりがあって、一つでも欠けると叱られる。そうやって我慢に我慢を重ねて生きていると、当然、心に積もりくるものがある。それを恨というんだ」
「女性の場合のそれは、どうやって晴らせばいいの」
「それがまたむずかしいことらしいよ」
と、彼は手酌をしながら、「たとえば、そうやって抑圧に耐えながら子供を育てて、その子供が非常に立派な人物になったとする。そのときやっと、恨が晴れるというようなことがいわれるけれども、実際は簡単じゃない」


「恨」に関してはMorris.も一時関心があって色々本を読んだり人に聞いたりしたものだが、このくらいわかりやすくしかも正鵠を射る説明はなかなか見当たらなかった。十五年前の作だけに驚いてしまった。

2005/04/11(月)●少年ドラマー●

9時半起床。まだ何となく気だるい気分が残っている。
higashi3号のHDのデータを消去してhigashiさんに返送することにした。higashi4号は今のところ全く問題なく稼動してるから大丈夫だろう。それにしても7ヶ月以上、借りっぱなしだったことになる。専門店などでは考えられないことだろう。本当にhigashiさんにはお世話かけっぱなしである。感謝m(__)m
夜は矢谷君宅に行く。足の骨折から半月以上経ってしまった。まあ、病気ではないから、移動が不便なだけで、飲み食いその他の日常活動は普通にできるわけだろう。キャスタ付きの椅子に片足乗っけて動き回ってた。宮崎に戻った勇造さんの息子龍生(りょう)君(6歳)のドラムを、あちらのケーブルテレビが取材した番組のビデオが送られて来ていたので、いっしょに見る。勇造さんと友人がギターでバックに入り、海岸沿いの駐車場での演奏だが、お世辞抜きでなかなかのものである。やってる曲はすべて矢谷ドットコムのナンバーというのがミソである(^o^) ドットコムといえば、勇造さんがCD販促用のポスターを作ってて、これにMorris.の魚眼撮影画像を使ってくれてた、我ながらかっこいい写真である。
矢谷君はT&Tの録音にかかりきりで、ほぼ完成してるとのこと。このジャケットにもMorris.の撮影した画像がいくつか使われるらしい。手土産の芋焼酎「黒霧島」を二人で1本空けて零時前帰宅。このところ良く飲んでるなあ(^^;)


少年ドラマーの録画画像

勇造作ドットコムポスター

これも車椅子(^^;)

【歌い屋たち】なぎら健壱 ★★★ 自伝的というか、彼の青春時代を舞台にしたモデル小説である。なぎらといえば、今やフォーク歌手というより、テレビのコメンテーター、下町評論家、みたいな観が強いが、フォークおたくともいえるくらいに、日本のフォークへの造詣は深い。「日本フォーク私的大全」なんか、レファレンスブックとしてMorris.も所蔵してるくらいのものである。
本書でも、彼のフォーク観みたいなものが随所に出て来てそれが見所のひとつと言えるだろう。

「あの頃は面白かったな〜」
「えっ?」
「いや、<春一番>の頃は面白かったですよね。みんな燃えていましたもの。フォークがフォークらしかった最後の時代ですよ。わたしはあの時代の音楽が一番面白かったと思いますよ。若者が手作りの音楽を始めて、それが若者の間に根付いて。これからもっと面白くなるぞって思っていたら、すぐにニュー・ミュージックなんて、わけのわからないものが流行り始めてしまって、やがてみんな歌謡曲みたいになってしまいましたもの。つまらなくなっちゃいましたよね」
マスターは相当おしゃべり好きなのか、初対面のわたしに屈託のない笑顔で饒舌に語る。
「なんだかみんな明日のことより、今日を楽しく生きようってそんな時代でしたよね。金はなかったけれど楽しかった……。責任感がないから、好き勝手にやってましたもの」
「そうかもしれませんね。社会的には混沌としていた時代かもしれませんが、面白い時代だったことは確かですよ」
「そうですよね。この店に来る若い者にそうした話をしても、みんなわからないんですよ。もっとも、若い連中に70年代を語ること自体。歳を取ってしまった証拠ですかね」


