ここは、Morris.の日記です。読書記録(★=20点、☆=5点、これはあくまでMorris.の独断、気紛れ、いい加減です)、オフ宴会の報告、友人知人の動向など、気まぐれに書き付けるつもりです。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
1999/05/30(日)
みっちゃんのFOLKY-NIGHTを大幅更新。
夜はこれから斉藤さん宅でバーベキューパーティ。社長一家と伊藤、えっちゃん。能斗也は、さりーちゃんやひろこにあやしてもらってすっかりご機嫌。それにしても斉藤さんの家は一年中キャンプ気分が味わえる。
夜になると明りにつられて、蛾やその他の昆虫が大挙来襲する。何つになれば一晩で500種位の昆虫採集が可能ではなかろうか。今日も最近ではめったに見なくなったトビケラが顔を見せた。(以前昆虫少年だったMorris.なのに、この名前を忘れてしまってていい恥をかいてしまった。)
1999/05/29(土)
9時ごろ起きてKNTVの「GO GO土曜日」見てたら今一番人気の女性アイドル4人組ピンクルがゲストで出てて、ヨンセ大学生とのラブラブゲームやったりしてたが、彼女らのビデオクリップのパロディをやってくれて、これには腹を抱えて笑ってしまった。コメディアン4人(もちろん男)がそれぞれの扮装をして、ビデオクリップと全く同じアングルで口パクやるもので、日本でも同じ企画はあるだろうが、延々と全コーラスやるというのが何とも凄い。
昨日の不動産屋の兄ちゃんと待ち合わせて物件の下見。この兄ちゃんはMorris.の半分くらいの年なのに仕事熱心でしっかりしてて感心してしまった。それで物件というのが社長宅の200m北にあるボロいマンションの3階(もちろんエレベーター無し)だが、如何にも昔の文化住宅みたいな間取りがいたく気に入ってしまい、とりあえず手付け打ってしまった。もう少しじっくりさがすつもりだったが、生来の面倒臭がりがここで発揮されたのかもしれない。順調にすすめば6月10日過ぎには引っ越すことになりそう。現在のMorris.の独房より5割方広いので、とりあえず2,3人なら宿泊可能だ。詳細はいやでも続々おしらせすることになるだろう。
夜は元町シルクロードで、矢谷/神田のライブ。
1999/05/28(金)
西根、常見と西宮甲陽園のデリバリ。昼食は「宮っ子ラーメン」(西宮市段上町)でチャーシュー麺。ここのもMorris.の好みの博多ラーメンではなかったが、細麺でスープも濃からず薄からず適当にコクがあって結構いける。
帰りに三宮の不動産屋冷やかして、ちょっと遅れて授業。
1999/05/27(木)
明け方に筱突くような大雨が降ったが9時ごろに上がってしまった。矢谷、市川と芦屋の某外人宅の現場。ペルシャ美術の収集家で奈良に個人美術館を開設してたという人物だけに、骨董品の山。もっとも鑑賞する暇も無く梱包に追われた。昼食に入った食堂「三栄」(芦屋市西山町)で食べた「ビーフオムライス」は、久々の大当たりだった。小さ目のオムライスにハヤシライスのかかったものだが、どちらも大好きなMorris.にとっては一回で二度美味しいグリコ状態。味も満足できるし700円というのもリーズナブル(死語(^_^;)。金プラの「カツハイ」(ハヤシライスにトンカツが載ってる)にひけをとらない逸品と思う。
1999/05/26(水)
昨日と同じ現場。噂では西根君が今度の日曜日に結婚するそうだ。祝賀ハプシダ!!
