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Morris.の日記です。読書控え、宴会、散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。 会って叱るべき |
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2012/04/30(月)●DEL坊パフォーマンス(^_^;)● |
6時起床。
今朝の血圧は201/106/75。
しつこくDEL坊の電源入れてチェック。とりあえず立ち上がったので、DVDバックアップ作業始めたら、途中でディスプレイが真っ白になった(@_@)
結局、強制終了して立ち上げたら、今度はデスクトップがなんだか抽象絵画みたいになってしまった。いろいろ楽しませてくれる(^_^;)。 しかし、完全にストップせず、こうやっていろいろ手を変え品を変えて末期症状を知らせてくれるのは、ある意味ありがたいのかもしれない。
としろうらと4人で西宮ドイツ人現場4日目。今日は書斎の本と本棚の梱包と積込み。実質階段3階を重量級の本のカートンだけでも30個以上かついで、ちょっとふらふら。
昼は東部市場に行ったが休みだったので、近くのサンサンという喫茶店で焼肉定食(\930)値段の割にはちんけなものだった。
2時半に倉庫に戻り、コンテナ詰めなどして4時半帰宅。東京ドーム阪神-巨人は0-0の投手戦。というか貧打戦なんだろうな。9回裏無死満塁で、これでもう3連敗確実だなと思ったが榎田が何とか踏ん張って延長に。で、結局0-0の引き分け。まあ、今日は敗けなくてよかったということにしておこう。
今日の歩数は6933歩。
DEL坊パフォーマンス 真っ白 |
アブストラクト画面 |
ちょっとアップ |
2012/04/29(日)●乙女チックな(^_^;)● |
5時半起床。
今朝の血圧は213/113/89。
今朝もDEL坊無事起動(^_^;)
昨日と同じく香芝の現場。
午前中に作業終了。昼はまた「香の川」で釜揚げの特大頼む。しかしこれはちょっと期待はずれだった。
往復のトラックのなかで吉屋信子の「わすれなぐさ」を読み終える。元は昭和7年「少女の友」に連載されたもので、2003年に復刻されたものである。中原淳一の挿絵,装釘だけでも充分乙女チックだが、作品もほとんどストーリーより空想的乙女世界の描写ディテールを楽しむためのもののようだった。監修を務めた嶽本野ばらの解説(怪説?)と40pにわたる注釈にも大笑いさせてもらった。これについては別項で感想を書かなくては。
2時過ぎ倉庫着。荷卸作業などして、4時半過ぎには帰宅。
阪神はデイゲームで昨日に続いて巨人に2連敗。スタメン城島が足を引っ張ったらしい。
今夜もDEL坊作動していて、昨日今日の日記はDEL坊で更新できている。
今日の歩数は6552歩。
2012/04/28(土)●正敏先生と再会● |
5時起床。
今朝の血圧は191/99/88。
気休めにDEL坊電源入れたら、グリーンランプが点いて起動した(@_@)
あわてて、DVDROMにバックアップ作業。といっても、Morris.部屋と個人データファイル、デジカメ画像ファイルくらいである。あとmp3の音楽ファイルがあるが、これは特にバックアップしなくてもいいだろう。
今日は溝口くんら5人で香芝の台湾向け荷物2日取りピックアップ現場の初日。
かなり荷物が散乱していて、台所なんかほとんど足の踏み場もない。とりあえず場所つくりからはじめる。
昼は「香の川」という店でおろし醤油うどん。ここは初めてだが麺は腰が強くて悪くない。のどごしにやや難ありだけど安いのでOK(^_^;)
今夜は六甲学生センターでキリスト教講座が開かれ、徐正敏先生が来演されるとのこと。Morris.はうっかりしてて、センターのメールニュースでこれを知ったのが一昨日だった。朝鮮/韓国関連の講座なら目を通すけど、キリスト教関係はほとんど見ないのでうっかり見過ごすところだった。講演は7時からで、恵泉大のイソンジョン教授と徐正敏先生の二人。Morris.がセンターに着いたのが8時過ぎで、もう徐正敏先生の講演は終わりかけていた(^_^;)
それでも先生の講演を見るのも久しぶりなので、内容はあまり理解できないまま、拝聴した。日韓関係を論じるときにはそれが宗教だけでなく社会、政治、文化に関してもアジアの中の日韓という視点を常に無くさぬことが大事だということと、韓国のキリスト教には多分にシャーマニズム(クッ)の影響があるという二つが印象に残った。
徐正敏先生は4月からまた明治大学の客員教授として来日、今回は、奥さんも伴って本格的に日本での活動に専念されるらしい。ソウルの自宅には昨年福岡出身の日本人と結婚した長女夫妻が新居を構えてるらしい。
9時から近所の「ビーアン」で親睦会。Morris.はほとんどこれを目当てに参加したのだった(^_^;)
20年近く前の徐正敏先生の朝鮮語講座の生徒であるMorris.や寺岡さん、信長正義さん、たまちゃん、先生の弟子筋の韓国人、キリスト教関係者らの参加で、盛り上がった。久しぶりに韓国語で話すのが嬉しいのと、久しぶりのビールもあって、かなりMorris.も高揚して、徐正敏先生と韓国歌謡を歌いだす。今日はミニギターは持って来なかったが、楽譜集だけは2冊持ってきてた。これを見て現役大学院生の大和くんも参加。彼は何と韓国歌謡レパートリー二千曲を誇っている。Morris.はまだ千曲に充たないというのに。さらにかれは北朝鮮の歌も二千曲くらい知ってるし、中国歌謡も堪能だとか。これには徐正敏先生もびっくりしていた。
11時前に解散。6月30日にセンターで寺岡さんの出版記念会があり、それにあわせて徐正敏先生も自分の本の記念会一緒にやろうという話になって、その時にまた会いましょうと約束したのだが、後になって、その日は四日市で大事な会合があることに気がついた。えらいことである。どちらも参加したいが身体は一つである。うーーん、これは先約でもある四日市に行かざるを得ないだろうな(>_<)
今日の歩数は4559歩
今朝の砂場猫 |
朝の淀川 |
センターキリスト教講演 |
熱弁の徐正敏先生 |
先生と2ショット |
魚眼で記念撮影 |
2012/04/27(金)●DEL坊断末魔(>_<)● |
6時起床。
今朝の血圧は224/122/91。
いつもの通りDEL坊の起動ボタンを押したのだが、オレンジランプが何時まで経ってもグリーンに変わらない。これはいつか来た道、ぢゃなくて、去年の11月頃に起きた症状と同じである。実はあの時は、電源コードを始め、すべての接続コードを抜いて、半日ほど寝かせてから、最接続して立ち上げたら、なんとか無事に起動した。それ以後は、終了のたびに毎回電源コードを抜くのが習慣になってた。それで、とりあえず立ち上がって、それほど支障なく使えてたのだ。
今日もまた、なんとかなるのではと、電源コードなど抜いて、やり直したが駄目。また全てケーブル抜いて、夜にやってみることにする。
例の西宮ドイツ人宅現場。、オーナーは昨日から新幹線で東京に行ってる。。きっと仕事の引き継ぎ+さよならパーティで大忙しなのだろう。
昼休みガレージで、オーナーが処分した本の中から「die jazz-dikothek」というドイツ語のペーパーバックを見つけた。ドイツ語はからきしだが、ミュージシャンやバンドの名前は読み取れる。1961年発行となってるから、ほぼ半世紀前の本である。300pちょっとのなかに150点ほどの写真が掲載されている。これがまた実に素敵なものが多い。もちろんすべて白黒で、「写真の力」を感じさせる。本は減らすことはあっても増やしてはなるまいと決めているのだが、これは持ち帰ることにした。半世紀前のジャズシーンの豊穣さを垣間見る事ができる。ジャズって、音楽的にはもちろん、ビジュアル的にもお洒落だったんだなあ。
台所梱包は矢谷くんがヘルプに入ってくれて何とか2時前に終了。
6時帰宅。さっそくDEL坊起動してみるも、全く駄目(>_<) ちびくろ2号でサイト検索したら、DEL坊がMorris.亭に来たのが2007年7月19日。この夏で5年目である。PCのっ賞味期限からすると、やはり買い替えの時期なのだろうな。
このMorris.日乘も、今日からしばらくはちびくろ2号で更新である。韓国旅行中みたいでらる。キーボードも小さいし、使い勝手はは悪い。それでもこれがなかったら、パニックになるところだから、ありがたい事この上ない。まあ、5月中をめどに何とかすることにしよう。
今日の歩数は4214歩。
ドイツのジャズのペーパーバック |
King Oliver's Creole jazz Band |
Duke Ellington |
2012/04/26(木)●最終回● |
6時起床。
今朝の血圧は203/110/82。
天気予報は雨だったので、歩いて行くつもりで部屋を出たら、止んでたので、自転車で摩耶倉庫へ。ちょっと早く着きすぎた。
西宮ドイツ人現場二日目。今日はまるまる台所梱包。20個以上のカートンを梱包して2/3が食器割れ物で、それでも全体の半分くらいしか進まなかった。
昼食は朝コンビニで買った弁当。
帰りは都賀川沿いに水道筋まで遡る。摩耶埠頭東南方面に大きなタンカーが停泊してるのを見かけたので、神鋼横の公演から撮影したのだが、ファインピクスA500では認識番号がわからない(>_<)
藤棚ではもう藤が満開だった。
韓国ドラマ「家に帰る道」60話を見る。これが最終回である。結局Morris.は、最初からぶーぶー言いながらしっかりこのドラマにはまってたような気がする。地デジの連ドラ予約モードのおかげで、すべて見てしまった。最終回は、もつれにもつれた両家の複雑な関係を、片っ端からハッピーエンドに持っていく。ホームドラマはこれでなくっちゃね(^_^;)
Morris.は途中からモデル会社のチーム長をやってるジス(パク・ヘウォン)と日本人モデルヒロのカップルを応援してた。ヒロ役の日本人俳優大谷亮平の韓国語はなかなか見事だった。明日からは「ドキドキMy Love」というのが始まる。これも64話あるから4ヶ月くらいこれを見続けるかどうか、ちょっと不安でもあるな。
観月ありさの「Answer」第二話も録画で見る。これは「相棒」の出来の悪い二番煎じでしかない(のだが、観月見てるだけだからかまわない(^_^;)
