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Morris.の日記です。読書控え、宴会、散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。 地震・原発・火事・津波 |
【2011年】 3月 2月 1月
【2010年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
2011/04/30(土)●大日CATS● |
何故か早起きしたので、5時からKBS2ラジオのシンパラムアッチム聴いたら、何とこれにもヒョンスクがゲスト出演。新曲「人生に拍手」歌ったり、電話でカラオケのリスナーと歓談したり一緒に歌ったりと、えらく楽しそうだった(^_^)
別会社からヘルプの中平さんと吹田千里のシンガポールからの荷物の配達。70個ほどだったので、昼前に作業終了。
帰り道171号線昆陽池付近の讃岐製麺で昼食。梅、しらす、和布入り冷たいぶっかけうどんの大盛+下足天ぷらで\560。最近は関西でも、そこそこのうどんが、そこそこの値段で手軽に食べられる店が増えたのはありがたい。とは言え、たまには本場香川で食べたい。
近所のBook-offで「っポイ!」28巻見つける。これでやっと全30巻揃ったことになる。
今日は阪神、デイゲームでヤクルトに6-2で連勝(^_^)
早めに帰宅したので、自転車で大安亭市場に行き、古道具屋でCDラジカセ物色したが出物無し。以前引越の処分品でもらった製品の、ラインインの右側が出力できなくなったのだ。Morris.はこれを使ってDEL坊の録音やってたので、これは困るということで買い換えることにしたのだが、最近の小型オーディオは、ラインインやラインアウトが無いものが多いし、新品買うほどのこともない。
結局業務スーパーで冷凍食品など買って帰宅。途中大日商店街イシカワ米穀店前に猫がたむろしてたので、しばらくMorris.@Catographerモード(^_^)。
梅しらす和布ぶっかけ |
大日商店のの猫場 |
車下の雉 |
イシカワ米穀店の白黒 |
同じく |
人懐こい白雉 |
明日は雨かな? |
菖蒲畑(^_^;) |
蕾も麗しい |
2011/04/29(金)●やっと回復(^_^)● |
6時起床。
今朝の血圧は189/101/72。
西根、荻野くんと大阪福島の高層マンション17F、タイ向け航空便と、保管荷物ピックアップ現場。体の痛みはだいぶ回復したようだ。
昼は一人で、福島駅近くの「大洋軒」という中華屋で酢豚定食(\680)。本当は\780らしいが、定食All百円引き(^_^)とのこと。しかも、この酢豚が質量的に満足行くもので、噛んだら火傷しそうなくらいに熱々というのも嬉しかった。
作業は5時前に終了したが、荷物とゴミが多すぎて、トラックに積めるかどうか微妙なところ。荻野くんが頑張って何とか積み込んだが、テープの箱や道具箱などは助手席に(^_^;)
6時半倉庫着。倉庫作業終わったら7時半だった。実は昼間に奈緒ちゃんから、今夜の甲子園阪神-ヤクルト戦の誘いがあったのだが、仕事では仕方がない。と、涙をのんだわけだが、8時に部屋に戻ってラジオつけたらもう8回だった。今日は投打がが噛みあって、9連勝中のヤクルトに4-1の勝利。ああ、こんな試合なら球場で見たかったなあ(^_^;)
野球が早く終わったので、KBS2ラジオのチュヒョンミのLove Letter第二部を聴くことができた。今日はヒョンスクがゲストで、嬉しかった。
今日は「昭和の日」らしい。もともと昭和天皇誕生日だったのが「緑の日」になって、いつの間にか「緑の日」は5月4日に移動して、今度は「昭和の日」(^_^;) どっちにしろ、Morris.には無関係な話である。
今日の歩数は5498歩。
今日の現場 |
派手な学校「金襴会学園」 |
福島教会愛輝幼稚園 |
「大洋軒」 |
現場花壇の野良雉仔猫 |
圧縮桜花弁 |
植物標本(^_^;)オニタビラコ? |
現場ベランダから |
ぎりぎり積込(^_^;) |
2011/04/28(木)●続・後遺症(^_^;)● |
7時起床。
今朝の血圧は215/118/74。
まだ全身の痛みは抜けない(>_<)
午前中はまたまたえむあいさんからもらった「歌謡舞台」のDVD見る。「木浦の涙」のイナニョンとその家族の特集で、これはDEL坊で見たのだが、DVD画像は美しし、音も良かった。「茶房の蒼い夢」をハチュナが歌ってた。イナニョンの夫で作曲家の金海松のことも、きちんと紹介してあったのが嬉しい、と、これは前にも書いたが、朝鮮戦争で北越した(連れ去られた?)ということで、不当に黙殺された歴史を思うと、やはり感慨深い。イナニョンの娘たちのキムシスターズの映像も興味深かった。
午後はまた王子動物園に行ったが、まぬうの姿は見えず、久しぶりに、指定席(D-51食堂車)で、ちょこっとだけ写真絵葉書書いて、帰りにまたまぬうのところに行ったら、今度はまぬうがいた。実は25日にもまぬうがいたので、今日は偶数日だからベッキーがいるのかと思ってたのだが、やっぱりまぬう。うーん、たしか一日越しにまぬうとベッキーが出るように、聞いてたのだけど……あ、そうか、王子動物園は水曜休館だから、それで日程が狂ったのかも知れない。
原田の森美術館外側のテーブルでミニギター練習。でも、えらく肌寒いのであきらめて帰宅。
今日の歩数は1160歩。
リラ咲く教会 |
車内に雀が |
ちょっとアップ |
Morris.の車窓から(^_^;) |
モルモット? |
桜も終わりがけ |
これは南風? |
今日のまぬう |
同じく |
今日の空 |
染井吉野の若葉 |
白牡丹といふといへども紅ほのか 虚子 |
2011/04/27(水)●後遺症(^_^;)● |
7時半起床。
今朝の血圧は199/100/76。
やっぱり全身が痛む(>_<) 肩と脚がパンパンに張ってるし、背筋まで痛い。昨日の階段降ろしの後遺症である。
朝風呂入ってから、このまええむあいさんからもらった「歌謡舞台」のDVDを見る。先般無くなった作曲家朴椿石の追悼特集だった。「カスマプゲ」の作曲家ということくらいしか知らずにいたが、やっぱり凄い作曲家だったということがこの番組を見てよく分かった。
「ピネリヌンホナムソン 雨降る湖南線」「キロギアッパ渡り鳥父さん」「フクサンドアガシ 黒山島娘」「カウルルナムギゴガンサラン 秋を置き去りにした愛」「チョウ 朝雨」「モンニジョ 忘れられない」「マンナミョンケロゥオ 逢えば辛い」「マポチョンジョム 麻浦終点」「ムルバンガトヌンネリョッ 水車の廻る理由」「ムルレヤ 紡ぎ車」「サムパルソネポム 38度線の春」……
まずムンジュランが登場して三曲歌ったあとナムジンが「カスマプゲ」などを歌い、後は入れ替わり立ち代わり、豪華ゲストの登場。あの「ソムマウルソンセンニム」が朴椿石作曲というのは知らずにいたが、これを歌ったのがわれらがキムヘヨン嬢というのが、Morris.には嬉しかった。えむあいさん、ありがとう。
昼からJRで神戸に出て、中央図書館へ。有吉佐和子を数冊借りる。
その後文化ホール横の公園でミニギター練習始めたのだが10分もしないうちに雨が降ってきたので中止。
元町アーケードから三宮まで歩いて戻る。シーダで買い物して6時帰宅。
録画しておいた「怪しい三兄弟」2話、3話続けて見るも、いまいちである。ストーリーもばらばらだし、Morris.好みの女優もみあたらない(これがMorris.に不評の一番の理由だろう(^_^;))。これが70回も続くとなると、ちょっと考えねばなるまい。
夜は金平牛蒡作って、早めに就寝。
今日の歩数は6023歩。
中央図書館前の石像 |
三宮歩道橋花壇 |
金雀枝(えにしだ) |
2011/04/26(火)●階段でダウン(>_<)● |
5時半起床。
今朝の血圧は197/11/73。
阪神西宮で拾ってもらい、摂津市の臺灣向け荷物ピックアップ現場。しかし、階段4階(>_<)
2時頃梱包作業終わって、荷物おろし。80個くらいの荷物を降ろし終えたところで、頭がぼーっとなり、ちょっと吐気も(>_<) 結局今日はこれ以降仕事にならず。目眩ではなく、動悸が激しく、頭に血が上った感じである。最近めったに担ぎはなかったし、体力も相当落ちてるんだろうな(>_<) 他のメンバーにも申し訳ないし、自分としても情けない(;;)
途中大阪駅で下ろしてもらいJRで帰宅。しばらく休憩してから、自転車で水道筋の、今日新装オープンのスーパーマルハチへ。売り場のレイアウトがちょっと変わってるくらいで、大して代り映えはしない。それでも、やっぱりこの店が有ると無いとではエライ違いである。
広島-阪神戦、シーソーゲームが終わってみれば6-4で阪神の敗け(>_<)
さすがに膝はがたがた、肩も痛む。今日は何もせずに寝ることにする。
今日の歩数は6016歩。
【昼は雲の柱】石黒耀 ★★★★ 震災三部作の三作目。「死都日本」が霧島の噴火、「災害列島」が東海地震、そして本書は富士山噴火という、わけで、これがまた予言にならねばいいが、と思いながら、やっぱり一気に読み終えた。
「死都日本」でも出てきた「火山神伝説」=人類の創造神話の根源を火山活動に据えるもの、を敷衍した言説が多く、いっそ、このタイトルで一冊上梓してもらいたいくらいのものである。
浅間信仰の紀元に関しては諸説ある。ポリネシア語だという研究者もいれば、アイヌ語だという人もいる。群馬・長野県堺の浅間山と同じ字なので、この火山への信仰を富士山に持ち込んだと考える人もいる。ところが、「火山神伝説」を著した火山学者は、大和朝廷がある理由で熊本県の阿蘇山に特別な感情を抱いたことが起源だと、不思議な推理をしている。
大和朝廷の主祭神アマテラスを祀った伊勢には、伊勢三宮というものがある。伊勢内宮と伊雑宮(いぞうのみや)、滝原宮のことで、伊雑宮は伊勢内宮の元宮、滝原宮は内宮の原型とされている。そして、その三宮のすぐ東には必ずアサマ山が存在するのである。伊勢神宮の東には朝熊山。本宮と別宮には別々な浅間山。つまり、伊勢三宮はアサマ山の西に何かの意図をもって造営されたのではないかと考えることができる。
伊雑宮はさほど大きな神社ではないが、立派な忌火屋殿(いわびやどの)がある。そして東にそびえるアサマの語源は阿蘇山で、アソヤマがアサマに訛ったのだと著者は言う。つまり、伊雑宮は阿蘇山の火から何かを守るために建てられたと主張するのだ。
地図上で浅間山と伊雑宮を結び、西へ延長してみると、九州の阿蘇山の南外輪山にぶつかる。高千穂野(たかじょうや)という外輪山の小ピークの下方、宮崎県高千穂町の上手である。その地点のことを地元の人は何故か『伊勢』と呼んでいて、たしかに国土地理院の二万五千分の一の地図にも『伊勢』と記載されている。
「火山帯には必ず熱気や熱水が湧く場所がある。火を使えない猿や鹿でも温泉には入りに来るから、熱泉は火よりずっと野生動物には親しみやすい熱源だ。何かの拍子に、ここで獲物を茹でて食べる習性を身につけた類人猿がいたと仮定してごらん。宮崎県の幸島の野生猿は、餌を海水で味付けして食べることを発見したから、ありえないことじゃない。火山ガスにやられて熱泉に落ちた鳥でも発見し、食べてみたら美味しかったというようなことがきっかけで、獲物を煮て食うようになった可能性は十分ある。」
「火山は石器に最適な火成岩を提供する。噴火すれば火を提供する。水が豊富な裾野は、乾期でも緑野を維持でき、餌となる生物が集まる。山があれば生物は高度分布化できるから、ただのサバンナに比べて複雑な生態系を作る。そうなると、気候が寒冷化しても温暖化しても、生物分布が上下移動するだけで対応できるから速やかな生物相の遷移が可能で、食料がとだえることがない。勿論、温泉に浸かる楽しみもある。こうして、火山帯で火山を見ながら暮らした猿人が継続的に繁栄し、進化して真人になったんじゃないかと私は考えている。つまり、火山がサルをヒトに変えたんだ。火山こそ、真の人類の創造神、火山神なんだ。だから、ちょうど、海から陸に上がった生物が血液に海の記憶をとどめているように、ヒトはDNAに火山神の記憶をとどめているのさ」
古事記や旧約聖書の事象を火山噴火で解釈するというのは、荒唐無稽なものではなさそうである。
現代でもよくある話だが、予算審査がないので、ごまかしやすい臨時予算。
公金でありながら、不透明な使用目的。
被害額を上回る復興予算が投入されても、道路が整備され、邪魔な信号が増え、箱物が立ち並んで役人の天下り先が増えるだけで、被災者の生活は復興されなかったりする。
これは、今回の東北災害の復興政策に関する警鐘ともいえる。
そして、本作の主人公富士山への言説には、当然耳を傾けるべきものが多い。
「たしかに日本人は小さい頃から『富士は日本一の山』と教え込まれるからな。実際は、火山としての山体容積なら北硫黄島の方が六倍も大きいし、山域面積では阿蘇の方が広い。日本一と言えるのは山頂の標高だけなんだがね」
