ここは、Morris.の日記です。読書記録(★=20点、☆=5点、これはあくまでMorris.の独断、気紛れ、いい加減です)、オフ宴会の報告、友人知人の動向など、気まぐれに書き付けるつもりです。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
1999/11/29(月)●ドメスティックなMorris.●
今日も天気がいいぞ。そしてちょっと肌寒い。朝から洗濯、布巾もハイターで洗い、部屋、台所掃除して、古タオルで雑巾6枚作ってと、なんかすっかりドメスティックモードに入ってしまったよ。あ、この部屋のミラーサイト置かしてもらってるorcalndは昨夜復旧していた。
これから、といってももう2時半だ。出かけることにしよう。
で、結局六甲道で本屋2軒回ってJ-MALLで食品買って帰ってきたのだが、またこのところひらめちゃんが見えない。中国産のゴボウが2本33円とバカ安だったので、今夜は金平牛蒡。唐辛子思い切り入れたので辛いこと。
某コレアンMLは、どうやら沈静化の見込み。それを見定めたように主催者が海外から適切な書き込み。それにしてもMLの管理も大変そうだな。Morris.みたいにすぐ感情的になる人間にはとても勤まらないだろう。Morris.は数年前のパソ通フォーラムでの騒動がよほど身に沁みたらしく、この手の話題にはだんまりを決めることにしている。それも通信と言う世界ならではのことで、現実社会では、反射的に口や手を出すことは土曜日のオフで証明済み。
巻田さんの掲示板も今日の午後には復活していた。あそこの掲示板は知り合いも多くて雰囲気もいいのだが、名前が「ミーハー道」というのが、どーもね(^_^;)実ははじめのころ名前もなかったので、何か名前を付けろとけしかけたのがMorris.だっただけに複雑な心境。
ひさしぶりに「キムヘス+You」見たが、お、クッキが司会やってるとしか思えなかった(^○^)
1999/11/28(日)●タイの年賀切手●
昨夜は帰ってから日記打ってまたぐだぐだと飲んでたので何時に寝たか覚えてない。今朝10時ごろ香介から電話でラグビーへのお誘いがあった。どーしよーか迷ったが、結局断る。バンコクの奈緒ちゃんから絵葉書(本人はとっくに帰国してるが)来て3人の子供の絵が描かれた切手が印象的だった。切手の額面は15バーツだが、2個所に2000という数字が載せてあるので、これはひょっとするとタイの年賀切手なのかもしれない。よく見ると真ん中の男の子の目つきやポーズが変で、なんか猥雑なものを感じてしまった。Morris.の方が変なのかもしれないが...
Morris.の部屋の更新しようとしたが、本家(orcaland)が、何故かつながらない。元祖(nifty)は問題ないので、日記や春待ちファミリーBANDページは見えるはずだが、ちょっと気がかりだ。ひらちゃんの部屋もつながらない。そういえば、巻田さんの掲示板も昨日から使えなくなっていて明日には復旧の模様とか。それはともかく、この時のアクセスカウンタが6666だった。ゾロ目好きのMorris.は、密かにこれ狙ってたのでちょっと嬉しかった。
午後、韓国のどじまん見てるとき電話があり、あしやん、あんちゃん夫婦が遊びに来た。あんちゃんは来年5月末に出産予定とのこと、もう安定期に入ったとのことで思ったより元気そうだった。しばらくビデオ見たり韓国の中学生用生物図鑑で遊んだりして二人が帰った後、TVでラグビー(神戸製鋼vs.トヨタ)見たが一方的な試合で神鋼負けてしまった。見に行かなくて正解だったな。
夕方青年が春待ちファミリーBANDのギャラ持って来てくれる。
夜はヒアカムでフクイーズのライブ。珍しく、井山と社長も来ていた。終わってから、フクイーズの部屋とヒアカムの部屋を披露。島田さんも来ていたのでそちらも見てもらう。客の一人がしきりにちびくろの液晶画面をつんつんする。タッチペン方式のモバイルと勘違いしている。触るなと言うのに酔ってるのかほっとくと何度も触ろうとするのであわてて待避させた。
11時過ぎ帰宅。KNTV「日曜の夜は最高」とか言う番組で、ドラマ「クッキ」と「ワンチョ」出演者対抗のど自慢やってて面白かった。Morris.イチ押しのクッキの子役の名が「パクチミ」ということがわかったのも嬉しかった。何と彼女は例の粗末な半袖シャツ姿で「チャンチャンチャン」を見事に唄ってくれた。あじゃじゃ、録画するんだったよ(>_<)
【タイラオスベトナム酒紀行!】江口まゆみ文、小のもとこ絵 ★★★☆ タイトルと作者たち見ればわかる通り、東南アジア三カ国の女性による酒紀行イラスト付きだ。二人は大学の先輩後輩で、30前後の女盛り??らしいが、ほとんど女子大生のノリで、大胆かつおおらかに酒を飲みまくり、地酒を作る噂を聞いてタイやラオスの辺地まで出かけていくし、ほとんど言葉できないくせに、何とかコミュニケートしていくし、文も絵もすごくうまくはないが、そこそこ読ませる、見せるで、この、ほどほど感が結構心地良い。しかも奥付の写真(白黒で小さい小さい)見るとなかなか可愛そうだ(可哀そうではない)。こんな娘らとならMorris.も楽しく飲めるよなあ(って、いつも飲んでるんだけど)と思ってしまった。二人とも、本当に酒好きらしいことが端々から読み取れるし、その飲みっぷりも悪くない。基本的に貧乏性らしいところも共感をおぼえると、誉めまくってるが、こんな本読むより、やっぱ、実践したいよなあ。来年はマレー半島横断の旅だあ!!
1999/11/27(土)●てんぐのマッコリ●
昨夜は10時過ぎにみっちゃんがやってきてちょっとだけ飲んで帰ったが、その後は、疲れていたらしく泥のように寝て、目が覚めたら11時だ。快晴なのに窓を開けると、さ、寒い。でもMorris.はこのくらいの気候が一番好きだ。寒さに強いというほどではないが極端に暑さに弱かったので、どうしても春より秋に惹かれる。その秋ももうそろそろ終わりだな。今年も美しい紅葉には出会わず終いのようだ。桜の満開はいやでも目に付くのだが、見事な紅葉に出会うのはタイミングが難しい。
今日は午後から図書館巡回して、夜は桃谷で巻田さん掲示板開設記念のオフラインミティング(要するに宴会ぢゃ)がある。桃谷の「てんぐ」という店で、ここのマッコリが美味いという前評判なので樂しみ楽しみ。でもこのところオフというと潰れてるMorris.は(六甲道からタクシー事件(>_<))ちょっと自嘲しよう。いや、自重だ(^_^;)
昨夜社長から電話で、さなえちゃん遊びに来るから今夜来ないかと連絡もらったのだけど、オフと重なってしまったので涙をのんで断った。このところさりーちゃんが銀玉に取り憑かれて、遊んでくれないので、たまにはいっしょに飲みたかったのに残念。身体が二つあれば両方で宴会できるのになあ(^○^)
灘図書館、中央図書館、三宮図書館とまわって、5時発の新快速で大阪へ。途中車内の照明が消えて非常灯だけになり、何か昔の夜汽車に乗ってるような気がした。
桃谷に6時ちょっと前に着いたら、巻田さんら数人が待っていて、何と司さんもいた(>_<)
誤解なきよう。Morris.は司さんをきらっているわけでなくて、逆なんだけど、この前のオフのことがあるので、合わせる顔がないMorris.だったのだ。でも司さんは笑って対応してくれた。大人だなあ。
今日の会場「てんぐ」は桃谷商店街を抜けてすぐのところにある。割とこじんまりした店で一番奥の座敷に8人が集まり、後で3人来たので合計11人、巻田さんに司さん、今年韓国から留学のヤンスジンさん、中国人の朱立明さん、犬村さん、富田林の田中さん、ピンクルファンのぶんたさん、KBS印刷の高仁凰さん、外大で朝鮮語を学んだ益田さん、KBSの社員で6年くらい前日本に来たチョンジホンさん。Morris.を加えて11人入る(^○^)
料理はテッチャン鍋に、チョッパル、鯖の煮物にあわび粥。料理もそれぞれにおいしかったけど、Morris.は、もう、もう、ここのマッコリに心奪われてた。これはソウルの学生街や、食堂で出されるのとはレベルが違いすぎる。うますぎるぞぉぉぉぉぉっ!!
