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Morris.の日記です。読書記録、宴会散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
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【2009年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
【2008年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
2010/01/31(日)●浜名湖あたり● |
4時起床。
今朝の血圧は141/80/78。
6時に中島さんにJRA灘駅まで迎に来てもらい、4人で昨日ピックアップした荷物を浜松駅前の高層ビルに搬入作業。
11時から作業開始だったので、昼飯抜きで3時前に作業終了。
帰りの浜名湖PAで鰻丼(\1100)。いちおう浜名湖産の鰻らしく充分美味しかった(^_^) せっかくだから浜名湖畔まで降りてデジカメ撮影。あいにく小雨模様で見通しは良くなかったが、波が寄せるあたりが一味違う。
帰り、東名の渋滞で、灘到着は8時頃になった。すぐちかくに中島さんの行きつけの店があるというので連れていってもらうJR高架トンネルの脇にへばりつくように建っている串カツ「まさみ」という店で中は思いがけず広くて、大将もいい感じで何といっても安いっ\(^o^)/ 他の客は3人しかいなかったが、和気藹々で、あっちゃんという女の子?にデジカメ画像見せたらえらく喜んでくれた。
ビール2本ご馳走になり9時過ぎに帰宅。何か気分良くなって冷凍庫のカティサークをロックで飲る。
今日の歩数は14956歩。
浜名湖PAのうな丼 |
浜名湖と荻 |
浜名湖とノゲシ |
芒と浜名湖岸辺に寄る波 |
串カツまさみ |
まさみ店内 |
2010/01/30(土)●新神戸あたり● |
7時起床。
今朝の血圧は174/86/74。
自転車で今日の現場新神戸駅南の神戸芸術センターへ。途中春日小学校の校舎を撮影。
昼は新鎮で、ラーメン、ミニ焼き飯セット。昨日と同じメニューで味はまるで違うがそれなりに美味しくてやっぱり\500というお得なセット。
梱包作業は今日もまた3時前に終了で、そのまま解放してもらう。なんだか、昨日と同じパタンである(^_^)
今日梱包した荷物を明日、浜松に配達するらしい。秋本くんが風邪気味のため、パスしたので、Morris.が行くことになった。浜松といえば一木良治君が住んでいる。久しぶりに訪ねてみようかと思い、電話するも、不在。今回は諦めよう。
帰り道宮本公園(筒井八幡神社隣)に、素敵な三毛猫がいたのでMorris.@Catographerモードで撮影したが、結構人見知りしてあまり良いショットは撮れなかった(;;)
今日の歩数は12772歩。
春日野小学校道 |
旧・ニューオリエンタルホテル |
今日の現場ビル |
現場からのランドスケープ |
宮下公園の三毛 |
同じく |
2010/01/29(金)●猪飼野あたり● |
8時起床。
今朝の血圧は189/97/81。
奥井さんと東成区の香港からの荷物配達。現場のすぐ近くに中大阪朝鮮初中級学校があった。
配達が2箇所あって、荷物の振り分け直しがあって、ちょっと手間取ったが3時前に作業終了。
昼食は近く(東中本3丁目)の「狐狸の里」という店で塩ラーメンとミニチャーハンセット食べる。もとカウンターバーをそのままラーメン屋にした風情だった。透明度の高いスープに手打ちの細麺と焼豚はなかなか美味しかったし、昼だけサービスのチャーハンもまずまずで、これで\500は安すぎる(@_@)
作業終了後はそのまま解放してもらい、しばし散策。今里一番街、神路商店街を通り、ふらふら歩いてたら近鉄布施まで行ってしまった。今里に引き返し、日の出書房冷やかして、スーパー玉出前に、あじろ書林という古本屋見つけたのでまた冷かしに入る。店内に「東成区猪飼野町八六八番地」という青い琺瑯の地名表示板が飾ってあった。ことわってデジカメ撮影させてもらう。その下には「猪飼野ゆかり著名人番付」というものが貼ってあった。店主に尋ねたら、自分が作ったものだと(@_@) 店主足代健二郎さんは猪飼野探訪会、大阪あそ歩地域プロデューサー、生野コリアタウン倶楽部顧問など、いろいろこの地域の文化活動をしているらしい。猪飼野ドットコムというサイトも主催しているとのこと。先の番付もこちらに詳しく紹介してある。新しくできた店かと訊いたらずっと前からやってるとのこと。この道は何度通ったかわからないくらいなのに、なんでこれまで気づかなかったんだろう。向いのスーパー玉出の派手派手電飾に気を取られていたのだろうか。
そのまま御幸森コリアタウンに行き、山田商店で白菜キムチを買い鶴橋からJRで帰宅
今日の歩数は15343歩。
ハングル字体がお洒落 |
手打ちラーメン「狐狸の里」 |
塩ラーメン |
今里一番街の「ほねつぎ」 |
同じく「みかん産直」 |
火事跡も |
同じく |
看板だけが焼け残り |
神路本通り |
宝徳湯 |
この照明が秀逸 |
ここでワンカップ買った(^_^;) |
西村千稔堂 |
うだつ |
布施のマンホール蓋 |
あじろ書林中川店 |
超レアな地名表示 |
猪飼野ゆかり著名人番付 |
2010/01/28(木)●Drive in Rain● |
5時起床。
今朝の血圧は182/91/81。
朝から本降り(>_<)のなか、浅海君、溝渕くんと3人で、昨日の福知山現場。昨日とは打って変わっての天候だったが、トラックの助手席から見る分には雨の田園風景というのも悪くない(^_^;)
奈良の実家への家具を搬出して、ゴミ出して11時過ぎには作業終了。
昼食は吉野家で牛丼。吉野家に入るのは本当に久しぶりである。隣の席のおじさんが、紅生姜をてんこ盛りにして食べてた。どうみてもあれは牛丼でなく生姜丼である。
配達先は西大寺のすぐ隣のマンションだったが、整理箪笥は別の部屋だったり、冷蔵庫は別のマンションだったりで、結構手間がかかった。3時半に作業終了。
5時倉庫着。帰りマルハチで鰹たたきなど買って帰宅。
今日の歩数は13563歩。
雨の舞鶴道 |
飛び去る田園地帯 |
その2 |
その3 |
トンネル効果(^_^;) |
艀 |
艀その2 |
通報管? |
西郷川河口の白鷺 |
【香田証生さんはなぜ殺されたのか】下川裕治 ★★★☆ イラク戦争時、2004年10月アルカイダに捕われ殺害された香田青年。彼は、自衛隊派遣という状況の中で、援助とか報道とかには関係なく、単に純粋なバックパッカーとしてイラクに入ったということで、事件後ものすごいバッシングを受けた。
6年前になるのか、当時Morris.も、この事件に関しては、殺害された青年には批判的だったと思う。
しかし、著者はこの事件を他人事は思えず、彼の殺害事までの足跡を順にたどり、哀惜の情をもって旅行者の死を悼んでいる。
そして、日本人のこういった集団ヒステリー反応に、静かな怒りさえ覚えているようだった。
日本の民意の高まりもなく自衛隊はイラクに派遣された。しかし、ネットを中心に誘拐された日本人家族へのバッシングをつづける人々も、自衛隊の派遣問題に強い関心や主張があるわけではなかった。その裏には二つの可能性が仄見えてくる。ひとつは日本政府が背後で動いて世論の高まりを演出していった可能性だった。政治的なグループを利用したことも考えられた。そしてもうひとつの可能性は、弱いものを攻撃して溜飲を下げるという日本社会の病んだ部分だった。誘拐された日本人の家族が、なにも反論できないというサンドバッグ状態に追い込まれたことをいいことに、日頃のストレスを発散させていく無責任な発想だった。インターネットがもたらした匿名の世界は彼らにとって格好の攻撃ツールだった。
今思い返すと、この二つの可能性はどちらも正解で、両者が呼応しあってのことだったろう。Morris.もうっかりこれにひっかかってしまったらしい(>_<)
著者がアンマンで、ヨルダン人原理主義者の学生たちとの会話から受けた感想が印象的だった。
いま、世界で起きている環境問題や戦争の元凶は、キリスト教というよりプロテスタントに行き着くのだという。プロテスタントたちは労働を美化し、効率優先の社会をつくりだしていった。産業革命からの流れである。ある時期、それは生活の豊かさに貢献したが、いまでは逆効果が出てきている。そのひずみが、地球をとりまく諸問題を引き起こしている。それに比べるとイスラム教は、誕生して以来、ほとんど新しい教義をとり込まずにつづいてきている。その意味では、プロテスタントより本来の人間らしい生き方に根ざした宗教なのだ。欧米人はイスラム教徒に、「仕事中に祈りをはじめてけしからん」というかもしれない。しかしイスラム教徒は、それによって安らぎを心のなかに獲得していく。イスラム教は不労所得を禁じている。だから銀行の利子も経験な信者は受けとろうとはしない。その結果、通貨暴落とか財政破綻を引き起こすマネーゲームに振りまわされずにやってこられたのだ。
誰かの受け売りのような気がした。原理主義の思想的指導者のなかに、そんな論理を展開している人がいるのかもしれなかった。
蠱惑の理論なのかもしれなかったが、一面の真理を突いていることは確かだった。イスラムにもさまざまな問題があることも知っている。シーア派とスンニ派の対立はどうなのかともア思う。しかし彼らが口にする論理を耳にすると、一度、しっかりとイスラム教というもの勉強しなければいけない気になってくる。
これほど素朴にしかも真摯に心情を披露する著者は1954年生まれ。Morris.より5歳若いのだが、旅行者としては大先輩、というより、元祖日本バックパッカーみたいな人で、Morris.も彼のタイ、東南アジアを中心とした旅行書はかなり読みあさったことがある。その彼が、イラクでの「無為の死」に、彼なりの異議申し立てを行っていたという事実に、頭が下がってしまった。
「旅とはそういうものなのだ。確かな目的もなく、知らない国に分け入っていく。旅はそれでいいはずだ」
この発言は、二十代の前半から旅ばかりつづけてきた僕の精一杯の反発なのだろう。その真意をどれだけの人が理解してくれるのかという自信もない。しかし旅に染まった日々を過ごしてきた僕はこの言葉を曲げるつもりはない。
あとがきのこの一文に著者の矜持が示されている。そして、Morris.もこの言葉に大いに共感を覚えるのだった。
2010/01/27(水)●Cloud Show● |
5時起床。
浅海君ら4人で、福知山の保管荷物引取り現場。明日家具などを奈良に配達予定。
朝はマイナス3℃くらいで、降りていた霜が朝日を受けて深いきりになった。昼間は空一面が見事な巻雲に覆われた。
食後、近くの市民病院の庭のベンチに寝転がってしばらく雲を眺めていた。巻雲(けんうん)はすじぐもとも呼ばれるが、以前は「巻」という字を「けん」と読むのはあいならんという文部省の通達により「絹雲」と書かれていた。
今日の巻雲は本当に空の端から端まで筋を描くような雲形だった。
本当はこんな空こそ魚眼で撮りたかったのだが持ってなかったので、試しにパノラマ撮影を試みた。
3時半に今日の作業終了。
神戸麻耶埠頭の夕日も綺麗だった。
自転車で灘図書館まで行き、マルハチに寄って6時半帰宅。
今日の歩数は19268歩。
今朝のTwin煙突 |
福知山の巻雲 |
その2 |
その3 |
その4 |
福知山市民病院 |
ペコちゃん!?? |
摩耶埠頭の夕日 |
同じく |
2010/01/26(火)●烏賊食い● |
8時半起床。
今朝の血圧は157/84/76。
午前中はベッドでゴロゴロ。
昼風呂に入り、また見るともなく国会中継見てたら、自民党の森まさことかいう女性議員が質問に立ってあまりにも幼稚な発言で気分悪くなってチャンネル切る。
歩いて金沢病院へ。途中郵便局でお年玉切手シート交換。
今日の先生は初めての先生で、言い争いすることなく60日分の薬もらえた。金沢という苗字だったのでこの病院の親族かもしれない。
帰りは水道筋の猫冷やかしてマルハチで買い物。スルメイカ\100で出てたので2杯買う。半分はイカサシ、残りはいかキムチにする。ご飯なしでお腹いっぱいになった(^_^;)
一昨日のノレチャラン見てたら、チャンユンジョンがゲストに出てて、司会のソンヘさんが「では、ユンジョン嬢の新曲を」と紹介したので、おお!!と思ったが、歌ったのは「エガタ」で、これは「チャンユンジョンツイスト」の入ってるアルバムの2曲目である。しばらくは、これを新曲として売っていくということだろうか。去年ナムジンとデュエットした「タンシンニチョア」が、今のところ一番新しい曲ということになるが、やはりソロでの新曲を待ってるMorris.としてはいまいち物足りないものがある。
今日の歩数は6264歩。
白猫1号 |
白猫2号 |
白猫2号退場 |
錆猫 |
雉白 |
黒白 |
【チルドレン】伊坂幸太郎 ★★★☆☆ パンクギタリストでエキセントリックな陣内を主人公にした5篇のオムニバス短編で、大学生時代の銀行強盗人質事件と、卒業後家裁調査官として、ユニークな少年指導を行うものとを交互に配して、時間的広がりを持たせているし、脇役たちがそれぞれいい味を出している。特に生まれた時から盲目の永瀬の、超能力に近い、感覚と頭の良さには感心することしきり。
陣内は歌もうまいらしく、人質になったときアカペラで「ヘイ・ジュード」をポール・マッカートニーそっくりに歌って、緊張感をほぐすし、おやじバンドではまた別のビートルズナンバーのバッキングをやってる。
演奏がつづいていた。「アイ・ス・ハー・スタンディング・ゼア」だ。たた、僕の知っているビートルズの演奏よりも、音に厚みがあったし、速かった。
聴く者の身体を刻むような、ギターのカッティング、それに合わせて、しわがれた声が駆ける。英語の歌詞が、パンロックに相応しい荒っぽい歌声で、撒き散らされる。ただの喚き声とは違う。ぎゅっと引き締まった塩辛さを感じさせる、魅力的な声だ。
細かいところをくだくだ説明せずにこのように演奏を表現できるというのは、かなりのものである。