「富士山の湧水量は一日500万トンもある。これは東京二十三区の水道需要量にほぼ匹敵する。つまり乱暴な言い方をすれば、東京には富士山が一つあれば都の水道局は要らないようなものだ。どこを掘っても清水が湧き出るからね。さらに、山全体の貯水量は、その数千倍と言われている。仮に少なく見積もって千倍としても50億トンだ。有名な黒四ダムは最大貯水量が2億トンだが、堆砂のため有効貯水量は1億5千万トンしかないから、富士山の方が黒四より30倍以上大きなダムということになる」
年間三千万人が訪れる富士山域は、言うまでもなく日本最大の観光地の一つである。観光産業への依存度は大きい。そのため、山梨・静岡両県は、これまでなるべく富士噴火の可能性について触れないようにしてきた。地元新聞が富士噴火について書く時は、極力控えめに短く隠し、間違っても東京のマスコミのようにトンデモ危機を煽ったりはしない。
山野のような自然科学者は、あるものをあるがままにとらえることを最善とするし、「災害は最悪を考えろ」というのが防災の基本だから、こうした風潮を苦々しく思うのだが、同じ自然科学者でもまったく違うスタンスの一派がいた。御用学者とか族委員とか言われる種類の人達である。2005年に破壊された固着域は局所的なもので、例えて言えば、皿の端に小さなヒビが入った程度のものだった。しかし、今回はサラの直径の20%のところにまで割れ目が広がってしまった。こうなると近いうちに残りの80%も割れて、大地震になるのではないか? という憶測が公然と囁かれ始めたのである。
ちなみに東京湾北部一帯に広がる皿、つまり想定震源領域あ全部ズレると地震規模はマグニチュード7.3。1995年の兵庫県南部地震に匹敵する大地震となり、死者は一万人以上、被害額は百十二兆円と予想されていた。即ち、年間国家予算の1・4年分が失われることになる。
「災害は最悪を考えろ」こそ、日本人が肝に銘じておく言葉であるな。
ばりばりの火山学者が解説を書いてるというのも、石黒作品が、単なるフィクションでなく、地質学的知識に裏打ちされた啓蒙的な作品であることを証明している。その解説から
富士山は活火山である。富士山は休火山という認識をお持ちの方も多いと思うが、「休火山」という言葉が学校の理科教科書から姿を消して、すでに40年近くになる。現在では、地表に噴気などの火山現象が見られなくても、将来噴火する心配のある火山はすべて活火山という言葉で呼ばれている。
現在の富士山の表面に熱異常や噴気はまったく見られないが、1960年代までは山頂の一部に熱い湯気の出ている部分があった。さらに歴史をたどると、確かなものだけでも奈良時代以降10回の噴火が記録されている。また、噴火していない時期にも、山頂に地熱による噴気の白い柱が遠望されることしばしばで、その姿は数々の和歌や俳句にも詠まれてきた。つまり、現在のように富士山が冷えている状態というのは、歴史的に言って珍しいことなのである。
想定外現象のうちの最たるもののひとつが、富士山では一万年に一度程度しか起きていない「山体崩壊」である。富士山は噴火堆積物が積み上がってできた美しい山体をもつが、このような山体がどこまでも高く成長できるわけはなく、時おり大規模な崩壊を起こすことがある。
富士山でもっとも最近起きた山体崩壊は、本書の中でも言及されている2900年前の「御殿場岩屑なだれ」である。調査の結果、このとき主に崩れたのはgン剤の山頂の東側に突き出ていた古い山体であったことが判明している。つまり、2900年前以前の富士山は東西に二つの峰がそびえるツインピークスだったのである。本書のストーリーはこの最先端の学術成果もうまく取り入れている。(解説 小山真人(静岡県大学教授)より)
Morris.は、「休火山」という概念そのものが無くなってるということすら知らずにいた。
【インビジブルレイン】誉田哲也 ★★★ 姫川玲子シリーズのたぶん4作目だと思う。それなりに面白く読めるのだが、Morris.は「国境事変」のイメージが強すぎて、他の作品読むたびに、肩透かしくわされたような気がする。
ヤクザと姫川のちょっとしたラブアフェアも、ちょっと反則のようでもあるし、うーーん、これはMorris.の無いものねだりなのだろうか?
【虚国】香納諒一 ★★★ 主人公が元探偵の廃墟カメラマン、というだけで借りてきたのだが、それほど面白くなかった。友人以上の好意を感じている女性ライターの事故と、最後の空振りは、ちょっと無理がある気がした。
45pの台詞中「手を拱いて」に「こまね」のルビがあったのも、Morris.には減点対象である(^_^;)
内容とは関係ないが、本文レイアウトで小口側(一番外側)の余白が異常に狭くて、落ち着かなかった。だいたい普通は15mm前後あるものだが、本書は4mmしかない。小学館のせいか、装丁者(片岡某)のせいなのかわからないが、ハードカバーの本とは思えない。
【まず石を投げよ】久坂部羊 ★★★ 「廃用身」「無痛」などで、Morris.に衝撃を与えた著者の作品で、本書は医学関係ライターをヒロインとした作品で、医療ミスの隠蔽をとりあげているが、どこか上滑りなところが多く、失敗作かもしれない。
アイヒマン実験とも呼ばれる、米人社会心理学者ミルグラムの電気ショックを使った実験のシミュレーションをTV番組でやろうというところは、勘弁してもらいたかった。Morris.は「ドッキリカメラ」みたいな番組は見るのも嫌である。
ヨハネ福音書からのタイトルの意図は、ラストで明らかにされるが、これもいかにも作り物めいている。、
【永久男根 平岡正明】四方田犬彦編 ★★★ 平岡正明は一時期大好きで、作品が目につけば必ず読んだものだ。2009年7月9日に亡くなってたということを、遅まきながら本書で知った。つまり、ここ最近はあまり、彼の著作も読まず、関心が薄れていたということになるのだろう。
本書はその一周忌として(2010年7月9日発行)、生前彼と関わりのあった人々の回想や批評、コメント、を集めたもので、責任編集は彼と同時に斎藤緑雨賞を受賞した四方田犬彦である。
執筆陣は、四方田を始めとして、山下洋輔、マイク・モラスキー、相倉久人、平井玄、足立正生、内藤誠、大山倍達、森直実、中野義仁、梁石日、村中豊、田中優子、金原亭馬生という面々。
2011/04/25(月)●雹(@_@)● |
7時半起床。
今朝の血圧は209/113/73。
8時ごろ、物凄い音の雷鳴が鳴り響き、一転空が掻き曇り大粒の雨が降ってきた。それにしても雨音が異常である。ベランダに落ちた雨粒を見たら、透明な氷の粒である。おお、これは雹ではないか(@_@) 霰とちがって雹は夏でも降ることもあるから、4月に降ってもおかしくはないが、このところの異常気象や、東北大災害のことに思いが及ぶ。
11時からはサンTVで今日から始まった「怪しい三兄弟 수상한 삼형제」を観る。うだつの上がらない巡査部長の三人息子(コンガン健康、ヒョンチャル現金、イサン理想)を中心にしたコメディらしいが、70話あるとのこと(@_@) 7月一杯でも終わらないかも。タイマーそのままにしてるから、とりあえず見ることになるだろう。気になったのは、登場人物のTシャツの胸の部分がぼかされていることだった。ロゴかマークが入ってるのか知れないが、ずーっとこれをやられるとちょっとげんなりしてくる。
午後は王子動物園へ。今日もまぬうがいた。このところ、例のベッキーを見ることが無い。Morris.とは縁が薄いのかもしれない。
図書室の新着の棚に「象虫」という大きな写真集があった。小檜山賢二という名前は覚えてなかったが、この写真には見覚えがある。芸術新潮1995年1月号「20世紀を決定した「眼」」という特集で印象が強かった写真である。マクロ撮影でコンピュータで合成して全体にピントが合った画像である。あのときもびっくりしたが、この新しい写真集では、さらに精度が上がっているし、象虫そのものの造形の妙と多彩さに改めて圧倒されてしまった。
動物園の後、青谷川沿いの鬱金桜並木を冷かす。もう手後れかもと、思ったがまだ花盛りだった。
この公園のベンチでミニギター練習。ほとんど人も来ないし、大声で歌うことができて気持ちよかった。本当はセンターまで歩いて行くつもりだったが、ついつい歌い続けて、気がついたら5時過ぎてた(^_^;)
ミニコープで買い物して6時半帰宅。
今日の歩数は3160歩。
凄い雨音 |
ベランダに落ちてきた雨粒? |
間違いなく雹だ(@_@) |
パンジー |
白孔雀 |
今日のまぬう |
同じく |
同じく |
どうぶつえんとすいぞくかん |
小檜山賢二写真集「象虫」 |
凄い迫力 |
外からハンター邸窓 |
レフ使って撮影してた |
獺(かわうそ) |
海豹(あざらし) |
シルエット |
青谷川沿いの鬱金桜並木 |
逆光桜 |
2011/04/24(日)●忠武キムパ● |
7時半起床。
今朝の血圧は201/112/79。
とりあえず、朝風呂と洗濯済ます。午前中は昨日、一昨日の日記編集。
昼食は冷凍してたご飯解凍して、これで忠武キムパ作る。と、書くと特別なメニューみたいだが、これは究極のシンプル海苔巻である(^_^;) 具も何も入れない細巻きで、以前釜山の南浦洞の専門店でこれを食べてえらく美味しかったので、ときどき作るようになったのだが、今日は一合半くらいで細巻き10本作り、ほとんどぺろりと食べてしまった(^_^;) キムチが切れてたのが残念である。
昼はKBSの全国ノレチャラン」ソウル永登浦篇。トリのゲストはソンデグヮンの「プニキチョワ(雰囲気がいいね)」はレパートリーに入れたいと思う。
午後は中央図書館に行く予定だったが、昨日、一昨日の疲れが抜けないのと、2時から阪神ー横浜線が始まったため、ついついTV見てしまった。結果は1-3で阪神の負け(>_<) 本当に阪神打線の低調ぶりは目に余るものがある。
夕方、自転車で水道筋まで出る。マルハチがそろそろオープンしてないかと期待してたのだが、まだで、新装オープンは明後日26日らしい。
結局今日は、一日休養日となった。
今日の歩数は1169歩。
2011/04/23(土)●虚脱状態(^_^;)● |
6時半起床。
今朝の血圧は213/108/78。
外は本降りの雨(>_<)
昨夜買って帰った缶ビールには手をつけずそのまま寝入ってしまったらしい。
朝風呂浴びて7時半にホテルを出て、金山駅から名城線自由が丘駅下車。
激しい雨の中小さな折畳傘さして現場に向かう。地図だと500mちょっとなのに、Morris.はすっかり迷ってしまった(>_<)
昨日の昼休みに覚王山墓地に行って、場所は確認してたはずなのに、この墓地の中に入って行ったのが失敗で、ついつい石仏に木を取られているうちに方向が分からなくなった上に、雨でプリントした地図がボロボロになってしまった。
結局大通りに出て、墓地の入り口まで大回りして、現場には9時ぎりぎりに到着。
午前中はガレージでアメリカ向けの荷物の梱包。昼は今日も中華弁当の出前。午後はマスターベッドルーム。今日は別会社のヘルプが4人入ったので、かなり作業ははかどった。今日の作業は4時に終了して、雨の中神戸に向かう。
名神はずっと大雨だったが、阪神に入ったところで雨は上がった。7時前に倉庫着。コンテナ詰め作業は明日やることになったので、そのまま帰ることができた。さすがに、きつい現場+Deep Nightで、身体ふらふらだったので、これは助かった。
部屋に帰っても何する元気もなく。缶ビール飲みながら、録画しといた「ガラスの城」50話と最終話を見る。結局このドラマ1回見落とした以外は全て見てしまった。最終回も韓国ドラマとは異色のフィナーレに、ちょっと驚かされた。
日記つける余力もなくそのまま就寝。
今日の歩数は3915歩。
2011/04/22(金)●名古屋Deep Night(^_^)● |
4時半起床。
今朝の血圧は208/113/84。
浅海くん、としろうと3人で名古屋の現場へ。
現場は千種区月が丘の3階建ての一軒家で、恐ろしいくらい荷物がある(>_<) Morris.は二日取りと思ってたのだが、実は三日取りで今日明日、そして一日おいて月曜日までとのこと。Morris.は月曜日は別用があるのでパス。
今日は殆ど一日台所の食器に専念。陶磁器ガラス器だけで15箱梱包。これは一日としてはこれまでで一番多いかもしれない。別会社の応援二人と5人で作業したが、このペースではとても三日では上がるまい。
昼は出前の中華弁当いただき、近所を散策。実はMorris.は今夜は一人で名古屋に泊り、明日は現場直行なので、最寄り駅までの道を確かめておこうと思ったのだ。
すぐ近くが覚王山霊園である。名前はよく聴くのだが、実際に見るのは初めてで、ついつい冷やかしに入る。小高いところに慰霊碑があり「第一軍戦死者記念碑」とある。太平洋戦争の忠霊碑かと思ったが、銘板には明治34年とある。何と、これは、日清戦争の慰霊碑で、元々小路のど真ん中に聳えていて、路面電車もこれを迂回していたとか。大正9年に現在地に移されたらしい。