持参のちびくろを巻田さんや紅一点のヤンさんに見せびらかしているうちにあっという間に時間が過ぎる。うーーん、いいオフぢゃと、思った頃に突然、チョンさんから、あらたまった顔で、今後こういったオフで、韓国に関する議題を決めて、議論とか討論したらどうだろうという、場違いな発言が有り、それにMorris.が噛付いたため、一時険悪な雰囲気になりかけた。巻田さんや高さんがとりなしてくれたから何とかおさまったが、あのままだと、最悪の幕切れになるところだった。チョンさんの「議論」というのが、あまりにも幼稚に思えたし、なんでオフにそんなことせなあかんのかとあきれてしまったこともある。しかし、後で考えると最近某コレアMLが、同様の不毛な論議で殺伐とした雰囲気になりかけていて、おもしろくなくてむしゃくしゃしてたところに、チョンさんの発言でカチンと来たような気がする。普段ならこういう時は軽くいなすはずなのだが。Morris.の大人げなさを披露する結果になってしまった。でもあまり反省はしていない。
二次会は8人で恒例のノレバンに繰り出し、1時間ほど適当に唄って、とりあえず、無事に御帰還と言うことになった。モリス亭到着がちょうど午前零時。あしやんから留守電で、芦屋の実家に帰ってるので遊びに来るつもりだったよし、今日は宴会3件がかち合ったことになるな。
右の写真は、高仁鳳さんがてんぐでDVCで記念撮影し、ちかくにあるKBSまで中座してコンピュータに取込んでさらにA3用紙に2000年カレンダーとしてプリントアウトしたものでその一部をMorris.がスキャンして縮小したと言う、ハイテクなのかローテクなのかわからない奴。
1999/11/26(金)●カヌンナリチャンナル●
へさべさの仕事。午前中は奥井さんと西宮の小口ピックアップ。午後からは芦屋から六甲へ引越しの美国人家族のローカルの現場。トラック6台分のたっぷりの荷物で、しっかり7時過ぎまでかかってしまったよ。韓国のことわざ「行った日が市の日」というのをふと思い出してしまった。
9時ごろ帰宅したら、みっちゃんのフロッピーが届いていた。Folky-Night部屋の更新だ。
1999/11/25(木)●宿酔ぢゃ●
昨夜、笠井の長編読みながら、しこたま飲んだので、珍しく宿酔だ。頭痛い。
ぐいぐい酒場で、りーちさんからも、おとといの「秋分の日」の件でつっこまれてた。
仕事ないのは、まあ、よいとして、事務所に灘図書館の本を置き忘れてるのが困る。返却期限が切れてるので今日あたり取りに行かねばと思ってたところに仕事の連絡入ったので明日に回すことにした。
昨日、今日と韓国ドラマ「クッキ」を見る。今日の14部ではクッキの父を射殺した元憲兵大尉が、森永製菓の理事としてソウルにやって来るという大変な場面になった。このドラマでは便宜上日本人も韓国語に吹替えになっている。たまに韓国人俳優の噴飯ものの日本語を聞くたびに鳥肌立つMorris.としてはこの方がずっといい。予告では18部まであるので後4回残っている。韓国ではもちろん終了していて、ビデオで鑑賞している巻田さんはもう終わりまで見てるはずだ。あいかわらず漫画チックな波瀾万丈手に汗握る展開だが、大統領秘書官チェ(崔)ミンゴンのことを、「チョイ」と書く字幕を見るたびになんか情けなくなってしまう。
【天啓の器】笠井潔 ★★★☆☆☆ 「虚無への供物」(作中では「ザ ヒヌマ マーダー」)を巡る複雑にからまった、アンチミステリーの大作と言うことになるのだろう。実名の作家が複数登場するし、笠井自身ももちろん変名で出てくるし、かなりの意欲作ということは認めよう。500ページを超える長編だが、Morris.は笠井の作品は長いほど面白いと決めているので、「哲学者の密室」には及ばないものの、そこそこ楽しめた。途中小説家と編集者が小説論を戦わせるぶぶんがあり、その中で奥泉光が引用されてて、ちょっとびっくりもし嬉しくもあった。結果的には中井(作中では中居)の作品の中で「虚無への供物」だけがあまりに突出していることと、初出時に別名で出されたことを核として、現実と創作の二重の事件を幅広い時間空間に配し、さらに複雑な血縁関係、ロシアの神秘思想家まで動員して、笠井らしい虚構を描いた点でも楽しめた。中井ファンにとっては、腹が立つ作品かもしれないし、最終部のばたばたはちょっと整理が必要かもしれない。
1999/11/24(水)●ああ、おおぼけ●
昨夜ヒアカムに出かけ、島田さんとホームページの打ち合わせ。それと、春待ちのパニックライブは、ヒアカムで12月5日(日)午後3時から8時までにほぼ決定したみたいだ。
昨日の日記に「今日は何の日」とタイトルまで付けて、秋分の日と思い込んだMorris.だが、さっき、春待ちファミリーBANDの掲示板でみっちゃんに指摘されるまで気づかなかったよ(^_^;)勤労感謝の日ねえ。言われてみればそうなんだけど、このところすっかり非勤労者だもんね。
今日もファックスで島田さんの資料送ってきたので、島田部屋大幅に更新。フクイーズの部屋も写真入れて格好が付いたし。ヒアカムの部屋(といってもスケジュール表をスキャンして貼り付けただけ)も作成。Morris.のサイトもページ数だけは相当の大部屋になってしまったな。htmファイルチェックしたら100を軽く超えてる。総サイズは16MB程度だから、写真の多さに比してかなり押さえてると思う。
ぐいぐい酒場にバンコクの浜田から書き込みがあった。日本語が打てないので、ローマ字書きだが、分かち書きで、それほど読みにくいことはない。
1999/11/23(火)●今日は何の日●
昨日のカレーは、あれだけ、自信満々だったわりに、イマイチであった。堀さんに食べにおいでと留守電までしたのに、居なくて正解だったな。失敗の原因は。1.スープの鶏ガラ(2羽分!!)の量が多すぎ、なおかつ、濃く出しすぎた。2.にんにくがちょっと古かった。3.輸入牛肉が安物で不味かった。3.ジャガイモの入れすぎ+煮崩れ。4.玉葱いためるのに、バターでなくソフトマーガリン使った。4.カレールー(メタルインドカレー+SBフォンドボー)のうち、後者の辛口が無かったので中辛を使ってしまった。5.焦げるのを心配するあまり、トロ火であまりに長時間に混んでしまった。−−−−これらを勘案するに、要はどうも、深長にやったのが裏目に出た感じだな。カレーなんか、しゃかしゃかと、大雑把にやるに限る。
で、今朝もう一度あっためなおしたら、まあ、結構な味になってた。冷めるあいだに、じっくりと味が染み込んで落ち着いたものと見える。でもやっぱり、3回続けてカレーは飽きるなあ(^_^;)
今日も仕事無いよな、と思いながらカレンダー見たら赤字だ。あれ??今日は何の日だったかな、と、しばらく間を置いて、秋分の日だということに気が付いた。
