松尾のりひこは最上階 
松尾のりひこ 六甲山ホテル
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【まっちゃんのお気に入りアルバムコーナー】
 わたくし松尾のりひこがこれまでに聴き込んできたレコード,CDアルバムの中から、これこそは、と自信をもってお薦める逸品を紹介するコーナーです。
 
 
CHIE AYADO Only You
CHIE AYADO
ONLY YOU
R-9690100
最近ちょっとメジャーになりつつある「チーぼう」こと綾戸智絵のジャズアルバムです。ご存じの方も多いと思いますが、彼女はすごい小柄でキャシャなんですよ。 
それが、一度マイクを持つとまあなんとビッグダイナマイトへと変身するのです。 
バックをつとめるメンバーが又すごい。 
  GUITAR : 井上 智 (4月のジムホールとの共演が評判のいい私の高校からの友人) 
 PIANO  : JUNIOR MANCE(もう70歳4度目の新婚)  
 DRUMS  : AKIRA TANA(日系3世  唄ってます) 
  BASS   : CALVIN HILL(この人あまり知らない) 
皆、井上と一緒に NYでJAZZ MUSIC SCHOOL の教師やってます。毎年、秋頃来日して神戸 三宮「楽屋」で演奏します。 
スケジュールが合えば「チーぼう」も出演するはずです。もうのりのりで最高ですよ! 
ところで、このアルバムでのお気に入りは、ゴスペルシンガーの本領発揮でピアノ弾き語りの"His Eye Is On The Sparrow" あとは少しトリッキーな井上のギターを楽しんで下さい。 
 
"DJANGOLOGY" 
DJANGO REINHARDT with STEPHANE GRAPPELLY 
              BMGビクター BVCJ-7332
「ヨーロッパの格調と香気に満ちたジャンゴの世界」と銘打たれた名盤です。  
ご存じジャンゴ・ラインハルトのリーダーアルバム ですが、  
ヴァイオリンプレーヤーの端くれの私としては、  
もう完全にステファン・グラッペリのアルバムとして位置付けてます。  
昨年ステファン・グラッペリは亡くなられたんですが、  
1949年作という私が生まれる前にもうすでに  
こんな素晴らしい音楽を完成させていたんですねぇ。驚きです。  
で、少しでもステファン・グラッペリに近づきたい私は、  
友瀧ひこ とのユニット "ひこぶらざーず"で、  
このアルバムの2曲目「 LA MER 」をあつかましくも演奏しています。  
原子心母-ビンクフロイド 
PINK FLOYD  "ATOM HEART MOTHER"
EMI   CP32-5274
今回も古い古いアルバムから… 
トータルアルバムというより組曲です。LPではB面は、ほとんど聴きませんでした。どっちかというとROCKより現代音楽ですかね。 
ジャケットもええでしょ何かのんびりしてて。 

超重低音からホーンセクションでの幕開け馬の嘶き、銃弾の音、砲弾の中、バイクが走り抜け、第一テーマをホーンセクションが奏で、ヴィオラによる華麗な旋律と続き、そしてやっと これはROCKなんだ と思い出させる 
ギルモアのスライドギター全開で一部終了、そのまま第二部へ移り、女性コーラスの優しいメロディーから第三部ちょっとユニークでユーモラスな混声コーラスと続き… 
列車の響きをはさんで、いつか聞いた音楽 そう第一部の再現にて大組曲の完成となる。 
これがなんと1970年の作品なんです。今ならどうってことないんでしょうけどね。他人事ながら苦労したと思います。根底に流れている"愛"を感じて下さい。 
イライラした時にはお勧め、気分が落ち着きますよ。 

サンタナ キャラバンサライ
SANTANA "CARAVANSERAI"
COLUMBIA   CK31610
 
特に気に入ったアルバムはCDも買うというバカげたぜいたくをやってます。これもその1枚。  
高校時代からLPでいうところのA面ばかり聞いてました。  
うわー!古!25年以上前か でも、ええねんよこれは。  
あの”哀愁のヨーロッパ”なんぞよりずっとね。(なんちゅうか、コマーシャルじゃないとこが…)  
トータルアルバムになってて流れるような曲のつながりが本当 にくくって、「俺もいつかはこんなアルバムを」と何年も思い続けて今に至っております。  
夜の砂漠、虫の声で始まる印象的なイントロから、憂いを帯びたサックスで幕を開け、うねるような打楽器の音、音、音の洪水を浴びて、それこそむせび泣くようなギターを楽しんで下さい。  
忘れたころに入ってくるボーカルも又最高です  
"Everybody needs a helping hand." 
Tting/The Dream of Blue Turtle
Sting "The Dream of Blue Turtles"
A&M RECORDS,INC. D25Y3276
はえある1枚目は、やっぱりこれ  

 Sting の"The Dream of Blue Turtles" 
 
初めて聞いた時”なんとかっこええんやろ”と感じたのは今も同じ、JAZZ系のMUSICIANをうまく使ってとにかくかっこよく仕上げてます。 
 
  まあ はずれの曲はまずありませんが、そんな中でもミーハーの私としましては、"Russians","Moon Over Bourbon Street" がお勧めです。 
 

 
98/12/26甲南ハイボールにて
 
松尾のりひこへのファンレターはここに
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