そしてこの霊園は、とんでもなく大きなもので、墓はもちろん、いたるところに石仏、石像が多い。Morris.はすっかり夢中になってしまった。ここかしこに祠があり、そこに石仏が祀られてある。子安地蔵、観音、如来と一緒に弘法大師の像が多い。びっくりしたのは、石仏に彩色したものが多かったことだ。若狭や京都の化粧地蔵に似たもので、いかにも素朴というか稚拙な彩色で、これがまたいい味を出している。ついついMorris.はデジカメで撮りまくった。
午後4時すぎに今日の作業終了。
別会社の車で金山駅まで送ってもらい、金山プラザホテルにチェックイン。シャワー浴びて、名古屋在住のえむあいさんと駅前で待ち合わせ。今夜は「韓国歌謡史」の著者朴燦鎬さんに会うことになっていたのだ。
待ち合わせ場所はいつもボストン美術館前なのだが、今日はミニギター(買ったばかりの赤)持参なので、駅前で小手調べしようとしたのだが雨が降りだしたので美術館の屋根の下に座り込んで歌う。5,6曲歌った頃にえむあいさんがやってくる。ちょうどそのとき警備員が注意しにきた(^_^;)
JRで笠寺駅へ。駅前にある日本ガイシアリーナの前が、焼肉「長水苑」。これが朴燦鎬さんの店である。噂ではかなりの高級店で、普段ならMorris.は二の足を踏むところだが、今日は目的があるので奮発することにした。
前もって朴さんにはメールで連絡入れて、今日は予約も入ってないので、話もできるとのことだった。店に着いたのが6時半で、開店準備らしく、まだ客は誰もいない。テレビ番組でおなじみの朴さんはすぐ分かった。挨拶もそこそこに一番奥の席について何はともあれ、「韓国歌謡史1945-80」を購入し、サインもしてもらう。20年以上前に発表された名著「韓国歌謡史1895-1945」の続編で、2009年に韓国で発行されたものである。もちろん韓国語だが、日本語版がなかなか出そうにないので、入手することにしたのだった。その後はずっと韓国歌謡話。朴さんの愛唱曲「番地のない酒場」の歌詞の異同に始まり、北越作曲家金海松のこと、作詞家半夜月、孫牧人、李美子、イジャンヒ、南仁樹、朴是春、李在鎬…… とどまることを知らずである。とにかく古い韓国歌謡のことなら何でも知ってるし、Morris.が一つ質問するとそれに関連していくらでも話題が出てくる。Morris.の知識の底の浅さを思い知らされることも多かった。テレビでも魅せられた朴さんの笑顔が良かった。
以前この店で山根さんと会った話やら、大阪のばぎやん(趙博)から音源提供してくれとの電話が入ったり、韓国芸能界の裏話やら、とにかく話題に事欠かない。
えむあいさんが、お土産に持参したチュヒョンミの初期のLPアルバムも嬉しそうに受け取っていた。結局注文もせずに1時間くらい話し続けたのだが、突然予定していなかった団体客が入り、朴さんは仕事に追われることになった。
それを機に、Morris.らも注文。瓶ビールに、ホルモン中心の焼肉を頼む。先に書いた通り、この店はかなり高級で、当然価格もそれなりである。ホルモンでもMorris.が行く店の倍くらいはする(>_<)。生センマイ、ホルモン、ギアラ、ミノなどを頼む。出てきたホルモンはさすがに厳選されたものらしく、見るだけでヨダレでそうな代物。そして、Morris.偏愛のミノときたら……。漬けダレも絶品で、しばらく二人は肉食動物になって食べまくる。いやあ美味しい。
先の団体客以外にも次々と客は増え、ほぼ満席状態。朴さんはときどきMorris.の席を覗いてはまた仕事に追われる。「今日は予約もなかったのに、何でこんなに混むんだろう、チク生!!」などとぼやくあたりが、いかにも可愛い(^_^;) 腹もくちて酔いも回ってきたMorris.は、やおらミニギター取り出してこっそり歌い始める。いちおう店の方には断りいれたけど、団体客が盛り上がってかなり騒々しかったから、逆に都合が良かった。
ミニギター見てちょっと朴さんは驚いたようだが、「サムダドソシク」や「ソヤンガンチョニョ」など演ったらすっかり喜んでくれた。その後はえむあいさんの専門であるチュヒョンミナンバーやユンジョンちゃんナンバーなど中心に歌いまくる(^_^;) 結局20曲以上は歌ったと思う。途中朴さんは、ちょこちょこやってきては、仕事に戻る。韓国歌謡研究の第一人者の前で臆面も無く歌うMorris.もMorris.だが、少なくとも、Morris.が本当に韓国歌謡が好きで好きでたまらないということだけは、解ってもらえたと思う。古い歌が好きになったきっかけは?と訊かれて、親友のイパクサから教えてもらったと言ったら、これまた驚いてたようだ(^_^)
次回はぜひ仕事前に訪問して、SPレコードやポスター、書籍など貴重な資料満載の朴さんの韓国歌謡研究室を拝見したい。再会を約束して9時半過ぎに店をでる。もちろん3人の記念撮影も。3時間半ほど店におじゃましたことになる。
その後金山に戻り、ノレバンへ、とも思ったが、店でしっかり歌ったし、もう少しえむあいさんと話もしたかったので焼き鳥屋に入り、またまたビールで乾杯。
自転車で自宅にもどるえむあいさんに、赤ミニギター持って帰ってもらう。何しろMorris.亭にはすでにミニギター4本あるし、この一本は名古屋用としてえむあいさん宅に保管してもらうことにしたのだ。今度一緒に朴燦鎬さんを訪問するときにも持ってきてもらえるし、他に名古屋に行く時に使わせて貰う機会もあるだろう。
すっかりいい気分になって、「まき」で長浜ラーメン食べて、コンビニで缶ビール買ってホテルに戻ったのが12時前。結局そのままベッドに倒れ込んだようだ。
今日の歩数は4418歩。
見事な鬱金桜 |
お洒落なガルグイユ |
第一軍戦死者記念碑 |
階段脇の石造も立派 |
道祖神? |
余っ程仏さまらしい(@_@) |
馬頭観音 |
三面馬頭観音 |
墓地内に石仏多し |
素敵な石仏だらけ |
可愛い阿弥陀さま(^_^) |
可愛い弘法大師(^_^) |
可愛い観音さん(^_^) |
可愛い薬師如来(^_^) |
可愛い釈迦如来(^_^) |
もう藤が |
金山駅前の白トラ |
御用達(^_^;)中 |
これぞ猫ばば(^_^;) |
焼肉「長水苑」 |
朴燦鎬さん |
朴さんとえむあいさん |
Morris.と朴さん |
至高のミノ\(^o^)/ |
弾きまくり唄いまくり(^_^;) |
朴さんものりのり(^_^) |
辞去前に記念撮影 |
2011/04/21(木)●それぞれにできること● |
6時起床。
今朝の血圧は229/122/79。
浅海くんら5人で茨木市、タイ行きと保管荷物のピックアップ。
1時前に作業終了。
その後奥井さんと実家への荷物配達。
昼は「うまげな」という讃岐うどんの店でぶっかけ(冷)食べたのだが、ここは×だった(>_<)
4時二倉庫に戻り、ちゃかちゃかと明日の準備して4時半には倉庫を出る。
東北大震災発生から40日過ぎた。少しずつでも、復興に向けてのあゆみが見られるが、福島原発の進行形の泥沼状態が大きく立ちふさがっているような気がする。
Morris.のお気に入りのサイトやブログを通覧すると、今回の大災害に積極的に関わってる人の活動が目を惹く。
「このごろであった美味しいものの」のゆきねこさんは、神戸っ子だが、敬愛する宮沢賢治の縁で関西岩手県人会の仲間に入り、積極的に募金活動に参加してるし、ゆうさんが館長を務める神戸学生青年センターは古本市の売上から100万円を東北の在日外国人留学生、就学生支援のために送ったとのこと。ソウル在住のHachiさんは、在韓日本人ミュージシャン中心の組織「さくら組」で、音楽を通じて支援活動をやっている。知り合いではないが、農産物流通業者のやまけんさんは、被災地で炊き出しを行なっているシェフのための資金援助活動を繰り広げている。それぞれに実効ある実行力の表れである。
それにひきかえ、Morris.は何をやってるのかというと、なにもやっていない(>_<) 飲んで潰れてギター無くしたり、阪神の勝敗に一喜一憂したり、韓国歌謡熱唱したり(^_^;)である。口ではいかにも深刻そうに震災の話題をあげつらったり、政府や行政の批判したり、それだけである。それなら、いっそ、黙ってる方がましだ。
12日の失態に反省して今日まで断酒続けてきたけど、これも明日の夜にはいやでも解禁ということになりそうだ(^_^;)
明日明後日は名古屋の現場で、Morris.は「個人的に」一泊するつもり(^_^;) ということで明日、明後日の日記はしばらくアップが遅れそう。
阪神-巨人戦。今日は巨人の新人沢村投手に手を焼いて連敗。
今日の歩数は2418歩。
2011/04/20(水)●赤ミニギターの帰還(^_^;)● |
6時起床。
今朝の血圧は203/114/80。
矢谷くんら4人で芦屋の中国向け荷物と保管荷物のピックアップ現場。
昼は「楓林」で野菜ラーメンと餃子。みんなが言うほど、ここのラーメンは好みでないのだが、餃子は美味しかった。
4時半作業終了。今日は荷降ろし無し(^_^)ということで6時前帰宅。
着払いで宅急便が届く。\1380払って受け取る。送り主は「姫路駅忘れ物センター」何とすっかり無くなったものと諦めていた、ミニギターである。嬉しいことは嬉しいのだけど、Morris.は焦ってミニギター買ってしまった後である(^_^;) いくらなんでもミニギター5本というのは宝?の持ち腐れである。しかも青二本、赤二本ときたもんだ。このミニギター(tiny-boy)は、Morris.が最初に買ったナチュラルと、青と赤、それに茶色っぽいサンバーストの4色しかない。どうせなら黄色とか白とか派手な奴があったら嬉しいのだけど(^_^;) とりあえず譜面台買わなくて良かったよ(^_^;)
巨人-阪神戦。今日は2-0と先制しながら、シーソーゲームになり、結局4-5の惜敗(>_<) ちょっともったいなかった。
今日の歩数は5299歩。
今朝の白雉 |
後姿 |
事務所の枯れかけグリーン |
2011/04/19(火)●魚眼で通り抜け● |
7時起床。
今朝の血圧は224/117/84。
朝の三点セットすまして、9時過ぎに自転車で金沢病院へ。呉先生は今日は血圧はかるだけで、薬出してくれた。
10時過ぎに部屋に戻り、食事しながら「ガラスの城」48話見る。このドラマも今週で終わる。
1時前にJRで大阪に出て地下鉄で天満橋から歩いて大阪造幣局桜の通り抜けへ。今年は4月14日から20日までで、明日が最終日。
これまでに何度も訪れて、デジカメもいやというほど撮ってるから、今年はあっさり通り抜けようと思ったのだが、いざやってくるとついつい夢中になってしまう。眷恋の御衣黄はまたしても、ちょっと遅すぎだったが、やっぱり印象深い。普賢象の緑系変種の「須磨浦普賢象」に心惹かれた。今日は三脚持ってきてなかったし、しばらく魚眼レンズで撮りまくる。途中から雨が降りだした。
歩いて天神筋商店街冷やかして、6時過ぎ帰宅。
甲子園の阪神-巨人戦は20分遅れで始まり、今日もまた延長戦に。10回裏新井弟のヒットでサヨナラ勝ち。
今日の歩数は4084歩。
水道筋車下のトラ雉 |
ここからは造幣局の桜オンパレードし(^_^;) |
ちょっと地味 |
紙細工みたい |
八重には八重の |
串桜(^_^;) |
それほど混んでない |
そして御衣黄(^_^) |
ちょっと遅かったけど |
蕾も緑 |
恥じらい |
幹から直接咲いてる花房 |
可憐 |
纏綿 |
須磨浦普賢象 |
Morris.の注目株 |
見事な枝垂桜 |
同じく |
ハイキーシリーズ |
その2 |
その3 |
鬱金魚眼 |
万華鏡 |
以下説明省略 |
2011/04/18(月)●強風栗東● |
6時起床。
今朝の血圧は183/107/80。
矢谷、秋本くんと3人で、午前は宝塚の小口ピックアップ。
午後は栗東の配達。
前にも行った道の駅「あぐりの里」でカツカレー大盛り頼んだら、超大盛りでちょっと多すぎた。
配達作業現場では、嵐のような風が吹いて荷物が台車ごと飛ばされそうになった(@_@)、
作業終わってから帰り道は大雨になったが7地に倉庫についたら上がっていた。
今夜の「歌謡舞台」は春の花の歌特集だったがいまいち盛り上がらなかった。キムヘヨン嬢の笑顔が唯一の救いか。
今日の歩数は2637歩。
鉄棒下の白 |
カツカレー大盛(@_@) |
キムヘヨン嬢 |
2011/04/17(日)●ペコちゃんと2ショット(^_^)● |
7時起床。
今朝の血圧は210/112/83。
今日はちょっと欲張りな予定を立ててたのだが、結果は大幅に狂ってしまった。当初の予定は、朝中央図書館に行き、返却と貸出(有吉佐和子)すまして、三宮の石橋楽器で譜面台買って、JRで大阪に出て、造幣局通り抜けから天王寺のTOMIYAGAKKIで赤いミニギター買い、その後は新世界で一人韓国演歌ショー(^_^;)というもの。