昼過ぎに郵便小包が来たので、お歳暮にしては早すぎるよなと思ったら、島田さんからホームページ用の資料だった。写真やら、チラシやら、雑誌やら、カタログやら、イラストの入りの扇子までは入ってた。しばらく、スキャナー作業に勤めて、楽屋のスケジュールなど、島田和夫部屋を大幅に更新。秋本からもファックスで、高田渡ネタの、エッセー送ってきたので、秋本たかし部屋に更新。こうなりゃついでだと、工事中だったフクイーズの部屋も、公開に踏み切るわ、Morris.のトップページまで一部レイアウト変更してしまった。
1999/11/22(月)●今夜はカレーだよ●
今日も午前中いっぱいベッドの中で金井美恵子の雑文集を読んでた。それにしてもこう、部屋にいる時間がながいと、パーフェクTVあって良かったと実感する。とりあえずBGMとしてだけでも絶大な威力じゃ。今週はナツメロが充実してるみたいだ。ディックミネ、中島みゆき、フレッドアステア、ビングクロスビー、斉藤哲夫、スティング、ビリージョエル、ジャズではデュークエリントンときたもんだ。読書もどんどんはかどるし、モリス亭の文化指数は上昇しっぱなしだが、経済指数が(^_^;)
午後、自転車にのって、御影の漫画プラザに行き、メタ足フェチ漫画「レグ・ラバ・ポチ1」(岡田ユキオ)買う。「ラジオデイズ」が好きだった。何かの雑誌でこれのこと知り、読んでみたかったのだが、なかなかキッツい話だった。岡田の女性キャラクターは「イオナ」系(かなり下手だが)なんとなくそそられてしまう。
そのまま六甲道で食料買い出し。夕方からカレー作り。ひさびさに気合入ったよ。これはきっとうまいにちがいない。
【海外個人旅行術】東京海外旅行研究会 ★★☆☆ 最近は日本でもけっこう格安チケット買えるようになったし、情報誌や、インターネットなどで、情報も得やすくなった。このての本も以前のように、飛びつきたい記事はあまりなくて、それよりも世界各国の穴場やアドバイスのコラムの中でいくつか、役に立ちそうなのがあったかなというところ。
【免疫学個人授業】生徒:南伸坊 先生:多田富雄
★★★☆☆ 前に読んだ「解剖学個人授業」が面白かったのでこれも借りてきたのだが、これも予想以上に面白かった。「面白くてためになる」シリーズだ。第1作「生物学個人授業」も読まねば。
免疫の概念からして分かりにくいが、免疫が病気を免れるものどころか病気のもとだったり、自分という存在の分子レベルで関わるものだったり、超(スーパー)システムと言う「無目的的」な生体系の目から鱗の話だったり、まだ良く分かってない部分が多いと言うことがよくわかったり、胸腺という免疫に非常に重要な器官が研究の対象になったのが高々30年前のことだとか、結構スリリングで、やっぱり良く分からないけれど面白かった(^_^;)たとえば風邪の症状を免疫学的に分析した部分なんか、読んでるときは実に良く分かった気がして、これで、Morris.は風邪に関してはオーソリティーだ、と思ったのに、今それを説明しようとするとなーんも出てこない。それでもまあ、この本は一読の価値あり。
【重箱のすみ】金井美恵子 ★★★☆ ここ数年に金井が書き散らかした雑文、エッセイなどを大まかなテーマ別に展示した一冊。もともと彼女の雑文は嫌いじゃないから、楽しく読めたんだけど、かなりムラがあるなと言うのが第一印象。他の小説家や、投稿者、学生などへの毒舌は、鋭い割に的外れな感じを受ける部分があった。映画の話はとにかく見てないのでお手上げ。あいかわらず小説を紡ぎあげることへの情念みたいなものの話しは繰り返し読んでも興味は尽きないし、「」『』の使い分けの話や、山田風太郎へのオマージュなどは共感するところ大だし、物書きと装丁者の姉妹愛にも感心するが、今回は「この世の花」と題された、花を肴にした20編ほどのコラム連作が一番面白かった。季刊「とすてむ」に数年にわたって連載されたらしい。金井らしく、ちょっとひねりの利いた短文揃いで、アネモネをルドンの目玉の花と見たり、百合への嫌悪感や、海芋への無知を臆面もなく吹聴しつつ貝芋と書けば良いという暴言まで、この人の書くものは天衣無縫を装いつつ、独特の文体とあいまって、Morris.を喜ばせてくれる。でもやっぱり、面白い方の小説(彼女の作品はMorris.に取って完全に二極化している)を読みたい。
1999/11/21(日)●第一回韓国歌謡カラオケ大会●
昨夜は早めに寝たのだがそれが祟ったのか夜中に目が覚めついつい意地汚くウイスキーなど飲み出したもんで、10時に目が覚めたときは完全な宿酔だった。とりあえずふろはいって12時発のJRで鶴橋に出、ありらん食堂に寄って今日のカラオケ大会の会場スナック「未練」に着いたのがちょうど1時、知った顔はアリランのママと犬村さんだけだった。1時間ほど適当に練習みたいなことやって、2時からいちおう本選開始。参加者は14,5人でMorris.は5人目くらいに「シントブリ−身土不二」歌った。演歌あり、ニューミュージックあり、民謡ありで、上手い人もそうでない人もいて、結局Morris.は4位入賞??の結果だった。どちらかというと、大会と言うよりカラオケスナック貸し切りで歌いまくっただけ、ともいえる。終わった後数人がありらんに寄って、Morris.は冷麺食べて、古本屋寄って7時前帰宅。ありらんのママは毎月やるつもりらしいが、うーーん、毎月と言うのはちょっとなあ。って感じか。
DEKOさんから久しぶりにメールが来ていた。
1999/11/20(土)●「孤独な老人と会食」の催しに呼ばれた●
朝のうちに昨夜ポストに届いてたみっちゃんのフロッピーで、Folky-Night部屋更新。昼前社長の車で王子公園近くの福住小学校へ。あじさい給食会が「一人暮らしのお年寄りに昼食を食べてもらい、その後楽しい音楽(春待ちファミリーBAND)を聞いて若返ってもらおう」という催し。この模様はBAND日誌に。
みほちゃんから貸してもらったRING LINKSの2枚のCD聴いてる。ファーストアルバム(たぶん)はオリジナル中心、もう一枚は小笠原古謡。ヴォーカルの宮武希がいい、とみっちゃんも言ってたが、サウンド的には、ヒーリング系なのかな、普通の?楽器のほかに、民族楽器、それにコンピュータも使って、不思議な音世界を作り出している。正直言ってMorris.の趣味ではないが、心地良い音楽ではある。Morris.は中で使われているトーキングドラムが気に入ってしまった。前からこの楽器には惹かれるものがある。ひとつ買おうかな。それから彼らのデザインワークは優れてる。RING
LINKSのホームページも一度覗いたけど、センスいいよなあ。
1999/11/19(金)●カメラ回すな、揺らすな、パボ!!●
こりもせず、飽きもせず、夜更かししてた。久々に若者向けの歌謡番組「ショー
ミュジックタンク」見た。ダンスグループ中心で、ほとんどダンス甲子園のノリだもんで、ちょっとMorris.にはついていけなっくなってたので、敬遠してたのだ。今回は、オムジョンファの特集などもあって、そこそこ楽しめたのだが、やたらカメラを回転させるわ、素人のホームビデオみたいに揺らすわで、一応春待ちファミリーBAND専属ビデオカメラマンであるMorris.としては、この番組のカメラマンに、一言文句つけときたい、やめろぉぉっ!!
