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2010/07/14(水)●船内のど自慢人気賞\(^o^)/● 0日目

8時半起床。宿酔いである(>_<)
今朝の血圧は173/91/85。
旅行荷物ほとんど手付かずでいたが、先にチェックリスト作っておいたから、それに従ってやれば、1時間くらいで済むはずが、宿酔いということもあって、なかなかはかどらない。風呂はいって、素麺「白龍」食べたりして、やっと11時に部屋をでる。雨模様である。
途中からだんだん雨が強くなって、一時は篠突くような大雨になった。この雨でJRのダイヤもかなり混乱して環状線も遅れが出てたが、Morris.は1時間以上時間の余裕持って出てたから大丈夫。
12時半にコスモスクエア駅に到着。いつもなら歩いてフェリーセンタまで行くのだが、今日は雨なのでバスを待つ。並んでる大部分が韓国人の若者。大学の夏休みを利用しての旅行なのだろう。ここで、数人と話を交わす。
乗船手続きの受付で、今回も夕食、朝食バイキングサービスあるとの嬉しい知らせ。弁当買わなくて、良かった(^_^)
大雨のせいで出航がいくらか遅れるとのこと。Morris.は全くかまわない(^_^;) ただ雨が降るとデッキで歌う事ができないのがちょっと残念。
乗船まで1時間以上時間あるので、待合室でこっそりミニギター取り出して小さな音で練習(^_^;) 隣の男女の韓国若者が興味しめしたので、男子学生にミニギター渡して弾いてもらう。ロック系でなかなか上手だった。そうこうしているうちに、乗船が始まる。今回も4人室(二段ベッド×2)で満室になった。さすがにこれだと窮屈である。でもまあMorris.は下段だったからまだまし。それにほとんどMorris.は部屋にいないもんね(^_^)
遅れは相当らしく、一向に出航するする気配がない。
デッキに上がるが雨が止まないので、屋根のある後尾のデッキの椅子でミニギター取り出して小手調べ。回りは年配の韓国人が多かったのでナツメロメドレー。反応は悪くない(^_^;)
5時前になってやっと出航。動き出すと、エンジンの音と風の音でほとんど聞こえないので船内に入り、丸テーブルにステージを移す。こちらでは学生中心で「無条件」やチャンユンジョンナンバー中心(^_^) 
7時から夕食で、8時15分からノレチャラン(のど自慢)大会があるとのアナウンス。もちろんMorris.はエントリーするつもりだけど、一番目とか二番目は雰囲気が掴めないし、あまり後だと待ち時間が長すぎるから、中間くらいになるように時間を見計らってエントリーしたら7番目という好位置だった(^_^)
実はMorris.はこのパンスターフェリー往路(日本から見て)のノレチャランにはこれまで2回エントリーしてる。最初はエントリーしたままあっさり酔いつぶれて棄権(>_<) 去年は「ネパクチャ 四拍子」歌って4位入賞だった。3回目の今回はちょっと趣向を変えて、ビート系の「ジニ」を選曲。これはかなり古いナンバーだがとりあえずのりが良いということで決めた。
夕食は去年と同じくなかなか豪華なものになった。
開始時間にレストラン(会場)に行ったら、今日は乗客が多いのと、雨でデッキに出られないのとが重なって空席見つけるのが難しいくらいに混んでた。
KBS全国ノレチャランのテーマそのまま流用してのオープニング。のど自慢の前に、去年船内で仲良くなった女性芸人ミダリがマジックを披露してくれた。去年は男性芸人の助手みたいな舞台だったのに、今回はソロで、それも多くのネタを見事にこなしていた。観客中のアジュマを舞台に呼んで助手替わりさせるなどうまい演出もあって、大きな拍手をもらってた。
結局のど自慢は8時45分くらいから始まった。今日のエントリーは12組。去年は5位までの順位制だったが、今回は最優秀賞、優秀賞、人気賞の三つだけで、かなりハードル高そうだ。
カラオケのモニターが舞台前のかなり上方に設置してあって歌詞が読めるかどうかちょっと不安になった。
一番手はMorris.より年上のアジョシでポンチャックナンバー、その後もトロット系が多かったが4番目の若い女性がロックナンバーを豪快に歌い上げたのでこれはMorris.とかぶるかもしれないと思った。誰か一人棄権したらしくMorris.は6番目だった。
待合室で熱心に聴いてくれてた日本女性が隣席にいたのでデジカメ撮影を頼む。
司会の男性と短いやりとりがあり、チャンユンジョンファンだと自己紹介して、新曲「オルレオルレ」の一節を歌ったが司会者はきょとんとした顔してる。6月に出た新曲だから知らなかったようだ。ここは「チャンユンジョンツイスト」を使うんだったな、と後で反省。それはともかく、モニターの歌詞も普通に読めることがわかって一安心。ただ前奏始まったら、Morris.がいつも歌うよりかなりキーが高い(^_^;) これは後になって気づいたが、カラオケの機種によって、女性キー、男性キーが切り替えられるものがあって、ここでは男性キーに変えられたためだったようだ。それでも一番高音部分も何とか出て、とちることなく歌い終えた。客席の反応も悪くなかった、と思う。
Morris.の後美人ヴァイオリニストの演奏があって、残り6組。すごく高音のバラードナンバーを歌う男子学生や、プロみたいな女子学生も登場。小学生の女の子が二組出場して、人気を集めていた。
結果は最優秀賞と優秀賞は小学生の女の子が獲得。今回は特に人気賞二組ということで、プロみたいな女子学生とMorris.が見事(^_^;)獲得。いや、これはMorris.にとっては大健闘というべきだろう。子どもと動物には勝てないというわけで、10人の成人出場者の中での二人に食い込んだわけだから。賞品はデッキのcafe「セム」の生ビール大ジョッキ2本だった。
すっかりいい気分になって、自動販売機前の大きなテーブル横のソファでまた一人歌謡ショーやってたが、賞品のビールを飲んどかねばと、店を畳んで(^_^;)デッキに上がる。一度はいってみたいと思ってたcafeだけに嬉しかった。客は二組しかいなくて、ハラボジ5人のテーブル近くに席を取り賞品の生ビールをいただく。これは美味しいに決まってるさ(^_^) もう一組の客が出ていった頃を見計らって、またもこっそりミニギター引っ張り出して、これこそナツメロといったナンバーをやったら大受けである。ビールおかわりして11時の閉店まで飲んで、一緒に歌ってた。早めに気づいて良かった。
12時前に部屋に戻ったら3人とも寝てて照明も消してあったので、手探りで着替えて就寝。宿酔いのおかげで、昼間から夕方まで酒を控えたのが良かったな。それにしても良く歌ったし、明日からの手応えを感じさせる一日だった(^_^)
今日の歩数は3471歩。


お昼のコスモスクエア駅から 

待合室で(^_^;) 

お洒落な韓国人もミニギター演奏(^_^) 

浚渫船? 

なかなか出航しない(^_^;) 

5時前にやっと出航 

大型コンテナ船 

すぐ仲良しに(^_^) 

夕食バイキング(^_^) 

のど自慢大会 

去年仲良くなったミダリの奇術 

すごく上手くなってる(^_^) 

Morris.は6番目登場 

「ジニ」を熱唱?? 

見事人気賞 

おまけの?美人ヴァイオリニスト 

デッキカフェ「セム」 

「セム」入り口のエンブレム 
2010/07/15(木)●救急車で病院に(>_<)● 1日目

7時起床。
朝食もバイキング。もともとMorris.は朝食摂る習慣がないので、軽くいただく。
そのあと展望風呂に入り、着替えてデッキへ。昨日は半分しか飲まなかったカティサーク持参。先に断っておくが、今回は初めからボトル半分くらいの量を持ってきたから、残りはボトル1/4くらいということになる(^_^;)
出発が遅れた分、到着も11時半頃になるとのアナウンス。
だいぶ時間があるので、Morris.はまたまた丸テーブルでミニギター(^_^) 昨夜の人気賞で顔が売れたらしく(^_^;)多くの人が笑顔で挨拶してくれる、気分を良くしてカティサークも進み、結局ボトル空にしてしまった。
正午ごろ下船して、途中ミダリに会ったので挨拶して、近いうちに食事でもしようと携帯電話の番号メモしてもらう。
去年は道間違えたので今回は間違えないように地下道通って、1時前にヘリムジャン旅館に到着。一階の103号室を確保。
洗顔だけすましてそのままチャガルチへ向かう。とりあえず農協の2Fに寄って、「金井」の無くなった現在、一番飲みやすいマッコリ「サルタク」2本買ってから(^_^)、チャガルチ広場で最初の一人歌謡ショー(^_^;) 反応は悪くなかったようだが、先に白状しておくが、実は、ここらあたりからすでに記憶が薄れ始めている(^_^;)
デジカメはところどころで撮ってたのでそのデータ見れば、正確な時間が分かる。
3時40分頃可愛い三毛見つけて多数撮影してる。
Morris.の元サンクチュアリだった、ヨンド行き渡し船の乗り場の浮き桟橋は、コンクリートになって、まだ工事中で入ることはできなかった。
その後ナムポドン回ってエスカレータでヨンドサンコンウォン(龍頭山公園)に上がったのが4時過ぎである。たぶん、そこで、ミニギター&マッコリで完全に出来上がったものと思う(>_<)。
6時頃三毛猫を撮ってるから、2時間弱ヨンドサン公園にいて、次の画像のロッテデパートが6時11分。「事件?事故?」はその後に起きたものと思われる。しかし肝心の決定的瞬間は全く記憶にない。
次に気がついたときは、救急車の中の簡易ベッドに寝かされていた(>_<)
無意識のうちに両手は左目の上を押さえている。かなり出血している模様。何があったのか、隣の救急員に聞いたら、階段から転げ落ちるか倒れるかして顔面を打撲して切り傷があるとのこと。誰か通行人が出血に驚いて119通報したようだ。詳しいことはよくわからない。デジカメデータによると、これが7時前くらい。
ともかくも救急病院に運び込まれ、顔を拭いてもらい、止血、応急手当、検査、縫合、点滴までされたようだが、記憶は途切れ途切れである。頭を打って記憶を無くしたのではなく、単にひどく酔ってたため(>_<)と思われる。
点滴がえらく時間がかかり、退屈したMorris.は周りに誰もいないのをいいことに、こっそりミニギター取り出して何曲か小さな音で弾いたりした、なんてことは、無かった事にしておこう(^_^;)
そうやって、治療終わったのが、午前2時頃。受付で支払いの手続き。実は応急手当で4万ウォンほど先に払わされてたので、後は縫合や薬代などの分である。レジの数字が8万2千ウォンに見えたので、9万ウォン出したら、いや、82万ウォンだ、と言われる(@_@) おいおい、それはいくら何でも高すぎるんじゃないのかい(>_<)とかけ合うも、とりあってくれない。この時手持ちは20万ウォンくらいだから、とうてい足りない。今から旅館に戻って来いと言われたが、旅館にも日本円しかない。
Morris.としては10cmくらいの切り傷の治療で86万ウォンというのは、どうにも納得行かないが、治療受けた後で何を言っても無駄ということだろう。この救急病院は釜山大学病院という巨大な施設の中の一施設らしい。「大きな病院だから高いんだよ」と警備員が言ってた(^_^;)
しばらくああだこうだと、言い合ったが埒があかず結局タクシーで旅館に戻り、明日(正確には今日だけど)中に両替済まして、改めて支払いに来るということになった。しかも、病院側もなかなかしたたかで、Morris.のミニギターを担保に置いていけという(^_^;) 人質(^_^;)取られたところでこちらの負けである。こうなったらいたし方ない、全額支払うしかあるまい(^_^;)
86万ウォンといえば、Morris.の今回の旅行の全予算の3/1ほどになる(>_<) とにかくこれで、今回の旅は、大幅縮小、ことによったら、早晩中止ということになるかもしれない(>_<)
傷の傷みより、そちらの方がこたえてしまった。
旅館では受付の青年が、心配して待ってくれてたが、説明もそこそこに寝ることした。いろんな意味で混乱してしまってる。
今日の歩数は3662歩。


夜の船尾 

朝からこれ(^_^;) 

昨夜の受賞者(^_^;) 

釜関ふぇりー「ソンヒ」 

女芸人ミダリと(^_^) 

何はともあれチャガルチ 

トラワッタ釜山港 

チャガルチ広場 

早速第一声 

果物屋台に三毛発見 

なかなか可愛い 

同じく 

同じく 

同じく 

Morris.の元聖地はまだ工事中
 

ヨンドサン公園らしい 

間違いない 

ヨンドサンの三毛 

ロッテデパート 

これで運ばれた 

オルチャン(イケメン)救急隊員 

傷口を押さえてた手のひら 

認識票 

点滴までされた 

Morris.のベッド 

縫合済の傷口

釜山公広域応急医療センター 
2010/07/16(金)●雷雨 病院 コンクッス● 2日目

9時半起床。
今朝の血圧は203/111/99。
傷の傷みはそれほどでもないが、鏡見たら左まぶたがかなり腫れている。それに眼鏡も弦が歪んでるし、レンズの一部にも擦り傷がある。もちろん予備は持ってきてるし、南大門市場の「南門眼鏡」で一本作るつもりではいたのだがそれもどうするか、予算的に厳しそうだ(>_<)
身体だけシャワーで洗って、着替えて、今日の宿代払いに出たら、女主人が事情を聞いて、本気で怒った顔をした。いや治療費の高さにではなく、Morris.の失態に、である(^_^;) 前にも何度か飲み過ぎて、いろいろ失態があって、そのつど注意されてたが、今回は我慢しきれ無くなったのだろう。それだけ、Morris.のことを親身に心配してくれてるということだ。うーーん、返す言葉もなかった。今回のばやいは「酒の上の不埒」ではすまないもんな。外はものすごい雨である。雷まで鳴ってる。Morris.の心の反映だろうか?
部屋に戻り、eneloop充電しておこうと、買ったばかりの充電器に:プラグ装着して電池をいれたら火花が(@_@) あわてて電池取り外す。あぢゃぢゃぢゃー、もしかしたらこの充電器は200vに対応して無かったのか(>_<) 前の充電器が問題なく使えてたのでチェックを怠ってたのだ。こういったところ、あいかわらず、詰めの甘いMorris.である。昨日の怪我と治療費の高さで滅入ってるMorris.を、さらに盛り下げる事態である。これでeneloop充電できないとなると、デジカメは手持ちのeneloop使い切った後は、すべて普通のアルカリ電池買わねばならない。これまた余計な出費が嵩むし、デジカメ撮りまくりにブレーキがかかりそう(^_^;)
昨夜はほとんど食べてないようで、お腹減ってきたから、ともかく食事に出る。ジーンズの裾はしょりしてサンダル履きで外に出る。かなりの雨だ。チャガルチの、例のハルモニのいた「キョンブクテグフェッチブ」へ。現在の主人(ハルモニの息子)が、満面の笑顔で迎えてくれた。事情を話すとすごく同情してくれたが、ハルモニが生きてたら、こっぴどく叱られたに違いない。叱られてもいいからハルモニに会いたかった。今日はカジャミ(鰈)を頼む、カルチ(太刀魚)一切れとヘジャンクッ(解腸湯)がサービスについて6千ウォン。大きな鰈である。お腹空いてるのを別にしてもすごく美味しかったし、これでちょっと元気になった、かな?
ナンボドン方面に回って農協の銀行(NH銀行)で10万円両替を頼む。今日のレートは\100=W1358である。最近の円高状況で、前回よりちょっと高レートだ。これが2年前だったら8倍ちょっとだったから、10万円では全然足りないところだった。こういうのも不幸中の幸いなのだろうか。昨日のMorris.の事故?は「歩行中の災害」だけどね(>_<)
病院はトソン(土城)にある。地下鉄でチャガルチの次の駅である。釜山交通カード「ハナロカード」があったのを思い出して、使ってみたら5千ウォン分ほど残ってた(^_^)。これは残額少なくなったら追加できる。
病院はすぐ見つかった。というか、とんでもなく大きな建物で、それが何棟も連なっている。Morris.は迷子になりそうになった。昨日の診断書見せて、警備員に連れていってもらったが200mくらいは歩かされた。やっと応急医療センターにたどり着き、大枚を払って、人質のミニギターを保護する(^_^;) 薬代は日本と違って治療費の中に含まれているらしい。ちょっとほっとする。後は20日の抜糸で完了ということらしいが、抜糸は4万ウォンくらいだろうと言われた。総額90万ウォンほどということになる。今のレートだと7万円くらいか。明細書付きの領収証くれたので、チェックしたら、CT診断料40万ウォンとなっている。CTスキャンなんてやったか?そういえば、かすかにそんな記憶もある(>_<)
後は治療、縫合手術費用が10万ウォン、薬代が6万ウォン、レントゲンが6万ウォン、治療材料費?8万ウォン、注射4万ウォンといった内訳で、他に入院費が5万ウォンとある。運び込まれたのが夜で、Morris.用にベッドが出されたから結果として入院あつかいになったということだな。
こうやって明細見ると、確かに法外な料金ではないことがわかった。CTスキャンは選択項目だから、断っとけば半額くらいで済んだのだろうが、あの時点では、なすすべはなかった。きっと診療時には血圧検査してるから、Morris.のトンデモ数値見たら、断ってもやったに違いない(^_^;) 
薬局で薬もらって帰るように言われたが、この薬局がまたどこにあるかわからず、また警備員に案内してもらう。とにかく大きな病院である。
薬局でかなり待たされて、薬もらう。透明ビニール袋がサナダムシ状に繋がっていてえらく長い。よく見ると一袋ごとにハングルでMorris.の名前や、朝食後とか、就寝前とか印刷されてる。ちょっと感激(^_^;)。一日4回で5日分ある。
4時過ぎに病院を出たら、とりあえず雨はあがってる。ひと駅くらいだから歩いて帰ることにした。
迷子犬の貼り紙、コルモッキル、町工場、植民地時代の名残が残ってる家屋などなど、けっこう楽しい。
去年見かけて中に入ってみた教会あたりからは、勝手知ったる区域になった。
適当に歩いてたら「釜山近代歴史館」が見えた。これは植民地時代の東洋拓殖の建物で、戦後米国領事館として使われていたものである。それが20年ほど前釜山市に返還され、歴史館に生まれ変わったもの。
しかしMorris.は歴史館向かいの楽器屋に注目。中古ピアノ専門店らしいがギターもいくらか並べてある。ミニギターの弦を張り替えてもらいたいと思ってたところだったのだ。Morris.は基本的にギター弦は切れるまで張り替えない(>_<) でも最近は韓国に来るたびに、楽器屋で全弦張り替えてもらうことにしている。
韓国ブランドSamicのライト弦セット5千ウォンでお願いする。何とここの店員は親切で、弦を外した後、全体を拭いて、ネックの反りまで治してくれた(@_@) ヘッドの金具のネジもチェックして、甘いところは詰め物して応急処置してくれた。最後には湯の島エレジーの前奏まで披露してくれた(@_@)(^_^) 何かこれで、これまでのもやもやがすっきりしたような気がする。気のせいでもかまわない(^_^;)
店を出たのが5時過ぎで歴史館は閉館してると思ったら、6時までだったので入館してみる。ここは2006年9月14日に一度入ったことがある。そのときは連れがあったので、ゆっくり見ることができなかった。今回も時間あまりないので駆け足で見ることになったが、このくらいで充分な展示である。展示より、Morris.は建物自体に関心があるが、前の並木が邪魔で全体の良いショットは撮れなかった。
薬飲むためにも何か食べなくてはと、国際市場西の市場のタンミョン専門の店で「コンクッス」(4千ウォン)を頼む。これは微ニ入ルソウルで、杉山さんが夏向きの麺だと紹介してたのを覚えていたのだった。豆乳みたいなスープにタンミョン?がはいってるもので、美味くも不味くもないといったところ(^_^;) まあMorris.は豆乳好きなほうではないからね。それでも身体にはすごく良さそうだから入院明け(^_^)のMorris.にはぴったりのメニューにはちがいない。
今日は早めに宿に戻り、日記編集などする。ちびくろ2号での作業は結構疲れる(>_<)
夜はチャガルチに出ようかと思ったが、また雨になったので中止。
今日の歩数は5169歩。



かなり左目周り腫れている 

チャラ(スッポン) 

コルペンイ(バイ貝?) 

キョンブクテグフェッチブ
 

いつもMorris.は焼き魚定食 

今日はカザミ(鰈)下はカルチ(太刀魚) 

釜山大学病院本館の受付 

大学病院本館 

迷い犬の貼り紙 

この教会は前に入った 

マンホールの部材 

ちょっと変わった造り 

半分はこんなふうになってる 

万力 

旋盤の削り屑 

町工場 

コルモッキル 

塗装屋の仕事台 

床屋のあるコルモッキル
 

「ヨンチャンピアノ」 

ピアノ中心だがギターもある 

Samick Made in Korea 

メンテナンスまでしてくれた 

隣が近代歴史館 

斜めから 

アーチ窓 

細部の装飾 

同じく 

展示室内部 

「仁丹」広告 

古いチャガルチの絵葉書
 

その2 

釜山大橋の絵葉書 

汽車切符 

鮮満汽車時刻表 

日本人街店舗の復元 

憲兵本部(左)と警察? 

詩調かるた 

Morris.好みの眼鏡 

コルム(指ぬき) 

階段 

タンミョン専門の店 

コンクッス 

治療費内訳表 

名前入りの錠剤 

2010/07/17(土)●昼は街、夜はノレバンで熱唱●

3日目

7時半起床。
今朝の血圧は214/120/81。
午前中は日記編集や風呂やら洗濯やらやってたのだが、風呂場で洗濯したアロハを干しに出たらお手伝いのアジュマが部屋掃除してもいいかというので、5分待ってもらって、11時過ぎに部屋を出た。軽くチャガルチ流して、ナムポドンに上がり、一足千ウォンの靴下4つ買って、昼食何にしようか迷ってたら「チュンムキンパブ」という狭い店がえらく混んでたので、つられてMorris.も入ってみた。メニューは一人前4千ウォンのキムパブだけで、とりあえず一人前頼む。細巻きの海苔とご飯だけのシンプルなキムパブで、それでも美味しい。帰ったら神戸でも作ってみよう。それとユブの入ったキムチがこれまた美味しくて、前のハルモニがこの店はキムチが人気だと教えてくれた。
昨日はちょっと歩きすぎて疲れてるから、今日は近場でお茶を濁そうと、そのままナムポドンの映画館の植え込みの橋の石材に腰をおろしてミニギター練習。30分くらい演って、あまり反応なかったので、場所を移そうとした頃、中年の男性が日本語で話しかけてきた。日本の歌手ならオフコースが好きなのでやってくれないかとのことだが、Morris.はそのての曲は楽譜があってもできない(>_<) 結局また「時の流れに身をまかせ」歌ったら結構気に入ってくれたようだ。後は適当に韓国ナツメロメドレー演ったらだんだん、のってきて、ビデオカメラで撮影始めたりする(^_^;) Morris.も自分のデジカメで撮ってもらったり、2ショット撮ったりした。名刺交換したら、何とヘウンデ女子中学校の理事長の肩書きがあった(@_@)
別れ際にこれで昼食でもと万ウォン札をアロハの胸ポケットにねじ込んでくれた(@_@)。断るヒマもあらばこそ李理事長は足早に去っていった(^_^;) 靴下とキムパブ代合わせてもまだ2千ウォン余るぞ。
いったん宿に戻る途中、例のホルモン屋の看板猫カムサンに出会う(^_^) 女の子にかまわれていた。やっぱり可愛いぞ。何枚か撮る。また撮りに来なくては(^_^;)。
リヤカーでチャムウェ((真桑瓜)の安売りしてたので2千ウォン分かって、宿の受付に半分プレゼント。アーミーナイフで切って食べる。久しぶりでなかなか美味しかった(^_^)
しばらく部屋で日記作業して、7時過ぎに部屋をでる。あてもなく歩いてて、結局西側からチャガルチ裏手の屋台村方面に出る。外れの小さなチゲ屋で3千ウォンのクッパブ注文.して、外のテーブルに座る。ここでちょこっとミニギター披露しようと思ったのだ。隣にちょっと酔ったアジョシがいて、Morris.に話しかけてくる。ちょっとペクス(白手 無職者)っぽい感じだったが、えらく喜んでくれて、ソジュおごるというので頭の傷のこと説明して今は医者から酒は禁止されてると言ったら、ソンジクッパブの代金を出してやると、店のアジュマに3千ウォン渡して、去っていった。昼の理事長からの太っ腹チップは心おきなくいただけたが(^_^;) こちらはちょっと申し訳ない気がした。
ソンジクッパブは、牛の血の塊を加工したもので、ちょっと不気味な感じがするが食べると別に何ともない。
その後はチャガルチ広場の屋根のある休憩所で8時過ぎから一人韓国演歌ショー。今日はあまり反応がなかったが、途中からアジュマ二人が熱心に一緒に歌ってくれた。数組の団体が飲み食いして、あまり興味ないようなふりして結構耳をすましてたようだった。
1時間半ほど歌って二人が去ったので、Morris.もそろそろ店じまいしようとしたところで、後ろの男女4人組からこちらに来いと声がかかる。
チャガルチに魚の買出しに来て、帰りに買ってきた刺身などで宴会やってたらしい。熱心にMorris.の演奏聴いてたとのこと。えらく誉められてしまった。持って帰るはずだったトミ(鯛))の刺身を丸ごと食べるようにという。コチュジャン付けて、サンチュやケンニプで包んで食べる。これはメチャ美味だった(^_^) しばらく歓談して、すっかり仲良くなってた。リーダー格のチョンヨンソクさんが、さあ、これからカラオケに行こうと大張り切り、まあ、Morris.に異存のあろうはずもないが、女性二人がちょっと逡巡してたので、また別の日にしようということになって広場から戻る。途中またチョンさんがやっぱりカラオケ行こうと、ヘリムジャンの真ん前のノレチュジョム(カラオケクラブ)に入っていった。ここはメチャ高そうなので、残りの3人と相談して、近くのノレバン(カラオケボックス)に引きずっていった(^_^;) ここだって、Morris.にはちょっと贅沢すぎるくらいの店である。1時間の約束で、ビールも注文したが、Morris.はやっぱりパス。
まずはソンニム(客人)からということで、Morris.がが歌ったのは、チャンユンジョンの新曲「オルレ」。いやあ日本で練習しておいて良かった(^_^)まさか、韓国で真っ先に歌えるなんて。とはいうものの、ちょっとうろ覚えの部分があって55点くらいのできだろう。後はもう入り乱れての歌合戦。さっき嫌がってたはずの女性陣の方がノリが良かったりする。カラオケは4人くらいが一番盛り上がるかもしれない5人だとちょっと多いが、それでも、これだけ盛り上がったのだから文句はない。40分くらい延長してもらったから1時間40分、歌い続け、踊り続けだった(^_^)。
退院二日目にこんなことやっていいのだろうか? まあ楽しければそれでいい、というのがMorris.の基本方針ではあるのだが……
宿についたのはちょうど零時ごろだった。
今日の歩数は2590歩。


ヘリムジャン前の蛍袋
 

ミナリ? 

カルチ(太刀魚)の頭 

水槽の蟹 

釜山港の漁船 

シンプルかつ大胆なマンホール蓋 

チュンムキムパブ 

シンブルで美味しい 

ナムポドン映画館前で 

女子中の理事長には見えんぞ(^_^;)
 

チャンマ(梅雨)明けるのかな 

大人気のカムサン 

相変わらず可愛い過ぎ\(^o^)/
 

チャムウェ(真桑瓜) 

農協前の空 

チャガルチ裏の簡易酒場 

ソンジクッパブ 

名前は「チナ」 

半月のトワイライト釜山港
 

同じく 

4人はチング 

すっかり意気投合(^_^) 

ノレバンへ繰り出す(^_^) 

「恋人よ」バックにキムスヒが(@_@) 
2010/07/18(日)●ヨンドサンコンウォン再び(^_^;)● 4日目

8時半起床。
今朝の血圧は222/107/75。
午前中は日記作業(^_^;) 終わったら11時過ぎてる。今日は日曜日だからKBSの全国ノレチャラン見てから出ることにした。今日はソウル南の中堅都市プチョンからだった。好きなゲスト歌手はヒョンスク、パクサンチョルくらいでものたりなかったが、現地で見るというだけで何となく嬉しい。本当は公開録画に直接行きたいところだが、夏はたいてい海水浴場が会場ということが多い。釜山界隈であればいいのだが、そうは行かないようだ。
1時過ぎ部屋を出て、チャガルチから東、ヨンド大橋方面に向かう。海苔や烏賊、いりこなどの乾物市場を通るのだが、この通りには日本家屋ではないが看板建築や何となく植民地時代の香りを残してる建物が多いので、しばらくウォッチングする。
昼食は元山麺屋で冷麺食べようと思い、店の前まで行ったが若者中心にほぼ満員状態(@_@) まあ、日曜日ということもあるのだけど、これだけ混むというのは、昔の味が戻ってきたということかもしれない。とにかく今日はやめてまた別の日に来よう。
ふらふら歩いてたら「安いと評判の洋食店」という看板を見つけて二階に上がる。トンカス3千ウォンなどたしかに安い。Morris.は洋食でなく石焼ピビンパ頼む。これも3千ウォンである(^_^) 広くてインテリアも綺麗である。なかなか良い店だ、金欠状態のMorris.御用達にしよう(^_^;) でも店の名前はどこにも見当たらない。出てきたピビンパも3千ウォンにしては上等だった。
光復洞商店街のショウウィンドにペコちゃん発見(^_^)。何とランジェリーハウスで、ペコちゃんのパンティである(@_@) 単色の地味なのと原色の派手なのと何種類かあった。思わず買おう!!かと思ったMorris.だが、いくらなんでもMorris.がこれ履いたらヘンタイだよな(^_^;) コレクションとして持っておくだけならかまわないか。うーーん、とりあえず思いとどまる(^_^;)
得意のバストレッキングでどこか適当に出かけようかとも考えたが、抜糸するまでは遠出は控えておこう。
この光復洞には「大覚寺」という割と大きな本堂を持つお寺があって、以前は通りに面してたのだが、現在は前を商店が埋め尽くし、通りからは本堂の屋根の上の部分しか見えない。以前にも何度か覗いたことがあるが、あまり面白そうでもなかったのでそのままになってたが、今日は本堂の中を覗いてみた。二、三百畳はありそうな畳部屋で、無数の提灯が天井から吊り下げてある。天井の格子にもすべて花柄の装飾がされていて、これはなかなかの見ものだった。
また街中で歌おうかとも思ったが、Morris.の本道であるトロット、ポンチャックならやっぱりハラボジのたむろするヨンドサンかな。でも先日の事故のことがあってちょっと躊躇するところもある。といろいろ迷いながら、結局エスカレータに乗ってしまった(^_^;) いちおう釜山タワーのところまで上がる。去年仲良くなった民族楽器博物館に挨拶に寄ろうかとも思ったが、やはりこれも抜糸済んでからということにする。
屋根のある一画のベンチでミニギター弾き始める。例によって無関心を装ったり、顔はあっちを無いて耳はこっちに傾けたりするハラボジが多い中で、だんだん近寄っていっしょに口ずさんだりするハラボジも出てくる。中に一人、最近ギターを習い始めたというハラボジがいて、楽譜見ながら細かいところを質問したり、この部分だけもう一回弾けとかいろいろ注文する。最初のうちは練習にもなるかと思ったが、余りしつこいので、ちょっと怒ってしまった(^_^;) その後も歌い続けてたのだが向こうの方からアジョシがやってきて「また歌ってるんだな」というので、「去年も会ったんですね?」と答えたら「いや数日前のことだよ」という。がぁーーーん(@_@) 例の事件直前のMorris.の目撃者である。
アジョシの話によると、Morris.は、今日のベンチのある場所とは反対側の一画に陣取って、調子よく韓国歌謡を歌いまくってたらしい。特に泥酔してる様子もなかったし、演奏も歌も普通、いやすごく上手かった(^_^;)と言ってくれた。ということは、演奏終えて、戻る途中、突然酔がまわってきたということだろうか?? これ以上真相の究明は無理だろうし、究明できたからどうってこともない。
その後、広場で何かイベントが始まって騒がしくなったので、エスカレータの途中にある小公園に移動。アジョシやハラボジ数人が付いてきた(^_^;)
この小公園は健康器具や施設が幾つか置いてあり、トレーニング好きな韓国人には人気があるようだ。
ここでも1時間半くらい演ったかな。途中女子大生がやって来たので、「オモナ」歌ったら反応があったので、呼んでユンジョンちゃんナンバーを数曲一緒に歌う。
6時半頃ヨンドサン下りて観光案内所で「まるごと釜山」やマップもらう。これは前からお気に入りの釜山情報誌である。
ギター持った日本人がいたので話しかける。たけちゃんと言って、16年前から釜山のソミョン(西面)に住んでるらしい。普段の日は夜ソミョンで歌ってるが、日曜はこちらに遠征してくるらしい。せっかくだからMorris.のミニギターと一緒に三曲(「オモナ」「釜山港に戻れ」「ラグヨ」)歌う。自転車に乗った若者が、たけちゃんのギターケースに千ウォン入れてくれた(^_^;)
いったん宿に戻り、昨日の日記作業済ましてから、9時頃部屋を出る。例のホルモン焼き店に行き、去年撮ったカムサンのプリント数枚手渡す。アジュマがえらく喜んで二階にいたカムサンを呼び寄せてくれた(^_^) Morris.@Catographerモードで撮りまくったがかなり暗いのでなかなか上手くいかない。また来るからということで店をでる。チャガルチ広場では何かチャリティ関連の催しやってうるさかったので、乾物市場方面の誰もいない街灯の下のベンチで、一人寂しくミニギターレッスン(^_^;) それでも通りがかりの何人かは立ち止まって聴いてくれた。途中若いアジョシの二人連れが来て、特にそのうちの一人がノリがよく、口で速いリズムいれながら踊りまくるので、これに合わせて、10曲以上ぶっ飛ばした。付いていくのがやっとだったが、何とかわれながら上手くいったような気もする。いやあ、これは本当に良い練習になった。
11時くらいにレッスン終了。小腹が空いたのでナムポドンに。開いてる店は居酒屋や焼肉屋中心で、ポジャンマチャの行列にそそられるものがあったが、酒は禁止だし、金欠のMorris.はパスするしかない(^_^;) デジカメ撮影にとどめておく。結局屋台でキムパブ2本買って持ち帰ったが、これが売れ残りのひどいヤツだった(>_<)
今日の歩数は6647歩。


昼はノレチャラン 

ひさびさ晴れたチャガルチ 

乾物市場の看板建築 

同じく 

これもちょっと変 

一種のコルモッキル 

ちょっとう倭色 

同じく 

靴修繕 

カンガルー靴墨 

ナムポドン方面 

これはよくわからん 

安い洋食堂 

3千ウォン石焼ピビンパブ 

しっかりピビン(かき混ぜ) 

これもよくわからん建物 

ペコちゃんpanty 

 ペコちゃんpantyその2

大覚寺本殿 

本殿の内部 

本殿の天井 

東淑女子高 

ヨンドサン公園 

釜山タワー入り口の絵 

右アジョシが当日Morris.の歌を聴いてた 

運動公園に移動 

女子大生と 

同じく 

streetsingerのたけちゃんと 

コルモッキル 

「まるごと釜山」 

カムサン 

同じく 

同じく 

飴売り 

ポジャンマチャ 
2010/07/19(月)●海岸通り● 5日目

8時半起床。
今朝の血圧は197/114/80。
今日も午前中は日記作業で終わってしまった(>_<)
例のトルゴレチブ、ふと思いついて釜山ナビで検索したらすぐ見つかった(^_^) 他にもスンドゥブチゲ安くておいしい店紹介してある。釜山にいる間はこのサイトをフル活用することにしよう。
というわけで早速トルゴレチブに向かう。国際市場のちょっと東側の路地の北側突き当たりだから、もう迷わずに行ける。前もそう思ったのだが、スンドゥブチゲはまあ中の上くらいのものである。嬉しいのは水キムチとペチュ((白菜)キムチと、ユブキムチが付いてきて、なかでもペチュキムチは絶品のうえ、100gくらいありそうな塊である。これを切り分けるためにハサミまでセットされている。日本の食堂ならこれだけで千円くらいとられそうな一品である。それが全部で3千ウォンときた日には、これはもう三日にあげず行かねばの娘(>_<)である。
腹もくちくなったところで、チャガルチ方面に下りて、今日は海岸に沿ってソンド(松島)方面に歩いていくことにした。
その前にまずウォーミングアップを兼ねて、船着場の屋台でネンコピ(アイスコーヒー 千ウォン)注文してプラスチックのスツール借りて、片隅でミニギター練習。それほど反応がない(>_<) そろそろ店じまいしようとしたところに、ちょっと酔ったアジョシがもっと歌えという。ネンコピ追加でおごってくれたので、歌いだす。数曲歌ったところで店のアジュマから何か言われたらしく、アジョシは別に鶏鍋を注文してテーブルにチング数人と一緒に陣取り、ここでならいくらでも歌って良いという、いくらでもと言ってもMorris.にもこれからの計画もあるんだけど(^_^;)まあ、こういうのは嫌いじゃないからついつい調子に乗って歌い続けた。鶏鍋も食べるよう勧められて少しいただく。結局店のアジュマも途中からえらくのってきて、もっと歌え、だと(^_^;)ここで1時間ほど歌ったことになる。やっと解放してもらい南下する。
だんだん漁船の数が増えて、巨大な市場に着いた。「釜山共同魚市場」と書いてある。チャガルチ市場が、個人客や個人商店相手だとしたら、こちらは、スーパーや大きな業者を相手にする中央市場みたいなものではないかと思う。この時間だから閑散としているが、早朝の賑わいは想像に余りある。
いくらか居残り組がいて、魚の移動やったりしてるもののほとんど撤収状態だった。地面に新鮮な鯖や小魚がいっぱい落ちてた。
南側すぐ近くにに赤白の灯台が見えたのでそこまで行ってみることにした。
灯台に続く突堤の手前で大きなお腹をした雉トラがいた。
10分ほど歩いて白い灯台に到着、赤い灯台は向こう岸、ヨンド(影島)側にある。突堤の先はテトラポット群で、格好の釣り場になってるらしく、数人のアジョシがナクシ(釣り)を楽しんでいた。ちょうど釣れた瞬間の魚をデジカメ撮らせてもらう。ベラみたいだが、よくわからない。
いやあ、ここは釜山港のボトルネックみたいな位置だから、いろんな船がのべつ幕無しに出入するので、それ見てるだけでも退屈しない。でも、せっかくだから、当然ここでもミニギターレッスンしておくことにした。アジョシにギター弾いてるポーズを撮ってもらったりもした。ただ風が強くて楽譜がめくれるし、譜面台も倒れそうになるので、ゆっくりやってられない。結局10曲くらいで勘弁してやることに(^_^;)した。
戻りは海岸べりを歩いたが、網干場に黒猫発見。さらにあちこちに子猫も群れていて、当然Morris.@Catographerモード(^_^;)
考えてみれば漁港に猫は付き物である。それにしてもこの狭いエリアにこれだけいると壮観である。
南方に大きな橋が見える、ソンドとヨンドを結ぶナマンデギョ(南港大橋)である。ここまで来たら、あの橋を通ってヨンド周りで帰ろうかなと思い。ひたすら歩く。やっと到着したら6時過ぎてた。しかしこの橋は自動車専用だった(>_<)
仕方ないので橋の下の公園のベンチでしばらくくつろぐ(含 ミニギターレッスン) 7時には引き返すことにした。帰りはバスにしよう。でもせっかくだから向かいの山側のコルモッキルもちょっとは見ておこうと、ふらふらしてるうちに、ついつい、坂道と石段をどんどん登ってしまってるMorris.だった(^_^;)
かなりの高さまで上り、海方面を展望しようとしたが、巨大な高層マンションが林立していて、その隙間から覗くみたいな情けない状況だった。
「ソンドソンダン(松島聖堂)」という大きなカトリック教会があったので、正面の威容だけ撮影しておく。
高台のバス道に出たので、今度こそバスで帰ろうと思いつつも、ついつい石段を歩いて下りてしまった(^_^;)
夕食は行きつけのカルビ専門店でカルビタンでも食べようかと思いながらも、懐具合を考えて、粉食店の4千ウォンのユッケジャンにした(^_^;) 明日で治療完了するかどうかも実際のところわからないもんね。充分美味しかったから問題無し。そのかわり?中サイズのトマト10個を三千ウォンで買う。去年の韓国旅行で、やたらトマト食べてたことを思い出したのだった。日本のトマトよりより野趣があって美味しいと思う。
宿にもどったのが10時で、急いで今日のデジカメ画像整理して、11時くらいにチャガルチ広場に。屋根付きのステージに行ったら、雉猫が先に来ていて宴会の残りを漁っていた。
時間も遅いし平日なので、宴会客はもういなくて、ここをねぐらにしてるアジョシ数人がすでに端っこで就寝体勢に入ってたので、逆の隅で小さめの音で練習。
途中アジョシの一人がやってきて、話しかけるので、彼のために静かな曲をしばらく披露。今日はかなり歩きすぎてMorris.も疲労してたので、零時前に店じまい。明日は抜糸である。どうなることやら(^_^;)
今日の歩数は14501歩(@_@)



国際市場付近のコルモッキル 

同じく 

突き当たり2階がトルゴレチブ 

店内 

スンドゥブチゲ 

このキムチが眼目 

トルゴレへの階段、上から
 

港湾屋台で 

チャンオ(鰻)用釣針装着作業
 

烏賊釣船 

烏賊寄せ電球 

トロ箱の素

トロ箱工場 

釜山共同魚市場 

無造作に落ちてる(@_@) 

居残り組もそろそろ店じまい 

早朝は凄いだろうな 

曳網漁船? 