浅風呂つかって、8時過ぎに部屋を出てJR神戸から湊川神社で時間調整(^_^;) 厄払いの儀式みたいなのやってたので本殿を除いたら天井に大きな龍の絵があり、それを取り囲むように様々な天井絵がずらっと並んでいた。これまで気づかずにいた、というより、この神社は図書館の通り道みたいにしか思ってなかったから、本殿覗いたのがそもそも初めてかも知れない。玉石混交といった感じで、ツアmらないものも多かったが、中にはうーむ、と感心するものもあった。
きっちり9時15分(開館時刻)に中央図書館に到着したのだが、閉まってる(>_<) 4月11日から21日まで蔵書点検のため休館だと(@_@)
今朝ネットで開館時刻しらべながら、この休館予定には目が行ってなかったようだ。
ポストに返却だけして歩いて三宮に戻りイシバシ楽器まで行ったのだが、11時開店まで待たされて、店に入ったら、Morris.が気に入ってた軽くて安い譜面台は無かった(>_<) 安いのは重い物ばかりで、ヤマハのアルミ製なんか6千円以上する。これだとミニギターの値段に近いのでパス。
三宮図書館で5冊借り、ダイエーで食料買い込んで一旦帰宅。ネットで大阪梅田周辺の楽器屋検索して地図をプリントアウト。
何故かひさしぶりにサンドウイッチ作る。
3時前に部屋を出てJRで大阪へ。サンチカのナカイ楽器を始め、ワタナベ楽器、茶屋町の石橋楽器など5,6軒回ったが、安くて軽い譜面台は見つからず。地図に電話番号も書いてあるのだから、先に電話で確かめればそれで済むのだから、こうやってわざわざ出向くこともないようなものだが、たまには楽器屋巡りというのも楽しいものである。
大阪-三宮の昼得切符飼うため地下に潜る。帰り道、動いているペコちゃんに出会う(@_@) 梅田大丸地下に新しく不二家がOPENしたのでそのキャンペーンらしい。子供たちと一緒に撮影するという趣向だけど、Morris.がほっとくわけはないよね(^_^;) 側にたっている係員アジョシに頼んで一枚2ショットを獲得(^_^)
環状線で天王寺に出て、TOMIYAGAKKIに着いたのが6時過ぎ。実は昨日電話したら今日は法事のため休みになってたのだ。5時過ぎには帰宅するからというので、この時間に行ったわけだ。
今日はもう赤いミニギターにすると決めてたので、即決。例によってティアドロップのピック2枚おまけにもらう。
そのまま動物園方面に回る。大阪市立博物館前で、尺八吹いてるアジョシに遭遇。不思議な曲を吹いている。楽譜を見たら「エリエリ ユダヤ民謡」と書いてある。
早速買ったばかりのミニギターで合奏(^_^;) Fの曲だが、コードは付いてないし、メロディラインも聞き覚えのないもので、ちょっと苦労したけど、2回目にはかなり上手く行った。ような気がする。Morris.の楽譜開いて「蘇州夜曲」を一緒に演る。これはアジョシが適当に合わせてくれたが、かなりひどかった(^_^;) それでも、これも出会い、ということでなかなか楽しかった。
動物園前通ったら猫の姿があったので、ついつい寄って行く。この暗さでは無理だろうと思いながらもデジカメ出してMorris.@Catographerモード。地面に豆袋置いてスローシャッター撮影。かなり左右が歪んだり、猫が動いたりして、満足行くものは撮れなかったが、それでもご愛嬌である。
ジャンジャン横丁通り越して向かいのアーケイド商店街を散策して、新今宮からJRで9時帰宅。
阪神はデイゲームで、今日は延長10回0-1で中日に敗けてしまったらしい。城島はスタメン落ちしてたらしいが、それでも阪神打線は湿りっぱなしのようだ。
夜は久しぶりにKBSアーカイブで「コンサート7080」見る。ミンヘギョンが印象的だった。
今日の歩数は14314歩。
神戸駅前の空 |
楓の若葉と赤い実 |
湊川神社本殿 |
本殿内部魚眼 |
お祓いの儀式らしい |
天井画 |
中国の切り絵風 |
右の菖蒲図 |
棟方志功っぽい |
八重桜 |
同じく |
ミルキー・カーニバル(^_^) |
大きなぺこちゃん |
ペコちゃんと2ショット(^_^) |
不二家梅田大丸地下店 |
新世界の夕暮れ |
尺八親父とミニギターMorris. |
動物園前の野良雉 |
同じく |
野良猫たち |
新開筋商店街 |
珈琲の木村屋 |
近所に欲しい、スーパー玉出 |
新今宮の教会 |
2011/04/16(土)●赤ミニギター紛失(>_<)● |
6時起床。
今朝の血圧は205/107/72。
矢谷くんと二人、午前は吹田千里の配達、午後は吹田山田の航空便ピックアップ。
昼は中華料理「珍宝亭」の唐揚定食。これは抜群に美味しかった(^_^)
2時過ぎに作業終了。松田商店に紙ごみ捨てに行き3時には倉庫着。4時には退出できたので、自転車で金沢病院まで行ったのだが、今日は土曜日で午後のは休診だった(>_<)
ところで12日「サランバン会の後最終電車で帰宅したときミニギターが無かったことを書いたが、実はMorris.は「大邱」に忘れたのだろうとたかをくくっていた。13日は店定休日だから、14日に店に電話して確かめようとしたのだが、登録してた店の電話番号は現在使われていないとのメッセージ。新しいソンママに電話しようとしたが名刺が行方不明。ちょっと不安になって、サランバン掲示板にそのことを書いたら、翌日ぐいぐい酒場に歌麿会長からソンママに連絡したが、店には見当たらないとのこと(^_^;)。さらにpostmanの書き込みに、店をでる問Morris.はギターケース抱えていたという証言もあって、店に置き忘れた可能性はゼロになった(>_<) あわててJR西日本のお客様係に電話して確かめたが、これも駄目(>_<) つまり、赤のミニギター紛失確定である。うーーん、まあ、安物ギターだから買い換えれば良いのだけど、あのキンキラキンの音はそれなりに気に入ってた。Morris.亭にはミニギター他にも3本(1本は死にかけてる(^_^;))あるのだから、あわてて買う必要も無いようなものだけど、、ギターと一緒に譜面台も無くなったからこちらは早急に買わなくてはならない(;;)
今日の阪神-中日戦は昨日とはまた別の意味で疲れる試合。結果は1-1で延長戦に入り10回が終わったのが3時間30分(震災特別規定でこれを超えると次の回に入れない)直前。次の11回表も阪神は得点できず、その裏に1死満塁のピンチを迎え、どうにかこうにか切り抜けた。この引き分けは中日には応えたと思うが、阪神の打線の湿りが気にかかる。
それにしても城島は何とかできないものか。1試合でワイルドピッチが4個、ほとんどが城島の責任である。打撃もどん底、走っては凡走でホームでタッチアウトになるし(>_<) ラジオの解説が矢野だっただけに、キャッチャー交代してもらいたかった(^_^;)
今日の歩数は2002歩。
2011/04/15(金)●疲れる試合● |
5時半起床。
今朝の血圧は227/99/80。
最近倉庫が一つ撤去されて見通しの良くなった摩耶埠頭東岸から灘大橋方面を眺める。橋の下に大きな赤い船がいたので、デジカメでズーム撮影。「NAVIOS ALDERBARAN」と書いてある。例によってあとでネットで調べたら、PANAMA船籍の貨物船で、218×32mとあったから、SONG NORと同じくらいの船だ。
奥井さん、溝渕くんら5人で枚方の現場。出発前に雉猫が倉庫前の塀から奥に入っていったので、あわてて撮影、警戒心が強くてちゃんと撮れなかった。
現場は階段3階で、お客さんの仕分けがうまくできてなくて、量の割に時間がかかる。なぜかやたら蚊が多かった。
昼は丸亀製麺でぶっかけうどん大盛り。
城陽市の実家の納屋にと荷物搬入する頃から雨になり、帰り道名神では大雨になったが、倉庫に戻ったら上がってた(^_^)
6時前帰宅。
中日-阪神第一戦はナゴヤドーム。阪神が5-0とリードして初戦楽勝かと思ったがエラー絡みで2点差に迫られ、スタメン外れの金本が二死一塁で代打に出たのに、ランナーの俊介が盗塁失敗でチェンジ。このため金本の打席は無かったことになり、つまり、これで金本の連続出場記録は1766でストップしてしまった(>_<) 走った俊介を攻めるわけにもいかないが、こんな形で記録が途切れるというのも、騙されたような気がする。試合は9回藤川が代打ホームラン浴びて1点差、辛うじて逃げ切ったけど、疲れる試合だったあ。
今日の歩数は3572歩。
今朝の摩耶埠頭 |
倉庫前の野良雉 |
枚方のガガンボ |
国会議事堂か? |
岩屋の竈猫 |
車下の灰猫 |
【有田川】有吉佐和子 ★★★☆☆ 有吉佐和子作品は読み続けてるのだが、仕事と酒のためになかなか読書控えが書けずにいた。
本書は有田川上流の蜜柑豪農の娘千代(実は拾われ子)が、有田川の氾濫に乗じて川下まで流され、川下の蜜柑村の女衆として働きながら、蜜柑相場師と結婚、明治、大正、昭和と生き続けるという、女の一生なわけだが、蜜柑そのものへの描写にも、有吉らしさが伺われる。
蜜柑の皮の干したものは陳皮と云って、漢方薬や支那料理の原料になる。春先にはからからに乾いた皮を纏めて買いにくる小商人がいるのであった。世帯を持ってから千代は、こうしたことも手まめにやるようになっていったが、それは手ひどい貧乏もする家の世帯持ちをよくするためんいという平素の心がけだけではなかった。「もったいない」千代は心の底からそう思うのだ。米という字は人の手が八十八回かかっているからそう書くのだという話があるけれども、蜜柑作りが蜜柑を黄金色に育てあげるまでの苦労は、米と較べて少ないことは決してない。米は一年一作だが、蜜柑は苗木(だい)に接木してから、それこそ手塩にかけて育てるのである。一本一本の樹を撫でさするようにして、熟れた実を採るまでの過程を思えば、食べ終わったあとの皮もぽいと捨てさるにはしのびない。だから蜜柑百姓たちは、袋から出さずに噛み砕いて嚥下してしまい、残った皮は干して薬屋に渡し、一切の無駄はしないのであった。誰も蜜柑を粗末には扱わない。
育てられた豪農の実の娘、妹の悠紀との愛憎も大きなテーマになっているが、洪水の生々しい描写が、先般の津波を連想させた。
悠紀が有田へ戻った齢の終りに、満州事変が勃発した。翌年早々には上海事変が起り、春には満州帝国が独立した。軍部の力が強くなっていくのは、政治に関心の高い紀州の人間たちには政友会の動きを見ているだけでも読みとれた。
「おかしな時代が来よったでえ」
貫太が腕をこまぬいて、呟くようになった。
丸川の景気は予想がつかなくなっているのであった。昔は青田買いをして、天候如何で当り外れが出たものであるのに、近頃は市場の蜜柑相場が狂うのである。不作の年に思いがけない金儲けが出来てみたり、かと思えば当たり年が低調でどうにもならなかったりする。かいしょかけて当るには、どうも釈然としない結果が続くようになり、それは貫太の性格にとって愉快なことではなかったのである。
こういった、時代描写もありよしらしいが、ここは、ちゃんと「腕をこまぬいて」を使ってることが嬉しかっただけ(^_^;)
【香華】有吉佐和子★★★☆☆ 恋多き母と芸者から旅館の女将となった娘の愛憎物語。というより、ほとんど疫病神みたいな母親に、苦しめられる娘の物語である。
読者はヒロインの娘に同情しながら、ついつい悪役の母の登場部分に目を離せなくなる。
楼主と女将とは話を続けていて、
「旦那はそうおっしゃいますが、若くなくっても、あれほどの容貌はうちでは少ないんですから」
「若くない女は、容貌がよくても時が来るとがたりと崩れるものだ」
「崩れるまでに借金は抜けますよ。たった一本で手が打てたのですからねえ」
「うむ」
「でも、そりゃ云ったより若くはないかもしれません。旦那の目利きは男の目利きなんで、私たちのとは違いますから」
「買ったあとで、値踏みしてもくだらんがな」
「そりゃ、そうですわね」
「売れるか売れないか、ちょっと見当のつかない玉だな」
「売れますよ、旦那。ともかく変り種ですもの、始めのうちだけだって……」
「うむ」
この会話は、云い合いとも思われぬのんびりした口調で交わされ、楼主は面白くもなさそうに、金ののべ煙管で吐月峰(はいふき)を叩いていた。
しばらくすると、襖の向うに人の気配がして、女中の改まった声がきこえた。
「ご免下さい。九重さんが参りました」
女将の目顔に云いつけられて、朋子とおちょまの二人は、襖の引き手に手をかけて左右へ一時に開いた。
女中と鴇母(やりて)を従えて、初見世の遊女が一人、立兵庫に結い上げた髪に数本の笄をさしたまま、まるで芝居の一場面のように両手をついて控えていた。目をさすような緋縮緬の長襦袢に、縫取りの紫地の衿をかけ、鴇いろのしごきを前結びにした上から、藤色裾模様の裲襠(うちかけ)を着た遊女は、顔をあげると楼主の顔を見た。赤い唇がこぼれ落ちるように動くと、都代は匂うように笑ったのである。
「あ……」
朋子は生れてからこのときほど驚いたことはなかったように思う。声が喉から口へ上る間に、もう消えてしまったのではなかったろうか。朋子が驚いているのを、楼主たちが気がついたかどうか。
