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『金井』と『長寿』の旅 2006/09/12〜26 ソウル編その1 ←戻る 次へ→ |
2006年9月16日(土)●ソウル到着 そして沈没(>_<)● |
5日目 |
午後2時半にソウル高速バスターミナル到着。そのまま3号線でアングットン(安国洞)に出て、インサドンを下って東山旅館に向かう。飴売りの兄ちゃんは見かけなかったが、見知らぬ男性に声をかけられた、えらく親しそうに話し掛けてくるので、日本人観光客目当ての韓国人かと邪険に対応してたら、去年何かの宴会で会ったイハンゴン君だった。おいおい(^^;) Morris.は人の名前と顔を覚えるのが苦手である。特に韓国人の名前はどれも似たよな感じで困る。ともかく、彼はアートディレクタで20日から近くで食の祭典みたいなのがあるのでそのオープニングセレモニに来るようにと招待状くれた。
東山旅館はアジュマがそのまま居たのが嬉しかった。娘のウォンヒも小学生である。あいかわらずおしゃまである。2階の安い部屋が空いてたので助かった。狭いながらも楽しい我が宿である(^^;)
洗顔済まして、ジーンズだけ洗濯機で洗うよう頼んで外出。小腹が空いてたので、例の母娘でやってる粉食店「にんじん」で挨拶を兼ねて何か食べようと思ったのだが「にんじん」は無くなってた(>_<) 食いものとは全く無縁の「インク&トナー」専門店がそこにはあった。がっくし、である。
地下鉄会賢駅まで出て南大門へ。今回の旅の目的の一つに眼鏡のレンズ交換というのがあった。去年南大門で買った眼鏡のレンズの片方にえらい傷が入ったので、これを交換してもらうことにしてたのだ。どうせなら同じ店の方が良いと思ったので、その「南門眼鏡」で頼む。ついでに、以前古道具屋で買った、鼈甲縁の老眼鏡のレンズを近視用のレンズに交換頼む。3枚で1万円くらいだから、日本で買うよりはかなりお得だと思う。Morris.の近視はかなりひどいので、普通のレンズよりは高額になるようだ。
ついでにちょっとだけ南大門市場冷かして、屋台で「チャンユンジョン2.5」アルバムのバチもん買う。5,000ウォン。これはアルバムの14曲のほかに彼女のヒット曲「オモナ」「チャンチャラ」「コッ」を含む8曲が入ってるお買い得盤である(^^;)
飴売りの兄ちゃん、フンヨンに電話したら、今大学路で飲んでるので、すぐタクシーで来いとのこと。しまり屋のMorris.は地下鉄で行くことにした。ケンタッキーフライドチキン前で待ち合わせたつもりが、よく伝わってなくて、ちょっと齟齬があったが何とかフンヨンと弟分のキムヒギョンと再会。そのまま、どこかの3階に連れて行かれたら、そこでは30人以上の大宴会の真っ最中だった(^^;) 何でもハンヨンエという舞踏家の女性の誕生パーティらしかった。紹介もなしに、どんどんソジュを注がれる、これはちょっとやばいでないかい、と、思う間もなく酔いが回ってきたようだ。明日はムックさんらと一緒にソウルの街でストリート演奏ということになってるのだが、待合せは11時だから大丈夫だろう。
昼間インサドンであったアートディレクタのイハンゴン君も宴会にいたし、永東高校の歴史教師のイヒョンホさんがえらくMorris.のことを気に入っていろいろ話し掛けてくる。舞踏家の友だちだけに、農楽やったり、踊りやったり、絵を描いたりと芸術関連の人も多かったみたいだが、例によってMorris.は、飲んだり食ったり歌ったり(^^;)で忙しかった。たいがい飲んで出来上がった頃、フンヨンが別のところに行こうという。まずは大学路で、去年も連れて行かれた2階のライブハウス。ここでビール飲んで店主のライブ聞いたあたりまでは、記憶にあるのだが、その後、タクシーでイテウォンに出て、黒人ダンスホールとロシア人ダンスホールはしごして、路上でビール飲んで、タクシーでインサドンに戻ったらしい(デジカメ画像がそう教えてくれる(^^;))その後、何故かMorris.はふらふらと清渓川方面に流れて行ったらしい。最後の画像が17日2時31分で清渓川の橋の下が写っている。Morris.はそのまま河岸で寝入ってしまったらしい(>_<) 目が覚めたら4時半過ぎくらいか、ふらふらと東山旅館にたどり着き、アジョシをたたき起こして、何とか部屋に戻って爆睡(>_<)
お気に入りの「にんじん」は消滅(>_<) |
南大門市場の「南門眼鏡」 |
突然宴会モード |
飲み放題食べ放題 |
主賓のハンヨンエさん |
記念撮影 |
これだけ大人数の宴会ははじめて |
酔えば踊りも |
5人でライブハウスへ |
店主のライブ |
黒人ダンスクラブらしい |
パワーが違うぞ |
黒人にもみくちゃにされたような(^^;) |
イテゥオン風景 |
路上でも飲んでたようだ |
高校教師と飴売りは大のチング |
踊ってるというよりふらついてる(>_<) |
これが問題の画像2006/09/17 2:31:28 |
