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8月7日(木) やっぱり釜山−チャガルチ広場 |
20日目 |
正午発の中央高速バスは良く晴れた半島を東南方向に順調に運行。途中休憩所で「ヌルンジ(お焦げ)せんべい」を買って昼ごはん代わりにする。味はあるようなないような、不味くはないけど特に美味ということもない(^_^;)
釜山到着は午後5時半。思ったより時間かかったのは、釜山のすぐ近くで渋滞に巻き込まれたためである。
Morris.は去年と同じく、ササンの西部ターミナルに到着したと思い込んでた。でも、どうも様子が違う。係員に聞いたら到着したのは地下鉄1号線終点のノポドンだった。こちらが中央ターミナルらしい。とりあえず1号線でチャガルチに向かう。
当然ヘリム荘へ。アジュマは、Morris.の顔を見て、ありゃ、また来たのかい、という顔をする。この前別れを告げて日本に帰り、また改めて釜山にやってきたと思ったらしい。
木浦からソウル廻って釜山に戻ってきたのだと説明したら、いちおう理解してくれたようだが、仕事ならともかく、遊びで何でこんなゆっくりしてるのかと疑念が顔に表われていた。
あいかわらず体調優れないが、シャワー浴びて、そのままチャガルチへ。
夜もとっぷりと暮れて、空には半月がかかっていた。
例のチャガルチ広場の板張りステージで、しばしポンチャック。いまいち気勢が上らない。それでも数人のアジョシが集って、いろいろリクエストされた。
バス疲れもあるので、適当に切り上げ、早めに就寝。
釜山行きバス休憩所で |
洛東江かも |
ヌルンジ(お焦げ)せんべい |
洛東江かも |
落ち葉も美しい |
半月下の釜山港 |
チャガルチ夜のモニュメント |
「チリソースミート丼」らしい(^_^;) |
Morris.の夜のステージ |
8月8日(金) 床屋−またまた影島−カッチマウルタルトンネ−北京五輪開会式 |
21日目 |
8時起床。シャワー&洗濯。
さすがに旅も20日越すと髪がうっとうしくなってきた。床屋に行こう。そういえば、このヘリム荘の横に例の赤青の捩りん棒の看板があった。ここで散髪して、そのままシャワーで頭洗って、外出しようと、宿のサンダルつっかけて外に出たら、この床屋。地下にあって「理容室」と看板かかってるが、どうも妖しい雰囲気である。階段を覗き込んだら、すごい服装のアジュマ二人が手招きしている。これは、噂に聞いたマッサージ床屋に違いない。アジュマらの呼び込みから必死に逃亡する。
向かいの宿の地下にも同様の床屋があった。これはいかんと、「普通の」床屋を探して歩くがなかなか見つからない。結局地下鉄の向かい側まで行って、やっとビルの2階に5,000ウォンという床屋の看板見つける。
小奇麗な店でアジョシも愛想良くて、いろいろ話しかけてくれる。散髪中の姿を前の鏡で撮影。
宿に戻り、シャワー浴びて、外出。聖域の桟橋からチャガルチさっと流し、昼飯は例のお気に入りのアジュマの焼き魚屋で、今日はカジャミ(鰈)を頼む。もちろんカルチ(太刀魚)もサービスで一切れ付けてくれた。ミニギターで「オモナ」の歌詞を「アジュマ」に変えて歌ったら、店のアジュマらに大受け(^_^;)
体調悪いので、今日は得意のバストレッキングしよう。
チャガルチ北西部の橋下マーケット冷かして、適当に最初にやって来た87番バスに乗り、終点「カッチマウル(カササギ村 名前が良い(^_^)」下車。
かなりの高台で、さらに小高い丘に向かって登っていくと、結構畑が広がっている。「都会の中の田舎」といった風情。
そして、ここらあたりの住居が、もろMorris.好みだった。タルトンネというほどではないが、素朴な造りの住まいが、曲がりくねった坂道一帯に連なっている。身体のことも忘れて、どんどん上りながらデジカメ撮りまくる。
途中休憩所があって、そこでハルモニが野菜のより分けしてた。ベンチに坐って、マッコリ飲んでポンチャック歌うと、ハルモニは笑って話しかけてくれた。実にいい感じのハルモニで、頼んでデジカメ撮らせてもらう。
一杯機嫌で、更にマウルを上っていったら、ちょっとした広場があり、ここからまた小山の頂上一帯は小公園になっている。頂上からはカッチマウルを全望することが出来た。
しかしだんだん疲れてきた。