今日は旅日記に時間をとられてしまった。ということで「ネタ繰りソウル漫遊記」連載第二回を追加。
1999/05/25(火)
矢谷と豊中の現場。二人ともやたら張り切って4時までに110個もパックしてしまった。帰りはゆうさんに六甲まで送ってもらう。ソウルから戻って初めて部屋の掃除。なにしろ飲むのと仕事で手が回らずにいた。開幕当初には想像だにできなかった、首位攻防戦の「中日ー阪神」戦をラジオで聞いてしまう。結果は最終回惜しくもサヨナラで中日に敗れてしまったが、とにかく阪神がこれだけ好調というのは野村監督起用が第一の原因なんだろうな。個人的には苦手な人物なのだが、これだけの結果を見せられると評価せざるを得ない。
【美しく生きる−中原淳一その美学と仕事】★★★★☆☆帰国して授業に出る前南天荘でこの別冊太陽ムックを見つけて狂喜して買った。しばらく宴会モードで、読めなかったが、やっと通読して(鑑賞して?)期待を上回るものだった。高々200ページ足らずだが、大判でほとんどカラー刷りであの中原淳一の佳麗で、纖細で、叙情的で、ハイセンスで、どきどきさせる世界が展開されているのだから、当然かもしれない。Morris.の淳一好みについては、サンボ部屋愛憎本コーナーの「愉しく新しく」を見てもらいたい。これまでにも復刻本や雑誌の特集などいろいろ借りたり、購ったりもしたが、これほど網羅的に、しかも比較的安価に手に入れることのできるものはこれまでになかったと思う。これを契機に、新しい世代にも淳一の魅力を発見して欲しい。でもMorris.にしてみれば、この本出してもらっただけで、ひたすら感謝、感謝だ。コラム風の著名人の讃文も、それぞれに淳一への敬愛が表現されていてなかなかいい。
1999/05/24(月)
実に20日ぶりに仕事に出る。あいにくの雨。としろう、常見と鴨子が原の倉庫みたいなところで50本近い骨董家具の梱包。やっぱり久しぶりで疲れる。おまけにトラックが工事中の庭のぬかるみにハマりこんでにっちもさっちも行かなくなり、別のトラック呼んで引っ張り上げてもらう。帰りのJRでよりちゃん(秋本嫁)と乗り合わせる。秋本宅もそろそろ引越し考えているそうだ。三宮で下りて不動産屋に寄り6月一杯で部屋の解約申し込み。これでちょっとは本気で家捜しせざるを得なくなるだろう。
昨日このHPのサイズ確認したら、9.33MBもあった。ニフティの上限は10MBだから、もうちょっとでパンクしてしまう。これから写真使う記事もおおくなりそうだし、本当に容量の大きい部屋を提供するプロバイダーに乗り換える必要があるな。こちらも実際の引越の後にしよう。緊急措置といいうことで、サンボの部屋の中の「愛藏本コーナー」をしばらく閉鎖することにした。これでも0.6MBくらいの軽減にしかならない。やっぱり写真がネックだな。
ということで、久しぶりに韓国部屋の更新、先日のソウルネタ繰り漫遊記の連載を始めることにしました。3日分くらいずつ細切れになるので、まとめて読みたい方は、来週くらいまでお待ちください(^_^;)上記の理由で豆粒みたいな写真が多いですが、辛抱願います。
1999/05/23(日)
もうメチャクチャの宿酔。それなのに今日は春待ちファミリーBAND、帝塚山音楽祭と、芦屋大池山祭のダブルヘッダー。車に揺られてへろへろになった。
帰ってから未読のメールの山に一通り目を通してぐったり。ソウルにいた時のほうがよっぽど樂だったなあ。
1999/05/22(土)
どうも、御無沙汰しました。昨日(5月21日)帰国しました。ソウルでの色々は近日、別ページで報告しますのでそちらをお楽しみに。
昨日は12時発の大韓航空で1時半に関空に到着してすぐ尼崎行きのバスと阪神経由で部屋に着いたのが3時半。洗濯して風呂に入って、整理してて、はっと、思ったらパスポートや免許証キャッシュカードその他もろもろの入ったシステム手帳が無いことに気付いてパニック!!!!!!!
阪神バスに電話したら、ちょうど紛失物届けに上がって来たところで、電車、バス乘り継いで、無事受け取ってそのまま授業に出て、その後Largo閉店の集まりに合流。社長夫妻、松尾、香介、堀姉妹、松尾、秋本、奈緒ちゃん、秋月などで満杯。結局夜中まで飲んで松尾、香介とタクシーで帰宅。香介はそのまま泊まる。当然さらに飲む。
今夜は社長宅で伊藤時治の誕生会。社長宅に着いたときにはもう、出来上がってた。さらに飲み続け、酔いながら麻婆豆腐作ったりして、どうやって帰ったか覚えていない。
1999/05/08(土)
昨日はそれほど飲まなかったつもりでいたが、目が覚めたらやっぱり宿酔。旅行の用意もほとんどやってないと言うのに!!