2006年9月17日(日)●老人天国で昇天(>_<)● |
6日目 |
朝11時15分くらいに、ムックさんが東山旅館のMorris.の部屋をノック(>_<) そうだ、今日は11時にパゴダ公園でみんなと待合せだった(>_<)
おお、Morris.は見事に寝過ごしていたようだ。さすがに今朝5時帰宿だもんね(^^;)
ばたばたと着替え洗面して、ムックさんと一緒にパゴダ公園へ。
QPさん夫妻と、おっしょはんが待っていた。すまんm(__)m。すまんm(__)m Morris.みたいに半月旅行と違って2泊3日くらいの短い旅程での彼らには、30分といえど貴重な時間を無駄遣いさせてしまった。既に顰蹙ものである。
それでもMorris.はシュポでしっかり「長寿(チャンス ソウルの代表的マッコリ)」買うのは忘れなかった(^^;)
まずは腹ごしらえということで、市庁近くの「南門麺屋」へ。ここはMorris.は何回か冷麺食べに入ったことがあるが、今日のQPさんのお薦めはチェンバン(宮廷鍋)。なかなかに豪華である。またここのピンデトックも高級感あふれる美味しいものだった。ちょうどTVでノレチャラン始まったのでついついMorris.はそっちに夢中になったりした(^^;)
食後タクシーで大学路のマロニエ公園で、いよいよストリート演奏しようということになったのだが、いかんせん、目の前で何か抗議運動の団体がマイクでがなってうるさい。場所を替えることにした。途中、流しの兄ちゃんがいたので、何か弾いてくれと言ったら、Morris.の十八番「馬鹿みたいに生きてきたよ」を弾きだしたので、びっくりしながら一緒に歌う。偶然なのだろうが、それほどポピュラーでもない曲なのに、どうしてあの曲をやってくれたのか、今もって不思議である。
そのあと大学路の北のはしの小さな広場で歌ったりもしたが、いまいちのりが悪いので、こうなったら老人天国の宗廟へ行こうとまたタクシーに乗る。
日曜日ということもあって宗廟はもうハラボジ、ハルモニのお祭り状態。ここかしこで踊りまくってる老人パワー。青空カラオケもやってた(1曲千ウォン)ので、ムックさんは「マウミウルチョッケソ」、Morris.は「シントブリ」歌った。このあたりまでは覚えているのだが、長寿飲んでまたまた酔いの回ったMorris.は、どうやらそのまま潰れてしまったらしい(>_<) 気がついたら宗廟の石のベンチの上で寝ていた。4人の姿はどこにもない。これは完全に見捨てられたのに違いない。
情ないやら申し訳ないやらで、ちょっと落ち込んでしまった。ムックさんはともかく、後の3人は短い旅程の一日をMorris.に付き合ってくれて、それがこんな醜態をさらしたのだから、一刻も早くおさらばしたい気持ちになるのは分からないでもない。
何時間寝ていたのか分からないが、デジカメのトッポッキの画像の時間が午後7時前である。この頃には何とか意識回復してたらしい。
飴売りのフンヨンに電話して、「釜山カルメギ」という美味しいテジカルビの店に行く。本当にここのテジカルビは美味しかった。今日はちょっと早めに寝ようということで11時前には東山旅館にもどる。
パゴダ公園での記念撮影 |
どこぢゃこれは? |
どでかいconverceのPRカー |
それをバックに記念撮影 |
南門麺屋にて |
チェンバン(宮廷鍋) |
大学路でギタートリオ |
Morris.も参加 |
流しの兄ちゃんと「馬鹿みたいに」歌う |
宗廟の青空カラオケ、ムックさんは余裕で十八番の「マウミウルチョッケソ」 |
Morris.もいちおう十八番の「シントブリ」歌ってるんだけどすでに意識朦朧 |
トッポッキ食べたのかな?時刻は 2006/09/17 18:49:30 |
肉はまだかな、まだかな |
これぞテジカルビ(^o^) |
「釜山カルメギ」という店名もGOOD |
2006年9月18日(月)●昼の清遊 夜の狂宴● |
7日目 |
9時半起床。シャワー,洗濯。さすがにちょっと疲れてる(^^;)
今日は静かに清遊することにしよう。
インサドンから回って鍾路に出る。途中広場に似顔絵の見本が壁に貼ってあり、ヨン様の絵がなかなか巧く描いてあったのでデジカメに収める。いちおうますみちゃんを始めとするヨン様ファンへのサービスとして拡大画像も貼っておこう(^^;)
まずウリ銀行で両替、レートは変わらず8を切っている。近くの「シゴルパブサン」という地下の食堂で遅めの朝食。3,000ウォンと安い定食だが、韓国海苔が美味くていくらでも食べられる。
観光公社でメール、掲示板チェックして、一旦宿に戻り、清渓川起点の広場から東に向かって歩く。清渓川(チョンゲチョン)は、戦前は汚いながら市民の生活河川だったのが、戦後埋め立てられて、その上を高架の高速道路が走っていた。それを2003年から2005年にわたる大工事で、高速道路を取っ払い、あらたに川を復元して、歴史と自然をソウルに取り戻そうとする、ちょっと普通では考えられない画期的な都市計画である。Morris.は最初にこの話を聞いたときは、絶対そんなこと不可能だと思ったくらいだが、結局、こうやって完成してみるとすごい!!と思わざるを得ない。去年の9月完成だから、今回初めてのお目通りである。(すでに初日の晩に野宿したみたいだけど(^^;))
