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Morris.の日記です。読書記録、宴会散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
Morris. personal calender |
【2006年】 4月 3月 2月 1月
【2005年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
2006/05/31(水)●久保田 あ・か・ん(>_<)● |
朝、6chつけたらサッカーやってる。日本-ドイツのワールドカップ前の親善試合らしいが、後半に入ったところで0-0.日本、善戦してると思ったら、高原が完全に一人飛び込んでゴール。おお、すごい、と思ってたら、10分もしないうちにまたまた高原の連続ゴール。後半で2-0なら勝てるかもしれない、と欲をこいたのがよくなかったのか、あっという間に1点返されて、あちゃーっと、思ったところでもう同点。それでも結果引き分けは、日本としては出来すぎくらいだろう。
矢谷君ら4人で岡本保倉山中にあるマンションのドイツ人現場最終日。ここは梅の名所で、Morris.も何度か登ったことがあるが、この季節でも登山を楽しむ人が多い。
本当は車は入れないのだが、引越しは特例。しかし、今日もコンビニ弁当。でも今日のコンビニ(am.pm.)のチキンカツ弁当は矢鱈量が多かったし、それなりに美味しかったけど、やっぱり3日続けてというのはさすがに辛いものがある。
今夜の阪神-楽天は、7回3-2というところでウィリアムズが登場。見事3人で仕留めて見事な復活劇、8回は藤川が押さえて、9回久保田で、ひさしぶりのJFKトリオ復活、と信じてたのに、連続四球から、あっさりヒット打たれて逆転。さらにエラーに暴投に凡ミスであっという間に3-6になってしまった(>_<) 結局そのまま負けてしまった。折角ウィリアムが還ってきて、これで万全というはずだったのに、何てこったい、である。
この前も同点で出てきて負け投手になったし、このところいいところなしである。
2006/05/30(火)●Cat Battle● |
昨日と同じ現場。と、いうことで、今日も昼飯はコンビニ弁当(>_<)
浅海君からチョンガッキムチと韓国海苔をもらう。嫁さんのお父さんが韓国関連の業者からもらったもののおすそ分けということだが、いやいや美味しい。
帰り道高架下で猫が2匹にらみ合っていた。その前にかなり噛みあったりしてたらしく道路には毛玉が散乱している。ガードレールに寄りかかってデジカメ撮影。結局大型トラックが横を通り抜けたのをきっかけに雉白柄が逃げ出して幕。
7時に帰宅したら、すぐに社長から電話。引っ越してからずっと会ってないので、心配して電話してくれてたのかと思ったら、先ほど高架下でガードレールに寄りかかってたのを見かけたのだが、酔っ払ってたのか?とのこと。おいおいたしかに心配しての電話には違いないが、いくらなんでもそれはないだろう(>_<) 社長としてはMorris.が不本意な引越しで、やさぐれて、昼から焼け酒飲んでるとでも思ったのだろう。
今夜は甲子園で阪神-楽天戦.。1-2で負けてたが、8回に井川の代打スペンサーが同点のソロホームラン。そして金本の逆転3ランで勝負あり。実はこの試合、昨日ますみちゃんからイエローシートのお誘いがあったのだが、仕事があったので涙をのんでパスしてしまった。あーあ、残念無念である。
高架下での猫の喧嘩毛玉散乱 |
かなりヤバいにらみあい |
いただきものの韓国海苔とチョンガッキムチ |
2006/05/29(月)●ザ・マ● |
のどの調子はまだまだだが、とりあえず喋るのは大丈夫のようだ(^^;)
朝、街角にトラ猫発見。工事現場の安全フェンスの前にいて、ちょうど黄色黒の虎柄とコーディネートしてた。もっと近づこうとしたら走って逃げ去った。
西根君らと芦屋山手町のアメリカ人現場。今日が3日目とのこと。Morris.は一日女の子の部屋の梱包作業。昼食は地の利が悪いため、朝買っておいたコンビニ弁当(>_<)
先週のゴミの日に、少女漫画雑誌をまとめて捨ててあったので、「ザ マーガレット」という月刊雑誌の今年の1月号から6月号までを、ついつい部屋に持ち帰った。20年くらい前までは、デラマ(デラックス・マーガレット)、「りぼん」「少女コミック」なんか結構見てたMorris.だが、今や完全に少女漫画とは縁切り状態である。
しかし分厚い。6冊全て942pである。トータルで6千ページ近いぞ。さすがに全部読む気にはなれない。ぱらぱらと見ていったが、なんじゃ、これは、という感じである。少女漫画の基本パタン、内気でドジな女の子が好きな男の子に告白できないでいて、結局男の子はその女の子が好きだったというのが多いのは相変わらずだし、絵は下手ではないのだが、魅力あるキャラクタが少ない。
ほとんどパラパラ漫画見る感じで6冊を総見して、いくつかの作品を読み直したのだが、完全にMorris.の入り込む余地はないということがわかった。その中でも多少印象に残ったのは、森本里菜、榊ゆうかの二人くらい、でも、これ以上読む気にはなれない。この雑誌は集英社発行で、当然あの「マーガレット」の末裔に違いないだろうが、「オール新作読みきり」と謳っているから、新人作家の顔見世雑誌なのかもしれない。明日ゴミの日だから、まとめて返却(^^;)しよう。
絵本作家で画家、版画家のつよしゆうこさんの新しいwebsiteが開設したとの知らせがあった。一時Morris.が手伝って立ち上げたことがあるが、それ以後リニューアルしたり閉鎖したりして、今回全くあらたなopenということになる。今回は日記や掲示板などなく、展示会案内、絵本、作品の紹介中心という、すっきりした感じの部屋になっている。さっそく、来月6月17日(土)から27日(火)に花隈のギャラリーで展示会があることを知ることが出来た。
「ザ マーガレット」半年分 |
安全第一柄のトラ猫 |
走って逃げるトラ猫 |
2006/05/28(日)●水道橋探索● |
7時起床。洗濯、掃除。
1時ごろ尾西君、ホルスのパンお土産に、遊びに来る。自慢の(^o^)屋上に案内したが、彼は高所恐怖症らしく、えらく怖がるので早々に部屋に戻る。焼きソバなど食べた後、いっしょに水道筋に出る。尾西君はこのへんに住んだことはないくせに矢鱈このあたりの店に詳しい。洋食屋「なんじゃろう」、定食「千疋屋」、串焼き「舟越」、トンカツ「とんとん」など教えてもらう。アーケード内の「タナカ」というたこ焼き屋で軽く一杯やる。この店はほとんどお持ち帰り専門らしいがとりあえず2,3人は座って食べることもできるようで、お姐さんの手際の良さに見惚れてしまった。これはもう、常連になるしかない(^o^)
阪神-西武のデイゲーム、延長にもつれこんで、結局久保田のおかげでサヨナラ負け(>_<)
【コリアン三国誌】綛谷智雄 ★★★★ 「列島・半島・大陸の隣人たち」と副題にある。列島は日本列島、半島は朝鮮半島、大陸は中国で、この3地域に住むコリアン(在日コリアン、韓国人、中国延辺朝鮮族)それぞれの特徴や差異を、実際にそこで生活した日々の中で出会った彼らとのエピソードを中心に考察したもので、数年前に韓国でこの原本というべき「韓国人 チョーセンジン 朝鮮族」が出版されている(もちろん韓国語)。
Morris.は著者の綛谷さんと、ひょんなことから親しくさせてもらっていることから、この韓国版をいただき、ほぼ一年がかりで何とか読み通した。そのときすぐに読書録に掲載するべきだったのを、ついついさぼってしまい、ずっと気になっていた。Morris.の韓国語の読解力の不足と、長期間にとびとびに読んだ(実はこの本はずっとトイレの棚に置いてあった(^^;))ために、はじめの方の内容の記憶がおぼろになってしまったこともある。
それでもこの本の面白さは充分評価してたし、綛谷さんの知らない面をうかがうという意味でも大きな収穫があった。そして、何といってもこの本は、日本人にもぜったい読んで欲しいと思ってた。だから読書録の結びはこう書くことに決めていた。
「韓国語版の著者本人による日本語版の出版を心から祈念する」
そして、このたび日本で出版された本書のことを知ったとき、Morris.は大喜びしたのだが、またまた綛谷さんから本書を送っていただいてしまった。本当なら真っ先に購入するべきなのに、ありがたいというより申し訳ないという気持ちが先にたってしまう。
韓国で出されたものとは、章立ても、記事の順序も変わっているし、新しく書き下ろされた記事も多い。Morris.は、同じ記事を韓国語、日本語対照させて、読み進めようとしたものだから、またまた読書がスローペースになってしまいそうだった。これではかえってよくないと、途中から日本語だけで、一気に読み通すことにした。韓国版とはかなり印象が違う部分もあったが、それぞれのコリアンに対する厚く深い愛情に裏打ちされた、真摯な人間観察と、社会矛盾や偏見への異議申し立て、ユーモラスな些事日常、食べ物談義や歌や映画、市井の人とのつきあいなど話題は広範にわたっていて、10年ほど前にTVドラマであのイビョンホンと共演する機会に恵まれたなどというびっくりエピソードも含まれている。
雑誌「ほるもん文化」を顕彰した文のなかの一節が琴線に触れた。
「ほるもん文化」に掲載される文章には、深刻なテーマを扱いながらも、ユーモアが盛り込まれたものが多い。これも、私がこの雑誌を愛読する理由のひとつとなっている。
人を説得しようとしたり、人々の注意を喚起しようとする時、ユーモアは効果的な武器となる。日本社会のさまざまな問題点を指摘する際、「お前ら日本人は反省しろ!」という具合に声高に叫ぶよりは、「ほるもん文化」のように、ユーモアを盛り込みながら冷静に、そして低い声で語りかけるほうが、はるかに効果があるのではないだろうか。
すぐれたユーモアは、他人を笑いものとすることや、珍妙な身振りや語り口を披露することから生まれるのではない。それには、自分自身に対する冷徹な監察力が必要だと私は考える。そしてそれは、開かれた視野の持ち主にのみ可能であろう。
Morris.は「ほるもん文化」の愛読者でもなく、これまでに一冊だけを瞥見したに留まるが、この「ユーモア本質論」には深く肯かされた。ここに「監察力」というあまり見慣れない表現があり、「観察力」の間違いかと思って、韓国版を見たら「洞察力」になっていた。なるほど「観察」+「洞察」という意味で「監察」という語を選んだのだろう。こういった瑣末的なチェックも韓国版を持っているMorris.の特権(^^;)である。何か嬉しい。
本書が「ほるもん文化」を発行している新幹社から出されているというのがまた、いい感じである。
本書は三部構成で、当然、それぞれ、韓国人、中国朝鮮族、在日コリアンが主題になっている。在日コリアンの章は、時間の経過もあって、あらたに書き下ろされた記事が目に付く。その中の「北朝鮮籍のJリーガー?」は、在日韓国/朝鮮人に関して、日本人の多くがいまだに誤解してる問題を分かりやすく説明している。これは、少しでも在日韓国/朝鮮人問題に関心ある人にとっては常識以前の事柄だが、誤解している人があまりに多いので、引用しておこう。
公共の電波で、「北朝鮮籍のJリーガー」なることばが何の疑いももたれずに使われている現状は、在日コリアンに対する日本社会の認識の程度を如実に反映するものだ。
朝鮮半島をルーツに持ち、現在日本で生まれ育っている人々の「国籍]は、大きく「朝鮮籍」「韓国籍」「日本籍」に分けられる。