上のマスターの意見が一般的な見解なんだろうが、なぎらをモデルにした主人公はいちおう肯いながら、もう少し遠くのほうを見詰めているようだ。Morris.はなぎらとほとんど同時代を生きてるのだが、フォークにはあまり馴染めないままだったが、春待ちとのつきあいで、昔のフォークの一部に心惹かれるようになった。とはいうものの、これは一種のノスタルジーのようなものかもしれない。

【美空ひばり--時代を歌う】大下英治 ★★★☆ 昭和から平成の変わり目に「週刊新潮」に連載され、単行本は平成元年7月発行である。ひばりの死は平成元年6月24日だから、まるで彼女の死を前提に書かれたものとさえ思えるタイミングである。
生前のひばりへは無関心に近かった。もちろん日本の一時代を代表する顔だったから無知ではなかったが、基本的に日本の歌謡曲にはそっぽを向いた青春を送ってきた。そして今になってそれを残念に思っている。今更ながらこの伝記本を読んで、ひばりの才能と不幸の尋常でなさ加減に驚くというより、納得してしまった。
デビュー当時の酷評、山口組との因縁、一卵性双生母娘と言われるほどの絆、揃いも揃ってクズな弟たち、浮気性の父、初めから破局の見えていた旭との結婚、塩酸をかけるファン、食い物にしようとする人々の群、業病との戦い-----まさにあんまり、である。
川田晴久とのアメリカ行きについては以前別の本で興味深く読んだが、彼がもう少し健康で長生きしたら、ひばりの人生も違ったかもしれない。
著者はあたう限りの資料を集め、500人近い関係者にインタビューしたらしい、かなりの労作である。同時代の歌手や、俳優、関係者の記事だけでも読みでがある。
ひばりの育ての親ともういうべき福島通人が、第二のひばりとして売り出そうとして失敗した「浪花けい子」こそ、後に「アカシアの雨がやむとき」の西田佐知子だったというエピソードは特に印象深かった。
山口組との関わりや、関係者への配慮もあったろうが、それなりに思い切って突っ込んだ取材がなされていると思う。ただ巷間で根強く囁かれているひばりの国籍問題には一切触れられていないのが、心残りでもあった。

【トリビュート特集  ナンシー関】★★★ 河出書房の文藝別冊である。ナンシーの早世についてはすでに多くの人が語っているが、生前親しかった人々の追悼文と、ナンシーとの対談、思い出話などなどである。彼女の得意分野がTV番組とタレント、スポーツ選手などの動向だったから、1年もしたら読めたものでなさそうなのに、そうでもないのは、何といってもあの消しゴム版画のおかげである。ナンシー死んで版画は残る、わけだが、やっぱりもっと長生きして欲しかった一人である。

【ナンシー関 激コラム 世情編】★★★ これもまたナンシーの寄せ集めである。この他にTV関連2冊とあわせての三部作ということになるらしい。本書には彼女の初期の作品「けしごむ歳時記」が載ってるのが値打ちかな。しかし、こうやって彼女の残滓を眺めてうじうじするのは、健康に良くないかもしれない。しばらくこのての本は手に取らないようにしよう。