陣内の、読者を戸惑わせる行動様式や、ひとり突っ込み的な、ゆるいユーモアも面白かった。
家裁調査官のことも、専門書ばかりでなく、現実の職員に取材して物語に活かしてるし、なんとなくありえないシチュエーションが多いなと思ってたら、あとがきに「出来上がった話は、現実から離れたものとなりましたが」と、きちんとふぉろーしてあるし、やはり、この人のものはもう少し読み続けてみたい。
2010/01/25(月)●阿倍野筋あたり● |
6時起床。
今朝の血圧は201/108/69。
浅海くんと二人で阿倍野の韓国人宅のピックアップ。昨日と同じく横浜のヘルプ。Morris.は朝から夕方までマスターベッドルームに掛かり切り。
昼は阿倍野筋の安い定食屋でソースカツ丼。
この通りは大阪で唯一残ってるチンチン電車「阪堺電気軌道」が走っている。こちらは天王寺から住吉公園までの上町線である。電車の色も模様(広告)も一台として同じものはないくらいにバラエティに富んでいる。横浜の会社のパクウルジン(朴乙鎮)君に、今は韓国にはチンチン電車は無くなったけど、昔鍾路を走ってた車両一台が歴史博物館前に置かれていると知ったかぶりしたら、えらくウケてた(^_^;)
物量が多くて結局4時半まで作業。奥さんが途中から話しかけてきて、歌が好きだという話になり、チャンユンジョンの「オモナ」や、チョンテチュンの「チョップル」などしっかり一緒にワンコーラス歌ってしまった(^_^)
6時前に倉庫到着。いざ帰ろうとしたらお尻のポケットに入れてた自転車の鍵がない。どこかで落としたのだろう。部屋には予備の鍵はあるのだから、今日は歩いて帰ることにした。
昨日抽選のあった年賀葉書、チェックしたら三枚が切手シートに当たってた。下二桁00と52だから確率は2/100。今年のMorris.亭に届いた年賀葉書は100枚に満たないし、お年玉付でないものもあるから、3枚当たりというのは悪くない。
鹿嶋さん、きだちゃん、つよし、ありがとうm(__)m
今日の歩数は19921歩。
今朝のtwin煙突 |
阿倍野筋ちんちん電車その1 |
阿倍野筋ちんちん電車その2 |
【クジラは誰のものか】秋道智彌 ★★★☆☆
「クジラはとても頭がよくて、神聖な動物」だが「乱獲で絶滅の危機に瀕している」から「食べるなんて野蛮だ」……。いまクジラ問題は環境保護の観点だけでなく、国際政治経済をも巻き込んだ一大事である。けれど、そもそも反捕鯨の国や団体の主張は正しいか。捕鯨ははたして「悪」なのか。どうしても感情的になりやすいクジラ問題を、あらためて歴史的、文化的、地球環境的、経済的に整理。その上で、人類とクジラのあるべき将来像を考察する。
とりあえずカバーそでの惹句を引いておいた(^_^;)
最近も話題になったグリンピース、シーシェパードの蛮行には、温厚な(^_^;)Morris.も怒りを禁じ得ないが、まずは、客観的状況を知ることから始めるべきだろう。
地球上にはたくさんの種類のクジラがいる。人間のほうも多様であり、集団や地域ごとに文化、言語、習慣の違いがある。だから、クジラと人間のかかわりを考える場合、クジラ一般、人間一般を対象とした議論は前提とすべきではない。
これが著者の基本姿勢であるが、本書では、捕鯨の問題だけではなく、クジラの生態や、民俗や、歴史についても総括的に紹介してあり、興味深い。
日本近海での捕鯨に進出した米国は捕鯨船の寄港地の必要から、ペリー提督を日本に派遣した。ペリーは1853,54年に来航し、米国捕鯨船の補給基地として日本に開国をせまった。それが江戸幕府の終焉につながったことは周知の事実である。ほぼ同時期のペンシルバニア油田発見により、鯨油の価値が下落し、欧米の捕鯨業自体もそのご衰退する元となった。
そうか黒船来航は、捕鯨船の寄港地確保が当初の目的だったのか。中学校で習ったかもしれないがすっかり忘れてた。
裁判の公判のなかで、原告の日本側からクジラ・イルカを殺すことを批判するなら、あなた方はウシやブタを同じように殺しているではないか、との異議が出された。これにたいして、弁護人側からは「ウシやブタは家畜であり、人間が管理しているから殺すことは人間の裁量であるが、クジラは野生動物であり勝手に殺すことは一体誰の許しを経ているのですか」との反論が出された。
弁護側の発想は、野生動物と家畜の管理者が人間と神とで峻別されるとする考え方に基づいており、日本人としてはとても理解に苦しむこととなった。たしかに、野生と家畜の違いは自然と人為の二元的な区分と対応する。しかし、日本人は野生と家畜の違いを超えて動物の殺戮にたいして弁護側にあるのとは異なった考え方をもっている。野生も家畜も同じ生命をもつ存在であり、人間と動物はともに霊を宿している存在である。人間を中心とした動物との距離は西欧的な二元的構造をもつものとは言い切れない側面をもっているのではないか。
東西の生命観の違いかな。それにしても、家畜とか管理というのなら、韓国の食用犬は何ら避難されるものではなくなるし、鯨も、何らかの形で管理出来さえすれば、OKなのかな?
どの集団がクジラを穫り続けることを保証され、またどの集団が捕鯨から撤退し、また撤退することを余儀なくされるのか。
セントキッツの国際捕鯨委員会で、反捕鯨国と捕鯨推進国の数は拮抗している。そのため、いずれにせよ四分の三以上の賛成を獲得するまでの道程は遠い。そして数からいえば、クジラを食する人間は少数派に属することは明らかだろう。
しかし、どんなに数がすくなくても、人間として生きるうえでの生存権、人権、文化への固執は尊厳をもって主張すべきである。
しかし、反対派は、こんな発言は聞こうともしないんだろうな。
これは直接クジラとは関係ないが、エスキモーのことで印象に残る一節があった。
イヌイットやエスキモーの用語を使うさいにも注意を要する。エスキモーはもともと「生肉を食べる人」の意味なので、差別につながるとする意見もかつてはあった。しかしいまではアラスカの先住民にたいしてはエスキモー、カナダやデンマークに居住するモンゴロイド系の先住民に対してはイヌイットの用語が定着している。
ああ、そうか、エスキモー復活したのか。よしよし。イギリス人だって「ビフィータ・ジン」飲んでるもんね(^_^;)
馬喰という言葉も懐かしいぞ。
2010/01/24(日)●WBでZW● |
6時起床。
今朝の血圧は188/104/76。
浅海君、小川さんと3人で、吹田山田北の韓国人宅の現場。今日明日は横浜の韓国人專門引越しセンターのヘルプ。横浜からは二人来てて、どちらも韓国人。みんな日本語上手いのだが、Morris.は韓国語の復習を兼ねてしっかり韓国語で会話しながら梱包に励む。
昼は浅海君お勧めの「珍宝亭」という中華屋まで行ったのだが、日曜日で休み(>_<)。結局「北斗」」という店でこってりラーメン食べる。そこそこ美味しかったし、横浜の人がおごってくれた(^_^)
3時過ぎに作業終了。
夜、KBSアーカイブで、「開かれた音楽会」見る。この番組はちょっとお上品で、クラシックのコーナーなどあって、Morris.はちょっと苦手だったりするのだが、今日のクラシックコーナーはすごかった。ソンミンジェというまだ若いベーシストが出演して、何とWood BassでZigeunerweisenを弾いた。もちろんサラサーテのあのチゴイネルワイゼンである。バイオリンでもかなりの難曲である。まだしもチェロくらいなら何とかなりそうだが、ウッドベースのネックの一番先あたりまで屈みこんでの熱演。弓はもちろん、ところどころで思い切ったピチカート使ったり、とにかく、すごいテクニックである。びっくりしたぞ。アンコールで熊ん蜂の飛行も披露。たまにこんなのがあるから油断できない。神戸のSHOさんの、ベース弾き語り&指パッチン、を連想してしまった(^_^;)
今日の歩数は11482歩。
KBS交響楽団を従えて |
これがソンミンジェ |
超絶技巧 |
【諜報的(インテリジェンス)生活の技術】佐藤優 ★★★ ロシア大使館で「外務省のラスプーチン」と呼ばれた男で、田中真紀子との確執が有名。本書は雑誌「KING」に連載された「野蛮人のテーブルマナー」と、いくつかの対談で構成されている。
対談相手が、鈴木宗男、田中森一、筆坂秀世、村上正邦、アントニオ猪木といった顔ぶれである。要するに一筋縄ではいかない面々である。
情報、諜報、に深く関わった人だけに、Morris.のような能天気な人間とは人種が違うようだ。
筆者自身は右翼・保守陣営に所属していると考える。筆者の理解では、人間の理性を信頼し、合理的な計画で理想社会を構築できると信じる者が左翼・市民主義陣営をつくっている。これに対して、人間の理性や知恵は、しょせん限界のあるものなので、合理的な計画でつくった社会などろくなものではないと諦め、人知を超えた伝統や文化、さらに神様や仏様を尊重するのが、筆者が理解するところの右翼・保守陣営である。
といったところが彼の拠って立つところらしい。いちおう本書はビジネスマンにも役立つ戦略本ということになっている。ともかく、独特の文体を持ってることは認めよう。
以下の記述は筆者の創作で、事実ではない(ということになっている)。
なんていう前振りでゴシップを語る手法は、使えそうである(^_^;)
筆者は一度だけ、1998年末に東郷氏に連れられてモスクワにあったベレゾフスキーの事務所兼豪邸を訪れたことがある。モスクワ南部のパブレツキー駅の向かい側で、外から見たところ、貧弱な公民館のような入り口だが、内部は徹底的に改装された豪邸だった。外部を貧弱にしておくのは、一般の人々から嫉妬されないようにするためだ。
こういったソ連関連の小ネタには面白そうなものもあった。
連載してたKINGが廃刊になったため急遽最終回になったときのややこじつけめいた言説が一番印象的だった。
ギリシャ語にテロス(telos)という言葉がある。これは、「終わり」と「目的」と「完成」があわさった言葉である。
異業種勉強会や、趣味の会などを立ち上げるときも、まず、会をいつ終了させるかについて決めておくことが大切である。一旦できあがった組織は、必ず組織自体が生き残ろうとする本能をもつ。会を立ち上げるときに、解散についてきめておかないと、組織の生き残り本能に翻弄されて、本来の目的以外のところで大きなエネルギーを消費するようなことになる。この場合、解散については、目的が達成されたときと一定の時間が経過した時の双方について、とりあえず合意しておく必要がある。
離婚は結婚の3倍くらいのエネルギーがかかるという。筆者自身、離婚の体験があるので、そのことは皮膚感覚でよくわかる。プレイヤーは同じなのに、なぜこのように非対称なことになるのか、考えてみよう。結婚のときは、お互いに善意を想定している。従って、ひとつひとつのことが、比較的すんなりとまとまる。これに対して、離婚の場合、相手の悪意を想定する。従って、双方が最悪のシナリオについて考えるので、話がもつれるのである。
Morris.は離婚体験がない(^_^;)ので、どうのこうの言えた義理ではないが、なるほどなあ、と思った。
2010/01/23(土)●石坐神社● |
6時起床。
今朝の血圧は141/70/96。
矢谷君ら3人で大津中ノ庄の保管荷物配達現場。10時から開始だったのでのんびりムード。トラックの中でピーターバラカンの番組を聴く。今日はめずらしくゲストがいた。秋山直樹という人でビートルズの歌詞に関する本を出してるらしい。イギリス人のバラカンが感心してたくらいだから相当勉強してるのだろう。「ビートルズ英語文法ガイド」なんて本、読んでみたくなった。採り上げられた曲もなかなかユニークな選曲で、話も面白く、実にためになる1時間半だった。
現場は4階建てのこじんまりしたマンションで、現場は3階だったので階段担ぎかと思ったがエレベータあったので、ラッキー(^_^) 昼過ぎには作業終了。
現場近くに「石坐神社」があって、なんとなく良さそうなので、ちょっと見物。「いしいますじんじゃ」かと思ったが「いわいじんじゃ」と訓むらしい。式内社と書いてあるからかなり由緒のある神社である。詳しくはこちらを見ること。
門前に「時乃祖神」という石碑が建ててあり、何と時計のレリーフが付されている(@_@) 本殿も檜皮葺きの立派なもので、県の文化財に指定されている。石灯籠も古そうなものが多く、灯り部分が障子風になっていてこれを竹ひごを彎曲させてまるで石の笠を支えているように見えるのが面白かった。
昼食は東市場の慢慢亭でチャンポン。やっぱりここのチャンポンは最高(^_^)である。
今日の歩数は15595歩。
今朝のTwin煙突 |
大津SAから琵琶湖を望む |
ちゃんとした四ヶ国語表示 |
石坐神社「時乃祖神」碑 |
檜皮葺きの古式ゆかしい神殿 |
本殿 |
本殿の垂木と象の飾り |
石神社 彦坐王命 |
石神? |
2010/01/22(木)●二人宴会● |
8時起床。
今朝の血圧は193/108/67。
何の気なしに国会中継つけてたら、茂木が鳩山に「朝三暮四という言葉の意味を知ってるか」と質問。「朝言った言葉を夕方にすぐ変えることと」と答えて、茂木に「それは朝令暮改でしょう」と切り返されてしまってた。朝三暮四なんて、中学校で習ったような気がするのだが……
昼前にマルハチに買い物に出て、掃除して、ムックさんが来るのを待つ。
1時半にムクさん到着。この前と同じチリワイン「Memories」と韓国海苔がお土産(^_^) 実はムックさんからワイン持ってくると聞かされてたので、今日はいちおうそれ風のアテを準備してた。ハム、ビアソーセージ、ミニトマト、ポテト、カマンベールチーズ、ゆで卵、バナナ、キーウィ、オリーブなどを配したオードブル(^_^;) 能書きたれるほどのものではないが、器がお洒落なので(引越し現場でもらったジノリ)結構派手に見えた。
そしてMorris.自慢のワイングラスで乾杯。後は例によって例のごとく、twin guitarで歌いまくる。本当は〆にペペロンチーノ作るつもりだったが、Morris.がダウンしてしまって、知らないうちにムックさんは帰ってた(^_^;)
でも、今日も楽しかったあ。
今日の歩数は7118歩。(??)