あくまで人工的河川ということはわかっているし、噴水や飛び石などいかにも作られた感じの場所もあるが、全体としては綺麗な水の流れに沿って歩道を歩くというのは気持ち良いものである。川底もコンクリートでなく、天然石と硬化土(粘土質)を使って、魚貝類の棲息への配慮をしてるし、岸辺に植えた草木が、園芸品種でなく、野生植物、それもなかなか選び抜かれた風情のある品種を多く植生しているのには感心した。「歩く植物人間」であるMorris.は、ついついデジカメでこういった草花を撮りまくることになってしまう。まさに植物写真家Morris.である(^^;) 清渓川の水は最終的には漢江に流れ込む。もともとがソウル市民の生活廃水を漢江に流す下水みたいな役割をしていたものらしい。
Morris.はもともとソウルでは漢江が好きで、一日か二日は漢江のほとりを散策することが多かった。
実は今日の夕方ヨイドのKBSホールで「歌謡舞台」の録画があるということをチェックしてたので、これからヨイドに行って、漢江見てからKBSホールで並んで録画を見ることができないかと思っていたのだった。で、KBSに電話で問合せしたのだが、当日飛び込みは無理だと言われてしまった。残念。
それでも漢江は行っておこうと、地下鉄5号線ヨイドキルまで出て漢江の岸辺を歩く。人工河川チョンゲチョンとはスケールが違うし、ゆったりした流れはさすがに別格である。ちょっと小雨が降って来たので、橋の下に座って、前もってシュポで買った長寿を飲む。ちょっといい気分になって、韓国の歌など口ずさんでいたら後ろで笑い声がする。振り向いたらすぐ後ろにアガシがふたり座っていた。例のごとくチャンユンジョンほかの写真帖をネタに歓談する。彼女らは学生ではないようだったが、トロットは駄目ということで、ちょっと残念だった。それでも別れ際に土手の上からスナップ撮らせてもらう。
漢江の河川敷の一部に自然植物園みたいなのがあって、ここでは、草花や低木、薬草、農作物などが、花壇みたいにレイアウトされている。Morris.はここも大好きなスポットで、またまた、植物写真家になってしまった。秋だというのに紋白蝶が多く飛んでいて、ニラの花畑で、雌雄のカップルが愛の交歓(たぶん)をしていた。
ここで小一時間過ごしてから、鍾路方面に戻るつもりで753番バスに乗ったものの、方向が反対だった(^^;)ので、そのまましばらく乗ってソンデ市場というところで降りたが、あまり見るところのない街並みだった。韓服店のショーウインドウに素敵なチマチョゴリがあったので、デジカメに収める。こういうときも魚眼が役に立つ。
地下鉄で市庁まで戻る。市庁前広場では、韓国観光写真展が開かれていた。それほど大規模ではないものの、それなりに力作が並んでいた。やはり新しく完成した清渓川の風景と、サッカーワールドカップの赤い応援団の写真が半分くらいを占めていた。
7時半に東山旅館に戻ったら、ムックさんが1階の部屋に投宿していた。昨日の失礼を侘び、一服してから、ムックさんも一緒に、管理人室にマッコリとギター持ち込んで、しばし小宴。娘のウォンヒはMorris.が夜店で買ったピンクの首飾りが気に入ったらしく愛想が良い(^^;) アジュマが手作りのホバクジョンやカムジャマンドゥなどあてに出してくれる。もちろん記念写真も撮って後で葉書にして送るつもり。
9時に宿を出て、インサドンへ。飴売り屋台前にフンヨンがいたので、しばらくそこでたむろ。飴売りの客寄せ用のカウィ(はさみ)借りて、15分ほど飴売り実践したのだが、冷やかしはあっても飴は売れなかった(>_<)
10時くらいから弟分のキムヒギョンも一緒にインサドンコルモッキルの「楊貴妃」というこじんまりした伝統酒場で宴会。ムックさんのギターが大活躍、Morris.も韓国歌謡歌いまくり。また他の客たちもすぐ自分の十八番を歌うなど、しっかり歌声酒場を実現した。ママものりのりで、この店は画家とか書家とか音楽関係とか芸術関係者が多いらしい。すっかりご機嫌になって、4人でビール20本くらい飲んで、干物やフルーツなど出て、トータル4万ウォン。これは破格である。きっとサービスがあったと思う。いやあ、この店はまた来たいぞと思ってしまった。
その後、店を出て、鍾路の屋台のおでんや餃子をアテに路上のテーブルでビール飲んで、またまたムックさんのギターで歌謡大会。周りの客も概ね好意的に見てくれた、と思う。
1時過ぎに東山旅館に戻る。昨日のことがあるので、今日はそれほど泥酔せずに引き上げることができたようだ。めでたし、めでたし。
インサドンに貼ってあった似顔絵 |
今日の朝(昼)食シゴルパプサン |
清渓川起点広場 |
これは紫式部 |
シモツケ草の仲間 |
虎の尾? |
コウゾリナの仲間? |
川縁は散歩コース |