パボ!! それと、最近変なかぶりものやら、指先にマイク付けるなどのしょうも無い小技が流行ってるようだが、これも見苦しいぞ!!
猛省をうながしたい。って、ここでぶーたれても甲斐はないけどね(^_^;)
ひらちゃんの部屋の日記がますます面白くなってる。ひらちゃんのとぼけた文章もいいけど、今週はアメリカからの実況報告だ。なんでもコンピュータ関係の大きな催しで、ビル・ゲイツやら、LinuxのLinusの講演聞いたり、ラスベガスでスロットマシンですった話など、話題性もじゅうぶんだ。
今日は比較的早起き(10時(^。^))したので、ふろはいって、部屋掃除して、天気もいいので、午後からひさびさの外出ということにしよう。
ひさしぶりにわだのりさんが、ぐいぐい酒場に書込み。日本のTV番組のソウル特集で、イパクサが「あの人は今」と言う感じでちょこっと紹介されたとのこと。しかもそれに、カン・スジが「韓国ではこの人は全然有名じゃないです」と突っ込みいれたらしい。今度スジにあったら、しばいたろうか(ウソ、ウソ)
JRで神戸に出て、北海ラーメンに寄ったが大谷はいなかった。メトロの古本屋、ヴィレッジヴァンガード、ソフマップ冷やかして、高架下通って三宮でジュンク、駸々堂流して、「陶人」へ。伊藤、えっちゃんと昌美がいた。15日の毎日夕刊に店の紹介記事が出たので一見の客が多いとか。伊藤らは先に帰り、9時過ぎに堀さん来る。11時半くらいまで飲んで、阪神で帰宅。TajMahrはやっぱり閉まったままだ。赤ちょうちんも無くなってる。
【正露丸のラッパ−クスリの国の図像学】田中聡
★★★★
ラベル偏愛者のMorris.だから、とにかくこういったたぐいの本は点数が甘くなる傾向が有る。新書版を一回り大きくした小振りのハードカバーで装丁も洒落てて嬉しいのがカラー図版も光沢のない普通紙に印刷してあるので、古いパッケージ、ラベルの雰囲気を損なうこと無く味わえることだ。150ページくらいのうちカラー図版が16ページというのがちょっと物足りない(図版はオールカラーにしてほしかった)が、それだけに厳選されたラベルばかりで、眼福を施してもらった。売薬のおまけの紙風船(ちゃちな木版の立方体型のやつ)の写真も有り、これは殊のほか懐かしかった。それらの素晴らしいラベルの中でもMorris.がいちばん気に入ったベストオブベストが右の「弾丸」というハラ薬だ。なんたってコピーが「いやでもなおる」だもんね(^○^)しかも地球儀(地図はへんちくりん)の上に「はら
世界 平和」とならべてあるところなんか、素晴らしすぎる。先週のMorris.の腹痛もこれさえあったら、いやでも治ってただろうに(^_^;)
1999/11/18((木)●すっかり夜型人間になってしまった●
昨夜は夜中にカラオケチャンネルで突然高田渡のスタジオライブみたいな番組あったので、ついこれ見て、いい気分になって、またまた深酒してしまった。でもMorris.と高田渡って同い年なんだ。どう見ても高田渡、すっかりいいおじいちゃんだぜ。でもって、今一番の夢は年末宝くじと都営住宅に当たることで、それが実現すりゃ歌なんかうたわないのにな、って、本気で言ってた(^_^;)高田渡には悪いけど、当たらないことを祈ろう。
そんなわけで、今日も起きたら正午前。すっかり生活が夜型になってしまってる。これというのも、一向に仕事が無いためでもあるが、たしかにこの時期は毎年暇な時期で、たいていMorris.は韓国旅行出かけたりしてたもんだ。ところが、なぜか最近はあまり韓国に行きたい気持ちが起こらない。9月で朝鮮語講座止めたことと関係があるのかどうか?
前回片道航空券で帰国したのでチケット持ってないせいもあるだろう。でも一番の原因はMorris.の中で、ちょっと韓国への関心が薄れつつあると言うことなんだろう。
【釉がわかる本】手島敦 ★★★★ 陶磁器は人並みに好きな方だと思う。生まれが有田の近くと言うこともあって、子供の頃陶器市に行った記憶もある。日本では三島手と呼ぶ、朝鮮のプンチョンサギ(粉青沙器)には魅せられている。焼き物を自分で作ろうとは思ったこともないし、これからもないだろう。この本は「やきものをつくる」シリーズの1冊なのに面白かった。これは陶磁器の上薬「釉(ゆう)」の、超初心者向けの解説書だ。著者が5人の生徒相手に、楽しく質疑応答ならびに実践しながら、化学用語を使わず、テストピースで、実際に焼きあがりの色合いを見せながら説明してあり、実にわかりやすい。Morris.は釉が、基本的に灰と粘土と長石からなると言うことすら知らなかった。色は酸化鉄や胴、コバルトなどの金属、それらの微妙な配合で色合いやテクスチャが変化する不思議。もちろん陶土、温度、時間などが複雑に組み合わさってできあがるのだから、焼き物は奥深い。と言うことがわかっただけでもこの本は有意義だった。
【マレーシアかれいどすこおぷ】櫻田政秋 葭原麻衣 ★★★ 前から行って見たいと思ってたのだが、みかちゃんが赴任してから一層身近な国におもえては来たものの、何にも知らないので、入門書のつもりで借りてきた。旅行案内ではなく、食事、大衆文化、果物、暮らし全般、総花的に網羅した、タイトル通り多岐にわたるコラム集みたいな本で、それなりに楽しめた。名作「カンポンボーイ」の漫画家ラットのインタビューや、ドリアン農園探訪、B級グルメ御用達の安くて美味しい、店や屋台の紹介など、おおむね麻衣さんの記事は面白かった。櫻田の方は、駐在歴は長く、知識も幅広く深いのだが、いかんせん文章が生硬だし、面白味に欠ける。その分、住宅の選び方や、書類手続きの方法などは細かく説明してあって実用的だ。次はガイドブック探そう。
1999/11/17(水)●久しぶりにミネギョン登場●
起き出したのが12時半!!!今日は、昼寝、昼酒、昼湯になるところだった。
昨夜ヒアカム出たのが1時半。昨日は突然の冷え込みで前日から風も強かったので空気が澄んで、見上げると夜空に「冬の星座」が(時間が時間なもんで)美しく輝いていたよ。オリオン、昴、シリウス---
帰ってからもぐずぐずとちびくろいじったり、本読んだりして結局夜明け近くまで起きてたからなあ。
それで今日も寒いんで、結局ずっと部屋に閉じこもってた。マレーシアのみかちゃんから、久しぶりにぐいぐい酒場に書き込みがあった。バリ島旅行は楽しかったみたいだけど、マレーシアでは、Y2K問題(西暦2000年問題)に関して大使館から、3週間分の食料を備蓄せよとか、貯金は降ろしておくように!!とか通達が来ているそうな。ほんまかいな、と思うけど、やっぱりお国柄なのかなあ。
KNTVの「開かれた音楽会」今日はキムチョン(金泉)市市制50周年記念特別番組で、いつもと違って豪華で面白かった。キムチョンと言えば、Morris.の若いヨジャチング、高慶玉さんが住んでるところだ。3回ほど行ったことがある。テジョン(大田)とテグ(大邱)の中間に位置する目立たない小都市で特産は葡萄くらいかな。それはともかく、これにミネギョンが久しぶりに出演したのだ。結婚して出産してすっかり、演芸活動止めてたと思ってたので、懐かしかった。すっかり落ち着いて、「オヌソニョエサランイヤギ−ある少女の愛の物語」をしっとりと歌った後、「ネマウムルタンシンギョトゥロ−流されて」を、こちらは、ダンス付きで元気良く歌って健在ぶりをアピールしてくれた。わだのりさんが、すごいミネギョンファンだったなあ。Morris.も結構好きで、ノレバンでのレパートリーにも彼女の歌が数曲ある。
その後も連続ドラマ「クッキ」11回を見て、今夜はすっかりテレビ漬けぢゃ。