阪神-広島は一日越しの投手戦で9回まで0-0。11回裏平野のヒットでサヨナラ勝ち。韓国語でサヨナラヒットはクンネギアンタ、サヨナラホームランはクンネギホムロンという。実は昼休みにKBS日本語放送を聴いてたら、しおりさんが、韓国の野球用語について話してた中に出てきたのだ。タイムリーヒットを「チョクシタ」というのをえらく不思議がってたが、「適時打」は日本でもちょくちょく使うと思う。
バットのことを「コンマンイ(棍棒)」というのは、確かに一瞬驚くけどね。野球用語をまとめたページもあった。
今日の歩数は7978歩。
CARRERA LONDON |
藤棚も満開 |
「家に帰る道」最終回大団円 |
2012/04/25(水)●夙川付近● |
6時半起床。
今朝の血圧は207/105/76。
昨夜のKBS2ラジオのチュヒョンミLove Letter2部はキムグヮンソクがゲストで、ヒョンチョルの「ネマウムピョルガガッチ」のギター伴奏でチュヒョンミが歌った。火曜日の2部はこれがプログラムに組まれているらしい。なるべく聴くことにしよう。掛け合いDJ風にキムグヮンソクもリスナーからの便りを読んだり、おしゃべりしたりしてた。はギターはメチャうまだけど、喋りは苦手のようだ。そのとつとつぶりが、また面白いけど(^_^;)
今日は浅海くんと西宮のドイツ人宅の現場。5日取りの初日、というか、昨日大阪の事務所に大きな絵を取りに行ったクライアント自宅の現場である。絵や美術品の多い、博物館みたいな家で、いろいろ見るものが多かったが、玄関にあった小さな建物の油絵がとても良い感じだった。ユトリロや佐伯祐三などこのスタイルの絵も、油絵の一ジャンルを形成しているようだが、構図といい、色合いといい、タッチといい、何か懐かしさを感じさせてくれて、、毎日見ても見飽きない感じがする。名古屋のえむあいさんが、やはり建物をモチーフにした油絵を描き続けているのを思い出した。彼の画風は半抽象的だが、今日の玄関の絵に通じるものがある。垂直線と斜線の組み合わせは、遠近法の産物だろうが、Morris.は就中この一点透視の構図に惹かれる。
昼は2号線沿いのRinger Hatの長崎ちゃんぽん。Morris.はこのチェーン店は初めて。サービス期間で、チャンポン1.5倍盛りも2倍盛りも並と同じ\550だった。Morris.は1.5倍、浅海くんは2倍をを注文。これは予想外に美味しかった。
4時半過ぎまでみっちりパックして5時半倉庫出る。
今日は阪神、昨日の敵討ちで5-0の快勝。
今日の歩数は4957歩。
白花水木の咲きかけ |
玄関のこの絵は好感度大 |
台所の電灯の傘もお洒落 |
2012/04/24(火)●半夜月追慕● |
6時起床。
今朝の血圧は208/116/73。
昨日のKBS歌謡舞台は、去る3月26日95歳で亡くなった韓国歌謡作詞家の巨匠パンヤウォル(半夜月)の追悼番組だった。先週の番組予告知って、これは見逃せないと思ってた。
植民地時代には泰芳男(チンパンナム)名で歌手として活躍、作詞家に転じてからは、韓国歴史上最多ヒット曲を出しとされる。生涯で五千曲以上作詞したとされる。
それだけに今回の追悼番組でも名曲オンパレードで、ゲスト歌手もなかなかに豪華だった。
1.不孝者は泣きます/ヒョンチョル
2.花馬車/チュヒョンミ
3.さらば港よ/ソルンド
4.行く春来る春/キムヘヨン
5.断腸のミアリ峠/キムヨンイム
6.有情千里/ハチュナ
7.一字上書/イヒョジョン
8.壊れた愛の塔/ヒョンチョル
9.万里浦の愛/ソルンド
10.無情列車/チュヒョンミ
11.涙の京釜線/チャンユンジョン
12.連絡船/キムヨンイム
13.青春ブラボー/合唱
14.十九の純情/チャンユンジョン
15.山荘の女人/チェユナ
16.三千浦娘/ソンラン
17.チャルヘックンチャルヘッソ/ハチュナ&テジナ
18.山峡の里/コヨンジュン
19.昭陽江乙女/イコウン
20.泣いて越えるパクタル峠/テジナ
Morris.の大好きな女性歌手三人(チュヒョンミ、キムヘヨン、チャンユンジョン)が出てただけで満足である(^_^;)今日のユン・ジョンチャンはシンプルな白のシャツブラウスに短めのポニーテール(Morris.の現在の髪型とほぼ同じ(^_^))。まさに「ヨラホベスンジョン(十九の純情)」にぴったりのたたずまいだった。本当はもう三十超えてるけど、そうは見えない。今日みたいな格好だと本当に十九でも通りそう。この曲の他、「コンマチャ(花馬車)」「断腸のミアリ峠」「マルリポサラン(万里浦の愛)」「ソヤンガンチョニョ(昭陽江乙女)」などはMorris.の愛唱曲である。
8から12までは、一番だけメドレー風に流した感じだった。
Morris.はどちらかと言うと作曲家に注目するタイプだったが、やはり歌謡曲は、詞、曲、唱、三位一体だから、これからは歌詞にも注目しなくてはと思った。
朴燦鎬さんの「韓国歌謡史」に、朝鮮戦争後、北越した作詞家の作品が禁止されたため、半夜月の名で改詞されたものが歌われた。そのことに疑問を感じたのが朴燦鎬さんが韓国歌謡研究に手を染めるきっかけにもなったらしい。もちろん番組ではそういうことには一切触れられなかったけど(^_^;)
午前中は5人で、宝塚のローカル荷物引き取り、午後は、大阪市北区スカイタワーのドイツ文化センターから2.5m×1,8mの大きな絵の引き取り。かなり大きくて、エレベーターにぎりぎりで入るくらい。入らなかったら35階を階段おろし。ということはなくて、貨物用のエレベータは別にあったらしい。
昼は丸亀製麺でおろしぶっかけ。そういえば、最近大根の価格が暴騰してた(1本\250)が、ようやく元にもどったようだ。
阪神-広島、メッセンジャーと前田健の投手戦だったが、8回広島の新人堂林のプロ初ホームランで0-1のシャットアウト敗け(>_<)
今日の歩数は3763歩。
歌謡舞台「作詞家半夜月 追慕」 |
チュヒョンミ「花馬車」 |
キムヘヨン「来る春行く春」 |
チャンユンジョン「19の純情」 |
ハチュナ&テジナ |
豪華ゲスト陣 |
2012/04/23(月)●豊橋あたり● |
4時半起床。
今朝の血圧は192/104/65。
雨の止み間を縫って自転車で摩耶倉庫へ。
としろう、浅海くんと豊橋市のマレーシアからの引越し荷物配達。
現場は階段3階だったが、担ぎは二人がやってくれたので、Morris.はひたすら開梱に励む(^_^;)
12時半作業終了。
「丸源」で肉そば。昨日のラーメンよりは美味しかった。
豊橋市は静岡県との県境で、市内を路面電車が走っている。
紙ゴミ処分して、4時半倉庫着。
摩耶埠頭のクレーンに、今年も大小の鯉のぼりがディスプレイされていた。
今日の歩数は10272歩。
豊橋はまだ路面電車が |
それにしても宣伝過剰ぢゃ |
摩耶埠頭クレーン鯉のぼり |
2012/04/22(日)●池田呉服橋あたり● |
6時起床。
今朝の血圧は191/106/70。
今日は朝から雨で、傘さして摩耶倉庫へ。雨の中菖蒲が美しかった。
矢谷くんら3人で池田市栄本町にシンガポールからの引越し荷物の配達現場。ちょっと早く着いたのでコンビニ前で小休止、ふと足元を見たらマンホールの蓋に彩色された龍胆(りんどう)の花が描かれている。よく見ると「かわにし
おすい」とある。ここはまだ川西市だったようだ。それにしても何で龍胆の花かとiPhoneで調べたら、川西市の市花が龍胆で、川西市のある多田盆地に荘園を開いた源氏の旗印が笹竜胆で、「清和源氏のふるさと川西市」(^_^;)の花として一番ふさわしいということで制定されたらしい。
現場はエレベータありの3階だったが、トラック路上駐車で、雨が降ったりやんだりしたので、ちょっと難儀した。
割れ物過剰梱包が多かったので、開梱にも手間取り、作業終了は12時半過ぎてた。
現場前には煉瓦造りの堂々たる建物があり「白衣と敷物のKAWAMURA」と書いてある。通りには「呉服座」という真新しい芝居小屋もあった。近くの猪名川にかかる呉服橋は、西国札所勝尾寺への巡礼橋とも呼ばれて人通りが多く、江戸から明治にかけては芝居小屋や相撲小屋があって賑わっていたとか。「呉服座」は明治22年にこの地に移転、昭和44年廃業。建物は重要文化財として明治村に解体移築されているらしい。真新しい小屋は地域振興を図るため2010年復活したものらしい。
昼は神戸東市場の漫々亭に行ったのだが、今日は市場休みだった(>_<) 仕方ないので近くの「阿蘇」という店でラーメン食べるもいまいち。
雨の中4時半帰宅。今日は阪神、大和の6打点などで11-3と横浜に大勝。何とか3連敗は免れた。
明日は4時起きで豊橋現場。
今日の歩数は8116歩。
雨に濡れる白菖蒲 |
KAWAMURA |
青い船黄色い船 |
2012/04/21(土)●島津製作所資料館● |
6時起床。
今朝の血圧は213/115/72。
としろう、浅海君と京都のイタリア人韓国向け荷物のピックアップ現場。
トラックでピーター/バラカンのウイークエンドサンシャイン聴いてた。先週に続いてのテクサス特集。としろうがテキサスブルースに嫌気がさしたらしいので、適当にチャンネルを動かしたら、朝から演歌がかかってるFMがあった演歌といってもほとんどカラオケ道場みたいなレベルである。FM845という、コミュニティFMらしい。
現場は京都市役所のすぐそばで、早く着いたので、しばらく散策。市役所前の庭に一本だけ大きな八重桜があって、思い切り満開だった(^_^)
昼休み、食堂探しながら木屋町方面歩いてたら「島津製作所資料館」というのがあった。特別無料展観というのに釣られて冷やかしに入る。
同社の本社ビルは市役所のすぐ北にあるが、こちらの資料館は明治15年完成の木屋町本店の建物を元に昭和50年に創業100年を記念して資料館として生まれ変わったものらしいが、昨年(2012)130年記念で更にリニューアルしたものとのこと。
建物も素敵だし、展示品もバラエティに富んでて、博物館好きのMorris.はすっかり夢中になり、気がついたら食堂に行く時間がなくなり、コンビニでおにぎり買って、食べながら歩いて現場に戻る(^_^;)
昼からは西根くんもヘルプに入り3時作業終了。
倉庫作業済まして5時に倉庫出る。