灯台を目指す 

雉トラ発見 

臨月である(^_^;) 

灯台到着 

海星が落ちてる 

赤はヨンド(影島)側 

ベラかな? 

ナマンデギョ((南港大橋) 

灯台下演奏 

ヨンドの造船所 

ちょっとアートっぽく(^_^;) 

いわゆるひとつの…(?_?) 

網干場は猫溜り 

ふてぶてしい 

なんぢゃ、わりゃあヽ(`Д´)ノ 

こちらはかわゆい 

さらにおぼこい 

今日のNao.1(^_^) 

君はNo.2かな(^_^;) 

おまけその1 

おまけその2 

おまけその3 

歩道は無かった(>_<) 

橋の下公園 

坂道石段だらけ 

たいてい行き止まり 

こんな家がごろごろ 

シンプルなコルモッキル 

ついつい登ってしまうMorris.(^_^;) 

結構な高さである 

ソンドソンダン(松島聖堂)
 

遥かに釜山タワー 

ユッケジャン 

Morris.ステージに先客(^_^)
 

月の入り 

夜のチャガルチ 
2010/07/20(火)●抜糸は済んだものの(^_^;)● 6日目

8時半起床。
今朝の血圧は190/107/81。
シャワー、下着の洗濯、コーヒー、トマト、日記作業済まして12時過ぎに宿をでる。
12時半に釜山大学病院応急医療センター到着。事故当日治療費のことで激しく言い合った事務員が笑顔で迎えてくれた。ちょっと気恥ずかしい(^_^;)
抜糸は別棟3F整形外科での治療ということで、ガードマンに誘導されて整形外科へ。
まず最初に診察費の支払い。これが万ウォンちょっと、事故当日は診察料だけで4万ウォン超えてたからやっぱり夜間特別料金だったのだろう。
今は昼休みだからしばらく待つように言われたので、待合室の椅子で楽譜ファイルの整理する。今回はファイル3冊とバラの楽譜40枚ほど持ってきてる。全部で200曲ほどのうち、頻繁に歌う曲が50曲、そこそこ歌う曲が50曲、1,2回歌った曲が50曲、残りはまだ1回も歌ってない。今回不要?な曲をファイルから取り除いて、入れ替えしようと思ったのだ。その中1回も歌ってない「クナル」という曲を見つけた。実はこの歌まだちゃんと覚えていない(>_<) 出発直前にYou Tubeで、チャンユンジョンがこの曲を歌ってる映像を見て、すごく良い曲だと思ったのだ。80年代のキムヨンスクという女性歌手がオリジナルで、3連符ロッカバラード風の畳み掛けるようなリズムがたまらん(^_^;) と、いうわけで出発前日にコンビニで拡大コピーしてバラ楽譜の中に入れておいたのをすっかり忘れてた(^_^;) 楽譜はキーがCmになってる。これだとMorris.には低すぎる。それにこのキーだとMorris.の天敵であるE♭がいっぱい出てくる(>_<)から、Dmに移調することにした。なんたってDmはトロット御用達コードだからMorris.にはフランチャイズだもんね(^_^) 2Capoにしたらちょうどキーの高さもMorris.向きだ。
なんて思いながら、シャープペンシルでコード書き換えたりしてたら、恰幅の良いアジョシが楽譜を興味深そうに覗き込んで話しかけてきた。ワイシャツにネクタイ締めて首から写真入りの身分証下げてるので病院関係者かと思ったが、そうではないようだ。「クナル」の楽譜をさしてこの歌好きなのか?というので、これこれしかじかと話したら、納得したようで、ミニギターの袋に目を止めて、楽器なのか?というので、取り出して見せたら、なんと、さらっと「クナル」を爪弾いてくれた(@_@) あまりびっくりしてデジカメ撮り損なったのが悔やまれる。
治療の準備OKとのことで、あわただしく挨拶して別れたが、渡された名刺には「OASIS CHAMBER ORCHESTRA トランペット ジンドゥチャン」と書いてあった。クラシックのミュージシャンだったらしい。
閑話休題(@_@) で、診察室には若いイジェウ医師と助手の二人が待っていて、ベッドに寝かされ、事故の状況など訊かれる。ほとんど何も事前状況は知らされて無いようだ(>_<) それも早口の英語というのには参った(>_<) たのんで韓国語に切り替える。抜糸自体は数分で済んだが、明後日の午後また診療に来るように言われた(>_<) あぢゃぢゃー、今日で完了になることを祈ってたのに。後で気づいたのだが、もしかしたら医師はMorris.が旅行中という認識が無かったのかもしれない。これを強調したら、他の手だてあったかもしれない。次回は何とか完了ということにしてもらおう。
この抜糸治療費が3万ウォンちょっと。この前の86万ウォンと合わせて90万ウォン。さらに次回もあるし、また薬などもらうことになったら、ほんとうに百万ウォンの治療費ということになる。今日の分だけでも、Morris.の食事水準ならたっぷり三日分はまかなえる金額だもんな(^_^;) やっぱりMorris.にとっては、あまりに高価な授業料だった(;;)
帰りがけに先程のジンドゥチャン氏とすれ違ったので挨拶したら、そばにいたガードマンがびっくりしてた。どうしたのかたずねたら「あの方は我々の上司です」とのこと。そうか、トランペッターは仮の姿で、実は警備会社の偉いさんだったのか。
地下鉄でソミョンに出る。釜山ナビでチェックしておいたスンドゥブ店に行くことに決めてたのだ。
ソミョン市場のすぐ前ということだったのですぐ分かるかと思ったが、あわてもののMorris.は店の名前メモするの忘れてたので何人かに聞いてやっと見つける。「ハヨンスンドゥブシクタン(河陽純豆腐食堂)」である。この時間だから客はいなくてアジュマ二人とアジョシ一人が所在なさそうにしてた。辛くないハヤンスンドゥブとか、スンドゥブテンジャンチゲとか、スンドゥブキムチチョンゴルとかあったが、普通のスンドゥブ頼む。
途中別のアジュマが黄な粉まぶしたトック(韓国餅)を買って帰ってきて、Morris.もお相伴に預かった(^_^) 話し好きのアジュマたちで、Morris.の左まぶたの傷のことやら、チャンユンジョンの話題で盛り上がる。
出てきたスンドゥブは充分美味しかった。少なくともトルゴレより1ランク上である(^_^) キムチは質量ともにトルゴレに負けてるな。でもここはご飯の上に隠し目玉焼きがのってて、これにもやしや大根などのナムルをのせ、チゲをかけてピビンパブにするというのが恒例の食べ方になってるらしく、いや、これは本当に美味しかった。これで3千8百ウォンは大満足である。ここもMorris.御用達にしよう。「又来るね」と、満足して店をでる。すぐ近くに、良く通った「ポハンクッパブ」があった。
その後、ハイマートに寄って、乾電池を買う。とうとう手持ちのeneloopがバッテリ切れになりかけてしまった。それでも今日までの撮りまくりを考えれば良くもったと思う。
韓国メーカーのBexelというブランドのアルカリ電池16個で8千ウォンちょっと。充電器さえ使えてれば、これは不要の出費であるが、これだけあれば何とか今回の分にはまにあうだろう。
ソミョン市場はビルの中にあっていまいち雰囲気が出ないので、地下街を歩いて一つ北のプジョン(釜田)市場へ。ここはMorris.は頻繁に来てる市場である。しばらく市場歩きしてから、国鉄プジョン駅横の広場でミニギター始めたが、近くで喧嘩起こったり、隣りに座ったアジョシの煙草の煙がモロMorris.を直撃するし、で、早々に切り上げる。
またしばらく市場散策して地下鉄でナムポドンに戻る。夕食はこの前安い石焼ピビンパ食べた2Fの洋食堂。今日は3千ウォンのトンカス(^_^) いかにも安っぽい味ながら、これはこれでとても美味しかった(^_^)
光復路に重厚なデザインの4階建てファッションビルがあって、前から気になってたので入ってみる。「BEAN POLE」というブランドで、内装もなかなか凝った造りだった。当然超高級ファッションで、ジーンズでも18万ウォンとかの値札を見るだけで、おそれいってしまった。
ソウルならこのクラスの店は多いだろうが、釜山では一際目を引く。
そのあとチャガルチに向かおうとして、目の前の新しいロッテ百貨店でも冷かしとこうかと、地下に潜ったが、平日は8時閉店(週末は9時)ということで、ちょうど閉店時間だった。
地下の噴水広場に無料のインターネットコーナーがあって、使ってみようとおもったが、アジョシが野球ゲームか何かに熱中してやめようとしないのであきらめて、近くの石台に腰掛けてミニギター練習。しばらくしたらカートに中古レコード山ほど積んだ老紳士が、話しかけてきた。クラシック音楽ファンで、古いアナログLPの音が懐かしくなって、中古レコード屋漁りを趣味にしてるらしい。
懐メロを弾いたらえらく嬉しがるので、リクエストにも応える。日本の歌も所望されたので「ブルーライト横浜」「時の流れに身をまかせ」を歌う。
これも受けたようだ。たぶん80歳前後で日本語教育受けた世代らしく、あちらは拙い日本語、こちらは拙い韓国語での会話になる(^_^;)結局一時間以上歌ったり話したりしてて、ガードマンが演奏やめるように注意に来たのをしおにお開きにする。基本的にここは歌舞音曲禁止らしいが、警備員の注意も緩めだったから、また機会があれば演ってみよう(^_^;)。
ちょっと疲れてるし充分歌ったから、今夜はチャガルチ広場のお勤め(^_^;)はお休みにして10時前宿に戻る。
日韓歌謡掲示板で、えむあいさんが、KBS2ラジオの「チュヒョンミロブレト」100日目記念として、7月27日生放送カラオケショーの出演者募集やってることを紹介してくれてた。おお、ちょうど旅行中にこんな企画がもちあがれば、普段のMorris.ならほっとくわけにはいかないはずだが、今回は事情が事情だけに難しそうである。治療も長引きそうだし、お金も(>_<)かなりの緊縮財政だもんね。それでも未練がましくKBSのサイト覗いてみた。出場者は5名で、掲示板で申請して、簡単な予選の後出場者決定、と書いてあったが、掲示板に書き込むこともできなかった(^_^;) 元気で、ソウルにいるのなら、直接連絡とったり出向いたりして悪あがきしたかもしれないけど、今回は見送るしかなさそうだ。残念(>_<) でも27日午後8時過ぎからの放送は必聴だね。
今日の歩数は8893歩。


2階整形外科診察室へ 

イジェウ医師 

百万ウォンのサンチョ(傷處)(^_^;)

「やらせ」写真 

ジンドゥチャン氏と 

ちょっと変わった雲 

汚水マンホール蓋 

同じく 

ソミョン市場はビルの中 

「ハヨンジョン」スンドゥブ食堂 

サービスのトク 

スンドゥブ定食 

即席ピビンパプ 

看板建築? 

キムチ冷蔵庫 

プジョン(豊田)市場 

同じく 

国鉄プジョん駅横の広場 

市場の片隅 

道路に鮟鱇が(@_@) 

コルモッキルを駆け抜ける少年
 

「ヤンプンシク」 

3千ウォントンカスセット 

かっこいい外観である 

入り口の照明もリキ入ってる 

3Fブランドジーンズコーナー 

お洒落な階段 

高級感溢れるトイレ

鏡でセルフ撮影  

レコード買い込んで帰るハラボジ 
2010/07/21(水)●眼鏡店ライブ(^_^;))● 7日目

8時半起床。
今朝の血圧は202/98/83。
今日も午前中日記作業+ごろごろ(^_^;)
そろそろ部屋を出ようとしたところにk、inetTVで歌謡ショーが始まりユンジョンちゃんが司会してる。これでは出るに出られない(^_^;)。結局1時過ぎまで見てしまった。
昼食はトルゴレ(^_^)今日はテンジャンチゲ。これはこれで美味しい(こればっかり(^_^;))
そのあと某postmanの指令に従って?例のペコちゃんパンティ買いに行く(^_^;) 実は昨日も立ち寄ったが休みだったのだ。女性店主がいて、3枚万ウォンとのこと。さんざん迷った末、地味な単色2枚(ピンクとグレイ)と派手な原色1枚にする。postmanは「姪っ子の土産になどと理由をつければ恥ずかしくない」と、書いてたが、Morris.はこういうのまるで平気である(^_^;) しばらくペコちゃん話に花を咲かせる。
本当は病院診療が完了するまで待つつもりだったが、眼鏡店を回る。事故の際左側のレンズの下の方に擦り傷が入り、つるもちょっと歪んでしまった。日常的に使えないことはないが、やはりこちらで1本買っておくべきだと思ってた。南門眼鏡で買ったのが丈夫ですごく気に入ってたので、同じものがあるかどうか、3件ほど回ったが、同じものは無かったし、外国製のフレームで15万ウォン以上という。これでは話にならないと諦めかけてたが、「セブラジュ眼鏡」という店が何となく感じが良さそうなので、ここを最後にしようと入って見る。やっぱり同じフレームはなかったが、大きな真ん丸口径のゴールドメタルフレームが目についた。韓国製とのこと。これならそれほど高くないかもしれないと、Morris.の眼鏡と同じレンズでいくらになるか尋ねたら10万ウォン。思ったより安い(^_^) でも、とりあえず、もうちょっと安くしてよ、と言ったら、何と8万ウォンにしてあげようだと(@_@) 即決定(^_^)
出来上がるまでソファーで待つ間、断ってミニギターレッスン(^_^;) 女店員もすぐのってきたし、客の反応も悪くない(^_^;) なかには一緒に歌う女性客もいて、ちょっとしたミニライブ状態になった(^_^) 店長もおもしろがってたし、すごく丁寧な仕事ぶりで、途中別の客の作業したりしたとはいうものの、1時間以上かけて調整してくれた。その間Morris.はずっと歌い続けてた。途中店長他と記念写真も撮る。完成した眼鏡はとても8万ウォンとは思えない出来ですっかり気に入った。
韓国の眼鏡屋は、ソウルでは南大門の「南門眼鏡」、釜山では国際市場の「セブランズ眼鏡」をMorris.御用達に指定する。読者の方も韓国で眼鏡誂えるときは、この2店を考慮に入れて欲しい。どちらも、店でミニギター弾いた日本人Morris.の友達だといえば、ディスカウントしてくれる。かもしれない(^_^;)
4時半に宿に戻りしばらく休憩。
6時に部屋を出てチャガルチへ。途中薬局に寄って去年買った宿酔いの丸薬「捕肝丸」を買おうとしたが、品切れということで、また後日訪ねることにした。
チャガルチ広場でしばらくカルメギ(鴎)撮影したがあまりうまくいかない。Morris.の定位置街灯下のベンチにはアジュマが5人くらい座ってたが端っこにこしかけてミニギターで懐メロメドレー。はじめからノリノリで、歌うわ、手拍子入れるわ、笑うわでなかなか楽しい一時間(^_^)になった。
8時前に宿に戻り、シャワー浴びて、昨日病院で会ったジンドゥチャン氏に電話して、トソンで会うことにする
9時前に落ちあって、近所の食堂へ。コドゥンオ(鯖)とチゲなど注文して、マッコリで乾杯(^_^;) 一週間ぶりのマッコリはさすがに美味い(^_^)
食事しながら持参したちびくろ2号で、Morris.部屋や、ノレチャラン映像など見て話が弾む。途中歌手ヒョンインの息子と知り合いだからと電話で話す。よくわからないが、ヒョンインは釜山出身だから、何か繋がりがあるのだろう。ここはドゥチャン氏のおごり(^_^;) 
食後はノレタイム\(^o^)/ ドゥチャン氏はクラシック畑なので、あまりトロットは得意でなかったようだが、それなりに善戦。Morris.は夕方のアジュマ連で、ウォーミングアップ充分だったから、とどまる所を知らず(^_^;)であった。10時にお開きで、再会を約束して別れる。
Morris.はまたふらふらと釜山タワーを目当てに、歩いて帰ることにした。
途中市場の猫などデジカメ撮影したが、暗くていまいちだった。
今日の歩数は3607歩。


歌謡ショー司会のユンジョンちゃん 

トルゴレのテンジャンチゲ 

Cafeへの階段 

セブランジュ眼鏡店 

店内 

歌好きのお客さんと 

店長らと記念撮影 

出来上がった眼鏡(^_^) 

五段重ね(@_@) 

これはいらんね(^_^;) 

例のアジュマ美容院で前髪のみカット 

コレコギ 

ガス管マンホール蓋 

今日の釜山港 

月に鴎 

アジュマ連のアイドルMorris.(^_^;)
 

釜山港夕景 

ドゥチャン氏のおごりで夕食(^_^) 

弾き語り熱唱のドゥチャン氏 

街灯マジック 

夜の市場 

夜の市場猫 

同じく 

チナ 

いい感じである 

釜山タワーライトアップ 

夜の飲み屋街 
2010/07/22(木)●(無理矢理)通院終了(^_^;)● 8日目

8時半起床。
今朝の血圧は194/100/78。
日記は昨夜1時半までかかってアップしたので、今日は久しぶりに午前中に宿を出ることができる(^_^;)17日以来5日ぶりである。でも部屋を出たのは10時半過ぎてた(^_^;) 朝のチャガルチ散策、ったって市場の朝は6時に終わってる(>_<)
いつものチャガルチ広場でなくその西側の路面市場南の海岸べりのベンチでミニギターレッスン。今日は風が強くて気持ちが良いが、楽譜が飛ばされそうでちと怖い。ここはほとんど人来ないから、思う存分大声で歌うことができる。
それでも時々市場のアジョシがちょっとだけ聴いてもどるし、別のアジョシがモンエ(海鞘)一切れわけてくれたりした。しばらくして隣にナクシアジョシ登場。リールを使ってやる気満々だったが、最初に釣れたのがえらく小さい奴でそれをデジカメ撮影したら、もっと大きい奴を釣るからちょっと待てといいながら、その後はずっと坊主だった(^_^;)
結局ここで軽く一時間やって、昼食はチャガルチビル3Fのバイキング式の「マングムシクタン(万金食堂)」へ。ここは以前一度行ったことあるが、市場の人がよく使うところらしい。前は3千5百ウォンだったが、今は4千ウォンになってた。ご飯、味噌汁(テンジャンチゲ)、ナムル、キムチ、ジャコ、スルメ、海苔、荏胡麻の葉等々種類は多いが、メインになるパンチャン(惣菜)に欠ける。量だけは取りほうだい、味のことは言わぬが花(^_^;)である。多分Morris.はもう行かないと思う。今日もMorris.は欲張って取り過ぎて片付けるのに往生してしまった。
このチャガルチ市場ビルは2006年竣工だが、3Fはこの食堂とバルコニー式の休憩室くらいしか機能していない。半分以上はがらんとしたフロアが広がっている。要するにテナントが入らないままなのだ。こんなことなら、以前のままで良かったんじゃないかいと思ってしまう。
しばらく休憩スペースで休憩(^_^;) ちょっとだけ昼寝してしまったらしい。目が覚めたら2時前だった。
今日は4時半までに病院に行かねばならない。2時間ほどあるので、今回はじめてのバストレッキングすることにした。61番バスに乗り、カヤシジャン下車。いい名前の市場だと思ったのだが、下りてみるとえらく小規模で、昼間は開店休業状態なので、さっさと31番バスに乗り換えてクポシジャンへ。釜山の市内バスは、ハナロカード使ってれば、30分以内に乗り換えたバスは無料になる。
クポシジャンは、Morris.にはお馴染みの、かなり大きな市場だし、犬市場もあって、そこで仲良くなったあんちゃんに去年撮った写真を渡したかったのだ。ちょっと道間違えて、何とか写真を渡すことはできたが、時間がぎりぎりで、あわてて地下鉄にのってトソンへ。
A棟3Fの整形外科でイジェウ医師の診察。絆創膏が剥がれてると文句言われる。イジェウ医師は悪い人ではないのだが、どうしてもMorris.には英語で話すことに決めているようだ(^_^;)これからもしばらく一日おきに通うよう言われたので、断固拒否(^_^;) 絆創膏くらい自分で貼るということでOKをもらう。とりあえず、これで釜山大学病院とは縁が切れた。と、思いたい。
今日は万ウォン足らずと意外と安かった。これでおしまいとして、治療費は全部で92万ウォンちょっと。これに眼鏡代入れて、きっちり100万ウォンということにしておこう(^_^;)
帰りは今日も歩く。可愛い飼猫や永楽教会など撮影して、ポスドンの古本屋街へ。このところほとんど古本屋とは縁遠くなってるMorris.だが、久しぶりに冷やかすことにしたのだ。歩道がカラフルな化粧石になって街並みもちょっとお洒落になってる。とある古本屋に小型の月刊歌本が山積みになってるのを見つける。90年代はMorris.もわりとまめに買ってたから毎年分がそろってるが、80年代のものはほとんど持ってない。ここの50冊くらいの山のうち10冊前後が80年代だった。数冊買いたかったが、嵩張るものだし、思ったより高かった(1冊3千ウォン〜4千ウォン)ので、84年のセグヮン出版社刊「テジュンカヨ 大衆歌謡132号」を1冊4千ウォンで買う。これが一番古かったし、特集版でチャンドクの記事や、ヒョンスクのカラー写真などが載ってたからだ。四半世紀前の歌本の割に紙質も悪くない。楽譜以外の記事も多いので、後でゆっくりネタに使いたい。
他にパクチャンホの「韓国歌謡史 1985-1945」の韓国語版もあってこれは万5千ウォンとのことだった。Morris.は日本語版の方がありがたいと思う。
帰り道、国際市場脇の文具店で鋏買う。病院でもらった絆創膏を切るため。4千ウォンを3千ウォンに値切って買ったが、ダイソーなら千ウォンのがあったかもと思うも後の祭り。
夕食はキムバ天国で、オジンオトッパプ(烏賊飯)3千5百ウォン。辛くて烏賊が多くて満足。
8時半宿にもどり、日記いくらか打って、9時半にチャガルチ広場へ。
例の街灯下ベンチではアジョシが一人マッコリ飲んでたので、断って歌い始めたら、喜んで、マッコリ勧めてくれたけどとりあえず遠慮する。
その後、チャンユンジョンメドレーやってたら、ソウルから来た青年二人が隣りに座り、えらく受ける。おまけに万ウォン札をそれぞれが楽譜に挟んでくれた(@_@) そのうち男女4人連れの団体が見物に加わる。実は八尾から来た小林一家だった。彼らもノリが良くて、パパ(均)は韓国歴40回近いベテランとのこと、ママ(妙子)は歌好きで、リクエストで「時の流れに身をまかせ」を歌ってくれた。娘(藍佳)、息子(拓実)も韓国語良くわからないながらノッてくれた。*実名記入はママのリクエスト(^_^;) 小林一家からも5千ウォン頂いた(^_^;)ので、従わざるをえない(^_^;)
その後は日韓合流歌合戦みたいになって、おかしくも楽しいひとときになった。彼らが帰った後、仲の良さそうな新婚夫婦が隣りに座り、新郎好みのイミジャのリクエスト。「黄昏のブルース」を歌ったら、新郎が「ソムマウルソンセンニム」を歌うから伴奏してくれという。喜んで伴奏。なかなか上手く行って、ふたりとも大喜びで、またまたご祝儀万ウォン札である(@_@)。最後はチュヒョンミの「チャムカンマン」を三人で一緒に歌う。その後二人はタクシーでホテルに戻らなくてはと、嬉しそうに去っていった。お幸せに!!!
それにしても、一晩で3万5千ウォンの水揚げ(@_@)。 これはMorris.一日の宿代+食費に相当する額である。毎日これが続けば、ロハで居続けることができる計算になる。いやいや、これはたまたまの僥倖に違いない。助平ココロ起こすまじ。
その後もしばらく歌って11時半宿に戻る。人間現金なもので、現金もらうとやっぱりいい気分になってしまう(^_^;)
今日の歩数は6168歩。



ヒョプチュクト(夾竹桃)
 

ドブ掃除 

歴戦の勇士(^_^;) 

サムチ((鰆) コドゥンオ(鯖) カルチ(太刀魚) 

リヤカー 

モンゲ(海鞘)分けてもらう 

今朝のMorris.の練習場 

隣にナクシアジョシが 

最初の獲物 

チャガルチビル1F 

3F「万金食堂」 

バイキングというよりビュッフェ方式 

ちょっと欲張り過ぎた(^_^;) 

後はがらがら 

休憩室から見下ろす 

チョンガクキムチ用大根 

カヤ市場 

同じく 

同じく 

同じく 

バスの窓から 

クポ市場 

雉猫発見 

かなり警戒してる 

年季の入った釜 

コンナムル(もやし) 

売られてる猫 

売られている犬

大学病院階段 

これは飼猫 

おっとりしてる 

同じく 

永楽教会 

消火栓 

古本屋街 

同じく 

お洒落な古書店 

古い月刊歌本が(@_@) 

このあたり80年代 

結局買ったのはこれ一冊(^_^;) 

25年前のヒョンスク 

絆創膏と鋏

ビートたけしの手形 

小林一家と韓国チームと(^_^;)
  

今夜の水揚げ(@_@) 

2010/07/23(金)●有朋自京城来不亦楽●

9日目

7j時起床。
今朝の血圧は182/89/89。
とりあえず、ギターも持たず、代わりに三脚持って朝のチャガルチ散策。すごくいい天気である。でも明日から崩れるという予報だ(>_<)
こんなに晴れてるのにヨンドの頂上付近だけは雲に覆われている。いかにも名前(影島)にふさわしい。
チャガルチビル屋上の展望台に上がってみる。これまで屋上に上がれるなんて気づかずにいたのだ。屋上好きのMorris.にしてはうかつだった。まだ8時で、いちおう入場は10時から18時までとなってるが、警備のアジョシに聞いたらかまわないとのこと。エレベーターで7階にあがり階段を登ったところが屋上展望台、だったんだけど、何じゃこれは(@_@)(>_<)ヽ(`Д´)ノのしろものだった。四方が塀に囲まれて、見晴らしの悪いこと。それでも南側海の方は、ちょっとだけ高い部分をしつらえて有料双眼鏡など設置して、釜山港が一望できる。とはいってもこれくらいなら特に感動するほどのものではない。Morris.は、チャガルチ市場、とくにアジュマらの屋台群を上から見下ろしたかったわけだ。
つまらないから即降りようと思ったが、何とか上からの画像を撮る方法がないか考えて、三脚にデジカメ固定して、釣竿のように塀の向こうにさし出して10秒のセルフタイマーで撮影という、強硬手段に出た(^_^;) これは危ない(いろんな意味で)から良い子は真似しないように(^_^;)
結果としては陰日向のコントラストが強すぎたり露出が上手くいかなかったりで、満足には程遠かったが、それでも、普通では望めない市場の鳥瞰図的構図は魅力的である。別の時間帯に再挑戦してみよう。
後は路面市場南の海岸べりを西に向かってふらふら歩く。
途中、先日屋台で鶏鍋たのんでひとしきり歌ったアジョシに捕まる(^_^;) 朝からマッコリ、ソジュと並べて飲んでる。ろくなもんじゃないね(^_^;) Morris.も勧められたが、傷を理由にことわり、しばらくだべる。ギター持ってなくてよかったかもしれない(^_^;) あったら、またそのままずるずるなるところだもんね。
適当に切り上げて、トロ箱やらチャンオの釣り針装着作業場抜けて、結局釜山共同魚市場まで来てしまった。こちらももう作業は終わって閑散としてた。それにしても、Morris.は釜山に来ると、ついついふらふらと同じところをぐるぐる回ってる。20年以上前にひねった「韓国六句」の一つを思い出した。

チャガルチの吾は回遊魚浪の旅

ちっとも変わっちゃいないな(^_^;)
市場の正門から出てバス道をチャガルチ方面へ帰る。途中Top Martでジレットのシェービングフォーム4千5百ウォンと、Crown製菓の「チャム」560ウォンを3箱買う。「チャム」は韓国でMorris.が唯一認めるクラッカーである。農協や近所のコンビニには見当たらなくて淋しい思いをしていたのだ。
途中コルモッキルでトラ猫見つけるも撮りそこない(>_<)、チュンムドンシジャン(忠武洞市場)冷やかし、衣類マーケットでビキニフリーフ(6枚万八千ウォン--これはちょっと高すぎだった(>_<))買って10時に宿に戻る。
今日は夕方にソウルのききさんと、ヨンドサン公園で落ち合う事になっている。いつも訪韓するたび、ソウルで会って、インサドンの「東村」で美味しいトンドン酒飲むのを恒例としているのだが、今回は事情(>_<)により、Morris.がソウルに行くかどうかはっきりしなくて、というか、どうも行けない公算大、ということで、業を煮やした(^_^;)ききさんが、休みを利用して、Morris.に会いに釜山まで来るということになったのだ。ききさんといえば、去年釜山ヨンド大橋祝祭でデジカメ壊されて、途方に暮れてたMorris.に救いの手(予備の富士ファインピクス提供)を差し伸べてくれた恩義があるので、今回はお礼におごらねば、と思ってたのに、交通費とホテル代まで出させることになって、ちょっと心苦しくもある。でも、今回は会えないと思ってたのに、会えることになったのは嬉しい。
有線i-netチャンネルでユンジョンチャン司会の歌謡番組見てたら、途中、明日24日の夜サチョン市の海水浴場で歌謡ショーが開かれると出てた。これは時間が合えば行ってみたい気もする。
2時過ぎに部屋を出て、しつこくトルゴレでスンドゥブ(^_^)
その後ロッテ百貨店冷やかしついでに屋上に登る。ここはなかなか見晴らしが良いが、ガラス塀になってるのがいまいち。警備員が寄ってきて「ここでギターなんか弾くのは禁止なんだけど、外国人はおめこぼしする」と言ってくれた(^_^;)ので、しばらくチャンユンジョンナンバーを一通りやる。
4時半にヨンドサン公園釜山タワー前のベンチで歌いながらききさんを待つ。
5時過ぎにききさん登場。KTXの特室でやってきたとのこと(@_@) さっそくケンメクチュで乾杯。
チャンユンジョンの新曲「オルレ」の入った新アルバム買って、元山麺屋でムルレンミョン。ここでききさん持参のノートパソコンでアルバムをmap3に変換してもらう。でも拡張子が違うので、一旦宿に戻りチェック、やっぱりmp3でないと駄目みたいなのでやり直してもらう。
そのあとチャガルチから共同魚市場方面ぶらついて、ナムポドンうろつく。途中あちこちで猫に遭遇。Morris.@Catographeモード全開のMorris.だった。
そして今日のハイライトは、可愛いカムサンのいるホルモン屋での晩餐会。アジュマもご機嫌で飲んで食って歌っての大騒ぎ。もちろんカムサンも撮りまくり。最後はいやがるカムサンをアジュマが捕まえて強引に記念撮影(^_^;)。ああ、楽しかった。
その後は、コンビニでメクチュとマッコリ買って、宿で歓談。ききさんは零時前に中央洞の宿所にもどっていった。
今日の歩数は11954歩。



氷詰め作業 

朝の路面市場 

同じく 

老鴎 

雲のかかるヨンド 

港湾工事 

チャガルチ市場屋上 

決死の鳥瞰撮影 

同じく 

同じく 

今日の釜山港 

朝から酒宴かい(^_^;) 

チャンオ釣り針装着準備 

準備完了 

海洋警察艇 

共同魚市場方面から 

すごい密集度 

心ひかれる商店 

猫のいるコルモッキル(逃げられた(>_<)) 

コルモッキル 

同じく 

忠武洞市場 

ポクソンア(桃) 

ハラボジのいるコルモッキル 

トラジ(桔梗) 

韓国正統派クラッカー「チャム」 

行ってみようかな? 

黒猫発見 

名前は「カムシギ」 

ゴロニャン 

ロッテ百貨店屋上 

同じく 

ヨンドはまだ雲をかぶっている 

今日の雲は素晴らしい 

同じく 

同じく 

郵便局車 

ムグンファ(木槿) 

釜山タワー 

メミ(蝉) 

元山麺屋のムルレンミョン 

ききさん 

仮死状態サンシギ 

猫小路 

ラッシュ状態 

エサくれよー 

ユンジョンアルバムをmp3化するききさん 

チャガルチ黒猫 

名前はチナ 

子猫も 

「独島はわが領土」と書いてある 

お待たせカムサン 

男前 

可愛い賢いおとなしい 

ヤンコプチャン、ホルモン 

かわいいカムサン 

同じく 

歌も出る 

いやがるカムサンと強引に記念写真(^_^;) 

部屋で懇親会(^_^;) 
2010/07/24(土)●昼はクルーズ 夜は歌謡祭● 10日目

7時起床。
今朝の血圧は190/101/88。
10時半に中央洞のホテルでききさんと待ち合わせなので、それまでに昨日の日記を編集。画像88もあるのでそれだけでも大変。その分、記事は省略気味になった(^_^;)
ロビーでききさんと落ち合う。今日のプランはききさんがすべて段取りつけてくれてた。
まず、ソミョンに出て朝食のテジクッパブ。ここでは以前は「ポハンクッパブ」で問題なかったのだが、去年イマイチだったから、ちょっと迷ったが一番手前のプジョンシクタンに入る。入口に猫がいたためここに決めた、ともいう(^_^;)
でもここのテジクッパブ5千ウォンは文句なく美味しかった。
そのあと地下街を歩いてプジョン市場に出て、しばらく市場ひやかして、KR(国鉄)プジョン駅12時半発のムグンファ号でヘウンデの次の駅ソンジョンに向かう。ヘウンデからソンジョンまでは海岸沿いに線路が走っていて眺めが良いとのこと。元々鉄道マニアのききさんだけに、こういうところは詳しい。
チケット2千5百ウォン。ききさんが自販機でカードで購入。自販機はカードしか使えない由。地下鉄よりちょっと高いが、地下鉄は景色が見えないから面白みに欠ける。
ちょっと遅れて1時過ぎにソンジョン到着。海水浴場は小規模だが、駅のすぐ南が海水浴場というのは便利そう。神戸の須磨駅みたいなものである。その後はヘウンデで遊覧船に乗ることになっている(^_^;) タクシーでヘウンデへ。Morris.なら絶対、バス使うところだけどききさんはそういうことには頓着しない。6千ウォンほどだったと思う。遊覧船は五六島まで行ってまたヘウンデに戻るのと、ヘウンデからチャガルチ(ロッテ百貨店横)の二つがあるが、せっかくだからチャガルチ行きにすることにした。料金は一人万8千ウォン(@_@) これもMorris.は普段でもまず乗らないと思う。特に今回は完全な金欠状態だから、なおさらのことで、これはすべてききさんに出してもらった。出航まで時間があるので海岸をふらふら歩き、コンビニで缶ビール買って飲む。
客は30人くらいで割とゆったりしてる。コースは、ミポ船着場から、広安大橋方面のウンチョン船着場に寄って、五六島を過ぎ、ヨンドのテジョンデ(太宗台)あたりをゆっくり周り、松島海水浴場から、南港大橋をくぐって、例の灯台のあいだを抜けて釜山港に入り、チャガルチを海から見物してロッテ百貨店横の船着場到着ということになる。地図で見るとそれほどの距離でもないし、1時間ちょっとで済むかと思ったが、結構あちこちで迂回したりして、ほとんど2時間かかってしまった。たしかにこれならクルーズと言えなくもない。船好きのMorris.は何とも無いどころかいくら乗ってても飽きないのだが、ききさんは、1時間過ぎた頃からすっかり飽きてしまったようだった(^_^;) こればかりは途中で降りられないもんんね。
いつもフェリーで見る五六島だけど、これだけ近くに寄るのは初めてだったので、ちょっと興奮してたかな。それにここらへんの海上は船だらけだから、それ見るだけでも飽きない。Morris.らを含めてほとんどの客は見晴らしの良い二階のデッキの椅子に座ってたんだけど、一階の船尾やドアから覗くとほとんど、水面に近い位置からの低いアングルで海を望むことができて、フェリーとはひと味違う景色が楽しめる。特に波の動きが面白くて、海面を広く使った構図はなかなか面白いのが撮れたのではないかと自画自賛。
ロッテ横の船着場到着が四時過ぎだったので、地下鉄で釜山駅に出て、駅西のテキサスタウンへ。ここはロシア人と中国人が多くて、中華街とロシア街が大まかな区分けで共存している。これまで何度か来てて、たいてい閑散としてるのだが、今日はナンボドンに勝るとも劣らないぎわいぶり。これは釜山港にアメリカのジョージ・ワシントン号が停泊して明日出航のため、船員たちが最後の酒と買い物に一斉にやってきたためらしい。いずれにしても賑わってるのはいいことだ。ロシア語やら、英語やら、不明な言葉が入り混じって飛び交うのもなかなかいい感じである。
屋台で、ビールと唐揚げ頼む。当然のごとくここでもミニギター出して、断ってから「チャムカンマン」歌ったらアジュマがえらく喜んで、一緒に歌ってくれたので、後何曲か歌う。
ききさんの帰りの時刻が迫ったので、中華街の「三生園」に行き、この前と同じ白いスープと揚げパン、肉まんを頼む。女主人はいなくて、若いアジョシはいまいち愛想よくなかったが、スープ(豆漿 トゥチャン)、揚げパン(油條 ヨゥティァオ)は美味しかった。もちろん肉まん(包子 パォヅ)もね。一人前ずつを二人で分けたから、七千ウォンですんだ(^_^)
ききさんは6時のKTXで帰ることになり、釜山駅で別れを告げる。今回の釜山一泊で、交通費、宿泊費だけでも20万ウォン、それに船、タクシー、ホルモン代などほとんど負担してもらったから、トータルMorris.にとっては怖いくらいの金額を使わせてしまったことになる。
去年に引き続き、ききさんにはお世話になりっぱなしということになった。感謝ハムニダアm(__)m
去年工事してた釜山駅前広場はガラス製照明モニュメントみたいなものができてたが、昼間見ても何の面白みもない。
Morris.は地下鉄ササン駅に出て、西部バスターミナルから、今夜8時から歌謡ショーがあるというサチョン市に向かうことにした。釜山-サチョンのバス票は7千3百ウォン。6時45分のバスに乗ることができた。昨日観光案内所で聞いたら一時間くらいと行ってたから楽勝で間に合うと思ったのだが、思ったより時間がかかる。途中空が真っ暗になり、山の方では稲光、ときには見事な(>_<)稲妻が走って、綺麗ではあるけど、もしも雨になっったらどうしようと気が気でなかった。
サチョンに着いたのが8時10分前。急いでタクシーに乗って会場に急がねば、と降りようとしたら、運転技士が、ここじゃないと制止する。乗るときに今夜ナミルデ(南日台?)海水浴場で開かれる歌謡ショーを見に行くと話してたから、良かった。海水浴場へは終点のサムチョンポ(三千浦)で降りなくてはならないらしい。結局サチョンから30分近くかかってサムチョンポ到着だったから、あのままサチョンで降りてたら、エラいことになってたに違いない。ほっ(^_^;)
ともかくも、タクシーで会場へ。3千5百ウォンだった。すでにショーは始まっていて、当然砂浜はぎっしりの見物客で足の踏み場も無いくらいだった(>_<)。
何とか中央のTVカメラの後ろ脇に三脚立てて、舞台中央部分を撮影できる場所を確保。Morris.のデジカメは10倍望遠だが、いっぱいにしても全身くらいで、クローズアップは無理な位置だが、これより前にはいけそうにないし、無理して行っても三脚使うのは顰蹙ものだろう。
歌ってる男性歌手に何となく見覚えある、と思ったら「ポギハジマ」のシンソンウだった。ちょっとびっくり。この曲は結構好きでアルバム買ったくらいだもんな。
そのあと数人知らない歌手が歌った後、聴き覚えのあるイントロに乗って何とチョンスラ登場(@_@)。曲は「ファンヒ 歓喜」である。いやあ懐かしいぞ。観客からも黄色い声が飛んでた。新曲歌って帰ろうとしたらアンコールで「ああ、大韓民国」(^_^)これで完全に会場は爆発状態。
また数人歌ってから、舞台にスモークが焚かれて、その中からお馴染みの「ペミダ〜〜〜!!」の歌声が\(^o^)/ Morris.お待ちかねのキムヘヨン嬢の登場である。昨日i-netで、この催しを知って即やってくる気になったのは、出演者の中に彼女の名前を見つけたからに他ならない(^_^;) 本当に生ヘヨンは久しぶりである。10年ぶり以上ではなかろうか。その間、育ての親でマネージャーも兼ねてた、TOP-MUSICのソパンソク社長とは何回か会って、新アルバムなどもらったりはしてたが、やっぱりヘヨン嬢のステージを生で見たかったもんね。一曲目の「チャマジュセヨ」は、初期のアルバムに入ってて、当時は全然ヒットしなかったのが、数年前から突然大人気曲になったもので、今やキムヘヨン=ペミダ〜〜である。当然それを知り尽くしての演出だが、2曲目新曲の「ソムンナンサラム」歌った後、客席からリクエスト募って、次々にアカペラでサビを歌うというサービスぶり。最後はヒット曲メドレー。もちろん大ヒットの「ユリグドゥ」「エップンヨウ」「トヨイルパメ」「ユイルハンサラム」そしてMorris.らを虜にした最初のウルトラメガヒット「ソウル大田大邱釜山」である。もちろんそれまで三脚でデジカメ撮りまくりだし、このステージも最後までゆっくり聴きたかったけど、急いで三脚しまって、人ごみかき分けて会場の裏手に走る。舞台から降りるヘヨン嬢に挨拶するためだ。
予想通り、舞台袖口はスターを近くで一目見ようという野次馬で埋まってたけど、そこは根性の見せどころ(^_^;) 大声で「ヘヨンシー!! イルボネモリスエヨォーッ!!」と、叫んだら、すぐ注目して、ヘヨン嬢の目が点になってた(^_^;) そりゃそうだろ、10年ぶりに、日本のファンが、こんなところにやって来てるなんて想像もつかなかったにちがいない。ソウルとか、釜山とか、まだしも木浦くらいなら、観光で来てるかもしれないが、この片田舎の小さな海水浴場というシチュエーションは、やり過ぎといえるかもしれない。ともかくも大喜びで、楽屋(楽屋というよりテントだけど)に呼び入れてくれた。こういう催しだから、出演者は、自分のステージだけ済ましたら大急ぎで次の会場なり、クラブに移動するわけだが、ちょうどそこには、次の出番控えたヒョンスクがいた(^_^) 思わず挨拶して、5年前の東京ノレチャランのことを話したら、すぐ思い出してくれた。そしてMorris.が今「ポジャンマチャ」を十八番にしてると言ったら大笑い(あのお馴染みの笑顔ね)してくれた。その横にはパクチュヒがいて(^_^;) でも、もう挨拶する時間がなかった。取り急ぎ、ヘヨン嬢との2ショット撮影すまして、新しいマネージャーに名刺渡して、ソパンソク社長によろしくと言付ける。
今日の目的は、これで十二分に果たしたわけで、あとはまた客席に戻り、ヒョンスク、パクチュヒ、ウヨニのステージを楽しみながら撮影。そしてトリは何とナムジン御大の登場(@_@) これも知らなかったのでびっくりした。例によってオーバーアクションで歌いまくり、ユンジョンちゃんとのデュエット曲「タンシニチョワ」も一人で歌ってくれた。
今日の舞台の模様は8月2日11時からI-netで放映するとのこと。それまでこちらにいたら見られるんだけど(^_^;)どうだろう?
全部終了したのが11時半。もちろん釜山に戻れるわけもなく、今夜は泊まりと覚悟してきたのだが、民泊は満室。近くの旅館は4万ウォン以上するというので、ちょっと困ってしまった。ひさびさの野宿かな。この時期ならべつにどうってことないよな、と思ってるうちに、民泊前でカラオケ大会が始まった(^_^)。これはしばらく楽しめそう。みんな、先ほどの歌謡ショーの熱気冷めやらずで、やたら盛り上がってる。当然黙ってるMorris.じゃないよね(^_^;) はい、この前のフェリーでの人気もう一度という感じで「ジニ」を歌ったさ。まあまあのウケだったかな(^_^;) でもここでは「シントブリ」あたりが良かったかもしれない。
そのカラオケも1時過ぎに終了。これから後は明日の日記に回すことにしよう(^_^;)
今日の歩数は7096歩。


