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Morris.日乘2007年10月 
Morris.の日記です。読書記録、宴会散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。  
今月の標語
妻悪の時代
Morris. personal calender

【2007年】 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
【2006年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

2007/10/31(水)●今日は網干港?●

西根君ら5人で姫路市網干区の保管荷物配達の現場。昨日白子港、今日は網干港かと期待したが、現場はちょっと西寄りだった。
昼食は「桝」というお好み焼き屋でワンコインカレーの大盛り頼む。レギュラーだったら500円玉一枚という意味らしい。元気の良いおばあちゃんが仕切っていて、出てきたカレーは、これぞまさに「ホームカレー」というしろもので、懐かしさいっぱいになってしまった(^_^)
昼休みはとりあえず、港方面に歩いてみる。揖保川かににぶつかった、というか、この河口がいわゆる網干港区だから、昨日白子港、今日網干港といってもいいだろう(^_^;) 今年3月11日春待ちファミリーBANDの作用町公演の帰りの夜にMorris.が徘徊した地区は対岸だったが、それなりになかなかいいたたずまいだった。犬に吠えられたり、「雪の朝二の字二の字の下駄の跡」の句で有名な貞閉尼(田捨女)の開基になる松寿山不徹寺といういい感じのお寺があったりした。
3時に作業終了。
今夜は歯医者の日で、右下の虫歯の治療。麻酔かけられて結構大掛りな治療だった。結局あと3,4回通う必要がありそうだ。
帰宅したのが8時過ぎで、日本シリーズは5回3-2で中日がリード、追加点取られて、最終回は岩瀬の完璧ピッチングで日ハム崖っぷちに立たされてしまった。昨シーズンの完全逆パタンである(>_<)


お好み焼き「桝屋」とカレー

西部開拓時代の住居?

揖保川河口=網干港区

のどかな港湾地区

えらく吠えられた(^_^;)

松寿山不徹寺
2007/10/30(火)●かもめな一日(^_^;)●

4時起床。自転車で倉庫に早出して小川さんと、鈴鹿市白子のマレーシア向けピックアップ現場。朝は、すき家で豚汁定食。
1時間ほど早く着いたので、白子港にトラック停めて、しばらく散策。ここは8月2日に高平さんと来た現場で、いかにもこじんまりした漁港というたたずまいが気に入ってた。Morris.は海が好きだ。と、いってもべつにマリンスポーツも水泳もまるで駄目だし、海釣りとも縁が無い。ただ只管、海の匂いと潮風と船とかもめと波と灯台と桟橋と漁具といった海辺の風景というのが好きなのだ。堤防の手前には水産加工場があって、かもめがたゆたっていた。海鵜が海面から飛び立つ様子もデジカメに捉えることができたし、船への桟橋づたいに、かもめの集団も撮影できた。本当にこの漁港は、こじんまりとしているもののMorris.にはちょうど良い規模である。姫路の網干とはまた一味違ったいい味のある漁港だ。
現場はすごく整理が出来てて、作業は順調にすすんだ。昼は「まる」という店で醤油ラーメンとミニ牛丼セット、中の下(^_^;)
昼休みも白子港まで足を延ばす。でも歩くと結構遠くて、帰りは駆け足(^_^;)となった。
2時過ぎには作業終えて、5時に倉庫到着。ちゃかちゃかと荷降ろしすまして、マルハチで酒と食料すばやく買って帰宅。今日は日本シリーズ第三戦、一昨日の第二戦は中日が8-1と大勝したから、今日は日ハムをしっかり応援しようと思ったのだが、何と帰宅した時点で、まだ一回裏。おまけに中日が初回に7点取ってる(>_<) 何てこったい、である。これでは応援する気も失せる。なかばヤケ気味に飲み食いして何もせずに寝てしまった(^_^;)


白鷺の飛翔

薄に背高泡立草はよく似合う

なかなかの力作

漁具は絵になる

素朴な錨

かもめ舞う

白子港

海鵜滑空

かもめのみなさん
2007/10/29(月)●ひさびさ美姫スマイル●

矢谷君ら5人で、大阪城東区のフィリピン人宅のピックアップ現場。昼食は近くの定食やで鶏唐揚定食。これは丁寧でなかなか美味しかった。浅海君は昨日から腰の調子が良くないらしく、ずっとしんどそうだった。明日は休んで医者に見てもらうとのこと、大事に至らなければ良いのだが。
矢谷君は伊藤君と土曜、日曜と豊岡にライブツアーに出かけ、あの「漁珍」で打ち上げやってきたらしい。3人娘も長女は24歳とのこと。Morris.もあの店にはまた行きたいと思ったよ。
夜は珍しくフィギュアスケートなんかやってる。アメリカでの大会で、久しぶりに見る安藤美姫が出ている。解説は当然のごとく荒川静香で、すっかり大御所ぶりを発揮していで、オリンピックの銀メダルの伊藤みどりとの格差をみせつけているようだった。それはともかく、演技の方は、いまいち切れ味に欠けるもので、昨日の転倒もあって2位どまりだった。でも彼女は確実に優雅さを身につけてきている。負けても笑顔は相変わらず素敵だった。
昨日送られてきた「民団新聞」(10/24付)の6面に「孤軍奮闘 同胞へのデイサービス」という記事があり「東京トラジ会」を主催してる金日権さんが紹介されていた。何か見覚えのある小さな顔写真があった。彼は2005年東京ノレチャランの出場者で、予選のときから何か気があって、いろいろ話しもし、本番ではMorris.のすぐ後に「ソウル賛歌」歌って人気賞を獲得した。7年前から豊島区の自宅を解放して同胞老人のデイサービスをやってるとのこと。ただものではなかったのだなあ(^_^;)
先週の民団新聞にはSANTAの二人のことが紹介されてたし、在日関連の世界というのは本当にいろんなところで繋がってると感じた。

2007/10/28(日)●ワンコリア2007●

7時起床。洗濯、風呂、掃除して、9時過ぎにJR新長田に向かう。今日は大阪城公園でワンコリアフェスティバルがあるのだが、新長田図書館から借りてる本がかなり延滞になってるので、何としても今日返却しておきたかったのだ。去年から、神戸市内ならどの図書館にでも返却できるようになったのだが、今回新長田で借りた本の中にCD附属のものがあり、これは当該館に返却しなければならないのだった。
10時前に到着してしばらく待ち、返却して新長田駅に戻ったら駅前で沖縄祭りの催しやってた。何も無ければこれはこれで楽しめそうだったが、ともかくも大阪城公園に急ぐ。
11時のオープンには間に合わず、舞台ではウルサンの子どもたちの合唱やってた。Morris.のお目当てはSANTAの演奏、とりわけ優姫ちゃんの歌と踊りなので、腹ごしらえしなくてはとテントの屋台を冷かす。「どや」が屋台出してたので焼肉とキムチ買って、テーブルで食べる。隣の女性4人組に話しかけたら韓国語を学んで、一緒に韓国旅行もやってるグループらしかった。
江原道無形文化財に指定されている金サンスさんが実際に螺鈿細工を実演してるコーナーがあって、螺鈿の原材料である特殊な鮑の貝殻の美しさに目を見張った。
午後からは舞台前の椅子席に坐り、椅子取りゲームの要領で少しずつ前の席に移動し、1時過ぎには中央いちばん前の席を確保。椅子の前に小型の三脚立てて、デジカメ撮影の準備万端整った。ただあまりに前過ぎて舞台がちょっと高い位置にあるため出演者が舞台の後ろに動くと下半身が見えなくなってしまう。モニタースピーカーも邪魔になる。あまり気にすることもないだろう。
韓国の携帯電話の大手KTFが構成した若者たちの公演。サムルノリ、ブレイクダンス、仮面劇、どれも素人くさいものだった。おしまいの女子高生のチアリーダーは目の保養になったけどね(^_^;)
釜山から出身で9年前から大阪在住の女性歌手センシアはゴスペル風の歌でなかなか上手かった。
チャングムの出演者李京源、冬のソナタの権海孝、朴賢淑などのトークショー。個人的には「金次長」役の権海孝は好きなので、彼が「イムジン川」を日本語と韓国語で歌ってくれたのは嬉しかった。
朝鮮舞踊やアリラン合唱の後、やっとおめあてのSANTA登場。またまたレベルアップしてる。どこまで行くのだろう(^_^) そして優姫ちゃんは太鼓までメチャ上手なってるし、その舞踊ときたら、本当に天女の舞そのものである。見惚れてしまったね。
朴保バンドも悪くはないのだろうがMorris.向きではない。お約束のように黒田征太郎のライブペインティングが演奏の後ろで展開され、最後に出演者全員が舞台に集い、恒例の「ハナ!!コール」で6時前に幕を閉じた。
当日のデジカメ画像49点をフォト蔵に「ワンコリア2007スライドショー」としてアップしておく。アルバムからちょっと大きな画像でもみることができるはず。
7時前にサランバンに。日曜日皆勤賞(^_^;)の岡本さん一人。すこし後から常連のポストマン登場。結局半分以上はMorris.が歌った。途中「民謡タイム」も設けて(^_^;) Morris.は自己流でチャンゴ叩きまくる。11時閉店までしっかりお勤めして、環状線1周半して(^_^;)終電で帰宅。ああ疲れたけど楽しかった。
大阪の地下鉄でNHK「今日の料理ビギナーズ」の車内広告が面白かった。車両全てを使って、食材の素朴な絵や、キャッチコピー、そして中吊広告が秀逸だった(^_^)


螺鈿細工の金サンス氏

タルチュム8仮面舞謡)

韓国女子高チアガール

[冬のソナタ」の二人

SANTA!!

優姫ちゃん!!!!

フィナーレ

お洒落な車内吊広告

今夜のサランバン
2007/10/27(土)●十六夜!?●

今日も朝から雨である。
奥井さん、西根君と三人で、彦根の上海向け荷物のピックアップ。ハイツの2階の現場は、国内引越し荷物の準備やゴミなどで、足の踏み場もない状態(>_<) Morris.はトラックのバンの中で梱包作業するというかなり厳しい状況だった。おまけに雨は降るので、扉半閉めて、雨が降りこまないように衝立を立てるわ、梱包材料の山をかきわけて狭いスペースを作っての作業。ひさびさの「狭所得意のMorris.」の真骨頂の見せ所のはずだったが、さすがに今日はちょっとギブアップ気味だった(^_^;)
昼は「すき家」で豚汁豚皿定食にしたが、これはメニューを誤ったというべきだろう(^_^;) 
3時に作業終了。5時に倉庫到着。荷降ろしして帰り道雨はやんだが、風がすごい。台風20号の影響かもしれない。明日は大阪城公園太陽の広場で「ワンコリアフェスティバル」があるのだが、天気は大丈夫だろうか?ちょっと心配である。
高橋から六甲道方面を望んだら大きな月が出ていた。暦見たら昨日が満月だから今日は十六夜ということになる。仲秋の名月の次の日が十六夜で、この月遅れの今日の月は普通十六夜とは呼ばないのかもしれないが、綺麗なものは綺麗というしかない(^_^;)。 しばらく高橋からデジカメ撮影。夜汽車を一緒に写し込もうとしたがこれがなかなかむずかしい。適当に切り上げる。
帰宅したら6時半過ぎ。今日から日本シリーズだ。札幌ドームでの日ハム−中日戦。当然ダルビッシュ、川上の対決だ。何とかPC作業しながらTV見たいと思い、VCRをHi8ヴィデオデッキと繋いで、こちらのS−ビデオ端子から、ビデオキャプチャーボックスに繋いだら、予想通りDEL坊でTV放送見られるようになった(^_^) デッキ二つを使うというかなり無駄なことをやってることになるが、まあ、大目に見ておいてもらいたい。
それにしても今日の緒戦は、実に見ごたえのある投手戦だった。ダルビッシュは最初から飛ばして三振の山(先発全員の13奪三振=日本シリーズタイ記録)、川上は1回裏に連続四球の後セギノールに3ラン打たれた後は8回までパーフェクトピッチング、のけっか、両投手完投で、3-1の日ハムの勝利である。いやはや何とも素晴らしすぎる試合だった。にわか日ハムファンのMorris.としてはいうことなし(^_^)である。ちなみに今日の日ハムのヒットは2本である(^_^;) ヒチョリも今日は本領を発揮できなかった。明日からの活躍を期待したい。


高橋からの十六夜

上り電車と十六夜

TV見ながらHP作業(^_^)

【熱中】重松清 ★★★ 雑誌編集の職を辞した30代後半の主人公が、妻(研究者)のアメリカ留学と母の死をきっかけに東京から故郷の周防市に戻り、父と小学5年の娘と3人暮らしを始める。彼は過去県立周防高校野球部のエースだった。弱小野球部で予選で勝利を挙げることもめったにないチームだが彼が3年在籍時、せこい手つかったりツキもあって準決勝に勝利、明日は決勝戦という夜に部員の不祥事で出場辞退になった。これには部員の暴力沙汰だが女子マネージャーの堕胎などもからんで、醜聞として広まり、主人公やマネージャーなどは半ばいたたまれずに周防市を離れていた。
20年ぶりの故郷で、数人の仲間と再会、それぞれの抱えている問題を傍観しながら、主人公自身も故郷への愛憎、この土地の偏狭さに辟易しながら東京では忘れていた優しさを取り戻したりもする。こんな風に書くと「けっ!!」と、吐き出しそうになる設定だが、こういった癒しめいた物語を必要とする読者が存在するということも事実で、Morris.もひところなら毛嫌いするはずのこういった作風に、うっかり共感を覚えそうになってたじろいだ(^_^;)
この作家は矢谷君が推奨してたので、半月ほど前灘図書館で「哀愁的東京」というのを見つけてそのまま立ち読みしてしまったが、やはり同じような感想をもった。いかにもフリーライターあがりのそつのない文章だし、登場人物の性格描写や役割設定も上手いし、ペーソスをにじませてオブラートにくるんだ人生論を作品に練りこんだ作風は今の日本では愛読される傾向なんだろうな。