1999/11/16(火)●Morris=Sho-suke・Ohara●
はあっ、二日続けて「朝寝・朝酒・朝湯」だぜい。こんな生活してていいのか?いいのだ(^○^)大坂のファピョンさんから久しぶりに電話があって、何でもあしやんとこの安ちゃんがお目出たらしい。生まれるのは来年らしいが、ともかくめでたい。祝い酒ぢゃあっ(^○^)でもまあ今日は酒はほどほどにして、昼から出かけることにしよう。
大阪に出ようかと思ったがその前に日用品買いにコーナンに行ったらえらく冷え込んでたので、日和って部屋でカラオケ練習(^_^;)
ぐいぐい酒場にファピョンさんのお姉さんの書き込みがあった。今朝のファピョンさんの電話と関連が有るのだろう。
昨夜のW杯日本女子は中国にストレート勝ちしたらしい。うーーん見たかったなあ。今日のブラジル戦は、あえなくストレート敗け。結局今日で女子リーグは終了、日本は6勝4敗で、中国、韓国と並んで4位になった。戦前の予想からするとまあ上等な方だろう。しかし、Morris.は負け試合は全部見てるのに、アメリカとの大逆転劇や、中国から20数年ぶりの勝利などを見逃してるんだから情けない。今回は鈴木洋美の発見(Morris.にとって)が一番の収穫だったな。
夜遅く、ヒアカムに出かけ、島田さんとHPの打ち合わせ。ちびくろ持参で、島田さんは自分の部屋見るの初めてで、とりあえずどんなものかということをわかってもらうのに、一苦労。何個所か訂正と追加して、後はまたファックス、郵送で資料をもらうことになった。とりあえず島田和夫の部屋ひさびさの更新。
【ガロを築いた人々】権藤晋 ★★★☆☆☆
64年9月に創刊された「ガロ」に66年から4年間編集として携わりその後西冬書房を興し、書き下ろし作品集「夜行」を出している著者が70年前後の漫画家達の若い姿やエピソードを編集者ならではのインサイドレポートにしたてたもので、白土三平、水木しげる、つげ義春の三巨人を別格として、滝田ゆう、林静一、佐々木マキ、石井隆といった一癖もふた癖もあるつわものたち、さらには鈴木翁二、つげ忠男、三橋乙揶などの個性派など、懐かしさの込み上げる漫画家達の知られざる逸話をこれだけ読めただけで嬉しかった。当時の漫画マニア世界は白土のガロ派と、手塚のCOM派に大きく分かたれていて、COMの方が、ややハイカラ??で絵柄もきれいでお洒落だったような気がする。ガロは素人みたいなタッチの漫画も多く、ちょっと野暮ったいものや、暗いものが多いと言うイメージがあった。しかし、30年近くたった今、振り返って見ると(現在まで刊行されつづけられていると言うパワーを含めて)ガロこそが、日本の漫画界の底流を支えてきたのではないかと思われてくる。COMをBEATLESとすれば、ガロは言うまでもなくSTONESである。
本書には20人近くの漫画家について論じられているのだが、最終章の湊谷夢吉に興味を覚えた。87年「モーニング」に「銀河探偵局事件帖」を連載したとあるので、無名の作家ではないのだがMorris.は知らなかった。その職人肌の画風と、該博な知識、ドライなノスタルジー、ディテールにこだわるトリビアリズム、すべてが食指をそそるし、88年に38歳で夭折したというのがあまりにも惜しまれる。古本屋で探してみよう。
1999/11/15(月)●菊丸+菊水丸+春歌ファミリーBAND●
昨夜は深酒して3時過ぎに寝たのに、朝7時ごろ市川さんの電話でたたき起こされた。突然だけど仕事出れないかとの打診、ちょっと無理なので断り、もう1回寝直す。10時過ぎに起きたら雨になってた。風呂入って、ついつい、Morris.ブレンドちびちびと飲み始めてしまう。雪見酒ならぬ雨見酒ねえ。
夜は新開地ヒットパレットで、菊丸さんを偲ぶ会見に行く。6月に階段から落ちて89歳で亡くなった、福原の三味線流し芸人菊丸さんと付き合いのあった、河内屋菊水丸、春待ちファミリーBANDなどの仲間が、追悼ライブをやることになったわけ。九州ツアーから帰ってきた秋本、いやま、それに社長と伊藤の4人ユニットだったが、社長の春歌ありの、WAKKUNのライブペインティングありの、菊水丸の祭文読み「菊丸一代記」ありので、結構楽しめた。斉藤一家も来ていたので、ちびくろで能斗也の部屋見せて、つよしの部屋も作るように進める。打ち上げの後、いやま、伊藤と3人で近所の串カツ「通」で12時半過ぎまで飲む。
1999/11/14(日)●水炊き宴会●
今日も気持ち良い蒼空が広がっている。
昼に買い出しに出かけ、夕方からC&Pの三人(伊藤、満園、奈緒ちゃん)と満園の娘さきちゃん呼んでモリス亭で水炊き宴会。ビデオ見たり、7時からは女子バレー日本-キューバ戰(3-0で日本惨敗)見たりして盛り上がる。さきちゃんは本読むのがとてもうまい。クラスでも代表に選ばれてるとのことで、Morris.愛蔵の「ちびくろさんぼ」を全部朗読してくれた。その後はノレバン1号でのピンボールと黄色の空気椅子にはまってた。夜遅くにはみっちゃんも来てFolky-Night部屋の更新。10時ごろ古田さんから明日の仕事キャンセルの電話入ったので、それから、枷を外して飲む、飲む。11時半にはみんな帰ったと思うが、それから2時間以上は飲み続けていたと思う(^_^;)。
【メナムの河の流れ】愛田紀章 ★☆ タイトルとタイでの日本人ビジネスマンの生活が書かれているようなので借りて来たのだが、なんだこれは、であった(-_-メ) 作者自身をモデルにした(名前は相田!!)海外恋愛小説らしいのだが、小説以前のでき。タイと日本合弁の広告会社に日本側の社長として赴任した主人公が妻と娘二人を日本に返した後、タイの女性と愛し合って女はアメリカで夫との離婚話を進める途中、子宮外妊娠(もちろん相手は相田さんね)で死んでしまい、主人公は悲しみをぶつけるつもりで初めて手に入れたワープロでこの小説を書いたっていうオチなんだけど、なんかなあ。それにしてもこの長さ(430ページ)に比して内容の取り止めの無さと、きたら。タイの生活に関心が無ければ途中で投げ出してるな。小説とは関係ないが、なんで、彼(主人公+作者)は、何年もタイに駐在しながらタイ語を学ぼうともしないんだろう?Morris.にはそれが一番不思議だった。
【仙人の壷】南伸坊 ★★★★☆ 以前「チャイナファンタジー」という中国の怪談奇談を漫画にした彼の「絵本」が出て、Morris.はいたく感動した覚えがあるが、本書はそれを増補したもので、前の絵本より版型がちいさくなってるが、やっぱりその絵の素晴らしさには、感動してしまう。それに今回は漫画の後にそれぞれ「蛇足」と題した短いコラムが付せられていて、これがまた、いい味を出している。飄々として淡々、茫洋として達意の文章はただ者ではない、と、改めて彼の多才をことほぎたくなった。「蛇足9」に、「アルプス一万尺」のメロディで中国歴代王朝の年号を暗記する方法というのがあって、馬鹿馬鹿しくも面白いのでついつい、Morris.も唄ってしまった、けっこう難しいが、うまく行くと気持ちいいので、引用??しておこう。
殷、周、東周、春秋、戦国(インシュウトウシュウシュンジュウセンゴク)
秦、前漢、新、後漢(シンゼンカンシンゴカン)
魏、蜀、呉、西晋、東晋(ギショクゴセイシントウシン)
宋、斉、梁、陳、隋(ソウセイリョウチンズイ)
五胡十六、北魏、西魏、東魏、北周、北斉(ゴコジュウロクホクギセイギトウギホクシュウホクセイ)
隋、唐、五代十国、宋、金(ズイトウゴダイジュッコクソウキン)
南宋、元、明、清(ナンソウゲンミンシン))
デキタカナ??