摩耶埠頭に大きなタンカーが入ってたので見に行く。側面に大きく「NYK HINODE」と書いてあったが、船尾には「IZUMI 和泉 PANAMA」と書いてある。帰ってネットで調べたら、2007年下ノ江造船臼杵造船所建造のパナマ船籍のタンカーで名前はやっぱり「IZUMI」らしい。2万トンクラスで全長147m、幅25mだから、この前停泊してたタンカーの1/5くらいだが、それでも充分大きい(^_^;)
阪神はデイゲームで、4-3で横浜に連敗してしまったらしい(>_<)
今日は以前釜山でデジカメ壊された後で、ききさんから提供してもらった、FUJIFILMのFinePix A500を持っていった。今日の画像はすべてこれで撮影したものである。マニュアルは効かないし接写も5cmよりは寄れないけど、HP用の記録写真ならこれで充分だろう。
今日の歩数は5721歩。
京都市役所 |
市役所前の見事な八重桜 |
爽やかな欅と青空 |
藤で覆われた喫茶店 |
お洒落なビストロ看板 |
島津製作所 |
島津製作所資料館 |
当主の住居だった |
木製万力 |
写真機、蓄音機など |
日本最古の国産顕微鏡 |
動画の揺籃? |
初代島津源蔵像 |
丸に十字は島津家の家紋 |
ステンドグラス |
昔風の床屋 |
摩耶埠頭に停泊中のタンカーIZUMI |
同じく |
2012/04/20(金)●淀川散歩● |
9時半起床。
今朝の血圧は177/94/84。
宿酔というほどではないが何となく酔が残っているようだ。
外は雨。午前中は部屋でゴロゴロ。
昼過ぎて雨も小休止になったので、JRで塚本に出て、淀川の河川敷を散策。特に理由はなかったのだけど、JR昼割切符の残りが4月26日までで期限切れになるので使ってしまおうという魂胆だった(^_^;)
雨降ったり止んだりで、ちょっと難儀したけど、河畔散策はMorris.の好みである。
橋下に数軒並んだテント宿泊に猫がいたので頼んで撮らせてもらう。
歩いて淀川渡ろうと思ってたのだが、雨のため、阪急十三方面に回り、また塚本駅からJRで5時半帰宅。
自転車でマルハチに行く途中、王子公園脇、青谷川沿いの鬱金桜並木を冷やかす。
阪急路線から坂道約500mにわたって鬱金桜が植えられている。昨日の大阪造幣局が種類の多さを誇るならこちらは単一種で統一を図っている。鬱金桜は咲き始めは黄色が勝っているが、盛りを越える頃にはピンクがかってくる。結構楽しみどころが多い桜である。自転車押して一番上まで登り、ゆっくり降りて行く間に数えたら63本あった。中に御衣黄ではないかと思われるものを発見。2日続けて御衣黄を見るというのも、Morris.としては嬉しい驚きだった。
阪神-横浜戦は阪神三度の二死満塁を物にできず惜敗(>_<)
朴燦鎬さんから今月知人の結婚式で訪韓したとのメール。デジカメ画像も同封してあったが、知人と下積み時代の仲間チャン・サイクがゲスト出演したとのこと。ギターのキムグヮンソクも一緒にゲスト出演したらしい。これは羨ましい。さらに韓国映画の巨匠林権沢監督とも会って一緒に写ってる写真もあった。
今日の歩数は3421歩。
今日の雨雲 |
豆の花 |
淀川右岸から左岸を望む |
まあ力作の方かも |
白詰草 |
橋下集合住宅 |
そこの黒猫 |
そこの雉 |
同じく |
お得意ローアングル |
鴨も多い |
菜の花越しに |
枯葦越しに |
阪急複々線鉄橋 |
同じく |
河川敷菜の花畑 |
アート(^_^;) |
おとなしい斑犬 |
川辺のアート2 |
黒猫 |
姫胡蝶花(ひめしゃが) |
府立北野高等学院 |
青谷川沿い鬱金桜ロード |
同じく |
枝ぶりも雅やか |
盛りをすぎるとピンクになる |
これは御衣黄? |
2012/04/19(木)●通りぬけ● |
7時起床。
今朝の血圧は192/105/67。
朝の3点セットすまして、9時過ぎに部屋を出て、JR地下鉄乗り継いで天満橋下車。
大阪造幣局桜の通り抜け。平日なのにものすごい人出である(>_<)
Morris.は結構よく通ってて、これで10数回になると思う。さすがにこれだけ人が多いと、ゆっくり鑑賞することはできないし、撮影するにしても人が邪魔になる(Morris.もその一員だけど(^_^;)
それでもこれだけの種類の八重桜をいっぺんに見る機会はそうないので、毎度のことながら感心してしまう。結局1時間半ほどで100枚近く撮影。中高年のデジカメ一眼普及は目覚ましいものがある。
Morris.眷恋の御衣黄はやはり今年も盛りを過ぎていたが、それでもこの花の色とたたずまいには心を奪われてしまう。
葉に紛ふ花瓣愛し遅咲の天子の産着鬱金の櫻 歌集『櫻 はな』
適当に切り上げて、京橋駅まで歩き、寺田町に出て、久しぶりに若木夫妻宅に。
例によって庭のテーブルで、ビールと手料理いただく。もちろん持参のミニギターで歌いまくる。
鹿児島の芋焼酎「利右衛門」もいただく。25°で割りと飲みやすかった。韓国産の大浅利なども出てきて、久しぶりに酩酊状態。しばらく部屋で阪神ーヤクルト観戦。2-0でリードしてたのが2-3と逆転されたのをしおに失礼する。若木さん、おごちそうさまでしたm(__)m
まだちょっと早かったので梅田大阪駅前歩道橋でミニギター弾くも、橋の下のでブラス楽団の大音量にかき消される状態だったので、早々に退散(^_^;)
11時前帰宅。阪神はマートンのタイムリーで4-3で逆転してた(^_^)/
今日の歩数は12592歩。
造幣局桜の通り抜け入場口 |
千里香 |
水晶 |
林一号 |
人人人 |
松月 |
御衣黄と鬱金 |
やっぱり御衣黄が好き |
これも |
顔大きすぎ(>_<) |
平野撫子 |
静香 |
普賢象 |
天の川 |
同じく |
同じく |
飛行機雲 |
蘭蘭 |
これも見事 |
日暈と桜と飛行機雲 |
見応え充分 |
満開 |
須磨浦普賢象 |
麒麟 |
創設当時からのガス灯 |
八重枝垂 |
花の髪飾り |
今年の桜小手毬 |
いいね、いいね(^_^) |
白桜も良し |
日暈 |
泉布観 |
芋焼酎「利右衛門」 |
巨大浅蜊 |
若木夫妻と隣人の愛犬と |
梅田駅前歩道橋 |
2012/04/18(水)●屋上全開● |
7時起床。
今朝の血圧は199/114/77。
朝の3点セット。
今日も午前中はノレバン98号のテストを兼ねてカラオケCDRMのアルバムかけ流し。それとは別にこのCDROMには自動的にベスト10を生成する機能があって、higashiさんのストレステストのためか、すっかり曲目が変わってしまってた。higashiさんの好みが入ってるのかもしれないが、10曲全てMorris.も歌えた(^_^)。
「ソヤンガンチョニョ 昭陽江乙女」「リップスティックチッケパルゴ 口紅厚く塗り」「ソウル・テジョン・テグ・プサン」「鬱陵島ツイスト」「イビョレプサンチョンゴジャン
別れの釜山停車場」「ナメンヨルチャ 南行列車」「シンサドンクサラム 新沙洞の人」「ヌイ」「ソウル夜曲」「ヨジャイニカ 女だから」
You Tube使って、サボっていた楽譜集のテンポ未確認曲のチェック。これでほとんどの曲のテンポがチェックできたことになる。もちろんiPhoneアプリ「BPM」あってのこと。
今日はぽかぽか暖かい。昨日から大阪造幣局の通り抜け始まってるから、これを見てからひさしぶりに若木宅に遊びに行こうかと電話したら、あちらは昨夜飲み会があって今日は夫婦とも死んでる(>_<)とのことだったので、明日に延ばすことにする。
午後はミニギター持って屋上へ。うーん、気持ちが良い。午前中にテンポチェックした楽譜から適宜レッスン。チャンヘリの「追憶のバラード」にはまってしまった。これは前からかっこ良い曲だと思ってたし、ユンジョンちゃんも3rdアルバムでカバーしてた。BPM150というかなり早いテンポだが、iPhoneリズムアプリできちんとキープして練習。しかし以前は、曲のテンポはいい加減で練習してたのだが、絶対音感と同じく絶対リズム感みたいなものもあるのだろうか?春待ちにしろ、矢谷くんらにしろ、ステージで、いちいちテンポ決めたりしてなかったみたいだけど。Morris.はメトロノーム使う前は、同じ曲をかなりさまざまなテンポで演奏していたと思う。もちろん、テンポはアレンジといっしょで、変更可能と思うけど、オリジナルのテンポを知って、速くしたり遅くしたりするというのが大事だと思う。
日差しがある間はアロハ一枚でOKだった。今日は2時間ほど屋上にいた。これからは屋上で過ごす時間が多くなると思う。今日は飲まなかったけど、これからは缶ビールが欠かせなくなりそう。
夕方、歩いて春日野道方面まで散策し6時半帰宅。
阪神-ヤクルトは、2点先制しながら、あっさり逆転されて2-3で阪神の敗け。
9時からTV朝日で観月ありさ主演の「ANSWER 警視庁検証捜査官」が始まったので録画予約していたが、リアルタイムで見ることができた。これまでにないシリアスな刑事役だが、ちょっと面白みに欠けるようだ。それと片岡鶴太郎や、「LPガスさんのCM」で気持ち悪いと思ってた男優が共演してるのが嬉しくない。でも、きっと毎週見るに違いない(^_^;)
今日の歩数は5273歩。
午後の屋上 |
有明菫 |
春日野道の茶斑 |
2012/04/17(火)●奇人列伝● |
8時起床。
今朝の血圧は208/107/73。
朝からノレバン98号のテストを兼ねて、内蔵アルバムを流しっぱなしにしておく。ひとつのアルバムに100曲近く収められているから、これで完走(完奏?)できたら、まず実用には全く問題ないと思う。
そしてやはりhigashiさんから送られてきた、今年正月のMBCTV番組「ユ&キムの遊びにおいで」にイパクサが出演したビデオを見る。「奇人列伝」と題して、これまでに奇人として名をはせた芸人を集めてそれぞれの芸を披露してもらうというもので、
イパクサのほかは、怪力芸人チョンドンナム、ヨガのヨギダニエル、タコ踊りの筒おじさん、若い手品師チョヒョヌ女性ものまねイヨンミというラインナップ。収録は一回で2週に分けて放映されたものらしい。
CSTVで日本放映版のため日本語字幕が出て内容を把握できた。イパクサは最初、芸能界から消えた理由を、新居の薔薇園の屋根から落ちて足を折って、それを隠すために海外公演していたと偽り家に篭ってる間に人気が衰えてしまったという、とても本当とは思えない話をして、スタッフが持ってたギター借りてポンチャックメドレーやったりしてた。