チリワイン「memories」とオードブル |
眼鏡自慢(^_^;) |
Twin Guitar Brothers |
2010/01/21(木)●翻案歌謡● |
7時半起床。
今朝の血圧は202/109/73。
雨が降っている。今日からまたちょっと冷え込むようだ。
浅風呂使って、昨日の日記アップして、最近のデジカメ画像からセレクトして六甲アートセンターにプリント注文。
昼からJRで六甲道に出て、灘図書館、プリント受け取り、社長宅へ。先日のはらっぱのDVD持って行ったのだ。
社長は2月に次女のひろこと一緒にタイに行くというので、楽しそうだった。お湯割り一杯だけいただき、モロコなどもらって帰る。
今回のプリントは新年会などの記念写真中心で、このところの白黒モードばかりだが、それを普通のカラープリントでやってるから、本当の白黒プリントとはかなり違ってしまうが、それなりに面白いとも思う。
TOHOで買い物して7時半帰宅。
KBSアーカイブで今週の歌謡舞台見る。今週のテーマは「翻案歌謡」つまり外国曲のカバー特集である。
「べサメムーチョ」「百万本の薔薇」「放浪者」「崔進士宅の三番娘」「黒い傷痕のブルース」「夜霧」などがお馴染みのナンバーだが、韓国ではこれらの曲の作曲家は明記されず、「外国曲」となっている。著作権がらみの措置かとも思うが、今日の番組のテロップで、「放浪者」はイタリアのカンツォーネ、「崔進士宅の三番娘」はアル・ウィルソンのSnakeが原曲だということがわかった。
チュヒョンミが「イエライシャン」を韓国語で歌ったのはご愛嬌といえるかもしれない。
今日の歩数は6827歩。
2010/01/20(水)●As Time Goes By● |
10時半起床。
今朝の血圧は178/97/87。
いかん、久しぶりに宿酔である。昨夜サランバンでビールしか注文しなかったのだが、ふくちゃんがワインどんどん注いでくれたし、わけのわからん中国産のスピリット(52度(>_<))まで飲んでしまったせいだろう。
吐き気をもよおすほどではないのだが、どうも起きられない。こういうときのMorris.の対応法は、ベッドでごろごろしながら、読み倒したはずの手持ちの漫画をだらだらと読み返すことだ。と、いってもMorris.亭は極端な蔵書制限下にあるから、漫画の在庫も限られている。「YAWARA」「虹色のトロツキー」大島弓子、西原理恵子あたりか。あと「まんだら屋の良太」なんてのもあることにはあるのだが、こちらは今押し入れの奥に埋まってるからすぐには出てこない。で、今日は川原泉で攻めてみた。「メイプル球団」「銀のロマンチック---わはは」「笑う大天使」を立て続けに読んだ(^_^;) 7冊である。読み終えたら2時過ぎてた。これで、ちょっとは気分もましになったような気がする。Morris.にとっての癒しの文学(^_^;)というとやっぱり川原泉である。川原のことを知らない人はこちらを見とくように。
何とか起きだして、3時に風呂浴びてから昨日の日記編集。大丸、高島屋本館、別館、寺町からサランバンと回って、デジカメ撮りまくり(200枚くらい撮ってた(@_@))で、日記に使うものだけで、拡大画像入れると60点以上にもなったので、それだけで時間食ってしまう。終わったら夕方過ぎてた。
買い物に出るのも億劫で、今日の食事はインスタントラーメンやら、冷凍のシューマイやら、クラッカーなどで済ます。
夜は久しぶりにGyaOの韓国映画「大変な結婚」(2002 原題「MARRYING THE MAFIA」)を見る。このGyaOはYahooと合併してから韓国ドラマのラインアップが減ったし、画面も前より小さくなって、あまり見る気がしなくなってた。それでも、firefoxでも見られれるようになったのは、DEL坊のIEが不調なだけにありがたいというべきか。
映画の方は、エリート青年が、釜山ヤクザの娘とひょんなことから、結婚させられることになって大騒ぎという、絵に描いたようなラブコメで、まあ、Morris.はラブコメ大好きだし、ヒロインが「パリの恋人」のキムジョンウンだから問題なし。ストーリーは、冒頭の「知らない男女が目を覚ましたら同じベッドにいた」という、これまで何百回繰り返されたかというパタンに始まり、これまた絵に描いたようなヤクザ親父と兄弟たちの過剰演技、例によって恋の鞘当てライバル美人、と、何も考えずに時間つぶしすることができた。キムジョンウンはコメディアンヌということになってるが、それほどコミックセンスがあるわけではないが、ある種の可愛さがあって悪くない。でも、Morris.はヤクザ長兄の嫁さんがお気に入り。元ソープ嬢の長身細身のアフロヘアで、釜山サトゥリ(方言)のしゃべくりは気持ちよかった。
今日の歩数は0歩。
【空の中】有川浩 ★★★ 「阪急電車」が面白かったので、他の作品も読もうと思いながら、えらい人気らしく、図書館ではほとんど貸出中、やっと見つかったのがこれ。電撃大賞をとった「塩の街」に続く第二作目らしい。
四国沖高度2万m付近に浮遊していた謎の巨大生命体に民間貨物試作機と自衛隊機が衝突して爆発。自衛隊機パイロットの遺児瞬と幼なじみの佳江、試作機開発会社の調査員高巳と自衛隊女性パイロット光稀、二組のカップルが、生命体とそのかけらをめぐっての攻防に巻き込まれる。
試作機パイロット遺児真帆が立ち上げた反生命体団体に瞬がとりこまれ、両陣営の綱引。SF的なプロットと、登場人物の会話などは、なかなか上手くできてると思うのだが、基本的にゲーム小説というのが苦手なMorris.には、馴染めないものを感じた。 変に教育的筆致が鼻につくし、見事なまでの事態の単純化、やはり小説以前のものなのだろう。
9章それぞれのタイトルを一続きの文章(子供たちは秘密を拾い、大人たちは秘密を探し、秘密は高度二万に潜む。人々はそれを裏切って、子供は戻れぬ道を進み、誰も彼が未来を惑う。混迷は不意に訪れるも、秩序の戻る兆しはそこ、最後に救われるのは誰か。)にしたり、生命体のニックネーム「白鯨」、反生命対団体「セーブ・ザ・セーフ」の対峙は、反捕鯨団体グリーンピースのパロディだったりと、けれんみの強さは、好き嫌いが分かれるところだろう。Morris.は嫌いではなかった
充分魅力はあるし、才能にも恵まれているのだろう。もう少し読んでみたい作家ではある。
ところどころ気になる言葉遣いが目に付く。
大仰な台詞だが、実情はもはやそれがそぐったものになっている。
「そぐう」という言葉は、普通「そぐわない」という形で使用することが多いからか、こういった肯定的な使い方には、ひっかかってしまう。これはMorris.の特殊な見方(偏見(^_^;))かもしれないけどね。
2010/01/19(火)●心斎橋大丸観察(^_^;)● |
8時半起床。
今朝の血圧は196/102/69。
今夜は新サランバンに行くことに決めてた。せっかくだから昼から大阪に出て、心斎橋大丸を観察することにした。これまでに何度も行ってる大丸だが、ヴィーリズ設計の逸品ということを知って、一度はちゃんと見ておきたかったのだ。
正門のある心斎橋筋はアーケードのため全貌を伺うことができない。裏側の御堂筋側からなら全体を見ることができる。戦災で上部は破壊されたらしいが、戦後復元されている。御堂筋側の入り口の上部にはヴォリーズの趣味?の兎と龜のレリーフが配されている。1Fの天井や壁には連続多角形模様が散りばめられているし、文化財というしかないエレベータ回りの装飾は開店当時の姿をそのままとどめている。そして大理石造りの階段(@_@) やっぱりMorris.はこの古い建物の階段にはフェティッシュな関心を持っているようだ。ずんずんずんずん歩いて屋上まで昇る。屋上はガーデン用品売場を兼ねたイタリア風の庭園になってる。あまり広くもなく、人気も無かったがくつろげる感じで結構気に入った。しばらくここで休憩して、またゆっくり階段を降りる。大理石の壁面に化石らしいものもいくつか見つけた。
正面玄関の孔雀の素晴らしい装飾をじっくり眺めてから南下する。いやあ、見ればみるほどこの建物とインテリアは素晴らしい。
詳しくは最近お気に入りの造形礼賛サイトの「大丸心斎橋店」で、細部の画像を見てもらいたい。
ふだん何気なく通り過ぎてたが、これだけのものを見落としていたというのは情けない。現在工事中の梅田阪急のコンコースや玄関などの装飾も素晴らしかったのだが、これもじっくり観察しないままだったことが惜しまれる。
道頓堀沿いの松竹座や去年6月閉館した新歌舞伎座なども撮影して、難波高島屋の外観だけ大雑把に眺める。こちらは先程のサイトの「南海ビル」ページを参照のこと(^_^;)
高島屋大阪店をじっくり見るのをやめたのは、日本橋の高島屋東別館3Fの史料館を覗くため、先を急いだのだった。ここは以前は高級家具陳列場として、まるで博物館みたいで、時々見物に行ってたのだが、現在結婚式場になって一般客は入れなくなってしまった。でも、3Fの「史料館」は日曜と水曜意外の昼間は一般公開されている。展示物自体にはそれほど期待して無かったが、エレベータや内装を見たかった。それでも、高島屋開店当時の写真や、女店員の制服の変遷などの展示はそれなりに面白かった。
エレベータは大丸に比べるとシンプルだったし、すでに営業やってないため、デパートらしさが無くなっている。
やはりこの建物は入口と回廊風の通路の装飾の方が面白い。通路のタイル風装飾のシンプルで直線的なアールデコスタイルに強く惹かれる。
その後ふらふらと東に歩く。途中ハングルで「コニテル」という看板のある事務所?を見つける。貸し自転車の貼り紙もハングルである。気になったので、入店し尋ねてみたら「ミンバクだ」との答え。韓国人の旅行客のための安宿斡旋所みたいなものだったらしい。ドミトリなら2千円から、個室なら4千円くらいらしい。特別安いというほどでもないが、日本語できない若者には便利な存在なのかもしれない。
谷町方面の寺町を流す。称念寺の本堂はユニークで面白かったし、その向かいの島之内ビルは、Morris.の好奇心をくすぐったが「部外者立ち入り禁止」の表示があったので、入り口から回り階段を撮影するに留める。
さらに東に歩き、上本町の天地書房さっと冷かし、鶴橋まで歩く(^_^;)
途中整形外科のウインドウに蓋骨のマスコット人形?があった。
鶴橋松屋で\500のスンドゥブチゲセットがあったので食べてみる。この値段なら仕方ないが、ほとんど味噌汁に辛子と豚肉突っ込んだ体のものだった。お腹は一ぱいになった。
6時半にサランバン着。すでに5,6人来ていた。今月でこの店も閉店ということで、たぶんMorris.はこれが最後になるだろう。店に置かせてもらってたギターも今日持って帰ることになる。
今後のサランバン会がどのような形になるかはわからないが、毎月一回集まって、飲んで歌って踊って親睦を深めるという所期の目的は継続されることを願う。久しぶりに三巨頭がそろい、常連を中心に10名以上が集まり、最後の夜を楽しんだ。
午前零時半帰宅。
今日の歩数は16622歩。
大丸心斎橋店(御堂筋側) |
角上部の複雑な尖塔群 |
商標プレート |
兎と龜のレリーフ |
往時のままのエレベータ |
ステンドグラスの時計 |
重厚な階段 |
この六角形がシンボルパタン |
各階ごとにある水栓(使用不可) |
やっぱりアールデコ |
屋上につながる踊り場 |
化石シリーズ |
その2 |
その3 |
その4(これはOPAのもの) |
屋上 |
イタリア風庭園? |
エレベータ2階の階数表示 |
正門のデコレーション |
孔雀アーップ |
心斎橋アーケード |
松竹座 |
装飾部分拡大 |
新歌舞伎座 |
高島屋大阪店 |
魚眼 |
オーナメント |
イオニア式柱 |
高島屋東別館 |
高島屋史料館 |
リュートを持つ少女 |
エレベータ |
割とシンプル |
地下への階段 |
この照明もアールデコ |
表の廊下 |
史料館への入り口 |
素敵なタイル風装飾 |
式場への入り口 |
真下から見上げる |
コニテル |
貸し自転車あります |
秀逸な外壁デザイン |
お寺の凸面鏡 |
称念寺本堂 |
本堂の蓮模様ガラス窓 |
島之内ビルディング |
回り階段 |
サランバン宴会風景 |
同じく |
フクチャンとトラジママ |
ヘバラギママ |
4人で記念写真 |
ギターMorris.(postman提供) |
二人でオモナ(postman提供) |
記念写真その1(postman提供) |
記念写真その2 |
2010/01/18(月)●武庫川あたり● |
6痔起床。
今朝の血圧は172/104/75。
JR西宮待ち合わせで上ヶ原十番町の現場。のはずだったのが、事務所のミスで実は茨木市真砂町、台湾向けピックアップ現場。現場着いたら10時半過ぎてた。
飯抜きでぶっとばして1時半作業終了。
帰り道武庫川で降ろしてもらい、しばらく河畔を散策。そのまま甲子園口からJR西宮まで歩いて5時半帰宅。
浅川マキが昨日名古屋のホテルで亡くなったとのこと。
Morris.は学生時代から彼女の曲には惹かれていた。まだ大阪に住んでた頃、神戸新開地の劇場(映画館?)で、彼女と憂歌団のジョイントライブを見たのが、最初で最後ということになる。
やはり最初のアルバムが最高だろう。個人的には4枚目のアルバム「裏窓」に思い入れがあった。レコードも数枚持っていたが、現在手元にはない。1972年発行の新譜ジャーナル別冊「浅川マキの世界」という歌本だけが残っている。刊行時のオリジナル全曲((手描き譜)の他に写真やエッセイ、野坂昭如との対談、真崎守の漫画などが収められている。今夜はこれを眺めながら彼女のことを偲ぶことにしよう。
死因は心不全だったらしい。享年67。合掌
今日の歩数は18357歩。
武庫川河川敷 |
川鵜 |
水鳥の足跡 |
飛翔 |
枯芒 |
枯蘆 |
五位鷺 |
JR鉄橋の土台 |
甲子園口駅南の仏さま |
Morris.好みの「頭の下がるトンネル」 |
民家の庭にある大楠 |
臘梅? |
アサヒビール西宮工場 |
その2 |
その3 |
阪神国道駅 |
志んつとがわばし |
津門川 |
2010/01/17(日)●15年目● |
6痔起床。
今朝の血圧は190/84/73。
神戸地震15年目の記念日ということで、朝から、それ関係の特集番組が流れている。見るともなく見てたが、9時から「日曜美術館 伊藤若冲特集」を見る。キッチュな画家というイメージが強かったのだが、番組では10点を選んでそれぞれを専門家(生物学者、心理学者、デザイナーなど)の解説をさせるという、ややあざとい企画だったが、ベスト10選びはMorris.の好みでもあるし、なかなか面白い指摘もあった。