とにかく、今日からしばらくは韓国(たぶんソウルのみ)に行くので、この部屋の更新も何もできません。
帰国は20日を一応の目標(^o^)にしてますが、ちょっと遅れる確率大です。
それまで、みなさま、ごきげんよろしう。
安寧!!
1999/05/07(金)
午前中ずっと例のCD-Rでイパクサのための極秘作業。これがまたた時間かかる。韓国行く前に一度稻田さんと会っとこうとセンターに傳間するも不在(後で鹿嶋さんに聞いたら今日はトラックに乗って配送やってたとのこと、それくらいできるんだったら、まあいいか)
朝鮮語講座授業は、見学も合せてなんと15人もいて、窮屈なこと。おまけに授業中に先生から「授業中には辞書を見ないように」発言があり、Morris.はキレてしまった。辞書好きのMorris.だけに、こういう発言には異常に反応してしまう。先生は辞書引くより先に質問して欲しいとの発言らしいが、辞書引いてわからん部分を質問するのが妥当じゃないかと思ってしまった。今日の授業でも出てきた用法を使った「シルタシロ!!(ごっつい厭だぜー)」という言葉を連発したので先生はかなりビビってたみたいだ(^_^;)
昨日は朝帰りで、今日もふつかよいだったこともあって、社長からのファックスを見落としていた。それによるとまっちゃん(松井たかし)が亡くなったとのこと、、うーーーーん知り合いの中では一番長生きしそうな感じだったのになあ。
授業の後三宮に出てLargoへ。5月21日に閉店で春待ちファミリーBAND関係者のラストパーティーが予定されてるのだが、ひょっとするとこの日までに帰国しないかもしれないので、とりあえず顔を出すことにしたのだ。店に着いたら、ついいましがたまでぽんちゃんが来てて、帰ったばかりだという。社長に電話したら、明日の晩会う約束で、もう連絡とれないとのこと。思えば本来ならゴールデンウイークに韓国に行くはずのところを、ぽんちゃんの電話で、予定変更して明日から行くことにしたというのに、あんまりだなあ、と思う。しかも実は1週間まえからこちらに来ていたというのだから!!結果的に会えないことになってしまった。
Largoには堀さん、昌美、八島、かおりちゃんらが来ていて、ちょうどカウンター満席だった。帰宅したのは零時過ぎ。あしやん、アンちゃんから留守電入ってて、やっぱりアンちゃんは二階堂の午後の紅茶割りにハマってしまったみたいだ(^o^)
1999/05/06(木)
としろうと二人で研け野フィリピン人宅のプレパック。また、ここの家はやたら物が多い上に、オーナーがいちいちチェックしたものだけしかパックできないので、一向にはかどらない。
帰りにハーバーランドでソフマップと新星堂冷やかしてから、鶴橋に出、なおちゃん呼び出して駅前の「一服」で飲む。この店は目玉焼きが名物で、今日もこれを頼んだが、いつもの親父じゃない方のが焼いて、あまりうまくなかった。そのまま「ユウ」でカラオケして帰る。Morris.は今日は鶴橋駅から20mも移動しなかったことになる。結構醉ってたらしく、環状線一回りしてしまい、結局最終快速で帰宅。
1999/05/05(水)
午前中は、昨日消えた??デジカメ画像のチェック。やっぱり韓国旅行など、大きいアルバム(ファイル)の画像がちゃんと焼き込めていなかったみたいだ。今後はちゃんと確認してから消す事にしよう。
昼から梅田に出る。イパクサから頼まれたCD探すためで、まず旭屋でぴあcity
map買い、ディアモール「新星堂」でポンチャク大百科1枚見付け次はマルビルのタワーレコードへ行こうとしたら、頭の上から聞き覚えのある歌声が。なんと吹き抜けの部分に歩道橋みたいなになった部分で、社長、井山あきのり、秋本たかし、伊藤時治の4人が春待ちファミリーBANDのナンバーを演奏してるではないか。そういえばたしか、別ユニットの仕事があるようなことをいってたなあ。本当に偶然だったのでびっくり。それにしても、あまりに通りからかけ離れている上、この地下街はファッションストリートで、子供連れなんてほとんどいない。おまけに演奏してる部分はガラス屋根で、温室みたいに日があたっててあれじゃ、さぞかし暑かっただろうな。よくやるよ。って、今日はカメラもってなかったので画像紹介できないのが残念。
そうそう、画像といえばMorris.のこのホームページはNiftyの規定メモリー10Mのうち、すでに9.6M使ってる事が判明。あわてて、古い写真や、使ってないページ削除してみたが、それでも9.2Mくらいある。残りが0.8Mというのはあまりにも心もとない。近い招来、もっと大メモリーの提供のあるプロバイダと契約してホームページも引っ越しさせなくてはならないな。