2005/04/10(日)●ほとんど死んでた(>_<)●

8時起床。完全に宿酔である(>_<)
天気は良い。これなら日曜に花見でも問題なかったな。
六甲道駅前の「White-field」(桃)朝のバスで福山に戻るぶんたさんと梅田まででる。阪神地下の「ミシガン」でカツカレー食べて、10時前に何とか帰宅。
朝風呂沸かして入り、昨日録画しておいた「真実」見る。急展開で、チェジウとリュシオンが、シニの運転する車で事故にあう場面で終わる。これで、一番最初のエピソードにつながったわけだ。そろそろ終わるのかな?
それにしても頭が痛いし、首のまわりがえらくこりまくっている。これは昨日子供らを肩車したむくいのようだ。
ベッドにもぐりこんで2時に目覚ましかけておいて、阪神-横浜戦をTV観戦。新人の能見が好投して7回まで無失点に抑えるも、阪神もチャンスを逃して無得点。9回表に横浜に1点入れられて、その裏、二死から代打町田、赤星、藤本の三連打で2-1で逆転勝ち\(^o^)/
野球終わったらまた寝る。ほとんど死に体の一日である。

2005/04/09(土)●花見本番●

10時に鶴橋駅前に集合。とりあえずMorris.は花見の場所確保に森ノ宮に先に行くことにする。
植木市と噴水のある入場口から左に折れて石段を上って行ったら、ここかしこに工事中のフェンスが張り巡らされて、いつもの花見場所はほとんど無い(>_<)
よりによってこの時期に工事することはないだろう、大阪市のアホさ加減に腹が立つ。
結局お堀の際のほとんど道路部分にブルーシート敷いて待機する。天気は晴れて暑いくらいだし、桜は完全に満開である。
今日の参加者は、巻田さん、443さん、福山からわざわざやって来たぶんたさん、パク先生、ヤン先生と彼女の姪っ子のヒョンジンちゃん(7歳)、犬村さんと娘のミクちゃん(6歳)と息子のフミヤ君(3歳)、000アジョシ、それにMorris.の10人あまり。土曜日だからいまいち集まりが悪かったのかもしれない。それでも、花見はいいものだ。鶴橋で買い込んできたチジミやキンパ、チャプチェなどをあてにしっかり呑み始める。パク先生お手製のコルベンイ(バイ貝)も美味しかった。
すぐに酔っ払ってしまったMorris.は、珍しく子供たちを肩車したりジャンケンゲームしたりしたようだが、あまり記憶はない。
二次会は天満の「玉一」に行ったが、本店は満員で、支店の道路がわの席に坐る。ここでもあまり記憶ははっきりしていないが、Morris.がたのんだコリコムタンは、これはもうめちゃめちゃ美味しかった。福ちゃんでいつも食べ損なってるが、これで何となくすっきりした。
その後、玉一のおばちゃんの紹介で、近くのカラオケスナックに行ったが、ちょっとヤバそうな雰囲気でびびったが、カラオケの調子が悪いのを言い訳に、本通りのカラオケボックスに行き、2時間程歌ったような気がする(^^;)
さらにぶんたさんと二人で、巻田さんの知合いの店「一富士」へ行こうということになったが、店は閉まっていた。そのまま、守口市大日にあるぶんたさんの実家の持ち家までなだれ込み、コンビニで買ったビールなど意地汚く飲んでそのまま寝てしまった。


今年の花見場はお堀端

得意の魚眼で見上げた桜

いちおう桜クローズアップ

これは家族ではない(^^;)