同じバスでチャガルチに戻り、キムパ、マッコリ買って7時ごろ宿に戻る。今日は北京オリンピックの開会式である。宿のテレビは大きくて映りも良いから、開会式でもゆっくり見ることにした。
最初からすごい大人数の登場である。マスゲームとは一味違った人海戦術の大層な開会式だった。
やっと選手入場だが、これがまたえらく時間がかかる。若い女性が、選手を歓迎してダンスしてるのだが、最初は元気だった彼女らも1時間過ぎる頃にはぐったりして、可哀相だった。
会場の内外で打ち上げられた花火は物凄かった。神戸花火大会の20回分くらいを消費したのではないかと思われる。
でも、開会式なんてそれほど面白いものではないということを再確認したに、とどまるね。
ヘリム荘のアブナい理容室 |
向かいホテルの妖しい理容室 |
5,000ウォンの健全理容室(^_^) |
理容室に上る螺旋階段 |
散髪中の鏡撮影 |
喇叭花(昼顔) |
可愛い釜山のマンホール蓋 |
何は無くとも聖域 |
包丁屋台 |
朝のチャガルチ |
お馴染みアジュマと |
今日は鰈 |
テジコギ(豚肉) |
肩に担いで運ぶ |
チャガルチトラ |
チャガルチコルモッ |
絶対バチもんDVD |
橋下マーケット |
87番バス終点 |
バーベルのある家 |
Simple is Beautiful |
何かそそられる |
これも |
田園風景 |
釜山住宅街と山の上の記念碑 |
素敵なハルモニ |
バイクは役立ちそう |
屋根押さえの石 |
洗濯物干し |
Morris.はこのての配色に弱い |
同工異曲 |
部落唯一の雑貨店 |
何ということもないんだけど |
藤の狂い咲き? |
案内してくれたアジョシ |
バケツもヴィジュアル |
カッチマウル山頂のカッチ |
カッチマウル |
彼方には高層アパート |
森林公園? |
何だろう? |
トイレだった(^_^;) |
ゴミ缶? |
子供背負って買物帰り |
五色の幟はお寺のマーク |
ビルと平屋の混交 |
石段コルモッ |
北京オリンピック開幕 |
8月9日(土) 釜山鎮市場−自由市場−ダウン(>_<)−烏賊刺身持ち帰り(^_^;) |
22日目 |
7時半起床。シャワー&洗濯。
あいかわらず体調優れない(>_<)
そろそろこの旅も切り上げようと、宿の電話で、フェリーセンターに電話して、明日の予約いれることにしたのだが、明日は満員とのこと。
キャンセル待ちなら乗れるかも知れないが、責任はもてない(そりゃそうだろう)とのことで、11日に延長、と思ったら、11日も12日もいっぱいで、13日なら空席あるという。こうなったら確実な方がいい、と、13日に予約入れる。
残金がかなり厳しくなってるが、節約すれば4,5日くらいはだいじょうぶだろう。
例の如く、聖域での朝練、チャガルチまわり、今日はこれまで行ったことのない市場を訪れてみようと思う。
「まるごと釜山」に、釜山鎮市場が在来市場として出ていたので、まずはここを目指す。地下鉄釜山鎮駅で下車して、市場を訪ねたら、ここからはかなり離れているからバスで行くようにと言われてしまった(>_<)
何とかバスで市場前で降りたんだけど、あぢゃぢゃ、この市場は4階建てのビルになってる。しかも中はすべて衣類である。Morris.は在来市場というのを、つい、昔風の市場と誤解してたらしい。はっきり言って、Morris.は衣類の市場はパスである。
ビルの裏通りを徘徊する。それなりに鄙びた通りで、悪くない。昼食は、これまで食べたことの無いものにしよう。
良くメニューで見かけながら、食べたことのなかったミルミョンというのを頼む。
一見冷麺みたいだが、麺が黄色い。食べるときは、コチュジャンたっぷり入れて真っ赤になる。これはなかなか美味しかった。冷たく辛いところが、この季節にぴったりだし、いまいち食欲も減退してるMorris.には、お誂え向きのメニューだった。
食堂アジュマに、近くに普通の市場無いか聞いたら、1kmほど北にあるとのこと、現代百貨店があるからすぐ分かるようだ。
北に向かってふらふら歩く。それにしても良い天気である。現代百貨店はこじんまりとしたデパートだった。意味も無く入ってすぐ出てきた(^_^;) やっぱりMorris.はデパートは合わない。