こちらは漢江(ハンガン) |
これは不明(^^;) |
別れ際に一枚 |
これは忍冬(スイカズラ) |
花かと思ったら葉だった |
これはノゲシ? |
たぶんカボチャと思う |
これはコスモス |
ニラの花に紋白蝶のランデブー |
こちらは仲良し夫婦 |
サンデ市場の「栄養湯(狗鍋)」 |
お洒落なチマチョゴリ |
市庁前で観光写真展 |
展示風景 |
清渓川広場ライトアップ |
夜も絶好のデートコース |
おしゃまなウォンヒ |
東山旅館管理人家族 |
記念写真 |
ジョン(左)とカムジャマンドゥ |
念願のカウィ(鋏)鳴らして飴売り |
インサドン石のベンチのホテイアオイ |
伝統酒場「楊貴妃」 |
ムックさん弾き語り |
記念写真 |
2006年9月19日(火)●Triangle ぷっつんMorris.(>_<)● |
8日目 |
7時半起床。シャワー、洗濯。
ふらっと、東山旅館界隈のコルモッキルを北に抜けて、ホボントーストという軽食店で野菜粥を食べる。ここの男女店員が愛想よく話かけてくれるので、例の写真帖見せたりしてすっかり仲良くなる。店名通りここのメインメニューはホットサンドイッチなので、次回はこれを頼もう。
地下の広場では何やら試験みたいなのをやってる。看板みたら「漢字検定試験」とある。韓国は一時期漢字をほとんど使わないようにしたことがあるので、日本に比べるとかなり漢字能力は低いと思う。こういった検定試験やってるところをみると、少しは漢字が見直されてきたのかもしれない。良い傾向だと思う。
観光公社でメールチェックした後、今日も清渓川散策。またも植物写真家になってしまう。
途中、5,6人のアジュマたちがチマをたくしあげて川の中に入って遊んでいたので声をかけてしばらく話す。Morris.が日本人だというので、日本の歌を歌うようにといわれる。ひとりのアジュマが「青い空」を歌ってくれという。ん?何の歌だろう。もしかしたら憧れのハワイ航路かなと思ったが、違うようだ。韓国トロットでお茶をにごす(^^;) そのうち別のアジュマが日本語で「あーらしーもふーけば あめーもふーるー 」と歌いだした。でも途中で歌詞につまってMorris.に歌うように強要する。うろ覚えで歌う。「ここに幸あり」だよな。ところどころつっかえながら、どうにか一番だけ歌い終えた。最後のところが「ここにさーち−あーり あーおーいーそーらー」。あっ、そうか先の「青い空」というのはこの歌だったのか、と納得(^o^) アジュマたちはソウルに住んでて、ときどきこうやってくつろぎに来るとのこと。清渓川復元工事に関しては、すごく良いことだと思うと言ってた。
そのままふらふらと川沿いに歩き(当然シュポで買った長寿をちびちび飲りながら)東大門を越えて、以前泥棒市場(ピョルクシジャン=蚤の市)のあったファンハクトン(黄鶴洞)あたりで地上に上がる。Morris.はここの路上屋台というか、道端に何でもかんでも広げて商いやってる泥棒市が大好きだった。それがすっかり様変わりである。5階建ての薄汚い市営住宅も、2階から上は剥ぎ取られるように無くなっていた(>_<) 清渓川工事でこの泥棒市が消滅したのは何とも悲しいものがある。しばらくこのあたりを逍遥する。裏通りの中古レコード、骨董、電機店冷かして、小腹がすいたので市場の食堂でユッケジャン。
トンミョ(東廟)から地下鉄で宿に戻る。ムックさんと合流して3時過ぎにパゴダ公園へ。釜山で知り合ったジュヨンさんと連絡取って今日会えることになったのだった(^o^)
ジュヨンさんは英語も堪能なので、ムックさんとは英語でコミュニケーションできる(^o^) とりあえずムックさんの帰りの飛行機のチケットを買いに、YMCA5階のTOP航空へ赴く。ムックさんは遅くとも21日には帰国しなくてはならないので出来れば21日の夕方の便、無ければ明日20日でも仕方ないかと言ってたが、うまいことに21日夕方の便があった。このあたりの話はジュヨンさんがいたおかげでスムーズにいった。しかしソウル-関空片道で20万ウォンというのは、以前に比べるとかなり高いし、今の円安状況ではかなり厳しいものがある。
それから3人で、清渓川散策(^o^) Morris.は新たに買った長寿持参で歩きながらラッパ飲み(^^;)してたら、管理のアジュマに注意されてしまった。清渓川は禁酒地域らしい。その後はこっそり(^^;)飲むことにした。
東大門付近で地上に上がる。軍服姿のハラボジがサックスでトロットを演奏していた。このハラボジはMorris.はお馴染みである。年期の入ったサックスでトロットを感情移入で演奏してくれる。
3人は東大門市場の中にある「ジンハルメタクハンマリ」2階へ。これはムックさん一押しの鶏鍋店で、Morris.も前から気になってた店だ。一人ではちょっと入りにくいので、今回初めて入ることが出来て嬉しかった。若鶏一匹をまるまる鍋にするもので、客が直接鶏を鋏で細切れにするというのが、なかなかダイナミックである。ムックさんはこの店のエキスパートらしく、えらくはりきってた(^o^)