ききさんの宿舎へ 

今朝の空 

ソミョンのプジョンクッパバブ

迫力のスープ 

猫じゃ(^_^) 

同じく 

満足のテジクッパブ 

プジョン市場二階から外へ 

国鉄ムグンファ号 

運転席 

この受話器は良い(^_^) 

ソンジョン(松亭)駅 

ソンジョン海水浴場 

海雲台からチャガルチの遊覧船案内

遊覧船現物 

リゾートアパート群 

出航 

ビールのCM飛行船(ラジコン) 

遠くに霞むオリュクト(五六島) 

どこでもミニギター(^_^;) 

航跡 

可愛い姉弟 

ヨット 

岸壁 

五六島シリーズその1 

その2 

その3 

その4 

岸壁と別の遊覧船 

ローアングルシリーズその1 

その2 

その3 

その4 

テグッキ(太極旗) 

白灯台 

赤灯台 

ヨンドの造船所 

Morris.の休憩場所 

ヨンドおおはしの橋脚 

到着場所からヨンド方面 

テキサスタウン 

ここでメクチュ飲む 

どこでもミニギターその2 

テキサスタウンのコルモッキル 

三生園ふたたび 

例の厨房 

ヨウティァオ(油條)とトウチャン(豆漿) 

もちろんパオズ(包子)も(^_^) 

中国&ロシア 

釜山駅広場 

サチョンへのバス票 

すでに歌謡ショーは燃えてた 

「ポギハジマ」のソンジンウ 

司会のお二人(^_^;) 

「カスバエヨイン」のユンフェサン 

観客 

男性歌手(^_^;) 

女性歌手 

「ファンヒ」のチョンスラ

同じく 

アンコールで「ああ大韓民国」 

海上にはライトアップした遊覧船も 

ギター弾き語りのオムジエ

女性歌手チェヒ 

観客 

「サランエパチュル」のキムヨンイム 

司会者とパクチュヒ

「パイパイヤ」のソミン

観客 

「ペミダ!」でキムヘヨン登場\(^o^)/ 

コールアンドレスポンス 

スモークも派手に 

相変わらず色っぽい 

悩殺ポーズ 

おしまいはヒット曲メドレー 

久々の再会で2ショット 

これから別の会場に移動
 

パクチュヒ、ヒョンスク、キムヘヨン
 

ヒョンスクとももっと話したかった 

新曲歌うヒョンスク 

「ウォルハスモックムトイル 月火水木金土日」
 

「チャギヤ」のパクチュヒ 

ダンストロットならN0.1 

「ウヨンニ」のウヨニ 

「ニムワハンケ」のナムジン
 

トゥンジ」はノリノリ 

フィナーレ 

舞台撤収 

民泊前でカラオケ大会 

踊るしかない(^_^;) 
2010/07/25(日)●ちょっとお疲れ(^_^;)● 11日目

8時起床。
今朝の血圧は175/96/85。
昨夜はカラオケ終わってから、しばらく海岸を散策して、売店前で缶ビール飲みながらミニギター弾いて、カップ麺を夜食にして、3時過ぎまで粘ったけど、売店もそろそろ店じまい。店のアジョシがチムシルバンに行けばと言ってくれた。おいおいそんなのが近くにあったのかい(^_^;)と場所を聞いたら、つい目の前の看板を指さした。なんてこったい。これなら、カラオケの後すぐに行くんだった(^_^;)。
実はMorris.はこれまでチムシルバンは行ったことがない。もともと温泉や風呂にはほとんど関心がないし、今回はただ仮寝するだけだもんね。8千ウォンで、泊まれると思えばたしかにリーズナブルではある。
この時間だから風呂場は無人。床には老若男女いり混じって雑魚寝してた。Morris.も早々に寝る。
さすがに昨日一昨日と、遊びとはいえ、かなりのハードスケジュールだったので(^_^;)、相当疲れている。
今日は早めに宿に戻って休養しよう。と、思いながら、やっぱりせっかくサンチョンポに初めて来たのだから、一通り歩きまわっておこう。
わざと道を迷いながら、小さな漁港を覗いて、中央市場から、バスターミナルにたどり着いたのが10時過ぎ。駅近くでキムパ買って10時半のバスに乗る。
ササンに着いたのがちょうど12時。やっぱり1時間半はかかるようだ。宿に着いたらちょうど1時で、チョングクノレチャラン終わりかけてた。
シャワー浴びて髭剃って、とりあえず昨日のデジカメ画像の整理。何と一日で300枚以上撮ってる。初めての釜山港遊覧船と、歌謡ショーが重なったからとはいえ、これはちょっと撮りすぎだと思う(^_^;)。
日記用にセレクトしたのが90点(^_^;)、拡大画像も19個と109もの画像整理だけでかなりの時間がかかってしまう。
2時くらいから3時間ほどかけてやっとこ昨日の日記アップ。
TVつけたらKBS「開かれた音楽祭」、今日は中国瀋陽での特別編で、ちょうどチュヒョンミが、自分のヒット曲メドレーのあと、またもチョヨンピルの「チング」を歌う。この前のも良かったが、今日のも素晴らしかった。3番は中国語で歌いこれがまた新鮮で良かった。
最後はイミジャが、自分の曲と懐メロ交互に披露。これまた素晴らしかった。
7時半に宿を出て、「本家カルビ」のカルビタン7千ウォン。ここは釜山に来るたび一回は入ることにしている。アジョシが覚えていて挨拶してくれた。
その後チャガルチ広場へ行ってミニギター弾き始めたら雨が降ってきたのでギター直していたら、ちょっと酔ったハラボジがやって来て、しきりに、日本の歌を歌えという。いくらミニギターでも、モロに雨に濡れてはかなわない。屋根付きのステージに行っても良かったが、とりあえず「蘇州夜曲」をアカペラで歌う。リクエストで「ここに幸あり」も、うろ覚えで歌う。しかしやっぱり今日は疲れてもいるので、このへんでお開き。
今日の日記を打ちながら「コンサート8090」を見る。イジョンソンが余裕のギターワークと歌を披露してくれてる。
今日の歩数は1064歩。


ナミルデ海水浴場夜景 

この小型の蝉は日本では見たことがない 

すでに3時半(^_^;) 

Morris.の夜食 

チムシルバン 

似合わんな(>_<) 

祭りの跡の… 

雑魚寝 

この風車が]ランドマーク 

近所風景 

同じく 

同じく 

かなり田舎 

烏瓜の花 

坂道も良い(^_^) 

この手の家が多かった 

サムチョンポ港 

シルエット 

サチョン市汚水のマンホール蓋 

サムチョンポバストミノ(ターミナル) 

サムチョンポ-釜山 9千百ウォン 

瀋陽ステージのイミジャ

カルビタン 

店内風景 
2010/07/26(月)●やっぱり海が好き(^_^)● 12日目

7時半起床。
今朝の血圧は217/117/71。
女主人がMorris.の今回の旅の写真を観たいというので、受付部屋にちびくろ2号持ち込んで、とりあえず24日のクルーズ&歌謡ショーの300点以上の画像をスライドショーで流す(^_^;) ついでにミニギターも持ち込んでBGMにトロットメドレー(^_^) 途中別のアジュマもやって来て一緒に見てた。
10時過ぎに部屋を出て、チャガルチから乾物市場経由で、中央洞の釜山銀行で5万円両替。レートは13,54。ともかくも13倍超えてるのはありがたい。これで手持ちの円は5万円になってしまった。いつまで持つかわからないが、帰りのチケットだけは先に買っておくことにしたのだ。
途中「沿岸旅客ターミナル」を冷やかしてみた。チェジュド、コジェド、テマド(対馬)などの航路があって、夏休みは増発もあるらしい。でも、今回はMorris.には手が出ない(^_^;)
6階展望台にも上ってみたが、たいしたことはない。北側に「パンスタークルーズプラザ」と書かれた大きなビルが目についた。ここなら予約やチケット購入も出来るに違いない、と、足を運んだ。3.4.5階をパンスターが占めている。エレベータで3階に上がったら閉めきってある。階段で4階に上がったら、扉に「パンスター事務所は5階に移転しました」の貼り紙が(>_<) で、5階に上がったら、事務所になってるが、ガラス門は閉まってる。インターホンで呼び出したら、女性事務員が中から門を開けてくれたが、予約などは、こちらでは出来ない、国際旅客ターミナルまで行くように、とのこと(>_<) どうやら、パンスターのこのビルの事務所はほとんど機能してないようだ(^_^;) 以前は2隻のフェリーで毎日就航してたのが、いつからか、1隻だけで、週3便になったことからして、かなり厳しい経営状態のように思われる。廃止だけは避けてもらいたいものである。
というわけで、国際ターミナルまで歩き、一年オープンの釜山-大阪往復切符を購入。片道125000ウォン、往復割引で237500ウォン、現在のレートなら\17540。片道9千円しないというのはかなりの安さである。予約は、所持金がいつまで持つかわからないので8月初め頃を仮押さえしておいた。
これですっからかんになっても、何とか帰国はできそうだ。後はいかに節約して滞在期間を伸ばすかということになる。
すでに日記の読者はお察しのことと思うが、今回の訪韓は韓国周遊でなく、釜山滞在に変更である(^_^;) ソウルには行かない(行けない)ことにする。これは、決定事項である(>_<)
ソウルへの未練が無いわけではないが、諸般の事情に鑑みて(^_^;)こうするしかないと思ったのだ。
四十階段方面から、坂道を上り、前から気になりながら、一度も近くまで行ったことのなかったコモドホテルを見物に行くことにした。このホテルは韓国でも珍しい、韓国デザインの建築である。
途中「ウェルビンミルミョン」という店でミルミョン頼む。この店は全メニュー2千5百ウォンである(^_^) ミルミョンは本当は4千ウォンのところを、特別割引とある。他にもいくらかメニューはあるが、客のほとんどがミルミョン頼んでる。もちろんMorris.もミルミョンにしたさ。ミルミョンは前にプジョン市場で一回食べただけだけど、いやあ、ここのミルミョンはとんでもなく美味しかった(@_@) 量もたっぷりで、スープの味付けもばっちりで、Morris.はスープ全部飲んでしまったぞ(^_^;) 「安い美味い」には滅法弱いMorris.だから特にこういう店に出会うと感激してしまう。
必ずもう一度来よう。
コモドホテルは、素晴らしかった。煉瓦の門、漆喰の塀、入り口の石造怪物(ヘテか?)に始まり、重層の屋根と全体のカーブ、細部に到るまで緻密な装飾に覆われて、ソウルの宮城より、Morris.には興味深かった。ロビーも覗いてみたが、なかなかのもので、Morris.はまるで場違いだったので、早々に退散する。
今日はバストレッキング第2弾。適当にやってきた2番バスに乗ったのだが、このバスはかなり広範囲を巡回するコースらしい。終点が「タデポ」となってるので、とりあえず、そこまで行ってみることにした。後で地図でチェックしたら西区のソンドよりさらに西側のサハク(沙下区)の南端が終点だった。タデポは「多大浦」と書くらしい。漁港、魚市場、海水浴場と揃っているようなので、まずは漁港方面を散策。チャガルチとはまた違った雰囲気の、魚市場である。インチョンの魚市場に似てる気がした。途中椅子があったので、軽くミニギター練習。その後海水浴場方面に向かった。つもりだったが、方向音痴のMorris.はまるで逆方向に向かってたようだ。途中小さな町工場がいくつかあったし、可愛いトラ猫にも出会えたし、天幕下で飲んでるアジョシから、何か歌ってくれと呼ばれて30分ほど歌って、記念写真撮ったりと、楽しめたから間違えて良かったかもしれない(^_^;)
その後、教えてもらった海水浴場方向に舵を変えて歩く。途中の入江に長い木の桟橋が海に向かって伸びていた。これを見逃すMorris.ではないよね(^_^)。歩いていって一番先の鈎型に曲がった先端に座り込んで、持参のマッコリ(サルタク)を開ける。あぐらかいて、ミニギター。昨日は一滴も飲んでないから、美味しいこと。すっかりいい気分になったところに、若い大学生のカップルがやってきた。すぐそばの高層アパートに住んでるキムテヨン君とチェハンナちゃんで、ふたりとも24歳。一度九州に行ったことがあるそうで、少しだけ日本語も話せる。せっかくだから一緒に歌おうと、歌ファイルから選んでもらい、キムヒョンシクの「ネサラんネギョテ」を一緒に歌う。他にも数曲歌って、いろいろ話もできたし、三脚で記念写真も撮影した。テヨン君はすでに兵役終えてるとのこと。どうみても、兵隊やってたとは思えない顔立ちだったので、ちょっとびっくり。
メールアドレス交換して、連絡を約束して別れを告げる。
マッコリ無くなったのをしおにMorris.も桟橋を戻り、海水浴場へ。
ソンジョン、ヘウンデ、ナミルデに続いて4つ目の海水浴場だけど、このタデポ海水浴場が一番こじんまりしてるようだ。平日だから人が少ないせいでそう見えるのかもしれない。
入江の橋に木製の遊歩道があって、岩場まで行けるようになってた。なかなか楽しいロケーションである。
そして、海の夕景が素晴らしかったし、何より変化に富んだ雲のステージに魅せられてしまった。
8時過ぎに、96番バス、11番バス乗り継いで、少し北側にあるチャムリム市場で下車。中規模の市場で、釜山に多い、屋根付きの素朴な市場は好感度大だった。でも、結局夕食はキムパチョングッでトンカス4千ウォンですました。
11番バスでチャガルチに戻り(このバスも結構使えそう)、10時からKBSの「歌謡舞台」見て、日記の編集始めたが、途中で眠くなって中断。
今日の歩数は15047歩。



宿の受付でしばしくつろぐ 

チャガルチ釣竿屋 

今朝の釜山港 

乾物市場裏側 

いりこの出荷 

乾物市場コルモッキル 

シルチャムジャリ(糸蜻蛉)
 

ロッテ百貨店東側 

沿岸旅客ターミナル 

時刻表 

パンスタクルーズプラザ 

四十階段付近 

ウェルビンミルミョン 

4千ウォンを2千5百ウォンに割引(^_^)
 

えでや??? 

コモドホテル 

同じく 

入り口照明 

ロビー 

ヘテかな? 

大きな釣鐘も 

この煙突も素敵 

煉瓦門の装飾の象 

漆喰の塀もシック(^_^;) 

このカーブがミソ 

細部まで装飾が 

一番端っこ 

ちょっと離れたところから 

タデポ(多大浦)漁港 

20人係で底引き網の準備
 

小売市場 

漁港でミニギター 

町工場も好き(^_^) 

同じく 

同じく 

同じく

トラ猫発見 

名前はナビ(^_^;) 

宴会の賑やかし 

トッキ(兎) 

Morris.好みの桟橋 

桟橋から海藻を 

ここは新しいサンクチュアリ(^_^) 

今日の課題曲「男という理由で」 

近所のカップルと 

お幸せに(^_^;) 

しかし、この桟橋は良い 

ピヌッパンウル(シャボン玉)
 

タデポ海水浴場 

ペランイコッ(撫子) 

遊歩道で行ける岩場 

鳥のような雲 

そろそろ潮時(^_^;) 

裏側の入江 

ピンチャックテープ売り 

チャムリム市場 

同じく 
2010/07/27(火)●早朝魚市場● 13日目

午後2時半起床(@_@)
今朝の血圧は200/109/85。
昨夜はデジカメ画像の整理しようとして12時前に寝てしまったのだが、午前1時半に目をさめました。そして、そのまま日記作業続けて編集し終えてアップしたら、もう4時前。もう一度寝直そうとしたのだが、ふと、この時間なら早朝の魚市場見学ができるのではないかと思い立ち、さっさとシャワー浴びて、ギター無し、三脚持参で部屋を出る。
チャガルチ付近の店もすでに半分くらいは起きだして、魚並べたり、貝殻を向いたりしてた。でもチャガルチビルの中はほとんどが閉まってる。アジュマに訊いたら、今日はビルは休日だとのこと。共同魚市場は休みではないそうだが、朝市は5時からだから、まだ早過ぎると言われた(^_^;)
路面市場もほとんど人がいない。そのまま海岸沿いを歩く。空には朧月がかかっている。たしか満月のはずだ。
三脚を持って来て良かった。この暗さだとかなりのスローシャッターになる。三脚にデジカメ固定して、2秒のセルフタイマーモードで撮れば、暗い海に浮かんでいる船もそれなりに撮影出来ている(^_^)
ちょっと時間があるので、チュンム市場方面を流す。ここも半分くらいの店が稼働始めていた。乾物屋の店先に黒猫発見。これは繋がれていなかったが、三脚撮影に成功(^_^) 名前を訊いたら「ナビ」だと(^_^;) 「ナビ」は韓国語で蝶々のことだが、子猫一般も「ナビ」と呼ぶことが多い。いうなれば「キティちゃん」みたいな愛称ということになる。
そろそろと、共同市場方面に向かう。だんだん空が明るくなってきて、ちょっと幻想的に空が変化を始めた。ついつい三脚で撮りまくる。これが面白くて、つい市場のことを忘れそうになった(^_^;)。
5時過ぎに共同市場到着。フロアにはトロ箱が一面に並べられている。手前の一帯はすべてコドゥンオ(鯖)のようだ。遠方から三脚で望遠いっぱいにして撮る。でもやっぱり係員がやってきて、撮影禁止だという。その後は、半ば隠し撮りみたいなことになったが、それでも雰囲気は掴めてると思う。
今朝の市はほとんど冷凍もので、漁船からコンベアでフロアに運ばれ、低温冷凍されたトロ箱からは水蒸気が立ち昇ってあたりをスモーク状態にしていた。
しばらく岸縁に座って作業を眺める。6時丁度に一画でセリが始まった。これもこっそり撮ったが、思ったよりあっけなく、15分くらいで終了。冷凍物だけに、それほど息詰まるやりとりは必要ないのだろう。
6時半に共同市場から引きあげる。途中数匹の猫に出会うも、なかなか撮影できない。白ブチの一匹だけ何とか撮影できた。
チャガルチ方面に戻ったら、一隻の小さな漁船が、獲ったばかりの生きの良い魚を水揚げしていた。やっぱり魚は生きてるのが面白い(^_^;)
今回の旅ではほとんど早起きすることなく、午前中は日記作業で潰すことが多かっただけに、今朝の早朝散策は快挙(^_^;)である。マッコリ買って、海岸で一人祝杯を挙げる。半分ほど飲んで宿に戻ったのが8時前。
撮りたてのデジカメ画像をちびくろ2号に入れて、見直しながらマッコリを空ける。結局そのまま寝入ってしまい。目が覚めたのが、午後2時半だったというわけ(^_^;)
シャワー浴びて、3時半くらいに部屋を出て、遅い昼飯はトルゴレのスンドゥブ(^_^)。
これからどうしようか、とりあえず地下に潜って、ハナロカード、2万ウォン分一気に充電する。これからのバストレッキングのためでもある。
乾物市場北側の観光案内所がリニューアルしてえらく立派になってたので、ちょっと覗いてみる。巨大画面の観光案内が設置されて、航空写真をタッチパネルで操作できる。PCも三台(英語、日本語、中国語に特化)あって、これもかなり大型画面で、このMorris.日乘を見たら、拡大写真でも画面の1/3くらいだった(^_^;)
確かに綺麗だし、広いし、金もかけてるみたいだけど、慶尚道全体の地図すら置いてない。あくまで「釜山市の」観光案内ということなんだろうけど、ちょっと物足りない。
もう5時過ぎてる。今夜は8時からKBS2ラジオの「チュヒョンミロブレトペギルチャンチ(百日祝祭))」を聴かなくてはならないから、あまり時間の余裕が無い。とりあえず、バスに乗ることにした。やってきたのが30番バス。行き先はテジョンデ(太宗台)つまりヨンドの南端である。ちょっと遠いけど、行って引き返すだけでもいいや、と、乗り込む。
ヨンドは釜山に来たら必ず足を運ぶ場所だが、Morris.の場合、北側の造船所のある一画に地域特定(^_^;)してて、それより南は、これまでに2,3度行っただけだ。テジョンデも一回行ったはずだけど、ほとんど記憶にない。
途中には割と大きな市場もあったし、またゆっくりヨンド巡りもやろう。
テジョンデに着いたのが6時前で、7時過ぎには帰りのバスに乗らねばならないから、1時間あるかないかである。坂道を下りて観光船乗り場まで行ったが、ここは見晴らしがいまいちだったのでまた上って下りて砂利浜の入江に出る。数人が釣りをやってた。ここでちょこっとだけ歌ってたらもう時間になったので、あわてて引き返す。
30番バスでナムポドンに戻り、農協でマッコリとえびせんと電池(16本7千7百ウォン)買って宿に戻ったのが8時5分。ギリギリセーフである。
さっそくちびくろ2号でラジオを聴く。
最初からお祭りムードで、何とゲストにヒョンチョルが来てる(@_@).テジナを始めとして多数の歌手からのお祝いメッセージを挟みながら、選抜された5人のファンによる、チュヒョンミナンバーノレチャラン。ああ、Morris.もできる事なら、これに出場したかったな。元気で、ソウルにいたらきっと応募して、駄目でも何とか放送見学とかいった形で参加できたかもしれない、と思うと、残念である。
ノレチャランもカラオケでなく、コンポ形式のバック演奏というのも良いなあ。ヒョンチョルが「I love you」をコミカルに歌った後は、ほとんど宴会モード(^_^;) チュヒョンミが歌ってる時も手拍子のうるさい事(^_^;) 5人の出場者はさすがにみんな上手かった。
前後半ほぼ2時間ぶっ通しのお祝い番組だったが、後半に「オルレ」をバックにチャンユンジョンからのお祝いメッセージが流され、チュヒョンミも「可愛くて人気抜群のユンジョンちゃんからのメッセージありがとう」などとコメントしてたが、ユンジョンちゃんが「オモナ」で爆発的ヒットデビューした当時は、かなり批判的発言もしてたチュヒョンミだけに、感慨深いものがあった。
それにしても楽しい2時間だった。ちょっと刺激されたMorris.は、今夜は手持ちの楽譜にあるチュヒョンミナンバーすべて歌うぞと、マッコリ持参でチャガルチ広場に向かう。幸い街灯下ベンチは空いてた。
「雨降る永東橋」を皮切りに「イテウォン恋歌」「泣きながら後悔」「涙のブルース」「片思い」「Love letter」「ちょっと待って」「また逢いましたね」「新沙洞の人」と9曲歌ったところでネタ切れ(>_<) もう少しレパートリーを増やさねば。特に数年前のラテン調ナンバー「サランハンダ」はぜひマスターしたい。楽譜の載ってる歌本を探そう……などと思ってたら、30代のカップルがやってきて、何か歌ってくれという。それよりMorris.が伴奏するから好きな歌を選ぶように言ったら、またまたキムヒョンシクの「ネサランネギョテ」だった(^_^;) はじめ旦那が歌おうとしたのだが、ほとんど駄目で奥さんが代わりに歌う。そのまま、奥さんの好きなシムスボンナンバーやら、何やかやで11時半まで一緒に歌ってお開き。
今日の歩数は9548歩。


午前4時のチャガルチ 

同じく 

同じく 

ヌタウナギ専門店 

チャガルチビルは休日 

満月 

でもおぼろ月 

屋台酒場 

同じく 

刺身屋

ぼぎぼち店開き 

同じく 

チャガルチ西側 

黒猫発見 

名前はナビ(^_^;) 

瓦礫前の青空市 

夜明け間近の釜山タワー方面 

東側 

釜山タワー 

シルエットシリーズその1
 

その2 

その3 

朝日が! 

穏やかなオレンジ色の空 

共同魚市場 

これは全部コドゥンオ(鯖) 

同じく 

冷凍魚のバラシはアジュマの出番 

低温の氷が煙っている 

それほど混み合ってない 

トロ箱配達 

ちょっと一服

ベ ルトコンベアで搬入 

セリ市は6時から 

荷卸してまた漁に出る漁船 

すっかり夜明け 

猫ぢゃ(^_^) 

トロ箱方面へ 

落書船(^_^;) 

鮮魚の水揚げ 

野菜市場 

リニューアルした観光案内所 

PCも英語、日本語、中国語の3台用意 

チャグィナム(合歓)の花 

やっと海が 

大粒の砂利浜 

堆積岩の節理 

地味な夕景 

鳥名不明 

高台から北側の海を 

コルモッキル 
2010/07/28(水)●釜山市庁舎視察(^_^;)● 14日目

6時半起床。
今朝の血圧は201/112/74。
朝から大雨である(>_<)
今日も受付部屋で女主人に昨日の朝市の画像などをちびくろ2号で披露。今日は雨だから、部屋でゆっくりくつろぐように言われたが、そうはいかない。
雨に濡れないところで面白そうなところはないものかと釜山ナビをチェックしてたら釜山市庁の紹介があった。市民にも開放的で、釜山広報コーナーや郵便局、農協、コンビニなども入ってるし、職員食堂は一般も利用可能と書いてある、これは見逃せないな。と、いうことで、地下鉄でソミョンから二つ目の市庁駅に向かう。
7番出口を出たら、重厚な建物があり、さすがだなとデジカメで撮影して入館したら、警備員が飛んできた。何の用かと尋ねるので、市庁の見物だ、と答えたら、ここは市議会の建物で、市庁は隣だと言われた(>_<) 紛らわしいぞ。
市庁は地下鉄駅から直接1階フロアにつながっているようだった。
直線で構成されたデザインで、吹き抜けの部分が多く、前後の出入口もガラスを多用して、明るくオープンな感じ。
時間を見たら11時40分だったので、早めに食事済ましとこうと三階の食堂に行き、食券買おうとしたら、今は職員専用の時間帯で、一般は12時半からだと言われたので、それまで市庁舎視察することにした。
釜山市広報コーナーはあいにく工事中ということで見られなくて、国際交流財団コーナーを見るように言われたが、これは世界各国の姉妹都市からの贈り物や交流(ったって、たんに政治家や役員同士の交流)写真が飾ってあるだけで、こんなの見るだけ損である(^_^;)
ロビーにステージがあって、今日12時半から若者のオーケストラのミニコンサートがあると書いてある。大したことはないだろうけど、とりあえず見物することにした。
椅子席の前に20人くらいの保育園児が座ってる。楽団は「ソヤン ムジゲ トンサン オーケストラ(西陽虹の園交響楽団?)」という名前で、思ったより大規模だ。数えたら37人もいた。
指揮者は40代くらいだが、メンバーはすべて10代20代の若者のようだ。
プログラムは一般観客にも親しみやすい小曲(カルメン序曲、ハンガリー舞曲など)中心で、途中、合唱コーナーがあって、ここで先の保育園児が童謡「故郷の春」などを一緒に歌った。なるほど、そういう演出だったのか(^_^) 演奏はそこそこのもので、メンバー内での優劣の差が大きかったが、前列チェロ隊のリーダーの青年などはなかなか上手かった。なんて、トロット漬けのMorris.が偉そうに言うのもおこがましいが、たまにはこんなライトクラシックを生で聴くのも良いものだ。
演奏終わったのが1時過ぎで、すぐに食堂に行ったら、4つある定食メニューのうち残ってるのは韓定食だけだった。他に洋定食(今日はピラフ)、粉食(今日は冷コンクッス)、プレミアム(今日は豚肉ソテー)があったようだ。
食券(3千5百ウォン)買って、器に自分でよそうビュッフェスタイルで、今日の韓定食のメインはプルコギだった。もちろんキムチやナムルなどのパンチャンとモヤシスープもついてる。先日のチャガルチビル3Fの万金食堂よりは、こちらの方がMorris.向きだと思う。キムチはいまいちだったけどね。
雨止まないので、一旦地下鉄でチャガルチに戻り、近所のシンチョンジ薬局で「補肝丸」という宿酔の薬を買う。去年買ってなかなか良さそうだったから。
そのままチャガルチ広場に行き、雨なので天井(天幕)のあるデッキ風の馴染みの場所でミニギター歌謡ショー。例によって、ここをねぐらにしてるペクス(白手 無職徒弟)のアジョシ数人がたむろしてた。半分くらいは顔なじみなので、別に気にせず歌い続ける。
途中一般人も休憩に来るのだが、このペクスアジョシのひとりが、タバコや小銭や酒などをたかりにいくので、大半は早々に退散する。でも中にはMorris.の歌を聴いたり、一緒に歌ったりする客もいて、ペクスアジョシは彼らにチップを要求したりもしてるようだ(^_^;) チップは一旦Morris.の前に並べられるが、いつの間にか無くなってる(^_^;) 要するにMorris.はエサとして利用されてるわけだが、細かいことは言うまい。途中からはほとんど歌伴中心となってしまった。結局ここで2時間ほどいたことになる。一旦宿に戻る。
inetTV(成人歌謡チャンネル)見てたら6時過ぎだ。夕食に出かけようと外に出たら雨は上がってた。
チュンム洞方面に歩きチュンム交叉路のバス停で西行き58-1バスに乗る。地下鉄1号線沿いにハダンまで行ったが、その先は洛東江を渡り、鎮海市方面の工業団地のアパート巡回しはじめた。えらい失敗である(>_<) やっぱりバストレッキングは夜は避けたほうが無難のようだ。第一夜は景色がほとんど見えない(>_<)もんね。このバスだって昼間なら洛東江だけでも見甲斐あったはず。
とりあえず終点まで行き、同じバスで地下鉄ハダン(下段)駅まで戻る。結構賑やかなところで、ネオン煌々と輝く一帯があったので行ってみると、やたらノレバンが多い。それも普通のノレバンではなく、エロっぽい女性の絵が氾濫している。どうやらここは風俗地域らしい。神戸で言うと福原みたいなものかな。Morris.とはまるで無縁な地域だが、せっかくだから(^_^;)ちょこっとだけ見物する。1時間10万ウォンからとか書いてある。やっぱり普通のノレバンではないな。キャバクラみたいなものだろうか?近くにはラブホテルも林立していた。
路地の子猫シルエットこの歓楽街以外は割と地味な街で、結局また地下鉄でチャガルチに戻る。もう11時過ぎてる(^_^;)
この前ききさんと会ったとき、見かけた野良猫のたむろしてる工事中路地に子猫がいたが、暗くて撮影無理だと思ったが、シルエットで撮ってみる。
いい加減お腹へったけどこの時間になると安い食堂は閉まってしまってるし、どうしようかなとうろつく。ナムポドンのファッション街で閉店してもまだ照明がついてる店の前の石のベンチでミニギター演奏。楽譜が見えるというのが、Morris.にとっての必須事項だもんね。
別に通行人に聴いてもらうというより、昼間のチャガルチ広場での欲求不満(伴奏が多かったので)の解消のつもりで、好きなトロットを勝手に歌ってたら、若い男性が万ウォンくれた(^_^;) ひさびさの水揚げである。ありがたくいただいて、これで、キムパとコギマンドゥとマッコリ買って部屋に戻り、深夜の一人宴会?
結局デジカメ画像整理だけで日記は書けなかった。
今日の歩数は7977歩。


市議会だった(^_^;) 

議員バッジではない 

こちらが市庁舎 

オープンな造り 

2階から吹き抜けの一階を見下ろす 

直線的デザイン 

国際交流財団(つまらん(>_<)) 

韓国人はこれが大好き 

37人編成の若者オーケストラ

保育園児も観覧 

オーケストラバックに「故郷の春」 

定食3千5百をウォン 

ビュッフェ形式 

目一杯よそう(^_^;) 

ペクス(白手)のみなさんと(^_^;)
 

ハダン(下端)の歓楽街? 

「着物美人館」(^_^;) 

「ピンクノレバン」(^_^;) 

今日のヨンド(影島) 

今夜の月(月齢16.3) 

夜のチャガルチ広場 
2010/07/29(木)●やっぱチャガルチ● 15日目

7時半起床。
今朝の血圧は179/115/91。
曇ってるが雨は降ってない(^_^)
昨日の日記編集アップして、11時に部屋を出てチャガルチ詣で。チャガルチビル前に二人のハラボジが「日本語通訳案内」の襷をかけて立っていた。ちょっと話しする。そのうちの一人イチュンハク(李春鶴)さんは79歳とのことだから、やはり日本植民地時代に日本語を身につけた世代である。
例の屋上展望台から、チャガルチ鳥瞰撮影の再挑戦。今日は他に見物客もいたので、2枚だけ撮ったが、この前よりうんと良い出来だと思う(^_^)
その後3Fベランダ式休憩所でミニギターレッスン。ここは誰もいなかったので、練習に徹する。つもりだったが、万金食堂で昼食すましたチャガルチアジョシらがやって来て、一緒に歌うわ、どんどんリクエストされるわでミニライブ状態になってしまった。
その後しばらくここから見下ろす形でデジカメ撮影。これもなかなか面白い構図でついつい夢中になる。
昼食はMorris.にとってはちょっと贅沢な(^_^;)キョンブク食堂で焼き魚定食にしよう。ちょっと迷たと末にチョギ((石首魚 いしもち)に決定。本当はコドゥンオ(鯖)が一番好きなんだけど、鯖は日本でも普通に食べられる。石首魚はなかなか食べる機会が無いし、韓国人はこのチョギを異常に好んでるようだから、一度じっくり味わってみるのもよかろうと思ったのだ。身は鰈と鱈の中間くらいの硬さで、ちょっと淡白だけど食感がいい。充分満足である。食事済まして帰ろうとしたら、店のアジュマがミニギターで一曲だけ歌うように、という(^_^) もちろん喜んでOKしたら、アジュマが客席に向かって「日本から来たお客さんが、ギターで一曲披露しますから、みなさん聴いてください」とアナウンス(^_^;) 何にしようか、ちょっとまよったけど、ユンジョンちゃんの「オモナ」にした。ワンコーラスだけにしておいたけど、まあ好評だった。と思う(^_^;)。ウケ狙いなら「トクトヌンウリタン」の方がインパクトあったと思うけど、この曲はリスクもあるからね。勘定6千ウォンのところ、アジュマが5千ウォンにまけてくれた。千ウォンはチップということかな(^_^;) やっぱりこの店はMorris.と相性が良さそうだ。帰る前にもう一度くらい寄ることにしよう。
曇ってた空もすっかり晴れ上がった。いよいよ夏本番である(^_^) 本当に暑さが苦にならなくなったのは、大きいな(^_^) 
バストレッキングは41番東向きに乗る。終点はミルラクドン(民楽洞)。カンアルリ(広安里)海水浴場方面らしい。今回はやたら海水浴場に足を運んでるが、いかにも夏の旅らしくて良い、ということにしておこう。
海水浴場の一つ先に「トンバンシジャン」という市場があったので、そこで下車。こじんまりした市場だが、なかなか感じが良い。やっぱり市場はビルやアーケードより青空天井の方が雰囲気がある。日よけ雨よけは、カラフルなパラソルで充分だし、この市場のように、天井に目の粗い布を張り巡らすのも風情がある。ここらのコルモッキルも悪くはないのだが、あまりにもまっすぐ直線的で、ちょっと見飽きる。
そのまま海岸方面へ。特設舞台では女性のダンスチームが踊ってた。
ここは海水浴場としてもかなり規模が大きくて、正面に広安大橋があって絵になるロケーションである。
売店で買っておいたマッコリ傾けながら、ミニギター弾き始めたが、ほとんど反応なし(^_^;) それはそれで練習になるから良しとする。マッコリ半分ほどで止めて、83番バスでソミョンにでて、何人かに尋ねて「トンボソジク」という大きな書店へ。ユンジョンちゃんの新曲やチュヒョンミ「サランハンダ」の楽譜の載ってる歌本を探すためだが、どちらも見つからない(>_<) 
でもせっかくだから、他の書棚もいくらか冷やかす。ベストセラー小説に日本の作品が二つ(村上春樹と東野圭吾)入ってた。日本小説のコーナーも、まるまる両面棚占領して200冊くらいはあって、足を止めて物色する客の姿も目についた。
この前の河陽純豆腐食堂に行き、今日はハヤンスンドゥブ頼む.。コチュジャンの入ってない、白いスンドゥブである。店のアジュマがMorris.のこと覚えてくれてて「ヤア モリサカサン イラッシャイ」と声をかけてくれた。ハヤンスンドゥブも美味しかったし、即席ピビンパブもこの前よりうまくいって大満足。これで3千8ウォンはやっぱり値打ちである(^_^)
地下鉄で8時頃宿に戻り、しばらくinet見てから9時にチャガルチ広場、街灯下Morris.指定席へ(^_^)。今日は軽く1時間くらいで切り上げるつもりだったが、10時頃、中年夫婦が隣りに座り、しきりにリクエストする。旦那はかなり出来上がってて、それでも必死に歌おうとする。音程もリズムもめちゃくちゃだけど、これはこれで伴奏の練習になる(^_^;) なかなか解放してくれず、やっと11時前に帰っていった。あと2,3曲歌って帰ろうとしたら、今度は女性一人混じった5人組が、地面に新聞紙広げて宴会始める模様。その中の一人がこれまた完全に出来上がって、伴奏を強要。というか、Morris.が歌い始めると、大声で唱和しようとするのだが、これがまたムチャクチャ(>_<)でほとんど妨害に近い。全く悪気はないのだけどね(^_^;) まあ、これはこれで強化練習になるかもしれない。見かねた他のメンバーが無理矢理彼を引き戻して、Morris.にはメクチュ(麦酒 ビールね)ふるまってくれた(^_^)
女性メンバーはなかなか歌がうまくて「マンナム」から始まって数曲伴奏。こちらはまるで楽だった(^_^)
結局彼らが宴会終えるまで、伴奏と歌で付き合うこになる。帰り際に一人がお礼にと、万ウォン札をMorris.の胸ポケットにねじ込んでくれた(^_^)
ちょうど午前0時である。Morris.もそろそろ店じまいして、チャガルチの西方面のコルモッキルをちょこちょこと撮影して1時前に宿に戻る。
部屋のインターネットケーブルが接続不良で、初日から結構悩まされたが、受付の若い男性(どうやら息子で、現在ヘリムジャンの社長らしい)に頼んでおいたら、2Fのケーブルと交換しておいてくれたらしく、すっかり快調である。これなら最初から頼めば良かった。
今夜は日記作業無しで就寝。今日の歩数は6010歩。


ボランティア日本語通訳 

鳥瞰撮影再挑戦 

これは3F休憩所から 

コウムジャンオ(ヌタウナギ)配達 

トマト売り 

チャガルチアジュマその1 

その2 

その3 

その4 

スバク(西瓜)売り 

小間物屋 

子どもは元気 

3F休憩所 

トミ(鯛)) 

キョンブク食堂は満員 

今日はチョギ(石首魚)焼き定食 

民楽洞トンバン市場 

この天井天幕はいい感じ 

直線的コルモッキル 

「麦飯専門店」好みのキャラ(^_^)
 

特設ダンスステージ 

このアガシに一票(^_^;) 

カンアルリ(広安里)海水浴場 

お約束ね(^_^;) 

ギャルウォッチ(^_^;) 

その2 

車の下にトラ発見 

ソミョン(西面)閉店食堂の雉猫 

同じく 

ベストセラーに日本の小説が 

日本小説コーナー 

河陽食堂のハヤンスンドゥブ 

これはこれで美味しいっ!! 