18世紀京都の青山問屋に生まれ、40で隠居してから画業に励んだとのこと。一種の道楽だったのかもしれないが、それにしては上手すぎる(^_^;) そして上手いのに、どこか変である(^_^;) そういうところが面白いと言えば面白いのだが、彼の作品は朝鮮の民画と深く繋がってるというのが定説なのに、今日の番組ではあまりそのことに触れられてなかったのが物足りなかった。司会に姜尚中を起用してるというのに(^_^;)
結局今日も一歩も部屋を出なかった(^_^;)
午後は機能のはらっぱでの春待ちファミリーBANDのビデオをDEL坊でキャプチャーしてDVD作り。キャプチャーキットを再接続したらまたちょっと不都合が生じたりしたが、何度かやり直してやっと終了。
夜は近所のオールディーズの店でムックさんとビ-トリクスのライブがあったのだが、このところの慢性的手元不如意状態を鑑みてパス(^_^;)
小林繁投手が心不全で今朝亡くなったというニュース。日ハムのピッチングコーチとして元気にやってると思ったのに。享年57。合掌
今日の歩数は0歩。
【トイデジLOVERS!】鈴木文彦編 ★★★☆ 「おもちゃデジカメ」である。もともと民生デジカメなんてモロ玩具でしかなくて、Morris.はその頃からの愛好家だと思うのだが、トイカメラというのはフィルムカメラ時代からあって、一部でカルトな人気を集めていたらしい。LOMOというのがその代表的機種とか。本書はそのフィルムトイカメラ中心にした雑誌「SNAP!」の別冊である。
いつの間にかデジカメがフィルムカメラを押しのけて普通のカメラに取って変わった時代に、わざわざそのデジカメの画素を落としたり、変わった効果狙ったり、奇抜な本体デザインにしたりのマイナーなメーカー品が輩出している。1万円前後の価格帯中心だが、中には普通のデジカメでもトイカメラ的テイストを持ったものも紹介されている。
Morris.は最初、いわゆる「チープな写真」くらいに思って、本書を手にとったのだが、なかなかどうして、この世界は相当に奥深いらしいし、トイデジならではのぐにゃり効果(CMOSという部品の特性)、緑かぶり、ビビッドカラー、トンネル効果等々いろいろいな特徴がある。
しかし最近のデジカメは色んなモードを持ったものも多いし、使い方次第だろうな。
「トイデジ」はカメラのジャンル名ではなく、使う方の心意気を表現する言葉だと考えています。
と、イントロに書いてあったが、そういう意味では、Morris.のデジカメも手持ち魚眼レンズ使ったり、最近はまった白黒モード、前機搭載のワンポイントカラーなどはトイカメラ的だし、何よりも芸術性より面白さ狙いのMorris.の本質はトイカメラ愛好家に通ずると思う。
本書に掲載されてるサイトを見てたら、トイカメラブログ人気投票みたいなのまであった。上位いくつか覗いて一番気にいったのが「LOMO日和」というブログで、これはトイデジではなく、フィルムのトイカメラを使ったものだが、いかにもトイカメラ写真の楽しさと美しさが表現されていると思った。猫好きで、観覧車とコスモスに固執してるあたりに何か共感を覚えた。このブログ作者は写真集も出してるらしい。
2010/01/16(土)●はらっぱ春待ち● |
7痔起床。
今朝の血圧は164/95/93。
昨日のグリンカレーを温め直して、ブロッコリーなど入れて食べる。少しはましになったようでもあるが何か物足りない。
昼前に部屋を出て、JR西宮へ。はらっぱ保育所の恒例のイベント。地震以前から春待ちファミリーBANDはここでよく演奏してたのだが、地震以後も、この1月中旬の土曜日の餅つきイベントで演奏している。ここ数年は社長と2,3人という構成が多かったが、今年はMorgan's
Barの二人と松尾君が欠席で、5人が参加。久しぶりにPAも入れて庭での演奏。いつもにまして盛り上がった。
搗きたての餅に大根おろしと醤油をからめたものを出してもらったが、これは美味しかった。
今日は神戸HATのJAICAで「世界の炊き出しフェア」という催しがあり、これに行きたいと思っていたのだが、はらっぱと見事にバッティングしてバス(>_<)
2時に演奏終わり、Morris.は西宮市場ちょっと冷やかして、コープで大根など買って4時帰宅。
おみやげに貰った餅で、大根おろし餅作って食べる.。電子レンジで餅温めたらとろとろになってしまった。でもそれなりに美味しい。
夜はごパンに矢谷君主催の「さんどらいぶ」見に行ったのだが、満員御礼だったので、ビデオキャプチャーキットだけ受け取って帰る。
DEL坊にキャプチャーセット繋いで使おうとしたらエラー表示が。初めからソフトやドライバインストールして何とか繋がり、DVDに収めることができた。
明日で神戸地震から15年年が過ぎたことになる。TVでは特集番組がやたら流れてるし、明日はきっと追悼の催しなどが開かれるだろう。Morris.はそういったものにはほとんど参加したことがない。毎年自分の罹災日記を読み返して、それで済ましている(^_^;)
今日の歩数は2266歩。
まだいまだしのグリンカレー |
はらっぱのポスター |
社長の子供いじり |
ワシントン |
手洗いにあった小皿、ス・テ・キ!! |
社長の守り神?! |
西宮市場 |
同じく |
ごパンは超満員 |
2010/01/15(金)●低調なグリンカレー(>_<)● |
8時起床。
今朝の血圧は206/112/75。
今日もかなり冷え込んでいるようだが、KBS日本語放送によると、ソウルではマイナス15度、江原道ではマイナス20度まで下がったらしい。
昼はキムチと冷蔵庫の残りを使ってお手軽クッパブ。味付けはもちろんタシダである。
自転車で大安亭まで買い物に出る。さすがに手がかじかむので手袋着用。
春日野道の勉強堂冷やかして、大安亭で茄子、筍など買って、帰ってから久しぶりのグリンカレー。でも、今日はパクチー無かったし、袋茸もなくて、見た目も味もいまいち(>_<)
今日の歩数は0歩。(携帯電話不携帯(^_^;)
【和風モダンの不思議】文・初田亨 写真・増田彰久 ★★★ もちろん写真家の名前で借りてきた(^_^;) 和風モダンそのものがやや曖昧だが、近代和風建築と大差ない意味だろう。
見開き左側が写真(モノクロ)、右が解説というほとんどコラムみたいなもの(数件は写真2p追加)の寄せ集めで100件弱が収められているが、中にはMorris.にとって懐かしい建物があったり、思わず笑いそうな物件もあった。
一番びっくりしたのは、佐賀県武雄温泉の楼門と新館がとりあげられていたことだった。しかも設計が辰野金吾というのがびっくりの二乗である。辰野は日本の西洋建築のボスみたいな人物だ。
そういえば、Morris.子供の頃、この楼門は有名な建築家の作品だと聞かされたような記憶がかすかにある。
温泉を管理していた武雄温泉組の組長・宮原忠直の意向で、明治44年に新しい温泉の試掘にとりかかり、大正2年(1913)に新泉脈が発見された。建物の設計は、同県唐津市出身の辰野金吾に依頼している。辰野は日本の建築界をつくってきた人物で、当時の建築界の最高実力者であった。設計をたのまれた時には、東京駅の建設に熱中していた。宮原は日田の咸宜園で学んだ後、東京に出ている。その後復帰して運送店を開き、九州の運送業をまとめ財をなした人物として知られ、県会議員まで務めた人物である。その彼が辰野に設計を依頼したのは、同郷ということもあったと思われるが、同時に、全国的に通用する施設にしたいとの希望があってのことであろう。
リゾートの施設として竜宮城を思わせる楼門と、和風色の濃い建物に洋風を部分的に取り入れた新館が大正4年に作られた。−−辰野は、和風よりも洋風建築を得意としていた。この施設で辰野らしさがみえるのは、楼門よりも、建物の配置や新館の方である。温泉通りの突き当たりに楼門を配し、さらにその軸線上に進化員を置いている。軸線上に建物を配置していく方法は、伝統的な社寺建築にもみられるが、温泉へのアプローとをも含めた、都市的なスケールの軸線の中で建物の配置を考える方法は、やはり西洋建築の影響といった方がよいであろう。そして、新館の窓の桟や浴室の意匠にも洋風建築の影響がみられる。
言われてみればなるほど、であるな(^_^;) 昨年8月末に武雄温泉を訪れて楼門や新館内部のデジカメ画像をいくらかアップしてるので2009年8月31日の日記を覗いて欲しい。(キャプションの「旧館」は上の解説の「新館」のこと)
和風ということで、京都、奈良の建物が多い。平安神宮、都ホテル、南座、奈良駅、奈良ホテル、奈良キリスト教会などは、それぞれ親しんでるし、大阪の愛珠幼稚園は適塾を見学したときに外から見てその威容と雰囲気に驚かされた記憶がある。飛田遊廓の「鯛よし百番」は、イパクサとの初対面と、レコード関係者の親睦会がここで開かれたとき、うまく潜り込めたときの印象が強烈すぎる。
神戸では白鶴美術館だけが紹介されている。そういえば、中国青銅器の収集で有名なこの美術館は、住吉川沿いにそのお城のような建物が望まれるし、このあたりは外国人居住地区でもあるので、仕事で100回くらい訪れてるというのに、開館時期に制限があるのと、見学者は懐中電灯持って見てまわるという伝説(^_^;)にびびって、まだ一度も入場していない。冬季は休館中で、春季は3月6日から6月6日まで開館してるらしい。建物をじっくり見るだけでも意味がありそうだ。ぜひ今年中に訪れてみよう。
その他ではいわゆる帝冠様式の愛知県庁舎もとりあげられているが、初田氏は否定的である。
お目当ての増田写真は、、一つの建物一点と、A5版という制約が大きすぎたようだ。雑誌掲載時には数点が付せられただろうし、もう少し大きな画像ではなかったろうか。
彼ならではの素晴らしいショットも多いのだが、いかんせん食い足りなかった。
本書はMorris.のように写真集、ガイドブックとして読まれるべきでなかったのかもしれない、そういう意味ではちょっと申し訳ない気がしないでもない。
2010/01/14(木)●日本語常識再点検● |
8時半起床。
今日の血圧は150/85/100。
午前中から楽譜を整理して、とりあえず集中練習曲を選んで、CDやMP3音源さらにはYou Tube映像まで駆使して、ミニギター特訓(^_^;) 楽譜と音源とキーが一緒なら問題ないし、ちょっと上のキーの場合はカポタスト使えばよい。こうやって原曲と一緒に演奏するのは良い練習法だと思うのだが、こればっかりというわけにも行かないだろう。
ぐいぐい酒場で稲田さんが文化庁の「国語世論調査」を紹介してくれてた。覗いてみたら慣用句の誤用で、「憮然、姑息」などは、ほぼ国民の70%以上が誤用してるらしい。ちなみに
「憮然」は失望してぼんやりとしている様子
「姑息」は一時しのぎという意味
と説明してある。間違いの多くは「憮然」が怒っている様子、「姑息」は卑怯なという意味と受け取る人が多かったとのこと。
翻ってMorris.はといえば、「憮然」はのほほん、「姑息」はセコい、くらいの意味で使ってたから、正解とはいいがたいようでもある。
読書控えで、しつこく「手をこまねく」表現を攻撃してるくせに、慣用句の使い方すらおぼつかないというのはお恥ずかしい。
ネットで「間違えやすい慣用句」で検索したら25000件がヒットした(^_^;)
中にはクイズ形式のものもあって、yahooの問題は5問だったので、やってみたら5問中4問正解。間違ったのは、「飛ぶ鳥後を濁さず」か、「立つ鳥後を濁さず」かという設問で、Morris.は後者を選んだら、正しいのは「飛ぶ鳥」だと。うーーん、Morris.の愛読書「暮らしの中のことわざ辞典」(折井英治編 集英社)には、両方見出しで出てるぞ。東京堂の「故事ことわざ辞典」は「立つ鳥」の方を主にしてるし。これはちょっと異議ありだな。
TBSの日本語チャンピオン決定戦というサイトでは、以前番組で使用した2択100問を、問題と解答のPDFファイルで用意してあったので、これに挑戦。結果は85問正解(^_^) まあ、これは合格範囲だろう。後から間違いをチェックしたら、うっかりミスも多かった。やっぱりMorris.はテストは苦手らしい。
いくらか見回した中では、検索のトップに出てきた「間違いやすい言葉の正誤判定」というサイトが充実しているようだった。国語辞典30種を参照したというだけでもリキが入っている(^_^;) 以前某出版社の辞典編集員の経歴ある人がやってるらしい。コラムにも面白いものが多そうだ。
釜山のコハンイクさんから豪華な年賀カードが届く。去年の旅で、9月25日の夜チャガルチ広場で一緒に歌ったアジョシで、その時の写真を絵葉書にして送ったからその返信らしい。
9月のあの夜は浪漫と叙情に溢れた素晴らしい夜でした。
森崎さんの写真葉書を受け取って驚きました。
新年の一層のご健康と幸せをお祈り申し上げます。2010/01/02 コハンイク拝上
と、ハングルでしたためてあった。
今日の歩数は0歩。
2010/01/13(水)●竹中大工道具館● |
7時起床。
今朝の血圧は197/106/71。
何か今日は冷え込むなと、窓を開けてみたら神戸には珍しく雪が舞っていた。初雪である。もっともその年の最初の雪を初雪というのが普通だから、正確な言い方ではないのだろうが、あまり細かく考えないことにしておこう。
ペペロンチーノで昼食済まして、2時頃JRで三宮に出て、三宮図書館に寄ってから中央図書館に向かう(^_^;)
韓国領事館前からトアロード超えたところで「竹中大工道具館」前を通ったので、ふと思いついて冷やかしてみることにした。前から一度覗いてみようと思ってたのだ。白壁方形の瀟洒な3階建ての建物は前から気にいってた。
1F「極める」−−法隆寺五重塔モデルと大工道具の標準構成
2F「造る」−−製材、木組み、鍛治・大工の仕事場
3F「伝える」−−内外の大工道具
B1F−−ヴィデオルーム、資料室
当然大工道具が山ほど集められてるし、木組みなどは現物展示で自由に触ることもできる。ヴィデオやタッチパネルの解説も多数準備されて、いろいろ勉強にもなりそうだった。墨壷の面白いデザインや、大きな木挽鋸など興味深い道具も多かったが、でもまあやっぱりこの展示館の眼目は建物自身かもしれない。
展示館のすぐ近くが相楽園で、裏口からハッサム邸を望むことができた(^_^)