【真砂屋お峰】有吉佐和子 ★★★☆ 江戸の堅実な木材商真砂屋の一人娘お峰が、石屋の次男で大工に弟子入りした甚三郎と相思相愛で結ばれるが、時代が真砂屋の商売には向かなくなり、店を狙う伯母のしつこさにも閉口した二人が、それぞれのやり方で自由を選び採るという、時代錯誤的(江戸時代にとっての)ストーリーで、序盤二人の出会いから結ばれるあたりまでは、こんな面白い物語はないとさえ思われたのだが、だんだんお峰の性格が撓んでしまい、おしまいあたりは、トンデモ話になってしまう。
下手な芝居を見てるような気にもなるのだが、それでも、とりあえず、読み進まされてしまうのが有吉の芸なんだろう。
2011/04/14(木)●超高速試合(>_<)● |
7時起床。
今朝の血圧は221/107/78。
今日は現場が六甲道だったので自転車で現直。
しかし現場が階段4階とは知らなかった(>_<)
広いベランダがあって、天気も良かったので、ほとんど一日外での梱包作業。主に家具やスポーツ用品など、普段とは違った梱包で面白かった。昼は王将の中華丼+餃子ですまして、灘図書館で昼休み。1冊借りる。仕事の昼休みに図書館に行けるというのは良い(^_^)
5時半まで作業して、水道筋で野菜など買い込んで6時過ぎ帰宅。
福岡の深町さんから小包が来ていた。中身は「どくだみミックス茶」のティーバッグ(^_^;) 「上手につき合おう 高血圧」という本からの一部コピーも添えられていた。きっとこのどくだみ茶も高血圧に良いということなのだろう。試しに飲んでみたら、これがなかなか美味しい(^_^;) しばらく飲み続けることにしよう。
今日の阪神-広島は、えらく試合経過が早くて、7時には6回に入り、終わったのが8時ちょっと過ぎ。結果は阪神負けたけどね(^_^;) おかげで野球聞いてから、チュヒョンミのLove Letter全部聞くことが出来た。
今日の歩数は3108歩。
今朝の砂場雉 |
同じく |
頂きもののどくだみ茶 |
2011/04/13(水)●守山あたり● |
6時起床。
今朝の血圧は181/90/82。
溝渕くんらと5人で、午前中守山市のピックアップ、午後から別現場のデリバリ。
昼は駅の道あぐりの里で、ランチサービス。
倉庫には5地に戻る。
摩耶埠頭南岸に大きな青い船が入ってたので、帰り、自転車で見に行く。この前の赤いSONG NORもまだ停泊してたが、青い船はMOL LOIRE書いてある。例によってネットで調べたらPANAMA船籍の大型コンテナ船で、全長300m,巾37mとかなり大きい。6万2千トンクラスらしい。
さすがに昨日の飲み過ぎもあって、疲れた(^_^;)
阪神は連勝(^_^)
今日の歩数は2871歩。
今朝の砂場雉 |
今朝の岩屋竈猫 |
守山市汚水マンホール蓋 |
駅の道あぐりの里のランチ |
MOL LOIRE |
MOL LOIREとSONG NOR |
2011/04/12(火)●ひさびさ大トラ(>_<)● |
8時半起床。
今朝の血圧は188/104/88。
今夜は鶴橋大邱でのサランバン会がある。天気も良さそうなので、ちょっと早めに大阪に出て花見でもしようかと思い、松竹梅「白壁蔵」という、ちょっと高級日本酒の4合瓶買ってきたのだが、昨日のタラコが残ってたし、、「ガラスの城」見ながらちょびちょび飲ってるうちに、飲み干してしまった(^_^;) これが敗因だと思う。
結局昼から大分出来上がったMorris.が鶴橋に着いたのが5時前。いい気分で近くの公園の桜の下でミニギターで韓国歌謡歌って、6時にムックさんと落ちあって、大邱へ。もう店へ着いたときは完全に酔っ払い状態。それでも前半はチュヒョンミナンバー中心に歌ってたが、だんだん記憶が曖昧になってしまった。ビールとチャミスル交互に飲んでたことだけはまちがいないようだ。
ムックさんと三宮駅まで行き、上り最終で帰宅したらしいのだが、ミニギターが無い(>_<) 店に忘れたのだろうと思いたいのだが、どこかで落とした可能性もある。まさにへべれけになってしまった。先々月の月と猫と夜の庭さんと行ったときも潰れたし、先月は韓国製カラオケマシンに振り回されたし、どうも、このところサランバン会で飲み過ぎる傾向にある。自重しなくては。
今日からプロ野球開幕で、大トラならぬ阪神タイガーズは広島に快勝したらしい。
今日の歩数は3115歩。
これが失敗の元だった(>_<) |
ピカピカの一年生? |
熱唱ムック |
チークダンス歌麿 |
もてもて歌麿 |
記念写真(by postman) |
2011/04/11(月)●神戸回顧写真展● |
8時起床。
今朝の血圧は160/73/84。
朝の三点セットすまして午前中はミニギターで遊ぶ。
録画しておいた「ガラスの城」見てから、JRで六甲道に出て、灘区役所、ダイソー回って元町に出る。久しぶりに元町高架下2の弁天堂へ。ここのサリー店長とは相性が良くて、Morris.は彼女のブログの愛読者でもある。本当はアロハが欲しかったのだけど、まだ早すぎるということで、510のジーンズ一本買って、裾上げしてもらいながらいろいろ話する。どうしても話題は東北のことになるけどね(^_^;) 途中Morris.と同年配の客が高架下のガラクタ屋で見つけたというサイドカー付白バイのプラモデルを見せびらかしにやってきた。彼とも話して、持参のミニギターで何曲か披露(「コーヒー・ルンバ」「六甲おろし」(^_^;))。
その後プラージュでヘアカットして、元町アーケード3丁目のギャラリーMiyakeに立ち寄る。ぐいぐい酒場で443さんが紹介してくれた「昔の神戸写真展」を見るため。お茶の放香堂の向かいにある洋品店の2階にあるギヤラリーで、以前は1階が三宅写真館だった。その店主三宅康夫氏の生前の、神戸の姿を写した作品30点ほどが展示されている。昭和25年~50年頃の風景で、Morris.が神戸に住む以前の佇まいは興味深かった。今はない県会議事堂や岡本の洋館(ヘルマン邸?)、そして元町商店街の昔の町並み、神戸港の港湾人夫や、工場の生々しい労働者の姿など、なかなか見甲斐があった。この展示は5月8日(11:00~18:30 水曜定休)までやってるので、元町に出かけたらぜひ覗いて欲しい。ギャラリーには写真家の娘さんと息子さんがいて、いろいろ思い出話も聴かせてもらった。
その後元町を北に上がって、これまた443のさん紹介のトンカ書店の永田収写真展「神戸昭和51年番外編」を冷やかす。こちらは写真家が学生だった頃の神戸の風景で下町風景中心。せっかくトンカに来たのだからお愛想に何か買おうと書棚を冷やかしてたら、動物写真家の岩合光昭とその奥さん岩合日出子共著の猫本「海ちゃん ある猫の物語」の文庫版が\300で出てたのでこれを買う。原本は1984年に講談社から出されたものだが、何故か1996年に新潮文庫で出ている(^_^;) とにかく可愛い雌猫海(kai)の一生を素敵な写真と可愛いコメントで描写した一冊である。
それにしても鯉川筋からトアロードの間のこの元町北ゾーンは、神戸の中でも一番のお洒落ゾーンになってるなあ。ふらふらさまよってて、ヴィレッジ・バンガードがあったのでびっくりしてしまった。神戸ハーバーランドの店はちょくちょくひやかしてたけど、ここにあるというのは知らずにいたのだった。こちらは本屋より他の小物の方が多いくらいだったが、2階の漫画コーナーには圧倒された。Morris.のまるで知らないニューウエーブの漫画家の作品がずらーーーーっと並べてある。もう、Morris.は漫画読みではなくなった、というのを実感させられた。
三宮まで歩いて、サンパル富士商会でマーカー、地下シーダで食料買い、7時帰宅。
東北では相変わらず大きな余震が続き、1ヶ月たっても事態の深刻さは一向に改善できずにいる(>_<)
今日の歩数は3609歩。
島田さんからの封筒にあったカット |
灘駅前の桜並木 |
花びら |
六甲道の空何か不気味 |
とにかく風が強い |
弁天堂のさりー店長 |
弁天堂の客が買ってきたプラモデル |
この2階がギャラリーMiyake |
昭和41年・県会議事堂と栄光教会 |
ギャラリー風景 |
Morris.もモノクロで黒猫を(^_^;) |
元町北ゾーンへ |
トンカ書店 |
永田収写真展「神戸昭和51年」 |
猫の写真集と写真展の絵葉書 |
2011/04/10(日)●Good Design● |
5時半起床。
今朝の血圧は150/73/89(@_@)
昨日の日記編集。このところ夜には編集できず、翌朝ということがえらく多い。
としろうと二人で、京都のアメリカ向けピックアップと、草津の上海からの航空便配達。かなり帰りが遅くなりそうだと思ったが、京都のお客さんがかなり荷物梱包していてくれたので助かった。この家の裏手に見事な紫木蓮の樹があり、デジカメ撮影。ちょうど逆光になってたので、太陽を花の後ろに回して透過光撮影。でも、やっぱりこれは難しい(^_^;)
京都市バスのヨドバシカメラのバスラッピング広告が素敵だった。大きなカメラのイラストを側面にプリントしているのだが、レンズの部分がちょうどタイヤになってる。これは素晴らしい。
昼は草津の「名門」でこってりラーメン大盛り(\680)。これはなかなか美味しかった。
3時に倉庫着。荷降ろし、浅海くんの現場のバン詰めを手伝っても4時に倉庫を出ることが出来た。
東北の大災害から明日で1ヶ月目を迎える。それでまだ行方不明者が1万数千人、行方不明なのかどうかが不明という人も数多くいるらしい。それに追い打ちを掛ける余震の頻発と、福島原発の泥沼化状態。
ということで(^_^;) 先月23日に途中まで紹介してほったらかしていた石黒耀の「災害列島」を更新しておく。やたら引用だらけだが、この本(+「死都日本」「昼は雲の柱」)は、日本人の必読書だと思う。
今日の歩数は3197歩。
京都地方気象台 |
見事な紫木蓮 |
透過光撮影(^_^;) |
このデザインは秀逸\(^o^)/ |
加茂川の菜の花 |
「名門」こってりラーメン |
草津矢倉小学校前の白酢漿(かたばみ) |
事務所の桜投げ入れ |
摩耶緑地の花見風景 |
【震災列島】石黒耀 ★★★★☆ この前読んだ「「死都日本」のインパクトが強すぎたので、次作である本書を読むことにしたのだが、いやいや、こちらは、東海地震、東南海地震をテーマにしたもので、まさに今回の東日本災害を先取りしたような内容に、圧倒されてしまった。地震、津波、原発という、複合災害の描写は、まるで、今回の災害のシミュレーションだった。特に原発の地震による非常事態の描写と解説は、ほとんど今回の福島原発を髣髴させるもので、まるで、今回の緊急事態の解説記事を読んでいるのかと錯覚することが多かった。これが7年前に出版されていたということに驚かされる。
冒頭の早川総理と大竹日銀総裁の会話
「分っております。勿論、今、東海地震が発生したとしての話です。まずは増税、消費税率引き上げ、地震復興祭発行、政府保有外債売却などの努力を行い、それで間に合わない時の、あくまで非常手段でないと国民と国際社会の理解が得られないかと……」
「そんな官僚的発想じゃどうしようもないことは、前回、説明したでしょ? ますますデフレを進行させるだけですよ。そうなってから作戦を実行することになれば、国民に更に重い負担を負わせることになるんですよ。やるなら一気にしないと。効果が上がらない」
「しかし、外貨準備高が百四十兆円分もある現状では理解を得るのは困難です。強行すれば、何が起こるか分かりません」
「外貨ったって、殆どが米ドルか米国債ですよ。売れば、余計、円高になって経済復興が遅れるじゃないですか。第一アメリカが黙ってないですよ。世論なんて心配しなくても、地震が起これば変わりますって」
「それほどの大被害になるでしょうか?」
「まあ運次第らしいけど、だんだん運が悪い法に賭ける学者が多くなってきましたよね」
「やはり結果を見なければ、なんとも……」
「うーん、頭、堅いなー。……じゃあ、とりあえず、原版製作だけでもやっといてもらえません? 使うかどうかは状況次第ってことでいいですから」
早川は、強引に押して御破算になるリスクを避ける作戦に出た。
「試作だけなら……。偽造防止技術のテストということにして作らせましょう」
「頼むよ」
早川は慎重に受話器を置き、大きく溜め息をついた。「起こると分ってる事態に備えるんなら、誰にもできますって」
早川は右手を大きく振り上げると、開いた掌を机に叩きつけた。パンッ、と大きな音が廊下で響いた。早川は執務机の向こうに浮かぶ日銀総裁の幻影に向かって、鼻息荒く咆えた。
「何が起こるか分かんない国に住んでるから困るんでしょ? え1? 大竹さん!」
に始まり、
どうせ、この程度の与党と野党が茶番の政治をしているのだ。第一、もともと日本はアメリカの飼い犬なんだから、別に政治なんか必要ないのである。犬はご主人様にあたまを撫でてもらうことだけ考えていれば良い。
なんで、こんなことになったのだろう? 戦争に負けたからか?