Morris.御用達300ウォンコーヒー自販機 

夜のチャガルチコルモッキル
 

その2 

その3 

その4 

その5 
2010/07/30(金)●国際市場探検〜影島● 16日目

7時半起床。
今朝の血圧は223/117/78。
11時まで日記作業(^_^;)
女主人にジーンズの洗濯頼む。基本的に洗濯は自分でやるし、ジーンズだって浴槽で足踏み洗濯すればOKなのだが、ジーンズはそのままでは乾きが悪い。以前は屋上の太陽電池群の横に干してたから天気の良い日は一日で乾いたが、今は一階の屋根付き洗濯干し場なので、脱水してないジーンズはいつまでも生乾き状態になる。だから脱水機だけ使わせてもらえばいいのだが、洗濯機が地下のアジュマのところにあって使いづらいので、そのまま洗濯まで頼むことにしたのだ。
11時半に部屋を出て、とりあえずナムポドンに出て、デヨンシネマビルの4F待合室に上がり下の映画通りを撮影。
その後国際市場の2階を巡回することにした。これも釜山ナビに書いてあったのだが、そういえばMorris.は国際市場の2階にはまだ足を運んだことがなかった。
その前に地下の美術商品街も覗いてみる。ここは予想通り、箸にも棒にもかからない「美術品」だらけだったが一軒だけレトロ商品の店があって、シャッター降りてたけど、スケルトンだったので、いくらか撮影することができた。懐かしいCROWNビールやメッコールの瓶、アニメ柄の鞄、文具、昔の学生服などなど… まあ、買う気はないけどね。
そして、2階は、南大門市場の2階を小規模にしたみたいなものだったが、もう一つ上に行く階段があって、国際市場に3階なんてあったかなと上ってみたら、屋上だった(^_^)
Morris.の屋上好きは一部では知られているが(^_^;)これまた、不思議な屋上である。だいたい2階建ての建物の屋上それ自体がそもそもキッチュだし、路上の国際市場が数年前にえらくモダンで綺麗なアーケードに変身したのに対して、この屋上は60年代(その頃の韓国を知ってるわけではないが)の雰囲気を色濃く残している。階段上がった部分の波板張り合わせの壁や、セメントの流し場付近がなんともいえない。
ソファを置いた休憩室みたいなのもあって、ここで仮眠したりするのだろう。
しばらく屋上でくつろいでた(^_^) ミニギターでも弾きたいところだったが、これは我慢しておく(^_^;)
1時過ぎたので、トルゴレに向かう。お昼は混んでるだろうから避けたのだ。でも、1時過ぎでもかなりの混雑ぶり。安くて美味い店だからしかたないさね。それにしても、ここの白菜キムチは毎日でも食べたくなる美味しさだ。1kg万ウォンで販売してるけど、これを土産というのはちときついだろうな。
そして、今日のバストレッキングは、というより、27日の夕方に駆け足で立ち寄ったヨンド南端の大宗台をきちんと見物に出ることにしたので、同じ30番バスで終点まで。
この前降りた入江は、脇道で、メインは展望台と灯台付近。4km位の周回道路があって、舗道と、自動車や連結車両の列車バスが通る車道が整備されている。険しい坂道は手すり付石段にしたり、板張りの舗道にしたりと、韓国の自然観光名所はたいてい、こんなふうに老人や子供でも歩けるように整備されてる事が多い。一種の自然破壊ではないのかいと思ったこともあるけど、自分が老人の側になってみると、これは助かる(^_^;)
途中クミョンサ(救命寺)に立ち寄る。本殿からお経が流れていたが、これは録音したものを一日中流しているようだった。本殿の2階は「千仏殿」で、金ピカの仏様がズラッズラッと並んでいたが、どうも韓国のお寺の仏像は、ありがたみに欠けるきらいがある。仏像群より天井にずらりと吊られてた提灯の方がよほど面白かった。
展望台は、つまらなかった(^_^;) 前に広がる海には小さな灯台のあるちんけな島がひとつだけ。船舶の往来はあるけど、ほとんどが遊覧船で、大きな船ははるか先の方にあって良く見えない。特に今日は晴れてるわりにもやってる感じで見晴らしが良くなかったせいもあるかもしれない。
それに比べて灯台は良かった。Morris.がこれまで訪れた中では一番大きいもので、なんと無料で入場できて上の観覧台まで階段で昇ることができた\(^o^)/階段はもちろん螺旋階段で、階段好きのMorris.は上から覗き込んだり、下から見上げたりと、ちょっと興奮してしまった。灯台の附属建物の中には、図書室兼PC室があって、インターネット自由に使えるのも嬉しかった。一番下の床にデジカメ置いてセルフタイマー撮影したものは、オブジェとして面白い絵になった。ただこの螺旋階段、真円でなく多少いびつになってるのが惜しみても余りある。螺旋階段の美しさは完全な円の渦巻にこそあると思うのだが。
でも、ここの眼目は海辺にそそりたつ奇岩?の壁と、歩いて行ける平たい岩場(これは多分に人工的に設えられたもののようだ)で、くっきりした横縞の節理が特徴的で、なかなかの眺めである。
別の浜辺には屋台が並んで、海鮮を肴に飲み食いできるようになっているが、そういうのはMorris.とは無縁である。
岩場のちょっと下側にベンチ状の場所を見つけてそこに落ち着いて、農協で買っておいたサルタク(マッコリ)とミニギターで一人宴会(^_^;) 目の前は数十メートルの絶壁だから、ここで酔っ払ってしまうと、命に関わる(^_^;)けど、水も用意してるし、前もって薬(補肝丸)も飲んでるから大丈夫。風が強くてちょっと楽譜が見辛かったけど、ともかくも、てなれた曲中心に好き勝手に歌った。ここまで降りてくるの多くなかったが、後ろの広い岩場から多くの人が、Morris.を見下ろす形で、眺めていた。
中には下まで降りてきて話しかけるものもいたが、一緒に歌う者はいなかった(^_^;)米国男性と一緒のアガシが、おもしろがっていろいろ話しかけてくる。一緒に記念撮影もした。ずっと歌い続けたわけでなく、ぼんやり海や岩壁を眺めたり、寝転がったりして、2時間ほどここにいて、そろそろと周回道路をそのまま反時計回りに出発点に向かう。途中テチョンサ(大宗寺)があり、ここには丈六の金ピカ如来像があり、境内にはやたら紫陽花が多かった。
7時にバス乗り場到着。途中の市場に寄るつもりだったが、帰路はこの市場を通らないコースだったので、ヨンド大橋近くのヨンド警察で下車。近くの「ハルメクッパブ」という店で、3千5百ウォンのテジクッパブ食べる。まあ値段なりの味かな(^_^;)
その後、Morris.行きつけの西側の造船所一帯方面に向かった。つもりが、見事に道を間違えてしまった(>_<)。夜道は暗いし、いつも渡し船で来てたから勝手がちがったようだ。そのかわり? 例の白い灯台の向かい側にある赤い灯台にたどり着いた(^_^) やはり赤いライトに照らされて、暗闇をバックに不思議に美しかったので、いろんなショットを撮影。おしまいには夜間モードで記念撮影もしたが、上部のライトが点滅して、うまく点灯時にシンクロ撮影するのに苦労した。
その後、今度は間違えないように、造船所方面に向かう。ここらのコルモッキルは絶品なのだが、どうも夜はぱっとしない。というか灯りが少ないのだ.。ただ、海岸べりのMorris.の休憩場所からのチャガルチ方面の夜景は美しかった。チャガルチビルも釜山タワーも色彩が変化するライトアップで、造り物めいた幻想美をふりまいていた(^_^;) 望遠でMorris.のステージでもあるテント天井のデッキも撮影。何とか全貌が把握できる。
いつも立ち寄るクモンカゲアジョシに写真を渡そうともってきたのだが、今日は店にたどり着けなかった(>_<)
それにしても今日はよく歩いた。さすがに疲れたので、11番バスでナムポドンに戻り、11時過ぎに宿にもどる。
写真の整理しようと思ったが、疲れもあって、そのまま就寝。
今日の歩数は15027歩。


デヨンシネマ4Fから 

国際市場地下のレトロ屋 

オーロラ姫鞄 

懐かし玩具 

CROWNビール、メッコールの瓶
 

高校制服 

3F屋上 

レトロである(^_^;) 

流し場兼シャワー? 

鏡でセルフ撮影 

屋上から釜山タワーを 

屋上休憩室? 

中央部分は吹き抜け 

吹き抜けから見下ろす 

kのあたりはアートしてる 

階段。上から 

階段。下から 

これは2Fから1Fへの階段 

2Fの棟と棟をつなぐ渡り廊下 

下着問屋 

向かいのトンソン市場 

子供韓服 

絹生地 

別棟の屋上 

渡り廊下から工具街 

この時計が好き 

ワッペン屋のアジョシ 

街灯アップ 

出入口 

昼寝 

国際市場付近点景

トルゴレ(^_^;)

1時過ぎてもこの盛況ぶり

風船割りの賞品 

大宗台巡回列車バス 

救命寺 

千仏殿 

本殿 

峡谷から海を 

合歓の花

展望台 

ちんけな島である 

絶壁 

灯台 

灯台上部 

作為を感じる平たさ(^_^;)
 

遊覧船並走 

丸窓から 

海産屋台 

灯台螺旋階段、上から 

下から 

PCも無料開放 

くっきりした横縞節理 

見事、見事! 

格好のステージ 

ポーズ 

ステージから後ろのギャラリを 

韓国人-日本人-米国人 

2ショット 

この入江は良さそう 

遥かに五六島が 

灯台に別れを告げて 

大宗寺 

本殿には丈六の如来像が 

穏やかな表情 

鬼か仁王か? 

仏舎利塔 

とにかく紫陽花だらけ 

今日の夕日 

ポソッ(茸) 

「ハルメクッパブ」のテジクッパブ 

影島の泊まりから北方を
 

海岸べりのポジャンマチャ 

夜の漁港 

夜の町工場 

その2 

夜のコルモッキル 

さすがに暗過ぎ(>_<) 

コルモッキル 

突堤の先では釣りをしてた
 

夜の船 

南港大橋 

これは良い(^_^) 

コルモッキル 

寄夜の赤灯台 

アップ 

記念写真 

向かいの白灯台

街並み

これはちと分かりにくい

これもなかなか 

Morris.の定位置からチャガルチ方面を
 

チャガルチ広場のMorris.ステージ(^_^;)
 

夜の造船所 

夜の街並み 

この家も好き 
2010/07/31(土)●カッチ峠〜金海● 17日目

4時起床(^_^;)
今朝の血圧は184/93/73。
昨夜早く(12時前)に寝たとはいうもののちょっと早過ぎるかな、と思いながら、昨日の日記のデジカメ画像の整理。昨日は何と300点以上撮ってて、かなり切り捨てたのだが、それでも90点以上。拡大画像を入れると130点(>_<)。キャプション付けるだけでも一仕事だし、リンクも手作業なので結構時間を食う。かてて加えてちびくろ2号のキーボードは小さいので、DEL坊の1.5倍くらいは時間かかってしまう。
結局編集済ましてアップしたのが9時過ぎだった(>_<) シャワー浴びたりお茶飲んだりしたとはいうものの、一日分の日記に5時間とられるというのは、いかがなものか(^_^;)
昨日はちょっと歩きすぎて、疲れもあるから、今日はどこかでのんびりしようと思う。
ナムポドンに出て、バストレッキング。87番バスがやってきた。この番号には覚えがある。2008年8月8日に偶然乗って、終点が高台のカッチマウルで、一帯の建物と風景がすごく気に入って、また来ようと思ってたのだ。良い機会だから乗ることにした。
15分くらいで終点に到着。たかだか2年の間に、近所に高層アパートがいくつか出来てる。町の住所も、以前は「カッチマウル かささぎ村」だったのが「カッチコゲロ カササギ峠路」になってる。釜山は全市的に新住所変更やってて、たしか来年か再来年からは、新住所に完全に切り替えるようなことを言ってた。Morris.は基本的に地名、町名改変には反対である。
日本でもそうだけど、機能や便利さだけで、これまで慣れ親しんできた町名、地名を、上からの指示で変更するというのは、犯罪行為に等しい。地名は住民、その地域、」ひいては国の宝である。
カッチマウルからカッチコゲロなら、まだ元のイメージが残ってるから、まだましだが、とんでもない改変あったりするもんなあ。
それはともかく、カッチマウル散策する前に腹ごしらえしとこう。マウルに上がると食堂なんかないし、バス終点付近もコンビニと、フライドチキン店くらいしかない。ちょっと下っていったら、中華屋があったので入る。一番安いメニューが3千5百ウォンのチャジャンミョンだったのでそれにする(^_^;) これは以前、水原駅食堂で食べて以来である。韓国人の学生たち、特にアガシたちはこれが好きで、プンシクチョム(粉食店)では、人気ナンバーワンメニューかもしれないくらいだが、Morris.好みとは言いがたい。でもまあ腹の足しになればいいさ。
腹もくちたところで、マウルの坂道を上る。こちらは2年前そのまま(^_^;)である。きっと2年前と全く同じ構図を何点か撮ってると思う。
小公園から高台の草原まで上る。藤棚の下のベンチにアジョシが一人熟睡してた。
前来たときは、知らないアジョシが案内?というか、勝手について来て、いろいろ説明したりしてくれて、まあ、親切なんだろうけど、Morris.としては一人でゆっくりしたかった。今日は一人だから好き勝手できる.。
この丘は茅や丈の低い草に覆われて四方から風が吹きこんでくる。この風がまた、街中の風と違って、緑の中を通り抜けてきたせいか、とんでもなく爽やかで心地良い。海風も悪くないけど、やはり潮風だから、ちょっと肌がベトつくもんな。アジョシもしばらくしたら目を覚まして、降りていったので、完全にこの丘はMorris.の占有物(^_^;)である。暑さが苦にならなくなったとは言え、涼風の気持よさは大好きである。そもそもMorris.は風好きで風をテーマにした『風雅帖』なんて歌集をものしたこともあるくらいだ。この丘は「カッチマウル風の丘」と名付けよう(^_^;)
Morris.も藤棚の下で寝転んで、思う存分風を満喫した。時々ミニギター触ったりもしたけど、ほとんど1時間く半らいここでくつろいだ。2時半頃やっとこの丘にいとまを告げて、ふらふらとバスできた道を歩いて下る。
途中に「カッチコゲのいわれ」を刻んだ円い石碑があった。

かつてこのあたりには栗の木がたくさん生えて壮大な栗林を形成していた。ここにカッチ(かささぎ)が多数棲みついていたことからこの名がついた。
70年代にほとんど小径としか言えなかったこのカッチコゲが、70年代に拡張されて、1993年に開通した舗装道路開設に伴って、沙下区と西区を結ぶ迂回トロッコが利用されるようになった。
一時期この峠の家屋に、イムジンウエラン(文禄の役)当時義兵を組織して倭軍の侵入に抵抗して戦い戦死した、誉高い金根祐公の墓所があったと伝えられていることからも、歴史的意味ある場所といえる。


3時頃、何と、二度と来たくないと思ってた釜山大学病院前に出た(>_<)。一刻も早くここを立ち去ろうと、バストレッキング。123番バスがキメ(金海)まで行くらしいのでこれに乗り込む。金海といえば、金海空港くらいしか思いつかない。あ、そういえば済州島棚ボタ旅行の帰りにキメ空港トランジットの間にバスで兼海の市場で食事に出て、危うく飛行機に乗り遅れそうになったという、こともあったか(^_^;)
バスはクポ市場付近からナクトンガンを渡り、1時間ほどで金海市内に入った。終点まで行かず、途中の繁華街らしいところで下車。もう5時だ(^_^;)
アーケードの「金海在来市場」というのがあったので覗いてみたが、ほとんど「死に体」だっと。いまどきアーケードは流行らないぞ、撤去するべし。
市場の出口付近にやたら外国人(東南アジア系)が蝟集している。いろんな国の言葉の貼り紙のある店(旅行社、携帯電話屋、その他)があって、ちょっといかがわしいところもありそう。「使用済み携帯電話3千ウォン」なんて貼り紙もあったし。まあ、国際空港のお膝元だから、といういことなのかもしれない。
しかし、Morris.は金海市の情報何も持って無い(^_^;) 前もって予定してたらネットで基本情報だけでも仕入れてたろうけど、行き当たりばったりだもんね(^_^;)
適当に歩いてたら、交叉路の看板に「首露王陵」と書いてあったのでそちらに向かう。正門前に観光案内所あった(^_^)ので、ここで地図もらう。そうか、金海は伽耶国の中心地だった。金海国立博物館もあり、案内アジュマに訊いたら、今日は土曜日で午後9時まで開館してるとのこと。それなら、ゆっくりこちらの王陵も見学できる。
韓国の王陵というのは基本的に丸い盛土に芝生が生えてるだけで、とりたてて面白いものではない。陵墓のまわりに立ってる石人や動物などがちょっと面白いくらいか。でも、ここは、陵墓だけでなく、宮城の建物みたいなのが幾棟も立ち並び、池や石碑などもあり、かなり広い史跡になっている。
博物館はここから徒歩15分くらいと聞いたので、そろそろ歩き始める。ここら一帯は観光地として整備されているようだ。
右手に博物館らしい建物が見えたので、入ろうとして看板見たら「大成古墳博物館」と書いてある。古墳にはそれほど関心もないので、パスして先を急ぐ。
国立博物館の煉瓦造りの看板?の横のモダンな展示館に入館。表には「伽耶ヌリ」と、書いてある。「ヌリ」は「世界、世の中」といった意味の古い言葉らしい。入館したら、入場料は無料。写真もフラッシュ無しなら撮影OKとのこと(^_^) 国立博物館は、ソウルの中央博物館を始めとして、すべてそうなってるようだ。Morris.にとっては嬉しい措置である。
1Fは体験学習室とかで子どもばかりだったので、2F展示室へ。こちらは「ヒサポル」展という企画展やってた。ヒサポルは「比斯馬伐」で5世紀前後の王国として記録に出てくる王朝らしいが、よくわからない。呼び物は、数年前に発掘された、16歳くらいの少女の白骨から元の姿を復元したものだが、こう言うのもいまいち信用できないMorris.なので、この企画展はパスして、常設展示を見に行こうとしたのだが、他の展示室が見当たらない。
係員に尋ねたら「こちらは別館の「カヤヌリ」で、本館は隣だ」と言われる(>_<) そうか、またまた勘違いである。でも9時まで開館というのがありがたい。
本館も、入場料無料、写真撮影OKということで、ますます気分が良くなる。こちらも当然伽耶時代の遺物や陶器、装飾品などが中心で、収蔵物はそれほど多く無いが、Morris.はどちらかというと、博物館の雰囲気が好きだから、それはそれでかまわない。金のイアリングや、素朴なあひるの土偶?などを撮影。こんなことならラバーフード持ってくれば良かったと思ったが、後の祭りである。でも、低い位置のものはビーンズバッグ、ほかはガラス面にくっつけて、そこそこの画像が撮れたと思う。
博物館の裏側は中庭風になっていて、その外側は松や欅の林で散策路になってる。ここでもカッチを散見したので、撮影しようとしたが駄目だった(>_<)
7時半に博物館を出て引き返す。途中にネオンサインで「キメチャジョンゴキョユクジャン 金海自転車教育場」とあるのを発見。建物の前はちょっとした広場になってる。韓国では自動車教習所だけでなく、自転車教習所まであるのか(@_@) と不思議に思い、建物の中で食事してた数人に問いかけてみた。ちょうど食事を終えたアジョシが、よければ事務所でゆっくり話をしようというので、事務所へ。
いちおう名刺交換(^_^;)。名刺には「金海自転車愛好連合会会長 イドンギ」とある。裏には「自転車保管台、フェンスなどの製造会社会長」となってるから、こちらが本業かもしれない。
自己紹介がてらに事務所のPCでMorris.部屋を披露。えらく受けて、すっかりこれで時間とられてしまった(^_^;)
ここは子供たちに自転車の乗り方を教えrたりもするが、メインは韓国の自転車の普及と、正しい乗り方や、整備、コース紹介、自転車業界と消費者のパイプ役などをやってるらしい。(半ば想像(^_^;)
韓国の自転車メーカーは、「サムチョルリ 三千里」「ALTON」など数社があるが、ほとんどが、中国や東南アジア工場での製産らしい。ここらへんの話題は、飛田さんが興味深いかもしれない。詳しくは金海市自転車愛好連合会のホームページを(^_^;)
事務所出たらもう8時半過ぎてる。今日は金海で食事済ますつもりだったけど、そのまま123番バスで釜山にもどることにした。1004番の座席バスなら30分くらいで着くらしいし、千5百ウォンだからそちらにしても良かったけど、バストレッキングとしては、小さな停留所にも停まる普通バスを優先したい。時間だけはたっぷりあるもんね(^_^;)
ということで、123番バスの終点ひとつ前のソグクチョン(西区区庁)で下車、ここから歩いてすぐの農協でサルタク買って、そのままチャガルチ広場へ。
今日は土曜日ということで、いつも以上に、地面に座り込んで飲み会やってるグループが多い。10時半だから、そろそろ切り上げ時間のようだ。なぜか街灯下ベンチは空いてたので、ミニギターの準備。準備まだできてないときに、帰りがけのアジュマ6,7人組のひとりが、帰る前に一曲歌うようにいう。急いでチューニングして、開いてあった楽譜のソルンドの「ヌイ」歌ったら、すっかり喜んでアンコール。続いて「カルテエスンジョン」歌ったら、途中から一緒に歌って、数人は踊りだす(^_^) コマウォ!(ありがとね)と言ってMorris.の胸ポケットに万ウォン札を(^_^;) 
さらに一旦帰りかけたのにまた引き返してきて、明日は日曜だからもう少し楽しもう(^_^;)という。チップ頂いとことだしMorris.に異存のあろうはずもない。そのまま調子の良い曲ばかり、歌い続ける。えらいノリの良さである。そうそう、Morris.はこれがやりたくて来たんだもんね。こちらがチップ弾みたいくらいのものである。こうやって賑やかにやってるから、回りの他のグループの連中も、興味津々面白半分で見物に加わる。中には缶コーヒーや、ウィスキー差し入れ(みんなで飲むんだけどね(^_^;)もありで、アジュマらは1時間近く歌い踊って、すっかり満足して帰っていった。帰り際に別の二人のアジュマから万ウォン札が(^_^;) 今日の水揚げは3万ウォン。今日の出費は昼のチャヂャンミョン(3千5百ウォン)と、サルタク(940ウォン)、後はバス代(これはハナロカード)だから。2万5千ウォンのプラスである。釜山滞在延長のメが出てきたかな(^_^;)
その後30分ほど歌って午前0時にお開き。半分ほど飲んだMorris.のサルタクは瓶ごと、消えてた(^_^;) ペクスの誰かの仕業だろう。
晩ご飯食べてないけど、めんどくさいので、屋台で、ギョーザとチヂミとトッポッキ(計3千ウォン)買って持って帰る。
でも、疲れてたらしく、食べずに寝てしまった(>_<)
今日の歩数は13948歩。


「チャガルチ号」撤去作業 

87番バスカッチコゲ終点 

スーパー「カッチ」 

かなり山を侵食している 

オクスス(糖黍)とトラジ(桔梗) 

ここにも再開発の波が 

龜虫 

カッチコゲロ95-23 

同じく 

95-24? 

中華屋でチャヂャンミョン 

お約束(^_^;) 

この坂を上って行く 

テチュ(棗) 

ポリバケツも風景の一部 

さりげなく素敵 

丘に上るヌチナム(くぬぎ)林 

風の丘 

紅蜆蝶 

帰り道 

どこを撮っても絵になる 

以下同文 

なかなか複雑な造形 

洗濯物もタブロー 

小さなドアが可愛い 

風格 

突っ支い棒 

「カッチコゲ」の由来 

コンビニ前はたまり場 

「カッチ温泉」 

「カッチ建材」 

ケ(犬)とコヤンギ(猫) 

配色は似ている 

急な石段 

街全体が坂道 

微妙な傾き 

屋上の洗濯干し場 

セルフ給油機 

ナクトンガン(洛東江)を渡る
 

薬局に配達のトラック荷台 

さびれてるアーケード金海在来市場 

東南アジア系が蝟集してる 

服修繕屋のあるコルモッキル 

王陵入り口 

スロワンヌン(首露王陵)
 

石のヤン(羊) 

この煙突が好き 

石碑の上の飾り 

ペギルホン(百日紅 さるすべり) 

かなり広い敷地である 

古墳博物館 

カヤヌリ(伽耶の世界) 

金海国立博物館 

博物館は何かわくわくさせられる

水晶のモッコリ(首飾り) 

光の色を変化させるのは流行? 

大型壺の展示 

大きめの香合? 

角の出てる時 

クィコリ(イヤリング) 

素焼きのオリ(家鴨) 

尿瓶? 

角杯 

何となく良い(^_^) 

銀飾り 

伽耶時代のペ(船) 

博物館裏手 

裏の林から博物館を望む 

金海の夕暮れ 

合歓の花と博物館 

シーソーというよりノルティギ 

広場では青少年コンサートが 

金海自転車教育場 

自転車で回る伽耶遺跡案内図 

Morris.部屋を見るイボンギ会長 

事務室で記念写真 

金海のコルモッキル 

金海の民家 

ポリメミ(麦蝉)? 

チャガルチ広場の盛り上がり
 

おまけ(^_^) 
2010/08/01(日)●ハズレ(>_<)の日(^_^;)● 18日目

4時起床(^_^;)
今朝の血圧は172/95/88。
またまたえらく早起きしてしまった。昨日と違って、今日は実質3時間も寝てないから、もう一度寝なおすべきだった(^_^;)
でも、そのまま起きだして、昨日の残り物の、チヂミ、餃子、トッポッキ食べる。これはいかにも不味い(>_<)
二日続けて一万歩以上歩いてることもあって、ちょっと疲れ気味。
昨日の日記作業。一昨日よりは画像少ないとは言えやっぱり百点近いし、今回にしては珍しく記事をダラダラと長めに書いたこともあって、アップし終えたら11時過ぎてる。もちろ途中シャワー浴びたり、inet見たり、インターネットチェックしたりはしたものの、トータル7時間(>_<) いかん、これは軌道修正すべきだ。
と、言いながら、今日は日曜日だからKBS全国ノレチャラン。ついつい見てしまうことになって(^_^;) 部屋を出たのが1時半である。早起きした意味がまるでない。
ヒョンイン歌謡祭ポスター街角に「ヒョンイン歌謡祭」のポスターが貼ってある。inet毎日見てるMorris.は、とっくに知っていたが、、8月4日から8日までの5日間連続で、ソンド(松島)海水浴場の特設ステージで歌謡祭が繰り広げられる。釜山に限らず、この時期は各地海水浴場で野外コンサート企画が目白押しだが、たいていロックか、K-POPである。トロット歌手も数人混じってたりするが、添え物みたいな存在だった。
ところが、ソンドの歌謡ショーは、中高年向きに特化したトロット中心の催し\(^o^)/というのがMorris.には嬉しくも、ありがたい。毎日は無理でも,2,3回は見に行かなくては。ということは、釜山滞在も少なくとも10日まで(9日は船がない)は決定ということだな(^_^;) まだ日本円の5万円は手付かずで残ってる(@_@)から、この調子なら充分余裕だと思う。フェリーの切符はすでに買ってあるしね(^_^)
この前コモドホテル見学に行く途中食べたウェルビン冷麺に行こうと思ったのだが、例によって例のごとく道を間違えてナムポドンの方に出てしまった。めんどくさくなって、昼食はヤン食堂の3千ウォントンカスですまして、ヨンドサン公園に上り、ハラボジがたむろしてるベンチでミニギター弾き始めるも、やりながら眠くなって、うつらうつらする始末。途中で1弦が切れて、予備の弦張り替えたりしてるうちに、向こうの方のステージで何やら催しが始まって大音響の音楽流れてきたので、早々に退散。
昨日123バスで戻る途中、トンウィデイプク(東義大入口)を通り、ここが結構賑やかだったし、たまには大学のキャンパスでくつろぐのも良いかなと思い、出かけることにする。ハナロカードの残高が心もとなかったので地下で2万ウォン分充電。そのまま地下鉄トンゥイデ駅まで出る。駅の地図見たら大学は南の方にあるが、2kmくらいくありそうだ。ちょっと遠いけど歩けない距離ではないということで、歩き始めた。これがつまずきのはじまりで、ちょっと行ったところから急な上り坂。それをどんどん上って小一時間かかってやっとたどり着いた大学が、これまた延々と続く坂にそって建てられていて、校舎はすべて、ビジネスビルみたいなもので、面白みのかけらもない。夏休みということで学生もほとんどいないようだ。これは完全にハズレ(>_<)だな。校内にバス停があり、やはりここは歩いてくるところではなかったようだ。早々にバスで引き上げる。
バスはマウルバスで、着いたところがカヤ派出所前。ここも特に見るものなさそうで、バストレッキングに切り替え。77番がトンネから釜山大学方面行きだったのでこれに乗る。トンネは温泉で有名だがMorris.は温泉にはあまり関心がないので、これまでトンネはパスしてきた。市場は覗いたことがあるが、それほど面白くもなかった記憶がある。
しかし、この一帯は歴史的にも意味ある所らしいし、いちど改めて訪れてみよう。
釜山大学正門前で下車。Morris.は88年に初めて釜山訪れて以来、90年代の前半までは、割と大学に足を運ぶことが多かった。日本語専攻の学生を見つけていろいろ話したり、食事に行ったりもしたものだ。学生というのは比較的ヒマだし、Morris.みたいな日本人の相手も気楽にしてくれた。
この釜山大学も当時は頻繁に訪れてたが、だんだん学生とは縁遠くなってからは、ばったり行くこともなくなってた。ソウルの大学には時々行ってたけどね。
で、今回実に10数年ぶりに釜山大前にやってきたのだが、確かに様変わりしてた。道は広くなってたし、野暮ったかった学生街も垢抜けしてお洒落なCafeやファッションの店が増えている。でも、一番びっくりしたのは、大学校門の横に巨大な、レジャー、ファッション、ショッピング、グルメ、シネマなどの総合ビル「Good Plus」が建っていたことだ。校門横と言うより、ほとんど大学入口の半分以上侵食してる(@_@)
地下にはピアノのあるミニライブコーナーもあるし、ヨンプン文庫も出店してた。これはソウルの本屋そのままの雰囲気である。ここでも歌本探したが、収穫はなし(>_<)
しばらくこのビルを見学。エスカレーターが三方向に設置されてちょっと不思議な空間を形作ってる(地面にデジカメ置いて撮影)し、上階シネマはビル街をシミュレートしたエクステリアで面白かった。
しかし、こんな施設があると、学生は大学に行くより遊びにいくという感覚になるのではなかろうか?
食事でもして帰ろうかと、街を歩いたが、若者向けの小洒落た店が多く、後は焼肉、豚足、鶏鍋など飲み屋系中心で、手頃な店が見つからない。
諦めて地下鉄で帰ろうとして、釜山大駅まで行ったら駅前に「プデコマキムパブ」」という細巻きキムパブ専門店があった。ここで、カルクッス(3千ウォン)とコマキンパブ(一人前千ウォン)頼む。カルクッスはキシメンみたいな平べったい麺でそれなりに美味しかったのだが、びっくりしたのは、コマキンパブ。とにかくメチャうま\(^o^)/ 具は、ニンジン、ミナリ、ユブ、タクワンくらいだが、ゴマ油多めのパブ(ご飯)と白胡麻たっぷり振りかけたキム(海苔)の按配が良くて、これは今まで食べたキムパブの中でも一番かもしれない。つい、一箱(2千ウォン)買って帰ることにした。
11時半寄宿。今日は何か、これまでからすると、ハズレな一日だったような気がするが、おしまいのキンパブに救われた(^_^;)
ヘリムジャン旅館は、このところ満員盛況のようで、玄関のドアには「申し訳ありませんが現在空き室ありません」の札がかけられている。
今日の歩数は13026歩。


チャガルチのナビ×2 

チャガルチの冷やし菓子売り 

今朝のヨンド 

中央洞食堂街裏手 

同じく 

日本の蔵の名残? 

国際市場付近の看板建築
 

ほとんどカラオケ(>_<) 

カムシギ 

今日最大のハズレ(>_<) 

釜山大の新しい校門?Good Plus(@_@) 

ヨンプン文庫 

B1Fの床から真上を 

映画館のエクステリア 

「シンパラム」(^_^;) 

清渓川には程遠い(^_^;) 

「プデコマキムパブ」 

これは推奨の一品(^_^) 
2010/08/02(月)●祝:345678\(^o^)/● 19日目

8時起床。
今朝の血圧は196/114/85。
昨日の日記。画像はこれまでに比べるとかなり少ないが、昨日から8月だから、新しいページを作る必要がある。タイトル画像は、以前元町高架下の弁天堂で見つけたパンダペコちゃん(^_^)である。
日記は10時半にアップした。
0345678シャワーを浴びて出かけようと思い、風呂場に行ったら、剃刀がない(@_@) 受付で問い合わせたら、どうやら昨日掃除したアジュマが、使用済みのものと思って捨てたらしい(>_<) あぢゃぢゃーである。これまでずっと置いたままにしてあったから、安心してたのに。昨日はこれまでとちがうアジュマが掃除したらしい。
Morris.が使ってる剃刀はヂレットのPlusというかなり古い型番で、日本でももう滅多に見かけない。使い慣れてるし、替刃が結構安いのでずっと使い続けている。替刃もあまり置いてる店がないので、見つけたら2セットずつ買い込んでいた。新しい剃刀を買うと、替刃が無駄になる確率が高い。ちょっとこれは痛いかな。
で、ともかく11時に部屋を出ようとして、TV消そうとしたら、なんだか見覚えのある舞台映像である。おお、これは先日の三千浦ナミルデ海水浴場の歌謡ショーではないか(@_@) そういえば、8月2日11時からInetで放映するって言ってたよな。まったく忘れてたあ(^_^;) こうなったら、見るしかない(^_^;) かなりカット編集してあるが、現場で見たショーをTVで見るというのも、またひと味違う面白さがある。できれば、Morris.が途中で中座して、舞台裏に向かった時のキムヘヨンヒット曲メドレーをじっくり見たかったのだが、残念ながらここはカットされてた(>_<) 
結局おしまいのナムジンまで見終えたら1時過ぎてる。
いつもと同じくらいの出発だなと思い、Morris.部屋をチェックしたらアクセスカウンタが345545になってる。Morris.はキリ番よりゾロ目や連番が好きなので、これは見逃せない(^_^;) あと23カウントかあ。これまでの状況からするとこの午後の時間帯はアクセス少ないから、3時間以上かかるかもしれない。どうしよう。
まあ、昨日まで3日連続1万歩以上歩いて、ちょっと足が重いし、この際今日は午後いっぱい部屋にいることにしよう。この時間を利用して、ミニギター練習と、インターネットでこれからの観光情報収集徹することにした。
主に釜山ナビ「釜山でお昼を」の二つのサイトをベースに、Morris.の食指が動きそうな場所をチェック。これは日本でやってもいまいち、真剣になりにくい。現場で使ってこそ実践の役に立つサイトなのではないかと思う。
もちろん、ときどき日記のカウンタチェックにも気を配る。これまでたびたび、タイミングを逃したことがある。
今日はまめにチェックしたし、比較的アクセスの少ない時間帯というのが有利に働いて、連番をゲットすることに成功。5時前だった(^_^;)
と、いうわけで、遅めの昼食というか、早めの夕食は、トルゴレ、スンドゥブ(^_^;)
その後ナムポドンの、先日安いピックを買った「ヒョンウマクサ」という楽器屋でギターの一弦と二弦を買うことにした。昨日一弦が切れて、予備の弦に張り替えたが、これで手持ちが無くなったから、早めに調達しておきたかった。この店はSamic置いてなくて、やはり韓国製のVolvoというメーカーのもので、袋に一本定価3千ウォンと書いてあったのでちょっとビビったが、店のアガシが笑って「千ウォンですよ」と言うので、2本ずつ買う。アジョシの名前はチョンジヘちゃんで店長の娘らしい。Morris.のことをおぼえててくれて、いろいろ話することができた。店のPCでMorris.部屋を開いて見せびらかしたりもしたさ(^_^;)
道をわたって乾物市場でオジンオ(スルメ サキイカ)5千ウォン分買う。
農協で剃刀コーナーも覗いたが、安いので9千ウォン以上する。別に構わないのだけど、これを買うと、それ専用の替刃が必要になるわけで、これがまた結構高い(>_<) ここは見送り。
チャガルチ広場の天幕デッキでミニギター歌謡ショー(^_^;)。この前Morris.のマッコリを勝手に持っていったペクスアジョシに文句言ったら、つむじを曲げて、いろいろ言うので、定位置の街灯下ベンチへ移動。ここにはインドネシアの青年が数人たむろしてたが、空きを見つけて座る。
部屋で練習した曲を中心に、いつもより大きな声で歌った。中学生くらいの女の子が「オモナ」歌ったり、歌好きのアジョシがべったり張り付いてたり、いつも通りというか、まあまあ好調。今夜は10時からKBSの歌謡舞台見るので、いつもより早めに歌い始めて、8時半にお開き。二人組のアジョシの一人から5千ウォン札をチップにいただく(^_^)
夜のチャガルチを西に向かい、ソンドに向かう道沿いにある「TOP MART」へ。ここで剃刀コーナー覗いたら、何とMorris.愛用のヂレットPlusがあるではないか(^_^)。しかも定価4千2百ウォンという安さ(^_^)、嬉しくて、サルタク(マッコリ)とチャム(クラッカー)も買う。しめて6千ウォンちょっと。さっきのチップでほとんどまかなえた(^_^)
帰り道「ヨインスク(旅人宿 木賃宿)」の看板があったので、相場を知りたくてちょっと寄ってみる。一泊万ウォンだと(@_@) やっぱり釜山は安い。もし金が足りなくなったら、こちらに引っ越すのも一案かもしれない。単に寝るだけだと割り切ればどうにでもなる。ただインターネットなんか、あるはずもないから、Morris.部屋の更新はPC房などを使う必要があるわけで、めんどうだし、金もかかるな(^_^;)
このヨインスクにもナビがいて、撮影しようとしたが、暗いのとちょこまか動くのでなかなか上手くいかなかった。
9時過ぎたのでそろそろ宿に戻ろうとチャガルチを引き返す。
途中屋台のチャガルチアジュマが「パダガユクチラミョン 海が陸地なら」を気持よさそうに歌ってたので、手拍子して、一緒について歌ったら喜んでくれた。思い切って、店の中でミニギターで伴奏してもいいかと頼んだら、あまり色よい返事ではなかったが、拒否するわけでもないようだったので、プラスチックのストゥル借りて「ナムジャラヌンイユロ」演ったら、これが大受け(^_^) その後歌好きのアジョシが一緒に歌ったりして、20分ほど歌う。そろそろ時間なので、暇を告げる。
宿に向かうMorris.を、先のアジュマが追いかけてきたので忘れ物でもしたのかと思ったら、万ウォン札握りしめて、Morris.に渡そうとする(@_@) これはいけないよな。Morris.は屋台の中で歌えただけで感激してるのに、ということでなんども断ったのだが、アジュマは引っ込めようとしない。とうとうチャガルチアジュマからチップもらってしまったよ(^_^;) 又来るようにと言われたけど、あまりに申し訳ない。今度はおみやげ持って行こう。
宿に着いたのが9時55分。いいタイミングである。
今日の歌謡舞台は、チュヒョンミ、チャンユンジョン、ムンヒオクの3人が出演してそれぞれ3曲以上歌うという情報をえむあいさんからもらってたのだ(^_^) 3人いっしょではなく、それぞれが、自分のヒット曲と懐メロを歌った。ユンジョンちゃんは「オモナ」と「荒城の跡」「モルレラ」を歌った。二人の先輩実力派には及ばぬながら、充分歌の世界を表現するだけの力を付けてきている。アイドル的人気の中に埋没しないで、忙しい中で、歌にも磨きをかけ、韓国トロット歌手として定着しようとしている努力と姿勢は評価したい。
おしまいに3人でイミジャの名曲「ソムマウルソンセンニム」を一緒に歌った。この歌はユンジョンちゃんのアルバムにも収録してるから、余裕で歌ってた。と思う(^_^;)
今日の歩数は5478歩。


今日の朝食コマキンパブ 

ブラウン管上のヘヨン嬢 

同じくヒョンスク 

何ぢゃこれは(@_@) 

船外モーター? 