中央図書館に到著したのが4時過ぎで、そのまま3Fのパソコン室へ。今日はかなり混み合っていたが、空席はあった。接続は簡単にできて、今日は何なりとPC作業の真似事やってみようと、半年ほどほったらかしてた、Morris.の韓国歌謡ブログ「ノレ番Morris.8090」を久々に更新することにした。
このところ十八番中の十八番となってる、ヒョンスクの「ポジャンマチャ」のことを書くことにしたのだが、いちおう歌詞の和訳用に電子辞書も用意してたし、韓国人気歌手事典の該当部分はデジカメに収めて持っていった(^_^;)
そんなこんなで楽しみながら記事打ち終えて、アップするときに画像の準備を忘れてたことに気づいたが、これも、Morris.部屋から、画像取り込んで、加工してOK(^_^)
初めての中央図書館からの更新に成功(^_^) これからときどきやってみよう。
1Fで本借りて7時半に中央図書館出て元町アーケード通って三宮まで歩く。たまには街の夜景を撮影してみようかと思ったのだ。
たしかにアーケードという形態は建物を撮る側からすると、迷惑な存在でもあるな。旧三越デパートの一部が現在大型薬屋になってるのだが、これが下部だけしか見えないし、面白くない。
途中南京町から大丸方面へ。神戸大丸のフォルムは美しいと思うが、夜景も綺麗だ。そのまま三宮のそごうまで歩いたが、そごう自体の建物は平凡だが、国際会館とくっついた部分はそれなりに見どころがある。
意外だったのが三宮アーケードの入り口のデザインで、昼間はほとんど気づかずにいたが、夜見るとなかなかお洒落である。
今日の歩数は12815歩。
雪舞う |
JR灘駅旧渡り廊下 |
大韓民国神戸領事館 |
竹中大工道具館 |
1F展示場 |
韓国の墨壷 |
2F展示場 |
大木挽鋸 |
変わり三毛 |
相楽園内のハッサム邸 |
華僑の中学校 |
レンガ塀に陶器の飾り |
中央図書館パソコン室で |
元町旧三越デパート |
小鉄屋 |
神戸ポートタワー |
風月堂 |
南京町広場 |
神戸大丸 |
神戸国際会館(左) |
三宮アーケード入り口 |
2010/01/12(火)●Abracadabra!!● |
8時半起床。
今朝の血圧は213/113/77。
今にも雨が降りそうな気配。
ぐずぐずとベッドで読書。やっと10時半頃起き出す。
先日来、禁断のYou Tube(^_^;)に手を出している。
きっかけは、ぐいぐい酒場で、韓国ガールズバンドの話題が出て、もともとあまり関心のないMorris.が、つい、話題になったKARAのビデオクリップなんか覗いてるうちに、関連ビデオで、えらいものを見つけてしまい、ちょっとパニクってしまった。
アガシ4人のグループで、それぞれデザインの違う黒いボンデージ衣装に身を包み(いや身を曝し、というべきかも)、なんともセクシーなダンスを見せる。まあ、韓国アガシはステージではよく尻を振るのだが、これは度を超えている(@_@) うーーん、これはいかん、と、「禁You Tube」自主規制することにした。でも、怖いもの見たさ(^_^;)の誘惑には勝てず、ついつい何度も見て、さらには、検索で別バージョンの映像までチェックしてしまった。衣装も白やらピンクやらはては縞馬柄までいろいろあるが、最初に見た黒のボンデージほどのインパクトは無かった。それにしても、こんなのを放し飼い(^_^;)にしてる韓国マスコミというのは、日本より進んでいるのだろうか。
さらに驚いたのは、普通のアガシたちが、この踊りを真似て、撮影してYou Tubeに投稿してることだ。それも半端な数ではない。ご丁寧に、ダンス指導の映像まで複数アップされていることだ。
日本でもピンクレディ全盛期には、小・中学の娘たちがフリを真似て踊り狂ってたけど、どうもそれとはレベルが違う見たいな気もする。
そんなこんなで、You Tubeの魔の手に捕らわれそうになってたMorris.である。いかん、自主規制を強化することにしよ。
午後も、一歩も部屋から出ず、読書、ミニギターで時間をつぶす。雨は夕方になって止んだけど、もう外出する気にはならない。
今日の歩数は0歩。
【時には懺悔を】打海文三 ★★★ 彼の2作目になるのかな。探偵が殺されて、別の探偵が犯人探しをするという話だが、そこに重度の身障児が絡むことで、不思議な味わいを持たせている。
探偵志望の女性を助手に押し付けられた探偵が、結局は女性たちのパワーに圧倒されていく過程がおかしかった。
本書はミステリーというより、特殊なメルヘンなのではないかと思えた。打海の作品はほとんどが、彼独特のメルヘンなのかもしれない。
これでほとんど彼の作品は読み終えたことになるし、新作は出ないのだから、これで打海ワールドとはお別れということになりそうだ。
一番の傑作はやはり「ハルビンカフェ」を措いてないと思うが、再読することはないだろう。
この期におよんで、彼の筆名は「うつみ」ではなく「うちうみ」と読むことに気づいた。最初の頃はずっと「内海」と誤記してたこともあるし、どうも、Morris.は最初から最後まで、彼の良い読者には成り得なかったようだ。
【地を這う魚】吾妻ひでお ★★★☆ 「ひでおの青春日記」である。傑作「疾走日記」以後、やっと自分の青春時代を作品化できる境地に至ったものとみえる。
初期の最高傑作が「不条理日記」(Morris.は未読(;;))ということからして、日記という形態が彼の本領発揮できるものなのかもしれない。「うつうつひでお日記」シリーズの現在進行形の作品もそれなりに面白かったが、本書は、60年後期の、マンガ家志望の若者群像を描くという意味でも興味深い作品だし、虚実、戯画化、韜晦が絡み合う中、空中を泳ぎ回る魚や怪物たち、その濃密な幻想世界が駒からこぼれ落ちそうなサービスとあいまって、いかにも吾妻らしい作品になっている。
いててどう太郎(板井れんたろう)のアシスタントとしての仕事場風景、動物に仮託した仲間たちの日常が、異常にリアルに迫ってくるるのは彼の特殊な才能と力量のたまものだろう。
実を言うとMorris.は「失踪日記」以前の吾妻作品はほとんど知らないでいた。絵柄はお馴染みではあったものの、それほど関心も持てなかった。いわゆる「萌え」の元祖とも目される、美少女キャラだって、どちらかというといしかわじゅんのキャラが好みだった。
いしかわのマンガ評論でも、吾妻のことをライバル視しながら、彼我の差異を反芻している。
しかし、こういった両者がそれぞれの世界を構築し、それなりのファンを獲得していることが、日本の漫画界の豊かさの一端を証明してるのかもしれない。
2010/01/11(月)●残り福● |
7時起床。
昨日Morris.部屋トップページのカウンタが333250超えてた。Morris.はキリ番よりゾロ目や連番が好きなので、今朝あたり、333333をゲットできるかと、ちょこちょこ覗いてたのだが、ちょっと油断した隙に?一歩出遅れてしまった(>_<)
このMorris.日乘のカウント数はトップページよりかなり少ないが、これは、こちらのページが重複カウントしないようになってるかららしい。近いうちにこちらのカウンタでもゾロ目になると思うので、今度はきっちりゾロ目をゲットしよう。
今朝の血圧は160/74/89。
住吉駅前の高層ビル26F韓国人の現場。現場直行ということで、灘駅8時半のJRでOK(^_^)
今日は横浜の別会社のヘルプで、浅海くんといっしょだった。
作業は4時前に終了。
そのままJRでさくら夙川に出て、西宮十日戎残り福の参拝。Morris.は初詣は十日夷が恒例で、毎年、西宮か今宮夷に行くことにしてる。今年は昨日までついうっかり忘れてた(^_^;)。ともかく残り福というのもまたいいだろう。
今日は成人の日で日和もよく、かなりの人出だったが、時間が早かったのでわりとスムーズに参拝済ませた。
お目当ての御籤は十五番大吉(^_^)
帰り道空を見上げたらほとんど垂直に見事な飛行機雲が見えた。明日は雨かもしれない。
さくら夙川駅を利用する参拝客はまだあまり多く無いようですんなり帰宅できた。
6時前に帰宅してTVつけたら、3chで高校サッカー決勝戦やってる。録画放映らしい。結果もしらないままだったので、これ幸いと、観戦する。山梨−青森で、もちろんどっちが勝っても初優勝。前半1-0でリードした山梨が、後半もこの1点を守りきって、初出場で初優勝の快挙。決勝戦にふさわしい力の入った、緊張感のある良いゲームだった。
年末サランバン忘年会の帰りにに紛失してしまったKorgのギターチューナー、おなじものをネット通販で注文したのが、今日到着した。振込手数料と送料込で\2000ちょっとで、この前イシバシ楽器で買ったよりかなり安い。何故かBOSSの卓上カレンダがおまけに入ってた。これが同社の機材を素材にしていてデザインが素敵だった。
今日の歩数は17313歩。
成人の日だった(^_^;) |
Morris.5人分の重さ |
一番人気の神官(^_^) |
恵比須大黒 |
十五番大吉\(^o^)/ |
垂直飛行機雲(@_@) |
【西洋館を楽しむ】増田彰久 ★★★★ 建物写真では一番好きな写真家による、入門書めいたものだし、ちくまプリマー新書の一冊ということで、写真も小さいのだが、コンパクトでよくまとまってるし、漫然と建物の写真撮ってるMorris.が気付かなかった撮影のコツや秘訣なども披露してあるし、やっぱり小さくても写真それぞれが素晴らしい。
表紙がハンター邸というのも点数に加算されてる(^_^;)
明治に入ると駅が都市の玄関になる。しかし、どの都市でも駅は町の中心にはつくることができなかった。鉄道建設に強い反対があったからである。大阪を始め、京都、名古屋などの大都会も例外ではなかった。各地でとんでもないところに駅が誕生したことにより、江戸時代の都市の構造は大きく崩れていく。駅から町の中心までは道路でつなぐことになり、そこで駅前大通りが生まれていく。この通りが、新しい町の骨格となり町を大きく変えていった。駅は都市のイメージの中心として、新しい核となったのである。
明治といえば赤レンガの時代で、工場をはじめ駅や銀行など、あらゆるものが赤レンガで建てられた。赤レンガほど日本人に明治をイメージさせるものはない。西欧では数千年の歴史をもつレンガも、日本では幕末から明治そして大正12年の関東大震災までのおよそ60年というほんの短い間でしかなかった。
(キリスト教教会を)建設するときこれだけはどうしても譲れないというものがある。それは、どんな場合でも建物を縦長に使用するということである。キリスト教の儀式を行うときに人の流れが縦であるからだろう。日本の神社仏閣は、建物の正面に入り口を付け、そこから左右に長く伸ばして造られ、全て横長に建物を使っている。キリスト教徒は、縦のものを「聖なるプラン」、横の使い方を「悪魔のプラン」と呼んでいる。
こういった基礎知識(それでいて気が付きにくい)も有用で、面白くてためになるが、やっぱりMorris.には「西洋館を撮る」というコラムが一番印象に残った。
[建物撮影の3ポイント]
1.空間表現−−建築には外部と内部の空間があるが空間は実際に目ではみえない。見えているのは、それを生み出している屋根や壁、床や天井などである。写るのはこれらのぶざいであるが、建築の空間をハッキリと意識して撮影しているかどうかで写真のもつ説得力が違ってくる。
2.テクスチャー(質感)表現−−建築には構造材から仕上げ材まで、多くの変化に富んだ質感をもつ材料が随所に使われていて、これらが建築上の大きな表現効果となっている。西洋館では古くからの木、石、土、漆喰をはじめ明治の新建材であるレンガ、鉄、コンクリートなど多種多様である。このためテクスチャーをいかに表現するかが、建築自体を正しく伝える一つの手段となる。
3.ボリューム表現−−目で見た感じのボリュームを写真で伝達するのは大変に難しい。写真は生まれながらにしてプラス志向の強いディアである。そのため小さい物を大きく、狭い部屋を広く見せたりするのは得意だが、この逆はとても難しい。それほど広くない部屋が、写真で実際より広く見えたりするのはこのためである。それでは正しいスケール感を表現するにはどうすればいいかというと、何でもかんでも広角レンズを使用しないことである。人間の目は良くできていて、目玉がグルリと動くのでかなり広角のように見えるが、どう見ても小型カメラの28ミリくらいではないか。よく、全部が入るからと言って超広角で何でも撮影する人がいるがやめた方がいい。
特に最後の部分は、魚眼レンズ常用者Morris.にはやや耳の痛い提言だった。
また彼の建物写真にはほとんど人物が写ってないが、これは人間は人間に最も興味があるから、人物が写っているとそちらに目がいってしまうからとのこと。なるほどね。
最終章では彼が選んだ西洋館ベスト10が紹介されている。
・富岡製糸場・中込学校・箱根富士屋ホテル本館・日本銀行本店・盛美感館・自由学園明日館・小菅刑務所・朝香宮邸・岩崎小彌太熱海別邸・日向別邸
Morris.が訪れたことが有るのは朝香宮邸のみである。それも、ロシア絵本展会場としてで、時間も無かったのでじっくり建物見る余裕がなかった。
入門書という意味からも本書はすべてカラー写真だが、彼の傑作「写真な建築」に収められていた白黒写真のすばらしさが忘れられない。
2010/01/10(日)●近代建築Watch● |
7時起床。
今朝の血圧は178/96/88。
何の気なしにネットサーフィン(^_^;)やってて、先日覗いた旭変電所を検索したら「近代建築Watch」というサイトを見つけた。尼崎在住のHard Candyという方が主催してるようで、2006年11月からブログで、地元尼崎、阪神間から神戸、兵庫県、岡山県の近代建築の紹介を続けている。ついこの間偶然見つけた、西宮砲台や回生病院などもきちんと押さえてあり、何といっても画像の多さで実にわかりやすい。
全国の近代建築サイトはあちこちにあるが、神戸在住のMorris.としてはこういった地域限定サイトは、実際に訪れるためのガイドになるよなと、ついついあれこれ眺めてたら昼を回ってた(^_^;)
ブログだと、タグ付けで、テーマ別に絞ることができるので、こういった建築物だと、地域別、用途別、スタイル別などに分けて検索しやすい。
午後は帝京−東海の大学ラグビー決勝戦見る。前半7-7の接戦。どちらもモール、スクラムで力比べするタイプで、Morris.の好みではなかった。後半東海がキックでリードしたものの帝京トライで逆転、そのまま初優勝を飾った。
結局今日は一歩も部屋を出なかった(^_^;)
そういえば今日は十日戎である。Morris.はずっと初詣は十日戎と決めていたのだが、明日の残り福、行けるかな?