オサムを逃がしてやればよかった。オサムが逃げたがっているのはわかっていたのに、僕たちはそれに気づかないふりをした。いままでどおりに付き合おうとして−−胸にひっかかりを残したまま、オサムを迎え入れたつもりになって、けっきょくあいつの逃げ道をふさいでしまったのだ。あの頃は逃がさないことが友情だと信じていた。逃げてはいけないんだ思い込んでいた。
だが、三十代も終わりにさしかかったいま、僕は−−神野も亀山も同じだろう、もう知っている。逃げなければどうしようもないことは、たくさんある。臆病者や卑怯者と呼ばれても、逃げるしか道のないことは、確かにある。
僕たちはおとなになってから、何度逃げてきただろう。俺は一度もないぞというひとがいたら、僕は、ふうん、すごいですねえ、と感心して、けっしてそのひとと友だちにはならないだろう。

神野も亀山もいい奴だ。僕の、たいせつな古い友だちだ。二人に再会できなかったら、僕の帰郷の日々はずっと味気ないものになっていただろう。
だが、僕たちはもう、思い出話ばかりをつづけてはいられない。
夢の話だけを語り合うこともできない。
甘酸っぱくもなければバラ色でもない現実を、たとえ重い足取りであっても一歩ずつ進んでいかなければならないのだ。

「ねえ、お父さん」
「うん?」
「あたしってさあ、東京で生まれたじゃん? ってことは、ふるさとも東京になるんだよね」
「周防はお父さんのふるさとだけど、あたしのふるさとってわけじゃないんだよね」
理屈ではそうなる。
だが、離れることが寂しい町は、そのひとにとってのふるさとなのだとも思う。
「ふるさとは一つじゃなくてもいいんだぞ。二つあっても、三つあってもいいんだ。べつに法律で決まってるわけじゃないんだし」
美奈子は「うわあっ、オヤジくさい屁理屈ーっ」と笑ったが、その笑顔のままゆっくりと何度もうなずいた。

ところで本作の舞台となってる「周防市」のモデルは防府市ではないかと思われる。Morris.は北九州市小倉区で5年暮したことがあるが、隣の山口県に関してはほとんど無知である。下関には、数回門司からの連絡船で散策に出かけたが、それ以外の地方はほとんど足を運んでいない。
本作が発表された2002年には「周防市」は存在してなかったし、現在も無いと思われる(^_^;)のだが、インターネットで検索したら結構ヒットする。本作に関連したものもあるが、町村合併計画で、実際にの名前の市が誕生する可能性が高かったらしい。ちなみに防府市は韓国の春川市と姉妹都市関係を結んでいるらしい(^_^;)

2007/10/26(金)●雨漏り高級マンション!?●

朝から雨である。
前田、東山君と三人で篠原北町の山に張り付いたセメントの塊のようなマンションへのデリバリ。幸い搬入する間は雨も小休止で助かった。
1時半まで昼食抜きで作業を終え、ゴミだしのときは大雨で、びしょぬれになってしまった。何しろこのマンションは引っ越し業者に評判の悪い安藤某建築士の設計で、9階建てなのに、エレベータが1階から4階までと4階から9階までに分かれていて、二つのエレベータの間にはなぜか横道と石段がある。入り口からエレベータまでにも3段ほどの階段があり、何度も台車に荷物を乗せ代える必要がある。おまけにその通路はところどころ吹き抜けで雨が降るともろ濡れてしまう。どういった考えでこんな変な建物を造るのかが理解できない。
昼食は、東山君が是非漫漫亭のカレーチャンポン食べたいと言うので、一昨日閉まってて、貼り紙が古びてたから閉店したのかもしれないことを話したら、その確認のためにも行ってみようということになったのだが、やっぱり今日も閉まってた(>_<) これはどうも悪い予感が当たってそうな気配である(>_<)
結局本山の「小麦の実り」で冷たいぶっかけうどんの大盛り食べる。灘の国道2号線店よりこちらの麺が美味しいような気がしたが、カウンターの幅の割りに椅子の間隔がせまくて隣の客のひじがあたって実に食べにくい。
紙ゴミ捨てに行って、3時過ぎに倉庫に戻り積み込みなどして6時帰宅。
去年ソウル南の山で出会い、その後大阪に来たとき案内した、韓国人からメールが来た。そろそろ韓国に来るころではないか、来たら必ず連絡をとのことだった。本当にそろそろ出かけないと。一年以上開いてるもんな。
今夜は鉄人マーケットのウタカイ。何と堀姉妹が見に来てた。そして堀圭子姉は今日が誕生日だった。
とりあえず

Happy Birthday to Dear HORI-KEIKO\(^o^)/

今日はMorris.は「アパート」と「トクトヌンウリタン」を歌った。相変わらず下手だけど、それなりに自分らしさが伝わるような気がした(^_^;)


雨漏り高級マンションからの眺め

矢谷君

矢谷君&堀姉妹

【マンガ韓国現代史】金星煥(キムソンファン) 植村隆 ★★★☆ 韓国の新聞マンガ「コバウおじさん」(キムソンファン作画)は、1950年から2000年まで50年間にわたって連載されたもので、政治風刺、ユーモアにあふれ、時の政府から非難されたり掲載禁止処置を何度も受けたりしている。
Morris.はコバウおじさんのことは、長璋吉のエッセーで知ってたが、なかなかまとめて読む機会がなく、4コママンガは短いだけに韓国語だけだとほとんど理解できそうになかった。本書は14,139本の中から147本を厳選し、見開きの左ページに原作マンガと日本語訳、右ページにはとそのマンガの時代背景がわかるように解説を付してあるので、実にわかりやすく、一般の歴史解説書とは一味違った韓国現代史の参考書になっている。
50年の長きにわたるだけに、コバウおじさんの風体も時代によって変化してるが、頭のてっぺんに1本だけある毛がチャームポイント?で、コバウの社会へのアンテナのようでもあるし、彼の気分や感情を表現しているようでもある。

2007/10/25(木)●眠り病か?●

朝は普通に7時に起きたのだが、午前中はベッドで読書してて、そのまままた寝入ってしまったらしい。目が覚めたら午後7時だった(>_<)
今日は新長田図書館にいくつもりだったのに。昨夜は一時前に就寝したから6時間、さらに昼から7時間。トータル12時間寝るというのはいくらなんでも眠りすぎである。そんなに飲んだわけでもないのにね(^_^;)

【ドン・キホーテの末裔】清水義範 ★★★☆☆ なかなか凝った造りの清水式メタ小説(^_^;)だった。ドンキホーテが騎士道小説のパロディなのに、パロディを越えて文学の金字塔となったことを踏まえて、日本のパロディ作家がそのパロディに挑戦するというのが大まかなストーリー。
彼の作を読むたびにMorris.はあの「蕎麦ときしめん」に言及してしまうが、彼はそのあとパロディ作家として一家をなした感がある。それなのにわざわざ自作を「パロディ」と呼ばず「パスティーシュ」とかよくわからんイタリア料理の名前みたいな呼びかたしててMorris.はいつも鼻白んでた。
しかし、本作では、はっきり自分のこと(いちおう自分モデルの主人公だが)を「パロディ作家」と自称してるし、作品自体でパロディによる文学論を展開している。

私は、そうでないものも書くが、自分の仕事の中心にあるのはlパロディだと考えている作家だ。デビューした当初、いくらかは注目された作品は、広く言えばパロディに分類されるものだった。つまり先行作品をふまえて、それをひっくり返していくことで、新しい価値を生み出そうとするタイプの作品だったということだ。
私はどうも、人間が文学という楽しみを持っていることが好ましくてたまらないという男なのだ。そんなふうに文学そのものを敬愛している。

年老いて少しボケ始めた文学者を、思い込みのセルバンテスとシェイクスピアにしてしまって、二人を出会わせ、日本語で文学談義をさせる、というのが私の小説のいちばんの工夫なのである。その二人の談義が始まってしまえば、あとはもう思うことを大いに書きつらねるだけだ。
その二人に私がやらせようとしているのは、パロディ論である。文学作品とは、ほとんど例外なく先行作品の影響を受けて生み出されるものであり、そのような親にあたる作品を持たないことはまずないだろうと、私は思うのだ。つまり、どんな文学作品も、既にあった何かを模倣して生み出され、時として親にあたる作品を肥えてより価値の高いものになる。そういうこと文学の発展だと思う。
言ってみれば、パロディという形式によって、文学は継承されていくのである。
人類の最も古い物語と言われている『ギルガメシュ叙事詩』の中に、不死を得たとされるウトナビシュティムという老人が出てきて、大昔にあった大洪水のことを語る部分がある。その大洪水の話が、旧約聖書の中にノアの箱舟の物語として取り入れられるのだ。文学は模倣と引用によって発展してきたということの、いちばん古い事例と言っていいかもしれない。

自分が、パロディを愛し、特にそれを書く作家だからというので、ことさらパロディを価値あるものだと言いたいのではない。ほとんどの文学作品は、先行作品を受け継ぐことで生み出されてくるという事実を指摘しているだけである。文学はパロディでつながってるという事実を。

「我田引水」「牽強付会」なところもあるが、なあに、小説は面白ければ何でもかまわない。そして本作は、Morris.には大いに面白かった。
パロディにつきものの入れ子構造もなかなかみごとに構成されているし、自分をモデルにした作家をついには、文学のドンキ・ホーテになぞらえる大団円のパロディまで、Morris.はひさびさに本当に読書の楽しみを味わえた。
しかし、小説によって小説の本質に迫ろうという試みでは、たとえば金井美恵子との径庭は大きいし、小説の話者と登場人物の関係に関しては酒見賢一の「語り手の事情」には及ばないと思う。

2007/10/24(水)●キャプチャー作業●

10時起床。
懸案のキャプチャーボードをいじってみる。ともかくこの製品は取説があまりに不親切だと思う。セットアップガイド2p、ソフトウエアし様ガイドp。ったってB3サイズを二つ折りにした一枚きりである。大部すぎるマニュアルというのも困りものだが、ここまでおざなりというのも余計困る(>_<)
前回の映像が読み取れないとう問題点は、どうにか解決、というか、要するに赤白黄の3本ジャックの黄色が映像でキャプチャーボックスにもこの黄色のジャックはあるのだが、映像はSヴィデオ端子同士を繋ぐ必要があるらしい。(黄色のジャックも使えると書いてはあるが)。Morris.のVCRにはsヴィデオ端子はないのでこれでTV番組の録画やキャプチャーはできないことになる。こんなことなら千円ほど出してテレビチューナー付きを買っとけば良かったと思っても後の祭りである。まあこの周辺機器の第一目的はビデオカメラからの取り込みで、幸いカメラ側にはSヴィデオ端子付いてたから第一関門はクリアである。次はMovieWriterというソフトで映像を取り込む作業だが、これがまた説明なさすぎ。ともかく50分ほどの映像を取り込み、DVDに書き込んでみる。DVD-Rが4.7GBで、取り込んだmpegサイズが3.1GBということは1枚に90分くらいしか収録されないことになる。これは映像品質のレベルが高すぎるのだと思う。メニューの作成もいまいちわかりにくい。とりあえず試しに一枚作成してみる。PCでも、DVDプレイヤーでも再生できる。マンセー\(^o^)/ 次は9月の甲南ハイボールでのライブのDVD作成。これは2時間ちょっと超えるので、SPモードで取り込む。ふーっ、何とかこれでビデオ撮影した映像をDVDに書き込めるようになったということで、一安心である。
KBSのアーカイブで先週の「コンサート7080」見てたら、何とMorris.そっくりの歌手が登場した(@_@) 似てる似てないは主観的なことだから、Morris.がそう思っただけかも知れないが、この歌手が何と「クメ」「クデネマウメドゥロオメミョン」のチョドッペだった(@_@) いちおうこの2曲はMorris.の十八番ということになってるのだが、これを歌ってるチョドッペはあまり知らなかった。「クメ 夢に」は、この曲をカバーしたイスヨンと一緒に歌った。今回のコンサート7080は、「ノルルサランハゴド あなたを愛しても」のチョンユナが久しぶりに登場したし、ミンヘギョンがMorris.の偏愛する「ネインセンウンナエコッ 私の人生は私のもの」を歌ってくれたり、実に充実していた。
ソウルの野良猫が急増してるとのこと。6年前3万匹だったのが今は6万匹。韓国人はあまり猫を好まないので、野良猫も警戒心が強い。それでも頭数が増えているということは、Morris.@Catographerとしては嬉しいニュースである。
東京で超大型飛行船の遊覧飛行が始まるらしい。昔から飛行船には憧れを持っているMorris.だが、1時間半の飛行で15万円近くかかるとなるとおいそれと手は出せない(>_<) 15万円もあればMorrisなら韓国旅行半月くらいできるもんね(^_^;)
夕方5時ごろ六甲道に出て灘図書館に寄り、歯医者へ。先週やった左上の治療のチェックの後、今日は右上の虫歯の手当てするとのこと。え?そこも虫歯になってたのか?と思ったが、ここは医者に任せるしかない。治療が終わると先生が、「とりあえずこれで終わりです」と言う。今回の通院は、前歯の差し歯が外れたのがきっかけで、ついでに他の虫歯も治療しようと言うことで、まず右下の穴の開いてる虫歯から治療しようと言われたのだが、このとき左上の歯に痛みを覚えたのでそちらから先に治療してもらったのだ。そのときは右上の虫歯のことは何も言われなかった。
ところが今日、その右上の虫歯の治療というのをされて、これでおしまい、と言われたのでちょっと混乱してしまった。先生に「右下の穴の開いた虫歯はどうするんですか?」と言ったら、先生ちょっとうろたえて「えっ? あ、これは前のレントゲン写真だったっけ?」と、右下をチェックして、「あ、これは早急に治療しなくては」とのこと。おいおい、どうなってるんぢゃ。こちらは麻酔してちょっと本格的に治療がいるので、来週と言うことになったのだが、Morris.が言わなければそのままになってたわけだ。おまけに帰ってから右上の歯がじわっと痛み出した。ひょっとしてこれは「痛くも無い腹を探られる」ぢゃなくて「痛くも無い歯をいじられ」たんぢゃないだろうな(^_^;)
歯医者の帰りに六甲道駅地下の食彩館でもやしキムチなど買って、お手製のピビンパ作る。味はともかく、匙と箸で思いっきり攪拌したから「ピビンパ=混ぜご飯」の名には恥じないと思う(^_^;)