「ヒョンウマクサ(音楽社) 」 

店内 

乾物市場のミョルチ(いりこ) 

乾物市場 

ヌタウナギ屋の黒白猫 

名前はパングル 

チャガルチ広場で熱唱 

夜のチャガルチ 

同じく 

ヨインスク(旅人宿)のナビ 

またチャガルチ 

これで5百円(@_@) 

チュンム市場の三毛雉 

同じくナビ 

またまたチャガルチ 

同じく 

同じく 

同じく 

この店の中で歌った(^_^)\(^o^)/
 
2010/08/03(火)日帰りキョンジュ(慶州)● 20日目

5時半起床。
今朝の血圧は190/100/83。
手早くシャワーあびて6時過ぎに部屋を出、地下鉄でプジョンまで出て、KRプジョン駅へ。
今日は7時発のムグンファ号でキョンジュに行くことにしたのだ。
昨日の情報収集で、このキョンジュへの交通機関の時間や、アクセスなども調べておいたのだった。
釜山からキョンジュは思ったより近くて、市外バスなら1時間、KRでも2時間くらいの距離だった。キョンジュには、4,5回行ったことがある。たいてい2,3泊してた。韓国の中でも一番の歴史観光都市というイメージから、見てまわるのに数日かけるべきだと思いこんでたきらいもある(^_^;)
しかし、これだけ近ければ日帰りで充分じゃないか。
バスの方が安くて、時間もかからないけど、たまにはのんびりゆっくり汽車の旅というのも魅力だから、往路はKR、帰路はバスにすることにした。
KRだとセマウル号で1時間40分、ムグンファ号で2時間と大差ないから、当然Morris.はムグンファしか選択肢がない(^_^;) そのムグンファの始発が6時、次が7時。その次は9時15分。
実は昨夜、日記編集終えたのが3時だったので、9時15分発で行くつもりで、目覚ましも7時半に合わせておいたのだが、なぜか(^_^;)5時半に目をさましたので、急遽7時発に乗ることにしたのだった。
釜山ーキョンジュのチケットは6千5百ウォン。2号車の右の窓側だった、ラッキー。プジョン発の時点ではガラガラだったが、ヘウンデ駅でかなり乗り込み、満員になった。
天気予報では降水確率50%というのが、ちょっと気がかりだったが、何とか持ちそうである(^_^)
やっぱり汽車の車窓からの景色はバスとはひと味ちがって、余裕がある気がする。ミニギターとサルタク同伴(^_^;)である。朝からの酒は原則的に自主規制してきたが、今日は「お出かけ」だから、特別許可である(^_^;)。例の補肝丸飲んで、水も持参してるから、これと交互にちびちびで半分までにとどめることにする。 
途中ウルサン近くでは海岸方面に大きな工業地帯が認められた。ウルサンはまだ一度も訪れたことがないが、やはり工業都市というのは、いまいちかなあ。
キョンジュ駅まで行くつもりだったが、急遽一つ手前の「仏国寺」駅で降車。
今回の日帰りキョンジュの旅は、4ヶ所にポイントを絞ってた。プルグッサ(仏国寺)、ソクラム(石窟庵)、ケルン(掛陵)、慶州国立博物館である。
このうち博物館以外は、キョンジュの南方に集中しているから、先にこちらを回り、バスで博物館に出て、余った時間は、無目的に散策するという戦略。
仏国寺駅は、こじんまりした駅で降車客も少なかった。ここから10番巡回バスで、プルグッサへ。市内バスは千五百ウォン均一である。釜山より高いのは「観光地料金」ということらしい(>_<)。
入場料4千ウォン。ここは、かなり大きな寺院で、特に多宝塔、釈迦塔の二つの石塔が有名である。Morris.は韓国の石塔なら、扶余の定林寺跡石塔に代表される百済式のシンプルでどっしりしたものが好みで、多宝塔のように、ごちゃごちゃしたのはあまり好きではない。どちらかというと釈迦塔の方がましだが、それより、脇にあるシンプルな塔の方がこのましい。四天王は、釜山ポモサ(梵肴寺)のものとそっくりで、これが韓国スタイルらしい。本堂、観音堂、羅漢堂など回るも、やっぱり韓国の仏教寺院と仏像は、Morris.にはあまりぴんとこない。適当に切り上げて、10時40分発の12番バスでソクラムに向かう。すごく霧が深くて、外界の景色は全く見えない(>_<) まあ雨よりましかもしれないけど。
ソクラムの白花崗岩の巨大石仏は、たしかに見事なものだけど、前面ガラス張りにしたうえに、お堂状の建物で覆い隠し、観覧者は、この狭い堂内を通り過ぎるだけである。本尊の裏手にある観音菩薩レリーフ(実はソクラムの眼目はこちらだと思う)は全く見えない。これはあまりに不親切だと思う。ともかく、この目隠しみたいなお堂は取っ払って、外からオープンで拝観できるようにしてもらいたいものである。元々の設計もそのように意図されたものだと思う。
この堂内は一方通行で左側が入り口、右側が出口だが、Morris.は勘違いして右から入り、右側の仁王レリーフと、正面の本尊撮影してたら、係員からここは撮影禁止だと注意を受けた。というわけでアップした画像は制止される前に撮ったものである(^_^;) 混雑を緩和するための撮影禁止措置だと思うが、入場料4千ウォンもとって、全体の半分も見せないで撮影も禁止というのは大いに不満である。これもやはり邪魔ものの堂を撤去すれば、いくらか不満解消できると思うぞ。
12時20分のバス(満員になったので10分発(^_^;)でプルグッサに戻り、また10番バスで仏国寺駅から600番バスに乗換え、ちょっと南方のケルンへ赴く。
ケルンは新羅38代元聖王の陵である。それほど大規模でもなく、市内の外れにあるため、それほど有名な観光スポットではない。だが、Morris.にとっては、キョンジュ=ケルンである。
88年の最初の韓国の旅で、プルグッサから徒歩で半ば偶然みたいにここを訪れたMorris.は、忘れられない体験をした。またまた「韓国六句」から引用する。

●草雲雀韓のアリスも舌たらず

ここで舌足らずな挨拶をしてくれた幼い少女こそ、Morris.を韓国に引きずり込んだ元凶(^_^;)ではないかと思うことがある。そのくらいこの幼女の印象は強烈だった。続く2回目の89年の旅でもここを訪れ、未練たらしく幼女に再会できないものかと期待してたようだが、そうは問屋が下ろし大根(>_<)だった。しつこく、今度は歌集『冬の旅』から引用(^_^;)

●眷恋の掛陵に続く松並木去年の夢今何処−−アリス非在

あれから20年以上が過ぎて、もうあの幼女も27歳前後妙齢の女性に成長しているはずだ。もしかしたら結婚してオンマになってるかもしれない。再びあいまみえることは無いだろうし、会ってもわからない(^_^;)けど、あの幼女の姿と舌足らずの挨拶の響きはMorris.の脳裏から消え失せることはない。いや、こうやって韓国にどんどんはまり込んでいくにつれて、一層その輝きを増すようでさえある。
なんて、Morris.らしくもなく、ちょっとセンチメンタルしてしまった(^_^;)が、そのことを別にしても、この掛陵のたたずまいはMorris.好みである。縦長の芝生の上方に小さめの芝生に覆われた盛土饅頭状の陵があり、その周囲には十二支神像のレリーフが配されている。入り口の両脇には、異人石像、朝鮮石像、獅子石像(二体)がさりげなく並んでいる。それだけである。そして周囲は松林が枝を自由無碍に這わせている。無駄なものは何もない。周囲はのどかな農村風景。素晴らしい\(^o^)/
15年ぶりくらいの再訪だと思うが、駐車場が設けられて、案内所ができた以外は、ほとんど手つかずそのままで現存していた(^_^) 観光客もちょこちょこと訪れているようだが、それほど多くはない。
時々は、Morris.一人でこの空間を占有することもできた。石像や十二支レリーフを撮影したり、芝生に座り込んだりして1時間以上くつろぐ。
その後裏手の松林を散策、帰りに「ケルンチョドンハッキョ 掛陵初等学校」にも寄ってみる。可愛い校舎とひなびた運動場。いい感じである。例の幼女もこの小学校に通ったにちがいない、と思うと一層愛着がわく。
夏休みだから子供たちはいなくて、がらんとしている。運動場の端に腰を落ち着けて、ミニギター引っ張り出して、一曲。Morris.には珍しくシンジョンヨンの「ミイン 美人」を精一杯声を張り上げて歌う。気持ちいいっ!! ところが、校舎からアジョシ(教師だった)が出てきて、今は夏休みだけど、出席不足の生徒を集めて補習授業やってるから、演奏は外でやるように、と、やんわりと叱られてしまった(>_<) あわてて謝罪して学校を後にする。
11番バスで北上。隣りに座った女子大生といろいろ話する。日本の音楽(スマップなど(^_^;))が好きとのこと。Morris.がトロット好きだというと、それならチャンユンジョン知ってるか?と訊かれたので、当然例の写真を見せびらかして大自慢大会(^_^;)。
博物館は、やっぱり無料公開だった(^_^)
考古館、美術館を中心に観覧。Morris.は仏像が集められている美術館で、デジカメ撮影にいそしんだが、どうも落ち着かない。観客が多すぎるのだ(>_<) これは無料開放サービスの弊害と言えるかもしれない。特に博物館に興味や関心も持たない輩まで、ただなら見ておこうってな感じで入館してるのではなかろうか。もちろんそういったことが契機で博物館への関心が高まるという啓蒙的意義もあるかもしれないが、やはり、Morris.のようにゆっくり観覧、鑑賞したい者にとっては、迷惑であることは事実である。千ウォンでも入場料取れば、多分入館者は半分以下になることはまちがいないと思うぞ(^_^;)
博物館は3時半から4時半までの1時間くらいで切り上げる。Morris.にしてはえらく淡白である。
後は、近くの蓮池、半月城、鶏林、チョムソンデ古墳公園などをふらふらさまよう。よく整備されてるし、風景としても悪くはないのだが、特に心うたれるほどのものはない。そのまま歩いてKRキョンジュ駅へ。帰りはバスだけど、とりあえず駅舎を見ておこうというだけ。これも大したことはないな(^_^;) 駅の脇にある石塔はなかなか良かった。
その後キョンジュ市場にまわったが、この市場もビルの中にあって、まったく面白くない。
街をふらふら歩いて、食事しなくてはと思うのだが、あまり手頃な食堂がない。代わりに?「キョンジュポリパン 慶州麦パン」の店がやたら目に付く。しかも良く売れている(@_@) キョンジュ一番の名物土産物らしい。餡子と玉子をふんだんに使った饅頭みたいなもので、これは買う気にもならない。
コンビニでマッコリとサムガクキムパブ(おにぎり)買って、数株の樹木が植えられている古墳(@_@)のそばにある公園で淋しい(^_^;)食事。ここでは何かコンサートが始まるようで舞台と椅子が設えてあったが、ロックやK-POPらしいので、古墳の裏側のベンチに移動。ミニギターでしばらく歌うも、だんだん暗くなって楽譜見にくくなたので30分で切り上げる。
気がついたら7時過ぎてる。市外バスターミナルまで歩き、8時発の釜山行きバス(4千ウォン)で、9時前にターミナル到着。ノポドン駅から地下鉄でチャガルチに戻り10時前に帰宿。
今夜はチャガルチ広場のお勤めはパス(^_^;)
今日の歩数は14701歩。


レジレシートみたいな切符 

ソウル-釜山でなく、清涼里-釜田

ウルサンあたりの工業地帯 

仏国寺駅 

11番バスでプルグッサ(仏国寺)へ 

雨降ってないのが何より 

「天王門」 

四天王 

南方系?の餓鬼 

仏国寺本殿 

釈迦塔 

多宝塔 

釈迦塔の一番上 

Morris.は釈迦塔派(^_^) 

多宝塔の門獅子 

ご本尊はなかなか良いお顔
 

こちらは地蔵菩薩かな? 

バックが派手な観音様 

四麺石仏塔 

賽の河原の…… 

この灯籠も素敵 

卦魚 

観光客の来ない方面 

すごい霧である 

ソクラムを隠す建物(^_^;)

右側の仁王 

白花崗岩の釈迦如来坐像
 

とにかくこの建物が邪魔 

この花が多かった 

土産物屋の立派な煙突 

絵になる風景 

ケルン(掛陵)への道 

羽黒蜻蛉多し 

イメージは昔のまま(^_^)
 

異人像 

不敵な面構である 

こちらはいかにもの朝鮮石像 

姿勢が良い(^_^) 

対面の異人像 

狛獅子? 

撮ってもらった 

新羅 元聖王陵 

十二支像 卯 

亥 

巳 

午 

丑 

ケルン裏手の松林 

紋白蝶の交尾 

紅蜆の交尾 

のどかな農村地域である 

掛陵初頭学校 

校庭で一曲(^_^;) 

慶州国立博物館 

庭の石塔や石仏も充実しまくり 

左の塔の後ろにある石塔 

仏頭 

帽子(^_^;) 

十二支像 未 

小金銅仏 

石仏 

小金銅仏 

石仏 

石仏 

石仏 

線彫り仏 

小金銅仏 

小金銅仏 

小金銅仏 

石仏三尊像 

鴟尾 

この石塔は立派 

六如来浮き彫り 

餓鬼か天か? 

エミレの鐘 

考古館 

蓮池 

チョンソンデ(瞻星台) 

古墳公園 

KRキョンジュ駅 

駅横の席塔 

やっと会えたキョンジュ猫
 

シルエット 

ハイキー 

大樹の生えた古墳 

いかにもセット風 

同じく(^_^;) 
2010/08/04(水)●三部構成(^_^;)● 21日目

6時起床。
今朝の血圧は198/107/76。
昨日のキョンジュの画像整理に手間取ったが、なんとか11時にアップ終了(^_^)
今日は例の2千5百ウォンのウェルビンミルミョンにまた行くことにする。四十階段の近くだから、記念館や展示館回り、午後は東莱の山城跡と古墳博物館。夜は松島海水浴場の歌謡ショーと、三部構成でいこう(^_^)

【第一部 四十階段界隈】
ナムポドンから歩いてヨンドゥサン公園の東側にある「白山記念館」へ。ここは、植民地時代釜山で事業を興し、海外の独立運動家に資金援助をした白山(アンヒジェ)を顕彰する記念館で、もと白山商会があった場所に建てられている。Morris.は何度か訪れようとしたのだが、なぜか休館日だったり、時間過ぎてたりして、行きそびれていた。今日は大丈夫だった。記念館の建物は三角形の特徴的なフォルムで、展示室はB1FとB2F。
B1Fの第一展示質には、10人ほどの団体が来ていて、館員の説明を聞いてるところだった。歴史愛好会みたいな感じだ。
案内のイヒョジンさんが、親切にいろいろ解説してくれた。釜山サトゥリ(方言)がきつくて、半分くらいしかわからなかったけど(^_^;) 感謝m(__)m
白山は1885年慶尚南道の郡部に生まれ、独立運動に関わり、1911年にロシアに亡命。1914年帰国して白山商会を設立し、東亜日報設立に参画し、中外日報設立、日帝の弾圧の中で精力的な活動を繰り広げたが、1942年日本警察に逮捕され、翌年病院で亡くなっている。
展示品の中に、彼の印があり、そのなかの「白山」号の印字を見て、この記念館の三角形フォルムの理由を理会した(^_^)
B2Fは、釜山出身や、釜山を拠点に活動した、独立運動家の顕彰室で、天井に最初のテグッキ(太極旗)のデザインがあしらってあるのが、興味深かった。
そのまま歩いて、中央洞駅西側の四十階段に。この付近は朝鮮戦争当時、難民のたまり場になり、この階段はその象徴的存在である。現在は綺麗に改装されて、中間にはアコーディオン奏者がベンチに座ってる銅像がある。いわゆる記念撮影スポットである。とりあえずMorris.もここに座り、ミニギターでポーズをとる。誰か来たら撮影してもらおう(階段で三脚は使いにくい(^_^;))と思ったが、せっかくだから歌い始める。やっぱり朝鮮戦争を主題にした歌がいいだろうと、「頑張れクムスナ」「イロボリン30ニョン」など歌ってたら、突然、聴き覚えのあるメロディが流れてきた。像の後ろ側に音声装置があって定期的に音楽が流れるようになってるらしい。流れてきたのは「キョンサンドアガシ」で、歌詞の冒頭に四十階段が出てくる。ちょうど楽譜もあったので、ミニギターで合わせてみる。キーもDmそのままで、なかなか調子良い。通りかかったペクスアジョシが、ちょっとびっくりして、踊りだした(^_^;) その後いろいろ話しかけてきたが、ギターを取り上げて弾こうとするのだが、まるでだめで、危なっかしかったので急いで取り返す。
通りかかったアジョシ二人連れの一人に撮影頼んだが、階段半分しか入ってないし、後ろにもう一人のアジョシが変なポーズとってるし(>_<)で、いまいちだった。また今度、ちゃんとした撮影をものしたい場所である(^_^;)
そして、やはりこれまで何度か訪れながら、休館日で果たせなかった「四十階段文化館」へ。6階建てのビルで、5F、6Fが展示館になっている。
5Fのメイン展示室には、当時の四十階段の写真パネルがあり、ラジオや洗濯板やポンプやバリカンやアルマイト弁当箱や懐かしい日用品が陳列されて、それだけでMorris.はしびれてしまった(^_^;)
 さらに当時の授業風景を再現したセット風の模型もあり、米軍作成の釜山の航空写真や地図が興味深かった。地図にはヨンドが「MAKINO SHIMA」と表記されている。植民地時代はそう改名されていたのか。
6Fは企画展示室で、米軍撮影の当時の生々しい写真が展示されていた。片隅にたぶん常設品の、独逸ツァイス製の巨大な映写機がガラスケースに蔵められていて、Morris.はこれがいたく気に入って撮影しようとしたが、ガラスに天井のライトが反射して展示物が写りこんで写真にならない。他の客がいないことをいいことに、受付のアガシに頼んで照明消してもらって、撮影。外の明かりが反射していまいちだったけど、それでもまだ何とかましだろう。
ベランダに出て、四十階段方面や別方向の鳥瞰写真も撮影して、すっかり堪能して退館。うーーん、これは昨日の国立博物館より楽しかったかもしれない(^_^;)
そして、ウェルビンミルミョンへ。ここは問題なく満足である(^_^) アジョシも愛想よくて好感度大である(^_^) また来よう。

【第二部 東莱山城と博物館】
ミルミョン食べてから、地下鉄1号線でミョンリュンドン駅に出て2番出口。釜山ナビで紹介してあった、東莱邑山城を歩いてみることにしたのだ。
駅から10分くらいで「東莱郷校」に出る。これは朝鮮時代、地方では唯一の郷校だったそうだ。正門は閉まってたので入れないのかと思ったら、隣のビル(郷校関係の保存顕彰施設らしい)からアジョシが出てきて、横手の通用門を教えてくれた(^_^)
なかなか良いたたずまいぢゃ。本堂(明倫堂)の造りも立派で、鴨居には、この郷校出身の名士の写真が並べられていた。
この郷校の右側の坂道が山城への道である。もっとも、この山城は、植民地時代に日帝によって完全に破壊されてしまい、現在あるのは1999年に復元されたものである。歴史的遺構ではないが、散策目的のMorris.にはどちらでも構わない。大した高さではないのだが、昨日までの強行軍で、かなり足が疲れているようだ。何度か休憩して一番高みの「三姓台」というところのベンチで、軽くミニギターレッスン(^_^)
その後、途中で右側に降りて、福泉博物館へ。ここら一帯は古墳群で、先年発掘されて、おびただしい土器や遺跡が発見されたらしい。
それを整備して、巨大な博物館まで作ってしまったというわけだが、ここも入場料無しで入れた。外から見たら8階建てくらいに見えるが天井が高くて3階くらい。展示室は2Fと3Fで、伽耶時代の土器と、発掘現場のジオラマと映像、発掘された武具や馬具などが、ゆったり陳列してあった。観覧者もほとんどいなくて、すごく気持よかった。
博物館の前の庭は広い芝生の丘陵になっていて、これがすなわち古墳群らしい。ドーム状の屋外展示場には、古墳発掘当時の姿を再現してある。びっくりするくらい広い丘陵を下って、車道に出て、そのままふらふらと歩いて地下鉄駅方面に向かったのだが、しらないうちに東莱市場に入ってしまった。
以前来たときはちんけな市場だと思ったのだが、このところビル中の市場ばかり見てたせいか、けっこう良い市場ではないかと、認識を改めることになった。
ここからナムポドン方面に行くバスもあるのだけど、とりあえず144番バスで釜山大学に行く。この前食べた「プデコマキムパ」の味が忘れられなかったので、先日のチャガルチアジュマへのお土産にしようと思ったのだ。もちろん自分のも合わせて4箱。これで8千ウォンは絶対高くない。
ついでに大学正門横のGood Plus地下のマートで、デジカメ用の乾電池も買う。とにかく、乾電池の消耗が甚だしい。これまで16本セットを二つ買ったけど、もう2本しか残ってない。撮り過ぎといわれればそのとおりなのだが、それにしても電池のヘタリ方が早過ぎる気がする。これまで買ったのは16本で8千ウォン前後で、1本あたり500ウォンである。このマートで10本8千ウォンというのを見つけた。普通電池の最大50%パワーアップと書いてある。1本あたり800ウォンかあ。でも、キャンペーン期間で千5百ウォンディスカウントと書いてあったので(^_^;)これを買う。どんなもんだろう? それにしても、充電器の選択ミスは悔やんでも悔やみきれない(>_<)

【第三部 松島海水浴場7080コンサート】
地下鉄でチャガルチに戻り、一旦宿に戻り、ひと休みして、部屋を出たのが7時前。
コンサートは7時半スタートだから、あまり時間がない。でも、別に最初から見る必要もないし、面白くなければ途中で引き返してもいい。
キムパブ3箱とサルタクとミニギター持参で、30番バスで海水浴場へ。
ステージ前には青いプラスチックの椅子が並んでいてほぼ満員だったが、まだいくらか空いてる椅子もある。とりあえず中間あたりの空席に座る。
ステージでは「パラムパラムパラム」のキムボムヨンが歌ってる。ステージの椰子の木のディスプレイなどは、先日のナミルデの舞台と同じもののようだ。でも、ステージ自体はあれの3倍以上ある立派なものだ。
若い女性司会者が、まだあまり慣れてないのか、とちりまくりでちょっと興を殺いだ。今日の白眉は「無情ブルース」のカンスンウで、どちらかというとムードトロット歌手と思ってたのだが、今日はバリバリのロックバンド従えての熱演。当人もものすごい速弾きのギターテクニックで、これはちょっとびっくりした。他の歌手はカラオケだけど、こちらは全曲、生演奏である。
途中かなり前の席に移動。さらには何と一番前の椅子に座ることができた。これは、もともと前の三列くらいは、招待者席で、一般は座れないのだが、招待客は、挨拶とオープニング済んだら、そそくさと帰っていくので、そこをすかさず椅子取りゲームしていけば、こういう結果もよくある。韓国人は結構飽きやすいから、途中退席も多いしね(^_^)
目の前で花火が発射されたり、長ーいシャフトの先のカメラを思い切りぶん回してるカメラマンアジョシの動きなども見ることもできてこれはこれで面白かった。
結局最後まで見てしまったよ。
8日まで毎晩歌謡ショーが続くわけで、Morris.は毎日通ってしまいそうだ(^_^;)
帰りも30番バスでチュンム市場で降りて、チャガルチアジュマ(一人しかいなかった)にキムパブわたして、11時寄宿。
日記は明日回しにする。
今日の歩数は9075歩。


白山記念館 

白山 アンヒジェ(安朴煕済)像 

「獨立血史」 

白山」の印 

B2F企画展示室 

B1Fから出口を望む 

四十階段でアコーディオンと共演(^_^;) 

これは縦構図でないときつい(>_<)
 

四十階段文化館 

5Fの入場口 

展示室 

授業風景模型 

往時の四十階段 

携帯電話? 

教科書 

アルマイト弁当箱 

ラヂオ 

飴屋の鋏やバリカンや… 

鯛焼き器? 

z懐かしいものたち 

米軍作成の釜山航空写真と地図
 

獨逸製大型映寫機 

6F企画展示室 

ベランダから展示室外観を 

四十階段方面 

フェリーターミナル方面 

コモドホテル方面 

カジ(茄子) 

ウェルビンミルミョン(^_^) 

ゴミ捨て場も絵になる 

明倫洞の猫 

東莱郷校「明倫堂」正門 

明倫堂本館 

扁額 

出身者の写真? 

良いたたずまいである 

東莱邑山城 

大して高くはない 

西将台 

日時計(実際は4時過ぎ) 

福泉博物館 

ゆったりとした空間 

棺壺 

陳列も美しい 

オリ(家鴨)型壺 

出口から外を 

野外古墳展示館 

古墳発掘の復元 

古墳群 

とにかくゆったり広々(^_^) 

東莱市場 

同じく 

松島海水浴場7080コンサート 

「パラムパラムパラム」キムボムヨン
 

キムジャンスは息子と共演
 

「無情ブルース」のカンスンウ
 

カメラぶん回しのアジョシ(^_^;) 

シャンソンのユダヒョン 

舞台前の花火 

シンナ 

今夜から8日まで毎晩催しが(^_^) 

フィナーレ 

噴水もライトアップ 
2010/08/05(木)●チョンウィソンコンサート● 22日目

7時半起床。
今朝の血圧は210/117/87。
午前中は部屋で、日記作業と、inetでのんびり過ごす。
昼からチャガルチビル3Fのベランダ休憩所で昼食。コマキムパブとサルタク持って行ったのだ(^_^)
その後ものんびりと休憩所でミニギターレッスンしたり、下の市場眺めたり、昼寝したり(^_^;)して3時過ぎまでいた。
途中30代くらいのアジョシが横に立っていろいろ注文をつける。そこんところのビブラートがおかしいとか、三連符をスムーズにとか、シンコペーションがどうのとか、やたら細かい。「ソムマウルソンセンニム」歌ってる途中にもしつこくチャチャ入れるので、それならMorris.が伴奏するから歌ってみるようにいったら、これがかなり下手(^_^;) とか、いろいろあってから地上に降りたら、チャガルチビル前に、例の粗末なビニール紐に繋がれた子猫2匹発見。白雉と三毛で、この三毛は15日「事件当日」のデジカメ画像に残ってた(撮影したことも覚えてない(>_<))三毛にまちがいない。こんなとこにいたのかあ(@_@)
そのまま、乾物市場方面に歩く。去年の工事前の記念祝祭でデジカメ壊された、因縁のヨンド大橋は、もちろん工事中で完成は2004年とのこと。
仮歩道があるので、歩いてヨンドに渡る。この工事もロッテグループが請け負っているらしい。
例のヒョンイン銅像のある小さな広場で、記念撮影(^_^;) ついでにミニギターで歌おうとしたのだが、ここはのべつまくなしにヒョンインのヒット曲が流れる。でも曲数が少なく、「新羅の月夜」「ソウル夜曲」「雨降るコモリョン」「故郷万里」あたりのリピートで、Morris.が一緒に歌いたかった「頑張れクムスナ」は何時まで経っても出てこないので諦める。
ヨンド漁港から、例の造船所方面に回る。ここらあたりは何度来ても飽きない。船の部品中心の町工場、味わい深いコルモッキル、ひなびた町並み、クモンカゲ。
そういえば、いつも立ち寄るクモンカゲにどうしてもたどりつけない(^_^;) アジョシとの2ショットのプリント持参してるのにわたせない(>_<) 方向音痴のMorris.のことだから、きっちり迷ってるに違いないのだけど、今回の旅の間にわたせるだろうか?
結局帰りも歩いて、6時過ぎに宿に戻り一服してから、26番バスで松島海水浴場に。
昨日とおなじくらいの時間到着だが、椅子席は昨日より混んでるし、応援用の黄色いバット状の風船まで置いてある。何とか前から15列目くらいに席を確保(^_^)
今夜は「チョンウィソンコンサート」。あまり聞いたことのない歌手だなと思ったが、もらったチラシに「作曲家から歌手に転身」と書いてある。って、おいおい、あのチョンウィソンかよ(@_@)
キムヘヨンの「ソウルテジョンテグプサン」「ソウルピョンヤンバンナジョル」「カンクンナムジャ」「ペミダ(チャマジュセヨ)」そして、チャンユンジョンの「チョッサラン」(この曲についてはこちらを参照のこと)の作曲家として、Morris.の中ではかなり大きな存在だったわけだけど、今から歌手デビューというのに二度びっくり(@_@)である。
チョンウィソンは最初エレキギター抱えて登場。3曲ほど歌って一旦退場して、後はしばらく他の歌手が彼の作曲したナンバーを中心に歌う。
そして再登場したチョンウィソンと司会者のやりとり。キムヘヨンの「ソウルテジョンテグプサン」が最初の大ヒット曲で、今でもキムヘヨンが自分の作品に一番マッチする歌手だと思うと言ってくれたのが嬉しかった。またずっと以前に作って、全く話題にもならなかった「ペミダ(チャマジュセヨ)」突然のブームには自分でも驚いてるし、著作権料もがっぽり入った(^_^)なんていいながら、何と本人がこのナンバーを歌ってくれた(^_^) これまた嬉しいハプニングだった。
歌唱力はあると思うし、作曲家だけに音楽的には問題ないが、歌手として大成するかどうかは未知数である。作曲家として大成してるだけに、道楽と受け取られるかもしれない。日本進出も考えているとの発言もあった。テジナの日本進出が不発に終わったあとだけにちょっと難しいかもしれない。
その後も他の歌手のステージ。イムスジンが「ソウルテジョンテグプサン」をカバーした(あまり上手くなかったけど(^_^;))Morris.は客席で、合いの手を入れて、大騒ぎしてたさ(^_^;)
コンサート終了後、舞台前でファンクラブの記念写真撮影やってたので、近づいて声をかけて、ほんの30秒くらいだけど話することができた。キムヘヨンのこと、歌手としての活躍を期待するといった程度で、突っ込んだ話はできなかったけど、にこやかに応対してくれて、握手もしてもらった。
30番バスで11時前に宿に戻り、チャガルチ広場で、ミニギターで歌い始めたが、やっぱり疲れてるようで30分足らずで切り上げて宿に戻る。
今日の歩数は11418歩。


魚影の濃い釜山港 

クレーンで高所作業 

プロパンガス 

お、ナビコンビだ 

この三毛は「事件当日」に撮影してた
 

白雉はおっとりしてる 

こちらは魚網屋のトラッキーズ 

動く気なし 

乾物市場の一画

ヨンド大橋補修復元工事現場 

ロッテ建設 

ヨンド側から 

お約束 

メカニカルシリーズその1 

その2 

その3 

その4 

外国船(^_^;) 

Morris.指定席 

町工場シリーズその1 

その2 

その3 

やっぱりヨンドのコルモッキル(^_^)
 

同じく 

同じく 

こっそりMorris.も(^_^;) 

昔懐かしの長屋 

片隅 

この家も良い 

町工場シリーズその4 

その5 

船の食堂 

釜山大橋 

チョンウィソンコンサート 

チョンウィソン 

カヤラン 

ドンフ 

ワンソヨン 

再登場 

観客席 

キムヨンイム 

終了後ファンクラブ記念撮影
 
2010/08/06(金)●懐メロにどっぷり● 23日目

7時半起床。
今朝の血圧は175/98/84。
昨日は比較的デジカメ画像少なかったこともあって、10時半に日記作業終了。
久しぶりに午前中に部屋を出ることができた(^_^;)
とりあえず、恒例のチャガルチ詣で。今日はチャガルチビルの北西にある新東亜市場ビル2Fの乾物市場冷やかして、3Fのベランダから、ちょこっとだけ鳥瞰撮影。Morris.は上からの撮影というのが好きなようである(^_^;)。1Fでアジュマ3人組が2Fで刺し身屋で食べるネタを選んでた。ソンゲ(雲丹)やらナクチ(蛸)やらチョンボク(鮑)やらモンゲ(海鞘)やらえらく豪華である。計算は8万5千ウォン(@_@)と言ってた。Morris.の1週間分の食費を超えそうだ。デジカメ撮影だけさせてもらう(^_^;)
ぐいぐい酒場で、サランバンpostmanから、韓国の汽車時刻表を買ってきて欲しいとの依頼があった。先日ナムポムンゴ(南浦文庫)で小型の時刻表見かけたから、大丈夫だとレス付けておいた。今朝は先にそれを買うことにしよう。時刻表なら全国の路線図や地図も付いてるだろうし、釜山にいる間に、また汽車の小旅行を楽しむのも良いなと思ったのだ。目一杯活用して、postmanには使用済みということで無料で進呈すればよかろう。と、近所の書店広文館2Fの、地図、旅行関係コーナーで係員に時刻表買いたいといったら、最近の韓国人は汽車の時間などは携帯電話のネットサービスで調べるのが常識になってるから、市販の時刻表は数年前に廃刊になった(>_<)と言われてしまった。え”?? Morris.がナムポムンゴで見かけたのは何だったんだ? 当然Morris.の勘違いだったということになる(>_<)。釜山駅に行けば、釜山中心の時刻表パンフレットみたいなものならあるかもしれないとのこと。とりあえず、釜山駅まで足を伸ばしてみることにした。
せっかくだから、四十階段でこの前のアコーディオン銅像との記念写真撮り直しと、ウェルビンミルミョンにも寄ることにしよう。
ウォンの持ち金が心細くなったので、道端の換銭アジュマにレート聞いたら134という。今朝の釜山ナビだと135,8になってた。もっともこちらは売値で、買値はちょっと下がるのだけど、135でどうだと聞いたら駄目とのことで、パス。最近ところどころで見かける店舗形式の両替コーナーに寄ったら135と書いてあったので、ここで1万円だけ両替。たかだか千ウォンの差だが、これでサルタク一本買えると思えば、特に今のMorris.にとっては意味がある(^_^;)
階段での撮影、三脚でセルフタイマーで撮ることにしたのだが、今日は日差しが強すぎて、思うようには行かなかった(^_^;)
ウェルビンミルミョンに着いたのが1時半過ぎで、今日で3回目になるが、客が他にいなかったので、いろいろアジョシと話することができた。このミルミョンは30年近くやってて開発して現在の味に定着するまでに8年かかったとか、知り合いに日本通がいて、日本のことはその友人からいろいろ情報仕入れてるとか、コモドホテルの日本人客には口コミで噂が広がってるようで、良く訪れるとか… 三脚あるので、2ショット撮影も(^_^)
店の隣の四阿でしばしミニギターレッスン。しばらく近くに座って聴いてた兄ちゃんから「ラグヨ」をリクエストされる。
後はふらふらと中華街、テキサスタウンを経由して釜山駅へ。今日のテキサスタウンは先日とは別の街みたいに閑散としていた(^_^;)
釜山駅2Fの観光案内所で、時刻表のこと尋ねたら、たしかに市販の時刻表はもう無いとのこと。釜山方面の時刻表パンフレットをもらう。30pくらいの小型のパンフレットで、時刻表は17p、あとはCMである。釜山からの路線は限られてるから、こんなもんだろう。ソウル駅なら、もう少し見ごたえあるものがあるかもしれないが、今回は見送りということになるな(^_^;) やっぱり韓国は地域交通機関としては、鉄道よりバスが圧倒的に優勢のようだ。
駅噴水広場北側の野外休憩コーナーでまたミニギタータイム(^_^;) アジョシ二人が、両脇に座って一緒に歌う。途中大きなバイクに乗ったアジョシが近くにバイク停めて内臓のオーディオでトロットを流し始めた。こちらも負けじと声を張り上げる(^_^;) 20分くらいでバイクアジョシは場所替えで、どこかに行ってしまった。マンセー(^_^) でもだいぶ喉が嗄れてしまったよ(^_^;)
今夜も松島海水浴場の歌謡ショーに出かけるのだが、ちょっと時間があるので、北方面に足を伸ばしてチョリャンシジャン(草簗市場)を見物。いかにも昔からの市場といった感じで、悪くない。青空市場の隣に古いビルがあってその中も市場になってるが、こちらはほとんど開店休業状態。さらに薄暗い階段で地下に下りたら、暗い照明の、ちょっと怪しい刺身屋が並んでいた。この時間、客は皆無(^_^;)である。
適当なバスに乗ってナムポドンに戻り、農協でサルタクとカップ麺(千百ウォン)、屋台でトマト(三千ウォン)、タンコン(ピーナッツ)2千ウォン分買って、宿に戻り、ミニギターなど置いて、チュンム交叉路から26番バスで松島海水浴場へ。
今日が3日目で中日ということになるが、実は「ヒョンイン歌謡祭」は、釜山出身の国民歌手ヒョンインに続く新しい人材を、在野から開拓するという意図の催しなのだ。明日7日は予選を通過した15名が持ち歌を披露して5名が勝ち残り、8日の本選に臨むことになる。もちろん両日ともゲスト歌手満載で、Morris.はこちらがメインの目的なのさ(^_^)
一昨日から今日までの3日の歌謡ショーはその前夜祭という位置づけである。
今日は4時から、ヒョンインを顕彰する「記念式典」があり、6時から「ヒョンインの時代の歌たち」、9時から「ユギオ(625 朝鮮戦争)60周年記念歌と寸劇ショー」という三部構成(^_^;)になってる。さすがに4時から7時間ぶっとおしというのはしんどいし、式典ははしょって、2部の途中くらいから見ることにしたのだった。
着いたのが8時過ぎで、席はほぼ満杯。でも、例によって、中程の空席を見つけて、あとはじわじわと前進する作戦(^_^;)最終的には前から3列目の端の椅子に定着。
今日の出場歌手はベテラン、というより、ほとんど引退同然みたいな歌手も多いようだ。
「大田ブルース」アンジョンエなんか、歌半分忘れてるんじゃないか(^_^;)というくらいの歌いぶりだったし、中にはステージ奥の階段が高すぎて、介添つきだったり、歌い終わって、引き上げるとき違う方向に行ったりとか、なかなかに歴史を感じさせるものがあった。でも観客の視線は熱く暖かい(^_^) 韓国人は懐メロを過去のものでなく、現在も愛唱歌として大切にしている。これは日本と大きな違いで、Morris.が病的に(^_^;)韓国歌謡を愛好する一因でもありそうだ。
カラオケでなく12人編成くらいの楽団の生伴奏だったが、どうも寄せ集めなのか、いまいち息が合わない。TV録画ということもあって、なんどもイントロやり直ししてたのは、ちょっと残念だった。
それでも歴史的歌手数人を初めて生で見るというのは、感動ものだった。「トゥゴウンアンニョン」のジャニーリーが「サノラミョン」歌ってくれたし、ソフトがよく似合うミョングクファンの渋さ、そして「ノーランシャツ」のハンミンスク(@_@) ほとんどの歌手が1曲だけで交代する。古い韓国歌謡は一曲が短いから、目まぐるしすぎてMorris.は名前のチェックはさっさと諦めてしまった(^_^;)。下のデジカメ画像群で、その大量出演ぶりを堪能して?もらいたい。
終り頃にはMorris.の十八番「チャンチャンチャン」のピョンスンヨプが登場。おしまいは6人くらいの歌手が舞台に出てフィナーレ。
中央最前列にパククッチェ西区区長が座って、時々紹介を受けたりして最後まで楽しんでいた。たいてい招待客は式典終わったらさっさと帰るものだが、この区長は本当にトロットが好きなようだったし、服装もラフで人当たりも良さそうだったので、終了後挨拶に行く。日本から来たトロット、いや、ポンチャックファンだというと、喜んで、名刺交換して、2ショット撮影まで(^_^;)してしまった。
何かMorris.も西区がすごく好きになったぞ。
もらった名刺は二つ折りで裏に「われらが西区の十大自慢」(^_^)が写真付きで紹介されている。