番組のおしまいで、5分で30曲をメドレーするというコーナーがあってこれは大いに期待したのだが、何と途中早送り(>_<)である。結果的には2分半くらいで30曲やったということなので、ここはノーカットできっちり放映すべきだったと思う。
それでもパクサの最近の映像見ることができて嬉しかった。
午後は自転車で六甲道に出る。古着屋で何か面白い服無いかと探したが収穫ゼロ。弁天堂の閉店が痛い(>_<)
灘図書館で吉屋信子など借りて6時半帰宅。
阪神-ヤクルト戦。今日はメッセンジャーが事故史上最高のピッチングで完封。ブラゼル2ラン、マートン2点タイムリーで4-0、外人トリオにもらった勝利である。
島田和夫部屋スケジュール更新。
今日の歩数は1101歩。
正月番組出演のイパクサ |
神の木通りの白灰 |
同じく |
神の木通りの雉 |
別の雉 |
六甲道駅前の夕景 |
2012/04/16(月)●ノレバン98号帰還(^_^)/● |
7時起床。
今朝の血圧は204/107/68。
午前中は部屋でゴロゴロ。
午後屋上でミニギターおさらい始めたら小雨が降ってきたので中止。
また部屋でゴロゴロしてたが、3時過ぎに歩いて阪急六甲方面へ。センターの古本市を冷やかす。飛田さんのブログによると売上も順調なようだ。今年はボランティアの整理が行き届いている。以前は文庫や新書などは、とりあえず突っ込んである感じだったのが、今年はきちんと出版社別に分けられている(@_@)
古本市は5月15日までなので、近場でまだ未見の方は一度足を運んでもらいたい。
帰りはマルハチによって6時帰宅。
8時過ぎに宅急便でノレバン98号が届く。先月CDROMドライブ交換してもらうため長野県のhigashiさんのところに送ってたものだ。いまどきWIN98の周辺機器はほとんど廃版になってて、新品のCDROMドライブはもちろん、中古でもまともなものは殆ど無くて、higashiさんが電気街で¥100のジャンク品(@_@)を見つけて、ノレバン98号に装着したとのこと。それのチェックを兼ねて、一ヶ月近くかけて韓国ノレバンCDROMのストレステストやってくれた。それでいちおう異常は出ないようだということで送り返してもらったわけである。さっそくチェックしてみる。おお、とりあえず、問題なく動いている(^_^) ドライブだけでなく本体ももうかなりのご老体だから、いつまで使えるかは疑問だが、「結果オーライ主義」のMorris.はこれで充分満足である。
higashiさん、ありがとうm(__)m\(^o^)/
おまけとして、イパクサ出演場組のビデオDVDも同梱してあった(^_^) これについては、じっくり見てから報告する。
今夜の歌謡舞台は「歌謡山脈ヒョンイン10周忌特集」だった。彼の特集はこれまでに何度もやってるはずだし、歌われる曲もたいていお馴染みのものばかりである。それでも、好きな歌手トリビュート番組は嬉しい。ヒョンイン本人の歌謡舞台でのビデオが結構いっぱい流れたし、知らない歌では「アリランマンボ」という曲をキムダンアという若い歌手が歌ってなかなか可愛かった(ユンジョンちゃんぽい)し、ウィンクの「ラッキーソウル」、ペイロの「頑張れクムスナ」、ムンジュランの「ベサメムーチョ」「故郷万里」などは楽しめた。元老歌手アンダソンがヒョンインの思い出話を披露、「ソウル夜曲」を熱唱したのもなかなかだった。来週は作詞家半夜月を偲んでの特集とのこと。あわててネットで検索したら3月26日に亡くなっていた。享年95。朴燦鎬さんにとっては因縁の作詞家である。数年前のTV番組で二人の出会いの映像を見たが、半夜月氏の九十歳超えて尚矍鑠とした姿が思い出される。遅まきながら冥福を祈りたい。
今日の歩数は6417歩。
紫丁香花(ライラック) |
都賀川の名残の桜 |
野襤褸菊の綿毛 |
地味だけど珍しい雲 |
水道筋のこれは地震記念? |
ノレバン98号復活\(^o^)/ |
2012/04/15(日)●春花歌舞● |
6時半起床。
今朝の血圧は207/105/85。
朝風呂つかって、4月9日の歌謡舞台「春花歌舞」を歌麿会長からもらったDVDで見る。
最初がソルンドで「セレソローサ」続いてキムサンヒの「情熱の花」。前者はペレス・プラードのマンボ、後者はベートーベンの「エリーゼのために」だけど、日本のザ・ピーナッツの「情熱の花」の翻案だろう。
色んな花が出てくるかと思ったのだが、「コッ(花)」がタイトルに付く曲が半分くらいだった(^_^;) 花の固有名としては「チャンミコッハンソンイ薔薇一束」「イルピョンタンシンミンドゥルレ一辨丹心蒲公英」「チルレッコッ野薔薇」「メファタリョン梅花打令」くらい。
「花」が付くのは「花の首飾り」「落花流水」「花風女人」「花馬車」「初恋の花園」「花路地」などで、チャンユンジョンがそのままのタイトル「コッ」を歌った。この日は民族楽器ヘグム抜きだっとのでちょっと違和感があった。なぜかキムフングク「ホランナビ 揚羽蝶」を歌った??が、花に蝶は付き物ということなのだろうか?
KBSノレチャラン(全羅南道譚陽郡篇)見てから、歩いて新神戸方面へ。島田さんらがやってる東極楽寺の花祭り音楽祭をちょこっと覗いてみる。京都の「ふちがみとふなと」という、ウッドベースとボーカル(ピアニカも)の二人組が演ってて、これはなかなか良かった。みっちゃん、秋本くんらも出るはずだったが、時間がなくて失礼する。
三宮駅前の凸凹広場でミニギターであそぼうと思ったのだが、今日は日曜日で、バンドがPA使ってやってたのでぱす。
結局三宮図書館に先に行って数冊借りて、図書館前のベンチでミニギターおさらい。酒も飲み物もなしで2時間弱続けてやったら、ちょっと喉が痛くなった。酔っぱらいアジョシや、若者数名が興味示してくれたようだ。
帰りも歩きで、大安亭の業務スーパーで買い物して6時半帰宅。
阪神今日もデイゲームで中日に0-3の完封敗けを喫したらしい(>_<)
今日の歩数は10576歩。
近所の白猫 |
東極楽寺花まつり音楽会 |
誕生仏 |
コンサート(赤兵衛) |
浮彫地蔵尊 |
日暈 |
お洒落なポスター |
光る十字架 |
すぐ逃げられた(>_<) |
【吾輩ハ猫デアル】夏目漱石 ★★★☆☆☆ 昨年末に灘図書館で、「猫」の復刻版(上中下)を借りて、今年の正月の初読書にするつもりで、袋綴じの上巻をペーパーナイフでページを切りながら読み終えて、継続借り出しするつもりだったのに、予約が入ってるということで中途半端になってしまってた。その後、なぜか灘図書館の本棚にはこの三冊本は戻ってこない(^_^;)
ふと思い出して、部屋の押入れにこれの袖珍版があったことを思い出して、引っ張り出し、繁忙期のトラックの中で読了した。
この袖珍版は初版が明治44年(1911)大倉書店発行でMorris.の持ってるのは大正10年(1921)5月発行の574版(@_@)となっている。当時は改版が頻繁に行われたとはいえ、なかなかのベストセラーだったことは間違いない。
「猫」を読むのはこれで4、5回目だと思う。ストーリーは有って無きがごときものだが、語り手の猫を始めとして、飼い主の苦沙弥先生、美学者迷亭、理学士寒月、新体詩人東風などの、浮世離れした登場人物の繰り広げる脱線につぐ脱線の、世間、文学、美学、哲学、物理学など薀蓄を散りばめた会話、皮肉でユーモアの効いた戯画めいた描写と、独特の写生文は読者を楽しませて飽きさせない。
どこでもいいのだが、吾輩が初めて洗湯を見に行った時の場面を引いて文体見本としておく。
横町を左へ折れると向ふに高いとよ竹の様なものが屹立して先から薄い烟を吐いて居る。是即ち洗湯である。吾輩はそつと裏口から忍び込んだ。裏口から忍び込むのを卑怯とか未練とか云ふがあれは表からでなくては訪問する事が出来ぬものが嫉妬半分に囃し立てる繰り言である。昔から利口な人は裏口から不意を襲ふにきまつて居る。紳士養成法の第二巻第一章の五ページにさう出て居るさうだ。其次のページには裏口は紳士の遺書にして自身徳を得るの門なりとある位だ。吾輩は二十世紀の猫だから此位の教育はある。あんまり軽蔑してはいけない。さて忍び込んで見ると、左の方に松を割つて八寸位にしたのが山の様に積んであつて、其隣には石炭が岡の様に盛つてある。なぜ松薪が山の様で、石炭が岡の様かと聴く人があるかも知れないが、別に意味も何もない、只一寸山と岡を使ひ分けた丈である。人間も米を食つたり、鳥を食つたり、肴を食つたり、獣を食つたり色々の悪もの食ひをしつくした揚句遂に石炭まで食ふ様に堕落したのは不憫である。行き当りを見ると一間程の入口が明け放しになつて、中を覗くとがんがらがんのがあんと物静かである。其向側で何か頻りに人間の声がする。所詮洗湯は此声の発する邊に相違ないと断定したから、松薪と石炭の間に出来てる谷あひを通り抜けて左へ廻つて、前進すると右手に硝子窓があつて、其そとに丸い小桶が三角形即ちピラミツドの如く積みかさねてある。丸いものが三角に積まれるのは不本意千万だらうと、窃かに小桶諸君の意を諒とした。小桶の南側は四五尺の間板が余つて、恰も吾輩を迎ふるものゝ如く見える。板の高さは地面を去る約一メートルだから飛び上がるにはお誂への上等である。よろしいと云ひながらひらりと身を躍らすと所詮洗湯は鼻の先、眼の下、顔の前にぶらついて居る。天下に何が面白いと云つて、未だ食はざるものを食ひ、未だ見ざるものを見る程の愉快はない。諸君もうちの主人の如く一週三度位、この洗湯界に三十分乃至四十分を暮すならいいゝが、もし吾輩の如く風呂と云ふものを見た事がないなら、早く見るがいゝ。親の死目に逢はなくてもいゝから、是丈は是非見物するがいゝ。世界広しといへどもこんな奇観は又とあるまい。
まだまだ続くのだが、これくらいにしておこう。
「猫」は漱石の処女作とも言えるものだが、これを「ホトトギス」に連載したのが38歳、享年50だから、作家生活はたかだか12年である。この短い期間で日本最大の国民作家と呼ばれる作品をものしたのだから大したものである。でもMorris.は小説の半分くらいしか読んでないし、それほど心酔したわけでもなかった。読み返す程に愛読してるのは「猫」以外には彼の俳句くらいで、Morris.は彼の俳句は結構好きで愛読した覚えがある。一時期「やってた「ぐいぐい俳句」には漱石の影響があったようにも思う。