日本の敗戦から二年後の1947年、最後の勅令として出された「外国人登録令」により、在日コリアンは、日本国籍をもちながら(日本による朝鮮の植民地支配により)、「外国人」として登録されることになった。国籍欄には、出身地である「朝鮮」という文字が記された。それから五年後(1952年)、サンフランシスコ講和条約が発効し、日本が占領状態から主権国家へと移行する際、日本政府は在日コリアンの日本国籍を、一方的に抹消した。
登録令が出された翌年に成立した朝鮮民主主義人民共和国と日本は、現在も国交を結んでいないが、同じ年に成立した大韓民国は、1965年に日本と国交を樹立し、これにより「朝鮮籍」から「韓国籍」へ切り替える在日コリアンが増加することになる。
このような経緯を見ると、「朝鮮籍」というものは、朝鮮民主主義人民共和国籍では決してなく、「朝鮮半島出身者」という意味の「記号」にほかならないといえよう。
実にすっきりした説明で、これを読んで理解できない人はまずいないと思うのだが、それでも一向に誤解はなくならない。ということはこういった文を読むことがない人が多いのか、読んでもすぐ忘れてしまうのか、そういうこともあって綛谷さんは「在日コリアン」を常用しているのだろう。言葉は一度使い慣れると後で変更するときに「違和感/異和感」を覚えるもので、Morris.は実はこの「在日コリアン」という用語にはなかなか馴染めずにいる。普段は「在日」ですましてるのだが、文章で書くときは「在日韓国/朝鮮人」を使うことが多い。どこかで綛谷さんも書いてたように、自分を「在日日本人」と自覚した上での表現なのだが、「在日」という言葉に不快感を覚える「在日韓国/朝鮮人」も少なくないが、韓国では「チェイルドンポ 在日同胞、チェイルキョッポ 在日僑胞」または「キョッポ、ドンポ」で済ませることも多いが、もちろん日本人がこれを使うわけにはいくまい。「北朝鮮」の呼称や「帰化」という用語への疑問なども含めて、なかなか難しい問題である。
本書にはこういった硬い?話題ばかりではない、むしろ軽く楽しめる話題の方が多いくらいなのだが、Morris.がまだ一度も触れたことのない中国朝鮮族自治区で2年間の教鞭を取ったなかでの、朝鮮族の食文化や風物紹介には大いに刺激を受けた。特に、彼の地の三大美味「羊串焼肉・冷麺・犬肉」の部分は大いに食欲をそそる。そういえば、このところ心斎橋の羊串焼肉「延辺香」にもすっかりごぶさたである。近いうちに出かけなくては。そうだ、綛谷さん、今度こちらでお会いする機会があったら、何をおいてもこの店にご一緒しましょね(DMモード(^^;))
韓国人の「血のこだわり」について批判的に書かれた文の中に、Morris.の十八番の一つ「シントプリ--身土不二」が傍証として挙げられていた。
この曲のヒットにより、「シントプリ(身土不二)」という言葉は韓国社会に完全に定着することとなったが、現在、キムチの材料であるニンニクや唐辛子にも、中国から輸入されたものが、ごく当たり前に使われており、歌が示す理想と現実には、大きな隔たりがある。
確かにMorris.もこの歌を歌いながらちょっと皮肉っぽい気分になるものなあ。
「身土不二」を高らかに歌い上げるのも結構だが、韓国社会は韓国人だけで構成されているのではないということを、もっと多くの人に理解していただきたいと、切実に思う。日本と同様に、韓国も「単一民族の国」などでは、決してない。
これが綛谷さんの一番言いたかったことになるのだろう。
こんな調子で、Morris.の印象に残った部分を拾い上げていったらいつまでたってもきりがない。ここはやっぱり、是非本書を通読してもらうしかあるまい(^^;)。
少しでも韓国、朝鮮に関心のある方には、絶対面白くてためになる(^^;)本だし、関心ない方には格好の入門書になると思う。日本人と韓国/朝鮮人両方に読んで欲しいとずっと思ってたMorris.の希望はこれでいちおう叶ったわけだが、後は一冊でも多くの人に読まれることを期待したい。綛谷さんの「開かれた視野」を追体験するだけでも意味ある一冊である。知人だから提灯持ちをしているわけではないし、それは一読すればただちに理解してもらえるはずだ。
2006/05/27(土)●大風● |
朝までノレバンで徹夜して、7時半に帰宅して、そのまま寝ようかと思ったのだが、昨日の日記書いたりしてるうちに目が覚めて、そのまま起きてた。雨も降らないようなので、自転車で灘図書館に行く。ちょっと返却日遅れてるのがあったのだ。ところが灘図書館は蔵書点検で休館(>_<) まあポストに返却は出来るけど、借りることができない。
せっかく六項道まで出たので、ひさしぶりにセンターに行き、稲田さんとADSLが超遅くなったことや、Firefoxの検索窓のことなど相談する。ADSLに関しては、電話局が遠いということで改善方法はまずなさそう、光通信も新生Morris.亭はいちおう集合住宅だけに、持主の許可が必要らしい。そうなるとケーブルTV回線あたりが一番現実的かもしれないが、もうしばらくは様子見るしかないのかもしれない。
昼過ぎに一旦部屋に戻り、また大安亭市場の業務スーパーでキムチなど買出し。
1時半から阪神-西武戦始まったので、TV観戦。0-0の接戦で、やっと檜山のタイムリーで勝ち越し、藤川-久保田で逃げ切り。連敗2で止めたのも大きい。
それにしても今日は一日中ものすごい強風が吹きまくっている。流しの前の換気扇なんか、電源切ってると稼動してるときより勢いよく逆回りしてた。屋上にも上がってみたがなかなかの風力で、風邪が心配なMorris.は早々に退散。
流石に夕方になると眠気がさしてきた。
今日、隣室に若い男性が引っ越してきたらしい。4階には3部屋あって、今日引っ越して来たのが真ん中の部屋だ。5月に2室が埋まったことになる。台所洗剤持って引越しの挨拶に来た。若いのに礼儀正しい。のは良いのだが、Morris.は2軒隣の部屋には引越しの挨拶すらやってなかった。何となく差をつけられてしまったよ(^^;)
2006/05/26(金)●朝までノレバンオフ(^^;)● |
10時起床。今夜は待ちに待った(^^;)朝までノレバンオフ。なのに、どうも喉の調子がおかしい。風邪なのだろうか?うがいして龍角散舐めて、喉飴もしゃぶってみたが、ハスキーというかスモーキーというか、いやそんなもんじゃなくて、単にひどいガラガラ声である。はたして今夜のノレバンは大丈夫なのだろうか?微熱もありそうだが、怖いので測るのやめる。
天候が気になるところだが、今にも降りそうな空模様。昼過ぎには本降りになった。
東京から神戸空港まで飛行機でやって来ているはずのイルボンさんに電話。芦屋川から六甲山に上り、阪急で楳田に出たところとのこと。これから三河から来ているMAQさんと寺田町の港ヶ橋温泉に行く予定らしい。実はMorris.もこの銭湯はひと目見たときから気に入ったので、この機会にいっしょに風呂につかって初対面の挨拶をしようなどと考えていたのだが、この喉の具合と風邪っぽさからすると、風呂に入ってその後雨の中をうろつくというのは自殺行為なので諦める。
結局4時半に銭湯前で二人と待ち合わせ。そのままアーケード街を降りて「どや」に荷物預けて、舎利寺へ。雨はほとんどやんで、二人とも舎利寺を気に入ってくれたみたいだが、時間が迫ってたのであわただしく、寺田町駅集合場所へ。掲示板などで集合場所を寺田町東口としつこく告知していたが、寺田町駅には西口、東口はなく、あるのは北口と南口だった(>_<) でもまあ北口にみんな集まってたみたいだった。今回のオフは
Aコース.居酒屋「どや」で韓国料理とアルコール補給(^^;) 8時半まで
Bコース.みんなでカラオケ大会 11時まで
Cコース朝までノレバン 翌朝6時まで
という三部構成。
Aコースに集まったのは、イルボンさん、MAQさん、ムックさん、巻田さん、ファピョンさん、関電さん、抗洲さん、女性陣はそらさん、和歌山の華城さん、広島のそよかぜさん、それにMorris.の11人。どやアジュマに無理を言ってかなり安くで頼んだのに、サムギョプサル、チャプチェ、イカフェ、チヂミ、キムパ、トットリムッなどボリュームたっぷり、味も上々でみんな満足したと思う。アジュマ、いつもありがとうm(__)m
Morris.はカラオケのことに気が行きっぱなしで、みんなをせかして9時にはB、Cコース会場の「ジャンカラ寺田町駅前店」に到着。抗洲さんはカラオケパスで、近所のよしみさん(男性)が参加。Bコース「みんなでカラオケ大会」2時間しっかり歌いまくる。Morris.の喉は思ったより調子よさそうと思ったのでついついがなってしまい、これが後でえらいことになる。11時20分くらいにカラオケ大会終了して、イルボンさん、MAQさん、ムックさん、Morris.の4人はそのまま居残って、Cコースの朝までノレバンに突入。何とこのとき名古屋からぴえるさん到着で朝までノレバンは5人組となった。
途中狭い部屋に交代させられたりしたが、ともかくも朝6時まで思い切り歌いまくった。と、書きたいところだが、Morris.は4時半頃に突然声が出なくなってしまった(>_<) まあやたら唸ってたし、ほとんど9時からずっと玉子マラカス振って踊りまくっていたし、朝から喉の調子が悪かったのだからやむをえないところか。声が出なくなっても踊りは続けたのだが、ノレバンで歌えないというのは何といっても情けない(>_<)
ムックさんはソルンド、MAQさんはナフナを重点的に攻め、イルボンさんはフォークソングと懐メロ専門。Morris.はとにかく色んなジャンルを満遍なく歌うことを主眼においてたのだが、結局声が出なくなって途中で応援だけになってしまった。シントブリもソヤンガンチョニョもキムヘヨンもパンナムジュンも、イスンチョルもナムジンも歌いたい歌は山ほど残していたのに。ああ。
それにひきかえぴえるさんは、ミンヘギョン+キムワンソン全曲制覇を目指す勢い。特に後半はほとんどワンマンショー状態で、歌いたくて歌えないMorris.はちょっと八つ当たりしてしまった。うーーむ、まだまだMorris.は人間が出来とらん。東京、愛知と遠方から高い交通費使って、わざわざこの朝までノレバンに来てもらってるのに、あまりに子供みたいぢゃあ。それもこれも、あっさり声が出なくなった喉にすべての責任がある(^^;)
イルボンさんからは、春待ちファミリーBAND横浜ジャグフェスのデジカメ画像のCDROMと虎屋の羊羹をおみやげにいただいた。感謝m(__)m
6時になって外に出たら完全に夜は明けている。イルボンさんとMAQさんは天王寺のサウナで数時間仮眠してから鶴橋あたりを回る予定。わだのりさんは今日の昼までに名古屋に戻らなければならないとのことで、そのまま鶴橋から近鉄に乗り換え。Morris.はムックさんといっしょに神戸線で帰宅の途についた。
あっという間の12時間だった(^^;)が、返す返すも残念だったのが声が出なくなったことだ。もっと摂生するか、歌い方を変えるかしなくては。それより喉を鍛える方が先決かも知れない。
部屋についたのが7時半。いつのまにか明日の日記になってしまってる(^^;)
銭湯から出てくる遠来の二人 |
舎利寺の朝鮮風石彫前で |
なにはともあれ乾杯!! |
「どや」前で記念写真 |
記念写真女子のみ |
深夜名古屋から駆けつけたぴえるさん |
2006/05/25(木)●あなどれん大津駅前● |
今日はひさしぶりの五月晴れだった。
奥井さんと大津駅南の高層住宅、アメリカからの荷物の配達。