1.レジャー「松島海水浴場」
2.歴史「臨時首都記念館」
3.観光「アムナムコンウォン(岩南公園)」
4.水産「共同魚市場」
5.教育「教育歴史館」
6.体育「クドク運動場」
7.文化「デシンコンウォン 民族芸術館」
8.観光「海岸散策路」
9.交通「南港大橋」
10.芸術「チョンマサン(天馬山)彫刻公園」


2番目の「臨時首都記念館」というのが興味深そうだ。他の公園や海岸散策路などとセットして西区探訪というのも良さそうだ(^_^)
砂浜ではカクソリ公演もやってたが、これ見てるとバスに乗り損ないそうだったので、さっと撮影だけして11時半帰宿。
今日の歩数は8309歩。


今日はピーカン釜山港 

昼の公設市場 

朝鮮将棋も 

上から撮るの好き(^_^;) 

太刀魚一夜干 

包丁屋台 

たまには違った角度から 

エイの干物 

河豚?の干物 

韓国人イチ押しのクルビ(石首魚の干物) 

タラの干物 

漁船たち 

〆て8万5千ウォン(@_@) 

デリム(大林)のバイク 

印刷所通りにはこんな建物が多い 

ここで両替 

四十階段で撮り直し 

椿印刷所 

ウェルビンミルミョンのアジョシと
 

コントラストの強い風景 

割と珍しい土壁コルモッキル
 

ヨインスクアジョシ 

テキサスタウンは閑散 

壁の芸術その1 

その2 

その3 

釜山駅前 

コルモッキル 

チョリャンシジャン((草簗市場) 

市場地下の怪しい刺身店街 

同じく 

地下への階段 

つい買ってしまった(>_<) 

ここから懐メロ大会 

「大田ブルース」のアンジョンエ
 

「トゥゴウンアンニョン」のジャニーリー 

ナムベクソン 

ムダン姿のソンチュンヒ 

アンダーソン 

ソンジョンミ 

ヘリミ 

ナムイルヘ 

イギョンヒ 

イチラン 

渋いミョンククファン 

イサンスク 

ソガンシク 

「黄色いシャツ」のハンミンスク(@_@)
 

イヨンファ 

ユギオ(625 朝鮮戦争)の映像も 

舞台風景 

寸劇も 

女性歌手(^_^;) 

コーラス隊 

女性歌手 

女性歌手 

司会もやってたナムソンナム 

女性歌手 

観客 

オウンジョン 

女性歌手 

一番ノリノリだった男性客 

ペクリョンファ 

男性歌手 

女性歌手 

最後はみんなで 

フィナーレ 

西区のパククッチェ区長 

気軽に2ショット 

名刺もいただいた 

カクソリ公演 

懐かしい風情 
2010/08/07(土)●臨時首都記念館● 24日目

5時起床。
今朝の血圧は174/91/86。
早起きしたので日記作業10時終了。って、やっぱり4時間もかかってる(^_^;)
昨日もらったパク区長の名刺で見つけた「臨時首都記念館」の場所など釜山ナビでチェックしたら、富民洞、何とあの釜山大学病院のすぐ裏手だった(>_<) どうも今回の旅はこの大学病院との縁が切れない(^_^;)。ともかく、あのへんなら歩いていけるな。
11時過ぎに部屋を出る。とりあえず朝のチャガルチ詣ですまして、昼飯はヤンシクタンで3千ウォンのトルソッピビンパブ。
国際市場からボンスドン古本市場へ。先日古い歌本買った店は閉まっていたが、他の店にもいくらか歌本あったのでしばらく冷やかしたが買うほどのものはなかった。
そのまま西へ歩いて中区と西区の境界にさしかかる。富民洞は西区の東端である。この道の両側に古い橋の一部(門柱?)が残されていた。白花崗岩のなかなか風格のあるものだ。東部分には「富民橋」西側部分には「○○十四年8月竣工」と刻んである.。○○の部分は故意に削られてるが、多分「大正」だろう。大正14年(1925)に日帝によって竣工されたということになる。川を埋め立てて道路にするときに、記念に残したものと思われる。
臨時首都記念館は、朝鮮戦争時に、ソウルを北韓に占領されたあいだ、釜山が韓国の臨時首都に定められ、慶尚南道道庁であったこの建物を、李承晩大統領の官邸として使用したものである。煉瓦造りの素晴らしい建物である。
かなり傷んでいたものを2000年に復元修復工事を行ない、正確に元の姿を取り戻した。特に玄関上部分の瓦屋根の微妙なカーブは絶妙で、思わず溜息が出た。
受付のアジョシも親切で、一緒に案内して回ってくれた。応接室、書斎、食堂、厨房、浴室、客室など、いずれも往時の日本式洋風デザインで、懐かしさを感じた。二つある階段もそれぞれ素敵で、階段好きのMorris.の喜ぶまいことか(^_^)
じっくり見学させてもらい、2Fで15分間のビデオを観る。二部に分かれていて一部では千日間の臨時首都となった釜山の当時の様子と歴史的経緯、そして二部では、釜山に避難してきた40万人の難民の悲惨な状況と、たくましく生き延びる姿が写真と映像で紹介されていた。Morris.は韓国語と日本語で2回観た(^_^;)。混乱した状況の中で、難民への救援食料の輸入に関して、大規模な政治家と大企業間での汚職が行われたという事実には、憤りを感じた。二部にはMorris.が敬愛する写真家チェミンシクの作品が多く使われていたが、それをわざわざイラスト化しているのには、ちょっとがっかりした。
受付アジョシが読んでいた、釜山博物館編集の本館の復元工事報告書の中の、屋根のカーブ部分の骨組みの写真を接写させてもらう。
庭には葡萄と筍という珍しい意匠の石灯籠もあって、存分に楽しめるスポットだった。
チュンム交叉路で71番バスに乗り換えて松島の南端のアムナムコンウォン(岩南公園)のひとつ前の休憩所で下車。ここはちょっと高台で見晴らしが良い。
後は石段を降りて、大きな駐車場のある浜辺へ。コンクリート桟橋は釣りのメッカらしく多くの釣人が並んでいた。
Morris.はその脇にある小さな島の手前の岩場(本当は立入禁止らしいが)に腰を落ち着ける。金網の橋部分から回りこめば簡単に入れるので、多くの家族連れや若者グループなどが、シート敷いてくつろいでいた。
いやあ、今日は空が綺麗だ。こうやって海辺で過ごすにはぴったりである。当然サルタク持参で、ミニギター歌謡ショー(^_^;) 途中30代のカップルの男の方がいっしょに歌い出し、記念写真も撮り、ビールに焼肉も御馳走になる。こういう時が一番楽しい(^_^)別のアジョシに馬鹿貝もふるまってもらった(^_^)
すっかりいい気分になり、歌って飲んでやってて、気がついたら7時前ぢゃ(>_<)
今夜も7時半から松島海水浴場で歌謡ショーがある。海岸に沿って海水浴場まで続いてる、木と鉄でしっかり作られた散策路を歩いて行く。こういうのは、自然の美観を損ねるんじゃないかとも思うが、やっぱり歩きやすくて便利である(^_^;)
思ったより距離があって、ステージにたどり着いたら8時前。もちろんショーは始まっていた。例によって椅子席の後ろの方の空席から、徐々に前の方に移動。最終的には前から3列目くらいに落ち着く(^_^)
今日は16組の予選出場者の中から5組が明日の本選出場権を得ることになる。でも出場者の大半はラップやバラードなどK-POP系でMorris.にはあまりピンと来なかった。15番の「トルグックファ 野菊」を歌った男性(イテウク)がとても良かったと思うのだが彼は予選おちてしまった(^_^;)
授賞者の一人がパク西区庁長だった。彼に、昨日もらった名刺見て、臨時首都記念館と岩南公園と海岸散策路を訪れたことを報告したら笑ってた(^_^)
今夜のゲスト歌手の中では、イヘリと「スリラン」「サランタリョン」でMorris.がすごくはまってるユジンの二人が圧倒的だった。明日の本選は、ゲスト歌手も超豪華版らしいので期待が高まる。ステージも今日までとは別の場所に設けられるらしい。明日はちょっと早めに来なくては。
今日は久しぶりに酒多めに飲んだので、11時に宿にもどって、何もせず寝てしまう
今日の歩数は7742歩。



「富民橋」の名残

臨時首都記念館 

玄関部分 

玄関照明 

階段1 

虎朝鮮半島地図 

応接室 

書斎 

階段2 

食堂 

厨房 

「思惟堂」の扁額 

このカーブが(^_^;) 

復元工事の写真 

タイルの流し 

廊下も素敵 

裏側 

火災直後の釜山駅 

裏側斜めから 

珍しい意匠の灯籠 

これは多分中国製 

しつこく階段を(^_^;) 

ビデオで当時の様子を 

釜山の「さかな君」 

岩南公園休憩所から 

同じく 

同じく 

堆積岩の節理 

ここは釣り場 

この島手前の岩場に落ち着く 

今日は良い天気 

岩場の藤壺など 

キノコ雲みたい(^_^;)

さっそくミニギター 

撮影を強要するカップル 

すぐ仲良しに 

けっこうおちゃらけタイプ 

馬鹿貝もご馳走になる 

この海岸散策路で海水浴場に 

ショーは始まってた 

女性歌手(^_^;) 

同じく 

「スリラン」のユジン 

シニュ 

女性歌手 

ハドンジン 

イヘリ 

「ヤガンヨルチャ」のパクチンド
 

授賞者のパククッチェ区長 

入賞者表彰 

フィナーレ 
2010/08/08(日)●生ユンジョン\(^o^)/● 25日目

8時半起床。
今朝の血圧は193/103/98。
昨日は久しぶりにいささか酒を過ごしたので、ちょっとしんどい(^_^;)
今夜も8時からヒョンイン歌謡祭本選がある。今日が日曜日で最終日だから、これまで4日間とは桁違いの観客が集まりそうだ。
6時くらいに行けば何とか席獲得できるかな。いや、もうちょっと早めに行って様子を見ることにしよう。
日記作業も、いっこうに進まず、結局アップ終えたのが2時前(>_<)
もっとも、12時から全国ノレチャラン見たりしてたせいでもある。今日は全羅南道の南端の黒山島、紅島などあちこちの島からの参加者を多く集めた大会で、珍しく予選風景を長めに流していた。
その後inetにチャンネル変えたら、Top10歌謡ショーで、ユンジョンちゃんがナフナの「ヨンヨン」歌ってる場面だった。途中からというのが残念だったが、これがまためちゃくちゃ良かった。この曲はナフナの中でも人気が高い曲なのに、なぜかMorris.のレパートリーに入ってない。しかしユンジョンちゃんのカバー聴いてこれは絶対レパートリーにしなくてはと決心した。贔屓の引き倒しといわれるかもしれないが、ユンジョンちゃんがカバーすると、その曲に新しい魅力が加味されるような気がする。選曲が上手いということもあるだろう。これまででも、イミジャの「ソムマウルソンセンニム」、キムヨンジャの「スウンドゥン」、最近ではキムヨンスクの「クナル」、そしてこのナフナ「ヨンヨン」である。特に今日の「ヨンヨン」は情感がこもってて、歌い終えるころにはちょっと涙ぐんでるようにも見えた。観客もそれを感じたのか、拍手鳴り止まず、アンコールになった。この番組でアンコールでもう一曲歌ったのはこれまで見たことがなかった。
で、部屋を出たのが2時半。まずナムポムンゴで「時刻表」の確認。先日、書店や駅の観光案内所で、とっくに廃刊になったと言われてしまった「時刻表」だが、元鉄道マニアのソウルのききさんから、ぐいぐい酒場に、時刻表は現在も観光交通文化社が発行しているとの情報が寄せられた。最新号の紹介ページという証拠付きでの書き込みだったで、これは絶対買わねばという気になったのだ。
ナムポムンゴは、ナムポドンでは一番大きい本屋で、Morris.はここの2階ヘの広い木製階段が好きで、これを上り降りするためだけにでも、時々訪れることがある(^_^;) 前にMorris.が「時刻表」見かけた(勘違いだと思ったけど(^_^;))のもこの店だったから、はじめからこちらに来るべきだった。とはいうものの、最初問い合わせた女店員は即座に「無い」と答えた(^_^;) でも今回はMorris.も強気で、出版されてることはネットでも確認したと言ったら、男性店員(売り場主任)を呼び、彼は即座に「ありますよ」と言って奥の棚からさっと取り出して来てくれた(^_^)
7月号、定価5千ウォンである。鉄道より市外バスの方がうんと多くのページを割いている。いちおう航空、海路の情報も入っているし、鉄道路線図、高速道路略図などもあり、もちろん料金もすべて明記してあるから、Morris.にとっては強い味方になりそうだ。
松島海水浴場の歌謡ショーも今日で終わるから、明日からはこの時刻表を目一杯使って行動範囲を広げよう、って、おいおい、いつまで居座る気なんだろう??
昼食はトルゴレスンドゥブ(^_^) ダイソーで2本千ウォンの緑とオレンジの蛍光マーカー買ってから、30番バスに乗り、海水浴場に着いたのがちょうど4時。昨日までのステージとは,反対側に倍くらい大きなステージが設けられてある。椅子席の数も倍以上ありそうで、まだ前の方にも空席がありそう、と、思ったのだが、これが大間違いで、前から8列は来賓と招待客用で、すでに9列目から30列目くらいまでは、先客が座っているか、椅子の上に鞄や袋など置いて、ほとんど席取り完了状態である。これはいかんと、9列目からこまめにしつこくチェックして、10列目の通路から二つ目の椅子を確保することに成功(^_^) ここからなら、まあ何とか出演者の顔がはっきり分かるくらいには撮影できるだろう。今日に限っては、招待席の空いた椅子に、漸次前進というのは難しそうだから、とにかくこの席をしっかり守るしかない(^_^;) 隣近所の席はほとんどアジュマとハルモニで、アジョシは2割に満たないくらいである。試合開始、ぢゃなかった、歌謡祭開演までまるまる4時間待つことにする。
水はヘリムジャンの冷蔵庫から2本持ってきたし、食糧は海水浴場前でキムパ(2千ウォン)買ってるから大丈夫。強い陽射しの中での4時間は大変そうだけど、暑さが苦にならない体質になってるMorris.にはそれほどのことではない(^_^)。5時になるともう中間より前の席は完全に満杯状態。
5時頃からリハーサル開始。結構ラフなリハだけど、これで進行や出演者の順番も分かる。リハーサルで、昨日予選落ちしたと思ってたMorris.イチ押しだったイテウク君が本選に残っていたことが分かり、嬉しかった。
リハーサルは6時前に終わり、BGMも流されないので、おもむろにミニギター取り出して、こっそり韓国トロットメドレー開始。膝の上に楽譜置いて、ギター立て気味にしての、かなり窮屈な姿勢での演奏だったけど、やれば何とかなるもので、だんだん調子が出てきて、大きな声になり、今日のゲスト出演予定のヒョンチョルの「シルタシロ」を歌ったら、あちこちから拍手が来た(^_^) 7時前まで1時間くらい歌い続けたと思う。自主的前座公演(^_^;)だね。途中学生に頼んで一枚撮ってもらう。
7時からはぼちぼち招待席も埋まり始め、主催者や来賓、審査員も席に着く。
三作曲家サイン先に蛍光マーカー買ったのは、サインをしてもらうためだった。実は昨日やっと手に入れた赤い公式プログラム?を、見てたら、おしまいに、審査員の紹介があり、何とそこにはMorris.が敬愛して止まない作曲家キムヒガプの名前があるではないか(@_@)、さらに「ネパクチャ」「無条件」など多数のトロット名曲ヒットメーカーであるパクヒョンジン、数日前に面通し済ました(^_^;)ばかりのキムヘヨンヒット曲メーカー、チョンウィソンも審査員に名を連ねている。現在Morris.が好きな作曲家ベスト3が同席するという、こんな千載一遇の機会を、黙って見逃すわけには行くまい(^_^) 挨拶して、できれば、サインももらいたい。どうせならMorris.の愛唱曲の楽譜にサイン貰えたら素晴らしいよなと思いつき、そのための蛍光マーカーだったわけだ(^_^;) 蛍光なら楽譜や歌詞が透けて見えるから、楽譜そのまま使えるもんね。
パクヒョンジンは2005年東京ノレチャランに出場したとき、彼の作曲した「シントブリ」歌ったことから、楽屋で親しく話したことがあるので、まずはそちらに挨拶に行く(^_^;) 東京ノレチャランだけで、すぐMorris.のことを思い出してくれて、すごく喜んでくれた。彼にはソンデグヮン「ネパクチャ」楽譜にサインもらう。えらくいっぱい書いてくれて、2ショットまで撮ってもらった(^_^)
続いて、キムヒガプ。こちらはほとんど雲の上の存在みたいな方なので、流石のMorris.もちょっと緊張してしまった。何をしゃべったかよく覚えていないが、彼の作品で好きな曲を思いつくままに羅列してたようだ(^_^;) 彼にはチョヨンピル「クキョウレチャッチブ」にサインを頂く。
次にチョンウィソン。彼にはもちろん、キムヘヨン「ソウルテジョンテグプサン」の学風にサインもらう(^_^) 今度またキムヘヨンに会う機会があったら、この楽譜にヘヨン嬢と、作詞のソパンソク社長のサインもいただいて、最強の楽譜にしよう(^_^;)。
帰ってから、気づいたのだが、キムヒガプの隣席の上品な婦人こそ、ヒガプの奥さんで作詞家のヤンインジャだった(^_^;) 「クキョウレチャッチブ」も二人の作詞作曲だった。こんなことなら彼女のサインもいただいておけば素晴らしかったのに、と、まあ、これは後悔先に立たずである(>_<) それに、あんまり欲張りすぎるのも、いかんわね(^_^;)
いずれにしてもこの3枚の楽譜は、そのままMorris.亭の家宝認定である(^_^) 
ほくほく顔で席に戻ったら、すぐに本当の前座公演が始まる。女性バイオリン演奏。えらく派手に動きまわり、撮影しにくいこと(^_^;)
そして8時丁度にパククッチェ西区庁長が開会宣言。
最初に登場したのはヒョンスク。相変わらずの笑顔で、新曲と「チュムチュヌンタンバリン」「オッパヌンチャルイッタンダ」などのヒット曲メドレーで、場内を盛り上げてくれた。
その後、本選出場者二組が歌い、「シャバンシャバン」のパクヒョンビン、そのまま、今日の大多数のアジュマたちのお目当て、国民歌手ヒョンチョルの登場。「アミセ」「I Love You」歌って司会者と談笑、暑いからと白いジャケット脱いで真っ赤なシャツ姿でヒット曲メドレー「鳳仙花恋情」「恋は蝶々」などを熱唱。アンコールでリクエストされた「サランエイルンピョ」の楽譜がないということで、アカペラでワンコーラス歌うなどサービス精神も旺盛である。釜山市長も舞台に呼び上げて和気藹々ムード。こんなところが、国民歌手と呼ばれる所以でもあるのだろう
そのあとエントリーNo.3の男女のラップデュオ。男性がメロディ、女性がラップというちょっと珍しいパタン。確かに上手いんだろうけど、Morris.はラップにはついていけない(^_^;)
次がイテウク君の「トゥルグックファ」やっぱり良い曲だし、声も雰囲気もMorris.好みである。
続いて女性二人組のウィンク、そしてMorris.が今一番よく歌ってる「ナムジャラヌンイユロ」のチョハンジョ登場。期待してたけどこの曲は歌わなかった(^_^;)残念。歌ったのは今流行ってる「マニャゲ」ともう一曲だった。
そして「コスモスピオヌンキル」のベテラン女性歌手キムサンヒ登場。彼女のCDは一時良く聴いてたので懐かしかった。「チュルゴウンアリラン」では客席にも合唱するよう強制。もちろんMorris.も歌ったさ(^_^)
ここらあたりでアジュマらは席を立ち始めた。やっぱりヒョンチョル目的が多かったのだろう。Morris.の隣のアジュマ、ハルモニも席を立ち、そこを目がけて、後ろからハンディカムを一脚に装着したアガシが隣席に座る。なかなか可愛いぞ(^_^)
エントリーNo.5と、昨年度大賞受賞の女性が歌ったあと、軽快なツイストのリズムに乗って、銀鼠色ミニワンピース姿のチャンユンジョン登場\(^o^)/ もちろん「チャンユンジョンツイスト」である。まさに「待ってました!!」である。
Morris.が開演4時間前から座って待ってたのも生ユンジョンを少しでも近くで見たかったためである(^_^;)
やはり東京ノレチャランのゲストとして来日時に、前日のリハーサルと本番を舞台袖から観たし、偶然ステージ裏で,会い、話しかけて2ショット撮影したものの、客席から観客として観るのは初めてということになる。
2曲目の「コッ 花」のあと、司会者とのやりとり。歌番組の司会もこなしてるだけに慣れたものである。その後アンコールで「チャンチャラ」。さらにもう一曲アンコール(そりゃ,Morris.の声が一番大きかったと思いたい。「オ・ル・レーーーッ!!!!!!!!」と絶叫してたさ(^_^)) ということで(^_^)、新曲「オルレ」。CDとはちょっと違ったアレンジだったが、充分楽しめた(^_^) ああ、ヨンドゥサンで怪我してその結果釜山に居続けることになって本当に良かった(>_<) とさえ思いたいくらい嬉しかった。
あと,f(x)(エペックス?)という女性4人組登場で、若者に大受だったが、これはMorris.にはいまいちだった。
そしてコンクールの結果発表。審査員の選評で、パクヒョンジンの「ヒョンインというトロットの大歌手を記念するこの音楽祭で、出場者の中に新しいトロットを歌うものが見当たらないのは個人的にちと淋しい」という発言にはMorris.も全く同感だった。
イテウク君は銀賞(第3位)、大賞は、男女のラップデュオだった。
しかし授賞式と、大賞曲の演奏時にはほとんど客は残っていなかった(^_^;)
Morris.は最後の記念写真までお付き合いして、終了後、舞台裏でイテウク君に挨拶した。昨日からイチ押ししてたというと、嬉しそうだった。
30番バスで11時過ぎにチャガルチに戻り、キムパ天国で「チャムチトッパブ」注文する。チャムチはマグロ、トッパブは丼だから、いわゆる鉄火丼みたいなものを想像してたのだが、出てきたのは、ツナ缶を野菜と唐辛子で炒めたようなものだった。3千5百ウォンも(^_^;)出したわりには失敗だったかもね。でも店のアジュマ等と楽しく会話できたし、パンチャンのイカキムチを全部混ぜ込んだらちょっとは食べられるようになった。
12時帰宿。とりあえずデジカメ画像、ちびくろ2号に取り込んで鑑賞(^_^;)
今日の歩数は2919歩。



inet歌謡ショーで熱唱のユンジョンちゃん 

ナムポムンゴ(南浦文庫) 

年期の入った階段 

シガクピョ(時刻表)発見(^_^)
 

売上げスタンプ 

トルゴレ階段、下から 

4時間前でこの状態 

空にはパラグライダーも

本選に残ってたイテウク君(リハーサル) 

5時頃の状況 

ミニギターで勝手に前座公演(^_^;)

派手なバイオリン奏者 

サインする作曲家パクヒョンジン
 

サインする作曲家キムフィガプ
 

サインする作曲家兼歌手チョンウィソン 

開会宣言するパク西区庁長 

オープニング 

最初のゲストはヒョンスク(^_^)
 

「シャバンシャバン」のパクヒョンビン 

国民歌手ヒョンチョル 

ジャケット脱いで熱唱 

ホナムシク釜山市長と 

イテウク君の本選ステー
ジ 

観客席 

ウィンク 

「ナムジャラヌンイユロ」のチョハンジョ
 

「コスモスピオヌンキル」のキムサンヒ
 

司会のイジヒ(左)、キムピョンチャン(右)と 

隣席に一脚抱えたアガシが 

ツイスト」でユンジョンちゃん登場(^_^)
 

やっぱり可愛い(^_^) 

ツイストのステップ 

隣のアガシはちょっと邪魔(^_^;) 

司会者との会話もお手のもの 

2曲目は「コッ 花」 

ちょっとロングで 

カメラアジョシはユンジョン無視 

花火 

新曲「オルレ」 

「オルレ」のフィニッシュ 

アンニョーーン 

退場 

総評のキムフィガプ 

f(X) 

Morris.にはよくわからん(>_<)
 

イテウク君は銀賞(3位) 

大賞はラップデュオRap-in 

フィナーレ 

記念写真 

そして誰もいなくなった 

チャムチトッパブ(マグロ丼(>_<)?) 
2010/08/09(月)●韓電職員食堂(^_^)文書記録院(;;)● 26日目

昨夜は午前0時に宿に戻り、歌謡ショーのデジカメ画像(主にユンジョンちゃんの(^_^;))をチェックしたり、日記作業したり、ちびくろ2号でユンジョンちゃんの5th.アルバム聴いたりして、何となく眠りそびれて、気がついたら朝になってた。
今朝の血圧は211/106/73。
この時間から寝るというのも、ちょっと中途半端だよなあ。
近場をふらふらして、今夜は早めに寝るとするか。
とりあえず昼前に部屋を出てチャガルチ詣で。海岸を西向きに歩いて、チュンム洞から北にある西区区庁舎のあたりには、ちょっと変わった造りの住宅が目に付く。そして半ば朽ちかけた倉庫みたいないい感じの建物発見。取り立てて派手な造りではないのだが、Morris.の琴線にふれる何かがある。ブロック煉瓦の裏側の隣は別の建物を取り壊したところのようだ。
アーチ状の窓、絶妙なソフトトーンのペンキ塗り分け、これはいいないいな、と表に回ったら「ハンジョンクネシクタン」と書いてある。食堂であることだけは間違いない。レトロな真ん丸照明もいい感じで、今日の昼食はここで食べたいな。でも、高かったら困るし。と、玄関の貼り紙見たら「クネシクタンは職員のための厚生施設のため、一般客は、12時20分以後からご利用願います」と書いてある。ちょうど12時半ぢゃ(^_^)
区庁の職員食堂なのかな?それなら高いわけないだろう、ということで中に入る。
3千5百ウォンで、キムチやジャコなど自分で取って、パブ、クッ、コギなどのパンチャンはカウンタ奥のアジュマがよそって渡してくれる。クルビがメインのようだ。味はまあ普通だが、クッの中の緑の小さな粒々は(@_@) オルゲンイ(コディ)ではないか(@_@) 今回のソウル断念で、残念なことの一つは仁寺洞「風流茶廊」のコディクッが食べられないことだった。もちろんその味だけでなく店の雰囲気と、女主人の魅力があってこそのものなんだけど、それはともかくとして、釜山で、それもこんな社員食堂でコディに出会えるという、それだけでMorris.カ・ン・ゲ・キッ!!だった(^_^) 味も料理法もまるで違ったものだったが、オルゲンイ固有の味は確かに確認できた(^_^)
食堂アジュマに訊ねたら、ここは隣の韓国電力公社の職員食堂で、業務は隣の本館ビルでやってて、この建物は現在食堂と駐車場スペース以外は利用されていないとのこと。
「ハンジョンクネシクタン」は「韓電構内食堂」らしい。それにしてもこれはMorris.のランチスポットしてまた利用できそうだ(^_^)/
腹もくちたし、午後は「釜山でお昼を」の掲示板で、けいさんが紹介してくれてた「国家記録院」を訪ねてみることにする。どんな施設なのか今ひとつ理解出来ないが、まあ何でもいいさね(^_^;)。今回は白山記念館、四十階段文化館、臨時首都記念館、近代歴史館など、歴史に関する施設を多く訪れてるから、その一環としてもいいんじゃなかろうか。
地下鉄3号線総合運動場駅9番出口から近いと書いてあったのでそれに従う。
白いドーム状のサッカー競技場を超えて、バス停3つほど過ぎる。結構遠い(^_^;) もしかしたら遠回りしてるのかもしれない。何人かに尋ねたが、それぞれ言うことが違う。体育館やら弓道場などに迷いこんで、一時間半ほどで、やっとたどり着いたら入り口の警備員が誰何して、見学に来た由伝えると、現在展示館工事中で来年まで入場禁止だと(>_<) せめて建物の外観と構内だけでも見せてくれと言ったら、電話して、いろいろやり取りして、それも駄目だという。1時間以上歩いてやって来たんだから何とかしてよ、と泣きついて、とりあえず警備員随行で建物までは案内してくれることになったが、パスポートは取り上げられるわ、写真は一切駄目だわ(>_<) いったいここは、それほどまでの国家機密的施設なのだろうか?
どっちにしてもこれでは見る甲斐もないようなので早々に切り上げて引き返すことにした。警備員詰所でパスポート返してもらい、退去しようとしたら、警備員のひとりが、ミニギターに興味もったらしく、一曲弾いてくれ、というので「カルテエスンジョン」を披露(^_^;) えらく喜んでくれた。せっかくなのでデジカメ撮影してもらう。
かなり疲れてるので、バストレッキングでもしようと、近くのバス停で唯一の54バスに乗る。どこに行くのかまるでわからない。市民図書館、オリニ大公園、など過ぎたあたりから徹夜明けのMorris.は座席で眠り込んでしまったらしい(>_<) 気がついたら、まもなく市民図書館とのアナウンス(^_^;)。どこかで折り返してしまったらしい。そのまま乗り続けたら、郊外のアパート地域に入ってしまい、これ以上折り返すのも何なので(^_^;)いい加減に下車して、そのバス停でナムポドン方面に行くバスを物色したら、87番バスがあった。これは、例のカッチマウルが西側の終点のお馴染みのバスである。
このバスはソミョンあたりから坂道登って、高台の住宅街を迂回して釜山駅に降りて、そのままナムポドン、チャガルチ方面に向かう、Morris.にとっては利用価値のの高そうなバス路線である。あちこちにMorris.好みのタルトンネっぽい地域も散見されたし、今度一日かけて乗り回すのも良いかなと思った。
ナムポドンに着いたらもう7時過ぎ。夕食はヤン食堂の3千ウォントンカス。
8時半に宿に戻り、シャワー浴びて、軽くチャガルチ広場でミニギター演奏に出る。フランス人と韓国人アジョシが隣に座って、いい感じだったが、雨が降り出した。海の向こうでは雷鳴と稲光だ(^_^;) これはいかんと、早々に切り上げて宿に戻る。案の定、すぐに、ものすごい豪雨になった。台風4号が近づいているらしい。天気予報見たら、明後日の朝あたり釜山直撃するかもしれない(>_<)。
10時からKBS「歌謡舞台」見る。今日は同名異曲特集という、いかにもMorris.好みの企画だと思ったが、やや期待はずれだった。
「ヌニネリネ 雪が降る」に始まって「チング 友」「ポムビ 春雨」「サラン 愛」「チルレッコ 野薔薇」など。Morris.としては「コルモッキル」はぜひ取り上げて欲しかった。
韓国の歌で一番同名タイトルが多いのは「チャクサラン 片思い」で、公式に登録されてるものだけで24曲もあるというのにはちょっとびっくりした。Morris.はチュヒョンミのものしか歌えない。
どうせ明日は一日雨だろうし、さすがに徹夜のあとなので、日記作業は明日にまわして早めに就寝。って、もう11時半過ぎだ。
今日の歩数は11173歩。


「ベスト」かんてき 

西区九徳付近の住宅 

これは何かそそられる 

裏手は取り壊されてる 

ただ者ではない 

ブロック煉瓦にも 

そして絶妙の色の配合 

屋根の樹が雑草っぽい 

ハンジョンクネシクタン?
 

社員食堂らしい 

これで3千5百ウォン(^_^) 

この緑の小粒は 

コディ(オルゲンイ)だ(^_^) 

鏡でセルフ撮影 

食堂の横から 

駐車場 

隣のビルもなかなか 

韓国電力公社だった 

アシアード主競技場

国家記録院釜山支院 

警備員詰所で一曲披露 

金蔵橋 

蜆蝶 

紋黄揚羽 

カムシギ定番ポーズ 

好き勝手し放題(^_^;) 

このトラは警戒心強い 
2010/08/10(火)●釜山市立博物館(^_^)● 27日目

9時半起床。
今朝の血圧は187/117/86。
午前中は日記作業。
どうせ今日はずっと雨だろうと思ってたのだが、午後は曇りで雨は降ってなかったので、1時半頃とりあえず外に出る(^_^;)
昼食は、カムサンのホルモン焼き屋の隣のキムチチゲ専門店で、キムチチム(5千ウォン)を注文する。こういう店はたいてい二人以上でないと入れないのだが、店前の立て札に一人用のメニューがあると書いてあったのだ(^_^)チゲとチムの差異はよくわからないが、キムチチゲに魚や肉を入れて蒸し煮したみたいなものがチムなのではないかと思う。キムチチムにはテジ(豚肉)とコドゥンオ(鯖)の2種類があって、Morris.はテジを注文したつもりだったが、発音が悪かったのか出てきたのコドゥンオだった(^_^;) でも、間違われて良かったのかもしれない(^_^;) ペチュキムチの大きな塊とこれまた豪快なコドゥンオの塊がぐつぐつと煮立ったスープの中で存在感を主張しまくってる(^_^;) パブは小豆飯でアルマイト弁当箱に入ってる(^_^) パンチャンのホバク(ズッキーニ)も矢鱈美味しい(^_^) 海苔も取り放題で小豆飯を包んで即席キンパブにして食べる。ああ、久しぶりに5千ウォンメニューである(^_^;) やっぱり3千ウォンクラスとは大違いぢゃ(^_^;) 今回は事情により(>_<)超節約を余儀なくされてるとはいうものの、せめてこのくらいの食事は許されてしかるべきだろう。この店は24時間営業らしいから、また来よう。
ハナロカード万ウォン分充電して、地下鉄2号線デヨン下車して、釜山市立博物館へ。この博物館は20年ほど前に一回だけ行ったことがあり、その時の印象がいまいちだったので、そのまま足を運ぶことはなかった。「十年大昔」だから(^_^;)二十年も経てばそれなりの変貌を遂げているのではないかと思ったのだが、いやあ、全く別物に生まれ変わっていた(@_@)
リニューアルされた本館の他に第二展示場の別館が増設され、本館前の広場には両脇に朝鮮石人、石塔、石仏などが両側に並んでいて、いい雰囲気を醸し出してる。右膝部分だけの石仏の残欠と、本館の脇の小ぶりの石人がことのほか気に入った。
展示館も無料で入場できた(^_^) さらに、写真撮影可(フラッシュ、三脚不可)ということでますます嬉しくなった。ガラス接写用のラバーフードとビーンズバッグをフル活用して撮りまくる。
日本語もできる案内アガシともいろいろ話すことできたし、ひろびろとした展示室、客もそれほどいないしで、ゆったり楽しめた。
企画展示室では韓国の天文学(暦学)の展示やってたが、Morris.はポスターにあった、民画のホランイ(虎)の絵展示会を見たかった(^_^;)
休憩を兼ねてビデオ室で30分ほど観覧。
外に出たら6時だった。
しばらく外のベンチでミニギターレッスン(^_^;) 気に入った小さな石人と記念撮影して、地下鉄で釜山大学まで出て、大学入口のGood Plusで、電池購入。やっぱりこのハイパワー電池の方が圧倒的に長持ちする。
その後ものすごい豪雨に見舞われながら駅前のコマキムパブにたどり着き3箱買う(^_^)
チャガルチ駅に戻り、農協で、マッコリ、ソジュ(真露 25度(^_^;))買って、8時半帰宿。
台風4号は、明日の正午頃釜山を直撃しそうな気配である。KBSでも、ほとんど台風チャンネルと化している(^_^;) 韓国ではいまだに台風に名前をつける米国の慣習を踏襲しているようで、今回の台風4号は「デェンモ」と呼ばれてるのがいまいちピンとこない。
台風好きのMorris.としては嬉しくもあるのだが(^_^;) 明日は部屋で自重するべきだろう
今夜は鶴橋「大邱」でサランバン会が開かれたはずだ。ほとんど皆勤賞のMorris.だが、今回は欠席やむを得ない(^_^;)
KBSの台風情報を肴に、久しぶりに痛飲(>_<)
今日の歩数は3773歩。


キムチ鍋専門店 

キムチチム定食 

ホバク(^_^) 

豪快なキムチとコドゥンオ(鯖)
 

子猫セール 

同じく 

釜山市立博物館 

右側は石灯籠と石人 

石人 

同じく 

同じく 

左は石仏と石塔 

これは明らかに接いである 

やはりこれも新羅様式 

端正の美 

全体像が浮かび上がる 

石碑より立派な覆い 

この石塔も好きっ(^_^) 

ユーモラスなコブク(亀)
 

博物館入口 

脇の可愛い石人 

髑髏 

金銅舎利壺 

小さな金銅仏群その1 

その2 

その3

その4 

その5

三尊像レリーフ 

ten素焼きのタイルt 

螺旋模様が良い 

印章 

鉄仏 

石仏 

政治の菊花紋壺 

展示室風景 

同じく 

対馬藩主の花押 

タルチュムの面 

同じく 

同じく 

昔の釜山駅舎(模型) 

電話機 

ランタン 

手回しミシン 

立体写真

右下の空白が気にかかる 

DDT散布器(^_^;) 

反米親朝鮮の琺瑯カップ 

第2展示室吹き抜けの上から

踊り場のガラス装飾 

朝鮮天文学歴史展示 

これは打楽器? 

天球儀 

携帯日時計 

地球儀 

これはあちこちで見かける 

ヘテかな? 