今回「猫」を読み返して、驚いたのは第六話の中ほど(333p)に「拱いて」と書いて「こまね(いて)」とルビをふてあったことだ(@_@) おいおい、それはないだろう。でもまあ、漱石は独特の当て字が多いことでも有名だから、あまり表記に目くじらたてることもないのかな。しかしながら釈然としなかったのだが、第八話の前半(423p)に同じく「拱いて」に「こまぬ(いて)」とルビが振ってあったのでちょっと安堵した(^_^;)
袖珍版「吾輩ハ猫デアル」 |
333p |
423p |
2012/04/14(土)●ちょっと花冷え● |
6時半起床。
今朝の血圧は213/110/66。
ウィークエンドサンシャイン、今週と来週二回は「テキサス特集」だと(^_^;) いまいちよくわからないのだが、テキサス州は日本より広くてさまざまな音楽があるとか言ってた。まあ、テキサスブルースは嫌いじゃないのだけど、それ以外に何があるかと思ってたら、ジャニス・ジョプリンの「ミーアンドボギーマギー」がかかった。ジャニスもクリス・クリストファースンもテキサス出身だとか。
午前中は雨が残ってたが、昼から上がったので、王子動物園へ。
まぬうは岩の上で日向ぼっこしてたが、背中辺りの毛が生え替わり時期なのかえらく毛羽立ってた。
図書室で新着本閲覧。「写真の学校-動物を撮る」「のこされた動物たち」「絵解きで野鳥が識別できる本」「ペンギンと泳ぐ旅」など。猫やまぬうをよく撮るMorris.だが、動物写真は難しい。福島原発避難区域に取り残された動物を保護しながら撮影した「のこされた動物」には心傷んだ。
動物園は夜桜以来だが、そろそろ桜も見頃を過ぎようとしている。ミニギター持参で演る気満々だったのだが、結構肌寒いのですぐやめる(>_<)
3時半帰宅。阪神-中日はデイゲームだった。途中から見たのだが、スタンリッジが初回に6点も取られて、結局これが最後まで尾を引いて、4-7と阪神の敗け(>_<)
今日の歩数は3363歩。
今日のまぬう |
今日の大山猫 |
今日のボブキャット |
今日の閲覧本 |
ハンター邸前 |
積もる花びら |
浮かぶ花びら |
そろそろ見納め |
青空をバックに |
2012/04/13(金)●離宮公園再び● |
6時起床。
今朝の血圧は226/110/72。
今日からしばらく仕事お休み。朝の3点セット。
北朝鮮の自称衛星ロケットが発射されて爆発して黄海に墜落したとのニュース。日本側の発表が韓米より40分以上遅れるなど、ドタバタしてたようだ。
先日京都天神川で出会った横山くんというギター弾いてた若者から当日の写真見たとのメールがあり、その時演ってたのがMarching Band というスエーデンのバンドの曲だということがわかった。You Tubeに複数の映像がまとめてあったので、しばらくBGM替わりに流す。若い二人組で、横山くんと友人の組み合わせと共通点を感じた。名前の通りスネアのリズムがマーチ風だし、全体的にのどかなサウンドである。あの日演奏していたMake up Artistという曲が印象的だった。ポンチャック、トロット命のMorris.の趣味とはかなりの径庭があるが、たまにはこういったものを聴くのも悪くない。
朝から曇ってるが、天気予報では雨になるのは夜半とのことだったので、花見がてら何処かに出かけることにする。
図書館の本のが延滞してるので、まずこれを返却するため、JR須磨海浜公園で下車して須磨図書館に寄り、近所の妙法寺川公園で一休みしてから、スーパーで弁当と酒(菊正宗嘉宝蔵四合瓶)買って須磨離宮公園に。この公園はあまり桜は多くない。もともとヨーローッパ庭園だもんね。とりあえず、高台で噴水広場を眺めながら弁当食べて、散策して、植物園奥の小洋風庭園で酒とミニギターでひとときを過ごす。それほど寒くないけど、思ったほど暖かくもない。4時過ぎにぽつぽつと雨が来たので、離宮道を下って、海岸へ。だんだん雨が強くなったのでJRで引き返す。
甲子園の阪神中日戦は強行されて、3-1で阪神勝利。とりあえず単独首位をキープしている(^_^;)
今日の歩数は7763歩。
灘駅構内より |
花海棠 |
妙法寺川 |
ここで弁当 |
山桜 |
枝垂桜 |
2012/04/12(木)●またまたデジカメ昇天(>_<)● |
6時起床。
今朝の血圧は226/110/72。
歩いて摩耶倉庫へ。
近くの原田資料館前の小さな砂場のある公園は猫場になってて、朝はたいてい数匹の猫がたむろしている。
今日の現場は住吉山手のオーストラリア人シンガポール向け荷物のピックアップ。
昨日の風雨にも負けず、まだ桜は全開状態である。今日はぽかぽか陽気で、花見日和である。
Morris.は二階のマスターベッドルームの梱包。東側の窓を開けると、大きなな洋館が見える。白鶴美術館南にあるこの洋館は前から気になってて、付近を通るたびに塀越しに覗いてたけど、なかなか見えにくかった。現場の隣が工事中で、そのため洋館が見晴らせるという、絶好の撮影チャンスである。と、焦って数枚撮ったところまでは良かったけど、何とその直後にデジカメ画面に「レンズエラー発生」の表示が出て動かなくなってしまった。5日前から仕事の時に使い始めた前機(PowerShotSX100IS)だが、こんなに早くダメになるとは思わなかった。まあ、去年夏の釜山でダメになって、処分しようとしたら突然復活したものだから、いつまたダメになってもおかしくはなかった。結局これでまともに使えるデジカメは一台だけになってしまった。実のところ、それで特に困ることはないはずだし、このシリーズはかなり廉価版になったので、割りと簡単に買い換えることができる。デジカメは消耗品だと思っている(思わざるをえない)Morris.なのだが、この消耗品への愛着はあるわけで、こうやって、ダメになるたびにちょっとつらい気分にもなる。
昼休みはコンビニの弁当持って近所を散策。近くの蘇州園では和装の新婚夫婦が桜の下で記念写真撮影してた。
住宅地の一画の更地の隅に見事な濃いピンクの桜が満開だったので、その下で花見弁当。デジカメ動かないのでiPhoneのピングーアプリのToyCameraモードで撮影。
午後は荷物搬出でトラック3台分階段おろし。一昨日の家具運びに続いてで、これは相当に応えた。いちおう今日で今年の農繁期も一段落ということで、明日からしばらく休みになりそうだから、のんびりしよう。
阪神は安藤が何とか1点に抑え、阪神の拙攻のなか代打桧山のポテンヒットで同点。時間切れの10回裏藤川が二死満塁を踏ん張って薄氷の(^_^;)引き分け。
今日の歩数は12598歩。
今朝の砂場猫 #01 |
#02 |
#03 |
#04 |
現場前の枝垂桜 |
同じく |
前から気になってた洋館 |
さよならSX100IS(>_<)/ |
今日の佳き日に(^_^) |
2012/04/11(水)●南丹市あたり● |
5時起床。
今朝の血圧は176/90/82。
天気予報は一日雨だったけど、朝のうちは止んでたので自転車で摩耶倉庫へ。
としろうら5人で南丹市のタイ行き荷物と保管のピックアップ現場。南丹市は2006年に八木町、日吉町、美山町が合併して出来た比較的新しい市らしい。現場は旧八木町で隣の八木中学は今日が入学式らしい。グラウンドには見事な桜が咲き誇ってたが生憎の雨で、式は室内でやることになったようだ。
2時までに作業を終えて欲しいということだったが高速梱包でちょうど正午に作業終了。
午後からは雨は本格的になり、強風も吹いて、これで今年の染井吉野はかなり散るのではなかろうか。
3時前に倉庫着。バン詰して、ちょっと早めに歩いて5時前帰宅。
広島マツダ球場の阪神-広島戦は、雨で中止だろうと思ってたら普通に始まってた。新井の連続2ランで4-0と阪神優勢。昨日は10-2で阪神が大勝したらしい。それはいいのだが、藤井が顔面にデッドボール受けて退場。結局登録抹消になったらしい(>_<)おいおい、やっと阪神の捕手も藤井で決まりと思ってたところだったのに。これは心配である。
今日の歩数は8008歩。
今朝の砂場猫 |
おなじく |
Whitefield (桃の一種) |
八木中学校は入学式 |
残念ながら雨 |
西郷川雨桜 |
【だれが「本」を殺すのか】 佐野眞一 ★★★☆☆元は 「プレジデント」誌に1999年から2000年にかけて連載された二百枚くらいを、千枚近くまで加筆して2001年に単行本として発売されたものである。
このところ佐野眞一にはまっているのだが、本書もなかなかに読み応えがあった。
1.書店 2.流通 3.版元 4.地方出版 5.編集者 6.図書館 7.書評 8.電子出版
の8章仕立てで、それぞれに佐野らしい精力的で突っ込んだインタビューと、本との関わりとこだわりに関しては一家言ある著者らしい渾身のルポになっている。ただ、おしまいの電子出版は、本書発刊後の現在までの12年間に劇的に変化してるし、Amazonを始めとするネットによる書籍流通の普及を思うと、すでにして古くなった気がした。「日本のゴミ」(93年刊行、97年文庫化)が古さを感じさせないどころか、なおその存在価値を高めているのに比べるとかなり見劣りがする(^_^;)
とは言え、Morris.に裨益するところは大いにあった。
「平凡社の給料は出版業界で一番というだけではなく、他の業界と比べても図抜けて高かった。当時、世界大百科事典がめちゃくちゃ売れていて、役員たちはお札を刷ってるようなもんだ、なんて豪語してました。われわれの給料は高すぎるから下げろ、なんて運動を組合がするわけもありませんから、給料は上がる一方で、そのぬるま湯的体質にみんなつかってしまった。組合活動といっても結局は既得権擁護運動なんです。これは平凡社だけでなく、中公や岩波にしても同じです。自戒もこめていうんですが、戦後の組合が流した害悪は非常に大きかったと思います」
1940年体制をひきずった出版流通システムに加え、左翼運動を装いながら、その実労働貴族のモノ取り主義でしかない組合運動が横行する。そしてちょっとでも批判がましい声が出ようものなら、われわれは出版文化に寄与する良書をつくってるんだ、と夜郎自大にふんぞり返る。いやはや、とタメ息をつくしかないが、良書信仰にこり固まった、いわゆる名門出版社といわれる版元ほど、出版文化の砦を守れという口あたりのいいスローガンをいいたてて、出版流通の40年体制と労使対立の55年体制を結果的に温存し続けた。別角度からいえば、左翼労働運動が出版流通の40年体制を補完したともいえる。