春待ちライブキャプチャー中

]Morris.似?のチョッドッペ

あるものピビンパ
2007/10/23(火)●十三夜●

なぜか今日も4時に起きてしまった。今日の現場は東大阪でそれも10時からというのに(^_^;)
屋上十三夜とMorris.仕方ないのでそのまま起き出して漫画見たり、風呂つかったりして(^_^;)8時前に倉庫に。高平さんと二人で現場へ。
かなり入り組んだ下町で、配達の荷物はほとんど3Fに。階段が狭くてベッドマットなど上げるのに難儀した。時間が中途半端だったので、昼食抜きで作業終えて、帰り道深江の神戸東部市場の「漫漫亭」で昼食ということにした。ひさしぶりに豚天定食にしようか、やっぱり関西では一番Morris.の口にあうチャンポンにしようか、はたまた新しいメニューに挑戦してみようかと、楽しみ漫漫亭(^_^;)で店に行ったら、「本日は休店させていただきます」の貼り紙(>_<) うむむ残念ぢゃ。でもこの貼り紙が何となく薄汚れてるのが気にかかる。まさか閉鎖ぢゃないだろうな。もしそうだとしたらかなり痛手である。
しかたなく、市場内のアーケードの中の「太陽」という食堂でカツカレー頼む。100年くらいここで店やってるみたいなじっちゃんとばっちゃんがいた(^_^;) カツカレーは決して不味くは無かった(^_^;)
3時前倉庫に戻り、ヴァン詰め作業などして6時帰宅。
今夜は十三夜である。そういえば19日の上限の月がえらくきれいだったよなあ。それにしても旧暦8月15日の仲秋の名月を愛でるというのは、中国、朝鮮にも共通した行事でわかりやすくもあるが、この旧暦9月13日の月を「豆名月・栗名月」などと名づけて鑑賞するというのは、日本固有の習慣らしい。Morris.は「後の月」という異名が一番好ましい。ひさしぶりに屋上に上がって(厚着して(^_^;)しばし、月見を楽しむ。
KBSのアーカイブで一昨日のノレチャラン見たら、司会のソンヘさんが洗濯板で出場者と一緒に「ムジョッコン」演奏してた(^_^)


ドライフラワー?

赤玉搬送作業!?

ソンヘの洗濯板(^_^)
2007/10/22(月)●名神の夕景変奏(^_^;)●

4時起床。溝渕君ら5人で名古屋千種区のアメリカ向け荷物ピックアップ二日取りの現場に向かう。朝飯は一宮SAの麺丼亭。Morris.はこのSA(上り線)のきしめんが気に入ってた。普通のきしめんの1.5倍くらいの幅広でモチモチとして美味しかったのだ。最近は朝は豚汁+ご飯というメニューが多かったのだが、今日は久しぶりにきしめん頼んだのだら、出てきたのは普通のものよりはやや幅広だが、以前より細くなって、だしも以前より味が落ちてる感じがした。ちょっとがっかりである。
しかし、朝のきしめんは悲しむほどのことではなかった。昼に行った「えびす屋」とかいう店の塩ラーメン。これはひどかった(>_<) スープが透明に近いのは塩ラーメンだから理解できるし、麺は細麺で一見Morris.好みかと思ったのだが、ほとんど味が無い(@_@) 麺は腰がなく、チャーシューは食べてる途中に崩れてスープに溶け込んでしまう。メンマだけが矢鱈多くて、これが塩抜きが不充分と来ている。ともかくとんでもなく不味かった(>_<)
二日取りの現場だが泊まりは溝渕君ら3人だけで、Morris.と浅海君は4時前に現場を出て神戸に向かう。名神高速道路はもう何十回(確実に百回超えてる)通ったか数え切れないが、今日の帰り道の空の変化はみごとだった。トラックのフロントグラス越しにデジカメ撮影を試みた。なかなか上手く撮れないが、それでも何とか見られるものを選んで下に貼り付けておく。
5時半過ぎに倉庫到着、荷物は降ろさずにいいということで、ラッキー(^_^)
水道筋で食料買出し。生の秋刀魚が一尾\78というので思わず二尾買ってしまった。6時半帰宅。
ふくはらさんから手紙が来てて、何とあのペドゥナの東京の写真集に彼女の店が写ってたとのこと。この写真集に関しては以前ぐいぐい酒場でも話題になったことがある。ふくはらさんは「ペジュナ」と表記していたし、Morris.がペドゥナのファンだとは知らないようだったが、ちょっと興奮する便りだった。こうなると是非件の写真集見たくなる。今度の訪韓時には要チェックである。


一宮SAのきしめん

秋晴れ

名神高速の車窓からその1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

【書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門】菅野俊輔 ★★★☆☆ 以前から変体仮名とそのくずし字に関しては興味も持ってたし、すらすら読めるようになったらいいなと思いながら、結局これまでほっといたままになってしまってた。
本書は、実際に幕末に作られたいろは「手本」を基にして、いろは48文字をそれぞれ見開きの右ページに各文字の手本と、異体のなぞり練習桝枠、左にその文字の出てくることわざや事物の名前を、江戸時代の絵とともに挙げている。実に見やすいし、大きな字をなぞって書き方の練習ができるようになっていて実践的だ。
今日名古屋行きのトラックの助手席でずっとこれを楽しんでいた。大半は今のひらがなと同じだし、良く出てくる変体仮名(「わ」の「王」、「を」の「遠」、「つ」の「川」、「ね」の「禰」、「む」の「武」、「た」の「太」、「ふ」の「婦」)をいくつか覚えるだけでも、ずいぶん読めるようになる。元の漢字がわかるだけでずいぶん理会が進む。
やはり文字は手で書いて覚えるのが一番の早道であることを、いまさらながら思い知らされた。まさに「六十の手習い(^_^;)」である。
以前元町のつの笛の百均の階段で手に入れた和綴じの謡本(正徳三年(1713)初版で、連綿体のかな文字が美しい)を、また再び読み直そうかという気になった。

2007/10/21(日)●音はすれども(>_<)●

10時半起床。やっぱり昨日は睡眠不足とハードな現場ということで、かなり疲れていたようだ。
洗顔して、藤沢さんに電話。今日の3時ごろ近鉄で名古屋に向かうとのことだったので、昼食でも一緒にすることにして、速攻でJR、地下鉄乗り継いで難波へ。
千日前あたり冷かして、結局マグロ丼屋に落ち着く。藤沢さんはマグロ丼にイクラをトッピング、Morris.はすきみ丼とつみれ汁にした。丼の方はまあこんなもんかだったが、\150のつみれ汁は儲けもの(^_^)。
道具屋筋から、日本橋の電気街付近をぶらぶらする。高島屋別館1Fの高級家具売り場が「閉店セール」と書いてあったので冷かしに入ってみる。藤沢さんは一脚40万円のソファにビビっていた。来年1月で営業やめて、その後はどうなるかわからないとのこと。Morris.はこの建物が好きで、ときどき冷かしてただけにちょっと残念。まあ3Fの高島屋資料館はやっていくみたいだから大した影響はない。
そのあとソフマップに寄って、懸案のビデオキャプチャーボックス、店員に色々聞いて、結局I・O DATAの「GV-MDVD3」というのを買う。「Ulead DVD Movie Writer 5」というソフトが付いてる。1万2千円近くするからMorris.にとっては大きな賭け(^_^;)ということになる。そういえば今日は菊花賞で、難波の場外馬券売り場はすごい人ごみだった。
2時半過ぎに近鉄なんばで藤沢さんを見送って、ぷらぷらと心斎橋を上って行ったら画廊に「井上栄 シルクロードスケッチ展 台湾 韓国 日本(奈良)」という看板があり、「韓国」につられて入ってみる。1Fは奈良や飛鳥の風景、寺、仏像中心で、お目当ての韓国のものは2階に7,8点あった。田舎風の韓屋や仏国寺の絵を見て、また慶州に行きたくなった。細かく描きこまれた写実的な日本画で、全体にセピアがかった色調が落ち着く。中でも大和三山を借景にした飛鳥付近の鳥瞰図のような広々とした風景画に心惹かれた。井上さんは神戸西区在住で、この展示会が最終回(15回)とのことだから、かなり長期間多くのシルクロード沿線の国々を訪問されて作品を描かれたようだ。タイやベトナムの作品の絵葉書セットをいただく。せっかくだから、大和三山の作品の横に立ってもらいデジカメに収める。
そのあと、ひっさしぶりにアメリカ村に行き、コンビニで缶ビール買って三角広場で一服。そのあと地下鉄駅に向かう途中、路地に3匹の子猫発見。黒白雉で、3匹ともちょっと弱ってる感じだった。白黒はかなり小さく、雉はそれよりちょっと大きめだったから同時に生まれた猫でもなさそうだ。どこかからの捨て猫かもしれない。Morris.持参のジャコを小さくちぎって前においたら、何とか食べてた。
6時に帰宅。さっそく、キャプチャーボードを試してみる。先にソフトをインストールして、本体の前面にVCRからの赤白黄の3極ジャックを接続し、裏面からUSBケーブルでPCと接続するだけ。Morris.がhigashi4号で使ってたカノープスのものは、AC電源接続だったが、こちらは電源もUSBから電力供給するタイプらしい。とりあえずソフトは起動してキャプチャースタンバイ状態にしたら、TV番組の音は出るが画面が出ない。真っ黒である。おかしいな。やっぱりPCのビデオ関連はMorris.にとっては鬼門なのだろうか(>_<) 明日は4時起きで名古屋だし、明後日は夜、歯医者だから、とりあえず保留にしておこう(^_^;)
島田和夫部屋スケジュール更新。
ところで、この島田和夫部屋のスケジュール、今月12日に更新したとき、何かの手違い(たぶんMorris.のうっかりミス)で、スケジュール表の、イベントと出演者の列が消えてたらしい(>_<) 今日追加しようとして気づいてあわてて今日からの分は追加したが、10日近くほったらかしになってたわけで、島田さんならびにファンの方にご迷惑をかけたみたいだ。いまさら謝っても遅いけど、すみませんでした、ごめんちゃいm(__)m


すき身丼とつみれ汁

高島屋別館

シルクロードスケッチ展

アメリカ村3匹の子猫

ジャコは食べてるけど

変わった葉っぱぢゃ
2007/10/20(土)●階段攻め(>_<)●

左上から香蘭社、ノリタケ、ジノリ、ウェッジウッド西明石04:52発上り始発電車04:52西明石上り始発列車で5時半に部屋に戻り、1時間仮眠(^_^;)して自転車で倉庫に。
矢谷、前田君と3人で宝塚のシンガポール向け荷物の引き取り現場。海外荷物だけでなく、実家へのローカル荷物、仮保管荷物、処分品持ち帰りとあって、現場は階段4階だった(>_<)しかも半地下部分は駐車スペースなので実質4階半である。材料上げるとき数えたらちょうど50段ある。20回上り下りしたら千段である。たぶんその倍くらいは上り下りしたことになるだろう。
昼は來來亭でラーメン。並盛でも食べ切れなかった。
3時過ぎに作業終えて、西宮に家具など数点を配達、いやに道路が渋滞してて倉庫に戻ったのが5時過ぎ、ヴァン詰めなどしてたら7時過ぎてしまった。昨日の今日だけに応えた。
処分の食器の中にMorris.亭に不足してる(割ってしまったから)大皿があったので、いくつか持ち帰る。洗うときに裏を見たら、香蘭社、Noritake、ウェッジウッド、ジノリだった。良くこんなのを処分するものである。ラッキー(^_^)
本町のホテルに宿泊してる藤沢さんにTEL。とても、今から大阪まで出る元気はない。昨夜弾けすぎるくらい弾けたからよしとしてもらおう(^_^;)
セリーグプレイオフは、Morris.の予想通り中日3連勝であっさり日本シリーズ出場権を獲得。新参日ハムファンのMorris.としては、日本シリーズ見る楽しみが増えた。