マルビルのタワーではポンチャクで5cm背が伸びたを一枚ゲット。とりあえず注文の3種が1枚ずつ手に入ったことになる。四ツ橋に出て、ガーデン、タワー、HMVなど回るも、肝心の「2002
Space Oddyssayが見当たらない。いいかげんあきらめて日本橋冷やかす。CD-Rの安いのを買おうとして、ふとPDが1枚900円であったのをこちらを試しに買ってみる。帰宅して試したら、ほとんどフロッピー感覚で使えてしまう。読み取りがちょっと遅いが、使用に支障があるほどではない。書き換えも簡単だし、容量はCD-Rと同じくらいだし、バックアップ用としては、お値打ちの買い物だったのかもしれない。やったね、って、はじめはそこまで考えてもなかったのだから、まさにけがの功名か。結果OKね。
1999/05/04(火)
朝、社長から電話で、今日午後3時から予定されていた長田での催しは中止になったという連絡。しあわせの村のイベントは雨天決行。
11時前社長の車(新規導入の赤のアベニール)に便乗してしあわせの村へ。本来なら野外で行われるはずだったが、雨のため屋内に会場を移して開かれた。交代で公演の「アンパンマンショー」のおかげで(^o^)満員状態。ほとんどが子供連れで、ぞうさん、ブランコ、ピクニックとお子様向けナンバーを中心に45分間のステージ。かえりはみっちゃんの車で送ってもらう。
昨日メンテしてもらったノレバン1号をいろいろチェックしたのだが、CD-Rに移してハードディスクから思い切り良くすべて消去してしまったデジカメ画像の一部(かなり)が、読み出せない。あわててごみ箱をみたが何故かこの種のファイルだけが見当たらない。ひょっとすると画像を安全に退避させようとしたことが原因で、画像が消滅したのかもしれない(^_^;)
まあこの世界ではよくあるちょっとした事故なんだろうけど−−− その他各種ソフトで作ったファイルがそのままでは再現できないなど、問題は山積み。でも、ともかくもCD-Rが使えるメリットは大きい。
夜10時半頃、あしやんと新妻のアンスヨンちゃんが遊びに来た。あしやんは例のイパクサとキムスイルさんをわざわざ大阪まで呼んで、ポンチャク結婚披露パーティパーティしながら、あえなく1年で離婚して、心配したのにあっという間に明るくて楽しい韓国アガシ、アンちゃんと再婚するんだもんな。とにかく、おめでとお。で、今日はあしやんの芦屋の実家から車で来たので、あしやんはアルコール×で、その分アンちゃんが飲んでくれた。例によって家庭内ノレバン(カラオケ)で盛り上がる。何たってアンちゃんは本場の韓国語だし、あしやんも久しぶりで、楽しいこと。アンちゃんも、Morris.いち押しの「二階堂(麦焼酎)の午後の紅茶割り」にはまった気配。二人はアツアツ振りを遺憾無くMorris.にみせつけて12時半頃帰っていった。
1999/05/03(月)
昼過ぎ、JR灘駅北のギャラリー2001に津吉ゆうこ・佐々木はるな展を見に行く。2階の会場にはチャチャ(津吉)と能斗也だけしかいなくて、缶ビールおごってもらい、しばらく能斗也の笑顔を眺めてきた。今回の展示会は、合方の佐々木さんが、事情でこちらに来れなくなり作品だけが送られて来たとのこと。チャチャの作品も小品が多く、ちょうど例の読売新聞のカットと同じ傾向のなごみ系の動物や小物が同じ大きさの額に入れて並んでる。一番気に入ったのは大小二つの黄色いシャツの絵でタイトルは「おやこ」。やっぱり母親になってから、前にもまして子供の世界に近づいているようだ。能斗也をモデルにした違いない赤ちゃんの絵もあってこちらのタイトルは「おおきなとんがらし」で、笑ってしまった。韓国でも男の子が産まれると軒先にコチュ(唐辛子)を飾る習慣がある。
その後大阪に出るつもりでいたが、何となく面度臭くなってぶらぶらと水道筋商店街冷やかしたりしながら、歩いて部屋に戻る。今夜は東京からバイクで関西に来ているNaOさんを部屋に招聘して、ノレバン1号のメンテをお願いする予定。CDRドライブの起動と、インターネットの基本設定をお願いするつもりだが、どうなりますことやら。
いやあーー、8時ごろやってきたNaOさん、相変わらず元気で、さっそくノレバン1号の点検。Morris.にはわけのわからないBIOSなど覗いていろいろちぇっくしたあと、とうとう本体のふたを開けてドライブの見直し、結構試行錯誤しながらも、ついにジャンパースイッチの設定を変更することでMorris.のCDRドライブの認識に性交、じゃなかった成功!!さっそく映像ファイルやホームページを焼き込んでみる。2倍速だから時間はかかるものの、とにかくも数百メガのファイルをバックアップできることになったわけで、嬉しい!!!!