恒例記念写真 拡大画像

玉一支店のコリコムタン(^o^)
2005/04/08(金)●プレ花見●

定時に事務所に行ったら、なんと今日はMorris.の現場が入ってない。先日帰る前にチェックしておいたから、これは事務所の連絡ミスである。これまでにも何度かこういったミスがあったが、たいていは仕事あるのにこちらに連絡がきてないというケースで、電話で起こされて、誰かに迎えにきてもらい現場に行くことが多かった。そのまま居残って倉庫の作業することも可能だったかもしれないが、それも業腹なので、今日は速攻で退社することにした。
真下から見上げる桜空模様はどんよりしてるが、昼からは晴れるようなことをいってたので、一足先に花見しとこう(^^;) とりあえず阪神西灘駅東の求女塚公園へ行く。この求女塚は、万葉集にも出てくる求愛伝説ゆかりの地で、東方の処女塚と、さらに東にあるもう一つの求女塚とセットになってる。いちおう整備はされているが、単なる地域公園といった感じだ。
満開の桜の木の下にブルーシート敷いて(ちゃんと持参してるあたり(^^;))寝っころがる。桜の花が曇空にシルエットみたいになってる。桜はちょっと離れた所から薄桃色(桜色)のマッスとして見るのが一番花見っぽいが、こうやって真下からみると枝ぶりの妙と花の塊が球形になってたり、飛び飛びになって抽象模様を作って、また一味違う面白さがある。近場のじいさんばあさんが、犬の散歩を兼ねて通り過ぎる。朝から、ブルーシートに寝転がってるMorris.を見てちょっと変に思ったかもしれないが、かまわない。
桜の木にもけっこう鳥がくる。ヒヨドリが花の蜜を吸ってる。最近増えたムクドリもやってきた。さらに、小型の可愛い小鳥も。顔の部分が黒と白で隈どられてるようだが、なにぶん、あまり目が良くないから細部までわからない。頬白かと思ったが、後で図鑑で調べたら四十雀だったようだ。
そんなこんなで1時間以上寝転んでた。今日は花祭りだからお寺に行けば甘茶もいただけるかもしれない。昨年は須磨寺に行ったことを思い出した。それでも今日はこのへんで切り上げておこう。
阪神電車で元町に出て、阪神理容で散髪する。ちょっと早すぎるかもしれないが、前回のおっちゃんがいまいいちで天辺の髪の長さが不ぞろいだったということもあったしね。今日はお馴染みのおっちゃんで、速いこと(^^;)あっという間に終了。
三宮図書館に足を延ばして、阪急で六甲まで戻り、久しぶりにセンターの古本市を冷かす。飛田さん、鹿嶋さん、稲田さんもいて、世間話して午後2時過ぎに帰宅。
携帯電話部屋に置いたままだったので、事務所からお詫びの電話でも入ってるかとチェックしたが、着信なし。そのあと、事務所からメールが送られて来たがこれが無神経かつ失礼極まる内容だった。まるでMorris.が悪かったみたいな書き方である。こういうときはとりあえずまず謝罪するのが筋というもんだろう。あまり腹が立ったので、折り返し電話したが、開き直られてしまった。いちおう折り返し謝罪の文面のメールは来たけど、逆ギレされたみたいでもある(^^;)
夜は阪神-横浜戦。甲子園での最初の試合だ。投手戦というか、貧打戦で、12回までやって2-2の引き分け。ちょっと疲れる。
昨夜録画しておいた「愛の群像」見るも、いまいちノレない。ペヨンジュンとキムヘスのわざわざ問題をややこしくするやり方にうんざり。うんざりといえば、ペヨンジュンの妹があのどうしようもないソックにのめりこむのも理解できない。キムヨンエだけが美しい(^^;)

2005/04/07(木)●井川に喝!!●

9時半起床。センターの古本市でも冷かして稲田さんと昼食でもと思って電話したが不在のようなので諦める。
そのままいちにち部屋でごろごろごろごろ、して午後にはうたた寝してしまった。
最近ぐいぐい酒場へのアクセスが不調だと思っていたら、ちょあよさんからteacupサイトの情報が寄せられた。プログラム書き換えの大幅改変でトラブったらしい。Morris.は無料レンタルを使ってるのであまり文句言うつもりもないのだが、ししゃも文庫の掲示板が突然消滅した後で移行したteacupだけに、どうもMorris.は掲示板にはツキが無いのかもしれない。
阪神は井山2回目の登板で、またまた不甲斐ない投球。打線は相変わらず活発で、結局5試合連続の9得点だったのに、9-10のさよなら負け(>_<) こういう取りこぼしが躓きの石とならぬことを祈りたい。