1999/11/13(土)●腹痛全快宣言(ヤットネ!!)●
矢谷、西根と北野のインドネシア人宅のピックアップ。嬉しいことにお腹の痛みがどこかに行ってしまった(^○^)
昼休み抜きでパックをあげて、思ったより早く仕事終えて、帰りに三宮図書館に寄り、そのあと朝日ホールで韓国映画「八月のクリスマス」見る。センターの鹿嶋さんから招待状もらってたもので、このところ大当たりの男優ハンソッキュ主演の純愛ドラマということだった。思ったより盛況で時間ぎりぎりに入場したMorris.は空いてる席を探すのに手間取ったくらい。で、肝腎の映画の方なんだけど、写真屋の跡取りハンソッキュは持病があって病院通い。写真を頼みに来た婦人警官(交通取り締まり??)のタリムと知り合い、いつしか惹かれあっていくが---お決まりのデッドエンド。淡々とした恋の描写と、それにぴったりのカメラワーク(カメラ担当者は本作品直後に亡くなったらしい)で、雰囲気のある作品だったが、Morris.はいまいちだったなあ。周りの客(圧倒的に女性)からは、上演後に「よかったわねえ」とか「素敵ね」との声もあがり、涙ぐんでた人も相当いたみたいだから、一般の評価は高いんだろうな。まあ、Morris.の感受性が枯れてきているんだと言うことにしておこう。
サッカー、日本−タイのゲームは6-0で日本の圧勝。14連勝と言うのがすごい。
突然映画づいてるついでに、9時カラパーフェクTV(260ch)でやってたチャップリンの「街の灯」まで見てしまう。Morris.はチャップリンの中ではこれがいっちゃん好き。盲目の花売り娘と放浪紳士チャーリーの、無償の愛の物語。
1999/11/12(金)●無為な一日(が、好き)●
今日は朝から雨。腹痛の方も小康状態。今日が最後の静養(ごろごろ)日になればいいけど。先日パーフェクTVで録画しておいた「月はどっちに出ている」(93
崔洋一監督)見る。原作の梁石日「タクシードライバー日記」はずっと以前に読んでたのに、あれほど話題になったこの映画を見るのがこんなに遅くなったのはどうしてだろう。Morris.は天邪鬼な面があって、あまり人が誉めると、つい無視したくなることがままある。この映画も結果的にはそういったたぐいだったんだろうけど、もう6年もたつのか。で、結構期待に胸を膨らませて見たんだが、観想は×(>_<)
べらんめえな大阪弁をあやつるルビーモレノは、たしかに魅力的ではあるのだが、これはMorris.の好む映画ではなかった。こんなことなら見ずにおけばよかった、なんて思ってしまった。
夜はお好み焼きにしたが、フライパンで作るのは思ったよりむずかしい。鉄板か、ホットプレートがあれば簡単なのにね。今夜の女子バレーは日本-チュニジア戦で、これは気楽に見ることができるストレート勝ち。でも残りの3連戦は強豪ぞろいだから、考えたくない。明後日のキューバ戦のキャッチフレーズが「奇跡を起こせ!!」(^_^;)だもんね。
1999/11/11(木)●「菊姫」でなく「菊熙」だった●
あいかわらずお腹痛い。いつまで続くぬかるみぞ?!
それはともかく、昨夜のW杯女子バレーはすごかったなあ。クロアチア相手に3-1の快勝、唯一落とした第3セットも大量リードからジュースに持ちこみ息詰まる競り合いの果てに34-36という惜しくも落としたゲームで、久しぶりに溜飲が下がった。リベロ津雲のスーパーレシーブも素晴らしかったが、Morris.はご贔屓の鈴木洋美を集中応援してた。しかし鈴木って平板でおぼこい田舎娘顔してるのに身長は184cmあるんだ。実際に会うと見上げるしかないな。
夕方、三宮図書館、中央図書館と図書館巡り。地下鉄大倉山駅から文化ホール脇を通って図書館へ向かう時がちょうどトワイライトタイム(黄昏、かはたれ、逢魔が時)で、黄葉した銀杏並木がちょっと幻想的で、ああ、秋っていいなあと久々に実感、いいよなあ、日本の秋ってと感傷にひたりながら歩くと、かすかなせせらぎの音までしてムードを高めてくれる。しかし、このあたりには川なんてないぞと音の方に目をむけると、中年の男が車停めて、立ち小便してた(>_<)
今夜も昨日に味をしめて日本−ペルー戦を見てる。この番組で初めてフェイウォンのJ-PhonのCM見た。試合の方は3-0のストレート勝ちだったが、格下のペルーに対して少してこずった感がつよい。これで通算4勝2敗で中国と並んで5位だが、残り日程からするとベスト3はほぼ不可能だろうな。
バレーの後KNTVの連続ドラマ「クッキ」を見る、もう10回目でとっくに子役の出番は無くなったが、ストーリー展開は相変わらず波瀾万丈で、しっかりはまってしまった。主人公クッキの名前だが、はじめ「菊姫」と思ったが、番組中で彼女が住民登録する場面が有りそれで、正しくは「菊熙」だと言うことが判明した。
【レディ・ジョーカー】高村薫 ★★★ このところ読書控えが少なかったのは、宴会やら腹痛のせいもあるが、高村のこの長編にてこずってたのが大きい。ベストセラーになって1年以上たった今ごろになって、やっと図書館で借りることができた。ビール会社の差別事件と裏金をネタに、競馬場で知り合った5人の男が、社長を誘拐した後、微妙な陽動作戦、ビールに異物混入などして、20億円をせしめると言うピカレスクストーリーだが、高村がそれだけの内容で満足するわけはなく、犯人側の警官と、個人的にまで関わりあう警官、誘拐された社長と幹部ら、大企業内部の複雑な事情、マスコミ、検察、政治家、総会屋それぞれに重要登場人物を配置して、それぞれを高村得意の筆致で丹念に書き込んでいくのだから、長くなるのは当たり前で、もともと長編好みのMorris.には望むところのはずなんだけど、どうにも没頭できなかった。ディテールにこだわることでリアリティを実現する。それはよくわかるし、それをやるだけの力量は認めざるを得ない。だが、しかし、もうちょっとどうにかならないものか?最後のまとめかたも、締まりが悪いし、それなりにすごそうな作品と思いながらもMorris.はあまり満足してない。これを読んで連想したのが浅田次郎の傑作「きんぴか」だった。こちらははちゃめちゃなところもあるが、面白さでは月とスッポンの差があると、思う。
【夜光虫】馳星周 ★★☆☆ 日本のプロ野球で嘱望されながら故障で台湾リーグに移ったピッチャーが、八百長に染まり、さらには年下の親友を殺しその妻を寝取り、罪を重ね、血縁のやくざと、警官との抗争にまきこまれ、最後には殺し屋になってしまうと言う、簡単に言えば、ピッチャーがバッター(ヒットマン)になると言う話で、まあ、漫画だが、主人公のパボなアナーキーさが面白かった。しかし、肉親のつながりのどろどろした業の深さみたいな部分は、Morris.にはどうしても理解できない。
1999/11/10(水)●まだまだ調子悪い●
今日はお腹痛くても我慢して仕事に行った。午前中の御影のピックアップまではよかったけど、午後の通関あたりから、段々調子悪くなり、現場とトイレ往復状態(;_;)