2007/10/19(木)●Morris.ファンの集い(^_^;)●

10時起床。朝から雨である。
やっぱりちょっと酒残ってる。昼にサラダ作ったら大過ぎて困った。考えて作らねば(^_^;)
3時前に部屋を出て、JRで鶴橋へ。愛知豊田市在住の藤沢さんという方が、2泊3日で阪神の旅行に来られて、是非Morris.と会いたいとのことだった。Morris.よりいくらか年上の方で、韓国に40回くらいワッタガッタ(行ったり来たり)しててネットでMorris.部屋見て、すっかり気に入っていただき、今回の出会いということになったのだった。
4時に鶴橋駅で待ち合わせ。本当なら御幸通りコリアタウンなど見物するつもりだったが、雨ということもあって、4時半に「サランバン」へ。先客のアジュマはすぐ出て行き、結局今日もまた貸し切り状態。
長丁場になりそうだし、歌い始めると話もできなくなるMorris.なので、時間つなぎを兼ねて一昨年日比谷公会堂の「東京ノレチャラン」のDVDを持っていった。久しぶりに見ると自分の出番だけでなく全体的に見てもやっぱり面白い。適当に茶々いれたりしてママも一緒に見てたら、藤井寺在住のkorea_1900さんから電話が入る。彼はMorris.より二まわり若いが、彼もMorris.部屋を見てメールされて、機会があれば飲み会に誘ってくれとのことだったので、いい機会だと思って、昨日メール入れておいたのだった。ちょうど大阪で別用があったらしく、いいタイミングだった。Morris.部屋ファン二人(ママもMorris.ファンだと嬉しいことを行ってくれたので3人)の貸切で、今夜は「Morris.ファンの集い」ということにしておこう(^_^;)
またしばらく4人でノレチャランビデオ楽しんだ後、いよいよカラオケターイム\(^o^)/ こうなるとMorris.がいつも以上にハッスルしたことは言うまでも無い。ほぼ全体の7割くらいはMorris.歌い続けたし、他が歌うときは踊りまくってたし、もちろんレーザーディスクチェンジャーの役割はきっちり果たしたさ(^_^)
9時過ぎに小腹が空いたので3人ですぐ近くの「福ちゃん」に行き、お勧めの「コムタン」食べる。やっぱり美味しかったあ(^_^)(^_^)
またサランバンに戻り、きっちり閉店11時までお勤めして(^_^;) 駅前で藤沢さんの宿を探すもなかなか見つからない。だんだん時間が迫ってきたので、Morris.は申し訳ないと思いながら環状線で大阪に向かう。明日仕事が入ってなかったら、そのままジャンカラオールナイトに繰り出すはずだったんだけどね。ちょっと残念。
それにしても、HPのおかげで、見知らぬ人と初対面て、旧知の間柄のように話しできて、楽しいひと時を共有できるというのは、ネットの功罪の「功」だろうな。まあ、世の中には「出会い系サイト」という更に強力なものもあるらしいが、それはおいといて。
今夜は、サランバンもコムタンも藤沢さんにおごってもらった(^_^;) 遅まきながらありがとうございましたm(__)m
で、目が覚めたら、西明石だった(>_<)(>_<) 久々の快挙(^_^;)である。1時半過ぎててもちろん上り電車はとっくに終わってる。
いったん外に出て、新幹線高架下の公園のベンチで仮眠しようとしたが、さすがに夜中は冷える。やはり高架下の工事資材置き場にもぐりこみ、段ボール集めて仮眠(^_^;) 馴れたもんであるな。4時におきて、西明石駅で始発列車を待つ。


歌う人、踊る人

「福ちゃん」のコムタン

外での記念撮影
2007/10/18(木)●しばらく日ハムファンに●

結局昨夜は、サッカー、五輪予選日本ーカタール戦見てしまった。前半のおしまいに日本がゴールして、後半追いつかれて、ロスタイムにPK取られての逆転負け(>_<) でもMorris.は、このゲームの方が昨日の日本-エジプト戦より面白かった。これで日本の北京五輪出場は微妙になったけど。
そんなこんなしてたので起床は8時頃。洗濯、風呂すまして、しばらくごろごろ。2時過ぎに歩いて王子動物園へ。今日のまぬうは隣の山猫と睨みあいしたり、檻の中の木に爪たてたりと色々珍しいポーズを披露してくれた。
「小鳥と栗鼠の庭」にはひさしぶりに栗鼠が帰ってきていた。御愛想でMorris.も栗鼠のショットを撮ったけど、栗鼠って尻尾のふさふさが無かったら、ほとんど鼠だよね。まあ、Morris.は鼠も嫌いぢゃないけどね(^_^)
いったん部屋にもどり、自転車で水道橋マルハチで買物。途中鉄人マーケットの井出直美さんに会う。彼女が仲間と作ってるミニコミ「ごはん」というのを前回のウタカイでもらったが、これがいまどき珍しいくらいのローカル色豊かでレトロな味わいのある良いミニコミだった。特に貰った6号は水道筋商店街特集で面白かった。「王子公園看板猫マップ」というのがあって、Morris.ご贔屓の仏具店聖光堂のチャチャや、プリンセスソースのチャッピーなどが紹介してあった。他にも5匹ほど紹介してあったので要チェックである。
夜はパリーグプレイオフの最終試合日ハム−ロッテ戦見る。ダルビッシュと成瀬の投げあいだったが、セギノールの3ランで勝負あり。Morris.は何となくパリーグでは日ハム(北海道に行ってから)が好きで、もちろん新庄入団が大きかったんだけど、男前のダルビッシュ、ヒョウキンな森本ヒチョリ、お茶目なヒルマン監督、来シーズンから監督就任の梨田も嫌いじゃないし、噂の中田も入団ということで、Morris.はセリーグ阪神、パリーグ日ハムファンということにしておこう。その前に日本シリーズで、憎っくき中日を叩きのめして欲しい(^_^;) セリーグのプレイオフは今日から巨人−中日戦で中日があっさり勝ったようだ。


宿敵大山猫と対峙するまぬう

爪砥ぎまぬう

帰ってきた栗鼠

「たっち」してる雪豹

今日のチャチャ

今日のチャチャその2
2007/10/17(水)●擬天津飯●

昨日午後仮眠したせいで、夜はなかなか眠られなかった。3時過ぎに寝て7時ごろ起きたがいまいち酔いが残ってる感じである。
擬天津飯昼前に昨日の日記書いたりしたあと、残り物の野菜や卵、冷蔵庫の冷凍食品など使って天津飯もどき(^_^;)を作る。何たってカニもエビも入ってないもんね。それでもこれが結構美味しい。
3時ごろ自転車で六甲道に出て銀行、灘図書館、ロッコーアト回る。オークションでのデジカメ代金はちゃんと振り込まれていた(^_^) これで一安心。何か今回のごたごたで新機買う意欲が急にしぼんでしまった。あやてさんの部屋の写真見て、やっぱり望遠倍率の高いものもいいななどと思ったりしてるが、しばらくインターバルを置くことにする。
サッカー、日本-エジプト戦と、五輪アジア予選の日本-カタール戦があるらしい。ヒマだから見てもいいけど、最近どうもサッカー熱はMorris.の中では下火である。大倉、前田らのゴールで日本はエジプトに4-1で勝ったが、やっぱ熱中できない。

【地獄篇三部作】大西巨人 ★★★☆ 戦後まもない1948年にこの三部作を「近代文学」に発表しようとしたものの、第一部「笑熱地獄」の草稿を読んだ同人から掲載中止を求められる。その理由は、文中に既存の文壇の著名作家評論家多数が偽名(戯名)で登場し、それがために発表したら著者を含む同人が文芸ジャーナリズムで生きていけなくなるというものだった。
大西は第二部「無限地獄」第三部「驚喚地獄」とともにこの三部作を未発表のままにしておいたということになっていたが、執筆後60年ぶりに上梓されることになった。しかし実は本書の第二部は、すでに別のタイトル(「白日の序曲」)で発表していたことを明かす。いかにも大西らしいアクロバチックな仕業である。Morris.は「白日の序曲」は未読だったから、60年前の大西の作品として読むことになったが、大西のことだから本書がそのまま60年前の作品そのものとも思えない。
三部作といいながら、二部はそういったわけで別の作品として既発表であるし、一部は私=大螺狂人(もちろん大西巨人の戯名)の日記と書簡を中心にした当時の作家の心の動きをしつこく描いてるし、三部なんか本文3pだもんね(^_^;) 第一部の発表中止の原因になった諸文芸人の戯名を眺めるだけでも彼の韜晦ぶりと当時の気分が見えるような気がする。

堕罪治、産先腫生、野馬拾、汁名輪蔵、砂糖渋一、泣村死一郎、鮒皮臭、寄葉切捨夫、新真逆、薄井凶見、土鍋元、青岩栄、真上信市、高鍬澄男、夜内腹胃作、逆口鮟鱇、苦保田曲文、倉腹伊人、三々木寄一、鰒田角存、松山秀木、般若浴衣、箆田痔三郎、岩噛純一、岩藤霜夫、箆野剣、鼻田清照、高橋銀行、杉浦民兵、片口安吉、本田春五、尾田作乃助、元川年彦、青木繁、湯地晩雄、長野安雄、竹井照夫、南川桃雄、鮒橋性一、多村鯛次郎、中谷宇凶郎、村正黒鳥、大津順吉、大森秀雄

半分くらいはすぐわかる、1/4くらいは見当が付きそうだが、残りはわからなかった。
やや長いまえがきにある著者の「卑近・蛇足的な若干の「注記」」をみることで大部分解決する。

当時の文芸ジャーナリズムの領域においては、たとえば、太宰治、梅崎春生、椎名麟三、船山馨、伊藤整、瀬沼茂樹、小田切秀雄、臼井吉見、火野葦平、田辺元、赤岩栄、高桑純夫、矢内原伊作、坂口安吾、福田恒存、蔵原惟人、織田作之助、『近代文学』創刊同人たち(荒正人、平野謙、埴谷雄高、ほか)、同前第一次拡大同人たち久保田正文、野間宏、平田次三郎、花田清輝ほか)、「マチネ・ポエチック」グループ員たち(加藤周一、中村真一郎、福永武彦、)、中野重治、正宗白鳥、小林秀雄、大井廣介、平林たい子、羽仁五郎、その他が、諸新聞ないし諸文芸雑誌(『世界文学』、『人間』、『文学界』、『綜合文化』、『文藝』、『新潮』など)および諸綜合雑誌(『中央公論』、『展望』、『改造』、『世界』、『新生』など)の上で旺盛に活動した。

トーマス・マンの言葉を踏まえて文藝者としてのアンガージュマンとデガージュマンを論じた部分などがいかにもの大西節である。

「芸術家的愛我心」と民主主義革命への(文芸家としての)主体的参加とは、どう調和するか・どのように綜合統一せられ得るか、という問題が、最近における僕の不安であり憂悶のひとつである。
前者を否定することによって後者を意気さかん(オプティミスティック)に唱導する人々、また後者を否定ないし軽視することによって前者を誇りか(オプスミツティク)に擁立する人々、あるいはまたそんなことは何も問題にならないではないかと無反省に(オプスミスティック)に言い立てる人々、−−そのいずれにも、僕は、なかなか与することができない。
この両者の調和ないし綜合統一のないところに、現代における芸術創造の真正主体はない、と僕は信ずる。究極においては、そこに調和ないし綜合統一が、あるべきであり・あり得るべきである。と僕は考える。だが、そこが十全には、まだわからない。

実際に大西みたいな人間が身近にいたら、結構大変だと思う。でも彼の粘着質な作品には魅力を感じている。

2007/10/16(火)●飲られた(>_<)●

11時起床(^_^;) かなりの宿酔である。
あわてて洗顔してJRで六甲道へ。実は今夜歯医者の予約があったのだが、同じ時刻にセンターでむくげの会のゲストデイでそらさんが出るので、昨日歯医者の予約を昼に変えてもらったのだった。何とか歯医者にたどり着いて治療を終えたがしんどくて、いったん帰宅して仮眠。5時過ぎに起きて阪急でセンターに向かう。
稲田さんのところに挨拶に行ったら、信長たか子さんからのペコちゃん貯金箱、鹿嶋さんからのドイツ土産、ケストナー博物館の可愛い色鉛筆を手渡される。林檎「秋映」も(^_^)
ゲストデイはむくげの会員が、留学生や韓国関連研究家、活動家などを呼んで話を聞いてあと飲み会に繰り出すという比較的フランクなものらしかった。そらさんはこの前の「ウリハッキョ」自主上映会企画からむくげの会とつながりが強まったようだ。
出席者は山根さん、信長正義さん、堀内さん、寺岡さん、深田さん、そして遅れて飛田さん、Morris.の7人で、そらさんは韓国との馴れ初めから、三冊のガイドブックの話、自主上映の成功と苦労話など、Morris.はだいたい知ってることばかりだったが、ひさしぶりにそらさんらと飲み会できると、半分それを楽しみに参加したのだからそれはかまわない。ところが、途中からまたまた宿酔がひどくなり、いっしょに、センターを出て二次会の会場に向かう途中、辛抱たまらなくなってしまい、二次会パスせざるを得なくなってしまった(>_<) なんのこったい(@_@)である。昨日の日記にも書いた安ウイスキーの飲みすぎが祟ったのだろうが、情けない(^_^;)
9時前に帰宅したらパリーグプレイオフやってて、結局今日はロッテが勝ったので2勝2敗の五分、明後日日ハムが勝つか引き分けると日ハムの日本シリーズ出場が決定する。もうどうでもいいんだけどね(^_^;)