昼食は駅ビルの2階の喫茶店にしようとしたのだが、せっかくだから地元の店に行こうと、駅の向かいの「ふじや」という大衆食堂へ。爺さん婆さんがやってる店なのに、やたら定食の種類が多い。客も当然大津の人ばかりで会話の端々に江州弁が混じる。肴定食を頼んだら、小皿の素麺と油揚どっさりのこくのある味噌汁、そして鯖の味噌炊きが出てきて、この鯖がうーーむ、と唸るくらい美味しかった。すっかり満足して現場に戻る途中、駅の東側の歩行者専用の小さなトンネルの前に「大豆屋」という洒落た暖簾のかかった店があった。豆腐専門店、といっても豆腐をうるばかりでなく食堂もやってるらしい。豆腐ピビンパや豆腐定食みたいなのがあって、ああ、ここも捨てがたいなと思ったのだが、この大豆屋の横に東西の露地があって、ちょっと覗いたら何となく惹きこまれる雰囲気で、寄り道してみた。しもた屋としもた屋を改造したような飲み屋が入れ替わりにに並んでいるから、一種の飲み屋横丁かと思ったのだが、一軒、一軒がえらくお洒落でそれぞれ個性を持っている、メニュー見たら昼の定食も手ごろな値段だし、いかにも美味そうなのだ。うーーーん、「ふじや」食堂だけでもバッチグー(^^;)なのに、これだけ選択肢が広がるというのは、大津をなめてはいけないということか。さらにこの飲み屋街の先は幅50cmあるかないかの超狭い露地で、これまた余所では味わえないディープなスポットだった。今度大津駅近くで現場あったら、絶対大豆屋かこの界隈の店に入ろう。とにかくデジカメ持って行っとくべきだった。いやいや次回青春十八切符が余ったときには、大津も下車駅にしたいものだ。
作業は3時過ぎに終わり、西宮で紙ゴミ捨てて4時過ぎに倉庫着。今日はもうこれで帰ってもいいかと思ったら、倉庫作業やら、バン詰め作業などが次々に入り、結局倉庫でたのが6時過ぎ。
バスで三宮に出て、元町まで歩き阪神理容で超ショートカット(^^;) 明日の大阪でのオフに備えてという意味もあるが、前回から1ヶ月をめどにしている。今日は初めての若手で、後と横は0枚でと言ったら、本当に剃り上げるくらいに短くやってくれたし、頭の天辺あたりは毛が多すぎるから漉きましょうといって漉き鋏で漉いてくれた。阪神理容には20年くらい通ってるが、漉きバサミ使ってもらったのは初めてである。
帰りは三宮センター街のリード楽器で玉子マラカス買って明日に備える。この前のうはら祭りで、ジーンズのお尻のポケットに入れてたら割れてしまったのだった。
阪神-ロッテ戦。下柳ぴりっとせず3ランホームラン打たれて苦戦。3-1として、9回裏1点返して、さあ逆転だと思ったのだが、ロッテのファインプレーに阻まれ、ゲームセット。惜しかったけど、この3連戦2勝1敗でよしとしよう。
この前作ったかりかりじゃこおにぎりが美味しかったので、今夜はかりかりじゃこ焼き飯作ってみた。ジャコは冷蔵庫に保存してたし、大葉は塩漬け保存、ご飯は冷凍、と、ほとんど保存食料理である。葱だけはあったので、これを玉子とじにして、さきに半分炒めておき、ニンニクと油をを弱火でゆっくり熱して、先に混ぜ込んでおいたご飯とジャコを強火で炒め、大葉の細切りをふりかけながら、さいごに葱玉子加えて胡麻を摺りかける。
出来上がった焼き飯、見た目はいまいちだったが、味のほうはまあ合格点。でも、「みんなの店」と比べるとかなり落ちる。海苔が切れてたのが敗因だろう。Morris.としてはせめてキムチを添えたかったのに、なんとキムチも切らしてた(@
@)
2006/05/24(水)●雷雨コールド勝ち(^^;)● |
矢谷、西根君と3人で阪急御影北のアメリカ向け現場5日取り(^^;)の初日。かなり大きな現場だが、Morris.は初日のみ。
昼は駅前の喫茶店で豚生姜焼きランチ食べるも、不味い。
昼休みは深田池の東屋でのんびりする。
6時に帰宅してラジオかけたら野球やってない。雨がひどいとか言ってたので中止かと思ったら30分遅れて始まり、あっという間に阪神4-0で楽勝ムード、ところが杉山が突然乱れて2点取られて無死満塁。ここでリリーフの能見が3連続三振を奪う。雨はひどくなるし、稲光が閃くわ、雷鳴とどろいて、どうなることやらと思ってたが試合成立なるかならぬかの5回裏、ダーウィンが二死満塁を三振で仕留めたところで、大雨で中止。30分待って試合終了。昨日の延長勝ちといい、今日のはらはら勝ちもあって阪神5連勝。巨人も勝ったので首位奪還はならなかったが、この調子でどんどんやっていって欲しい。
川辺の蔓薔薇 |
どくだみ |
燕の親子 |
【灰夜】大沢在昌 ★★★☆ 「新宿鮫Z」である。シリーズ8作目の「風化水脈」は2000年に出てMorris.は2001年に読んでる。このシリーズ7作目の方が後に出ている。事件発生の順でこちらが、前になるからということらしい。それにしても5年以上前に出ていたのに見落としていたという感じだ。
同僚警部の法事に出かけた地方都市(鹿児島か)で、同僚の幼馴染の在日朝鮮人とつきあったことが原因で、主人公鮫島が拉致されるところから話が始まる。悪徳警官、北朝鮮の工作員、殺される麻薬取締官、地方都市の暴力団のボスやら福岡の暴力団の幹部、女性は在日朝鮮人の妹や恋人が出てくるが相変わらず人形みたいである。
例によって鮫島の動きに県警や公安は強引に干渉しようとするが、鮫島はあくまでマイウエイを貫こうとする。登場人物がさらわれたり、取り返したりと、ご都合主義も多いが、それぞれの個性が、巧みに描き分けられていて、一気に読ませるエンターテイナーぶりもいつもどおりである。
端役のはずなのに、在日朝鮮人の片腕の「ヘルスキッチン」経営者今泉という男がえらくカッコよくてちょっと憧れてしまった。
やっぱり大沢はこの「新宿鮫」シリーズが一番読みでがある。それだけにもう5年以上新作が出てないのはさびしい。
本書はKappa Novels版だったが、各章ごとに付してある小さなカットがなかなか良かった。点描を主体にした切手くらいの大きさのイラストなのだが実にリアルでかっこいい。レオ澤鬼という人らしいが、巧いもんである。
2006/05/23(火)●また雨(>_<)● |
また雨ぢゃ(>_<)
事務所に行く途中。野良猫や野生の昼顔(朝咲いてたけど(^^;))撮影。矢谷君ら5人で吹田のピックアップ現場。海外便は昨日取って、今日は保管とローカル。昼食は近くの広東食堂で日替わりの八宝豆腐ランチを頼んだが、あっさりしているのしっかりした味で美味しかった。
3時に作業終了。帰りのトラックで矢谷君から酒臭いと言われてしまった。それほど深酒したわけでなく、宿酔でもなかったのだが、おしまいに飲んだ蕎麦焼酎のせいかもしれない。かなり匂いが強い。仕事前の日はあの酒は止めておこう。
「てくてく日記」のふくはらさんから便りが届く。何と友人のやってるBARの空き時間を借りて、週に3日の午後「カレータロットカフェ」を始めたとのこと。タロットリーディングとヌメロロジー(数秘術)やってるとか。あのふくはらさんと占いというのはどうも結びつかない。
今夜は阪神−ロッテ戦。雨の中の試合で井川がいまいちで、完全にロッテの押されまくりで、0-1とリードされたものの、7回に今岡のソロホームランで同点。延長戦にもつれ込んで11回檜山の値千金のソロホームラン。藤川、久保田の押さえ陣もふんばって4連勝。今日の一勝は大きいぞ(^o^) 巨人負けたので、1位とのゲーム差は0.5である。いい感じである。
【花の名前】 高橋順子 文 佐藤秀明 写真 ★★★☆☆ 小学館の「空の名前」などのシリーズの一冊である。四季、二十四節気、七十二候を季節の花の写真と異名やコラムを添えたお手軽企画の本だと思ったが、とりあえず七十二候の名前を覚えるのに手頃かなと思ったのだった。名前だけでも充分風雅を味わえる。
Morris.は、二十四節気をテーマにした歌集『花信風−はなだより』なんてのを作ったことがあるくらいだから、こういった類は大好きである。
そして、本書は写真も解説も水準をクリアしている。特に写真はため息が出るくらい素敵なものが多数あり、小さ目の写真が多いからMorris.部屋のデジカメ画像撮影の参考にもなりそうだった。
解説の方もなかなかうがったものが多く、面白くてためになる1冊だった。
とりあえず、七十二候一覧表を写しておこう。月日はもちろん旧暦である。PCでは使えない漢字があるので、便宜上( )内に組み合わせる漢字を並べて表記している。
春
[第一節気 立春]
第一候 東風解凍 とうふうこおりをとく 02/04〜02/08
第二候 黄鶯(目見)v こうおうけんかんす 02/09〜02/13
第三候 魚上氷 うおこおりにのぼる 02/14〜02/17
[第二節気 雨水]
第一候 土脈潤起 とみゃくううるおいおこる 02/18〜02/22
第二候 霞始(雲逮) かすみはじめてたなびく 02/23〜02/27
第三候 草木萌動 そうもくきざしうごく 0228〜03/04
[第三節気 啓蟄]
第一候 蟄虫啓戸 ちっちゅうこをひらく 03/0503/09
第二候 桃始笑 ももはじめてわらう 03/10〜03/14
第三候 菜虫化蝶 なむしかしてちょうとなる 03/15〜03/19
[第四節気 春分]
第一候 雀始巣 すずめはじめてすくう 03/20〜03/24
第二候 桜始開 さくらはじめてひらく 03/25〜03/29
第三候 雷之発声 かみなりすなわちこえをはっす 03/30〜04/04
[第五節気 清明]
第一候 玄鳥至 げんちょういたる 04/05〜04/09
第二候 鴻雁北 こうがんきたす 04/10〜04/14
第三候 虹始見 にじはじめてあらわる 04/15〜04/19
[第六節気 穀雨]
第一候 葭始生 よしはじめてしょうず 04/20〜04/24
第二候 霜止出苗 しもやみなえいず 04/25〜04/29
第三候 牡丹華 ぼたんはなさく 04/30〜05/04
夏
[第七節気 立夏]
第一候 蛙始鳴 かえるはじめてなく 05/05〜05/09
第二候 蚯蚓出 きゅういんいず 05/10〜05/14
第三候 竹筍生 ちくじゅんしょうず 05/15〜05/20
[第八節気 小満]
第一候 蚕起食桑 かいこおこってくわをくらう 05/21〜05/25
第二候 紅花栄 べにばなさかう 05/26〜05/30
第三候 麦秋至 ばくしゅういたる 05/31〜06/04
[第九節気 芒種]
第一候 蟷螂生 とうろうしょうず 06/05〜06/09
第二候 腐草為蛍 ふそうほたるとなる 06/10〜06/14
第三候 梅子黄 うめのみきばむ 06/15〜06/20
[第十節気 夏至]
第一候 乃東枯 なつくさかるる 06/21〜06/25
第二候 菖蒲華 しょうぶはなさく 06/26〜07/01
第三候 半夏生 はんげしょうず 07/02〜07/06
[第十一節気 小暑]
第一候 温風至 あつかぜいたる 07/07〜07/11
第二候 蓮始開 はすはじめてひらく 07/12〜07/16
第三候 鷹乃学習 たかすなわちわざをならう 07/17〜07/22
[第十二節気 大暑]
第一候 桐始結花 きりはじめてはなをむすぶ 07/23〜07/27
第二候 土潤溽暑 つちうるおってじょくしょなり 07/28〜08/01
第三候 大雨時行 ああおめときどきおこなう 08/02〜08/06
秋
[第十三節気 立秋]
第一候 涼風至 すずかぜいたる 08/07〜08/11
第二候 寒蝉鳴 かんせんなく 08/12〜08/16
第三候 蒙霧升降 ふかききりまとう 08/17〜08/22
[第十四節気 処暑]
第一候 綿柎開 わたのはなしべひらく 08/23〜08/27
第二候 天地始粛 てんちはじめてしゅくす 08/28〜09/01
第三候 禾乃登 いなほはじめてのぼる 09/02〜09/06
[第十五節気 白露]
第一候 草露白 くさのつゆしろし 09/07〜09/11
第二候 鶺鴒鳴 せきれいなく 09/12〜09/16
第三候 玄鳥去 げんちょうさる 09/17〜09/22