NaOさんに大感謝m(__)m。
インターネットの方は設定には間違いは無さそうとのことで、兵庫ネットとMorris.の相性が良くないという結論になりそう。稲田さんから教えてもらったASAHIネットへの乗り換えを考えよう。実際の引越と、プロバイダ、ホームページの引越を同時にやることになりそぷだ。なんとNaOさんは、この後あしやん宅に寄り、さらにはファピョオンさん宅で深夜のパソコンメンテをやるとのこと。何と言うタフさだ。Morris.は、NaOさんが帰った後2枚もバックアップをとった。快調快調。これで万一ノレバン1号がダウンしても、データは保存できるし、ノートや新しいデスクトップへの移行もかなりらくになる。はずだ(^o^)
気が付くと2時を超えている。明日も春待ちファミリーBAND(しかもダブルヘッダ)あるのでそろそろ寝なければ。
【詩集 塵芥】金子光晴★★★75年、光晴没後に出されたいくつかの詩集の一つで、Morris.は当然当時読んだはずだが、四半世紀振りに読み返して、やっぱり光晴はいいな、と感じ入った。初期の象徴詩派風の作品も、戦争中の抵抗詩も、「蛾」や「女たちへのエレジー」」も戦後の叙事詩(人間の悲劇など)も好きだが、「愛情69」に代表される晩年の金子節は、読むたびに心がマッサージされるような気がする。そのように優しく易しく表現されている行間に鋭い人間観察と、批判精神。光晴は晩年になって、マスコミにエロ爺さんとして、よく取り上げられ、本人もそれに迎合するかのように企画に乗ったり、対談したりしてたが、この詩集などを読めば、それが、韜晦であったことがよくわかる。十代から八十代までをタイトルにした8編の詩がある。光晴にしては、ちょっと芸の無い詩風だが、かえって光晴の肉声が聞こえてくるようで面白かった。そろそろ近い五十代の詩を引用する。
五十代
五十代とは、なんと、
しのこしたことの目に立つ年頃か。
そのくせ、やり直すには少し手遅れ。
「お若く見えます」などと言われると、
じぶんでもつい、そうかと思う。
だが、試すだけは試した方がいい。
見はてぬ夢とか、老らくとか
言われるほどの年ではない。
帆柱会の用も、蛇酒も無用、
まだまだ自力で立つべきだ。
1999/05/02(日)
何気なくこの前録画しておいた96年ナフナ大阪公演のビデオを見てたら、公演前のインタビューで、パソ通韓国歌謡部屋で仲良しの三人組(わだのりさん、燒栗さん、きだちゃん)がドアップで画面に出たので度肝を抜かれた。3人が公演に行ったことは知ってたし、カメラ向けられたという話も聞いてたので、カメラが客席を流すときにちらっと写ってるかも知れないとは期待してたのだが、まさか初っ端に出てたとは不意打ちだった。しかも三人で声をそろえて「オッパ、パイチーーン!!」と叫んでた(^_^;)
夕方に新開地Nafshaで春待ちファミリーBANDライブ。午後3時に集合し、リハーサルとテーブルを外に出して会場設営。今日はメンバーフル出演の上に井山あきのり、神田修作、田辺秀一がゲスト出演で合計10人の大所帯となった。客は30人くらい。社長ノお父さんが初めて見に来たとかで、社長はいちびってしまったせいか、いつもとはちょっと違ったテンションで、丸々2時間のライブはやや長かったような気がした。PAもスタッフなしで、バランス悪かったし−−−
終ってから六甲の「万坊」で、社長、さりーちゃん、井山、伊藤、えっちゃんと12時過ぎまで飲む。「万坊」も久しぶりだが、ここの肴は本当に美味しい。まあMorris.はミノの湯引きだけで滿足だけど。井山推薦の泉州名物「水茄子の漬物」はMorris.の口には合わなかった。