【写説 坂の上の雲】谷沢永一 太平洋戦争研究会 ★★☆☆ 司馬遼太郎の長編小説『坂の上の雲』を、当時の写真を多用して解説したグラフィック本で、当然日露戦争の記事が大部分を占めている。
「太平洋戦争研究会」という名称からしてキナ臭いが、内容的にも戦争オタク向けではないかと思えそうな雰囲気だった。執筆者として谷沢の名が挙げられている。彼が司馬作品の賛仰者だということは良く知られているし、やや右よりとは言いながら、それなりにしっかりした視点を持っている論客として、Morris.もそれなりに評価していたのだが、本書の文章は、とても彼の筆によるものとは思われないくらい、雑で、無責任な放言が多い。文章自体が変で、どうも、これは彼が話したことを、第三者が適当にリライトしたのではないかと思われる。誤植も多く、谷沢当人が知る知らぬに関わらず、こういう本に名前を出すというのは恥だと思う。とくに朝鮮への偏見に満ちた言及はひどすぎる。「新しい歴史教科書」がまたまた韓国で批判の槍玉に挙げられているが、本書に比べるとたいしたことは無いようにすら思われてくる。

日清戦争も日露戦争も、その原因はすべて朝鮮半島にある。朝鮮人の根性にある。朝鮮人の事大主義にある。自力で独立をかちとり独立を貫こうとしない負け犬のへたりこみにある。

朝鮮は要路(重要な地位いや権力をもつ人)の者が時勢にうとかったとしても、日清戦争が終わって清の軍隊が去った時点で、今こそ独立のチャンスであったにもかかわらず、また嬉嬉としてロシア軍をむかえに走る。おまえら、キンタマ、あるのか。我が国は泣く泣く乏しい国力をあげて、血の出る思いで日露戦争の準備をしなければならなかった。

日本を尻目にかけてロシアに付いたところには朝鮮人の日本に対する腹の底からの嫌悪感が、しみじみと実感されるではないだろうか。覚えておくべきことである。

清国における軍閥の巨頭、袁世凱が、大軍を擁して朝鮮半島の京城に駐留している。有史以来、朝鮮半島に独立国家ができたことはない。この当時の主権は李王朝である。支邦の皇帝から朝鮮の王であることを認可され、代替わりごとに認可更新を受け、支邦の年号を用いている。型通りの属国である。これではいつ日本が侵されるかわからない。朝鮮半島は日本の生命線である。


こういった、駄文に等しい谷沢名義のコラムはともかく、本書の記事自体はそれなりに、当時の社会状況や欧州、ロシア、アメリカの情勢分析や、戦争の動向などについてわかりやすく解説してあって、悪いところばかりではなかった。
奉天会戦や日本海海戦での日本の勝利も、かなりの幸運と、ロシアの自滅的作戦の拙さにあったことなどが、よくわかる仕組みになってるし、その後の日本軍部の驕りと、戦争は儲かるものという考え方が、太平洋戦争へとつながったというのも、わかりやすかった。