[第十六節気 秋分]
第一候 雷乃収声 らいすなわちこえをおさむ 09/23〜09/27
第二候 蟄虫坏戸 ちっちゅうこをはいす 09/28〜10/02
第三候 水始涸 みずはじめてかる 10/03〜10/07
[第十七節気 寒露]
第一候 鴻雁来 こうがんきたる 10/08〜10/12
第二候 菊花開 きっかひらく 10/13〜10/17
第三候 蟋(虫率)在戸 しっそつこにあり 10/18〜10/22
[第十八節気 霜降]
第一候 霜始降 しもはじめてふる 10/23〜10/27
第二候 霎時施 こさめときどきふる 10/28〜11/01
第三候 楓蔦黄 ふうかつきなり 11/02〜11/06
冬
[第十九節気 立冬]
第一候 山茶始開 さんちゃはじめてひらく 11/07〜11/11
第二候 地始凍 ちはじめてこおる 11/12〜11/16
第三候 金盞香 きんさんかんばし 11/17〜11/21
[第二十節気 小雪]
第一候 虹蔵不見 にじかくれてみえず 11/22〜11/26
第二候 朔風払葉 さくふうはをはらう 11/27〜12/01
第三候 橘始黄 たちばなはじめてきなり 12/02〜12/06
[第二十一節気 大雪]
第一候 閉塞成冬 へいそくしふゆとなる 12/07〜12/11
第二候 熊蟄穴 くまあなにちっす 12/12〜12/16
第三候 (魚厥)魚群 けつぎょむらがる 12/17〜12/21
[第二十二節気 冬至]
第一候 乃東生 だいとうしょうず 12/22〜12/26
第二候 (鹿の下に米)角解 びかくおつ 12/27〜12/31
第三候 雪下出麦 せっかむぎをいだす 01/01〜01/04
[第二十三節気 小寒]
第一候 芹乃栄 せりすなわちさかう 01/05〜01/09
第二候 水泉動 すいせんうごく 01/10〜01/14
第三候 雉始(句隹) きじはじめてなく 01/15〜01/19
[第二十四節気 大寒]
第一候 款冬華 かんとうはなさく 01/20〜01/24
第二候 水沢腹堅 すいたくはらかたし 01/25〜01/29
第三候 鶏始乳 にわとりはじめてにゅうす 01/30〜02/03
2006/05/22(月)●ムックさん再訪● |
9時起床。結構良い天気のようだ。
昼前に自転車で六甲道に出て、休館日だけど灘図書館ポストに本返却。銀行で振込みなど済まし、灘警察署で原付免許証の住所変更。
昼から屋上で1時間くらい読書。途中にムックさんから電話が入4時ごろ遊びに来るとのこと。
スーパーまるはちに買出しに行き、準備しておく。
先にご飯炊いて、例の「みんなの店」のかりかりジャコ丼に挑戦。ジャコをかりかりに炒めて、ちょっとご飯に酢を利かして、大葉の細切りと胡麻などまぶして、ちょっと味見したら美味しい。でも結局そのままおにぎりにしてしまった(^^;)
道に迷いながらもムックさん4時過ぎ到着。蕎麦焼酎とスターティングオーバーの1stアルバムお土産。さっそく聴かせてもらったが、Morris.の好きな「港町」が入ってるのが嬉しい。1曲目の「心のしとね何処へ」というのもすごく気に入ってしまった。
それから鰹のたたきを肴に飲みながら、先日のうはら祭りのビデオをいっしょに見る。見終わったら、先のおにぎりとギターなど持って屋上へ。風が強くて気持ち良い。ここでしばらく練習(^^;)
部屋に戻ってキムチ豆腐作ったらこれがまた馬鹿受け。後はまた韓国歌謡などで盛り上がり、おしまいにビーフンでチャプチェまで作った。
なかなか楽しい夕べだった。
阪神は土曜日雨で流れたオリックス戦の再試合でまた勝ってしまった(^^;)
屋上で練習?(^o^) |
屋上持参のジャコおにぎりと酒 |
美味しかったジャコキムチ豆腐 |
2006/05/21(日)●五月晴● |
9時起床。宿酔ではないが、やっぱりなんとなくぼーっとしている。午前中は昨日のうはら祭りのデジカメ画像を整理してアルバムページ作ったりして昼過ぎ風呂に入って一息つく。
午後2時から阪神ーオリックス戦をTV観戦。初回から3-0とリードして、濱中の代打本塁打なども出て、終ってみれば5-2の快勝。
夕方ファピョンさんから電話があり、ひさしぶりに会うことに。
鶴橋駅西側に「韓国市場」というだだっ広い店がOPEN(今日開店?)してて、キムチなど韓国食材を売ってるほか、カウンタでチヂミやトッポッキなど韓国の軽食も気軽に食べられるようになっている。試しにニラチヂミ食べてみた。タレがいかにも韓国風で辛いし、チヂミもこれで\300は安いと思う。また寄ってみよう。
ファピョンさんが指定したのは、鶴橋中央商店街の「ジュン」というカラオケスナックみたいなところで、ママは若いが客はMorris.より年上が中心。日曜日ということで、結構客が多く、しかも大半が日本の歌謡曲ばかり歌うのでちょっとげんなりしてたが、途中からポンチャクナンバーをテンポ速めて歌い、ちょっとだけノリが良くなった。細身のハラボジがいい感じで踊りだしたりして、意気投合し記念に写真撮影。
この店はUGAだったが、液晶のリモコンはあっても韓国歌謡の曲目本がない。ユンジョンちゃんは「コッ」、キムヘヨンは「ユリクドゥ」と、まあそこそこ新曲も入っているようだが、全体でどんな曲が入ってるのかがわかりにくい。またリモコンの歌手名検索で最愛のイジヨン(i-jiyun)を打ち込んだら当てはまるデータがない(>_<) まさか一曲もないなんてことはないだろうと、曲名で検索したら見つかった。なんとイジョン(i-jung)という表記になってる。これは絶対に間違いである。
ファピョンさんは顔色良くなってたので、すっかり回復したかと思ったのだが、まだ通院して注射打ちまくっているようだ。うり丸さんの大阪での祝賀パーティの件で色々相談したが、料理や酒の出るカラオケチェーン店で初めからノレバン&宴会という形にしようかということになった。
11時前に店を出て帰宅したのが零時半。
今やMorris.亭の主食「辛ラーメン」 |
鶴橋駅西に今日openの韓国市場 |
道側から見た調理コーナー |
中はこんな風にだだっぴろい |
\300でえらく美味しいニラチヂミ |
陽気なハラボジと2ショット |
【眠たい奴ら】大沢在昌 ★★★ 暴力団幹部が組織に損害を与えたため地方の温泉町に逃避行。ここで観光団体と新興宗教の跡目争いに巻き込まれ、大阪から別の暴力団の大物を追ってきたヤサグレ刑事と職業を越えた付きあいで事態を解決させていくという、いかにも作り物めいたストーリーで、新興宗教教主の元愛人への恋の鞘当て、教主の娘やら、教団内部の寄生虫やら、昔の子分で今は観光旅館を成功させている男とのからみやら、色んな要素を詰め込んで500pほどの長編にしたてあげ、そこそこ読ませる技量はさすがのものである。
10年ほど前の作品だが、当時の若者向けや子供向けの箸にも棒にもかからない作品よりは読み応えがあったし、新宿鮫につながるキャラクタの二人の主人公の描き方にも興味を引かれた。とはいうものの、初めから時間つぶしとして借りたもので、その期待は裏切られなかった。
あいかわらず、というか、女性登場人物が書けてないところは見事なほどだった。
「しばたいた」というのが頻出するのはやはり目障りである。
【金正日の料理人】藤本健二 ★★☆☆ 「まじかで見た権力者の素顔」と副題にあるが、82年に寿司屋をやるため北朝鮮に招聘され、翌年帰国したものの、87年に再び渡朝して、高麗ホテル地下食堂で働いてるうちに、金正日の目にとまり彼の専属料理人になる。その間に金正日の喜び組の若い美人歌手に惚れて、疎遠になった日本の妻子と離婚して、歌手と再婚する。
金正日の側近待遇となり、豪勢な生活を保障され、各国に料理材料の買出しに出かけたりするが、96年伊丹空港で出入国管理法違反扶助で逮捕され、北朝鮮に戻らないという言質を取られて釈放、そのご沖縄の店を転々としているうちにまた北朝鮮の工作員と接触し、98年にまた北朝鮮へ行き、金正日の料理人に復帰するが監視体制が厳しくなり、耐えられなくなり、2001年4月の日本での買い付けを機に北朝鮮へは帰らなかったということになる。
ざっとこういった履歴で、その間に見聞きした金王朝のあれこれをざっくばらんに暴露した本なのだろうが、どうもあちこちに眉唾っぽい記述があるし、著者自身がかなり食わせ者のようでもある。全部ウソともいえないがどうも妄言、作り話、自己宣伝/弁護が多すぎるように思えてならない。
たしかに寿司職人としての腕はあるようだし、スポーツ万能、賭け事に通じていて、金正日に好かれたのは事実のようだが、日朝を行ったり来たり(逃げたり)、そのくせまた戻ったりの繰り返しも、本人が書いている以外にいろいろとウラがありそうでもある。
いくつかの写真はそれなりに珍しいし、希少価値もありそうだが、本文を通して読んだ後に何も残らない空疎さがある。出版元があの「新しい教科書」扶桑社というのも、何となく胡散臭さを増しているのかもしれない。
【生かされて生きる真理】池口恵観 文 浜田泰介 画 ★★★☆ 仏教の六波羅蜜と十善戒を分かりやすく、平明な短い現代文で紹介した本で、Morris.はまず、こういった類の本は読まないのだが、挿絵の蓮の絵をはじめ写真と見誤ったので、この絵を見るためだけに借りてきた。
「蓮の輪廻」というこの十幅の絵は京都東寺の大日堂の障壁画らしい。いやいや大したものである。芽吹きから成長開花して、枯れ果てるまでを通時的に表現したもので、これも仏教輪廻の絵画化にはちがいないが、それぞれが鑑賞に耐える作品である。
そしてついでに、本文の方も短いものだから15分くらいで通読してしまった(^^;)
この世のすべてのものは、うつろうこと
生れては消える、形あるものは滅びるということ
という「宇宙の原則」は、虚無主義に近いな。
六波羅蜜--六つの善いおこない
1布施(分かち合うこと 与えること)
2.持戒(規律を守った生活をすること)
3.忍辱(苦難を忍受し克服すること)
4.精進(仏法を究めるために修行すること)
5.禅定(修行し真理に近づくこと)
6.智慧(本質を見極め、真理を悟ること)
十善戒--「善」と「真」を得るための十の戒め
1不殺生(ころさず)
.2不偸盗(盗まず)
.3不邪淫(おかさず)
.4.不妄語(いつわらず)
5.不綺語(かざらず)
6.不悪口(そしらず)
7.不両舌(たばからず)
8.不慳貪(むさぼらず)
9.不瞋恚(そねまず)
10.不邪見(あやまたず)
お題目だけでもありがたそうである(^^;) 六波羅蜜の「精進」と、十善戒の「不悪口」を引いておこう。
[精進]
生きることは悩むこと。
生きることはひらめくこと。
生きることは煩うこと。
生きることは輝くこと。
生きることは走ること。
生きることは止まること。
一縷の望みが絶たれ絶望した瞬間。
天に舞い上がるが如く隆盛を極めた一寸。
人の一生は振り子のようなものです。
みんなに楽を与えるのが慈。
みんなの苦しみを取り除くのが悲。
人を哀れむ心、いつくしむ心が仏の心です。
仏の道は日常の生活のなかにこそ、
求められ、また、生かされるものなのです。
[不悪口]
言葉ほど毒にも、薬にもなるものはありません。
言葉は良くも悪くも、強い影響、
命運を左右する結果をもたらします。
悪口は自分自身の身を滅ぼし、
時には国をも滅ぼすことがあります。
他人の尊厳を無視して軽くあしらったり、
誠意のない心で接すれば、
その報いはいつか自分に跳ね返ってくるものです。
しかし、慈悲と慈愛に満ちた言葉は、
多くの人の命を瞬時に救うことも、
世界の人々の意識を平和へと導くこともできるのです。
後のはやっぱり説教臭いけど、前の一文なんかちょっと詩みたいでもあるな。やっぱり宗教って阿片なのかな?