早川は最近まではそう思っていた。だが、昨年末の警戒宣言事件以来、地球物理学者のレクチャーを受け、微妙に考えが変わってきた。結局は日本という国土の位置が悪かったのだ。アメリカの前庭である太平洋が、ユーラシア大陸と接する部分に長々と延びた火山列島。。ロシアの南下を防ぐ防壁として重宝され、中国・ソ連封じ込め作戦の堤防として使われ、北朝鮮の弾道ミサイルを撃ち落とすピケットラインとして期待され、いずれは中国の世界戦略を阻む前線として利用される。あまりにアメリカにとって便利で重要な場所に位置していた。日本は、言わばホワイトハウスの前庭入り口に置かれた検問所で、自分達はそこに繋がれている犬なのである。
(こんな格好だったかな?)
結果が見えている論戦に飽き飽きした早川は、手元の紙に、三十度ほど右に傾いたHのような模様を大きく描いた。上下が開いているので、むしろロシア語のКに似ている。
次に早川は、記号の上方に「北米」、右方に「太平洋」、下方に「フィリピン海」、左方に「ユーラシア」と書き込み、最後に記号の中央に黒井丸印を打って、傍に小さく「東京」と記入した。
これが、今の早川にとって、日本を取り巻く力関係を端的に表す魔方陣だった。
紙面はКの字により四つのパートに分けられる。地球のプレート分布図に当てはめると、北が北米プレート、東が太平洋プレート、南がフィリピン海プレート、西がユーラシアプレートに相当する。
学者が言うには、地球は殻付きの半熟たまごのようなもので、表面はプレートと呼ばれる板状岩盤で覆われているのだそうだ。プレートの話は一般常識として知っていたが、地球の中身が、そんな持ったら凹むような物だったとは意外だった。
プレートは十数枚に割れており、一年に数センチのスピードで動く。地球の円周は4万キロもあるのだがから、数センチくらいは誤差の範囲のようにも思えるのだが、そうはいかないらしい。その数センチの動きがプレート境界部で火山噴火となり、地震となって、二千万年もかけて日本列島を作ったというのだ。
特に、日本のように四枚ものプレートが、押し合い、へし合いして出来た国は他に例がないらしい。当然ながらプレートの枚数が増えるほど、力関係は複雑になる。そして、その力の中心に、何故かこの東京が存在するのだ。
日本という国の置かれた位置の特異さを総理の口を借りて慨嘆する。(Кはロシア語ではなくキリル文字と言うべきだろうけど(^_^;))
そして地震と原発。
気象庁が東海地震予知情報を発表したのである。
列島に激震が走った。6500人近い死者が出た兵庫県南部地震の十六倍の巨大地震が、日本の大動脈遅滞を襲う。おまけにその中央には原発がまだ稼働中である。
沸騰水型原子炉というのは、簡単に言えば、格納容器という頑丈な密閉建造物の中に、圧力容器と呼ばれる巨大な圧力釜を納めた物である。圧力容器の中に何万本というウラン連量棒をたてて、熱核反応で容器内の水(炉水)を沸騰させて、280℃、70気圧ほどの高温高圧蒸気を造る。
燃料棒の周りには泡が付き、これが多くなると、核反応が不安定になったり、燃料棒被覆管の温度が局所的に上がって危険なので、再循環ポンプという巨大なポンプで常に炉水を撹拌している。
こうして出来た蒸気をタービン室に送って発電するのだが、使用済みの蒸気は強い放射能を帯びているので、普通の火力発電所のように大気中に放出することができない。そこで、海水で冷やして水に戻し、再加熱してから圧力容器に返す。冷却加熱に大量のエネルギーを使うから、熱効率がすこぶる悪く、30%台である。分り易く言えば、発電量百万キロワットの原発なら、だいたい二百万キロワット分の熱を海に捨てている計算になる。ガスタービン発電が60%台の発電効率であるのに比べると、決して地球温暖化防止に役立っているシステムとは言えないのである。
さらに、ウラン採掘と精錬に大量の化石燃料を使うとか、ウラン鉱残土の環境汚染が大きいとかの問題もあり、決してクリーンでもない。勿論、核廃棄物の問題もある。廃棄物処理に要する費用を加えると安くもない。世界的に反原発機運が高まってきたのは、そういう背景もあった。
制御棒は一本に一基の独立した駆動装置がついているので、任意のパターンと速度で動かせるが、普通は、約四十本ずつまとめて動かし、半日以上かけて慎重に作業を進める。緊急停止の時は一斉に上げて、4秒で遮断を完了してしまうが、装置に与える影響が大きくて危険なので、本当の緊急事態以外は実施しない。警戒宣言の出た今は、3時間で停止を完了する手筈になっていた。
これが終われば、ウランの核分裂反応は泊まるが、実は、停止操作は終わっていない。発熱し続ける燃料棒を冷やさなければならないのだ。例えば三号炉は、停止時には23万キロワット、一時間冷却したあとでも、まだ7万キロワットもの熱量を出す。一般家庭の電気消費量なら3万軒分だ。これは、ウラン235の連鎖核分裂を止めても、燃料棒内にできた新たな放射性物質、いわゆる「死の灰」が崩壊熱を出し続けるからである。そのため、再循環ポンプと冷却装置を稼動して、何日も燃料棒を冷やし続けなければならない。冷却や制御に使う電気は、原発の発電が停まるので、外から送ってもらう。
日本の原発は平時でさえトラブルが多いという現実を無視し、政府と電力会社は、「地震には絶対安心」という立場を崩していない。従って、地震で故障が生じ、修理が終わらないうちに別の地震が襲うなどという事態は、想定さえしていなかった。
気のせいか、警報音の種類が殖えたように感じる。
永遠に続くかと思われるほど長い揺れが、ようやく収まってきた。新美は用心深く制御盤の下から這い出した。そして、操作パネルを見た途端、気絶しそうになった。
圧力容器の水位が急低下している。
さらに格納容器内に高濃度の水素ガスが検出された。
水素は、高温のジルコニウムに水が接触した時に発生する。すると、一番考えられるのは、燃料棒の頭が水面上に出てしまったということだ。水から露出した燃料棒は過熱し、やがて融解を始める。メルトダウンだ。最悪の場合、全ウランが溶けて炉底に集まり、熱核反応で炉を溶かして流れだす。そうなれば、考えるのも恐ろしい規模の放射能汚染を引き起こす。
「しかし、警戒宣言がでないと、原発が困りませんか?」
「そうですね、浜岡原発は自主判断で、既に一、ニ、四号炉を停止しているようです。もう少し時間が稼げれば、残る三、五号炉も停められるのでしょうが」
「何故、三、五号炉は停められないのですか?」
「電力会社は、注意情報の段階から予備の火力発電所を稼動させて、需給バランスを取りながら原発を順次停止させます。供給が需要を下回ると、大規模な停電が発生して、避難や情報収集に大きな障害が発生してしまいますから、原発停止のタイミングはなかなか難しいんです。警戒宣言が発令されれば、殆ど全ての大口電力需要施設が閉鎖されますから、電力会社の負担はぐっと軽くなります。その時点では確実に、三、五号炉を運転を停止できるのですが」
「早く停めて欲しいものですね。白羽地震の時のように事故が起こってからでは困ります」
「そうですね。停めても、炉心が冷えるには、かなり時間がかかりますからね」
「そもそも、東海地震が近いと分かってから何十年も経つのに、政府は何故、太陽光発電・燃料電池・風力発電などの安全な分散型発電へ切り換えを進めなかったのでしょうか? 原発へ出す年間一千億円以上の電源促進対策費を、対策地域内の個人発電の補助に使っていれば、今頃、小型原発の一基分くらいには相当していたのではないでしょうか?」
「まあ、原発は国策ですからね」
解説委員は意味ありげに笑った。「エネルギー効率なら火力発電と燃料電池のハイブリッドの方がニ倍以上高いですし、コストも、後処理まで考えるとガスタービンの方が安い。廃棄物の処理も、他の発電の方が安全で安いですからね。原発の存在理由なんてのは、利権以外、とっくになくなっていたんですよ。とは言え、国の方針ですからね。電力会社だって、内心困っていたんじゃないですか?」
「改めて見ると、日本中、原発だらけですが、それにしても、こんな震源域の真ん中で稼動し続けているというのは尋常ではありませんね」
さて、現代は、この巨大地震サイクルのどこに当たるのだろう? バブル以降、目に見えて日本は悲惨な状況に陥っている。地震も多くなった。平均すると、日本には世界で起こるマグニチュード6以上の地震の10%が発生しているが、1994年以降に限れば、実に21%である。国土面積が僅か0.1%の国に21%というのは尋常ではない。
1995年の阪神淡路大震災以降、急速に国の勢いが衰え、人心が乱れたことを、実感しない大人はいないだろう。経済政策で当たったものはなく、財政は破綻寸前。政官財に始まったモラル崩壊は、幼児にまで浸透している。かつて世界最高水準だった治安は、先進国で最低。
もし、このまま今世紀半ばまで駿河・南海トラフ地震が起こらず、この状況がどんどん悪化していくのだとすると、これはたまらない。正直言って、それくらいなら早く地震が起こってくれた方がましだと思う。
日本のような世界有数の天災国に、あんな巨大都市を作って機能を集中させれが、富士山が噴火しなくても、いつか壊滅的な打撃を受けるのは当然のことだ。首都移転法という法律まで作りながら、政府機能の移転・分散は進まない。経済効率を求めて人口を集中させるから、天災のない時期には急成長できるが、潰れる時は一気である。おまけに原発なんか造るものだから、ますます安全な場所がなくなる。
自分で自分の首を締めるような施策に税金を使われて、それでも経済発展のために目をつぶっていたら、お題目の経済発展にも限界があったことが分かり、皆、騙された気持ちになっている。しかも、気が付けば、年間国家歳入の二十倍以上を経済対策として先取りされている。
総合するとペテンだということに気付くのだが、一つ一つの仕組みが複雑に絡み合い、どれが原因か簡単には分からない。全員jが加害者とも被害者とも言えるよう、システムが巧妙に組み立てられている。
一度御破算にして全部やり直すしかないが、あまりに巨大なシステムに成長し過ぎていてk,為政者にも、国民にも手が付けられない怪物と化しているのだ。こういう人智の及ばない怪物を倒すには、神様か化け物のお出ましを願うしかない。
考えてみれば馬鹿な話だ。最初から行政を厳しく監視して、国民が安心して豊かに暮らせる国を目指していれば、こんな体たらくにはならなかったろうに、今では大惨事が起こらなければ環境が変えられない。変革に流血が必要になってしまった。
建設業は政治に深く関与し、事実上、土建国家日本の根幹を形成する一種の特権業界である。兵庫県南部地震の時も、明らかに手抜きで倒れたビルや、建築基準法違反の倒壊家屋が指摘されたが、ああやって死者まで出たのに、逮捕された業者の話を聞かない。捕まるのは、談合で掠め取った金を違法献金したのがバレたような場合に限られる。
そもそも日本は、公共工事の九割以上に違法談合の疑いがあるのに、そういう根幹的問題に一向にメスが入らない国なのである。小さな違反は犯罪だが、業界全体で行えば社会システムになる。これほどの不正が社会常識になっている国で、正義や道徳が定着すれば奇跡であろう。
神戸震災に関してのこの発言は、Morris.も全く同感である。倒壊したJR六甲道駅の復旧はNHKの番組(プロジェクトX?)で非常に美化して取り上げられたりもしたが、建設した業者が、事故の検証もなしに再建に携わるというのは、どう考えてもおかしいと思ったのはMorris.だけだろうか?
民意と政策の乖離はよくある現象で、高速道路、整備新幹線、ダム建設、赤字国債、海外派兵、多国籍軍加盟、改憲論議、年金問題、多くは似たような構造だ。数パーセントの利益集団が行政とその周囲に集まり、国や地方の政策を決めているとしか思えない現象が常態化している。
いったい、民主主義国家の政策は誰が決めるか? 日本は議会制民主主義だから代議士が決める。つまり、国民レベルでは25%の原発推進派が、代議士のレベルでは過半数に急増していることjになるのだ。瑣末なことならともかく、国家の将来を決める重要な問題で、代議士が有権者の意思を代弁していないなら、それは、もはや民主国家ではあるまい。まして、嘘の理屈で国策をている場合は、なおさらである。
本来、民主主義国家は有権者の意思による運営が基本であって、代議士の意思による国家ではない。代議士制は、情報伝達速度の遅い時代において、国民の意思を簡便に集める方法として便宜的に採用された精度に過ぎないのである。現在ほど、情報の高速化が実現し送金も携帯電話で出来る時代なら、国家のあり方を決める基本方針くらい、直接投票が可能なのではあるまいか?