たしかに豪快で美味しいのは間違いないのだけど、Morris.はサムゲタンの方が完成度高いのではないかと思った。でも、この鍋に追加するカルクッスは、これは、もう、筆舌に尽くしがたいくらいの絶品だった。
その後ふらふいらと東大門市場を徘徊。宗廟向いの電機店でデジカメ用のCF(コンパクトフラッシュ)メモリー買う。512MBで3,5000ウォン。今のレートでも日本円だと\4,000以下。これってすごく安いと思う。Morris.のデジカメは300万画素だから、このメモリーだと600枚くらい撮れることになる。
ムックさんがちょっと洒落た店でワインなど飲みたいというので鍾閣の「スカイラウンジ」というBarに入る。Morris.はこういう店は苦手なのだが、まあ、仕方が無い。
9時過ぎにインサドンに出て、画家のシオンも誘って、例の飴売りの兄ちゃんホンヨンと待ち合わせてまたまた「楊貴妃」へ。当然ここではムックさんのギターで歌会始まる(^o^) ジュヨンさんは家が厳しいので、10時半に退席(;_;)
零時前に楊貴妃出て、路上のテーブルで一杯飲ろうと言ったのだが、何故かホンヨンは地下の団欒酒幕(カラオケラウンジ)にしけこんだ。Morris.はノレバン(カラオケボックス)は好きだが、どうもこの団欒酒幕は苦手である。料金が高いのもあるが、客が多いと自分の歌う番がなかなか回って来ないということもある。この店は他の客は2組くらいだったので、まあいいかと思ったのだが、結果的には最悪だった。
いちおうカラオケ機器があるのだが、隣にキーボードの「先生」がいて歌うときにカラオケといっしょに伴奏してくれることになっている。この「先生」がいまいちだった。イパクサの相棒のキムスイルさんも、こういった店で同じような仕事やってるのだが、比べるのは失礼なくらいに下手だし、態度がえらく横柄である。ムックさんとMorris.が一曲ずつ歌ったところまでは良かったのだが、その後が良くない。せっかくこういう店に来たのだから、それなりに盛り上げようと、Morris.なりに作戦をねって、次にオムジョンファの「チョデ 招待」をリクエストしてみんなを驚かせて、その後は一気にポンチャックディスコメドレーで踊りまくろうと思った。ところが、いっこうにリクエストが通らない。他の客は2組くらいだし、そんなにリクエストが混んでるわけでもないのに。さらに「先生」は休憩に入ってその間はカラオケ停止だと(>_<) ムックさんがキーボードで弾き語り始める。これはけっこう受けてたが、Morris.としては何だか面白くない。そして「先生」が戻ってきたのだが、まだMorris.のリクエストは通らない。店の女の子に文句言ったら「先生」に言ってくださいと言われる。いいかげんMorris.は切れてしまったよ。ええかげんにせえよ、と怒って、店を飛び出る。半分はポーズで、ムックさんか、ホンヨンがなだめにきてくれて、まあまあということで、事を納めるつもりだったのだが、どちらも来る気配なし(>_<) しかたないので、そのまま東山旅館に戻る。しかも、このとき、韓国歌謡の歌詞ファイルや玉子マラカスや歌本店に置き忘れてきてしまったらしい。最低!!である(>_<)
朝顔とハングル看板 |
ホボントースツ |
看板取り替え作業 |
漢字検定試験 |
清渓川広場噴水 |
赤い実が美しい |
チカラシバ |
赤のまんま(イヌタデ) |
古い石刻板も利用されている |
露草 |
大韓民国国花、ムグンファ |
シモツケはこの川に似合う |
ユッケジャン |
ファンハクトン(黄鶴洞)あたり |
その2 |
裏通りは中古レコード、電機街 |
向い岸から泥棒市場跡を望む |
骨董店の白猫 |
パゴダ公園の空 |
画家シオン君と |
似てるかな? |
仁寺洞文化発表広場の看板 |
トロット専門老サックス奏者 |
元祖 鶏一匹食堂 |
1階の模様 |
豪快に鶏を捌く |
このカルクッスが絶品 |
記念写真 |
スカイラウンジ入口 |
雰囲気のあるカップル(^^;) |
またも楊貴妃 |
記念写真 |
この後Morris.はプッツン(>_<) |
2006年9月20日(水)●博物館 食芸祭 夜の北村● |
9日目 |
7時半起床、シャワー,洗濯。
朝の散歩中にCITY-BANK見つけたので、キャッシュカード使えるかと思ったのだが、これは日本でしか使えないことが分かった。ちょっと残金が厳しいことになりそうだ。
今回のソウルでのお目当ての一つが、清渓川で、もう一つが昨年新しく開館した中央博物館だった。
地下鉄4号線でニ川駅下車。入口まで10分くらいかかった。いやあ、広大な敷地に大きな池まであって、全体が一つの自然公園みたいだ。本館は3階建てで、別館では特別展やってたが、螺鈿の宝物展みたいなのでパス。