居王からJR灘駅北のギャラリ2001で「津吉ゆうこ・佐々木はるな」二人展が開かれている。このお知らせを能斗也の揺籃に掲載。
【ボタニカル・ライフ】いとうせいこう★★★☆96年10月から98年10月までの作者のベランダ中心の植物栽培の記録。前書きにも触れてあるが、カレル・チャペックの名著「園芸家12ヶ月」に触発されたというか、パロディでもある。Morris.は植物栽培や園芸とは無縁だがチャペックの本は愛読している。小説とはまた違ったチャペックの魅力に溢れた一冊で、兄ヨゼフ・チャペックの挿絵がこれまたいい味を出している。小松太郎の名訳で中公文庫で手軽に読めるので、ぜひ一読をお勧めします。と、話が脇道にそれてしまったが、本書はもともと彼のホームページに連載されてたものらしい。自分を「ベランダー」と命名する彼一流の偏屈な植物愛好癖をネタに、日常的筆ならし(コラムの練習)をしたような本とみた。彼の愛読者ではないのだが、この本は結構楽しめた。文体の妙というか、芸達者だなと感心する部分もあちこちにある。これを機会に彼のホームページを覗いてみた。このボタニカル・ライフは現在も継続中だ。さっそくブックマークに入れて毎月覗くことにした。
いとうせいこうのホームページ http://www.famousdoor.co.jp/seiko/
1999/05/01(土)
市川さんと泉南市に配達。洋箪笥を2階に吊り上げようとしたが、窓と手すりの隙間がせまいのと、二人では重過ぎるのとで、できなかった(;_;)
帰りにビジョンメガネで注文してた眼鏡受け取る。ずーーっとコンタクトレンズ生活続けてて、何度か一時凌ぎ度の弱い眼鏡を作ったこともあるが、本格的に眼鏡誂えるのは実に30年ぶりか。Morris.の近視は半端じゃなくて、コンタクトなしではほとんど日常生活できないくらいだからkん会の眼鏡もかなりの高度(度が高いってこと)なものになった。ちょっと奮発して圧縮かけてかなり薄くした上、表は平面加工してコーティングした輸入高級レンズ(と、店員が言ってた)にしたんだけど、やっぱり厚い。細い金縁の真ん丸フレームで、平凡なやつだが、最近はオーバルか半角型、ボストンタイプなどが主流で、真ん丸ってのは多数派ではない。それで、さっそく試しにかけて街を歩いたのだが、予想以上に周囲が湾曲して見える。まるでビデオカメラの半魚眼レンズで撮った画像みたいだ。階段の上り下りにとまどうくらいに歪んで見える。本屋に立ち寄ったら、普通の単行本がまるで文庫みたいに感じられた!!序でに元町の阪神理容で頭刈る。前回は思惑に反して中途半端な長さにしてしまったので、今回は思いっきり短くした。後ろと側面はほとんど坊主状態。
ヴァージンレコードに寄ったらイパクサの「2002年宇宙の旅」が1枚だけあった。即買う。追加注文に関してはやっぱり連休がネックで、休み明けから1週間はかかるとのことで、Morris.の出発までには間に合いそうにない。こうなったら大阪のレコード屋回って探すしかないなあ。
夜は、社長から依頼された秋の虫の声を探して、インターネットであっちこっちさがして、やっと見つけ、wabファイルを12種ダウンロードしたが、社長はパソコン持ってないので、これを録音してテープに落とさねばならない。なんか、ローテクだな。
みっちゃんのFolky-Nightにライブ情報2本追加。