痛みはあまり無いんだけど、下痢は重症。事務所の薬貰って服用してみる。6時前に帰宅したら、何故か目覚ましが鳴りっぱなしだった。
1999/11/09(火)●最長不出記録??!!●
ああ、やっぱり、今日もお腹痛いよお。でもまあ、昨日に比べりゃましなので、とりあえずお腹冷やさないように綿入れ着込んで部屋で静養(ごろごろ)してた。しかし日曜日の午後、成徳小学校から部屋に戻って以来一歩も部屋出てないぞ。明日は仕事だから7時に家を出るとして、60時間以上部屋にとじこもりっぱなしなんて、とりあえずモリス亭に移ってからの最長不出記録と言うことになりそうだ。
堀さんから電話で、奈緒ちゃんとみほちゃんからメールでお見舞いのメッセージとどく。夜にはみっちゃんが誕生祝にとMorris.ブレンドセット持って、やってきた。Folky-Nightの部屋更新して帰る。
1999/11/08(月)●おなかが痛い(;_;)●
昨夜はあれから、伊藤、えっちゃん、奈緒ちゃん、社長、やっちゃん、香介、斉藤さん、堀さんがやってきた。誕生祝に伊藤が「竹炭アイピロー??」くれた。な、なんなんだ、これは??
奈緒ちゃんからは大正16年発行の「藤村いろは歌留多(岡本一平画)」の復刻版。なかなか風情があって、いいプレゼンぢゃ。そしてえっちゃんは、またまたペコちゃんシリーズで、この前のミニペコシリーズの幻の一点「ウエディングドレスペコちゃん(ただし金具なし)」やら、ボールペンやら、キーホルダーやら、いろいろセットで、特筆すべきは、スケボーペコちゃん。ちゃんとチョロQみたいに走るんだぜ。すごい!!
でもみんなは「ペコちゃん、いつもベロ出してるから危ない」と言う。そりゃそうだけど(^_^;)料理は、Morris.の小皿攻撃(キンピラゴボウ、蛸の酢の物、鶏皮カラカラ、塩シャケ---)に始まって、奈緒ちゃん提供のチャンジャ、社長のハンバーグ、カツオの干物、あさりの酒蒸し、前に吉美ちゃんから貰ってた冷凍の豚足。これはなかなかに手強かったが、伊藤の健闘で平らげてしまう。斉藤さんからは能斗也のアルバム借りる。三々五々帰り、11時過ぎには誰もいなくなった。
今日は普通に起きて、さっそく昨日斉藤さんのアルバムをスキャンしまくって、能斗也の揺籃を、一挙に充実させた。30枚以上の写真が増加だから、見甲斐があるが、その分、重いので、ご注意を。
朝からおなかが痛くて、困った。飲み過ぎか?食べ過ぎか? 断続的に痛みが来る。午後には治るだろうとたかをくくっていたが、かえってひどくなったので、夕方の鶴橋での飲み会(C&Pうちあげ)は、諦めざるを得なくなった。激痛じゃないんだけど、明日まで様子見て、駄目だったら病院に行こう。
1999/11/07(日)●やけくそで誕生宴会(^_^;)●
先月からKen Mizunoさんの部屋で「タバコのけむり?」と題して、日記風の連載が断続的に始まったので、Ken
MizunoフリークのMorris.は、すごく嬉しい。ハングル、韓国文学、PCに関してはもちろん、普段はあまりわからない日常生活の断片を垣間見る事ができてこちらも興味津々。で、つい最近Mizunoさんは新しくPCを買ったらしい。なんせ、マルチリンガルだもんで、英、日、韓のOSを混在させてそれぞれを手動で構築するのが大変だったみたいだ。それと故障した従来機をメーカーに送って修理することに関して、PCの個人情報漏洩(たいそうだけど、読めばそのとおりだと言うことがわかる)の危険性と、その予防など、非常に有用なことが書いてあったり、とにかく、「面白くてためになる」の見本みたいなものだから、ぜひ皆さんにも読んでもらいたい。
Morgan's Barの掲示板覗いたら、秋本が「iちゃん」でちょこちょこと書き込みしてて、それによると、九州地方の巡業は客の入りも良く盛況裡に進んでいるらしい。いやまはこっそり博多に単独行したり、挙動不審は相変わらずらしいし、秋本は長崎で、パスタやカレー作りに励んでいる模様。さらに来年1月にはまたまた北海道ツアーが決まったみたいだし、本当にMorgan's
Barって日本の南北を行ったり来たり、振り子みたいななバンドだわ。
今日はすぐ近くの成徳小学校で成徳祭りがあって、2時から春待ちファミリーBANDが出る予定だったので、ビデオカメラ担いでしばらく待ってもメンバー誰も来ない。係りの人に聞いたら、今日は春待ちでませんよ、といわれて、ぽかんとして帰ってきた。後で聞いたら、社長はMorris.の留守電に中止のメッセージ入れたとのこと。先日のファックス用紙切れたとき、いろいろ触ったからその時聞かないで消したのかもしれない。と、なるとMorris.のミスだったのかも。でも、先に分ってれば、今日は大坂でワンコリアコンサートやら、統一マダンやらいろいろ催しも有ったのに、と、気分は晴れない。
でも、気を取り直して、伊藤やら奈緒ちゃんやら斉藤さんやら、部屋に呼んでちょっと遅駆けのMorris.生誕5十周年+ホームページ開設一周年記念の宴会を突然やることにした。いちおう今日は近場で演奏と思ってたので、その後モリス亭で飲み会しようとは思ってたのでいくらか用意はできてる。
【Tバック戦争】E.L.カニグズバーグ 小島希里訳 ★★★ 12歳の少女クロエが夏休みにバーナデットおばさんのところに行き仕事(海岸での軽食販売)を手伝う中で、Tバックで売り上げを伸ばす売り子の出現と、それに反対する教会や市民運動の騒ぎに巻き込まれるという、一見喜劇めいたストーリー展開と思いきや、実は結構陰鬱なトーンに彩られた、重いテーマの小説だった。ベトナム戦争当時のヒッピーコミューンの後遺症、個人と集団の相容れなさ、マスコミ、宗教団体と個人、小さな誤解の積み重なりが、心ならずも個人の傷を暴き出していくこととか、裏切りとか。Morris.は途中でちょっとめげてしまったね。カニグズバーグといえば、傑作「クローディアの秘密」に目眩めく思いをしただけに、これはいまいちかな。誠実な作品だとは思うけど---
・十四歳少女の家出先は美術館道連れは弟・秘密・ミケランジェロ(歌集「偏想曲」)
1999/11/05(金)●TajMhal今度は水道管破裂で休業●
矢谷、清水と午前中通関、午後、北野へ配達。昼は長田の「藤平」でラーメン。麺もスープもまずまず、無料で食べ放題の高菜漬が懐かしく美味しかった。
帰りに元町の阪神理容で散髪してから、陶人(けんちゃんの新しい店ね)に行く。堀さんと雅美も来る。いちおうMorris.の誕生日と先々週の堀さんの誕生祝も兼ねて乾杯。今日はコースでなく、酒肴盛り合わせと、豚の角煮もらう。うーーん、美味しい(^○^)まだ開店2週間だが、順調にいってるようだ。Morris.もなるだけ金曜日には顔を出すことにしよう。
11時半阪神で帰宅。新在家で降りたので「おでんのTajMhal」に寄ろうとしたら「水道管破裂のため休業します」ときたもんだ(^_^;)タイタニック丼の後遺症がまだ残っているのだろうか?