もっとも、民主主義が正しいという保証はない。現時点における日本人の経験的歴史認識に過ぎない。
直接選挙というのも、確かに今なら不可能ではないと思う。
理科に関しては、物理と化学を選択しておけば、大慨の学科を受験できる。ところが生物と地学はそうはいかない。特に理系は、このニ科目で受験できる学科が意外に少ない。
それでも生物は中学の必修科目だからいいが、地学は最初から洗濯性になっている学校が多く、一生、地学とは無縁で社会に出てしまう学生がが多いのが現実なのである。これが地変とは無縁のイギリスやオーストラリアならともかく、世界中で起こるマグニチュード6以上の地震の21%が発生する国の教育方針なのだから、どうにも納得できない。敢えて断言するが、間違っている。
地学を軽視する現在の日本の教育方針が間違っている、というのは今回の震災でよく分かった
今回最大の被害をもたらした津波の解説も簡にして要を得ている。
津波は「津の浪」が語源だ。「津」とは古語で港を指し、多くは入り江である。
普通の波は海面付近だけのローリング運動で、波動の深さが百メートルに達することはないが、津波は違う。三千メートルの深さで発生した津波は三千メートルの丈を持つ。深い海を伝わる間は水面の動きが小さいが、浅い沿岸部に押し寄せると、波が持ち上がって海面に突き出し、頂上が割れてくる。こうなって初めて、一般の人が連想する津波の形になる。その典型が「津」で起こり、多くの人が目撃談として語り伝えたので、「津の浪」と呼ばれるようになった。
海外にもTidal Waveとか、海嘯(ハイシャオ)、Maremotoなどの用語があるが、言葉の持つ意味の正確さや観察例の多さで「TSUNAMI」は他を圧倒し、1946年以降、国際用語として定着している。それだけ、日本はTSUNAMIを観察できるチャンスが多かった、つまり津波災害が多かったということだろう。
今、モニター内の津波は、典型的な「津の浪」に変貌しつつある。ゆっくりに見えるが、津波は速い。深海なら時速七百キロで進む。1960年に三陸で大被害をだしたチリ沖地震津波は、地球の裏から日本まで僅か22時間で到達した。浅瀬では、波の底が家庭に引っかかりブレーキになって遅くなるが、それでも時速五、六十キロはある。
そして、実はこの小説の主人公である名古屋海岸の町に住む男とその父の物語があって、これが結構ハチャメチャで面白いのだが、地震と原発と日本体制批判のインパクトに圧倒されて、等閑になってしまった。読者サービスとしての存在かもしれないが、彼らの発言にも見るべきものがあった。
「略奪者こそが進化の原動力なら、政府は社会進化のためにヤクザを保護奨励せにゃなるまいが?」
私は皮肉を言ったが、敵はこたえない。
「その通り。だからアメリカは強いんですよ。あそこのやり方は軍産複合体で、ヤクザの理論を国家原理の中枢に置いてますから」
と胸を張る。
(弁護士というのは凄い人種だな)
私は舌を巻いた。盗人にも三分の理というが、いつの間にか、ヤクザが生物進化の鑑になってしまった。最初は殴り殺したろうかという勢いだった私が、つい話を聴いて、さらに納得しかけている。口ではとうていかなわない。下手すると洗脳されそうだ。
「で、特攻隊の卵がどうなったんだ?」
「戦争が終わってみると、ワシらが習うたことは嘘ばっかしだと分かった。無差別爆撃は日本が先に中国でやっとったし、天皇は鈴のお声でもなかった。敵に神風が吹くはずが、日本が当南海地震で散々な目に遭うとる。こりゃ嘘を教え込まれた、というのは子供にでもすぐ理解できた」
「しかし、『アメリカが日本を開戦せざるを得ない状況に追い込んだ』という人もいるぞ」
「実際、アメリカは、大恐慌後の不況対策に戦争を始めたかったんだろう。ニュー・ディール政策はデフレ対策としては役に立たんかったでな」
「そうなんか? あれは役に立ったと、中学校で習うたぞ」
「そりゃ、戦後の土建屋政府の洗脳教育に騙されたんだわ。アメリカの経済書を読んでみい。どれにもはっきり、『無効だった』と書いたるぞ。であてゃあ、そんなもん、日本のバブル経済対策を見りゃ分かるに。財政投資だけで二百兆円も注ぎ込んだ、その大半が公共事業だ。それで、どうなった? 結局、借金まみれになって、社会保障を後退させ、老後の不安を煽っただけでにゃあか。アメリカ政府も知っとったんだ。デフレ不況は公共事業では克服できん。戦争を起こして、余った物資を消費してまうのが、一番だということを。日本は丁度ええ戦争相手として選ばれたんだあ」
書評というより引用だらけになってしまったが、とにかく、本書は日本人の必読書だと思う。ぜひ読んでもらいたい。
著者自身のコメントのあるサイトを見つけたのでそちらも見ておくように。
霧島噴火以前にこれをテーマにした「死都日本」でデビューし、今回の東北大震災以前に本書「災害列島」を表した彼の3作め「昼は雲の柱」が、富士山噴火というのは、ちょっと怖すぎるが、読まずにいられない(^_^;)
2011/04/09(土)●駅前花見(^_^;)● |
8時起床。
今朝の血圧は183/98/85。
ピーター・バラカンのウィークエンドサンシャイン聴くも、今日の選曲はいまいち。
外は細かい雨が降ってる。
昼前にJRで六甲道に出て、灘図書館で昨日延滞になってた本を返却、灘区役所で地方選挙の投票。明日は仕事が入ってたので期日前投票しておくことにしたのだった。
やまやでカティサークと、奈良吉野の八咫鴉樽酒一升瓶買い、六甲道駅地下でおむすび弁当と選り取り酒の肴買い、JR灘に戻る。駅前の桜が綺麗だったので、とりあえず、ここで弁当食べる(^_^;) せっかくだから酒も。ということで、何のことはない駅前花見ということになった(^_^;) さすがにここは適当に切り上げて帰宅。
その後王子動物園へ。ここで花見第二部である。
5時の閉園までいて、部屋に戻り、その後ミニギター持って屋上でしばらく過ごす。
結果的に休養と花見を兼ねて良い休日だった。
のだが、結局夜もABCの懐かしの歌番組見ながら、ずんずん飲んで、そのまま潰れてしまったようだ。
島田和夫部屋スケジュール更新。
今日の歩数は2858歩。
ほぼ満開 |
これは六甲道 の紅桃 |
期日前投票所 |
灘駅構内から |
新装なった灘駅 |
駅前で花見 |
一升瓶が嬉しい(^_^;) |
ちょっと作為的(^_^;) |
今日のまぬう |
花見第二部 |
酒の肴 |
桜まみれのハンター亭 |
2011/04/08(金)●雨の湾岸ロード● |
4時半起床(^_^;)
今朝の血圧は189/90/90。
今日もまた昨日の日記の編集+録画「ガラスの城」見てから、摩耶倉庫へ。
午前中は溝渕くんと貝塚のシンガポール向け荷物ピックアップ、一旦倉庫に戻って、午後はクレーム処理した家具を豊中に配達するというメニュー。
貝塚の現場は海岸沿い13階建ての大きなマンションで、ここのエレベータは恐怖の二階飛ばしで、1階、4階、7階、10階、13階にしか止まらない。でも現場は7階だった(^_^) まさにラッキーセブンである。大きくて重いマッサージチェアがあって、部屋から出すのに一苦労したくらいだから、これの階段上げ下ろしがあったら、大変なところだった。
11時作業終了。昼前から雨が降り出し、湾岸道路では大雨になった。
昼食は東市場の例の「漫々亭」で、久しぶりに豚天定食(\990) これは質量共に大満足である。
1時倉庫着。予定が変わってて、溝口くんは別の現場のヘルプに走り、Morris.は倉庫で、苦手のバン詰め作業その他になってしまった(>_<) カートンが大量に配達されてくるわ、雨は止まないわで、これまでの疲れがどっと出てきたような気がする。
5時過ぎに雨の中自転車で帰路についたのだ、途中でまた本降りになり、まさに濡れ鼠状態で帰宅。
明日は前から花見のための休日にしていたのだが、天気予報は午前中雨、午後からは小降りとか。花見より休養日にするしかないのかな(^_^;)
今日の歩数は2419歩。
泉大津SAからの風景 |
CGみたい(@_@) |
7階でよかった\(^o^)/ |
工場というのも魅惑的 |
もちろん煙突も |
同じく |
雨の湾岸道路の橋 |
ちょっとアップ |
漫々亭の豚天定食 |
2011/04/07(木)●夜桜2011● |
4時半起床。
今朝の血圧は214/112/84。
昨日の日記編集してから、録画しておいた「ガラスの城」見る。このドラマは前の「嫁全盛時代」よりはストーリー性があって、特に財閥の娘ジュンヒがアメリカから離婚して帰って以来、面白くなっているのだが、「嫁全盛時代」ほど、日記で取り上げることがなかった。ヒロインがいまいちMorris.好みでないのだろう(^_^;)
KBS2ラジオ(HappyFM)の朝5時からの「シンパラムアッチム」はトロット・ポンチャックテイストの濃い番組なので、早起きしたときはときどき聴いてたのだが、今日はDEL坊で録音して置いて、そのmp3ファイルをICレコーダに転送。
7時に倉庫に行き、矢谷くんとが午前中は京都のピックアップ。午後から樟葉の配達、そのあと、精華町に、破損修理したダイニングテーブルの配達と三ヶ所のライトワーク。昼は「金の豚」のラーメン大盛り(\800)ここのもたまに食べると美味しい。
5時に倉庫着、6時帰宅。
風呂浴びて王子動物園へ。今日から三日間夜桜である。明日、明後日は天気がいまいちらしいので、とりあえず、今日のうちに行っておくことにしたのだ。
例年と違って、入り口が阪急電車寄りの駐車場からになってた。桜は五分から六分咲きで、東北大震災のためか、ライトアップ範囲も半分くらいに縮小されているようだった。中止という声もあったらしいが、動物園側とファンの声もあって、決行に踏み切ったようなことを、入り口で撮影中のTVのインタビューで言ってた。
4年前の夜桜のときは、毎日通って、必死にデジカメ撮影したものだが、今日は三脚さえ持っていかず(豆袋は持参したけど)、かなり大雑把な撮影。よければ過去の夜桜スライドショーを参照(^_^;)してもらいたい。
適当に切り上げて帰りも出口は阪急王子公園前。これだとJR灘駅の利用客はかなりの回り道を余儀なくされる。
ミニコープで買い物して8時帰宅。やっぱりマルハチが無いと不便である。
飛田さんのブログに、震災以降ダイソーの100円マップ「東北」を広げて、県境を赤線で明示して被害地や原発の位置などをマークして、ニュースを読んだり聞いたりするときは、この地図でいつも確認しているとのこと。これは大事なことだ。Morris.なんか、東北地方にはとんと疎くて、一度も訪れたことはないばかりか、各県の位置関係さえほとんど把握していなかった。
本棚から文部省検定済の高校生用の地図帳(1981年版)引っ張り出して、見開きの東北地方に、赤のマーカーで県境をなぞっていったが、うっかり福島県を東西に分割してしまった(>_<) これからはMorris.も飛田さんに倣って、ニュース時はこの地図を活用しよう。
今日の歩数は2274歩。
今朝の原田資料館前の雉 |
ホワイトフィールド |
京都御池通りの桜 |
樟葉あたりの桜 |
夕暮れ神戸港 |
王子動物園夜桜 |
今日は三日月 |
夜桜風景 |
同じく |
花というより |
霊のようだ |
一番華やかだった樹 |
出口方面 |
花の生命は短くて |
ハンター邸前の桜 |
2011/04/06(水)●御影郡家あたり● |
7時起床。
今朝の血圧は222/115/79。
一昨日入った御影の現場最終日。
思ったより荷物が残ってて、朝からぶっ飛ばして梱包したのだが、いっこうに終わらない(^_^;)。結局60個ぐらい梱包したと思う。
休憩時間に近所を散策。阪急御影駅南方面は「群家」という地名で、結構小金持ちの住居が軒を並べている。その中に一際Morris.好みの洋風一戸建てがあった。三角屋根が複雑に組み合わされてるが嫌味はない。住居回りには棕櫚や蘇鉄が植えられて、いかにも昭和初期のモダン住宅である。しばらく観察させて頂く(^_^;)
昼はまた「龍ちゃん」で中華定食。でも一昨日と全く同じでは、感激も薄れる(^_^;)
6時作業終了。小川さんの車で六甲道まで送ってもらい、またまたOrange Thrifityに寄って、作業ズボン2本買う。何と1本¥300(@_@) この店は55歳以上は2割引なのでMorris.は\240で買えたことになる。1本は青で前ポケットがシングルなので、ちょっと使いにくいみたいだが、明るい灰色のもう一本はダブルポケットで縫製もしっかりしてる。古着屋とはいえ、作業ズボンの古着というのは売れないだろう。当然新品である。
今日の歩数は1107歩。
御影群家の素敵な家 |
細かいところまで配慮が |
花と蜜蜂 |
2011/04/05(火)●疫病神?(^_^;)● |
4時起床。
今朝の血圧は158/96/104。