読書力というものがもしあるとすればと仮定しての話だが、大塚は読書力のバロメーターを岩波の本との関係だけではかろうとしている。ここで語らなければならないのは、読者の変質ではなく、版元がその読者にどれだけ届く本を提供できたかどうかである。ここには文化の変容が被害者的に語られていても、それににじり寄る企業の努力は語られていない。東大法学部の学生が岩波新書を読まなくなったのは、単につまらない本だったからだけなのかもしれない。(版元)
いわゆる出版社神話みたいなものがあったのは事実である。大学神話に似たようなものであるが、「面白くてためになる」講談社だけでなく、「難しくてためになりそう」な岩波、平凡社なども、結局は知識の権威に補強された儲け主義を謳歌したということなのだろうな。
ここに紹介したようなしたたかな戦略としなやかな感性をあわせもった編集はむしろ例外的存在であることを、私自身がよく知っているからである。企画ひとつ立てられないくせに、横柄な態度だけは一人前の編集者がいかに多いことか。彼らが日本の出版界をどれだけ毒しているかを知らないのは、当の本人たちだけである。彼らは再販制と委託制という手厚い保護政策のなかで、人もうらやむような高禄を食んでいることに無自覚すぎる。彼らは読者の財布のヒモを開かせるのがどんなに難しい仕事かということに思いを馳せたことがあるのだろうか。ときどき、彼らには世間というものがないのだろうか、と怪しむことがある。
編集者に必要なことは、A地点からB地点にいかに早く到着できるかではない。それより、その道筋にどんな花が咲いているか、人びとはどんな身なりをしているかといった世情を観察できるかである。学校秀才がダメなのは、優秀さだけを競い合っているからである。
われわれは歴史に残る何人かの名編集者を知っている。明治末期から大正にかけて、当時の総理大臣の二倍の月給をもらって「中央公論」の編集長をつとめた滝田樗陰は、黒塗りの人力車を乗り回して、無名の作家の発掘に全精力を傾けた。島崎藤村、志賀直哉、芥川龍之介、永井荷風、谷崎潤一郎らは、ほとんど樗陰によって発掘あるいは育成されたといってよい。
「文藝春秋」を国民雑誌といわれるまでにのしあげた池島信平、「週刊朝日」を百万部雑誌に仕立てあげた扇谷正造、「暮しの手帖」で一世を風靡した花森安治……
21世紀を見ずに瞑目した新潮社元重役の斎藤十一は、小林秀雄、大岡昇平、太宰治、井伏鱒二らの文学派から、松本清張、五味康祐、柴田錬三郎、山口瞳、山崎豊子らの大衆作家に至るまで世にデビューさせるとともに、出版社雑誌初の週刊誌「週刊新潮」をつくった人物としてしられている。(編集者)
「編集者」というものに憧れた時期があった。こうやって、ずらずらと超一流の編集者の名前が並べられると思わずほぉーーっ!!と唸ってしまう。
こういった綺羅星のような名編集者と対照的な「ダメ編集者」が星の数ほどいることも、何となく納得できる。ある意味Morris.もそのダメ編集者的な作業をやっているのかもしれない。
「借りてきた本で読んだ知識は借り物の知識に過ぎぬ。それを返してしまったら、その途端に、その知見も本と一緒に図書館に返してしまうことになるのである」という林望むの意見には賛成できかねた。
本当のことをいえば、私は利用者サービスに心をくだく南千住図書館のような図書館より、厖大な蔵書をただつっけんどんに並べただけの気むずかしそうな図書館の方が好きである。私は蔵書の森に迷い込み、うろうろしながらワンダーランドの感覚を体験することこそ、本当の図書館の醍醐味ではないかと思っている。目的の本を探しながら、ふと隣にある本に目がいって、思わぬ発見をすることも珍しいことではない。インターネットなどのデジタル情報でピンポイント的に図書を検索することを好まないのも、同じ理由による。
そんな私好みの図書館は東大や早稲田などの大学図書館しかないと思っていたが、東大阪市にある大阪府立中央図書館を訪ねて、大いに認識を新たにさせられた。同館は大阪府立中之島図書館の旧蔵書七十万冊と、天王寺にあった旧夕陽丘図書館の旧蔵書六十万冊を合わせた百三十万冊の陣容で、1996年5月にオープンした新しい図書館である。(図書館)
図書館至上主義のMorris.としても、林某(^_^;)の意見には異議申立てしておこう。この人の本も何冊か図書館で借りて読んだのだが、だんだん嫌いになっていったことを思い出した。
Morris.もあまりにサービス精神に富んだ図書館より、八幡の藪知らずみたいな図書館が好みに合ってるようだ。そういう意味でも、この東大阪の府立中央図書館は、一度訪れなくてはなるまい。
私がある本を書評する場合、その本が誰かに薦めるに値する本かどうかを最低限の基準としている。もってまわった表現で自分の芸をいやらしくひけらかしたり、身辺雑記をチラつかせることが書評の極意だと勘違いしている輩が、日本の書評界にはまだあとをたたないようだが、簡潔にその本の内容を紹介し、その本を読んでくださいと愚直に薦めるのが書評の王道だと思っている。(書評)
Morris.日乘の読書控え(これ自体がそう)にも、これまでには、そういったいやらしいところも多々あったようだ。
「愚直に薦めるのが書評の王道」という言葉は肝に銘じておこう。
Morris.の読書控えには、これまで悪口が多すぎたようだ。偉そうに星印の採点までして、低評価本のこきおろしに力みすぎるきらいがあった。
今後はつまらなかった本のメモは極力パスして、すごさ、面白さ、楽しさ、驚き、感動、発見などをメインに紹介する、読書界の淀川長治を目指したい(^_^;)
本書中「拱く」と書いて「こまねく」とルビを振ってるのが2ヶ所(98p,439p)あった。表記に関してもかなり厳格な基準をに則っているはずの佐野のことだから、これは確信犯ではないかと思われる。これによって評価の☆ひとつ減らしてしまった。←これでは淀川長治の道には程遠いね(^_^;)
2012/04/10(火)●過密スケジュール(>_<)● |
4時起床。
今朝の血圧は212/109/76。
矢谷くんと長久手の現場へ。
新名神はトンネル抜けたらすごい霧で、太陽がほとんど月みたいだった。
現場はほとんど骨董品の倉庫状態で、古くて巨大な家具がところ狭しと詰め込まれている。ずっと以前ゆうさんが外人ブローカーとつるんで仕事やってた頃のことを思い出した。
それにしてもそれにしてもかなり大変な現場だった。名古屋から一人ヘルプに来たけど、3人でようやくトラックまで運ぶ家具が多く。Morris.はフラフラになってしまった。
昼食抜きで1時半作業終了。大山田SAでじゃこ飯定食食べて、5時15分倉庫到着。
6時前帰宅。急いで着替えてJRで鶴橋へ。今夜はサランバン会である。会場「恋人」についたのが7時半。歌麿会長、洪ママ、丸本夫妻、など10人ほどが集まってた。Morris.はチョヨンピルの「カンウォンドアリラン」から始めたのだが、これがキーが低いわ、テンポはのろいわで、散々。続けて歌った「ヨヘンウルトナヨ」もボロボロだった(>_<)
歌麿会長から昨日と先週の歌謡舞台DVDもらう。昨日はさすがに見損なったのでありがたい。
サランバン会以外の客もいて、日本の歌も多く、あまりMorris.は歌えなかったけど、今日は疲れてたからこれくらいでちょうどいいのかもしれない。
10時半に、歌麿会長と一緒に洪ママを送っていく。かなり酔ってることもあって、洪ママは時速1kmくらいで前の「サランバン」のあった二階の自宅まで30分以上かかった。階段上るのも大変そうだったが、ともかく、元気な洪ママに会えることがサランバン会の一番の目的である。
久しぶりにビール痛飲したけど、何とか乗り過ごすこと無く午前零時半帰宅。即就寝。
明日も5時起きである(^_^;) 今年の農繁期は例年に増して忙しかったけど、とりあえず、明後日まで行けば、一息つけそうである。
今日の歩数は8821歩。
長いこと停泊してる巨大タンカー |
こちらは新参 |
チャイナマーブルみたいな太陽 |
これも太陽 |
今日の現場(>_<) |
こんなのがごろごろ |
JR灘駅前桜のトンネル |
韓国歌謡歌うCHIちゃんと洪ママ |
歌って踊って |
今夜のサランバン会 |
歌麿会長と |
洪ママと |
2012/04/09(月)●京都天神橋花見(^_^;)● |
6時起床。
今朝の血圧は213/109/82。
三甲さんのトラックで京都宝塚3連チャン現場。
今日はぽかぽか陽気でえらくあったかい。まさに花見日和である。
第一現場は下京区ドイツからの荷物配達で、開梱まで11時作業終了。
コンビニで弁当買って、桂川あたりで花見しながら休憩しようと行ったのだが、トラック停めるところがなくて、近くの天神川左岸で花見。昨日の夙川より密度が濃い桜並木だった。ところどころに大きな柳があって、緑とピンクの対照が美しかった。
男女若者3人が花見してて、一人が黒いセミアコギター持ってたので一曲所望する。軽快なポップロックの曲を演奏してくれた。もう一人がスティックでリズムつける。北欧のマーチングバンドの曲とか言ってたようだがよくわからない。男性ふたりは卒業生で専攻はイタリア語と英語、女性は学生で中国語とのこと。韓国トロットアイドルという惹句でチャンユンジョンを紹介。iPhoneで「オモナ」を流したら結構受けてた(^_^)
韓国語、ハングルの話などでも盛り上がり、記念撮影も(^_^)
午後1時に壬生で小口の航空便ピックアップ。その後、宝塚のシンガポール向け船便荷物ピックアップ。これはあっさり済んで、宝塚へ。ここで矢谷くんと合流。
6時前に作業終了。7時前に倉庫に戻り、バン詰作業などして、8時半帰宅。
明日は4時起きで長久手現場。
今日の歩数は6570歩。
花には目もくれない鴨 |
桜大樹 |
桂川の花堤 |
京都天神川 |
櫻櫻 |
柳樹桜をこきまぜて |
やっぱり春は嬉しい |
京都外大トリオ |
仲良くなって記念写真も |
2012/04/08(日)●花祭り● |
6時起床。
今朝の血圧は210/105/77。
久しぶりの休みで日曜で花祭り、おまけに復活祭(イースター)らしい(^_^;) この復活祭というのはなかなか把握できなくて前にも何度か調べたが、基本的には「春分の後の最初の満月の次の日曜日」ということになるらしい。今年の春分の日は3月20日で、その後の最初の満月は昨日だったから、今日日曜日がまさにその日になるのだけど、これがまた東西教会によって基準がちがってて、年によってはズレが起きる??