本館の入場料は2,000ウォン。入ってすぐのロビーのドームをデジカメ床に置いて魚眼で撮影。ドームを見るとついこれをやる癖がある。建物自体は割りと平凡というか、最近の韓国の国鉄の大きな駅がたいていそうであるように、鉄骨とガラスで見通しよく作られているが、ちょっと味気ない気もする。もちろんMorris.は、旧朝鮮総督府のあのどっしりした洋館が大好きだったから、どうしても比べてしまう。
3階吹き抜けになって、そこにはキョンチョンサ(敬天寺)の十重石塔がたっている。これはパゴダ公園(今はタプコル公園)の円覚寺の石塔と良く似ている。石塔を形作る石板に、仏像の浮彫が施されている。パゴダ公園の石塔が不細工なガラスの檻に閉じ込められてすごく見づらくなってるだけに、この石塔は嬉しかった。
展示品目は、以前とそれほど変わってるわけではないのだが、やはり入れ物が変わると、新鮮な気分になるものだ。考古学的なものから、芸術的なものまで幅広く蒐集されてるから、じっくり見てたら一日でも足りないだろう。Morris.としては、仏像と陶磁器をメインにするつもり。ただ一つずっと以前中国コーナーにあった、宋代の木彫観音菩薩像が戻って来ていたらいいなと思ってた。もう10年以上お目見えできずにいる。しかし、今回もその姿は無かった。
嬉しいことに、この中央博物館も、三脚とフラッシュさえ使わねば、写真撮影OKになってた。最近の良い傾向だと思う。こうなると貧乏性のMorris.のはりきるまいことか。一挙に百枚くらいは撮ったと思う。
2階の瓦のコレクションが、充実していた。Morris.は瓦大好きである。このコレクションはある日本人の寄贈とのこと。これまたちょっと嬉しくなった。
石塔の前で記念写真撮ろうとしたら、光州から修学旅行に来たという眼鏡の3人娘に話し掛けられる。例によってユンジョンちゃんの写真見せたら大喜びしてくれた。当然一緒に記念写真撮って、しばらく一緒に観て回る。
もっと観たい気もしたのだが、3時にインサドンに行くことにしてたので、後ろ髪を引かれながら、博物館を出る。
国立中央博物館全景 |
本館前の池から |
本館ドーム真下から |
ハングル金属活字 |
可愛い仏様 |
落ち着いた表情の仏頭 |
実に神々しい |
魚模様の粉青沙器 その1 |
その2 |
その3 |
その4 |
その5 |
こちらは草花 |
蓋付の容器 |
白磁の角杯 |
こちらは須恵器 |
修学旅行生が多い |
見事な民画の屏風 |
これはきぬた |
瓦のコレクションも充実 |
お寺の名前だろう |
鬼瓦 |
こんな素朴なのも良い |
左から高句麗、百済、新羅、統一新羅 |
イヤリングはキッコリ |
吹き抜けに聳え立つ敬天寺石塔 |
光州の女子高生と |
地下鉄の車両に、派手にレトロなポスターがラッピングされてた。喜劇映画「チャルサラボセ 上手く暮らしてよ」のポスターで、町のあちこちで見かけて気になってたのだが、電車のそれはなかなか豪華だった。9月28日封切りということで観ることはできなさそうだ。
3時にインサドンに戻ったのは、ソウル初日に会ったイハンゴンさんから食芸祭のオープニングセレモニーの招待状もらってたからだ。大して期待もしなかったけど、せっかくだから顔出しておこうくらいの気持ちだったが、これが嬉しい誤算で、素晴らしいイベントだった。
正しくは「韓国骨董食品芸術展」で、韓国の伝統的ヤンニョンや、発酵食品などの伝承と育成を目的としたものらしい。ハンゴンさんは司会やってた。
圧巻は広場に設えられたテーブルの上に並べられている料理の数々。その種類の多さ以上に、美しさに圧倒されてしまった。これは後で招待客に振る舞われるとの事。嬉しいのだけどこんな綺麗に作ってあるのを壊すのはバチあたりみたいな気もするぞ。とにかく客が箸を付ける前に一通り撮影しなくては、またまたデジカメ撮りまくり(^^;)
そしていよいよ試食会の開始(^o^) 各自取り皿に山盛り状態である。Morris.はいちおう写真写り考えてレイアウトしたつもりだが、あまりセンスがよろしくなかったかな?隣のお姉さんの皿が美しかったのでそちらもバチリ。
飴売りのホンヨンも新しい彼女?連れてやって来た。昨日の夜のことを謝って、一緒に食べる。今朝車で運んできたらしい、江原道の特産「チョルヲン(たぶん鉄原だろう)」というマッコリも出て、すっかり良い気持ちになってしまった。
結局5時過ぎまで飲んで食ったことになる。
この映画は観たかったなあ |
食芸祭オープニングセレモニー |
毬栗とキムチ甕 |
これは酒器だろう |
美味そうな梅酒 |
これはちょっと凝りすぎ |
棗の中に野菜が |
落雁みたいだけど |
穀物で作ったクッキー |
中身は餅 |
カボチャのデザート |
小麦粉で作ったものらしい |
パジチョゴリ?? |
四色団子 |
おなじみのソンピョン(松餅) |
大根の葉っぱ |
唐辛子 |
ゼンマイ |
野菜の千切 |
唐辛子の葉 |
茄子の和え物 |
トドク(蔓人参) |
海苔の佃煮 |
招待客は食べ放題 |
Morris.の一皿め |
Morris.のニ皿め |
これは他人の皿 |
ホンヨンの新しい彼女?と |
こちらは宴会モード |