2005/04/06(水)●閑居(^^;)●

6時起床。久しぶりの全休なのに、ついこの時間に目を覚ましてしまった(^^;)
洗濯しながら部屋掃除して、きょうこそはと、higashi4号の本格的チューンアップにとりかかる。
higashi3号から、インターネットのブックマークと、Morris.の辞書登録を移行、画像ソフトなどインストールして、CANOPUSの外付けデジタルヴィデオレコーダ接続して、PCでテレビ見られるようにする。次にハンディカムの静止画像をデジカメと同じソフトで取り込ませようとしたのだが、何故かうまく行かない。結局SONYのサイトからデバイスをダウンロードすることで解決。
いちおうhigasi3号のデータなどは、生DVDにデータ保存したから、そろそろhigashi3号はhigashiさんにお返しできるのではなかろうか。考えてみるとhigashi3号がMorris.亭にやってきたのが、去年の8月末だから、すでに7ヶ月以上も借りっぱなしということになる。到着してすぐ「勝手にシャットダウン現象」が出て、すぐに返却するつもりだったのが、キーボード元凶発覚で、問題なく使えることになり、ずるずると使いつづけて、やっとhigashi4号がやってきたのに、多忙とMorris.の怠慢が重なって、一向に移行が進まず返却がのびのびになってしまっていた。
昼から自転車でコーナンに行き、小型ドライバーの替え先端部品を探したのだが一番短いのが無くて結局諦める。灘図書館回って部屋に戻り、KBSアーカイブのノレチャラン見る。先週はソウルウンピョン区篇だったが、ここでも独島/竹島問題が取り上げられて、警察官風の二人組がメッセージ入りのTシャツを着て持ち歌の他に「トクトヌンウリタン」歌ったのはまあ良いとして、その後に日本女性3人組が出演して「トクトヌンハングッタン!!」と連呼してた。在韓5年から13年と言ってたから、多分韓国人男性と結婚した日本女性と思うが、わざわざこういう形で出演させると言うのは疑問である。
KBSの朝のニュースでは例の扶桑社版「新しい歴史教科書」のことが大きく取り上げられてたし、年中行事みたいなものとはいえ、どうも日韓、いや韓国の過剰反応が今回は一層きつい感じがする。
ずいぶん以前に巻田さんから借りている「クラシック」という韓国映画を見る。現代の少女とその母の少女時代(1968年?)の恋愛を重ね合わせた、どこかで見たような作品だったが、当然母娘は同じ女優が演じている。ヒロイン(ソンヘジン?)が、いまいちMorris.好みでなかったのと、例によってあまりに作り話めいたストーリー展開で乗り切れなかったし、母と相思相愛だった男が、ベトナム戦争で失明して帰還したり、現代の娘の相手が実はその男の息子だったというオチなどは、いくらなんでもあんまりだと思う。この作品は日本では「ラブストーリー」というタイトルで公開されたらしい。前に「恋愛小説」という作品の邦題が「永遠の初恋」になってるのに文句つけたが、何で「クラシック」を「ラブストーリー」にするのか、わからない。「恋愛小説」が「ラブストーリー」になるのならまだわからないでもないのだが、基本的にはタイトルを無意味にいじらないでもらいたいものだ。
巻田さんらとの大阪城花見は10日の日曜日を予定していたのだが、週末の天気予報がかんばしくないので、急遽9日土曜日に変更になったらしい。
阪神は今日も広島を9-4で下し、4連勝。しかも、この4連勝の阪神の得点は全て「9点」というのがすごい。

2005/04/05(火)ちょっとひと息

奥井さんと倉庫作業の一日。午前中に木のバンを6つもばらして、ゴミにする作業してて、釘を踏んでしまった。幸い大したことはなかったが、古釘の傷は下手すると化膿するから注意しなくてはならない。いちおう安全靴は履いてるのだが、底は普通のゴム底だから。
仕事の方もどうやらピークは超えたらしい。今日は定時にあがることができたし、明日、明後日は連休である(^o^)
懸案のhigashi4号のチューンアップを終了させなくては。
今日から阪神は広島戦だが、9-2で快勝。これで3連勝である。嬉しい誤算というか、えらく調子がいいぞ(^o^)

【さくらん】安野モヨコ ★★★★ 先日センターの古本市で百円で手に入れたものだが、いやあこれは値打ちモノだった。
今をときめく少女漫画家が花魁を主人公にした作品を描くというのも大胆だが、ヒロインの絵柄からしてなんとも斬新である。東北から買われてきた意地っ張りの少女が、禿時代から花魁になるまでの間のエピソード13話が収められている。「イブニング」に連載されたものだが、舞台設定上からも、かなり際どい濡れ場シーンあり、それでも嫌らしさは感じさせないところはさすがというか、玉に瑕といおうか(^^;) 吉原の風俗や衣装、小物までなかなか良く勉強しているし、なんと言ってもキャラが立ってるのは、気持良いくらいである。
もちろん江戸時代の吉原というのはあくまで舞台で、作品はあくまでモヨコモード、女性の顔はそのまま今のギャル顔だ。数ヶ所ある色刷りの扉絵では、CGを利用したとおぼしい、小細工が効いている。特に7話の藍と灰色をずらし刷り風に彩色した駒絵なんか、とんでもなく綺麗だ。
ヒロインを水揚げする粋人のご隠居が出てくるのだが、このキャラはあまりにも酷いと思う。だいたいが少女漫画家の描く爺さんは異物になりがちだ。
第5話にだけしか登場しない(というか、死んでしまう)、別店のお染ちゃんというのが、えらく可愛くてMorris.好みだった。