デパートのすぐ向かいが自由市場だった。ここはMorris.好みの市場である。屋根付市場の内部は、ソウルの「大林市場」と似た風情だったし、川沿いの眺めは平野川を彷彿させる。場内の屋台でアジュマらが坐ってだべってたので、Morris.もアイスコーヒー頼み、ポンチャック歌ったら、アジュマら大喜び。特にイミジャナンバー3連発は大受けだった。コーヒー代払おうとしたら店のアジュマが、歌ってくれたからサービスするとのことだった(^_^;)
青空市場も昔ながらのたたずまいで、Morris.はここで箱入り3枚5,000ウォンのサムガクペンティ(ビキニブリーフ)買った(^_^;) 安いぞ。
すぐ隣の平和市場はいわゆる卸市場で、何となく日本の市場に似ている。
市場の片隅でポンチャック歌うもいまいち力が入らない(^_^;) 5時過ぎにナンポドンに戻る。昔から馴染みの本屋「ナンポ書籍」の木製の広い階段が良い色に古びて良い感じだったのでデジカメ撮影するもうまく撮れなかった(>_<)
一旦宿に戻り休憩。7時過ぎにチャガルチに出て、キムパとマッコリ買って、板張りステージで夕食兼ポンチャック大会。
チャガルチビルのアジュマと話して、オジンオ(烏賊)さばいて刺身にしたものを持ち帰りできることになった。ビル2階パック入りのコチュジャンまで付けてもらって5,000ウォン。コンビニで瓶ビール買って、さっそく宿でいただく。さっきまで水槽で泳いでた烏賊だけに新鮮で美味しかった。
アロンイ |
聖域詣では欠かせない |
乾物卸市場 |
地下鉄釜山鎮駅階段 |
バスで釜山鎮市場へ |
ビル市場だった |
衣類専門市場だった |
料理ニ段重ね |
洗い場 |
エップンHome Fashion?? |
これがミルミョン |
食べるときはこうなる |
店先のカムジャタン |
いい天気である |
荒物屋 |
年季の入ったミシン |
焼酎房 |
現代百貨店内 |
自由市場 |
その2 |
その3 |
平和市場 |
平野川を思い出す |
教会はどこにもある |
果物屋台 |
食堂の裏手 |
宅配センター |
下着屋 |
Morris.はこれを買った |
質屋かな |
天幕市場 |
鉄パイプ市場 |
休憩を兼ねて |
特に意味は無い |
疲れてる(^_^;) |
消防自動車 |
ナンポ書店の階段 |
アロンイ |
スグン |
あくびスグン |
ステージで夕食 |
やる気なし |
オジンオ |
お持ち帰り |
宿で |
8月10日(日) 龍頭山-松島海水浴場−玄仁像 |
23日目 |
8時半起床。シャワー&洗濯。
例によって例の如く、聖域にて朝練。
そのあとナンポドンに出て、エスカレータで龍頭山公園に上る。軽く数曲歌って、歩いて降りる途中、草梁倭館跡という看板があった。江戸時代にこの当たりに日本人の館があり、周辺に500人近くの日本人が住んでいたらしいが、今はそういった建物のかけらも見当たらない。通りかかった女の子二人と記念撮影。
楽器屋によってミニギターの弦全部張り替えてもらう。20日間の大活躍?でかなり弦も傷んでるようだった。アジョシはてきばきと張り替えてくれたが、どうも音がいまいちしゃきっとしない。Morris.は韓国メーカー「SAMIC」を所望したのだが、なぜかこの店には無くて、代わりに無名の弦にしたのだが、ちょっと悲しかった。でも、音が悪かったのはピックとの相性が悪かったためだったようで、ピック代えたらちゃんとした音が出たので、オーライ(^_^;)
昼前に宿にもどって休憩。ずっと体調はもどらないまま旅が終わりそうな気配である。
昼から、またバストレッキング、ということで松島方面行きの適当なバスに乗ったら、途中「松島海水浴場」というのがあったので下車。
この前はヘウンデの海水浴客のラッシュに辟易したが、こちらはいかにもローカル海水浴場といった感じである。ここなら海岸で休憩できそうだ。
海水浴場の一画に、歌手ヒョンイン(玄仁)の金色の銅像が建っていた。ヒョンインは釜山出身らしい。ポンチャック修行の旅で韓国歌手の銅像に出会うというのも何かの縁だと記念写真撮影。
近くには、ヒョンイン顕彰広場があって、ヒョンインのヒット曲10曲を自由に聴ける装置まで設置してあった。これがきっとヒョンインベスト10なんだろう。
1.新羅の月夜(シルラエタルパム)1947
2.故郷万里(コヒャンマルリ)1948
3.雨降る願母嶺(ピネリヌンコモリョン)1948
4.ラッキー ソウル(ロッキソウル)1948