2006/05/20(土)●うはら祭り● |
8時半起床。気になる空模様だが、曇空で小雨が降ってる(>_<) でも、何となく西の空が明るいので希望は持てるな。
9時半頃住吉公園に到着、今日の総指揮をとる、矢谷君と、福井君、伊藤くん、武田君、神田君らが来てフォークコーナー設営を始めていた。小雨が降ったり止んだり状態で、テントの中にも水溜まりがあったり、テントに雨が溜まってたりで、先ずはこれを何とかしなくてはと、ダイエーでダンボール箱貰って下に敷いたり、テントの水をコップで掻き出したり。PA関係は極力簡略化したのでスムーズに終了。後は天気次第。
11時から演奏開始、だんだん天気は回復基調のようだ。ほっとする。
昼前に東京のうり丸さんから電話が入る。いよいよ今年結婚することが本決まりになったらしい。式は東京だが、7月に大阪でパーティするとのこと、もちろんMorris.はそちらに参加させてもらうことにした。まずはめでたい。おめでとう\(^o^)/
12時過ぎに清水芸人登場。春待ちのビデオ撮影の時にもゲストで出演してくれた大道芸人で、最近はパワーアップして、TVに出たりもしているらしい。フェンスの支柱を基礎にして綱渡りするというのがメインイベントで、その設営を手伝う。2回のステージで、大いに場を盛り上げてくれた。大した紋である。
フォークコーナーでは、T&T、風来、明石から来た女性コーラスSKY FISH、神戸のMr.Smith、ジャカランタのmaimaママ、女性落語家あばら家さん、久々のフクイーズ、そして、遊びに来てくれたムックさんも飛び入りで参加。レノンの「ジェラスガイ」「スターティングオーバー」「ベビーイッチュー」を演奏。みっちゃんがギターとタンバリンで共演してくれて、実にいい感じのステージだった。おしまいにオリジナルの「港町」を歌ってくれたのが嬉しかった。
矢谷君一押しの和歌山から来たかずぅの演奏も良かった。これには松尾君がバイオリンで参加。これがまた、えらくかっこ良かった。
おしまいはジャムセッションでノリノリで終了。この頃はMorris.もかなりアルコールが入ってたらしく、どうやら例の綱渡りの綱の上によじ登ってポーズをとったりしてたらしい。よく覚えていないが動かぬ証拠写真がある(>_<) これはちとヤバかったのではなかろうか。
打ち上げは六甲道の「平野」。前のMorris.亭のすぐ近くである。ここでまたビールを重ねて、ふらふらになってJRで帰宅。楽しい一日だった。
今日の模様は画像が多すぎるので独立したアルバムページを作ったから、ごらん下さい。
出演者一同、見に来てくれたみんな、そして総監督の矢谷君、ありがとう、お疲れ様でしたあm(__)m
2006/05/19(金)●京都も雨だった● |
矢谷君と京都上京区の御所近くのフランス人宅の開梱作業。配達は昨日済ましたらしいが、300個以上の荷物で、組み立て家具あり、荷物があちこちに散らばってるわで、思った以上に時間かかった。
朝から雨模様で時々豪雨になる。
昼食は近くの「鴨川」というグリルで定食。鴨無し不鴨無し(^^;)といった感じ。
昼休みは雨もちょっと止んだので近所を徘徊する。ほんやら洞はまだやってるようだ。出町商店街はあまり活気がなかったが、本通りには行列の出来る饅頭屋があったりした。
矢谷君は先週末から家族他で4日ほどベトナムリゾートを楽しんできたらしい。デジカメで画像見せてもらったが、なかなかリッチなホテル、リッチな食事だ。お土産にベトナムコーヒーとちゃちいアルミのコーヒー漉しセットもらったので、帰ってさっそく試してみた。甘いような匂いがする。コーヒー漉しといってもアルミに針で穴開けただけみたいなものだが、これで充分粉が残らず淹れることができる。味のほうは懐かしいような、不思議な味がした。
明日は住吉公園で、恒例のうはら祭り(東灘何でも祭り)がある。もともとは神戸祭りの一環だったが、最近は各区ごとに独立した祭りになっている。春待ちはここに「FOLKコーナー」というスペースをもらって20年以上仲間のミュージシャンを呼んで演奏してるのだが、今年は社長が都合で不参加だし、Morgan's
Barも×、結局矢谷君が社長に代わって仕切ることになった。しかし、天気予報では午前中いっぱい雨とのこと。催しは11時から午後5時までだから何とかなるとは思うが、やっぱり野外の催しは天候に大きく左右される。Morris.はもちろんビデオとデジカメ持って行くつもりだ。
2006/05/18(木)●走り梅雨の中休み?● |
昨日、一昨日と同じ現場最終日。今日は何とか雨も一休みといった感じ。梱包作業は午前中に終わり、昼食はまた「みんなの店」。Morris.はここの「かりかりじゃこ丼」の中毒なので、二日連続で頼もうかとおもったが、今日は「じゃこ焼き飯」を頼んでみた。ところが、ところが、これがまたじゃこ丼に勝るとも劣らない逸品。あっさりめの焼き飯にたっぷりじゃこが入ってるのはもちろんだが、これに細切りの紫蘇青葉、胡麻、海苔の千切りを載せて、美味しい梅干を添えてある。あっさりしてるのに香りがたって、じゃこも美味しい。うーーん、これは一度部屋で作って見なくては(^^;)
午後はトラックに積み込み3時に倉庫に戻って、木のバンに詰め替え作業。今日は用心して一枚下着を多く着用したし、雨も降らなかったこともあって風邪の症状は出ていない。
今夜の阪神-日ハム戦、二十歳にならないガルビッシュに手玉に取られて1-4の完敗。ますみちゃんは甲子園に応援に行ってたのに、残念無念だった。
2006/05/17(水)●走り梅雨● |
昨日と同じ現場二日目。今日も朝から雨(>_<) 結局今日はトラックに荷物積むのは断念。
昼食はお気に入りの「みんなの店」でかりかりじゃこ丼茄子を食べる。何度食べても美味しい。これは一度部屋で作らなくては。と、食べるたびに思っているのだが、いまだに実現しない。
4時に倉庫にもどり、雨の中積み込み作業など2時間。雨はひどいしえらく寒い。ちょっとMorris.は風邪気味だったのが、これで風邪が本格化しなければよいと思う。
今日は雨で甲子園も中止。梅雨の前にこんなふうに雨が続くのを走り梅雨というらしいが、そんなもんはいらんぞ。
島田和夫部屋スケジュール更新。
2006/05/16(火)●コリアン三国誌● |
西根、秋本君と西宮のアメリカ向け荷物ピックアップ3日取りの初日。事情に寄って平台トラックに木のバン積んでの作業。こういうときに限って生憎の雨模様(>_<)
しっかり5時まで作業して、疲れ気味で帰宅したら、かせたにさんから自著「コリアン三国誌--列島・半島・大陸の隣人たち」( 著 綛谷智雄 新幹社刊 \1,800+税)が郵送されてきたので疲れも、吹っ飛んだような気がした。上梓されたばかりの新作だが、Morris.は原作ともいうべき韓国語版「朝鮮人、韓国人、チョーセン人」を1年以上かけて読んで感動してた(そのくせ読書感想文は書けずじまい(>_<))ものだけに、今回の出版は欣快に耐えない。
本当なら真っ先に買い求めなければならないのに、こうやって著者から贈呈していただくというのは、ありがた山のほととぎすである(^o^) こんどはきっちり読んで、感想文を書かせていただきます。かせたにさん、ありがとうm(__)m そして出版おめでとう\(^o^)/
今夜の阪神は、マスカット球場に日ハムを迎えての交流戦。2-2の接戦で12回まで縺れ込み、二死満塁シーツのさよならヒットで幕。4時間を超えるゲームで、ここで引き分けと勝利の差は大きい。
【「大人」がいない…】清水義範 ★★★☆☆ ちくま新書の一つの柱らしい、現代日本人論の一環なのだろうが、日本から「大人」がいなくなったという論調は、最近あちこちで見受けられる。清水は間口の広い小説家だし、面白い文化論的エッセーの傑作「蕎麦ときしめん」の著者でもあるし、初等教育学科を娯楽的切り口で紹介するシリーズでもいちおうの成功をおさめているだけに、本書も読んで面白く、わかりやすいものいなっている。
社会論であり、文化論であり、一種の教育論でもあるのだが、意識的にばらばらの問題をさまざまなスタイル(自作小説引用、架空対話、漱石の「坊っちゃん」論など)を駆使して、散漫な形で呈示して、そこから読者に一種の雰囲気を感じ取らせる方法を取っている。それが完全に上手くいってるとはいえないが、あちこちに印象的な意見や提示があった。
「大人」に対して「子供」ではなく「大人でない」を対応させ、それぞれの長所と短所を表にしたものをまず引用しておく。
「大人」のよい面 | 「大人」の悪い面 |
・豊かな経験をもとに正しい判断ができる。経験と知識の豊かさ。 ・自己のコントロールができる。欲望に流されない。孔子のいう「自律」。 ・対人関係が構築できる。自他の違いを認めることができ、相手の言い分にも耳を貸す。 ・子を教育する。先ずは自分の子。大きくは社会の力で次世代の子を教育するのが大人だ。 |
・個人の自由を認めない。全体を自分の意思で統率しようとする。時として専横にもなる。 ・つきつめず、おりあいをつけてしまう。事なかれ主義。その場その場をごまかしてやり過ごす。本質的な解決ができない。 ・他人のことに口をはさむ。図々しい、詮索する。 |
「大人でない」のよい面 | 「大人でない」の悪い面 |
・自由にものが考えられる。常識に縛られない。 ・新しいこと、未知のことに挑戦する意欲がある。可能性にかける。 ・学んだだけ向上する。 |
・自分本位になりがちである。欲望のコントロールができない。他人の迷惑を考えることができない。 ・視野が狭い。経験不足。自分に知らないことがあると想像する能力もない。 ・生活力がない。基本的な生きていく力の不足 |
たしかに図式的(^o^)だし、やや観念的すぎるきらいもあるが、著者が必ずしも両者の一方を評価するのではなく、それぞれの長短あいまって世の中バランスが取れるという考えかたであることがわかる。
Morris.ははっきりいって「大人でない」ね(>_<)
モラトリアム(懐かしい(^^;))から、フリーター、ニート問題に触れてネオテニーに集約するあたりも、よく見かける論調だが、清水が書くと、ついついそうだとなっとくさせられそうになる。
日本のアニメやゲーム文化を切り口にして、日本の「お子様文化」の特質を論じた部分は優れた文化論だと思う。これも特に清水の創見というわけではないのだが、手際の良い整理ぶりは巧い。
最近の「萌え」ブームを「なまめく」という言葉の古来の用法を引きながら光源氏にまでもって行くあたりもおもしろかった。
つまりもともとは、なまめかしい女性とは、何でもでっきるかのようにしゃしゃり出るのではなく、未熟でうまくできないとか、よくわからないかのようにふるまうところに魅力のある女性、という意味だったのである。この、未熟さを愛するという日本人の好みは、まさしく今の「萌え」好みに通じるものだ。
ただ、そのようにチャーミングな女性をたたえる言葉だったために、後には、女性の魅力を言う言葉に変化していき、平安後期には今と同じような、女っぽい魅力、セクシーなみりょくをあらわす言葉になったのである。だがもともとは、なまめかしいは、「萌え」に近い意味だったのだ。日本の男性は、何かがたりないようにふるまう女性が昔からすきなのである。
考えてみれば、『源氏物語』で、光源氏がまだ幼い紫の上を見つけて、なんと可愛らしいと惚れ込んで、養育してやがては妻にするという展開は「萌え」好みそのものではないか。
ちょっとくどいがわかりやすい、という清水の文章の見本みたいだ。
また、携帯電話をドラえもんのポケットに例えてそのとんでもない機能と異常な普及ぶりを、驚きを込めて、やや冷ややかに分析してるところも共感を覚えたし、携帯電話用ストラップとその飾りから根付を連想して、日本人の縮み志向論に展開するあたり、
日本人は遊びと実用の中間ぐらいにある小物をデザインさせると、やたらうまくて、面白いものを作るというところがあるかもしれない。半分おもちゃに近いようなものを作らせると生き生きとして、魅力的なものを生むのだ。
はっきりと気がついている人は少ないかもしれないが、我々はかなり可愛らしい国を作って、可愛らしい社会に生きているのである。おもちゃ箱をひっくり返したような環境の中、毎日がカーニバルのような浮わついた生活を送っているのだ。
清水はここでもこう言う傾向を否定してはいない。だが、「遊びなら」許せるという姿勢である。
そして、2ちゃんねるの怒涛の匿名書き込みへの考察。