矢谷、秋本くんと名古屋の上海向け荷物ピックアップ現場。名古屋から木下君がヘルプ、というか、名古屋の仕事のヘルプ。
秋本くんは、ギター持参で、今日の仕事の後そのまま名古屋に残り、明日名古屋ライブ、その後。横浜ジャグストリートに春待ちファミリーBANDで参加するらしい。
昼は現場の1Fにある中華料理「三宝」で、臺灣ラーメンと天津飯セット(\680)。可も不可もなし。
3時半作業終了。6時前倉庫着。このところMorris.が同乗するトラックは御難続き(エンジンオーバーヒート、ブレーキ焼き付き)なので、今日は大丈夫かと思いながら、無事そうこに戻れたのでほっとしたのに、コンテナに積み込みした後、トラック後の扉がコンテナ扉に引っかかって、アルミ板のロックが出来なくなってしまった(>_<) フォークリフトで押したりして、とりあえず扉閉まるようにはなったが、何となくぎくしゃくする。どうも、Morris.はトラックの疫病神になってるような気がする。
コンテナ詰めの後は、明日のデリバリの積込みもあって、すっかり疲れてしまった。
料理する元気もなく、帰りに近くのなか卯で牛丼で済ます。
今日の歩数は4291歩。
2011/04/04(月)●毒Xファイル(^_^;)● |
7時起床。
今朝の血圧は178/85/87。
阪急で御影に出て、アメリカ向け三日取り現場の初日。
客はすでに帰国していて無人なので、何となく気楽な現場である(^_^;) イヤホンでトロット聴きながらの梱包作業(^_^) なかなか楽しいものであるが、どうせなら、イパクサやキムヘヨンのポンチャックディスコをBGMにすると、作業能率が上がるのではなかろうか。もともとあの音楽は、バスの運転手や工場の単純作業員のための音楽という意味もあったはずだ。
昼は庶民に人気の中華料理「龍ちゃん」で中華定食(\750)。これまでに何度か行ったことはあるが、狭い店だけに、すぐ満席になり、別の店に行くことが多かった。揚げワンタンや蟹玉、豚天などがバランスよく盛られた中華定食は美味しかった(^_^)
昨日ほどではないが、今日もかなり寒い。本当に、この冬の寒波は長かった。残暑という言葉は良く使うが、今年の寒さは「残寒厳し」というべきか(^_^;) 明日からは暖かくなるとのことだけど……
現場の窓から深田池の上の方にある中国風の塔をデジカメで写して、小川さんに見せたら、何か神社みたいなものだとのこと。
6時前作業終了。
小川さんに六甲道まで送ってもらい、古着屋「Orange Thrifty」で「CATERPILLER」のロゴの入ったLサイズの辛子色のパーカー、\800で買う。Morris.は合服というのをほとんど持ってないので、これを夏までのつなぎにしよう。何かすごく気に入ってしまった(^_^;)
6時半帰宅。
メールチェックしてて、何となく気がかりで、迷惑メールのチェックしたら、名古屋の朴燦鎬さんのメールがまたまた紛れ込んでた(>_<)
Morris.からの「韓国歌謡史1945-80」の韓国語版を送付してもらいたいとのメールへの返信だった。一部引用する。
5月ごろに来店なさった折に、と思いますが、遅すぎますか?その代わりと言っては何ですが、翻訳済みの原稿ーA4で100枚をこれから添付して送ります(原稿は今も手を加えています)。これは、日本版を心待ちにしておられる80代の元高校教師のご婦人のため、あんまり申し訳ないので、こんな内容ですとお送りしたものです。ちょっと小難しい部分もありますが、基本方針が「歌を通じて読む韓国近代小史」なので、辛抱してください。
では、送ります。 迷惑メールに入りませんように、えいっ!
朴燦鎬さんの祈りも虚しく迷惑メールに入ってたらしい(^_^;) で、その添付ファイルを開こうとしたのだが、開けない(>_<)
ファイルの拡張子が「docx」となっている。「doc」はマイクロソフトのワード文書で、それに「x」が付いてるのだから、きっとこれはwin.7のワードの文書なのだろうということは想像がついた。
実はMorris.はMSのオフィスは持ってなくて、そちら関係のファイルはフリーソフトのopen officeで開いてたのだが、今回の「@docx」ファイルはそれでも開けない。
ネットでいろいろ調べたら、openn ofiice.orgの新しいバージョンなら読めるらしいとのことだったので、そちらをインストール。
やっとこファイルを開くことが出来たが、多分ハングル部分は表示されない。うーーん、これはたまらんなあ。
「docx」が「毒X」に見えてきた(^_^;)
それでも、韓国歌謡史後編の目次を見ることが出来ただけでもありがたかった。
今日の歩数は1091歩。
「龍ちゃん」の中華定食 |
蒲公英(たんぽぽ) |
深田池上方の気になる建物 |
2011/04/03(日)●ハンター邸魚眼攻撃(^_^;)● |
6時起床。
今朝の血圧は203/98/89。
久しぶりに朝の三点セット(風呂、洗濯、掃除)。
今日は2週間ぶりの休みである(@_@) 週休三日が当たり前のMorris.にとってはこれはかなりのハードワークである。
昨日は日中20℃近くまで上がって暖かいというより、汗ばむほどだったので、今日はどこか花見に出かけようかと思い、とりあえず、これまた久しぶりに王子動物園に行ったのだが、えらく寒い(>_<)
今日はまぬう(つまりオスの方)が出ていて、しきりに歩きまわっていた。改めて見ると、メスのベッキーとは比べものにならないくらい年老いている。これまでずっと気がつかなかったのが不思議に思える。
長いこと天幕で覆われていたハンター邸も、工事終わって公開されていたが、何と外装の色が、以前とはまるで違っている(>_<) これはやり過ぎではなかろうか。ハンター邸ファンのMorris.としてはどうにも納得がいかない。幸い内部は前のままだった。今日は魚眼レンズで、一通り撮影することにした。
その後、動物資料館の図書室で、写真絵葉書を書く。「日本の火山」というビジュアル本を拾い読み。
12時過ぎに部屋に戻り、KBSノレチャラン見て、しばらくミニギターで遊び、4時過ぎに阪急で六甲に出て、センターの古本市を冷やかす。本棚は満杯で、ボランティアの努力でかなり分類もよく出来ていた。
事務室で、ボランティアの女性たちと柚子茶をいただき、東北災害、原発事故の話題。
飛田さんが、このMorris.日乘をカラーコピー試し刷りしてくれた。いやあ、ビックリするくらいきれいである。A3裏表4pでちゃんと中折りまでやってくれる。
これなら、Morris.の韓国旅行記も簡単に印刷できるかなと思ったが、さすがにカラーコピーだとA3一枚\80、両面コピーだと\160になる。試しに去年の釜山旅行記が何ページになるか調べたら200p超える。これを全てカラーコピーすると8千円以上になる(>_<) これは無理である。やはり、コピー機でなく、新印刷機で直接印刷する方法を考えるべきだろう。
6時半にセンターを出て、六甲道まで下り、やまやでカティサークと白鶴の4合瓶買い、ダイソーでスケジュール手帳、下のドーホーで食料買って8時過ぎ帰宅。
casyさん主催の日韓歌謡架橋サイトが昨日アクセス200万(@_@)超えたことを知る。すごいものである。お祝いの書き込みをしておく。
今日の歩数は4569歩。
今年の夜桜は7(木)8(金)9(土) |
まぬう |
遠くを見る眼 |
地面を掻いて |
ごろごろ |
唇痙攣(>_<) |
何ぢゃ、この色は(@_@) |
窓越しに桜を |
階段踊り場側のステンドグラス |
ここから魚眼攻撃 |
居間 |
廊下 |
食卓 |
居間2 |
2階の窓から |
鏡の中Morris. |
階段下から |
浴室 |
浴室のタイル床 |
廊下 |
階段 |
応接室の照明 |
やっぱり馴染めない(^_^;) |
桜と観覧車 |
今日の写真絵葉書 |
花見には寒すぎ(>_<) |
遠吠えするアシカ |
古本市近況 |
Morris.部屋のカラープリントと飛田さん |
まさに目刺し |
2011/04/02(土)●元膳所城高麗門● |
6時半起床。
今朝の血圧は175/88/83。
今日は武下くんと西宮のタイ向け航空便ピックアップ。その後泉大津松の浜の溝口くんの現場のヘルプ。この現場のすぐそばにえらく時代物の大きな門があって「元膳所城高麗門」という立て札があった。大津の膳所城の門をここに移築したものらしい。しばらくこの門の撮影。細見美術館財団の所有物で、ここは細見家の本宅である。岡崎公園に隣接している京都の細見美術館は琳派のコレクションが有名らしい。機会があればこちらも訪れてみたい。
2時過ぎに、奥井さんと堺の配達2軒。
明日は2週間ぶりの休み(^_^)
今日の歩数は1580歩。
喇叭水仙 |
気になってる沢の鶴のレトロビル |
いよいよ桜本番 |
元膳所城高麗門 |
連翹も見事 |
不思議な枝ぶりの木 |
こちらが裏側 |
隣の家も凄い |
妖艶な白椿 |
2011/04/01(金)●津山あたり● |
4時半時起床。
今朝の血圧は176/91/85。
浅海、前田くんと、津山の0-ストラリア人宅ピックアップ2日取り現場初日。
津山市に入って加茂川沿いの向こう岸に派手な煙が出てたので、火事かと思ったが、これは製紙会社の工場だった。
津山はこじんまりした城下町でゆっくり散策すると楽しいのだが、今日の現場はかなりハズレの住宅地だった(>_<)
かなりの荷物を自分で梱包済ましてくれてたので、あったので、3人で150個と記録的なくらいに仕事ははかどったが、Pケースや家具の中に荷物詰め込んであるし、衣類や寝具などほとんどが圧縮袋で固めてあったので、一個一個の荷物がかなり重かった。これをトラックに満載したので、ひょっとしたら積載オーバーだったかもしれない(^_^;) 帰り道六甲の下り坂でブレーキが加熱して白い煙を吹いてしまった(>_<)
6時半に摩耶埠頭南の倉庫で荷降ろし。南岸に煉瓦色の大きな船が停泊していた。SONGA NOR と言う貨物船で、4万7千トンクラス、船籍はマーシャル諸島らしい。
8時前帰宅。春待ち社長の明日のライブの情宣依頼と、知人の知り合いが三宮でバイオリン無くしたので情報あれば知らせて欲しいとう依頼のメールがあったので、期間限定でそのまま引用しておく。バイオリンに心当たり有る方は、とりあえずMorris.宛にメールを。
①春待ち社長澤村重春ライブのお知らせ
デキシーランドJAZZライブ
ピアノ 川瀬 健
ボーカル&パーカッション 澤村 重春
神戸の老舗JAZZbar”ソネ”でも活躍の川瀬健さん。軽快なリズムで素敵なデキシーランドの世界を堪能させてくれます!!
なんと、ボーカルは全国で活躍中の澤村重春さん!
素敵な歌に爆笑トーク。
楽しいライブになること間違いなし!
4月2日土曜日19:00~2stage入れ替えなし
【前売りチケット】
2000円(ドリンク別)※当日別途ドリンク注文をよろしくお願いします。
3000円(ドリンク別・ごはん付き)※当日別途ドリンク注文をよろしくお願いします。
予約・お問い合わせはcafeハンキーパンキー食堂078-595-4456まで。
②三宮でバイオリン紛失
上方お銚子団のくしカズー吹き清水淳史です。
森崎様ご無沙汰しております。
マイミクの北海道ののこぎり弾きさんの家人が昨日、三宮でヴァイオリンをなくされたそうです。
森崎様がそちら方面ですので、一応、日記を転載して送らせていただきました。
何かの縁で見つかれば幸いかと思いまして・・・・・・ご迷惑でしょうが一読願います。
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3月31日14時頃、三宮駅A1出口エレベーター横に
黒いケースに入ったバイオリンを置き忘れ、
すぐ戻ったのですが、見当たらなかったとのことです。
警察、駅の忘れ物コーナーなどに問い合わせましたが、
届いていないとのこと。
黒のハードケース、
中身はスズキNo.540
ペグが金と銀のが交互に付いている
楽器拭きに札幌の楽器店(ミツノ?)の名前
SUGITO刻印の弓
KUNの肩当。
バイオリンとしてはそんなに高価なものではないのですが、
愛用の楽器で、
札幌に明日戻ってこなければならず、
なるべく早いこと見つかることを願っております。
関西の皆様、何か情報などありましたら
ご連絡お願いいたします。
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今日の歩数は3292歩。
火事でなくて、工場の煙だった |
今日からさくらまつり(^_^) |
何という鳥だろう? |
オーストラリア人の障子補修(^_^) |
紅い貨物船SONGA NOR |
荷降ろしの後の夜景 |
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