5.ソウル夜曲(ソウルヤゴク)1948
6.戦友よさよなら(チョヌヨチャルジャラ)1948
7.印度の香火(インドエヒャンブル)1952
8.頑張れクムスナ(クッセオラクムスナ)1953
9.夢よもう一度(クミヨタシハンボン)1955
10.時がたてば(セウォリガミョン)1958
休憩を兼ねて、マッコリ傾けながら全曲を通して聴く。ちょっと鼻にかかったヒョンインの声は心和ませるものがあるし、なかなか心に染み入る良い歌が多い。昔から歌えたのは「ラッキーソウル」くらいだったが、最近、お気に入りの「頑張れクムスナ」や「雨降るコモリョン」もオリジナルで聴くとやっぱり味がある。これは絶対彼のCD買って帰ることに決めた。
海水浴場の向かいに、良さそうな岩場がある。あそこで一休みしたいが、酒が切れた。というので、近所を探し回ったがマッコリ売ってる店が見つからず、禁断の(^_^;)ソジュ買ってしまった。釜山の定番ソジュは「C1 シーウォン」である。これは韓国語「シウォナダ−すきっと爽やか」から命名されたものだとMorris.は勝手に決め付けている。
岩場ではそこかしこで飲み会始めてた。Morris.は一人ゆっくりソジュを飲んでポンチャック練習。
日も暮れて、男女の宗教家が熱心に祈りを捧げ始めた。
やっぱりソジュはMorris.にはきつい。ふらふらになって、バスでチャガルチに戻る。後のことはよく覚えていないが、無事に帰宿したらしい。
聖域で朝練 |
龍頭山公園 |
草梁倭館跡 |
楽器屋 |
ミニギター絃張り替えてもらう |
ヘリム荘屋上 |
バスで松島海水浴場へ |
ヘウンデより空いてる |
手頃な海水浴場だ |
海を背に一枚 |
特訓の証し(^_^;) |
歌手ヒョンイン銅像と2ショット |
ヒョンインのヒット曲10曲が聴き放題 |
岩場もあるぞ |
岩場に行く突堤 |
いい感じである |
あちこちで飲み会も |
今日はソジュ「C1」 |
お祈りする男女 |
美しい夕陽 |
すっかり酔ってる(>_<) |
8月11日(月) ボタン付け−影島大橋玄仁像−中央市場−釜山永楽教会−休憩所ライブ−チャガルチ広場 |
24日目 |
8時起床。シャワー&洗濯。
シャツの釦が一つ取れかかってるのを見つけた。針も糸も持ってきてないので、宿のアジュマに頼むことにした。こういうときに電子辞書があると助かる(^_^) 「釦」は「タンチュ」で、「付ける」は「プチダ」である。1Fの管理人室にシャツ持って行って「タンチュル プチョジュセヨ」と頼む(^_^)
釦付けてもらう間に、昨日の松島海岸の、ヒョンイン銅像との2ショットを見せびらかして「クッセオラクムスナ」を歌ったら、アジュマが、ヒョンインはヨンド(影島)の生まれだから、銅像もヨンドテギョ(影島大橋)にあるのが本物だ、と主張する。銅像に本物も贋物もないようなものだが、こうなったら、せっかくだからそちらの銅像も見に行くことにした(^_^;)
ところで、シャツもらって部屋に戻って点検したら、何とアジュマは、シャツの色柄に合わせて複数の色の糸を混ぜて縫い付けてくれてた。ここまで気遣いのある釦付けは初めてである。Morris.カ・ン・ゲ・キ!!だ。
11時ごろお馴染みの桟橋まで行き、朝練済ましてから(^_^;)渡し舟に乗り込む。船着場からヨンド大橋まで歩いていくことにしたのだ。当然船上でもヒョンインナンバーを歌う(^_^;)
せっかくだから、造船所界隈を散策。何度来てもこのあたりの風景はMorris.好みである。一通り廻って、Morris.の練習ポイントでもある船着場で数曲歌い、そのあと、大橋方面に向かう。
大した距離ではないが、途中、シュポ前のテーブルでアイスコーヒー頼んで、またポンチャック披露。今回はアイスコーヒー無料にはならなかったけど(^_^;) やっぱり数人のアジョシが面白がってくれた。
20分ほど歩いて大橋に到着。たしかにヒョンインの銅像があった。こちらは坐像である。Morris.も坐って並んで記念撮影。
ここでしばらく休憩兼ねて、マッコリ飲みながら、ポンチャック練習してたら、派手なシャツを着たアジョシが話しかけてきた。おたがい韓国人だと思って韓国語で話してたのだが、途中で日本人同士ということがわかって大笑い(^_^;)
画家で愛知教育大学教授の松本先生で、Morris.より10歳ほど若いとのこと。女性の生徒たちを引率しての韓国の旅で今日帰国するらしい。名刺交換して別れる。