2005/04/04(月)役柄とは言え

西根君ら4人で加古川のネパール向け航空便荷物ピックアップと、明石の実家へのローカル配達。荷物が見積もりの倍近くあり、トラック1台では乗りきらず、としろうにヘルプに来て貰う。
留守録しておいた「愛の群像」と「真実」を見る。何か最近韓国ドラマ全体が中だるみしてる感じがする。「愛の群像」のキムヘスの煮え切らない態度にちょっと苛ついてしまう。「真実」のチェジウ家族には更に腹立たしくなる。あの家族はどこか狂ってると思う。卑屈で下品な母、存在感のない父、軽率なくせに尊大で無神経な兄。ドラマの役柄とはいえ、よくまああんな情けない家族構成にするなよなあ。「愛の群像」のソッテ役もひどいが、韓国のドラマ作家にそういう傾向があるのか、それともこういった設定を要求されるのだろうか? 

【いつも鳥が飛んでいる】ぱくきょんみ ★★☆☆ 詩や絵本、そして根っこである韓国のポジャギや舞踊、伽耶琴などについてのコラムやエッセイを集めたもの。
ガートルード・スタインの詩集の翻訳で彼女の名前を知ったのだが、先般読んだオリジナル詩集も本書も、Morris.の好みとは違うようだ。
あるエッセイの末尾にあげられている彼女の読書遍歴風の好きな作家一覧を見ると、驚くほどMorris.の好みと一致してるのになあ(^^;)
石垣りん、山之口貘、富岡多恵子、ガートルード・スタイン、金関寿夫、長璋吉、李箱、フローベール、幸田文、石井桃子、金史良、エミリー・ディキンスン、高野文子。
嗜好が一致するからといって、相性がいいとはいえないということだろうか。
前に詩集を手にとったのは表紙の千代紙めいた装釘に心引かれたからだが、本書の表紙の雀模様の日本の着物の端布を取り込んだポジャギ(チョガッポ)もなかなか素敵だった。

2005/04/02(日)みなべで春待ち

6時起床。今日は久しぶりに仕事休みだが、和歌山県みなべ(南部)で春待ちファミリーBAND演奏があるので付いて行くことにした。神戸は朝から小雨模様でちょっとお天気が心肺である。
朝風呂つかって8時過ぎに社長宅に行き、青年と3人で小谷君宅まで行き、小谷号に乗り換え、みっちゃんを拾って湾岸線でみなべに向かう。伊藤君は大阪からバスで直行。Morgan's Barは別のライブ、松尾君は美穂ちゃんの引越しで欠席、ということでメンバー5人。
みなべは梅の産地で、これまでも「梅祭り」などで呼んでもらっているが、今日は中本庄地区の老人女性若者などの会館落成記念行事の催しで、まずは敬老会の宴会場で15分くらい演奏した後、野外ステージで1時間近くの演奏。湯浅のけいちゃんと友だちの家族連れも応援に駆けつけてくれたし、地元の子供たちや、料理作ってた婦人会の面々ものってくれたので、なかなか楽しいステージになった。もちろんフィナーレのフィッシングブルースでは広場全体を囲むくらいの大きな輪踊りになった。さいわい天気ももってくれたのがありがたかった。
近くの子供公園前は一種の無縁仏の墓地みたいでそれぞれに献花されて、そこに椿が落花して、不思議な空間を形作っていた。その回りには桜の木が取り囲んでいてまだつぼみという感じだったが、1本だけほぼ満開の桜があった、小ぶりの桜で早咲きの品種なのだろう。
阪神は今日も9-5でヤクルトを降して開幕勝ち越しでスタートすることができた。
島田和夫部屋スケジュール更新。


紀ノ川SAにいた猫

無縁仏の墓地だろうか

早咲きのコゴメ桜?