むくげゲストデイの模様

ペコちゃん貯金箱

ケストナー博物館色鉛筆

【狼少年のパラドクス】内田樹 ★★★ 「内田式教育再生論」という副題である。例によってウエブ日記の再録みたいなもので、テーマが現代日本の大学教育だから、当然自身が勤務している神戸女学院大学のことも多く出てくるし、CMめいた部分も多い。中退した母校日比谷高校の思い出や交遊録もあって、一味違ったウチダのことを知ることもできる。
「「国民六歳児」の道」というのが冒頭にある。

「幼児的なモチベーション」でいま日本社会の全体が動いている。
「オレ的に面白いか、面白くないか」と「金になるかならないか」という二つの基準がいまの日本人たちの行動を決定するドミナントなモチベーションになっている。だが、これは「六歳児にもわかるモチベーション」である。
こういう言葉を口にする人間は(たとえ実年齢が60歳になっていても)6歳のときかある少しも知的に成長していないのである。だが、本人たちはそのことがわからない(知的に6歳だから)。学びを忘れた日本人はこうして「国民総六歳児」への道を粛々と歩んでいる。

戦後マッカーサーが「日本人は十二歳児」といったのを過激にしたみたいな論だね。一部的ってると思う。
必要なことはネットで何でも調べられるという最近の風潮に対して

「学ぶ」というのは、キーワード検索するのとは別のことである。自分が何を知らないかについて知ることである。自分の知識についての知識を持つことである。それは「知識をふやす」ということとは違う。
「知識をふやす」というのは「同一平面状で水平移動域を拡げること」である。「知識についての知識を持つ」というのは「階段を上がること」である。
全然違う。


と斬り返しているが、どうもわかりにくい。「知らないことを知る」というのはソクラテスの昔から良くきくことばだけどね。
別の記事の中で「眼高手低」に触れて

「眼高手低」というのは「批評眼ばかり肥えてしまったせいで、自分の書いたものの完成度の低さを自分が許せない」という自閉的な傾向のことである。

とも書いている。うーーむ、Morris.はこれまで「眼高手低」というのをちょっと誤解していたのかな。「批評眼が肥えて」という部分はそのままだが、「手低」というのは自分の実力が伴わないくらいに思っていたのだ。謙遜のニュアンスを含めてときどき使用することがあるのだが、これが自閉的な傾向と言われると、ちょっとむかっとしたぞ(^_^;) 
手持ちの辞書で調べてみたが大言海にも大辞典にも新潮国語辞典にも新辞源にも研究社和英辞典にも載ってなかった。載ってたのは大辞林だけで、広辞苑にも載ってるようだがMorris.は持ってない。(逆引き広辞苑はあるので収録されているかいないかはわかる(^_^;))
とりあえず大辞林を見ると眼高手低 理想ばかり高く、実力が伴わないこと。批評はできても、実際に創作する力のないこと。」とえらく簡単だである。出典すらない。仕方ないのでネットで調べる(^_^;)
goo辞書に出典「書経 五子之歌」とあったが、その例文は「顔厚にして忸怩たる有り」で、眼高手低は含まれていない。類義語に「志大才疎 しだいさいそ」というのがある。これはわかりやすいが熟語というほどのものでもないよな。そういえば眼高手低だって、熟語というより普通の文章みたいでもある。
ネット検索したらやたら中国(大陸)のサイトがひっかかった。つまり中国では日常的に良く使われてる言葉なんだろう。ついでだからエキサイト翻訳サイトの中日辞典で「眼高手低」引いたら「望みは高いが能力が伴いません」となった。どんどん簡単になってくる(^_^;) 内田の解釈はやや自分流にひねくり回した感が否めない。

ブレークスルーとは「脱皮=成熟」ということだからである。一度でも脱皮=成熟を経験したことのあるものは、脱皮=成熟が「どういうこと」であるかを知っている。経験したことのないものにはその感覚がわからない。
自分の知的枠組みの解体再構築を喜ぶのは、ポストモダニストが言うように、エゴサントリックな知的秩序を自己審問することが知的=倫理的だからではない。
単に「それが楽しいから」である。
だから、私が若い人の成熟度を判定するときは、「その人がそれまで聞いたことのない種類の言葉」を聞いたときに「耳をふさぐ」か「耳を開くか」その瞬間的な反応を見る。「知らない言葉」にふれたとき「思わず微笑んでしまう」かどうかを見るだけで成熟度の判定には足りるのである。


つまりは「知」を「愛」するってことだね。ウチダが哲学者(フィロソファー)であるってことの証拠がためかな(^_^;)

2007/10/15(月)●猫スライドショー拡大?●

9時起床。
どうも腹の調子がもう一つである。大したことはないのだが、これをいいことに今日は一日ごろごろごろごろすることにする。
BGV代わりに久しぶりにMorris.の猫スライドショー見たら、あれれ、何か前より画像が大きくなってるぞ。Flickrの新サービスなのだろうか、ともかく嬉しい。ただ、最初の頃アップしたものは、前のスライドショーサイズでアップしたから前のサイズでしか表示できない。こんなことなら初めから大きなサイズでアップして置けばよかったと思っても後の祭りぢゃ(>_<) 100点以上あるから再アップということになると結構手間がかかるよなあ。まあひまだからやってみるか。今日はやめておくけど(^_^;)
一部では顰蹙を買ってるかもしれないが、Morris.は以前昆虫少年だったこともあって、今も人並み以上に虫好きな方だと思う。もちろん美しいと世間でもまあ認知されてる蝶や、子どもたちのブームになってる甲虫だけでなく、蛾や蝶の幼虫も好きなので、ネットの「幼虫図鑑」はお気に入りでリンクにも入れてて、時々ぼーっと見てることもある。今日もそういうことしてたらすごく不思議な幼虫を見つけたら、それは天然の蚕と呼ばれるシンジュサン(真珠蚕)のものとわかり、その成虫も美しかった。同ページに、このシンジュサンの羽化の観察記録のページ紹介があったのでのぞいてみる。あやてさんのHPで、その画像と文章にすっかり引き込まれてしまった。
他にもクマゼミ、アゲハチョウなどの羽化の観察記録もあるし、蝶やその他の昆虫、自然、草花の画像なども多くそのどれもが、素晴らしく美しい。今日の午後はほとんどこのHPを眺めることでつぶしてしまった(^_^;) プロフィールによると、何とあやてさんという方は、還暦過ぎてからパソコンとデジカメを始められたらしい(@_@)。いやはや、ネットの功罪は数々あるが、こういったサイトをこういった方が作られるというだけでもネットのメリットの大きさを再認識した。それにしてもシンジュサン(韓国人の名前みたい(^_^;)、一度実際にお目にかかりたいものである。
スコッチウイスキーKINGS酒好きということでは人後に落ちない(でも最近すっかり弱くなったなあ(^_^;)Morris.だが、外ではたいていビール、部屋ではビール(発泡酒の方が多い)と麦焼酎が定番だったが、このところ突然ウイスキーを良く飲むようになった。きっかけはかせたにさんのブログで、よくニッカのウイスキーを美味しそうに飲まれてる記事が出るので、Morris.もつられて、スーパーニッカを飲んだら、やっぱり美味しい(^_^;) Morris.はウイスキーはストレートで飲む。ただしチェイサー付きだ(^_^;) しかしいつもスーパーニッカだとちょっと割高感があるので、近くの安売り店の安ウイスキーの棚を物色。考えて見れば、酒税の関係もあってか、輸入洋酒の価格は20年前と比べると格段に安くなってる。あの頃高級ウイスキーの代名詞だったジョニ黒が2千円以下、安いときは\1,700くらいで出ているから、スーパーニッカより安い。バーボンでもMorris.の好きなジャックダニエルが同じくらいだし、アーリータイムズなどは千円で買える。Morris.は国産ならサントリーよりニッカ、バーボンよりスコッチ党で、以前はホワイトホースが好きだったが、数年前から安いタイプのずんぐり瓶は味がガタ落ちして前と同じ味のものは12年物のラベル貼ってやっぱりスーパーニッカクラスの値段になってる。安いスコッチはと棚を冷かしたら、まるで見たことのない「KINGS」というのが\1,080だった。とりあえずスコットランド産らしいので買ってみた。これが値段の割りにけっこう美味しい気がした。数日後にもう一本買って、今日で3本目なのだが、このブランド、インターネットで検索してもヒットしない。輸入業者はハーベスト・トレーディングとなってるが、会社はヒットしたものの、名前だけである。もしかしたらこれはバチ物かもしれないが、まあ酒なんて自分が飲むものだから深く詮索することも無いか。

【それってどうなの主義】斎藤美奈子 ★★★☆ 美奈子さんの近作、といっても過去10年くらいに新聞雑誌に書いたものの中から「社会、報道、文化、教育などにかかわるエッセイを選んで一冊にまとめた」(あとがき)ものらしいが、出来不出来のムラが多かったり、こういった作によくあるネタの使いまわしが目だったりと、美奈子さんの著作としては物足りない感は否めない。美奈子ファンのMorris.だからこその高望みかもしれないけど、やっぱり、彼女の本領は書評+文学・言語論にあると思う。
それはともかく、彼女が新潟県出身で地元の地方紙「新潟日報」に連載された第6章「雪国はなじらね」は彼女の新たな一面を知ることが出来たというだけでも良かった。

「なじらね」とは新潟の言葉で「ご機嫌いかが」くらいの意味。通常は挨拶に用いますが、直訳すれば「どう(=なじ)なの(=らね)」です。「裏日本」から眺めることではじめて見える景色もある。

彼女は1956年生まれだが、「ものごころついた」年は1964年だったと断定している。

よく「ものごころがつくころ」といういい方をするけれど、一般的にいって、それは何歳くらいを指すのだろう。一般論はわからない。しかし私の場合、「ものごころがついた年」はハッキリしている。それは1964年だ。
西暦を認識したのがこの年だし、元号で覚えているのも昭和39年から。つまりこの年を境に私はサルからヒトに進化した。というか辛うじて人間社会の一員になれたのである。


Morris.は1949年生まれだが、ものごころついたのは、1957年だと断定しよう。Morris.もこの年から西暦を認識した。ソ連がスプートニク(初の人工衛星ですよ(^_^;)を打ち上げた年である。美奈子さんもMorris.も同じく8歳のときがものごころついた年だというのが嬉しかった、ただそれだけなんだけどね(^_^)

一番印象に残ったのは『言語』に掲載した「バーチャルな語尾」という一文で、鳥飼玖美子の「吹き替え反対論」に敷衍する形で、映画TVの吹き替えの、声質や台詞回し、翻訳小説の文体の異常な古めかしさ、さらにインタビューの記事起こしの際の変形…… うーーむ、確かにこれは良く注意しておく必要がありそうだ。
また「靖国神社」問題へのまっとうな意見にも耳を傾けたい。

靖国神社そのものも強力なメディアであることを忘れてはいけない。
私が靖国にはじめて行ったのは1985年の中曽根公式参拝以前。そのときは収蔵品の展示室も整っていず、「過去の亡霊を見た」という不気味な印象が残っただけだったが、今夏再訪してみると、そこはみごとな戦争テーマパークに生まれ変わっていた。
象徴的なのが2002年にリニューアルオープンした附属博物館、遊就館だろう。十万点に及ぶ収蔵品のうち、大は零戦や人間魚雷回天から、小は戦死者の遺書や遺品まで、数千点がここには展示されている。当今の博物館らしく映像資料も充実、説明パネルもスマート。ミュージアムショップやカフェもあり、博物館としてよくできているのである。
公式ガイドブックや図録を開くと、これまた編集の面から見ても完成度が高く、私は会う人ごとに喧伝するハメになった。
「靖国神社はあなどれないよ。いやー感心しちゃったよ」
むろん仔細に検討すれば、おかしいところはいくらでもある。
戦争の悲惨さがキレイに拭い去られた、血の匂いがまったくしない施設であること。靖国自体が軍人軍属を祀るための神社であるから当然とはいえ、民間人の犠牲者は一顧だにされていないこと。ましてアジア・太平洋一帯の犠牲者に対する想像力などは皆無に等しい。ここは戦争の遺物だけではなく、戦時中の価値観も保存された場所なのだ。いかに小泉首相が、
「不戦の誓いのために参拝している」
と抗弁しても、反省のない施設に参拝している以上、反省はないものと見なされよう。
とはいうものの、それ以上に問題なのは、靖国神社は過去の亡霊ではなくなりつつあるという事実である。靖国は確実に巻き返しをはかっているし、その成果も上がっている。
『ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論』(玄冬舎)の中で小林よしのりは述べている。
「とても戦前の人間たちにはかなわない それは特攻隊員の遺書の文字を見ただけでわかる」
達筆の筆文字にふれただけで、このナイーブな反応!
古い酒(思想)も新しい革袋(意匠)に入れ直せば、ゾンビみたいに再生する。戦争体験者がいなくなる日を見越し、ある種の危機感をもって遂行されただろう靖国の再編。日本が軍国主義に回帰することなどあり得ないという『読売』の論理も、A級戦犯を分祀すればいいとする『毎日』の認識も、現実の靖国神社のパワーの前ではかすんで見える。


これは、これまでMorris.が読んだ靖国論?の中でももっとも正鵠を射た発言だと思うのだが、読売や毎日(朝日も)の記者連の中にこの発言を読んだ者はいないのだろうか?そんなことはないはずだろうに。まあ、そもそもこの記事の章のタイトルが「日本のメディアは大丈夫?」だもんなあ(^_^;)
次回上京の機会があれば、靖国、行ってみよう。