ビデオ映像室で 

これを見たかった(^_^;) 

小さな石人と記念撮影(^_^)
 

食堂のケグリ(蛙) 

釜山にも台風接近(KBS) 
2010/08/11(水)●台風「電母」一過● 28日目

12時半起床(@_@)
今朝の(^_^;)血圧は167/83/86。
元来台風好きのMorris.は、昨夜は4時過ぎくらいまで、日記作業しながら、KBSの台風情報をずっと見てて、そのまま寝入ってしまい、目が覚めたのが正午ごろだった(^_^;)
今回の台風4号は釜山を直撃するかと思ったのだが、微妙に日本海側に逸れて、釜山は台風の左側だったので、それほどの影響は被らなかったようだ。
ニュースでは「テップンデェンモ」というのが良く見出しに使われてた。「テップン」は「台風」だが、「デェンモ」」というのがよくわからない。台風には愛称?みたいなのが付けられるから、たぶんそれだと思うのだけど、それにしても変な名前である。
ネットで調べたら、これは中国名の命名で「DIANMU ディアンムー 電母」で、雷を司る女神の名前とのこと。
で、2時頃から、台風後の釜山港の様子伺いと遅めの昼食にチャガルチに出る。
海水は濁っててゴミが寄せ集まってるくらいでほとんどいつもと変りなし。
食事は例のキョンブク食堂の焼き魚定食(6千ウォン)、今日はアカボシ?(金目鯛か?)を頼む。当たり前に美味しい(^_^;)
一旦宿に戻りTVつけたらKBSの「サムエヒョンジャン 生活の現場」という番組にキムヘヨンが出演。葡萄摘み作業やってた。この番組はタレントや歌手があちこちの仕事現場に赴き、作業に加わり、それで得た報酬を福祉の函に寄付するという、昔からやってるものだが、さすがキムヘヨン、何をするにも歌ってしまう。足で葡萄を踏み潰す作業では当地のアジュマと踊りまくってた。やっぱり彼女は徹底的に明るい性格である(^_^)
今夜は8時からサッカー国際試合韓国-ナイジェリアをKBS2TVで観戦するつもりなのであと4時間くらいしか無い。例の87バスで高台付近を散策することにした。
その前に手持ちのウォンが少なくなった(手持ちの円だってそうだけど(^_^;))ので、街角の両替屋に。今日はレート136だった。
映画館前で地図広げてる青年がいて、彼が鞄から取り出した小型の冊子は、「時刻表」のようだった(@_@)。とりあえず望遠で撮影してから、話しかける。ソウルからの旅行者で、時刻表はソウル駅で買ったとのこと。Morris.がこれを手に入れるまでにいろいろ苦労したことを話したら笑ってた。
87番バスで路線中一番高台と思われるソンブクコゲ(城北峠?)で下車。Morris.の予想通りにこのあたりは、昔風の庶民の町並みがそのまま残っている。坂道と階段が多いのにちょっと閉口ささせられるけど、この雰囲気はたまらない。もちろんコルモッキルなんか、どこを撮っても絵になるわけで、こちらは説明省略で下の画像を楽しんでもらいたい。
道端のあちこちにハルモニやアジュマがたむろしていて、Morris.も声をかけられてハルモニたちと仲良くなり、セルフタイマーで記念撮影もした。台風後で、まだ雨降りそうだったのでミニギター持ってこなかったのがちょっと残念だった。
1時間ほど散策して、下り坂を歩いてスンジョン市場付近まで戻る。バストレッキングで高台まで出て後は歩いて降りるというのはいい作戦だと思う(^_^)
途中ちょっと変わった洋館やら、釜山映画高校なんてのも見かけた。さすが映画の街釜山ならではである。スンジョン市場は大したことなかったが、それなりの風情はある。
近くのプンシクシタンでムルマンドゥ(水餃子)頼む。3千ウォン。出てきたのはMorris.が想像したのと違って、普通の餃子を蒸し焼きしたみたいな奴。食えないことはないし量はやたら多かった(^_^;)
87番バスで7時過ぎにチャガルチ駅到着。
チャガルチ広場で台風後の夕景を撮影して8時前に帰宿。
水原競技場での試合は、ゴールキーパーにイウンジェが出場してる(@_@)。しかも、どうやら、これが彼の引退試合になるようなアナウンサーの話しぶりだった。
試合は前半、韓国が先制、セットプレーで同点にされ(この後イウンジェは交代)、45分に韓国がゴールして再びリード。
ハーフタイムに、イウンジェの引退式が行われ(@_@) 最後は選手スタッフらに胴上げされた。
Morris.は2002日韓ワールドカップ以来彼のファンだった。1994年から2010年まで国家代表。プレイはもちろん、Morris.は彼の表情や物腰が好きだった。TV画面とはいえ、韓国で彼の最後のプレイを観ることができたのは感慨深かった。
後半は両チーム無得点で、韓国がチョガンネ新監督の初試合初勝利で終えたことになる。マンセーッ\(^o^)/
今日の歩数は8146歩。



台風後の釜山港 

被害もこのくらいなら大丈夫 

海もゴミが寄せ集まった程度 

今日の焼き魚定食 

こちらが 焼く前 

葡萄摘みのキムヘヨン 

葡萄踏みながら歌い踊る(^_^;) 

「時刻表」見てる青年(@_@)
 

ソンボク峠の石碑 

とにかく坂だらけ 

同じく 

いい感じのコルモッキル多い(^_^)
 

ブルーカラー 

アースカラー 

ハルモニの溜まり場 

すっかりお仲間(^_^;) 

お洒落な銭湯の煙突 

密集の魅力 

魅惑のTwin階段 

モノトーン 

しばらく説明省略(^_^;) 

同じく 

同じく 

同じく 

この色も渋い 

カーブも 

植木鉢にあるのはコチュ(唐辛子) 

坂道を望む 

洗濯物干し場 

芸術 

同じく 

同じく 

同じく 

同じく 

突然アジュマが(^_^;) 

煉瓦は教会の一部 

マウルバス 

お婆ちゃんのトッポッキ 

スジョン市場 

なかなかの邸宅 

釜山映画高校(@_@) 

ムルマンドゥ 

釜山港のトワイライト 

西側 

南港大橋方面 

韓国-ナイジェリア戦 

イウンジェの引退試合だった 

胴上げ 
2010/08/12(木)●西区庁食堂 学生と合奏 五六島● 29日目

10時半起床
今朝の血圧は200/113/86。
今日は(今日も(^_^;))特に予定はない。
ネットでお馴染みサイトを巡回してたら、「釜山でお昼を」掲示板に、またまたけいさんから、西区区庁の食堂の紹介があった。そうだ、すっかり西区フリークになってしまったMorris.としては、ここは落とせないよな、と、時計を見たら12時前である。急いでシャワー浴びて、昨日の日記編集作業は後回しにして、部屋を出る。
何と12時20分に西区区庁到着。ほんと、ご近所さんである。
ここの構内食堂は別館の一階で、普通の食堂みたいな感じで入る事ができる。
入口前に今日の献立が書いてある。「白ごはん、ホバク汁、鯖煮付け、ポテト千切り炒め、青菜ナムル、白菜キムチ」 不足はない(^_^;) 
受付で食券(3千5百ウォン)買って、透明な函に入れて、後は自分でよそう。味はまあ普通だけど、食後のお茶代わりのソンニュンが、大きな土鍋で用意されてるのが嬉しいし、ヤンニョンも、小さな陶器の器に入れてあるなど細やかな心配りに好感を覚える。そして、受付兼スープ係のアガシがとってもチャーミングだったので、これでポイント大(^_^)である。帰りにアガシとちょこっと話して、名刺も渡しておいたから、もしかしたらこのMorris.日乘も見てくれるかもしれない。アガシ、チョアヨー(^_^)
庁舎前広場で、ちょこっとだけミニギターレッスン。今日は譜面台持って来なかったしベンチでテーブルなしだったので、ちょっとやりにくかったけど、まあお手軽で良いかもしれない。2,3曲やるだけなら、譜面台はたいそうだもんね。
庁舎二階の文化観光課も覗いてみたが、みんな忙しそうに仕事してたので、通りすぎる。
その後、チュンム洞の裏手のコルモッキルを、共同魚市場方面に向かってさまよう。このあたりのコルモッキルもそれなりに味がある。しばらく撮影して、チャガルチ通って3時頃宿に戻る。途中トラックで大きな梨一つ千ウォンで売ってたので一個買う。1kg以上はあると思う。部屋で昨日の日記作業。4時にアップ終えて、部屋を出る。
チャガルチ前の新東亜市場バス停(この道は東向き一方通行)から41番バスに乗る。広安里海水浴場方面行きだが、適当にどこかで降りるか乗り換えれば良い。博物館のデヨン(大淵)の次くらいに慶星大学入口というのがあったので、ここで下車。
凄い坂道だけど、校舎は見えてるから、先日のトンウィ大学みたいなことはない。キャンパスの四阿風のベンチで10人ほどの学生が、ギターの練習してた。これは見逃せない(^_^;) フォークソングクラブみたいだったが、しばらく話して、ミニギターをちょこっと弾いたら、えらくびっくりしてた。その後、みんなで「オモナ」や「男は船女は港」など一緒に合奏する。これはなかなか楽しかった。
練習の邪魔してはいけないと、適当に切り上げて、部室もちょっとだけ覗いて、キャンバスを上がる。
構内に大きな鳥舎があって、鷲や孔雀が飼育されていた。博物館のある大学は多いが、鳥舎というのは珍しい。トクスリ(鷲)がこの大学のシンボルということから飼われているとのこと。トクスリといえば、ソウル延世大学のシンボルだったと思うが、まあ、それはどっちでもかまわない。
大学を出て、食事でもしようかと思ったが、ここからなら五六島に向かう131番バスがあると聞いたので、それに乗ることにした。終点の二つ手前の高台で島が見えたので下車。ところが、このあたりは大規模な工事中でずーーっと、塀で閉鎖されている(>_<) 結局20分ほど歩いて、五六島手前の岸辺に着いた。いちおう釣り場と観光地になってるらしく、30人ほどがいた。
かなり薄暗くなってたけど、お愛想に(^_^;)「釜山港へ帰れ」を歌い、夜景モードでセルフタイマー撮影。
8時半過ぎたので、やってきた2番バスで戻ることにした。このバスの運転はなかなかすごかった(^_^;)終点外国語大学まで出て、143番バスでナムポドンに戻る。
夕食はこの前のキムチチブでキムチチム(5千ウォン)。前回テジコギたのんだつもりがコドゥンオだったので、今日はテジコギにしよう。と、テジコギを注文したはずなのにまたまたコドゥンオだった(^_^;)これはこれで美味しいからかまわないけど、やっぱりテジコギも食べてみたい。次回はきっちり注文時に確認しよう。
10時帰宿。冷蔵庫で冷やしておいた梨を食べる。不味くはなかったけど大味(^_^;)だった。
微ニ入ルソウルの杉山さんが、「俳句の作り方」をアップされてる。これは画期的と言っていいくらいの、快作である。分かりやすい、実践しやすい、簡にして要を得ている。Morris.も一時期「ぐいぐい俳句」なんてのをひねってたことがあるのだが、あのころこの特集が出てれば、もっと簡単に作句できてただろうし、ぐいぐいl俳句続けてたかもしれない。このところご無沙汰の喜代美さんは、まだ俳句続けてると思うので、ここを覗いたらすぐにあちらも見ておくように(^_^;) 連載らしいので、これからも期待したい
今日の歩数は4197歩。



「住みやすく幸福な都市西区」 

構内食堂今日の献立 

食券3千5百ウォン 

受付アガシがチャーミング 

必要にして充分なメニュー 

土鍋にソンニュン(^_^) 

ヤンニョンもこんな感じ 

文化観光課 

看板建築 

チュンム市場 

蘭 

三毛 

何かシャープ 

この階段も何かを主張している
 

忠武大路225番街15-14 

マダン? 

自転車は彼のものだろうか? 

落魄の美 

7-13

無人っぽい 

釜山ガス 使用期限]2011.3
 

この凹み具合も(^_^) 

ホンオ(エイ) 

チャジョンゴ 

今日の空 

バイク三輪 

今日の釜山港 

漁船のお尻 

こんなとこにゴルフ打ちっぱなしが 

シジャンクッス(市場麺屋) 

冷凍業スライサー 

でっかいペ(梨) 

フォーククラブ 

一緒にオモナを 

部室も覗いてみる 

こちらは「実用日本語会」 

校庭に鳥舎が(@_@) 

トクスリ(鷲) 

チャムスリ(大鷲) 

図書館 

カッチ(鵲) 

五六島付近は大工事中 

堆積岩の岩場 

釣り客がそこそこ来てた 

セット撮影(^_^;) 

ヨンドの夜景 

近くの高層アパート群 

キムチチム 
2010/08/13(金)●ポミルドン(凡一洞)あたり● 30日目

9時起床。
今朝の血圧は201/112/75。
昨夜(今朝というべきか)は4時頃日記作業終えて寝たのだが、今日はどこか、市外バスで出かけようかと思ったので、9時に目覚ましかけておいたのだった。でも、ネットで今日の釜山の天気予報見たら、降水確率80%になってる(>_<) ということで、遠出はパス。
今日も近場で面白そうなところをさがすことにした。
7月14日のフェリーで大阪港を出て今日でちょうど一ヶ月目ということになる。百万ウォンの予想外の出費(>_<)で、今回の旅の期間大幅短縮は必至だと思ってたのだが、涙ぐましい節約で、ここまでもったのは、われながらなかなかのものだと思う(^_^;)
それでも、さすがにそろそろ限界だな(^_^;) 最初は7月12日にフェリーの予約してたのだが、いくらか金が残ってたので延長することにして、電話でフェリー会社に15日か17日に延長できないか問い合わせたら、両日とも満席(日本はお盆の時期だもんな)で、19日なら空きがあるとのことだったので、その日に決定。残り6日間(船の二日を入れると8日)ということになった。
で、残金を8日分で振り分け計算したら、宿泊費を除いて、一日あたり5万ウォンくらい使えることがわかった(^_^;) 思ったより余裕である(^_^) それも、これも、これまでの節約ぶりのたまものである(^_^)
これからはちょっとだけ、贅沢な食事ができそうだ。と、いうことで、釜山ナビのグルメ情報などを見て、今日はポミルドン(凡一洞)のナクチ(蛸)屋に行くことにした。
結局部屋を出たのは11時過ぎ(^_^;) 今のところ雨は降ってない。
恒例のチャガルチ詣ですまして、地下鉄でポミルドンに出る。ここは、平和市場、自由市場、貴金属商街、在来市場、釜山鎮市場と、いろんな市場が密集している。
件のナクチ屋は有名らしく、3人ほどに尋ねたが、皆知ってて、すぐたどり着くことができた。「ハルメッチブ(お婆ちゃんの家)」である。メニューはナクチポックン(蛸炒め)」だけで、蛸の他にエビやコプチャンを加えるものがあるらしいが、とりあえずナクチだけを注文。6千5百ウォンという、これまでのMorris.の食費水準からするとほぼ倍額である(^_^;)
小ぶりのフライパンに蛸と野菜とヤンニョン(これがこの店の「ミソ」(^_^)らしい)」でじっくり炒め、しっかり火が通ったところにご飯を入れて思い切りかき混ぜる。要するに辛めの蛸焼飯である。当然のごとく(^_^;)美味しかった。TVに何度も出てるというハルメが声をかけきたので、記念撮影もする。
その後市場をふらついて、倭城の一つである子城台公園に向かうことにする。
途中、釜山鎮ビルの斜め向かいに、ちょっと変わったビルを発見。タイル貼りの四階建てビルだが、左側の壁が切り取られたみたいになってる。玄関はカーブした石段で、果物と婦人服の露天商が店を出してる。看板がいろいろ出てるから、雑居ビルらしい。とりあえず(^_^;)入ってみる。階段見ただけで,これはなかなかのものだと確信。そのまま階段を上って行った。うーん、とりたててどうのこうのいうほどのものではないのかもしれないが、何かMorris.の好みである。レトロというほどでもないし、装飾もほとんどない、いわゆる事務所用の部屋が複数並んでるだけなのだが、どこか懐かしさを感じる。ついついデジカメ撮りまくった。
外に出て裏側に回ったら、こちらもやはり切り取られたようになってる。以前は現在の倍以上の、大きなビルだったのではないだろうか。
ビルの名前は「チャソンデビルディング」とある。はじめから雑居ビルだったわけではなく、大きな商社か何かのビルだったにちがいない。
すっかり堪能して南に進み、子城台公園に到着。って、この公園は小さな山で、Morris.はそれを通り越して、南側から入ったことになる。
それはともかく、ここは釜山鎮の支城みたいな存在だったことから通称「子城」と呼ばれたらしいが、豊臣秀吉の朝鮮侵攻の時、小西行長がこの城を統括したため「小西城」とも呼ばれたらしいが、そのへんのことは釜山ナビの該当ページでも見てもらおう(^_^;)
Morris.は特にこういうのに深い関心があるわけではないのだが、むくげの会の寺岡さんが、造詣深く、以前クポ市場近くの倭城を紹介してもらい訪れたことがある。それに比べると、子城台は小規模だが、石垣は質量ともに、優ってる?ような気がした。ただ、ここは植民地時代に総督府によって完全撤去された後、運動公園として整備され、ジョギングコースとして市民が活用していて、どうもこの石垣も当時の姿そのままのものなのかどうか、疑問が拭えない。
しばらく高台の楼閣の脇でミニギターレッスンしたあと、北側から出て、釜山鎮市場をさっと流して(ここは衣料品専門なのでMorris.にはあまり縁がない)南下。途中線路の高架橋があり、これがかなり高くてそれがまっすぐ市場の中に屹立してる形で、迫力があった。もちろん上ってみる。この高架橋は映画「チング」で印象的なシーンが撮影された場所らしい。
向かい側は折返し階段になってるが、その端から下を見下ろしたら何かえらく怖かった。
高架橋を引き返して、さらに南下したら、Morris.好みの下町に出た。ソンナムロ(城南路)とある。昨日行ったソンブクロ(城北路)と対になってるのかもしれない。とにかく、このあたりのコルモッキルが、またモロMorris.好みで、しっかり撮りまくりモードに陥ってしまった(>_<) 例によって説明は下の写真群に譲る(^_^;)
そのあと自由市場方面に引き返してさまよって、帰りはバスでナムポドンに戻るつもりで、バス停探したが、なぜかナムポドン行きバスの乗り場を見つけきれない。マウルバス(地域バス)がえらく多かったが、どうもよくわからない。
結局諦めて地下鉄に乗る(^_^;) 今回の釜山滞在ではなるべくバスを利用するつもりで、そこそこ慣れてきたのではないかと思ってたが、まだまだ素人である(^_^;)
ナムポドンの一つ手前、中央洞で下車して例の「ウェルビンミルミョン」へ(^_^;) 贅沢食事するといった舌の根も乾かぬうちに、ついついこの何でも2千5百ウォンメニューの店に足が向いてしまうところが、Morris.らしいところだろう。アジョシに又来るよ、と言ってたこともあるし、今度はミルミョン以外のメニューを頼んでみることにしてたからだ。今日はスンドゥブ頼んでみた。スンドゥブは普通(充分美味しい)だったが、ご飯にナムルや玉子焼き、ヤンニョンが載ってて、これにスンドゥブ加えてピビンパブにしたら、これがまた無茶美味(^_^) でもやっぱりここのミルミョンはもう一回くらい食べておきたいな。また来よう(^_^;)
帰り道四十階段のアコーディオン銅像の隣でミニギターレッスン、ではなく、単にポーズだけして、写真撮影。これまで2回撮ってどちらもぱっとしなかったので、三度目の挑戦(それほど気負うことはないか)。今回はかなり暗い中であのオレンジの街灯の灯りだけのスローシャッター撮影。結果は……まあ、このへんで勘弁しておこう(^_^;)
ふらふらと乾物市場方面にまわり、オジンオ(サキイカ)5千ウォン分買って9時前に宿に戻ったら、女主人が、何か郵便小包が来てるという。??と思って受け取ったら、ソウルのHachiさんからで、中身は(実は開ける前から想像はついてたけど)あのレトロモダンなナンバー満載のCDアルバム「プンガクジェンイ ウンジン」だった\(^o^)/ これについては前に5月日記(5月2日付)に書いたので、そちらを参照してもらいたい。
今回是非このアルバムは買って帰るつもりだったし、ソウルでHachiさんに会えれば直接買って、サインもしてもらおうと思ってたのだが、諸般の事情(>_<)で、会うことは叶わなくなって、アルバムだけでも手に入れようと思いながら、釜山のCD屋には置いてなくて(見つけきれなくて)残念に思ってたところに、この思いがけない贈り物(@_@) メールのやり取りではヘリムジャンとしか書いてなかったのにしっかり住所も調べてあったのには、重ねてびっくり。さすがソウル在住8年というのは伊達ではない。
Hachiさん、本当に本当にありがとうm(__)mm(__)m(^_^)(^_^;)
すっかり舞い上がって、マッコリとミニギター持ってチャガルチ広場に。今日の釜山港はものすごく深い霧に包まれていた。ヨンドも松島も釜山タワーも全く見えない。西側に浮かんでる漁船を、超スローシャッターで撮ったらなかなか雰囲気のある絵が撮れた(^_^) 
例の街灯下ベンチでミニギター韓国歌謡ショー(^_^;) わりと久しぶりということもあって、リキが入る。
ネパール人の奥さん連れたアジョシや、数組が隣りに座ったり、遠巻きにして見たりして、いい感じだったが、例によって、ペクスアジョシが、Morris.をネタに見物客に金や煙草をせびったりし始めて、それを機に見物客らは去っていった。別にチップが欲しいとかでなく、せっかく歌を聴いたり、一緒に歌ったりする人たちがいなくなるのはちょっと淋しい。ペクスアジョシらが嫌いなわけではなくて、結構仲良くなってるし、金が無いのはわかるんだけど、何とかならないものかなあ。
違う場所を探してみようか。
11時半帰宅してinetTVつけたらちょうどユンジョンちゃんがツイストとチャンチャラ歌ってた(^_^)
今日の歩数は15304歩。


今朝の釜山港 

ノンアク(農楽)が 

9月の催しのPRらしい 

3F休憩所から

ポミルドン中央市場 

同じく 

同じく 

ナクチポックン「ハルメッチブ」 

蛸たっぷり(^_^) 

これは美味い 

ハルメと記念撮影(^_^) 

ピ、ピーンと来た(^_^;) 

いかにも、の階段 

いいね、いいね 

4F窓から釜山鎮市場ビルを望む 

素敵 

同じく 

階段、上から 

余裕の空間 

真下には果物露天商 

うーーーん(^_^;) 

「チャソンデ(子城台)ビルディング」 

下から見上げる 

階段のカーブも(^_^) 

民芸屋のショーウィンドゥ 

韓国製ミシン「SHINJIN」 

子城台公園 

倭城石垣 

石垣その2 

石垣その4 

 

 

石垣その5 

石垣その7 

石垣その8 

東区ジョギングコース 

豪快な階段(^_^) 

たしか「チング」の舞台になった? 

反対側端から見下ろす、怖い(^_^;)
 

トンネル 

ゴマ油屋 

文具屋 

服修繕屋 

ここからコルモッキルシリーズ(^_^;) 

その2 

その3 

その4 

その5 

その6 

その7 

その8 

その9 

その10 

その11 

その12 

その13 

その14 

その15 

この石段も好き 

制限速度30km 

平和市場裏手 

中央市場 

コルモッキルその16 

100ウォンゲーム機 

古鉄屋 

川の噴水 

これで2千5百ウォン 

三度目の挑戦(^_^;) 

夜の釜山タワー 

チャガルチビル1F 

釜山タワーえらく靄ってる
 

カダレンイ(鰹)かな? 

夜霧の釜山港(^_^) 歌が出来そう 

思いがけぬ贈り物\(^o^)/ 

Hachiさん、ありがとうm(__)m 
2010/08/14(土)●低山歩き● 31日目

7時起床。
今朝の血圧は198/110/86。
10時に日記作業終えて、さて、今日はどうしよう(^_^;)。
inetTVつけたら8月7日のヒョンイン歌謡祭前夜祭の放送やってたので、ついつい見てしまう。イテウク君の歌がまた聴けたのが嬉しかった(^_^)
とりあえず、11時過ぎにチャガルチ詣で。路上市場の地面に全長1mくらいありそうな鱶?の前半分が落ちていた(@_@)
岸辺では小さな漁船が、漁獲した魚を市場の食堂の店員や一般客に直接売ったりしてた。
広場にはテントが張られ、古い映画のポスターや歌手の写真、昔のチャガルチ周辺の写真などが展示してあった。いま工事中のヨンド大橋が昔は勝鬨橋だったことを知ってちょっとびっくりした。
ナムポドンに出て、何も考えずに(^_^;)やってきた87番バスに乗る。これはお馴染みのバスである(^_^) せっかくだから、また例の城北峠まで出て、このまえのハルモニに会えたら、今度はミニギターで何曲か歌うのもよいし、この前とは逆の方向に下りていくのも良いだろうと思った。
今日はハルモニたちの姿は無かった。しかし、やっぱりこの辺りの風景は良い。凄い斜面に隙間なく家が経てられ、必然的に坂道と石段だらけになってる。今日はこの坂道中心に、Morris.としては異例の縦構図も交えてデジカメ撮りまくり。途中やっぱり上の方の様子も見たくなって、,えっちらおっちらと石段をかなり登ったところで、わりと広い遊歩道みたいな道路に出た。これはいいなと左方向に歩いていったら、何と自家用車が横転、でなく、ものの見事に完全にひっくり返ってた(@_@) こんな道でどうやったらこんな転び方できるのかい?と思ったが、どうやら、この道の上の駐車場からバックでフェンス突き破って転げ落ちたらしい。警官数人が事故の検証などしていた。そういえば、さっき撮影した、急勾配の坂をパトカーがバックで降りてきてたが、あれが、きっと負傷者を病院に移送していたのだと、思い当たる。
裏手から駐車場も覗いてみたが、車止めもあり、パイプのフェンスもあったのだから、余程のスピードで後ろ向きに突っ込んだものと思われる。それにしては車体はそれほど凹んでなかったから、死傷者は出なかったようだ。そう思いたい。
この駐車場の上の方に「普光寺」という曹渓宗の寺があったので覗いてみる。本堂の横の高台に千仏堂があり、ここから本堂の屋根の下部分がよく見えたので、三脚立てて撮影。
その後、先の事故のあった道を逆方向に歩く。途中さらに上の方に向かう山道が多くあって、登りたくもあったが、今日も曇り空でいつ雨が振ってもおかしくない天候だったのでパス。途中のベンチに座ってミニギターレッスン。人通りは殆ど無くて、一時間くらいの練習の間に、通り過ぎたのはアジョシとアジュマ二人だけだった。ひさしぶりに大声で練習できて気持よかった。このあたりは250m位の高さだと思う。結構見晴らしが良くて、例の密集住宅を堪能できた。
その後また歩き続けたが、この道路は2kmくらいで,突然途切れて、急な石段が真下に続いてた。この石段は軽装のMorris.にはヤバそうだったので、ちょっと引き返して、住宅の坂道をそろそろ下りていく。
先のバス道のひとつ上の道を北に向かって歩く。また急な上り坂になって、ちょっと疲れたのでバスに乗ろうと思ったが、近くにはマウルバス(地域バス)の停留所しかなく、地下鉄ポルネコル駅に行くと書いてあったので、とりあえずやってきたマウルバスに乗り込む。マウルバスもハナロカード使える。
でも、どうやらバスは地下鉄駅とは反対方向に向かってるようだ。終点まで乗ったってマウルバスなら大した距離ではないから、なんだったらそのままき引帰しても良いか、と思ったら、バス停3つ目くらいで終点の「アンチャンマウル」に到着。いかにも鄙びた村のようなので、しばらくぶらついてみよう。
いやあ、なかなか良いところである。やっぱりMorris.は、本当の田舎より、こういった都会のはずれの風情が好きなんだと思う。こんなところなら、いくら歩いても飽きることがない。猫も数匹見かけたし、小さなお寺で一休みできたし、一部タルトンネ風の地域もあったし、例によってデジカメ撮りまくり。昨日の夜替えたばかりの電池、あっさり切れてしまった(>_<)。このペースだと追加しなくてはなるまい。電池代惜しむより、画像のほうが大事だもんね。うーん、それにしても、返す返すも充電器購入時のミスが痛い(>_<)
このアンチャン(「安昌」と書くようだ)マウルはオリタン(家鴨鍋)が名物らしく、専門食堂が10数軒あったが、Morris.は鶏の方が好きなのでパス。
それと、このマウルのあちこちの家の壁には絵が描かれている。壁画という程ではないが、落書きレベルではなく、なかなかの力作ぞろいである。中には家全体にコマ割り漫画描いてるものまであった(@_@) 住所表示板の横の樹木をかたどった番地表示飾りは各戸共通だし、これはマウル全体で、一種の普及運動みたいなことをやっているのではなかろうか。実に面白い(^_^) すっかりこのアンチャンマウルが気に入ってしまったMorris.である。これからはマウルバスも積極的に乗ってみよう。
でも考えてみると今日は朝から何も食べてないぞ(>_<) 最終5日間はグルメ(といってもC級グルメだけど)を楽しもうと思ったのに、これはいかんね(^_^;) 名残惜しいけど、そろそろマウルバスで引き返そうかと思ったら、すぐ下の広場から29番市内バスが出発するところだった。行き先に釜山大学とあるのが見えたので、走り始めたバスを追いかけてどうにか乗り込む。電池追加と、例のコマキムパも買いたかったからだ。
この29番バスは、ソミョンからプジョン、コジェ、トンネ、アンラクドン、ソウォン市場、ソドン、プゴク市場、釜山大学と回って終着ナムサンドンというコース。なんで、こんな詳しいかというと、車内の路線図をデジカメで接写して、それをちびくろ2号の画面で見てるからだ(^_^;)
これやっとくと、次に乗ったとき降りるところを決めやすいし、大まかな釜山周遊コースを自分なりに把握できる。
本当はバス路線図の冊子があれば一番いいのだが、これも書店で訊いたら、即座に「ありません」とのことだった。時刻表のことがあるので、もしかしたらどこかにあるのかもしれないけどね(^_^;)
とにかく、釜山大正門前に着いたのが6時過ぎ、地下の本屋冷やかして、MARTで乾電池(10本6千百ウォン)買い、さすがにお腹へったので、何か食べようと思ったが、この前も書いたようにこの一帯は学生街で、洒落たスナックとか、飲み屋が中心で、一人で入れる韓食堂があまり見当たらない。
ミルミョン専門店があった。ミルミョンといえば、Morris.御用達のウェルビンミルミョンだけど、一度他の店のも食べ比べておくのも悪くないかと、ここで食べることにした。
ミルミョン3千ウォンと、かなり安い。大盛りだと500ウォン増しということで、そちらを頼む。出てきたのは冷麺みたいな焦茶の麺で、舌触りも食感もほとんど冷麺みたいで、充分美味しかったし、これでこの値段ならお買い得(C急グルメの本領発揮)である。確かに量は多く、満腹になったが、コマキムパは明日まで持つから3箱(6千ウォン)買い込む。
8時に帰宿。女主人とアガシ(息子の嫁)が、Morris.のデジカメ写真観たいというので、キムパとちびくろ2号と、Hachiさんから頂いた「プンガクジェンイ ウンジン」のCD持って、受付部屋へ。
キムパつまみながら、ちびくろ2号で二人に写真スライドショーで見てもらいながら、CDかけてもらう。
ちびくろ2号にはCDROMドライブ付いてなくて、部屋のPCは故障してるので、聴けずにいたのだ。2曲だけは、ネットで視聴してたから、大まかなことはわかってるつもりだったが、いやあ、実に素敵なアルバムぢゃあ(^_^) 選曲、編曲、歌唱,演奏すべてが心地良くミックスされて、帰国したら、ユンジョンちゃん5集と替わりばんこに、Morris.亭のヘビーローテーションになること必至だね(^_^)
アガシは途中用事で出て行き、女主人は飯台に顎を乗せてちびくろ2号の画面見ながら、いつの間にか寝てた(^_^;)
適当に引き上げて、チャガルチ広場へ、サルタク&ミニギター持って出向く。
雨は何とか降らずにもってるようだ。
Morris.の定位置、街灯下のベンチ前では、男女5人グループが飲み会やってた。断って席を譲ってもらう。ヨンドの住人らしい。ギターの用意する前から、リクエストである(^_^;) あっという間にのど自慢大会になってしまった(^_^;) その後ソウルから来た若いカップルも加わり、今夜はこの7人+Morris.の8人で、ノレチャランチャンチになった(^_^) 昼間の特訓が効いたのかえらくギター伴奏ののりが良い。あっという間にサルタクは空になり、後は、彼らが次々に買ってくるメクチュいただきながら、気がついたら午前0時過ぎてた(@_@) 三脚で記念撮影撮って解散。今日はそれぞれから2万ウォンずつご祝儀いただいてしまった(^_^;)。久々の大口臨時収入である(^_^)/ 今日は大人数だったし、中に強面アジョシもいたので、ペクスアジョシらも、あまりしつこく出来なかったようだ。
遠まきで見ていた若い兄ちゃんが酔っ払って「あなたは世界最高の歌手だ。ジョン・レノンより素晴らしい」と言ってくれた(^_^;) おいおい、ムックさんが聞いたら失神するぞ(^_^;)  まあ、どうせ、ホラを吹くなら大きい方が良いわさね(^_^) 
その後もちょこっとだけ一人で歌ってたが3弦が切れたのを機に引き上げる。帰宿は午前一時過ぎ。
今日の歩数は10881歩。


inetTVにイテウク君が(^_^) 

鱶か? 

小型漁船の直接取引 

古い写真やポスターの展示
 

ヨンド大橋は勝鬨橋だったのか(@_@)
 

城北路坂道シリーズそ
の1 

その2 

その3 

その4(奥に見えるのがパトカー) 

えらいこっちゃ(@_@) 

ここからバックで落ちたらしい 

うーーーむ(>_<) 

曹渓宗普光寺 

本殿 

千仏殿の飾り扉 

龍と花の装飾 

千体仏 

木組みがよく分かる 

良さそうな道 

天気良けりゃ登っていくんだけど(^_^;) 

みっちりレッスン 

ここで250mくらいあるかな
 

ホランナビ(揚羽蝶) 

碁斑蝶(ごまだらちょう) 

今日も少し靄ってる 

坂道シリーズその5 

坂の途中にある寺 

坂道シリーズその6(段々畑状態) 

坂道シリーズその7 

その8 

その9 

その10 

その11 

その12 

たまには全体風景も 

同じく 

朝鮮人参の神様か? 

マウルバス停留所 

ここからアンチャン(安昌)マウル 

いかにもマウル(村)らしい 

坂は絵になる 

水タンクが目に付く 

そろそろ夕餉の時間かな
 

石垣も多い

アンチョンマウル全景 

ここらあたりからタルトンネっぽくなる 

この石段の凹み(^_^)/ 

何気なく良い 

猫ぢゃ(^_^) 

子猫 

さっきの親猫 

同じくj 

この辺りオリタンが名物らしい 

三毛ぢゃ 

食堂の猫らしい 

同じく 

ちょっと遠景 

小さなお寺 

韓国の鐘は地面すれすれ 

カーブも絵になる(^_^) 

素敵な色合わせ 

WALL PAINTINGシリーズその1
 

その2 

その3 

その4 

その5 

住居表示までアーチフィシャル(^_^) 

さよならアンチャンマウル
 

冷麺っぽいミルミョン 

ちびくろ2号見ながら寝てしまった(^_^;) 

今夜はこのメンバーで盛り上がる
 

記念写真(^_^) 
2010/08/15(日)●三隣亡?● 32日目

7時起床。
今朝の血圧は163/88/94。
朝から雨である(>_<)。
昨日はちょっと飲み過ぎでいささか宿酔い気味で、昨日のデジカメ画像の整理だけで11時までかかってしまった。
inetTVばかり見てるのだが、今日も朝からキムヘヨンが出てたし、ついつい知ってる歌が流れるとそちらを見てしまうこともあって、日記作業がはかどらない。
結局、昨日の日記アップしたのが3時半(@_@)
小雨の中を部屋を出たのが4時前である。冷蔵庫に残ってたコマキムパとソジュも鞄に入れて、チャガルチ3Fのベランダ休憩所へ。ここなら屋根があるし、ミニギター練習にもうってつけと思ったのだ。
食事(^_^;)すまして、レッスンに入ろうとしたが、1弦の1フレット、つまりFの音がビビってしまう。このところずっと気になってはいたが、それがもう限度を超えてしまったようだ。トロットの定番コードDmを異常なくらい多用するMorris.だけに、この部分のフレット金具がえぐれてしまい、普通に押さえてもフレットの役目を果たさなくなったらしい。フレット埋め治す必要がありそうだが、ギター工房なんかに頼んだら、ミニギター本体くらいの値段取られそうだ。帰ってから矢谷君に相談してみよう。
とりあえずの解決策としては、2CAPOで演奏するというのが一番手っ取り早い。もともとこれまでも半分くらいは2CAPOで歌ってたから、そちらの曲は全く問題ない。問題はCAPO無しでぎりぎりの高さ(Morris.の場合G、A♭までならなんとか(^_^;))が含まれている曲だ。高音出す練習と思ってやるしかないかな。
と、いうことで、今日は高音の特訓に徹底しようと思う。
歌い出したところに、3人組のアガシがリュック背負ってやってきた。ソウルかどこかからの旅行なのだと思う。二人はベンチに荷物置いて、見物に出かけて、一人はテーブルに顔を載せて仮眠?
さすがCAPOなしでぎりぎりの曲を一音上げるとなると、かなり苦しくて声が裏返ってしまう。数曲歌ったところで、アガシが突然立ち上がって振り向き「あたしは身体の調子が悪くて休んでるんだから、静かにしてください」と叱られてしまった(>_<)
すごすごと演奏中止して、外に出る。雨は小休状態。今日こそはグルメに挑戦するつもりで、釜山ナビで調べて、ソミョンのコリコムタンを出す店をチェックしておいた。でもコマキムパのおかげでそれほどお腹へってない。南浦文庫と文友堂、二軒の本屋を冷やかしてから、地下鉄でソミョンに出る。
それでもまだ空腹には程遠いので、ロッテ百貨店地下の食品売場を冷やかし、トンポ書籍にも足を伸ばして、7時半頃、釜山ナビ紹介の店「ソウルカクトゥギ」に赴く。Morris.はコリコムタン(テールスープ)が大好きだけど、なかなか食べる機会がない。それで今日はここのコリタン(万2千ウォン)を食べるつもりでいた。ところが、表に40周年記念「コリトガニタン 万ウォンでサービス」と書いてあり、これを注文した日本人にはマッコリを一杯サービスに付けるとも書いてあった。
コリタンもトガニタンも単品だと共に万2千ウォンだから、それより2千ウォン安くてマッコリが付くというのにつられて、これにしたのだが、どうもこれが失敗だったようだ。トガニはスジだけど、日本の土手焼きのそれとは違って、ゼラチン状のシロモノでMorris.の口に合わなかった。コリ(テール)は、まあそれなりに美味しかったけど、1個しか入ってなくて物足りない。これなら、今は無き鶴橋の「福ちゃん」のコムタンの方がましだった。うーーん、今日は何となく調子が悪い。
この後は歩いて釜田市場に出て、市場の夜景でも撮影しようと思い、市場まで行ったら、ここは日曜休みらしい(>_<)
こうなったら、バストレッキングで、どこか良さそうなところで下りて見物しようと思い、シンピョン方面行きの103番バスに乗ったが、ナムポドン過ぎてから、だんだん雨足が強まり、どしゃ降りになってしまったので、地下鉄テティ駅近くのバス停で下りて、地下鉄でチャガルチまで戻ってきた。
今日は典型的「ハズレの日」だね。こういう日もあるさ。でも、問題は残り3日間とも、天気予報によるとあまり芳しくないということだ(>_<) 出航の19日以降はずーっと快晴らしいというのが、余計に口惜しい(^_^;)
今日は日曜日で昼間ずっと、部屋にいながら、全国ノレチャランを見逃したことに、思い当たって、ますます気分低調になってしまった(^_^;)
今日の歩数h9315歩。


inetTVでキムヘヨン 

今日の昼食(^_^;) 

ミニギター,ピンチ(@_@)

叱られてしまった(>_<) 