考えてみれば、そこに自分の意見を書き込みたい人というのは、そもそも不機嫌なのだ。自分が無名で、誰も発言を求めてこず、意見を述べても誰もきかないのだから。その不機嫌のせいで、社会を呪うような気分になっていて、とりあえず毒をまき散らしたいのだ。
そういう人が、まるで社会に復讐をするかのように、2ちゃんねるという場を得て、匿名で発言している。おそろしいほど意地悪な発言がとび出してくるのは当然のことなのだ。
そういう横暴な書き込みをするのは、偉くなったような気がして気分のいいことだろう。だからここに自然に人が、集まってくるのだ。
これは小学生が先生のいない日にやる学究会のようなものだ。
つまりそれが、子供の思考力なのである。2ちゃんねるという現象について私は、「大人でない」思考というものが、野放しにされているのだなあ、である。
2ちゃんねるに関してはMorris.も同様の感慨を持って、敬遠しているが、翻ってMorris.部屋の書き込みを見ると似たような傾向がありはしないかと、ちと不安になってしまった(^^;)
何をやってもうまくいく順調な時には、「大人でない」まま浮かれてもいられるし、それは楽しいことである。しかし、苦境を乗り越えようという時には、「大人」の思考力と、知恵と、巧みさが必要になってくのだ。だから、全面的に「大人でない」ばかりではやっていけないってこをちゃんとわかっていましょう、というのが、この本で私が言いたかったことだ。
この締め括りは、あまりにとってつけたようでもあるが、この時期にこんな本を出す本音でもあるのだろう。そして、Morris.もそう思わざるを得ない状況にあるのかもしれない。
2006/05/15(月)●クイックコピー!?● |
溝渕君、オーガスタと岡本から実家に預けていた荷物を引き取る現場だったが、家の前の道が狭いので、山手幹線にトラック停めて、別調達の軽トラレンタカーで横もち攻勢。昼前に作業終了して、午後は倉庫でコンテナ詰めなど。昼食はひさしぶりに港湾食堂を利用。カレーとうどんというのがMorris.のここでの定番だが、安い不味いは相変わらずというものの、カレー大盛りにしたのに、うどん付けて\460という値段はなかなかであるな(^^;)
帰り道、JR灘駅すぐ東の線路跨架橋から夕方の電車が走ってくるのをデジカメ撮影。シャッタースピード遅いためブレて、すごい速度で走ってるみたいに見える。この橋のすぐ下に、いかにも古びた平屋があって、窓ガラス部分はベニヤで貼り付けてあったりするものだから、Morris.はでっきり空家だろうと思ってたのだが、今日は電気が点いていたから誰かが住んでいるようだ。この家の横の壁にホーロー看板があって「どんなものでも複写がとれる 富士フィルム クィックコピー」と書いてある。富士フィルムも複写機作ってたのかなと疑問に思い、帰宅してからネットで検索かけたら、やはり写真フィルムメーカーらしく、写真感光材料を使った複写用紙を製品化しものということがわかった。
昭和30年にネオコピーという「拡散方式の純黒調複写紙」を発売、これがクイックコピーの前身製品らしい。クイックコピーは昭和35年に発売され、翌年キャンペーンが始まったと書いてあるから、件の琺瑯看板もその当時のものだろうから、60年代初期ということになる。詳しくはこちらのページを参照のこと。
しかし、インターネットはこういうことを安直に調べるのには実に便利であるなあ。
今日サッカーワールドカップの代表が発表されたが、フォワードの久保が外れ、若手の巻が選ばれたのが大きなニュースとして取り扱われていた。Morris.は、中澤とGKの川口が選ばれてれば、後はどうでもいい感じだ(^^;)
特急みたいに見える普通電車 |
これが件の琺瑯看板 |
肉団子と水餃子の中華汁 |
2006/05/14(日)●王子公園と灘のだんじり● |
4時半起床。何でこんなに早起きしたんだろう(^^;)
もう一度寝るのも癪なのでそのままベッドで読書。結局8時過ぎに起き出して、朝風呂つかい、洗濯。朝の紅茶飲んで、近所の散策に出る。
しかしまだ店も開いてなくて、そのまま王子動物園裏の王子公園散策。スポーツ公園といった趣で、中央図書館のある大倉山公園と似ているが、こちらは動物園と競技場とプールと体育館が大きなスペースをとっている。他にテニスコートや弓道場もある。しかし、歩いてすぐのところにこれだけの大きな公園があるというのは余生を過ごすには良いところかもしれない(^^;)
昼前に一旦帰宅して、屋上で寝転んで読書。2時半頃水道筋に買い物に出たら、ちょうど灘のだんじりが王子公園駅前に集まっていて、篠原町の浴衣を着た斉藤一家に出会う。ひさしぶりである。今朝転居通知の葉書を出したところだったが、逢うときはこういうものだろう。
駅前のたこ焼きと駄菓子屋「たこ次」でたこせんべいやビールを振る舞ってもらい、しばらくだんじりに密着してデジカメ撮影。
今日の阪神はソフトバンクにボロ負けのようだった。
ぐいぐい酒場に稲田さんがADSL関連の書き込みしてくれてた。そのなかにリンク速度測定サイトを紹介してあったのでさっそく覗いてみる。平均2〜3Mbpsならあまり文句は言わないようにとかいてあったのだが、新生Morris.亭の通信速度は何と「90Kbps」!!!!!! これは「0.09Mpbs」ということではないか? しかし何度か測定するといろいろ数値にバラ付きもある。その前にこの速度測定サイトを利用しようとすると途中でフリーズしてしまうこと多々である。うーーむ、やっぱりインターネットに関してはここは鬼門だったのかもしれない。
5月26日(金)に予定している、朝までノレバンオフ。もともとは東京のイルボンさんと愛知のMAQさんと3人でとにかく深夜割引のジャンカラあたりで夜を徹して歌いまくるというだけの話だったのが、いつの間にか、関西オフということになってしまい、さらにいつの間にかMorris.がそのオフの主催者みたいになってしまったので、どうしようかといろいろ考えていたのだが、結局生野本通のお馴染みの店「どや」のアジュマに電話して、当日予約入れた。考えてみれば最近とんと行ってないし、3月のチャプチェオフはひさしぶりということで楽しみにしてたのに、韓国MBCの取材がらみで全くくつろげなかったものなあ。今回のノレバンオフは良いチャンスだと思ったのだった。
まだ参加者の数や内容が良くわからないが、あそこなら何とでもなるだろうというのが、Morris.の狙いでもある(^^;)
近所の雑貨店のお洒落な看板 |
桜の実と若葉、五月だね |
変わり咲きの椿「ベニボクハン 紅ト伴」 |
斉藤さんと能斗也 |
篠原町のだんじりと美女と野獣 |
だんじりを引く能斗也 |
2006/05/13(土)●やっぱり遅いADSL● |
としろうら7人で、六甲アイランドの高層住宅から別の高層住宅への荷物移動と韓国からの荷物搬入。奥さんは小学校からアメリカに移り、大学まで出たという才色兼備で、Morris.は台所で開梱しながらしばし韓国語会話を楽しむことが出来た。
昼食は例のふれあい向洋に行ったのだが、移転の貼紙(>_<) 気に入ってる店だったのに。ということでその2階にある「エプロン逢」という店に行く。ここはメインのおかずと小皿3点を自由に選べるランチがあってこれはなかなか美味しい。ご飯のお代わりもOKで\700というのは安いと思う。「ふれあい向洋」は、野菜販売コーナー前に「食楽」という新しい店ができてたから、改名してここで営業してるのかもしれない。
今日も一日雨模様だった。おまけに何となく肌寒い。帰りは小川さんが灘駅まで送ってくれたので6時に帰宅。
昨日ボロ負けだった阪神、今日は6回まで2-0でリードしながら6回裏に1点取られ、危ないなと思ってたが、8回表矢野が満塁走者一掃の2塁打で5-1に差を広げ、これで勝負あった(^o^)
ところで、8日に電話工事が来て、すぐインターネットつながったとき、何となく通信速度が遅い気がすると書いたが、ここ5日ほど使った結果、正真正銘遅いことが確実になった。チャンユンジョンの新曲「コンカッチ」のミュージックビデオのサイトに繋いでも、バッファにえらく時間がかかる。しかもやっと歌が始まったと思ったらとたんに停止する(>_<) Morris.部屋でも画像のひらきが遅いし、メールでも移動が手間取ってしまう。何よりつらいのは、KBSやMBCのアーカイブ番組がほとんど見るに耐えない状態になったことだ。これは相当に痛いっ(>_<)
しかし灘の電話局はどこにあるんだろう? 工事のあんちゃんは近くにあるようなことを言ってたが、ネットで検索しても「灘電報電話局」は出てこない。もしかして石屋川の電話局が最寄りなのだろうか。そうだとしたら、前の部屋より2kmも離れたことになる。うーーん、これからのネット生活に暗雲がたちこめそうだ。
【漫々快々】菅野博之 唐沢よしこ ★★★ 別冊美術手帖「コミッカーズ」に連載されたもので、投稿漫画家の共通した弱点や欠点を添削しながら、漫画のコツやツボやルールを教えようという企画らしい。もちろん絵心のかけらもないMorris.は漫画を描こうなんてかんがえもしないのだが、漫画読みという視点からこういうのを読むのもそれなりに面白かった。
導入の大事さと演出、コマ割りの追求、8ページ作品で訓練、ストーリー作りと、大まかに4部に分けてそれぞれ、投稿作品と添削を並べて解説されている。これを見るとたしかに素人とプロの差というのが良くわかる仕掛けになっている。
しかし、説明文と漫画が違うペーにに掲載されていたり、飛んでたりでいまいち読みにくいところもあった。
投稿作も上手いのから下手なのまでいろいろだが、たしかに絵はそこそこ上手い投稿者が多くなってるようだ。
しかし、美術手帖が季刊とはいえ漫画の実作専門の別冊を出してるということに驚いてしまった.以前は漫画家による入門書はあっても、専門の雑誌なんて考えられなかったし、それを美術手帖なんてのが出してるというのが、今風なんだろうな。
構図の示唆で、下からの構図はリアリスティックになり、上からの構図はアニメチックになるとか、コマ割の基本はUPとLONGの組合せとか、フキダシの文字と空間の位置関係など、実作者ならではのなるほど薀蓄満載で、面白かった。
2006/05/12(金)●お茶目猫● |
8時起床。
昼前にコーナンに行き、自転車の空気入れを買う。それから灘区役所で住民票の書き換え。これで名実ともに引越し完了ということになるだろう。
灘図書館に寄って、2時過ぎ帰宅。
自転車で大安亭市場に行き、秋本商店でタシダ、業務スーパーでキムチなど買う。商店街の出口の自転車置き場付近で野良猫発見。一見上品そうなくせしてその寝相の悪さときたらなかなかのものだった。人見知りするわけではないのに、なかなかデジカメ撮影がうまく行かなかった。寝ながら一瞬もじっとしてないもんな(^^;)
今夜の交流戦は福岡で阪神-ソフトバンクの試合だが、先制しながら、井川がまたボロボロで5回で1-6ぢゃ(>_<)うーーん、これは難しそうだ。
大安亭市場の野良猫 |
歩く姿は上品そうなのに |
寝相は悪い(^^;) |
2006/05/11(木)●重いコンダラ● |
今日も雨模様だが、午後からはあがりそう。近くの草原に手引きのローラが置いてあり何か風情があった。「巨人の星」のテーマソングにあった「思いコンダラ」というのはこんなのかなと連想してしまった。
昨日の現場の開梱作業。昼食は竹園旅館別館のレストランの日替わりランチ。今日はハンバーグだった。なんか昔風の洋食という感じで嬉しかった。
6時前に帰宅して自転車のライトを替えてたら、突然、爺さんが話し掛けてきた。向かいの高架下でソースを作ってるとのこと。小さな看板には「プリンセスソース」とある、聞いたことあるぞ。神戸の地ソースというのがちょっと話題になったことがあったときに、たしかテレビで紹介されてたのだと思う。こんなに近くにあるというのも何かの縁だということで、とりあえず1lのウスターソース(\350)を買う。高架下の狭いスペースで作ってるらしいが、いかにも家内工業という感じで好感度大。以後ご贔屓にしたい。
阪神-ロッテの交流戦。携帯ラジオ持って屋上へ。いやあ、やっぱり屋上の風景は良いぞ。特に今日の夕景は絵画的だった。野球は終始阪神ペースで、とりあえず連勝\(^o^)/