Morris.はもうしばらく休憩して、歩いて橋を渡る。橋のたもとには「紀元1935年3月竣工」と書いてある。昭和10年か、まさに戦争前夜といった時期である。
橋の向こう側は乾物市場である。トラックで林檎の叩き売りやってたので、一袋買う。10個以上入って3,000ウォンは安い。今回良く目にする青林檎で名前は「アオリ」という。これはどうやら日本語からきているのではないか(アオリンゴかオウリンか)と思うがはっきりしなかった。
2時ごろ宿に戻り、アジュマに林檎をお裾分け。もちろん朝の釦付けのお礼も兼ねてである。本当はお礼なら叩き売りの安物でなくちゃんとしたものがいいに決まってるけど、現在のMorris.の懐具合からすると、ここらが目一杯である。まあ、気は心である。
また宿で休憩して、4時ごろ国際市場方面に歩く。考えてみれば釜山に来ても、めったに国際市場覗くことなんかなくなってた。数年ぶりということになる。
国際市場自体は格別代わり映えしない、というか、前より沈滞ムードだが、その周りの商店街が軒並みアーケードが架設されて綺麗になってるのに驚いた。アーケード商街の是非はこの際おくとして、見違えるくらいに綺麗になってたのは事実である。螺鈿細工や、木製膳など売ってる店の兄ちゃんと話がはずみ、またポンチャック披露してたら、宿のアジュマが通りかかって、笑って話しかける。Morris.がどこでもポンチャック演ってるのが、本当だとわかって面白がったみたいだ。
その後西側の中央市場へ。ここも庶民的ないい市場である。ここは生鮮食料が多い。身体は疲れてても、市場歩きはやめられない(^_^;)
古本屋街でも冷かそうと北方面をうろついて路に迷い(^_^;)、気がついたら目の前に大きな教会があったので、入ってみることにした。ソウルの聖公会聖堂での幸せな時間を思い出したのだが、なかなかそうは問屋が卸さない。
この教会は釜山永楽教会と言って、キリスト教であはるが、何となくイメージがちがうような気がした。どうやら「イエズス会長老派」らしい。Morris.は宗教には疎い方で、キリスト教もカトリックとプロテスタントがあることくらいは知ってても、その詳細や、その他の分派に関しては無知である。
礼拝堂は大きかったが、何となく大雑把である。ステンドグラスもちゃちに思えた。いや、聖公会聖堂と比べるから悪いのであって、建物はそれなりに立派なものだった。
そのまま、北方面に歩いて、道端の休憩所で一服。アジュマ、ハルモニもいたので、またこそこそとミニギター取り出してポンチャック大会。ここでは結構長いこと歌ってたような気がする。だんだん日も暮れてきたので、ぼちぼち切り上げる。
ちょっと目も疲れてるようなので、薬局で目薬を買う。「カミルレ」という商標で4,000ウォン。白い菊の花の箱に惹かれてこれにしたのだが、中身の容器はあまり冴えなかった(>_<) さしてみたが、ほとんど涙と同じくらい刺激が無い。かまわないけどね(^_^;)
また国際市場方面に戻り、夕食何にしようかと、うろついていたら「ポハン刺身食堂」という店の窓にフェドパブ(刺身丼)5,000ウォンというのを見つけたので、これを食べることにした。
値段からしてあまり期待もしてなかったが、これがなかなか美味しかった。和布スープもいい味出てたし、パンチャンのナムルや塩辛も量は少なめだったがどれも美味だった。刺身丼も結局は食べるときはピビンパになる。この店はまた訪れてもいいと思った。
中央市場に廻ってまたしばらく散策。市場のトラ猫や、変な日本語のTシャツ、奈良美智の模写と思しい落書き調の看板など撮影しながら、チャガルチに戻り、チャガルチシュポで今回10数本目のマッコリ買って、看板猫スグンを撮影。
その後は夜の指定席、チャガルチ板張りステージで、すでに恒例になった感じのポンチャック大会。なかなか盛り上がった。
酔っ払ったアジョシの一人が海の向こうに七色に輝く橋(クルムタリ)を指差して、明日あの橋の下で、チョングッノレチャラン(全国のど自慢)の公開録画があるという。ほんとかよ。半信半疑だが、本当なら是非見に行かなくてはと思う。
10時ごろ帰宿して、早めに寝る。明日はいちおう釜山最後の日ということになるが、もう体力限界に近い(^_^;) 明日ノレチャラン見に行く元気はあるのだろうか?