夜はKBSアーカイブで1月3日放送の全国ノレチャラン正月大特集(2時間)を見る。司会ソンヘさんの相方としてユンジョンちゃん登場である(^_^) 今回はどちらかというと、最優秀賞受賞者の出演が多く、日本ののど自慢みたいで、ちょっと面白みにかける。中国大会での幼児デュエットをわざわざ招待してネタにしての絡みは面白かった。
ユンジョンちゃんは「エガタ」を歌ったが、めちゃくちゃ上手くなってる(@_@) 2003年「オモナ」でデビューして7年だが、当時は可愛い、先行で
最優秀賞は女性二人の「チンダルレコッ 山躑躅」で、これは、歌った時にMorris.も絶対これだ、と思ったくらい素晴らしかった。いちおう彼女らは後半期の最高で、前半期トップの女性が「チョホン 招魂」を歌って両者の決戦ということになったのだが、問題なしで「チンダルレコッ」の優勝。 しかし、この2曲とも、韓国の国民詩人キムスウォル(金素月)の詩を素材にした歌というのが印象的だった。それにしても、韓国人は本当に歌が好きな国民だと改めて思い知った。
今日の歩数は519歩。
【灰燼の暦 満州国演義5】船戸与一 ★★★ このシリーズも5巻を重ねて、少しはましになるかと思ったのだが、どうもいかん(^_^;)
腰巻には「刊行ごとに熱中度増大!」なんて活字が踊ってるのが、何か空しい。この巻は昭和12年(1936)、盧溝橋事件から、南京事件までを扱ってるが、例によって敷島四兄弟それぞれの章が入れ替わる構成で、読みにくいったらありゃしないし、この4人とも、どんどん輝きを失ってくる。救いは名前が太郎、次郎、三郎、四郎でわかりやすいことくらいか。
Morris.ノ関心高い満州を主題にした畢生の大作という触れ込みだったから、傑作「砂のクロニクル」「蝦夷地別件」クラスの作品になるのではないかと大いに期待して読み始めたのだが、どうも盛り上がらない。
4人の中では一番魅力的と思えた次郎も、愛犬の死を契機に、馬を捨て、背広を来て車(ルノー)に乗ることになってしまう。長兄太郎はほとんど建国の夢も何もなくして、中国人メイドとのセックスに溺れるわ、末っ子四郎はほとんど操り人形みたいな存在である。唯一踏ん張ってる三郎も南京事件で己の無力さに打ちのめされる。
今後の展開も、ほとんど悲観的であるが、次巻では、起死回生的展開を期待したい。
2010/01/09(土)●初まぬう● |
7時半起床。
ベッドで読書しながらピーターバラカンの番組を聴く。リスナーの去年のベストアルバムの特集。「結局音楽は主観的なものだから」というバラカンの言葉が耳に残った。
今朝の血圧は209/110/85。
昼前にMorris.亭庭園(王子動物園)に足を運ぶ。今年初めてのまぬう詣で。
今日のまぬうは岩の上に座り込んでた。愛想はないが、まずまず元気のようで一安心。
午後は、掃除しながらTVで高校サッカー準決勝戦2試合を続けてみる。
今年は優勝候補、強豪がかたっぱしから消えてしまい、ベスト4どのチームが優勝しても初優勝ということになる。
先にやった山梨が2-0で矢板を破り、次の青森山田-関大一の試合も青森が2-0で後半40分過ぎまで持ちこたえたので、勝負あったな、と思ったが44分に関大一が連続2得点で同点、PK戦に持ち込んだ(@_@) PK戦では青森が2回関大一が3回も失敗して、青森が決勝進出。これはちょっとびっくりの試合だった。
小倉の福田くんから恒例の賀状の返事がくる。Morris.の年賀状が前の年に読んだ本を羅列してるので、それの返礼として、彼も昨年読んだ本を手書きで送って来るようになって、もう10年近くなるのではないだろうか。
去年Morris.が読んだ本は94冊。それに対して福田くんは122冊。28冊も負けてる。まあ、勝ち負けの問題ではないかもしれないが、以前はずっとMorris.がリードしてた。ここ数年のMorris.読書量減少現象のなせるわざではあるが、今年はもう少し読むようにしよう。
彼とは年を経るごとに読書傾向が違ってきてるようだ。去年彼が読んだ本で重複するもの(これまでにMorris.も読んだ本)は以下の通り。
「不許可写真」草森紳一
「コリアン三国志」綛谷智雄
「沖縄だれにも書かれたくなかった戦後史」佐野眞一
「阿片王」佐野眞一
たったの4冊である(^_^;)。
またかれの「イチ押し」らしい赤線の引かれた本もメモしておく。
「邪馬台国と地域王国」門脇禎二
「バートルビーと仲間たち」エンリーケ・ビラ=マタス
「日米"振り込め詐欺"大恐慌」副島隆彦
「奇想の系譜」辻惟雄
「交渉術」佐藤優
「ルポ貧困大国アメリカ」堤未果
「マネー敗戦の政治経学」吉川元忠
「次の超大国だとロックフェラーが決めた」ヴィクター・ソーン
「鎌倉文士骨董奇譚」青山二郎
「報道が教えてくれないアメリカ弱者革命」堤未果
「官僚病から日本を救うために」岸田秀
11冊のうち1冊も読んでない(^_^;)
いつもそっけない挨拶があるのだが、今年は、Morris.の賀状の年頭所感?「夢も希望も無い、という幸せ」がかなりショックだったらしく、もう少し手加減してほしいようなことを書いてあった。これは2007年12月の今月の標語なのだが、率直なMorris.の実感である。
またおしまいにMorris.の愛してやまない句
・夏痩せて嫌いなものは嫌いなり 三橋 鷹女
のパロディみたいな句が添えられていた。
冬日和きらいなものは犬と鳩 福田博
Morris.も鳩は嫌いだっ!!
今日の歩数は3566歩。
今日のまぬう |
ハンター亭 |
枯花 |
観覧車 |
ペンギン |
象の蓋骨 |
トラをまもろう |
篠懸の木 |
シクラメン |
2010/01/08(金)●ホルモン三昧(^_^)● |
7時起床。
今朝の血圧は149/103/78。
KBS日本語放送のアーカイブで年末特集「アナウンサーオンパレード」を聴く。要するにアナウンサー歌合戦である。今回は「玄界灘チーム」vs.「NON玄界灘チーム各6チーム対抗12チーム出場で、Morris.は水曜日のひまわり、さおりコンビの歌を聴きたかったのだが、他の人の歌った「モンノチュジョム 居酒屋」という歌が気に入った。これはぜひレパートリーに加えよう。
今夜は六甲道の「さんど亭」でクラウン新年会があるので、早めに灘図書館に寄って、雑誌や事典コーナーを冷やかして時間潰す。
7時に会場に。ゆったりとした間取りの部屋でなかなか良い感じである。掘火燵式のテーブル5つに分かれて座る。今日はまもなく結婚する前田くんの祝いも兼ねている。
Morris.は小川さん、西根くん、東山くんと同席だった。彼ら3人とも好きなのはロースやカルビで、ホルモン好きなのはMorris.だけだったので、この席のホルモンはほとんどMorris.一人で平らげた(^_^) さらに上ミノ、デッチャン追加してこれも一人食いあせ。たっぷり500g以上は食べたと思う。これだけホルモン食べるのは久しぶりである。ビールも存分に飲んで、いい気分で、後は白黒写真撮りまくる。
9時に解散で、これまた新年挨拶に「レーヴ」に寄る。すっかりごぶさただが、ママは快く迎えてくれた。11時前帰宅。
今日の歩数は4658歩。
星飛雄馬の姉? |
六甲道夕景 |
新年会乾杯!! |
矢谷君両手に花 |
充実の焼肉 |
Morris.御用達ミノ&テッチャン(^_^) |
ユッケ |
記念写真 |
ひさびさレーヴ |
2010/01/07(木)●画像整理● |
7時起床。
今朝の血圧は183/94/91。
浅風呂つかい、午前中はCDROMに保存しておいたデジカメ画像の整理。
DEL坊が復帰して、ついでに(^_^;)いまいち調子の悪かったDVDドライブも交換したので、これを機会に、CDROMのデータをDVDにまとめようと思ったのだった。
しかしこれが思ったより大変だった。CDROMの整理がなってなかったり、ファイルがダブったり、何よりも、画像が多すぎて、チェックしてるだけで時間がかかる。さらに、以前の韓国旅行の画像なんて見だしたらついつい懐かしくて、ぼーーっと見いってしまう(^_^;)
ともかく韓国旅行の分だけDVD4枚におさめる。
以前はサイズ小さくて、この頃みたいに撮りまくってなかったから、DVDなら数年分入ったりするのだが、去年なんか一年で4枚にもなってしまった。でも、これをCDROMに入れたら20枚くらいにもなるのか(@_@) やっぱり記憶メディアは大容量が必要とされる。しかし今や主流となってきた、SDカードやUSBメモリは、ファイル入れたり消したりが自由自在というところが画期的である。
CDやDVDのRWなんて、結構設定やケアが大変だった記憶がある。(最近はまったく使ってない)
午後、JRで三宮に出て、銀行、三宮図書館、ジュンク堂など冷かし、帰りは歩いて、大安亭で買い物して5時前帰宅。
途中平凡な中に非凡なところが隠されている建物を発見?「旭変電所」とあった。電電公社や水道局などの建物は、結構渋いデザインのものが多い。
今日の歩数は9055歩。
旭変電所 |
旭通りの親子猫 |
家族の柄はばらばら(^_^;) |
なかなか男前 |
強気の三毛 |
ちょっと弱気の三毛 |
【されど修羅ゆく君は】打海文三 ★★★☆☆ 登校拒否の13歳の少女、究極の女たらし?の元警官と、結婚詐欺あがりの初老の女性、短躯でマッチョで醜男探偵、美人警察官僚などが織りなす、絶対ありえない愛の物語である。
死体が遺棄された公園に落ちていた野菜の種を少女がプランタで栽培し、その種類から殺人現場を特定するという、持って回ったやり方など、普通の小説では、「造り物」でしかnないが、打海の場合、それを盾にとって、専門大学の教授まで動員して、菜っ葉の薀蓄を展開する場面などは、もろ、Morris.の好みである。
「この苗を見て下さい」ウネ子は野崎の抱えているプランターをしめした。「正式な名前を知りたいのです」
「ツケナだ」氏家は一目見ていった。
「ツケナとは?」
「菜っ葉のことを園芸学では『ツケナ』と呼ぶ」
姫子はウネ子の背後で耳をそばだてる。
「カブという可能性はありませんか?」
「そうか。カブか。カブかもしれんな」
なんだか頼りない先生だ。こんなんで大丈夫かしらと思ったら、氏家はすぐに補足した。
「カブはツケナから分化したんだ。カブ菜という中間の形態もある。根が太るのがカブ、太らないのがツケナ、そう考えればいい」
氏家はここでは狭いからと、隣の実験室へ一同を案内した。黒塗りのテーブルにプランターを置かせて、子細にながめた。
「一本、抜いてもいいか?」
「だめ」姫子は厳しい声でいった。
「きみは誰だ」氏家はウネ子と野崎の間からいぶかしげな視線を向けてくる。
「苗の持ち主なんです」とウネ子。
「根っこを見るんなら、土をほじったらどうかな、先生」新田が代案を出して姫子を説得した。
「多少根が痛むが、枯れやしないから」
「−−−いいわよ」決定権は自分にあるこをと知らしめるように、姫子は鷹揚にいった。
氏家は一番大きな苗の根元を指で掘った。土の下に隠れていたのは、マッチ棒ほどの太さの根だった。胚軸と同じようにかすかな赤味を帯び、そこから細かいヒゲ根が出ている。
「カブかツケナか、まだわからんな」
「これから根が太り出すかもしれない、ということですか?」ウネ子がきいた。
「そうだ、苗が幼い。専門家ならわかるかもしれんが」氏家は腐食土を指で寄せて穴を埋めた。
「ところで、品種を特定することは、きみたちにとって、どういう意味があるんだね?」
「品種がわかれば、それを栽培している土地が推定できるかもしれないと考えたのです」
「なるほど、しかし特殊な品種だとしても、せいぜい産地とか消費地がわかるていどだ。たとえば、これがミズカケナだとしたら、富士山南麓が産地だ。山梨側でも多少作ってる」
「ああ」と新田が応じる。
「もしそこまで土地を絞り込めれば、ありがたいのですが」ウネ子がいう。
「それでいいなら−−」氏家はひょいと実験用のテーブルに尻をかけた。「あのな、カブもツケナも、古事記や日本書紀に記述があるように、太古の時代に中国あたりから入ってきた。つまり日本の野菜としては大根とならんで非常に古い部類に入るんだ。わが国で長い歴史を持っているということが、なにを意味するかわかるかな?」
「いいえ」
「それらの野菜は日本で土着化し、そして分化する時間的余裕を得たということだ」
「もう少し説明を」
「そうだな」氏家はすこし考えをめぐらかしてからいった。「まず、商品経済はごく小さな段階で、村単位に自給自足できていたような古いむかしの話だということを念頭におく」
「はい−−」