2007/10/14(日)●祭りの後の…●

8時起床。
洗濯しながら、朝風呂つかって、件のデジカメ近所のコンビニから返送。
しばらく部屋でごろごろして、3時ごろ部屋を出てJRで明石へ。今夜は西明石のジャカランダでつかちゃんのライブなので、ちょっと早めに明石を散策することにしたのだが、もっと早く出ればよかった(>_<) 実は昨日今日と明石の海辺の神社の秋の大祭だったらしい。Morris.が明石に着いたのがちょうど祭りの終わりで、神輿がトラックに載せられて神社に戻る時刻だった。それでもトラックを追いかけて(^_^;)岩屋神社まで行き、神輿の写真撮る。明石港付近にはやたら神社が多く、あちこちの神社前で神輿見ることが出来た。その後港から明石大橋を臨み、ぷらぷらと港の下町を歩く。港町、岬町、材木町など町名だけでも風情がある。帰り道せっかく明石に来たのだから明石焼き食べなくてはと思い、岩屋神社すぐ北側の「ふなまち」という店に入る。今日はお祭りということで持ち帰りの注文が殺到していてえらく忙しそうで、店で食べるのはMorris.と若いカップルだけだった。出てきた明石焼きはトロトロでなかなか美味しかったのだが、ほんのちょっとだけ焼き時間が足りない感じだった。注文が多すぎて気がせいたのだろう。後1分くらい焼いてくれたら抜群だったのにね。このためか、Morris.は下痢気味になって後で難儀してしまったよ(^_^;)
6時半に西明石に出てジャカランダに行こうとしたのだが、場所がうろ覚えで一向にたどり着かない。ライブ開始の7時過ぎてしまったので電話して場所確認。Morris.は新幹線の南側だと思い込んでいたようだ。
ともかくも7時20分頃に入店。対バンのまっちゃんバンド+プチマイのステージで、立ち見の出るほどの超満員状態だったが、つかちゃんがMorris.のために一番前の椅子を確保してくれてた(^_^;) 
まっちゃんは明石魚の棚の魚屋さんで、以前春待ちファミリーBANDが明石のイメージソング(^_^)「ホレ、ホレ!?」を作った頃からの知り合いである。社長といっしょにユニットやってたこともある。しばらくぶりに聴いたらすごくパワーアップしてた。ジャカランタのママも今日はノリノリで、アンコールで歌った百恵の「ロックンロールウィドウ」は迫力満点だった。
そしてつかき&ニューキャッスルは、2部構成で前半は大上留利子のカバーやバラード中心でややしっとりめ、後半は昭和歌謡とオリジナル新曲満載でたっぷり楽しませてもらった。もっとも、Morris.はデジカメ撮影でかなりそちらに気を取られてしまった(^_^;)
今夜はムックさん、とスターティングオーバーのメンバーも来てたので久しぶりに久闊を叙すことができた。ムックさんは今日も仕事で、職場からそのままバイクで駆けつけたらしい。スーツ姿が何か初々しかった(^_^;)
つかちゃんファン仲間のらみさんも二人の男の子連れて見にきてたし、つかちゃんの下の娘まいちゃんとも初お目見えできた。可愛いっ(^_^)
もう少し粘っていろいろ話もしたかったが、何しろお腹の調子が悪くで10時半に退散。でも楽しい一日だった。ジャカランダの画像は期間限定(今月いっぱいくらい)でスライドショーとしてアップしておく。
阪神はあえなく連敗して、今シーズンは終わり(>_<)


明石魚の棚風景

祭り済んだところ(>_<)

顔でかいっ!

明石灯台

明石大橋全景

妖しい倉庫

祭りの後も離れない

猛虎(涙)

明石港町の猫

後姿

ふなまち

宝船と的り矢

明石焼

マッチャンバンド&プチマイ

ジャカランダママ

つかき&ニューキャッスル

これは反則(^_^;)

きゃわいいっ

記念写真

スタオバ

出演者集合写真
2007/10/13(土)●三隣亡(>_<)●

昨日の現場の続き。今日は夫婦それぞれの両親がやってきて本当に梱包する場所を確保するのに大わらわになった。昨日よりさらに作業やりにくいこと。本来なら午前中に作業了えられるところ3時までかかってしまった(>_<)。
昼食は「しのぶ庵」で木の葉丼と蕎麦のセットで、ここの蕎麦はだしが関東風でMorris.にはいまいち合わない。
今夜からセリーグのプレイオフ。阪神下柳、中日川上の先発。初回下柳あっさり3点取られほとんど勝ちめはなくなった。結局、つぎ込んだ久保田も失点して、川上に0-7の完封負け。
この負け試合の途中に宅急便でデジカメが届く。本当は昨夜入手できたはずなのに手違いがあって一日遅れたようだ。
明日は西明石でつかちゃんのライブあるので、新機の使い初めぢゃと思ってたのだ。ところが、ところが、何と電池入れて起動ボタンを押しても全く反応しない(>_<) もちろん電池の+−チェックも何度も確認したし、ボタン電池もテスターでチェック、これまでずっと使ってた機種だから、これはまず間違いなく「初期不良」だあ(>_<) 送付者に電話したら「今、出先なので後で連絡する」とのこと。どうも要領を得ない。夜遅くに電話があり、最初は「配達のヤマトに保険をかけているので、ヤマトからそちらに連絡があるので、相談してください」という。おいおい、保険かけてるのはそっちなんだし、配送時の事故や破損でないのは明らかなのだから、ヤマトに責任をおっかぶせるのはおかしいんぢゃないかい、といったら、「着払いで送り返してください。代金は振り込みます」ときたもんだ。これまでオークションは10回ほど利用したが、トラブルはほとんど無かった。とりあえず、明日返送することにした。現在使用してるデジカメは普通に動いてるから実害はないが、面倒なことだし、不安もあるし、やっぱり新機を楽しみにしてただけにがっかりもした。まあこんなこともあるか。「いろいろあるから面白い」というMorris.のモットーにすがるしかないね(^_^;)


六甲アイランドの黒

自転車置き場猫1

自転車置き場猫2

【嫌韓流の真実!ザ・在日特権】別冊宝島 ★★★ キワ物かも、と思いながら読了した。複数の記事の寄せ集めだからムラはあるが、それなりに面白いものもあったし、これまで知らなかった在日事情も知ることが出来てなかなか中身の濃いものだった。。
「焼肉物語」の宮塚利雄のインタビュー記事があったり、呉智英の「常識的在日論のすすめ」には共感をおぼえるところ多かった。
前半は、例のマンガ「嫌韓流」から10点ほどのキーワードをピックアップしての検証と実情解説で、これも割りと客観的立場なので理解しやすかった。
在日文化人(辛淑玉、姜尚中、朴一、柳美里)への批判は、やや偏向も感じたが、柳美里には生理的嫌悪感持ってるMorris.だから、人のことは言えないか(^_^;)

【テレビはなぜつまらなくなったのか】金田信一郎 ★★☆☆ 「スターで綴るメディア興亡史」という副題で、長嶋茂雄、力道山、手塚治、大橋巨泉、黒澤明、山口百恵、角川春樹、鹿内春雄、ジャニー喜多川、北野武、ペ・ヨンジュン、堀江貴文などがとりあげられ、数人のインタビューも付加されている。
筆者は67年生まれの日経ビジネスの記者だから、いわゆるTV全盛期に少年、青春時代を送ったのだろう。そういう世代が今のTVはつまらなくなったと思うのは当然かもしれない。
Morris.はもともとあまりTVは見ない方だと思う(好きなスポーツ中継と韓国歌謡番組は別(^_^;)。特にドラマ、バラエティは苦手で、TVタレントもほとんど知らない。
本書のやや乱暴な結論

無料で空から電波が降ってくる地上波放送は、つまらないからといって視聴を中断する必要がない。とりあえずスイッチは付けておく。カネを払っていないのだから、文句を言う気もおきない。それをいいことに、テレビ各局は横並びで同じような番組を放送している。全局が徐々に質的劣化を起こすため、視聴者は変化に気が付かない。

これは当たってると思う(笑) 。

2007/10/12(金)●秋の空●

としろうら5人で六甲アイランドのシンガポール向け荷物ピックアップ二日取り現場の初日。1歳くらいの双子がいて、祖父母が来ていて、なかなか作業が進まない現場だった。
昼食は久しぶりにふれあい向洋で鶏唐揚食べる。やっぱり美味しい。
帰り道夕空がきれいなのでついつい自転車で回り道してしまった。
稲田さん経由で「このごろ出会ったおいしいもの」というゆきねこさんのブログを知る。ゆきねこさんは宮沢賢治と食べ物が大好きな女性で、辻調理師学園に通ったこともあるという本格派で、宮沢賢治に関しては賢治の作品と食べ物をテーマにした本を二冊も出してるというプロでもある。以前神戸学生青年センターで彼女が事務の仕事してた頃から親しくさせてもらってた。猫も杓子もブログデビューする傾向にあるが、やっぱり表現力のある人のブログはそれだけで存在価値があると思った。センターでの絵本講座や、尼崎での絵本とティータイムの情報などもあり、Morris.も時間が合えばぜひ出席したいと思ってしまった。宮沢賢治と食べ物に関心ある方はぜひ一度覗いてみるように(^_^)
島田和夫部屋のスケジュール更新。


夕空1

夕空2

夕空3
2007/10/11(木)●新世界の夜●

9時起床。風呂に入り、GyaOで「冬のソナタ」17話見て、昼前にJRで元町に出て阪神理容で散髪。8月24日に行って以来だからちょっとインターバル開きすぎだった。これですっきり。
JRで大阪に出て、駅前ビル地下街を散策。チケット割引店の多いことにびっくりした。
2時過ぎに先日ジャズストリートで知り合った韓国アガシに電話して難波高島屋前で待ち合わせ。高島屋正面入り口に南海電車の切符をモザイク貼り絵にした世界の名画が並べてあった。「モナリザ」「落穂拾い」「ビーナスの誕生」などで、それなりによく出来ているとは思ったが、CG全盛の今となっては特に目新しいものでもない。ともかく、このモナリザ前でアガシ二人と落ち合う。しばらく戎橋アーケード街を一緒に回った後、今日はジャンカラが会員半額割引の日ということもあって、3人でジャンカラナンバ店へ。平日でも半額割引のためか結構混んでいた(^_^;)
2時間予約して目一杯楽しんだ、と言いたいところだが、どうも勝手が違う。アガシ二人のうちミヨンさんはとりあえず「タンドランヨジャ」など歌ってくれたのだが、片方のサニョンさんはほとんど歌うつもりがない。結局Morris.が独りで1時間以上歌い続ける形になってしまった。韓国人といえば歌好きで、カラオケに行ったらノリノリですごく楽しい時間が過ごせると思ってただけにちょっとがっかりしてしまった(^_^;) やっぱりMorris.はアガシよりアジュンマとの方が相性が良いのだろうか(^_^;)
欲求不満のMorris.は、そのまま鶴橋のサランバンに行こうかとも思ったがせっかくここまできたのだから日本橋の電気街冷かすことにする。ソフマップで、ビデオキャプチャーの機器など物色して(買わなかったけど)、そのまま新世界へ突入。夜の新世界は久しぶりで、和む和む。行列のできる串カツ屋「だるま」は今夜も長蛇の列が出来ていた。Morris.は並ぶの大嫌いなのでここはパス。じゃんじゃん横丁の「のんきや」でドテ焼き、おでん、ビールで軽くあげる。
その後もしばらく新世界散策してから、山王町のアーケード街から禁断の飛田新地付近をふらつく。いやあ、何度来てもいい感じである。Morris.は遊郭とは無縁な人種だがこの雰囲気はたまらなく好きである。
ふらふらと新今宮駅まで歩いていったんJR大阪駅まで出て、阪急で帰宅。


モナリザとアガシ

実は切符の貼り絵

細部

夜の新世界

朝日劇場

スッポン

だるま

のんきや

ドテ串一本\100

太陽アパート空室あり

やっぱり絵になる写真館

旅田の「相生」
2007/10/10(水)●BLACK-BOX●

10時起床。
ふと思いついて、ネットでデジカメ物色する。流行りのデジカメ一眼、超望遠の機種などにははじめから目をつぶって、ずっと使い続けてるCanonのPowerShotシリーズにしぼる。現在使用のA700の後続というかマイナーチェンジのA710ISに決定。ヤフーオークションを見たら2−3万円代で出ている。1円から入札で現在の価格がメチャ安のものもあったが、締切時間まで競り合ってごちゃごちゃするのも面倒なので、比較的安い希望価格の新品を強引に落札してしまった(^_^;) Morris.にしては速攻であるな(^_^;)
フォト蔵のスライドショー見ようとしたら見えない(>_<) 色々試して、全画面表示でなければ見えることがわかった。このところリンクは全画面表示にしてたから、メールや掲示板の書き込みからは見えなくなってることになる。あわてて数箇所のリンクを変更したりしてたら、また全画面表示でも見えるようになった(^_^;) よくわからん。
よくわからん、といえば、ぐいぐい酒場に文字化けの書き込みがあって、Morris.はきっとハングルの文字化けだと思い込んでたのだが、かせたにさんの書き込みで表示を韓国語「エンコード」にしたら日本語で読めると教えてもらった。おお、たしかに普通の日本語発言はみなハングル文字化けになるが、件の書き込みだけは日本語で読めるぞ。本当にいつまでたってもコンピュータというのはわけがわからん。午後は自転車で大安亭に買物に出る。途中春日野道の勉強堂冷かすもこれといったものはなかった。
夜は見るともなくパリーグのプレイオフ見る。1勝1敗で迎えた第3戦で、前半は成瀬、スタンドリッジの見事な投手戦だったが、6回3四球で満塁、ここでタイムリー3塁打とスクイズで4点を取ったロッテがそのまま逃げ切り。プレイオフと相性の悪いソフトバンクの本領発揮(^_^;)である。こうなったら、ヒチョリのいる日本ハムを応援しよう。阪神-日ハムの日本シリーズを期待したい。その前にというか、後にというか、阪神はかなり高いハードルを超えなくてはならないけどね(^_^;)