今年は西方教会は今日4月8日、東方教会では来週4月15日になるらしい。
まあ、復活祭はこの際おいといて、とにかく今日は花見に出かけることに決めてた。最初、須磨離宮公園-須磨寺-須磨浦公園というコースにしようと思ったのだけど、昨日ネットで開花状況見たら、須磨浦公園はまだ一分から二部咲きになってた。それなら大阪城公園まで行こうかと思ったが、近場では夙川が六分から八分咲となってたので、今年はこちらに決定。
10時前に部屋を出て阪急で夙川に。
ちょっと早めに出かけたつもりだったがすでにかなりの人出。花もちょうど見頃である。川沿いに苦楽園方面までふらふらと散策。
コンビニで缶ビール買って、ベンチに陣取って、ミニギター(^_^;) 昨日ほどではないが、今日もちょっと肌寒い感じだったがお昼になるとちょっと暖かくなった。結局2時間くらい飲んで歌ってたと思う。韓国歌謡ということで、韓流おばさんたちがいろいろ話しかけてきたし、にわかカメラマンたちから結構撮影されたようだ。
河畔ではブラスバンドの演奏や、ペタンク大会も行われていた。
2時前に切り上げて、二号線を西に向かい、ダイエーで酒など買って中江くん宅へ。仕事やめて無聊を囲っている中江くんのお見舞い(^_^;)と阪神-巨人のデイゲーム一緒に見ることにしたのだが、阪神は今日は良いところなしで、新人宮国にやられてしまった。
6時過ぎまで飲んでだらだらしてたが、JR芦屋駅まで歩いて7時半帰宅。
日曜美術館はクリムトの特集だったが、いまいちMorris.は彼の装飾過多作品には違和感を覚える。ゲスト横尾忠則の話がちょっと面白かった。
島田和夫部屋スケジュール更新。
今日の歩数は11018歩。
夙川午前10時半 |
見頃である(^_^) |
桜だらけ |
たまには犬も(^_^;) |
ブラスバンド演奏 |
ペタンク大会も |
そしてMorris.も(^_^;) |
白喇叭水仙 |
かなり下流 |
2012/04/07(土)●花冷え● |
6時起床。
今朝の血圧は195/101/71。
今日は何となく肌寒い。典型的な「花冷え」だろう。
矢谷くんと午前は六甲道に配達。午後は泉南で航空便ピックアップ。どちらも軽い仕事で午後は3時以降という時間指定だったので、ほとんど「中抜き」の一日。おかげで、読みさしてた漱石の猫読み終えてしまった。おまけに明日は休みなので、またまた休養できそうだ(^_^)
ずっと仕事時に携帯して使ってたデジカメCanon PowerShot A700がとうとう動かなくなってしまった。Morris.は最初のCASIOのあとは、ずっとこのCanon
Powershotシリーズを愛用してきてて現在使ってるSX130ISでたぶん10台目くらいになると思う。A700はたぶん2007年頃に買ったモデルだと思う。途中ストロボが付かなくなり、それを機会にマイナーチェンジのA710Sというのをネットで買うことにしたのだが、これが初期不良で返品。その後かなりスペックの違う黒いSX100ISを買った。これはなかなかの優れ物だったが、レンズ移動トラブルで修理、釜山でアジョシに投げつけられて一巻の終わりと思いながらも修理で復活と、修理費を入れると6万円以上かかったことになるのだが、去年夏の韓国旅行中にフリーズしてしまい、急遽後続機であるSX130ISを、名古屋のえむあいさんに頼んでソウルまで買って。。持ってきてもらった。こちらは廉価版?で前機の半額くらいだったが、機能としては上回っているくらいで結構お買い得だったと思う。
で、帰国してフリーズしてた前機を触ってたら、突然復活してしまった(^_^;)
ということで、これからは前機を仕事中に使うことになるだろう。
それにしても5年以上使い続けたデジカメなんてこのA700が最初で最後だろう。Morris.にとってデジカメは消耗品で、一番短いのは2ヶ月もたなかったくらいだもんね(^_^;)
いやあ長いこと良く活躍してくれた。お疲れさま。
昼は「せんよし」という和歌山ラーメン。矢谷くんは前からチェックしてたらしいし、たしかにそれなりに美味しかったのだけど、Morris.のこのところのラーメン忌避傾向(^_^;)からすると、どうもしっくりこない。
4時半に倉庫に戻り、5時帰宅。
阪神はスタンリッジ、筒井、榎田、藤川の完封リレーで虎の子の一点(内野ゴロの間に得点)を守りきって巨人に連勝。でも藤川は先頭打者出すし、ワイルドピッチあったりのヒヤjヒヤ投球。打線も全体的にぱっとしないし、和田監督の采配もいまいちMorris.にはアピールしない。
今日の歩数は1892歩。
A700最後の画像 |
ほんとに長いことお疲れさまm(__)m |
和歌山ラーメン「せんよし」 |
2012/04/06(金)●桜月夜● |
6時起床。
今朝の血圧は192/93/74。
矢谷くんと大山崎近くの島本町にシンガポールからの荷物配達現場。大して多くなかったし、鹿児島から孫の顔見にやってきた老夫婦が開梱手伝ってくれたこともあって、午前中に作業終了。
昨日に比べると1/5くらいの楽な現場だったけど、3時前に倉庫に戻ってからの作業がちょっときつかった。
6時帰宅。風呂に入ってから、王子動物園の夜桜見物。もう毎年恒例行事だもんね(^_^;)
今年は開花が遅れたので、ちょっと早すぎるのではと心配したのだが、七分から八分咲きだった。ただ夜桜コースは随分規模が縮小されてた。バイトの警備員が、それほど人は混んでないのに「立ち止まらないように」と連呼するのは興を殺ぐことこの上ない。まあ、夜桜撮影は5年ほど前にフォト蔵アルバムにアップしたのでそちらを見てもらいたい。
今夜はまんまる月が桜の枝影から顔を覗かせていた。暦では満月は明日なのだが、今夜の月もほぼ満月といっていいくらいだった。
甲子園での阪神-巨人戦。2-0で能見が完封勝利(^_^)
今日の歩数は5070歩。
王子動物園夜桜 |
思ったより開花してる(^_^) |
観覧車桜 |
枝ぶりも魅力 |
ちょっとアップ |
魔力を感じる |
花の彼方に月が |
ほぼ満月ぢゃ |
ハンター邸前 |
2012/04/05(木)●over-work(>_<)● |
6時起床。
今朝の血圧は217/111/70。
奥井さんと午前中は灘区で航空便200kg+保管便5m3+廃棄処分。午後3時から別の灘区現場で航空便200kg、さらに午後6時から三宮で航空便200kgというメニュー。初めから残業決定である。それはともかく、朝の現場の保管便がえらく多かった。
とても3時に別現場というのは不可能ということで事務所に電話して、別チームに行ってもらうことに。
結局午前中の現場の作業終了は4時半過ぎ(^_^;) トラック満タンで、仮に3時前に終わってたとしても次の現場の積み込みは不可能だった。5時に倉庫で荷物降ろして、三宮へ。
荷物が増えたのか見積もりが甘かったのか分からないが、ここのところの多忙に加えて神経的にもちょっと疲れた今日一日だった。
8時帰宅。今日から7日まで王子動物園夜桜公開だが、さすがにMorris.は今日はパス。
阪神はブラゼルの連続ホームランもあって。安藤が2年ぶりの勝利。9回まで3-0で、完封リレーかと思われたが、藤川がホームラン浴びて3-1の勝利。何か今年の阪神には勝っても敗けても引き分けても、いまいち不安材料だらけに見えてしまう。
今日の歩数は4727歩。
今朝の雉 |
これは煙でなくて雲(^_^;) |
地味なような派手なような |
2012/04/05(水)●守山あたり● |
5時起床。
今朝の血圧は205/105/80。
昨夜のKBS2ラジオチュヒョンミLoveLetter2部はギタリストキムグヮンソクがゲストで、またまたギター伴奏でチュヒョンミの生歌が聴けるとういことで期待大。で、最初の歌は「泣いて越えるパクタルセ」で、これは前回も演った曲である。視聴者からのリクエストということだけど、どうせなら違った曲をやってほしいと思った。そして2曲目はイミジャの「ヨジャエイルセン
女の一生」。これは最近のMorris.の課題曲(^_^;)でもあるので大満足だった。この曲、キムグヮンソクのギター伴奏は割りと楽譜通りだった。
浅海、溝渕くんと滋賀県守山市にシンガポールからの荷物配達現場。守山銀座通り(^_^;)のどまんなかにあるマンション。この銀座通りはかなり広い道路の両端の店前に簷のようなアーケードのある、いかにも昔風な商店街である。道を跨いでいる看板にはホタルの模型が飾られていた。ホタルの里なんだろうか?
荷物の量はたかがしれて、ほとんどMorris.は雑用係みたいな仕事。昼前に作業終了。
道の駅「あぐりの里」でフライランチ。10数種のメニューから好みの二つを選ぶという方式で、最初はお得な気がしたが、量的に倍になるわけではないし、迷った挙句にハズレを選ぶケースが多い(^_^;)
今日は白身魚フライとトンカツにしたのだけど、これって単なるフライ定食だしね。
廃材を捨てて3時倉庫着。途中トラックで選抜高校野球決勝戦の後半をラジオで聴く。大阪桐蔭が青森の光星学院を7-4で下し優勝。
5時帰宅。今夜の阪神は神宮のヤクルト戦。メッセンジャーが5点を取られて2-5と劣勢だったが8回ブラゼルの2ランとスクイズで同点に。結局9回4時間超えで引き分け。負けなくて良かったと思うべきなのだろうが、どうも負けたような気がする。
今日の歩数は3905歩。
2012/04/03(火)●爆弾低気圧● |
4時起床。
今朝の血圧は188/95/67。
朝はまだ雨降ってなかったので自転車で摩耶倉庫へ。
矢谷くんと愛知県大府の蘇州向け荷物ピックアップ現場。
今日は昼間に低気圧が本州を横断するため台風並の強風と大雨の予想。新名神に入った頃には何となく異常な雲が出ていた。
名古屋から木下くんがヘルプに入り3人で作業。雨の止みまを縫って積込み。二階のタンスを梱包して階段から下ろそうとしたが降りない(>_<)
梱包はがして、再度階段に挑戦したがこれもだめ。結局ベランダから手降ろし(^_^;) これでちょっと時間を取られて1時過ぎ作業終了。
帰路伊勢湾道路は強風でトラックかなり揺れた。明石大橋と関空連絡橋は通行止めになったらしい。
神戸方面まで戻ったら青空が出てたが、風は相変わらず猛烈だった。
海子さんのブログでは、バングラデシュの旅をデジカメ画像満載でアップしてたが、昨日の30回目で最終回。あべさんの森羅万象では、やはりカンボジアの旅を飛び飛びにアップしてて、こちらも先日最終回となった。行った時期も同じ頃だし、これまでになく現地の人物写真中心で、アップの終了も同じと、何か暗合でもあったかのような気がした。東南アジアの国々への関心はあるのだが、Morris.の場合、どっぷり韓国にはまってしまい、あちら方面へ足を運ぶことはほとんど不可能になってしまっている。こうやって、ネットで親しくなった方々の旅の写真で、ひとときの「行った気分」にさせてもらうのも、ネットの功罪の「功」の部分だろう。
今日の歩数は4901歩。
尋常ではない雲 |
新名神のいつもの橋 |
帰路土山SA |
神戸に戻ったら晴れてた |
近所のスタンドの屋根が(@_@) |
大きな枝も強風で |
2012/04/02(月)●甲子園猫日和● |
7時起床。
今朝の血圧は208/106/70。
久しぶりの休みで、いい天気。朝の3点セットすまして、阪神で甲子園へ。
単なる思いつきで、選抜高校野球準決勝「大阪桐蔭-健大高崎」やってるということでひやかしに行ったのだ。桐蔭の藤波投手というのをちょっと見たかったこともあるけど、どちらにも特に思い入れはない。着いた時には桐蔭が1-0でリードしてたが、なかなかの投手戦で、8回表に高崎がホームランで同点にして、面白くなるなと思ったらその裏桐蔭がホームラン2本でリードして試合を決めた。iPhoneのラジオアプリで中継聞きながら観戦するつもりだったのだが、アプリだとリアルタイムと30秒以上のタイムラグがあることがわかった。これでは実況にはならない(>_<)
あと一試合あったけど、今日はこれで切り上げ。阪神沿いにふらふらと今津まで歩く。
暖かい日差しに誘われてか、やたら猫がいてしばらくMorris.@Catographerモード。
2時頃今津の三浦さんの店「珈琲香房」へ。えらく久しぶり。日記を検索したら、去年の5月22日以来だった(^_^;) ここには5年ほど前に買ったコーヒーサービス券がまだ残っている(^_^;)
嫁の律ちゃんは相変わらずラグビーフリークで、今年はニュージーランドまで応援に出かけたらしい。
阪急で4時前帰宅。暖かいので屋上でミニギター。5時過ぎるとさすがに冷え込んできた。
2週間ぶりの休みでいちおう休養日になったと思う。
今夜の歌謡舞台は「歌謡韓流」で、キムヨンジャ、テジナ、チャンウンスクなど、海外で活躍した歌手特集らしい。菅原都々子の歌った韓国歌謡「片割れ月」「連絡船の歌」「木浦の涙」、日本人が好きな韓国歌謡「黄色いシャツ」「カスマプゲ」「大田ブルース」「流されて」、そしてラストは「釜山港へ帰れ」だった。キムヨンジャが日本に行く前のヒット「スウンドン水銀灯」と、最新のヒット曲「10分以内に」を歌ったのがハイライトかな。本来なら桂銀淑こそ出演して欲しかったのだけど……
明日は4時起き早出(5時半出発)だが、朝のうちは雨らしいのでちょっと早めに出ることになりそうだ。
今日の歩数は9378歩。
阪神永久欠番10藤村富美男 |
11村山実 |
23吉田義男 |
久々甲子園 |
健大高崎の応援団 |
白木蓮 |
平凡なのにちょっと無気味 |
甲子園裏賀町の白雉 |
おなじく |
こちらはふさ猫 |
野良度高し |
今日の美猫 |
人見知り雉 |
可愛がられ白雉 |
新川 |
道祖神? |
久々「珈琲香房」 |
三浦さん |
2012/04/01(日)●グンゼ綾部本店● |
5時起床。
今朝の血圧は199/105/81。
浅海くん奥井さんと綾部市のスペイン向け荷物ピックアップ現場。
日曜日で空いてたこともあって1時間近く早く着いたので、コンビニで休憩。近くに記念館みたいな施設があったので見物。
グンゼ記念館、グンゼ博物苑と書いてある。綾部市はグンゼ発祥の地だったらしい。グンゼという社名は、もともと「郡是製糸會社」。「国是、県是、郡是、村是」、創業者波多野鶴吉が何鹿(いかるが)郡綾部町のためになる企業を興したいという気持ちからの命名だったとか。
記念館の入場は金曜日のみとのことで中には入れなかったが、建物の外観だけで充分楽しめた。
現場はかなり散乱していたが、やり始めたら順調に進んで昼過ぎには作業終了。
「つる吉」という食堂で肉うどん定食。まずまず美味しかった。この食堂名もグンゼ創業者の名にあやかっているのだろう。
3時半倉庫着。バン詰などして5時帰宅。
今日4月1日はエープリルフールである。いまどき、この言葉自体が死語になったような気さえするのだが、KBS2ラジオ「チュヒョンミのLoveLetter」ではのっけから、マヌジョル(万愚節)の話題だった。韓国ではまだこの習慣?が健在なのだろうか?