来賓のハルモニ |
変なアジョシ |
インサドンのチャンスン |
アトリエ ソウル |
インサドン下って、一旦宿に戻り、1時間ちょっと仮眠。
7時ごろからまたインサドン上って、夜の北村巡り。去年市立美術館の受付で「北村」紹介の本をもらい、初めて北村を訪れた。
「北村」というのは、慶福宮、昌徳宮、宋廟に挟まれた地帯で、李朝時代から、政府高官や役人の邸宅が多かった、いわば昔からの高級住宅地帯だが、日帝時代に分割され、現在の小住宅の街並みになったのは1930年代らしい。それも太平洋戦争、朝鮮戦争などで破壊されたり、傷んだりしていたが、ソウル市が梃入れして、昔の街並みを復元しようという運動を進め、今ではかなりそれらしい街並みを取り戻したようだ。
以上は前回のMorris.日記からの使いまわしである(^^;) 前回はその前の日にデジカメ壊れてしまったから、画像は一枚も無かった。今回は夜景を撮影するつもりである。
何しろ絵に描いたような町並みである。想像以上に夜の北村は素晴らしかった。どこの路地も撮影意欲をそそる。
途中「日韓交流まつり」のポスター見つける。23日大学路で開かれるらしい。これは見に行くことにしよう。
前回はもらった本に地図があってルートたどって歩いたのだが、同じ地図が看板になっていたのでデジカメに収めて、これを見ながら歩く。今日は西側のファドンを中心に回ることにした。坂を登って行ったら途中に素敵な屋上を見つけた。民家の屋上なのだが、散策者に解放されてるようだ。先客もいたが、彼らも家の人ではなさそうだ。広さは、Morris.のアパートの屋上と同じくらいで、実に夜景が美しい。三脚使ってスローシャッターで何枚も撮る。長寿が空っぽになってたのが残念だった。
また夜道を歩いて、別の屋上発見。こちらには、女子大生二人が何かを撮影してる。なんだろうと近寄ったら、ベンチに靴を置いて写してる。商品撮影なのかと聞いたら、単なる趣味だと(^^;) 彼女らもデジカメ持っていたが、ポラロイドも持っていて、Morris.といっしょに手持ちで撮ってくれたりもした。話が弾んで、カラオケに誘おうかとも思ったが、残金が厳しいので涙をのんで諦める。ちょっと残念。
10時過ぎに北村を後にする。
鍾路裏通りの「コヒャンクッパプ」という店で、2,500ウォンのクッパブがあったので入ってみる。えらく安いのにけっこう美味しかった。
12時半に宿にもどって、ムックさんと落ち合う。明日の夕方の便なので、朝のうちに京東市場に土産の買い物に行くらしい。時間が合えば一緒に行くことにした。
それにしても今日はデジカメフル回転だった。実はMorris.のデジカメは旅行前からちょっと不調傾向にあって、レンズのふたが半開き状態になることが頻繁だし、ここ数日は時々「E-18」というエラー表示が出たりしてる。ハードに使いすぎというのもあるのだが、何となく韓国旅行とMorris.のデジカメの相性は悪過ぎる気がする。
ともかく、最終日までもってくれることを祈りたい。
インサドンのコルモッキル |
同じく |
北村案内図 今日は赤ルート |
日韓交流祭のポスター |
どこを撮っても絵になる |
いいね、いいね |
どうにもとまらない |
昔風の駄菓子屋 |
階段も味がある |
そのままドラマに使えそう |
工事中の瓦の山 |
こういった韓屋が軒をつらねる |
素敵な屋上を見つけた |
夜景モードで一枚 |
スローシャッターだと良い感じである |
これもスローシャッター |
こちらは魚眼で |
真上から見たコルモッキル |
夜の向日葵 |
女子大生と記念写真 |
古い時代に来たみたいだ |
Morris.は韓国のコルモッキル(路地)が大好きで、やたらデジカメを撮り捲ってる。
昼間はともかく、夜になると例のあのオレンジ色の光が別世界を繰り広げる。ただ上の写真でも分かる通り、照明にはオレンジ系の他に青白い系統のものもあり、この両者があいまって独特の魅力を見せてくれる。
はっきり言ってアラを隠してくれるのが夜のコルモッキルの照明である。
ところでMorris.は出発前に、ネットの「今日から始めるデジカメ撮影術」で予習してきたのだがそこでよく触れてあったホワイトバランスのことを思い出した。Morris.のデジカメはいちおう7種類の設定がある。普段は何も考えずにオートで撮ってるわけだが、料理など撮る時は、必ずマニュアルで白い紙か皿を使ってその場のホワイトバランスを設定する癖がついた。
さてコルモッキルではどうだろう。テストしてみることにした。左の画像がいつも撮ってるオート設定である。場所は東山旅館近くのお気に入りのコルモッキル。
チェックのためサイズ縮小以外は加工無しである。
太陽光設定 |
くもり空設定 |
電球設定 |
白色蛍光灯設定 |
昼光色蛍光灯設定 |
マニュアルホワイトバランス |