日暮通りの黒猫

飼い猫の雉

真上から


【猪飼野 追憶の1960年代】゙智(金+玄)チョジヒョン ★★★★ 1938年済州島生まれで10歳から猪飼野で暮らしたフリーカメラマンが65年から70年にかけて撮影した猪飼野の写真集である。新幹社からの発行は2003年だから実に30年以上経過してからの出版ということになる。

ぼくが27歳の時から、あしかけ5年にわたって、猪飼野の写真を撮影し続けた同期と活力は、ごく自然な気持ちである日から始められたが、それは猪飼野で味わった多感な少年期の悲哀と、思春期に何度か体験した差別の記憶の、癒しがたい心の疼きと屈辱感であった。
二つに引き裂かれた記憶をたぐりながら、在日は何故なのか、自分は一体何者なのか、を問いつつさ迷う青春のうぶな思索と写真の彷徨には、常に言い知れぬ寂寥感が付きまとっていた。済州島と猪飼野での記憶は、ぼくの写真表現の原点であり、モチーフとテーマでもある。写真に写っている少年たちはぼくの分身であり、オモニたちは瞼の母の幻影であった。
この写真集は、ぼくの少年期の自叙伝の一部であり、正に我が青春の挽歌である。(あとがきにかえて より)


「平野川」「朝鮮市場」「路地うら」「子どもたち」と四つのテーマに分けられた白黒の写真のどれもこれもが、Morris.にもたまらない懐かしさを感じさせる。撮影当時、Morris.は九州の田舎にいて、猪飼野のこのときの姿を見たはずもないのだが、どうしてだろう。それだけこれらの写真に時代の空気が色濃く写し取られているからだろうか。猪飼野の特殊さと、在日の貧しさ、差別という桎梏を表層からだけでなく、抉り取った著者の目の力が再現されているからだろうか。
本書には金石範、金時鐘、丁章、趙博など数人が読み応えのある文や詩を寄せているが、それらさえ不必要な気さえした。あらためて白黒写真の力に感動を覚えた。できることならオリジナルプリントを見たい。出版当時には写真展もあったかもしれないな。優れた写真集には解説は不要だと思う。「見る、観る、看る、視る」そして感じるしかないだろう。
釜山の人物を中心に撮り続けている写真家チェミンシクの作品のことを思い出した。本書と重なる時代の釜山の、やはり貧しい人々の写真に、はかり知れない懐かしさと共感を覚えたことを。
本書の写真作品としての完成度はチェミンシクには及ばないが、生活の深みを写し取るという点では共通するものがある。「リアリズム」にはアンビバレンスな感情を持つMorris.だが、やはりリアリズム写真の力には圧倒されてしまう。

2007/10/09(火)●家島行●

朝から雨。矢谷君と二人で、家島の現場。
家島なんて名前だけかすかに知ってるくらいで、どこら辺りにあるかも定かでなかったが、姫路の南西18kmくらいに位置する家島諸島の主島らしい。概要は下記を見るように(^_^;)
http://kounai.at.webry.info/200511/article_6.html
11時に出航の「家島貨物」に乗り込。むトラックや乗用車10台乗れるか乗れないかというくらいの船で、家島の前に単男鹿島という採石場で島の1/3くらいが削り取られた島に寄り、家島港到着は12時半過ぎ。帰りの便は4時なので、急いで梱包。何とか3時過ぎには作業を終えた。20分ほど待ち時間あったので、真浦港近辺を散策、猫も1匹だけ見かけた(^_^)
Morris.はフェリー大好きだし、港町のたたずまいも好き、こうやって仕事とはいえフェリーで海を眺め、ほんのちょっとだけでも知らない島を垣間見ることが出来て楽しかった。帰りの船は直接飾磨港にもどったが、往路の船の1/3くらいの小ささだった。Morris.はずっとデッキで海を眺め続けてた。
もちろんデジカメまたまた撮りまくったが、どうも現在サブで使ってるデジカメはそろそろ寿命のようだ。今日も何度か望遠が動かなくなったし、エラー表示が出たりしてる。お陀仏になるのも時間の問題だろう。こうなるとやはり新機購入を考えるべきだろう。


鶏頭

今朝のバイク猫

フェリーというより艀

白い彼岸花

飾磨港

チビ豆

飾磨灯台(復元)

赤い灯台

白い灯台

船の電球

デッキの矢谷君

船の女郎蜘蛛

男鹿島(ほとんど切り崩し状態)

クレーンのアタッチメント

家島真浦港

昔の社宅風

巨石「どんがめっさん」

家島の猫

真浦神社

家島神社

復路の船
2007/10/08(月)●スライドショー●

10時起床。雨模様だ。午前中から昼過ぎまでかかって、昨日のジャグバンド祭りのデジカメ画像のスライドショー作成にかかる。といってもピンボケや出来の悪い画像を削除して、一括縮小してファイル名にバンド名やコメント適宜プラスして、アップロードするだけだったのだが、どうも途中でひっかかってしまい、えらく時間がかかったのに、スライドショーで見たら、ファイル名の変更が反映されていない。どうやらこれはファイル名に日本語を混ぜたのが原因だったようだ。
いちおう「2007ジャグバンド祭りアルバム」とタイトルしてアップしてるので、お暇な方はご覧ください。130点以上の画像があるので、ざっと10分以上かかる。
今日は大阪にでも出ようと思い、土曜日に新神戸の春待ちステージで知り合った韓国の女の子に電話してひまなら大阪で会おうかと言ったら、あっさり断られてしまった(^_^;)
ぐずぐずしてるうちに夕方になったので今日は大阪に出るのはパス。
夜、歌手と素人のカラオケ対決みたいな番組に柏原芳恵が出てたので見る。カラオケの採点は、あくまで機械的だから、くずしたり技巧を入れたりしたら減点される。柏原芳恵の「ハローグッパイ」が81点(^_^;)まあそんなものか。

2007/10/07(日)●神戸ジャグバンド祭●

10時起床、宿酔だ(>_<)
何とか11時過ぎにJRで元町へ。メリケン波止場の「神戸ビエンナーレまで歩き、一番南の海岸脇にある特設ステージへ。メンバーはみんな来てリハーサルやってた。
ここもオープンな野外ステージで無料だった。このビエンナーレには入場料がいるとか聞いてたので、あまり情宣できなかったのが、こんなことなら、もっと声をかけるんだった。
今日さりーちゃん、堀姉妹、えっちゃん母子、秋月なども来ていた。白鳥を象ったという鉄骨組の広々としたステージで、音響も良くて聞きやすかった。演奏後さりーちゃんらにお茶誘われるも、宿酔+ジャグバンド祭準備ということでパス。
3時過ぎに「上屋劇場」へ。この「神戸ジャグバンド祭り」は小谷君の肝いりで、たしか2001年に今は無き元町「シャギー」で開いたのが最初と思う。その後北野の「楽屋」でやったりしたが、去年からはこの波止場町の「上屋劇場」で開かれている。ここは楽屋の広さが半端でないのだが、今夜は14バンド出演ということで、この広い楽屋が出演者で埋まってしまった。壮観である。
Morris.はビデオとデジカメ撮影に専念。最近マイブームであるスライドショーを作ってみようという魂胆もあったのだ。
とりあえず、参加バンドを出演順に紹介しておく

1アスカラ(神戸)
2.駄菓子やジャグバンド(岡山)
3.Canpers Jug Band(北河内)
4.蛭子山ホームズ(鳴門)
5.Blue Two(東京)
6.春待ちファミリーBAND(神戸)
7.Mr.ナカサコ&彼のナポリタンカフェオーケストラ(東京)
8.CowCowHotClouds(松阪)
9.The Bigood Band(大阪)
10.赤毛のマディーズ(茨城)
11.ラグパパジャグバンド(神戸)
12.西洋洗濯団(大阪)
13.赤木一孝(神戸)
14.MOONEY & MASSY(横浜)
*ジャムセッション〜フィナーレ


いつものことだが、これだけの出演者を集めての小谷君の仕切りはお見事だった。ステージ交代では春待ちファミリーBANDメンバーが完全サポート、さらにいろいろなバンドにも客演、助演多数、小谷君作成のオリジナルTシャツ、トートバッグなどの販売にも協力してた。
Morris.は去年と同じく2階のPA横に三脚セットして、ビデオとデジカメ撮影。ざっと5時間の長丁場だから、全て撮影するつもりはなく、各バンド1曲ずつということにした。もっとも春待ちファミリーBANDは別だけどね(^_^;)
途中小谷君のデジカメ一眼レフでの撮影補助もあって、ちょっと大変だったけど、ともかくMorris.のデジカメだけで200点以上撮影。これを整理して「2007神戸ジャグバンド祭りアルバム」として、スライドショーアップするつもりなので、もうしばらく待ってもらいたい。
ちょっと飲みすぎたきらいがあるが、ひさびさに充実した二日間だった。


広々ステージ

集合写真

えっちゃんとこの兄弟

Tシャツ売り子

春待ちステージ

フィナーレ(^_^)
2007/10/06(土)●神戸ジャズストリート●

神戸ジャズストリートも今年で26回になるらしい。春待ちファミリーBANDは8回目くらいから参加してるからもう18回くらいになるわけだが、ここ数年は新神戸の元OPA広場(現在新神戸オリエンタルアベニュ広場)が定位置になってるが、その前はあちこちのライブハウスや会館、ホールなどを巡回していた。移動が大変だったが、いかにもジャズストリートに参加してるという気分になれたものだ。
毎年2日間の催しだが、今年は明日の夜「ジャグバンド祭り」があるから、今日一日だけの出演にしようと社長が決めたのに、明日は「神戸ビエンナーレ」でのステージが決まってしまったらしい。どうもよくわからない。
今日のステージは12時半、1時半、2時半の3回ステージで結構多いなと思ったのだが、昼前にステージに行き、もらったプログラムをぱらぱらと見てたら、何と別の会場で4時からの欄に春待ちファミリーBANDの名前が(@_@) 社長をはじめメンバーの誰一人知らなかった。何てこったい、である。それでも30分ずつの演奏だから何とかなるだろう。
1回目のステージでは、観客の中に韓国から来ている3人娘がいて、Morris.はついついそちらに気が入ってしまった(^_^;) 演奏後さっそく話しかける。大阪に半年の短期留学に来ている釜山の子たちで、春待ちがすごく気に入ったとのことで社長を呼んで記念写真、機会があれば大阪で会おうという約束も取り付ける(^_^)
2回目のステージにはレッドビーンズのトロンボーンとドラムがゲスト参加、バーボンストリートブルースと林檎の木の下でを共演。社長はすでに喉を枯らしてしまってた(^_^;)
4回目のステージはオリエンタルホテルの中にある「ザ・バー」という店。そういえば以前に何回か演った店だ。狭めの店だが、ブランコやぞうさん、そしてフィッシングと観客参加型の曲中心に和やかなステージになった。
5時に演奏終わり、打ち上げに行くことにしたが、今日は堀姉妹やさりーちゃんも来てなかったし、社長は現在禁酒中だし、メンバーも他のライブがあったりで、伊藤一家と香介の4人+弦だけで、三宮の「銀平」という店へ。魚が美味しいという香介の推薦だったが、どうもMorris.はメニューみただけでちょっとめげてしまった(^_^;) 刺身も天麩羅も海鮮サラダもたしかに美味しいのだろうが、ついつい値段を考えるとゆっくり味わう気分になれない。しかも量はえらく少ない出てくるまでに時間がかかる。結局刺身盛り合わせの飾りみたいな太刀魚の骨の部分をたのんで唐揚にしてもらったのが一番美味しかった。これまで知らずにいたサッポロのラガー瓶ビールは美味しくて、ついついMorris.はこちらをぐいぐいぐいぐいと飲んでしまった。その後けんちゃんの「Largo」の新しい店にも初めて顔を出したようだが、すでに酔っててよく覚えていない。ともかくも11時ごろに帰宅できたようだ。


山手迎賓館?(結婚式場らしい)

ロードアート?

第一回ステージ

韓国からの3人娘

フィッシング輪踊り

ステージから

レッドビーンズからゲスト

子どもも参加?