「海外から新しい野菜の種が近畿地方に入ってきたとしよう。その野菜が日本全国に広まっていく間に、九州のような暖かい地方に適した品種と、東北や高原のような寒い地方に適した品種に分化していくわけだ」
「わかります」
「分化というのは、人間が自分の好みによって品種の改良を加えると考えればいい。したがって各地方の食生活のちがいによっても野菜の品種は分化していく。たとえば漬け物を好むのか、煮物を好むのか、主に葉を食うのを好むのか、根を太らせて食うのを好むのか、それによって品種の選択がちがってくる」
「そうですね」
「ツケナはながい歴史を持つがゆえに、そして日本人の嗜好にマッチしたがゆえに、それぞれの地方独特の形質を備えた、たくさんの在来の品種を生んできたってことだ。これならわかるか」:
「なんとなく−−」
「きみの田舎はどこだ」
「新潟の八海山のふもと−−」ウネ子は思い出す。「ああ、大崎菜というのがあります」
「それだよ」氏家は得意そうな顔になる。
「小松菜ってのも、在来の品種の一つになるのか?」野崎が質問した。
氏家はうなずいた。「現在の荒川区小松川周辺で古くから栽培されてきたツケナの品種だ。カブの在来品種をいえば、東京には金町小カブがある。関西には聖護院カブだの酸茎菜だの沢山ある。在来品種の多さでいえば、カブよりツケナの方が多いかもしれん。ざっとあげるだけでも、サントウサイ、シロナ、ノザワナ、キョウナ、ヒロシマナ、タイサイ、タカナ、きりがない。それらのなかには、その土地の八百屋にしかないような超マイナーな品種がある。例えばカツオナは筑前地方の正月の雑煮に欠かせない菜っ葉なんだが、東京のスーパーには売ってない。東京の種屋も扱ってないが、九州の福岡あたりへ行けば、家庭菜園でも作ってるよ」
これだけでも、普通の探偵小説としても念が入りすぎてるが、この三日後に、いくらか成長したプランタを持って、別の教授から、さらに突っ込んだ説明を受ける(^_^;)
「洋種−和種、切れ葉−ビワ葉、開張−立性、有毛−無毛」などの対比や、アジア型、ヨーロッパ型などから、8pにわたって薀蓄が開陳されていく。さすがに引用は差し控える(^_^;)
とにかく、このような執拗な専門的説明が、浮いて見えないくらいに、物語の細部が、細かく、高密度に描きこまれている。つまり、かなりにハイテンションな作品ということで、登場人物がそれぞれにエキセントリックで、鋭いくせに人情に弱かったり、こだわりが強いくせに、弱みだらけだったり、と、非常に魅力的である。
特に幼いヒロイン姫子は作者のロリコンを昇華したものかもしれない。
緻密な細部の組み立てに反して、本筋はかなりに無理な、荒唐無稽な作品かもしれないが、Morris.はかなり好きである。
池上某による解説は無しにした方が良かったと思う。
2010/01/06(水)●幻の?菊池貝類館● |
6時起床。
今朝の血圧は165/87/96。
昨日と同じ現場。Morris.はまた道を間違えて、時間ギリギリ到着(^_^;)である。けっして宿酔だったわけではない。
朝から自転車パックして、ばたばた仕事進める。昼飯抜きで2時過ぎに作業終了。これで解放してもらう(^_^)
せっかくだから、また海岸方面を散策。海岸では正月らしい凧揚げやってた。と、いっても、ゲイラカイトである。
案内板に「菊池貝類館」というのがあったので冷かしに覗いてみようと思う。西宮回生病院の手前に、いかにもそれらしい建物があったので、入っていったら、これがそもそも病院だった。でも玄関には「菊池博士」の胸像が置かれている。もしかしたらこの病院内に貝類が展示されてるのかもしれない、と思って、看護婦さんに尋ねたら彼女はしらなくて、他の看護婦さんに聞いたりして、パンフレットを手渡してすぐ近くにあることを教えてくれた。病院と貝類館の関連に関しては看護婦さんはしらないようだったし、パンフレットにも何も書いてなかったけど、行けばわかるだろうと、たどり着いた貝類館は、いかにも怪しげな建物だった。しかし、門は閉まっている。「当分の間休館します」と書いてあった(>_<) もともとここは火・土・日の午後だけの開館だったらしいから、どっちにしても休みだったわけだ。見るからに荒れ果てた感じで、どうもこのまま閉館しそうな気配でもある。
後で検索して見つけたデジカメ散歩日記というのが貝類館の見学記としては詳しくて参考になる。回生病院の画像も掲載されている。これは去年5月の記事だから、もしかしたら冬季は閉館なのかもしれない。そうだとしたら、ぜひ一度覗いてみたくなった。
その後は夙川沿いにふらふらと北上。猫もいたし、立派な地蔵堂もあった。地蔵堂のそばに夙川不動尊があり、このレリーフが素朴で好ましかった。
そのままJRさくら夙川まで出て4時半帰宅。
ドアのノブに紙袋が掛かっていて中身は「K工房」の焼豚ブロックだった(^_^) 桃の花一輪も添えてあった。これは斉藤さんのお年玉である。
斉藤さん、感謝!!
さっそく、ビールのあてにいただく。うっ、美味い(^_^)
今日の歩数は126歩(^_^;) 今日も携帯電話不携帯だった。昨日よりかなり歩いたと思うのにね。
島田一男部屋スケジュール更新。
夙川の桜の新芽 |
香櫨園教会 |
香櫨園浜 |
ゲイラカイト |
波返しのある堤防 |
ゲイラカイト遭難 |
河口の鴎 |
クレーン |
西宮回生病院) |
鴨?アヒル? |
菊池貝類館 |
貝類館のすぐ横 |
背高椰子の木 |
椰子の落ち葉 |
鴎アーップ |
今日の夙川猫 |
根上がりの木 |
おしゃれなヘアサロン |
立派な地蔵堂 |
夙川不動尊 |
斉藤さんからのプレゼント(^_^) |
2010/01/05(火)●DEL坊復活\(^o^)/● |
昨夜、宅急便で、長野のhigashiさんから、DEL坊が送り返されてきた。
早速ケーブル接続して、起動したら、何とトラブル前の状態で見事立ち上がった\(^o^)/
higashiさんのメールによると、最初は起動画面だけは出ても、それから先には進めず、再インストールやむ無しか?と思ったところで、HDDの複製をやってみたら、何らかのファイル操作の後、再起動して無事元通りに起動するようになったらしい。と、いっても、Morris.にはほとんど理解の埒外である。しかし、こうやって元通り使えるようになったということが、素晴らしい。結果オーライ(^_^)(^_^)(^_^)である。
今回の症状からすると、良くて再インストールで、零からやりなおしと思ってただけに、まさに望外の喜びである。
higashiさん、ありがとうごぢゃいましたあm(__)m(^_^)m(__)m(^_^)
もともと調子のおかしかったDVDドライブと、複製したHDDの交換で、合わせて部品代1万円以内で解決したことになる。本当は修理代など支払うべきなのだろうが、今回も実費のみで良いという、higashiさんの厚意に甘えてしまう。手元不如意のMorris.だけにことさらありがたい。多分DELLに修理送付してたら、九分九厘再インストールされてたと思うし、料金は数倍以上したのも間違いないだろう。
6時起床。
今朝の血圧は196/119/83。
今年仕事始めは、夙川河口付近の高層マンション12F、中国人の現場。
阪神香櫨園駅で降りて、夙川沿いに下り、それらしいマンションは見えたものの、Morris.は海岸まで降りて、えらく大回りしたため、集合時間に遅れそうになった(^_^;)
子供部屋中心に梱包。突き指はほとんど腫れは引いてたし、梱包もそれほど影響ないようだ(^_^)
昼食はファミレス風のうどん屋で「黒カレー丼&ミニ天丼セット」を頼んだら、スライスチーズのたっぷり載った不思議なうどんが出てきた。思ったより美味しかったけど、\1360は、ちと高過ぎ(^_^;)
散歩がてら浜に出たら、大きな不思議な建物があった。西宮砲台で、幕末に異国の攻撃に備えて造られたものらしい。結局使用されなかったとのことだが、面白い形をしている。海ではこの寒さにマケズ、ウインドサーフィンやってる若者がいた。白帆のヨットも数艘浮かんでいた。
5時に作業終了。夙川沿いで猫など写して、それでも、急いで6時に帰宅。洗顔すまし、着替えてそそくさとJRで鶴橋へ。
きょうはサランバンの新年会。このリニューアルサランバンも、金子店長の奮闘むなしく、今月で営業を終了とのこと(>_<) いちおう12日と19日の二日で韓国歌謡デイも終了だが、実質的には、今日がラストみたいなものかもしれない。あの値段と変則的営業では、採算取れるわけもない。この一年間楽しませてもらったことに、感謝するしかない。
歌麿快調は出張で欠席。postman、山下先生、丸本夫妻など常連中心で10数人が集まり、例によって例のごとく飲んで、歌って、ギター弾いて、踊って……である。明日も仕事だけど、店ではそれは忘れてた(^_^;)
10時にお開きで皆帰ったが、ママと金子店長と3人でしばらくくつろぐ、ママが部屋に戻った後は、金子店長と数曲歌って、お礼を言って解散。
目が覚めたら神戸駅だった。でも、まだまだ上り列車は余裕で間に合い、ちょうど午前零時帰宅。
今日の歩数は26286歩。
サボテン |
黒カレーうどんチーズ載せ |
西宮砲台 |
ウィンドサーフィン |
白帆のヨット |
夙川猫その1 |
夙川その2 |
サランバン新年会(postman提供) |
記念写真(postman提供) |
2010/01/04(月)●去年読んだ本● |
6時半起床。
今朝の血圧は197/102/73。
ABCラジオ「おはようパーソナリティ」今年最初の回を聴く。道上洋三と秋吉英美のコンビは個人的に気に入ってるし、この番組は、基本的に阪神が勝った翌日はなるべく聴くようにしてる。シーズンオフでもついつい聴いてしまうこともある。去年は英美ちゃんの料理本が結構売れたみたいだし、今年は、二人のカレーがレトルトで売り出されるらしい。
おちゃらけ楽団かるぱっちょのアロハさんからメールで、1月6日に焼酎ライブBARをオープンするとの知らせ。せっかくだからメモしておく。
我楽遊人(ガラクユウジン) tel.fax. 06-7897-8411
営業時間、17〜23時
摂津市正雀本町1-3-7(阪急正雀駅から徒歩3分、JR岸辺駅から徒歩15分)
正雀というか、摂津市というところ自体、Morris.はほとんど馴染みがないのだが、かるぱっちょライブの打ち上げなどで行く機会があると嬉しい。いや、いっそこの店でかるぱっちょのライブやって欲しいものである。
今日は昼前から、2009年読書録を整理してアップすることにした。
普段なら元日にアップしてたのだが、今年は突き指もあって(^_^;)(モロ言い訳(>_<))ちょっと遅くなってしまった。
去年も読書量低調で、結局2年連続で百冊超えず(94冊)。Morris.部屋を始めてからでも最盛期は200冊超えてたことを思うと半減以下である。
例年通り、大雑把な評価「イチ押し・おすすめ・普通・とほほ」の4段階評価で色分けしてるのだが、「イチ押し」本が22冊と多かった。大甘かもしれないが、いちおうこれだけピックアップしておく。
タイトルなどで興味ありそうなものがあれば、Morris.の感想文をチェックして読んでいただけると嬉しい。
09007 【封印歌謡大全】石橋春海
09009 【本の本】斎藤美奈子
09012 【ツ、イ、ラ、ク】姫野カオルコ
09013 【ハルカ・エイティ】姫野カオルコ
09014 【整形美女】姫野カオルコ
09016 【受難】姫野カオルコ
09021 【ラブレター】姫野カオルコ
09025 【ああ正妻】姫野カオルコ
09027 【文學少女の友】 千野帽子
09037 【自転車の安全鉄則】疋田智
09039 【生物学個人授業】先生=岡田節人 生徒=南伸坊
09051 【漢文入門】魚返善雄
09052 【文芸誤報】斎藤美奈子
09060 【プルコギ】具光然
09062 【韓国現代史】木村幹
09064 【応化戦記三部作】 打海文三
09071 【官能小説家】高橋源一郎
09074 【ゴールデンスランバー】伊坂幸太郎
09076 【砂漠】伊坂幸太郎
09081 【在日音楽の100年】宋安鍾
09093 【トロイメライ】島田虎之介
09094 【例解古語辞典】 三省堂
22冊のうち姫野カオルコが6冊もある(^_^;) そもそも去年読んだ94冊中姫野だけで16冊だから、いかにMorris.が偏向読書やってたかがよくわかる。まあ、もともとMorris.は作家にはまりやすいタイプだからしょうがない。姫野以外では打海文三が多いくらいか。今年はこの二人のものはそう読まない(読めない)と思う。
今日の歩数は0歩。(携帯電話不携帯)