4月1日といえば
水枕ガバリと寒い海がある
の西東三鬼の忌日が4月1日に死んだということを思い出す。つまり今日は三鬼忌だ。
膝枕ガバリと開く萬愚節
というMorris.の戯句が2001年の「ぐいぐい俳壇」にあった(^_^;)
阪神は横浜に2-6で敗けてた(>_<)
明日は久しぶりの休みである。休養にあてよう。
今日の歩数は4982歩。
今朝の砂場猫 |
グンゼ旧本社 |
入り口天井灯は素敵 |
グンゼ記念館(旧本社事務所) |
さり気なく良い |
これも良い |
懐かしい佇まい |
グンゼメディカル事業部 |
グンゼ博物苑(旧繭蔵) |
桑の苑 |
創業者波多野鶴吉顕彰碑 |
四尾山 |
【昭和史 1926-1945】半藤一利 ★★★☆☆ 歴史探偵を自称する半藤の語り下ろし昭和史で、先に戦後篇と「あの戦争」を読んで、この戦前、戦中篇を読みたいと思いながら、なかなか読む機会を得ずにいたのだが、先日六甲学生センターの古本市でこの文庫版を見つけたので\100で買ってきた(^_^)
「昭和史」と銘打ってあるが、ほとんどすべてが「あの戦争」の歴史である。
半藤は文藝春秋の編集長、取締役を務めたことから推測できるが、どちらかと言うと保守的で、天皇擁護の精神に溢れているようでもあるが、それなりに公平で常識的な歴史観を披露している。と思う。
語り下ろしというか、歴史講談(漫談的部分も)みたいな語り口が一般受けしたのだろうし、たしかにわかりやすい。その分とりとめのないところもある。
それにしても、政府や軍部の「見れども見えず」は情けないかぎりです。が、こうやって昭和史を見ていくと、万事に情けなくなるばかりなんですね。どうも昭和の日本人は、とくに十年代の日本人は、世界そして日本の動きがシカと見えていなかったのじゃないか。そう思わざるをえない。つまり時代の渦中にいる人間というものは、まったく時代の実像を理解できないのではないか、という嘆きでもあるのです。とくに一市民としては、疾風怒濤にあっては、現実に適応して一所懸命に生きていくだけで、国家なが戦争へ戦争へと坂道を転げ落ちているなんて、ほとんどの人は思ってもいなかった。
これは何もあの時代にかぎらないのかもしれません。今だってそうなんじゃないか。なるほど、新聞やテレビや雑誌など、豊富すぎる情報で、われわれは日本の現在をきちんと把握している、国家が今や猛烈な力とスピードによってかわろうとしていることをリアルタイムで実感している、とそう思っている。でも、それはそうと思い込んでいるだけで、実は何もわかっていない、何も見えていないのではないですか。時代の裏側には、何かもっと恐ろしげな大きなものが動いている、が、今は「見れども見えず」で、あと数十年もしたら、それがはっきりする。歴史とはそういう不気味さを秘めていると、私には考えられてならないんです。ですから、歴史を学んで歴史を見る目を磨け、というわけなんですな。いや、これは駄弁に過ぎたようであります。
こういった調子である(^_^;) 自分が生きている現実の歴史は見えにくい、ということは、その通りだと思う。数十年してわかったとしてもその時には、その数十年後の現在が見えずにいるわけだから、歴史というか人間の生というものは、逃げ水を追いかけているいたちごっこのようなものなのかも知れない。
昭和16年7月2日の第一回御前会議において、日本は何を決めたのか。それが重大事です。
「帝国は大東亜共栄圏を建設し……支那事変処理に邁進し、自存自衛の基礎を確立するため、南方進出の歩をすすめ、また情勢の推移に応じ、北方問題を解決す」
簡単にいいますと、日中戦争の処理はどんどん進めていく、自存自衛の基礎を固めるために南方に進出し、同時にドイツの攻撃によって生じる情勢如何によっては北方の、ソビエトの問題も解決する--要するに、松岡外相の強硬な主張に乗っかりながら南へは進出する、北も都合によってはやろうじゃないか、というのです。そして肝腎なのは次です。
「本目的達成のため対英米戦を持せず」
国家として戦争決意を公式なものとした、運命的な決定であったと思います。
ただし、この頃、アメリカは日本の外交暗号の解読に成功していました。アメリが外交暗号を解読しはじめたのは前年の昭和15年10月頃といわれています。なんと、日本の害務省が使う九七式欧文印字機とそっくり同じような暗号変換器を8台もつくって解読に励んでいたのに、日本政府はそれに全然、気づいていませんでした。
情報が筒抜けになっていて、それに全く気づかずに、戦争やってた日本という事実には唖然とするしかないし、まさにアホ丸出しである。
昭和17年6月5日、日本の空母四隻対アメリカの空母三隻の戦いとなったミッドウェー海戦はアメリカの奇襲攻撃を受けて、日本の四隻が全滅し搭乗員の多数が戦死、一方アメリカ軍は一隻を失っただけという、日本には想像もしなかった大敗を喫します。
ミッドウェー海戦になぜ負けたのか。日本海軍は勝ちに驕り、うぬぼれのぼせ、敵の航空母艦など出て来ないと思い込んでいたのです。ですから待ち伏せされてているなどとつゆ思わず、はじめから魚雷など放り出して陸上爆弾にしていたのが実情だと思います。
しかしこの大敗は一切公表されませんでした、というより「米航空母艦エンタープライズ型一隻及びホーネット型一隻撃沈、彼我上空において撃墜せる飛行機約120機。我方損害、航空母艦一隻喪失、同一隻大破、巡洋艦一隻大破、未帰還飛行機35機」というのが大本営の発表です。国民はまさか大打撃を受けたとは思わず、意気消沈した山本長官が以後、やる気を失ったなど誰も知りません。「ミッドウェーでも勝ったんだってなあ」なんて会話をしながら湧いていたのです。
日本はアメリカに騙され、日本国民は日本政府に騙されるという構図は、愚行の輪と言うべきかも知れない。そしてやはりこの構図は今も健在なようでもある(^_^;)
硫黄島の戦闘が続けられている間にヨーロッパ戦線のドイツ空襲で大活躍したカーチス・ルメイ中将がマリアナ方面の指揮官に赴任してきました。この人がすぐに考えたのが、夜間低空飛行による焼夷弾攻撃でした。
「日本の家屋は木と紙だ。焼夷弾で十分に効果が上げられる」
アメリカは「日本の民家は軍需工場とおなじだ、みんなそこで機械をガチャンコとやっているから、いわゆる民衆ではなく戦士であって、無差別攻撃にはならない」と弁明をしていますが、それはどうでしょうか。そりゃ少数の家内工場はあったと思いますが、ほとんどは普通のしもた屋でしたから、正真正銘の無差別攻撃だったと私などは思いますが。そのカーチス・ルメイはのちに大将となり、日本政府はこの方に戦後、勲一等の勲章を差し上げました。日本はなんとまあ、度量のある心の広い国であることよと当時、あきれつつ感服したものです。
この前読んだ森達也の本にも出てきたが、このルメイという男は許せないと思う。原爆投下は言うまでもなく、アメリカの空襲はすべて無差別攻撃であり、人道にもとる行為だった。とはいえ、ベトナム、イランイラク攻撃と、アメリカの行動パタンはいつまでも変わりそうにない。
よく「歴史に学べ」といわれます。たしかに、きちんと読めば、歴史は将来にたいへんな教訓を投げかけてくれます。反省の材料を提供してくれるし、あるいは日本人の精神構造の欠点もまたしっかりと示してくれます。同じような過ちを繰り返させまいということが学べるわけです。ただしそれは、私たちが「それを正しく、きちんと学べば」、という条件のもとです。その意志がなければ、歴史はほとんど何も語ってくれません。
これは正直な感慨なんだろうなあ。
結びに置かれた「5つの教訓」↓も、結局は、日本人は結局は後手後手にまわってしまうだろうことが目にみえるようだ。
1.国民的熱狂をつくっていはいけない。その国民的熱狂に流されてしまってはいけない。三国同盟
2.最大の危機において日本人は抽象的な観念論を非常に好み、具体的な理性的な方法論をまったく検討しようとしない。
3.日本型のタコツボ社会における少集団主義の弊害。参謀本部と軍令部。
4.国際社会のなかの日本の位置づけを客観的に把握していなかった。ポツダム宣言の受諾が意思の表明でしかなく、終戦はきちんと降伏文書の調印をしなければ完璧なものにならないという常識を、日本人はまったく理解していなかった。
5.何かことが起こった時に、対症療法的な、すぐに成果を求める短兵急な発想。その場その場のごまかし的な方策で処理する。時間的空間的な広い意味での大局観がほとんど不在であったというのが、昭和史を通しての日本人のあり方でした。
政治的指導者も軍事的指導者も、日本をリードしてきた人びとは、なんと根拠なき自己過信に陥っていたことか
そして、その結果まずくいった時の底知れぬ無責任です。今日の日本人にも同じことが多く見られて、別に昭和史、戦前しというだけでなく、現代の教訓でもあるようです。
これもまた、現在の日本の政治家、財界、官僚たちの常套手段であること、言うにやおよぶ、であるな(>_<)
本書を読んで、反省、寒心、怒り、悲憤、梗概したところで、結局は元の木阿弥だろう、と、思わざるを得ない。それでも本書を読んでよかったと思うのは、一種のカタルシスを味わえたからだろうか(^_^;)
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