井山&ちっち母子

タイガーズ帽子の弦

ザ・バーでのステージ

銀平の太刀魚骨煎餅
2007/10/05(金)●彼岸花●

今朝も6時前に目が覚めた。ベッドで「YAWARA」読む(^_^) 26巻まで読んでしまった、残り3冊だ。 この作品がこんな長くなるとは作者も思ってなかったに違いない。柔も初めの頃はパンチラやら着替え入浴シーンなどの連続で、半分お色気路線という感じだったのが、だんだん行儀が良くなってしまった。試合の場面はなかなかの迫力だが、ヒロインが負けることはないのがわかってるだけに(不戦敗はあったけど)、作者も読者もちょっと疲れるところがあった。敵役のさやかお嬢様と助演男優の二人も良く出来てるが、おじいちゃんと富士子さんの二人のキャラが際立っていた。この二人が柔を食う部分がやたら目立つ。今さらこの作品のことをあげつらう必要もないだろうが、数回の再読に耐える作品であることは間違いない。
午後からJRで新長田図書館へ。JR灘駅の旧駅舎一帯は完全に更地になってた(>_<)
新長田図書館は前にも書いたように韓国関連本が多いし、他の棚も、新鮮に見える。
今年は9月後半も残暑が続いたためか彼岸花の開花が遅れて今が盛りらしい。この花は葉がなく茎だけが伸びてぱっと開くから良く目立つ。花弁のあの特異な形状もあいまって絵になる花なので、撮影する人も多いが、Morris.はどうも上手く撮れないでいる。新長田図書館の前の花壇に咲いてたのでデジカメで撮ってみたがやはりいまいちかも(^_^;)
明日は神戸ジャズストリートで、昼からいつもの新神戸オリエンタルアベニュー広場のステージで、12時半、1時半、2時半と春待ちファミリーBANDのステージがあるので、みんな見に来てくださいm(__)m。
しかし、明日は天満でえりたんの「かるぱっちょ」のCD発表ライブがあるし、アメリカ村でムックさんのバンドのライブがあるし、新長田では神戸マダンと、行きたいイベントが見事にバッチングしてしまった(>_<)
明後日は春待ちファミリーBANDはメリケンパークで2回ステージあって、夜は上屋劇場で「神戸ジャグフェスティバル」と大忙しである(^_^;)


JR灘駅旧駅舎跡(>_<)

彼岸花強制ストロボ撮影(^_^;)

靴の町長田らしい舗道アート
2007/10/04(木)●韓国旅行記スライドショー計画●

休みなのに6時に目が覚めてしまった。ベッドで「YAWARA」読み続ける。面白い(^_^)
今日は散髪+新長田図書館に行こうかと思ったのだが、つい愚図愚図して出遅れる。
実はふと、過去の韓国旅行のデジカメ画像をフォト蔵のアルバムにアップしてスライドショーで見られるようにできるのではないかと思いついたのだった。
過去のデジカメ画像はいちおうCDROMに保存してるはずだ。古いものから順にアップしようと思ったのだが2002年前期まではCASIOのQV機でファイルの拡張子がjpgでなくcamという特殊な拡張子だし、あまりにサイズが小さい(^_^;)ので、とりあえず、CANONのPowerShotシリーズに変えた2002年秋の旅行の時のものをアップすることにした。韓国観光公社主催のHPコンクールで日韓往復航空券をせしめての美味しい旅行ったが、デジカメ画像600点を軽く超えている。当時のデジカメは200万画素だったが、CFメモリを節約して、100万画素で撮影したためだ。これを半分くらいに整理してアップしたが、300点超えてるから、スライドショー全部見ると30分近くかかってしまう(>_<) 
http://photozou.jp/photo/full_slideshow/144883/401838?mode=album
おヒマなときにご覧いただきたい(^_^;) というしかないね。
それに画像にコメント付けてないので、わかりにくそう。スライドショー見る前に旅行記ページ「2002秋Morris.ジョワジョワ日記」の画像+キャプションだけでも一通り閲覧してもらえたらわかりやすいかもしれない。
しかしこうなるとやはりスライドショーの画像にも簡単なキャプションつけるべきかもしれないな。ぼちぼち考えていこう。
午後から王子動物園へ。今日のまぬう(たぶん雄?)ははじめ岩場の一番上に居座っていたが途中ちょこっとだけ下に降りてきてくれた(^_^)
5時まで動物園に粘って帰宅して、DEL坊でKBSのアーカイブでチュソク特集「NEW YORK ノレチャラン」見る。20年ぶりとしきりに言ってるから、アメリカでのノレチャランは久しぶりらしい。2時間を超える特番で見ごたえあった。
ゲスト歌手はヒョンスク、チェソンス、チェユナ、キムクッカン、チェジニ、トリがソルンドといったところ。Morris.が出場した東京日比谷公会堂での「東京ノレチャラン」の豪華ゲスト陣と比べるとやや落ちることはまちがいない。出場者の大半は在米韓国人だったが、最優秀賞は韓国、イタリア、ロシア、トルコ人の多国籍ユニット(郵便局員)で、エントリー曲より、おまけに演った「シンゴサンタリョン」がとんでもなく素晴らしかった。調子にのって演ったアリランジャズバージョンは滑ったけどね(^_^;) 韓国人女性と結婚した日本人も参加していた。


翡翠色の美しい蛾

フラミンゴの水浴び

今日のまぬう(^_^;)

孤高の駝鳥

無防備なカンガルー

たまにはコアラも

川獺

ダイヴィーーング!!

秋の実り
2007/10/03(水)●ひと息●

夜の駐車場の黒猫9時起床(^_^)
DEL坊で先週チュソク(秋夕)のKBS特番のアーカイブ見る。「歌謡舞台」にはキムヘヨン嬢が出演して「土曜の夜」を歌ってた。「開かれた音楽会」ではイスヨンがチョドッペの「クメ」を歌ったが、やっぱりオリジナルを超えることはなかった。「コンサート7080」はシンヒョンウォンから始まり
今日からしばらくヒマになりそうだ(^_^)
午後自転車で六甲道に出て銀行と灘図書館回る。
COOPで買物して6時半帰宅。阪神の最終戦。ヤクルトに3-0で勝ち、いちおう有終の美を飾る。久保田の90試合出場、藤川の46セーブで〆た。プレイオフまで10日あるから、ゆっくり調整してもらいたい。

【大いなる眠り】レイモンド・チャンドラー 双葉十三郎訳 ★★★ チャンドラーの処女長編で、Morris.はこれで彼の長編の全てをいちおう読破したことになる。全てといっても7編しかないのだからたかがしれている。どの本の解説にもこの7冊のタイトルは列挙されている。

The Big Sleep (1939) 大いなる眠り
Farewell, My Lovely (1940) さらば愛しき女よ
The High Window (1942) 高い窓
The Lady in the Lake (1943) 湖中の女
The Little Sister (1949) かわいい女
The Long Good-bye (1954) 長いお別れ
Playback (1958) プレイバック


余りに遅すぎたチャンドラ入門だったが、やっぱりMorris.はハードボイルドに深入りするタイプではなさそうだ。チャンドラを読むきっかけは、原ォの影響である。原ォを読むのもかなり出遅れだったようだが、別にかまわない。
ほとんどを清水俊二訳で読み、最初はとっつきにくかったのが、だんだん彼独特の文体に馴染んだところで、双葉十三郎訳の本書を読んだためか、また違和感を覚えてしまった。300p足らずの文庫本なのに1週間近くかかってしまった。
マーロウが百万長者の老将軍の依頼でゆすりを解決しようとするが、ギャンブル狂の姉、色情狂の妹の二人のはねかえり娘が事件の原因で、それぞれがまたえらくコケティッシュに描かれている。失踪した姉の旦那、ポルノ製作販売の男、非合法カジノ経営者など、いかにもハリウッド好みのストーリーで、マーロウはハンサムでクールで度胸があって、いかした台詞と独白の連続で、これまたハリウッド好みである。彼の作品のほとんどが映画化されてるのもよくわかる。
タイトルはつまりは「死」の比喩である。

死んだあと、どこへ埋められようと、当人の知ったことではない。きたない溜桶の中だろうと、高い丘の上の大理石の塔の中だろうと、当人は気づかない。君は死んでしまった。大いなる眠りをむさぼっているのだr。そんなことでわずらわされるわけがない。油でも水でも、君にとっては空気や風と同じことだ。君はただ大いなる眠りをむさぼるのだ。どうして死に、どこにたおれたか、などという下賎なことは気にかけずに眠るのだ。が、私はどうだ。下賎な存在の一部みたいなものだ。ラスティ・リーガン以上に下賎な存在だ。が、老人がそうなってはいけない。彼は天蓋つきのベッドに静かに横たわり、血の気のない手をシーツにのせて、待っているのだ。彼の心臓は弱い。不確かな音をたてていうr。思考は遺骨のように灰色だ。そしてもうじき、ラスティ・リーガンと同じように、大いなる眠りに入るのだ。

【哀愁的東京】重松清 ★★★☆ 今日灘図書館で返却図書の棚にこの本があり、矢谷君が昨日面白いと言ってた著者だったのでぱらぱらと見て、そのまま図書館のスツールに坐って一気に読了してしまった(^_^;)
絵本作家でフリーライターの40代の男を主人公にした連作短編みたいなもので、ある絵本賞を受賞した「パパといっしょに」という彼の絵本を触媒に出版関係者や、歌手や、同窓生や、ピエロや、編集者や、落ち目の実業家などとの関わりのなかでさまざまな生き方や、人間関係、愛憎などをペーソスたっぷりに描いている。主人公には妻と娘がいたが二人はアメリカに別居中、鍵となる絵本はお茶目で明るい女の子と物分りのよい父との心温まる交流を描いたものだが、実は覚醒剤中毒の父に殺害された娘がそのモデルだった、という設定がミソである。フリーライターというのは著者自身の体験のようで、それだけに文章は練れているし、登場人物やエピソードもリアルに書かれている。
最近何冊か読んだ石田衣良作品に通じるものを感じた。共通した面白さと、物足らなさ両方の意味で(^_^;)

2007/10/02(火)●天下茶屋の聖天さん●

矢谷君と二人で、午前中は吹田、午後は阿倍野区松虫の現場。昨日、一昨日の現場に比べると、天国と地獄、いや地獄と天国の違いというくらい、楽な仕事だった(^_^)
昼食は南加賀屋町の「天天ノ有」でラーメン大盛り食べる。去年の6月に一度来て、そのときはえらく美味しいと思ったのだが、今回は「まあまあ美味しい」といった感想(^_^;) 開店までちょっと時間があったので大和川付近を散策。道路を茶色の芋虫が横断してた(^_^) 
現場の前にトラック停めて、近くの「天下茶屋の聖天さん(海照山正圓寺)」を見物。門前に石造浮き彫りが並んでいる。仁王と思ったら風神雷神だったり、男前の不動さんがいたり、マニ車や仏足石があったりと、色々賑やかなお寺だった。このお寺にも猫がいたが、その隣の公園には雉猫が3匹いて、まるで人見知りしない(^_^) 当然Morris.@Catographerは、デジカメ撮りまくり状態になった。
その後、ふらふらと北に上がるともう天下茶屋である。昨日柏原芳恵の誕生日を祝った翌日に彼女の生誕地天下茶屋を偶然散策することになるというのも因縁というべきだろうか(^_^;) それはともかく、このあたりのたたずまいはいかにも大阪の下町といった感じで飽きない。
4時に倉庫に戻り、リパック作業。別の現場からの処分品の中に「YAWARA」があった。おお懐かしいぞ。結構綺麗だし、29巻までの全巻揃いである。Morris.はこの漫画のファンで以前全巻持ってたのだが、地震の後処分してしまった。なにしろ置き場所が無くなったのだ。現在のMorris.亭はさらに狭いのだが、とりあえず再読しようと、自転車のかごに詰め込んで持ち帰った(^_^;)
今日は韓国の盧泰愚大統領が南北首脳会談のため、徒歩で38線を越えたとのこと、DEL坊のKBSアーカイブでニュース見たが、前の金大中のときと比べると盛り上がりに欠けた感じだった。
今日にも巨人の優勝が決まるかというのに、TVでもラジオでも中継やってない(^_^;) BSではやってるみたいだし関東では中継やってると思うんだけど、これでは関西の巨人ファンは浮かばれないね。結果として巨人は優勝決めたし、阪神は横浜に惨敗して、これで、セリーグの上位の順位確定である。
プレイオフ阪神−中日戦は13日から始まるらしい。名古屋ドームも今シーズンは相性悪くないから大丈夫だろう(^_^;)


南加賀屋町付近

大和川側道の背筋雀の幼虫

南加賀屋町のトラ

お洒落な非常口?

天天,有

男前の不動尊

風神

雷神

仏足石

聖天さんの床下猫

猫の多い公園

人見知りしない猫

猫の「お手」

男前クローズアップ

鳩を狙う黒雉

Morris.得意の構図(^_^;)

天下茶屋の路地裏

入ってみたかった店

ペチュニア?

湾岸線中島SAにて

自転車籠の「YAWARA」全巻(^_^)
2007/10/01(月)●青息吐息●

昨日の現場にとしろうら6人で入ったのだが、やってもやっても荷物減らない(>_<)
ちょっとレトロ?今夜は歯医者の予約入れてたのだが、とても間に合いそうもない。ちょっと右の虫歯が痛み出したのでどうしても行きたかったのだが、泣く泣くキャンセル、結局来週に延ばされてしまった。5時過ぎに倉庫に応援を頼み、総勢12人(@_@)がかりで搬出作業。家具のほとんどは仮梱包で放り出したのだが、それでも作業終了したのが7時半過ぎ。披露はほとんどピークに達してるし、おまけに体調がいまいちで、昨日、今日と本当に参ってしまった。ああしんど(>_<)
阪神は横浜に勝って三位確定。中日は負けたので、明日巨人が勝てば久しぶりの優勝になるらしい。こうなったら、プレイオフ中日戦に照準を絞るしかない。
今日から10月。そういえば今日は柏原芳恵の誕生日だった(^_^) A HAPPY BIRTHDAY to YOSHIE\(^o^)/


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