ソウルカクトゥギ 

コリトガニタン(^_^;) 
2010/08/16(月)●日帰り密陽● 33日目

目覚ましで、7時起床。
今朝の血圧は201/118/76。
残すところ後三日(;;)
天気予報がいまいちというのが気にかかる。
今日はちょっとだけ遠出することにしてた。はじめ馬山に行こうかと思ってた。89年に一度だけ訪ねたことがあるが、それから20年以上経つから、初めて行くのと同じようなものだろう。
postmanからミリャン(密陽)に行ってはどうかという書き込みがあった。ネットで調べたら、楼閣やお寺や川があるが、それより、Morris.が心惹かれたのは作曲家パクシチュンの生家があるということだった。
で、とにかく密陽に行くことにして、行きは汽車、帰りはバスにしようと決めた。KR密陽駅前に観光センターがあると書いてあったので、そう決めたのだった。9時15分釜山駅発のムグンファ号で、密陽着は10時5分。これなら一日ゆったり回れるだろう。料金は3千6百ウォン。
途中停車駅はクポ(亀浦)、ファミョン(華明)、ムルグム(勿禁)、ウォンドン(院洞)、サムランジン(三浪津)の5駅。Morris.の座席は通路側だったので、ほとんどずっと一番前の窓にへばりついてたったまま洛東江を見てた。
密陽駅は思ったより大きかったし、観光案内所のアガシも親切で地図2種類と、小冊子をくれた。
とりあえずヨンナムル(嶺南楼)を目指す。朝鮮三楼閣の一つらしい。密陽駅からは直線距離で3kmたらずだから、すぐ着くだろう。せっかくだから中洲の東側を川沿いに歩くことにした。密陽江は洛東江の支流だが、それなりに風情のある川だった。東側に陸橋が見え、KRのKTXやムグンファ、貨物列車が頻繁に走っている。川岸は公園になっていて、松林、芝生で、野外公演場もある。ここから川越しに見る高台の楼閣と密陽江の取り合わせはなかなか見甲斐があった。
でもこのあたりで小雨降りだしたので、野外劇場の屋根のある舞台で、ミニギターレッスンしてたら、マウンテンバイクに乗ったアジョシが自転車かついで舞台の上まで上がってきて、Morris.にいろいろ話しかける。
数曲歌ったら、えらく喜んでくれた。
幸い雨もとりあえず上がったので記念写真撮って別れる。
公園の外れあたりに、昔風の家屋の一群があったので覗いて見る。半分くらいは廃屋になっている。畑の向こうに数人の人影を認めたので、声をかけたら、韓国語で自分たちはベトナム人だと言った。出稼ぎに来て、この地域に住んでるらしい。しかし、ここらあたりのひなびた家屋も間もなく消滅することはまちがいないだろう。
結局2時間近くかかって(^_^;)嶺南楼に到着。パクシチュン生家はほとんどこの楼閣の一部みたいなところにあった。どうも出来過ぎである。これは後でここに移築したというか、はじめから記念公園として造られたものだろう。彼の立派な胸像と、「哀愁の小夜曲」の楽譜碑があったので、記念撮影。
そして、この碑には音響が仕掛けられて、彼のヒット曲が流れている。
「サムダドソシク」「エスエソヤゴク」「シルラエタルパム」「クッセオラクムスナ」「イビョレプサンチョンゴジャン」「ピネリヌンコムリョン」そして「ポムナルンカンダ」…名曲勢揃いである。すっかり嬉しくなったMorris.は、持参のソジュをちびちびやりながら、ここで小一時間過ごしてしまった(^_^;)。
嶺南楼の中にも入ってみる。扁額や、龍を模した梁なども見事なものではあるが、楼閣というのは、豪華な四阿みたいなもので、その建物云々よりも、そこからの景色を楽しんだりくつろいだりする場なのだろう。そして韓国人は、異常にこれを好むようだ。Morris.にはいまいちよくわからない。
近くの小高いところにあるムボンサ(舞鳳寺)にも足を運ぶ。ここの本尊は石仏でちょっと珍しかったが、Morris.の好み都はとは微妙にずれている。ただ、この寺でペットとして飼われていた白い子犬はえらく可愛かった。完全に猫派のMorris.がついついかまって、とうとう抱っこして記念写真撮ったくらいである(^_^;)
その後、小さなアランサ(阿娘祠)まわったところで、かなりお腹がすいたので、少し北側の密陽市場まで行ったのだが、ここが、Morris.の苦手なアーケード市場だった(>_<)
それでも食堂はあるはずだろうと、通りがかりのアジョシに尋ねたら、ここらへんにはろくな食堂無くて、市外バスターミナル付近の方がまだましだという。
ここからターミナルまでは3kmくらいある。バスで行こうかとも思ったが、やっぱり知らないところは、とにかく歩けというのがMorris.のスタイルなので歩いたのだが、これは失敗だった(>_<)
たいてい、どんなところでも見どころあるはずなのに、この道はまるで面白いところがない。おまけにターミナルまで思ったより遠くて、空腹も相まって、ちょっとMorris.、グロッギー状態になりかけた頃、ようやくターミナル到着(^_^;)すでに4時半過ぎてる(^_^;)
今回は嶺南楼と、ピョンチュンサ(表忠寺)の2箇所をメインにしようとおもってたのだが、ピョンチュンサまでは20km以上あるので、すでに諦めた。
釜山行きの時刻聞いたら、毎時0分に一時間ごとに発車するとのこと、これは覚えやすい。
本当に空腹が限界状態だったので、食堂を探す。どうも、あまりぱっとしたものが見当たらない。クッパブでも食べようかと思ったところに「スンドゥブ」の文字が飛び込んできた。これはもう入るしかないね(^_^;)
そして出てきたのが、10皿のパンチャンを従えた、正真正銘ほんまもん、のスンドゥブ\(^o^)/ 今回は資金不足もあって、3千ウォンのトルゴレでお茶を濁していたということもあるが、とにかく、本当に久しぶりにスンドゥブの醍醐味というのを味わわせてもらった。「空腹は最大の調味料](^_^;)ということもあるだろうが、パンチャンも一つ一つが、豪華ではないがちゃんとしたもの(ペチュキムチ、ミヨク千切り、ケンニプキムチ、オイ酢漬け、ホバクムチム、コンビジ、ヤンペチュ、プコチュ、トトリムク、ユブ、ソンニュン)で、6千ウォンは適正価格である。こういうのこそMorris.にとってのハンジョンシク(韓定食)といえるかもしれない。
これで少しは元気を取り戻して、最後にどこを見ようかと思い、改めて地図見直したら、密陽郷校と、古い町並みのある一帯が面白そうである。
しかし、何と、これはさっきの市場の少し北側に位置している。市場からなら10分ちょっとだろうが、ターミナルからならまた2,3kmありそうだ。今度こそバスで行こうかと思いながら、ついつい歩いてしまうMorris.(>_<)だった。しかも方向音痴の本領発揮で、完全に違う方向に歩いていたようだ.何人かに道尋ねまくって、やっと郷校の近くに来たらとっくに6時過ぎてて、郷校の門は締まってた(>_<)。まあ入口の門が立派なものだったからそれを撮影して、内部は、三脚の先にデジカメ固定して、例の釣竿方式の10秒セルフタイマーで壁越しに数枚撮っておく。
立派な瓦屋根の建物が密集している地域が郷校の南側にあって、そのまわりには、土塀やセメント壁のMorris.好みの家並みが残っていた。これは良い(^_^) ここでも結構撮影できた。
古い立派な韓屋の町並みは、たしかに見所充分だけど、とりあえず個人の住居だから、おいそれと中に入っていくのは難しい。
「十二大門」という看板のある立派な家からアジョシが出てきたので、中を見せてもらえないか、頼んでみたら快くOKしてくれた。
ここは17世紀に遡る、孫氏という両班の邸宅だったものを、現在は、高級韓定食料理店として使用していて、今日はたまたま月2回の休日にあたるとのこと。ここはすべて予約制で、とてもMorris.などが入れる店ではなかったようだ。
メインの建物は100年前、脇の建物は150年前のもので、楼閣の下部を煉瓦でリニューアルした客室などもあって、盧武鉉大統領夫妻も来たことがあるとのことで、その時の記念写真も飾ってあった。
アジョシからもらった名刺には孫重培とあったから、この家の孫氏の末裔なのだろう。
奥さんにシッケでも出すようにという。実はMorris.はあの白酒の甘いみたいなシッケは苦手だったのだが、ここは、我慢してでも飲もうと決心した。ところが、出てきたのは透明感のあるよく冷えたもので、暑さ3mmはあろうかというりっぱな鍮器に入っていて、味もこれまで飲んだシッケとはまるで別物ですごく美味しかった(^_^)
アジョシは、このマウルの役員みたいな存在で、もし見たいなら郷校の鍵も開けて案内してあげようと言ってくれたが、先ほど三脚で撮ったことだし、厚意だけ感謝して辞去することにした。
しばらく周りの町並みや路地をさ迷ったが、だんだん暗くなってくるし犬にも吠えられたので(^_^;)、そろそろお開きにすることにした。
さすがに、今度は市内バスでターミナルに戻る。7時半くらいに着いたから、8時のバスに乗ればよい。たしかにその通りだったが、何とバスは8時が最終で、しかも料金は4千2百ウォンと汽車より高いではないか。
後で時刻表で調べたら、KRなら、11時くらいまで何本も列車があるし、釜山駅まで行くから、往復とも汽車にすべきだった。バスは西部ターミナル行きで途中亀浦にも停まるらしい。
西部ターミナルに9時過ぎに着いて、地下鉄乗り換えでナムポドンで降りて、ちょっとチャガルチ冷やかして10時寄宿。
さすがに疲れているようだが、デジカメ画像だけでも整理して、アップしておくことにした。100点以上あって、整理終えたら2時過ぎている。明日、明後日、残り二日は、目いっぱい釜山を回ることにしよう。
今日の歩数は14417歩。


09:15発ムグンファ号 

釜山駅のモニュメント 

車窓から洛東江 

同じく 

同じく 

密陽駅階段のメトゥギ(飛蝗) 

密陽駅ホーム 

密陽駅 

銭湯の煙突 

何か良い 

露草 

密陽江 

鉄橋 

流れはそこそこ速い 

松林 

川面まで降りられる 

超ローアングル 

貨物列車 

ヨンナムル(嶺南楼) 

やっぱり水があると良い(^_^) 

野外音楽場 

チャジョンゴアジョシと 

芝生が綺麗 

赤立羽蝶 (あかたては) 

兼業農家(たぶん) 

消滅寸前 

作曲家パクシチョン生家 

パクシチョン記念像 

嶺南楼 

内部装飾 

扁額 

内部 

内部装飾 

内部装飾 

扁額 

密陽アリラン石碑 

ポソッ(茸) 

褄黒豹紋 

ムボンサ(舞鳳寺) 

無量門 

寺のペット 

珍しい2ショット(^_^;) 

トドク(蔓人参) 

この寺の本尊は如来石像
 

江に降りる坂の土壁 

アランサ(阿娘祠) 

石碑 

密陽市場はアーケード(>_<) 

「ペッカネスンドゥブ」 

これはほんまもん(^_^) 

クローズアップ 

ユンジョンちゃんポスター 

ツクツクボウシ 

ご来光 

好きな建物 

好きな壁 

密陽郷校2番地 

素敵な土壁 

同じく 

こんな家屋でコチュ(唐辛子)干してる 

ちょっとアップ 

土壁続き 

密陽郷校1番地2-17 

これまたニューウェーブ 

貼り紙でなくステンシルが密陽流
 

廃屋? 

ここからはヤンバン家屋 

同じく 

同じく 

郷校の門「風化楼」 

郷校内部 

同じく 

一帯の甍の波 

畑用の小屋 

ちょっと古め 

落ち着いたたたずまい 

高級韓定食食堂「十二大門」 

古い楼閣をリニューアル 

この「夢孟軒」は百年前の建物 

こちら部分は百五十年前 

端正なたたずまい 

孫重培社長と 

ここには盧武鉉大統領も来たらしい
 

ずっしり重い鍮器でシッケいただく 

甍の波 

何となく好き 

ステンシル白壁コルモッキル 

いい感じ 

これも 

犬に吠えられた(^_^;) 

名残尽きないがそろそろお暇を 

 バスの方が高かった(>_<)

密陽市外バスターミナル 
2010/08/17(火)●高みの見物● 34日目

目覚ましで、8時起床。寝たのが3時だから5時間睡眠。ちょっと寝不足である
今朝の血圧は204/96/76。
空は曇ってるが雨は降ってない(^_^)
例によって、まずはチャガルチ詣で。
チャガルチ広場の手すりにもたれている、迷彩服の若者がいたので、これは画になるかなと、こっそり撮影した後、話しかけてみる。チャンソンウン君22歳で、間もなく除隊するが、今回は休暇で釜山に帰ってきて、昨夜飲んで酔ってる間に盗難にあい、持ち金全部(30万ウォン)と身分証なども無くしてしまったとのこと(@_@)とりあえず、食事しようとチャガルチの例のキョンブク食堂に連れて行き、焼き魚定食、この前のアカと、コセ(舌平目)焼いてもらい、景気づけにソジュも一本付けて、万4千ウォン。
食事の途中、外は凄い雨が降りだした(>_<) あぢゃぢゃー。これでは、外歩きは無理かなあと思う。
食事のあとも雨は降り続いてたので、これをやり過ごすために、チャガルチビル3Fの休憩所でしばらく話しする。
両親は早くに亡くなって、ヨンドに親戚がいるのだが、急な休暇のため連絡がとれず、明日、友人と会えそうなので金も貸してもらえそうだが、それまで何とかやり過ごすしか無いという。住所、電話番号など控えて、2万ウォン渡し、次回釜山に来たときまた会って、返してもらうということにする。Morris.にとっては精一杯のところである。旅人宿なら万ウォンくらいで泊まれるだろうし、3千ウォンくらいの食事なら明日まで持つだろう。
幸い雨も上がったので、ソンウン君と別れ、ナムポドンに出て、本当に残り少ない円を両替。レートは136。今回はこの円高のおかげで、今日までもったのだと思う。
とにかく、今日は釜山をなるべく高いところから見下ろしたいと思ってた。釜山タワーという手もあるが、あれはあまりにお手軽に過ぎる。何度も上ってるし、見える範囲も限定される。
忠魂塔のある中央公園というのが、結構高いところにあって、眺望も良さそうなので、まずはそこを目指し、後は、歩いて降りることにしよう。
直接中央公園行きバスというのが見当たらなかったので、途中まで行きそうな96番バスに乗り、適当な峠で下車。ここから逆方向に行くバスに乗り換えて上手いこと中央公園にたどり着いた。
忠魂碑は、もちろん朝鮮戦争の戦死者を祀ってるところで、なかなか佳い姿をしている。塔の前の青銅のUN軍(米軍とういべきか)の群像もの力作である。しばらくこの塔と、像を撮影。
ここからの眺望も悪くない。まさに高みの見物である。釜山の、山麓から山腹に向かって競り上がって行く家並みを見てるうちに、忠魂塔に通じる幅広い石段に思いが及んだ。
拡大画像観てもらうとわかると思うが、この石段にはジグザグのラインが入ってる。車椅子や老人などのための緩やかなスロープである。
このスロープをバス道と仮定すれば、石段との組み合わせで、つまり、釜山の町並みの構造を明快に表現し得ているように思えたのだった。
中央公園の向かいに同じくらいの小高い部分があって、こちらは「民主公園」となっている。
両公園の間の窪んだ部分に「釜山光復記念館」があった。「光復」は、日本の植民地支配からの解放のことであり、つい先日8月15日こそ、それを記念する「クヮンボクチョル 光復節」だった。
二日遅れだけど、この時期にこを訪れる日本人がいてもいいかな、と入館する。展示物はほとんどパネルや印刷物だが、15分ほどのビデオをじっくり観させてもらった。
ここの庭からは、市街の北部分が展望できる。こちら方面はあまり行ったことがない。
その後、民主公園の高みにある「民主運動記念館」の屋上に上る。ここからの眺めもまた悪くない。向かいの忠魂碑もみえるし、設置してある2台の大型双眼鏡が無料というのが嬉しくて、中区方面の住宅地を舐め回すように鑑賞した(^_^)
改めてこの坂の町並みと、色合い、形に心奪われてしまったよ。やっぱりMorris.は釜山の街そのものが好きなんだと思う。
民主公園を降りていくと、木製のベンチが多数おいてあって、ハラボジが多数たむろしている。まるで、ソウルの宗廟の前庭のミニチュア版である。
ここで歌わないわけには行かないさね(^_^;) 譜面台持ってきてなかったので、ちょっと窮屈なスタイルになったけど、数人のハラボジがすぐ寄ってきて、知ってる歌は一緒に歌ってくれたし、踊りだすハラボジも数人いた。
名残は尽きないけど30分ほどで切り上げて、坂道を下っていく。先の忠魂塔の石段そのままに、至る所坂道と石段だらけである。
ちょうど釜山港をMorris.が明後日乗船する、パンスタフェリーが出航して行くのが見えた。
途中個人宅の大きめの駐車場があって、そこからの眺望が素晴らしかったので、三脚使ってパノラマ撮影してみる。
その後、「釜山ディジタル高校」を覗いてみる。バスでこの停溜所名を聞くたび、気にかかってたのだ。
同じ運動場の中に赤っぽい6階建校舎と、白い4階建校舎が並んでいた。赤っぽいのがディジタル高校、白いのがウォンドク中学校と書いてある。
中学校からアジョシが出てきて、何してるかと訊かれたので、今回の事故のことなど話してたら、それなら、中学校の屋上からの景色も見せてあげようとのこと。アジョシは、中学校の警備係らしかった。
屋上好きのMorris.の喜ぶまいことか(^_^) 
4階部分は内装工事中だったが、途中校内もちょこっとだけ撮影できたし、屋上からは、ちょうど先の駐車場でのパノラマ撮影部分と重なるので、ここでもパノラマ撮影を試みる。
真下にある、「く」の字型の大きな建物が目を引いた。アジョシに訊いたら古い病院だとのこと。
ディジタル高校はもともとウォンドク高校で、いわゆる中学、高校が一緒に存在してたらしい。ディジタルに改名したのは、電子工学や電気技術の教育を充実させる姿勢を強調したものだとか。
明後日、日本に帰ることを話したら、自分たちも明日から家族で九州に出かけるという。
2ショット撮影して、礼を述べて学校をでる。
坂道を下り、時々石段を降りたりして、やっと下界に降りたら4時過ぎだった。
ミニギターも一ヶ月フル稼働したから、そろそろ弦を換えてもらおうと、近代史記念館横の中古ピアノ屋に寄ったら、このまえ親切にしてくれたアジョシは、もう辞めたとのこと(>_<) 韓国ではしばしばこういう事がある。
今日いた店員は弦の張替えはあまりしたくないような雰囲気だったのでパス。
帰国前に少し髪をカットしとこうと思う。長さはそのままで髪を梳いて減らしてもらいたい。
ナムポドンの美容院を覗いてみたけど、良さそうな店は待ってる客が多く、空いてる店は値段表示がないので、逡巡してたら、映画館通りよりちょっと西側に「Blue Club」という名の男性美容専門店を見つける。カット6千ウォンという価格に惹かれて入店。
ここで「サントゥッタゲ」という単語を使ってみた。「キリクデロ、サントゥッタゲ ヘジュセヨ 長さは変えず、さっぱり(すっきり)お願い」みたいな感じである。上手く行ったかどうかは、読者の判断にまかせよう(^_^;)
とにかくこの店の美容師は手際が良くていい感じだった。これから、カットはこの店をMorris.御用達とする。
トルゴレで今回最後のスンドゥブ食べる。店のアジュマ、アジョシとすっかり顔なじみになって、今日が最後だというと、次回もまた来るようにと、言ってくれた。
一旦宿に戻り、一休み。ぐいぐい酒場に、昨日の密陽の日記で画像しかアップされてないのが物足りなくて、説明文もアップして欲しいという書き込み(>_<) 夜中の2時までかかって画像整理アップしたのに、これで本文まで打ってたら、夜明けになってしまう。残り時間とMorris.の身体のことも少しは考えてくれよと、ちょっと悲しくなってしまった。
8時過ぎに宿を出て、チャガルチ広場へ。例の街灯下のベンチでは数名のグループが酒盛りしてた。もし良ければ席をと頼んだら、けんもほろろに拒絶されてしまった。酒の肴など揃えていたので、それをたかりに来たと思われたのかもしれない(^_^;)
今日は上弦の月が綺麗である。釜山で月見るのも明日までだと思うと、切なくなってきた。
例のテント舞台でミニギター弾く。今日はあまり人がいなくて、ペクスアジョシらは早くも熟睡状態。
ひとり寂しく三脚でセルフ撮影してたら、愛嬌のある顔なじみのペクスアジョシがやってきたので、一緒に記念撮影。アジョシとずっと(3年間)思ってたが、実はアジュマだったことが判明。びっくりしたなあ(@_@)
10時過ぎて、そろそろ店じまいしようと思ったところにアジョシ二人が駆けつけてきた。
日本語で「お、いたいた!」「やったぁ!」なんて叫んでる。な、な、な、何なんだあ??
名古屋に住む方で、Morris.部屋を読んですっかりファンになってしまい、日記でMorris.が近々釜山を離れるということを知って、一目会おうと予定を繰り上げてやって来たとのこと(@_@) 重ねてびっくりである。
確かに日記を良く読んでいて、Morris.より詳しかったり(^_^;)する。さらに、Morris.の短歌ページにまで目を通して、評価してくれてるのには、びっくりの三乗である。
これは、ファンサービスやらざるを得まい(^_^;) 
と、いうわけで、コンビニまでマッコリ買いに行き(買ってもらった(^_^;)、10時半からひとしきり韓国歌謡ショー。これで起きだしたペクスたちにもマッコリ振舞って、えらく賑やかになってしまった。
名古屋からは数人のグループ(田端義夫後援会)でやってきていて、ナムポドンのホテルに他のメンバーもいるから、良ければこれから一緒に来ないかとの誘い。酔った勢いでホテルまで行き、またまたホテルの部屋で、飲んで歌ってやってたようだ。記念写真もあるし、帰り道のスナップの撮影時間を見ると、午前2時29分とあるから、ヘリムジャンには3時前に戻ったということになるんだろうなあ。おしまいあたりはまるで記憶にない(^_^;)
今日の歩数は9041歩。



今朝の釜山港 

迷彩服の若者が 

チャンソンウン君 

記念撮影

例のキョンブク食堂へ 

コセ(舌平目?) 

チャガルチ休憩所で 

キムヨナの新しいポスター 

86番バスここで降りる 

同じく 

中央公園忠魂塔 

同じく 

忠魂塔からの眺め 

同じく

同じく 

UN軍青銅群像(力作) 

同じく 

同じく 

忠魂塔上部 

忠魂塔礼拝室 

民主公園 

高みの見物 

同じく 

同じく 

釜山光復記念館 

展示室 

高みの見物続き 

同じく 

同じく 

同じく 

無料の双眼鏡(^_^) 

高みの見物 

民主運動を描いた力作油絵
 

公園は老人天国 

同じく 

見下ろす 

凄い階段 

ちょうど出航のパンスターフェリー 

見下ろす 

見上げる 

釜山ディジタル高校 

ウォンドク中学校 

中学校内部 

中学校屋上から 

同じく 

親切な警備アジョシと記念撮影
 

やっと下界に降りてきた 

さりげなく 

紫酢漿草 

男性美容専門店 

どうかな? 

今夜は上弦 

Morris.ステージ 

ペクスアジュマと 

名古屋からのMorris.追っかけアジョシ(@_@)
 

ホテルで歌会(^_^;) 

帰り道


個人宅駐車場からのパノラマ写真


ウォンドク中学校屋上からのパノラマ写真 

2010/08/18(水)●最後の一日● 35日目

7時起床。
今朝の血圧は202/110/87。
泣いても笑っても今日でおしまいである。
ちょっとだけ宿酔かな(^_^;)
天気は大丈夫かな?おお、よく晴れてる\(^o^)/
それにしても、昨日は飛ばしすぎたかなあ。今日はちょっとセーブしておこう。
恒例のというか、とにかく、まずは、チャガルチを重点的に歩くことにしよう。
暑さにすっかり平気になったMorris.としては、陽光があればあるほど嬉しい(^_^)
今日はチャガルチアジュマたちも一杯写しておくことにする。魚も貝も野菜も豆も猫もポンテギも干物も釣り針もトロ箱も空も海も船も雲もカルメギも花も階段も網も……
とにかく何も考えずにふらふらとさまよう。これが一番Morris.らしいスタイルである。
いつも酔ってるアジョシに冷コピごちそうになり、ちょこっとだけギター弾いて来年の再会を約束し、共同魚市場を越えて、灯台に続く道の網場に猫の群れを訪ねていったが今日は一匹も見えなかった(^_^;) 一番暑い時間帯だからどこか避暑に出かけてるようだ。
バスでナムポドンに戻り、ヒョン音楽社でギターの弦張り替えてもらう。残念ながらアガシはいなかったし、最初の兄ちゃんはMorris.より不器用そうで、見かねて交代を買ってでた別のアジョシは4弦の糸巻きを外してしまい応急処置でなんとか弦は換えたものの不細工になってしまった。フレットの摩滅でf1弦が鳴らなくなったこともあり、帰国したら早急に買い換えるべきだろう。しかもここでは万ウォン取られてしまった(>_<)
今回はやたら縁が深かった四十階段を登って、昼食はウェルビンミルミョン(^_^;)である。ここも5回通ったな。今日は土木工事の労働者の客が多かった。
ミルミョン屋からそのままカーブになってる坂道を登って行ったら、大きな病院に突き当たった。昨日ウォンドク中学校の屋上から見下ろした病院である。そうか、昨日はこの上の道を下ってたのか。
「メリノル病院」で、1950年設立。もともと修道院だったらしい。病院の横にはマリア像があって、今でも信仰のメッカになってるようだ。ここの四阿のベンチで、一休み兼ミニギーレッスン。
その後道なりに進んでいったらコモドホテルの上の道に出た。このホテルはやっぱり、存在感がある。
だんだん日が暮れてきた。
どこか思い出の場所を再訪しておこう。そうだあの木の桟橋のあったタデポに行こうと、バスに乗り、タデポで降りて、海に向かったが、どうも様子が違う。これはタデポ海水浴場だった(^_^;)
海水浴場の裏手に椅子が並べられて多くの人が座ってる。何があるのか訊いたら「プルコンノリ 花火大会」とのこと。おお、たびの最後を花火で盛大に打ち上げて祝うというのもいいな。しかし、この椅子の並び方はちょっと変ではないかい?
と、思ってるうちに、目の前の地面から噴水が吹き上がった。ライトアップされて美しい。そうか噴水のライトアップショーのこともプルコンノリというのか、と、納得しながら見物。結構バラエティに富んでて見応えがあった。
9時過ぎにショーは終了。釜山での最後の食事は、このところ「ソウル蔘鶏湯」が恒例になってるので、急いでバスでナムポドンに引き返して、店まで行ったが、とっくに営業終了してた(>_<)
何を食べよう、と迷ったが、結局刺身丼にする。「日式」というのがちょっと不安だったが、出てきたのはまるで和食ではなく、韓国スタイルだった。6千ウォン。
何か掴み所のない一日だったが、最終日はあまりばたばたしないほうが無難である。チャガルチと噴水で締めくくりで良かったということにしておこう。
ナムポ文庫で、これだけは買って帰ることに決めてた「韓国戦争と大衆歌謡 記録と証言」を買う。これはタイトルだけ見ると硬そうな本だが、内容は350pオールカラーのヴィジュアル本で、ヒョンインのことも出てくるし、今回の「韓国歌謡の旅」の掉尾を飾るにふさわしい買い物だと思う。貴重なCD付で2万5千ウォンは決して高くはない。
11時に帰宿。大まかに荷物の整理して、inetTV見ながら就寝。
今日の歩数は75664歩。


今朝の釜山 港 

なにはともあれチャガルチ
 

同じく 

同じく 

同じく 

カムジャタン? 

チャガルチシリーズ 

例のキュブク食堂アジョシ 

こちらは巻貝 

コドゥンオ 

ミョルチ(いりこ) 

これは製氷会社 

屋台から屋台トラックを 

こちらも貝類 

こういう構図も好き 

アカ 

黒猫チナはお昼寝 

韓方薬 

これも美味しそう 

絵心がある(^_^;) 

Morris.の天敵ポンテギ 

たまにはこんなとこで食べたかったな 

ここらあたりは雑貨屋タイ 

夏日である 

またまたこの構図 

久しぶりにあったアガシ 

いや良い天気である(^_^) 

(^_^)(^_^) 

干物 

外の市場に出る門 

これは芸術的 

アナゴ用の釣り針作業 

定番中の定番(^_^;) 

いい天気で嬉しい(^_^) 

トロ箱の山 

トロ箱製造作業 

網の準備 

ほんとにいい天気(^_^)

共同魚市場 

多分ベルトコンベアのモーター 

魚市場ならでは 

同じく 

お馴染みの赤白灯台 

お馴染みカルメギ 

子供夷? 

猫の姿は見えなかった(;;) 

灯台までは行かず(^_^;) 

ギター弦張り替えてもらう 

この階段も良かった 

これがパッピンス 

四十階段 

身重の三毛雉 

同じく 

ムグンファ(無窮花) 

労働者御用達 

The Last Milmyon 

ここから坂を登って行く 

カーブ 

昨日校舎屋上から見下ろした病院
 

前身は修道院 

コモドホテル方面だった 

突き当たり路地 

忠魂塔が 

またコモドホテル 

やっぱり存在感あるコモドホテル
 

良い天気(^_^) 

テチュ(棗) 

捨ててある(@_@) 

おなじみ構図 

突き当たり路地 

休憩所 

お、雉だ 

生垣に入ってしまった 

道路工事 

韓国人もマリリン好きらしい
 

モノトーン忠魂塔 

タデポ海水浴場 

海水浴場の夕暮れ 

噴水 

突然ライトアップ 

噴水ショーの始まり 

しばらく噴水ショーを 

同文 

同文 

同文 

同文 

同文 

同文 

同文 

同文 

これでr終了 

 映画の一シーンみたい

お休み中 

間に合わなかった(^_^;) 

日本式(^_^;) 

大丈夫だった(^_^) 
2010/08/19(木)●帰路の途に(;;)● 36日目

7時起床。
今朝の血圧は200/113/84。
今日も雨の心配はなさそう(^_^)
シャワー浴びて、髭剃りや歯ブラシなども袋に入れて、バッグの整理。
inettv付けたら、朝からキムヘヨンがでてる。それも「トヨイルパメ」「ユイランサラム」「オッチョナ」と3曲も連続である。そういえば、Morris.はキムヘヨンの新しいアルバムは持ってない。個々のヒット曲は、その時その時トロット寄せ集めの2枚組のCDに入ってるはずだけど、最近の曲を集めたアルバムも欲しいな。出発前に入手しようと決心。
フェリーターミナルには午後1時までに来るように言われてたから、11時半に宿を出発ということなら、ぶらチャガルチから歩いて行っても、充分間に合うだろう。
韓国は店開けるのは遅めだからどうせ10時前にはCDショップも開いてないだろうし、とりあえず、最後のチャガルチ流し。広場でペクスアジョシ数人が朝から飲んでた(^_^;)
挨拶して、せっかくだから一緒に記念撮影。別のアジョシに撮ってもらったら頭の上の方が切れてる(^_^;)まあこれはこれでよしとしよう。
ナムポドンに出てみたが、やっぱりまだ店はあまり開いてない。前にチュヒョンミ2枚組のCD買った店が開店の準備してたので、キムヘヨンあるか訊いたら、2nd.と「ユイルハンサラム」の入ったベスト版しかない。これはどちらも持ってる。ムックさんのお土産にソルンドの新曲アルバムでもあったら買おうとしたが、これも昔のベスト盤しかない。
チャンサイクの新しいアルバム出てないか確認したが去年買った「コックギョン」以降は出てないが、2枚組のベストアルバムがあるという。アルバム全部持ってるからいらない、と言ったら、これは去年5月の世宗文化ホールでのライブの完全収録版だという。おお、それなら買っても良いかと値段を見たら、Morris.にとっては目の玉の飛び出るような価格(2万9千ウォン)である。せめて2万ウォンくらいなら迷わず買うんだけど、と、さんざん躊躇して、結局買ってしまった。トロット歌手のアルバムなら5,6枚買える価格である(>_<) 神戸で民団主催のコンサート、無料で一番前のかぶりつきで観させてもらったし、この前の大阪城コンサートは、パスしたから、これくらいは買ってもよいか。
もう一軒のCDショップにも、キムヘヨン無くて、これはもっと前からチェックしておくべきだったなと諦めかけたときに、屋台のCDが目に入った。ここでキムヘヨンアルバム見つけたのだが、新曲のソムンナンヨジャは入ってないし、ケースはひび割れてるし、ジャケット写真もえらく汚い。それでも贅沢は言ってられない。6千ウォンで購入。ソルンドもちょっと前のベスト盤?があって、これも6千ウォン。結局こんなことしてるうちに11時近くになってしまった。他の買い物してる時間はない。とりあえず最後の食事をすましておこう。
蔘鶏湯ゆっくり食べる時間はないようだし、最後に下手打つのはかなわないから、安全牌で行きつけの「本家ソップルカルビ店」で7千ウォンのカルビタン頼む。今回も一度来たが、あの時は、負傷直後で、ゆっくり味わう余裕がなかった。今日もあまり時間の余裕はないが、それでも充分美味しかった。西面のコリトガニタンの倍位の値打ちはあると思うぞ。
宿に戻ったら11時20分。何となくあわただしく荷物まとめて。女主人に別れを告げようとしたが、長電話中(^_^;)。ちゃんとしたあいさつも出来ず、鍵を渡して、外に出たら、後から追いかけてきて、こんなに早く出発するとは思ってなかった。写真も見せてもらいたかったし、お土産に海苔でも用意しようと思ってたのにという。海苔は自分の分は買ったからと言って、また来るからねと挨拶して歩き出したら、また追いかけてきて、どうして歩いて行くのか?と詰問する。いつもこうしてるといったのだが、Morris.の荷物を見て、絶対タクシーで行くようにと譲らない。結局通りかかったタクシーに乗る羽目になってしまった(^_^;)
タクシー料金は3千ウォン足らずだし、楽は楽なのだが、それなら12時半頃出発でも良かったことになる(^_^;) 11時45分にターミナル到着。乗船手続き済まして、乗船は1時50分。まるまる2時間もある。
電源あるところ探して、ちびくろ2号でデジカメ画像整理したり、ミニギター爪弾いたりして、時間を過ごす。
今回は二段ベッド4人部屋でなく、8人部屋ということで、部屋に行ったら韓国人アジョシ二人学生二人が先にいた。マット8枚敷いたら全く足の踏み場もなくなる。幸い今日は5人だけということだったのでちょっと余裕である。
例によって、デッキで出航を見届けてから、さっと風呂浴びて、ミニギターと缶ビール持って、デッキの一番端っこに陣取る。ここなら譜面台を手すりの角に固定できるから、多少風が吹いても倒れることはない(^_^)。
刻々変わる海と空の景色を楽しみながら、レパートリー総ざらい(^_^;) 適当にデジカメも撮影。今日は天気悪くはなかったが、夕焼けは見られなかった。
千葉から青春十八切符を利用してきているという日本人アジョシともいくらか話す。彼も韓国の時刻表(6月号だけど)持っていた。東京の韓国と諸専門店で千円で入手した人のこと。日本の大型時刻表も持っていたから、ちょっとしたマニアなのかもしれない。
暗くなって楽譜見えなくなってからは、船内のテーブルに場所移動。
8時半から、レストランで恒例のショーがあるというので、見に行く。往路でも出演した白欧系美女のヴァイオリンのあと、お目当てのミダルのマジックショー(^_^)。
ショーは往路の時のアレンジ版でそれほど代わり映えはしなかったが、見るたびに確実にうまくなっているのは間違いない。彼女は完全に一人立ちできてるな(^_^) 韓国は今結構マジックショーは人気あるから、それなりに仕事の場も増えてくるだろう。
今回、釜山で会って食事でもしようと約束してたものの、負傷&金不足のため、連絡入れずじまいになってた。
ショーの後、廊下で会ったので、事情を話したら、それならあたしがおごったのに、と嬉しいことを言ってくれて、次回は必ず連絡入れるようにと念を押され、ピアノの前で記念撮影(^_^)
前までは夕食朝食バイキングの食事券があったのだが、今回からは無しということで、夕食はコンビニのカップユッケジャン(千ウォン)+キムパ(千五百ウォン)で済ます。缶ビール(3百円)の方が高かった(^_^;)。
9時頃から自販機前テーブルを占領して、韓国人グループ数名と、船内ノレチャラン大会(^_^;) 途中ちびくろ2号も持ち出して、今回のデジカメ画像等を見せびらかす。他の韓国人学生たちも一緒に歌ったりしてたが、11時頃、客室からうるさいとのクレーム出たので(>_<)解散(^_^;) まあ、今夜はこのくらいで勘弁してやろう(^_^;)
今日の歩数は2557歩。


朝からキムヘヨン 

最後のチャガルチ広場 

ペクスアジョシと 

ペクスアジョシらと 

どうなるのかMorris.の元聖地 

さよならカルメギ 

逃亡鰻 

最後の食事はカルビタン 

さよならヘリムジャン女主人
 

え?神戸行きのフェリー!? 

ここで編集作業(^_^;) 

出航直前 

出港直後 

さよならあ(;;) 

同じく 

夕陽 

澪 

ビートル号(は、速い(@_@)) 

ヨンドの工場地帯と民家 

同じく 

でかい船ぢゃ 

作業室の窓から 

赤灯台と五六島 

さよなら五六島 

澪 

名残尽きない 

ここが指定席 

船影 

こんな雲も良い 

ライト 

御来光 

白い太陽 

無言 

デッキではゆったりできる
 

今日の夕食(^_^;) 

軽くいっぱい 

美人ヴァイオリニスト 

ミダルの魔術ショー 

食い入るような視線 

見るたびに上手くなってる(^_^) 

フィナーレ 

ピアノの前で2ショット 

すぐ仲良しに 

ちびくろ2号に見入る 

学生とも 
2010/08/20(金)●帰国した途端に● 翌日

6時前起床(@_@)。パンスターフェリーで、こんなに早起きしたのは初めてである。たいてい前日は酔いつぶれて、目が覚めたら、9時か10時というのが恒例だった。
洗顔済まして缶ビール買って、デッキで朝日を見ながら、例のデッキ端の手すりに譜面台もたれかけさせて、ミニギターレッスン。西洋人の女性二人が、近くの椅子に座って、聴くとも無く聴いていた。
8時に一旦部屋に戻り、風呂つかって、後は昨日の画像整理の続き。
そうこうしてる間に10時前に下船の合図(^_^;)
いつもより早く到着したような気がしたが、なぜか今回はパスポート審査や荷物検査にえらく時間を取られて、結局ターミナル出たのが11時半過ぎてた。
乗換にも手間取って、JR灘駅に着いたのが1時半。駅からは近いからすぐアパートにたどり着いたが、アパート前の阪急高架下にあったカラオケ「チャーリー」が取り壊し工事中だった(@_@)
郵便箱は、チラシや請求書で一杯になってたが、私信は2通しか無かった(^_^;) でも暑中見舞いの葉書の金魚の絵柄が素敵だった。鳩居堂はやっぱり水準が高い。
Morris.亭は階段で4階なので、荷物は2度に分けて運び上げる。大きいバッグは28kg(体重計で計ってみた)あるし、ショルダーバッグにも楽譜やらちびくろ2号やら本やら入ってたし、ミニギターもあるから、ざっと40kgくらいの荷物である。今回の旅で一番疲れたのが、ターミナルから部屋までの行程だった。
部屋は閉めきってあったから、暑さには強くなったMorris.でもさすがに暑い。窓とドアを開けて、扇風機も動員して空気を入れ替える。エアコンなんてものはない(^_^;) まあ、ヘリムジャンでも、エアコン使ったのは、ききさんが立ち寄ったとき一回だけで、あとは扇風機(一番弱い微風)で、すましてたもんね(^_^;)
今夜は6時頃ムックさんが来ることになってたけど、しばらくは部屋を片付ける気にもならず、シャワー浴びて一服。
途中でムックさんから連絡入り、到着は8時頃になるとのことで、ちょっと一息つけた。
とりあえずちびくろ2号のHDに保存してるデジカメ画像をDEL坊に保存する作業。その後、ちびくろ2号から、今朝船内で仕上げた昨日の日記をアップしようとしたが、何故かつながらない。あわてて、DEL坊に繋ぎ直したがこちらも駄目。モデムの電源切って、入れなおしたり、PCシャットダウンして再起動したり、接続画面のサポートで「修復」させようとしても「IPアドレスが取得できません」との表示。これで、ちょっとパニックになり、2時間ほど時間を取られてしまった。
とりあえず、電話代や、ヤフーの料金などの支払いと、今夜の酒とあてなど買うために水道筋まで、自転車で一走り。と、思って外に出たら、自転車が無い(>_<) いちおう鍵はかけてあったけど、あんなの壊すの簡単だし、これは盗難に間違いない(^_^;) この自転車は引越の処分品をもらったものなので、盗難登録も無いから、これはもう諦めるしかないね、ということで、歩いて水道筋へ(^_^;)
ビールや野菜など、結構の重さのポリ袋下げて、やっとこ部屋に戻ったら5時過ぎ。
あわてて、カバンの中のものを床にぶちまけて、洗濯機かけて、大まかに片付けて、夜のあての準備したりしてるうちに、7時半過ぎになった。
8時ちょうどにムックさんが2005年もののスペイン赤ワイン(Campo del Rey CRIANZA)持って到着。
まずはビールで久しぶりの再会を祝して乾杯。枝豆あてに飲みながら、釜山のみやげ話。といっても、ほとんどは、このMorris.日乘で披露してるから、あまりネタもない(^_^;)
例の三輪素麺山本の「白滝」を食べて、ワインに切り替え。いや、このワインが実に美味しかった。
あとは、デジカメ画像のスライドショーを見てもらいながら、買ってきたCDを次々に聴く。
やっぱり疲れてたが、ムックさんが来るというので、片付けが先に終わって、良かったと思う。
11時過ぎにムックさんは帰り、Morris.は、またしばらくインターネット接続できないかと、いろいろやったけど駄目(>_<)
今日の歩数は3684歩。


パンスターで初めて見る朝日
 

早起きに免じてビールを(^_^) 

煙と澪 

瀬戸内海は島だらけ 

同じく 

しつこく澪 

こんな船も好き 

下船を待つ乗客 

さよならパンスターフェリー
 

高架下のカラオケ撤去作業 

あっという間に(@_@) 

この金魚は秀逸(^_^) 

猫も暑さ対策 

このワインは美味しいね 

お約束のミニtwin ギター
 
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