8月12日(火) 凄い雲−亀浦犬肉市場−ソウルサムゲタン−夜の雷雨 |
25日目 |
7時起床。シャワー&洗濯。
朝、宿のインターネット使わせてもらい、KBSサイトで全国のど自慢情報をチェック。確かに釜山での公開録画は予定されているが、今日12日では無く、明日13日だった。酔っ払ったアジョシはホラを吹いていたのではなく、日にちを間違えてたらしい。 明日は出航だから、無理である。フェリー予約解除して延期することは不可能ではないが、すでに大幅に予定期間オーバーしてる上に、Morris.の体調を考えると、ここは、諦めるのが無難だろう。
結局、9時半頃宿を出て飽きもせず、聖域の桟橋で朝練。でも、本当にこの浮き桟橋は落ち着くなあ。
朝から良く晴れてはいるけど、太陽に暈がかかってるから天気崩れるかもしれない。明日出航だからそれまではもってほしいものである。
松島上空の雲が何か物凄い様相を呈していた。面白がって何枚も撮る。今日はどうしよう。迷った末、地下鉄でまたまたクポシジャンに向かうことにした。
地下鉄構内で襷がけの女子中学生を見かけた。襷には「交通感動サービス」とか「便利で安全な釜山地下鉄」などと書いてある。何をやってるか尋ねようとしたら、そばにいたハルモニが日本語で説明してくれた。ハルモニはボランティア通訳らしい。どちらかというとMorris.は中学生から直接聞きたかったんだけどね(^_^;) 要するに彼女らは中学生で夏休みのアルバイトとして、地下鉄の案内とPRやってるということだった。記念撮影しようと、ハルモニにデジカメ渡したら、使い方がわからないといって、近くにいた別のアジュマにデジカメ頼み、しっかり一緒に撮影となった。これも、Morris.は中学生とだけの方が良かったんだけどね(^_^;)
クポシジャンも、もう、とりたててみたいものはなくて、市場出口広場に前回会ったハラボジたちの誰かがいないかなくらいの気持だったが、さすがに昼間は誰もいなかった(^_^;)
しかたなく、犬肉市場方面をふらついていたら、一軒の犬肉屋に黒白と雉猫発見。店の人に断ってMorris.@Catographerモード。後で見たら、犬肉用の照明のおかげで、全体が赤く染まって、ちょっと不気味なショットになっていた(^_^;)
適当にやってきたバスに乗ったら、東莱市場を通るバスだった。東莱は以前バスターミナルがあったし、この前山城マッコリ買いに行くとき経由したが、市場はまだ行ったことがないので、見物することにした。
でも、市場はあまりにちゃちだった(^_^;) これはこれで嫌いじゃないけど、旅の終わりがこれではちと淋しい。
市場の通りの脇に古い建物があったので覗いてみる。「東莱部東軒」と書いてある。李朝時代の役所だったところらしい。それほど大きな建物でもないが、芝生の小さな庭があって本館にも入ることが出来るので見学。中には、釜山の古い写真が展示してあった。
やっぱり、また、疲れがでたので、宿に戻る。今回の旅は本当に最後まで、体調不良が続いてしまった。これまで韓国に来たら、朝、宿を出たらたいてい夜遅くまで遊びまわって、途中で宿に戻るなんてまず、無かったもんなあ。
今日の夕食は韓国最後の晩餐(^_^;)ということで、すこし贅沢をしよう。と、いっても、最後の夜はサムゲタン(蔘鶏湯)にすることは前から決めてた(^_^;)
とりあえず、ナンポドンに出る。食事の前にヒョンインのCD買おうと思い、CD屋に入り、ヒョンインのCDあるか聞いたら無いとのこと、テープならあるかと重ねて聞いたがそれも無いと言う。おいおい、釜山出身の大歌手で銅像が2箇所にもある歌手のCDもテープも無いなんてことはないだろう、と、しつこく店員に尋ねても「無いものは無い」の一点張りである(^_^;)。他の店にならあるのか?と聞いたら、たぶん無理だろうとのことだった。要するにヒョンインのアルバムは絶版で、そもそもCDは出てないらしい。
KBSの「韓国国民歌手十人」でも選ばれてた歌手の音盤が絶版というのは信じられないが、店員がそういうのでは、仕方ない。憮然として店を出る。あ、その前に釜山で一番美味しい蔘鶏湯の店を知らないか尋ねたら、即座に「ナムポ蔘鶏湯」と「ソウル蔘鶏湯」が双璧との答えだった。
一昨年9月にムックさんと一緒にフェリーで釜山に来たとき、入った店がたしか「ナムポ蔘鶏湯」だった。不味くはなかったけど、それほど印象に残ってない。ということで、迷わず「ソウル蔘鶏湯」で食べることにした。
なかなかの店構えである。ちょっとこれは高いかもしれないな、と、おそるおそる入店。席について、壁の貼り紙見たら5種類の蔘鶏湯の名前が並べてあり、15,000ウォンと書いてある。やっぱりちょっと高いなあ(>_<)と思ったけど、最後の贅沢と思えば、大したことは無いだろう。店員に5種類の違いを尋ねたら、いろいろ説明した後に、普通の蔘鶏湯もありますよという。何だ、普通の蔘鶏湯は11,000ウォンである(^_^;) これなら別に特別高いことはなかった。