2010/01/03(日)●釜ヶ崎越冬支援コンサート● |
8時起床。
今朝の血圧は202/116/93。
今日は朝9時からNHKで「海峡を越えた国宝の美」という特番を見る。例の「日本と朝鮮半島2000年」の副産物なのだろう。
笛木優子、ユンソナがレポータでゲストはリュシオンだった(^_^;)
半跏思惟像、金冠、井戸茶碗といったところで、特に井戸茶碗の窯が慶尚南道p@「 のチネ(鎮海)市の窯跡と特定したというのが、目新しかった。箱根駅伝は東洋大の独走で面白みに欠けたがとりあえず最後まで時々チャンネル切り替えて見てた。結果は東洋大の連続優勝。
2時からライスボウルがあるので、これでも見ようかとも思ったが、いくらなんでも寝正月から脱却しよう。
ちまきちゃんが言ってた大阪釜ヶ崎三角公園での支援コンサートに出かけることにした。たしか4時から始まるとのことだった。
Morris.は新世界、動物園前市場などは結構贔屓にしてたのに三角公園にはこれまで行った事が無かった。JR新今宮で下車したのが3時で、時間に余裕があったから、わざと迷いながらしばらくさまよう。
駅前から道端に座り込んだり寝たりする人の姿が見受けられるし、軒端に椅子を出して、丼ちんちろりんやらポーカーやってる人もいる。
3時半に三角公園に到着。ここにステージとテントが組まれて、炊き出しとコンサートの準備が進められていた。名前の通り三角形で片隅にはポールの上にTVが設置してあった。いわゆる街頭TVである
三角ベースのソフトボール大会が行われていた。ボールもガムテープをぐるぐる巻きにして球状に仕立てたもの。これも支援活動の一環らしく、出場者にはタオルと石鹸が支給されるらしい。
炊き出しは教会と支援団体の共同作業らしく、今夜のメニューは沖縄のソーキソバ。千人分以上を用意すると言うことで、昼前から豚を茹でたり麺を仕立てたりで大わらわ状態。Morris.は炊き出しというと神戸地震のときのことをつい思い出してしまう。準備する側も、提供受ける側も、大変な苦労してる訳だが、何となく温かみがあって、好きな光景である。邪魔にならないように撮影する。薄汚れた白犬が徘徊して、何とかこれも撮影しようとしたが、動きまわって写しにくかった。
公園のあちこちで焚き火がたかれ、炊き出しの行列も並び始めた頃からコンサート開始。7,8組出るらしく、Morris.のお目当てはもちろんちまきちゃんと、もう一人趙博。彼はワンコリアなどで何度か見てるし、最近はマルセ太郎直伝?の喋くり映画館の活動を主力にしてるようだが、今日のステージはいまいち乗り切れなかったようだ。皇室茶化しの「ヘライデ」なんかもやってたけど、これはあまりに古いんじゃないかいと思ってしまった。
ちまきちゃんはピアノのHALMA GENとのユニット「はるまきちまき」で登場、ミニ洗濯板、ピアニカ、アコーディオンなど駆使しての熱演、ちあきなおみの「喝采」、江利チエミの「テネシーワルツ」、美空ひばりの「一本の鉛筆」、笠置シヅ子の「ヘイヘイブギ」など、昭和歌謡を自分の世界として歌ったのが印象的だった。途中酔っ払ったおっさんがしきりに絡んで、途中マイクひったくるなどする。いくら支援コンサートとはいえ、こういう狼藉には関係者の適切な配慮が必要だと思った。
出演者はすべて自腹で、ちまきちゃんなんか毎年やってきてカンパもやってるらしい。阪神地震の時リュックにおにぎり詰めて罹災者に配って歩いていた姿が思い出されるが、やっぱり並の人ではないんだろうなあ。
Morris.は今日もデジカメ白黒モードでミニ三脚使って撮影してたのだが、途中で三脚アクシデント、去年9月にソウルパゴダ公園横の道端で万ウォンで買った安物だけど、結構使い易かっただけにちょっと残念。(これは後で補修できた(^_^))。
焚き火にあたりながら、何人かのおっさんらに話しかけられる。白ひげのじっちゃんが、えらくMorris.のこと気に入ったようでしきりに話しかける。普段は、天下茶屋方面に居着いてるらしい。年を聞いたら七十だと(@_@) Morris.と十しか違わないのか。どう見ても八十近くと思ったのに。
7時前に公園を出て、ジャンジャン横丁通り通天閣眺めながら恵美須町から地下鉄で梅田に戻り、JRで帰宅したら9時前だった。
9時半からNHKでまどみちおのドキュメントやってた。昨年11月で百歳になるとのこと。入院して車椅子の生活だが、いくらかアルツハイマー気味の奥さんとの睦まじさ、子供や高校生との交流など、じんわり来るものがあった。
今日の歩数は8690歩。
正月3日目の灘駅と空 |
三角ベースソフトボール大会 |
三角公園 |
炊き出しまだかな |
大鍋で麺を湯がく |
薄汚れた白犬 |
はるまきちまき |
「喝采」 |
演奏風景(右、狼藉おっさん(^_^;)) |
麺をほぐす |
お待ち遠さま |
火と鍋のある風景は暖かい |
焚き火も暖かい(^_^) |
舞い上がる火花 |
正月3日の通天閣 |
2010/01/02(土)●続・寝正月(^_^;)● |
9時起床。
今朝の血圧は193/105/74。
だらだらと起きて、午前中は箱根駅伝と「日本と朝鮮半島」を交互に見る。
昨日笛木優子のことを未見の女優と書いたが、どうも見覚えある顔だ。調べたら、韓国では「ユミン」名義で「我が家」「ALL IN」などに出演してたようだ。「我が家」では、聾唖者の役だったが、あれは、まだ韓国語がそれほど堪能でなかった故の役割だったのかもしれない。
午後からは大学ラグビー準決勝など見る。今日もこのまま一人上手な寝正月、と思ったら、中江くんから電話。春待ち社長宅に電話したがでないのでMorris.のところに問い合わせしたらしい。
たいてい1月2日は社長宅で新年宴会というのが恒例だったが、今年は社長の体調不良もあって、お休みになったようだ。
せっかくだから、中江くん部屋に呼んで二人で飲むことにした。
酒は「立山」買ってあるし、あては、とりあえず水炊き作っておけば大丈夫だろう。
というわけで3時過ぎに中江くんやってきて、ひたすら飲む(^_^;)
中江くんは年末、仕事で左手首傷めたり、背中の下部が腫れたりと、いろいろ大変だったらしい。Morris.も例の突き指と、高血圧自慢(^_^;)で対抗したものの、どうも、気勢が上がらない話題である(>_<)
古いアルバム引っ張り出して、二人の写ってる写真探してみた。ありそうで、あまりない。中江くんがあまり写真撮られるの好きでないし、Morris.も以前はカメラ持ってない時期が長かったものなあ。
その中でボロボロになった白黒写真がえらく懐かしかった→
この石垣は石屋川の土手である。服装からすると夏か初秋くらいかな、中江くん、三浦さん、沢さん、ぽんちゃん、ツネちゃん、Morris.とあと一人は名前も覚えてないが、多分三浦さんの友達だと思う。撮影したのは外嘉君ではないかと思うが、これは長いこと手帳の透明ポケットに入れてたもので、あまりに傷みが激しくて、アルバムに保存して、そのままになってた。
二人で一升空けて、ちょっといい気分になり、ミニギター引っ張り出して、懐かしの昭和歌謡、フォーク大会? めったに歌わない中江くんも酔に任せて何曲か歌った(^_^)
その後、どこか外に飲みに出ようとしきりに誘われたが、すっかり出来上がったMorris.はめんどくさいと断ったら、中江くんちょっと機嫌をそこねて帰って行った(^_^;) まあ、正解だと思う。
夜もTV見るともなく見て、ごろごろ。
夜、長野のhigashiさんから嬉しいメールが。年末に送って様子をみてもらってたDEL坊、何と復活の兆し(^_^)とか。DVDドライブとHDD交換したとのこと。部品代だけなら1万円以下ですむらしい。OS再インストールなしで、そのまま使えそうらしく、これに勝る解決はない。DELLの工場に修理依頼してたら、送って診てもらうだけで2万円以上かかるところだったから、ざっと1/3以下で解決ということになる。状況がいまいち把握できないので、糠喜びにおわらなければ良いのだけど、ともかくも初春早々の吉報である。
今日の歩数は554歩。
2010/01/01(木)●寝正月(^_^;)● |
昨夜は11時45分に灘生協前(元「春待ち疲れBAND」前)に到着、待ってたのは井山君のみ(^_^;) 社長がちょっと遅れてやってきた。その後松尾くんと小谷くん。今年は春待ちメンバー4人だけかあ。ギャラりも堀姉妹ともう一人男性の3人だけ。以前はほとんど全員集まって、十数年前にはNHKの「ゆく年来る年」で実況中継までされたことのある春待ち初詣六甲八幡神社ライブもしょぼくなったものである(^_^;) まあ、Morris.も今年は毎年撮影してたビデオカメラはやめてもっぱら懐中電灯での照明係に徹することにしたもんね(^_^;)
カウントダウン後出発して八幡神社に到着したら、おいおい、びっくりするくらい人が少ない。屋台も以前の半分以下しか開いてない。さらにいつもの演奏場所で始めようとしたら警備員がやってきて、音を出すのは禁止だと(@_@) 無許可とはいえ20年近く恒例の伝統芸能行事なのに(^_^;)と、社長がしらばっくれて、ともかくも演奏開始。ギャラりも最初はほとんどいなかったけど、だんだん人も集まってきた。洗面器でのタブベースは9歳の男の子が手伝ってくれてこれがなかなか上手かった(^_^) Morris.はランタン地面に設置して、ちょっと離れた滑り台の上から懐中電灯で演奏者のスポット照明。今を去ること40年くらい前、小倉のキャバレー「月世界」でピンスポ照明のバイトしてたことを思い出した(^_^;)
1時頃ピクニックで演奏を終え、井山君とおみくじ引いたら、ふたりとも同じ十三番、縁起が悪いんじゃないかい、と思ったが卦は「中上」で悪くはなかった(^_^)
もの事あらためかゆることあしく水中の月をとるがごとし
これまでどおりにやっていけ、ってことだな(^_^;) 「水中の月」なんてのはなかなか詩的な表現である。
終夜運行のJRで帰宅したのが2時前。
考えてみると、昨日は一滴も酒飲んでなかった、というか、年末は25日のサランバン忘年会の後、なんとはなしに酒飲んでない。26日の親指突き指のこともあるが、先生は別に飲んでも構わないと言ってたから、これはMorris.にしては珍しいことである。
年も改まり、初酒ぢゃ(^_^;)ということで、録画しておいた紅白の後半部分を見ながら冷蔵庫のカティサークをロックでいただく。で結局いつの間にか、着の身着のままで床で寝てたらしい(^_^;)
9時起床。
今朝の血圧は187/107/94。
顔だけ洗って、年賀状をポストから取ってきて、沢村家からいただいたおせちを開けて、やっぱりカティサークで飲み始める。
今日は一日部屋でごろごろするつもり。午後は天皇杯サッカーもあるし。
なんて思いながら、目が覚めたら5時過ぎてる(>_<) うーん。やっぱりウィスキーはきついかな。
おせちの残りをいただきながら、またしても飲み始める。
10時から教育TVで「日本と朝鮮半島2000年」の特集番組が始まる。昨年10回にわたって放映されたものを毎晩3回ずつ一挙放映するとのことで、これは見逃せないと、録画予約してた。トータル15時間という、なかなかのヴォリュームである。
1.「古代 人々は海峡を越えた」
2.「“任那日本府”の謎」「“任那日本府”の謎」
3.「仏教伝来 〜渡来人がもたらした飛鳥文化」
4.「そして“日本”が生まれた 〜白村江の敗戦から律令国家へ〜」
5.「環日本海 もう一つの道」
6.「蒙古襲来の衝撃〜三別抄と鎌倉幕府」
7.「東シナ海 倭寇の真実」
8.「秀吉の侵攻はこうして行われた」
9.「朝鮮通信使 和解のために」
10.「江華島条約 韓国併合への道」
Morris.は韓国オタクを自称してる割に、こういった情報には疎くて、8回と9回目だけしか見てなかった(^_^;)
第一回目は邪馬台国、弥生時代の交流ということで、ほとんどMorris.の未知の領域。女優笛木優子が案内役。この人もMorris.はほとんど未知の役者さんだったが、美人で可愛くて韓国語堪能である。「ソウルの達人」とか書いてる某女優とはレベルが違う。韓国ドラマにも数多く出演してるとか。おお、これはいいな、と、ついついグラスを重ねてしまい、連日の着の身着のまま床に寝てしまった(>_<)
今日の歩数は2536歩。
元春待ち疲れBAND店前から出発 |
流し撮り松尾君(偶然) |
寂しめのスタート |
だんだん盛り上がる |
澤村家提供のおせちm(__)m |
これで潰れた(>_<) |
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