始めから3番目までは微妙にちがっているけどオートと大差は無い。蛍光灯設定だと少しだけ赤みが軽減する。しかし、驚くのはマニュアルホワイトバランスで撮った画像である。たしかに元の壁の色に近いのだが、あのオレンジ色に酔ってたMorris.としては、これでは白けるしかない。やっぱりコルモッキルはオートで撮れば充分という、面白くも何ともない結論になってしまった。青白系統のライトでも試すべきかもしれないが、これ以上画像を増やしてはならないような気がしてきたので、次回に回そう(^^;)
2006年9月21日(木)●風流茶廊 女子高 蚤の市 ● |
10日目 |
7時起床。シャワー、洗濯。本当にMorris.は旅に出ると毎日のように洗濯してしまう(^^;)
9時にムックさんとバスで京東市場へ。コルモッキルなど冷かしてたら、市場の中を良さそうな雉トラが歩いてたのでデジカメに撮ろうとしたらそのまま市場の店の部屋の中まで入ってしまった。アジョシがいたので、猫撮らせてと頼んで部屋ごと撮影(^^;)
大通りの、大きな韓薬専門ビルに入る。地下には「韓薬博物館」があった。まあ、宣伝施設ではあるのだけど、いちおう色んな漢方薬が並んでいる。
ムックさんは午後5時頃のJALで帰国である。そのためには2時前には鍾閣からバスに乗るべきだから、あまり時間が無い。お土産の海苔とラーメン(安城湯麺)をダンボール一箱ずつ買ってる。かなりかさばるし、けっこう重さもある。大丈夫なのかと聞いたら、いつものことだと(^^;) Morris.は最近ほとんどお土産なんか買う習慣を無くしている。今回はさらに資金が切迫している(^^;)
それはともかく、買い物済ましてバスで鍾閣に戻り、一旦荷物置いて、ムックさん最後の昼食。これは何をおいてもMorris.が一番好きなインサドンのオルゲンイクッ(小さな緑の巻貝のスープ)専門店「風流茶廊」へ。Morris.の大好きな女主人もいて、去年の東京ノレチャラン見てくれてたらしい。ああ、いつ来てもこの店は良い。もちろんオルゲンイクッとトンドン酒頼む。3人で記念撮影もしてすっかり良い気分になったらもう1時である。すぐ東山旅館に戻り、ムックさんをバス停まで見送り。あと4,5日はソウルに残るMorris.は、ムックさんからミニギター借り受けることにした。ムックさんも荷物多いのでお互い良かったということにしておこう(^^;) このギターのおかげで、残りの日々をすごく楽しく過ごせた。ムックさんに感謝。
旅に出るとMorris.は洗濯魔に |
ミニギター借りることに(^^;) |
京東市場 |
市場とコルモッキルの間 |
ユンジョンちゃんポスター |
さっきと良く似てる |
この狭さがたまらない |
健康百貨店ビルヂング |
韓薬博物館 |
部屋中に逃げ込んだ雉トラ |
「風流茶廊」女主人と |
Morris.一押しのオルゲンイクッ |
今日の午後は、東大門運動場の泥棒市でも冷かそうと、バスに乗ったまでは良かったものの、寝過ごして目がさめたら、また京東市場である(^^;)
それはそれで良しとして、いつもと逆に北の方に上がっていく。ちょっとのどが渇いたのでシュポでアイススティック買う。アジュマが退屈そうにしてたので、店の椅子に座って、早速ムックさんから借りたミニギターで、韓国トロット2,3曲やったらえらく受けてしまった。途中別のアジョシが座ってソジュ飲み始める。Morris.も折角だから長寿を買ってまたしばらく歌会モード(^^;)。
残った長寿カバンに入れてさらに北上。角に女子高があって、運動場で大勢の二人三脚みたいなのやってたので見物する。授業というわけでも無さそうで、帰宅する生徒も多い。ここで、またまた例の写真帖見せて仲良くなり、記念写真。さらに3人の生徒に地下鉄まで送ってもらった。
地下鉄で東大門運動場まで戻り、運動場内の泥棒市で、最新トロットのCD2枚買う。平日の夕方ということもあってか、市場は何となくさびれた感じだった。
またチョンゲチョンを歩いたり休んだりして、結局南大門市場まで歩いてしまった。途中カムジャタンの美味しそうな店もあったが一人では食べきれない。以前鍾路にあった、一人前のカムジャタンの店は、無くなってしまったようだし(>_<)
南大門市場の食堂街で呼び込みにつられて、訳のわからないクッパみたいなのを食べたがいまいちだった。店の前のテーブルで飲み食いしてる客のところに流しのハラボジがやってきた。それほど上手くはないのだが、陽気で愛嬌があった。これは見習わなくては(^^;)
ライトアップされてる南大門前の芝生に座り込んで、長寿舐めながら、こそっとギター弾いてるうちに寝入ってしまい目が覚めたら1時だった(>_<)ので、よろよろと寄宿。
京東市場の北側 |
チョンファ女子産業高校 |
記念写真 |
記念写真2 |
仮設泥棒市場 |
カムジャタン、食べたかった(^^;) |
これも記念写真 |
南大門市場のアジュマ |
あまり特長の無い味 |
Morris.ではない |
ライトアップ南大門 |
ソウル駅地下午前1時14分 |
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