と、いうわけで、普通の蔘鶏湯頼んだのだが、これはもう文句なしに合格点だった。もちろんぐつぐつ煮えたぎった土鍋に入ってきた蔘鶏湯は、肉といい、中の詰め物といい、スープといい、ケチの付けようが無かった。ちゃんと人蔘酒も徳利にたっぷり入ってたし、キムチも夏場と思えないくらい良い味だった。このところ食欲落ちてたMorris.が、スープ一滴余さず平らげたというだけでも、明らかだろう。
すっかり、満足したMorris.はまた、チャガルチシュポでマッコリ買って宿に戻り、一杯傾けながらTV見て、早めに床についた。
ところが、夜中凄い雨音で起こされてしまった。豪雨である。おまけに稲光りが煌き雷鳴も荒々しく鳴り響いている。明日まで降り続いたら嫌だな、と思いつつ、眠れなくなったMorris.は、深夜の雨のチャガルチを一目見ておこうと(^_^;)、傘さして外に出てみた。
深夜といっても11時過ぎたくらいで、まだチャガルチシュポは開いてたのでしつこくまたマッコリ買って、チャガルチさっと見て宿に戻り、また一杯傾けて、2時前には就寝したと思う。
雨のチャガルチのデジカメ画像は、期待したほどの出来ではなかった(^_^;)
豪快な雲である |
ここはもう本拠地(^_^;) |
この景色もね(^_^;) |
太陽と暈 |
地下鉄安全サービス娘 |
睨まれた(^_^;) |
クポシジャンの外れから |
廃屋? |
冷凍倉庫 |
犬肉屋の雉 |
犬肉屋の黒白 |
同じく |
クポシジャンアーケード |
クポシジャン入り口 |
ペスティベリス(風俗らしい) |
トンネシジャン(東來市場) |
東莱部東軒 |
建物内部から |
ソウルサムゲタン |
入り口の金属エンブレム |
文句なし(^_^) |
お約束のwish born |
見事に平らげた(^_^) |
洗濯して販売? |
夜中の豪雨 |
同じくチャガルチシュポ前 |
深夜豪雨のチャガルチ |
8月13日(水) 朝のチャガルチ−地下街で玄仁テープ発見−帰りのフェリー−宴会 |
26日目 |
7時起床。雨はすっかりあがっていた(^_^)
シャワー済まして、最後のチャガルチ詣で。昨夜の雨でちょっと足場が悪くなってたけどかまうことはない。海もちょっと濁ってたけど、陽光に照らされて光る海は素晴らしい。釜山港は、やっぱり素敵だ。チャガルチ、最高っ!!来年も必ず訪れるからね。と、無理やり気分を高揚させて(^_^;)最後の散策。
カルメギ(鴎)見たり、子猫見たり、船見たり、乾物見たりしながら、Morris.最後の板張りステージ。朝から一人ポンチャックで盛り上がってたら、若いアジョシが話しかけてきた。全羅北道群山のキム君で、彼はこれから友だちと船で対馬にわたるとのことだった。そうか、釜山から対馬なら、あっという間に着くだろうな。
Morris.はまだ対馬行ったことないし、行くこと考えもしなかったが、釜山から船で往復するというプランも悪くないな。これは検討に値するかもしれない。キム君はすごく、さっぱりした青年でできれば、今度来た時に会えるといいね、と、電話番号などもらったが、群山となると、なかなか訪れる機会は少ないだろう。とりあえず記念撮影。
チャガルチの一画で、無茶苦茶可愛いトラ白の子猫を発見。大きすぎる赤い首輪巻いて、鎖で繋がれてたが、Morris.はすっかり参ってしまった。この可愛さはまさに「反則」であるな(^_^)
そんなこんなで、聖域への最後のご挨拶。もちろん最後のポンチャック練習もやって、渡し舟の船長アジョシにも挨拶して、来年は是非仕事終わってから飲みに行こうと約束。
その後乾物市場方面を歩いていたら、突然「Morris.さん!」と声をかけられる。振り返ると、全く見ず知らずの家族連れである。何とご主人の前田さんはMorris.部屋の愛読者(@_@)で、Morris.の顔もインターネットでよく見て覚えてたとのことだった。それにしても、Morris.帰国の朝にこんなところでばったりご対面というのも、何かの縁というものだろう。
家族と一緒に、さっき別れを告げたばかりの聖域浮き桟橋まで、もどって記念撮影。実に仲の良い家族のようだった。家族とは無縁のMorris.としては何とも言えない(^_^;)
そして、最後の釜山での食事は何にしようかと思ったら、またまた、日本語通訳ボランティアのハルモニが、話しかけてきた。何か良い食堂がないか尋ねたら、チャガルチビル2Fにビュッフェ形式の安い店があるとのこと。親切に案内してくれた。