8時過ぎに宅急便で、きよみさんから「冷酒セット」が到着。引越し祝いとのことだが、引越し前にMorris.蔵書の歳時記など送った返礼ということらしい。昨日メールで送ったという連絡があったのだが、今回部屋が狭くなるので机やテレビや本まで処分したというのに、そんなもの送られても場所ふさぎになるのになあ(>_<)、と、ちょっとありがた迷惑だよな、などと思ってたのだが、送られて来たセットは、えらくおしゃれで、小さな高杯グラス色違い5個付きで、すっかり気に入ってしまった(^^;) さっそく二階堂で初使い(^o^) きよみさん、ありがとう。大事に使わせてもらいますm(__)m
重いコンダラ?! |
「鉄ちゃん」にはたまらん風景かも |
Morris.亭御用達プリンセスソース |
ソース工場全景(^^;) |
屋上からの夕景 |
めちゃお洒落な冷酒セット(^o^) |
2006/05/10(水)●宿酔(>_<)● |
6時に起きたのは起きたのだけど、すごく頭が痛い。完全な宿酔である。
矢谷君ら6人で、芦屋のドイツ人宅配達。午前中はMorris.はほとんど死んでたね(^^;)
午後からはだいぶましになったが、結局今日のMorris.はゴミの移動に終始した。
昨日ムックさんが帰ってからも、調子こいて一人で飲みつづけたらしい。ほとんど何も覚えてない。
今夜は甲子園、雨で野球中止。
2006/05/09(火)●最初の訪問者● |
8時起床。いい天気である。
洗濯して朝風呂つかって、自転車で春日野道方面にいく。界隈に結構猫がいる。
メールでやりとりしてたムックさんが、今日の昼間なら空いてるというので、遊びに来て貰う。新生Morris.亭最初のお客さんということになる。
当然家庭内ノレバンに始まり、キムヘヨン聴いて、ギター持って屋上に行き、ひとしきり韓国歌謡流しの練習(^^;) ムックさんもこの屋上はえらく気に入ってくれたようだ。
夜は京橋でぶんたさんと会うとのことで、Morris.も行きたかったのだけど、ちょっと懐具合の淋しいときだけに断念せざるを得なかった。残念。
それでムックさんが帰ってからも、意地汚く残りの酒を飲みつづけた。らしい(^^;)
春日野道の猫その1 |
春日野道の猫その2 |
新生Morris.亭で演奏中のムックさん |
2006/05/08(月)●ネット復帰できたかな?● |
昨夜は早めに就寝したのに2時ごろ目が覚めてしまい、枕もとのマイクロコンポでキムスヒ聴いてるうちにますます目が冴えてしまい、結局4時半くらいまで起きてた。
7時半起床。今日は快晴とまではいかないがまずまずの天気。明日午後からまた崩れそうというので、朝から洗濯。
今日は昼一番で電話工事が来ることになっている。Yahooの接続改変工事もたしか今日のはずだったから、早ければ今日の午後か夜にはインターネット接続ができるはずだ。10日足らずとはいえ、これだけネットから切り離された生活はひさしぶりである。韓国旅行中はたしかにネットとは切れてるのだが、ここ数年は、PC房や、観光公社のPCから結構自由にネット見る事ができていた。
昼一番といってたが、本当に正午に電話工事作業員到着。配線だけだから20分足らずで終了。前もってモデムなどPCに繋いでたので、即ネット接続も成功(^o^) higashi4号もノレバン98号も無事ネット接続状態になった。でも前より接続速度が遅いような気がする。気のせいだと思いたい。電話局からの距離はほとんど変わってないと思うのだけど。
ぐいぐい酒場覗いたけど、ここ1週間ほど誰の書き込みも無かった(^^;) 掲示板なんてそういうもんだね。
メールチェックもしたが迷惑メールは1,165通も来ていたのに、個人的メールもほとんど無し。
ともかくもこれでPC関係もすべて配線など確定したから、最終的レイアウトにかかる。PCラックは二段重ね状態だからこれ以上どうしようもない。スキャナー置くスペースないので右となりに引き出し積んでその上に置く。スチールの本棚の上は壁のでっぱりにはまり込んだ状態で細い隙間しかないので、手持ちのペコちゃんグッズほとんど総ざらえで並べてしまった。これはなかなか壮観である(^^;)調子こいて、入口のドアにもペコちゃんのセルロイドお面を貼り付けてしまった。これは顰蹙ものかも(^^;)
今食料買出しに行き、夜は社長宅にCDもらいに行く予定。
1週間の迷惑メール(^^;) |
新生Morris.亭Door |
本棚の上のペコちゃん天国 |
【ドストエフスキーの青空】宮尾節子 ★★★☆☆ 昨夜眠れずに読んでしまった詩集である。もしかしたら眠れなかったのはこの詩集のせいかもしれない。まったく未知の作者だが、ぱらぱらと立ち読みして、ひっかかるところがあったから借りてきたのだろうし、読後の印象もそれなりに強く残っている。
詳しいことはわからないが、93年に何かの新人賞をとってるようだから70年前後の生れで、まだ小さい子供のいる母親ではないかと思われる。
北朝鮮拉致被害者のことをテーマにしたり、自由学園の卒業祝いの詩を作ったり、ネットで知り合った人に感化されての作品があったり、極端に漢字の少ない作品、言葉遊びめいた作品、長いもの、短いもの雑多で、作品として完成度が高いものもあれば、やや八方破れ的なものもあったりと、雑多ではあるが、ところどころ、これまで読んだことの無い面白さを感じさせられた。
雛
てんしのこなら
てんにもどしてあげねばならない
わたしがてをそえて
あくまのこなら
あくにもどしてあげねばならない
わたしがてをそめて
なにもしらずに
おちてきたのだから巣から
わたしのてのひらに
しんでいいいのちはどこにも
おちてこない
庭
あれはつゆ草
それは花たで
これが小鮒草
都忘れ ほととぎす 花びし草 えのころ草
ひめつるそば 垣どおし 黄水仙
ね
こうして名前を並べてみると
どれを抜いて
どれを残せばいいか
わからないでしょう
なにをしにきたのかここへ
わたしは
宮尾せつこ
結構語感は研ぎ澄まされているようで、そのくせ自動記述めいた率直さで綴られている詩句たち。彼女の詩は短いものほど良いような気がした。
碑
生きた
火をかぶって
死んだんじゃない
生きた
それなりの背景のありそうな死の詩だが、そう言ったことを問うべきでないという拒絶の姿勢を感じさせる。
らんぷ
照らすが愛するなら
愛されるは照らされる
らんぷがひとつなら
こたえもひとつ
夜になれば
わかる
欲しいところより
必要なところに
まったく別次元なのに八木重吉を思い出した。
そして、Morris.が一番印象的だった作品。
祈り
たれがおってくれたのかこころにうかぶかみのつる
誰が折ってくれたのか
心に浮かぶ
紙の鶴
この作品には仕掛けがあって、一行目は105pに、後半三行は106pに印刷してある。つまり読者はとりあえずひらがなの一行を読んで意味を掴もうとする。Morris.は「祈り」というタイトルから「かみ」を「神」と思い、「つる」は「蔓」か「弦」あたりだろうと見当をつけたのだが、ページをめくって思わぬ驚きを覚える。これはきっと作者の思惑なのだろうが、Morris.は「祈る」と「折る」の漢字の類似性に感心してしまった。これはひょっとしたらMorris.の深読みかもしれない(^^;)
ともかく、ひさしぶりに新しい、そして気になる詩人と出会えたということで嬉しかった。
2006/05/07(日)●雨を幸いと● |
7時起床。雨は降りつづいている。この雨を利用?して、今日こそは台所あたりの整理をしなくては。
てなわけで、昼過ぎまでああだこうだと棚の中身を入れ替えたりしてた。前のMorris.亭はいちおう2Kという形で、今度の新生Morris.亭は1Kである。要するに一部屋減ったわけで、考えようによっては、きっちり二分すれば良いということになる。いや、やっぱりあちこちに皺寄せが出るなあ(@
@)
しかし、良く降る雨だ。横浜も天気概況だと雨だから野球は中止にちがいない。と、思ってたら、おいおい野球やってるではないか(>_<) しかもすでに0-1でリードを許してる。そうこうしてるうちに0-2ぢゃ。ああ、雨もけっこう降ってるからやめときゃいいものを、と思いながら見てたら、桧山の2ランで同点。9回には赤星のラッキーなヒットで逆転、そのまま勝ってしまった。勝つんならやって良かった、というこになるな。
雨は夜まで降り続き。夕方には雷まで鳴って、結局今日は一歩も部屋から出なかった。
【彼が狼だった日】北方謙三 ★★★ 10年ほど前の作品である。作品の多い著者なのに何でこれを借りてきたのか良くわからない。ひょんなことから殺人を犯し、ヨットで海外逃亡して、ひょんなことから、傭兵になり、過酷な訓練を受けて、日本に戻ってヤバイ仕事をするという話で、最初の殺人、4年後、10年後と時間を隔てた3部作になっている。例によって肉体派の主人公は超人的だし、年配の元超人みたいな探偵が出てくるし、おしまいは子供まで巻き込んでのセンチメンタルハードボイルドになってしまうのだが、それなりに面白かった。序破急でなく序破緩だったのが尻すぼみだと思う。
たしか著者は佐賀県出身だったと思う。同郷のよしみなんて感じないのだが、近くに北方という炭鉱町があったから、もしかしたらそのへんが出自なのかもしれない。
人を殺す時は、その人間の人生の終りに、たまたま立ち合っているだけだ、と考えるようにしろ。考える余裕があればだが。パラシュート降下で作戦行動に出る直前に、大佐はのんびりとそんなことも言った。大事なのは確実に殺すことで、残酷に殺すことではない。おまえは興奮することがあるから言っておくが、残酷さは兵士の美徳ではないぞ、トト。確実さこそが美徳だ。
美徳という言葉が大佐の口から出るのもおかしなものだったが、俺はそれを忘れないようにしてやってきた。
訓練を受けた大佐の思い出だが、このあたりが北方らしいといえるだろう。
2006/05/06(土)●屋上の風に吹かれて● |
8時起床。いささか酔いが残っているが宿酔というほどではない。朝の紅茶を飲んでから、自転車で灘図書館へ行く。正味2km、15分くらいか。前は歩いて10分かからなかったから、かなり不便になったが、神戸は南北だと坂で大変だが、東西なら平坦だから自転車なら大したことは無い。
帰りに100円ショップでフックやワイヤネットなど買う。流しまわりに棚一つ無いので、何でもフックに吊り下げることにしたのだ。
今度の部屋(以後新生Morris.亭ということにする)は、たしかに狭いし、電車がうるさいし、階段4階だが、学生時代3畳の部屋で5年間暮らしたMorris.のことだから、何とでもなるだろう。狭いといっても地震の後のワンルームに比べるとまだましだし、JR駅まで3分、阪急駅まで5分、阪神駅でも10分くらいという近さは、車と縁のないMorris.にとっては好条件だと思う。
建物は5階建てだが、その上に屋上がある。洗濯干し場というわけでもなさそうで、何も置いてなく、結構眺めが良い。わずかながら海も望めるし、周囲が一段高くなってて座ったり寝転んだり出来そうだし、風通しも良い。ベランダ代わりの共同空間として利用できそうだ。他の住人のものらしい折りたたみ椅子が階段脇に置いてあるから、時々誰かも憩ってるのだろう。しばらく寝転がって風に吹かれながら、韓国語版「ドクター・スランプ」(15年以上前に釜山の古本屋で買った海賊盤豆本)を再読する。鳥山明は、やっぱりこの作品が一最高だと思う。何て巧いんだろう(@
@)
今日の阪神-横浜戦はデイゲームだったが、とうとう今日は負けてしまった。これで7勝1敗か。明日は雨で流れそうな気配だ。突き指を押してフル出場している金本には恵みの雨になれば良いと思う。
神戸は夜になって雨が降り出した。
【病としての韓国ナショナリズム】伊東順子 ★★★★ 洋泉社新書として2001年10月に発行されたもので、著者はMorris.には未知の人で、最近流行り?の韓国悪口本かと思ったのだが、嬉しい誤解で、実に内容のある良い本だった。
著者は61年生れで、90年から11年間ソウルに住み、語学堂に通い、日本語教師、TV番組制作会社、新聞社に勤務したあと今はフリーライターらしい。韓国の悪口ではなく批判がメインだが、韓国への愛情、深情けが感じられる。
語学堂で知り合った外国人と韓国人の対応から韓国/北朝鮮人の民族ナショナリズムがかなり特異なものであり、それが実は南北統一を妨げてもいるし、深刻な病弊でもあるという主旨につながるのだが、中国朝鮮族や在日韓国人、在米韓国人、華僑などへの根強い差別意識や、孤児輸出?問題、南北首脳会談の本質など色々教えられるところが多かった。