野生化しているオキザリス

キランソウ

ハナニガナかな?

敬老会でもやることは同じ

急遽設置された野外ステージで

おしまいはやっぱり輪踊り
2005/04/02(土)30分でジョッキ6杯!!

西根君とインドネシアからの荷物配達の甲子園口の現場。なんとか雨降らずにもってくれたので、よかった。お客さんからインドネシア、バリ島の粗塩をもらう。1000m以上の深海から上昇してくる深層水を古くからの手作業で生成した天日の天然塩と書いてある。
帰りは浅海君と三宮に出て駅高架下の「おおえす」という立ち呑み焼き鳥屋へ。6時まではタイムサービスで生ビール1杯\290らしい。浅海君は最初から一気呑みで、次々とじょっきを空ける。なんと30分でジョッキ6杯を飲み干してしまった。Morris.もつられてかなりハイペースで呑んだが彼の半分くらいだろう。浅海君は今年の8月に父親になるということをはじめて知った。祝賀ハプシダ!!彼は日系ブラジル人で奥さんは日本人だから、やっぱり国際結婚である。子供が生れたら、里帰りするから、Morris.もいっしょに来ないかと誘われたが、ちょっとブラジルは遠すぎるよなあ(^^;)
結局この店で1時間あまりで浅海君は10杯、Morris.も6杯くらいのジョッキを空けてしまった。
帰宅したのは8時前で、やはり酔いが残っていたらしく、録画しておいた「真実」を見始めたとたんに寝入ってしまったらしい。それはいいのだが、目がさめたらすでに深夜零時半過ぎてた。あぢゃぢゃぢゃあ、今夜11時10分からは「美しき日々」の最終回だったのに、テレビ付けっぱなしだったから当然録画はできてない。25回のうち24回見ながら、ラストでぽしゃるというのは、あまりに情けない(>_<) ビデオ屋でレンタルするしかないのだろうが、Morris.は今のところ一軒も契約してないから、入会金もいるだろうし、入会してしまうとついつい借りる癖がつきそうで、それが怖い。
今日は阪神デイゲームで、9-1でヤクルトに快勝したらしい。

2005/04/01(金)セリーグ開幕も(;_;)●

6時半に倉庫に出てとしろうと二人で姫路のパキスタン向け荷物のピックアップ。近所に食堂がなくて、やっと見つけたお好み焼き屋で昼食。普通仕事中の昼食でお好みはないのだが仕方がない。ボリュームのことを考えて、めったにMorris.は食べないモダン焼きたのんだのだが、これがまた見事な焼き方で嬉しいびっくりだった。焼きそばをしっかり作っておいて、薄焼きの上に載せゆるゆるの溶き粉をふりかけてすぐ引っくり返し、しばらくおいて再度引っくり返して出来上がり。うーーむ、プロの手技であるなあ。これは美味かったあ。
5時に倉庫に戻り、荷降ろしした後に、コンテナ詰め、その後も荷降ろし、積荷などの仕事が果てしなく続く。7時半になって、とうとうギブアップして帰ることにする。朝6時半から午後7時半までというと通算13時間である。
今日からセリーグ開幕で、阪神は大阪ドームでヤクルト相手のナイターだったが、帰宅したらもう7回で、1-3で阪神劣勢、さらに8回に3点取られて結局またまた開幕黒星スタートである。


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