要するにバイキング式韓国食堂である。ご飯もスープもパンチャンも何もかも取り放題、食べ放題で4.000ウォンというのは確かに安い。さっそく皿一杯盛り合わせる。味もまずまずで、値段からすると充分過ぎるメニューである。
途中でハルモニはまた、日本人女性二人を案内して、わざわざMorris.の前の席に着けた。関東から来てる二人組で、韓流+買物といった感じ。せっかくだからまた記念撮影。
宿に戻り、荷物確認して正午過ぎに宿のアジュマに別れを告げる。また来年来るつもりだと言ったら、是非またここに宿泊するようにと言って、お土産に韓国海苔をプレゼントしてくれた。これではこの前の林檎より高価な土産である。申し訳ないがありがたく頂いておく。感謝ハムニダm(__)m
チャガルチから地下道を通って港に向かう。ソウルで重い荷物郵送しておいて良かった。ずいぶん楽である。地下街に小さなCD屋があったので、物は試しとヒョンインのテープあるか聞いたら、何とすぐ見つけ出してくれた。いわゆるデッドストックなのだろうが、19曲入って3,500ウォンは、この際決して高くは無い。大喜びで購入\(^o^)/
何か、今回のポンチャック修行の旅の有終の美を飾ってくれたような気がする。
2時前にターミナルに到着。手続きもスムースに終わって、あっさり乗船。同室は韓国人僧侶の二人組だったが、Morris.はすぐデッキに行って、くつろぐ。
昨夜の雨なんか無かったみたいな晴天である。デッキでポンチャック歌ってたら「Morris.さん」と呼びかけられる(^_^;) 今度は誰だろう?と振り向いたら、何となく見覚えのある顔。鶴橋サランバンの常連の院長先生だった(@_@) 彼は飛行機嫌いなのでフェリーをよく利用してるとのこと。 韓国で知合いになった奈良在住の辻木夫妻もいっしょだった。それにしてもよく偶然の出会いが続くものである。
夜ともなると彼らと韓国人若者も交えて甲板での宴会。当然Morris.のミニギターもフル稼働(^_^)である。さらに、デッキで知合った韓国人の客室からもポンチャック宅配(^_^;)のお呼びがかかったりもした(^_^;)
10時頃楽譜取りに客室に戻ったところで3歳くらいの女の子がMorris.のミニギターが珍しいらしくしきりに遊ぼうとする。ギター触ってる姿が可愛かったのでデジカメ撮影したがMorris.も酔ってるせいで、ぶれぶれの一枚になっていた。
辻木さんが持ち込んでたウイスキーを皆で飲んで盛り上がって飲んで歌って船上の夜は更けていった(^_^;)
チャガルチ子猫 |
雨上がり朝のチャガルチ |
アナゴと思う |
屋台の隙間から港を |
ホヤ、巻貝、蛤 |
海もちょっと濁ってる |
烏賊釣船と思う |
光る海 |
メタルムルコギ(金属魚)の群 |
プサンカルメギ |
浮きで一休み |
手すりで一休み |
昼間のステージ |
キム君と |
釜山タワー |
道路工事 |
反則の可愛さ |
ここに住みたい(^_^;) |
渡し舟船長 |
Morris.部屋ファンの前田氏 |
前田ファミリーと聖域で記念写真 |
ボランティア通訳ハルモニ |
チャガルチビュッフェ |
取り放題(^_^;) |
日本のアガシと |
ヘリム荘アジュマ |
ヒョンインテープ入手\(^o^)/ |
すでにフェリーの上 |
サランバン常連の院長と辻木君 |
船では裸足 |
夕焼 |
船上宴会 |
ギターは玩具(^_^;) |
8月14日(木) ボロボロ帰国(^_^;) |
0日目 |
8時起床。
ちょっと酒が残っているようだ(^_^;)
船はすでに神戸近くまで来ているようだ。デッキに上ったら明石大橋が見える。天気は悪くない。
性懲りも無くデッキで最後のポンチャック大会(^_^;) さすがにもうふらふらである。
10時半に下船が始まり、Morris.は途中まで同じ地下鉄の辻木夫妻と同行。知合った韓国人も一緒で宿泊先までの地下鉄乗換えを教える。
梅田で辻木夫妻と別れ、JR大阪ー三宮の昼得切符使おうとしたら完全に印刷が消えている。使えるかどうか心配だったが、磁気情報はそのままだったらしく無事通過できた。
JRきっちり乗り過ごして三宮から引き返して1時半頃部屋に戻る。もうくたくただったが、デジカメ画像PCに取り込んで、シャワー浴びて洗濯機かけて2時間ほど仮眠。
その後自転車で灘郵便局にソウルからEMSで送った荷物とりに行く。
もう今日はこれ以上何も出来ない(>_<)
とりあえず、これで今回の韓国夏の旅日記を終えることにする。
Morris.はずっと疲れっぱなしだったけど、最後までお読み頂いた皆さんもお疲れ様でしたm(__)m
朝だぁーーーっ!! |
フィリピンシェフと |
神戸 |
韓国若者らと |
帰りの地下鉄内 |
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