学問の分野にナショナリズムが入り込むと事実を歪曲する。戦前の日本の皇国史観、北朝鮮の金日成伝説、極端な例は山ほどあるが、そうならないためにも外国人の研究者は重要である。日本には外国人の意見をよく参考にし、右翼から「自虐史観」と罵られているグループがあるが、韓国にはそういう人たちがまったくいなかった。
こういったふうに自分が感じたことを率直に記す筆法なのだが、視点がくっきりしているのが良い。
友人、知人にも恵まれているようで、サムルノリのキムドクスの奥さん、金利恵の在日の立場からの発言の引用、
「日本には北朝鮮系の学校以外に韓国語を勉強できる学校がほとんどなく、日本で進学や就職をするためには日本の学校を出たほうが圧倒的に有利だし、また知ってのとおり日本の差別社会にあって、両親は生きていくために必死で子どもの民族教育にまで手が及ばなかった。われわれが韓国語をしゃぺれないことについては、日本政府の同化政策やわれわれの怠慢ももちろんだが、じつは在日同胞の民族教育に対して北朝鮮ほどの支援もしなかった韓国政府にも責任の一端はある」
は、かねがねMorris.が思っていた、韓国人の在日韓国人の語学力不足への言われなき非難への反論としてまったく正当なものだと思う。
日本の敗戦後の朝鮮人国籍に関する日本の対応の理不尽さに対する著者の感想にも共感をおぼえた。
終戦当時、日本には二百万以上の「朝鮮人」がいたとされるが、彼らはそのじてんではまだ法制度的には「日本人」であり、それ以後、故国に帰る人も、また戻ってくる人もいたりしてしばらく混乱していたが、やがて1952年のサンフランシスコ講和条約の締結後、日本に残っていた「朝鮮人」の日本国籍はすべて剥奪され、「朝鮮籍」あるいは「韓国籍」の外国人として登録されることになった。
36年間、「あんたは日本人だ。日本のために尽くしなさい」と言われつづけ、「じゃあ」と思って、日本で一生懸命働いていたところ、こんどは「あんたはやっぱり日本人じゃないから。このままいたいんだったら、ちゃんと外国人登録してよ。外国人なんだから多少の不便は我慢してもらわなきゃね」ということになってしまったのである。
これはやっぱり人の道にはずれている。植民地として支配して、勝手に日本人にして、無謀な戦争にまで動員したあげく、こんどは外国人に戻れ……。あんなに迷惑をかけたのだから、やっぱりキチンと懺悔するべきである。
「そのまま日本国籍をもっていてもいいし、朝鮮や韓国の国籍にしてもいい。いますぐ選べなかったら、迷惑をかけた36年間は両方の国籍をもっていてもいいよ」
1952年の時点でそうするべきだったと、私は思う。
この問題については、これまでにも色んな本でMorris.もひどいと思いつづけてきたが、日本人の立場からこれだけ明確にわかりやすく書けるというのは立派である。
金大中と金正日の南北会談から1年ちょっとの時期にその本質をきっちり捉えていたということも評価したい。
民族主義だけが大切だった。そして、それはまさに北朝鮮のねらいだった。韓国がまだ貧しい独裁国家だった70年代とは違い、今の北朝鮮に民主主義や経済力といったほかの尺度で優位に立てる条件はまったくない。唯一、民族主義だけが、北の政権が韓国に勝負を賭けられる最後の武器なのだ。だからこそ金正日はのっけから在韓米軍撤退の問題をちらつかせながら、民族の自主性ということをしきりに強調した。南北共同宣言も「統一問題は、その主人であるわが民族同士でお互いに努力して、自主的に解決していく」ことが一番に謳われている。
とても悲しいことだけど、もう統一への幻想は捨てなければならないのかと思う。少なくとも、金正日をいう人を傑出した政治指導者だとかオープンな性格だといって称えるべきではない。彼は経済的に破綻した王国を延命させるための援助が欲しいだけだ。アメリカに対してはミサイル、日本に対しては戦争責任、そして韓国に対しては民族主義と、武器を使い分けているだけである。そしてそれは残念ながら的を射ている。北朝鮮を好戦的と責めるほどアメリカは平和主義ではないし、日本は戦争責任を十全に果たし終えていない。そして韓国は民族主義から決して自由ではない。
お見事である(^o^) Morris.なんか南北会談の上っ面だけしか見てなかったような気がする。少なくとも2年くらいはすっかりだまされていたもんね(^^;)。
そして、やや悲観的な結論。
韓国人はよく、「世界で唯一の単一民族国家」が「世界で最後の分断国家であるアイロニーを嘆く。でも、もうここまできたから言ってしまうが、そんなことを言っているから南北は統一できないのである。前にも述べたが、世界中のどこを探しても純粋な単一民族国家など存在しない。生物界でもなんでも純粋種だけというものはなく、奇形種を含んだいろいろなものの混在こそ、生物体としてのパワーを強める。単一民族であることに固執しつづけるかぎり、統一はありえないだろうし、また統一したところですぐ分裂するだろう。
この結論は概ね間違っていないとは思うのだが、Morris.としては瓢箪から駒でもいいから統一の夢は失いたくない。
2006/05/05(金)●井山家鰹たたきの宴● |
8時起床。今日は子どもの日である。部屋の片づけも今日は休みにしよう。ということでふらっと散歩に出たが、王子動物園付近は子ども連れで超過密状態。そのまま水道筋商店街をふらふらして買い物して帰宅。
夕方井山君から電話で、高知から鰹の叩きが来たので宴会しようとの誘い(^o^)
さりーちゃん、堀姉妹も来て賑やかな団欒のひととき。さいちゃん手作りのジェリー吹き寄せや井山君もうどんに天麩羅にと腕をふるっての料理三昧。おしまいにはピアノ&ヴァイオリンの夫婦共演サービスもあって、大満足。ああ、このところ引越しにふりまわされて心のゆとりを無くしてたので、本当に嬉しかった。井山君、さいちゃんありがとうm(__)m
阪神は横浜銀行にまたも勝たせてもらったようだし、言うことなしの一日だった(^o^)
見事な蟹オクラ煮凝風吹寄 |
吹寄の作者 |
高知直送鰹のたたき |
ああ、楽しいね |
お約束記念写真 |
食後の夫婦l競演 |
2006/05/04(木)●何は無くともノレバン98号(^^;)● |
8時半起床。引越しして最初の休みということになる。今日が大型ゴミ回収日なので、空き箱などまとめて出す。
今日は本気で部屋の片づけしなくては、と思いつつ、最初にやったのがノレバン98号の設置(^^;)
何しろ部屋のスペースが2/3になってるから、デスクトップ2台並べるなんて無理だ。結局PCラックにhigasi4号とノレバン98号を2段重ねみたいに設置。音源はビクターの古いマイクロコンポだが、スピーカー置くスペース無いので、前にサブとして使っていたOnkyoの壁取り付けタイプを天井近くに設置、ノレバン98号はキーボードほとんど使えない状態で、完全に名前の通りカラオケ専用機になってしまった。
韓国歌謡ノンストップカラオケをBGMに懸案の本棚整理。これまた本を置くスペースは半分しかない。1/4くらいは処分したがそれでもまだ1/4は押入れにしまうしかない。これの選択がなかなかきまらず、どうにかこうにか本棚二つに詰め込んだら3時過ぎてた。
自転車で大安亭市場まで食料買出しに行く。自転車だと10分かからない。ここの業務スーパーには例の韓国産キムチが置いてあったので、嬉しくて二つ買った(^o^)
今夜の阪神-巨人戦は、杉山、上原の先発、二人とも途中で負傷交代。接戦だったが、最終回矢野のサードゴロがベースに当ってイレギュラーバウンドしてこれが決勝点となりラッキーなサヨナラ勝ち(^o^) これで巨人戦3勝3敗の五分にしたから結果オーライということにしよう。
2006/05/03(水)●世間は黄金週間● |
昨日と同じ現場。
今日と打って変わって見事な五月晴れ。連休ということもあって、ここ北野界隈は観光客でごったがえしている。昼休みには近くの北野チャペルで結婚式やってたので、ちょっと見物する。
帰宅してPC接続。インターネットはYahooへの連絡が遅れたことと、電話回線室内工事があるということでしばらくおあずけ。ところがhigashi4号がまともに起動しない。散々悩んだ末、なんとかWin2000が立ち上がったときはほっとした。起動ドライブがフロッピーディスクドライブになっていたらしい。
阪神、今夜はあえなく巨人に負けてしまった(>_<)
2006/05/02(火)●関本サヨナラホーマー● |
雨模様だが、昼からは上がりそうだ。外にゴミが出してあった、この地域は火曜、金曜が一般ゴミの回収日らしい。あわてて昨日空けたカートンなどを出す。
.矢谷君らと北野のアメリカ向け荷物のピックアップ3日取り現場の二日目。客は日系アメリカ人で実に良く片付いている。台所で一日気持ち良く食器梱包に専念。昼食はジャズストリートで春待ちファミリーBANDが演奏したこともある「味加味」で鯖煮のランチ。
6時に帰宅して、ラジオで阪神-巨人戦聴きながら、片づけ。と、いっても何から手をつけていいかわからない。
野球が気になって、何とかまずテレビを見たいということでアンテナ接続線を探しまくって、やっと8時にテレビ見ることができるようになった。すごい試合だったのに、途中でテレビ放映終ってしまい、ラジオ聞きながら整理続けてたのだが、9回裏代打関本のサヨナラホームランで阪神の勝ち。いやあ、こんないい試合、サンテレビならきっちりおしまいまで放送してくれるのにい。
昼間に不動産屋に電話して風呂の蛇口の修理は頼んだので、何とか今夜は風呂に入ることができた。
2006/05/01(月)●さよならMorris.亭● |
7時起床。今日が引越し当日なのだが、Morris.がケチって、フリータイム(隙間時間利用?)というのを頼んだのだが、昨日の連絡では何と作業開始予定は午後7時(>_<)とのこと。いくらなんでもそんな遅くに来るとは思わなかったのだが、仕方ない。
というわけで、今日はまるで昼間は全くの手持ち無沙汰。ぐいぐい酒場に書き込みしたり、友だちの掲示板ROMしたりでだらだらと時間を潰す。
午後2時ごろ自転車で転居先まで行き、ガスの開栓立会い。自転車は置いたまま、JRで部屋に戻る。
6時ごろ電話があって、ちょっと早めに作業にかかれるとのこと、ちょっとほっとする。何しろ階段3階降ろし、階段4階上げで、荷物量は12M3くらいだが、本が多いので、引越し屋にはちょっと辛い現場だと思う。やってきたのがなかなか体格の良いあんちゃん二人、ソウルで仲良くなったインサドンの飴売りコンビに雰囲気が似ていた。パワーも充分で、Morris.が重過ぎないようにと加減した本のカートンを二ついっぺんに持ってた。降ろす方は30分ほどで終了。トラックに便乗して現場(^o^)へ。彼らは階段4階とは思ってなかったようだ。電話で頼むときしつこく階段のことを言ってたのに指示書にはリフト有になってたらしい。それでも嫌な顔ひとつしないで、搬入開始。時間が遅くなるから何はともあれ照明を取り付けなくてはと思い、真っ先に上げてもらった天井の照明をつけようとしたがコンセントが合わない(>_<) えらく古い部品が使われているらしい。台所の蛍光灯だけは付くので、真っ暗ではないのだが、これはとっぱなからめげてしまった。1時間半くらいでとりあえず荷物全て部屋の中に入った。中央引越しセンターのあんちゃん二人は、よくやってくれた。感謝m(__)m
狭いのは覚悟していたが、カートンに埋もれている。せめて照明が点いてれば何とかやりようがあるのだが、明日は仕事だし、とにかく寝場所だけ何とかしなくては状態である。搬入しながらベッドだけは仮りに組み立てておいたのが良かった。それでも一段落したら零時過ぎ。風呂浴びて寝ようと、風呂場のお湯の蛇口回したら空回りしてお湯が出ない(>_<) 何てこったい、である。安かろう悪かろう、ではないが、先行き不安である。それに思ったより阪急電車の通過音が良く聞こえる。電車は一日20時間くらい走ってるし、多いときには2,3分おきくらいに電車が通る。向かいは「ちゃーりー」というカラオケ喫茶で、これがまた、高架下という立地条件に開き直ったのか、防音設備まるでなしらしい。かなり音痴なカラオケをBGMに寝ることになった。
煙草屋の看板猫ともさようなら |
さよなら実存Morris.亭 |
これは厳しそう(>_<) |
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