奈緒ちゃんと有田のつる姫からだ誕生祝のはがきと手紙。四国の佐藤からファックスが届いてたが、ファックス用紙切れで途中で止まってた(^_^;)
メールやぐいぐい酒場にも複数の誕生祝メッセージが届いてた。ありがとう。いよいよMorris.も人生50年とする考え方からすると、本当の「おまけ」の人生が始まる。
1999/11/04(木)●誕生日イブ●
8時前に起きて、ボーッと、コーヒー飲んでテレビ見て、していて、ごみ出しを忘れてしまった(>_<)
2回連続と言うのがつらい(;_;)。昼前島田さんの部屋の手直しする。
昼過ぎにみほちゃん来る。Morris.のバースデイイブ(^。^) キムヘヨンのCDやビデオ見せて、春待ちファミリーBANDのビデオも見て、まるでビデオ鑑賞会だなあ。夜には松尾が来ることになっている。
1999/11/03(水)●Morris.ステージデビュー(^_^;)●
朝10時半に社長に迎えに来てもらい、滝野町の文化祭にゲスト出演の春待ちファミリーBAND撮影、と言うところだが、実は今日はなんとMorris.もバンドの一員としてステージに立つことになってしまった。今回の契約でどうしてもメンバーが7人揃っている必要が有って、急遽Morris.に欠員の埋め合わせが回ってきたのだった。4日前に言われて、泥縄式にジャグの練習。はじめ二階堂の空き瓶で練習したのだが、ガラスで鳴りにくいし、底に残っていたアルコールでよっぱらいそうになったので(^_^;)午後の紅茶のペットボトルに切り替え、我ながらなかなか調子良くできるようになった。でも、やっぱり本番では、思うようにはいかない。米軍のレインコートにサングラス、みっちゃんが立ててくれたパーカッションタワーのおかげで、何とか致命的なボロは出さずにすんだようだ。でも帰って、ギャロップのやすえさんに頼んだビデオ見たら、Morris.一人ギクシャクしてる。このビデオは門外不出と言うことにしよう(^○^)
この文化祭の屋台の刃物コーナーに菜切り包丁が2,300円で出ていて、安いので買おうとしたら、何とさらに割引で1,800円で買えた。これはすごく嬉しかった。
ぐいぐい酒場モリス亭の掲示板を提供してくれてるししゃも文庫の鈴さんが書き込みで、居留地欄にマレーシア、韓国、タイを追加してくれた。これで、みかちゃんや、浜田、、韓国の友達からの書き込みのとき助かる。感謝。
1999/11/02(火)●女子バレー日本まずは一勝●
やっと今朝遅くにNifty回復した模様。
昨日の夜遊びのたたりで午前中はぼーっとしてた。ごごから出かけようとしてたら、雨が降り出してまた、部屋でごろごろ(^_^;)
夜はみっちゃんが来て、Folky-Night部屋の更新。しばらく271chの「CMT」見て8時に帰る。その後、ワールドカップ、女子バレー、日本−アルゼンチン戦見る。3-1で日本勝ったものの、迫力に欠ける。今日は新人、鈴木洋美の活躍が光ってた。
【江戸俳句夜話】復本一郎 ★★★☆☆
芭蕉、蕪村、一茶という江戸の三大俳人のエピソードとその他、あまり知られていない俳人の佳句を紹介、解説したものだが、おしまいの「季語の美意識」が異常に面白かった。題詠における季語の約束事、雰囲気、作法などを古語の季語に促して解説したもので、その根拠に鬼貫の「独ごと」を中心に論をすすめているのが、鬼貫びいきのMorris.にフィットしたのだろう(^○^)
その中の菊の項
菊は、霜か花かと見まがふ朝、まち得たる心地ぞする。にほひを万花のしりへにこぼし、風に傲り霜を睨みて、をのれ顔なる風情。殿上の庭に有ては冨るがごとく、民家の園にありては、潜めるがごとし。
をひいて、
菊の花咲や石屋の石の間(あい)−−芭蕉
を、引用してあるあたり、なかなかのものである。
1999/11/01(月)●NiftyのHP回線死んでます●
昨夜からのNiftyの異常は今朝になっても昼過ぎになっても一向に復旧しない。どーなっとんじゃ(>_<)
それにしてもひらちゃんのおかげで、本家部屋があるのでこういう時は本当に助かる。自慢だが(^。^)、このところMorris.の部屋ではなんでもダブルにするのが流行ってる?
ワンルームから2部屋のモリス亭に引っ越したのが争齡ヤの理由なんだろうけど、一人暮らしの癖に、テレビが2台になった。ステレオ(ミニミニコンポだけど)は前から二つあったし、プリンタも2台(白黒レザーとインクジェット)、パソコンもノレバン一号とちびくろの2台になったし、ガスコンロも二口だし、あと、これで愛人の二人もいればいいのだが(^_^;)それはともかく、贅沢とも無駄とも思えるかもしれないが、これって結構便利、有用なのだ。いざと言うときのバックアップにもなるし、代わりばんこに使うと長持ちする(ような気がする)
今日は朝からデータをバックアップしたり、春待ちファミリーBANDのテープダビングしたりして半日以上費やしてしまった。今日から11月だ。この部屋初めてからもうすぐ一年になる。誕生日を公式立ち上げ日にしたから、11/5は、Morris.の生誕50周年記念と、Morris.
in Wordland開設一周年の記念日にあたる。だから何かしようと言うわけでもないがめでたい。
夕方から鶴橋に出て、奈緒ちゃん誘ってアリラン食堂へ。しばらくこの店とご無沙汰してたので、顔見せ。ママは阿倍野近鉄百貨店の韓国フェアに出店でいなかった。でも、昼食おそめに食べたので、あまり食欲なく、焼き肉(ほとんどミノ)と生キモでビール。帰る間際に戻ってきたママに挨拶して、あと、これも久しぶりにカラオケユウに行き、ついつい二人で2時間歌ってしまったよ(^_^;)
JR最終で帰宅。
深夜1時半現在,Niftyは、まだ繋がらない、まったく(;_;)
「かき氷行進曲」のAYAの新曲「壁花小姐」が出たことは前にも書いたが、さっきスタープラスアジアで「瘋狂大請客」と言う曲のビデオが流れた。これはかき氷のパターンそのまま、飯家に移し替えたもののようだが、やはり、かき氷ほどのインパクトはない。